JP5335107B2 - 減速機構付モータ - Google Patents

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Description

本発明は、アマチュア軸を回転自在に収容するヨークと、アマチュア軸の回転を減速する減速ギヤと、減速ギヤを回転自在に収容するギヤケースとを有する減速機構付モータに関する。
従来、自動車等の車両に搭載されるパワーウィンド装置等の駆動源には、小型でありながら大きな出力が得られる減速機構付モータが用いられている。この減速機構付モータとしては、アマチュア軸を回転自在に収容するヨークと、アマチュア軸の回転を減速する減速ギヤと、減速ギヤを回転自在に収容するギヤケースとを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。そして、アマチュア軸の回転は減速ギヤにより所定の速度にまで減速され、この減速されて高トルク化された出力がウィンドレギュレータ等の被駆動対象物に向けて出力されるようになっている。
特許文献1に記載されたギヤードモータ(減速機構付モータ)は、ウォームホイール(減速ギヤ)を回転自在に収容するギヤハウジング(ギヤケース)を備えており、ウォームホイールは、ギヤハウジングに設けられた円柱状の支持軸(支軸)に回転自在に支持されている。ウォームホイールには出力軸が一体回転可能に設けられた伝達プレートが装着され、ウォームホイールおよび伝達プレートは、スナップリング(止め輪)によって支持軸からの抜け止めがなされている。回転軸(アマチュア軸)の回転はウォームホイールに伝達されて出力軸に噛み合うウィンドレギュレータに出力され、これによりウィンドガラスが昇降するようになっている。
特開2006−320151号公報(図2)
しかしながら、上述の特許文献1に記載された減速機構付モータによれば、支持軸からのウォームホイールの抜け止め、つまりウォームホイールの支持軸の軸方向への移動規制にスナップリングを用いており、当該スナップリングに加えてワッシャが必要となるばかりか、支持軸の所定箇所にスナップリングを装着するための装着溝を成形する必要があった。したがって、比較的小さな部品であるスナップリングやワッシャの部品管理が煩雑となり、また、部品の成形工程が多く、これにより製造コストの上昇を招いていた。
本発明の目的は、機能性を損なうこと無く部品点数を削減し、製造コストの低減を図ることができる減速機構付モータを提供することにある。
本発明の減速機構付モータは、アマチュア軸を回転自在に収容するヨークと、前記アマチュア軸の回転を減速する減速ギヤと、前記減速ギヤを収容する減速ギヤ収容部と、前記減速ギヤ収容部の中心から突出し、前記減速ギヤを回転自在に支持する支軸とが形成され、前記ヨークと連結されるギヤケースと、前記減速ギヤと一体回転可能に組みつけられ、外周部に開閉部材を開閉駆動する駆動ケーブルを巻回するためのケーブル溝が形成されたドラムと、前記ギヤケースに組みつけるためのケース装着孔と、車体に取り付けるための取り付け脚部とを有し、前記ドラムを覆うように配置されるドラムカバーと、を有する減速機構付モータであって、前記ドラムカバーには支持凸部が設けられており、前記支軸の長手方向で前記減速ギヤと前記支持凸部との間に前記ドラムが支持されており、前記減速ギヤの前記支軸の長手方向への移動が、前記ドラムを介して前記支持凸部により規制されていることを特徴とする。
本発明の減速機構付モータは、前記ドラムカバーには、前記減速ギヤの前記支軸の長手方向への移動を前記減速ギヤに接触して規制する移動規制部が形成されたことを特徴とする。
本発明の減速機構付モータは、前記移動規制部を前記減速ギヤに向けて延びる円環状の突起状に形成し、前記移動規制部の内周を前記支軸と接触させ、前記移動規制部の先端部を前記減速ギヤに摺接させることを特徴とする。
本発明の減速機構付モータは、前記ドラムの内周部を、前記移動規制部の外周部に摺接させることを特徴とする。
本発明の減速機構付モータは、前記減速ギヤは前記アマチュア軸の回転を減速する大径部と、前記ドラムと係合する小径部とを有し、前記小径部における先端には前記支軸の軸方向に延びる肉盗み部が形成され、前記移動規制部の先端部が前記減速ギヤの前記肉盗み部よりも径方向内側に摺接されることを特徴とする。
本発明の減速機構付モータは、前記支軸には中空部が形成され、前記ドラムカバーの前記移動規制部が形成される面と反対の面から前記支軸の前記中空部を介して組みつけられる固定ネジにより、前記ドラムカバーと前記支軸とが固定されることを特徴とする。
本発明の減速機構付モータは、前記支持凸部が、前記支軸の周囲に環状に設けられていることを特徴とする。
本発明の減速機構付モータによれば、外周部に駆動ケーブルが巻回されるドラムを減速ギヤに一体回転可能に組みつけ、ドラムを覆うようギヤケースに組みつけられるドラムカバーを設け、ドラムカバーには支持凸部が設けられており、支軸の長手方向に対する減速ギヤの移動が、ドラムを介して支持凸部により規制されるので、従前の減速機構付モータで必要としていたスナップリング,ワッシャおよび装着溝を省略することができる。つまり、被駆動対象物側の部品であるドラムカバーを利用して減速ギヤの支軸からの抜け止めを行うので、機能性を損なうこと無く部品点数を削減することができる。よって、部品管理や成形工程を簡素化することができ、製造コストを低減することができる。
本発明の減速機構付モータによれば、ドラムカバーには、支軸の長手方向に対する減速ギヤの移動をその減速ギヤに接触して規制する移動規制部を形成するので、従前の減速機構付モータで必要としていたスナップリング,ワッシャおよび装着溝を省略することができる。
本発明の減速機構付モータによれば、移動規制部を減速ギヤに向けて延びる円環状の突起状に形成し、移動規制部の内周を支軸と接触させ、移動規制部の先端部を減速ギヤに摺接させるので、移動規制部と減速ギヤとの摺接面積を小さくすることができる。よって、減速ギヤの回転トルクの増加を抑えることができる。
本発明の減速機構付モータによれば、ドラムの内周部を、移動規制部の外周部に摺接させるので、ドラムの回転時における軸ズレを抑えることができる。よって、ドラムから発生する回転振動を抑制することができ、減速機構付モータの静音化を図ることができる。
本発明の減速機構付モータによれば、減速ギヤはアマチュア軸の回転を減速する大径部と、ドラムと係合する小径部とを有し、小径部における先端には支軸の軸方向に延びる肉盗み部が形成され、移動規制部の先端部が減速ギヤの肉盗み部よりも径方向内側に摺接されるので、減速ギヤの軽量化を図ることができるとともに、移動規制部と減速ギヤとの摺接面積をより小さくすることができる。
本発明の減速機構付モータによれば、支軸には中空部が形成され、ドラムカバーの移動規制部が形成される面と反対の面から支軸の中空部を介して組みつけられる固定ネジにより、ドラムカバーと支軸とが固定されるので、減速ギヤの支軸に対する軸方向へのがたつきを抑制することができる。よって、減速機構付モータをより静音化することができる。
本発明に係る減速機構付モータを搭載したパワーウィンド装置を示す概略図である。 図1の減速機構付モータの詳細構造を説明する部分断面図である。 図2のA−A線に沿う断面図である。 図3の破線円B部分を拡大して示す部分拡大図である。
以下、本発明の一実施の形態に係る減速機構付モータについて、図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明に係る減速機構付モータを搭載したパワーウィンド装置を示す概略図を、図2は図1の減速機構付モータの詳細構造を説明する部分断面図を、図3は図2のA−A線に沿う断面図を、図4は図3の破線円B部分を拡大して示す部分拡大図をそれぞれ表している。
図1に示すように、自動車等の車両の側面に設けられるサイドドア10には、ケーブル式のパワーウィンド装置11が搭載されており、パワーウィンド装置11は、サイドドア10のドア枠10aに設けられたウィンドガラス(開閉部材)12を昇降(開閉駆動)するようになっている。パワーウィンド装置11は、減速機構付モータとしてのパワーウィンドモータ20とウィンドレギュレータ60とを備えている。
パワーウィンドモータ20は、モータ部21とギヤ部22とを備えており、ギヤ部22には、外周部に駆動ケーブル13が巻回されるドラム23が設けられている。ウィンドレギュレータ60は、サイドドア10の上下方向、つまりウィンドガラス12の開閉方向に延びるガイドレール61を備えており、ガイドレール61の図中上側および下側には、駆動ケーブル13の移動方向を折り返す上側プーリ62および下側プーリ63がそれぞれ回転自在に設けられている。
ガイドレール61には、ウィンドガラス12の下端部を支持するキャリアプレート64が摺動自在に設けられており、キャリアプレート64には、各プーリ62,63によって折り返された駆動ケーブル13の一側端部13aと他側端部13bとが連結されている。
車室内に設けられる操作スイッチ(図示せず)を「開操作」することによって、パワーウィンドモータ20は正方向に回転駆動され、ドラム23が時計方向に回転するようになっている。これにより、図中破線矢印に示すように駆動ケーブル13の他側端部13bが引っ張られてキャリアプレート64がガイドレール61に沿って下降し、ひいてはウィンドガラス12が図中破線矢印の方向に移動して、ウィンドガラス12を開ける(OPEN操作する)ことができる。
一方、操作スイッチを「閉操作」することによって、パワーウィンドモータ20は逆方向に回転駆動され、ドラム23が反時計方向に回転するようになっている。これにより、図中実線矢印に示すように駆動ケーブル13の一側端部13aが引っ張られてキャリアプレート64がガイドレール61に沿って上昇し、ひいてはウィンドガラス12が図中実線矢印の方向に移動して、ウィンドガラス12を閉じる(CLOSE操作する)ことができる。
図2に示すように、パワーウィンドモータ20のモータ部21およびギヤ部22は、それぞれ複数の締結ネジ24(図示では2つのみを示す)によって接続されている。
モータ部21は、断面が略小判形状(詳細図示せず)に形成された有底状のヨーク25を備えており、サイドドア10の内部の幅狭空間(図示せず)への搭載性を向上させている。ヨーク25は、導電性を有する金属板を深絞り成形(プレス成形)することにより形成され、ヨーク25の内側には、断面が略円弧形状に形成された一対の永久磁石26がそれぞれ対向するよう設けられている。各永久磁石26により形成される磁路(図示せず)はヨーク25を通るようになっている。各永久磁石26の間には、所定の隙間を介してアマチュア27が回転自在に設けられており、アマチュア27にはコイル28が巻装されている。
アマチュア27の回転中心には、アマチュア軸29が貫通して固定されており、アマチュア軸29の一端側(図中右側)は、ヨーク25の底部に装着されたラジアル軸受30により回転自在に支持されている。アマチュア軸29の他端側(図中左側)は、ギヤ部22のギヤケース31の内部にまで延ばされており、ブラシホルダ32に設けられたラジアル軸受33により回転自在に支持されている。
アマチュア軸29のギヤ部22側でアマチュア27に近接する位置には、整流子34が一体に設けられている。整流子34は、導電性を有する複数の整流子片34aを円柱状に纏めて、これをモールド成形することにより形成されている。各整流子片34aにはコイル28の端部が電気的に接続されており、整流子34を介してコイル28に駆動電流を供給することでアマチュア27には電磁力が発生し、これによりアマチュア軸29が正方向または逆方向に回転するようになっている。
ヨーク25の開口側(図中左側)には、プラスチック等の樹脂材料よりなるブラシホルダ32が装着されている。ブラシホルダ32には、一対のブラシ35が径方向に移動自在に設けられており、各ブラシ35は、整流子34に駆動電流を供給するために、各スプリング36の弾性力によって整流子34に摺接するようになっている。
アマチュア軸29の他端側には、連結部材37を介してウォーム軸38が一体回転可能に連結されている。ウォーム軸38の外周にはウォーム38aが一体に設けられており、ウォーム38aには、減速ギヤとしてのウォームホイール39の歯部39aが噛み合わされている。ここで、ウォーム38aおよびウォームホイール39は減速機構を構成しており、ウォーム38aおよびウォームホイール39よりなる減速機構は、アマチュア軸29の回転を所定の速度にまで減速して高トルク化するとともに、高トルク化した回転をウォームホイール39から出力するようになっている。
ギヤケース31はヨーク25と連結され、図3に示すようにプラスチック等の樹脂材料により有底状に形成されている。ギヤケース31の内部にはウォーム収容部40が形成されており、ウォーム収容部40には、ウォーム軸38のウォーム38aが回転自在に収容されている。ウォーム軸38の両端側は、ウォーム収容部40に装着された一対のラジアル軸受41a,41b(図2参照)と摺接することで回転自在に支持されている。また、ウォーム軸38の他端側(図2中左側)は、同じくウォーム収容部40に装着されたスラスト軸受42(図2参照)により軸方向に支持されている。
ギヤケース31の内部には、ウォーム収容部40と連結してウォームホイール収容部(減速ギヤ収容部)43が形成されている。ウォームホイール収容部43には、ウォームホイール39が回転自在に収容されており、ウォームホイール39の歯部39aにはウォーム軸38のウォーム38aが噛み合わされている。これにより、ウォーム軸38の回転、つまりアマチュア軸29の回転がウォームホイール39に伝達されるようになっている。
ウォームホイール収容部43の底面部44の中心部分には、ウォームホイール収容部43の深さ寸法よりも長い長さ寸法に設定された支軸45が一体に設けられており、支軸45はウォームホイール39の軸方向に延びてギヤケース31の外部にまで突出されている。支軸45は、ギヤケース31の成形時において、ギヤケース31と同時に形成されるようになっている。支軸45は、底面部44側から大径円筒部45aおよび小径円筒部45bを有しており、各円筒部45a,45bは、ウォームホイール39に形成された貫通孔39bを軸支することでウォームホイール39を回転自在に支持するようになっている。
各円筒部45a,45bには、複数の中空部46a,46bおよび46cが設けられている。各中空部46a,46bおよび46cを設けることにより、ギヤケース31を軽量化し、これに加えてギヤケース31の成形後における各円筒部45a,45bの歪み(ヒケ)の発生を抑制するようにしている。
底面部44には、支軸45の突出方向と同じ方向に延びるよう環状の支持凸部47が設けられている。支持凸部47は、底面部44と対向してウォームホイール収容部43に収容されるウォームホイール39を摺動自在に支持するようになっており、支持凸部47には、パワーウィンドモータ20を組み立てる際に所定量の摺動グリス(図示せず)が塗布されるようになっている。これによりウォームホイール39のギヤケース31に対する円滑な摺動が可能となっている。
ウォームホイール39は、大径部48,中径部49および小径部50を有している。大径部48は支軸45の大径円筒部45aに支持されて、アマチュア軸29の回転を減速するようになっている。また、中径部49および小径部50は支軸45の小径円筒部45bに支持されている。支軸45における大径円筒部45aと小径円筒部45bとが切り替わる部分、すなわちウォームホイール39の中径部49の内径と支軸45の小径円筒部45bとの間には、ゴム材料よりなるOリング(シール部材)51が装着されている。Oリング51は、ウォームホイール39と支軸45との間を密封し、雨水等の異物がウォームホイール39と支軸45との間を介してギヤケース31内に進入するのを阻止している。
小径部50の外周部には、当該小径部50の軸方向に延びるよう複数の凹凸を有するセレーション部50aが一体に形成されている(図2参照)。セレーション部50aにはドラム23が装着され、セレーション部50aはドラム23の小径部50に対する空転を阻止するようになっている。これにより、ドラム23はウォームホイール39と一体回転可能となっている。
小径部50の先端には、支軸45の軸方向に延びるようにして肉盗み部50bが設けられており、この肉盗み部50bは、図2に示すように、ウォームホイール39の周方向に向けて略等間隔で6箇所設けられている。各肉盗み部50bは、ウォームホイール39の軽量化を図るとともに、小径部50に柔軟性を持たせて小径部50へのドラム23の密着強度(装着強度)を高めている。
中径部49の外周面には環状の環状シール52が装着されており、環状シール52は環状のベース部材53により支持されている。環状シール52は、ベース部材53をギヤケース31に嵌合することにより、ギヤケース31に装着されている。環状シール52の内周面には、中径部49の外周面に摺接するリップ部52aが設けられ、これによりウォームホイール39の回転抵抗の増加を抑えつつ十分なシール性を確保している。
ウォームホイール39の小径部50(セレーション部50a)と一体回転可能に係合して組みつけられたドラム23は、プラスチック等の樹脂材料により有底状に形成されたドラムカバー54によって覆われている。ドラムカバー54には、図2および図3に示すように3つのケース装着孔54aが一体に設けられており、各ケース装着孔54aには取付ボルト55がそれぞれ貫通するようになっている。ギヤケース31には、各ケース装着孔54aに対応するよう3つの装着ナット31aが取り付けられており、各装着ナット31aに各取付ボルト55をそれぞれネジ結合することでドラムカバー54をギヤケース31に組みつけている。
ドラムカバー54には、さらに3つの取り付け脚部54bが一体に設けられており、各取り付け脚部54bには固定ボルト56がそれぞれ貫通するようになっている。そして、固定ボルト56を、サイドドア10の内部に設けられたドアパネル10bのパネルナット10cにネジ結合することで、パワーウィンドモータ20をドアパネル10b、つまり車体に取り付けている。
ドラムカバー54には、ドラム23を回転自在に覆うドラム収容部57が形成されており、ドラム収容部57の略中心部分には、ウォームホイール39の移動規制部としての筒状部57aがギヤケース31の支軸45と同心の位置にウォームホイール39に向けて突起状に一体に設けられている。筒状部57aは円環状に形成されている。筒状部57aの径方向内側には、支軸45における小径円筒部45bの先端部(図中上側)が接触して嵌合されており、これにより、支軸45の軸ズレを抑制するようにしている。
筒状部57aの先端部(図中下側)は、ウォームホイール39の小径部50における各肉盗み部50bよりも径方向内側に当接するよう配置されており、筒状部57aの先端部には、ウォームホイール39の小径部50の先端部(図中上側)が摺接するようになっている。このように、筒状部57aの先端部を小径部50の各肉盗み部50bよりも径方向内側に配置することで、図4に示す接触部分CP1における摺接面積を小さくすることができ、筒状部57aによるウォームホイール39の回転抵抗の増加を最小限に抑えるようにしている。
筒状部57aの底部側にはボルト孔54cが設けられており、ボルト孔54cには、固定ボルト(固定ネジ)58が貫通するようになっている。そして、固定ボルト58を、ドラムカバー54の筒状部57aが形成される面と反対の面から小径円筒部45bの中空部46cにネジ結合することにより、ドラムカバー54と支軸45とを固定するようにしている。これにより、ウォームホイール39は、支軸45の大径円筒部45aと筒状部57aとの間に挟持されて筒状部57aにより支軸45の長手方向への移動が規制されている。
ここで、図4に示すように固定ボルト58の小径円筒部45bへのネジ込み量を調整することで、筒状部57aによる小径部50への押圧力Fを調整することができる。固定ボルト58による押圧力Fの大きさは、ウォームホイール39の回転抵抗を増加させること無く、かつウォームホイール39の軸方向へのがたつきを抑えられる程度に調整するようにする。
なお、ドラムカバー54を十分な強度を有する部材で形成した場合には、固定ボルト58を省略することもできる。つまり、固定ボルト58によらず筒状部57aのみでウォームホイール39を大径円筒部45aと筒状部57aとの間で挟持して、ウォームホイール39の軸方向への移動を規制することもできる。
また、図3に示すように、ドラムカバー54の筒状部57aの周囲には、筒状部57aの突出方向と同じ方向に延びるよう環状の支持凸部59が一体に設けられている。支持凸部59は、ウォームホイール39の中径部49との間でドラム23を支持するようになっている。したがって、支軸45の長手方向に対するウォームホイール39の移動が、ドラム23を介して環状の支持凸部59により規制される。なお、支持凸部59には、パワーウィンドモータ20を組み立てる際に、所定量の摺動グリス(図示せず)が塗布されるようになっている。これによりドラム23のドラムカバー54に対する円滑な摺動が可能となっている。
ドラム23は、プラスチック等の樹脂材料によって略円筒状に形成されており、その外周部には駆動ケーブル13が巻回されるケーブル溝23aが設けられている。ケーブル溝23aは、ドラム23の軸方向に沿って比較的短いピッチで螺旋状に形成されており、ケーブル溝23aには、パワーウィンドモータ20を組み立てた状態のもとで、駆動ケーブル13が複数回(例えば5回等)巻き付けられている。駆動ケーブル13の両端側は、ドラムカバー54に形成した一対の引き出し孔(図示せず)から各プーリ62,63(図1参照)に向けてそれぞれ引き出されるようになっている。
ドラム23の径方向内側には、セレーション部50aに装着されるセレーション装着部23bが形成されており、当該セレーション装着部23bのウォームホイール39側とは反対側には、ドラム23の径方向内側に向けて突出する環状突起23cが一体に設けられている。環状突起23cの径方向内側は、本発明におけるドラムの内周部を構成しており、図4の接触部分CP2に示すように筒状部57aの外周部に摺接するようになっている。なお、環状突起23cの径方向内側には、パワーウィンドモータ20を組み立てる際に、所定量の摺動グリス(図示せず)が塗布されるようになっている。これによりドラム23の筒状部57aに対する円滑な摺動が可能となっている。
次に、以上のように構成したパワーウィンドモータ20の作動について、図4に基づき詳細に説明する。
操作スイッチを操作してパワーウィンドモータ20を回転駆動すると、アマチュア27およびアマチュア軸29の回転に伴い、連結部材37を介してウォーム軸38が回転する。すると、ウォーム38aに噛み合うウォームホイール39が減速された状態で、回転軸Cを中心に回転し、これに伴いドラム23が高出力で矢印Rの方向(時計方向/反時計方向)に回転される。そして、ドラム23が駆動ケーブル13を巻き取ったり送り出したりすることでウィンドガラス12が昇降(開閉)する。
このとき、ウィンドガラス12の自重に起因する反力が、駆動ケーブル13を介してドラム23に伝達されるが、ドラム23の環状突起23cを筒状部57aの外周部に摺接させているので、当該ドラム23の軸ズレは抑制されている。また、パワーウィンドモータ20の運転時間が長時間となって、ウォームホイール39の支軸45の軸方向に対するがたつきが生じた場合には、固定ボルト58を増し締めするようにし、これによりウォームホイール39の支軸45の軸方向に対するがたつきを再度抑制することができる。固定ボルト58を増し締めすることで、簡単にウォームホイール39の支軸45の軸方向に対するがたつきを抑えられるので、他の部品(Oリング51等)の摩耗を抑制することができる。
以上詳述したように、本実施の形態に係るパワーウィンドモータ20によれば、外周部に駆動ケーブル13が巻回されるドラム23をウォームホイール39に一体回転可能に組みつけ、ドラム23を覆うようギヤケース31に組みつけられるドラムカバー54を設け、ドラムカバー54には環状の支持凸部59が設けられており、支軸45の長手方向に対するウォームホイール39の移動が、ドラム23を介して環状の支持凸部59により規制されるので、従前の減速機構付モータで必要としていたスナップリング,ワッシャおよび装着溝を省略することができる。また、ドラムカバー54には、支軸45の長手方向に対するウォームホイール39の移動をウォームホイール39に接触して規制する筒状部57aを形成したので、上記と同様の効果を得られる。つまり、パワーウィンドモータ20においては、通常ウィンドレギュレータ側の部品となるドラムカバー54を利用してウォームホイール39の支軸45からの抜け止めを行うので、機能性を損なうこと無く部品点数を削減することができる。よって、部品管理や成形工程を簡素化することができ、製造コストを低減することができる。
また、本実施の形態に係るパワーウィンドモータ20によれば、筒状部57aをウォームホイール39に向けて延びる円環状の突起状に形成し、筒状部57aの内周を支軸45と接触させ、筒状部57aの先端部をウォームホイール39の小径部50の先端部に摺接させたので、筒状部57aとウォームホイール39との摺接面積を小さくすることができる。よって、ウォームホイール39の回転トルクの増加を抑えることができる。
さらに、本実施の形態に係るパワーウィンドモータ20によれば、ドラム23の環状突起23cを、筒状部57aの外周部に摺接させたので、ドラム23の回転時における軸ズレを抑えることができる。よって、ドラム23から発生する回転振動を抑制することができ、パワーウィンドモータ20の静音化を図ることができる。
また、本実施の形態に係るパワーウィンドモータ20によれば、ウォームホイール39はアマチュア軸29の回転を減速する大径部48と、ドラム23と係合する小径部50とを有し、小径部50における先端には支軸45の軸方向に延びる肉盗み部50bが形成され、筒状部57aの先端部がウォームホイール39の肉盗み部50bよりも径方向内側に摺接するので、ウォームホイール39の軽量化を図ることができるとともに、筒状部57aと小径部50との摺接面積をより小さくすることができる。
さらに、本実施の形態に係るパワーウィンドモータ20によれば、支軸45には中空部46cが形成され、ドラムカバー54の筒状部57aが形成される面と反対の面から支軸45の中空部46cを介して組みつけられる固定ボルト58により、ドラムカバー54と支軸45とを固定したので、ウォームホイール39の支軸45に対する軸方向へのがたつきを抑制することができる。よって、パワーウィンドモータ20をより静音化することができる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、上記実施の形態においては、減速ギヤとしてのウォームホイール39を、大径部48,中径部49および小径部50を一体化して形成したものを示したが、本発明はこれに限らず、ウォームホイールを分割構造として相対回転可能な2つの部品から構成し、一方の部品にウォーム38aを噛み合うようにし、他方の部品にドラム23を一体回転可能に設け、各部品間にゴム等の弾性部材(ダンパ部材)を装着することもできる。この場合、ウォーム38a等のギヤ歯への衝撃荷重の入力を抑制することができるので、パワーウィンドモータ20のさらなる静音化が図れ、さらにはギヤ歯の欠け等を未然に防ぐことが可能となる。
また、上記実施の形態においては、本発明における移動規制部として、ドラムカバー54から突起状に延びる筒状部57aとしたものを示したが、本発明はこれに限らず、筒状部57aを廃止してドラムカバー54の底部に平坦状の移動規制部を設けることもできる。この場合、平坦状の移動規制部に摺接するようにウォームホイール39の小径部50をドラムカバー54の底部に向けて長い長さ寸法で突出させるようにすれば良い。
さらに、上記実施の形態においては、アマチュア軸29とウォーム軸38とを分割構造とし、両者を連結部材37により一体回転可能に連結したものを示したが、本発明はこれに限らず、アマチュア軸を長い長さ寸法に設定して、その先端側にウォームを一体成形するようにしても良い。つまりウォーム一体構造のアマチュア軸を用いることもできる。
また、上記実施の形態においては、減速機構付モータを、車両のウィンドガラス12を昇降させるパワーウィンド装置11のパワーウィンドモータ20に適用したものを示したが、本発明はこれに限らず、車両に搭載される電動サンルーフ装置やスライドドア装置等の駆動源にも適用することができる。
10 サイドドア
10a ドア枠
10b ドアパネル
10c パネルナット
11 パワーウィンド装置
12 ウィンドガラス(開閉部材)
13 駆動ケーブル
13a 一側端部
13b 他側端部
20 パワーウィンドモータ(減速機構付モータ)
21 モータ部
22 ギヤ部
23 ドラム
23a ケーブル溝
23b セレーション装着部
23c 環状突起(ドラムの内周部)
24 締結ネジ
25 ヨーク
26 永久磁石
27 アマチュア
28 コイル
29 アマチュア軸
30 ラジアル軸受
31 ギヤケース
31a 装着ナット
32 ブラシホルダ
33 ラジアル軸受
34 整流子
34a 整流子片
35 ブラシ
36 スプリング
37 連結部材
38 ウォーム軸
38a ウォーム
39 ウォームホイール(減速ギヤ)
39a 歯部
39b 貫通孔
40 ウォーム収容部
41a,41b ラジアル軸受
42 スラスト軸受
43 ウォームホイール収容部(減速ギヤ収容部)
44 底面部
45 支軸
45a 大径円筒部
45b 小径円筒部
46a〜46c 中空部
47 支持凸部
48 大径部
49 中径部
50 小径部
50a セレーション部
50b 肉盗み部
51 Oリング(シール部材)
52 環状シール
52a リップ部
53 ベース部材
54 ドラムカバー
54a ケース装着孔
54b 取り付け脚部
54c ボルト孔
55 取付ボルト
56 固定ボルト
57 ドラム収容部
57a 筒状部(移動規制部)
58 固定ボルト(固定ネジ)
59 支持凸部
60 ウィンドレギュレータ(被駆動対象物)
61 ガイドレール
62 上側プーリ
63 下側プーリ
64 キャリアプレート
CP1,CP2 接触部分
F 押圧力

Claims (7)

  1. アマチュア軸を回転自在に収容するヨークと、
    前記アマチュア軸の回転を減速する減速ギヤと、
    前記減速ギヤを収容する減速ギヤ収容部と、前記減速ギヤ収容部の中心から突出し、前記減速ギヤを回転自在に支持する支軸とが形成され、前記ヨークと連結されるギヤケースと、
    前記減速ギヤと一体回転可能に組みつけられ、外周部に開閉部材を開閉駆動する駆動ケーブルを巻回するためのケーブル溝が形成されたドラムと、
    前記ギヤケースに組みつけるためのケース装着孔と、車体に取り付けるための取り付け脚部とを有し、前記ドラムを覆うように配置されるドラムカバーと、
    を有する減速機構付モータであって、
    前記ドラムカバーには支持凸部が設けられており、
    前記支軸の長手方向で前記減速ギヤと前記支持凸部との間に前記ドラムが支持されており、
    前記減速ギヤの前記支軸の長手方向への移動が、前記ドラムを介して前記支持凸部により規制されていることを特徴とする減速機構付モータ。
  2. 請求項1記載の減速機構付モータにおいて、前記ドラムカバーには、前記減速ギヤが前記支軸の長手方向へ移動することを前記減速ギヤに接触して規制する移動規制部が形成されていることを特徴とする減速機構付モータ。
  3. 請求項2記載の減速機構付モータにおいて、前記移動規制部を前記減速ギヤに向けて延びる円環状の突起状に形成し、前記移動規制部の内周を前記支軸と接触させ、前記移動規制部の先端部を前記減速ギヤに摺接させることを特徴とする減速機構付モータ。
  4. 請求項3記載の減速機構付モータにおいて、前記ドラムの内周部を、前記移動規制部の外周部に摺接させることを特徴とする減速機構付モータ。
  5. 請求項3または4記載の減速機構付モータにおいて、前記減速ギヤは前記アマチュア軸の回転を減速する大径部と、前記ドラムと係合する小径部とを有し、前記小径部における先端には前記支軸の軸方向に延びる肉盗み部が形成され、前記移動規制部の先端部が前記減速ギヤの前記肉盗み部よりも径方向内側に摺接されることを特徴とする減速機構付モータ。
  6. 請求項2〜5のいずれか1項に記載の減速機構付モータにおいて、前記支軸には中空部が形成され、前記ドラムカバーの前記移動規制部が形成される面と反対の面から前記支軸の前記中空部を介して組みつけられる固定ネジにより、前記ドラムカバーと前記支軸とが固定されることを特徴とする減速機構付モータ。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の減速機構付モータにおいて、前記支持凸部は、前記支軸の周囲に環状に設けられていることを特徴とする減速機構付モータ。
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