JP5334399B2 - 断熱材、断熱シートおよび保温シート - Google Patents

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この発明は、断熱材、この断熱材を備えた断熱シートおよびこの断熱材を備えた保温シートに関する。
従来、複数のガラスの中空球からなる断熱材およびこの断熱材を一対の高分子樹脂フィルムで挟んで内部を真空にした断熱シートが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−225852号公報
しかしながら、このものの場合、ガラスの熱伝導率が高いので、ガラスの中空球の殻部において熱の伝達が行われ、引き続き、互いに接触したガラスの中空球間でも熱の伝達が行われてしまうので、断熱材の熱伝導率が高く、断熱シートの熱伝導率も高いという問題点があった。
この発明は、上述のような問題点を解決することを課題とするものであって、その目的は、隣接するガラスの中空球間の熱の伝達を低下させることで、熱伝導率を低下させることができる、断熱材、断熱シートおよび保温シートを提供するものである。
この発明に係る断熱材は、複数本の繊維糸と、隣接した前記繊維糸の間に設けられ、密閉された内部空間が形成された複数個のガラスの中空体とを備え、前記中空体は、前記繊維糸に接合されており、前記内部空間には、製造時の温度条件では気体であり、使用時の温度条件では液体となる物質が充填されており、隣接した前記繊維糸の間には、空間が形成されている。
また、この発明に係る断熱シートは、互いに面接合した接合部により複数個の密閉された断熱材個室が形成された一対の第1のシートと、真空の前記断熱材個室の内部に設けられた前記断熱材とを備えている。
また、この発明に係る保温シートは、互いに面接合することにより密閉された蓄熱材個室が形成された一対の第2のシートと、前記蓄熱材の内部に設けられた蓄熱材と、隣接した前記断熱材個室の間に前記蓄熱材個室を配置して、前記第2のシートに重ねて設けられた前記断熱シートとを備えている。
この発明に係る断熱材、断熱シートおよび保温シートによれば、隣接したガラス中空体間の熱の伝達を低下させることで、熱伝導率を低下させることができる。
以下、この発明の各実施の形態を図に基づいて説明するが、各図において、同一または相当の部材、部位については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係る断熱材1の拡大図である。
実施の形態1に係る断熱材1は、複数本の繊維糸2と、隣接した繊維糸2の間に設けられた複数個のガラスの中空体である中空球3とを備えている。
中空球3は、直径が50μm程度であり、グラスバブルズまたはシラスバルーン等の名称で広く知られている。
繊維糸2は、太さの直径が6μm程度のガラス繊維であり、25μm程度の間隔で中空球3に接合されている。
また、繊維糸2は隣接した複数の繊維糸2と絡まっており、隣接した繊維糸2間には、空間が形成されている。
また、隣接した複数の中空球3間にも空間が形成されているので、接触した中空球3間を直接伝達する熱量と比較して、隣接した中空球3間を伝達する熱量が低下する。
中空球3は、ガラス球を約1000℃程度になるまで加熱することで中空化し、高温の中空球3を使用時の数10℃まで冷却することで、中空球3の内部空間3aはおよそ30kPa程度に低圧化して製造される。
この断熱材1の熱伝導率を測定すると、およそ0.026W/mKであり、ガラスの中空球3のみからなる断熱材1の熱伝導率0.075W/mKと比較して、熱伝導率が低下していることがわかる。
以上説明したように、実施の形態1に係る断熱材1によると、複数本の繊維糸2と、隣接した繊維糸2の間に設けられた複数個のガラスの中空球3とを備えているので、隣接した中空球3間に空間が形成され、隣接する中空球3間の熱の伝達が低下し、断熱材1の熱伝導率を低下させることができる。
また、内部空間3aの圧力が絶対圧30kPa以下であるので、中空球3の内部の熱伝導率が低下し、断熱材1の熱伝導率を低下させることができる。
なお、上記実施の形態1では、繊維糸2としてガラス繊維を例に説明したが、勿論このものに限らず、例えば、ウレタン系、ポリエチレン系、ポリプロピレン系、ポリエステルまたはセルロース系の繊維であってもよい。
また、中空球3の内部空間3aに、製造時の温度条件では気体であり、使用時の温度条件では液体となる物質であるエタノール(沸点352K)を製造時に満たしてもよい。
このものの場合、使用時の温度条件である数10℃程度まで冷却すると、製造時の内部空間3aの気体のエタノールが液化して、中空球3の内部空間3aがさらに低圧化する。
その結果、内部空間3a内の空気による熱伝導がより低下し、断熱材1の熱伝導率をより低下させることができる。
また、内部空間3aに設ける物質として、エタノールに限らず、例えば、アセトン(沸点330K)またはヘキサン(沸点342K)など、製造時の温度条件では気体となり、使用時の温度条件では液体となる物質であればよい。
実施の形態2.
図2は実施の形態2に係る断熱シート4の断面図である。
実施の形態2に係る断熱シート4は、互いに面接合した接合部6aにより複数個の密閉された断熱材個室5が形成された一対の第1のシート6と、断熱材個室5の内部に設けられた実施の形態1に記載の断熱材1とを備えている。
第1のシート6は、金属薄膜シートに高分子樹脂シートが張り合わされ、厚みがおよそ100μm程度の可撓性のラミネートフィルムである。
断熱材個室5の内部は、真空であり、気圧がおよそ1kPa程度となっている。
断熱材個室5は第1のシート6の一方の面に突出して形成されており、断熱材個室5が突出した側の第1のシート6の表面には、断熱材7が全面に設けられている。
また、この断熱材7の反第1のシート6側には、断熱材7を覆う表面シート8が設けられている。
このように、断熱シート4の断熱材個室5の内部を真空にすることで、断熱材個室5の内部の空気による熱の伝達が低下し、断熱材個室5の熱伝導率が低下する。さらに、真空化することで繊維糸2自体が強度不足のために破断したり、また、繊維糸2に撓みが生じることなどによって繊維糸2間の空気層の体積が減少したりすることを、ガラスの中空球3が補強支持することによって防止される。特に、薄板形状の断熱材膜を複数積層する場合には効果的である。
その他の構成は、実施の形態1と同様である。
実施の形態2に係る断熱シート4によると、内部に断熱材1が設けられた断熱材個室5を真空にすることで、断熱材個室5の熱伝導率が低下し、その結果、断熱シート4の熱伝導率を低下させることができる。
また、断熱材個室5が個別に複数個設けられているので、例えば、1つの断熱材個室5が破損しても、他の断熱材個室5への影響を抑制することができる。
また、断熱材個室5の内部の圧力を絶対圧1kPa以下とすることで、断熱材個室5の熱伝導率を、1気圧のときの断熱材個室5の熱伝導率と比較して、およそ半減させることができる。
実施の形態3.
図3は実施の形態3に係る保温シート9の断面図である。
実施の形態3に係る保温シート9は、互いに面接合した接合部11aにより複数個の密閉された蓄熱材個室10が形成された一対の第2のシート11と、実施の形態2に記載の断熱材個室5の内部に断熱材1を有した一対の第1のシート6とを備えている。
第1のシート6と第2のシート11とは、隣接した断熱材個室5の間に蓄熱材個室10が凹凸嵌合するように配置されて重ねられている。
第2のシート11の蓄熱材個室10の内部には、蓄熱材12が設けられ、第2のシート11の反第1のシート6側には、断熱材13を挟んで表面シート14が設けられている。
断熱材個室5の内部は1kPa以下になるように真空に保たれており、第1のシート6の接合部6aは、断熱材個室5の真空を確保するために、およそ5mm程度設けられている。
この接合部6aを覆うようにして、蓄熱材個室10が配置されている。
蓄熱材12は、この保温シート9を適用する温度に応じたものを用いればよく、例えば、分子量の異なるエチレングリコールなどを使用する。
第2のシート11は、蓄熱材個室10の内部の真空度が要求されていないので、例えば、可撓性を有し肉厚が0.2mm程度のポリエチレンフィルムまたはポリプロピレンフィルムなどを利用することができる。
その他の構成は、実施の形態2と同様である。
実施の形態3に係る保温シート9によると、隣接する断熱材個室5の間に、内部に蓄熱材12が設けられた蓄熱材個室10が配置されるようにして、第1のシート6と第2のシート11とが重ねられているので、隣接する断熱材個室5の間の第1のシート6から伝達される熱を蓄熱材個室10に蓄えることができる。
また、隣接した断熱材個室5の間に蓄熱材個室10が凹凸嵌合しているので、隣接した断熱材個室5の間から伝達される熱を効果的に蓄熱材個室10に蓄熱することができる。
図4は実施の形態3に係る保温シート9の他の例を示す断面図である。
蓄熱材個室10の内部には、断熱性の気体である空気15が充填されている。
図4の蓄熱材個室10には、空気15が全体に充填されているが、蓄熱材個室10の中に、空気15だけでなく蓄熱材12も加え、さらに蓄熱材12と空気15との割合を変えることで、蓄熱材個室10の蓄熱量を調節することができる。
また、空気15が蓄熱材個室10に閉じ込められ、空気15の対流が抑制されるので、対流による熱の伝達も低下する。
なお、充填する気体は、空気15に限らず、断熱性の気体であればよい。
また、蓄熱材個室10の内部に実施の形態1に記載の中空球3または断熱材1を設けることで、さらに蓄熱材個室10の蓄熱量を調節することができる。
図5は実施の形態3に係る保温シート9のさらに他の例を示す断面図である。
蓄熱材個室10の厚みを薄くし、蓄熱材個室10の表面シート14側の面と表面シート14との間を広げて、表面シート14と蓄熱材個室10との間の断熱材13の厚みを厚くしている。
これにより、蓄熱材個室10に伝達された熱が表面シート14に伝達するのが低下する。その結果、保温シート9の保温性をより向上させることができる。
実施の形態4.
図6は実施の形態4に係る保温シート9の断面図である。
実施の形態4に係る保温シート9は、第1のシート6の接合部6aと蓄熱材個室10との間に、熱遮蔽部16が設けられ、この熱遮蔽部16には断熱性の気体である空気17が充填されている。
第1のシート6は、アルミを主原料とした金属薄膜シートに高分子樹脂シートが張り合わされ、厚みがおよそ100μm程度のラミネートフィルムである。このラミネートフィルムの熱伝導率は、約200W/mK程度であることから、第1のシート6を通じて伝導する熱量が大きい。実際、本願発明者は、第1のシート6による影響のない真空断熱では、厚み方向の熱伝導率が0.003W/mK程度であるのに対して、第1のシート6の表面を伝熱する影響によって、厚み方向の熱伝導率が約3倍程度まで上昇することを確認した。
そこで、接合部6aと蓄熱材個室10との間に熱遮蔽部16を設けることで、接合部6aから蓄熱材個室10への熱移動量を抑制するとともに、第1のシート6を伝導し、接合部11aに伝わる熱量を側面より蓄熱材個室10へ導くことで、放熱量を低減させる。
なお、熱遮蔽部16の厚さは、保温シート9に要求される蓄熱量に合わせて適宜変形してよい。
その他の構成は、実施の形態3と同様である。
実施の形態4に係る保温シート9によると、第1のシート6の接合部6aと蓄熱材個室10との間には、熱遮蔽部16が設けられ、この熱遮蔽部16には断熱性の気体である空気17が充填されているので、第1のシート6の接合部6aから蓄熱材個室10への熱の伝達が低下し、第1のシート6を伝導し、接合部11aに伝わる熱量を側面より蓄熱材個室10へ導くことで、第2のシート11の反第1のシート6側に熱が伝達するのを低下させることができる。
なお、隣接した蓄熱材個室10のそれぞれの厚みを異なるように形成することで、熱遮蔽部16に充填された空気17が第1のシート6の面方向に沿って対流することを抑制するので、この場合、例えば、起動停止が繰り返され、温度変化が頻繁に生じる機器や、異常時に温度維持が必要な機器に適用する場合などには、さらなる熱の有効利用を図ることができ、保温性能を向上させることができる。
図7は実施の形態4に係る保温シート9の他の例を示す断面図である。
断熱材個室5の厚みをH、蓄熱材個室10の厚みをhとすると、H>hとなるようにしている。
第1のシート6の接合部6aと蓄熱材個室10との間には、熱遮蔽部16が設けられ、熱遮蔽部16の内部には空気17が充填されている。
蓄熱材個室10の表面シート14側の面は、断熱材個室5の表面シート14側に突出した面よりも熱遮蔽部16側に配置されている。
断熱材13は、蓄熱材個室10の表面シート14側の面と、断熱材個室5の表面シート14側に突出した領域とを覆うようにして全面に設けられ、さらにこの断熱材13を表面シーと14が覆っている。
蓄熱材個室10の表面シート14側には、断熱材13が厚く設けられているので、蓄熱材個室10から断熱材13を介して表面シート14への熱の伝達が低下する。
その結果、保温シート9の保温性を向上させることができる。
図8は実施の形態4に係る保温シート9のさらに他の例を示す断面図である。
熱遮蔽部16の内部には断熱材13が設けられ、蓄熱材個室10の内部には蓄熱材12が設けられ、蓄熱材個室10と表面シート14との間には空気17が充填されている。
断熱材13により、蓄熱材12に伝達される熱量を低下させ、さらに、蓄熱材個室10と表面シート14との間には、空気17が充填されているので、蓄熱材12から表面シート14への熱の伝達を低下させることができる。また、第1のシート6を伝導し、空気17へ伝わる熱量を側面より蓄熱材個室10へ導くことで、第1のシート6と空気17との接触表面にまで伝わる熱量を低下させることができる。
その結果、保温シート9の保温性を向上させることができる。
なお、蓄熱材個室10と表面シート14との間は、空気17が充填される複数個の蓄空気個室に分けてもよい。この場合、保温シート9を変形しやすくなり、曲面を有した被保温物に対して、この保温シート9を貼り付けることができる。また、空気17の表面シート14の面方向に沿った対流を抑制することができ、保温シート9の保温性を向上させることができる。
実施の形態5.
図9は実施の形態5に係る断熱材1の断面図である。
実施の形態5に係る断熱材1は、複数本の繊維糸2と隣接した繊維糸2の間に設けられた複数個のガラスの中空球3とを有した断熱材膜18が30枚積層されて構成されている。
断熱材膜18の厚みは、100μmとなっている。
なお、断熱材膜18の積層された枚数は、この数に限らず、また、断熱材膜18の厚みは、この寸法に限らない。しかしながら、断熱材膜18の厚みは、適用する対象によって、50μm〜5mm程度が望ましい。
その他構成は、実施の形態1と同様である。
実施の形態5に係る断熱材1によれば、積層された断熱材膜18の間では、繊維糸2が切断されているので、繊維糸2を介した熱の伝導を低減させることができる。
また、積層された断熱材膜18の互いに接触する部分が点もしくはそれに近い形状となるので、熱抵抗が大きくなり、断熱材1の断熱性能が向上する。
実施の形態1に係る断熱材の拡大図である。 実施の形態2に係る断熱シートの断面図である。 実施の形態3に係る保温シートの断面図である。 実施の形態3に係る保温シートの他の例を示す断面図である。 実施の形態3に係る保温シートのさらに他の例を示す断面図である。 実施の形態4に係る保温シートの断面図である。 実施の形態4に係る保温シートの他の例を示す断面図である。 実施の形態4に係る保温シートのさらに他の例を示す断面図である。 実施の形態5に係る断熱材の断面図である。
符号の説明
1 断熱材、2 繊維糸、3 中空球、3a 内部空間、4 断熱シート、5 断熱材個室、6 第1のシート、6a 接合部、7 断熱材、8 表面シート、9 保温シート、10 蓄熱材個室、11 第2のシート、11a 接合部、12 蓄熱材、13 断熱材、14 表面シート、15 空気、16 熱遮蔽部、17 空気、18 断熱材膜。

Claims (10)

  1. 複数本の繊維糸と、
    隣接した前記繊維糸の間に設けられ、密閉された内部空間が形成された複数個のガラスの中空体とを備え、
    前記中空体は、前記繊維糸に接合されており、
    前記内部空間には、製造時の温度条件では気体であり、使用時の温度条件では液体となる物質が充填されており、
    隣接した前記繊維糸の間には、空間が形成されていることを特徴とする断熱材。
  2. 前記繊維糸と前記中空体とを有した断熱材膜が複数積層されて構成されたことを特徴とする請求項1に記載の断熱材。
  3. 前記内部空間の圧力が絶対圧30kPa以下であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の断熱材。
  4. 互いに面接合した接合部により複数個の密閉された断熱材個室が形成された一対の第1のシートと、
    真空の前記断熱材個室の内部に設けられた請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の断熱材とを備えたことを特徴とする断熱シート。
  5. 前記断熱材個室の内部の圧力が絶対圧1kPa以下であることを特徴とする請求項4に記載の断熱シート。
  6. 互いに面接合することにより密閉された蓄熱材個室が形成された一対の第2のシートと、
    前記蓄熱材個室の内部に設けられた蓄熱材と、
    隣接した前記断熱材個室の間に前記蓄熱材個室を配置して、前記第2のシートに重ねて設けられた請求項4または請求項5に記載の断熱シートとを備えたことを特徴とする保温シート。
  7. 前記蓄熱材個室の内部には、断熱性の気体が充填されていることを特徴とする請求項6に記載の保温シート。
  8. 前記気体は、空気であることを特徴とする請求項7に記載の保温シート。
  9. 前記断熱材個室および前記蓄熱材個室は、前記断熱材個室と前記蓄熱材個室とが互いに凹凸嵌合するように形成されていることを特徴とする請求項6ないし請求項8の何れか1項に記載の保温シート。
  10. 前記接合部と前記蓄熱材個室との間には、熱遮蔽部が設けられていることを特徴とする請求項6ないし請求項9の何れか1項に記載の保温シート。
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