JP5333993B2 - 印判 - Google Patents

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Description

本発明は、不使用時に印字面が他物に触れてインキを付着させるおそれのない新規なロール式の印判に関する。本発明において、「上方」、「上端」とは支持枠体側を指し、「下方」、「下端」とは印字面側を指す。
浸透印式ロール体を回転可能に軸支して、被捺印面上を転動することにより、ロール体表面の文字,図形,数字,記号等の図柄を転写するロール式の印判は既に開発されて知られている。
従前公知のロール式の印判の中には、不使用時に印字面が他物に触れてインキを付着させるおそれのないものとして、把持筒を押圧し、套脚の下端から印字面を露呈させることで、印字面を被捺印面に接触させつつロール体を転動させるものが知られている(特許文献1)。
実公昭55−38679号公報
特許文献1のロール式の印判は、確かに、不使用時に印字面が套脚内部に収納されるため、印字面が他物に触れてインキを付着させるおそれがないものであるが、印字面を露呈するためには、常に套脚の下端(滑面部)を被捺印面に接触させておく必要があるため、例えば、被捺印面の幅が極めて狭く滑面部が接触できない場合や、滑面部と接触する部分に凸凹がある場合等は、捺印するに際し不具合が生じていた。
上記の課題を解決するために完成された第1の発明の印判は、支持枠体と、
支持枠体に、その内方に向かって往復摺動自在に配設する押釦と、
両側に軸部を設け、表面に印字体を有したロール体と、
前記支持枠体に保持され、前記ロール体を常時上方へ付勢するバネ体と、
からなる印判であって、
前記軸部を前記押釦の軸受け部に回転可能に軸支し、
前記軸受け部のうち、前記軸部が当接する面を内側に向かって昇る傾斜面にすることで、前記ロール体を上下に往復動自在にしたことを特徴とする。
本発明は、不使用時に印字面が他物に触れてインキを付着させるおそれがない。
また、押釦を内方に向かって押圧することで、印字面を支持枠体の下端から露呈することができるため、被捺印面が狭い場合や、被捺印面の周りに凸凹がある場合であっても、何ら支障なく捺印ができる。
次に、本発明の実施形態を、図1〜図4に基づいて詳細に説明する。
ロール体1は、表面に印字体2を有する略円筒体で、内周面に設けた梁体12を介して軸部11を設ける。軸部11は、前記円筒体の中心軸上にあり、前記梁体12の両面から突設させる。これにより、軸部11は、ロール体1の両側に設けられることになる。
印字体2としては、原料ゴム、加硫剤、充填剤、軟化剤、着色剤、老化防止剤、その他の添加剤などから構成されるゴム印や、インキを吸蔵できる様にスポンジゴム等の無数の連続気孔を有した多孔性印材を用いることができる。印字体2の表面には、印字面21を設ける。印字面21を作製するには、ゴムを加硫する際に、印面を彫刻した金型で加圧・加熱して作製する方法や、シート状に成形したゴムシートを、彫刻機やレーザ加工機などで彫刻して作製する方法を用いることができる。
また、印字体2は、連続気泡を有する熱可塑性樹脂多孔質体である印材に、赤外線を吸収して発熱する物質により文字・図形等を描出した原稿を当接させ、前記原稿側から赤外線を照射することによって作製した印面や、熱可塑性樹脂の多孔質印材に発熱材微粉末を混在させ、原稿シートを使用し赤外線照射を行い作製した印面を用いることができる。この場合、赤外線による発熱によって、前記多孔質体の孔が溶融して塞がれることで、印字面21を作製することができる。
前記ロール体1には、前記印字体2を固定するものであるが、シート状の印字体2の端面同士を予め貼り合せて筒状にしてからロール体1に嵌め込む方法や、シート状の印字体2をロール体に巻き付けてから端面同士を貼り合わせたり、固定したりする方法が考えられる。
また、印字体2をその印字面21のみが上端開口より露呈した状態に嵌装保持した枠部13を、ロール体1の両周端面に配設してもよい。
印字体2には、インキを含浸するものであるが、インキを含浸する時期は、印字体2をロール体1に固定する前でも後でもよいものである。
ただ、ロール体1に固定した後にインキを含浸する方が、インキで他を汚染することが少なく、有用である。
ここで、含浸するインキとしては、水性、油性、染料系、顔料系、を適宜採用することができる。
支持枠体3は、左右一対で構成され、前記ロール体1を左右から挟持した状態で、互いに嵌着する。支持枠体3の下端面からは、印字面21が露呈される。図のように、支持枠体3の下端面に印字面21を保護するためのキャップ体6を被嵌してもよい。
支持枠体3の側面開口部31に、押釦5を配設する。押釦5は、略周縁に設けたフランジ部52によって、支持枠体に対して外側へ抜け止め状に配設する。前記フランジ部52の上端に切れ目を設けて、支持枠体3と係合することで、押釦5は、支持枠体3に対して回り止め状に配設される。
押釦5は、側面開口部31の内周面と当接し、支持枠体の内方に向かって往復摺動自在に配設する。
押釦5には、軸受け部51を内方に向かって突設する。軸受け部51に、前記軸部11を軸受けすることで、前記ロール体1は、前記支持枠体に対して回転可能に軸支される。
前記軸受け部51は、略縦長に配設され、軸部11と当接する面に傾斜面53を設ける。傾斜面53は、上方から下方に向かって拡がるように形成する。
前記支持枠体3の保持用突起32にバネ体4を嵌合保持する。バネ体4は板バネで、板バネの上端面と、軸部11の軸胴部14の下端面が当接し、軸胴部14は常時上方へ付勢される。軸胴部14は、ロール体1と一体構成のため、ロール体1は支持枠体3に対して上方に付勢される。
ここで、押釦5と側面開口部31との間に、外方へ付勢するように巻きバネ等の弾性体を介在させてもよい。このような構成とすると、前記バネ体4のみの場合と比較して、押釦5が外方に向かって戻り易くなり、軸部11と傾斜面53との摩擦による磨耗が軽減される。
また、前記支持枠体3に、軸部11を補助するための補助孔34を設けてもよい。補助孔34は、軸部11の上下動を妨げないように設けられ、軸部11が軸受け部51から不用意に脱落することがないように補助的に設けるものである。
以上の部材を組立てると、図4Aの断面図に示す構成となる。この状態を、印判に対して何ら外圧をかけていない状態として、以後、待機状態という。
この待機状態のとき、軸部11は、バネ体4の付勢力により、支持枠体3に対して上方に付勢される。そのため、支持枠体3に往復摺動自在に配設した押釦5は、前記フランジ部52と前記側面開口部31の端面とが係止するまで、前記傾斜面53を介して外方に押し出される。軸部11と一体構成の印字体2は、支持枠体3に対して上方に位置し、印字面21は、支持枠体3の下端部33より内方に位置する。
本発明の実施形態は以上のような構成であり、次にその作用を図4に基づいて詳細に説明する。
図4Aは、既述したように、本発明の待機状態を示す図であり、図4Bは、本発明の捺印状態を示す図である。
図4Aの状態で、左右の押釦5を互いに近づくように内方へ押圧する。すると、上方から下方に向かって拡がった傾斜面53が互いに内方に近づき、傾斜面53に当接する軸部11は、バネ体4の付勢力に抗うとともに、前記傾斜面53と摺接しながら、下方へ押し出される。軸部11が、傾斜面53の下端に到達し、左右の押釦5がこれ以上内方へ移動できない位置で、軸部11の下降は停止する。この位置が、捺印状態の位置(図4B)となる。そして、この位置のときに、印字面21は、支持枠体3の下端部33より露呈し、印字面21が被捺印面上を転動することにより、ロール体印字面の文字,図形,数字,記号等の図柄を転写することができる。
次に、図4Bの状態で左右の押釦5の押圧を解くと、軸部11は、バネ体4の付勢力(復帰力)により、上方へ押し上げられる。すると、軸部11は、傾斜面53の下端から上方に向かって摺接し、押釦5を左右へ押し出す。軸部11が、傾斜面53の上端に到達し、左右の押釦5がこれ以上外方へ移動できない位置で、軸部11の上昇は停止する。この位置が、既述の待機状態の位置(図4A)となる。
このとき、印字面21は、支持枠体3の下端部33より内方に位置するため、印字面21が他物に触れてインキを付着させるおそれがない。
以上、本発明を前記実施形態により説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
本発明の実施形態を示す正面図 本発明の実施形態を分解した状態を示す斜視図 図1のA−A断面図 本発明の使用方法を説明する図
1 ロール体
11 軸部
12 梁体
13 枠部
14 軸胴部
2 印字体
21 印字面
3 支持枠体
31 側面開口部
32 保持用突起
33 下端部
34 補助孔
4 バネ体
5 押釦
51 軸受け部
52 フランジ部
53 傾斜面

Claims (1)

  1. 支持枠体と、
    支持枠体に、その内方に向かって往復摺動自在に配設する押釦と、
    両側に軸部を設け、表面に印字体を有したロール体と、
    前記支持枠体に保持され、前記ロール体を常時上方へ付勢するバネ体と、
    からなる印判であって、
    前記軸部を前記押釦の軸受け部に回転可能に軸支し、
    前記軸受け部のうち、前記軸部が当接する面を内側に向かって昇る傾斜面にすることで、前記ロール体を上下に往復動自在にしたことを特徴とする印判。
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