JP5333166B2 - 非接触icカードリーダライタ装置、その受信制御装置 - Google Patents
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Description
また、リーダライタは、通常、不図示の上位装置(ホスト)との通信機能(有線)も有し、上位装置からの指示に応じて、非接触ICカードとの近距離無線通信を行う。
図10に示される非接触ICカードリーダライタ装置であるリーダライタ装置100は、RF送信制御部120と、アンテナ回路130と、RF受信制御部140と、送信データおよび受信データの遣り取りを制御する制御部110で構成される。
図11に、リーダライタ装置100とICカード200との通信距離(横軸)と通信成
功率(縦軸)との関係を示す。
上述した通り、ICカード200からリーダライタ装置100へのデータ送信は負荷変調方式で行われる。よって、RF送信制御部120は、変調部121による振幅変調は行わずにRF搬送波を送出し、これが図示のリーダライタ搬送波である。これに対して、ICカード側では、上記負荷変調SWをON/OFF制御することでデータ送信する。図示のICカード負荷変調SWが、このON/OFF制御の一例を示すものである。これより、アンテナ回路130で図示のリーダライタ受信波S1が検出されてRF受信制御部140に入力される。
ダライタ受信波S1において上記のような電圧変化が殆ど見られず、この為、検波・増幅部出力(復調信号)が例えば図示のように+方向または−方向の三角波のようになったり、振幅がほとんど無い状態となる。
フレーム内において上記選択判定に用いる領域(Preamble等)では、不安定ながらもエラー発生とはならない状態であるが、受信データとなる領域(Payload等のデータ部)においてビットエラー発生する状態である、等という場合も有り得る。よって、選択判定においては特に問題ないものとして選択されたが、結果的に、Payload等のデータ部に関する復号データが異常となり、通信エラーが発生する場合が有り得る。
でき、通信エラーの発生頻度を低減することができる。
図1は、本発明の実施形態に係るリーダライタシステムの構成を示す図である。これは、実施例1〜実施例4に共通の構成図である。
リーダライタ装置1、ICカード2は、上述した非接触ICカードリーダライタ装置、非接触ICカードであり、近距離無線通信によって相互にデータ送受信を行う。また、それ故に、上述したヌル点問題が発生し得る。
リーダライタ装置1は、制御部10、RF送信制御部20、アンテナ部30、RF受信制御部40を有する。また、RF送信制御部20−アンテナ部30間に、インダクタンス
素子L21を設けている。
アンテナ部30は、送受信を兼用しており、RF送信制御部20と共にRF受信制御部40が接続されており、RF送信制御部20から出力される上記振幅変調波または搬送波に応じた電磁波を、周辺空間上に送出するものである。また、ICカード2からのデータ受信の際には、ICカード200からの負荷変調信号を受信するものである。
また、本構成では、RF送信制御部20−アンテナ部30間に、インダクタンス素子L21を設けている。そして、RF受信制御部40は、アンテナ部30による受信信号をインピーダンスが異なる2点(インダクタンス素子L21の両端)から入力して、この2つの入力それぞれに対して検波・増幅・2値化して復調信号Q1,Q2を生成する。つまり、2系統の復調信号生成回路を有する。
すなわち図3に示すように通信パケットフォーマットは、少なくとも48ビット長の論理0のプリアンブル領域(Preamble)、2バイト長の同期符号領域(SYNC)、1バイト長のデータ長領域(Length)、最大254バイト長のペイロード領域(Payload)、及び巡回冗長検査領域(CRC)の各領域を持つように形成される。同期符号領域のデータは、固定値(本例では、B2_4D(hex))を使用するものとする。
図4に示す復号制御部45には、図1に示した2系統の復調信号生成回路により生成された2つの復調信号(復調信号Q1,復調信号Q2)、およびリーダライタ装置1の制御部10で使用する基準クロック(例えば13.56MHz)が入力される。
aとから成る受信系統Aと、復調信号Q2に応じて、受信クロック信号P2を生成する受信クロック生成部50bと受信開始位置等を検出するための同期符号検出部61bとから成る受信系統Bとの、2系統を備える。
受信系統切換え部63には、上記2系統の受信系統の両方からの入力がある。すなわち、上記受信系統Aからは、上記復調信号Q1と受信クロック信号P1、及び同期符号検出部61aの出力が、受信系統切換え部63に入力される。尚、同期符号検出部61aの出力は、受信系統選択判定部62にも入力される。
受信系統選択判定部62は、位相比較器52a、52bの出力、及び同期符号検出信号R1,R2を入力して、受信系統切換え部63に上記2系統からの入力の何れか一方を選択・出力させる為の選択信号を、生成する。そして、この選択信号を受信系統切換え部63に出力する。
この受信データは、上記データ長領域(Length)及びペイロード領域(Payload)を復号したものである。尚、巡回冗長検査領域(CRC)も復号して、これを用いてCRCチェック(復号誤りチェック)を行ったうえで、問題なければ上記受信データを出力するようにしてもよい。
まず、受信クロック生成部50は、ディジタルPLL回路にて構成され、復調信号(マンチェスタ符号化信号、212kbps)のレベル変化タイミングからビットレートの2倍の周波数(本例では424kHz)のパルス信号を生成し、復調信号1bit長の中で概ね1/4,3/4の位置で出力する(つまり、受信クロック信号Pを生成・出力する)。
以下、受信クロック生成部50内の各構成について説明する。
点検出信号を出力する。
図5に示されるように、受信クロック生成部50においては、復調信号Qとして212kbpsのマンチェスタ符号が入力されると、制御発振器53が、データレートの2倍にあたる概ね424kHzでカウントアップするように制御され、復調信号1bit長の中で1/4長,3/4長の位置で図示の受信クロック生成パルスが出力され、これが受信クロック信号Pとなる。
図6(a)は、復調信号QのDutyが概ね50%でノイズパルスも無く、正常に受信可能な場合の位相比較器52の出力の様子を示している。これに対して、図6(b)は、復調信号QのDuty歪みが大きく間欠的にノイズパルスも重畳されている状態(例えばヌル状態やそれに近い状態)での位相比較器52の出力の様子を示している。
一方、先頭部の検出に関しては、SYNCコードの1ビット目を検出するものであり、これは例えば1ビット目が‘1’であり、また上記の通りプリアンブル領域(Preamble)は全て‘0’であるので、上記復調信号Qのサンプリング結果として得られるデータ値が
例えば‘0001(16進)’となったときに、先頭部の検出信号を出力する(例えば、1パルス出力する)。
信系統の選択切換えは、同期符号領域(SYNC)の最後尾検出のタイミングとし、選択された受信系統の通信パケットのデータ長領域(Length)、ペイロード領域(Payload)、および巡回冗長検査領域(CRC)を出力する。
上記説明における受信系統選択判定部62における受信系統の判定処理は、上記の通り、実施例1の処理である。これは、上記の通り、2系統の位相差データそれぞれについて判定閾値を越えた回数をカウントし、カウント値が小さい方の受信系統を選択するものである。
図7(a)、図7(b)において、横軸は時間軸であり、縦軸は位相差データの積算値を示す。これは、同期符号領域(SYNC)における位相差データの積算値であり、時間経過と共に、同期符号領域の先頭から最後尾までの位相差データを順次積算していくことで、当然、積算値は増大していく(上記の通り、絶対値であるので)。
である。また、尚、図7には“受信系統切換え判定閾値”を示しているが、これは後述する実施例4で用いるものであり、本実施例2では関係のないものである。
また、積算期間に関しても、同期符号検出部61からの2バイトの同期符号領域(SYNC)の先頭部、および最後尾のタイミング情報を受けて、その間の積算処理を行う。
但し、この処理は、ソフトウェアによって行ってよいが、この処理を実現する専用ハードウェアにより実現してもよい。この専用ハードウェアは、既存の構成要素を用いて容易に実現できるので、特に図示・説明はしない。尚、実施例2に限らず、実施例1,3,4に関しても、受信系統選択判定部62は、専用ハードウェアにより実現してもよい。例えば実施例1の場合、既に述べたように、位相差データを判定閾値と比較するコンパレータと当該コンパレータ出力に基づいて閾値を越えた回数をカウントするカウンタとを2つの系統に応じてそれぞれ設けて、更にこれら2つのカウンタによる最終的なカウント値を大小比較するコンパレータ等を設けることにより実現できる。
図8に示す処理例では、まず、各同期符号検出部61a、61bからの出力に基づいて、受信系統A,Bのいずれか一方のみ同期符号領域(SYNC)の先頭部を検出したのか(どちらの受信系統が検出したのか)、または受信系統A,Bの両方とも同期符号領域(SYNC)の先頭部を検出したのかを判定し、この判定結果に応じて処理を分岐させる(ステップS11)。
同期符号検出部61a,61bによる同期符号領域(SYNC)の検出信号が入力している。すなわち、各受信系統の受信パケットにおける上記2バイト長の同期符号領域(SYNC)の先頭部および最後尾のタイミングの検出信号が入力している。上記ステップS11や後述するステップS17の判定は、この検出信号によって行う。
このように本実施例2の受信選択制御処理は、任意のパケットを受信する毎に、積算処理の開始/終了タイミングとして用いる同期符号領域の先頭部、最後尾のタイミング情報を受けて、同期符号領域(SYNC)における位相差の積算結果を比較することで受信系統の選択・切換え制御を行う。
実施例3も、上記実施例2と同様に、受信系統選択判定部62における受信系統の判定処理に関しては実施例1と異なるが、それ以外は実施例1と略同様であってよい。
実施例4も、上記実施例2、3と同様に、受信系統選択判定部62における受信系統の判定処理に関しては実施例1と異なるが、それ以外は実施例1と略同様であってよい。
図9に示す処理例では、リセット解除後、まず、予め決められている受信系統を選択する(ステップS21)。本例では受信系統Aを選択するものとするが受信系統Bを選択するものであってよい(開発者等が予めどちらか一方に決めて設定しておく)。
その後、任意のパケットを受信したら、上記ステップS11と略同様に、受信系統A,Bそれぞれの同期符号検出部61a,61bの検出信号に基づいて、受信系統Aにおいて受信パケットの同期符号領域(SYNC)の先頭部を検出したか否かを判定する(ステップS22)。これは、受信系統Aのみ先頭部を検出した場合に限らず、受信系統A,Bの両方とも先頭部を検出した場合でも、ステップS22の判定はYESとなり、ステップS23へ移行することになる。
この場合は、まず、上記ステップS15,S16と同様の処理を行う。但し、処理対象は受信系統Aのみである。すなわち、受信系統Aについて上述した位相差データ積算処理を行う(ステップS23)。すなわち、位相比較器52aから出力される位相差データ(逐一述べないが、上記の通り“絶対値”である)を積算していく。上記実施例2と同様に、この位相差データ積算処理は、ステップS24において上記同期符号領域(SYNC)の最後尾を検出したと判定するまで、すなわちステップS24がYESとなるまで、続行する。つまり、ステップS24で同期符号領域(SYNC)の最後尾を未だ検出していないと判定された場合には(ステップS24,NO)、ステップS23に戻って位相差データ積算処理を続行する。ステップS24の判定がYESとなるまでこのループを繰り返す。
、例えば、受信系統A,Bの両方で同期符号領域を正常に検出でき、更に位相差データの積算結果が受信系統Bの方が少ない場合であっても(つまり、受信系統Bの復調信号Qの方が良好な状態であったとしても)、ステップS25の判定がNOとならない限りは、受信系統Aが選択されることになる。
へと切り替える。
以上説明したように、本例の非接触ICカードリーダライタ装置1、そのRF受信制御部40等によれば、受信特性が異なる2つの復調回路を有し、2系統の復調信号の何れか一方を選択して復号(受信データ生成)する。そして、同期符号領域(SYNC)の先頭部/最後尾の検出の有無や、同期符号領域(SYNC)における位相差データの状態に基づいて、良好な受信状態の受信系統を選択することができ、どちらか一方の受信系統がヌル状態であったとしても、他方の正常な状態の受信系統の復調信号を用いて受信データ生成することができ、通信エラーの発生頻度を低減することができる。特に、位相差データに基づいて、上記のように閾値判定や相互の大小判定を行うことで、2つの復調信号からDuty歪みやノイズ成分の少ない方を選択して復号処理を行うことが可能となり、通信エラーの発生頻度を低減する効果が高いものとなる。
2 ICカード
10 制御部
20 RF送信制御部
21 変換部
22 キャリア発振器
23 増幅部
30 アンテナ部
40 RF受信制御部
41、42 復調処理部
43、44 2値化部
45 復号制御部
50(50a,50b) 受信クロック生成部
51(51a,51b) レベル変化検出部
52(52a,52b) 位相比較器
53(53a,53b) 制御発振器
54(54a,54b) クロック生成部
61(61a,61b) 同期符号検出部
62 受信系統選択判定部
63 受信系統切換え部
64 データ復号部
Claims (9)
- 受信特性が異なる2つの復調回路と、任意のパケットを受信する毎に該2つの復調回路が生成・出力する2系統の復調信号を入力して復号データを生成・出力する復号制御部とを有し、
前記復号制御部は、
前記2系統それぞれに対応して設けられ、何れか一方の復調信号を入力して受信クロックを生成・出力する、レベル変化検出部と位相比較器と制御発振器を有する受信クロック生成手段と、
前記2系統の復調信号を両方入力して、選択判定手段からの選択指示に応じて何れか一方の系統の復調信号を選択・出力する切換え制御手段と、
該切換え制御手段から出力された復調信号に基づいて復号データを生成・出力するデータ復号手段と、
前記クロック生成手段に含まれる前記位相比較器の出力である位相差データに基づいて、前記2系統の何れか一方を選択する判定を行い、該選択判定結果を前記選択指示として前記切換え制御手段へ出力する前記選択判定手段と、
を有することを特徴とする非接触ICカードリーダライタ装置における受信制御装置。 - 前記2系統それぞれに対応して設けられ、何れか一方の復調信号と前記受信クロックとを入力して、前記パケットにおける同期符号領域の先頭と最後尾を検出・出力する2つの同期符号領域検出手段を更に有し、
前記選択判定手段は、前記同期符号領域の先頭、最後尾の検出出力に基づいて、更に前記同期符号領域における前記位相差データに基づいて、前記選択判定を行うことを特徴とする請求項1記載の非接触ICカードリーダライタ装置における受信制御装置。 - 前記選択判定手段は、前記2系統の何れか一方の系統のみから前記同期符号領域の先頭及び最後尾の検出出力があった場合には、無条件で、該検出出力のあった系統を選択する判定を行うことを特徴とする請求項2記載の非接触ICカードリーダライタ装置における受信制御装置。
- 前記選択判定手段は、前記2系統それぞれに関して前記位相差データと予め設定される所定の第1閾値とに基づいて位相差が第1閾値を越えた回数をカウントし、該2つのカウント値を比較して値が小さい方の系統を選択することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の非接触ICカードリーダライタ装置における受信制御装置。
- 前記選択判定手段は、前記2系統それぞれに関して前記位相差データの絶対値の積算値を求め、該2つの積算値を比較して値が小さい方の系統を選択することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の非接触ICカードリーダライタ装置における受信制御装置。
- 前記位相差データを保持しておき、前回のパケット受信時の位相差データと今回の受信パケットに関する位相差データとの差分を求め、前記位相差データの代わりに該差分値を用いて前記第1閾値との比較または前記積算値の算出を行うことを特徴とする請求項4または5記載の非接触ICカードリーダライタ装置における受信制御装置。
- 前記位相差データの積算値を保持しておき、過去のパケット受信時の位相差データ積算値と今回の受信パケットに関する位相差データ積算値との合算値を求め、前記2つの積算値比較の代わりに該2つの合算値を比較して、値が小さい方の系統を選択することを特徴とする請求項5記載の非接触ICカードリーダライタ装置における受信制御装置。
- 前記選択判定手段は、前記2系統のうち現在選択している系統に関して前記位相差デー
タの積算値を求め、該積算値が予め設定される所定の第2閾値以下の場合には現在の系統選択状態を維持し、該積算値が前記第2閾値を越える場合には、現在選択していない系統を選択することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の非接触ICカードリーダライタ装置における受信制御装置。 - 送信制御部とアンテナ部と受信制御部とを有するリーダライタ装置であって、
前記受信制御部は、前記アンテナ部による受信信号をインピーダンスが異なる2点から入力する2つの復調回路と、該2つの復調回路がそれぞれ生成・出力する2系統の復調信号を入力して復号データを生成・出力する復号制御部とを有し、
前記復号制御部は、
前記2系統それぞれに対応して設けられ、何れか一方の復調信号を入力して受信クロックを生成・出力する受信クロック生成手段と、
前記2系統それぞれに対応して設けられ、何れか一方の復調信号と前記受信クロックとを入力して、前記パケットにおける同期符号領域の先頭と最後尾を検出・出力する2つの同期符号領域検出手段と、
前記2系統の復調信号を両方入力して、選択判定手段からの選択指示に応じて何れか一方の系統の復調信号を選択・出力する切換え制御手段と、
該切換え制御手段から出力された復調信号に基づいて復号データを生成・出力するデータ復号手段と、
前記2つの同期符号領域検出手段からの前記同期符号領域の先頭、最後尾の検出出力と、前記クロック生成手段に含まれる位相比較器の出力である位相差データとに基づいて、前記2系統の何れか一方を選択する判定を行い、該判定結果を前記選択指示として前記切換え制御手段へ出力する前記選択判定手段と、
を有することを特徴とする非接触ICカードリーダライタ装置。
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