JP5333153B2 - 無接触給電設備 - Google Patents
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・移動体が天井部を走行する設備では、作業者は非常停止スイッチを操作することが困難である。
図1は、本発明の実施の形態における無接触給電設備を備えた物品搬送設備の走行経路図、図2は物品搬送設備の同要部構成図である。
図3に示すように、電源盤31内に、第1コンデンサ32と、第2コンデンサ33と、電源装置34と、3つの主接点(電源開閉用のa接点)を有し、補助接点して1つのa接点を有する電磁開閉器(ブレーカ;BK)35と、2つのa接点と1つのb接点を有する電磁接触器(MC)36が設けられている。また電源盤31の前面には、1つのa接点と1つのb接点を有するモーメンタリータイプの電源スイッチ38と、1つのa接点を有するモーメンタリータイプの復帰スイッチ39が設けられている。
上記搬送台車13には、受電ユニット51とインバータ52が設けられ、受電コイル30に受電ユニット51が接続され、この受電ユニット51にインバータ52を介して走行用モータ25が接続されている。
「通常時」
通常時は、復帰スイッチ39の押し操作により、上記非常停止回路40によって、電磁接触器36の操作コイル36Aが励磁され、電磁接触器36のb接点は開動作しており、第2コンデンサ33は第1コンデンサ32に接続されていない状態とされている。また電源スイッチ38の「入」操作により、電源入切回路43によって電磁開閉器35の操作コイル35Aが励磁されて給電ライン42が接続され、商用電源41から電源装置34へ給電され、電源装置34より、誘導線路29と第1コンデンサ32からなる誘導回路の共振周波数の電流(共振電流)が誘導線路29へ供給されている。
作業者は、搬送台車13を非常停止させる際に、非常停止スイッチ18を押し操作する。すると、上述したように、第1コンデンサ32に第2コンデンサ33が並列に接続され、続いて電磁開閉器35の主接点により給電ライン42は遮断され、電源装置34から誘導線路29への給電が遮断される。
*他の実施の形態
上記本実施の形態では、図6(a)に示すように、第1コンデンサ32に新たに第2コンデンサ33を並列接続することにより、誘導線路29と第1コンデンサ32からなる誘導回路のインピーダンスを変更しているが、誘導線路29と第1コンデンサ32からなる回路のインピーダンスの変更は、後述する手法にてキャパシタンスやインダクタンスを変えることにより行うことができる。このとき、非常停止スイッチ18が操作された場合、または直流の制御電源が喪失した場合、電磁開閉器35の操作コイル35Aは無励磁となること、すなわちa接点は開動作、b接点は閉動作とすることを前提としている。
通常、第1コンデンサ32に、電磁接触器36のa接点(閉動作)により第2コンデンサ33を並列接続しておき、非常停止時は、a接点を開動作し、第2コンデンサ33の接続を外すことで、誘導回路のインピーダンスを変更している。このとき、第1コンデンサ32と第2コンデンサ33と誘導線路29により、所定周波数での共振回路が形成される。
通常、電磁接触器36のa接点(閉動作)により第2コンデンサ33を短絡しておき、非常停止時は、a接点を開動作し、第2コンデンサ33を第1コンデンサ32に直列に接続することで、誘導回路のインピーダンスを変更している。
通常、第1コンデンサ32に電磁接触器36のb接点(開動作)により第2コンデンサ33を直列接続しておき、非常停止時は、b接点を閉動作し、第2コンデンサ33を短絡することで、誘導回路のインピーダンスを変更している。このとき、第1コンデンサ32と第2コンデンサ33と誘導線路29により、所定周波数での共振回路が形成される。
通常、電磁接触器36のb接点(開動作)により第1コンデンサ32を誘導線路29に接続しておき、非常停止時は、b接点を閉動作し、第1コンデンサ32を短絡することで、誘導回路のインピーダンスを変更している。
通常、電磁接触器36のa接点(閉動作)により第1コンデンサ32を誘導線路29に接続しておき、非常停止時は、a接点を開動作し、第1コンデンサ32を外すことで、誘導回路のインピーダンスを変更している。
通常、電磁接触器36のa接点(閉動作)により補助インダクタ57の両端を短絡しておき、非常停止時は、a接点を開動作し、誘導線路29に補助インダクタ57を直列接続することで、誘導回路のインピーダンスを変更している。
通常、電磁接触器36のb接点(開動作)により誘導線路29に補助インダクタ57を直列接続しておき、非常停止時は、b接点を閉動作し、誘導線路29から補助インダクタ57を外すことで、誘導回路のインピーダンスを変更している。このとき、第1コンデンサ32と補助インダクタ57と誘導線路29により、所定周波数での共振回路が形成される。
通常、電磁接触器36のb接点(開動作)により補助インダクタ57を外しておき、非常停止時は、b接点を閉動作し、誘導線路29に補助インダクタ57を並列接続することで、誘導回路のインピーダンスを変更している。
通常、電磁接触器36のa接点(閉動作)により補助インダクタ57を誘導線路29に並列接続しておき、非常停止時は、a接点を開動作し、誘導線路29から補助インダクタ57を外すことで、誘導回路のインピーダンスを変更している。このとき、第1コンデンサ32と補助インダクタ57と誘導線路29により、所定周波数での共振回路が形成される。
13 搬送台車
14 搬送経路
17 安全柵
18 非常停止スイッチ
21 車体
25 走行用モータ
29 誘導線路
30 受電コイル
31 電源盤
32 第1コンデンサ
33 第2コンデンサ
34 電源装置
35,59 電磁開閉器
36 電磁接触器
38 電源スイッチ
39 復帰スイッチ
40 非常停止回路
41 商用電源
42 給電ライン
43 電源入切回路
51 受電ユニット
52 インバータ
57 補助インダクタ
Claims (4)
- 移動体の移動経路に沿って誘導線路を敷設し、前記誘導線路に、この誘導線路と所定周波数で共振する共振回路を形成するコンデンサを接続し、前記誘導線路とコンデンサからなる回路へ電流を供給する電源装置と、
前記移動体を非常停止する際に操作される非常停止スイッチと、
を備え、
前記移動体に、前記誘導線路に対向する受電コイルと、この受電コイルと前記誘導線路の所定周波数で共振する共振回路を形成するコンデンサとを設け、
前記電源装置に給電ラインが接続しているとき、前記誘導線路より前記受電コイルに無接触で誘導される起電力により移動体を移動させるモータヘ給電し、前記非常停止スイッチが操作されると、前記給電ラインを遮断する無接触給電設備であって、
前記非常停止スイッチが操作されると、前記誘導線路とコンデンサからなる回路のインピーダンスを変更し、前記誘導線路を流れる電流の周波数を変更する非常停止回路
を備えたことを特徴とする無接触給電設備。 - 非常停止回路の制御電源が喪失した場合、前記誘導線路とコンデンサからなる回路のインピーダンスが変更され、かつ、前記給電ラインが遮断されること
を特徴とする請求項1に記載の無接触給電設備。 - 前記誘導線路とコンデンサからなる回路のインピーダンスの変更は、前記誘導線路に接続されているコンデンサに新たに第2のコンデンサを並列接続することにより行うこと
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の無接触給電設備。 - 操作コイルを励磁することにより前記電源装置に給電ラインを接続し、前記操作コイルを無励磁とすることにより前記給電ラインを遮断する電磁開閉器を備え、
前記非常停止スイッチが操作されると、前記電磁開閉器の操作コイルを無励磁として前記給電ラインを遮断すること
を特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の無接触給電設備。
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