JP5332982B2 - 車両用制御装置 - Google Patents
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Description
〔全体構成〕
図1は、実施例1の車両30に搭載した車両用制御装置1の全体システム図である。車両用制御装置1は、前輪4と後輪18のうち前輪4が操向輪となっており、ステアリングホイール2の操舵角に対する前輪4の転舵角の比である舵角比を可変にすることができる舵角比可変システムを備えている。
図2は車両用制御装置1の舵角比可変コントローラ11の制御ブロック図である。
舵角比可変コントローラ11は、前輪転舵アクチュエータ回転角目標値演算部20と、舵角サーボ制御部21と、アクチュエータ温度検出部22と、制駆動力補正量演算部23(横加速度補正手段)とを有している。
(前輪転舵アクチュエータ回転角目標値演算部)
前輪転舵アクチュエータ回転角目標値演算部20では、以下に示す車両モデルを用いて車両パラメータを演算する。一般に、2輪モデルを仮定すると、車両30のヨーレートψ'と横速度Vyは、下記の式(1)で表せる。
目標ヨーレートψ'*から目標前輪転舵角θ*を演算する。
次に舵角サーボ制御部21において、前輪転舵アクチュエータ10を駆動する駆動電流Iθを演算する。
前輪4の実転舵角θと、前輪転舵アクチュエータ回転角目標値演算部20で求めた目標前輪転舵角θ*との偏差eは、次の式(11)で求められる。
アクチュエータ温度検出部22は、前輪転舵アクチュエータ10の温度と、舵角サーボ制御部21から駆動電流Iθを入力してアクチュエータ温度Tactを求める。アクチュエータ温度検出部22では、前輪転舵アクチュエータ10の温度をそのままアクチュエータ温度Tactとしても良いし、駆動電流Iθからアクチュエータ温度Tactを推定しても良いし、アクチュエータ温度Tactを駆動電流Iθを用いて補正するようにしても良い。
制駆動力補正量演算部23では、操舵角θh、横加速度Vy'、アクチュエータ回転角θactおよびアクチュエータ温度Tactを入力して、内燃機関コントローラ14に出力する駆動力補正値Δa、およびブレーキコントローラ15に出力する制動力補正値Δbを演算して求める。
加速度補正ゲイン算出部23cは、ピニオン角θpに応じた加速度補正ゲインKa1を算出する。加速度補正ゲイン算出部23cはピニオン角θpに対する加速度補正ゲインKa1のマップを有している。このマップは、ピニオン角θpがゼロのときには加速度補正ゲインKa1もゼロであって、ピニオン角θpが大きくなるにしたがって加速度補正ゲインKa1も大きくなり、所定のピニオン角θp以上では加速度補正ゲインKa1は一定値を示す。
加減算部23gでは、横加速度Vy'と、横加速度制限部23fから出力された値との差である偏差eVy'を求める。偏差eVy'は次の式(13)で表される。
図4は、制駆動力補正量演算部23において行われる処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1では、ロックフラグが作動中であるか否かを判定し、ロックフラグが作動中であればステップS2に移行し、ロックフラグが作動中でなければステップS5へ移行する。このロックフラグは作動中には、舵角比可変機構19をロックして舵角比を固定していることを示す。
ステップS3では、舵角比可変機構19のロックを継続し、ロックフラグを保持して処理を終了する。
ステップS4では、舵角比可変機構19のロックを解除し、ロックフラグを閉じる。
ステップS6では、アクチュエータ温度TactがT2℃以下であるか否かを判定し、T2℃以下であるときにはステップS7へ移行し、T2℃より大きいときにはステップS12へ移行する。
ステップS8では、横加速度Vy'が横加速度制限値Vy'_lim(制限値)以上であるか否かを判定し、横加速度Vy'が横加速度制限値Vy'_lim以上であるときにはステップS10へ移行し、横加速度Vy'が横加速度制限値Vy'_lim未満であるときにはステップS11へ移行する。
ステップS10では、制駆動力の補正量Δa,Δbを計算して処置を終了する。
ステップS11では、制駆動力の補正量Δa,Δbをゼロとして処置を終了する。
ステップS12では、舵角比可変機構19のロックを作動し、ロックフラグを立てて処置を終了する。
ステップS13では、制駆動力の補正量Δa,Δbをゼロとして処置を終了する。
ロックフラグが作動中には、ステップS1→ステップS2と移行する。ステップS2において、アクチュエータ温度TactがT3℃以上であるときには、前輪転舵アクチュエータ10が十分に冷却されていないと判断し、ステップS3に移行して舵角比可変機構19のロックを継続する。ステップS2において、アクチュエータ温度TactがT3℃未満であるときには、前輪転舵アクチュエータ10が十分に冷却されたと判断し、ステップS3に移行して舵角比可変機構19のロックを解除する。
ステップS7において、舵角比が1となっていないときには、ステップS8に移行する。ステップS8では、横加速度Vy'が横加速度制限値Vy'_lim以上であるときには、そのままの状態ではアクチュエータ温度Tactが上昇してT2℃を超えると判断してステップS10に移行し、制駆動力の補正量Δa,Δbを計算する。制駆動力の補正量Δa,Δbを用いて制駆動力を補正することにより横加速度を小さくし、前輪転舵アクチュエータ10への負荷を小さくして温度上昇を抑制する。一方、横加速度Vy'が横加速度制限値Vy'_lim(制限値)未満であるときには、ステップS11に移行し、制駆動力の補正量Δa,Δbをゼロとする。このときは横加速度Vy'が小さく前輪転舵アクチュエータ10への負荷が小さいため、温度上昇は押さえられており、運転者の操作にあった制駆動力を出力するようにしている。
前輪転舵アクチュエータ10の温度が限界温度を超えると、前輪転舵アクチュエータ10は駆動できないため直ちに舵角比可変機構19のロックを作動させる必要がある。舵角比可変機構19のロックを作動させたときに舵角比が1でなければ、ステアリングホイール2の中立位置と直進操舵位置とがずれてしまい運転者に違和感を与えてしまう。
図5は実施例1の制駆動力補正処理を行った場合(一点鎖線)と制駆動力補正処理を行わなかった場合(実線)のタイムチャートである。図5に示すように、アクチュエータ温度TactがT1℃を超えたときに、横加速度Vy'が横加速度制限値Vy'_lim以上である。このとき図5の一点鎖線に示すように、駆動力や制動力を補正して車速Vxを低下させる。車速Vxが低下することによって横加速度Vy'が小さくなり、前輪転舵アクチュエータ10の電流は小さくなる。したがって、アクチュエータ温度Tactの上昇が抑制されて、前輪転舵アクチュエータ10の温度が限界温度を超え難くすることができる。そのため、前輪転舵アクチュエータ10は舵角比が1となるまでの待機する時間を稼ぐことができ、ステアリングハンドルの中立位置と直進操舵の位置とがずれることを抑制することができる。
また実施例1では、制動力を大きく補正することにより横加速度Vy'を低下させるようにした。すなわち制動力を大きくすることによって車速Vxを小さくすることができ、横加速度Vy'を低下させることができる。
次に実施例1の車両用操舵装置1の効果について、以下に列記する。
(1)ステアリングホイール2の操舵角θhと該ステアリングホイール2の操舵に伴って転舵する前輪4の転舵角θとの比である舵角比を可変する舵角比可変機構19と、該舵角比可変機構19を駆動する前輪転舵アクチュエータ10と、前輪転舵アクチュエータ10を制御して、舵角比を制御する舵角比可変コントローラ11と、前輪転舵アクチュエータ10に作用する負荷が所定の負荷以上であることを検出し、前輪転舵アクチュエータ10に作用する負荷が所定の負荷以上であることを検出されたときには、横加速度を低下させる制駆動力補正量演算部23とを設けた。
そのため、前輪転舵アクチュエータ10は舵角比が1となるまでの待機する時間を稼ぐことができ、ステアリングホイール2の中立位置と直進操舵の位置とがずれることを抑制することができる。
よって、横加速度センサ13を用いて前輪転舵アクチュエータ10に入力する負荷を精度良く求めることができる。
よって、駆動力を小さくすることにより車速を小さくすることができ、横加速度を低下させることができる。
よって、制動力を大きくすることによって車速を小さくすることができ、横加速度を低下させることができる。
負荷が大きいほどアクチュエータ温度Tactの上昇は早く、横加速度をより低下させることでアクチュエータ温度Tactの温度が限界温度を超え難くすることができる。そのため、前輪転舵アクチュエータ10は舵角比が1となるまでの待機する時間を稼ぐことができ、ステアリングハンドルの中立位置と直進操舵の位置とがずれることを抑制することができる。
負荷が大きいほどアクチュエータ温度Tactの上昇は早く、横加速度をより低下させることでアクチュエータ温度Tactの温度が限界温度を超え難くすることができる。そのため、前輪転舵アクチュエータ10は舵角比が1となるまでの待機する時間を稼ぐことができ、ステアリングハンドルの中立位置と直進操舵の位置とがずれることを抑制することができる。
実施例2では、ピニオン角θp(前輪4の転舵角)と、車速Vxまたは前後加速度V'とによって前輪転舵アクチュエータ10の負荷を求めるようにした。
図2は車両用操舵装置1の舵角比可変コントローラ11の制御ブロック図である。
舵角比可変コントローラ11は、前輪転舵アクチュエータ回転角目標値演算部20と、舵角サーボ制御部21と、アクチュエータ温度検出部22と、制駆動力補正量演算部23とを有している。
制駆動力補正量演算部23では、操舵角θh、車速Vx、アクチュエータ回転角θactを入力して、内燃機関コントローラ14に出力する駆動力補正値Δa、およびブレーキコントローラ15に出力する制動力補正値Δbを演算して求める。
加速度制限値算出部23jは、ピニオン角θpから加速度制限値Vx'_limを算出する。加速度制限値算出部23jはピニオン角θpに対する加速度制限値Vx'_limのマップを有している。このマップは、ピニオン角θpが大きくなるにしたがって加速度制限値Vx'_limが小さくなるように設定している。なお、加速度制限値Vx'_limとは、ピニオン角に対して車両の加速度がそれ以上の値である場合には前輪転舵アクチュエータ10の負荷の増大速度が早く、前輪転舵アクチュエータ10の温度(アクチュエータ温度Tact)が限界温度を超える可能性が有ると判断できる加速度であって、上記マップは実験等によって予め求めたマップが用いられる。
加速度制限部23kは前後加速度Vx'を入力し、前後加速度Vx'が加速度制限値Vx'_limより小さいときにはそのまま前後加速度Vx'を出力し、前後加速度Vx'が加速度制限値Vx'_lim以上であるときに加速度制限値Vx'_limを出力する。
加減算部23mでは、前後加速度Vx'と、加速度制限部23kから出力された値との差である偏差eVx'を求める。偏差eVx'は次の式(16)で表される。
乗算部23oでは、次の式(17)より駆動力補正量Δa1を求める。
なお、車速制限値Vx_limとは、ピニオン角に対して車両の速度がそれ以上の値である場合には前輪転舵アクチュエータ10の負荷が大きく、前輪転舵アクチュエータ10の温度(アクチュエータ温度Tact)が限界温度を超える可能性が有ると判断できる速度であって、上記マップは実験等によって予め求めたマップが用いられる。
車速制限部23rは車速Vxを入力し、車速Vxが車速制限値Vx_limより小さいときにはそのまま車速Vxを出力し、車速Vxが車速制限値Vx_lim以上であるときに車速制限値Vx_limを出力する。
加減算部23sでは、車速Vxと車速制限部23rから出力された値との差である偏差eVxを求める。偏差eVxは次の式(18)で表される。
乗算部23uでは、次の式(19)より駆動力補正量Δa2を求める。
乗算部23xでは、次の式(21)より駆動力補正量Δbを求め、この駆動力補正量Δbをブレーキコントローラ15に出力する。ブレーキコントローラ15は実施例1と同様に、この制動力補正量Δbにより、運転者のブレーキ操作によって発生している制動力を大きく補正する。
図7は、制駆動力補正量演算部23において行われる処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS20では、車速制限値Vx_limと加速度制限値Vx'_limを算出してステップS21へ移行する。
ステップS22では、制駆動力補正値Δa,Δbを計算して処理を終了する。
ステップS23では、制駆動力補正値Δa,Δbをゼロとして処理を終了する。
車速Vxが車速制限値Vx_lim以上、または前後加速度Vx'が加速度制限値Vx'_lim以上であるときには、ステップS20→ステップS21→ステップS22へと移行する。ステップS22では制駆動力補正値Δa,Δbを計算して、駆動力を小さくまたは制動力を大きくする補正を行う。
ラックエンド近くまでステアリングホイール2を操舵した状態で加速を行う、所謂アクセルターンのような操作では、横加速度Vy'の立ち上がりが急峻となる。また可変舵角制御では車速Vxが小さいときには舵角比を大きくし、車速Vxが大きいときには舵角比を小さくしている。すなわち車速Vxが小さいときには、前輪転舵アクチュエータ10の回転角(作動量)を大きくして、操舵角θhに対して前輪4の転舵角を大きくしている。そのためアクセルターンを行うときには、前輪転舵アクチュエータ10の負荷が急増し、前輪転舵アクチュエータ10の温度が限界温度を超え易くなる。
次に実施例2の車両用操舵装置1の効果について、以下に列記する。
(7)制駆動力補正量演算部23は、車両の前後加速度が予め定められた制限値以上となった場合に負荷が所定の負荷以上であることを検出するようにした。
そのため、前輪転舵アクチュエータ10の負荷が急増を防止し、前輪転舵アクチュエータ10の温度が限界温度を超え難くすることができる。
加速度制限値算出部23jは、前輪4の転舵角(ピニオン角)が大きいほど加速度制限値Vx'_limを小さく算出するようにした。
そのため、前輪転舵アクチュエータ10の負荷が急増を防止し、前輪転舵アクチュエータ10の温度が限界温度を超え難くすることができる。
そのため、前輪転舵アクチュエータ10の負荷が急増を防止し、前輪転舵アクチュエータ10の温度が限界温度を超え難くすることができる。
車速制限値算出部23qは、前輪4の転舵角(ピニオン角)が大きいほど車速制限値Vx_limを小さく算出するようにした。
そのため、前輪転舵アクチュエータ10の負荷が急増を防止し、前輪転舵アクチュエータ10の温度が限界温度を超え難くすることができる。
よって、負荷が大きいほどアクチュエータ温度の上昇は早く、横加速度をより低下させることでアクチュエータ温度の温度が限界温度を超え難くすることができる。そのため、前輪転舵アクチュエータ10は舵角比が1となるまでの待機する時間を稼ぐことができ、ステアリングホイール2の中立位置と直進操舵の位置とがずれることを抑制することができる。
よって、負荷が大きいほどアクチュエータ温度の上昇は早く、横加速度をより低下させることでアクチュエータ温度の温度が限界温度を超え難くすることができる。そのため、前輪転舵アクチュエータ10は舵角比が1となるまでの待機する時間を稼ぐことができ、ステアリングホイール2の中立位置と直進操舵の位置とがずれることを抑制することができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態を、実施例1および実施例2に基づいて説明したが、本発明の具体的な構成は、実施例1および実施例2に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
実施例1および実施例2の車両用操舵装置1は、ステアリングシャフト6とピニオンシャフト7とが常時連結しているものであるが、ステアリングシャフト6とピニオンシャフト7の間にクラッチを設け、通常はステアリングシャフト6とピニオンシャフト7との力の伝達を切り離している所謂ステアバイワイヤシステムであっても良い。
2 ステアリングホイール
4 前輪
10 前輪転舵アクチュエータ(アクチュエータ)
11 舵角比可変コントローラ(舵角比制御手段)
12 車速センサ
13 横加速度センサ
19 舵角比可変機構(舵角可変手段)
23 制駆動力補正量演算部(横加速度補正手段)
30 車両
Claims (13)
- ステアリングホイールの操舵角と該ステアリングホイールの操舵に伴って転舵する前輪の転舵角との比である舵角比を可変する舵角比可変手段と、
該舵角比可変手段を駆動するアクチュエータと、
前記アクチュエータを制御して、前記舵角比を制御する舵角比制御手段と、
前記アクチュエータに作用する負荷が所定の負荷以上であることを検出する負荷検出手段と、
前記負荷検出手段によって、アクチュエータに作用する負荷が第1所定負荷以上であることを検出されたときには、車両の横加速度を低下させるように車両を制御する横加速度補正手段と、
を備え、
前記舵角比可変手段は、前記負荷検出手段によって前記負荷が前記第1所定負荷以上であることが検出された後に、前記舵角比が前記前輪に接続するラックに噛合するピニオンの回転角と前記転舵角との比である固定舵角比となったときに前記舵角比をロックすることを特徴とする車両用制御装置。 - 請求項1に記載の車両用制御装置において、
前記舵角比可変手段は、前記負荷検出手段によって前記負荷が前記第1所定負荷より大きい第2所定負荷より大きいことを検出されたときには、前記舵角比が前記固定舵角比となることを待たずに前記舵角比をロックし、
前記負荷検出手段によって前記負荷が前記第1所定負荷以上であって前記第2所定負荷未満であることが検出されたときであって、前記舵角比が前記固定舵角比となるまでは、前記舵角比の制限を行わないことを特徴とする車両用制御装置。 - 請求項1または請求項2に記載の車両用制御装置において、
前記負荷検出手段は、車両の横加速度が予め定められた横加速度制限値以上となった場合に前記負荷が所定の負荷以上であることを検出することを特徴とする車両用制御装置。 - 請求項1または請求項2に記載の車両用制御装置において、
前記負荷検出手段は、車両の前後加速度が予め定められた前後加速度制限値以上である場合に前記負荷が所定の負荷以上であることを検出することを特徴とする車両用制御装置。 - 請求項4に記載の車両用制御装置において、
前記前後加速度制限値を算出して設定する前後加速度制限値算出手段を備え、
前記前後加速度制限値算出手段は、前輪の転舵角が大きいほど前記前後加速度制限値を小さく算出することを特徴とする車両用制御装置。 - 請求項1または請求項2に記載の車両用制御装置において、
前記負荷検出手段は、車速が予め定められた所定の車速制限値以上である場合に前記負荷が所定の負荷以上であることを検出する車両用制御装置。 - 請求項6に記載の車両用制御装置において、
前記車速制限値を算出して設定する車速制限値算出手段を備え、
前記車速制限値算出手段は、前輪の転舵角が大きいほど前記車速制限値を小さく算出することを特徴とする車両用制御装置。 - 請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の車両用制御装置において、
前記横加速度補正手段は、駆動力を小さく補正することにより前記横加速度を低下させることを特徴とする車両用制御装置。 - 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の車両用制御装置において、
前記横加速度補正手段は、制動力を大きく補正することにより前記横加速度を低下させることを特徴とする車両用制御装置。 - 請求項3に記載の車両用制御装置において、
前記横加速度補正手段は、車両の横加速度が横加速度制限値以上であるときには、前記横加速度と前記横加速度制限値との差が大きいほど駆動力を小さく補正することにより前記横加速度を低下させることを特徴とする車両用制御装置。 - 請求項3に記載の車両用制御装置において、
前記横加速度補正手段は、車両の横加速度が前記横加速度制限値以上であるときには、前記横加速度と前記横加速度制限値との差が大きいほど制動力を大きく補正することにより前記横加速度を低下させることを特徴とする車両用制御装置。 - 請求項4に記載の車両用制御装置において、
前記横加速度補正手段は、前記前後加速度が前記前後加速度制限値以上であるときには、前記前後加速度と前記前後加速度制限値との差が大きいほど駆動力を小さく補正することにより前記横加速度を低下させることを特徴とする車両用制御装置。 - 請求項6に記載の車両用制御装置において、
前記横加速度補正手段は、前記車速が前記車速制限値以上であるときには、前記車速と前記車速制限値との差が大きいほど制動力を大きく補正することにより前記横加速度を低下させることを特徴とする車両用制御装置。
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