JP5331543B2 - 自動二輪車 - Google Patents
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Description
そこで本願は、比較的小型の警笛装置でありながら前方へ十分な警告音を伝えることができるようにすることを目的とする。
前記警笛装置が車両の側面視にて、前記荷物積載装置を構成するフロントキャリアの下方かつ前記フロントフォークの前方に配置されて前記フロントキャリアの外枠に取付けられ、
前記フロントキャリアは、前記方向指示器の車幅方向外側まで延出する枠体を備えるとともに、
前記警笛装置は、車両正面視で前記ヘッドライトの車幅方向外側に配置され、
かつ、前記枠体の車幅方向最外端より車幅方向内側に配置されていることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は上記請求項1において、前記警笛装置が、車両の側面視にて露出した状態で前輪の上方に配置されることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は上記請求項1において、前輪はフロントフォークへ上下方向へ移動自在に支持され、この前輪の上下移動軌跡の外側に前記警笛装置を配置したことを特徴とする。
請求項4に記載した発明は上記請求項1において、正面視で前記警笛装置を前記方向指示器よりも下方かつ左右の方向指示器の間へ配置したことを特徴とする。
そのうえ、警笛装置の警告音がフロントフォークに遮られることを防止することができ、さらに警笛装置の小型化を図ることができる。
請求項2に記載した発明によれば、警笛装置をカバーする部材がなく、露出しているので、警笛装置の警告音が車体前方へ伝わりやすくなる。また、露出した警笛装置を前輪の上方に配置することで、前輪からの飛び石等が警笛装置へ当たりにくくすることができる。
請求項3に記載した発明によれば、警笛装置が車両の側面視でフロントフォークの前方かつ前輪の上方に配置されるにもかかわらず、正面視で前輪の上下移動軌跡外側に配置されるので、前輪の上下動ストロークを十分に大きく確保しつっつ警笛装置を配置できる。
請求項4に記載した発明によれば、警笛装置を左右一対の方向指示器の下方かつ間に配置したので、警笛装置をより車体中心側へ配置でき、警笛装置の警告音が左右の方向指示器に遮られずに、前方へより伝わりやすくすることができる。
図1は本願発明が適用された自動二輪車の外観側面図である。前輪1は左右一対のフロントフォーク2の下端部へ回転自在に支持されている。フロントフォーク2はテレスコピック式であり、前輪1を上下移動自在とし、上部はトップブリッジ3及びボトムブリッジ4によりヘッドパイプ5へ操舵自在に支持され、ハンドル6により操舵される。
7はハンドル6の上方に配置されるメータ、8はミラー、9はフロントフェンダ、Pは前輪1の頂部である。
支持台部12の前後方向中間部でかご13の前部下方並びに前輪1の頂部近傍若干前寄り位置に方向指示器15が支持台部12の下側へ配置されて支持されている。
25はシート、26はエンジン、27は後輪、28はマフラーである。
これらの図において、フロントキャリヤ10及び方向指示器15は車体中心Cに対して左右対称に設けられる。ヘッドライト14は車体中心上に配置される(図2,3)。フロントキャリヤ10の横幅(左右幅)はレッグシールド18より狭くかつ左右のフロントフォーク2よりも外方へ張り出している。かご13はフロントキャリヤ10よりも広く左右へ張り出し、ほぼレッグシールド18の最大左右幅程度になっている。
正面視にてヘッドライト支持枠31と前端突出部12aは連続し、かつヘッドライト支持枠31の両下端は延出部38a上へ溶接されている。
同様に、ブラケット37も、この上にかご13の底部を乗せ、上側から板材を重ねてボルト止め等で固定する。
なお、ヘッドライト14,方向指示器15及び警笛装置(ホーン)17の電線は束ねられて一体になったハーネスを構成して一つながりにつながっており、警笛装置(ホーン)17の電線は方向指示器15の電線と一体のハーネスをなし、この部分でクリップ取付穴16fへクリップ止めされている。
ブラケット34の後面には、後ろに延出し側面視略三角形状のブラケット34aが設けられている。このブラケット34aはボトムブリッジ4の下面に設けられるステー4aに取付けられる。
ステー45をホーン取付面16aへ重ねると、取付状態を図中に断面にて示すように、位置決め突起16eを位置決め穴47へ嵌合して位置決めし、ボルト通し穴46をボルト通し穴16gと一致させ、ボルト48をウェルドナット16dへ締結することにより、ステー45はホーン取付面16aに対して回り止めされて取付けられる。
シリンダ部67には公知のシリンダー錠機構が内蔵され、キー挿入部40へキー(図示省略)を挿し込んで回動させることにより、施錠及び解錠操作できる。
また、膨出部20の上面右側にはロック用開口74が形成され、ここにキー挿入部40が臨むようになっている。
21:ロックカバー、31:ヘッドライト支持枠、32:ウインカ支持枠、55:ハンドルロックブラケット、60:ロックプレート、67:シリンダ部、68:ロック部、69:ロックピン
Claims (7)
- ヘッドパイプ5へ操舵自在に支持され、下端に前輪1を支持する左右一対のフロントフォーク2と、フロントフォークの前方かつ前輪の上方に配置された荷物積載装置と、警笛装置17と、警笛装置17の前方に配置されたヘッドライト14と、警笛装置17の前方左右に配置された左右一対の方向指示器15とを備えた自動二輪車において、
前記警笛装置17が車両の側面視にて、前記荷物積載装置を構成するフロントキャリア10の下方かつ前記フロントフォーク2の前方に配置されて前記フロントキャリア10の外枠38に取付けられ、
前記フロントキャリア10は、前記方向指示器15の車幅方向外側まで延出する枠体32
を備えるとともに、
前記警笛装置17は、車両正面視で前記ヘッドライト14の車幅方向外側に配置され、
かつ、前記枠体32の車幅方向最外端より車幅方向内側に配置されていることを特徴とする自動二輪車。 - 前記警笛装置17は、露出した状態で前輪1よりも上方に配置されることを特徴とする請求項1に記載した自動二輪車。
- 前輪1はフロントフォーク2へ上下方向へ移動自在に支持され、この前輪の上下移動軌跡の外側に前記警笛装置17を配置したことを特徴とする請求項1に記載した自動二輪車。
- 正面視で前記警笛装置17を前記方向指示器15よりも下方かつ左右の方向指示器の間へ配置したことを特徴とする請求項1に記載した自動二輪車。
- 前記警笛装置17は、前記方向指示器15の下方に配置され、正面視で前記フロントフォーク2の前方へ重なることを特徴とする請求項4に記載した自動二輪車。
- 前記前輪1と一体に上下動するフロントフェンダ9を備え、
前記警笛装置17が、上動時の前記フロントフェンダ9に側面視で重なることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載した自動二輪車。 - 前記フロントキャリヤ10は略L字状をなしその一部に略水平の支持台部38aを備え、この支持台部38aの上方にて前記ヘッドライト14を支持し、下方にて前記警笛装置17及び前記方向指示器15を支持することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載した自動二輪車。
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