JP5331543B2 - 自動二輪車 - Google Patents

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Description

この発明は、前部に荷台等の荷物積載装置を備えた自動二輪車に係り、特に有利な警笛装置の配置に関する。
ヘッドパイプの前方にかご又は荷台等の荷物積載装置を配置し、その荷物積載装置の後方かつヘッドパイプの前方に警笛装置を配置したものが公知である(特許文献1参照)。
特開2005−145203号公報
警笛装置を荷物積載装置の後方に配置すると、荷物積載装置に積載した荷物により、警笛装置から発生する警告音が前方へ小さくなって伝わる場合がある。このため、より大きな警告音を前方へ伝えようとすれば、より大型の警笛装置を設けることになり、配置スペースの制約を受け、重量も増加してしまう。
そこで本願は、比較的小型の警笛装置でありながら前方へ十分な警告音を伝えることができるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため自動二輪車に係る請求項1に記載した発明は、ヘッドパイプへ操舵自在に支持され、下端に前輪を支持する左右一対のフロントフォークと、フロントフォークの前方かつ前輪の上方に配置された荷物積載装置と、警笛装置と、この警笛装置の前方に配置されたヘッドライトと、警笛装置の前方左右に配置された左右一対の方向指示器とを備えた自動二輪車において、
前記警笛装置が車両の側面視にて、前記荷物積載装置を構成するフロントキャリアの下方かつ前記フロントフォークの前方に配置されて前記フロントキャリアの外枠に取付けられ、
前記フロントキャリアは、前記方向指示器の車幅方向外側まで延出する枠体を備えるとともに、
前記警笛装置は、車両正面視で前記ヘッドライトの車幅方向外側に配置され、
かつ、前記枠体の車幅方向最外端より車幅方向内側に配置されていることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は上記請求項1において、前記警笛装置が、車両の側面視にて露出した状態で前輪の上方に配置されることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は上記請求項1において、前輪はフロントフォークへ上下方向へ移動自在に支持され、この前輪の上下移動軌跡の外側に前記警笛装置を配置したことを特徴とする。
請求項4に記載した発明は上記請求項1において、正面視で前記警笛装置を前記方向指示器よりも下方かつ左右の方向指示器の間へ配置したことを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、荷物積載装置の下方に警笛装置を配置したので、荷物積載装置に積載される荷物によって前方へ伝わる警告音が小さくなることを防止でき、しかも警笛装置を大型化せずとも小型のものを用いることができる。
そのうえ、警笛装置の警告音がフロントフォークに遮られることを防止することができ、さらに警笛装置の小型化を図ることができる。
請求項2に記載した発明によれば、警笛装置をカバーする部材がなく、露出しているので、警笛装置の警告音が車体前方へ伝わりやすくなる。また、露出した警笛装置を前輪の上方に配置することで、前輪からの飛び石等が警笛装置へ当たりにくくすることができる。
請求項3に記載した発明によれば、警笛装置が車両の側面視でフロントフォークの前方かつ前輪の上方に配置されるにもかかわらず、正面視で前輪の上下移動軌跡外側に配置されるので、前輪の上下動ストロークを十分に大きく確保しつっつ警笛装置を配置できる。
請求項4に記載した発明によれば、警笛装置を左右一対の方向指示器の下方かつ間に配置したので、警笛装置をより車体中心側へ配置でき、警笛装置の警告音が左右の方向指示器に遮られずに、前方へより伝わりやすくすることができる。
本願発明が適用された自動二輪車の外観側面図 上記自動二輪車の正面図 上記自動二輪車前部の平面図 上記自動二輪車前部の側面図 上記自動二輪車前部を右前方から示す斜視図 図5からかごを除いた状態の斜視図 フロントキャリヤの正面図 フロントキャリヤの側面図 ホーンの正面図 車体フレームの側面図 ハンドルロックブラケット取付前の車体フレーム前部の斜視図 図11においてハンドルロックブラケットを取付けた状態の斜視図 さらにハンドルロックを取付けた状態の斜視図 ハンドルロックの作用説明図 ハンドルロックとカバーの関係を示す側面図 車体斜め前方からロックカバーを示す斜視図 レッグシールドの上面視図
以下、図面に基づいて
図1は本願発明が適用された自動二輪車の外観側面図である。前輪1は左右一対のフロントフォーク2の下端部へ回転自在に支持されている。フロントフォーク2はテレスコピック式であり、前輪1を上下移動自在とし、上部はトップブリッジ3及びボトムブリッジ4によりヘッドパイプ5へ操舵自在に支持され、ハンドル6により操舵される。
7はハンドル6の上方に配置されるメータ、8はミラー、9はフロントフェンダ、Pは前輪1の頂部である。
フロントフォーク2の前方かつ前輪1の上方には、フロントキャリヤ10がトップブリッジ3とボトムブリッジ4へ支持されている。フロントキャリヤ10は側面視で略L字状をなし、後傾する上下部11と略水平の支持台部12を一体に備え、上下部11でトップブリッジ3とボトムブリッジ4へ取付けられ、支持台部12上にかご13を支持する。支持台部12は前輪1の頂部より後方となるボトムブリッジ4の前部近傍から前輪1のほぼ前端近くまで延びている。フロントキャリヤ10とかご13は、本願発明の荷物積載装置に相当する。但し、フロントキャリヤ10だけで荷物積載装置を構成してもよいし、フロントキャリヤ10をなくし、かご13だけで荷物積載装置を構成してもよい。
支持台部12の前部でかご13の前方位置には、ヘッドライト14が支持台部12の上側に配置されて支持台部12へ支持されている。
支持台部12の前後方向中間部でかご13の前部下方並びに前輪1の頂部近傍若干前寄り位置に方向指示器15が支持台部12の下側へ配置されて支持されている。
方向指示器15の後方となる支持台部12の後部には、フロントフォーク2の前方かつ前輪1の頂部よりも後方部分に支持台部12から下方へ突出するブラケット16を介して警笛装置(ホーン)17が支持されている。
ヘッドパイプ5は後述する車体フレームの前端部に設けられ、車体フレームの前部はレッグシールド18で覆われている。レッグシールド18の上部には膨出部20が設けられ、その前方はロックカバー21で覆われている。レッグシールド18は樹脂製であって膨出部20と一体に形成され、取付部22,23,24の3点で車体側方から車体側へボルト等により取付けられている。
25はシート、26はエンジン、27は後輪、28はマフラーである。
次に車体前部の構造について説明する。図2は正面図、図3は平面図、図4は側面図、図5は右前方から示す斜視図である。
これらの図において、フロントキャリヤ10及び方向指示器15は車体中心Cに対して左右対称に設けられる。ヘッドライト14は車体中心上に配置される(図2,3)。フロントキャリヤ10の横幅(左右幅)はレッグシールド18より狭くかつ左右のフロントフォーク2よりも外方へ張り出している。かご13はフロントキャリヤ10よりも広く左右へ張り出し、ほぼレッグシールド18の最大左右幅程度になっている。
フロントキャリヤ10の上部は、メータ7の前方に略アーチ状をなすメータ支持枠30を有し、このメータ支持枠に溶接されたブラケット30aでメータ7が支持される。ヘッドライト14は正面視で前端突出部12aの上側に設けられたヘッドライト支持枠31と支持台部12の前端突出部12aとで略四辺形状に囲まれて(図2)、前端突出部12aの上方にて左右のヘッドライト支持枠31に溶接されたブラケット35(図5)で固定されている。
方向指示器15は左右一対で配置され、正面視で周囲をウインカ支持枠32で略四辺形状に囲まれ(図2)、ウインカ支持枠32に設けられたブラケット36(図4)へ固定されている。
警笛装置(ホーン)17は正面視で車体右側に配置され、支持台部12及び方向指示器15の下方かつ方向指示器15より車体中心寄りに配置されている(図2)。またフロントフォーク2の前方へ重なる位置に配置されている。
このように配置することにより、かご13もしくはフロントキャリヤ10へ直接積載された荷物や方向指示器15及びフロントフォーク2に遮られずに、警笛装置(ホーン)17で発する警告音を前方へ伝えることができる。したがって、警笛装置(ホーン)17を大型化せずとも音量を確保することができる。
また、方向指示器15は正面視でフロントフォーク2の伸縮に伴う前輪1の上下移動軌跡より外側に配置されるが(図2)、警笛装置(ホーン)17は、左右の方向指示器15の間かつ方向指示器15よりも下方に配置されるので、可及的に車体中心近くに配置できるようになる。また、方向指示器15によって警告音を遮られにくくして、前方へ伝わりやすくすることができる。正面視における前輪1の上下移動軌跡の範囲は、図2において車体中心線Cに沿って前輪1が上下動する範囲である。
図4は前輪1の上下移動軌跡を示し、フロントフォーク2がテレスコピック式のため、前輪1はフロントフォーク2の伸縮に伴ってフロントフォーク2の軸線方向へ上下移動する。このとき、フロントフォーク2へ車両の側面視にて略門型をなすステー19により取付けられているフロントフェンダ9も前輪1と一体に上下移動し、その上限軌跡は仮想線で示すように支持台部12と干渉しない位置にあり、方向指示器15及び警笛装置(ホーン)17は、この上下移動軌跡の外側にあって干渉しないようになっている。このため、前輪1の上下ストロークを十分に大きく確保できる。
また、図4に明らかなように、警笛装置(ホーン)17は前輪1の上方に位置する。このため、前輪1の跳ね上げる飛び石等は警笛装置(ホーン)17へ届きにくくなっている。
次に、フロントキャリヤ10について詳細に説明する。図6は図5からかご13を除いた状態の斜視図、図7はフロントキャリヤ10の正面図、図8はフロントキャリヤ10の側面図である。フロントキャリヤ10は、左右幅がフロントフォーク2とほぼ重なる左右一対の外枠38と、その内側に配置される同じく左右一対の内枠39を上下方向及び前後方向に配置し、外枠38と内枠39をブラケット33,34,37で連結して一体化したものである。
なお、左右の外枠38には、外枠38の前端よりも前方に延出する延出部38aが重ねられて溶接され、その上端部はブラケット34の背面側位置にあり、前端部は支持台部12の下方に沿って前方へ延び、支持台部12の先端で内側へ曲がり、かつ若干斜め下がりに前方へ延びて正面視略U字状の前端突出部12aをなし、延出部38aの中間部に上方へ延出する略門型のヘッドライト支持枠31が設けられる。
正面視にてヘッドライト支持枠31と前端突出部12aは連続し、かつヘッドライト支持枠31の両下端は延出部38a上へ溶接されている。
図6に明らかなように、ブラケット34にはかご取付用ステー41が取付けられ、かご13の内側から板材を重ねてボルト止め等することにより、かご取付用ステー41と板材の間でかご13を挟んで着脱自在に固定するようになっている。
同様に、ブラケット37も、この上にかご13の底部を乗せ、上側から板材を重ねてボルト止め等で固定する。
図7,8において、拡大部に示すように、ブラケット16は前方へ向く平坦面をなすホーン取付面16aと、略水平に折り返して外枠38へ溶接される上部16bと、上部16bから側方を向いて下方へ延びるクリップ止め部16cとをプレス成形等で一体に形成した部材である。
ホーン取付面16aにはボルト通し穴16gが設けられ、その裏側にウェルドナット16dが設けられ、警笛装置(ホーン)17のステー(後述)をボルト止めするようになっている。ボルト通し穴16gの上方には、位置決め突起16eが打ち出し等で一体に形成されている。クリップ止め部16cにはクリップ取付穴16fが設けられ(図8)、図示しない方向指示器15やヘッドライト14等のハーネスを固定するクリップを係合できるようになっている。
なお、ヘッドライト14,方向指示器15及び警笛装置(ホーン)17の電線は束ねられて一体になったハーネスを構成して一つながりにつながっており、警笛装置(ホーン)17の電線は方向指示器15の電線と一体のハーネスをなし、この部分でクリップ取付穴16fへクリップ止めされている。
図8に示すように、ブラケット33は背面にL字型のブラケット42がボルト43で取付けられ、ブラケット42の上部44が略水平に屈曲してトップブリッジ3の上へ重なり、上方からトップブリッジ3上へボルト止めされるようになっている(図8)。
ブラケット34の後面には、後ろに延出し側面視略三角形状のブラケット34aが設けられている。このブラケット34aはボトムブリッジ4の下面に設けられるステー4aに取付けられる。
警笛装置(ホーン)17は露出され、すなわち、特別なカバー部材で覆われずに支持台部12の下方に支持される。このため、カバー部材により警告音を遮ることがないので、この点でも警告音を前方へ伝わりやすくし、警笛装置(ホーン)17を小型化することに貢献している。
図9は警笛装置(ホーン)17の正面図であり、警笛装置(ホーン)17から径方向上方へステー45が突出している。このステー45にはボルト通し穴46とその上方に位置決め穴47が設けられている。
ステー45をホーン取付面16aへ重ねると、取付状態を図中に断面にて示すように、位置決め突起16eを位置決め穴47へ嵌合して位置決めし、ボルト通し穴46をボルト通し穴16gと一致させ、ボルト48をウェルドナット16dへ締結することにより、ステー45はホーン取付面16aに対して回り止めされて取付けられる。
次に車体フレーム構造を説明する。図10は車体フレームの側面視形状を示し、この車体フレーム50は前端部のヘッドパイプ5と、ヘッドパイプ5から車体中心に沿って斜め下がりに後方へ延びる一本のメインパイプ51と、その後端部から左右一対で斜め上がりに後方へ延びるリヤパイプ52と、メインパイプ51の後端から左右一対で下方へ延びるピボットプレート53を備える。
リヤパイプ52は、シート25や図示しない燃料タンク、収納ボックス等を支持する。ピボットプレート53は後輪27が後端にに支持されているリヤフォーク(図示省略)の前端を揺動自在に支持する。
メインパイプ51の前端部には、ヘッドパイプ5との間をガセットプレート54で補強され、このガセットプレート54にハンドルロックブラケット55の下端が溶接されている。ステー56及び57(図11)はレッグシールド18の取付用であり、レッグシールド18の3つの取付部22〜24(図1)のうち、取付部22,23に対応している。なお、下方の取付部24はエンジン26へ取付けられる。
次に、ハンドルロックについて説明する。図11は、ハンドルロックブラケット55の取付前の状態にある車体フレーム50の前部を上方から示す斜視図、図12はハンドルロックブラケット55を取付けた状態の斜視図、図13はハンドルロックを取付けた状態の斜視図、図14はハンドルロックの作用を説明するハンドルロック部分の上面視図、図15はハンドルロックとカバーの関係を示す側面図、図16は車体斜め前方からロックカバー21を示す斜視図、図17は膨出部20の上面視図である。
まず図11〜14において、トップブリッジ3はヘッドパイプ5へ軸受けされて回動自在に支持されているステアリング軸58の上端をナットで締結することにより一体化され(図示状態はナットの締結前の状態を示す)、トップブリッジ上に設けられたハンドルブラケット59でハンドル6と一体化される。また、トップブリッジ3の後部には扇形をなすロックプレート60が後方へ突出して一体に設けられ、ハンドル6を回動すると、トップブリッジ3がステアリング軸58を中心に回動し、このときロックプレート60はトップブリッジ3と一体に回動する(図11)。
このガセットプレート54上へハンドルロックブラケット55を溶接により取付けると、図12に示すように、縦長形状のプレス成形された板材からなるハンドルロックブラケット55はロックプレート60の後方を覆うとともに、このロックプレート60と対応する位置にロックピン穴61が形成され、その上下に取付穴62,63が設けられている。また、上端には略水平に後方へ張り出すステー64が設けられている。その下面にはウェルドナット65が設けられ、ステー64の上へロックカバー21を重ねてボルト止めするようになっている。
図13はハンドルロックブラケット55へハンドルロック66を取付けた状態を示す。ハンドルロック66は上下方向へ長い円筒状のシリンダ部67と、その下部のロック部68を備え、シリンダ部67の上端はキー挿入穴40aが形成されたキー挿入部40になっている。
シリンダ部67には公知のシリンダー錠機構が内蔵され、キー挿入部40へキー(図示省略)を挿し込んで回動させることにより、施錠及び解錠操作できる。
ロック部68はシリンダ部67にて施錠すると、内蔵するロックピン(後述)をトップブリッジ3側へ突出させ、解錠すると後退させるようになっている。なお、ロック部68はハンドルロックブラケット55に対してトップブリッジ3側からボルト止めされて固定される。
図14に示すように、ロック部68に内蔵されているロックピン69はハンドルロックブラケット55に設けられたロックピン穴61からロックプレート60側へ出没自在である。図示の実線状態は、シリンダ部67の解錠によりロックピン69が後退した状態であり、ロックプレート60の回動軌跡上にロックピン69が存在しない。このため、ロックプレート60はロックピン69と干渉せずに回動できるので、トップブリッジ3は自由に回動して操舵可能になっているため、車両の走行が可能になる。
一方、シリンダ部67を施錠すると、仮想線で示すように、ロックピン69がロックプレート60の回動軌跡上へ突出する。このため、予めハンドル6を左右いずれか側へ回し、ロックプレート60をロックピン69と干渉しない位置にしたうえでロックピン69を突出させると、ハンドル6を回そうとしてもロックプレート60がロックピン69と干渉して回動不能になるので、ハンドルがロックされ、車両の走行が不能になる。
次に、ハンドルロックのカバー構造について説明する。図15に示すように、ハンドルロック66は前方をロックカバー21により、後方をレッグシールド18の膨出部20によって覆われている。ロックカバー21は図16に示すように、正面視で略門型をなして、レッグシールド18の前面上部へ前方から重ねられ、左右方向の横部70と上下方向の縦部71を備える。
横部70はロックプレート60の上方にてハンドルロックブラケット55の上部を前方か覆う。縦部71はハンドルロックブラケット55の側部と一部重なるように上下方向へ延び、外部からハンドルロックブラケット55とロック部68の間へ工具等を入れることができないようになっている。72は縦部71の一部に形成された凹部であり、トップブリッジ3に設けられたロックプレート60をよけるようになっている。
このとき、図16に示すように、ハンドルロック66のハンドルロックブラケット55に対する2つの取付部のうち、上側の取付穴62に締結されたボルト62aの頭部はロックカバー21の横部70によって部分的に覆われる。また、ヘッドパイプ5とハンドルロックブラケット55との間には遮蔽板73が設けられている。この遮蔽板73はヘッドパイプ5の後部とハンドルロックブラケット55の前面とに溶接される水平板と垂直方向に立ち上がる起立壁とからなり、取付穴63に締結された下側のボルト63aを視認しにくくしている。
図17に示すように、ロックカバー21の後部側は膨出部20の下側へ重なり、かつその天井部に設けた後方へ突出する突部21aがステー64の上に重なるので、ここで上方からボルト止めすることにより、ハンドルロックブラケット55へ固定される。この取付部は、ロックカバー21の上へさらに膨出部20を重ねることにより隠される。
また、膨出部20の上面右側にはロック用開口74が形成され、ここにキー挿入部40が臨むようになっている。
1:前輪、2:フロントフォーク、3:トップブリッジ、4:ボトムブリッジ、5:ヘッドパイプ、6:ハンドル、10:フロントキャリヤ、11:上下部、12:支持台部、13:かご、14:ヘッドライト、15:方向指示器、16:ブラケット、17:警笛装置(ホーン)、18:レッグシールド、20:膨出部、
21:ロックカバー、31:ヘッドライト支持枠、32:ウインカ支持枠、55:ハンドルロックブラケット、60:ロックプレート、67:シリンダ部、68:ロック部、69:ロックピン

Claims (7)

  1. ヘッドパイプへ操舵自在に支持され、下端に前輪を支持する左右一対のフロントフォークと、フロントフォークの前方かつ前輪の上方に配置された荷物積載装置と、警笛装置17、警笛装置17の前方に配置されたヘッドライト14と、警笛装置17の前方左右に配置された左右一対の方向指示器15とを備えた自動二輪車において、
    前記警笛装置17が車両の側面視にて、前記荷物積載装置を構成するフロントキャリア10の下方かつ前記フロントフォークの前方に配置されて前記フロントキャリア10の外枠38に取付けられ、
    前記フロントキャリア10は、前記方向指示器15の車幅方向外側まで延出する枠体32
    を備えるとともに、
    前記警笛装置17は、車両正面視で前記ヘッドライト14の車幅方向外側に配置され、
    かつ、前記枠体32の車幅方向最外端より車幅方向内側に配置されていることを特徴とする自動二輪車。
  2. 前記警笛装置17は、露出した状態で前輪よりも上方に配置されることを特徴とする請求項1に記載した自動二輪車。
  3. 前輪はフロントフォークへ上下方向へ移動自在に支持され、この前輪の上下移動軌跡の外側に前記警笛装置17を配置したことを特徴とする請求項1に記載した自動二輪車。
  4. 面視で前記警笛装置17を前記方向指示器15よりも下方かつ左右の方向指示器の間へ配置したことを特徴とする請求項1に記載した自動二輪車。
  5. 前記警笛装置17は、前記方向指示器15の下方に配置され、正面視で前記フロントフォーク2の前方へ重なることを特徴とする請求項4に記載した自動二輪車。
  6. 前記前輪1と一体に上下動するフロントフェンダ9を備え、
    前記警笛装置17が、上動時の前記フロントフェンダ9に側面視で重なることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載した自動二輪車。
  7. 前記フロントキャリヤ10は略L字状をなしその一部に略水平の支持台部38aを備え、この支持台部38aの上方にて前記ヘッドライト14を支持し、下方にて前記警笛装置17及び前記方向指示器15を支持することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載した自動二輪車。
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