JP5330445B2 - 移動経路推定システム及び移動経路推定方法 - Google Patents
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Description
まず、システム構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態である移動経路推定システムの構成を示す図である。移動経路推定システム10は、プローブ情報に基づいて、測位点間の移動経路を推定するシステムであり、1台または複数台の情報処理装置を用いて構成される。図1に示すように、移動経路推定システム10は、プローブ情報受信部20、マッチング部22、経路探索部24、移動経路推定部26、プローブ情報データベース(DB)40、マッチング情報データベース(DB)42、及び移動経路情報データベース(DB)44を含んで構成される。
次に、測位点のマッチング結果に応じた経路探索のパターンについて説明する。
(A)「道路→道路」の場合
図9には、連続する測位点のマッチング結果が「道路→道路」の場合の一例が示されている。この場合、経路探索部24は、測位点に対応する基準点間で各種経路探索を実行する。移動経路判定部26は、探索された複数の経路のうち、所要時間が測位点間の時間に最も近い経路を移動経路と推定する。
(B)「道路→路線」の場合
図10には、連続する測位点のマッチング結果が「道路→路線」の場合の一例が示されている。この場合、経路探索部24は、ユーザが電車に乗ったと判定し、2つの基準点を順に「出発地」、「経由地」として記憶する。そして、経路探索部24は、この段階では経路探索を行わず、次にユーザが電車から降りたと判定された時点で経路探索を実行する。なお、「出発地」や「経由地」、「到着地」の記憶は、マッチング情報における地点情報を用いて行うことができる。以降の例についても同様である。
(C)「路線→路線」の場合
図11には、連続する測位点のマッチング結果が「路線→路線」の場合の一例が示されている。この場合、経路探索部24は、ユーザが電車に乗っていると判定し、基準点を「経由地」として記憶する。そして、経路探索部24は、この段階では経路探索を行わず、次にユーザが電車から降りたと判定された時点で経路探索を実行する。
(D)「路線→道路」の場合
図12には、連続する測位点のマッチング結果が「路線→道路」の場合の一例が示されている。この場合、経路探索部24は、ユーザが電車から降りたと判定し、現在の基準点を「到着地」して記憶する。そして、経路探索部24は、ユーザが電車に乗ったと判定された「出発地」から現在の「到着地」までの間で、徒歩・電車の経路探索を実行する。この探索により複数の経路が得られた場合、移動経路判定部26は、より多くの路線上の経由地を通過している経路を移動経路として推定することができる。
(E)「道路→道路・路線」の場合
図13〜図17には、連続する測位点のマッチング結果が「道路→道路・路線」の場合の一例が示されている。図13に示すように、2つ目の測位点のマッチング結果が「道路・路線」の場合、道路上の経路であるか路線上の経路であるかを判定することができない。そのため、経路探索部24は、2つの基準点を順に「出発地」、「経由地」として記憶し、さらに次の測位点のマッチング結果を考慮して経路探索を行う。
(F)「路線→道路・路線」の場合
図18〜図22には、連続する測位点のマッチング結果が「路線→道路・路線」の場合の一例が示されている。図18に示すように、2つ目の測位点のマッチング結果が「道路・路線」の場合、道路上の経路であるか路線上の経路であるかを判定することができない。そのため、経路探索部24は、さらに次の測位点のマッチング結果を考慮して経路探索を行う。
(G)最初の測位点のマッチング結果が「道路・路線」の場合
図23には、あるユーザにおいて、例えば1日の最初の測位点のマッチング結果が「道路・路線」の場合の一例が示されている。この場合、最初の測位点が路線上である可能性は低いと考えられるため、経路探索部24は、この測位点に対応する基準点が「道路」であるとみなし、次の測位点のマッチング結果を考慮して上記の他の例と同様に経路探索を行う。なお、この場合、マッチング部22がマッチング情報を生成する際に、マッチング結果を「道路・路線」ではなく「道路」とすることとしてもよい。
(H)測位レベルを考慮した例
図24、図25には、測位点の測位レベルを考慮する場合の一例が示されている。図24には、測位レベルが「1」〜「3」の複数の測位点が示されている。ここで、測位レベルは、測位精度を表すものであり、本実施形態においては値が大きいほど精度が高いことを意味している。この場合、経路探索部24は、例えば、測位レベルが「1」または「2」である測位点を経路探索処理の対象外とすることができる。すなわち、経路探索部24は、測位レベルが「3」の測位点に対応する基準点間において経路探索を実行する。なお、マッチング部22は、測位レベルが「1」または「2」である測位点に対するマッチングは行わないようにすることができる。
次に、移動経路推定システム10における移動経路推定処理の流れについて説明する。図26は、移動経路推定システム10における移動経路推定処理の一例を示すフローチャートである。
次に、推定された移動経路の利用例について説明する。例えば、移動経路がリアルタイムに推定されている場合、情報提供サーバは、その移動経路の交通手段に応じた各種情報をユーザに提供することが可能となる。具体例としては、例えば、移動経路が自動車の経路であれば、近辺の渋滞情報を提供したり、ガソリンスタンド等の施設情報を提供したりすることができる。また、例えば、移動経路に電車の経路が含まれる場合であれば、電車の遅延情報や乗換案内情報等を提供することができる。
20 プローブ情報受信部
22 マッチング部
24 経路探索部
26 移動経路推定部
40 プローブ情報データベース
42 マッチング情報データベース
44 移動経路情報データベース
Claims (13)
- ユーザ端末における現在位置の測位点を示す測位情報と、前記測位点の測位時刻とを含む、複数のプローブ情報を記憶するプローブ情報記憶部と、
前記プローブ情報記憶部を参照し、各プローブ情報の測位点から所定範囲内にある道路及び/又は路線を基準点として特定し、該基準点の位置を示す位置情報と、道路及び/又は路線の種別を示す種別情報と、該測位点の測位時刻とを対応づけた基準点情報を基準点情報記憶部に格納する基準点特定部と、
前記基準点情報記憶部を参照し、第1及び第2の基準点の前記位置情報及び前記種別情報に基づいて、該第1及び第2の基準点の間における複数の経路及び該経路の所要時間を探索する経路探索部と、
前記経路探索部により探索された複数の経路の中から、前記所要時間と、前記第1及び第2の基準点に対応する第1及び第2の測位点間の測位時刻の間隔とに基づいて、該第1及び第2の測位点間の移動経路を推定する移動経路推定部と、
を備える移動経路推定システム。 - 請求項1に記載の移動経路推定システムであって、
前記移動経路推定部は、前記複数の経路のうち、前記所要時間が前記第1及び第2の測位点間の測位時刻の間隔と最も近い経路を前記移動経路として推定する、
移動経路推定システム。 - 請求項1または2に記載の移動経路推定システムであって、
前記経路探索部は、複数の移動手段を考慮して複数の経路を探索する、
移動経路推定システム。 - 請求項1〜3の何れか一項に記載の移動経路推定システムであって、
前記経路探索部は、種別が道路である前記第1及び第2の基準点の間において複数の経路を探索する、
移動経路推定システム。 - 請求項4に記載の移動経路推定システムであって、
前記経路探索部が、前記第1及び第2の基準点の間にある、種別が道路以外の第3の基準点を考慮して前記複数の経路を探索し、もしくは、前記移動経路推定部が、前記第3の基準点を考慮して前記複数の経路の中から前記移動経路を推定する、
移動経路推定システム。 - 請求項5に記載の移動経路推定システムであって、
前記移動経路推定部は、複数の前記第3の基準点の経由数を考慮して前記複数の経路の中から前記移動経路を推定する、
移動経路推定システム。 - 請求項5または6に記載の移動経路推定システムであって、
前記経路探索部は、前記第3の基準点の種別が路線である場合、少なくとも一部に路線上の移動を含む複数の経路を探索する、
移動経路推定システム。 - 請求項1または2に記載の移動経路推定システムであって、
前記経路探索部は、少なくとも一方の基準点の種別が道路及び路線である前記第1及び第2の基準点の間において、前記複数の経路の一つとして路線上の移動を含む経路を探索し、該経路の所要時間を路線上の距離と路線用に設定された移動速度とに基づいて算出する、
移動経路推定システム。 - 請求項1〜4の何れか一項に記載の移動経路推定システムであって、
前記プローブ情報には、前記測位点の測位精度が含まれ、
前記経路探索部は、前記測位精度が所定レベル以上である測位点に対応する前記第1及び第2の基準点の間において複数の経路を探索する、
移動経路推定システム。 - 請求項9に記載の移動経路推定システムであって、
前記移動経路推定部は、前記第1及び第2の基準点の間にある、前記測位精度が前記所定レベル未満の各測位点から所定範囲にある周辺領域の経由数を考慮して前記複数の経路の中から前記移動経路として推定する、
移動経路推定システム。 - 請求項10に記載の移動経路推定システムであって、
前記移動経路推定部は、測位点の測位レベルが低くなるにつれて該測位点の周辺領域を大きくして、各経路が該測位点の周辺領域を経由しているかどうかを判定する、
移動経路推定システム。 - 請求項1〜11の何れか一項に記載の移動経路推定システムであって、
前記経路探索部は、さらに、前記第1の基準点に対応する測位点の測位時刻に基づいて、前記複数の経路を探索する、
移動経路推定システム。 - ユーザ端末における現在位置の測位点を示す測位情報と、前記測位点の測位時刻とを含む、複数のプローブ情報が格納されたプローブ情報記憶部を参照し、各プローブ情報の測位点から所定範囲内にある道路及び/又は路線を基準点として特定し、
該基準点の位置を示す位置情報と、道路及び/又は路線の種別を示す種別情報と、該測位点の測位時刻とを対応づけた基準点情報を基準点情報記憶部に格納し、
前記基準点情報記憶部を参照し、第1及び第2の基準点の前記位置情報及び前記種別情報に基づいて、該第1及び第2の基準点の間における複数の経路及び該経路の所要時間を探索し、
前記経路探索部により探索された複数の経路の中から、前記所要時間と、前記第1及び第2の基準点に対応する第1及び第2の測位点間の測位時刻の間隔とに基づいて、該第1及び第2の測位点間の移動経路を推定する、
移動経路推定方法。
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