JP2022059498A - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】地図上の地点情報に関して利用者の迅速な意思決定を支援すること。【解決手段】地図上の地点情報を検索する検索部と、前記地点情報に係る地点の利用可能性を推定する利用可能性推定部と、前記地図における道路リンクの情報に基づいて、前記地点に向かうための移動コストを推定する移動コスト推定部と、前記地点が利用者の嗜好に合致する度合いである嗜好マッチ度を推定する嗜好マッチ度推定部と、を備える情報処理装置。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
従来、地図上のPOI(Point of Interest)について、現在の情報が最新でない可能性があることを示唆する技術がある(例えば非特許文献1参照)。
Google マップ,インターネット<URL:https://www.google.co.jp/maps/>
しかしながら、従来技術では、地点情報が最新でない可能性があることが地図上で示唆されるのみである。そのため、利用者は、そのような地図上の地点に関して何等かの意思決定をしようとする場合、その地点情報が最新であるかを何らかの手段で確認することが必要となり、迅速な意思決定をすることができない可能性があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、地図上の地点に関して利用者の迅速な意思決定を支援することができる情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供することを目的の一つとする。
この発明に係る情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムは、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係る情報処理装置は、地図上の地点情報を検索する検索部と、前記地点情報に係る地点の利用可能性を推定する利用可能性推定部と、前記地図における道路リンクの情報に基づいて、前記地点に向かうための移動コストを推定する移動コスト推定部と、前記地点が利用者の嗜好に合致する度合いである嗜好マッチ度を推定する嗜好マッチ度推定部と、を備える情報処理装置である。
(2):上記(1)の態様において、前記利用可能性推定部は、前記地点について登録されている情報の信頼性に基づいて前記利用可能性を推定するものである。
(3):上記(2)の態様において、前記利用可能性推定部は、前記地点の営業時間内に前記地点に到着することが可能であるか否か、または、前記地点に到着後、前記地点の営業時間内に前記地点の平均滞在時間以上滞在することが可能であるか否かに基づいて前記利用可能性を推定するものである。
(4):上記(1)から(3)の態様において、前記移動コスト推定部は、前記利用者について予め設定された案内経路から前記地点への迂回に要するコストを前記移動コストとして推定するものである。
(5):上記(4)の態様において、前記移動コスト推定部は、前記地点について、前記地点の入口に接続されている道路リンクが登録されており、かつ前記道路リンクが利用者の移動経路上に存在しない場合、前記道路リンクに迂回するためのコストである迂回コストを算出するものである。
(6):上記(5)の態様において、前記移動コスト推定部は、前記道路リンクに迂回するために要する時間または費用に基づいて前記迂回コストを算出するものである。
(7):上記(1)から(6)の態様において、前記嗜好マッチ度推定部は、利用者が指定した前記検索条件に対する前記地点の一致度、または前記利用者が指定した前記利用者の嗜好に対する前記地点の一致度に基づいて前記嗜好マッチ度を推定するものである。
(8):上記(1)から(7)の態様において、前記検索部は、前記地点を指し示すアイコンであって、前記地点について推定された利用可能性、移動コスト、および嗜好マッチ度をそれぞれ表す画像を結合したアイコンを前記地図上に表示させるものである。
(9):上記(8)の態様において、前記検索部は、前記利用可能性、前記移動コスト、および前記嗜好マッチ度を同じ評価尺度で表現するアイコンを前記地図上に表示させるものである。
(10):この発明の一態様に係る情報処理装置は、地図上の地点を検索する検索部であって、前記地点を指し示し、前記地点について導出された複数の指標値をそれぞれ表す画像を結合したアイコンを前記地図上に表示させる検索部を備える、情報処理装置である。
(11):この発明の一態様に係る情報処理方法は、コンピュータが、地図上の地点情報を検索し、前記地点情報に係る地点の利用可能性を推定し、前記地図における道路リンクの情報に基づいて、前記地点に向かうための移動コストを推定し、前記地点が利用者の嗜好に合致する度合いである嗜好マッチ度を推定する、情報処理方法である。
(12):この発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、地図上の地点情報を検索させ、前記地点情報に係る地点の利用可能性を推定させ、前記地図における道路リンクの情報に基づいて、前記地点に向かうための移動コストを推定させ、前記地点が利用者の嗜好に合致する度合いである嗜好マッチ度を推定させる、プログラムである。
(1)(11)(12)によれば、地図上の地点情報を検索する検索部と、前記地点情報に係る地点の利用可能性を推定する利用可能性推定部と、前記地図における道路リンクの情報に基づいて、前記地点に向かうための移動コストを推定する移動コスト推定部と、前記地点が利用者の嗜好に合致する度合いである嗜好マッチ度を推定する嗜好マッチ度推定部と、を備えることにより、地図上の対象地点に関して利用者の迅速な意思決定を支援することができる。
(2)によれば、前記利用可能性推定部が、前記地点について登録されている情報の信頼性に基づいて前記利用可能性を推定することにより、対象地点の利用可能性をより精度良く判定することが可能となる。
(3)によれば、前記利用可能性推定部が、前記地点の営業時間内に前記地点に到着することが可能であるか否か、または、前記地点に到着後、前記地点の営業時間内に前記地点の平均滞在時間以上滞在することが可能であるか否かに基づいて前記利用可能性を推定することにより、営業時間または利用時間の観点で、利用者がより確実性の高い地点を選択できるようにすることが可能となる。
(4)(5)によれば、前記移動コスト推定部が、前記利用者について予め設定された案内経路から前記地点への迂回に要するコストを前記移動コストとして推定することにより、利用者が、対象地点を訪問すべきか否かを判断しやすくすることが可能となる。
(6)によれば、前記移動コスト推定部が、前記道路リンクに迂回するために要する時間または費用に基づいて前記迂回コストを算出することにより、利用者が、対象地点を訪問するか否かの判断を所要時間または所要費用の観点からより正しく判断できるようにすることが可能となる。
(7)によれば、前記嗜好マッチ度推定部が、利用者が指定した前記検索条件に対する前記地点の一致度、または前記利用者が指定した前記利用者の嗜好に対する前記地点の一致度に基づいて前記嗜好マッチ度を推定することにより、利用者が、自身の嗜好により合致した地点を選択しやすくすることが可能になる。
(8)(10)によれば、前記検索部が、前記地点を指し示すアイコンであって、前記地点について推定された利用可能性、移動コスト、および嗜好マッチ度をそれぞれ表す画像を結合したアイコンを前記地図上に表示させることにより、利用者は、複数の対象地点からいずれかの地点を選択する意思決定を、より正確かつ迅速に行うことが可能となる。
(9)によれば、前記検索部が、前記利用可能性、前記移動コスト、および前記嗜好マッチ度を同じ評価尺度で表現するアイコンを前記地図上に表示させることにより、利用者は、複数の対象地点からいずれかの地点を選択する際に、利用可能性、移動コスト、および嗜好マッチ度の重要性をより容易に比較し、判断することが可能となる。
本実施形態の情報処理装置の構成例を示す図である。 本実施形態のナビゲーション装置が地点表示を地図上に表示させる態様の一例を示す図である。 本実施形態のナビゲーション装置が移動コストに基づいて地点を評価する方法の一例を示すフローチャートである。 本実施形態のナビゲーション装置が入口リンクを精度良く推定する方法の一例を説明する図である。 本実施形態における迂回コスト算出処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態のナビゲーション装置が迂回時間に応じた迂回コストの加算値を決定する際に参照するテーブルの一例を示す図である。 本実施形態のナビゲーション装置が迂回費用に応じた迂回コストの加算値を決定する際に参照するテーブルの一例を示す図である。 本実施形態のナビゲーション装置が嗜好マッチ度に基づいて地点を評価する方法の一例を示すフローチャートである。 本実施形態のナビゲーション装置が利用可能性に基づいて地点を評価する方法の一例を示すフローチャートである。 本実施形態において、利用可能性評価部が営業時間情報の信頼性を求める方法の一例を説明する図である。 本実施形態における営業時間情報の一例を示す図である。 本実施形態において対象地点における滞在時間の一例を示す図である。 本実施形態における営業時間情報の信頼度の指標値の一例を示す図である。 本実施形態のナビゲーション装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムの実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の情報処理装置の構成例を示す図である。情報処理装置100は、検索条件に合致するPOI(Point of Interest ; 地点情報)を地図情報から抽出し、抽出した地点情報を地図上に表示する装置である。例えば、情報処理装置100は、スマートフォンやタブレット、ノートパソコン等の可搬型の情報処理端末である。また、例えば、情報処理装置100は、移動体に搭載され、移動体を使用する利用者に対して目的地までの経路案内を行うナビゲーション装置であってもよい。以下の説明では、移動体は、一例として車両であるものとする。車両は、例えば、二輪や三輪、四輪等の車両であり、その駆動源は、ディーゼルエンジンやガソリンエンジンなどの内燃機関、電動機、或いはこれらの組み合わせである。電動機は、内燃機関に連結された発電機による発電電力、或いは二次電池や燃料電池の放電電力を使用して動作する。以下では、情報処理装置100をナビゲーション装置100ともいう。
ナビゲーション装置100は、例えば、記憶部10と、通信部20と、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機30と、ナビHMI40と、制御部50とを備える。
記憶部10は、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置である。例えば、記憶部10は、ナビゲーション装置100が実行する各種のプログラムデータや、第1地図情報11、第2地図情報12などを予め記憶している。また、記憶部10には、通信部20や、GNSS受信機30、ナビHMI40、制御部50等により取得又は生成された各種データが記憶されてもよい。
通信部20は、無線LANやセルラー網等の通信網に接続するための無線通信インターフェースである。ナビゲーション装置100は、通信部20を介して他の装置と無線通信により通信することができる。通信部20は、無線通信インターフェースに加えて/代えて有線通信インターフェースを備えてもよい。
GNSS受信機30は、GNSS衛星から受信した信号に基づいて、ナビゲーション装置100を搭載する車両(以下「自車両」という。)の位置を特定する。
ナビHMI40は、表示装置やスピーカ等の出力装置と、タッチパネルやキーなどの入力装置を含む。
記憶部10、通信部20、GNSS受信機30、ナビHMI40は制御部50に接続される。記憶部10、通信部20、GNSS受信機30、ナビHMI40は、制御部50との間で情報を入出力するとともに、制御部50を介して他の機能部と情報の受け渡しが可能である。
制御部50は、記憶部10、通信部20、GNSS受信機30、ナビHMI40との間で各種情報の入出力を行うことにより、情報処理装置をナビゲーション装置100として機能させる。具体的には、制御部50は、目的地まで利用者を案内するナビゲーション機能を実現するナビゲーション機能部510と、検索条件に合致する地点情報を地図上に表示させる機能を実現する地点情報検索部520とを備えている。
制御部50は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めナビゲーション装置100のHDDやフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体(非一過性の記憶媒体)がドライブ装置に装着されることでナビゲーション装置100のHDDやフラッシュメモリにインストールされてもよい。
ナビゲーション機能部510は、例えば、GNSS受信機30により特定された自車両の位置(或いは入力された任意の位置)から、ナビHMI40を用いて乗員により入力された目的地までの経路(以下、地図上経路)を、第1地図情報11を参照して決定する。第1地図情報11は、例えば、道路を示すリンクと、リンクによって接続されたノードとによって道路形状が表現された情報である。第1地図情報11は、道路の曲率や地点情報などを含んでもよい。ナビゲーション装置100は、地図上経路に基づいて、ナビHMI40を用いた経路案内を行ってもよい。ナビゲーション装置100は、例えば、乗員の保有するスマートフォンやタブレット端末等の端末装置の機能によって実現されてもよい。ナビゲーション装置100は、通信部20を介して通信可能なナビゲーションサーバ(図示せず)に現在位置と目的地を送信し、ナビゲーションサーバから地図上経路と同等の経路を取得してもよい。
第2地図情報12は、第1地図情報11よりも高精度な地図情報である。第2地図情報12は、例えば、車線の中央の情報あるいは車線の境界の情報等を含んでいる。また、第2地図情報12には、道路情報、交通規制情報、住所情報(住所・郵便番号)、施設情報、電話番号情報などが含まれてよい。第2地図情報12は、通信部20を介した他装置との通信により、随時、アップデートされてよい。なお、以下では、特に区別しない限り、第1地図情報11および第2地図情報12を総称して単に「地図情報」という。地図情報には、有料道路の利用料金に関する情報が含まれてもよい。
地点情報検索部520は、例えばナビHMI40等から入力された検索条件に基づいて地図情報を検索し、検索条件に合致する地点情報を抽出するとともに、抽出した地点情報を、その地点情報に係る地点(以下「対象地点」という。)に関する複数の評価値に応じた態様で地図上に表示させる。ここで、地点情報に係る地点とは、例えば、地点に存在する施設を意味する。具体的には、地点情報検索部520は、対象地点が利用者の嗜好に合致している度合い(以下「嗜好マッチ度」という。)と、その対象地点をその日の営業時間内に利用できる可能性(以下「利用可能性」という。)と、その対象地点に到達するために必要なコスト(以下「移動コスト」という。)との、3つの観点での評価に応じた態様で、抽出した地点情報を地図上に表示させる。
図2は、本実施形態のナビゲーション装置100が、対象地点を指し示す表示(以下「地点表示」という。)を地図上に表示させる態様の一例を示す図である。図2は、地点表示の一例として、その頂点Xにより地図上における対象地点の位置を指し示す円錐状の図形Tを示している。図形Tは、その内部領域が、上記3つの評価値に対応して3つの領域R1~R3に分割され、分割された各領域の色によって、対応する観点での評価の高さを表している。図2の例では、各評価値の大きさが5段階の色CL1~CL5によって表されている。
例えば、この例において、第1の領域R1は嗜好マッチ度に対応し、その値に応じた色により、対象地点に対する利用者の嗜好マッチ度の高さを表している。図2の例では、第1の領域R1の色CL1により、嗜好マッチ度が5段階で最大であることが表されている。
また、例えば、この例において、第2の領域R2は利用可能性に対応し、その値に応じた色により、対象地点の利用可能性の高さを表している。図2の例では、第2の領域R2の色CL3により、対象地点の利用可能性が5段階で中程度であることが表されている。
また、例えば、この例において、第3の領域R3は移動コストに対応し、その値に応じた色により、対象地点に向かうための移動コストの高さを表している。図2の例では、第3の領域R3の色CL5により、対象地点に向かうための移動コストが5段階で最小であることが表されている。
このような態様で地図上に地点表示が示されることにより、利用者は、各対象地点に対する嗜好マッチ度、各対象地点の利用可能性、および各対象地点に到達するための移動コストを、視覚によって迅速かつ容易に把握することが可能となる。
なお、このような地点表示の表示態様は一例であり、必ずしも地点表示の表示態様を図2の態様に限定するものではない。地点表示は、地点についての複数の観点での評価を、同時かつ視認性高く表すことができる態様であれば、図2の例以外のどのような態様で表示されてもよい。例えば、地点表示は、円錐状の図形に代えて多角錘状の図形で表されてもよいし、分割された各領域に対応する指標値の大小は、色に代えてパターンによって表されてもよい。
このように、本実施形態の地点情報検索部520は、検索によって抽出された地点情報に係る対象地点に関し、複数の観点での評価を行う機能を有する。以下では、これらの複数の観点での評価指標として、上述の嗜好マッチ度、利用可能性、移動コストを例にとり、それらの値に基づく対象地点の評価方法について説明する。本実施形態における地点情報検索部520は、これらの複数の評価観点での対象地点の評価を実現する機能部として、嗜好マッチ度推定部521、利用可能性推定部522、移動コスト推定部523を備えるものとする。
なお、嗜好マッチ度、利用可能性、移動コストは、対象地点についての複数の評価指標の一例であり、複数の評価指標が必ずしもこれらの3つの指標でなければならないことを意味しない。対象地点の評価は、複数の評価指標に基づくものであれば、これら以外の指標に基づいて行われてもよい。例えば、対象地点の評価は、2つの評価指標に基づいて行われてもよいし、4つ以上の評価指標に基づいて行われてもよい。また、この場合、地図上において対象地点を示す地点表示は、複数の評価指標の数に応じて、2つの領域に分割されてもよいし、4つ以上の領域に分割されてもよい。
図3は、本実施形態のナビゲーション装置100が移動コストに基づいて対象地点を評価する方法の一例を示すフローチャートである。ここでは、1つの対象地点について移動コストを判定する場合について説明する。なお、以下では、検索条件に合致した対象地点のうち、移動コストを判定する対象として選択された1つの対象地点を「評価対象地点」という。評価対象地点は、検索条件に合致した対象地点のうちから任意の順序で選択されてよい。
まず、移動コスト推定部523は、ナビゲーション装置100が記憶している地図情報に、評価対象地点への入り口を有する道路リンク(以下「入口リンク」という。)が登録されているか否かを判定する(ステップS101)。ここでは例えば、評価対象地点の入口リンクは、地点情報として第1地図情報11に登録され得るものとして説明する。この場合、移動コスト推定部523は、第1地図情報11に登録されている地点情報を参照し、その地点情報に評価対象地点の入口リンクが登録されているか否かを判定する。ここで、評価対象地点の入口リンクが地図情報に登録されていないと判定した場合、移動コスト推定部523は、ステップS102に処理を進め、評価対象地点についての移動コストの評価は「低」であると判定する。
一方、ステップS101において、評価対象地点の入口リンクが地図情報に登録されていると判定した場合、移動コスト推定部523は、その入口リンクが目的地に向かう設定ルート上に存在するか否かを判定する(ステップS103)。ここで、評価対象地点の入口リンクが目的地に向かう設定ルート上に存在すると判定した場合、移動コスト推定部523は、評価対象地点に向かうのに設定ルートから迂回する必要がないとして、移動コストをゼロと決定する(ステップS104)。
一方、ステップS103において、評価対象地点の入口リンクが目的地に向かう設定ルート上に存在しないと判定した場合、移動コスト推定部523は、迂回コスト算出処理を実行することにより設定ルートを迂回して評価対象地点に向かうために必要な移動コスト(以下「迂回コスト」という。)を算出する(ステップS105)。なお、迂回コスト算出処理の内容については後述する。
ステップS104又はS105において迂回コストを算出すると、続いて、移動コスト推定部523は、評価対象地点について行われた入口リンクの情報登録が、評価対象地点の管理者によって行われたものであるか否かを判定する(ステップS106)。ここでは例えば、地点情報は、その登録者の識別情報を含んで第1地図情報11に登録されるものとする。この場合、移動コスト推定部523は、第1地図情報11に登録されている評価対象地点の地点情報を参照し、その地点情報に含まれる登録者の識別情報を判定することにより、評価対象地点について入口リンクを登録した者が管理者であるか否かを判定することができる。なお、ここでいう評価対象地点の管理者とは、評価対象地点に関して確度の高い情報を有していると考えられる者を意味するものであり、評価対象地点自体の管理者や、評価対象地点を含む地図情報の管理者などが一例として挙げられる。
ステップS106において、入口リンクの情報登録者が評価対象地点の管理者であると判定した場合、移動コスト推定部523は、算出された迂回コストに基づいて移動コストの評価を行い(ステップS107)、評価結果を出力する(ステップS102、S108、S109)。一方、ステップS106において、入口リンクの情報登録を行った者が評価対象地点の管理者でないと判定した場合、移動コスト推定部523は、登録されている入口リンクの信頼性が低いことを迂回コストに反映した上で、ステップS107に処理を進める。具体的には、移動コスト推定部523は、迂回コストに所定の値を加算した上で(ステップS110)、移動コストの評価を行う。なお、移動コスト推定部523は、入口リンクの情報登録を行った者が管理者であるか否かに応じて迂回コストを増加させる代わりに、入口リンクの情報登録を行った者の信頼性に応じた値を迂回コストに加算するように構成されてもよい。
例えば、本フローチャートの例では、移動コスト推定部523は、ステップS107において、迂回コストが、第1閾値未満、第1閾値以上かつ第2閾値未満、又は第2閾値以上のいずれであるかを判定し、その判定結果に応じて、移動コストを「高」「中」「低」のいずれかで評価している。なお、本フローチャートの例では、利用者に対して評価対象地点の推奨度を提示する場合を想定して、迂回コストが小さいほど移動コストの評価を高くする場合を示している。
なお、本フローチャートでは、ステップS101において、評価対象地点について入口リンクが登録されていない場合、即座に移動コストを「低」と評価する場合について説明したが、入口リンクが精度良く推定できる場合には、移動コスト推定部523は、入口リンクの推定結果をもってステップS103に処理を進めてもよい。図4は、入口リンクを精度良く推定する方法の一例を説明する図である。
例えば、図4の例において、評価対象地点60の入口を有する道路リンクはL2であるが、道路リンクL2が評価対象地点60の入口リンクとして登録されていない場合、道路リンクL1のように評価対象地点60の付近を通る道路リンクからであっても、道路リンクL2に向かう適切な迂回ルートが生成されない可能性がある。そのため、移動コスト推定部523は、評価対象地点60を目的地とした過去の移動履歴に基づいて入口リンクが道路リンクL2であることを推定する。入口リンクの推定は、経路案内を行う対象の利用者(以下「対象利用者」という。)の移動履歴に基づいて行われてもよいし、対象利用者ではない他の利用者の移動履歴に基づいて行われてもよい。
例えば、図4の例のように、対象利用者について設定された設定ルートRT1に対して、他の利用者の移動履歴としてそれぞれルートRT2、RT3、RT4が得られた場合、評価対象地点60を目的地とした移動ルートRT3の移動履歴を用いることにより、移動コスト推定部523は、評価対象地点60の入口リンクが道路リンクL2であることを精度良く推定することができる。
図5は、本実施形態における迂回コスト算出処理の一例を示すフローチャートである。まず、移動コスト推定部523は、現在の設定ルートから評価対象地点の入口リンクに至る迂回ルートを取得し、その迂回ルートで評価対象地点に到達するのに必要な時間(以下「迂回時間」という。)および費用(以下「迂回費用」という。)を算出する(ステップS201)。移動コスト推定部523は、迂回ルートの生成、迂回時間の予測、迂回費用の見積もりを地図情報に基づいて自身が行ってもよいし、ナビゲーション機能部510に指示してこれらを実行させ、その実行結果をナビゲーション機能部510から取得してもよい。
続いて、移動コスト推定部523は、算出した迂回時間に応じた迂回コストの加算値を決定する(ステップS202)とともに、算出した迂回費用に応じた迂回コストの加算値を決定する(ステップS203)。例えば、本実施形態では、次の図6Aおよび図6Bに示すようなテーブルが予め記憶部10に記録されているものとする。図6Aは、本実施形態のナビゲーション装置が迂回時間に応じた迂回コストの加算値を決定する際に参照するテーブルの一例を示す図である。図6Bは、本実施形態のナビゲーション装置が迂回費用に応じた迂回コストの加算値を決定する際に参照するテーブルの一例を示す図である。この場合、移動コスト推定部523は、これらの各テーブルから迂回時間および迂回費用に応じた加算値を取得し、これらの加算値の合計を迂回コストの値として出力する(ステップS204)。
なお、図6Aは、迂回時間が5分増減するごとに加算値を増加させる場合に参照するテーブルの例を示しているが、加算値を増加させる時間幅や、時間幅ごとに加算値をどれだけ増加させるかは適宜変更されてよい。また、図6Bは、迂回費用が100円増減するごとに加算値を増加させる場合に参照するテーブルの例を示しているが、加算値を増加させる費用幅や、費用幅ごとに加算値をどれだけ増加させるかは適宜変更されてよい。また、迂回が発生する場合であっても、迂回費用が発生しない場合もあるので、図6Bでは迂回費用が0円の場合も想定して加算値を設定している。
また、ここでは、ナビゲーション装置100において、設定ルートからの迂回コストを移動コストとして算出する場合について説明したが、移動コストはこれに限定されず、単に現在位置から評価対象地点に至るまでの移動コストとして算出されてもよい。
図7は、本実施形態のナビゲーション装置100が嗜好マッチ度に基づいて対象地点を評価する方法の一例を示すフローチャートである。まず、嗜好マッチ度推定部521は、対象地点について、嗜好マッチ度の値を算出する(ステップS301)。上述のとおり、嗜好マッチ度は、対象地点が利用者の嗜好に合致している度合いの大きさを評価するための指標である。例えば、利用者がナビゲーション装置100に対して与える検索条件自体が利用者の嗜好を反映したものと考えれば、嗜好マッチ度は、対象地点がどの程度の一致度で検索条件に合致したかによって表すことができる。
また、例えば、対象地点に対する利用者の嗜好マッチ度は、上記の検索条件との一致度に加えて(またはこれに代えて)、利用者の嗜好情報と対象地点との相関性の高さによって表すことができる。例えば、対象地点について登録されている地点情報に、利用者の嗜好情報の全部が含まれている場合には嗜好マッチ度が高いとし、利用者の嗜好情報の一部が含まれている場合には嗜好マッチ度が中程度であるとし、利用者の嗜好情報が全く含まれていない場合には嗜好マッチ度が低い、とすることができる。
また、例えば、事象間の関連性を示す情報が予め取得されている場合、嗜好マッチ度推定部521は、対象地点の属性と検索条件との関連性に基づいて嗜好マッチ度を推定してもよい。例えば、それぞれ“ホームセンター”、“スーパーマーケット”、“デパート”である対象地点A、B、Cが、“ホームセンター”を検索条件としたときの対象地点として検索された場合、嗜好マッチ度推定部521は、検索条件と一致する対象地点Bの嗜好マッチ度を「高」と評価し、検索条件から最も遠い“デパート”である対象地点Cの嗜好マッチ度を「低」と評価し、“スーパーマーケット”である対象地点Aの嗜好マッチ度を「中」と評価することができる。
嗜好マッチ度推定部521は、このような方法で評価対象地点に対する利用者の嗜好マッチ度を定量化するとともに、その値が0~100の範囲の値となるように正規化したものを嗜好マッチ度の指標値(以下「嗜好スコア」という。)として取得する。
続いて、嗜好マッチ度推定部521は、算出された嗜好スコアの値に基づいて嗜好マッチ度の評価を行い(ステップS302)、評価結果を出力する(ステップS303、S304、S305)。例えば、本フローチャートの例では、嗜好マッチ度推定部521は、ステップS302において、嗜好スコアが、第1閾値未満、第1閾値以上かつ第2閾値未満、又は第2閾値以上のいずれであるかを判定し、その判定結果に応じて、嗜好マッチ度を「高」「中」「低」のいずれかで評価している。なお、本フローチャートの例では、利用者に対して対象地点の推奨度を提示する場合を想定して、嗜好スコアが大きいほど嗜好マッチ度の評価を高くする場合を示している。なお、例えば、嗜好マッチ度の指標値を0~100の範囲に正規化する場合、第1閾値は33、第2閾値は66とすることができる。
図8は、本実施形態のナビゲーション装置100が利用可能性に基づいて対象地点を評価する方法の一例を示すフローチャートである。まず、利用可能性推定部522は、評価対象地点について地点情報の更新頻度が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS401)。ここで、評価対象地点の地点情報の更新頻度が閾値未満であると判定した場合、利用可能性推定部522は、評価対象地点の利用可能性を「低」と評価する(ステップS402)。
一方、ステップS401において、評価対象地点の地点情報の更新頻度が閾値以上であると判定した場合、利用可能性推定部522は、評価対象地点について営業時間情報が登録されているか否かを判定する(ステップS403)。例えば、利用可能性推定部522は、第1地図情報11を参照し、評価対象地点の地点情報に営業時間情報が含まれているか否かを判定する。ここで、評価対象地点について営業時間情報が登録されていないと判定した場合、利用可能性推定部522は、ステップS402に進み、評価対象地点の利用可能性を「低」と評価する。
一方、ステップS403において、評価対象地点について営業時間情報が登録されていると判定した場合、利用可能性推定部522は、営業時間内に評価対象地点に到着することが可能であるか否かを判定する(ステップS404)。ここで、営業時間内に評価対象地点に到着することができないと判定した場合、利用可能性推定部522は、ステップS402に進み、評価対象地点の利用可能性を「低」と評価する(ステップS402)。
一方、ステップS404において、営業時間内に評価対象地点に到着することが可能であると判定した場合、利用可能性推定部522は、評価対象地点について登録されている営業時間情報の信頼性が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS405)。なお、営業時間情報の信頼性の判定方法については後述する。ここで、評価対象地点について登録されている営業時間情報の信頼性が閾値未満であると判定した場合、利用可能性推定部522は、評価対象地点の利用可能性を「中」と評価する(ステップS406)。
一方、ステップS405において、評価対象地点について登録されている営業時間情報の信頼性が閾値以上であると判定した場合、利用可能性推定部522は、評価対象地点に到着してから営業時間が終了するまでの間に、予想滞在時間だけ評価対象地点に滞在することが可能であるか否かを判定する(ステップS407)。ここで、予想滞在時間とは、評価対象地点を訪れた利用者について、その評価対象地点に滞在することが予想される時間である。
例えば、予想滞在時間は、評価対象地点の地点情報として登録されている情報であってもよいし、評価対象地点を目的地とした過去の移動履歴に基づいて算出されてもよい。例えば、利用可能性推定部522は、過去に評価対象地点を目的地として移動した利用者が、目的地である対象地点情報に到着してから、その目的地を出発するまでに経過した時間を予想滞在時間として算出してもよいし、複数の利用者について算出された滞在時間の平均を予想滞在時間として算出してもよい。
ステップS407において、評価対象地点に到着してから営業時間が終了するまでの間に予想滞在時間だけ評価対象地点に滞在することができないと判定した場合、利用可能性推定部522は、ステップS406に進み、評価対象地点の利用可能性を「中」と評価する。一方、ステップS407において、評価対象地点に到着してから営業時間が終了するまでの間に予想滞在時間だけ評価対象地点に滞在することが可能であると判定した場合、利用可能性推定部522は、評価対象地点の利用可能性を「高」と評価する(ステップS408)。
図9は、本実施形態において、利用可能性推定部522が営業時間情報の信頼性を求める方法の一例を説明する図である。例えば、利用可能性推定部522は、過去に評価対象地点70を目的地として移動した利用者の移動履歴を参照し、それらの利用者が評価対象地点70に滞在した時間を取得する。その結果、例えば、図9に示す各ルートで移動を行った利用者A、B、Cについて、それぞれ0分、1分、30分の滞在時間が取得されたとする。ここで利用者Aの滞在時間0分は、利用者Aが対象地点情報70に滞在しなかったことを表しており、例えば、利用者Aが対象地点情報70を通り過ぎた場合を表している。
この場合、例えば、利用可能性推定部522は、利用者A、B、Cの評価対象地点70における滞在時間と営業時間情報とを掛け合わせることにより、利用者A、B、Cごとに評価対象地点70の営業時間情報の信頼性の指標値を得ることができる。例えば、図10Aは、評価対象地点70の営業時間情報の一例を示す図である。また、図10Bは、図9の例の利用者A、B、Cの評価対象地点70における滞在時間および滞在タイミングの例を示す。図10Cは、図10Aに示される営業時間情報と、図10Bに示される各利用者の滞在時間とを各時刻において乗算した値を時系列に示す図である。
この場合、図10Cに示されるように、利用可能性推定部522は、利用者Cが評価対象地点70に滞在した期間(30分)については、営業時間内であることを示す営業時間情報の値1と、利用者Cの滞在を示す値1とを掛け合わせた値1を信頼性の指標値として取得することができる。
一方、利用者Aについては、評価対象地点70における滞在時間は0分であるため、評価対象地点70が営業中であるか否かにかかわらず、信頼性の指標値の値は0となる。また、利用者Bについては、評価対象地点70における滞在時間は1分であるが、滞在したタイミングが営業時間外(営業時間情報の値が0)であることから、滞在時間の長短にかかわらず、信頼性の指標値の値は0となる。
この場合、利用可能性推定部522は、利用者A、B、Cについて取得した各指標値の総和を営業時間情報の信頼性を示す指標値とすることができる。利用可能性推定部522は、このようにして得られた信頼性の指標値を閾値と比較するなどして、その信頼性の高さを評価することができる。例えば、図10Cの例では、利用可能性推定部522は、指標値を時刻に沿って積分した値を信頼性の指標値として取得することができる。
本実施形態のナビゲーション装置100は、検索条件に合致した各地点情報について、嗜好マッチ度、利用可能性、移動コストの観点での評価を上述の各方法によって行い、その評価結果に応じた表示態様で各地点情報の地点表示を地図上に表示することができる。このように構成された実施形態のナビゲーション装置100(情報処理装置100)によれば、利用者は、地図上の地点情報に関して利迅速な意思決定を行うことが可能となる。
以上説明した実施形態によれば、地図上の地点を検索する際に、検索条件に合致した対象地点の利用可能性を推定し、対象地点に向かうために必要となる移動コストを推定し、対象地点が利用者の嗜好に合致する度合いである嗜好マッチ度を推定することにより、地図上の地点情報に関して利用者の迅速な意思決定を支援することができる。
[ハードウェア構成]
図11は、実施形態のナビゲーション装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。図示するように、ナビゲーション装置100は、通信コントローラ100-1、CPU100-2、ワーキングメモリとして使用されるRAM(Random Access Memory)100-3、ブートプログラムなどを格納するROM(Read Only Memory)100-4、フラッシュメモリやHDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置100-5、ドライブ装置100-6などが、内部バスあるいは専用通信線によって相互に接続された構成となっている。通信コントローラ100-1は、ナビゲーション装置100以外の構成要素との通信を行う。記憶装置100-5には、CPU100-2が実行するプログラム100-5aが格納されている。このプログラムは、DMA(Direct Memory Access)コントローラ(不図示)などによってRAM100-3に展開されて、CPU100-2によって実行される。これによって、制御部50、およびこれらに含まれる機能部のうち一部または全部が実現される。
上記説明した実施形態は、以下のように表現することができる。
プログラムを記憶した記憶装置と、
ハードウェアプロセッサと、を備え、
地図上の地点情報を検索し、
前記地点情報に係る地点の利用可能性を推定し、
前記地図におけるリンクの情報に基づいて、前記地点に向かうための移動コストを推定し、
前記地点が利用者の嗜好に合致する度合いである嗜好マッチ度を推定する、
ように構成されている、情報処理装置。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
100…ナビゲーション装置(情報処理装置)
10…記憶部
11…第1地図情報11
12…第2地図情報12
20…通信部
30…GNSS受信機
40…ナビHMI
50…制御部
510…ナビゲーション機能部
520…地点情報検索部
521…嗜好マッチ度推定部
522…利用可能性推定部
523…移動コスト推定部
100-1…通信コントローラ
100-2…CPU
100-3…RAM
100-4…ROM
100-5…記憶装置
100-5a…プログラム
100-6…ドライブ装置

Claims (12)

  1. 地図上の地点情報を検索する検索部と、
    前記地点情報に係る地点の利用可能性を推定する利用可能性推定部と、
    前記地図における道路リンクの情報に基づいて、前記地点に向かうための移動コストを推定する移動コスト推定部と、
    前記地点が利用者の嗜好に合致する度合いである嗜好マッチ度を推定する嗜好マッチ度推定部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記利用可能性推定部は、前記地点について登録されている情報の信頼性に基づいて前記利用可能性を推定する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記利用可能性推定部は、前記地点の営業時間内に前記地点に到着することが可能であるか否か、または、前記地点に到着後、前記地点の営業時間内に前記地点の平均滞在時間以上滞在することが可能であるか否かに基づいて前記利用可能性を推定する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記移動コスト推定部は、前記利用者について予め設定された案内経路から前記地点への迂回に要するコストを前記移動コストとして推定する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記移動コスト推定部は、前記地点について、前記地点の入口に接続されている道路リンクが登録されており、かつ前記道路リンクが利用者の移動経路上に存在しない場合、前記道路リンクに迂回するためのコストである迂回コストを算出する、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記移動コスト推定部は、前記道路リンクに迂回するために要する時間または費用に基づいて前記迂回コストを算出する、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記嗜好マッチ度推定部は、利用者が指定した前記検索条件に対する前記地点の一致度、または前記利用者が指定した前記利用者の嗜好に対する前記地点の一致度に基づいて前記嗜好マッチ度を推定する、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記検索部は、前記地点を指し示すアイコンであって、前記地点について推定された利用可能性、移動コスト、および嗜好マッチ度をそれぞれ表す画像を結合したアイコンを前記地図上に表示させる、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記検索部は、前記利用可能性、前記移動コスト、および前記嗜好マッチ度を同じ評価尺度で表現するアイコンを前記地図上に表示させる、
    請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 地図上の地点を検索する検索部であって、前記地点を指し示し、前記地点について導出された複数の指標値をそれぞれ表す画像を結合したアイコンを前記地図上に表示させる検索部を備える、
    情報処理装置。
  11. コンピュータが、
    地図上の地点情報を検索し、
    前記地点情報に係る地点の利用可能性を推定し、
    前記地図における道路リンクの情報に基づいて、前記地点に向かうための移動コストを推定し、
    前記地点が利用者の嗜好に合致する度合いである嗜好マッチ度を推定する、
    情報処理方法。
  12. コンピュータに、
    地図上の地点情報を検索させ、
    前記地点情報に係る地点の利用可能性を推定させ、
    前記地図における道路リンクの情報に基づいて、前記地点に向かうための移動コストを推定させ、
    前記地点が利用者の嗜好に合致する度合いである嗜好マッチ度を推定させる、
    プログラム。
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