JP4883300B2 - 情報配信装置 - Google Patents
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地点特定方法及び地点特定装置には、特定された単位升目でカバーされる領域をもって地点を特定するものにおいて、施設固有コードを1元の固有コードとは別のコード体系で定義し、施設固有コードによって所定の施設を特定できるようにしたものがある。
経路探索装置及び経路探索方法には、出発地から複数の設定ノードを経由して目的地に至る経路を探索するものにおいて、ノード経路と経由ルートとを組み合わせて、選択候補となる複数の経路を短時間で探索するものがある。
ナビゲーション装置には、探索されたルート上に、記憶された地点がある場合に、その地点において、ルート逸脱を防止する案内を行うものがある。
経路誘導装置には、施設等の外部情報を受信して目的地まで最適経路を誘導するものにおいて、受信された外部情報を各区域毎に外部情報履歴データベースとして登録し、現在の外部情報と、登録されている外部情報履歴データベースの過去の外部情報とを基に、渋滞・混雑度を予測して、各場所への到着予想時間を算出するものがある。
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的に説明する。
この制御手段5は、情報表示装置3から自車の現在位置を受信するとともに、情報表示装置3で行った各ボタン操作の内容を受信し、表示装置9への情報処理画面を作成する。
また、この制御手段5は、通信手段6を介して車両装置2の外部の情報データサーバ7に対してデータを送受信(インターネット)する。
判定手段5Cは、一つの升目に、設定された時間毎に記録される走行点が2点以上含まれる場合のみ、走行ルート作成用の升目として記憶させる。
また、判定手段5Cは、走行点が1点であると判定した場合でも、走行ルートが連続した升目を維持できないときには、1点のみの升目も走行ルート作成用の升目として記憶させる。
図4に示すように、車両装置2においては、プログラムがスタートし(ステップA01)、乗車してエンジンキーをオンにすると(ステップA02)、情報配信及び表示を行い(ステップA03)、そして、閲覧等の操作データを情報データサーバ7に送信し(ステップA04)、エンジンキーがオフか否かを判断し(ステップA05)、このステップA05がNOの場合には、前記ステップA03に戻り、一方、このステップA05がYESの場合には、プログラムが終了する(ステップA06)。
また、情報データサーバ7においては、先ず、情報を選別することがスタートすると(ステップB01)、選別するタイミングか否かを判断し(ステップB02)、このステップB02がNOの場合には、この判断を継続し、一方、このステップB02がYESの場合には、現在地の近辺、推定された(又は設定された)目的地の近辺の広告を選別し(ステップB03)、プログラムが終了する(ステップB04)。
この図4のフローチャートにおいて、車両装置2と情報データサーバ7との間では、車両装置2で情報配信及び表示を行うときと(ステップA03)、情報データサーバ7で現在地の近辺、推定された(又は設定された)目的地の近辺の広告を選別するときとで(ステップB03)、通信が行われている。
図5に示すように、1走行の流れがスタートすると(ステップC01)、出発し(ステップC02)、そして、自宅位置Sを出発地点として設定し(ステップC03)、ルートマッチングによる目的地の推定を行い(ステップC04)、そして、到着したか否かを判断し(ステップC05)、このステップC05がYESの場合には、1走行ルートの格納を行い(ステップC06)、プログラムが終了する(ステップC07)。
一方、前記ステップC05がNOの場合には、走行ルートの作成をしてから(ステップC08)、前記ステップC04に戻る。
(1)、出発地点1での目的地推定
a) 過去の走行履歴の中で1を出発したルートを、AVAILABLE_DAYとAVAILABLE_RECORDNUMの範囲内で抽出する。
b) 出発する曜日と時間とで最も頼度が高い走行ルートの到着地を目的地と推定する。
スコア=(頻度+同じ曜日頻度+同じ時刻頻度)*INITIAL_POINT
頻度は、HINDO_MAX以上を値として取らない。
MIN_SCOREに満たないスコアの場合は、目的地の候補としない。
(2)、走行中2〜12の目的地推定
a) 出発してから升目の数がMASUME_MIN以上経過していることを確認する。
b) 過去の走行履歴の中でMATCH_NUMの数だけルートが一致しているものを、AVAILABLE_DAYとAVAILABLE_RECORDNUMの範囲内で抽出する。
c) もし、今回、今までの候補の中が一致しなかった場合は、NOMATCH_POINT減点する。
スコア=今までのスコア+NEW_FINDING_POINT*(進んだ升目数/2)
(3)、到着した後13の処理
今までの過去のルートと一致したものがあるかみる。升目が一致した割合がSAVERATE_TO_RM以上なら過去のルートと一致したとみなす。それ以外は、新規ルートとしてデータベースに登録する。
図6に示すように、プログラムがスタートすると(ステップD01)、先ず、2つ以上升目に走行点が入ったか否かを判断し(ステップD02)、このステップD02がYESの場合には、走行ルートで連続したルートになっているか否かを判断し(ステップD03)、このステップD03がYESの場合には、現在の升目を走行ルートとして追加する(ステップD04)。このステップD04の処理後又は前記ステップD02がNOの場合には、プログラムを終了する(ステップD05)。
一方、前記ステップD03がNOの場合には、連続した升目になるための升目候補は1つか否かを判断し(ステップD06)、このステップD06がYESの場合には、1つ前の升目を走行するルートに追加し(ステップD07)、前記ステップD04に移行する。
前記ステップD06がNOで、連続した升目になるための升目候補が2つ以上の場合には、連続した升目になるための升目候補は1つか否かを判断し(ステップD08)、このステップD08がYESの場合には、升目の中心点に近いところを通過している方を走行ルートとして追加し(ステップD09)、前記ステップD04に移行する。
前記ステップD08がNOで、走行ルートの候補がない場合には、ルートが途切れたところから直線で現在までの升目を走行ルートとし(ステップD10)、前記ステップD04に移行する。
上記の図7に示す走行経路より、今、1→2→3→4→…と走行したとき、今まではそのまま1、2、3、4…のように走行ルートとして記録していた。しかし、これだと境界線上を走行した場合、その升目が登録される時とその升目が登録されない時が出てしまい、違うルートとして登録されてしまうおそれがある。そこで、そのばらつきを減少させるために、以下のような条件で走行ルートを登録することにする。
(1)、条件1(1つしか現在位置が取得できなかった場合は、ルートとしない)
1つの升目に2つ以上の走行点(現在は所定時間(例えば、4秒)毎に現在地を取得している)が含まれた時、その升目を走行ルートに含める。1つ以下の場合は、走行ルートとして認めない。図8において、走行点は升目1→升目2→升目3…と進んでいるが、升目2は一回しか現在位置を取得していないため、走行ルートは升目1→升目3→…となる。
(2)、条件2(升目のつながりは、必ず持つ)
高速で走行した場合、上記の(1)の条件を適用すると、図9では、升目1→升目6→升目8→…となってしまうことがある。これだと升目のつながりが無くなってしまうため、例外として、升目1→升目4→升目6→…とする。また、4の升目で0個だった場合でも、直線を優先して走行ルートとする。
(3)、条件3(升目のつながりは、必ず持つ)
高速で走行した場合、上記の(1)の条件を適用すると、図10では、升目1→升目5→…となってしまうことがある。これだと升目のつながりが無くなってしまう。しかも、次の4の升目でも1つの走行点のため、2つ以上走行点がある升目5が走行ルートとなる。そこで、升目をつなげるための判断を入れる。升目3と升目4とのどちらを走行ルートとするのかは、境界線からの距離で行う。図10では、升目3の方が升目4よりも升目の中心に向かっているので、升目3をルートとして採用した。従って、走行ルートは、升目1→升目3→升目5→升目7→…となる。もし、5の升目で1つしか現在位置を取得できなかった場合は、さらに、升目7で走行ルートの判断を入れる。この場合は、上記の(2)と同様で、升目が切れてしまうことから、走行点が1つでも走行ルートとするため、升目1→升目3→升目5→升目7→…となる。
先ず、請求項1に係る発明において、制御手段5は、設定された大きさの升目を用いて対象となる地図をカバーできるように升目状に区切るとともにこの区切られた個々の升目がそれぞれどこのエリアを示しているか特定できるように設定する升目特定手段5Aを備え、車両走行時にはどこの升目を走行しているかどうかを検出するとともにこの検出した升目を走行した順に記憶して走行ルートを作成する走行ルート作成手段5Bを備え、前記検出した升目を記憶するかどうかを判定するとともに前記走行ルート作成手段5Bにより作成された走行ルートを情報提供装置8に目的地を推定するための走行履歴として記憶させる判定手段5Cを備えている。
これにより、ユーザの走行履歴から目的地を推定する場合の推定精度を高めることが可能となる。
これにより、一つの升目を走行ルートとして採用し記憶するための判定基準を設けているので、升目の組み合わせにより作成された走行ルートの精度を高めることが可能である。
これにより、判定手段5Cを厳格に遵守することにより、升目の連続性を維持できなくなるような場合には、升目の連続性の維持を優先させているので、連続性のある(途中で途切れる部分のない)走行ルートを実現することができ、これにより、履歴に記憶された走行ルートの信頼性を高めることができる。
2 車両装置
3 情報表示装置
4 GPSアンテナ
5 制御手段
5A 升目特定手段
5B 走行ルート作成手段
5C 判定手段
6 通信手段
7 情報データサーバ
8 情報提供装置
9 情報表示部
10 操作ボタン
11 画面ボタン
12 中央演算処理装置
13 無線通信機能部
14 表示データベース作成部
15 ボタン処理部
Claims (2)
- 情報を表示する情報表示装置と、情報を蓄積する情報提供装置と、この情報提供装置と通信する通信手段と、この通信手段を介して前記情報提供装置からデータを受信しこの受信したデータを前記情報表示装置に表示させる制御手段とを備えた情報配信装置において、前記制御手段は、設定された大きさの升目を用いて対象となる地図をカバーできるように升目状に区切るとともにこの区切られた個々の升目がそれぞれどこのエリアを示しているか特定できるように設定する升目特定手段を備え、車両走行時にはどこの升目を走行しているかどうかを検出するとともにこの検出した升目を走行した順に記憶して走行ルートを作成する走行ルート作成手段を備え、前記検出した升目を記憶するかどうかを判定するとともに前記走行ルート作成手段により作成された走行ルートを前記情報提供装置に目的地を推定するための走行履歴として記憶させる判定手段を備え、この判定手段は、一つの升目に、設定された時間毎に記録される走行点が2点以上含まれる場合のみ、走行ルート作成用の升目として記憶させることを特徴とする情報配信装置。
- 前記判定手段は、走行点が1点であると判定した場合でも、走行ルートが連続した升目を維持できないときには、1点のみの升目も走行ルート作成用の升目として記憶させることを特徴とする請求項1に記載の情報配信装置。
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