JP4426340B2 - 情報配信装置 - Google Patents

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Description

この発明は情報配信装置に係り、特に車載情報端末及び携帯情報端末を使用した情報配信において、通信を使って外部情報を収集する際に、使用者の好みやその時の状況を考慮して情報を提示する情報配信装置に関するものである。
従来、情報配信装置では、外部からの情報をそのまま提示したり、新規なものから順に配信したり、ランダムに配信したする方策をとっている。あるいは、ユーザが前記情報配信装置の検索機能を使って自ら特定の情報を選択・選別を行い、ユーザの欲する情報を提示している。
特開2001−133276号公報 特開2002−213975号公報 特開2003−57049号公報 特開2003−150842号公報
ところで、従来の情報配信装置においては、ユーザが欲する情報を手に入れる際に、外部からの情報をそのまま提示したり、新規なものから順に配信したり、ランダムに配信したする前者の方策では、欲する情報を入手することが難しく、実用上不利であるという不都合がある。
また、前記情報配信装置の検索機能を使ってユーザ自らが特定の情報を選択・選別を行う後者の方策では、提示する情報が多くなった場合に、何段階もの絞り込みやステップを踏まなければならないという不都合がある。
しかも、車両内等の多くの時間をかけられない、また表示の大きさ等に制限がある場合や、キーボード等が使えないような入力の制限がある場合には、とても不便で、使い勝手が悪いため、改善が望まれていた。
よって、この発明は、上述不都合を回避するために、ユーザのプロファイルや好みや習慣を学習するとともに、その時の使用状況からユーザが欲しいと思われる情報を推測して多くの情報の中から選別して配信する情報配信装置を実現することを目的としている。
そこで、この発明は、上述不都合を除去するために、情報を表示する情報表示装置と、情報提供装置と通信する通信手段と、この通信手段を介して情報提供装置からデータを受信し前記情報表示装置に表示する制御手段とを備えた情報配信装置において、前記制御手段は、前記情報提供装置から受信したデータを選別する選別手段を備え、この選別手段により選別された情報のみ表示し、前記選別手段は、前記情報提供装置から受信したデータを、少なくともユーザの使用状況により変化する固有情報を用いて設定された選別条件を含む複数の選別条件から構成された第1選別手段により選別し、かつこの第1選別手段により抽出された情報を、少なくとも数値化手段と比較手段から構成された第2選別手段により表示出力可能な状態に選別し、前記情報表示装置は、配信された情報の見出しを表示する見出し画面と、この見出し画面において選択された情報の内容を表示する詳細画面とから構成され、前記見出し画面に表示される見出しには、表示される情報の選別に応じて設定された選別マークが付加されることを特徴とする。
以上詳細に説明した如くこの本発明によれば、ユーザが、欲しい情報のみを選択するのに自ら時間をかけて検索機能を駆使することなく、必要な情報を入手することができ、ユーザは最小限の操作と検索時間とで適切な情報を手に入れることが可能となり、使い勝手を向上し得る。
上述の如く発明したことにより、制御手段は、選別手段により選別された情報のみ表示し、選別手段は、情報提供装置から受信したデータを、少なくともユーザの使用状況により変化する固有情報を用いて設定された選別条件を含む複数の選別条件から構成された第1選別手段により選別し、かつ第1選別手段により抽出された情報を、少なくとも数値化手段と比較手段から構成された第2選別手段により表示出力可能な状態に選別し、ユーザが、欲しい情報のみを選択するのに自ら時間をかけて検索機能を駆使することなく、必要な情報を入手している。
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細に説明する。
図1〜図20はこの発明の実施例を示すものである。図1において、2は情報配信装置である。
この情報配信装置2は、情報を表示する情報表示装置4と、情報提供装置6と通信する通信手段8と、この通信手段8を介して情報提供装置6からデータを受信し前記情報表示装置4に表示する制御手段10とを備えている。
また、前記情報配信装置2に、GPS(Global Positioning System、「全地球位置把握システム」ともいう。)アンテナ12を接続したナビゲーションシステム14を配設するとともに、前記制御手段10には、操作キー16を接続して設ける。
このとき、前記情報表示装置4や通信手段8、制御手段10、GPSアンテナ12、ナビゲーションシステム14、操作キー16は、図1に示す如く、図示しない車両側に搭載される。
そして、前記制御手段10は、前記情報提供装置6から受信したデータを選別する選別手段18を備え、この選別手段18により選別された情報のみ表示し、前記選別手段18は、前記情報提供装置6から受信したデータを、少なくともユーザの使用状況により変化する固有情報を用いて設定された選別条件を含む複数の選別条件から構成された第1選別手段20により選別し、かつこの第1選別手段20により抽出された情報を、少なくとも数値化手段22と比較手段24から構成された第2選別手段26により表示出力可能な状態に選別する構成とする。
詳述すれば、図1及び図2に示す如く、前記制御手段10に選別手段18を設け、この選別手段18に第1選別手段20と第2選別手段26とを設けるとともに、第2選別手段26には少なくとも数値化手段22と比較手段24とを設けるものである。
そして、前記第2選別手段26は、図2に示す如く、第1選別手段20の選別条件毎に選別された情報を、ユーザの現在の状況、及びユーザの閲覧履歴、ユーザの走行状況、ユーザの目的地の内のいずれかを利用して数値化する数値化手段22と、数値化された情報同士を比較し表示情報を決定する比較手段24とを備えている。
また、前記選別条件18は、ユーザが情報を表示させる頻度、ユーザの走行状況、ユーザの現在の状況、ユーザの目的地から選択される。
更に、前記ユーザの目的地は、前記制御手段10に備えた到着地推定手段28により推定されている。
更にまた、この到着地推定手段28は、過去の走行ルート履歴や過去のルート走行時間履歴の少なくともいずれか一方を用いる。
そして、前記情報表示装置4は、配信された情報の見出しを表示する見出し画面30と、この見出し画面において選択された情報の内容を表示する詳細画面(図示せず)とから構成され、前記見出し画面30に表示される見出しには、表示される情報の選別に応じて設定された選別マークが付加される。
つまり、前記情報表示装置4は、前記ナビゲーションシステム14の地図及び配信された情報を表示する表示インタフェースであり、ユーザの見る情報には見出し画面30と詳細画面(図示せず)とがある。
この情報表示装置4において、見出し画面30は、図3に示す如く、その情報のステイタスが表示され、ユーザはその情報が配信された理由を理解することができ、利便性を向上させることができる。
すなわち、情報表示装置4の見出し画面における表示例を説明すると、図3に示す如く、例えば直近で配信された情報を「新」マークで表示し、現在地周辺の情報「近」マークで表示し、推測された目的地周辺の情報を「目」マークで表示し、未読の情報を「未」マークで表示し、最新の広告(過去2日前から現在まで)を「初」マークで表示する。
このとき、図3の情報表示装置4の見出し画面には、常に最新情報が広告見出し1〜nまでと先頭にくるようになっている。なお、上記の各マークは、広告が見出しに表示されたときに付けられる。前記「近」マーク及び「目」マークは、(現時点でのその広告の距離によって)常時付いたり消えたりする。つまり、到着地推定により、目的地が推測され、表示中の広告が推測された目的地の近くであつた場合は、「目」マークがつき、離れれば消えるものである。
また、前記情報提供装置6は、情報データサーバと換言することができるとともに、車両外に設けられる。
そして、この前記情報提供装置6は、配信される情報(「データ」ともいう。)を、以下のようなデータ形式で蓄積している。なお、今回のものは、情報ソースを広告としたものである。
a)情報データの形式:配信する情報
1)広告主名(店舗名)
2)所在地
3)広告ジャンル
4)休業日(固定週:「毎週月曜」とか)
5)休業日(その他:「12月29日〜1月3日」とか)
6)営業時間(例:10時〜20時30分の場合 → 10:00−20:30)
7)有効期限(開始日 例 2003−08−28 09:00:00 ← 分と秒の部分は常に00です)
8)有効期限(終了日)
9)配信対象:年代 記述例:10代以下、10代、30代、50代 → 0135
10)配信対象:性別 記述例:12 → 男、女
11)広告タイプ
12)希望配信時間帯
13)店舗の緯度
14)店舗の経度
15)表示形式
16)見出し
17)広告タイトル
18)サブタイトル
19)広告内容
20)写真
21)ロゴ
b)広告主データの形式:広告主の情報が入っている
1)広告主名(店舗名)
2)所在地
3)広告主ジャンル
4)休業日(固定週:「毎週月曜」とか)
5)休業日(その他:「12月29日〜1月3日」とか)
6)営業時間(例:10時〜20時30分の場合 → 10:00−20:30)
7)店舗の緯度
8)店舗の経度
更に、前記通信手段8は、図1に示す如く、例えば携帯電話等を使用し、前記情報提供装置6と前記制御手段10とを連絡する。
前記制御手段10は、上述した如く、第1、第2選別手段20、26からなる選別手段18と到着地推定手段28を有し、第2選別手段26は、少なくとも数値化手段22と比較手段24とを有している。
そして、前記制御手段10は、中央処理演算装置と換言することができるとともに、以下の如き5つの構成を有している。
(1)外部に備え付けた情報データサーバである前記情報提供装置6からインターネットを使って情報データをダウンロードする機能を持つ。
(2)携帯電話等の前記通信手段8を接続し、外部とデータ通信(「インターネット」ともいう。)を行う機能を持つ。
(3)外部から得られた情報データを選別し、前記情報表示装置4に表示させる機能を持つ。
(4)情報を閲覧したり、消去した履歴を格納するためのデータベースを持つ。
(5)過去の走行履歴(「位置情報」ともいう。)を格納するデータベースを持つ。
前記制御手段10に接続される操作キー16は、表示する情報を選別したり、表示された情報を操作するためのものである。
例えば、この操作キー16は、図4に示す如く、12個の第1〜第12操作キー16−1〜16−12を有するとともに、以下の如き機能を有する。
・第1操作キー16−1
「↑」の上方向への移動を行う機能を有し、表示されている情報を選択する際に使用されるものである。
・第2操作キー16−2
「↓」の下方向への移動を行う機能を有し、表示されている情報を選択する際に使用されるものである。
・第3操作キー16−3
「開く」の機能を有し、詳細な情報を閲覧する際に使用されるものである。
・第4操作キー16−4
「戻る」の機能を有し、一つ前の画面に戻る際に使用されるものである。
・第5操作キー16−5
「情報/ナビ/保存」の機能を有し、情報表示と保存表示とナビゲーションの表示とを切り換える際に使用されるものである。
・第6操作キー16−6
「案内」の機能を有し、情報の中に位置情報が含まれている場合、ナビゲーションの目的地設定を行う際に使用されるものである。
・第7操作キー16−7
「消す」の機能を有し、欲しくない情報の場合、消去する際に使用されるものである。
・第8操作キー16−8
「いいえ」の機能を有し、画面上での質問に対して「いいえ」の返答を行う際に使用されるものである。
・第9操作キー16−9
「はい」の機能を有し、画面上での質問に対して「はい」の返答を行う際に使用されるものである。
・第10操作キー16−10
「到着」の機能を有し、目的地に着いたとき、走行を終えるときに使用されるものである。そして、押した後、到着地・到着施設の候補が表示されるため、自分が来た到着地・利用する施設名を選択することとなる。
・第11操作キー16−11
「保存」の機能を有し、表示された広告を保存する際に使用されるものである。
・第12操作キー16−12
「内容X」の機能を有し、広告内容がよくない場合に押されるものである。
そして、この発明の実施例においては、ユーザのプロファイルや好みや習慣を学習するとともに、その時の使用状況からユーザが欲しいと思われる情報を推測して多くの情報の中から選別して配信し、その時の選別するアルゴリズムを推測アルゴリズムとし、ユーザに最小限の操作と時間で適切な情報を提示するものである。
特に、車載での使用を考慮したものであり、使用状況のデータとして車速・現在位置情報・乗車人数・ワイパ等の車両情報を使用可能としている。
情報を配信する手順として前記情報配信装置2は、外部に設置された情報データサーバである前記情報提供装置6から欲しい情報をインターネットを介してダウンロードし、それを前記情報表示装置4により表示する。
このとき、推測アルゴリズムは、いくつかのルールの組合せで行われる。そのルールを適用するための要素としては、以下のような5つが使用される。
(1)ユーザのプロファイルから(性別、年齢、職業、既婚、未婚、子供の有無等、趣味、住所等)
(2)閲覧履歴から(頻度、ジャンル等)
(3)走行履歴から(走行した記録)
(4)状況から(現在地、走行ルート、目的地の推測(到着地推定)等)
ここで、ルールの補完説明である詳細例(No.1〜No.19)を以下に開示する。

<No.1>
<ルール> 立ち寄り頻度が高いジャンルの広告を優先させる。
<第1次選別(「第1選別」ともいう。)>
走行頻度に応じて15個のジャンルを取り出す。
・全体の60%(9個)までは走行頻度の高い順にジャンルを選出(つまり頻度順で9位までのジャンル)
・残りの40%(6個)は、選択されていないジャンル(上記の選択されたものより走行頻度が低いジャンル)からランダムに選出
*ここで取り出されたジャンルの広告を検索する。
<第2次選別(「第2選別」ともいう。)>
1.取得する広告の条件を取り出す(上記の項目参照)。
2.今、サーバから取得してきた広告のジャンルが何位に入っているか調べる。
3.条件の中に入っていた場合は、「9/順位+1」がスコアとなる。そうでない場合は、スコアは「1」となる。
4.サーバから取得してきた広告のジャンルがスーパーだった場合、以下のように現在地からの距離に応じて「3」で計算したスコアを操作する。
(1)現在地から1km以下→そのまま
(2)1km〜2km→「3」のスコアを80%まで下げる。
(3)2km〜3km→「3」のスコアを60%まで下げる。
(4)3km〜4km→「3」のスコアを40%まで下げる。
(5)4km〜5km→「3」のスコアを20%まで下げる。
(6)5km以上→のスコアを「1.5」にする。
※操作した結果、スコアが「1.5」以下になってしまったものも「1.5」にする。

<No.2>
<ルール> 立ち寄り頻度が高い施設の広告を優先させる。
<第1次選別)>
走行頻度に応じて20個の施設を取り出す。
・全体の50%(10個)までは走行頻度の高い順に施設を選出(つまり頻度順で10位までの施設)
・残りの50%(10個)は、選択されていない施設(上記で選択されたものより走行頻度が低い施設)からランダムに選出
*ここで取り出された施設の広告を検索する。
<第2次選別>
1.取得する広告の条件を取り出す(上記の項目参照)。
2.今、サーバから取得してきた広告の施設が何位に入っているかを調べる。
3.条件の中に入っていた場合は、「9/順位+1」がスコアとなる。そうでない場合は、スコアは「1」となる。

<No.3>
<ルール> 直前で立ち寄った施設と同じ日に立ち寄る頻度の高い施設の広告を優先させる。
<第1次選別>
同じ出発地から向かう施設を走行頻度順に5個取り出す。
・全体の80%(4個)は頻度順に選出(つまり頻度順で4位までの施設)
・残りの20%(1個)は、選択されていないものからランダムで選出
*ここで取り出された施設の広告を検索する。
<第2次選別>
1.取得する広告の条件を取り出す(上記の項目参照)。
2.今、サーバから取得してきた広告の施設が何位に入っているかを調べる。
3.条件の中に入っていた場合は、「9/順位+1」がスコアとなる。そうでない場合は、スコアは「1」となる。

<No.4>
<ルール> 現在走行ルートを通って行く頻度の高い施設の広告を優先させる。
<第1次選別>
到着地推定により推定された目的地10個(施設名)を取り出す(詳細は到着地推定のプログラム参照)。
*ここで取り出された施設の広告を検索する。
<第2次選別>
1.取得する広告の条件を取り出す(上記の項目参照)。
2.今、サーバから取得してきた広告の施設が何位に入っているかを調べる。
3.条件の中に入っていた場合は、「14/順位+1」がスコアとなる。そうでない場合は、スコアは「1」となる。

<No.5>
<ルール> 閲覧頻度の高いジャンルの広告を優先させる。
<第1次選別>
閲覧頻度に応じて30個のジャンルを取り出す。
・全体の50%(15個)は頻度順に選出(10回以上配信済みで、評価が0ポイント以上のジャンルをポイント順に15個)
・残りの50%(15個)は、以下の条件を満たすものの中からランダムで選出
(1)評価0ポイント以上で、まだ選出されていないジャンル
(2)配信回数が10回未満のジャンル
*ここで取り出されたジャンルの広告を検索する。
<第2次選別>
1.取得する広告の条件を取り出す(上記の項目参照)。
2.今、サーバから取得してきた広告のジャンルが何位に入っているかを調べる。
3.条件の中に入っていた場合は、「9/順位+1」がスコアとなる。そうでない場合は、スコアは「1」となる。
4.サーバから取得してきた広告のジャンルがスーパーだった場合、以下のように現在地からの距離に応じて「3」で計算したスコアを操作する。
(1)現在地から1km以下→そのまま
(2)1km〜2km→「3」のスコアを80%まで下げる。
(3)2km〜3km→「3」のスコアを60%まで下げる。
(4)3km〜4km→「3」のスコアを40%まで下げる。
(5)4km〜5km→「3」のスコアを20%まで下げる。
(6)5km以上→のスコアを「1.5」にする。
※操作した結果、スコアが「1.5」以下になってしまったものも「1.5」にする。

<No.6>
<ルール> 閲覧頻度の高い施設の広告を優先させる。
<第1次選別>
閲覧頻度に応じて30個の施設を取り出す。
・全体の50%(15個)は頻度順に選出(5回以上配信済みで、評価が0ポイント以上の施設をポイント順に15個)
・残りの50%(15個)は、以下の条件を満たすものの中からランダムで選出
(1)評価0ポイント以上で、まだ選出されていない施設
(2)配信回数が5回未満の施設
*ここで取り出されたジャンルの広告を検索する。
<第2次選別>
1.取得する広告の条件を取り出す(上記の項目参照)。
2.今、サーバから取得してきた広告の施設が何位に入っているかを調べる。
3.条件の中に入っていた場合は、「9/順位+1」がスコアとなる。そうでない場合は、スコアは「1」となる。

<No.7>
<ルール> 広告に書かれている希望配信時間内にある広告を優先させる。
<第1次選別>
特になし。
*「特になし」……第1選別には使用されない(行われない)ルール
<第2次選別>
1.取得してきた広告の希望配信時間帯(GIVITIME)が指定されている場合は「2」へ、そうでない場合はスコアが「1」となる。
2.現在の時間帯が希望配信時間帯(GIVITIME)に指定されている時間外である場合は、スコアは「0.5」となる。そうでない場合は、スコアは「1」となる。

<No.8>
<ルール> 定休日になっている施設の広告を控える。
<第1次選別>
特になし。
<第2次選別>
1.日常的に使用する広告のリスト(A)と、飲食店のリスト(B)+(C)を取得する。
2.取得してきた広告のジャンルがリスト(A)の中に入っている場合は「3」へ、リスト(B)+(C)の中に入っている場合は「4」へ、どちらにも当てはまらない場合は、スコアが「1」となる。
3.取得してきた広告を出している店が、その日休日だった場合はスコアが「0.3」となる。そうでない場合は、スコアは「1」となる。
4.取得してきた広告を出している(飲食)店が、その日休日だった場合はスコアが「0.7」となる。そうでない場合は、スコアは「1」となる。

<No.9>
<ルール> 営業時間外になっているスーパー、ドラッグストア、飲食店(日常的に利用するもの)の広告を控える。
<第1次選別>
特になし。
<第2次選別>
1.日常的に使用する広告のリスト(A)と、飲食店のリスト(B)+(C)を取得する。
2.取得してきた広告のジャンルがリスト(A)の中に入っている場合は「3」へ、リスト(B)+(C)の中に入っている場合は「4」へ、どちらにも当てはまらない場合は、スコアが「1」となる。
3.取得してきた広告を出している店が、現在営業時間外だった場合はスコアが「0.3」となる。そうでない場合は、スコアは「1」となる。
4.取得してきた広告を出している(飲食)店が、現在営業時間外だった場合はスコアが「0.7」となる。そうでない場合は、スコアは「1」となる。

No.10>
<ルール> 12時間以内に配信されたばかりの広告を少し控える。
<第1次選別>
特になし。
<第2次選別>
1.取得してきた広告が、今から12時間以内に配信されている場合は、スコアが「0.25」となる。そうでない場合は、スコアは「1」となる。

<No.11>
<ルール> 走行ルートから予測される目的地周辺にある広告を優先させる。
<第1次選別>
到着地推定により推定された目的地10個(施設名)を取り出す(詳細は到着地推定のプログラム参照)。
*ここで取り出された施設(約1km以内)の広告を検索する。
<第2次選別>
1.推定される目的地の候補を取り出す(上記の項目参照)。
2.今、サーバから取得してきた広告の施設が何番目の候補の周辺にあるかを調べる。
3.推定される目的地のどれかの周辺の施設であった場合は、「9/順位+1」がスコアとなる。そうでない場合は、スコアは「1」となる。

<No.12>
<ルール> 現在地の周りの広告を優先させる。
<第1次選別>
現在地(緯度・経度)を取り出す。
*現在地の周辺(約1km以内)の広告を検索する。
<第2次選別>
1.今、サーバから取得してきた広告の施設と現在地との距離を調べる。
2.現在地周辺(約1km以内)だった場合は、スコアとして「10」を返す。そうでない場合は、スコアは「1」となる。

<No.13>
<ルール> 昼または夕方に現在地近くの支店が多い飲食店(ファミリーレストラン・ファーストフードなど)の広告を優先させる。
<第1次選別>
昼食時および夕食時に以下の条件を取り出す(ただし、昼食時は学生と仕事を持っている人にのみ、夕食時は一人暮らしの人にのみ、この取り出しを行う)。
・支店が多い飲食店となるジャンルのリスト(B)
・現在地の緯度・経度
※リスト(B)にあるジャンルで、かつ、現在地周辺(1km以内)の広告を検索する。
<第2次選別>
1.取得する広告の条件を取り出す(上記の項目参照)。
2.今、サーバから取得してきた広告が「1」の条件に当てはまっているかどうかを調べる。
3.当てはまっていた場合は「4」へ、そうでない場合はスコアが「1」となる。
4.閲覧履歴を見て、今調べている飲食店の広告の好みを調べる。もし、ポイントが0ポイント以上(好き)だった場合は、スコアを「3」とし、そうでない場合はスコアを「1.5」とする。

<No.14>
<ルール> 昼または夕方に支店の少ない飲食店の広告(場所に関係なく)を優先させる。
<第1次選別>
昼食時および夕食時に以下の条件を取り出す(ただし、昼食時は学生と仕事を持っている人にのみ、夕食時は一人暮らしの人にのみ、この取り出しを行う)。
・支店が少ない飲食店となるジャンルのリスト(C)
※リスト(C)にあるジャンルの広告を検索する。
<第2次選別>
1.取得する広告の条件を取り出す(上記の項目参照)。
2.今、サーバから取得してきた広告が「1」の条件に当てはまっているかどうかを調べる。
3.当てはまっていた場合は「4」へ、そうでない場合はスコアが「1」となる。
4.閲覧履歴を見て、今調べている飲食店の広告の好みを調べる。もし、ポイントが0ポイント以上(好き)だった場合は、スコアを「3」とし、そうでない場合はスコアを「1.5」とする。

<No.15>
<ルール> 複数人乗車しているときに飲食店、テイクアウトの店の広告を優先させる。
<第1次選別>
特になし。
<第2次選別>
1.乗車人数が複数であり、かつ、昼食時または夕食時であるかを調べる。
2.「1」が当てはまっている場合は、今、サーバから取得してきた広告のジャンルが飲食店であるかどうかを調べる。
3.広告のジャンルが飲食店であった場合は、スコアは「2」となる。そうでない場合はスコアは「1」となる。

<No.16>
<ルール> 昼または夕方に近くのテイクアウトの店(弁当屋など)の広告を優先させる。
<第1次選別>
昼食時および夕食時に以下の条件を取り出す(ただし、昼食時は学生と仕事を持っている人にのみ、夕食時は一人暮らしの人にのみ、この取り出しを行う)。
・テイクアウトの店に当てはまるジャンルのリスト(D)
・現在地の緯度・経度
※リスト(D)にあるジャンルで、かつ、現在地周辺(1km以内)の広告を検索する。
<第2次選別>
1.取得する広告の条件を取り出す(上記の項目参照)。
2.今、サーバから取得してきた広告が「1」の条件に当てはまっているかどうかを調べる。
3.当てはまっていた場合は「4」へ、そうでない場合はスコアが「1」となる。
4.閲覧履歴を見て、今調べている飲食店の広告の好みを調べる。もし、ポイントが0ポイント以上(好き)だった場合は、スコアを「3」とし、そうでない場合はスコアを「1.5」とする。

<No.17>
<ルール> ユーザがよくスーパーに行く時間帯にスーパーの広告を優先させる。
<第1次選別>
特になし。
<第2次選別>
1.サーバから取得してきた広告のジャンルがスーパーである場合のみ、以下のようにスコアを与える。スーパー以外の場合はスコアを「1」とする。
2.各時間帯(1日を6つに分割している)におけるスーパーへの立ち寄り頻度の分散を求める(計算:([各時間帯の頻度]−[全時間帯の頻度の平均値(以下、「アベレージ」あるいは「average」という。)])の2乗の和)。
3.分散の値が2以上の場合、時間帯によってスーパーへの立ち寄り頻度が大きく変化すると見なし、「4」へ、そうでない場合は、あまり時間帯による変化は見られないと見なし、「5」へ。
4.現在の時間帯におけるスーパーへの立ち寄り頻度がアベレージより高い場合は、「1+1・a」がスコアとなる。低い場合は、「1−0.9・b」がスコアとなる。
5.現在の時間帯におけるスーパーへの立ち寄り頻度がアベレージより高い場合は、「1+0.2・a」がスコアとなる。低い場合は、「1−0.5・b」がスコアとなる。
*「a」、「b」について
・「a」=([現在の時間帯の頻度]−[アベレージ])/([立ち寄り頻度が最も高い時間帯の頻度]−[アベレージ])
・「b」=([現在の時間帯の頻度]−[アベレージ])/([立ち寄り頻度が最も低い時間帯の頻度]−[アベレージ])

<No.18>
<ルール> 休日の朝、昼、昼過ぎごろに休日によく行きそうなジャンルの広告を優先させる。
<第1次選別>
休日の朝、昼、昼過ぎの場合に以下の条件を取り出す。
・休日に行きそうなジャンルのリスト(E)からユーザの興味のないジャンルを除いたもの
*上記に当てはまるジャンルの広告を検索する。
<第2次選別>
1.現在の時間帯が休日の朝、昼、昼過ぎであったら「2」へ、それ以外の場合は「1」を返す。
2.休日(土曜日なら土曜日、日曜日なら日曜日)に閲覧頻度の高いジャンルを10個(上位5個と残りの5個はランダム)を取得する。
3.休日(土曜日なら土曜日、日曜日なら日曜日)に走行頻度の高いジャンルを7個(上位3個と残りの4個はランダム)を取得する。
4.サーバから取得してきたデータがリスト(E)に含まれれば「5」へ、それ以外の場合は「1」を返す。
5.「2」か「3」で取得したジャンルに含まれている場合はスコアを「3」とし、それ以外ではスコアが「1.5」となる。

<No.19>
<ルール> 最近登録されたばかりでまだ一度も配信されていない広告を優先させる。
<第1次選別>
広告の有効期限の開始日が今日を含めて2日以内であり、かつ、ユーザの興味のないジャンルを除いたもの
*上記に当てはまるジャンルの広告を検索する。
<第2次選別>
*ニュー(New)クラスを適用する前に、サーチインフォメーション(SearchInfomation)クラスで以下の処理を行っている。
データベースから取得してきた広告IDに対して、以下の操作を行う。
1.取得してきた広告IDが過去に閲覧していた場合は「5」へ、それ以外は「2」へ。
2.新着のルールによって取得した広告である場合は、「NEW(新着であるという印)」を付ける。それ以外は「3」へ。
3.取得する広告の条件を取り出す(上記の項目参照)。
4.取得してきた広告が「3」の条件に当てはまれば、「NEW」を付ける(新着の広告に該当するが、新着のルール以外によってサーバから取得されてきたもの)。それ以外は「5」へ。
5.特に何もしない(新着とはみなさない)。

以下は、ニュークラスにて行う。
6.サーバから取得してきたデータが、サーチインフォメーションクラスにて「NEW」と印を付けたものであったら、スコアを「3」とし、それ以外はスコアを「1」とする。
また、この発明の実施例は、上述したような車両情報とユーザの習慣・履歴との組合せを特徴とし、中でも、目的地の推測が大きな特徴の一つとなっている。
前記到着地推定手段28による到着地推定からの目的地推測においては、現在位置情報と出発地・到着地を走行毎に逐次記録しており、この記録を元に到着地推定を行う。到着地推定から走行中に目的地の推測を行い、そのルートに沿った情報、目的地に合った情報をユーザに提供するものである。
次に作用を説明する。
先ず、図5の前記情報配信装置2のシステム制御用のメインフローチャートに沿って説明する。
操作フロー用のプログラムが開始(A102)すると、エンジンが始動され(A104)、前記情報配信装置2のシステムがON動作される(A106)。
そして、広告配信処理(A108)を行う。この広告配信処理(A108)は、表示要求(r分毎)に応じてp個の広告見出しを前記情報表示装置4に追加表示する。
この広告配信処理(A108)の後には、前記操作キー16の「開く」の機能を有する第3操作キー16−3を押したか否かの判断(A110)に移行し、この判断(A110)がNOの場合には、判断(A110)がYESとなるまで判断(A110)を繰り返し行い、判断(A110)がYESの場合には、選択されている広告の詳細表示を行う処理(A112)に移行し、前記操作キー16の「情報/ナビ/保存」の機能を有する第5操作キー16−5を押したか否かの判断(A114)に移行する。
この第5操作キー16−5を押したか否かの判断(A114)がYESの場合には、保存画面を表示する処理(A116)に移行し、判断(A114)がNOの場合には、前記操作キー16の「戻る」の機能を有する第4操作キー16−4を押したか否かの判断(A118)に移行する。
上述の保存画面を表示する処理(A116)に移行した後には、前記操作キー16の「情報/ナビ/保存」の機能を有する第5操作キー16−5を押したか否かの判断(A120)を行い、この判断(A120)がNOの場合には、保存画面を表示する処理(A116)に戻り、判断(A120)がYESの場合には、ナビ画面を表示する処理(A122)に移行する。
このナビ画面を表示する処理(A122)の後に、前記操作キー16の「情報/ナビ/保存」の機能を有する第5操作キー16−5を押したか否かの判断(A124)を行い、この判断(A124)がNOの場合には、ナビ画面を表示する処理(A122)に戻り、判断(A124)がYESの場合には、上述した選択されている広告の詳細表示を行う処理(A112)に戻る。
また、上述の前記操作キー16の「戻る」の機能を有する第4操作キー16−4を押したか否かの判断(A118)において、この判断(A118)がYESの場合には、上述した広告配信処理(A108)に戻り、判断(A118)がNOの場合には、前記操作キー16の「内容X」の機能を有する第12操作キー16−12を押したか否かの判断(A126)に移行する。
この操作キー16の「内容X」の機能を有する第12操作キー16−12を押したか否かの判断(A126)がYESの場合には、履歴に登録する処理(A128)を行った後に、上述した選択されている広告の詳細表示を行う処理(A112)に戻り、判断(A126)がNOの場合には、前記操作キー16の「保存」の機能を有する第11操作キー16−11を押したか否かの判断(A130)に移行する。
そして、この操作キー16の「保存」の機能を有する第11操作キー16−11を押したか否かの判断(A130)がYESの場合には、履歴に登録する処理(A132)を行った後に、上述した選択されている広告の詳細表示を行う処理(A112)に戻り、判断(A130)がNOの場合には、前記操作キー16の「消去」、つまり「消す」の機能を有する第7操作キー16−7を押したか否かの判断(A134)に移行する。
また、この操作キー16の「消去」、つまり「消す」の機能を有する第7操作キー16−7を押したか否かの判断(A134)がYESの場合には、履歴に登録する処理(A136)を行った後に、上述した選択されている広告の詳細表示を行う処理(A112)に戻り、判断(A134)がNOの場合には、前記操作キー16の「案内」の機能を有する第6操作キー16−6を押したか否かの判断(A138)に移行する。
更に、この操作キー16の「案内」の機能を有する第6操作キー16−6を押したか否かの判断(A138)がYESの場合には、履歴に登録する処理(A140)を行うとともに、ナビの目的地に設定し、ナビの表示に切り換える処理(A142)を行った後に、上述した選択されている広告の詳細表示を行う処理(A112)に戻り、判断(A138)がNOの場合には、前記操作キー16の「到着」の機能を有する第10操作キー16−10を押したか否かの判断(A144)に移行する。
そして、この操作キー16の「到着」の機能を有する第10操作キー16−10を押したか否かの判断(A144)において、判断(A144)がYESの場合には、ユーザは到着地を登録する処理(A146)を行った後に、エンジンを停止したか否かの判断(A148)に移行し、判断(A144)がNOの場合には、エンジンを停止したか否かの判断(A148)に直接移行し、このエンジンを停止したか否かの判断(A148)がNOの場合には、上述した広告配信処理(A108)に戻り、判断(A148)がYESの場合には、操作フロー用のプログラムの終了(A150)に移行する。
次に、この発明の実施例における要部制御用、つまり情報を表示するためのフローチャートを図6に沿って説明する。
先ず、情報提供アルゴリズム用のプログラムが開始(B102)すると、前記選別手段18の第1選別手段20によって、第1選別(B104)を行う。
この第1選別(B104)は、いくつかのルールによって、情報配信サーバである情報提供装置6からデータをダウンロード(n個/m分毎)する。
そして、第1選別(B104)の後に、第2選別(B106)を行う。この第2選別(B106)は、第1選別(B104)によってダウンロードされたn個のデータ中からさらにいくつかのルールを使用して表示を行うためのp個のデータをq分毎に選択する。
この第2選別(B106)の後には、表示要求がきたか否かの判断(B108)に移行し、この判断(B108)がNOの場合には、上述の第1選別(B104)に戻り、判断(B108)がYESの場合には、p個のデータを表示用の処理に送る(B110)。
なお、参考までに、図6の要部制御用、つまり情報を表示するためのフローチャートに関して付記すると、このフローチャートにおいては、2段階に分けて表示するための情報を選別していくとともに、インターネットのための通信が遅いため、全部のデータからルールを適用して選別するのは処理が重く、時間がかかる。そのため大雑把に、第1選択を使って決められた時間ごと(m分毎)にまとまった数の情報n個を情報配信サーバからダウンロードする。m分よりも小刻みにq分毎に第2選択を適用してn個のデータの中から表示用にp個のデータを選別するものである。
例えば、第2選別によりデータをp個(例えば5個)にセレクトする。
表示要求(r分毎)と第2選別(q分毎)の関係は、以下のようになる。
r>q
次に、図7の第1選別用のフローチャートに沿って説明する。
第1選別用のプログラムが開始(C102)すると、<ルール><No.1>のものがあるか否かを判断(C104)し、この判断(C104)がYESの場合には、情報データサーバである情報提供装置6から<ルール><No.1>に該当する情報データを受信(C106)し、<ルール><No.2>のものがあるか否かの判断(C108)に移行し、判断(C104)がNOの場合には、<ルール><No.2>のものがあるか否かの判断(C108)に直接移行する。
この<ルール><No.2>のものがあるか否かの判断(C108)において、判断(C108)がYESの場合には、情報データサーバである情報提供装置6から<ルール><No.2>に該当する情報データを受信(C110)し、<ルール><No.g>のものがあるか否かの判断(C112)に移行し、判断(C108)がNOの場合には、<ルール><No.g>のものがあるか否かの判断(C112)に直接移行する。
また、<ルール><No.g>のものがあるか否かの判断(C112)において、判断(C112)がYESの場合には、情報データサーバである情報提供装置6から<ルール><No.g>に該当する情報データを受信(C114)し、n件受信したか否かの判断(C116)に移行し、判断(C112)がNOの場合には、n件受信したか否かの判断(C116)に直接移行する。
そして、このn件受信したか否かの判断(C116)において、判断(C116)がNOの場合には、<ルール><No.1>のものがあるか否かの判断(C104)に戻り、判断(C116)がYESの場合には、第1選別用のプログラムの終了(C118)に移行する。
なお、参考までに、図7の第1選別用のフローチャートに関して付記すると、第1選別は、約m分に1回、情報データサーバである情報提供装置6からn件の情報を取得するとともに、ルールはルールと履歴データベースに格納されているものにから選出され、この第1選別では、各ルールから選択してくるが、n件に達した場合に、それ以上の選択は行われない。
そして、図7の第1選別用のフローチャートにおいては、<ルール><No.1>、<ルール><No.2>〜<ルール><No.g>までとして説明したが、上述した<ルール><No.1>〜<ルール><No.19>までのルールの補完説明とすることが可能であるとともに、必要に応じて、ルール数を増減させることも可能である。
次に、図8の第2選別用のフローチャートに沿って説明する。
第2選別用のプログラムが開始(D102)すると、n件の情報までの点数を加えていく処理(D104)を行う。なお、ルール毎に加える点数は異なる。
そして、式
(データの中の一番大きな点数+α)
の値を全データに加え、それで全データを割ることでスコアを出力する処理(D106)を行う。
また、0〜1の乱数を出し、ハイスコアを出したデータから順にその乱数とスコアとを比較し、その乱数よりも大きくなったものを最終選択データとしてp件出力する処理(D108)を行い、第2選別用のプログラムの終了(D110)に移行する。
なお、参考までに、図8の第2選別用のフローチャートに関して付記すると、第2選別は、情報データサーバである情報提供装置6からn件の情報を取得した後、スコアリングという方法を利用して表示用にp件の選択を行う。具体的には、ルールにユーザ情報を適用して得た条件に当てはまった場合に、その情報へシステム内で定義したスコアを与える。なお、システムで使用しているルールは複数あるため、最終的なスコアは全ルールを適用した結果得られるスコアの合計となる。
そして、上述した<ルール><No.1>〜<ルール><No.19>までのルールの補完説明による例では、第1選別には、ルール13個が用いられるとともに、第2選別には、ルール19個が用いられ、第1選別でセレクトしたn件のデータにおいて、1件毎に第2選別に用いるルール全てを適用して数値化(スコア算出)する。
次に、前記到着地推定手段28による到着地推定の方法について説明する。
到着地推定とは、走行開始から走行終了までの走行経路を保存しておき、過去に使ったルートと照らし合わせ、一致しているか、または一致していないかを判断するものである。この方策を応用することで、新たに走行を行ったときに、今回はどこの目的地に行くのかを推測することができる。この推測を広告を配信する際の広告選択ルールの1つに加えることで、走行ルート近辺や推測される目的地近辺の広告を配信することができるものである。
以下の到着地推定の方法について述べると、先ず、第1の到着地推定の方法(「到着地推定1」ともいう。)においては、カーナビゲーションシステム14より各道路の道路ID・緯度・経度がp秒毎(ここでは、例えば2秒毎)に出力されているとともに、道路IDは全ての道路に割り当てられておらず、道路IDの割り当てられていない道路IDは「0」とし、データベースを利用する。
そして、図9のポイントテーブルは、道路IDと緯度・経度から新たに道路ポイントIDを作成していくテーブルである。このとき、道路IDだけでなく、緯度・経度も登録するのは、ある道路IDの道路が距離的に非常に長い場合、走行中にその道路に入ってくる地点はさまざまな場所が考えられる。このような場合、道路IDを見ただけでは同じ道を走っているように見えるが、実際、距離的にはかなりずれている場合がある。さらに、道路IDが「0」の道路は、全て同一のものとしてしまう。そのため、ただ道路IDだけではなく、そのときの緯度・経度もルートに組み込み、信頼性を高めている。
また、図10のルートテーブルは、過去の出発地と到着地、その間に通った道路ポイントIDを格納するものである。
次に、第1の到着地推定の方法(「到着地推定1」ともいう。)を図11に沿って説明する。
到着地推定1用のプログラムが開始(E102)すると、p秒毎にカーナビゲーションシステム14から現在の緯度・経度がきて(E104)、スタート地点の道路ID・緯度・経度を記憶する処理(E106)に移行し、図9のポイントテーブルに今の地点の道路ポイントIDがあるか否かの判断(E106)を行う。
この判断(E106)において、判断(E106)がYES、つまり「ある」の場合には、その道路ポイントIDを取得する処理(E110)に移行し、緯度・経度が、格納されている道路ポイントIDから1/1000分単位でプラス・マイナス40以内のものがなかった場合、つまり上述の判断(E106)がNOの場合には、図9のポイントテーブルに新しい道路ポイントIDを作成し、その緯度・経度を格納する処理(E112)に移行する。
そして、処理(E110)及び処理(E112)の後に、同じ道路IDが4回連続して入ってきたか否かの判断(E114)を行い、この判断(E114)がNO、つまり「こない」の場合には、p秒毎にカーナビゲーションシステム14から現在の緯度・経度がくる処理(E104)に戻り、判断(E114)がYES、つまり「きた」の場合には、ルートの配列に追加する処理(E116)を行い、5分以上経過したか否かの判断(E118)に移行する。
この判断(E118)がYES、つまり「した」の場合には、後述する到着地推定1開始(図12参照)の処理(E120)に移行し、判断(E118)がNO、つまり「しない」の場合には、到着したか否かの判断(E122)に移行する。
上述の到着地推定1開始(図12参照)の処理(E120)の後には、一致したものがあったか否かの判断(E124)に移行し、この判断(E124)がYES、つまり「あった」の場合には、予測到着地を出す処理(E126)に移行し、判断(E124)がNO、つまり「ない」の場合には、上述した到着したか否かの判断(E122)に移行する。
そして、この到着したか否かの判断(E122)において、判断(E122)がNO、つまり「しない」の場合には、p秒毎にカーナビゲーションシステム14から現在の緯度・経度がくる処理(E104)に戻り、判断(E122)がYES、つまり「した」の場合には、到着地推定1開始(図12参照)の処理(E128)に移行し、この処理(E128)の後には、一致したルートがあったか否かの判断(E130)に移行する。
この判断(E130)がYES、つまり「あった」の場合には、一致したルートの頻度を「+1」とする処理(E132)に移行し、判断(E130)がNO、つまり「ない」の場合には、新しいルートを図10のルートテーブルに登録する処理(E134)に移行し、各処理(E132)及び処理(E134)の後には、到着地推定1用のプログラムの終了(E136)に移行する。
ここで、図12の到着地推定1開始の処理について説明する。
到着地推定1用のプログラムが開始(F102)すると、今までの道路ポイントテーブルの列と過去のデータベース中にある道路ポイントテーブルとを比較し、現在の道路ポイントテーブルの数を分母におき、一致した道路ポイントテーブルを分子にしたとき、一致した割合が80%を超えたとき、一致したとする判断(F104)に移行する。
そして、この判断(F104)において、現在の道路ポイントテーブルの数を分母におき、一致した道路ポイントテーブルを分子にしたときに、一致した割合が80%を超え、一致したと判断された場合に、一致した候補地を出力する処理(F106)に移行し、この処理(F106)の後に、到着地推定1用のプログラムの終了(F108)に移行する。
上述した判断(F104)に関して補足すると、この判断(F104)においては、現在走行中のルートと、候補としてあがった過去のルートテーブル中のルートとがどのくらい等しいかを見る。例えば、現在の地点のルートを、「/1/2/3/4/5/6/」と過去のルートを「/1/2/3/4/5/7/8/11/12/…」として、比較すると、今回のルートの「/1/2/3/4/5/」まで等しく、「/6/」が一致していない。ここで、どのくらい一致しているかの割合を一致率とし数値化する。数値化の方法は、「等しいルートの長さ/今回の走行中のルートの長さ」とする。この場合、一致率は「5/6=0.83(83%)」となる。
もう1つ例を挙げると、過去のルートが「/1/2/6/7/8/9/18/16/…」とすると、「/1/2/」が等しく、「/3/4/5/」が等しくなく、「/6/」が等しい。よって、一致率は「3/6=0.5(50%)」となる。ルートが一致したと判定する基準は、この一致率が「0.8(80%)」以上の場合とした。最初の一致率が「0.83(83%)」、後者が「0.5(50%)」なので、今回の走行では後者をルートと一致したと判定する。
次に、第2の到着地推定の方法(「到着地推定2」ともいう。)について説明すると、第2の到着地推定の方法は、ただ過去のルートを一致させるものではなく、到着地(目的地)を推測することを目的としている。そして、上述の第1の到着地推定の方法で使用した道路IDを利用せず、緯度・経度から地図上に大きな升を描き、この升の移動して行った軌跡から判断するものである。これにより、道路IDを出力しないナビゲーションシステム14でも利用することが可能となる。
第2の到着地推定の方法においては、カーナビゲーションシステム14より各道路の緯度・経度がp秒毎(ここでは、例えば2秒毎)に出力されているとともに、データベースを利用する。
そして、図13のルートテーブルは、通ってきたルートのX座標と過去の出発地と到着地、その間に通った道路ポイントIDを格納するものである。
次に、第2の到着地推定の方法(「到着地推定2」ともいう。)を図14に沿って説明する。
到着地推定2用のプログラムが開始(G102)すると、現在の緯度・経度を、経度30、緯度36で割った商を座標にする(升目を作成する)処理(G104)に移行し、2秒毎にナビゲーションシステム14から緯度・経度を受信し、緯度・経度を、緯度30、経度36で升目を作成する処理(G106)に移行する。
そして、違う升目に移ったか否かの判断(G108)を行い、この判断(G108)がNO、つまり「移らない」の場合には、2秒毎にナビゲーションシステム14から緯度・経度を受信し、緯度・経度を、緯度30、経度36で升目を作成する処理(G106)に戻り、判断(G108)がYES、つまり「移った」の場合には、ルートの列に追加する処理(G110)に移行し、この処理(G110)の後に、到着したか否かの判断(G112)に移行する。
この到着したか否かの判断(G112)において、判断(G112)がYES、つまり「した」の場合には、後述する到着地推定2開始(図15参照)の処理(G114)に移行し、判断(G112)がNO、つまり「してない」の場合には、升目が35の倍数となったか否かの判断(G116)に移行する。
この升目が35の倍数となったか否かの判断(G116)において、判断(G116)がNO、つまり「ならない」の場合には、2秒毎にナビゲーションシステム14から緯度・経度を受信し、緯度・経度を、緯度30、経度36で升目を作成する処理(G106)に戻り、判断(G116)がYES、つまり「なった」の場合には、到着地推定2開始(図15参照)の処理(G118)に移行し、この処理(G118)の後に、得点ポイントの高いものから順に予測到着地とする処理(G120)に移行し、この処理(G120)の後には、2秒毎にナビゲーションシステム14から緯度・経度を受信し、緯度・経度を、緯度30、経度36で升目を作成する処理(G106)に戻る。
また、上述した到着地推定2開始(図15参照)の処理(G114)の後には、0.8以上は頻度を「+1」、それ以外は新ルートとして図13のルートテーブルに登録する処理(G122)に移行し、この処理(G122)の後には、到着地推定2用のプログラムの終了(G124)に移行する。
ここで、図15の到着地推定2開始の処理について説明する。
到着地推定2用のプログラムが開始(H102)すると、到着したときの到着地推定2であるか否かの判断(H104)に移行する。
そして、この判断(H104)がNO、つまり「いいえ」の場合には、過去35の升目を使って比較する処理(H106)に移行する。この処理(H106)は、最新のルートと升目から順に過去のルートと一致するものを検索し、一致したものがあれば、ポイントを「+1」とする。
以下に、例を開示する。
過去ルート1:1、2、3、4、5、6
過去ルート2:7、8、1、2、5
新ルート :1、2、3、4、5

過去ルート1の場合:対象の升目数 11
一致している数 10
従って、10ポイント

過去ルート2の場合:対象の升目数 10
一致している数 3
従って、3ポイント
また、上述の判断(H104)がYES、つまり「はい」の場合には、全走行ルートで比較する処理(H108)に移行する。この処理(H108)は、最新のルートと升目から過去のルートと一致するものを検索する。
以下に、例を開示する。
過去ルート:7、8、1、2、5
新ルート :0、1、2、3、4、5
対象の升目数 11
一致している数 3
従って、3/11=0.27(一致していない)

過去ルート1:1、2、3、4、5、6
過去ルート2:7、8、1、2、5
新ルート :1、2、3、4、5

過去ルート1の場合:対象の升目数 11
一致している数 10
従って、10/11=0.91(一致している)

過去ルート2の場合:対象の升目数 10
一致している数 3
従って、3/10=0.3(一致していない)
そして、過去35の升目を使って比較する処理(H106)及び全走行ルートで比較する処理(H108)の後に、到着地推定2用のプログラムの終了(H110)に移行する。
次に、到着地推定と目的地の推測方策について説明すると、上述した到着地推定と合わせて、過去のルートだけでなく、時間履歴を用いた目的地の推測を行う。これにより、目的地の推測精度が向上するものである。
更に、上述した手法を用いることにより、到着予想時間を正確に割り出すことができる。今までのナビゲーションシステムでは到着予想時間を距離と固定された時速とを用いて算出した。しかし、今回の手法では、今までの過去の走行時間の履歴等を用いて行う、というのは実際に走行しているため、より正確な到着予想時間を算出することができる。VICS(カーナビゲーション等のVICS対応車載機に道路交通情報をリアルタイムで提供するシステム)等の渋滞予想が出たときも、履歴データとすることで、さらに信頼性が増加する。到着時間予想は、目的地推測を行った場所への到着時間予想だけでなく、ナビゲーションシステムで目的地を設定した場合も行われる。その際には、出発地と到着地とが必ずしも一致していなくとも、過去のルートをつなぎ合わせることでその目的にたどり着く場合は、到着時間予想を行うことができる。また、一部のみ一致している場合でも、その部分だけを利用し、その分の距離を引いてから通常の到着地予想を行うことができるものである。
履歴の種類として、参考までに、図16に通常のルート履歴を開示するとともに、図17には出発時間と到着時間と曜日と渋滞情報とを入れた履歴を開示する。
次に、目的地推測の方策を図18に沿って説明する。
目的地推測用のプログラムが開始(I102)すると、到着地推定2により目的地を推測する処理(I104)に移行し、この処理(I104)の後に、同じルートを見つける処理(I106)に移行する。
この処理(I106)において、同じルートが数箇所見つかった、つまり現在のルートから推測できる目的地が数箇所に限定された後に、そのルートで出発が最も多い曜日と時間帯のルートがあった場合、そのルートを推測された目的地として優先する処理(I108)に移行する。
この処理(I108)の後には、到着時間予想の処理(I110)を行い、目的地推測用のプログラムの終了(I112)に移行する。
次に、到着時間予想の方策を図19に沿って説明する。
到着時間予想用のプログラムが開始(J102)すると、推測された目的地の距離から到着時間を時速Vkm/hで算出する処理(J104)に移行し、この処理(J104)の後に、過去のルート履歴を使って平均到着時間を算出し、同じ時間帯のものがあったらそれを優先するとともに、さらに現在、渋滞中の情報が入っていたら、過去の履歴に渋滞中があったものから平均を出す処理(J106)に移行する。
そして、処理(J106)の後には、単純に距離から算出されたものと履歴から算出されたものとから到着予想時間を算出する処理(J108)に移行し、この処理(J108)の後に、到着時間予想用のプログラムの終了(J110)に移行する。
次に、指定目的地への到着時間予想の方策を図20に沿って説明する。
指定目的地への到着時間予想用のプログラムが開始(K102)すると、過去の履歴にある出発地、目的地か否かの判断(K104)に移行する。
そして、判断(K104)において、一部のみが一致する場合、つまり一部のみ過去のルート履歴にある場合には、その部分だけ到着予想時間に組み込み、組み込んだ部分の距離を引いて、残りは普通の距離だけで行う到着時間予想を利用する処理(K106)に移行する。
また、上述の判断(K104)において、組み合わせて一致する場合、つまり過去の履歴にあるルートの組み合わせで出発地、目的地が完成するならば、複数の過去のルートを組み合わせて算出する処理(K108)に移行する。
更に、上述の判断(K104)において、完全に一致する場合には、通常の到着時間予想の処理(K110)に移行する。
そして、上述の処理(K106)及び処理(K108)、処理(K110)の後には、指定目的地への到着時間予想用のプログラムの終了(K112)に移行する。
これにより、前記制御手段10は、前記情報提供装置6から受信したデータを選別する選別手段18を備え、この選別手段18により選別された情報のみ表示し、前記選別手段18は、前記情報提供装置6から受信したデータを、少なくともユーザの使用状況により変化する固有情報を用いて設定された選別条件を含む複数の選別条件から構成された第1選別手段20により選別し、かつこの第1選別手段20により抽出された情報を、少なくとも数値化手段22と比較手段24から構成された第2選別手段26により表示出力可能な状態に選別する構成によって、ユーザが、欲しい情報のみを選択するのに自ら時間をかけて検索機能を駆使することなく、必要な情報を入手することができ、ユーザは最小限の操作と検索時間とで適切な情報を手に入れることが可能となり、使い勝手を向上し得る。
また、前記第2選別手段26は、第1選別手段20の選別条件毎に選別された情報を、ユーザの現在の状況、及びユーザの閲覧履歴、ユーザの走行状況、ユーザの目的地の内のいずれかを利用して数値化する数値化手段22と、数値化された情報同士を比較し表示情報を決定する比較手段24とを備えていることにより、前記第1選別手段20により選別された情報同士をユーザの現在の状況(日時、乗車人数、車速、現在地等)やユーザの閲覧履歴等によって、数値化してから比較するので、表示可能かどうかの判断がし易くなり、実用上有利である。
更に、前記選別条件18は、ユーザが情報を表示させる頻度、ユーザの走行状況、ユーザの現在の状況、ユーザの目的地から選択されることにより、ユーザの好みだけでなく、ユーザの使用状況(走行状況や現在の状況等)も情報選別条件に含まれているので、使用状況に応じた精度の高い情報を配信することが可能である。
更にまた、前記ユーザの目的地は、前記制御手段10に備えた到着地推定手段28により推定されることにより、走行中に目的地を推測することできるので、目的地に合った情報をユーザに提供することが可能である。
また、前記到着地推定手段28は、過去の走行ルート履歴や過去のルート走行時間履歴の少なくともいずれか一方を用いることにより、過去に走行したルートや過去の走行ルート走行時間の履歴を基に目的地を推測しているので、目的地を類推する精度を高めることが可能となり、実用上有利である。
更に、前記情報表示装置4は、配信された情報の見出しを表示する見出し画面30と、この見出し画面において選択された情報の内容を表示する詳細画面(図示せず)とから構成され、前記見出し画面30に表示される見出しには、表示される情報の選別に応じて設定された選別マークが付加されることにより、前記見出し画面30には、情報の種別(内容)に該当する場合に種別マークが付加されるので、ユーザは、情報が配信された理由を容易に把握することができ、ユーザが、見出し画面30を見ただけで詳細表示する必要がある情報かどうかを判断し易くなり、使い勝手の向上に寄与し得るものである。
なお、この発明は上述実施例に限定されるものではなく、種々の応用改変が可能である。
例えば、この発明の実施例においては、「広告」に関して説明する構成としたが、このアルゴリズムを用いて交通やニュース・天気、テレビや芸能ニュース等の娯楽情報を入手する構成とすることも可能である。
また、この発明の実施例においては、システム構成で履歴情報やユーザ情報等をプライバシーの点を考慮し、全て車載側に蓄積を行う構成としたが、上述のプライバシーの点をクリアすることができるのであれば、履歴情報やユーザ情報等を、車載側でなく、車両外の情報データサーバである情報提供装置に蓄積する構成とすることも可能である。
さすれば、履歴情報やユーザ情報等を、情報提供装置に蓄積することで、顧客情報管理(「CRM」ともいう。)につながり、より多くの発展を望むことができる。
例えば、個々の顧客の要望や習慣、使用状況を配信側で見ることで、さらに的確に顧客の必要としている情報や要求している情報を配信することができるものである。
この発明の実施例を示す情報配信装置のシステム制御用のメインフローチャートである。 制御手段の概略構成図である。 情報表示装置の見出し画面を示す概略説明図である。 操作キーの概略説明図である。 情報配信装置のシステム制御用のメインフローチャートである。 要部制御用、つまり情報を表示するためのフローチャートである。 第1選別用のフローチャートである。 第2選別用のフローチャートである。 ポイントテーブルを示す図である。 ルートテーブルを示す図である。 第1の到着地推定の方法(「到着地推定1」ともいう。)を示すフローチャートである。 到着地推定1開始の処理を示すフローチャートである。 ルートテーブルを示す図である。 第2の到着地推定の方法(「到着地推定2」ともいう。)を示すフローチャートである。 到着地推定2開始の処理を示すフローチャートである。 通常のルート履歴を示す図である。 出発時間と到着時間と曜日と渋滞情報とを入れた履歴を示す図である。 目的地推測の方策を示すフローチャートである。 到着時間予想の方策を示すフローチャートである。 指定目的地への到着時間予想の方策を示すフローチャートである。
符号の説明
2 情報配信装置
4 情報表示装置
6 情報提供装置
8 通信手段
10 制御手段
12 GPSアンテナ
14 ナビゲーションシステム
16 操作キー
18 選別手段
20 第1選別手段
22 数値化手段
24 比較手段
26 第2選別手段
28 到着地推定手段
30 見出し画面

Claims (1)

  1. 情報を表示する情報表示装置と、情報提供装置と通信する通信手段と、この通信手段を介して情報提供装置からデータを受信し前記情報表示装置に表示する制御手段とを備えた情報配信装置において、前記制御手段は、前記情報提供装置から受信したデータを選別する選別手段を備え、この選別手段により選別された情報のみ表示し、前記選別手段は、前記情報提供装置から受信したデータを、少なくともユーザの使用状況により変化する固有情報を用いて設定された選別条件を含む複数の選別条件から構成された第1選別手段により選別し、かつこの第1選別手段により抽出された情報を、少なくとも数値化手段と比較手段から構成された第2選別手段により表示出力可能な状態に選別し、前記情報表示装置は、配信された情報の見出しを表示する見出し画面と、この見出し画面において選択された情報の内容を表示する詳細画面とから構成され、前記見出し画面に表示される見出しには、表示される情報の選別に応じて設定された選別マークが付加されることを特徴とする情報配信装置。
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