JP2005308542A - ナビゲーション装置 - Google Patents

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賢二 小森
Tadamasa Yamanaka
忠政 山中
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Abstract

【課題】 第1の地図情報記憶装置に記憶された地図情報の指定された一部の地図情報を第2の地図情報記憶装置に転送する方法を改善することを目的とする。
【解決手段】 自車両の現在位置を検出し、また走行軌跡にもとづいて地図メッシュの利用履歴を作成する。地図情報記憶装置2に記録されている地図情報から、現在位置にもとづいて特定した地図メッシュに対応した地図情報と、地図メッシュ利用履歴にもとづいた所定の地図メッシュに対応した地図情報とを、読み出して不揮発メモリ3に書き込む。これにより、煩わしい操作を必要とせずに、地図情報記憶装置2から現在位置周辺の地図情報だけでなく、利用履歴のある地図メッシュの地図情報が自動的に不揮発メモリに記憶される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、地図情報が格納された記録媒体の読出しを行える地図情報記憶装置を備えた車載用のナビゲーション装置に関する。特に地図情報が格納された記録媒体から一部の指定された地図情報を別の地図情報記憶装置に転送記憶してその地図情報を利用する車載用のナビゲーション装置に関する。
日本全国等の広範囲の道路地図情報を記憶する記録媒体から車両位置周辺等の道路地図データを読み出して、ディスプレイに表示したり、推奨ルートの探索等を行ったりする車載用のナビゲーション装置が知られている。記録媒体としては記憶容量が大きいことで知られるCDが用いられることが多く、車両には道路地図データを記録したCD(以下、地図CDと称する)からデータを読み出すためのCD駆動装置が設置される。
一方、音響データ、映像データを記憶したCD(以下、AV−CDと称する)も広く普及しており、AV−CDを再生可能な装置を備えた車両も多い。さらに、最近では、ドライブ情報等を記録したいわゆる情報CDと呼ばれるものもあり、これら各種の音響データ、映像データ、情報データを記録したCDを車両で再生させたいという要望も多い。ところが、車両内部は、ナビゲーション装置、オーディオ機器等を設置可能なスペースが限られているため、1台のCD駆動装置を複数種類の内容のCDの読み出し再生に兼用することが多い。
ところで、ナビゲーション装置では、操作者から特に指示がない限り、車両位置周辺の道路地図をディスプレイに表示させている。このため、車両の走行中は、車両位置に応じた範囲の道路地図データを逐次地図CDから読み出す必要がある。しかしながら、CD駆動装置が地図CD以外のCDの読み出し再生にも利用可能な場合には、ナビゲーション処理の最中に、操作者が地図CDを取り外して他のCD等をCD駆動装置に装着する場合がある。このような場合、新たな範囲の道路地図データを読み出すことができなくなり、ナビゲーションとしての機能を果たせなくなる。
それに対して、以下のような車載用のナビゲーション装置が提案されている(特許文献1参照)。
CD駆動装置を備えた車載用ナビゲーション装置において、CD駆動装置に地図CDが装着されている場合には、日本全土を複数の領域に区分けして表示し、いずれかの領域を操作者が選択すると、その領域に対応する道路地図データを地図CDから読み出してフラッシュメモリに格納する。車両が走行を開始すると、自車両位置周辺の道路地図データをフラッシュメモリから読み出してディスプレイに表示する。一方、車両位置に対応する道路地図データがフラッシュメモリに格納されていない場合は、ディスプレイに地図CD入れ替えメニューを表示し、新たな領域を操作者に選択させる。そして、その選択領域に対応する道路地図データをフラッシュメモリに格納する。
特開平09−62183号公報
しかしながら、従来技術では、いずれかの領域を操作者が選択すると、その領域に対応する道路地図データを地図CDから読み出してフラッシュメモリに格納するという構成であったので、操作者がいちいちそのたびに指定するという煩わしさがあった。
さらに、フラッシュメモリが格納するのは自車両が現在いる位置周辺の地図を表示するための道路地図データであり、長距離走行時に、地図CDが読めない状態では、現在地周辺の道路地図領域を選択するため、車両運転中に地図CDをCD駆動装置に再度挿入するという煩わしさがあった。
また、地図情報を記録した記録媒体としてハードディスク駆動装置に内蔵されたハードディスクを使用した場合には、地図情報の更新書き換えのためハードディスク駆動装置を一時的に車載用のナビゲーション装置から取り外すことがありえる。ナビゲーション装置からハードディスク駆動装置が取り外された状態では、上記CD駆動装置に地図CDが挿入されていない場合と同様な問題が発生する。
本発明は、上記の問題点を解決する車載用のナビゲーション装置を提供することを目的とする。
このため、本発明は、自車両の現在の位置を検出する現在位置検出手段と、道路地図データを格納する第1の地図情報記憶装置と、ディスプレイに道路地図を表示させる表示制御手段とを備え、道路地図は所定のサイズの道路地図領域に区切られ、表示制御手段は道路地図領域単位で道路地図データを取り込むナビゲーション装置において、自車両の現在の位置にもとづいた道路地図領域の道路地図データと、自車両の走行軌跡に対応した道路地図領域の利用履歴を作成し、利用履歴にもとづいた所定の道路地図領域の道路地図データとを選択し、第1の地図情報記憶装置から読み出して、第2の地図情報記憶装置に書き込み、検出された自車両の現在の位置にもとづいて、第1の地図情報記憶装置から表示に用いる道路地図データを読み出せない場合は、第2の地図情報記憶装置から表示に用いる道路地図データを読み出し、ディスプレイに表示するものとした。
本発明により自車両の現在の位置に対応する道路地図領域の道路地図データと共に、利用履歴にもとづいて選択された所定の道路地図領域の道路地図データを第1の地図情報記憶装置から読み出して第2の地図情報記憶装置に書き込むので、表示制御手段は、第2の地図情報記憶装置から自車両の現在の位置に対応する道路地図領域以外に、利用履歴にもとづいて選択された道路地図領域の道路地図データも読み出し表示可能となる。従って、使用する確率の高い道路地図領域の道路地図データを、自動的に第2の地図情報記憶装置にバックアップ記憶できることになり、使用者の手を煩わせることが少なくなる。
以下本発明の実施の形態を説明する。図1は本実施の形態のナビゲーション装置のブロック構成図である。
本ナビゲーション装置は、GPS衛星からの受信電波により地表での絶対位置座標や方位を算出するGPS部6と、車輪の回転速を検出する車速センサ8と、ジャイロなどのセンサを使って自車両の相対的な走行方向を検出する方位センサ9と、CPUからなる情報処理部1およびその周辺回路であるディスプレイ制御部21、音声制御部23、入力制御部24と、メモリ群と、ハードディスク駆動装置からなる地図情報記憶装置2と、入力部7と、ディスプレイ4と、スピーカ5とから構成されている。
情報処理部1は、ナビゲーション装置全体を制御する部分であり、ソフトウェアの作用によって処理する現在地計算部31と、目的地検索・設定部32と、経路探索・設定部33と、地点登録部34と、現在地表示部35と、案内部36と、地図情報一時記憶制御部37とを有する。
また、情報処理部1は、各種処理を行う際必要なBIOSやブートアッププログラムなどを格納しているROM25、ワークエリアなどに使うRAM26と接続している。
さらに、情報処理部1は、バス11を介して地図情報記憶装置2、不揮発メモリ3、GPS部6、ディスプレイ制御部21、音声制御部23、入力制御部24と接続している。
ディスプレイ4はディスプレイ制御部21に接続し、操作者に操作メニュー画面、道路地図などを表示する。つまり、操作者が目的地検索・設定の操作や経路探索・設定の操作を行うときはメニューによる操作画面の表示を行い、走行時は道路案内の表示を行う。
スピーカ5は音声制御部23に接続し、ナビゲーション装置の各種操作時の音声によるヘルプ機能、音声による道路案内などを行う、
入力部7は入力制御部24に接続し、目的地検索・設定、経路探索・設定、地図表示の縮尺変更、メニュー画面の表示、メニュー画面における項目の選択操作などのための各種ボタンスイッチを有している。
地図情報記憶装置2は、地図情報を格納したハードディスク駆動装置である。このハードディスク駆動装置は、ユニット構造でナビゲーション装置に組み込まれており、格納されている地図情報の書き直しなどのために一時的に取り外すなど、着脱可能な構造となっている。
道路地図は、日本全図(15km〜60kmスケール)、地方図(2km〜8kmスケール)、詳細図(50m〜1kmスケール)の3階層から構成されている。
各階層の地図は、地図メッシュに分割されて地図メッシュ番号が付せられており、例えば日本全図の地図メッシュには2桁の地図メッシュ番号が、地方図のそれには4桁の地図メッシュ番号が、詳細図のそれには6桁の地図メッシュ番号が宛がわれている。これらの地図メッシュ番号は、各地図メーカが作成している地図フォーマットに準じる管理番号である。
この管理番号は各地図メーカによって異なるが、その数値を2桁ずつ1バイトに分けて記憶されている。
なお、これらの各階層間の地図メッシュ番号間の対応関係のデータも、地図情報として記録されており、地図表示の縮尺変更がいずれの方向にもできるようになっている。
ここでは、現在地表示のため逐次読み込まれる詳細図は、10km四方単位からなる領域の地図メッシュとする。
ハードディスクに記録された地図情報としては、道路地図をディスプレイ4にグラフィック表示するための道路地図データと、経路探索に必要な一方通行や車両通行禁止などの交通規制データ、各地点の所在地に関する、例えば所在地表示を表す所在地データ、目的地検索や地点登録のために必要な登録地点データが記録されている。
登録地点デ−タは、予め登録された登録地点に関する情報を「交通機関」、「飲食」、「宿泊」、「スポーツ」、「買物」などの所定のジャンル別に分類して検索可能にしたものである。
このような登録地点データは、ジャンル名をディスプレイ4でメニューとして表示させ、ジャンル毎に分類されているジャンル別登録地点名データを検索するためのインデックスデータと、選択された登録地点名をディスプレイ4に表示させ、その登録地点を中心とする道路地図を表示させるように道路地図データを検索するための登録地点位置情報データとを備える。
さらに登録地点データのインデックスデータは、ジャンル別検索以外に、施設名称、電話番号、所在地などから検索が可能なように構成されている。
このような登録地点データのうちジャンル名など地点に特定されないものを除き、地点で特定されるデータには、ラベルとしてその地点が含まれる前述の地図メッシュ番号が付されている。
不揮発メモリ3は、例えばフラッシュメモリからなる。そのメモリエリアには、目的地設定履歴情報を所定数記憶保存する目的地設定履歴部41、操作者が高頻度に目的地設定のために使用する地点情報を予め登録しておく登録地点記憶部42、操作者が運転のために走行経路を設定した場合に、設定された走行経路を記憶する経路記憶部43がある。
不揮発メモリ3にはさらに、自車両が位置している地点に対応する道路地図データの地図メッシュ番号と年月日を逐次蓄積して道路地図領域の利用履歴とする地図メッシュ利用履歴部44、地図情報記憶装置2のハードディスクに記録されている地図情報から後述のフローチャートに従って選択された地図メッシュ番号の地図情報が書き込まれる地図情報一時記憶部46と、ハードディスクに記録されている地図情報から地図情報一時記憶部46に選択書き込みするための制御に利用する情報を格納する地図情報一時記憶管理部45が用意されている。
入力制御部24は、入力部7、車速センサ8、方位センサ9、キースイッチ10からの信号を情報処理部1に伝えるためのI/O制御をする部分である。
ディスプレイ制御部21は、情報処理部1からの表示情報をディスプレイ4に表示出力し、そのためにワークエリアのメモリとして機能するVRAM22と接続している。音声制御部23は、情報処理部1からの音声出力情報を音声信号に変換し、スピーカ5に出力する。
以下に、情報処理部1のソフトウェアの処理機能について説明する。
GPS部6は、GPS衛星からの衛星電波を受信することにより、緯度経度座標を計算し、結果を情報処理部1の現在地計算部31に出力する。
現在地計算部31は、マップマッチング方式を採用しており、周期的に得られるGPS部6からの緯度経度座標と、地図情報記憶装置2または不揮発メモリ3の地図情報一時記憶部46に格納された道路地図データとを照らし合わせて、現在位置が走行中の道路上に合致するように自車両の現在位置を補正する。
現在地計算部31は、また、こうして周期的に求められた現在位置にもとづき、車速センサ8と、方位センサ9とから得られる情報にもとづいて、自車両の現在位置を逐次計算する。なお、現在地計算部31は、上記逐次計算で算出した自車両の現在位置も、マップマッチングにより補正する。
目的地検索・設定部32は、操作者がディスプレイ4に表示される操作メニュー画面を見ながら入力部7を操作し、地図情報記憶装置2または不揮発メモリ3の地図情報一時記憶部46に格納された地図情報から目的地を検索して、目的地として設定する操作を受けて、目的地の名称、地点の緯度経度座標、設定日時などの目的地設定履歴情報を不揮発メモリ3の目的地設定履歴部41に書き込む。このとき、目的地設定履歴情報が所定数を越えると、最も古い日時の目的地設定履歴情報を削除して、新しい情報を追加する。
経路探索・設定部33は、地図情報記憶装置2または不揮発メモリ3の地図情報一時記憶部46に格納された道路地図データ、交通規制データなどにもとづき、設定された目的地までの最適な経路を探索し、経路として設定する操作を受けて、不揮発メモリ3の経路記憶部43に書き込む。
地点登録部34は、操作者がディスプレイ4に表示される操作メニュー画面を見ながら入力部7を操作し、地図情報記憶装置2または不揮発メモリ3の地図情報一時記憶部46に格納された地図情報から目的地を検索して、不揮発メモリ3の登録地点記憶部42に地点の名称、地点の緯度経度座標、設定日時などを書き込む。
現在地表示部35は、マップマッチングの結果による現在位置にもとづき、道路地図データを地図情報記憶装置2または不揮発メモリ3の地図情報一時記憶部46から読出し、自車両の現在位置や周辺地図などの情報をコンピュータグラフィックスの道路地図として、ディスプレイ4に表示するようにディスプレイ制御部21に画像情報を出力する。
案内部36は、ディスプレイ制御部21を介して目的地までの経路をディスプレイ4の画面上にグラフィックス表示したり、現在地表示の地図上の前方の交差点の走行方向指示の表示をしたり、合成音声などでスピーカ5から案内するように音声情報を音声制御部23に出力する。
地図情報一時記憶制御部37は、現在位置に対応する日本全図、地方図、詳細図のそれぞれのメッシュ番号を年月日とともに履歴情報として、不揮発メモリ3の地図メッシュ利用履歴部44に書き込む。このとき、地図メッシュ利用履歴情報が所定数を越えると、最も古い日時の履歴情報を削除して、新しい情報を追加する。
地図情報一時記憶制御部37は、また不揮発メモリ3の地図情報一時記憶管理部45に後述の地図情報一時記憶管理テーブルを記憶させ、そのデータにもとづいて必要に応じて、地図情報記憶装置2から所定の地図メッシュ番号に対応する地図情報を読出し、不揮発メモリ3の地図情報一時記憶部46に書き込み更新する。
図2に地図情報一時記憶管理テーブルの例を示す。テーブルは、大きくは上から(1)「現在地周辺地図メッシュ情報」、(2)「地図メッシュ利用履歴情報」、(3)「目的地設定・地点登録対応地図メッシュ情報」、(4)「メモリエリア先頭アドレス」の欄に分かれる。
「現在地周辺地図メッシュ情報」は、現在位置に対応する詳細図の地図メッシュを中心として、3×3地図メッシュの計9地図メッシュ分の詳細図の地図メッシュ番号と、その地図メッシュ番号の詳細図の地図メッシュが含まれる日本全図と地方図の地図メッシュ番号を地図メッシュ番号欄に対応させて示したものである。
地図メッシュ番号欄の最左側欄の2桁の番号が日本全図における地図メッシュ番号を、中央欄の4桁の番号が地方図における地図メッシュ番号を、最右欄の6桁の番号が詳細図における地図メッシュ番号を示している。
「地図メッシュ利用履歴情報」は、不揮発メモリ3の地図メッシュ利用履歴部44に現在位置に対応する日本全図、地方図、詳細図の各地図メッシュ番号が書き込まれた度に、詳細図の各地図メッシュ番号の使用頻度を再計算して、頻度の高い詳細図の地図メッシュ番号順に所定の数、例えば50個、地図メッシュ番号欄に表示したものである。
使用頻度欄には、例えば地図メッシュ利用履歴部44に記録された日数をもって使用頻度として表示している。
詳細図の地図メッシュ番号と、その地図メッシュ番号の詳細図の地図メッシュが含まれる日本全図と地方図の地図メッシュ番号を地図メッシュ番号欄に対応させて示してある。
「目的地設定・地点登録対応地図メッシュ情報」は、操作者が設定した目的地設定履歴情報と、操作者が登録した地点情報とを不揮発メモリ3の目的地設定履歴部41と登録地点記憶部42から読み出し、設定または登録の年月日時刻が新しい順に、重複して表示しないようにして、所定の数、例えば30個、その地点に対応する詳細図の地図メッシュ番号と、その地図メッシュ番号の詳細図の地図メッシュが含まれる日本全図と地方図の地図メッシュ番号を地図メッシュ番号欄に対応させて示したものである。
「メモリエリア先頭アドレス」は、情報処理部1の地図情報一時記憶制御部37が、不揮発メモリ3の地図情報一時記憶部46に所定の地図情報を地図情報記憶装置2から読み出して書き込む制御に必要な不揮発メモリ3の目的地設定履歴部41、登録地点記憶部42、経路記憶部43、地図メッシュ利用履歴部44、地図情報一時記憶管理部45、地図情報一時記憶部46のメモリエリアの先頭アドレスを記憶するところである。
これを設けることによって、目的地設定履歴、地点登録、地図メッシュ利用履歴がそれぞれ許容最大数まで不揮発メモリ3に記憶されていない場合、地図情報一時記憶部46のエリアに、より多くのメモリ容量を割くことができるように制御できる。
図3から図5は、情報処理部の主に地図情報一時記憶制御部が地図情報記憶装置から不揮発メモリに地図情報を一時記憶する制御の流れを示すフローチャートである。
本ナビゲーション装置は、キースイッチ10がオンになると、連動してナビゲーション装置の電源スイッチが自動的にオンになり起動し、キースイッチ10がオンからオフになったことを入力制御部24で検知すると、地図情報一時記憶制御を完了させてからナビゲーション装置のシャットダウンを自動的に行う構成である。
ステップ101では、キースイッチ10がオンとなり、ステップ102でナビゲーション装置が起動する。
ステップ103では、地図情報一時記憶制御部37は、制御フラグIFA、IFBを初期化する。このとき初期化した年月日時刻をRAM26に書き込む。
制御フラグIFAは自車両の現在位置に対応する道路地図データの詳細図の地図メッシュ番号が、走行に伴って以前の地図メッシュ番号から変ったかどうかを判定するフラグである。制御フラグIFBは、操作者が新たに目的地設定を行ったか、または操作者が新たに地点登録を行ったかどうかを判定するフラグである。
これらの制御フラグが0以外を示しているときは、前述の地図情報一時記憶管理テーブルを更新する必要があることを示す。
ステップ104では、地図情報一時記憶制御部37は、現在地計算部31が算出した自車両の現在位置に対応する詳細図の地図メッシュ番号、その地図メッシュ番号の詳細図の上位の階層の地方図および日本全図の地図メッシュ番号と現在年月日データを取得する。
ステップ105では、地図情報一時記憶制御部37は、地図情報記憶装置2が接続されているかどうかをチェックする。地図情報が読み出せる場合は接続されていると判定し、ステップ106に進む。地図情報書き直しのためにハードディスク駆動装置が取り外されているとか、ハードディスク駆動装置がハード的またはソフト的にエラーして地図情報が読み出せないときは、地図情報記憶装置2が接続さていないと判定し、ステップ118に進む。
ステップ106では、現在地表示部35が地図情報記憶装置2から地図情報を読み込む。
ステップ107では、目的地検索・設定部32、経路探索・設定部33、地点登録部34が操作者の入力部7を用いた入力操作を受けて、目的地設定、経路設定または地点登録を行い、さらにディスプレイ4に現在地周辺の地図を表示したり、ディスプレイ4またはスピーカ5による設定された走行経路に沿った道路案内を行ったりなどする。つまりナビゲーション処理を行う。
ステップ108では、地図情報一時記憶制御部37は、不揮発メモリ3の地図メッシュ利用履歴部44を検索し、最寄りの地図メッシュ番号を読み出す。つまり最も新しく履歴情報として記憶されている地図メッシュ番号と記憶された年月日データを読み出す。
ステップ109では、地図情報一時記憶制御部37は、ステップ108において読み出された最寄りの詳細図の地図メッシュ番号と記憶年月日が、ステップ104で得られた詳細図の地図メッシュ番号と年月日ともに同じかチェックする。同じ場合はステップ111に進み、異なる場合はステップ110に進む。
ここで、地図メッシュ番号が同じでも、年月日が異なっていればステップ110に進む。
ステップ110では、地図情報一時記憶制御部37は、ステップ104で取得した日本全図、地方図、詳細図に対する地図メッシュ番号と、年月日データを地図メッシュ利用履歴部44に書き込む。同時に制御フラッグIFA=1とする。
このとき、地図メッシュ利用履歴部44に書き込まれた地図メッシュ利用履歴情報が所定の数を越える場合は、最も古い地図メッシュ利用履歴を削除し、新しい地図メッシュ利用履歴を書き込む。
ステップ110の後ステップ111に進む。
ステップ111では、地図情報一時記憶制御部37は、不揮発メモリ3の目的地設定履歴部41と登録地点記憶部42を検索し、ステップ112で、制御フラッグが初期化された年月日時刻以後に、新しく目的地設定または地点登録が操作者によってなされていないかどうかをチェックする。いずれもなされていない場合は、ステップ114に進む。
目的地設定または地点登録の少なくともいずれかがなされている場合は、ステップ113に進み、制御フラグIFB=1とする。その後ステップ114に進む。
ステップ114では、地図情報一時記憶制御部37は、制御フラグIFA、IFBの少なくともいずれかが1を示しているかどうかを、つまり地図情報一時記憶管理テーブルの更新要求があるかどうかをチェックする。更新要求がある場合は、ステップ115に進み、そうでない場合はステップ120に進む。
ステップ115では、地図情報一時記憶制御部37は、制御フラグIFA、IFBの立っている状況に応じて、地図情報一時記憶管理テーブル中の対応する欄を更新する。
例えばIFA=1の場合は、「現在地周辺地図メッシュ情報」欄と「地図メッシュ利用履歴情報」欄を更新する。IFB=1の場合は、「目的地設定・地点登録対応地図メッシュ情報」欄を更新する。
また、メモリエリア先頭アドレスを必要に応じて、更新する。
ステップ116では、地図情報一時記憶制御部37は、地図情報一時記憶管理テーブルの更新に対応して、地図情報記憶装置2から下記のように選択した地図情報を読み出して、不揮発メモリ3の地図情報一時記憶部46に書き込み更新する。
以下に、地図情報一時記憶部46に書き込み更新する方法を詳細に説明する
例えば、図6の(b)に示したように小田原市内の□印位置(例えば、詳細図の地図メッシュ番号ZZZZ52が対応するとする)に住んでいる人が、横浜市内の△印で示した目的地(例えば、詳細図の地図メッシュ番号ZZZZ41が対応するとする)まで本ナビゲーション装置の経路設定を利用して走行し、横浜市内の目的地近くに近づいたとする。なお、この人は、高頻度で横浜市内に本ナビゲーション装置を使用してドライブしているとする。
図6の(a)に示す日本全図に対して、(b)の神奈川県の詳細図は、(c)に示すような10km四方の地図メッシュで分割されている。そのときの地図情報一時記憶管理テーブルの「現在地周辺地図メッシュ情報」欄には、粗い斜線と二重斜線で示し1から9までの番号を付した地図メッシュに対応する地図メッシュ番号および、それに関係する上の階層の地方図と日本全図の地図メッシュ番号が記録されている。例えば、詳細図の地図メッシュ番号ZZZZ41〜ZZZZ49が記憶されている(図2参照)。
また、小田原から横浜へ行く回数が多いことから横浜までの経路に対応した図6の(c)において密な斜線で示した地図メッシュは、地図メッシュ利用履歴部に高頻度で記憶され、地図情報一時記憶管理テーブルの「地図メッシュ利用履歴情報」欄には、例えば地図メッシュ番号のZZZZ50番台として高順位で記憶されている(図2参照)。
また、今回の走行にあったって横浜市内の目的地が設定され、自宅の位置も高頻度で目的地設定として使用されていることから、「目的地設定・地点登録対応地図メッシュ情報」欄には、△印の付いた横浜市内の地図メッシュ(詳細図の地図メッシュ番号ZZZZ41)と、□印の付いた小田原市内の自宅に対応する地図メッシュ(詳細図の地図メッシュ番号ZZZZ52)が、設定日時が新しいので高順位で記憶されている。
このように記憶された地図情報一時記憶管理テーブルにもとづいて、重複することがないように、先ず「現在地周辺地図メッシュ情報」欄に対応する9個の詳細図の地図メッシュ番号に対応する地図情報を、次に「地図メッシュ利用履歴情報」欄の上位20個の詳細図の地図メッシュ番号に対応する地図情報を、最後に「目的地設定・地点登録対応地図メッシュ情報」欄の30個の詳細図の地図メッシュ番号に対応する地図情報を地図情報一時記憶部46に書き込み更新する。
なお、1地図メッシュ当たりの道路地図データの所要メモリ容量は、日本全図、地方図、詳細図で異なり、さらに例えば同じ詳細図でも都心部と、郊外では所要メモリが異なる。
また、地図情報一時記憶部46に書き込む詳細図の地図メッシュに対応させて、目的地検索設定のための登録地点データなども更新書き込みするので、都心部では登録地点データの容量も大きくなる。
従って、(1)「現在地周辺地図メッシュ情報」の9地図メッシュ、(2)「地図メッシュ利用履歴情報」の上位20地図メッシュ、(3)「目的地設定・地点登録対応地図メッシュ情報」の順に地図メッシュ番号が重複しないように、詳細図の地図メッシュ番号の道路地図データと登録地点データなどを、その上位の階層の地方図、日本全図の地図メッシュ番号の道路地図データも重複しないように書き込むが、不揮発メモリ3の容量制限上、全部書き込めない場合は、(3)の「目的地設定・地点登録対応地図メッシュ情報」の設定または登録日時の古い地図メッシュに対応するものから切り捨てて、メモリ容量の制限内に書き込み制御する。
ステップ117では、地図情報一時記憶制御部37は、制御フラグIFA、IFBをリセットし、RAM26にリセット年月日時刻を記憶する。ステップ117の後ステップ120に進む。
ステップ105でステップ118に進んだ場合は、現在地表示部35が、不揮発メモリ3の地図情報一時記憶管理部45に記憶された地図情報一時記憶管理テーブルの「メモリエリア先頭アドレス」の欄データにもとづき、地図情報一時記憶部46のメモリエリアの先頭アドレスを検索し、不揮発メモリ3から地図情報の読み込みを行う。
ステップ119では、ステップ107と同様に、目的地設定、経路設定または地点登録を行い、現在位置表示、道路案内などのナビゲーション処理を行う。ステップ119の後、ステップ120へ進む。
ステップ120では、地図情報一時記憶制御部37は、入力制御部24においてキースイッチ10のオフが検出されたかどうかをチェックする。検出された場合はステップ121に進む。検出されなかった場合は、ステップ104に戻り、ステップ104からステップ120を一定の周期で繰り返す。
ステップ121では、地図情報一時記憶制御部37は、地図情報記憶装置2が接続されているかどうかをチェックする。接続されているかどうかの判定はステップ105と同様に行う。地図情報記憶装置2が接続されている場合はステップ122に進み、接続さていない場合はステップ128に進む。
ステップ122では、地図情報一時記憶制御部37は、現在地計算部31が算出した自車両の現在位置に対応する詳細図の地図メッシュ番号、その地図メッシュ番号の詳細図の上位の階層の地方図および日本全図の地図メッシュ番号と現在年月日データを取得する。
ステップ123では、地図情報一時記憶制御部37は、不揮発メモリ3の地図メッシュ利用履歴部44を検索し、記憶されている最寄りの地図メッシュ番号と記憶された年月日データを読み出す。
ステップ124では、地図情報一時記憶制御部37は、読み出された最寄りの地図メッシュ番号と記憶年月日が、ステップ123で得られた地図メッシュ番号と年月日共に同じかチェックする。同じ場合はステップ128に進み、異なる場合はステップ125に進む。ここで、地図メッシュ番号が同じでも、年月日が異なっていればステップ125に進む。
ステップ125では、地図情報一時記憶制御部37は、ステップ122で取得した日本全図、地方図、詳細図に対する地図メッシュ番号と、年月日データを地図メッシュ利用履歴部44に書き込む。
ステップ126では、地図情報一時記憶制御部37は、ステップ115に準じて、地図情報一時記憶管理テーブル中の「現在地周辺地図メッシュ情報」欄と「地図メッシュ利用履歴情報」欄を更新する。
また、メモリエリア先頭アドレスを必要に応じて、更新する。
ステップ127では、地図情報一時記憶制御部37は、地図情報一時記憶管理テーブルの更新に対応して、ステップ116のように地図情報記憶装置2から選択された地図情報を読み出して、不揮発メモリ3の地図情報一時記憶部46に書き込み更新する。ステップ127の後ステップ128に進む。
ステップ128では、情報処理部1は、ナビゲーション装置をオフにする。
こうして、キースイッチ10のオフ信号を検出したとき、現在位置に対応する詳細図の地図メッシュ番号に対応する道路地図領域の地図情報は地図情報一時記憶部46に書き込まれていることを確認して、ナビゲーション装置をオフする。
本実施の形態の地図情報記憶装置2は本発明の第1の地図情報記憶装置を、不揮発メモリ3は第2の地図情報記憶装置を、現在地表示部35は表示制御手段を、現在地計算部31は現在位置検出手段を構成する。本実施の形態のフローチャートのステップ103、104、108〜115、117およびステップ122〜126は本発明の利用履歴生成手段を、ステップ116、127は選択手段を構成する。
以上のように本実施の形態によれば、地図情報記憶装置2の地図情報を何らかの理由で読み出せない場合、不揮発メモリ3に記憶されている地図情報を読出す。しかも不揮発メモリ3に記憶される地図情報は、道路地図のグラフィック表示用の道路地図データだけでなく、目的地検索や地点登録を可能とする登録地点データ、現在位置から目的地までの経路探索を可能とする交通規制データも含んでいるので、地図情報記憶装置2が使用できなくても、地図情報一時記憶管理テーブルが指定している詳細図の地図メッシュ番号、つまり現在位置に対応した詳細図の地図メッシュおよびそれに隣接する3×3地図メッシュ、および地図メッシュ利用履歴または目的地設定や地点登録のある詳細図の地図メッシュにおいて、通常のナビゲーション処理を行うことができる。
また、現在位置に対応した詳細図の地図メッシュ番号が変わる度に、地図情報一時記憶制御部37が地図メッシュ利用履歴を更新し、地図情報一時記憶管理テーブルの「地図メッシュ利用履歴情報」欄を更新し、高頻度で利用する走行経路に対応する詳細図の地図メッシュの道路地図データおよびその道路地図データに含まれる登録地点データなどを不揮発メモリ3の地図情報一時記憶部46に書き込むので、通常利用している走行経路の詳細図メッシュに対応する地図情報は自動的に不揮発メモリ3にバックアップとして記憶されている。
さらに、目的地や登録地点として最近設定した地点に対する、詳細図の地図メッシュ番号に対応する地図情報も、地図情報一時記憶管理テーブルの「目的地設定・地点登録対応地図メッシュ情報」欄のデータにもとづき、地図情報一時記憶制御部37が自動的に地図情報一時記憶部46に書き込むので、通常利用している目的地や登録地点の詳細図の地図メッシュに対応する地図情報は自動的に不揮発メモリ3にバックアップとして記憶されている。
従って、何らかの理由で地図情報記憶装置2が使用できない場合でも、通常利用している走行経路の道路地図領域においては、不揮発メモリ3によりナビゲーション装置が使用できる。特に地図情報記憶装置2のハードディスクの地図情報を更新するために一時的にハードディスク駆動装置をナビゲーション装置から外すときに、煩雑な地図情報のバックアップ操作をしなくても済む。
特に、現在位置にもとづいて、従来技術では1メッシュを選択していたものより多い3×3の詳細図の地図メッシュ数の道路地図データを自動的に不揮発メモリ3の地図情報一時記憶部46に格納するようにしているので、長距離走行の場合でも、操作者は地図情報記憶装置2が使えない場合でも、現在地周辺の地図表示に困らない。
本実施の形態では、地図メッシュ利用履歴の高頻度の上位20の詳細図の地図メッシュ番号を取り、それに該当する地図情報を不揮発メモリ3に書き込むこととしたが、地図メッシュ利用履歴の高頻度のものを優先的に不揮発メモリ3に書き込む方法に限定されるものではない。以下に本実施の形態の変形例を説明する。
本変形例では、地図情報一時記憶管理テーブルにおける地図メッシュ利用履歴情報として、地図メッシュ利用履歴部に所定の期間内に記憶されている地図メッシュ番号を重複しないように新しいものから最大50個検索し、地図情報一時記憶管理テーブルに記録し、「現在地周辺地図メッシュ情報」欄と、「地図メッシュ利用履歴情報」欄に従って地図情報記憶装置2から当該の地図メッシュに対応する地図情報を、書き込み可能な地図メッシュ分不揮発メモリ3に書き込む。
これによって、自動的に最近の走行軌跡または走行経路に沿った詳細図の地図メッシュに対応した地図情報が不揮発メモリ3にバックアップとして自動的に記憶される。
この場合、使用頻度が少ない詳細図の地図メッシュの地図情報でも最新の利用履歴のものはバックアップされるので、操作者が慣れていない最近の走行経路に係る地図情報が必ず記憶されている。
さらに、地図情報一時記憶管理テーブルの「目的地設定・地点登録対応地図メッシュ情報」の地図メッシュ番号の記録作成において、不揮発メモリ3の目的地設定履歴部41と登録地点記憶部42を検索して記録作成することとしたが、目的地までの経路が経路記憶部43に記憶されている場合、地図情報一時記憶制御部37が出発地から目的地までの経路に対応する詳細図の地図メッシュ番号を全て、当該の詳細図の地図メッシュを含む地方図、日本全図の地図メッシュ番号、設定年月日時刻と共に記録するようにしても良い。
このようにすることによって、出発地から目的地までの走行道路に対応した地図メッシュを全て特定することができる。
このようにして記録された地図情報一時記憶管理テーブルの「目的地設定・地点登録対応地図メッシュ情報」にもとづいて、地図情報記憶装置2から不揮発メモリ3の地図情報一時記憶部46に地図情報を書き込むことにより、地図情報記憶装置2が接続していないときでも、目的地周辺だけでなく出発地から目的地までの全経路に渡る道路案内が可能となる。
本実施の形態または変形例では、現在位置に対応する地図メッシュ番号として詳細図の地図メッシュ番号を取り、その周囲の3×3地図メッシュを現在地周辺の地図メッシュとして地図情報一時記憶管理テーブルの「現在地周辺地図メッシュ情報」欄に書き込むこととしたが、これに限定されるものではない。
不揮発メモリ3の容量を大きくとることが可能な場合は、現在位置に対応する地方図の地図メッシュ番号を取り、その周囲の地方図の3×3地図メッシュの9地図メッシュに含まれる全ての詳細図の地図メッシュを現在地周辺の地図メッシュとして不揮発メモリ3に書き込んでも良い。
同様に現在位置に対応する日本全図の地図メッシュ番号を取り、その周囲の日本全図の3×3地図メッシュの9地図メッシュに含まれる全ての詳細図の地図メッシュを現在地周辺の地図メッシュとして不揮発メモリ3に書き込んでも良い。
さらに、本実施の形態または変形例では、「地図メッシュ利用履歴情報」欄は、詳細図の地図メッシュ番号に従って作成することとしたが、これに限定されるものではない。
「地図メッシュ利用履歴情報」欄を地方図の地図メッシュ番号にもとづき作成し、当該の地方図の地図メッシュに含まれる全ての詳細図の地図メッシュの地図情報を利用履歴に基づく地図情報して不揮発メモリ3に書き込んでも良い。
同様に「地図メッシュ利用履歴情報」欄を日本全図の地図メッシュ番号にもとづき作成し、当該の日本全図の地図メッシュに含まれる全ての詳細図の地図メッシュの地図情報を利用履歴に基づく地図情報して不揮発メモリ3に書き込んでも良い。
このように、操作者の地図メッシュを選定する煩わしい操作を必要とせず、地図情報一時記憶制御部37が、現在位置に対応する地図メッシュに限定することなく、その隣接する地図メッシュ、高頻度に使用する地図メッシュまたは最近利用した地図メッシュ、最近設定または登録した目的地または登録地点に対応する地図メッシュを、地図情報一時記憶管理テーブルに書き込み、それに従って不揮発メモリ3に地図情報を書き込み更新する。
通常操作者が使用する道路地図領域の道路地図データ、登録地点データなどを、地図情報記憶装置2から不揮発メモリ3に書き込み更新するので、操作者が煩わしい操作をする必要なく、地図情報記憶装置2の取りはずしが可能である。
なお、本実施の形態または変形例では、地図情報記憶装置2をハードディスク駆動装置としたがそれに限定されるものではない。地図情報を記録した記録媒体をDVDまたはCDとし、ナビゲーション装置の地図情報記憶装置2であるDVD駆動装置、またはCD駆動装置を、車載AVシステムの音声または映像再生装置と兼用しても良い。
この場合、フローチャートにおけるステップ105、121の地図情報記憶装置2が接続されているかどうかのチェックは、地図情報記憶装置2に地図情報が記録された記録媒体が装着されているかどうかと読み直す。
さらに、地図情報一時記憶管理テーブルの「地図メッシュ利用履歴情報」欄、「目的地設定・地点登録対応地図メッシュ情報」欄は、図2に示したように記録領域の個数をそれぞれ50、30と固定した例で示したが、可変としても良い。
本実施の形態または変形例では、地図情報一時記憶部46と他の目的地設定履歴部41などをまとめて一つの不揮発メモリ3に設けたがそれに限定されるものではない。
また、本実施の形態または変形例では、目的地設定、経路設定、現在位置表示、道路案内などのナビゲーション処理時に、情報処理部1は先ず地図情報記憶装置2の地図情報を読み込むものとしたが、それに限定されず、先ず不揮発メモリ3の地図情報一時記憶部46の地図情報を読出しにいき、そこに必要な地図情報記憶されていないときに、地図情報記憶装置2の地図情報を読み込むものとしても良い。
本発明の実施の形態の構成を示す図である。 地図情報を一時記憶制御のための管理テーブルを示す図である。 地図情報の一時記憶制御の流れを示すフローチャートである。 地図情報の一時記憶制御の流れを示すフローチャートである。 地図情報の一時記憶制御の流れを示すフローチャートである。 実施の形態における詳細図の地図メッシュ番号取得を説明する図である。
符号の説明
1 情報処理部
2 地図情報記憶装置
3 不揮発メモリ
4 ディスプレイ
5 スピーカ
6 GPS部
7 入力部
8 車速センサ
9 方位センサ
10 キースイッチ
11 バス
21 ディスプレイ制御部
22 VRAM
23 音声制御部
24 入力制御部
25 ROM
26 RAM
31 現在地計算部
32 目的地検索・設定部
33 経路探索・設定部
34 地点登録部
35 現在地表示部
36 案内部
37 地図情報一時記憶制御部
41 目的地設定履歴部
42 登録地点記憶部
43 経路記憶部
44 地図メッシュ利用履歴部
45 地図情報一時記憶管理部
46 地図情報一時記憶部

Claims (9)

  1. 自車両の現在の位置を検出する現在位置検出手段と、道路地図データを格納する第1の地図情報記憶装置と、ディスプレイに道路地図を表示させる表示制御手段とを備え、前記道路地図は所定のサイズの道路地図領域に区切られ、前記表示制御手段は前記道路地図領域単位で前記道路地図データを取り込むナビゲーション装置において、
    前記表示制御手段が表示に用いた前記道路地図領域の利用履歴を作成する利用履歴生成手段と、
    前記第1の地図情報記憶装置に格納されている前記道路地図データの中から、所定の道路地図領域の道路地図データを選択する選択手段と、
    前記選択された道路地図データを記憶する第2の地図情報記憶装置とを備え、
    前記選択手段は、前記所定の道路地図領域の道路地図データとして、前記自車両の現在の位置にもとづいて選択した道路地図領域の道路地図データと、前記利用履歴にもとづいて選択した道路地図領域の道路地図データとを、前記第1の地図情報記憶装置から読み出して前記第2の地図情報記憶装置に書き込み、
    前記表示制御手段は、前記検出された自車両の現在の位置にもとづいて、前記第1の地図情報記憶装置から表示に用いる道路地図データを読み出せない場合は、前記第2の地図情報記憶装置から表示に用いる道路地図データを読み出すことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 自車両の現在の位置を検出する現在位置検出手段と、道路地図データを格納する第1の地図情報記憶装置と、ディスプレイに道路地図を表示させる表示制御手段とを備え、前記道路地図は所定のサイズの道路地図領域に区切られ、前記表示制御手段は前記道路地図領域単位で前記道路地図データを取り込むナビゲーション装置において、
    前記表示制御手段が表示に用いた前記道路地図領域の利用履歴を作成する利用履歴生成手段と、
    前記第1の地図情報記憶装置に格納されている前記道路地図データの中から、所定の道路地図領域の道路地図データを選択する選択手段と、
    前記選択された道路地図データを記憶する第2の地図情報記憶装置とを備え、
    前記選択手段は、前記所定の道路地図領域の道路地図データとして、前記自車両の現在の位置にもとづいて選択した道路地図領域の道路地図データと、前記利用履歴にもとづいて選択した道路地図領域の道路地図データとを、前記第1の地図情報記憶装置から読み出して前記第2の地図情報記憶装置に書き込み、
    前記表示制御手段は、前記検出された自車両の現在の位置にもとづいて、前記第2の地図情報記憶装置から表示に用いる道路地図データを読み出すことを特徴とするナビゲーション装置。
  3. 自車両の現在の位置を検出する現在位置検出手段と、地図情報を格納する第1の地図情報記憶装置と、ディスプレイに道路地図を表示させる表示制御手段とを備え、前記道路地図は所定のサイズの道路地図領域である地図メッシュに区切られ、各地図メッシュに特定の地図メッシュ番号を付し、前記表示制御手段は前記地図メッシュ単位で前記道路地図データを取り込むナビゲーション装置において、
    前記地図情報は、道路地図データと、少なくとも登録地点データまたは交通規制データとを含み、前記道路地図データ、登録地点データ、交通規制データは地図メッシュ単位で読出し可能であり、
    前記第1の地図情報記憶装置に格納されている前記地図情報の中から、所定の道路地図領域の地図情報を地図メッシュ番号により選択する選択手段と、
    前記選択された地図情報を記憶する第2の地図情報記憶装置とを備え、
    前記選択手段は、前記所定の道路地図領域の地図情報として、前記自車両の現在の位置にもとづいた地図メッシュ番号の地図情報を、前記第1の地図情報記憶装置から読み出して前記第2の地図情報記憶装置に書き込み、
    前記表示制御手段は、前記検出された自車両の現在の位置にもとづいて、前記第1の地図情報記憶装置から表示に用いる道路地図データを読み出せない場合は、前記第2の地図情報記憶装置から表示に用いる道路地図データを読み出すことを特徴とするナビゲーション装置。
  4. 前記表示制御手段が表示に用いた前記地図メッシュ番号を逐次蓄積することにより道路地図領域の利用履歴を作成する利用履歴生成手段を備え、
    前記選択手段は、前記所定の道路地図領域の地図情報として、さらに前記利用履歴にもとづいて選択した地図メッシュ番号の地図情報を、前記第1の地図情報記憶装置から読み出して前記第2の地図情報記憶装置に書き込むことを特徴とする請求項3に記載のナビゲーション装置。
  5. 前記利用履歴生成手段は、さらに操作者が目的地設定した地点、または登録した地点に対応する道路地図領域も、前記道路地図領域の利用履歴として蓄積することを特徴とする請求項1、2、または4のいずれか1に記載のナビゲーション装置。
  6. 前記選択手段は、前記所定の道路地図領域の道路地図データまたは地図情報を前記道路地図領域の利用履歴にもとづき選択するとき、少なくとも自車両が走行した道路または走行軌跡に対応する道路地図領域、または前記目的地設定した地点または登録した地点に対応する道路地図領域の、道路地図データまたは地図情報を選択することを特徴とする請求項5に記載のナビゲーション装置。
  7. 前記選択手段は、前記所定の道路地図領域の道路地図データまたは地図情報を前記道路地図領域の利用履歴にもとづき選択するとき、少なくとも自車両が走行した道路または走行軌跡に対応する道路地図領域で、利用頻度の高いものから順に所定の数の道路地図領域の道路地図データまたは地図情報を選択することを特徴とする請求項5に記載のナビゲーション装置。
  8. 前記表示制御手段は、前記検出された自車両の現在の位置、または操作者の入力した目的地設定または登録地点にもとづいて、前記第2の地図情報記憶装置から前記地図情報を読み出し、少なくとも目的地検索・設定、経路探索・設定、道路案内機能のいずれかが可能であることを特徴とする請求項3から7のいずれか1に記載のナビゲーション装置。
  9. ナビゲーション装置における地図情報一時記憶方法であって、
    第1の地図情報記憶装置に格納されている地図情報のうち、自車両の現在の位置にもとづいた道路地図領域の地図情報と、
    自車両の走行軌跡に対応した道路地図領域の利用履歴を作成し、前記利用履歴にもとづいた所定の道路地図領域の地図情報とを選択し、
    前記第1の地図情報記憶装置から読み出して、第2の地図情報記憶装置に書き込み、
    必要に応じて第2の地図情報記憶装置から地図情報を読み出し、ディスプレイに表示することを特徴とするナビゲーション装置における地図情報一時記憶方法。
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