JP5329841B2 - 車両用変圧器 - Google Patents

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本発明は、変圧器中身を収容したタンク内に絶縁油を強制的に流すことによって変圧器中身を冷却する構成とした車両用変圧器に関する。
車両用変圧器は車両の床下に吊り下げられることが多く、高さ寸法が厳しく制限されるため、薄型化が不可欠となる。タンク内に収容される変圧器中身が内鉄型変圧器の場合、高さ寸法低減のためには変圧器中身を、多重筒状をなす変圧器コイルの軸方向が横向きとなるように横倒しにした構成が必要となる。多重筒状をなす変圧器コイルを横倒しにした場合、各コイル間に形成された冷却油道が水平配置となるため、冷却用の絶縁油の自然対流による冷却が期待できない。このため、絶縁油を強制循環させる方式が採用されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−134823号公報
この種の車両用変圧器においては、変圧器中身の特に変圧器コイルにおける各コイルを冷却することが必要となる。しかしながら、上記したような車両用変圧器において冷却用の絶縁油を強制循環させた場合、変圧器コイルにおける冷却油道の開口面積が、変圧器中身とタンク内面との隙間に比べて小さいため圧力損失が大きくなり、変圧器コイルの各コイルを冷却するために必要な絶縁油の流速を得ることができず、結果として変圧器中身を冷却するのに充分な冷却効果が得られないという問題がある。
本発明は上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、高さ寸法の低減を実現した上で、変圧器コイルの冷却油道に絶縁油を効果的に流すことができて、変圧器中身の冷却効果を向上させることができる車両用変圧器を提供することにある。
上記した目的を達成するために、請求項1の発明は、油入口を有するとともに、この油入口とは反対側に油出口を有したタンクと、脚部を有する変圧器鉄心、この変圧器鉄心の前記脚部の外周に絶縁筒を介して複数のコイルを径方向に重なるようにして同心筒状に設けるとともに、これら複数のコイル間に軸方向に延びる冷却油道を形成して構成された変圧器コイルを有し、前記冷却油道の延び方向が前記タンクの底面と平行となるように前記タンク内に配置された変圧器中身とを備え、冷却用の絶縁油を、前記油入口から前記タンク内に流入させて当該タンク内を流した後、前記油出口から流出させることにより、前記変圧器中身を冷却する構成とした車両用変圧器において、
前記タンク内に、前記変圧器コイルの前記油入口側の端部と前記油入口との間に位置させて、当該タンク内を油入口側空間と油出口側空間に仕切る仕切板を設け、前記仕切板に前記変圧器コイルが設けられる前記脚部および前記絶縁筒が挿入される挿入孔と、この挿入孔を外側から囲うように位置して前記変圧器コイル側に向けて突出する環状壁と、前記挿入孔と前記環状壁との間に位置して前記油入口側空間に流入した前記絶縁油を前記冷却油道に集中的に導く導油用孔が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、タンク内に、冷却油道の延び方向がタンクの底面と平行となるように変圧器中身を配置して、高さ寸法を抑えた構成のものにおいて、タンク内を仕切板により油入口側空間と油出口側空間とに仕切っていて、油入口から油入口側空間に流入した絶縁油は、仕切板に形成した導油用孔から変圧器コイルにおける冷却油道に集中的に流れるようになる。これにより、変圧器コイルの冷却油道に絶縁油を効果的に流すことができて、変圧器コイルの各コイルを冷却するために必要な絶縁油の流速を確保することが可能となり、変圧器中身の冷却効果を向上させることが可能となる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図1〜図7を参照して説明する。
まず、図1〜図3には、タンク1内に変圧器中身2を収容した車両用変圧器が示されている。これら図1、図2、図3において、左側を前、右側を後として説明する。車両用変圧器のタンク1は、前後方向(図1〜図3では左右方向)の長さ寸法、及び左右方向の幅寸法が高さ寸法よりも大きい扁平な矩形容器状をなしている。タンク1の上面開口部は、図示しない蓋によって閉鎖される。タンク1の前壁1aの上部の左側(タンク1の前から見て左側)には油入口3aが設けられ、油入口3aとは反対側となる後壁1bの下部の右側に油出口3bが設けられている。
タンク1内には、変圧器中身2が収容配置されていると共に、この変圧器中身2を冷却するための絶縁油4が収容されている。油入口3aと油出口3bとは、タンク1外において、図示はしないが油ポンプを備えた油配管により接続されていて、油ポンプにより絶縁油4が強制循環される構成となっている。
変圧器中身2は、この場合積層二脚鉄心からなる変圧器鉄心5と、この変圧器鉄心5の両脚部5aの外周に設けられた2個の変圧器コイル6とを備えた単相仕様の構成となっている。変圧器鉄心5における前後の両継鉄部5bは、変圧器コイル6の外方に突出している。
各変圧器コイル6は、図1及び図4に示すように、脚部5aの外周に円筒状をなす絶縁筒7が配置され、その絶縁筒7の外周に円筒状に巻回された低圧コイル8が配置され、この低圧コイル8の外周に、多数個のコイルスペーサ9を介して円筒状に巻回された高圧コイル10が配置された構成となっていて、低圧コイル8と高圧コイル10との間に、軸方向(図1において左右方向)に延びる多数本の冷却油道11が形成されている。したがって、変圧器コイル6は、変圧器鉄心5の脚部5aの外周に、複数、この場合低圧コイル8と高圧コイル10の2個のコイルを径方向に重なるようにして同心筒状に設けるとともに、これら低圧コイル8と高圧コイル10間に軸方向に延びる冷却油道11を形成して構成されている。ここで、変圧器中身2は、タンク1内に、前記冷却油道11の延び方向がタンク1の底面1cと平行となるように、横倒し状態で配置されている。
変圧器鉄心5における前後の両継鉄部5bの上下両側には、断面がほぼコ字形をなす鉄心押え板12(図3参照)が配置されている。変圧器コイル6の油入口3a側である前端部と前側の鉄心押え板12の後面との間には、後述する仕切板13が配置され、また、変圧器コイル6の油出口3b側である後端部と後側の鉄心押え板12の前面との間にも、後述する当て板14が配置されている。前後の鉄心押え板12を、仕切板13及び当て板14を介して複数本のコイル締付けスタッド15により連結することにより、変圧器鉄心5と変圧器コイル6の締め付けが行われている。
前記仕切板13は、図5及び図6に示すように、タンク1の縦断面の形状と同様な形状及び大きさの矩形板状をなしている。この仕切板13には、変圧器鉄心5の2本の脚部5aに対応して2個の円形の挿入孔16が形成されていて、各挿入孔16に、脚部5a及び絶縁筒7が挿入されている。仕切板13において、各挿入孔16の周囲には、突部17が放射状に多数個形成されていて、これら各突部17が、変圧器コイル6の前側の端面に当接している。各突部17は、径方向に2個に分割されている。
仕切板13において、周方向に隣り合った各突部17間に位置させて導油用孔18,18aが形成されている。導油用孔18,18aのうち、下部側の2個の導油用孔18aは矩形状、他の導油用孔18は円形をなしている。各導油用孔18,18aは、変圧器コイル6における前記冷却油道11に対向する位置に配置されている。さらに、仕切板13において、各突部17を外側から囲うように円形の環状壁19が形成されている。この環状壁19の高さは、突部17と同じ高さとなっている。また、仕切板13には、環状壁19の外側に位置させて複数個のスタッド挿入孔20が形成されていて、これらスタッド挿入孔20に、前記コイル締付けスタッド15が挿入されている。
仕切板13の外周部のうち下端部はタンク1内の底面1cに直接接触し、左右両端部は、タンク1の左右の側壁1d,1eの内面に、断面がL字形をなすスペーサ22を介して接触している。したがって、仕切板13の外周部のうち左右両端部とタンク1の内面との間に、これらの間の隙間を埋めるスペーサ22を配置している。この構成にて、タンク1内を仕切板13により、油入口側空間23と油出口側空間24とに仕切っている。仕切板13と変圧器コイル6の外周部との間には、図7にも示すように、前記環状壁19の外側に位置させて仕切板13と変圧器コイル6の外周部との間の隙間を埋めるように絶縁紙からなるオイルシール25を環状に設けている。
一方、前記当て板14は、詳細には示されていないが、仕切板13よりはやや小さめの矩形板状をなしている。この当て板14の外周部とタンク1の内面との間には隙間27が形成されていて、その隙間27を絶縁油4が流れ得るようになっている。この当て板14には、仕切板13と同様に、変圧器鉄心5の脚部5a及び絶縁筒7が挿入される2個の挿入孔16と、各挿入孔16の周囲に位置させて、変圧器コイル6の右側の端面に当接する複数個の突部17と、コイル締付けスタッド15を挿入するスタッド挿入孔20が形成されている。なお、当て板14には、導油用孔18,18a及び環状壁19は形成されていない。
また、図3において、前後の鉄心押え板12のうち、それぞれの下側の鉄心押え板12の下部は、複数枚の支持板28により補強されており、タンク1の底面に配置された支持部材29にて支持されている。
次に上記構成の作用を説明する。
タンク1の外において、油入口3aと油出口3bとに接続された油配管(図示せず)の油ポンプ(図示せず)が駆動されることで、絶縁油4が、油入口3aからタンク1の油入口側空間23内に流入するとともに、タンク1内の絶縁油4が油出口3bから油配管側へ排出されるようになり、絶縁油4がタンク1及び油配管を通して強制循環されることにより、タンク1内の変圧器中身2が冷却されるようになる。このとき、タンク1内は、仕切板13により油入口側空間23と油出口側空間24とに仕切られているから、油入口側空間23内に流入した絶縁油4は、主に仕切板13に形成された複数の導油用孔18,18aを通り、変圧器コイル6における冷却油道11に集中的に導かれ、その冷却油道11を図1の矢印で示すように、前から後ろへ流れた後、油出口3bから油配管側へ排出されるようになる。これにより、変圧器コイル6の低圧コイル8及び高圧コイル10が効率よく冷却されるようになる。
この場合、仕切板13の外周部のうち、下端部はタンク1の底面に直接接触、若しくは近接し、左右両端部はスペーサ22を介してタンク1の内面に接触しているから、油入口側空間23内に流入した絶縁油4が、仕切板13の外周部とタンク1の内面との間の隙間から油出口側空間24側に漏れることを極力防止できる。
また、仕切板13と変圧器コイル6の外周部との間には、それらの間の隙間を塞ぐようにオイルシール25を設けているので、仕切板13の導油用孔18,18aを通過した絶縁油4が変圧器コイル6の外周部側へ漏れることが規制され、導油用孔18,18aを通過した絶縁油4を、極力変圧器コイル6の冷却油道11に通すことができるようになる。
上記した実施形態によれば、タンク1内に、変圧器コイル6における冷却油道11の延び方向がタンク1の底面1cと平行となるように変圧器中身2を配置して、高さ寸法を抑えた構成のものにおいて、タンク1内を仕切板13により油入口側空間23と油出口側空間24とに仕切り、その仕切板13に、変圧器コイル6における冷却油道11に対応する導油用孔18,18aを形成した構成としているので、油入口3aから油入口側空間23に流入した絶縁油4は、仕切板13の導油用孔18から変圧器コイル6における冷却油道11に集中的に流れるようになる。これにより、変圧器コイル6の冷却油道11に絶縁油4を効果的に流すことができて、変圧器コイル6の各コイル8,10を冷却するために必要な絶縁油4の流速を確保することが可能となり、変圧器中身2の冷却効果を向上させることが可能となる。
上記した実施形態において、仕切板13の下端部をタンク1の底面1cに当接させて、変圧器中身2の前部を仕切板13により支えられる場合には、前部側の支持板28及び支持部材29は省くことができる。
(第2の実施形態)
図8及び図9は本発明の第2の実施形態を示したものであり、この第2の実施形態は、上記した第1の実施形態とは次の点が異なっている。すなわち、仕切板13と変圧器コイル6の外周部との間に設けたオイルシール25の周囲に、シール材31を塗布していて(図8及び図9には、シール材31を塗布した範囲を、便宜上斜線で示している)、このシール材31によりオイルシール25周りの隙間を塞ぐようにしている。このシール材31は、塗布時にはジェル状をなしていて、塗布後固化する材料が用いられている。
このような実施形態によれば、オイルシール25の周囲にシール材31を塗布して、仕切板13と変圧器コイル6の外周部との間の隙間を一層無くすようにしているので、仕切板13の導油用孔18,18aを通過した絶縁油4が変圧器コイル6の外周部側へ漏れることを一層防止することができ、ひいては導油用孔18,18aを通過した絶縁油4を、一層変圧器コイル6の冷却油道11に集中的に通すことができるようになる。
(第3の実施形態)
図10は本発明の第3の実施形態を示したものであり、この第3の実施形態は、上記した第1の実施形態とは次の点が異なっている。すなわち、仕切板13において、変圧器コイル6における冷却油道11に対応して設けられた導油用孔32は、円形ではなく、冷却油道11の開口部形状に沿うように、周方向に長くなる円弧状に形成している。
このような実施形態によれば、導油用孔32と冷却油道11との間の絶縁油4の流れの圧力損失を一層低減できて、導油用孔32を通過した絶縁油4が、冷却油道11に一層流れ易くできる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張できる。
変圧器中身2における変圧器鉄心5としては、二脚鉄心に限られず、三脚以上の鉄心であっても良い。
変圧器コイル6としては、低圧コイル8と高圧コイル9の二重筒状のものに限られず、三重筒状以上のものであっても良い。この場合には、仕切板13には、各コイル間に形成された冷却油道11に対応して導油用孔18,18a,32を形成する。
仕切板13としては、突部17がないものであっても良い。
本発明の第1の実施形態を示すもので、図3中X1−X1線に沿う横断平面図 変圧器中身を外形で示した状態の横断平面図 蓋を外した状態における縦断側面図 変圧器鉄心の脚部及び変圧器コイルの縦断正面図 仕切板の斜視図 仕切板の背面図 オイルシール部分の拡大断面図 本発明の第2の実施形態を示す図2相当図 図3相当図 本発明の第3の実施形態を示す図6相当図
符号の説明
図面中、1はタンク、2は変圧器中身、3aは油入口、3bは油出口、4は絶縁油、5は変圧器鉄心、5aは脚部、5bは継鉄部、6は変圧器コイル、7は絶縁筒、8は低圧コイル、9はコイルスペーサ、10は高圧コイル、11は冷却油道、12は鉄心押え板、13は仕切板、14は当て板、15はコイル締付けスタッド、16は挿入孔、17は突部、18,18aは導油用孔、19は環状壁、22はスペーサ、23は油入口側空間、24は油出口側空間、25はオイルシール、31はシール材、32は導油用孔を示す。

Claims (7)

  1. 油入口を有するとともに、この油入口とは反対側に油出口を有したタンクと、
    脚部を有する変圧器鉄心、この変圧器鉄心の前記脚部の外周に絶縁筒を介して複数のコイルを径方向に重なるようにして同心筒状に設けるとともに、これら複数のコイル間に軸方向に延びる冷却油道を形成して構成された変圧器コイルを有し、前記冷却油道の延び方向が前記タンクの底面と平行となるように前記タンク内に配置された変圧器中身とを備え、
    冷却用の絶縁油を、前記油入口から前記タンク内に流入させて当該タンク内を流した後、前記油出口から流出させることにより、前記変圧器中身を冷却する構成とした車両用変圧器において、
    前記タンク内に、前記変圧器コイルの前記油入口側の端部と前記油入口との間に位置させて、当該タンク内を油入口側空間と油出口側空間に仕切る仕切板を設け、
    前記仕切板に前記変圧器コイルが設けられる前記脚部および前記絶縁筒が挿入される挿入孔と、この挿入孔を外側から囲うように位置して前記変圧器コイル側に向けて突出する環状壁と、前記挿入孔と前記環状壁との間に位置して前記油入口側空間に流入した前記絶縁油を前記冷却油道に集中的に導く導油用孔が設けられていることを特徴とする車両用変圧器。
  2. 前記仕切板には、前記挿入孔と前記環状壁との間に位置させて前記変圧器コイル側に突出する複数個の突部が放射状に設けられ、前記各突部は径方向に2個に分割されていて、周方向に隣り合った前記各突部間に前記導油用孔が形成されていることを特徴とする請求項1記載の車両用変圧器。
  3. 前記タンク内において前記変圧器コイルの前記油出口側の端部に位置させて前記仕切板と対向するように当て板が設けられ、この当て板には、前記脚部および前記絶縁筒が挿入される挿入孔と、この挿入孔の周囲に位置させて前記変圧器コイル側に突出する複数個の突部が設けられ、かつ前記導油用孔および前記環状壁は設けられておらず、
    前記変圧器鉄心において前記仕切板の外側と前記当て板の外側に配置された鉄心押え板を、前記仕切板及び前記当て板を介してコイル締付けスタッドにより連結していることを特徴とする請求項1または2記載の車両用変圧器。
  4. 前記仕切板と前記変圧器コイルの外周部との間に、これらの間の隙間を塞いで前記仕切板の前記導油用孔を通過した前記絶縁油が前記変圧器コイルの外周部側へ漏れることを規制するオイルシールを設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用変圧器。
  5. 前記仕切板と前記変圧器コイルの外周部との間の周囲に、これらの間の隙間を塞いで前記仕切板の前記導油用孔を通過した前記絶縁油が前記変圧器コイルの外周部側へ漏れることを規制するシール材を塗布したことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の車両用変圧器。
  6. 前記仕切板は、これの外周部のうち下端部は前記タンクの底面に接触し、左右両端部は前記タンクの側壁の内面にスペーサを介して接触することで、前記タンク内を前記油入口側空間と前記油出口側空間に仕切っていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の車両用変圧器。
  7. 前記導油用孔は、前記冷却油道の開口部形状に沿った形状に形成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の車両用変圧器。
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