JP5329572B2 - 帯域制御回路 - Google Patents

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本発明は、局に設置されるOLT(Optical Line Terminal:光加入者線終端装置)と、各ユーザ宅にそれぞれ設置される複数のONU(Optical Network Unit :光加入者線ネットワーク装置)との間でポイント−マルチポイント通信を行うPON(Passive Optical Network)システムにおいて、OLTが各ONUに上り信号の帯域(送信開始時刻と送信可能期間)を割り当てる帯域制御回路に関する。
通信端末がネットワークに接続する方式にPON方式がある。本方式では、子局である複数台のONUが光ファイバを共有し、親局であるOLTとポイント−マルチポイント通信を行う。図1は、PONシステムの構成例を示す。
図1において、PONシステムは、局に設置されるOLT101と、各ユーザ宅にそれぞれ設置される複数m個のONU102と、OLT101と複数m個のONU102を1:mに接続する光ファイバ103および光スプリッタ104とにより構成される。OLT101には外部のネットワーク105が接続される。OLTからONUに信号を送信する方向を「下り」、ONUからOLTに信号を送信する方向を「上り」と呼ぶ。2010年現在、下りと上りの伝送速度が共に1Gbit/s のGE−PON方式が広く普及している。なお、本方式に対応して下りと上りの伝送速度がともに1Gbit/s のONUを、本明細書では1G/1G−ONUと呼ぶ。
PONシステムでは、複数のONUから送信される上り信号が、光スプリッタで束ねられてOLTに届く。したがって、各ONUからの上り信号が衝突しないように、非特許文献1では、1G/1G−ONUが上り信号を送信するタイミングを制御するMPCP(Multi-Point Control Protocol)を規定している。OLTはこの規定に基づいて定期的にDiscovery と呼ばれるプロセスを実施し、新規に接続された1G/1G−ONUとの接続を確立する。なお、本明細書ではGE−PON方式における Discoveryプロセスを、1G−Discovery プロセスと呼ぶ。
図2は、1G−Discovery プロセスの概要を示す。
図2において、OLTは、Discovery Gateと呼ばれるフレームを全ONUに送信する。このDiscovery Gateフレームには、OLTのローカル時刻 t0 と、新規ONUからの登録受け付けを開始する時刻 T1 が記載される。未登録の1G/1G−ONUがDiscovery Gateフレームを受信すると自身の時刻を t0 にセットし、時刻 T1 からランダム時間後にRegister Requestフレームを送信してOLTに登録の要求を行う。OLTは、時刻 T1 から受付期間 L1 を足した時刻T1+L1までを1G/1G−ONUに対するDiscovery Window期間とし、この期間に受信したRegister Requestフレームを送信した1G/1G−ONUに対してのみ、新規登録の手続きを行う。登録の手続きでは、登録を要求してきた1G/1G−ONUに対して、OLTが固有の識別子であるLLID (Logical Link IDentifier)を割り当て、このLLIDを記載したRegisterフレームを該当ONUに送信する。続いてOLTは、返信時刻 T2 を記載したGateフレームを当該ONUに送信する。そして、当該ONUが時刻 T2 にLLIDを記載したRegister Ackフレームを送信し、OLTがこのフレームを受信すると登録が完了する。なお、1G−Discovery プロセスでは、Discovery Gateフレームを送信してから1G/1G−ONUに対するDiscovery Window期間が終了するまでの間、OLTはDiscovery Gateフレームを再度出力してはならない期間(Discovery Gateフレーム出力禁止期間)となる。以上が1G−Discovery プロセスの説明である。
登録が完了した1G/1G−ONUは、送信したいフレーム量(送信フレーム量)をReportフレームでOLTに定期的に通知する。OLTは、各ONUから通知される送信フレーム量から、各ONUへ割り当てる帯域を算出し、各ONUのフレーム送信開始時刻と送信可能期間を記載したGateフレームを各ONUに送信する。各ONUがこのGateフレームに記載された送信開始時刻から送信可能期間の間、光ファイバに伝送する上り信号を占有することで、ポイント−マルチポイント通信が実現する。
図3は、GE−PONシステムにおける従来のOLTの構成例を示す。
図3において、OLTは、PON側1G送受信回路31と、1G帯域制御回路32と、ブリッジ回路33と、ネットワーク側1G送受信回路34とを備える。
ONUからの上りフレームは、PON側1G送受信回路31に入力し、制御フレームとユーザフレームに振り分けられる。ここで、制御フレームとは、OLT−ONU間の制御に使われるフレームの総称で、ユーザフレームは制御フレーム以外のフレームを指す。ユーザフレームは、PON側1G送受信回路31からブリッジ回路33に出力され、ネットワーク側1G送受信回路34を通して外部ネットワークへと出力される。一方、制御フレームは、1G帯域制御回路32に入力される。1G帯域制御回路32には、非特許文献1に規定されたプロトコルが実装されている。この1G帯域制御回路32からは、必要に応じて下りの制御フレームが出力され、PON側1G送受信回路31において外部ネットワークから入力されてくるユーザフレームと多重化してONUへ出力される。
図4は、1G帯域制御回路32の構成例を示す。
図4において、1G帯域制御回路32は、接続制御部321と、帯域制御部322と、1G Discovery Window 制御部323とを備える。
各ONUから送信される上り制御フレームは、接続制御部321に入力する。接続制御部321は、時刻を1G Discovery Window 制御部323に出力するとともに、MPCPの規定に従いONUとの接続を制御し、必要に応じて下り制御フレームを送信する。また、受信したReportフレームから各ONUの送信フレーム量を抽出し、それを帯域制御部322に通知する。
帯域制御部322は、接続制御部321から通知される送信フレーム量により各ONUへ割り当てる帯域を算出し、各ONUにGateフレームを送信するように接続制御部321に指示する。送信するフレームがDiscovery Gateフレームの場合、帯域制御部322は1G Discovery Window 制御部323に1G/1G−ONUに対するDiscovery Windowの設定をセット信号で指示する。このDiscovery Windowのセット信号には、Discovery Windowの開始時刻 T1 とその期間 L1 が含まれる。
1G Discovery Window 制御部323は、帯域制御部322からの指示に従いDiscovery Windowをセットし、Discovery Windowの期間は受信OK信号を接続制御部321に出力する。接続制御部321は、この受信OK信号が有効である場合は1G/1G−ONUからのRegister Requestフレームを受信し、受信OK信号が無効である場合は1G/1G−ONUからのRegister Requestフレームを受信しない。
図5は、1G Discovery Window 制御部323の構成例を示す。図6は、1G Discovery Window 制御部323の動作例を示す。
図5および図6において、1G Discovery Window 制御部323は、たとえばカウンタで構成される。カウンタは、帯域制御部322からセット信号を入力すると、セット信号で指示された時刻 T1 までカウント数を0に保持する。そして、時刻 T1 になると、カウントアップを開始し、同時に受信OK信号を有効とする。その後、カウント数が L1 になると、カウント数を0に戻してカウントアップを停止し、受信OK信号を無効とする。このカウンタは、1度セット信号が入力されると、セット信号で指示された値 L1 までカウントを終了しないと、次のセット信号を受け付けない。なお、この例では、システムクロックが2サイクルで時刻が1カウントアップするものとする。以上が従来構成の説明である。
ところで、PON方式では、下りの伝送速度が10Gbit/s で上りの伝送速度が10Gbit/s または1Gbit/s である10G−EPON方式が2009年に標準化された(非特許文献2)。非特許文献2では、下りと上りの伝送速度がともに10Gbit/s の10G/10G−ONUと、下りの伝送速度が10Gbit/s で上りの伝送速度が1Gbit/s の10G/1G−ONUとが、OLTに登録を行うDiscovery プロセスの手順が規定された。本プロセスでは、OLTが送信するDiscovery Gateフレームの伝送速度が10Gbit/s である点と、当該フレームに10G/10G−ONUと10G/1G−ONUのそれぞれに対しDiscovery Windowをセットするか否かの情報が記載されている点が、1G−Discovery プロセスと異なっている。なお、以下では10G−EPON方式におけるDiscovery プロセスを10G−Discovery プロセスと呼ぶ。また、便宜的に伝送速度が10Gbit/s のフレームを10Gのフレームと呼び、伝送速度が1Gbit/s のフレームを1Gのフレームと呼ぶ。
10G−EPON方式は既存のGE−PON方式との共存に配慮して標準化されたため、1G/1G−ONUと、10G/10G−ONUおよび10G/1G−ONUとを1つのPONシステムに混在させることが可能となった。このように、GE−PON方式と10G−EPON方式のONUが混在したPONシステムを、ここではデュアルレートPONシステムと呼ぶ。このデュアルレートPONシステムにおいては、下りの信号は光ファイバ内で1Gと10Gで異なる波長を用いて通信を行う(波長多重方式)。一方、上りの信号は1Gと10Gで同一の波長を用いて時間多重方式で通信を行う。
IEEE Std 802.3-2005:Part 3:Carrier sense multiple access with collision detection (CSMA/CD) access method and physical layer specifications IEEE Std 802.3avTM-2009:Part 3:Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection (CSMA/CD) Access Method and Physical Layer Specifications
デュアルレートPONシステムのOLTは、GE−PON方式と10G−EPON方式の双方の機能を備える必要があり、帯域制御回路も双方に対応する必要がある。ただし、単純にGE−PON方式に対応したハードウェアと、10G−EPON方式に対応したハードウェアとをOLTに搭載しただけでは、2種類の帯域制御回路が必要になる。
図7は、デュアルレートPONシステムに対応するOLTの構成例を示す。
図7において、OLTは、PON側1G送受信回路31と、1G帯域制御回路32と、PON側10G送受信回路35と、10G帯域制御回路36と、ブリッジ回路33と、ネットワーク側1G送受信回路34と、ネットワーク側10G送受信回路37とを備える。
1G帯域制御回路32は、1G/1G−ONUに対応する制御フレームを処理する。10G帯域制御回路36は、10G/10G−ONUおよび10G/1G−ONUに対応する制御フレームを処理する。なお、10G帯域制御回路36は、10G/1G−ONUの上り制御フレームをPON側1G送受信回路31から入力する。このように、2つの帯域制御回路が独立して帯域を制御すると、1G/1G−ONUおよび10G/1G−ONUに対する帯域割当がそれぞれ個別に行われるため、1G/1G−ONUおよび10G/1G−ONUからの上り信号が光ファイバ上で衝突してしまうことがある。
したがって、図8のように、1G/1G−ONUに帯域を割り当てる期間(GE−PON方式の割当期間)と、10G/10G−ONUおよび10G/1G−ONUに帯域を割り当てる期間(10G−EPON方式の割当期間)とを事前に決めておくこと(時分割)が必要となる。
しかし、以上の構成には2つの課題がある。第1は、動的に変わる必要帯域に対して、あらかじめ固定した帯域を設定することになるため、一方の方式の帯域利用が低下しても他方に帯域を振り分けることができず全体の帯域利用効率が低下することである。第2は、Discovery Windowの制御において、1G/1G−ONUと10G/1G−ONUは上りの伝送速度が共に1Gbit/s であるにも関わらず、対応している方式が異なるため、Discovery Windowを重複させる帯域制御ができず、この点においても帯域の利用効率が低下することである。
本発明は、デュアルレートPONシステムのOLTにおいて、光ファイバでの各ONUからの上り信号の帯域を1つの制御手段によって動的に設定するとともに、1G/1G−ONUと10G/10G−ONUおよび10G/1G−ONUそれぞれに対応したDiscovery Windowの設定を別々に行うことにより、デュアルレートPONシステムの帯域利用効率を向上させることができる帯域制御回路を提供することを目的とする。
第1の発明は、OLTと1対多で接続される複数のONUが上り信号を送信するタイミングを制御する帯域制御回路において、1G/1G−ONUと、10G/10G−ONUと、10G/1G−ONUとに対して、それぞれOLTに未登録のONUが登録要求を行う Discovery Window の期間を設定する帯域制御部と、帯域制御部からの Discovery Window の期間の通知により、1G/1G−ONUに対する1G Discovery Window の期間を設定し、設定される1G Discovery Window の期間において未登録のONUからの登録要求信号の受信を許可する1G Discovery Window 制御部と、帯域制御部からの Discovery Window の期間の通知により、10G/10G−ONUまたは10G/1G−ONUに対する10G Discovery Window の期間を設定し、設定される10G Discovery Window の期間において未登録のONUからの登録要求信号の受信を許可する10G Discovery Window 制御部と、1G Discovery Window 制御部より受信許可を与えられている時に1G/1G−ONUから送信された登録要求信号を受信し、10G Discovery Window 制御部より受信許可を与えられている時に10G/10G−ONUまたは10G/1G−ONUから送信された登録要求信号を受信し、MPCPの規定に従い登録手続きを行う接続制御部とを備える。
帯域制御部は、10G/10G−ONUに対する10G Discovery Window の設定であるか否かの情報と、10G/1G−ONUに対する10G Discovery Window の設定であるか否かの情報とを10G Discovery Window 制御部に通知する構成であり、10G Discovery Window 制御部は、帯域制御部から通知される10G Discovery Window の期間に、10G/10G−ONUに対してのみ登録要求信号の受信を許可するか、10G/1G−ONUに対してのみ登録要求信号の受信を許可するか、10G/10G−ONUおよび10G/1G−ONUの両方に対して登録要求信号の受信を許可する構成である。
10G Discovery Window 制御部は、帯域制御部から通知される10G Discovery Window の期間を計測する手段と、帯域制御部からフラグで通知される10G/10G−ONUに対する10G Discovery Window の設定か否かの情報と、10G/1G−ONUに対する10G Discovery Window の設定か否かの情報とを記憶し、記憶したフラグを10G Discovery Window の期間の計測終了時刻まで保持する記憶手段とを備える。
第2の発明は、OLTと1対多で接続される複数のONUが上り信号を送信するタイミングを制御する帯域制御回路において、1G/1G−ONUと、10G/10G−ONUと、10G/1G−ONUとに対して、それぞれOLTに未登録のONUが登録要求を行う Discovery Window の期間を設定する帯域制御部と、帯域制御部からの Discovery Window の期間の通知により、1G/1G−ONUに対する1G Discovery Window の期間を設定し、設定される1G Discovery Window の期間において未登録のONUからの登録要求信号の受信を許可する1G Discovery Window 制御部と、帯域制御部からの Discovery Window の期間の通知により、10G/10G−ONUまたは10G/1G−ONUに対する10G Discovery Window の期間を設定し、設定される10G Discovery Window の期間において未登録のONUからの登録要求信号の受信を許可する10G Discovery Window 制御部と、1G Discovery Window 制御部より受信許可を与えられている時に1G/1G−ONUから送信された登録要求信号を受信し、10G Discovery Window 制御部より受信許可を与えられている時に10G/10G−ONUまたは10G/1G−ONUから送信された登録要求信号を受信し、MPCPの規定に従い登録手続きを行う接続制御部とを備える。
域制御部は、1G Discovery Window 制御部に通知する1G Discovery Window の期間と、10G Discovery Window 制御部に通知する10G/1G−ONUに対する10G Discovery Window の期間とを重複させて設定する構成である。
第3の発明は、OLTと1対多で接続される複数のONUが上り信号を送信するタイミングを制御する帯域制御回路において、1G/1G−ONUと、10G/10G−ONUと、10G/1G−ONUとに対して、それぞれOLTに未登録のONUが登録要求を行う Discovery Window の期間を設定する帯域制御部と、帯域制御部からの Discovery Window の期間の通知により、1G/1G−ONUに対する1G Discovery Window の期間を設定し、設定される1G Discovery Window の期間において未登録のONUからの登録要求信号の受信を許可する1G Discovery Window 制御部と、帯域制御部からの Discovery Window の期間の通知により、10G/10G−ONUに対する10G/10G Discovery Window の期間を設定し、設定される10G/10G Discovery Window の期間において未登録のONUからの登録要求信号の受信を許可する10G/10G Discovery Window 制御部と、帯域制御部からの Discovery Window の期間の通知により、10G/1G−ONUに対する10G/1G Discovery Window の期間を設定し、設定される10G/1G Discovery Window の期間において未登録のONUからの登録要求信号の受信を許可する10G/1G Discovery Window 制御部と、1G Discovery Window 制御部より受信許可を与えられている時に1G/1G−ONUから送信された登録要求信号を受信し、10G/10G Discovery Window 制御部より受信許可を与えられている時に10G/10G−ONUから送信された登録要求信号を受信し、10G/1G Discovery Window 制御部より受信許可を与えられている時に10G/1G−ONUから送信された登録要求信号を受信し、MPCPの規定に従い登録手続きを行う接続制御部とを備える。
帯域制御部は、1G Discovery Window 制御部に通知する1G Discovery Window の期間と、10G/1G Discovery Window 制御部に通知する10G/1G Discovery Window の期間とを重複させて設定する構成である。
第4の発明は、OLTと1対多で接続される複数のONUが上り信号を送信するタイミングを制御する帯域制御回路において、1G/1G−ONUと、10G/10G−ONUと、10G/1G−ONUとに対して、それぞれOLTに未登録のONUが登録要求を行う Discovery Window の期間を設定する帯域制御部と、帯域制御部からの Discovery Window の期間の通知により、1G/1G−ONUに対する1G Discovery Window の期間を設定し、設定される1G Discovery Window の期間において未登録のONUからの登録要求信号の受信を許可する1G Discovery Window 制御部と、帯域制御部からの Discovery Window の期間の通知により、10G/10G−ONUに対する10G/10G Discovery Window の期間を設定し、設定される10G/10G Discovery Window の期間において未登録のONUからの登録要求信号の受信を許可する10G/10G Discovery Window 制御部と、帯域制御部からの Discovery Window の期間の通知により、10G/1G−ONUに対する10G/1G Discovery Window の期間を設定し、設定される10G/1G Discovery Window の期間において未登録のONUからの登録要求信号の受信を許可する10G/1G Discovery Window 制御部と、1G Discovery Window 制御部より受信許可を与えられている時に1G/1G−ONUから送信された登録要求信号を受信し、10G/10G Discovery Window 制御部より受信許可を与えられている時に10G/10G−ONUから送信された登録要求信号を受信し、10G/1G Discovery Window 制御部より受信許可を与えられている時に10G/1G−ONUから送信された登録要求信号を受信し、MPCPの規定に従い登録手続きを行う接続制御部とを備える。
帯域制御部は、10G/1G Discovery Window の期間が終了する前に10G/10G Discovery Window の期間を設定する構成、または、10G/10G Discovery Window の期間が終了する前に10G/1G Discovery Window の期間を設定する構成である。
第5の発明は、OLTと1対多で接続される複数のONUが上り信号を送信するタイミングを制御する帯域制御回路において、1G/1G−ONUと、10G/10G−ONUと、10G/1G−ONUの送信フレーム量を入力し、1G/1G−ONUと、10G/10G−ONUまたは10G/1G−ONUに対して、各送信フレーム量を基に割り当てる帯域を計算し、それぞれOLTに未登録のONUが登録要求を行う Discovery Window の期間を設定する帯域制御部と、帯域制御部からの Discovery Window の期間の通知により、1G/1G−ONUに対する1G Discovery Window の期間を設定し、設定される1G Discovery Window の期間において未登録のONUからの登録要求信号の受信を許可する1G Discovery Window 制御部と、帯域制御部からの Discovery Window の期間の通知により、10G/10G−ONUまたは10G/1G−ONUに対する10G Discovery Window の期間を設定し、設定される10G Discovery Window の期間において未登録のONUからの登録要求信号の受信を許可する10G Discovery Window 制御部と、1G Discovery Window 制御部より受信許可を与えられている時に、1G/1G−ONUから送信された登録要求信号を受信し、10G Discovery Window 制御部より受信許可を与えられている時に、10G/10G−ONUまたは10G/1G−ONUから送信された登録要求信号を受信し、MPCPの規定に従い登録手続きを行う接続制御部とを備える。
第6の発明は、OLTと1対多で接続される複数のONUが上り信号を送信するタイミングを制御する帯域制御回路において、1G/1G−ONUと、10G/10G−ONUと、10G/1G−ONUの送信フレーム量を入力し、1G/1G−ONUと、10G/10G−ONUと、10G/1G−ONUに対して、各送信フレーム量を基に割り当てる帯域を計算し、それぞれOLTに未登録のONUが登録要求を行う Discovery Window の期間を設定する帯域制御部と、帯域制御部からの Discovery Window の期間の通知により、1G/1G−ONUに対する1G Discovery Window の期間を設定し、設定される1G Discovery Window の期間において未登録のONUからの登録要求信号の受信を許可する1G Discovery Window 制御部と、帯域制御部からの Discovery Window の期間の通知により、10G/10G−ONUに対する10G/10G Discovery Window の期間を設定し、設定される10G/10G Discovery Window の期間において未登録のONUからの登録要求信号の受信を許可する10G/10G Discovery Window 制御部と、帯域制御部からの Discovery Window の期間の通知により、10G/1G−ONUに対する10G/1G Discovery Window の期間を設定し、設定される10G/1G Discovery Window の期間において未登録のONUからの登録要求信号の受信を許可する10G/1G Discovery Window 制御部と、1G Discovery Window 制御部より受信許可を与えられている時に、1G/1G−ONUから送信された登録要求信号を受信し、10G/10G Discovery Window 制御部より受信許可を与えられている時に、10G/10G−ONUから送信された登録要求信号を受信し、10G/1G Discovery Window 制御部より受信許可を与えられている時に、10G/1G−ONUから送信された登録要求信号を受信し、MPCPの規定に従い登録手続きを行う接続制御部とを備える。
本発明は、GE−PON方式と10G−EPON方式に対応したデュアルレートPONシステムにおいて、それぞれの方式に対応したONUに対して動的に帯域を割り当てることができ、帯域利用効率を向上させることができる。
また、下りと上りの伝送速度が1Gbit/s のONU(1G/1G−ONU)と、下りと上りの伝送速度が10Gbit/s のONU(10G/10G−ONU)と、下りの伝送速度が10Gbit/s で上りの伝送速度が1Gbit/s のONU(10G/1G−ONU)に対して、それぞれ独立にDiscovery Windowの設定が可能となり、帯域の利用効率をさらに向上させることができる。
PONシステムの構成例を示す図である。 1G−Discovery プロセスの概要を示す図である。 GE−PONシステムにおける従来のOLTの構成例を示す図である。 1G帯域制御回路32の構成例を示す図である。 1G Discovery Window 制御部323の構成例を示す図である。 1G Discovery Window 制御部323の動作例を示すタイムチャートである。 デュアルレートPONシステムに対応するOLTの構成例を示す図である。 デュアルレートPONシステムにおける帯域割当例を示すタイムチャートである。 実施例1のOLTの構成例を示す図である。 実施例1のOLTにおける帯域制御回路10の構成例を示す図である。 10G Discovery Window 制御部104の構成例を示す図である。 10G Discovery Window 制御部104の動作例を示すタイムチャートである。 実施例1におけるDiscovery Windowの帯域割当例を示すタイムチャートである。 実施例2のOLTにおける帯域制御回路10の構成例を示す図である。 実施例2におけるDiscovery Windowの帯域割当例を示すタイムチャートである。
図9は、実施例1のOLTの構成例を示す。
図9において、本構成は、図3に示すGE−PONシステムにおける従来のOLTに、PON側10G送受信回路35と、ネットワーク側10G送受信回路37とを追加し、さらにPON側1G送受信回路31およびPON側10G送受信回路35に接続される帯域制御回路10を備えた構成である。
本実施例の特徴は、1Gの制御フレームと10Gの制御フレームとを1つの帯域制御回路10で処理する構成である。本構成において、帯域制御回路10には、GE−PON方式と10G−EPON方式のプロトコルとが実装され、それぞれの方式に対応した1G/1G−ONUと10G/10G−ONUおよび10G/1G−ONUの帯域を一括して制御する。このような構成により、GE−PON方式と10G−EPON方式に振り分ける帯域を事前に決めておく必要がなくなるため、全体の帯域利用効率を向上させることができる。
10Gの上りフレームは、PON側10G送受信回路35に入力され、制御フレームとユーザフレームに振り分けられる。ユーザフレームは、PON側10G送受信回路35からブリッジ回路33に出力され、ネットワーク側10G送受信回路37を通して外部ネットワークへ出力される。一方、制御フレームは帯域制御回路10に入力され、この帯域制御回路10から必要に応じて10Gの下り制御フレームが出力される。この10Gの下り制御フレームは、PON側10G送受信回路35において外部ネットワークから入力されてくる10Gのユーザフレームと多重化されONUへ出力される。PON側1G送受信回路31、ブリッジ回路33、ネットワーク側1G送受信回路34の機能は、図3に示す従来のOLTと同様である。
図10は、実施例1のOLTにおける帯域制御回路10の構成例を示す。
図10において、実施例1のOLTにおける帯域制御回路10は、接続制御部101と、帯域制御部102と、1G Discovery Window 制御部103(図4に示す323と同様)と、10G Discovery Window 制御部104とを備える。
帯域制御部102は、GE−PON方式と10G−EPON方式に対応したそれぞれのONUに対して一括して動的な帯域制御を行う。また、帯域制御部102は、Discovery Windowをセットする場合、1G Discovery Window 制御部103または10G Discovery Window 制御部104に対して、Discovery Windowの開始時刻とその期間を通知する。1G Discovery Window 制御部103または10G Discovery Window 制御部104は、帯域制御部102の指示に基づき時刻を監視し、Discovery Windowの時刻か否かを判断する。そして、Discovery Windowの期間中は、未登録ONUからの登録要求信号であるRegister Requestフレームを受信してよいことを接続制御部101に通知する。接続制御部101は、非特許文献1および非特許文献2に規定されたプロトコルを実装しており、MPCPの規定に基づいて、各ONUとの接続を制御するとともにRegister Requestフレームを送信したONUに対して登録手続きを行う。
以下、帯域制御回路10の構成と動作について詳細に説明する。各ONUから送信される制御フレームは、10Gまたは1Gの上り制御フレームとして接続制御部101に入力する。接続制御部101は、時刻を生成して1G Discovery Window 制御部103および10G Discovery Window 制御部104に出力するとともに、非特許文献1および非特許文献2に規定された手順で各ONUとの接続を制御し、必要に応じて10Gまたは1Gの下り制御フレームを各ONUに送信する。また、受信したReportフレームから各ONUの送信フレーム量を抽出し、帯域制御部102に通知する。
帯域制御部102は、1G/1G−ONUと、10G/10G−ONUと、10G/1G−ONUの帯域を一括して動的に制御を行う。帯域制御部102は、接続制御部101から通知される送信フレーム量により各ONUへ割り当てる帯域を算出し、各ONUにGateフレームを送信するよう接続制御部101に指示する。送信するフレームが1GのDiscovery Gateフレームの場合、帯域制御部102は1G Discovery Window 制御部103に1G/1G−ONUに対するDiscovery Windowの設定を1Gセット信号で指示する。なお、この1Gセット信号には、Discovery Windowの開始時刻 T1 と、その期間 L1 が含まれる。送信するフレームが10GのDiscovery Gateフレームの場合、帯域制御部102は10G Discovery Window 制御部104に10G/10G−ONUおよび10G/1G−ONUに対するDiscovery Windowの設定を10Gセット信号で指示する。この10Gセット信号には、Discovery Windowの開始時刻 T3 とその期間 L3 に加え、10G/10G−ONUのDiscovery Windowか否か(10G/10G有効)の情報と、10G/1G−ONUのDiscovery Windowか否か(10G/1G有効)の情報が含まれる。
1G Discovery Window 制御部103の構成と動作は、図4〜図6に示す従来の1G帯域制御回路32における1G Discovery Window 制御部323と同様であるので、説明は省略する。
10G Discovery Window 制御部104は、帯域制御部102からの指示に従いDiscovery Windowをセットし、Discovery Window期間は10G受信OK信号および1G受信OK信号をそれぞれ接続制御部101に出力する。10G受信OK信号は、10G/10G−ONUに対するDiscovery Windowが設定された場合に有効となり、1G受信OK信号は、10G/1G−ONUに対するDiscovery Window が設定された場合に有効となる。接続制御部101はこの信号に従い、各ONUからのRegister Requestフレームを受信するか否かを決定する。
図11は、10G Discovery Window 制御部104の構成例を示す。図12は、10G Discovery Window 制御部104の動作例を示す。なお、ここでは10G/10G−ONUと10G/1G−ONUのうち、10G/10G−ONUにのみDiscovery Windowを設定する例を説明するが、いずれか一方に限らず、両方に同時にDiscovery Windowを設定する場合もある。また、システムクロックが2サイクルで時刻が1カウントアップするものとする。
10G Discovery Window 制御部104は、例えばカウンタ1041と、フラグ記憶部1042と、マスク処理部1043を備える。帯域制御部102からの10Gセット信号は、カウンタ1041とフラグ記憶部1042に入力される。カウンタ1041は、10Gセット信号に従い時刻 T3 からカウントを開始してマスク処理部1043に出力するOpen/Close信号をOpenとし、カウント数が L3 になるとカウントを停止してOpen/Close信号をClose とする。そして、カウントを停止する際には、フラグ記憶部1042に記憶解除信号を出力する。10Gセット信号に含まれる10G/10G有効と10G/1G有効は、カウンタ1041からの解除指示信号が入力されるまでフラグ記憶部1042に記憶され、マスク処理部1043に通知される。マスク処理部1043はこのフラグが有効で、Open/Close信号がOpenの場合に受信OK信号を有効とする。ただし、マスク処理部1043は10G/10G有効のフラグを10G受信OK信号に対応させ、10G/1G有効フラグを1G受信OK信号に対応させるものとする。
図13は、実施例1におけるDiscovery Windowの帯域割当例を示す。
実施例1では、事前に設定した時刻ではなく、各ONUから送信されてくる送信フレーム量により、動的にDiscovery Windowの帯域を設定可能になる。本構成により、例えば1G/1G−ONUと10G/1G−ONUのDiscovery Windowを重複させるように設定することで、帯域の利用効率を向上するような帯域制御方法が可能である。また、10G/1G−ONUと10G/10G−ONUのDiscovery Windowを重複して設定することも可能であり、図12に示すように10G/10G−ONU(または10G/1G−ONU)のDiscovery Windowを単独で設定することも可能である。
なお、実施例1では、10G Discovery Window 制御部104をカウンタで構成する例を示したが、構成はこれのみに限るわけでなく、Discovery Windowの開始時刻 T3 と終了時刻T3+L3を認識できる構成であればよい。
実施例1は、10G/10G−ONUに対するDiscovery Windowの制御と、10G/1G−ONUに対するDiscovery Windowの制御とを、1つの10G Discovery Window 制御部104で行う構成であった。そのため、実施例1では10G/10G−ONUと10G/1G−ONUとに、同時に同じ長さのDiscovery Windowを設定するか、どちらか片方ずつ設定することしかできなかった。片方ずつ順番にDiscovery Windowを設定する場合、はじめに設定したDiscovery Windowの期間が終了するまで次のDiscovery Gateフレームを送信できず、図13に示すように、Discovery Windowの間に空白時間が存在してしまうことになる。これは帯域利用効率が低下する要因となる。
図14は、実施例2の帯域制御回路10の構成例を示す。
図14において、実施例2の帯域制御回路10は、10G/10G−ONUに対するDiscovery Windowの設定を10G/10G Discovery Window 制御部105が行い、10G/1G−ONUに対するDiscovery Windowの設定を10G/1G Discovery Window 制御部106が行う構成となっている。すなわち、それぞれのONUに対するDiscovery Windowの設定が互いに独立している。
帯域制御部102は、接続制御部101から通知される送信フレーム量により各ONUへ割り当てる帯域を算出し、各ONUにGateフレームを送信するよう接続制御部101に指示する。送信するフレームが1GのDiscovery Gateフレームの場合、帯域制御部102は1G Discovery Window 制御部103に1G/1G−ONUに対するDiscovery Windowの設定を1Gセット信号で指示する。なお、この1Gセット信号には、Discovery Windowの開始時刻 T1 と、その期間 L1 が含まれる。すなわち、1G Discovery Window 制御部103の構成と動作は、図4〜図6に示す従来の1G帯域制御回路32における1G Discovery Window 制御部323と同様である。
送信するフレームが10GのDiscovery Gateフレームの場合、帯域制御部102は10G/10G Discovery Window 制御部105に10G/10G−ONUに対するDiscovery Windowの設定を10G/10Gセット信号で指示する。この10G/10Gセット信号には、Discovery Windowの開始時刻 T4 とその期間 L4 が含まれる。また、帯域制御部102は10G/1G Discovery Window 制御部106に10G/1G−ONUに対するDiscovery Windowの設定を10G/1Gセット信号で指示する。この10G/1Gセット信号には、Discovery Windowの開始時刻 T5 とその期間 L5 が含まれる。
10G/10G Discovery Window 制御部105と、10G/1G Discovery Window 制御部106は、例えば1G Discovery Window 制御部103(図5に示す323)と同様にカウンタのみで構成され、動作も同様である。
図15は、実施例2におけるDiscovery Windowの帯域割当例を示す。
実施例2では、10G/10G−ONUと10G/1G−ONUに対して独立してDiscovery Windowを設定可能であるため、はじめに設定したDiscovery Windowの期間が終了する前に次のDiscovery Gateフレームを送信し、Discovery Windowの空白時間を存在しないように帯域を制御する帯域制御方法が可能となる。これにより、帯域の利用効率向上が可能となった。
なお、実施例2においても、1G/1G−ONUと10G/1G−ONUのDiscovery Windowが重複するように設定することで、帯域の利用効率を向上するような帯域制御方法が可能である。
10 帯域制御回路
101 接続制御部
102 帯域制御部
103 1G Discovery Window 制御部
104 10G Discovery Window 制御部
1041 カウンタ
1042 フラグ記憶部
1043 マスク処理部
105 10G/10G Discovery Window 制御部
106 10G/1G Discovery Window 制御部
31 PON側1G送受信回路
32 1G帯域制御回路
321 接続制御部
322 帯域制御部
323 1G Discovery Window 制御部
33 ブリッジ回路
34 ネットワーク側1G送受信回路
35 PON側10G送受信回路
36 10G帯域制御回路
37 ネットワーク側10G送受信回路

Claims (6)

  1. OLT(Optical Line Terminal )と1対多で接続される複数のONU(Optical Network Unit)が上り信号を送信するタイミングを制御する帯域制御回路において、
    下りと上りの伝送速度が1Gbit/s のONU(以下、1G/1G−ONUという)と、下りと上りの伝送速度が10Gbit/s のONU(以下、10G/10G−ONUという)と、下りの伝送速度が10Gbit/s で上りの伝送速度が1Gbit/s ONU(以下、10G/1G−ONUという)とに対して、それぞれ前記OLTに未登録のONUが登録要求を行う Discovery Window の期間を設定する帯域制御部と、
    前記帯域制御部からの Discovery Window の期間の通知により、前記1G/1G−ONUに対する1G Discovery Window の期間を設定し、設定される1G Discovery Window の期間において前記未登録のONUからの登録要求信号の受信を許可する1G Discovery Window 制御部と、
    前記帯域制御部からの Discovery Window の期間の通知により、前記10G/10G−ONUまたは前記10G/1G−ONUに対する10G Discovery Window の期間を設定し、設定される10G Discovery Window の期間において前記未登録のONUからの登録要求信号の受信を許可する10G Discovery Window 制御部と、
    前記1G Discovery Window 制御部より受信許可を与えられている時に前記1G/1G−ONUから送信された登録要求信号を受信し、前記10G Discovery Window 制御部より受信許可を与えられている時に前記10G/10G−ONUまたは前記10G/1G−ONUから送信された登録要求信号を受信し、MPCP(Multi-point Control Protocol)の規定に従い登録手続きを行う接続制御部と
    を備え
    前記帯域制御部は、前記10G/10G−ONUに対する10G Discovery Window の設定であるか否かの情報と、前記10G/1G−ONUに対する10G Discovery Window の設定であるか否かの情報とを前記10G Discovery Window 制御部に通知する構成であり、
    前記10G Discovery Window 制御部は、前記帯域制御部から通知される前記10G Discovery Window の期間に、前記10G/10G−ONUに対してのみ登録要求信号の受信を許可するか、前記10G/1G−ONUに対してのみ登録要求信号の受信を許可するか、前記10G/10G−ONUおよび前記10G/1G−ONUの両方に対して登録要求信号の受信を許可する構成であり、
    さらに、前記10G Discovery Window 制御部は、
    前記帯域制御部から通知される前記10G Discovery Window の期間を計測する手段と、 前記帯域制御部からフラグで通知される前記10G/10G−ONUに対する10G Discovery Window の設定か否かの情報と、前記10G/1G−ONUに対する10G Discovery Window の設定か否かの情報とを記憶し、前記記憶したフラグを前記10G Discovery Window の期間の計測終了時刻まで保持する記憶手段とを備えた
    ことを特徴とする帯域制御回路。
  2. OLT(Optical Line Terminal )と1対多で接続される複数のONU(Optical Network Unit)が上り信号を送信するタイミングを制御する帯域制御回路において、
    下りと上りの伝送速度が1Gbit/s のONU(以下、1G/1G−ONUという)と、下りと上りの伝送速度が10Gbit/s のONU(以下、10G/10G−ONUという)と、下りの伝送速度が10Gbit/s で上りの伝送速度が1Gbit/s ONU(以下、10G/1G−ONUという)とに対して、それぞれ前記OLTに未登録のONUが登録要求を行う Discovery Window の期間を設定する帯域制御部と、
    前記帯域制御部からの Discovery Window の期間の通知により、前記1G/1G−ONUに対する1G Discovery Window の期間を設定し、設定される1G Discovery Window の期間において前記未登録のONUからの登録要求信号の受信を許可する1G Discovery Window 制御部と、
    前記帯域制御部からの Discovery Window の期間の通知により、前記10G/10G−ONUまたは前記10G/1G−ONUに対する10G Discovery Window の期間を設定し、設定される10G Discovery Window の期間において前記未登録のONUからの登録要求信号の受信を許可する10G Discovery Window 制御部と、
    前記1G Discovery Window 制御部より受信許可を与えられている時に前記1G/1G−ONUから送信された登録要求信号を受信し、前記10G Discovery Window 制御部より受信許可を与えられている時に前記10G/10G−ONUまたは前記10G/1G−ONUから送信された登録要求信号を受信し、MPCP(Multi-point Control Protocol)の規定に従い登録手続きを行う接続制御部と
    を備え
    前記帯域制御部は、前記1G Discovery Window 制御部に通知する1G Discovery Window の期間と、前記10G Discovery Window 制御部に通知する前記10G/1G−ONUに対する10G Discovery Window の期間とを重複させて設定する構成である
    ことを特徴とする帯域制御回路。
  3. OLT(Optical Line Terminal )と1対多で接続される複数のONU(Optical Network Unit)が上り信号を送信するタイミングを制御する帯域制御回路において、
    下りと上りの伝送速度が1Gbit/s のONU(以下、1G/1G−ONUという)と、下りと上りの伝送速度が10Gbit/s のONU(以下、10G/10G−ONUという)と、下りの伝送速度が10Gbit/s で上りの伝送速度が1Gbit/s のONU(以下、10G/1G−ONUという)とに対して、それぞれ前記OLTに未登録のONUが登録要求を行う Discovery Window の期間を設定する帯域制御部と、
    前記帯域制御部からの Discovery Window の期間の通知により、前記1G/1G−ONUに対する1G Discovery Window の期間を設定し、設定される1G Discovery Window の期間において前記未登録のONUからの登録要求信号の受信を許可する1G Discovery Window 制御部と、
    前記帯域制御部からの Discovery Window の期間の通知により、前記10G/10G−ONUに対する10G/10G Discovery Window の期間を設定し、設定される10G/10G Discovery Window の期間において前記未登録のONUからの登録要求信号の受信を許可する10G/10G Discovery Window 制御部と、
    前記帯域制御部からの Discovery Window の期間の通知により、前記10G/1G−ONUに対する10G/1G Discovery Window の期間を設定し、設定される10G/1G Discovery Window の期間において前記未登録のONUからの登録要求信号の受信を許可する10G/1G Discovery Window 制御部と、
    前記1G Discovery Window 制御部より受信許可を与えられている時に前記1G/1G−ONUから送信された登録要求信号を受信し、前記10G/10G Discovery Window 制御部より受信許可を与えられている時に前記10G/10G−ONUから送信された登録要求信号を受信し、前記10G/1G Discovery Window 制御部より受信許可を与えられている時に前記10G/1G−ONUから送信された登録要求信号を受信し、MPCP(Multi-point Control Protocol)の規定に従い登録手続きを行う接続制御部と
    を備え
    前記帯域制御部は、前記1G Discovery Window 制御部に通知する1G Discovery Window の期間と、10G/1G Discovery Window 制御部に通知する10G/1G Discovery Window の期間とを重複させて設定する構成である
    ことを特徴とする帯域制御回路。
  4. OLT(Optical Line Terminal )と1対多で接続される複数のONU(Optical Network Unit)が上り信号を送信するタイミングを制御する帯域制御回路において、
    下りと上りの伝送速度が1Gbit/s のONU(以下、1G/1G−ONUという)と、下りと上りの伝送速度が10Gbit/s のONU(以下、10G/10G−ONUという)と、下りの伝送速度が10Gbit/s で上りの伝送速度が1Gbit/s のONU(以下、10G/1G−ONUという)とに対して、それぞれ前記OLTに未登録のONUが登録要求を行う Discovery Window の期間を設定する帯域制御部と、
    前記帯域制御部からの Discovery Window の期間の通知により、前記1G/1G−ONUに対する1G Discovery Window の期間を設定し、設定される1G Discovery Window の期間において前記未登録のONUからの登録要求信号の受信を許可する1G Discovery Window 制御部と、
    前記帯域制御部からの Discovery Window の期間の通知により、前記10G/10G−ONUに対する10G/10G Discovery Window の期間を設定し、設定される10G/10G Discovery Window の期間において前記未登録のONUからの登録要求信号の受信を許可する10G/10G Discovery Window 制御部と、
    前記帯域制御部からの Discovery Window の期間の通知により、前記10G/1G−ONUに対する10G/1G Discovery Window の期間を設定し、設定される10G/1G Discovery Window の期間において前記未登録のONUからの登録要求信号の受信を許可する10G/1G Discovery Window 制御部と、
    前記1G Discovery Window 制御部より受信許可を与えられている時に前記1G/1G−ONUから送信された登録要求信号を受信し、前記10G/10G Discovery Window 制御部より受信許可を与えられている時に前記10G/10G−ONUから送信された登録要求信号を受信し、前記10G/1G Discovery Window 制御部より受信許可を与えられている時に前記10G/1G−ONUから送信された登録要求信号を受信し、MPCP(Multi-point Control Protocol)の規定に従い登録手続きを行う接続制御部と
    を備え
    前記帯域制御部は、前記10G/1G Discovery Window の期間が終了する前に前記10G/10G Discovery Window の期間を設定する構成、または、前記10G/10G Discovery Window の期間が終了する前に前記10G/1G Discovery Window の期間を設定する構成である
    ことを特徴とする帯域制御回路。
  5. OLT(Optical Line Terminal )と1対多で接続される複数のONU(Optical Network Unit)が上り信号を送信するタイミングを制御する帯域制御回路において、
    下りと上りの伝送速度が1Gbit/s のONU(以下、1G/1G−ONUという)と、下りと上りの伝送速度が10Gbit/s のONU(以下、10G/10G−ONUという)と、下りの伝送速度が10Gbit/s で上りの伝送速度が1Gbit/s ONU(以下、10G/1G−ONUという)の送信フレーム量を入力し、該1G/1G−ONUと、該10G/10G−ONUまたは該10G/1G−ONUに対して、各送信フレーム量を基に割り当てる帯域を計算し、それぞれ前記OLTに未登録のONUが登録要求を行う Discovery Window の期間を設定する帯域制御部と、
    前記帯域制御部からの Discovery Window の期間の通知により、前記1G/1G−ONUに対する1G Discovery Window の期間を設定し、設定される1G Discovery Window の期間において前記未登録のONUからの登録要求信号の受信を許可する1G Discovery Window 制御部と、
    前記帯域制御部からの Discovery Window の期間の通知により、前記10G/10G−ONUまたは前記10G/1G−ONUに対する10G Discovery Window の期間を設定し、設定される10G Discovery Window の期間において前記未登録のONUからの登録要求信号の受信を許可する10G Discovery Window 制御部と、
    前記1G Discovery Window 制御部より受信許可を与えられている時に、前記1G/1G−ONUから送信された登録要求信号を受信し、前記10G Discovery Window 制御部より受信許可を与えられている時に、前記10G/10G−ONUまたは前記10G/1G−ONUから送信された登録要求信号を受信し、MPCP(Multi-point Control Protocol)の規定に従い登録手続きを行う接続制御部と
    を備えたことを特徴とする帯域制御回路。
  6. OLT(Optical Line Terminal )と1対多で接続される複数のONU(Optical Network Unit)が上り信号を送信するタイミングを制御する帯域制御回路において、
    下りと上りの伝送速度が1Gbit/s のONU(以下、1G/1G−ONUという)と、下りと上りの伝送速度が10Gbit/s のONU(以下、10G/10G−ONUという)と、下りの伝送速度が10Gbit/s で上りの伝送速度が1Gbit/s のONU(以下、10G/1G−ONUという)の送信フレーム量を入力し、該1G/1G−ONUと、該10G/10G−ONUと、該10G/1G−ONUに対して、各送信フレーム量を基に割り当てる帯域を計算し、それぞれ前記OLTに未登録のONUが登録要求を行う Discovery Window の期間を設定する帯域制御部と、
    前記帯域制御部からの Discovery Window の期間の通知により、前記1G/1G−ONUに対する1G Discovery Window の期間を設定し、設定される1G Discovery Window の期間において前記未登録のONUからの登録要求信号の受信を許可する1G Discovery Window 制御部と、
    前記帯域制御部からの Discovery Window の期間の通知により、前記10G/10G−ONUに対する10G/10G Discovery Window の期間を設定し、設定される10G/10G Discovery Window の期間において前記未登録のONUからの登録要求信号の受信を許可する10G/10G Discovery Window 制御部と、
    前記帯域制御部からの Discovery Window の期間の通知により、前記10G/1G−ONUに対する10G/1G Discovery Window の期間を設定し、設定される10G/1G Discovery Window の期間において前記未登録のONUからの登録要求信号の受信を許可する10G/1G Discovery Window 制御部と、
    前記1G Discovery Window 制御部より受信許可を与えられている時に、1G/1G−ONUから送信された登録要求信号を受信し、前記10G/10G Discovery Window 制御部より受信許可を与えられている時に、前記10G/10G−ONUから送信された登録要求信号を受信し、前記10G/1G Discovery Window 制御部より受信許可を与えられている時に、前記10G/1G−ONUから送信された登録要求信号を受信し、MPCP(Multi-point Control Protocol)の規定に従い登録手続きを行う接続制御部と
    を備えたことを特徴とする帯域制御回路。
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