JP5308424B2 - 制御フレーム処理回路 - Google Patents

制御フレーム処理回路 Download PDF

Info

Publication number
JP5308424B2
JP5308424B2 JP2010232855A JP2010232855A JP5308424B2 JP 5308424 B2 JP5308424 B2 JP 5308424B2 JP 2010232855 A JP2010232855 A JP 2010232855A JP 2010232855 A JP2010232855 A JP 2010232855A JP 5308424 B2 JP5308424 B2 JP 5308424B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control frame
transmission
output
processing unit
timer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010232855A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012089937A (ja
Inventor
直樹 三浦
昭彦 宮崎
伸幸 田中
順一 加藤
正美 浦野
衛 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2010232855A priority Critical patent/JP5308424B2/ja
Publication of JP2012089937A publication Critical patent/JP2012089937A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5308424B2 publication Critical patent/JP5308424B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

本発明は、PON(Passive Optical Network )システムにおいて、局に設置されるOLT(Optical Line Terminal :光加入者線終端装置)と、各ユーザ宅にそれぞれ設置される複数のONU(Optical Network Unit:光加入者線ネットワーク装置)との間で、複数のONU間のアクセス制御を行う制御フレームの送信間隔を制御する制御フレーム処理回路に関する。
図1は、PONシステムの構成例を示す(非特許文献1,2)。
図1において、PONシステムは、局に設置されるOLT101と、各ユーザ宅にそれぞれ設置される複数m個のONU102と、OLT101と複数m個のONU102を1:mに接続する光ファイバ103および光スプリッタ104とにより構成される。OLT101には外部のネットワーク105が接続される。
PONシステムでは、複数のONU102から送信される上り信号が光スプリッタ104で束ねられてOLT101に届く。したがって、各ONUの上り信号の衝突が起こらないように、IEEE802.3およびIEEE802.3avでは、各ONUが上り信号を送信するタイミングを制御するMPCP(Multi-point Control Protocol)を規定している。
図2は、OLTの構成例を示す。
図2において、OLTは、PON側送受信回路11、制御フレーム処理回路12、ブリッジ回路13、外部ネットワーク側送受信回路14により構成される。さらに、制御フレーム処理回路12は、受信処理部15、送信処理部16、制御フレーム処理部17により構成される。
ONUからの上りフレームは、PON側送受信回路11に入力され、光信号から電気信号に変換されて制御フレーム処理回路12の受信処理部15へ出力される。受信処理部15は、入力したフレームを受信制御フレームとユーザフレームとに振り分けを行う。ここで、制御フレームはOLTとONUとの間で送受信されるフレームであり、ユーザフレームは制御フレーム以外のフレームである。ユーザフレームは、ブリッジ回路13を介して外部ネットワーク側送受信回路14から外部ネットワークへと出力される。
一方、受信制御フレームは、受信処理部15から制御フレーム処理部17に入力する。制御フレーム処理部17は、複数のONU間のアクセス制御のためのディスカバリや上り信号制御を行う。ディスカバリでは、OLTがPONシステムに接続されたONUを自動的に発見し、ONUに固有の識別子(LLID:Logical Link IDentifier )の割り当てを行い、各ONUとの通信リンクを自動的に確立する制御を行う。上り信号制御では、各ONUからの上りフレームが光スプリッタで合流後に衝突しないように、各ONUに対してそれぞれの送信開始時刻と送信継続時間(送信量)を通知する帯域割当を行う。このような制御に用いる送信制御フレームは送信処理部16に出力される。送信処理部16は、外部ネットワークから入力するユーザフレームと、制御フレーム処理部17から入力する送信制御フレームとを時分割多重してPON側送受信回路11に出力する。PON側送受信回路11は、下りフレームを電気信号から光信号に変換し、ONUへと送信する。各ONUは、送信制御フレームで通知されるそれぞれの帯域割当期間で上りフレームを送信する。
ところで、非特許文献1および2では、一定期間内に同一ONUに対して制御フレームを1つしか送信してはならないことが規定されている。この規定を守るため、従来の制御フレーム処理部17は、以下の2通りの構成のどちらかとすることが一般的である。第1の構成は、制御フレーム処理部17において送信制御フレームの送信間隔を保証しない構成である。この場合、送信間隔の規定に違反する送信制御フレームは、後段の送信処理部16で廃棄される。第2の構成は、送信処理部16においてユーザフレームと多重化を行うために設けられたバッファで発生する遅延の最大値を見込み、(送信間隔の規定値+最大遅延量)の間隔を制御フレーム処理部17で保証して送信制御フレームを出力する構成である。
図3は、第1の制御フレーム処理部17の構成例を示す。
図3において、第1の制御フレーム処理部17は、MPCP状態管理部171、出力調停部172、制御フレーム作成部173により構成される。受信処理部15から入力する受信制御フレームは、MPCP状態管理部171に入力する。MPCP状態管理部171は、各イベントを契機としてMPCP処理を実現する状態遷移マシーンで構成され、状態遷移マシーンの状態に応じて1つのONUに対するn種類の制御フレーム(例えばRegisterフレームやKeep aliveフレーム)の出力要求信号#1〜#nを出力調停部172に出力する。出力調停部172は、複数の出力要求信号から1つを選択し、選択した出力要求信号に対応した制御フレームを作成するように、制御フレーム作成部173に出力指示信号を出力する。同時に、出力調停部172は、当該出力要求信号を受理したことを要求受理信号としてMPCP状態管理部171に通知し、MPCP状態管理部171はその出力要求を取り下げる。
制御フレーム作成部173は、出力指示信号に応じた送信制御フレームを作成して送信処理部16に出力し、出力完了信号を出力調停部172に出力する。出力調停部172は、この出力完了信号を受信すると、次の出力要求信号を選択する状態に移行する。
図4は、第2の制御フレーム処理部17の構成例を示す。
図4において、第2の制御フレーム処理部17は、タイマ174により送信制御フレームの出力間隔を制御する構成であり、MPCP状態管理部171、出力調停部172、制御フレーム作成部173、タイマ174、アンドゲート175により構成される。
制御フレーム作成部173は、送信制御フレームを出力して出力完了信号を出力調停部172に出力する前に、タイマセット信号をタイマ174に出力する。タイマ174は、タイマセット信号を入力すると、図5に示すように、アンドゲート175に出力するタイマ出力をオフ(Low )とし、出力要求信号#1〜#nを遮断する。これにより、出力調停部172は制御フレーム作成部173から出力完了信号を入力しても、出力要求信号#1〜#nの選択動作に入れない。一方、タイマ174は、タイマセット信号に応じてタイマ出力をオフとするとともに、「送信間隔の規定値+最大遅延量」のカウントを開始し、カウント終了後にタイマ出力をオン(High)とする。アンドゲート175は、各種制御フレームの出力要求信号#1〜#nごとに設けられ、タイマ174のタイマ出力のオンに応じて出力要求信号#1〜#nを有効として出力調停部172に出力し、出力調停部172によって出力要求信号の選択が行われ、選択した出力要求信号に対応する出力指示信号が制御フレーム作成部173に出力される。これにより、制御フレーム処理部17から出力される送信制御フレームは、常に(送信間隔の規定値+最大遅延量)以上の間隔が保証されることになる。
なお、図3に示す第1の制御フレーム処理部17および図4に示す第2の制御フレーム処理部17において、例えばMPCP状態管理部171が複数のONUに対応する出力要求信号を出力するなど、複数のONUに対応する構成とすることにより、PONシステムに対応することができる。
IEEE Std 802.3-2005: Part 3: Carrier sense multiple access with collision detection (CSMA/CD) access method and physical layer specifications IEEE Std 802.3avTM -2009: Part3: Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection (CSMA/CD) Access Method and Physical Layer Specifications
OLTは、複数種類の制御フレームをONUへ送信する。このとき、同一ONUに対する各制御フレームの送信間隔が一定値以上になるように制御される。ここで、制御フレーム処理部17から出力された送信制御フレームは、送信処理部16でユーザフレームと多重化するためにバッファ等に蓄積されるので送信時刻が不確定となり、制御フレーム処理部17は送信制御フレームがONUへ送信される時刻(送信間隔)を知ることができない。このため、制御フレーム処理部17は、図4および図5に示すように(送信間隔の規定値+最大遅延量)の間隔を保証して制御フレームを出力するか、図3に示すように制御フレームの送信間隔を保証せずに出力し、送信処理部16で制御フレームの出力間隔を監視し、送信間隔が一定値以下になる制御フレームを廃棄することになる。
制御フレーム処理部17が送信制御フレームの最大遅延を見越して出力間隔を調整する場合、ONUとの接続維持に用いられる制御フレームの送信間隔が大きくなり、ONUへのデータレートが低下する要因になる。また、送信処理部16で送信間隔に違反した制御フレームを廃棄する場合も、ONUへのデータレートが低下する要因になる。これらは、制御フレーム処理部17が制御フレームの送信確定時刻を知る手段がないことが原因である。
本発明は、送信処理部での送信制御フレームの廃棄を最小限に留めるように送信制御フレームの出力間隔を調整し、ONUに対する規定の送信間隔を維持しながらデータレートを向上させることができる制御フレーム処理回路を提供することを目的とする。
本発明は、OLTと1対多で接続される複数のONU間のアクセス制御を行う送信制御フレームを生成し出力する制御フレーム処理部と、制御フレーム処理部から出力された送信制御フレームとユーザフレームをバッファ手段に蓄積し、多重化して下りフレームを出力する送信処理部とを備え、制御フレーム処理部で送信制御フレームの送信間隔を制御する制御フレーム処理回路において、送信処理部は、送信制御フレームの送信完了のタイミングで送信確定通知信号を制御フレーム処理部に出力する構成であり、制御フレーム処理部は、送信確定通知信号の入力時刻から送信制御フレームの送信間隔の規定値として定められた時間を経た後に送信制御フレームを生成し、送信処理部に出力する構成である。
また、制御フレーム処理部は、ONUごとに、送信制御フレームを生成するための複数の出力要求信号の1つを選択する出力調停部と、ONUごとに、出力調停部で選択された出力要求信号に対応する送信制御フレームを作成し、送信処理部に出力する制御フレーム作成部と、ONUごとに、送信確定通知信号の入力時刻から送信制御フレームの送信間隔の規定値として定められた時間をカウントするタイマと、ONUごとに、出力調停部が出力要求信号の選択後からタイマのカウント終了まで出力調停部に入力する複数の出力要求信号を無効とし、タイマのカウント終了後に出力調停部に入力する複数の出力要求信号を有効とする制御手段とを備える。
また、制御フレーム処理部の制御手段は、制御フレーム作成部が送信制御フレームの送信後にタイマのタイマ出力をオフとし、タイマのカウント終了後にタイマのタイマ出力をオンとし、当該タイマ出力がオンのときに出力調停部に入力する複数の出力要求信号を有効とする構成である。
また、制御フレーム処理部の制御手段は、出力調停部が出力要求信号の選択後から送信確定通知信号を入力するまで出力調停部に入力する複数の出力要求信号を無効とし、タイマのカウント終了後に出力調停部に入力する複数の出力要求信号を有効とする構成である。
本発明の制御フレーム処理回路は、送信処理部から制御フレームの送信完了の通知を受けて、制御フレームの送信間隔の規定値として定められた時間を経た後に次の制御フレームが生成されるので、OLTは必要最低限の出力間隔で制御フレームの送信が可能となるとともに、送信処理部で制御フレームの廃棄を回避することができる。これにより、ONUとの接続維持を容易にするとともに、多くのユーザフレームをONUに送信してデータレートを向上させることができる。
また、タイマは、制御フレームの送信間隔の規定値をカウントすればよいので、従来の(送信間隔の規定値+最大遅延量)の間隔をカウントしていたものに比べてビット数を削減できるので、制御フレーム処理回路の回路規模を低減することができる。
PONシステムの構成例を示す図である。 OLTの構成例を示す図である。 従来の第1の制御フレーム処理部17の構成例を示す図である。 従来の第2の制御フレーム処理部17の構成例を示す図である。 従来の第2の制御フレーム処理部17の動作例を示すタイミングチャートである。 本発明の実施例1の制御フレーム処理回路の構成例を示す図である。 実施例1における制御フレーム処理部17の動作例を示すタイミングチャートである。 本発明の実施例2の制御フレーム処理回路の構成例を示す図である。 本発明の実施例3の制御フレーム処理回路の構成例を示す図である。 本発明の実施例3の制御フレーム処理回路の変形例を示す図である。 本発明の実施例4の制御フレーム処理回路の構成例を示す図である。 本発明の実施例4の制御フレーム処理回路の変形例を示す図である。
図6は、本発明の実施例1の制御フレーム処理回路の構成例を示す。
図6において、本実施例の制御フレーム処理回路を構成する受信処理部15、送信処理部16および制御フレーム処理部17は、図2に示す制御フレーム処理回路12を構成するそれぞれに対応する。
ここで、受信処理部15は、図2に示すOLTの制御フレーム処理回路12における受信処理部15と同様の構成であり、入力したフレームを受信制御フレームとユーザフレームとに振り分け、受信制御フレームを制御フレーム処理部17に出力する。送信処理部16は、図2に示すOLTの制御フレーム処理回路12における送信処理部16と同様の構成であり、外部ネットワークから入力するユーザフレームと、制御フレーム処理部17から入力する送信制御フレームとを時分割多重して出力するが、さらに送信制御フレームを送信完了のタイミングで送信確定通知信号を制御フレーム処理部17に通知する機能を有する。なお、送信確定通知信号は、送信処理部16のバッファに蓄積された送信制御フレームが、送信間隔の規定値以内に優先的に送信するために当該バッファから読み出されたタイミングで送信してもよい。
制御フレーム処理部17は、図4に示す第2の制御フレーム処理部17と同様の構成であり、MPCP状態管理部171、出力調停部172、制御フレーム作成部173、タイマ174、アンドゲート175により構成される。ただし、図4に示す第2の制御フレーム処理部17におけるタイマ174は、図5に示すように、制御フレーム作成部173が送信制御フレームを出力したときのタイマセット信号に応じてタイマ出力をオフにするとともにカウントを開始する。一方、本実施例では図7に示すように、当該タイマセット信号に応じてタイマ出力をオフとし、出力調停部172に出力要求信号#1〜#nが入力されないようにする。そして、タイマ174は送信処理部16から出力される送信確定通知信号に応じてカウントを開始し、カウント終了後にタイマ出力をオン(High)とし、アンドゲート175を介して出力要求信号#1〜#nを出力調停部172に入力する。
ここで、従来のタイマ174は、送信処理部16における送信制御フレームの送信完了を知り得ないので、「送信間隔の規定値+最大遅延量」の間隔を保証するためのカウントが必要であった。一方、本実施例のタイマ174は、送信処理部16における送信制御フレームの送信完了が送信確定通知信号により通知されるので、「最大遅延量」を考慮することなく、「送信間隔の規定値」に対応したカウント数をカウントすればよい。したがって、出力調停部172は、「送信間隔の規定値」の待機後に出力要求信号#1〜#nの1つを選択し、対応する出力指示信号を制御フレーム作成部173に出力することができる。
これにより、送信制御フレームを送信間隔の規定値に応じて確実に送信することができる。また、本実施例のタイマ174のカウント数は、従来の「送信間隔の規定値+最大遅延量」に対応する値から、それよりも小さい「送信間隔の規定値」に対応する値で対応できるので、タイマのビット数を削減し、回路規模を縮小することができる。
図8は、本発明の実施例2の制御フレーム処理回路の構成例を示す。
実施例1における制御フレーム処理部17のタイマ174のタイマ出力は、制御フレーム作成部173から入力するタイマセット信号に応じてオフとなるが、本実施例のタイマ出力は、送信処理部16から入力する送信確定通知信号に応じてオフとなり、カウントを開始する。そのため、送信確定通知信号が入力するまでの間の出力要求信号#1〜#nを無効とする必要がある。そこで、実施例2では、送信確定通知信号を出力調停部172に入力する構成とし、出力調停部172は送信確定通知信号が入力されるまで、出力要求信号#1〜#nを受理しない構成とする。例えば、出力調停部172は、送信確定通知信号の入力によって制御フレーム作成部173から入力する出力完了信号を有効とし、この送信確定通知信号によりカウントを開始するタイマ174のタイマ出力がオンとなって入力する複数の出力要求信号の選択に入る構成としてもよい。その他の構成は、実施例1と同様である。
実施例1の制御フレーム処理回路の制御フレーム処理部17のMPCP状態管理部171は、説明を簡単にするために、1つのONUに対応する状態遷移マシーンを想定したものであり、n個の出力要求#1〜#nは当該ONUに対応する送信制御フレームの生成に用いられるものである。
実施例3では、実施例1の制御フレーム処理回路において、複数m個のONUに対応する制御フレーム処理回路の構成例を図9に示す。
実施例3の制御フレーム処理回路の制御フレーム処理部17のMPCP状態管理部171は、ONU#1〜ONU#mに対応する状態遷移マシーン171−1〜171−mを備え、ONU#1〜ONU#mに対応する受信制御フレームに対して、それぞれ複数n個の出力要求信号#11〜#1n,…,#m1〜#mnを出力する。そのため、タイマ174およびn個のアンドゲート175は、ONU#1〜ONU#mに対応する状態遷移マシーン171−1〜171−mにそれぞれ対応して設けられる。出力調停部172は、ONU#1〜ONU#mに対応する出力要求信号を選択して制御フレーム作成部173に出力し、ONU#1〜ONU#mに対応する送信制御フレームが送信処理部16に出力される。
送信処理部16はONU#1〜ONU#mに対応する送信制御フレームを出力すると、送信確定通知信号を制御フレーム処理部17の各タイマ174に出力する。各タイマ174は、自身が対応するONUの送信制御フレームが出力されたことを認識すると、実施例1と同様の動作を行う。
本実施例の構成では、ONU#1〜ONU#mに対応する送信制御フレームをそれぞれの送信間隔の規定値に応じて確実に送信することができる。また、本実施例のタイマ174はONU数に応じてm個設けられるが、それぞれのカウント数が従来のものより小さい値で対応できるので、各タイマのビット数を削減し、全体として回路規模を大幅に縮小することができる。
なお、本実施例は、MPCP状態管理部171の状態遷移マシーンをm個に並列化することで、実施例1を複数のONUに対応させる構成である。しかし、本発明は送信確定通知信号を各ONUに対応したタイマ174に入力する構成であればよく、構成はこれのみに限るわけではない。たとえば図10に示すように、実施例1の制御フレーム処理部17をm個に並列化する構成でもよい。本構成では、出力調停部172と制御フレーム作成部173とがm個となり、また複数の制御フレーム処理部17から出力される送信制御フレームを多重化する機能が必要となり、回路規模が実施例3に比べて大きくなる。
実施例2の制御フレーム処理回路の制御フレーム処理部17のMPCP状態管理部171は、説明を簡単にするために、1つのONUに対応する状態遷移マシーンを想定したものであり、n個の出力要求#1〜#nは当該ONUに対応する送信制御フレームの生成に用いられるものである。
実施例4では、実施例2の制御フレーム処理回路において、複数m個のONUに対応する制御フレーム処理回路の構成例を図11に示す。
実施例4の制御フレーム処理回路の制御フレーム処理部17のMPCP状態管理部171は、ONU#1〜ONU#mに対応する状態遷移マシーン171−1〜171−mを備え、ONU#1〜ONU#mに対応する受信制御フレームに対して、それぞれ複数n個の出力要求信号#11〜#1n,…,#m1〜#mnを出力する。そのため、タイマ174およびn個のアンドゲート175は、ONU#1〜ONU#mに対応する状態遷移マシーン171−1〜171−mにそれぞれ対応して設けられる。出力調停部172は、ONU#1〜ONU#mに対応する出力要求信号を選択して制御フレーム作成部173に出力し、ONU#1〜ONU#mに対応する送信制御フレームが送信処理部16に出力される。
送信処理部16はONU#1〜ONU#mに対応する送信制御フレームを出力すると、送信確定通知信号を制御フレーム処理部17の各タイマ174および出力調停部172に出力する。各タイマ174および出力調停部172は、対応するONUの送信制御フレームが出力されたことを認識すると、実施例2と同様の動作を行う。
実施例4の構成では、ONU#1〜ONU#mに対応する送信制御フレームをそれぞれの送信間隔の規定値に応じて確実に送信することができる。また、本実施例のタイマ174はONU数に応じてm個設けられるが、それぞれのカウント数が従来のものより小さい値で対応できるので、各タイマのビット数を削減し、全体として回路規模を大幅に縮小することができる。
なお、本実施例は、MPCP状態管理部171の状態遷移マシーンをm個に並列化することで、実施例2を複数のONUに対応させる構成である。しかし、本発明は送信確定通知信号を各ONUに対応したタイマ174および出力調停部172に入力する構成であればよく、構成はこれのみに限るわけではない。たとえば図12に示すように、実施例2の制御フレーム処理部17をm個に並列化する構成でもよい。本構成では、出力調停部172と制御フレーム作成部173とがm個となり、また複数の制御フレーム処理部17から出力される送信制御フレームを多重化する機能が必要となり、回路規模が実施例4に比べて大きくなる。
11 PON側送受信回路
12 制御フレーム処理回路
13 ブリッジ回路
14 外部ネットワーク側送受信回路
15 受信処理部
16 送信処理部
17 制御フレーム処理部
171 MPCP状態管理部
172 出力調停部
173 制御フレーム作成部
174 タイマ
175 アンドゲート

Claims (4)

  1. OLTと1対多で接続される複数のONU間のアクセス制御を行う送信制御フレームを生成し出力する制御フレーム処理部と、
    前記制御フレーム処理部から出力された前記送信制御フレームとユーザフレームをバッファ手段に蓄積し、多重化して下りフレームを出力する送信処理部と
    を備え、前記制御フレーム処理部で前記送信制御フレームの送信間隔を制御する制御フレーム処理回路において、
    前記送信処理部は、前記送信制御フレームの送信完了のタイミングで送信確定通知信号を前記制御フレーム処理部に出力する構成であり、
    前記制御フレーム処理部は、前記送信確定通知信号の入力時刻から前記送信制御フレームの送信間隔の規定値として定められた時間を経た後に前記送信制御フレームを生成し、前記送信処理部に出力する構成である
    ことを特徴とする制御フレーム処理回路。
  2. 請求項1に記載の制御フレーム処理回路において、
    前記制御フレーム処理部は、
    前記ONUごとに、前記送信制御フレームを生成するための複数の出力要求信号の1つを選択する出力調停部と、
    前記ONUごとに、前記出力調停部で選択された出力要求信号に対応する送信制御フレームを作成し、前記送信処理部に出力する制御フレーム作成部と、
    前記ONUごとに、前記送信確定通知信号の入力時刻から前記送信制御フレームの送信間隔の規定値として定められた時間をカウントするタイマと、
    前記ONUごとに、前記出力調停部が前記出力要求信号の選択後から前記タイマのカウント終了まで前記出力調停部に入力する前記複数の出力要求信号を無効とし、前記タイマのカウント終了後に前記出力調停部に入力する前記複数の出力要求信号を有効とする制御手段と
    を備えたことを特徴とする制御フレーム処理回路。
  3. 請求項2に記載の制御フレーム処理回路において、
    前記制御手段は、前記制御フレーム作成部が前記送信制御フレームの送信後に前記タイマのタイマ出力をオフとし、前記タイマのカウント終了後に前記タイマのタイマ出力をオンとし、当該タイマ出力がオンのときに前記出力調停部に入力する前記複数の出力要求信号を有効とする構成である
    ことを特徴とする制御フレーム処理回路。
  4. 請求項2に記載の制御フレーム処理回路において、
    前記制御手段は、前記出力調停部が前記出力要求信号の選択後から前記送信確定通知信号を入力するまで前記出力調停部に入力する前記複数の出力要求信号を無効とし、前記タイマのカウント終了後に前記出力調停部に入力する前記複数の出力要求信号を有効とする構成である
    ことを特徴とする制御フレーム処理回路。
JP2010232855A 2010-10-15 2010-10-15 制御フレーム処理回路 Active JP5308424B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010232855A JP5308424B2 (ja) 2010-10-15 2010-10-15 制御フレーム処理回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010232855A JP5308424B2 (ja) 2010-10-15 2010-10-15 制御フレーム処理回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012089937A JP2012089937A (ja) 2012-05-10
JP5308424B2 true JP5308424B2 (ja) 2013-10-09

Family

ID=46261120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010232855A Active JP5308424B2 (ja) 2010-10-15 2010-10-15 制御フレーム処理回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5308424B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06244901A (ja) * 1993-02-19 1994-09-02 Fuji Xerox Co Ltd 通信情報伝送制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012089937A (ja) 2012-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4442635B2 (ja) Ponシステムにおける障害通知方法
JP5082816B2 (ja) 局側集線装置、アクセス制御装置およびそのコンピュータ・プログラム
TWI474656B (zh) 光網路單元及其方法
US10833802B2 (en) Communication method for ethernet passive optical network and apparatus
EP2949129B1 (en) Transmission prioritization based on polling time
US20110318009A1 (en) Pon system, optical network unit used therein, and transmission control method therefor
WO2022222622A1 (zh) 一种传输方法、装置及系统
JP4913876B2 (ja) 帯域割当装置および帯域割当方法
JPWO2012020450A1 (ja) 局側装置およびponシステム
JP5813539B2 (ja) 局側装置及びponシステム
JP5308424B2 (ja) 制御フレーム処理回路
JP2009171434A (ja) Asonシステムとこれに使用する光スイッチ装置及び局側装置
JP2014033251A (ja) 通信システム及びパケット送信方法
JP6027428B2 (ja) 光通信網システムおよび帯域制御方法
JP6134247B2 (ja) 光通信システム、信号送信制御方法及び局側光回線終端装置
JP5329572B2 (ja) 帯域制御回路
JP5139497B2 (ja) 制御フレーム処理回路
JP6093282B2 (ja) 光通信システム、通信制御方法及び局側光回線終端装置
JP5423852B2 (ja) 局側集線装置およびアクセス制御方法
JP4958984B2 (ja) 帯域割当装置および帯域割当方法
US9294370B2 (en) System and method for reduced latency reporting in an ethernet passive optical network (EPON)
JP6093281B2 (ja) 光通信システム、信号送信制御方法及び局側光回線終端装置
JP2009278165A (ja) 光通信システム
JP5507393B2 (ja) 通信装置、1対多通信システム及び上り方向タイミング制御方法
JP2015082770A (ja) 光通信システム、登録制御方法及び加入者側光回線終端装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130212

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130412

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130625

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130628

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5308424

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350