JP6134247B2 - 光通信システム、信号送信制御方法及び局側光回線終端装置 - Google Patents

光通信システム、信号送信制御方法及び局側光回線終端装置 Download PDF

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Description

本発明は、光通信システム、信号送信制御方法、局側光回線終端装置及び加入者側光回線終端装置に関する。
アクセス網形態の1つとして、PON(Passive Optical Network)が知られている。PONは、通信事業者側に設置されるOLT(Optical Line Terminal:局側光回線終端装置)と、加入者側に設置されるONU(Optical Network Unit:加入者側光回線終端装置)との間での通信において、光−電気変換を行わずに受動素子であるスプリッタを用いで光信号を複数に分岐するようにされたアクセス網形態である。このようなPONでは、一心の光ファイバーを複数ユーザで共有することができるため、経済的なネットワークを構築できる。
PONのうち、OLTとONUとがイーサネット(登録商標、以下同様)フレームにより通信を行うものについては、EPON(Ethernet(登録商標、以下同様) PON)と呼ばれる。
EPONのうち、伝送速度が1GbpsであるGE−PON(Gigabit Ethernet PON)は、高速かつ安価なFTTH(Fiber To The Home:光ファイバーを伝送路として加入者宅へ直接引き込む、アクセス系光通信の網構成方式)サービスを提供することができる。このため、GE−PONは、特に国内では広く用いられている。最近では、伝送速度を10Gbpsに高速化した10G−EPONの標準仕様が検討されている。
また、近年では、PON用光リピータの検討が進められ、標準規格を拡張して、分岐数を増大することが可能となった。具体的には、これまでのPONでは光信号強度の制約から32分岐以下で使われることが多かったのに対し、1000分岐などの多分岐接続が可能となった。
一般に、PONにおいては、OLTからONUへの通信方向を下り方向と呼び、ONUからOLTへの通信方向を上り方向と呼ぶ。
EPONをはじめとする多くのPONでは、上り方向の通信は時分割多元接続によって行われる。OLTにより、それぞれのONUの送信タイミングを制御することで、複数のONUがOLTと時分割通信できるようにしている。10G−EPONの上り方向の通信も同様に時分割多元接続により行われる。10G−EPONでは、1台のOLTに、上り伝送速度が異なる複数のONUが接続できる方式が検討されている。このとき、異なる速度のONUとの間であっても、時分割多元接続により上り方向の通信を実現する。
上り方向の通信が時分割多元接続によって行われる多くのPONでは、上り方向の通信の帯域を効率的に使用するために、それぞれのONUについての上り方向の通信を許可する帯域を、通信の状況に応じて動的に変更するという動的帯域割り当て機能を備えている。
ここで、PONにおけるONUごとの帯域は、例えばOLTが各ONUに対して送信許可量を算出し、その送信時間帯を排他的に確保することにより、割り当てることができる。ONUはOLTによって割り当てられた時間帯にのみ上り方向の信号を送信する。このため、割り当てられた時間帯を待つための待ち時間は伝送遅延時間に加算される。
EPONには、MPCP(Multi Point-Control Protocol)と呼ばれる、1つのOLTが複数のONUの通信を制御するためのプロトコルが標準で定められている。MPCPとしては、未登録のONUを検出するためのDiscovery Processingと、ONUが送信する上り方向の信号の送信タイミングを制御するためのREPORT Processing・GATE Processingとが知られている。
EPONでは、ONUがPONに接続されると、OLTはそのONUを発見し、ONUにLLID(Logical Link ID)を付与して通信リンクを自動的に確立する。この機能をP2MPディスカバリ(Point to multi-point Discovery)と呼ぶ。MPCPのDiscovery Processingは、P2MPディスカバリを実現するためのプロトコルである。
図9のシーケンス図は、Discovery ProcessingとしてのP2MPディスカバリ処理における通信手順を示している。
Discovery Processingにおいて、先ず、OLTは、Discovery Informationを格納したGATEフレームであるDiscovery GATEフレームを各ONUに対して送信して、送信タイミングを通知する(ステップS1)。
GATEフレームは、ONUに送信タイミングなどの送信に関する制御情報を通知するフレームであり、Discovery GATEフレームは、REGISTER_REQフレームの送信タイミングなどを示す制御情報を未登録のONUに対して通知するフレームである。GATEフレームは、Messages sent on broadcast cannelを用いて送信される。
次に、OLTに未登録のONUは、Discovery GATEフレームを受信すると、衝突回避のためランダム待ち時間(Random delay)Tを待機した後、REGISTER_REQフレームを送信する(ステップS2)。REGISTER_REQフレームは、Messages sent on broadcast cannelを用いて送信される。OLTは、ONUからのREGISTER_REQフレームを受信する可能性のある時間だけDiscovery Windowを設定し、設定したDiscovery Windowの期間において未登録の各ONUからのREGISTER_REQフレームを受信する。
次に、OLTはREGISTER_REQフレームの受信に応じて、REGISTER_REQフレームの送信元であるONU(またはUNIポート)の識別子であるLLIDを新規に登録する。そのうえで、REGISTERフレームにより、登録したLLIDを通知する(ステップS3)。REGISTERフレームは、Messages sent on broadcast cannelを用いて送信される。
このようにOLTからONUに対してLLIDが通知されることにより、OLTとONUとがLLIDを利用して通信を実行可能になる。つまり、OLTとONUとの間でのリンクが確立される。
続いて、OLTは、GATEフレームにより上り方向の送信タイミングを通知し(ステップS4)、ONUは通知されたタイミングに従ってREGISTER_ACKを返す(ステップS5)。
上記ステップS1〜S5の各処理により、P2MPディスカバリ処理が実現されている。このGATEフレームと、REGISTER_ACKは、Messages sent on unicast cannelsを用いて送信される。
このようにOLTとONUの間でDiscovery Processingとしての通信が実行される(例えば、非特許文献1参照)。
図10のタイミングチャートは、P2MPディスカバリ処理におけるDiscovery GATEフレームとREGISTER_REQフレームの送受信タイミング例を示している。なお、図9との対応では、図10に示されるDiscovery GATEフレームの送受信はステップS1に対応し、REGISTER_REQフレームの送受信はステップS2に対応する。
また、同図に示されるONU200−k、ONU200−nは、それぞれ、複数のONUのうちの1つを示している。図10の説明にあたり、ONU200−k、ONU200−nを含む複数のONUについて特に区別しない場合には、ONU200と記載する。
図10において、先ず、OLT100は、時刻t0においてDiscovery GATEフレームをブロードキャストにより、各ONU200に対して送信する。上記のように送信されるDiscovery GATEフレームは、ランダム待ち時間Tと、ランダム待ち時間Tの開始時刻t1とを指定する情報を制御情報として含む。なお、同図に示すランダム待ち時間Tの期間は、ランダム待ち時間Tとしての最長時間を示している。
未登録のONU200はDiscovery GATEフレームの受信に応答して、Discovery GATEフレームにより指定されたランダム待ち時間T内にREGISTER_REQフレームを送信する。ONU200−nの通信距離を、許容範囲における最長の通信距離とすると、同図に示す期間TD0が図10に示すDiscovery Windowとなる。期間TD0の開始タイミングは、OLT100における開始時刻t1であり、期間TD0の終了タイミングは、ONU200−nにおけるランダム待ち時間Tの最長時間の終了時刻からOLT100までの伝搬時間に応じて遅延した時刻である。即ち、期間TD0は、ONU200からREGISTER_REQフレームが到着する可能性のある期間を示す。
Discovery Windowの期間TD0は、OLT100がDiscovery GATEフレームを送信するタイミングに基づいて設定する。Discovery Windowは、未登録のONU200からのREGISTER_REQフレームを優先して受け付ける期間である。
Discovery Windowの期間TD0においては、登録済のONUがOLTに対して上り方向の送信を行わないように、OLTが制御を実行する。
EPONの上り方向の通信については、OLTが各ONUの上り方向の送信データ量を算出し、算出した送信データ量を通知することにより、ONUごとに送信時間を確保させるように帯域制御を実行する。Discovery Windowの期間は、未登録のONUからのREGISTER_REQフレームが受信される期間である。そこで、Discovery Windowの期間において、OLTは、登録済みのONUによる上り方向の送信が行われないように帯域制御を実行する。これにより、登録済のONUから送信される信号と、未登録のONUから送信されるREGISTER_REQフレームとの衝突を回避することができる。
IEEE std 802.3-2012 SECTION FIVE
P2MPディスカバリ処理のシーケンスにおいて、REGISTER_REQフレームの衝突が生じた場合、衝突したREGISTER_REQフレームは廃棄される。この場合、廃棄されたREGISTER_REQフレームの送信元のONUについてはP2MPディスカバリのシーケンスは完了せず、OLTとのリンクが確立しない。
この場合、衝突したREGISTER_REQフレームの送信元のONUは、次回のP2MPディスカバリ処理により再度登録処理を行う必要がある。
特に、ランダム待ち時間Tが短い場合や、リンクを確立すべき未登録のONU数が多い場合には衝突が発生する頻度が高くなり、P2MPディスカバリ処理が完了してONUが通信を開始できるまでに長い時間を要する場合がある。
通信システムにおいて、一般には、リンクの確立から通信開始までの時間が短いほど、また、また、遅延時間が短いほど通信性能が高い。
EPONにおいてP2MPディスカバリ処理が実行される間隔は、0.1〜1.5secほどと長い。このために、P2MPディスカバリ処理について1度のリトライが生じるだけでも遅延への影響は大きい。さらに、システム起動時などのように多数のONUと同時にP2MPディスカバリ処理を実行する場合には、REGISTER_REQフレームの信号が衝突する頻度が増大する。このような状態では、2回以上のリトライとなる場合もあり遅延がさらに拡大する。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、局側光回線終端装置が複数の加入者側光回線終端装置から受信する登録要求信号の衝突が発生する頻度の低減を図ることを目的とする。
本発明の一態様は、局側光回線終端装置と、前記局側光回線終端装置と光通信路経由で接続され、複数のグループのうちのいずれかに属するようにグルーピングされた複数の加入者側光回線終端装置とを備え、前記局側光回線終端装置は、前記局側光回線終端装置への登録を要求する登録要求信号を未登録の加入者側光回線終端装置に送信させるための登録要求送信制御信号を生成するにあたり、前記複数のグループのグループ識別子のうちからそれぞれ異なるグループ識別子を格納する複数の登録要求送信制御信号を生成する登録要求送信制御信号生成部と、前記登録要求送信制御信号生成部により生成された前記複数の登録要求送信制御信号を、前記複数の加入者側光回線終端装置に送信する信号送信制御部とを備え、前記加入者側光回線終端装置は、前記局側光回線終端装置への自機の登録が未だ行われておらず、かつ、受信された登録要求送信制御信号に格納されるグループ識別子が自機の属するグループのグループ識別子と一致している場合には、登録要求信号を送信すべきと判定し、受信された登録要求送信制御信号に格納されるグループ識別子が自機の属するグループのグループ識別子と一致していない場合には、登録要求信号を送信すべきでないと判定する送信可否判定部を備える光通信システムである。
本発明の一態様は、局側光回線終端装置と、前記局側光回線終端装置と光通信路経由で接続され、複数のグループのうちのいずれかに属するようにグルーピングされた複数の加入者側光回線終端装置とを備える光通信システムにおける信号送信制御方法であって、前記局側光回線終端装置は、前記局側光回線終端装置への登録を要求する登録要求信号を未登録の加入者側光回線終端装置に送信させるための登録要求送信制御信号を生成するにあたり、前記複数のグループのグループ識別子のうちからそれぞれ異なるグループ識別子を格納する複数の登録要求送信制御信号を生成する登録要求送信制御信号生成ステップと、前記登録要求送信制御信号生成ステップにより生成された前記複数の登録要求送信制御信号を、前記複数の加入者側光回線終端装置に送信する送信制御ステップとを備え、前記加入者側光回線終端装置は、前記局側光回線終端装置への自機の登録が未だ行われておらず、かつ、受信された登録要求送信制御信号に格納されるグループ識別子が自機の属するグループのグループ識別子と一致している場合には、登録要求信号を送信すべきと判定し、受信された登録要求送信制御信号に格納されるグループ識別子が自機の属するグループのグループ識別子と一致していない場合には、登録要求信号を送信すべきでないと判定する送信可否判定ステップを備える信号送信制御方法である。
本発明の一態様は、複数のグループのうちのいずれかに属するようにグルーピングされた複数の加入者側光回線終端装置と光通信路経由で接続される局側光回線終端装置であって、前記局側光回線終端装置への登録を要求する登録要求信号を未登録の加入者側光回線終端装置に送信させるための登録要求送信制御信号を生成するにあたり、前記複数のグループのグループ識別子のうちからそれぞれ異なるグループ識別子を格納する複数の登録要求送信制御信号を生成する登録要求送信制御信号生成部と、前記登録要求送信制御信号生成部により生成された前記複数の登録要求送信制御信号を、前記複数の加入者側光回線終端装置に送信する信号送信制御部とを備える局側光回線終端装置である。
本発明の一態様は、複数のグループのうちのいずれかに属しており、光通信路経由で局側光回線終端装置と接続される加入者側光回線終端装置であって、前記局側光回線終端装置への自機の登録が未だ行われておらず、かつ、受信された登録要求送信制御信号に格納されるグループ識別子が自機の属するグループのグループ識別子と一致している場合には、登録要求信号を送信すべきと判定し、受信された登録要求送信制御信号に格納されるグループ識別子が自機の属するグループのグループ識別子と一致していない場合には、登録要求信号を送信すべきでないと判定する送信可否判定部を備える加入者側光回線終端装置である。
以上説明したように、本発明によれば、局側光回線終端装置が複数の加入者側光回線終端装置から受信する登録要求信号の衝突が発生する頻度の低減が図られるという効果が得られる。
本実施形態における光通信システムの構成例を示す図である。 本実施形態におけるP2MPディスカバリ処理において、グループ識別子を含むDiscovery GATEフレームの送信に応じたREGISTER_REQフレームの送受信タイミングの一例を示す図である。 本実施形態におけるP2MPディスカバリ処理において、図2の場合とは異なるグループ識別子を含むDiscovery GATEフレームの送信に応じたREGISTER_REQフレームの送受信タイミングの一例を示す図である。 本実施形態におけるOLTの構成例を示す図である。 本実施形態におけるDiscovery GATEフレームの構造例を示す図である。 本実施形態におけるONUの構成例を示す図である。 本実施形態におけるOLTがDiscovery GATEフレームの送信に関連して実行する処理手順例を示すフローチャートである。 本実施形態におけるONUがDiscovery GATEフレームの受信に応答して実行する処理手順例を示すフローチャートである。 P2MPディスカバリ処理における通信手順例を示すシーケンス図である。 P2MPディスカバリ処理におけるDiscovery GATEフレームとREGISTER_REQフレームの送受信タイミングの一例を示す図である。
図1は本実施形態における光通信システムの構成例を示している。同図に示す光通信システムは、例えば10G−EPONに対応する。
同図に示す光通信システムは、1つのOLT(Optical Line Terminal:局側光回線終端装置)100と複数のONU(Optical Network Unit:加入者側光回線終端装置)200−1〜200−nとが光通信路500を介して接続される。光通信路500は光スプリッタや光ファイバーなどを備えて形成される。
なお、以降の説明において、ONU200−1〜200−nについて特に区別しない場合には、ONU200と記載する。
OLT100は、通信事業者側に設置される光回線終端装置である。OLT100の上流に対しては上位ネットワーク300が接続される。上位ネットワーク300は、例えばインターネット上などに存在する各種のサーバなどを含む。
OLT100は、例えば上位ネットワーク300と光通信路500との間の通信において、電気信号と光信号との間での信号変換を行ったり、信号の多重化などを行ったりする。
ONU200は、加入者側に設置される光回線終端装置である。ONU200(200−1〜200−n)の下流側には、下位ネットワーク400(400−1〜400−N)が接続される。下位ネットワーク400には、例えば加入者の自宅などで使用されるパーソナルコンピュータなどをはじめとしたネットワーク機器が含まれる。
上記のように構成される光通信システムにおいて、OLT100側で未登録のONU200は、OLT100とのリンクが確立されないためにOLT100と通信を行うことができない。そこで、OLT100に未登録のONU200については、OLT100とのリンクを確立して通信が可能な状態とする必要がある。
このために、OLT100と未登録のONU200との間では、図9に示した手順によるP2MPディスカバリ処理を実行する。
標準の規格下でのOLT100は、図9のステップS1においてDiscovery GATEフレームを、光通信路500経由で接続される全てのONU200に対してブロードキャストにより送信する。図9のステップS2においてREGISTER_REQフレームが正常に送受信された場合、OLT100とONU200は、図9のステップS3以降の処理を実行する。
ONU200は、REGISTER_REQフレームを送信する際、図10にて説明したように、衝突回避のために、ランダム待ち時間Tだけ待機してからREGISTER_REQフレームを送信するようにしている。しかし、ランダム待ち時間Tによる衝突回避は万全なものではなく、OLT100において複数のREGISTER_REQフレームの受信期間が重複し、REGISTER_REQフレームが衝突する可能性がある。特に、ランダム待ち時間Tが短い場合や未登録のONU200が多数であるような場合には、衝突の発生する頻度が高くなる。
図10では、ONU200−kが送信したREGISTER_REQフレーム(R1)とONU200−nが送信したREGISTER_REQフレーム(R2)とが衝突している例が示されている。
REGISTER_REQフレームに衝突が発生した場合、その衝突部分の信号については十分な信頼性が確保できないために破棄している。このようにREGISTER_REQフレームが破棄された場合、衝突したREGISTER_REQフレームの送信元のONU200はOLT100に登録されないために、次回のP2MPディスカバリ処理においてリトライのための通信が実行される。このようなリトライが通信時間の遅延を招き、例えば光通信システムにおける通信性能劣化の要因となる。
そこで、本実施形態においては、光通信システムにおけるOLT100とONU200とについて以下のように構成することで、REGISTER_REQフレームの衝突が発生する頻度の低減を図る。
本実施形態の光通信システムにおいて、OLT100と光通信路500経由で接続される複数のONU200は、所定のN(Nは2以上の自然数)個のグループのうちの1つに属するものとして予めグルーピングされる。N個のグループのそれぞれにはグループごとに固有のグループ識別子が付与される。
そのうえで、本実施形態におけるDiscovery GATEフレームは、REGISTER_REQフレームの送信を許可するグループのグループ識別子を格納する。より具体的には、本実施形態におけるDiscovery GATEフレームは、標準規格の構造に対してさらにグループ識別子を格納する領域が追加された、拡張された形式である。
そして、OLT100は、未登録の全てのONU200を登録してリンクを確立させるための1回分の登録処理として、N個のグループごとに応じてN回のDiscovery GATEフレームの送信を順次実行する。OLT100は、各回のDiscovery GATEフレームの送信にあたり、それぞれ異なるグループのグループ識別子をDiscovery GATEフレームに格納する。Discovery GATEフレームに格納されるグループ識別子は、Discovery GATEフレームの受信に応答したREGISTER_REQフレームの送信が許可されるONU200のグループを指定する情報である。
また、前述のように、Discovery GATEフレームの送信はブロードキャストにより行われる。
一方、未登録のONU200は、Discovery GATEフレームを受信するのに応じて、受信したDiscovery GATEフレームに格納されているグループ識別子が、自機の属するグループのグループ識別子と一致するか否かについて判定する。
グループ識別子が一致した場合、ONU200は、今回のDiscovery GATEフレームの受信に応答したREGISTER_REQフレームをOLT100に送信する。
グループ識別子が一致しない場合、ONU200は、今回のDiscovery GATEフレームの受信に応答したREGISTER_REQフレームの送信を行わない。
一例として、全てのONU200が4つのグループ1乃至4にグルーピングされており、各グループ1乃至4のグループ識別子がそれぞれ01、02、03、04であるとした場合には以下のような動作となる。
OLT100は、1回目の図9のステップS1の処理として、例えば01のグループ識別子を格納するDiscovery GATEフレームをブロードキャストで全てのONU200に対して送信する。
01のグループ識別子を格納するDiscovery GATEフレームを受信したONU200のうち、未登録のONU200は、自機が属するグループのグループ識別子が01であるか否かについて判定する。ONU200は、図9のステップS2の処理として自機が属するグループのグループ識別子が01であればREGISTER_REQフレームを送信し、01でなければREGISTER_REQフレームを送信しない。
つまり、ONU200が01のグループ識別子を格納するDiscovery GATEフレームを送信することによっては、全ての未登録のONU200のうち、01のグループ識別子のグループに属するONU200のみがREGISTER_REQフレームを送信する。
そして、この後、REGISTER_REQフレームを送信したONU200とOLT100との間で、図9のステップS3乃至S5として示した処理が実行されることで、グループ01に属し、かつ、これまで未登録であったONU200の登録が行われる。
以降において同様に、OLT100は、順次、2回目乃至4回目のステップS1ごとに、02、03、04の各グループ識別子を格納するDiscovery GATEフレームをブロードキャストで全ONU200に送信する。
これらのDiscovery GATEフレームの送信に応じて、順次、2回目乃至4回目のステップS2ごとに、グループ識別子02、03、04の各グループに属する未登録のONU200のみが、REGISTER_REQフレームをOLT100に送信する。
また、2回目乃至4回目のステップS2に続けて、それぞれ、REGISTER_REQフレームを送信したONU200とOLT100との間で、図9のステップS3乃至S5として示した処理が実行されることで、順次、グループ2、3、4ごとに属し、これまで未登録であったONU200の登録が行われる。
このように、複数のグループごとに対応するグループ識別子を格納するDiscovery GATEフレームを順次送信することによって、各グループに属する未登録のONU200が順次登録される。
図2は、01のグループ識別子を格納するDiscovery GATEフレーム(登録要求送信制御信号)をOLT100が送信した場合のREGISTER_REQフレーム(登録要求信号)の送信結果例を示している。
同図において、ONU200−kは、01のグループ識別子(Group ID=01)のグループに属している。一方、ONU200−nは、04のグループ識別子(Group ID=04)のグループに属している。
OLT100がブロードキャストにより送信したDiscovery GATEフレームは、ONU200−kとONU200−nのいずれによっても受信される。しかし、OLT100が送信したDiscovery GATEフレームが格納するグループ識別子は01である。この場合、ONU200−kは自機に属するグループのグループ識別子と一致するが、ONU200−nは自機に属するグループのグループ識別子と一致しない。
このために、同図に示すように、ONU200−kはREGISTER_REQフレーム(R1)をOLT100に対して送信するが、ONU200−nは、REGISTER_REQフレームを送信しない。
また、図3は、04のグループ識別子を格納するDiscovery GATEフレームをOLT100が送信した場合のREGISTER_REQフレームの送信結果例を示している。
この場合、ONU200−nは、受信したDiscovery GATEフレームが格納するグループ識別子と、自機が属するグループのグループ識別子とがともに04で一致する。しかし、ONU200−kは、受信したDiscovery GATEフレームが格納するグループ識別子が04であるのに対して、自機が属するグループのグループ識別子は01であるため一致しない。
このため、同図に示すように、ONU200−kはREGISTER_REQフレームを送信しないが、ONU200−nは、REGISTER_REQフレーム(R2)をOLT100に対して送信する。
このように、本実施形態においては、OLT100が複数のグループごとに対応するグループ識別子を格納するDiscovery GATEフレームを順次送信する。また、ONU200は、自機が属するグループのグループ識別子と一致するグループのグループ識別子を格納したDiscovery GATEフレームを受信した場合にのみ、REGISTER_REQフレームを送信する。
このような通信により、本実施形態においては、1回のDiscovery GATEフレームの送信に応じて、全ての未登録のONU200のうちの一部のみのONU200からREGISTER_REQフレームを送信させることができる。つまり、1回のDiscovery GATEフレームの送信に応じたDiscovery Windowの期間において受信されるREGISTER_REQフレームの数を、全ての未登録のONU200の数よりも少なくすることができる。
このような構成により、本実施形態においては、OLT100にて受信されるREGISTER_REQフレームの衝突の発生する頻度を低減し、リトライによる通信性能の劣化を有効に抑制することが可能になる。この結果、全ての未登録のONU200から送信されたREGISTER_REQフレームのOLT100側での正常受信が完了するまでの時間が短縮される。つまり、全ての未登録のONU200が登録要求処理を完了するまでの時間が短縮され、通信品質の劣化を抑制することができる。
ここで、複数のONU200のグルーピングの仕方、つまり、複数のONU200に対するグループ識別子の割り当て方としては特に限定されるものではない。例えば、複数のONU200に対してランダムにグループ識別子を割り当てればよい。
ただし、互いに近い距離にあるONU200は、REGISTER_REQフレームを送信するタイミングも近くなる傾向にある。逆に、ONU200間の距離が離れるほど、REGISTER_REQフレームを送信するタイミングのずれも大きくなっていく可能性が高くなる。そこで、互いに近い距離にあるONU200同士のグループ識別子が同じにならないように割り当てを行うようにすれば、REGISTER_REQフレームが衝突する頻度をさらに低下させることが可能になる。
図4を参照して、本実施形態のOLT100の構成例について説明する。同図に示すOLT100は、波長合分波器101、光受信部102、通信制御部103及び光送信部104を備える。
本実施形態の光通信システムは、上り方向(ONU200からOLT100への通信方向)と下り方向(OLT100からONU200への通信方向)の各光信号に異なる波長を割り当てることにより1心の光ファイバーにより上り方向と下り方向の各光信号を同時に送受信する波長分割多重方式を採る。このような構成に応じて、本実施形態のOLT100は波長合分波器101を備える。波長合分波器101は、上り方向と下り方向の各光信号の波長に対応する波長フィルタを備えて構成される。
波長合分波器101は、光ファイバーにより伝送される光信号から上り方向の光信号に対応する波長を分離することによって、ONU200から送信された光信号を抽出して光受信部102に出力する。
また、波長合分波器101は、光送信部104から出力された下り方向に対応する波長を有する光信号を光ファイバーにより伝送される光信号に合成し、ONU200に送信する。
光受信部102は、波長合分波器101から入力した光信号をデータ信号に復調して通信制御部103に出力する。
通信制御部103は、ONU200との通信及び上位ネットワーク300との通信に関する制御を実行する。
光送信部104は、通信制御部103から出力された送信信号を入力し、下り方向に対応する波長を有する光信号に変換し、変換した光信号を波長合分波器101に供給してONU200に送信する。
次に、同じ図4を参照して、通信制御部103におけるDiscovery GATEフレームの送信に対応する構成例について説明する。同図に示す通信制御部103は、Discovery GATEフレームの送信に対応して、登録要求送信制御信号生成部131と信号送信制御部132とを備える。
登録要求送信制御信号生成部131は、OLT100への登録を要求するREGISTER_REQフレーム(登録要求信号の一例)を未登録の加入者側光回線終端装置に送信させるためのDiscovery GATEフレーム(登録要求送信制御信号の一例)を生成する。
本実施形態において、OLT100と光通信路500を介して接続される複数のONU200は、前述のように複数(N個)のグループのいずれかに属するようにグルーピングされている。
登録要求送信制御信号生成部131は、Discovery GATEフレームを生成するにあたり、複数のグループごとのグループ識別子のうちの1つをそれぞれ格納する複数種類のDiscovery GATEフレームを生成する。
信号送信制御部132は、登録要求送信制御信号生成部131により生成された複数種類のDiscovery GATEフレームを複数のOLT100に送信する。
信号送信制御部132は、前述のように、それぞれ異なるグループ識別子を格納する複数種類のDiscovery GATEフレームを、図9のシーケンスを繰り返すようにしながらステップS1により順次送信する。これに伴い、登録要求送信制御信号生成部131は、それぞれ異なるグループ識別子を格納する複数種類のDiscovery GATEフレームを、登録要求送信制御信号生成部131の送信タイミングに応じて順次生成すればよい。
ここで、図5を参照して、登録要求送信制御信号生成部131が生成するDiscovery GATEフレームの構造例について説明する。
同図に示すDiscovery GATEフレームは、Destination Address、Source Address、Length/Type、Opcode、Timestamp、Number of grants/Flags、Grant#1 Start Time、Grant#1 Length、Group ID、Discovery Information、Sync Time、Pad/Reserved、FCSを格納する。
Destination Addressは、6Octetsの領域であり、宛先アドレスを格納する。Discovery GATEフレームの場合、Destination Addressは、ブロードキャストであることを示す所定のブロードキャストアドレスが格納される。
Source Addressは、6Octetsの領域であり、送信元アドレスを格納する。Discovery GATEフレームの場合、Source Addressは、送信元のOLT100の MACアドレスを格納する。
Length/Typeは、2Octetsの領域であり、GATEフレームのデータ長及びタイプを示す情報を格納する。Discovery GATEフレームの場合には、例えば0x8808が格納される。
Opcodeは、2Octetsの領域であり、Discovery GATEフレームに格納されたデータの内容を示すコードを格納する。標準規格の下でのDiscovery GATEフレームのOpcodeは0x0002であるが、本実施形態のようにグループ識別子を格納する場合には、例えば0x0012など、0x0002以外の所定の値が割り当てられる。
Timestampは、4Octetsの領域であり、例えば、図2、図3における時刻t0に相当するDiscovery GATEフレームの送信時刻を示す情報を格納する。
Number of grants/Flagsは、1Octetの領域であり、現Discovery GATEフレームに格納されるGrant(送信許可)の数を示す情報と、格納されるGrantごとのREPORTの送信可否を示すフラグと、対応のGATEフレームが通常のGATEフレーム(Normal GATEフレーム)とDiscovery GATEフレームとのいずれであるのかを示すフラグとを格納する。本実施形態のDiscovery GATEフレームのNumber of grants/Flagsが格納する値は、例えば0x0009である。
Grant#1 Start Timeは、4Octetsの領域であり、Grant#1(1番目の送信許可)の開始時刻を示す情報を格納する。Discovery GATEフレームの場合には、例えば図2、図3に示したランダム待ち時間Tの開始時刻t1が格納される。
Grant#1 Lengthは、2Octetsの領域であり、Grant#1(1番目の送信許可)として許可された送信時間の長さを示す情報を格納する。Discovery GATEフレームの場合には、例えば図2、図3に示したランダム待ち時間Tの時間長が格納される。
Group IDは、1Octetの領域であり、対応のDiscovery GATEフレームの受信に応答したREGISTER_REQフレームの送信が許可されるONU200のグループのグループ識別子を格納する。
このように、本実施形態のDiscovery GATEフレームは、グループ識別子を格納する領域が追加された拡張形式を有する。
なお、同図では、Group ID領域のサイズを1Octetとしているが、あくまでも一例であって、他のサイズが規定されてもよい。
また、これまでの説明においては、Discovery GATEフレームにおけるGroup IDの領域に1つのグループ識別子を格納する例を挙げたが、Group IDの領域に複数のグループ識別子を格納するようにしてもよい。
Group IDの領域に複数のグループ識別子が格納される場合には、同じDiscovery GATEフレームの送信に応答して、Group IDに格納されたグループ識別子のそれぞれが示す複数のグループに属するONU200にREGISTER_REQフレームを送信させることができる。
Discovery Informationは、2Octetsの領域であり、Discovery GATEフレームに固有の情報であって、Discovery GATEフレームの送信元のOLT100におけるREGISTER_REQフレームの受信条件を示す情報を格納する。
Sync Timeは、2Octetsの領域であり、Discovery GATEフレームに固有の情報であって、OLT100がONU200に要求する同期時間を示す情報を格納する。
Pad/Reservedは、29Octetsの領域であり、パディングデータを格納する。
FCS(Frame Check Sequence)は、4Octetsの領域であり、誤り検出符号であるFCSを格納する。
次に、図6を参照して、本実施形態のONU200の構成例について説明する。同図に示すONU200は、波長合分波器201、光受信部202、制御部203、ユーザデータ伝送部204及び光送信部205を備える。
波長合分波器201は、OLT100の波長合分波器201と同様に、上り方向と下り方向の各光信号の波長に対応する波長フィルタを備える。波長合分波器201は、光ファイバーにより伝送される光信号から下り方向の光信号に対応する波長を分離することによって、OLT100から送信された光信号を抽出して光受信部202に出力する。
また、波長合分波器201は、光送信部205から出力された上り方向に対応する波長を有する光信号を光ファイバーにより伝送される光信号に合成し、OLT100に送信する。
光受信部202は、波長合分波器201から入力した光信号をデータ信号に復調して制御部203に出力する。
制御部203は、OLT100との通信及び下位ネットワーク400との通信に関する制御を実行する。
ユーザデータ伝送部204は、下位ネットワーク400からONU200に対して送信されたユーザデータを受信し、制御部203に受け渡す。また、ユーザデータ伝送部204は、制御部203から受け渡されたユーザデータを下位ネットワーク400に伝送する。
光送信部205は、制御部203の送信信号蓄積部235から出力された送信信号(ユーザデータ、REPORTフレーム、REGISTER_REQフレームなど)を入力し、上り方向に対応する波長を有する光信号に変換し、変換した光信号を波長合分波器201に供給してOLT100に送信する。
次に、同じ図6を参照して制御部203の構成例について説明する。同図に示す制御部203は、信号弁別部231、送信可否判定部232、グループ識別子記憶部233、登録要求信号生成部234、送信信号蓄積部235、送信制御部236及びREPORTフレーム生成部237を備える。
信号弁別部231は、光受信部202から入力した信号について弁別する。
OLTから送信される信号には各ONUに送信すべき信号が多重化されている。信号弁別部231は、受信した信号(フレーム)が自分宛であるか否かについて判断する。ここで、自分宛の信号とは、OLT100からブロードキャストにより送信された信号、もしくはフレームに格納されるLLID(Logical Link ID)が自分のLLIDと一致する信号である。ブロードキャストにより送信される信号の場合、宛先アドレス(DA)には、ブロードキャストに対応した所定のアドレスが格納される。信号弁別部231は、宛先アドレス(DA)を参照することにより、ブロードキャストにより送信された信号であるか否かを判定できる。
さらに、信号弁別部231は、受信した信号が自分宛に送信された信号である場合には、受信した信号の種別について判定する。
例えば、ブロードキャストにより送信された信号のフレームにおけるデータ(フレーム)種別を示す情報(図5との対応ではNumber of grants/Flags)がDiscovery GATEフレームであることを示す場合、信号弁別部231は、受信した信号の種別がDiscovery GATEフレームであると判定する。
信号弁別部231は、Discovery GATEフレームを受信したと判定した場合、受信したDiscovery GATEフレームを、送信可否判定部232と送信制御部236とに出力する。
また、信号弁別部231は、受信した自分宛の信号のフレームにおけるデータ(フレーム)種別を示す情報が、GATEフレーム(Discovery GATEフレーム以外)であることを示す場合、受信した信号がGATEフレームであると判定する。
この場合、信号弁別部231は、受信したGATEフレームを送信制御部236に出力する。
また、信号弁別部231は、受信した自分宛の信号のフレームにおけるデータ(フレーム)種別を示す情報がユーザデータであることを示す場合、受信した信号がユーザデータであると判定する。この場合、信号弁別部231は、受信したユーザデータを、ユーザデータ伝送部204から下位ネットワーク400に送信する。
送信可否判定部232は、Discovery GATEフレームが受信されるのに応じて、受信されたDiscovery GATEフレームに応答したREGISTER_REQフレームを送信すべきか否かについて判定する。
つまり、送信可否判定部232は、OLT100への自機の登録が未だ行われておらず、かつ、受信されたDiscovery GATEフレームに格納されるグループ識別子(Group ID)が自機の属するグループのグループ識別子と一致している場合には、REGISTER_REQフレームを送信すべきと判定する。
一方、送信可否判定部232は、受信されたDiscovery GATEフレームに格納されるグループ識別子が自機の属するグループのグループ識別子と一致していない場合には、REGISTER_REQフレームの送信を送信すべきでないと判定する。
ここで、送信可否判定部232は、Discovery GATEフレームに格納されるグループ識別子と比較する自機の属するグループのグループ識別子については、グループ識別子記憶部233が記憶するグループ識別子を参照する。
グループ識別子記憶部233は、自機が属するグループのグループ識別子を記憶する。
登録要求信号生成部234は、送信可否判定部232により登録要求信号を送信すべきと判定された場合に、REGISTER_REQフレームを生成する。
上記のように生成されたREGISTER_REQフレームは、送信信号蓄積部235にて蓄積されたうえで、送信制御部236の制御によって光送信部205に出力され、波長合分波器201からOLT100に送信される。
一方、登録要求信号生成部234は、送信可否判定部232により登録要求信号を送信すべきでないと判定された場合には、今回受信されたDiscovery GATEフレームに応じたREGISTER_REQフレームを生成しない。また、送信制御部236は、今回受信されたDiscovery GATEフレームを破棄し、今回受信されたDiscovery GATEフレームに応じた送信制御を実行しない。
この場合、今回受信されたDiscovery GATEフレームに応じたREGISTER_REQフレームは、OLT100に対して送信されない。
上記のように送信可否判定部232が判定を実行することによって、受信したDiscovery GATEフレームが格納するグループ識別子が自機の属するグループのグループ識別子と一致する場合にのみ、REGISTER_REQフレームの送信が行われるように制御される。つまり、OLT100がDiscovery GATEフレームに対する応答を許可したグループに属するONU200のみにREGISTER_REQフレームを送信させることが可能になる。
また、制御部203において、送信信号蓄積部235は、送信待ちの送信信号を一時的に蓄積するバッファである。送信信号蓄積部235が蓄積する送信信号は、例えば下位ネットワーク400からユーザデータ伝送部204を介して伝送されたユーザデータ、登録要求信号生成部234が生成したREGISTER_REQフレーム、REPORTフレーム生成部237が生成するREPORTフレームなどである。
送信制御部236は、GATEフレームにより通知された帯域(データ送信量)と送信タイミングに従って送信制御を実行する。つまり、送信制御部236は、GATEフレームにより通知された送信タイミングで、送信信号蓄積部235が蓄積している送信信号のうち、GATEフレームにより通知されたデータ送信量の送信信号を光送信部205に出力させる。これにより、GATEフレームにより通知されたデータ送信量の送信信号が、GATEフレームにより通知された送信タイミングによりOLT100に送信される。
REPORTフレーム生成部237は、REPORTフレームを生成する。REPORTフレームは、送信信号蓄積部235に蓄積されている送信待ちの送信信号のデータ量をONU200からOLT100に通知するフレームである。
REPORTフレーム生成部237は、送信信号蓄積部235に蓄積されている送信待ちの送信信号のデータ量を示すデータ量情報を格納したREPORTフレームを生成する。
生成されたREPORTフレームは、送信信号蓄積部235に一旦蓄積されたうえで、送信制御部236の制御によってOLT100に送信される。
REPORTフレームを受信したOLT100は、REPORTフレームが格納するデータ量情報が示すデータ量と、REPORTフレームの送信元以外のONUのデータ量とに基づいて、REPORTフレームの送信元のONU200に割り当てるべき上り方向の帯域(データ送信量)と送信タイミングとを算出する。ここで算出される送信タイミングとしては、例えば図2、図3などにおいて示されるランダム待ち時間Tの開始時刻t1である。
OLT100は、算出したデータ送信量と送信タイミングの情報を格納したGATEフレームを生成し、REPORTフレームの送信元のONU200に送信する。
ONU200にて受信されたGATEフレームは、前述のように制御部203における送信制御部236に出力され、送信制御部236は、入力したGATEフレームが示すデータ送信量と送信タイミングとに基づいて、送信信号蓄積部235に蓄積されている送信待ちの送信信号についての送信制御を実行する。
続いて、図7のフローチャートを参照して、OLT100がDiscovery GATEフレームの送信に関連して実行する処理手順例について説明する。
OLT100における登録要求送信制御信号生成部131は、Discovery GATEフレームを送信すべきタイミングに至るのを待機している(ステップS101−NO)。
Discovery GATEフレームを送信すべきタイミングに至るのに応じて(ステップS101−YES)、登録要求送信制御信号生成部131は、ONU200をグルーピングして得られるN個のグループに付した番号を示す変数iに1を代入する(ステップS102)。
登録要求送信制御信号生成部131は、i番目のグループのグループ識別子を格納したDiscovery GATEフレームを生成する(ステップS103)。
そして、信号送信制御部132は、ステップS103により生成されたDiscovery GATEフレームを光通信路500から各ONU200に対して送信する(ステップS104)。
ステップS104により送信されたDiscovery GATEフレームを受信した未登録のONU200は、OLT100に対してREGISTER_REQフレームを送信する。
同図において図示は省略しているが、通信制御部103は、ONU200から送信されたREGISTER_REQフレームの受信に応じて、図9のステップS3、S4、S5に対応する登録処理(LLIDの設定及び通知、GATEフレームの送信、REGISTER_ACKの受信)を実行する。
ステップS104によるDiscovery GATEフレームの送信を完了した後、信号送信制御部132は、変数iをインクリメントしたうえで(ステップS105)、変数iが最大値を越えているか否かについて判定する(ステップS106)。変数iの最大値は、ONU200のグループ数に対応する。
変数iが最大値以下である場合(ステップS106−NO)、各グループのグループ識別子を格納したDiscovery GATEフレームの送信は一巡していない状態にある。そこで、この場合の信号送信制御部132は、ステップS103に戻ることにより、次のグループのグループ識別子を格納したDiscovery GATEフレームの生成と送信とを実行する。
そして、全てのグループごとのグループ識別子を格納したDiscovery GATEフレームの送信が一巡して変数iが最大値を越えるのに応じて(ステップS106−YES)、信号送信制御部132は、ステップS101に処理を戻す。なお、全てのグループごとのグループ識別子を格納したDiscovery GATEフレームの送信が一巡するのに応じては、全てのグループのONU200がREGISTER_REQフレームを送信した状態を得ることができる。
なお、図7に示す処理によっては、Discovery GATEフレームの送信頻度は、全てのグループごとに対応して均一になる。しかし、例えばONU200のグルーピングが、局側にて設定したサービスのグレードなどに対応している場合には、グレードの高いサービスに対応するONU200のリンクの確立を優先させることが顧客サービスやビジネスなどの点で好ましい場合があると考えられる。そこで、例えばサービスのグレードなどに応じて重み付けを与えることで、グループのグループ識別子を格納するDiscovery GATEフレームの送信頻度が高くなるようにしてもよい。
続いて、図8のフローチャートを参照して、Discovery GATEフレームの受信に応答してOLT100に未登録のONU200が実行する処理手順例について説明する。
ONU200において、信号弁別部231は、Discovery GATEフレームが受信されるのを待機している(ステップS201−NO)。つまり、信号弁別部231は、受信した信号についての弁別結果として、Discovery GATEフレームであるとの弁別結果が得られるのを待機する。
Discovery GATEフレームが受信されるのに応じて(ステップS201−YES)、送信可否判定部232は、自機がOLT100に対して未だ登録されていない未登録の状態であるか否かについて判定する(ステップS202)。
自機が未登録の状態である場合(ステップS202−YES)、送信可否判定部232は、さらに、今回受信されたDiscovery GATEフレームに格納されていたグループ識別子(Group ID)と、グループ識別子記憶部233に記憶されているグループ識別子とが一致するか否かについて判定する(ステップS203)。ステップS203判定は、送信可否判定部232は、Discovery GATEフレームがREGISTER_REQフレームの送信を許可するONU200のグループが、自機のグループであるか否かについて判定しているのに相当する。
グループ識別子が一致している場合(ステップS203−YES)、送信可否判定部232は、REGISTER_REQフレームを送信すべきと判定する(ステップS204)。
ステップS204の判定結果に応じて、登録要求信号生成部234は、REGISTER_REQフレームを生成する(ステップS205)。生成されたREGISTER_REQフレームは、送信信号蓄積部235に蓄積される。
そして、送信制御部236は、例えばGATEフレームの通知に応じたタイミングで、送信信号蓄積部235に蓄積されているREGISTER_REQフレームをOLT100に送信するための制御を実行する(ステップS206)。
一方、グループ識別子が一致していない場合(ステップS203−N)、送信可否判定部232は、REGISTER_REQフレームを送信すべきでないと判定する(ステップS207)。
ステップS207の判定結果に応じて、送信制御部236は、ステップS201に対応して受信されたDiscovery GATEフレームを破棄する(ステップS208)。
この場合、登録要求信号生成部234はREGISTER_REQフレームを生成せず、また、ステップS201に対応して受信したDiscovery GATEフレームに応じた送信制御部236による送信制御も実行されない。つまり、ステップS201にて受信されたDiscovery GATEフレームに応答したREGISTER_REQフレームの送信は実行されない。
このような処理が実行されることにより、本実施形態のONU200は、受信したDiscovery GATEフレームが格納するグループ識別子が、自機のグループのグループ識別子と一致する場合にのみREGISTER_REQフレームの送信を行う。
先に図7のフローチャートより説明した処理が実行されることにより、OLT100は、1回のONU200の登録処理にあたり、ONU200をグルーピングして得られるグループごとのグループ識別子を格納したDiscovery GATEフレームを順次送信することができる。
また、図8のフローチャートにより説明した処理が実行されることにより、ONU200は、受信されたDiscovery GATEフレームに格納されたグループ識別子が自機の属するグループのグループ識別子と一致する場合にのみREGISTER_REQフレームを送信する。
つまり、本実施形態における光通信システムにおいては、OLT100がREGISTER_REQフレームの送信を許可するグループを指定してDiscovery GATEフレームを送信する。ONU200は、受信したDiscovery GATEフレームにより指定されるグループが自機の属するグループである場合にのみ、REGISTER_REQフレームを送信するという動作が得られる。
このようなOLT100とONU200との動作により、REGISTER_REQフレームの衝突が発生する頻度が低減し、通信性能を向上させることが可能になる。
なお、上述した実施形態におけるOLT100とONU200をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによってOLT100とONU200の各動作を実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
100 OLT, 101 波長合分波器, 102 光受信部, 103 通信制御部, 104 光送信部, 131 登録要求送信制御信号生成部, 132 信号送信制御部, 200 ONU, 201 波長合分波器, 202 光受信部, 203 制御部, 204 ユーザデータ伝送部, 205 光送信部, 231 信号弁別部, 232 送信可否判定部, 233 グループ識別子記憶部, 234 登録要求信号生成部, 235 送信信号蓄積部, 236 送信制御部, 237 REPORTフレーム生成部, 300 上位ネットワーク, 400 下位ネットワーク, 500 光通信路

Claims (6)

  1. 局側光回線終端装置と、前記局側光回線終端装置と光通信路経由で接続され、予め設定されたサービスのグレードに応じて複数のグループのうちのいずれかに属するようにグルーピングされた複数の加入者側光回線終端装置とを備え、
    前記局側光回線終端装置は、
    当該局側光回線終端装置への登録を要求する登録要求信号を未登録の前記加入者側光回線終端装置に送信させるための登録要求送信制御信号を生成するにあたり、前記複数のグループのグループ識別子のうちのいずれかのグループ識別子を格納する複数の登録要求送信制御信号を生成する登録要求送信制御信号生成部と、
    前記登録要求送信制御信号生成部により生成された前記複数の登録要求送信制御信号を複数の前記加入者側光回線終端装置に送信する信号送信制御部とを備え、
    前記加入者側光回線終端装置は、
    前記局側光回線終端装置への自装置の登録が未だ行われておらず、かつ、受信された前記登録要求送信制御信号に格納されているグループ識別子が自装置の属するグループのグループ識別子と一致している場合には、前記登録要求信号を送信すべきと判定し、受信された前記登録要求送信制御信号に格納されているグループ識別子が自装置の属するグループのグループ識別子と一致していない場合には、前記登録要求信号を送信すべきでないと判定する送信可否判定部を備え
    前記信号送信制御部は、
    グレードの高い前記サービスに対応した前記グループ識別子が格納されている前記登録要求送信制御信号ほど送信頻度を高くする光通信システム。
  2. 前記登録要求送信制御信号生成部は、
    1の前記登録要求送信制御信号に対し、互いに異なる複数の前記グループ識別子を格納する請求項1に記載の光通信システム。
  3. 局側光回線終端装置と、前記局側光回線終端装置と光通信路経由で接続され、予め設定されたサービスのグレードに応じて複数のグループのうちのいずれかに属するようにグルーピングされた複数の加入者側光回線終端装置とを備える光通信システムにおける信号送信制御方法であって、
    前記局側光回線終端装置は、
    当該局側光回線終端装置への登録を要求する登録要求信号を未登録の前記加入者側光回線終端装置に送信させるための登録要求送信制御信号を生成するにあたり、前記複数のグループのグループ識別子のうちのいずれかのグループ識別子を格納する複数の登録要求送信制御信号を生成する登録要求送信制御信号生成ステップと、
    前記登録要求送信制御信号生成ステップにより生成された前記複数の登録要求送信制御信号を複数の前記加入者側光回線終端装置に送信する送信制御ステップとを実行し
    前記加入者側光回線終端装置は、
    前記局側光回線終端装置への自装置の登録が未だ行われておらず、かつ、受信された前記登録要求送信制御信号に格納されているグループ識別子が自装置の属するグループのグループ識別子と一致している場合には、前記登録要求信号を送信すべきと判定し、受信された前記登録要求送信制御信号に格納されているグループ識別子が自装置の属するグループのグループ識別子と一致していない場合には、前記登録要求信号を送信すべきでないと判定する送信可否判定ステップを実行し、
    前記送信制御ステップでは、
    グレードの高い前記サービスに対応した前記グループ識別子が格納されている前記登録要求送信制御信号ほど送信頻度を高くする信号送信制御方法。
  4. 前記登録要求送信制御信号生成ステップでは、
    1の前記登録要求送信制御信号に対し、互いに異なる複数の前記グループ識別子を格納する請求項3に記載の信号送信制御方法。
  5. 予め設定されたサービスのグレードに応じて複数のグループのうちのいずれかに属するようにグルーピングされた複数の加入者側光回線終端装置と光通信路経由で接続される局側光回線終端装置であって、
    当該局側光回線終端装置への登録を要求する登録要求信号を未登録の前記加入者側光回線終端装置に送信させるための登録要求送信制御信号を生成するにあたり、前記複数のグループのグループ識別子のうちのいずれかのグループ識別子を格納する複数の登録要求送信制御信号を生成する登録要求送信制御信号生成部と、
    前記登録要求送信制御信号生成部により生成された前記複数の登録要求送信制御信号を複数の前記加入者側光回線終端装置に送信する信号送信制御部とを備え
    前記信号送信制御部は、
    グレードの高い前記サービスに対応した前記グループ識別子が格納されている前記登録要求送信制御信号ほど送信頻度を高くする局側光回線終端装置。
  6. 前記登録要求送信制御信号生成部は、
    1の前記登録要求送信制御信号に対し、互いに異なる複数の前記グループ識別子を格納する請求項5に記載の局側光回線終端装置。
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