JP6085244B2 - 光通信システム、信号送信制御方法及び加入者側光回線終端装置 - Google Patents

光通信システム、信号送信制御方法及び加入者側光回線終端装置 Download PDF

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Description

本発明は、光通信システム、信号送信制御方法及び加入者側光回線終端装置に関する。
アクセス網形態の1つとして、PON(Passive Optical Network)が知られている。PONは、通信事業者側に設置されるOLT(Optical Line Terminal:局側光回線終端装置)と、加入者側に設置されるONU(Optical Network Unit:加入者側光回線終端装置)との間での通信において、光−電気変換を行わずに受動素子であるスプリッタを用いで光信号を複数に分岐するようにされたアクセス網形態である。このようなPONでは、一心の光ファイバーを複数ユーザで共有することができるため、経済的なネットワークを構築できる。
PONのうち、OLTとONUとがイーサネット(登録商標、以下同様)フレームにより通信を行うものについては、EPON(Ethernet(登録商標、以下同様) PON)と呼ばれる。
EPONのうち、伝送速度が1GbpsであるGE−PON(Gigabit Ethernet PON)は、高速かつ安価なFTTH(Fiber To The Home:光ファイバーを伝送路として加入者宅へ直接引き込む、アクセス系光通信の網構成方式)サービスを提供することができる。このため、GE−PONは、特に国内では広く用いられている。最近では、伝送速度を10Gbpsに高速化した10G−EPONの標準仕様が検討されている。
また、近年では、PON用光リピータの検討が進められ、標準規格を拡張して、分岐数を増大することが可能となった。具体的には、これまでのPONでは光信号強度の制約から32分岐以下で使われることが多かったのに対し、1000分岐などの多分岐接続が可能となった。
一般に、PONにおいては、OLTからONUへの通信の方向を下り方向と呼び、ONUからOLTへの通信の方向を上り方向と呼ぶ。
EPONをはじめとする多くのPONでは、上り方向の通信は時分割多元接続によって行われる。OLTにより、それぞれのONUの送信タイミングを制御することで、複数のONUがOLTと時分割通信できるようにしている。10G−EPONの上り方向の通信も同様に時分割多元接続により行われる。10G−EPONでは、1台のOLTに、上り伝送速度が異なる複数のONUが接続できる方式が検討されている。このとき、異なる速度のONUとの間であっても、時分割多元接続により上り方向の通信を実現する。
上り方向の通信が時分割多元接続によって行われる多くのPONでは、上り方向の通信の帯域を効率的に使用するために、それぞれのONUについての上り方向の通信を許可する帯域を、通信の状況に応じて動的に変更するという動的帯域割り当て機能を備えている。
ここで、PONにおけるONUごとの帯域は、例えばOLTが各ONUに対して送信許可量を算出し、その送信時間帯を排他的に確保することにより、割り当てることができる。ONUはOLTによって割り当てられた時間帯にのみ上り方向の信号を送信する。このため、割り当てられた時間帯を待つための待ち時間は伝送遅延時間に加算される。
EPONには、MPCP(Multi Point-Control Protocol)と呼ばれる、1つのOLTが複数のONUの通信を制御するためのプロトコルが標準で定められている。MPCPとしては、未登録のONUを検出するためのDiscovery Processingと、ONUが送信する上り方向の信号の送信タイミングを制御するためのREPORT Processing・GATE Processingとが知られている。
EPONでは、ONUがPONに接続されると、OLTはそのONUを発見し、ONUにLLID(Logical Link ID)を付与して通信リンクを自動的に確立する。この機能をP2MPディスカバリ(Point to multi-point Discovery)と呼ぶ。MPCPのDiscovery Processingは、P2MPディスカバリを実現するためのプロトコルである。
図5のシーケンス図は、Discovery ProcessingとしてのP2MPディスカバリ処理における通信手順を示している。
Discovery Processingにおいて、先ず、OLTは、Discovery Informationを格納したGATEフレームであるDiscovery GATEフレームを各ONUに対して送信して、送信タイミングを通知する(ステップS1)。
GATEフレームは、ONUに送信タイミングなどの送信に関する制御情報を通知するフレームであり、Discovery GATEフレームは、REGISTER_REQフレームの送信タイミングなどを示す制御情報を未登録のONUに対して通知するフレームである。GATEフレームは、Messages sent on broadcast cannelを用いて送信される。
次に、OLTに未登録のONUは、Discovery GATEフレームを受信すると、衝突回避のためランダム遅延時間(Random delay)を待機した後、REGISTER_REQフレームを送信する(ステップS2)。REGISTER_REQフレームは、Messages sent on broadcast cannelを用いて送信される。OLTは、ONUからのREGISTER_REQフレームを受信する可能性のある時間だけDiscovery Windowを設定し、設定したDiscovery Windowの期間において未登録の各ONUからのREGISTER_REQフレームを受信する。
次に、OLTはREGISTER_REQフレームの受信に応じて、REGISTER_REQフレームの送信元であるONU(またはUNIポート)の識別子であるLLIDを新規に登録する。そのうえで、REGISTERフレームにより、登録したLLIDを通知する(ステップS3)。REGISTERフレームは、Messages sent on broadcast channelを用いて送信される。
このようにOLTからONUに対してLLIDが通知されることにより、OLTとONUとがLLIDを利用して通信を実行可能になる。つまり、OLTとONUとの間でのリンクが確立される。
続いて、OLTは、GATEフレームにより上り方向の送信タイミングを通知し(ステップS4)、ONUは通知されたタイミングに従ってREGISTER_ACKを返す(ステップS5)。
上記ステップS1〜S5の各処理により、P2MPディスカバリ処理が実現されている。このGATEフレームと、REGISTER_ACKは、Messages sent on unicast channelsを用いて送信される。
このようにOLTとONUの間でDiscovery Processingとしての通信が実行される(例えば、非特許文献1参照)。
図6のタイミングチャートは、P2MPディスカバリ処理におけるDiscovery GATEフレームとREGISTER_REQフレームの送受信タイミング例を示している。なお、図5との対応では、図6に示されるDiscovery GATEフレームの送受信はステップS1に対応し、REGISTER_REQフレームの送受信はステップS2に対応する。
また、同図に示されるONU200−k、ONU200−nは、それぞれ、複数のONUのうちの1つを示している。図6の説明にあたり、ONU200−k、ONU200−nを含む複数のONUについて特に区別しない場合には、ONU200と記載する。
図6において、先ず、OLT100は、時刻t0においてDiscovery GATEフレームをブロードキャストにより、各ONU200に対して送信する。上記のように送信されるDiscovery GATEフレームは、送信許可時間Tと、送信許可時間Tの開始時刻t1とを指定する情報を制御情報として含む。
未登録のONU200はDiscovery GATEフレームの受信に応答して、Discovery GATEフレームにより指定された開始時刻t1から開始される送信許可時間Tにおいて、ランダムなタイミングでREGISTER_REQフレームを送信する。ONU200−nの通信距離を、許容範囲における最長の通信距離とすると、同図に示す時間長TD0による期間がDiscovery Windowとなる。Discovery Windowの期間の開始タイミングは、OLT100における開始時刻t1であり、終了タイミングは、ONU200−nにおける送信許可時間Tの終了時刻からOLT100までの伝搬時間に応じて遅延した時刻である。即ち、Discovery Windowは、未登録のONU200からのREGISTER_REQフレームを優先して受け付ける期間である。
Discovery Windowの期間の時間長TD0は、OLT100がDiscovery GATEフレームを送信するタイミングに基づいて設定する。Discovery Windowの期間においては、登録済のONUがOLTに対して上り方向の送信を行わないように、OLTが制御を実行する。
EPONの上り方向の通信については、OLTが各ONUの上り方向の送信データ量を算出し、算出した送信データ量を通知することにより、ONUごとに送信時間を確保させるように帯域制御を実行する。Discovery Windowの期間は、未登録のONUからのREGISTER_REQフレームが受信される期間である。そこで、Discovery Windowの期間において、OLTは、登録済みのONUによる上り方向の送信が行われないように帯域制御を実行する。これにより、登録済のONUから送信される信号と、未登録のONUから送信されるREGISTER_REQフレームとの衝突を回避することができる。
IEEE std 802.3-2012 SECTION FIVE
P2MPディスカバリ処理のシーケンスにおいて、REGISTER_REQフレームの衝突が生じた場合、衝突したREGISTER_REQフレームは廃棄される。この場合、廃棄されたREGISTER_REQフレームの送信元のONUについてはP2MPディスカバリのシーケンスは完了せず、OLTとのリンクが確立しない。
この場合、衝突したREGISTER_REQフレームの送信元のONUは、次回のP2MPディスカバリ処理により再度登録処理を行う必要がある。
特に、送信許可時間Tが短い場合や、リンクを確立すべき未登録のONU数が多い場合には衝突が発生する頻度が高くなり、P2MPディスカバリ処理が完了してONUが通信を開始できるまでに長い時間を要する場合がある。
通信システムにおいて、一般には、リンクの確立から通信開始までの時間が短いほど、また、また、遅延時間が短いほど通信性能が高い。
EPONにおいてP2MPディスカバリ処理が実行される間隔は、0.1〜1.5secほどと長い。このために、P2MPディスカバリ処理について1度のリトライが生じるだけでも遅延への影響は大きい。さらに、システム起動時などのように多数のONUと同時にP2MPディスカバリ処理を実行する場合には、REGISTER_REQフレームの信号が衝突する頻度が増大する。このような状態では、2回以上のリトライとなる場合もあり遅延がさらに拡大する。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、複数の加入者側光回線終端装置から受信した登録要求信号に衝突が発生した場合の登録要求信号の正常受信が成功する確率を高めることを目的とする。
本発明の一態様は、局側光回線終端装置と、前記局側光回線終端装置と光通信路経由で接続される加入者側光回線終端装置とを備え、前記加入者側光回線終端装置は、前記局側光回線終端装置から送信された登録要求送信制御信号の受信に応じて、装置の登録を前記局側光回線終端装置に要求する登録要求信号を送信する際の光信号出力パワーをランダムに決定する光信号出力パワー決定部と、前記光信号出力パワー決定部が決定した光信号出力パワーにより前記登録要求信号を前記局側光回線終端装置に送信する光信号送信部とを備える光通信システムである。
本発明の一態様は、局側光回線終端装置と、前記局側光回線終端装置と光通信路経由で接続される加入者側光回線終端装置とを備える光通信システムにおける信号送信制御方法であって、前記加入者側光回線終端装置は、光信号出力パワー決定部が、前記局側光回線終端装置から送信された登録要求送信制御信号の受信に応じて、装置の登録を前記局側光回線終端装置に要求する登録要求信号を送信する際の光信号出力パワーをランダムに決定するステップと、光信号送信部が、前記光信号出力パワー決定部が決定した光信号出力パワーにより前記登録要求信号を前記局側光回線終端装置に送信するステップとを備える信号送信制御方法である。
本発明の一態様は、局側光回線終端装置と光通信路経由で接続される加入者側光回線終端装置であって、前記局側光回線終端装置から送信された登録要求送信制御信号の受信に応じて、装置の登録を前記局側光回線終端装置に要求する登録要求信号を送信する際の光信号出力パワーをランダムに決定する光信号出力パワー決定部と、前記光信号出力パワー決定部が決定した光信号出力パワーにより前記登録要求信号を前記局側光回線終端装置に送信する光信号送信部とを備える加入者側光回線終端装置である。
以上説明したように、本発明によれば、複数の加入者側光回線終端装置から受信した登録要求信号に衝突が発生した場合の登録要求信号の正常受信が成功する確率が高まるという効果が得られる。
本実施形態における光通信システムの構成例を示す図である。 本実施形態におけるP2MPディスカバリ処理における、Discovery GATEフレームの送信に応じたREGISTER_REQフレームの送受信タイミングの一例を示す図である。 本実施形態におけるONUの構成例を示す図である。 本実施形態におけるONUがREGISTER_REQフレームの送信に関連して実行する処理手順例を示すフローチャートである。 P2MPディスカバリ処理における通信手順例を示すシーケンス図である。 P2MPディスカバリ処理におけるDiscovery GATEフレームとREGISTER_REQフレームの送受信タイミングの一例を示す図である。
図1は本実施形態における光通信システムの構成例を示している。同図に示す光通信システムは、例えば10G−EPONに対応する。
同図に示す光通信システムは、1つのOLT(Optical Line Terminal:局側光回線終端装置)100と複数のONU(Optical Network Unit:加入者側光回線終端装置)200−1〜200−nとが光通信路500を介して接続される。光通信路500は光スプリッタや光ファイバーなどを備えて形成される。
なお、以降の説明において、ONU200−1〜200−nについて特に区別しない場合には、ONU200と記載する。
OLT100は、通信事業者側に設置される光回線終端装置である。OLT100の上流に対しては上位ネットワーク300が接続される。上位ネットワーク300は、例えばインターネット上などに存在する各種のサーバなどを含む。
OLT100は、例えば上位ネットワーク300と光通信路500との間の通信において、電気信号と光信号との間での信号変換を行ったり、信号の多重化などを行ったりする。
ONU200は、加入者側に設置される光回線終端装置である。ONU200(200−1〜200−n)の下流側には、下位ネットワーク400(400−1〜400−N)が接続される。下位ネットワーク400には、例えば加入者の自宅などで使用されるパーソナルコンピュータなどをはじめとしたネットワーク機器が含まれる。
上記のように構成される光通信システムにおいて、OLT100側で未登録のONU200は、OLT100とのリンクが確立されないためにOLT100と通信を行うことができない。そこで、OLT100に未登録のONU200については、OLT100とのリンクを確立して通信が可能な状態とする必要がある。
このために、OLT100と未登録のONU200との間では、図5に示した手順によるP2MPディスカバリ処理を実行する。
OLT100は、図5のステップS1においてDiscovery GATEフレームを、光通信路500経由で接続される全てのONU200に対してブロードキャストにより送信する。Discovery GATEフレームには、送信許可時間Tと、送信許可時間Tの開始時刻t1が格納される。送信許可時間Tは、ONU200によるREGISTER_REQフレームの送信が許可される期間の時間長である。
図5のステップS2においてREGISTER_REQフレームが正常に送受信された場合、OLT100とONU200は、図5のステップS3以降の処理を実行する。
ONU200は、REGISTER_REQフレームを送信する際、図6にて説明したように、衝突回避のために、送信許可時間Tにおいてランダムに決定したタイミング(ランダム遅延時間)でREGISTER_REQフレームを送信するようにしている。しかし、例えば特に未登録のONU200が多数であるような状況においては、限られた送信許可時間Tにおいて送信されるREGISTER_REQフレームの数も多数となるためにREGISTER_REQフレームが衝突する確率が高くなる。
図6では、ONU200−kが送信したREGISTER_REQフレームRkとONU200−nが送信したREGISTER_REQフレームRnとが衝突している例が示されている。
REGISTER_REQフレームに衝突が発生し、例えば衝突の生じたREGISTER_REQフレームの衝突部分の信頼性(例えばエラーレートなど)が一定以下の場合、衝突したREGISTER_REQフレームは破棄される。このようにREGISTER_REQフレームが破棄された場合、衝突したREGISTER_REQフレームの送信元のONU200はOLT100に登録されないために、次回のP2MPディスカバリ処理においてリトライのための通信が実行される。このようなリトライが通信時間の遅延を招き、例えば光通信システムにおける通信性能劣化の要因となる。
そこで、本実施形態においては、ONU200が、Discovery GATEフレームの受信に応答してREGISTER_REQフレームを送信するにあたり、送信時の光信号の出力パワー(光信号出力パワー)をランダムに変更するように構成される。これにより、OLT100にて受信されたREGISTER_REQフレームに衝突が発生した場合において、REGISTER_REQフレームが正常受信される確率の向上を図る。
本実施形態において、正常受信とは、例えば、受信後の復調、エラー訂正などの処理によって正常にREGISTER_REQフレームが復元されることをいう。
図2のタイミングチャートは、本実施形態におけるP2MPディスカバリ処理におけるDiscovery GATEフレーム(登録要求送信制御信号)とREGISTER_REQフレーム(登録要求信号)の送受信タイミング例を示している。
OLT100は、時刻t0においてDiscovery GATEフレームをブロードキャストにより、各ONU200に対して送信する。Discovery GATEフレームは、送信許可時間Tと、送信許可時間Tの開始時刻t1とを指定する情報を含む。 OLT100によるDiscovery GATEフレームの送信は、図5との対応ではステップS1に対応する。
OLT100は、Discovery GATEフレームを送信した後、開始時刻t1を開始時点として時間長TD0によるDiscovery Windowの期間を設定する。OLT100は、Discovery Windowの期間においてREGISTER_REQフレームの受信を受け付ける。
ONU200は、図5のステップS2として示すように、Discovery GATEフレームの受信に応答してREGISTER_REQフレームを送信する。
標準の規格に準拠した場合、ONUの各々は、予め定められた一定の光信号出力パワーによってREGISTER_REQフレームを送信する。また、1つのONUは、Discovery GATEフレームを受信する都度、予め定められた一定の光信号出力パワーによってREGISTER_REQフレームを送信する。
これに対して、本実施形態のONU200は、Discovery GATEフレームの受信ごとに応じてREGISTER_REQフレームを送信するにあたり、光信号出力パワーをランダムに決定する。そして、ONU200は、決定した光信号出力パワーによりDiscovery GATEフレームを送信する。
図2においては、上記のように各ONU200がランダムに光信号出力パワーを決定した場合のONU200−k、ONU200−nのREGISTER_REQフレームの送信結果が示されている。同図においては、ONU200−kが高い光信号出力パワーによりREGISTER_REQフレームRkを送信し、ONU200−nが低い光信号出力パワーによりREGISTER_REQフレームRnを送信した結果が示されている。
図2においては、OLT100にて受信されたREGISTER_REQフレームRkとREGISTER_REQフレームRnとの受信期間が一部重複することにより衝突している状態が示されている。ただし、REGISTER_REQフレームRkは高い光信号出力パワーにより送信され、REGISTER_REQフレームRnは高い光信号出力パワーにより送信されている。このため、OLT100にて受信されたREGISTER_REQフレームRkの受信レベルは高く、REGISTER_REQフレームRnの受信レベルは低い。つまり、REGISTER_REQフレームRkとREGISTER_REQフレームRnとは一定以上の受信レベル差を有している。
このように衝突した状態の複数のREGISTER_REQフレームの間で一定以上の受信レベル差が生じている場合には、例えば、受信レベルが高い方のREGISTER_REQフレームについて正常受信できる可能性が高くなる。
図2の例であれば、REGISTER_REQフレームRkが正常受信される確率が高い。REGISTER_REQフレームRkが正常受信された場合、OLT100は、図5のステップS3以降の処理を実行することにより、REGISTER_REQフレームRkの送信元であるONU200−kの登録を行う。
なお、上記の説明によれば、図2に示すDiscovery GATEフレームとREGISTER_REQフレームの送受信のシーケンス(P2MPディスカバリ)においては、ONU200−nが送信したREGISTER_REQフレームが正常受信されずに破棄される。この場合、ONU200−nはOLT100に登録されない。
しかし、例えば次回以降においてP2MPディスカバリのシーケンスが繰り返されることで、いずれは、ONU200−nが送信するREGISTER_REQフレームも正常受信され、登録が行われるものである。
このように、本実施形態においては、ONU200がランダムに決定した光信号出力パワーによりREGISTER_REQフレームを送信することで、OLT100にて受信されるREGISTER_REQフレームの受信レベル差が大きくなる確率を高めている。このように受信レベル差が大きくなる確率が高まることによって、REGISTER_REQフレームに衝突が発生した場合であっても、一部のREGISTER_REQフレームが正常受信される確率が高められる。
これにより、全ての未登録のONU200が登録要求処理を完了するまでの時間が短縮され、通信品質の劣化を抑制することができる。
また、本実施形態においてREGISTER_REQフレームの正常受信の確率の向上は、ONU200側にてREGISTER_REQフレームを送信する際の光信号出力パワーを変更することによって実現されている。OLT100としては、標準規格に従ってDiscovery GATEフレームを送信し、REGISTER_REQフレームの受信に応じた処理を実行すればよい。つまり、本実施形態におけるOLT100としては標準の規格に準拠したものをそのまま使用できる。
また、本実施形態におけるREGISTER_REQフレームも、送信時の光信号出力パワーが変更されるだけであって、REGISTER_REQフレームとしての構造などについては特に標準規格からの変更はない。つまり、本実施形態においては、REGISTER_REQフレームについても標準規格に準拠した形式を用いることができる。
次に、図3を参照して、本実施形態のONU200の構成例について説明する。同図に示すONU200は、波長合分波器201、光受信部202、制御部203、ユーザデータ伝送部204及び光信号送信部205を備える。
波長合分波器201は、OLT100の波長合分波器201と同様に、上り方向と下り方向の各光信号の波長に対応する波長フィルタを備える。波長合分波器201は、光ファイバーにより伝送される光信号から下り方向の光信号に対応する波長を分離することによって、OLT100から送信された光信号を抽出して光受信部202に出力する。
また、波長合分波器201は、光信号送信部205から出力された上り方向に対応する波長を有する光信号を光ファイバーにより伝送される光信号に合成し、OLT100に送信する。
光受信部202は、波長合分波器201から入力した光信号をデータ信号に復調して制御部203に出力する。
制御部203は、OLT100との通信及び下位ネットワーク400との通信に関する制御を実行する。
ユーザデータ伝送部204は、下位ネットワーク400からONU200に対して送信されたユーザデータを受信し、制御部203に受け渡す。また、ユーザデータ伝送部204は、制御部203から受け渡されたユーザデータを下位ネットワーク400に伝送する。
光信号送信部205は、制御部203の送信信号蓄積部234から出力された送信信号(ユーザデータ、REPORTフレーム、REGISTER_REQフレームなど)を入力し、上り方向に対応する波長を有する光信号に変換し、変換した光信号を波長合分波器201に供給してOLT100に送信する。
そのうえで、本実施形態の光信号送信部205は、REGISTER_REQフレームをOLT100に送信する際には、制御部203における光信号出力パワー決定部233が決定した光信号出力パワーにより送信する。
同じ図3を参照して制御部203の構成例について説明する。同図に示す制御部203は、信号弁別部231、登録要求信号生成部232、光信号出力パワー決定部233、送信信号蓄積部234、送信制御部235及びREPORTフレーム生成部236を備える。
信号弁別部231は、光受信部202から入力した信号について弁別する。
OLTから送信される信号には各ONUに送信すべき信号が多重化されている。信号弁別部231は、受信した信号(フレーム)が自分宛であるか否かについて判断する。ここで、自分宛の信号とは、OLT100からブロードキャストにより送信された信号、もしくはフレームに格納されるLLID(Logical Link ID)が自分のLLIDと一致する信号である。ブロードキャストにより送信される信号の場合、宛先アドレス(DA)には、ブロードキャストに対応した所定のアドレスが格納される。信号弁別部231は、宛先アドレス(DA)を参照することにより、ブロードキャストにより送信された信号であるか否かを判定できる。
さらに、信号弁別部231は、受信した信号が自分宛に送信された信号である場合には、受信した信号の種別について判定する。
例えば、ブロードキャストにより送信された信号のフレームにおけるデータ(フレーム)種別を示す情報がDiscovery GATEフレームであることを示す場合、信号弁別部231は、受信した信号の種別がDiscovery GATEフレームであると判定する。
信号弁別部231は、Discovery GATEフレームを受信したと判定した場合、受信したDiscovery GATEフレームを送信制御部235に出力する。また、信号弁別部231は、Discovery GATEフレームを受信したと判定した場合、受信した信号がDiscovery GATEフレームであったことの通知を、登録要求信号生成部232と光信号出力パワー決定部233とに対して行う。
また、信号弁別部231は、受信した自分宛の信号のフレームにおけるデータ(フレーム)種別を示す情報が、GATEフレーム(Discovery GATEフレーム以外)であることを示す場合、受信した信号がGATEフレームであると判定する。
この場合、信号弁別部231は、受信したGATEフレームを送信制御部235に出力する。
また、信号弁別部231は、受信した自分宛の信号のフレームにおけるデータ(フレーム)種別を示す情報がユーザデータであることを示す場合、受信した信号がユーザデータであると判定する。この場合、信号弁別部231は、受信したユーザデータを、ユーザデータ伝送部204から下位ネットワーク400に送信する。
登録要求信号生成部232は、信号弁別部231からDiscovery GATEフレームが受信されたことの通知を受けるのに応じて、REGISTER_REQフレームを生成する。
上記のように生成されたREGISTER_REQフレームは、送信信号蓄積部234にて蓄積される。
光信号出力パワー決定部233は、信号弁別部231からDiscovery GATEフレームが受信されたことの通知を受けるのに応じて、受信が通知されたDiscovery GATEフレームに応答したREGISTER_REQフレームを送信する際の光信号出力パワーを決定する。
光信号出力パワー決定部233は、光信号出力パワーをランダムに決定する。具体例として、光信号出力パワー決定部233は、例えば光信号出力パワーの最小値から最大値までの数値範囲において乱数を発生させることにより、光信号出力パワーをランダムに決定すればよい。
光信号出力パワー決定部233は、決定した光信号出力パワーを光信号送信部205の光信号出力パワー変更部252に出力する。
送信信号蓄積部234は、送信待ちの送信信号を一時的に蓄積するバッファである。送信信号蓄積部234が蓄積する送信信号は、例えば下位ネットワーク400からユーザデータ伝送部204を介して伝送されたユーザデータ、登録要求信号生成部232が生成したREGISTER_REQフレーム、REPORTフレーム生成部236が生成するREPORTフレームなどである。
送信制御部235は、GATEフレームにより通知された帯域(データ送信量)と送信タイミングに従って送信制御を実行する。つまり、送信制御部235は、GATEフレームにより通知された送信タイミングで、送信信号蓄積部234が蓄積している送信信号のうち、GATEフレームにより通知されたデータ送信量の送信信号を光信号送信部205に出力させる。これにより、GATEフレームにより通知されたデータ送信量の送信信号が、GATEフレームにより通知された送信タイミングによりOLT100に送信される。
REPORTフレーム生成部236は、REPORTフレームを生成する。REPORTフレームは、送信信号蓄積部234に蓄積されている送信待ちの送信信号のデータ量をONU200からOLT100に通知するフレームである。
REPORTフレーム生成部236は、送信信号蓄積部234に蓄積されている送信待ちの送信信号のデータ量を示すデータ量情報を格納したREPORTフレームを生成する。
生成されたREPORTフレームは、送信信号蓄積部234に一旦蓄積されたうえで、送信制御部235の制御によってOLT100に送信される。
REPORTフレームを受信したOLT100は、REPORTフレームが格納するデータ量情報が示すデータ量と、REPORTフレームの送信元以外のONUのデータ量とに基づいて、REPORTフレームの送信元のONU200に割り当てるべき上り方向の帯域(データ送信量)と送信タイミングとを算出する。ここで算出される送信タイミングは、Discovery GATEフレームとの対応では、図2における送信許可時間Tと、送信許可時間Tの開始時刻t1に対応する。
OLT100は、算出したデータ送信量と送信タイミングの情報を格納したGATEフレームを生成し、REPORTフレームの送信元のONU200に送信する。このように、GATEフレームによっては、データ送信量と送信タイミングがONU200に通知される。
ONU200にて受信されたGATEフレームは、前述のように制御部203における送信制御部235に出力され、送信制御部235は、入力したGATEフレームが示すデータ送信量と送信タイミングとに基づいて、送信信号蓄積部234に蓄積されている送信待ちの送信信号についての送信制御を実行する。
同じ図3を参照して、光信号送信部205の構成について説明する。同図に示す光信号送信部205は、光送信部251と光信号出力パワー変更部252とを備える。
光送信部251は、制御部203の送信信号蓄積部234から出力された送信信号(ユーザデータ、REPORTフレーム、REGISTER_REQフレームなど)を入力し、上り方向に対応する波長を有する光信号に変換する。光送信部251は、変換により得られた光信号を、OLT100への送信のために所定の光信号出力パワーにより出力する。
光信号出力パワー変更部252は、光送信部251から入力した光信号の光信号出力パワーを、光信号出力パワー決定部233が決定した光信号出力パワーに変更して波長合分波器201に出力する。
光信号出力パワー変更部252には可変光アッテネータを用いることができる。
あるいは、光送信部251にてDiscovery GATEフレームのデータを光信号に変換する際の電圧制御によって光送信部251から出力される光信号の出力パワーを変更するように構成してもよい。この場合、光信号出力パワー変更部252としての機能は、例えば光送信部251に含めることができる。
なお、光信号送信部205の光送信部251が光信号に設定する光信号出力パワーが最大値に対応するような場合、光信号出力パワー決定部233は、光信号出力パワーそのものに代えて、最大値に対応する光信号出力パワーに対する減衰率をランダムに設定するようにしてもよい。この場合、光信号出力パワー変更部252は、光信号出力パワー決定部233により決定された減衰率に従って、光送信部251から入力されるREGISTER_REQフレームの光信号出力パワーを減衰させればよい。
次に、図4のフローチャートを参照して、本実施形態のONU200がREGISTER_REQフレームの送信に関連して実行する処理手順例について説明する。なお、同図に示す処理は未登録のONU200が実行する。
ONU200において、信号弁別部231は、Discovery GATEフレームが受信されるのを待機している(ステップS101−NO)。つまり、信号弁別部231は、受信した信号についての弁別結果として、Discovery GATEフレームであるとの弁別結果が得られるのを待機する。
Discovery GATEフレームが受信されるのに応じて(ステップS101−YES)、登録要求信号生成部232は、ステップS101にて受信されたDiscovery GATEフレームに応答して送信すべきREGISTER_REQフレームを生成する(ステップS102)。生成されたREGISTER_REQフレームは、ステップS101にて受信されたDiscovery GATEフレームにより通知された送信タイミングに至るまで、送信信号蓄積部234にて蓄積される。
また、光信号出力パワー決定部233は、ステップS101にて受信されたDiscovery GATEフレームに応答してREGISTER_REQフレームを送信するにあたっての光信号出力パワーをランダムに決定する(ステップS103)。
光信号出力パワー決定部233は、ステップS103により決定した光信号出力パワーを光信号出力パワー変更部252に設定する(ステップS104)。
送信制御部235は、ステップS101に対応して受信したDiscovery GATEフレームの通知に応じたタイミングで、送信信号蓄積部234に蓄積されているREGISTER_REQフレームをOLT100に送信するための制御を実行する(ステップS105)。
このような処理が実行されることにより、ONU200は、Discovery GATEフレームの受信ごとに応じて、ランダムな光信号出力パワーによりREGISTER_REQフレームをOLT100に対して送信することができる。
なお、上述した実施形態におけるOLT100とONU200をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによってOLT100とONU200の各動作を実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は本実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
100 OLT, 200 ONU, 201 波長合分波器, 202 光受信部, 203 制御部, 204 ユーザデータ伝送部, 205 光信号送信部, 231 信号弁別部, 232 登録要求信号生成部, 233 光信号出力パワー決定部, 234 送信信号蓄積部, 235 送信制御部, 236 REPORTフレーム生成部, 251 光送信部, 252 光信号出力パワー変更部, 300 上位ネットワーク, 400 下位ネットワーク, 500 光通信路

Claims (3)

  1. 局側光回線終端装置と、前記局側光回線終端装置と光通信路経由で接続される加入者側光回線終端装置とを備え、
    前記加入者側光回線終端装置は、
    前記局側光回線終端装置から送信された登録要求送信制御信号の受信に応じて、装置の登録を前記局側光回線終端装置に要求する登録要求信号を送信する際の光信号出力パワーをランダムに決定する光信号出力パワー決定部と、
    前記光信号出力パワー決定部が決定した光信号出力パワーにより前記登録要求信号を前記局側光回線終端装置に送信する光信号送信部とを備える
    光通信システム。
  2. 局側光回線終端装置と、前記局側光回線終端装置と光通信路経由で接続される加入者側光回線終端装置とを備える光通信システムにおける信号送信制御方法であって、
    前記加入者側光回線終端装置は、
    光信号出力パワー決定部が、前記局側光回線終端装置から送信された登録要求送信制御信号の受信に応じて、装置の登録を前記局側光回線終端装置に要求する登録要求信号を送信する際の光信号出力パワーをランダムに決定するステップと、
    光信号送信部が、前記光信号出力パワー決定部が決定した光信号出力パワーにより前記登録要求信号を前記局側光回線終端装置に送信するステップとを備える
    信号送信制御方法。
  3. 局側光回線終端装置と光通信路経由で接続される加入者側光回線終端装置であって、
    前記局側光回線終端装置から送信された登録要求送信制御信号の受信に応じて、装置の登録を前記局側光回線終端装置に要求する登録要求信号を送信する際の光信号出力パワーをランダムに決定する光信号出力パワー決定部と、
    前記光信号出力パワー決定部が決定した光信号出力パワーにより前記登録要求信号を前記局側光回線終端装置に送信する光信号送信部とを備える
    加入者側光回線終端装置。
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