JP2010219978A - 光伝送路終端装置、受動光網システムおよび帯域割当方法 - Google Patents

光伝送路終端装置、受動光網システムおよび帯域割当方法 Download PDF

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    • H04J3/1694Allocation of channels in TDM/TDMA networks, e.g. distributed multiplexers

Abstract

【課題】例えば、TCPデータ等の遅延によるスループットの劣化が大きいサービスに使用され、データ転送遅延と割当帯域を最適にして加入者要求元毎のスループットを最大にできる通信サービスを提供する。
【解決手段】PONシステムにおける局側装置のOLT10において、複数の宅側装置のONU20の各々からの帯域要求量を受け付けるMPCP制御部121と、受け付けた要求元毎の帯域要求量に基づいて、要求元毎に次回の帯域割当周期を算出する帯域割当周期算出部124と、受け付けた要求元毎の帯域要求量に基づいて、要求元毎に次回の帯域割当量を算出する動的帯域割当算出部123と、算出された帯域割当量に基づく送信許可を、複数のONU20の各々に送信するMPCP制御部121とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、高速光アクセスネットワークに関し、更に詳しくは、光ファイバで各家庭まで高速インターネットサービスを提供できる受動光網(PON:Passive Optical Network)システム、およびPONシステムに適用される局側装置の光伝送路終端装置(OLT:Optical Line Terminal)に適用して有効な技術に関する。
本発明者が検討したところによれば、PONシステムにおいては、大容量の画像信号やデータを通信網を介して送受信する為に、通信網の高速・広帯域化が加入者を通信網へ接続するアクセス網でも進められ、国際電気通信連合(以下、ITU−Tと称す)の勧告G984.1−3等で規定されたPONシステムの導入が図られている。
PONシステムは、上位の通信網と接続される局側装置のOLTと、複数の加入者の端末(PCや電話)を収容する宅側装置の加入者接続装置(ONU:Optical Network Unit)とを、基幹光ファイバと光スプリッタと複数の支線光ファイバとから成る光受動網で接続したシステムである。
PONシステムの光ファイバ網は、OLTに接続された集線光ファイバと、各ONUに接続された複数の支線光ファイバと、支線光ファイバと集線光ファイバとを結合する光スプリッタ(または光カプラ)とからなり、OLTと光スプリッタとの間の光伝送路を複数のONUで共用できる光分配網(ODN:Optical Distribution Network)形態となっている。
PONシステムは、他のブロードバンドアクセス技術に比較して、光ファイバの敷設コストを大幅に低減できる。特に、GE−PON(Gigabit−Ethernet PON)、G−PON(Gigabit−Capable PON)システムは、ギガビットレベルの高速度で可変長のデータフレーム転送が可能であり、エンドユーザに各種のブロードバンドネットワーク応用を提供できる。尚、GE−PONに関しては非特許文献1に、G−PONに関してはITU−T勧告の非特許文献2〜4に開示されている。
PONシステムにおいて、上り信号は、宅側装置のONU毎の信号の干渉を防止するため、複数のONUに対して時分割アクセスで上り方向の帯域を動的に割り当てている。既存の方法であるITU―T勧告G.983.4で規定されている方法によって帯域制御を行う場合、局側装置のOLTがONUからポーリング周期毎に収集する上り方向セルバッファのデータ蓄積情報を解析することによってDBA(Dynamic Bandwidth Assignment:動的帯域割当)機能を実現する。つまりデータ蓄積量の多いONUに対して、より大きな上り方向未使用帯域の割り当てを行う。
具体的には、局側装置のOLTは、各宅側装置のONUから予め上り方向に送出したいデータ量の帯域要求(リクエスト)を受け、それらに割り当てるべき帯域を決定し、送信許可帯域の通知(グラント)を行う。グラントは送信開始時刻と送信許可長とで構成される。これにより、ONUは上り方向に所定量のデータを送出することができる。
一方、宅側装置の複数のONUからの帯域要求に対して、どのように上り送信の帯域を割り当てるかについては、例えば、1つのONUからリクエストが届き次第、当該ONUに対して随時帯域を割り当てていく分散型DBAと、複数(通常全数)のONUからの帯域要求をポーリング周期で集め、それらの各帯域要求を基に総合的に帯域を割り当てる集中型DBAとがある。
ここで、ポーリング周期とは、帯域要求をONUから収集する周期のことであり、帯域割当周期とは、許可したONUからデータを送信する周期のことである。このポーリング周期と帯域割当周期は同じであってもよいし、異なっていてもよい。
例えば、ポーリング周期と帯域割当周期の関係については、上記分散型DBAでは、ポーリング周期と帯域割当周期が同じになることが知られている。また、上記集中型DBAでは、1つの上り方向のポーリング周期に基づいて、遅延の最大値を定めた低遅延クラスと、その定めのない通常遅延クラスとにサービスクラスを分け、低遅延クラスの帯域割当周期を通常遅延クラスのそれより小さく設定することにより、低遅延と帯域の有効活用を両立させたものが知られている。
このようなポーリング周期を制御する方法としては特許文献1に開示されている。この特許文献では、ONUがバーストトラフィックを受信した場合、ポーリング周期を制御することでデータ遅延を制御している。
ところで、IP(Internet Protocol)ネットワークでは、音声通信、データサービスに加えて、放送/電話/データ通信を融合したトリプルプレイ(triple play)サービスのように、高速データ転送を必要とするビデオ配信サービスが活発化している。トリプルプレイサービスにおけるネットワークテレビ(IPTV:Internet Protocol Television)は、最も重要なブロードバンド応用の一つである。
このIPネットワークでは、パケットを転送するために主にTCPプロトコルとUDPプロトコルが使用されて通信されている。信頼性の高いデータサービスにTCP(Transport Control Protocol)が用いられ、遅延の厳しい音声通信やIPTVサービスにはUDP(User Datagram Protocol)が用いられる。PONもこれらのパケットに帯域を割り当てて伝送することができる。PONシステムは、TCPパケットに通常遅延クラスの帯域を割り当て、UDPパケットに低遅延クラスの帯域を割り当てる。
一般にTCPのスループットは、ウィンドウサイズと往復時間RTT(Round−trip time)によって決定される。PONシステムは、TCPパケットにより大きい帯域を割り当てることで、ウィンドウサイズ分のパケットを高速転送し、高スループットを実現している。
例えば、1GbpsクラスのGE−PONでは、32の宅側装置が接続された場合、ONU毎の平均割当帯域は30Mbps相当になる。TCPのスループットは、ウィンドウサイズを64Kバイトとすると、往復時間RTTが17.1msec以下では、30Mbpsに達することができる。この往復時間RTTは、PON内のデータ遅延だけでなく、ネットワーク部分も含んでいる。1GbpsクラスのGE−PONにおいては、PON内のデータ遅延の影響は小さい。
国際公開第99/038292号
IEEE802.3ah「Ethernet in the First Mile」 ITU−T G.984.1「Gigabit−capable Passive Optical Networks(GPON):General characteristics」 ITU−T G.984.2「Gigabit−capable Passive Optical Networks(GPON):Physical Media Dependent(PMD)layer specification」 ITU−T G.984.3「Gigabit−capable Passive Optical Networks(GPON):Transmission convergence layer specification」
ところで、上述したようなPONシステムに関して、本発明者が検討した結果、以下のようなことが明らかとなった。例えば、従来の1GbpsクラスのGE−PONにおいては、帯域割当周期に起因するデータ遅延がTCPのRTTに与える影響は小さいため、TCPのスループットに影響を及ぼさない。しかしながら、10GbpsクラスのPONにおいては、帯域割当周期が一定の場合、データ遅延も一定となり、TCPのようなデータ転送の可否を確認するようなデータ転送プロトコルを用いた場合には、スループットが上がらないという問題がある。
図14を用いてRTTとスループットの関係を説明する。ユーザ端末からサーバにTCPデータを送信する場合を考える。ユーザ端末はTCPデータを送信する。ONU20は、TCPデータを受信後に帯域要求リクエスト(Report)を送信し、OLT10から送信許可帯域の通知(Grant)を受信する。ONU20は、許可された時間にデータを送信する。OLT10は、受信したTCPデータをサーバに転送する。サーバは、TCPデータを受信後に確認応答であるACKを、ユーザ端末に送信する。ユーザ端末は、このACK受信後に次のTCPデータを送信する。通常、TCPは、ACK受信までに送信できるパケット量をTCPウィンドウサイズと定義されている。RTTはTCPデータを送信してからACKを受信するまでの時間で定義される。また、PON内のデータ転送は、ONU20が帯域要求リクエストを送信してから、データを送信できるまでの時間を遅延と定義される。
例えば、10GbpsクラスのGE−PONでは、32の宅側装置が接続された場合、ONU毎の平均割当帯域は300Mbps相当になる。TCPのスループットは、ウィンドウサイズを64Kバイトとすると、往復時間RTTが1.71msec以下では、300Mbpsに達することができる。このとき、PON内のデータ遅延の影響は大きい。
つまり、上述した従来のシステムでは、サービスクラスによってのみ、帯域割当周期を決定しており、サービスクラスごとのPON内のデータ遅延が固定されているため、TCPのようなデータのRTTも固定されるので、TCPのようなデータのスループットが上がらない。もちろん、ウィンドウサイズを大きくすることも考えられるが、パケットが損失した場合、再送パケットが大量に発生してしまうという問題もあるため、これだけでは解決できない。
PON内のデータ遅延はDBAの処理時間によって決定される。これには、主に、データ量の帯域要求(リクエスト)を受け、それらに割り当てるべき帯域を決定し、送信許可帯域の通知(グラント)を行う時間が含まれる。通常、上記説明したように、PON内のデータ遅延は、ポーリング周期と帯域割当周期のN倍となる。
こうした従来のDBA技術においては、宅側装置のONUが局側装置のOLTから与えられた送信タイミングのうち、ポーリング周期毎に少なくとも1回の割合で必ず保守信号を送信しなければならない。また、ONUがデータを送信する場合、帯域割当周期毎に少なくとも1回の割合でデータ信号を送信する。更に、必ず信号のレベルを調整するための信号とクロックを同期するための信号をデータの直前に送信しなければならない。このため、データを伝送するための帯域が、保守信号を送出する分と信号のレベルを調整する分だけ減少することになる。この帯域の減少分は、ポーリング周期と帯域割当周期が短くなるほど大きくなる。
ここで、データ遅延を小さくするための方法について考える。例として、データの遅延を小さくするためには、帯域割当周期を小さくする方法が考えられる。帯域割当周期は、データの遅延を決定する。したがって、帯域の減少分を少なくするために、安易にポーリング周期と帯域割当周期を長くすると、データの遅延が大きくなってしまうという欠点があり、帯域割当周期の選択が難しかった。
また、特許文献1のような手法でポーリング周期を制御したとしても、TCPのようなデータのスループットを上げることができない。
そこで、本発明の目的は、例えば、TCPデータ等の遅延によるスループットの劣化が大きいサービスに使用され、データ転送遅延と割当帯域を最適にして加入者要求元毎のスループットを最大にできる通信サービスを提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
すなわち、代表的なものの概要は、局側装置のOLTにおいて、複数の宅側装置のONUの各々からの帯域要求量を受け付ける帯域要求受信手段と、受け付けた要求元毎の帯域要求量に基づいて、要求元毎に次回の帯域割当周期を算出する帯域割当周期算出手段と、受け付けた要求元毎の帯域要求量に基づいて、要求元毎に次回の帯域割当量を算出する帯域割当算出手段と、算出された帯域割当量に基づく送信許可を、複数のONUの各々に送信する送信許可送信手段とを具備する。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
すなわち、代表的なものによって得られる効果は、データ遅延とオーバヘッドを考慮しながら動的帯域割当を行うようにしたので、加入者要求元毎のスループットを最大にできる通信サービスを提供することができる。
本発明の実施の形態1のPONシステムの構成およびOLTの内部構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1において、ONUの内部構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1において、OLTにおけるポーリング周期と帯域割当周期を説明する図である。 本発明の実施の形態1において、OLTにおける別のポーリング周期と帯域割当周期を説明する図である。 本発明の実施の形態1において、DBA機能の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1において、データ量の帯域要求と送信許可帯域の通知を説明する図である。 本発明の実施の形態1において、ONU管理テーブルを示す図である。 本発明の実施の形態1において、TCPのスループットを説明する図である。 本発明の実施の形態2において、ONUの内部構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2において、DBA機能の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3において、DBA機能の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4において、DBA機能の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態5において、DBA機能の処理を示すフローチャートである。 一般的なPONシステムにおいて、TCPデータのフローを説明する図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
また、以下の実施の形態では、本発明をITU規格のG−PONに適用した場合について説明するが、本発明は、G−PON以外の他のPONシステム、例えば、イーサネット(登録商標)フレームによる情報転送に適したGE−PONや、PON区間で固定長のATMセルによって情報を転送するB−PON(Broadband PON)にも適用できる。
<実施の形態1>
本発明の実施の形態1のPONシステムについて、図1〜図8に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態1のPONシステムの構成を示すブロック図である。
PONシステムは、OLT(局側装置、光伝送路終端装置等とも称す)10と、複数のONU(宅側装置、加入者接続装置等とも称す)20(#1:20−1、#2:20−2、#3:20−3、…、#N:20−N)と、これらの要素を接続するPON区間の光分配網ODNからなる。PON区間の光分配網は、OLT10に接続された集線光ファイバ30と、各ONU20に接続された支線光ファイバ31(31−1〜31−N)とからなり、支線光ファイバ31は、光スプリッタ(または光カプラ)32によって集線光ファイバ30から分岐されている。OLT10は、通常、キャリアやISP(Internet Service Provider)の所有するユーザ回線収容局に設置され、ONU20は、オフィスやマンション等のビル、またユーザ宅に設置される。
本実施の形態では、各ONU20のOLT10への上り方向の伝送レートが1GbpsのGE−PONをベースとしている。従って、ONU20のアクセス制御は、基本的にGE−PONの通信方式に則って行われ、ONU20がOLT10に送りたいデータ量を2バイト単位で表現したリクエスト(帯域要求:レポートとも称す)を送信し、これに対応するグラント(送信許可帯域の通知)が、2バイト単位の送信許可長と送信開始時刻で表現されるようになっている。なお、時刻は16ns毎にインクリメントされるカウンタで表現され、PONシステム内で同期がとられている。
〔OLTの構成〕
図1は、OLTの内部構成を示すブロック図である。OLT10は前記動的帯域割当を行う。
図1において、OLT10は、ONU20へ送信すべき下り信号を上位ネットワークから受信する受信回線IF部107と、受信した下り信号を一時記憶する下り受信バッファ108と、PONフレームを生成するPONフレーム生成部109と、送信すべきPONフレームを一時記憶する下り送信バッファ110と、電気信号を光信号に変換するE/O変換部111と、光信号を光ファイバへ入力する光送受信部101とを備えている。
また、OLT10は、上位ネットワークへ送信すべき上り光信号をONU20から受信する光送受信部101と、光信号を電気信号に変換するO/E変換部102と、受信した上り信号を一時記憶する上り受信バッファ103と、PONフレームを解析するPONフレーム解析部104と、送信すべき信号を一時記憶する上り送信バッファ105と、上位ネットワークへ送信する送信回線IF部106とを備えている。
更に、OLT10は、OLT制御部120として、ONU20の各々からの帯域要求量を受け付ける帯域要求受信手段、及び算出された帯域割当量に基づく送信許可をONU20の各々に送信する送信許可送信手段の機能を持つMPCP(Multi Point Control Protocol)制御部121、DBA制御部122を備えている。DBA制御部122は、受け付けた要求元毎の帯域要求量に基づいて要求元毎に次回の帯域割当量を算出する帯域割当算出手段の機能を持つ動的帯域割当算出部123、受け付けた要求元毎の帯域要求量に基づいて要求元毎に次回の帯域割当周期を算出する帯域割当周期算出手段の機能を持つ帯域割当周期算出部124、ONU管理テーブル125を備えている。
MPCP制御部121は、データ量の帯域要求信号と送信許可帯域の通知信号を送受信する。MPCP制御部121はデータ量の帯域要求(リクエスト)を受け、動的帯域割当算出部123はそれらに割り当てるべき帯域を決定し、帯域割当周期算出部124は帯域割当周期を決定し、MPCP制御部121は送信許可帯域の通知(グラント)を行う。グラントは送信開始時刻と送信許可長とで構成される。これにより、ONU20は上り方向に所定量のデータを送出することができる。
〔ONUの構成〕
図2は、ONUの内部構成を示すブロック図である。ONU20は、前記動的帯域割当のデータ蓄積量に基づき帯域要求を行う。
図2において、ONU20は、OLT10へ送信すべき上り信号をユーザ端末から受信する受信回線IF部207と、受信した上り信号を一時記憶する上り受信バッファ208と、PONフレームを生成するPONフレーム生成部209と、送信すべきPONフレームを一時記憶する上り送信バッファ210と、電気信号を光信号に変換するE/O変換部211と、光信号を光ファイバへ入力する光送受信部201とを備えている。
また、ONU20は、ユーザ端末へ送信すべき下り光信号をOLT10から受信する光送受信部201と、光信号を電気信号に変換するO/E変換部202と、受信した下り信号を一時記憶する下り受信バッファ203と、PONフレームを解析するPONフレーム解析部204と、送信すべき信号を一時記憶する下り送信バッファ205と、ユーザ端末へ送信する送信回線IF部206とを備えている。
更に、ONU20は、ONU制御部220として、MPCP制御部221、バッファ監視部222を備えている。バッファ監視部222は、上り送信バッファ210のデータ蓄積量を監視する。MPCP制御部221は、バッファ監視部222からのデータ蓄積量に基づくデータ量の帯域要求信号と送信許可帯域の通知信号を送受信する。データ量の帯域要求(リクエスト)の通知を行い、OLT10から送信許可帯域の通知(グラント)を受ける。グラントは送信開始時刻と送信許可長とで構成される。これにより、ONU20は上り方向に所定量のデータを送出することができる。
〔動的帯域割当〕
OLT10のDBA制御部122は前記集中型DBAを行う。図3は、その集中型DBAのシーケンス図である。図3に示すように、集中型DBAでは、1つのグラントGで、リクエスト用及びデータ用の帯域割当を同時に行っている。
各ONU20は、このグラントGに従ってリクエスト(R1〜RN)302とデータ(D1〜DN)303とをオーバヘッド帯域301を付加して別々に送信する。OLT10は、データとは別にリクエストだけを最初にかためて受信し、各ONU20のリクエストを受信し終わった時点で帯域割当処理を始めている。
集中型DBAの代表的な一例として、帯域割当周期(グラントサイクル)の範囲で、帯域割当の不足しているONU20からのリクエストに対して優先的に帯域を割り当てていくものがあり、本実施の形態のOLT10もこのタイプの集中型DBAを行う。ONU20は、ポーリング周期毎に帯域要求信号をOLT10へ送信する。図4は、ポーリング周期と帯域割当周期が異なる場合のシーケンス図である。図4に示すように、DBAはPONにおけるデータの転送遅延を小さくすべく帯域割当周期も小さく設定することができる。
図5は、DBA機能の処理を示すフローチャートである。MPCP制御部121はONU20からのデータの帯域要求を受け、ONU管理テーブル125を更新する(401)。動的帯域割当算出部123はONU管理テーブル125の情報に基づき、割当帯域を算出する(402)。複数のONU20のそれぞれにどれだけの通信帯域を割り当てるかを決定する動的帯域割当処理を行なう。この通信帯域は、1つの帯域周期中に送信できる総バイト長内で、どれだけのバイト長を各ONU20に割り当てるかを表わす。帯域割当周期算出部124はONU管理テーブル125の情報に基づき、帯域割当周期を算出する(403)。MPCP制御部121はONU20に割り当てられた帯域情報を含む送信許可(グラント)を通知する(404)。このグラントによる指示を受けたONU20は、そのグラントに基づいて上り方向にデータを送出する。各ONU20はOLT10からデータの送信を許可されたタイミングに、データを送信する。各ONU20は、送信を終了すべきタイミングを許可された通信バイト長で決定する。
図6に、データ量の帯域要求(リクエスト)と送信許可帯域の通知(グラント)の一例を示す。リクエストには、LLID501、要求帯域の値(蓄積データ量)502とデータのサービスの種類503を含む。グラントには、LLID504、送信許可長505と送信許可時間506を含む。ただし、例では、これらの値は1つしか含まないが、複数含んでもかまわない。LLID(Logical Link ID)は論理リンクであり、ONUを識別する。また、ONUは複数のバッファを備える場合、バッファ毎にLLIDを割り当てることができる。したがって、データのサービス種類毎にバッファを割り当てた場合、データのサービス種類ごとに要求帯域や送信許可を与えることができる。
図7に、ONU管理テーブルの一例を示す。ONU管理テーブル125は、DBAの送信許可帯域の通知(グラント)を送信するための情報として、ONUID601(またはLLIDでもかまわない)と、ONU毎の割当帯域602と、帯域割当周期603と、データ要求遅延604と、スループット605とを記憶している。割当帯域602は動的帯域割当算出部123によって決定され、帯域割当周期603は帯域割当周期算出部124によって決定される。これらの決定方法については後述する。データ要求遅延604は、各ONUからの要求から送信される。また、スループット605は、オーバヘッドの必要帯域を減算した値を計算する。つまり、スループット=(割当帯域)−(オーバヘッド帯域)の関係になる。オーバヘッドとは、上述したように、保守信号やデータの同期時間からなる。
以下、動的帯域割当算出部123の具体的な機能と帯域割当周期算出部124の具体的な機能を説明する。
まず、通常の運用状態では、各ONU20は契約した帯域幅のみが割り当てられる。しかし、DBA機能が有効な場合、接続される全てのONU20の契約した帯域を割り当てた後、さらに未使用帯域が存在した場合にはONU20からの要求があれば、未使用領域を使用してそのONU20の帯域を増やしてもよい。このように未使用帯域を有効に利用する方法がPONシステムにおけるDBA機能である。この機能の詳細についてはITU―T勧告G.983.4を参照されたい。
動的帯域割当算出部123は、ONU20からデータ蓄積量に応じた帯域要求に基づき、通常のDBA機能を用いてONU20の割当帯域を計算する。このとき、ONU20に割り当てた帯域は同期用信号のオーバヘッドや保守用の信号も含めた帯域とする。上述したように、ONU20がデータを送信する場合、帯域割当周期毎に少なくとも1回の割合で必ず信号のレベルを調整するための信号とクロックを同期するための信号をデータの直前に送信しなければならない。このため、データを伝送するための帯域が、信号のレベルを調整する分だけ減少することになる。この帯域の減少分は、帯域割当周期が短くなるほど大きくなる。つまり、帯域割当周期を決定しないと、ONU毎のスループットを計算できない。
次に、帯域割当周期の決定方法について説明する。帯域割当周期算出部124は、信号のレベルを調整するための信号とクロックを同期するための信号分の帯域とデータの要求遅延に基づき、帯域周期を決定する。
GE−PONでは、信号のレベルを調整するための信号とクロックを同期するための信号分の帯域として、レーザのON/OFF時間は512nsec、クロック同期時間は800nsecと定義されている。更に各ONU信号の間に、信号が干渉しないようにガードバンド時間が設定されており、約1μsecから5μsecである。以下これらの帯域をオーバヘッド帯域と呼ぶ。ただし、実際のパラメータは装置の設計仕様によるため、これに限らない。つまり、帯域割当周期を小さくすると、オーバヘッド帯域が増加する。
例えば、ONUの帯域を300Mbps割り当てたとする。このとき、帯域割当周期を0.5msecとした場合、オーバヘッド帯域が30%とすると、スループットは210Mbps(300Mbps×70%)となる。また。帯域割当周期を2msecとした場合、オーバヘッド帯域が10%とすると、スループットは270Mbps(300Mbps×90%)となる。したがって、帯域割当周期を短くするとスループットが増加し、帯域割当周期を長くするとスループットが減少する。つまり、帯域割当周期とスループットはトレードオフの関係にある。
PONシステム内のデータ転送遅延は、ONU20が、データを受信し、リクエスト信号を送信してからグラント信号を受け、データを送信するまでの時間である。この中には光ファイバの伝播遅延や装置の計算処理時間も含む。つまり、帯域割当周期は、PONシステムの要求遅延に基づき、計算すればよい。
例えば、データの要求遅延が4msecの場合、リクエスト信号を送信してからグラント信号を受けるのが次の帯域割当周期範囲とすると、帯域割当周期は3msecに設定すればよい。ただし、実際のパラメータは装置の設計仕様によるため、これに限らない。したがって、データの要求遅延が4msecの場合、帯域割当周期は2msecとなり、オーバヘッド帯域が10%とすると、スループットは270Mbps(300Mbps×90%)となる。またデータの要求遅延が1msecの場合、帯域割当周期を0.5msecとなり、オーバヘッド帯域が30%とすると、スループットは210Mbps(300Mbps×70%)となる。
帯域割当周期算出部124は、スループットが最大になるように帯域割当周期を決定する。すなわち、ONU20からの帯域要求が210Mbpsのときを考える。まず第1の例として、DBA機能の割当結果として、300Mbpsの帯域が割り当てられた場合、帯域割当周期は0.5msecで、スループット210Mbpsを満たす最小値となる。データ遅延を最小にしながら、スループット210Mbpsを達成することができる。また、第2の例として、DBA機能の割当結果として、200Mbpsの帯域が割り当てられた場合、帯域割当周期は5msec(予め設定された上限値)で、スループットが最大値190Mbpsとなる。
また、これらのデータ遅延については、帯域割当周期算出部124は、OLT10の外部からネットワークオペレータから要求を受け、データ要求遅延を設定してもよいし、データ信号の送信元であるサーバと連携して自動設定してもよい。
上記機能は、特にTCPのようなデータ転送の可否を確認するようなデータ転送プロトコルを用いた場合には、スループットが最大化できる。TCPのスループットはRTTに依存するため、PONシステム内のデータ転送遅延を最小化することが望ましい。一方、その結果、オーバヘッド帯域が原因でONU毎のスループットが低下してしまったのでは意味がない。
図8は、TCPのスループットを説明する図である。上述したようにオーバヘッドによるスループット限界曲線は帯域割当周期が長い方が大きくなる。これは、オーバヘッドの帯域に占める比率が減少するからである。一方、TCPの遅延によるスループット限界曲線は、帯域割当周期が長い方が小さくなる。帯域割当周期が長くなると、PON内のデータ転送遅延が大きくなり、結果として、TCPのRTTも大きくなってしまうからである。この図からわかるようにこの両者はトレードオフの関係であるが、その曲線の交点でONUのスループットが最大値になることがわかる。よって、帯域割当周期算出部124は、PONシステムにおけるTCPのスループットが最大になる帯域割当周期を算出する。
以上のように、本実施の形態によれば、OLT10において、ONU20からの要求元毎の帯域要求量に基づいて要求元毎に次回の帯域割当周期を算出し、要求元毎の帯域要求量に基づいて要求元毎に次回の帯域割当量を算出し、この算出された帯域割当量に基づく送信許可をONU20の各々に送信することで、データ遅延とオーバヘッドを考慮しながら動的帯域割当を行うようにしたので、加入者要求元毎のスループットを最大にすることができる。
<実施の形態2>
本発明の実施の形態2のPONシステムについて、図9,10に基づいて説明する。
図9は、本発明の実施の形態2のONUの内部構成を示すブロック図である。図9の例では、PONフレーム生成部209と上り送信バッファ210との間に、ユーザ端末から受信したデータのサービス種類を識別分類して転送するサービス識別手段の機能を持つサービス識別部212を備える。また、上り送信バッファ210には、TCPデータ用バッファ213、UDPデータ用バッファ214、セレクタ215を備える。他は、上述した実施の形態1と同様である。
サービス識別部212は、受信したパケットを識別し、対応したバッファに振り分けて転送する。TCPデータ用バッファ213におけるデータ蓄積量は、MPCP制御部221により帯域要求として、OLT10に通知される。OLT10のDBA制御部122は、各ONU20からの帯域要求に基づき、割当帯域と帯域割当周期を算出する。
図10は、DBA機能の処理を示すフローチャートである。MPCP制御部121はONU20からのデータの帯域要求を受け、ONU管理テーブル125を更新する(901)。動的帯域割当算出部123はONU管理テーブル125の情報に基づき、割当帯域を算出する(902)。ここでは、通常のDBA割当手順にしたがい、帯域要求に基づき、帯域を割り当てる。次に、帯域割当周期算出部124はONU管理テーブル125の情報に基づき、要求帯域と割当帯域から計算されるONU20のスループットを比較する(903)。帯域割当周期算出部124は要求帯域がONU20のスループットより大きい場合、帯域割当周期を増加させる(904)。これにより、ONU20のスループットが増大する。一方、帯域割当周期算出部124は要求帯域がONU20のスループットより小さい場合、帯域割当周期を減少させる(905)。これにより、ONU20のスループットが増大する。MPCP制御部121はONU20に割り当てられた帯域情報を含む送信許可(グラント)を通知する(906)。
このようにONU20のスループットと帯域要求を比較して、帯域周期を増減させることにより、段階的にONU20のスループットを最適化できる。この手順を高速に行うことですばやく最適な帯域割当と帯域周期、つまりスループットとデータ遅延に近づけることが可能となる。
<実施の形態3>
本発明の実施の形態3のPONシステムについて、図11に基づいて説明する。
図11は、本発明の実施の形態3のDBA機能の処理を示すフローチャートである。本実施の形態は、データ遅延要求を各ONU20から受け付けることによっても、ONU20のスループットを最適化できる例である。
MPCP制御部121はONU20からのデータの遅延要求を受け、ONU管理テーブル125を更新する(701)。動的帯域割当算出部123はONU管理テーブル125の情報に基づき、割当帯域を算出する(702)。帯域割当周期算出部124はONU管理テーブル125の情報に基づき、帯域割当周期を算出する(703)。MPCP制御部121はONU20に割り当てられた帯域情報を含む送信許可(グラント)を通知する(704)。このグラントによる指示を受けたONU20は、そのグラントに基づいて上り方向にデータを送出する。
以上のように、ネットワーク構成情報がある場合や予め広域ネットワーク側のデータ転送遅延情報がある場合、この方式が有効である。例えば、提供サービスの一例として、比較的ネットワーク構成が簡単なIPTV放送ダウンロードサービスをPONシステム上で提供する場合には、OLT10の近傍にIPTVサーバが配置され、ONU20にIPTV端末が接続される形態が考えられる。この場合には、広域ネットワーク側のデータ遅延を予め知ることができるため、高速なダウンロードサービスを実現できる要求帯域やデータ遅延を計算できる。よって、各ONU20からデータ遅延要求を受け付け、ONU20のスループットを最大化できる。
<実施の形態4>
本発明の実施の形態4のPONシステムについて、図12に基づいて説明する。
図12は、本発明の実施の形態4のDBA機能の処理を示すフローチャートである。本実施の形態は、スループット要求を各ONU20から受け付けることによっても、ONU20のスループットを最適化できる例である。
MPCP制御部121はONU20からのスループットの要求を受け、ONU管理テーブル125を更新する(801)。各ONU20からのスループットの要求は、帯域要求(リクエスト)で行ってもよい。特にTCPのようなデータ転送の可否を確認するようなデータ転送プロトコルにおいては、帯域要求(リクエスト)の帯域要求量(502)とサービスの種類(503)の組み合わせによって、スループットの要求と判断してもよい。次に、帯域割当周期算出部124はONU管理テーブル125の情報に基づき、帯域割当周期を算出する(802)。動的帯域割当算出部123はONU管理テーブル125の情報に基づき、オーバヘッドを考慮した割当帯域を算出する(803)。MPCP制御部121はONU20に割り当てられた帯域情報を含む送信許可(グラント)を通知する(804)。このグラントによる指示を受けたONU20は、そのグラントに基づいて上り方向にデータを送出する。
以上のように、ONU20のスループット要求から必要な割当帯域を逆算して、帯域を割り当てることも可能である。TCPのような転送プロトコルでは、スループットが重要となるため、スループットが最大化するような(図8)帯域割当と帯域割当周期を設定することも可能となる。
<実施の形態5>
本発明の実施の形態5のPONシステムについて、図13に基づいて説明する。
図13は、本発明の実施の形態5のDBA機能の処理を示すフローチャートである。
MPCP制御部121はONU20からのデータの帯域要求を受け、ONU管理テーブル125を更新する(811)。動的帯域割当算出部123は帯域要求に基づき、ONU20の割当帯域を算出する(812)。帯域割当周期算出部124はTCPスループットの上限とオーバヘッドによるスループットの上限を比較し、スループットが最大になるような帯域割当周期を算出する(813)。MPCP制御部121はONU20に割り当てられた帯域情報を含む送信許可(グラント)を通知する(814)。
以上のように、ONU20のスループット要求から必要な割当帯域を逆算して、帯域を割り当てることも可能である。TCPのような転送プロトコルでは、スループットが重要となるため、スループットが最大化するような(図8)帯域割当と帯域割当周期を設定することも可能となる。
上記のように、TCPのようなデータ転送の可否を確認するようなデータ転送プロトコルをPONシステムで転送する場合、PONシステムの帯域を有効活用することができる。PONシステム内のデータ遅延とスループットはトレードオフの関係にあるため、これらを考慮したDBA制御を行うことで、PONシステムのスループットを向上させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、高速光アクセスネットワークに関し、更に詳しくは、光ファイバで各家庭まで高速インターネットサービスを提供できるPONシステム、およびPONシステムに適用されるOLTに利用可能である。
10:OLT、20:ONU、30:集線光ファイバ、31:支線光ファイバ、32:光スプリッタ、
101:光送受信部、102:O/E変換部、103:上り受信バッファ、104:PONフレーム解析部、105:上り送信バッファ、106:送信回線IF部、107:受信回線IF部、108:下り受信バッファ、109:PONフレーム生成部、110:下り送信バッファ、111:E/O変換部、
120:OLT制御部、121:MPCP制御部、122:DBA制御部、123:動的帯域割当算出部、124:帯域割当周期算出部、125:ONU管理テーブル、
201:光送受信部、202:O/E変換部、203:下り受信バッファ、204:PONフレーム解析部、205:下り送信バッファ、206:送信回線IF部、207:受信回線IF部、208:上り受信バッファ、209:PONフレーム生成部、210:上り送信バッファ、211:E/O変換部、212:サービス識別部、213:TCPデータ用バッファ、214:UDPデータ用バッファ、215:セレクタ、
220:ONU制御部、221:MPCP制御部、222:バッファ監視部。

Claims (21)

  1. ユーザ端末を収容するための複数の加入者接続装置と光分配網を介して接続された光伝送路終端装置であって、
    前記複数の加入者接続装置の各々からの帯域要求量を受け付ける帯域要求受信手段と、
    前記帯域要求受信手段により受け付けた要求元毎の帯域要求量に基づいて、要求元毎に次回の帯域割当周期を算出する帯域割当周期算出手段と、
    前記帯域要求受信手段により受け付けた要求元毎の帯域要求量に基づいて、要求元毎に次回の帯域割当量を算出する帯域割当算出手段と、
    前記帯域割当算出手段により算出された帯域割当量に基づく送信許可を、前記複数の加入者接続装置の各々に送信する送信許可送信手段と、を具備することを特徴とする光伝送路終端装置。
  2. 請求項1に記載の光伝送路終端装置において、
    前記帯域割当周期算出手段は、前記加入者接続装置の前記帯域要求量が上限閾値を越えた場合、次回の帯域割当周期を増加させることを特徴とする光伝送路終端装置。
  3. 請求項1に記載の光伝送路終端装置において、
    前記帯域割当周期算出手段は、前記加入者接続装置の前記帯域要求量が下限閾値を越えない場合、次回の帯域割当周期を減少させることを特徴とする光伝送路終端装置。
  4. 請求項1に記載の光伝送路終端装置において、
    前記帯域割当周期算出手段は、前記加入者接続装置の前記帯域要求量が一定範囲内の場合、次回の帯域割当周期を変動させないことを特徴とする光伝送路終端装置。
  5. 請求項1に記載の光伝送路終端装置において、
    前記帯域要求受信手段は、前記複数の加入者接続装置の各々からのデータ遅延要求を受信し、
    前記帯域割当周期算出手段は、前記複数の加入者接続装置のスループットが最大になるように次回の帯域割当周期を算出することを特徴とする光伝送路終端装置。
  6. 請求項1に記載の光伝送路終端装置において、
    前記帯域割当周期算出手段は、TCPスループットの上限とオーバヘッドによるスループットの上限とを比較し、前記加入者接続装置のスループットが最大になるように次回の帯域割当周期を算出することを特徴とする光伝送路終端装置。
  7. 請求項1に記載の光伝送路終端装置において、
    前記帯域割当算出手段は、前記要求元毎のスループット要求量に基づいて、次回の帯域割当量を算出し、
    前記帯域割当周期算出手段は、前記要求元毎のスループット要求量とオーバヘッドの帯域必要量に基づいて、次回の帯域割当周期を算出することを特徴とする光伝送路終端装置。
  8. 請求項1に記載の光伝送路終端装置において、
    前記帯域割当算出手段は、前記要求元毎の帯域要求量とオーバヘッドの帯域必要量に基づいて、次回の帯域割当量を算出し、
    前記帯域割当周期算出手段は、前記要求元毎の帯域要求量とオーバヘッドの帯域必要量に基づいて、次回の帯域割当周期を算出することを特徴とする光伝送路終端装置。
  9. 請求項1に記載の光伝送路終端装置において、
    前記帯域割当周期算出手段は、遅延情報と帯域割当情報から、オーバヘッドを含む帯域割当周期を算出することを特徴とする光伝送路終端装置。
  10. ユーザ端末を収容するための複数の加入者接続装置と、広域網に接続される光伝送路終端装置と、が光分配網を介して接続された受動光網システムであって、
    前記光伝送路終端装置は、
    前記複数の加入者接続装置の各々からの帯域要求量を受け付ける帯域要求受信手段と、
    前記帯域要求受信手段により受け付けた要求元毎の帯域要求量に基づいて、要求元毎に次回の帯域割当周期を算出する帯域割当周期算出手段と、
    前記帯域要求受信手段により受け付けた要求元毎の帯域要求量に基づいて、要求元毎に次回の帯域割当量を算出する帯域割当算出手段と、
    前記帯域割当算出手段により算出された帯域割当量に基づく送信許可を、前記複数の加入者接続装置の各々に送信する送信許可送信手段と、を具備することを特徴とする受動光網システム。
  11. 請求項10に記載の受動光網システムにおいて、
    前記加入者接続装置は、前記ユーザ端末から受信したデータのサービス種類を識別分類して転送するサービス識別手段を具備し、
    前記光伝送路終端装置は、前記サービス識別手段から転送されたサービス毎の帯域要求量に応じて帯域割当を行うことを特徴とする受動光網システム。
  12. ユーザ端末を収容するための複数の加入者接続装置と、広域網に接続される光伝送路終端装置と、が光分配網を介して接続された受動光網システムにおける帯域割当方法であって、
    前記光伝送路終端装置は、
    前記複数の加入者接続装置の各々からの帯域要求量を受け付け、
    前記受け付けた要求元毎の帯域要求量に基づいて、要求元毎に次回の帯域割当周期を算出し、
    前記受け付けた要求元毎の帯域要求量に基づいて、要求元毎に次回の帯域割当量を算出し、
    前記算出された帯域割当量に基づく送信許可を、前記複数の加入者接続装置の各々に送信する、ことを特徴とする帯域割当方法。
  13. 請求項12に記載の帯域割当方法において、
    前記帯域割当周期の算出は、前記加入者接続装置の前記帯域要求量が上限閾値を越えた場合、次回の帯域割当周期を増加させることを特徴とする帯域割当方法。
  14. 請求項12に記載の帯域割当方法において、
    前記帯域割当周期の算出は、前記加入者接続装置の前記帯域要求量が下限閾値を越えない場合、次回の帯域割当周期を減少させることを特徴とする帯域割当方法。
  15. 請求項12に記載の帯域割当方法において、
    前記帯域割当周期の算出は、前記加入者接続装置の前記帯域要求量が一定範囲内の場合、次回の帯域割当周期を変動させないことを特徴とする帯域割当方法。
  16. 請求項12に記載の帯域割当方法において、
    前記帯域要求量の受け付けは、前記複数の加入者接続装置の各々からのデータ遅延要求を受信し、
    前記帯域割当周期の算出は、前記複数の加入者接続装置のスループットが最大になるように次回の帯域割当周期を算出することを特徴とする帯域割当方法。
  17. 請求項12に記載の帯域割当方法において、
    前記帯域割当周期の算出は、TCPスループットの上限とオーバヘッドによるスループットの上限とを比較し、前記加入者接続装置のスループットが最大になるように次回の帯域割当周期を算出することを特徴とする帯域割当方法。
  18. 請求項12に記載の帯域割当方法において、
    前記帯域割当量の算出は、前記要求元毎のスループット要求量に基づいて、次回の帯域割当量を算出し、
    前記帯域割当周期の算出は、前記要求元毎のスループット要求量とオーバヘッドの帯域必要量に基づいて、次回の帯域割当周期を算出することを特徴とする帯域割当方法。
  19. 請求項12に記載の帯域割当方法において、
    前記帯域割当量の算出は、前記要求元毎の帯域要求量とオーバヘッドの帯域必要量に基づいて、次回の帯域割当量を算出し、
    前記帯域割当周期の算出は、前記要求元毎の帯域要求量とオーバヘッドの帯域必要量に基づいて、次回の帯域割当周期を算出することを特徴とする帯域割当方法。
  20. 請求項12に記載の帯域割当方法において、
    前記帯域割当周期の算出は、遅延情報と帯域割当情報から、オーバヘッドを含む帯域割当周期を算出することを特徴とする帯域割当方法。
  21. 請求項12に記載の帯域割当方法において、
    前記加入者接続装置は、前記ユーザ端末から受信したデータのサービス種類を識別分類して転送し、
    前記光伝送路終端装置は、前記転送されたサービス毎の帯域要求量に応じて帯域割当を行うことを特徴とする帯域割当方法。
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