JP6674023B2 - 光伝送装置及び帯域割当方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光伝送技術に関する。
現在広く商用化提供されているTDM(Time Division Multiplexing)−PON(Passive Optical Network)方式の受動光通信網では、終端装置(ONU:Optical Network Unit)は、下位装置からの上り信号を受信するとともに、上り信号を送信するために必要な帯域情報(REPORT)を示す信号(以下「REPORT信号」という)を端局装置(OLT:Optical Line Terminal)に送信する。終端装置及び端局装置は、光加入者線終端装置及び光加入者線端局装置とも呼ばれる。REPORT信号を受信した端局装置は、他の終端装置からも同様に受信したREPORT信号や、端局装置−終端装置間のレンジング情報(伝送時間)等を考慮し、送信帯域及び送信時刻に関する情報(GATE)を示す信号(以下「GATE信号」という。)を終端装置に送信する。終端装置は、GATE信号に基づいて上り信号を送信する。このため、上り信号の送信には、REPORT信号及びGATE信号のやりとりによる遅延が発生する。
この遅延は、モバイル通信網をTDM−PON方式のシステムに収容する場合に要求される低遅延化のボトルネックとなる。この問題を解決するために非特許文献1で提案されるように、上位装置を通じて下位装置に送信されるリソース情報を、端局装置があらかじめ受信する。端局装置は、リソース情報を用いて、下位装置から終端装置へ送信される上り信号の到着タイミングに合わせて、GATE信号を終端装置へ通知する。これにより、REPORT信号及びGATE信号のやりとりによる遅延が削減されるため、低遅延化が期待できる。
T.Tashiro,et al.,"A Novel DBA Scheme for TDM-PON based Mobile Fronthaul,"Tu3F.3 OFC 2014.
しかしながら、非特許文献1で提案される方法には、終端装置に通知するGATE信号を生成するために使用する、計算・登録されたリソース情報を読み出すタイミングが考慮されていないため、終端装置への帯域割り当てに新たなリソース情報が反映されるまでに待ち時間(遅延時間)が生じるという問題があった。
上記事情に鑑み、本発明は、上位装置から送信されるリソース情報が終端装置への帯域割り当てに反映されるまでの待ち時間を削減できる技術を提供することを目的としている。
本発明の第1の態様における光伝送装置は、例えば端局装置である。光伝送装置は、終端装置が上り信号を送信するために必要な帯域を示す帯域要求情報を、前記帯域要求情報の読み出しに関する単位周期に基づいて定まる読み出しタイミングで記憶部から読み出し、読み出した前記帯域要求情報に基づいて前記終端装置に帯域を割り当てる帯域割当部と、前記帯域要求情報の生成に用いられるリソース情報に基づいた前記帯域要求情報を前記記憶部が記憶したタイミング又は前記リソース情報を上位装置から受信したタイミングに基づいて、前記読み出しタイミングを調整するタイミング調整部と、を備える。
本発明の第2の態様によれば、上記の第1の態様の光伝送装置において、前記タイミング調整部は、前記リソース情報に基づいた前記帯域要求情報を前記記憶部が記憶した時刻と、前記読み出しタイミングとの差分時間を前記帯域割当部に通知し、前記差分時間に基づいて前記読み出しタイミングを前倒しする
本発明の第3の態様によれば、上記の第1の態様の光伝送装置において、前記タイミング調整部は、前記リソース情報を受信した時刻に、前記リソース情報に基づいた前記帯域要求情報を前記記憶部に記憶させるまでに要する時間を加えた時刻を前記帯域割当部に通知することによって前記読み出しタイミングを調整する
本発明の第4の態様によれば、上記の第2の態様の光伝送装置において、前記タイミング調整部は、前記差分時間が所定の閾値以上である場合に前記差分時間を前記帯域割当部に通知し、前記差分時間が前記閾値より小さい場合に前記差分時間を前記帯域割当部に通知しない。
本発明の第5の態様の帯域割当方法は、終端装置が上り信号を送信するために必要な帯域を示す帯域要求情報を、前記帯域要求情報の読み出しに関する単位周期に基づいて定まる読み出しタイミングで記憶部から読み出し、読み出した前記帯域要求情報に基づいて前記終端装置に帯域を割り当てる帯域割当ステップと、前記帯域要求情報の生成に用いられるリソース情報に基づいた前記帯域要求情報を前記記憶部が記憶したタイミング又は前記リソース情報を上位装置から受信したタイミングに基づいて、前記読み出しタイミングを調整するタイミング調整ステップと、を有する。
本発明により、上位装置から送信されるリソース情報が終端装置への帯域割り当てに反映されるまでの待ち時間を削減することが可能となる。
第一の実施形態における光伝送装置の構成を表す構成図である。 第一の実施形態における光伝送装置の具体的な処理例を示す概略図である。 第一の実施形態における読み出し周期補正処理を示すフローチャートである。 従来の光伝送装置の低遅延化を実現する方法を示す概略図である。 第二の実施形態における光伝送装置の構成を表す構成図である。 第二の実施形態における光伝送装置の具体的な処理例を示す概略図である。 第二の実施形態における読み出し周期補正処理を示すフローチャートである。
(第一の実施形態)
図1は、第一の実施形態における光伝送装置10の構成を表す構成図である。光伝送装置10は、光通信網を経由する光信号によって他の通信装置との通信を実現する装置である。光伝送装置10が接続される光通信網は、例えばPON等の受動光通信網である。受動光通信網では、光伝送装置10は端局装置として用いられる。モバイル通信網を受動光通信網に収容する場合、光伝送装置10は、モバイル通信網に接続された局舎に設置される。光伝送装置10は、局舎に設置される上位装置20と、モバイル通信網の無線局に設置される終端装置30とに接続される。光伝送装置10は、リソース情報受信部101、情報加工部102、リソース情報記憶部103、帯域割当部104、送受信部105及びタイミング調整部106を備える。
リソース情報受信部101は、ネットワークインタフェースである。リソース情報受信部101は、光伝送装置10に接続される上位装置20から、リソース情報41を受信する。リソース情報受信部101は、受信したリソース情報41を情報加工部102へ通知する。リソース情報41は、上位装置20から所定の周期で送信される情報であり、GATE信号の生成に必要となる情報である。GATE信号は、データ信号及び制御信号に割り当てられた帯域を終端装置30へ通知するための信号である。光伝送装置10は、上り信号のデータ信号に割り当てる帯域を表す情報(以下「帯域割当情報」という。)を決定する。光伝送装置10は、帯域割当情報をGATE信号に含める。光伝送装置10は、GATE信号を終端装置30に送信する。
情報加工部102は、リソース情報41を用いて帯域割当部104が読み出すことができる情報(以下「REPORT情報42」とする。)を生成する。REPORT情報42は、終端装置30がバッファリングしているデータ量を示す情報であり、バッファリングされているデータを上り信号で送信する際に必要な帯域の割り当てを帯域割当部104に要求する帯域要求情報である。REPORT情報42は、終端装置30がバッファリングしている上り信号のデータ量を光伝送装置10に通知するREPORT信号で示される帯域情報に相当する。情報加工部102は、REPORT情報42をリソース情報記憶部103に登録する。情報加工部102は、REPORT情報42をリソース情報記憶部103に登録した時刻T1をタイミング調整部106へ通知する。
リソース情報記憶部103は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置等の記憶装置を用いて構成される。リソース情報記憶部103は、REPORT情報42を記憶する。
帯域割当部104は、リソース情報記憶部103に記憶されるREPORT情報42を所定の読み出し周期51で取得する。所定の読み出し周期51は、例えば、所定の時間(第一の実施形態の場合は、250μs)毎であってもよいし、他の周期を用いてもよい。帯域割当部104は、REPORT情報42を用いて、終端装置30への送信帯域と送信時刻とを決定する。帯域割当部104は、決定した送信帯域と送信時刻とを示す帯域割当情報を終端装置30へ送受信部105に送信させる。帯域割当部104は、タイミング調整部106から通知を受けた補正時間に基づいて、読み出し周期51の補正処理を実行する。補正時間に基づいた読み出し周期51の補正では、帯域割当部104は、読み出し周期51を変更せずにREPORT情報42の読み出し時刻を変更する。すなわち、帯域割当部104は、読み出し周期51を補正時間分ずらすことにより、補正を行う。
送受信部105は、ネットワークインタフェースである。送受信部105は、帯域割当部104からの指示に基づいて帯域割当情報を含むGATE信号を終端装置30へ送信する。
タイミング調整部106は、帯域割当部104がREPORT情報42の読み出しを実行する周期に対する補正時間を決定する。具体的には、タイミング調整部106は、情報加工部102から通知を受けた時刻T1の直後に帯域割当部104がREPORT情報42の読み出しを実行する時刻T2を特定する。タイミング調整部106は、時刻T1と時刻T2との差分時間δ(=T2−T1)を算出する。タイミング調整部106は、差分時間δを補正時間として帯域割当部104へ通知する。タイミング調整部106は、帯域割当部104における読み出し周期51と前回の読み出し時刻とから、時刻T2を特定してもよい。
上位装置20は、光伝送装置10が接続される光通信網において光伝送装置10の上位側に配置される装置である。上位装置20は、上位ネットワークに接続される。上位装置20と光伝送装置10とは一対一に接続される。
終端装置30は、光伝送装置10が接続される光通信網において光伝送装置10の下位側に配置される装置である。終端装置30は、上位装置20と下位装置との間に位置する光通信網を終端する装置である。一つ又は複数の終端装置30は、光スプリッタを介して光伝送装置10と接続する。
図2は、第一の実施形態における光伝送装置10の具体的な処理例を示す概略図である。光伝送装置10は、リソース情報41を1ms毎に受信する。光伝送装置10は、リソース情報41を受信する毎に、リソース情報41からREPORT情報42を生成し、REPORT情報42を記憶する。光伝送装置10は、GATE信号を生成するために、REPORT情報42を読み出し周期51毎に読み出す。光伝送装置10は、REPORT情報42が生成されてから、REPORT情報42が読み出されるまでの待ち時間を削減するために、読み出し周期51の補正処理を行う。補正処理は、差分時間δを用いて行われる。光伝送装置10は、補正処理により、次のリソース情報41に基づいたREPORT情報42が登録されるタイミングと、REPORT情報42が読み出されるタイミングとを揃えるので、待ち時間を削減できる。
図3は、第一の実施形態における読み出し周期補正処理を示すフローチャートである。リソース情報受信部101は、上位装置20から受信したリソース情報41を情報加工部102へ通知する(ステップS101)。
情報加工部102は、リソース情報41を用いてREPORT情報42を生成する(ステップS102)。情報加工部102は、REPORT情報42をリソース情報記憶部103に登録する(ステップS103)。情報加工部102は、REPORT情報42をリソース情報記憶部103に登録した時刻T1をタイミング調整部106へ通知する(ステップS104)。
タイミング調整部106は、時刻T1の直後に帯域割当部104がREPORT情報42の読み出しを実行する時刻T2を特定する(ステップS105)。タイミング調整部106は、時刻T2と時刻T1との差分時間δを算出する(ステップS106)。タイミング調整部106は、差分時間δが0か否か判定する(ステップS107)。
差分時間δが0ではない場合(ステップS107−YES)、タイミング調整部106は、差分時間δを補正時間として帯域割当部104へ通知する。帯域割当部104は、補正時間に基づいて読み出し周期51の補正処理を実行する(ステップS108)。帯域割当部104は、差分時間δの値だけREPORT情報42の読み出し時刻を前倒しする補正処理を実行することで、情報加工部102がREPORT情報42をリソース情報記憶部103に登録する時刻と、帯域割当部104がREPORT情報42の読み出しを実行する時刻とを一致させる。
一方、差分時間δが0であった場合(ステップS107−NO)、タイミング調整部106は、処理を終了する。なお、タイミング調整部106は、帯域割当部104へ、差分時間δが0であった旨を通知してもよい。
(効果)
図4は、従来の光伝送装置の低遅延化を実現する方法を示す概略図である。従来の光伝送装置は、リソース情報41を1ms毎に受信し、一定の読み出し周期51(250μs)に従ってREPORT情報42の読み出しを実行していた。従来の光伝送装置は、REPORT情報42の登録のタイミングと読み出しのタイミングとのずれを考慮していないため、REPORT情報42の登録から読み出しまでに(T2−T1)の遅延(待ち時間)が発生していた。一方で、図2に示したように、第一の実施形態の光伝送装置10は、差分時間δに基づいて、読み出し周期51の補正処理を実行する。光伝送装置10は、補正処理を実行することによって、REPORT情報42の登録と読み出しとのタイミングを一致させることができる。すなわち、光伝送装置10によれば、REPORT情報42の登録から読み出しまでの待ち時間の削減が可能となる。
(変形例)
帯域割当部104は、差分時間δにマージン時間αを加算してもよい。差分時間δにマージン時間αを加えることで、リソース情報41が上位装置20からリソース情報受信部101に到着する時間、リソース情報41を受信する時間、情報加工部102がREPORT情報42を生成する時間及びREPORT情報42をリソース情報記憶部103に登録する時間に変動があった場合でも、読み出し周期51の補正処理を実行することができる。このように構成された光伝送装置10では、リソース情報41が到着する都度、ステップS101〜ステップS108までの処理を実行しなくてもよい。マージン時間αは、例えば、上位装置20から光伝送装置10への伝送路における遅延時間と、光伝送装置10内における信号処理に要する処理時間とに基づいて定められる。マージン時間αは、遅延時間及び処理時間の分散に基づいて定められてもよい。マージン時間αを加えて補正することにより、REPORT情報42が読み出し可能になるまでに要する時間のゆらぎに対応した補正を帯域割当部104が行える。
別の変形例では、タイミング調整部106は、差分時間δの値が所定の閾値より小さい場合は、差分時間δ=0の場合と同様に、処理を終了してもよい。所定の閾値は、例えば、光伝送装置10における差分時間δに基づいた遅延の削減時間が読み出し周期51の補正に要する時間より小さい場合の差分時間δにより定められる。あるいは、差分時間δに対する閾値は、例えば、リソース情報受信部101、情報加工部102、帯域割当部104及びタイミング調整部106を構成するデジタル回路(プロセッサを含んでいてもよい)における動作周波数、又は光伝送装置10に備えられるタイマの精度等に基づいて定められる。差分時間δが閾値より小さい場合に、帯域割当部104に読み出し周期51の調整を行わせない制御を行うことにより、帯域割当部104の負荷を軽減させることができる。また、読み出し周期51の調整に対して過度の精度を要求しないことにより、光伝送装置10の設計及び実装を容易にできる。なお、タイミング調整部106は、差分時間δにマージン時間αを加算した加算結果と閾値とを比較し、比較結果に応じて読み出し周期51の調整を行うか否かを決定してもよい。
(第二の実施形態)
図5は、第二の実施形態における光伝送装置10aの構成を表す構成図である。光伝送装置10aは、リソース情報受信部101に代えてリソース情報受信部101aを備える点と、タイミング調整部106に代えてタイミング調整部106aを備える点とで、第一の実施形態における光伝送装置10と異なり、そのほかの点では光伝送装置10と同じ構成である。
リソース情報受信部101aは、ネットワークインタフェースである。リソース情報受信部101aは、光伝送装置10aに接続される上位装置20から、リソース情報41を受信する。リソース情報受信部101aは、リソース情報41を受信完了した時刻T31をタイミング調整部106aへ通知する。リソース情報受信部101aは、受信したリソース情報41を情報加工部102へ通知する。
タイミング調整部106aは、帯域割当部104がREPORT情報42の読み出しを実行する時刻T61を決定する。具体的には、情報加工部102によるREPORT情報42の生成に要する時間と、リソース情報記憶部103によるREPORT情報42の登録に要する時間βと、時刻T31とを足し合わせることで、タイミング調整部106aは時刻T61を算出する。タイミング調整部106aは、算出した時刻T61を、REPORT情報42の読み出しを実行する時刻として帯域割当部104へ通知する。
図6は、第二の実施形態における光伝送装置10aの具体的な処理例を示す概略図である。光伝送装置10aは、リソース情報41を1ms毎に受信する。光伝送装置10は、リソース情報41を受信完了した時刻T31と、REPORT情報42の生成及び記憶に要する時間とから、REPORT情報42が記憶される時刻T61を算出する。光伝送装置10aは、時刻T61を起点とした読み出し周期51で、REPORT情報42の読み出しを実行する。同様に、光伝送装置10aは、リソース情報41を受信完了した時刻T32に基づいて時刻T62を算出し、時刻T62を起点にした読み出し周期51で、REPORT情報42の読み出しを実行する。光伝送装置10aは、リソース情報41を受信完了した時刻T31、T32に基づいて読み出し周期51の起点を調整することにより、待ち時間を削減する。
図7は、第二の実施形態における読み出し周期補正処理を示すフローチャートである。リソース情報受信部101aは、上位装置20から受信したリソース情報41を情報加工部102へ通知する(ステップS201)。リソース情報受信部101aは、リソース情報41を受信完了した時刻T31をタイミング調整部106aへ通知する(ステップS202)。
情報加工部102は、リソース情報41を用いてREPORT情報42を生成する(ステップS203)。情報加工部102は、REPORT情報42をリソース情報記憶部103に登録する(ステップS204)。
タイミング調整部106aは、帯域割当部104が、REPORT情報42の読み出しを実行する時刻T61を決定する(ステップS205)。タイミング調整部106aは、時刻T61をREPORT情報42の読み出しを実行する時刻として帯域割当部104へ通知する。帯域割当部104は、REPORT情報42を読み出す処理を時刻T61に実行する(ステップS206)。帯域割当部104は、読み出し周期51を変更せずに、REPORT情報42の読み出しタイミングを時刻T61へずらすことにより、読み出し周期51の補正を行う。すなわち、帯域割当部104は、REPORT情報42の読み出し周期51を、時刻T61を起点とした読み出し周期51に変更する。
光伝送装置10aは、ステップS201〜ステップS206までの処理をリソース情報41の受信完了毎に実行する。すなわち、光伝送装置10aは、次のリソース情報41の受信完了する時刻T31、T32から、帯域割当部104が、REPORT情報42の読み出しを実行する時刻T61、T62を算出する。
(効果)
第二の実施形態の光伝送装置10aでは、上述のように算出される時刻T61、T62を起点とした読み出し周期51で、REPORT情報42の読み出し処理が実行される。このように構成されることによって、光伝送装置10aは、REPORT情報42の登録と読み出しとのタイミングを一致させることができる。すなわち、REPORT情報42の登録から読み出しまでの待ち時間の削減が可能となる。
(変形例)
時間βの値は、リソース情報41のフレーム長によって変動する。そのため、リソース情報受信部101aは、受信完了した時刻T31、T32及びリソース情報41のフレーム長をタイミング調整部106aに通知してもよい。タイミング調整部106aは、フレーム長に基づいて時間βを決定してもよい。このように構成された光伝送装置10aは、リソース情報41のフレーム長によって帯域割当部104によるREPORT情報42の読み出し時刻を決定でき、更に待ち時間の削減が可能となる。
第1の実施形態において説明した光伝送装置10は、帯域割当部104と、タイミング調整部106とを備える。第2の実施形態において説明した光伝送装置10aは、帯域割当部104と、タイミング調整部106aとを備える。帯域割当部104は、モバイル通信網の無線局に設置される終端装置30が上位装置20へ上り信号を送信するために必要な帯域を示すREPORT情報42を、リソース情報記憶部103から周期的に読み出す。帯域割当部104は、読み出したREPORT情報42に基づいて終端装置30に帯域を割り当てる。タイミング調整部106、106aは、無線局への無線リソースの割り当てを示すリソース情報41を上位装置20から受信したタイミングに基づいて、帯域割当部104がリソース情報記憶部103からREPORT情報42を読み出す周期を調整する。リソース情報41は、REPORT情報42を生成する際に用いられる情報である。光伝送装置10、10aでは、帯域割当部104によりREPORT情報42が読み出される周期が、リソース情報41を受信したタイミングに基づいて調整されるため、新たに受信されたリソース情報41が終端装置30への帯域割り当てに反映されるまでの時間を短縮できる。したがって、光伝送装置10、10aは、新たなリソース情報41に基づいた帯域割り当てを即時に行えるので、モバイル通信網における低遅延化に好適である。
光伝送装置10、10aと終端装置30とを接続する受動光通信網における帯域の割り当てを示すREPORT情報42と、モバイル通信網における基地局への無線リソースの割り当てを示すリソース情報41とは異なる。そのため、リソース情報41からREPORT情報42を得て、REPORT情報42をリソース情報記憶部103へ記憶させるまでには変換及び登録の時間を要する。この変換及び登録の時間に応じて読み出し周期51を調整するために、タイミング調整部106は、リソース情報41に基づいたREPORT情報42をリソース情報記憶部103が記憶した時刻T1と、帯域割当部104がREPORT情報42を読み出す時刻T2との差分時間δを帯域割当部104に通知する。帯域割当部104が差分時間δに基づいて読み出し周期51を調整することにより、光伝送装置10は、新たなリソース情報41が反映されるまでの待ち時間の削減を高精度に行える。また、タイミング調整部106aは、リソース情報41を受信した時刻T31に、リソース情報41に基づいたREPORT情報42がリソース情報記憶部103に記憶されるまでに要する時間を加えた時刻T61を、帯域割当部104に通知する。帯域割当部104が通知された時刻T61に基づいて読み出し周期51を調整することにより、光伝送装置10aは、新たなリソース情報41が反映されるまでの待ち時間の削減を高精度に行える。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明は、上位装置から送信されるリソース情報が終端装置への帯域割り当てに反映されるまでに要する時間を削減することが不可欠な用途にも適用できる。
10,10a…光伝送装置, 20…上位装置, 30…終端装置, 41…リソース情報, 42…REPORT情報, 51…読み出し周期, 101,101a…リソース情報受信部, 102…情報加工部, 103…リソース情報記憶部, 104…帯域割当部, 105…送受信部, 106,106a…タイミング調整部

Claims (5)

  1. 終端装置が上り信号を送信するために必要な帯域を示す帯域要求情報を、前記帯域要求情報の読み出しに関する単位周期に基づいて定まる読み出しタイミングで記憶部から読み出し、読み出した前記帯域要求情報に基づいて前記終端装置に帯域を割り当てる帯域割当部と、
    前記帯域要求情報の生成に用いられるリソース情報に基づいた前記帯域要求情報を前記記憶部が記憶したタイミング又は前記リソース情報を上位装置から受信したタイミングに基づいて、前記読み出しタイミングを調整するタイミング調整部と、
    を備える光伝送装置。
  2. 前記タイミング調整部は、前記リソース情報に基づいた前記帯域要求情報を前記記憶部が記憶した時刻と、前記読み出しタイミングとの差分時間を前記帯域割当部に通知し、前記差分時間に基づいて前記読み出しタイミングを前倒しする、
    請求項1に記載の光伝送装置。
  3. 前記タイミング調整部は、前記リソース情報を受信した時刻に、前記リソース情報に基づいた前記帯域要求情報を前記記憶部に記憶させるまでに要する時間を加えた時刻を前記帯域割当部に通知することによって前記読み出しタイミングを調整する
    請求項1に記載の光伝送装置。
  4. 前記タイミング調整部は、前記差分時間が所定の閾値以上である場合に前記差分時間を前記帯域割当部に通知し、前記差分時間が前記閾値より小さい場合に前記差分時間を前記帯域割当部に通知しない、
    請求項2に記載の光伝送装置。
  5. 終端装置が上り信号を送信するために必要な帯域を示す帯域要求情報を、前記帯域要求情報の読み出しに関する単位周期に基づいて定まる読み出しタイミングで記憶部から読み出し、読み出した前記帯域要求情報に基づいて前記終端装置に帯域を割り当てる帯域割当ステップと、
    前記帯域要求情報の生成に用いられるリソース情報に基づいた前記帯域要求情報を前記記憶部が記憶したタイミング又は前記リソース情報を上位装置から受信したタイミングに基づいて、前記読み出しタイミングを調整するタイミング調整ステップと、
    を有する帯域割当方法。
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