JP2019029712A - 通信システム、加入者線端局装置、及び無線回線終端装置 - Google Patents

通信システム、加入者線端局装置、及び無線回線終端装置 Download PDF

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Abstract

【課題】加入者線端局装置と加入者線終端装置とが接続され、加入者線終端装置と無線回線終端装置とが接続されているシステムにおいて、ユーザ端末装置からの上り信号を低遅延で加入者線端局装置上部まで届ける。
【解決手段】OLTは、UEが送信した送信要求に応じて、時刻配信網と同期した第1時刻形式で、ONUの送信時刻を設定する送信許可部と、ONUの送信時刻を、第1時刻形式から、ONUで解釈可能な第2時刻形式へ変換する時刻形式変換部とを備え、APは、OLTが第2時刻形式へ変換した送信時刻を、第1時刻形式へ変換する時刻形式変換部と、第1の時刻形式へ変換した送信時刻に基づいて、第1時刻形式で、UEの送信時刻を取得する送信許可部とを備え、AP時刻形式変換部は、AP送信許可部が取得したUEの送信時刻を、第1時刻形式から、第3時刻形式へ変換し、第3の時刻形式へ変換したUEの送信時刻を示す情報を、UEへ送信する。
【選択図】図2

Description

本発明は、通信システム、加入者線端局装置、及び無線回線終端装置に関する。
図8は、通信システムの一例を示す図である。通信システムは、加入者線端局装置(OLT: Optical Line Terminal)10と加入者線終端装置(ONU: Optical Network Unit)20と無線回線終端装置30とユーザ端末装置(UE: User Equipment)40とを備える。図8には、無線回線終端装置30の一例として、WiFiアクセスポイントが示されている。
OLT10とONU20とが接続され、ONU20とWi−Fiアクセスポイント30とが接続される。
OLT10は、光回線送受信器11と、信号処理部12とを備える。信号処理部12は、ワイヤードロジック部13と、第一の中央演算処理部14と、第一の送信許可プログラム15とを備える。
ONU20は、光回線送受信器21と、送信スケジューラ22とを備える。
Wi−Fiアクセスポイント30は、無線送受信器33と、信号処理部34とを備える。信号処理部34は、第二の中央演算処理部31と、第二の送信許可プログラム32とを備える。
ユーザ端末装置40は、無線送受信器41と、送信スケジューラ42とを備える。
OLT10の信号処理部12の第一の送信許可プログラム15と、Wi−Fiアクセスポイント30の信号処理部34の第二の送信許可プログラム32とが協調することで、ユーザ端末装置40が送信した上り信号を、低遅延でOLT10の上部ネットワークまで届けることができる。
ここで、ユーザ端末装置40が送信する上り信号(ユーザデータ)が影響を受ける可能性のある待ち時間は、ユーザデータが生成されてから、Wi−Fiアクセスポイント30がユーザ端末装置40に送信許可を与えるまでの時間と、ユーザデータがONU20に到着してから、OLT10がONU20に送信許可を与えるまでの時間となる。
Wi−Fiアクセスポイント30の第二の送信許可プログラム32と、OLT10の第一の送信許可プログラム15とが独立に動作し、第二の送信許可プログラム32、及び第一の送信許可プログラム15の各々が、予め決められた一定周期のうちのいずれかの時刻に送信許可を与えると仮定する。この場合、第二の送信許可プログラム32、及び第一の送信許可プログラム15の各々が、送信許可を与えた時刻の差によって待ち時間が発生してしまう。
具体的には、OLT10が10msごとにONU20に送信許可を与え、Wi−Fiアクセスポイント30が100msごとにユーザ端末装置40に送信許可を与えていると仮定する。OLT10、及びWi−Fiアクセスポイント30の各々が、独立して送信許可を与えると仮定した場合、Wi−Fiアクセスポイント30が送信を許可したユーザデータがONU20に到着する直前に、OLT10がONU20に対して送信許可を与えることが生じうる。この場合、Wi−Fiアクセスポイント30からONU20に対して送信されたユーザデータは、次のOLT10からの送信許可を待つこととなるため、ユーザデータがONU20に到着してから更に最大で10ms程度の待ち時間が発生してしまう。
また、ONU20にユーザデータが到着してから、ONU20がOLT10へ送信要求を行い、OLT10がONU20から送信要求を受けてから送信許可を行う場合は、送信要求と送信許可の交換のための待ち時間が更に発生してしまう。
このような状況下において、OLT10の第一の送信許可プログラム15と、Wi−Fiアクセスポイント30の第二の送信許可プログラム32とを連携・協調させることで、この待ち時間を抑制することができる。具体的には、Wi−Fiアクセスポイント30がユーザ端末装置40に送信許可を与える。そして、ある時刻tに、Wi−Fiアクセスポイント30にユーザデータが到着した直後に、ONU20がOLT10に対してユーザデータを送信可能になるように送信許可を与えることで、この待ち時間を抑制することができる。
Wi−Fiアクセスポイント30の第二の送信許可プログラム32と、OLT10の第一の送信許可プログラム15の協調を実現するためには、OLT10はWi−Fiアクセスポイント30が、ユーザ端末装置40に送信許可を与えているタイミングを把握しなくてはならない。
Wi−Fiアクセスポイント30が送信許可に係る制御情報をOLT10に送信し、Wi−Fiアクセスポイント30で把握している時刻とOLT10で把握している時刻の差分を差し引く。このようにすることによって、ユーザ端末装置40がWi−Fiアクセスポイント30に対して送信許可を要求したことを契機として、Wi−Fiアクセスポイント30とOLT10とが同期して、上り信号の遅延を低減することができる。
また、別の方法として、ユーザ端末装置40からOLT10に対して送信許可を要求し、OLT10が、ユーザ端末装置40からの送信許可に係る情報をWi−Fiアクセスポイント30に通知する。そして、Wi−Fiアクセスポイント30は、送信許可に係る情報に基づいて、ユーザ端末装置40に送信許可を与える。このようにすることによっても、Wi−Fiアクセスポイント30とOLT10とが同期して上り信号の遅延を低減することができる。
Wi−Fiアクセスポイントとユーザ端末装置との間で行われるHCF(hybrid coordination function)と呼ばれるアクセス制御と、ONUとOLTとの間で行われるDBA(Dynamic bandwidth allocation)と呼ばれるアクセス制御が併用される環境において、両アクセス制御を連携させることで送信遅延の低減を図る技術が知られている(例えば、非特許文献1参照)。具体的には、Wi−Fiアクセスポイントは、HCFにおいて送信許可のタイミングを決定すると、ユーザ端末装置からの送信を待たずに、ONUを介してOLTに送信要求を行う。ONUがユーザ端末装置から送信されたデータを受信するよりも前に、OLTに対して送信要求を行うため、送信遅延を低減できることを示している。
また、HCFと、DBAとを連携させることで送信遅延の低減を図る技術が知られている(例えば、非特許文献2参照)。具体的には、ONUが、HCFにおいてWi−Fiアクセスポイントが決定した送信時刻情報を収集し、その情報を基にOLTに送信要求を行う。送信時刻情報には送信量も含めるため、送信遅延の低減に加えて、帯域の利用効率向上も図っている。
Zubair Md. Fadlullah, Hiroki Nishiyama, Nei Kato, Hirotaka Ujikawa, Ken-Ichi Suzuki, and Naoto Yoshimoto, "Smart FiWi Networks: Challenges and Solutions for QoS and Green Communications," IEEE Intelligent Systems, pp. 86-91, 2013. Zubair Md. Fadlullah, Hiroki Nishiyama, Yuichi Kawamoto, Hirotaka Ujikawa, Ken-Ichi Suzuki, and Naoto Yoshimoto, "Cooperative QoS Control Scheme Based On Scheduling Information in FiWi Access Network," IEEE Transactions on Emerging Topics in Computing, Vol. 1, No. 2, pp. 375-383, 2013.
しかしながら、このような構成では、OLT10やWi−Fiアクセスポイント30において、異なる時刻形式を用いるようになった場合に、OLT10の信号処理部12の第一の送信許可プログラム15や、WiFiアクセスポイント30の第二の送信許可プログラム32を変更する必要が生じてしまう。具体的には、EPON(Ethernet PON(Passive Optical Network))に対応したOLTを用いる際には、送信許可として生成するGATEフレームに利用する時刻パラメータは、16ns粒度でカウントされ、16bitの幅を持つMPCP(Multi Point. Control Protocol)タイマが利用される。ここで、MPCPタイムスタンプについては、IEEE802.3ahに記載されている。
一方、GPON(Gigabit-capable PON)に対応したOLTを用いる際には、送信許可として生成するBWmap(BandWidth Map)に利用する時刻パラメータは、4byte単位に16bitの幅を持つ。GPONでは、上りの速度がおよそ2.5Gbpsとすると、およそ12.8nsとなりEPONとGPONで直接利用可能な時間の粒度が異なる。
EPON向けに送信許可プログラムを作成した後で、GPONも利用することになった場合に、この時間の粒度の違いによって、EPON向けの送信許可プログラムと、GPON向けの送信許可プログラムをそれぞれ用意する必要が生じてしまう。
このように、同一目的であるにもかかわらず、ハードウェアの違いによって複数のプログラムを作成し、開発を継続させると、開発にかかるコストが二重になるだけではなく、一貫性や整合性が取れずに同一サービスでの利用が困難になる。
本発明は、加入者線端局装置と加入者線終端装置とが接続され、加入者線終端装置と無線回線終端装置とが接続されているシステムにおいて、ユーザ端末装置からの上り信号を低遅延で加入者線端局装置まで届けることを目的としている。
本発明の一態様は、加入者線端局装置と、加入者線終端装置と、無線回線終端装置とを備え、ユーザ端末装置が送信した上り信号を、前記無線回線終端装置と、前記加入者線終端装置を経由して、前記加入者線端局装置に接続された上位ネットワークへ転送する通信システムであって、前記加入者線端局装置は、ユーザ端末装置が送信した送信要求に応じて、時刻配信網と同期した第1の時刻形式で、前記加入者線終端装置の送信時刻を設定するOLT送信許可部と、前記加入者線終端装置の前記送信時刻を、前記第1の時刻形式から、前記加入者線終端装置で解釈可能な第2の時刻形式へ変換するOLT時刻形式変換部とを備え、前記無線回線終端装置は、前記加入者線端局装置が前記第2の時刻形式へ変換した前記送信時刻を、前記第1の時刻形式へ変換するAP時刻形式変換部と、前記AP時刻形式変換部が前記第1の時刻形式へ変換した前記送信時刻に基づいて、前記時刻配信網と同期した前記第1の時刻形式で、前記ユーザ端末装置の送信時刻を取得するAP送信許可部とを備え、前記AP時刻形式変換部は、前記AP送信許可部が取得した前記ユーザ端末装置の前記送信時刻を、第1の時刻形式から、前記ユーザ端末装置で解釈可能な第3の時刻形式へ変換し、第3の時刻形式へ変換した前記ユーザ端末装置の前記送信時刻を示す情報を、前記ユーザ端末装置へ送信する、通信システムである。
本発明の一態様は、加入者線端局装置と、加入者線終端装置と、無線回線終端装置とを備え、ユーザ端末装置が送信した上り信号を、前記無線回線終端装置と、前記加入者線終端装置を経由して、前記加入者線端局装置に接続された上位ネットワークへ転送する通信システムであって、前記無線回線終端装置は、ユーザ端末装置が送信した送信要求に応じて、時刻配信網と同期した第1の時刻形式で、前記加入者線終端装置の送信時刻を設定するAP送信許可部と、前記加入者線終端装置の前記送信時刻を、前記第1の時刻形式から、前記加入者線終端装置で解釈可能な第2の時刻形式へ変換するAP時刻形式変換部とを備え、前記加入者線端局装置は、前記無線回線終端装置が前記第2の時刻形式へ変換した前記送信時刻を、前記第1の時刻形式へ変換するOLT時刻形式変換部と、前記OLT時刻形式変換部が前記第1の時刻形式へ変換した前記送信時刻に基づいて、前記時刻配信網と同期した前記第1の時刻形式で、前記加入者線終端装置へ、前記ユーザ端末装置が送信した上り信号が到着する時刻を取得するAP送信許可部とを備え、前記OLT時刻形式変換部は、前記到着する時刻を、前記第2の時刻形式へ変換し、前記AP時刻形式変換部は、前記加入者線端局装置が送信した前記第2の時刻形式へ変換した前記到着する時刻を、前記第2の時刻形式から、前記第1の時刻形式へ変換し、前記AP送信許可部は、前記第1の時刻形式へ変換した前記到着する時刻に基づいて、前記到着する時刻に、ユーザ端末装置が送信した上り信号が到着するように、前記ユーザ端末装置の送信時刻を取得し、前記AP時刻形式変換部は、前記ユーザ端末装置の前記送信時刻を、前記第1の時刻形式から、前記ユーザ端末装置で解釈可能な第3の時刻形式へ変換し、第3の時刻形式へ変換した前記ユーザ端末装置の前記送信時刻を示す情報を、前記ユーザ端末装置へ送信する、通信システムである。
本発明の一態様は、ユーザ端末装置が送信した上り信号を、加入者線終端装置から受信し、受信した前記上り信号を、上位ネットワークへ転送する加入者線端局装置であって、ユーザ端末装置が送信した送信要求に応じて、時刻配信網と同期した第1の時刻形式で、前記加入者線終端装置の送信時刻を設定するOLT送信許可部と、前記加入者線終端装置の前記送信時刻を、前記第1の時刻形式から、前記加入者線終端装置で解釈可能な第2の時刻形式へ変換するOLT時刻形式変換部とを備える、加入者線端局装置である。
本発明の一態様は、ユーザ端末装置が送信した上り信号を受信し、受信した前記上り信号を、加入者線終端装置を経由して、加入者線端局装置へ送信する無線回線終端装置であって、前記加入者線端局装置が第2の時刻形式へ変換した送信時刻を、時刻配信網と同期した第1の時刻形式へ変換するAP時刻形式変換部と、前記AP時刻形式変換部が前記第1の時刻形式へ変換した前記送信時刻に基づいて、前記第1の時刻形式で、前記ユーザ端末装置の送信時刻を取得するAP送信許可部とを備え、前記AP時刻形式変換部は、前記AP送信許可部が取得した前記ユーザ端末装置の前記送信時刻を、第1の時刻形式から、前記ユーザ端末装置で解釈可能な第3の時刻形式へ変換し、第3の時刻形式へ変換した前記ユーザ端末装置の前記送信時刻を示す情報を、前記ユーザ端末装置へ送信する、無線回線終端装置である。
本発明の一態様は、ユーザ端末装置が送信した上り信号を、加入者線終端装置から受信し、受信した前記上り信号を、上位ネットワークへ転送する加入者線端局装置であって、無線回線終端装置が第2の時刻形式へ変換した送信時刻を、第1の時刻形式へ変換するOLT時刻形式変換部と、前記OLT時刻形式変換部が前記第1の時刻形式へ変換した前記送信時刻に基づいて、時刻配信網と同期した前記第1の時刻形式で、前記加入者線終端装置へ、前記ユーザ端末装置が送信した上り信号が到着する時刻を取得するAP送信許可部とを備え、前記OLT時刻形式変換部は、前記到着する時刻を、前記第2の時刻形式へ変換する加入者線端局装置である。
本発明の一態様は、ユーザ端末装置が送信した上り信号を受信し、受信した前記上り信号を、加入者線終端装置を経由して、加入者線端局装置へ送信する無線回線終端装置であって、ユーザ端末装置が送信した送信要求に応じて、時刻配信網と同期した第1の時刻形式で、前記加入者線終端装置の送信時刻を設定するAP送信許可部と、前記加入者線終端装置の前記送信時刻を、前記第1の時刻形式から、前記加入者線終端装置で解釈可能な第2の時刻形式へ変換するAP時刻形式変換部とを備え、前記AP時刻形式変換部は、前記加入者線端局装置が送信した前記第2の時刻形式へ変換した前記送信時刻を、前記第2の時刻形式から、前記ユーザ端末装置で解釈可能な第3の時刻形式へ変換し、前記AP送信許可部は、前記第1の時刻形式の前記加入者線終端装置へ、前記ユーザ端末装置が送信した上り信号が到着する時刻に基づいて、前記到着する時刻に、前記ユーザ端末装置が送信した上り信号が到着するように、前記ユーザ端末装置の送信時刻を取得し、前記AP時刻形式変換部は、前記ユーザ端末装置の前記送信時刻を、前記第1の時刻形式から、前記ユーザ端末装置で解釈可能な第3の時刻形式へ変換し、第3の時刻形式へ変換した前記ユーザ端末装置の前記送信時刻を示す情報を、前記ユーザ端末装置へ送信する、無線回線終端装置である。
本発明により、加入者線端局装置と加入者線終端装置とが接続され、加入者線終端装置と無線回線終端装置とが接続されているシステムにおいて、ユーザ端末からの上り信号を低遅延で加入者線端局装置まで届けることが可能となる。
第一の実施形態に係る通信システムの一例を示す図である。 第一の実施形態に係る通信システムの動作の一例を示すフローチャートである。 第一の実施形態に係る通信システムの動作の一例を示すシーケンスチャートである。 通信システムの動作の一例を示すフローチャートである。 第二の実施形態に係る通信システムの一例を示す図である。 第二の実施形態に係る通信システムの動作の一例を示すフローチャートである。 第二の実施形態に係る通信システムの動作の一例を示すシーケンスチャートである。 通信システムの一例を示す図である。
本発明を実施するための形態を、図面を参照しつつ説明する。以下で説明する実施形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施形態は、以下の実施形態に限られない。
なお、実施形態を説明するための全図において、同一の機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
[第一の実施形態]
(通信システム)
図1は、本実施形態に係る通信システムの一例を示す図である。
本実施形態に係る通信システム1000は、加入者線端局装置(OLT)100と、加入者線終端装置(ONU)200と、無線回線終端装置(AP)300と、ユーザ端末装置(UE)400とを備える。
通信システム1000は、UE400が送信した上り信号を、AP300と、ONU200を経由して、OLT100に接続された上位ネットワークへ転送する。OLT100は、UE400が送信した送信要求に応じて、時刻配信網と同期した第1の時刻形式で、ONU200の送信時刻を取得し、取得した送信時刻を設定する。OLT100は、設定したONU200の送信時刻を示す情報を、第1の時刻形式から、ONU200で解釈可能な第2の時刻形式へ変換する。OLT100は、第2の時刻形式へ変換した送信時刻を示す情報を含む送信許可を、ONU200を経由して、AP300へ送信する。
AP300は、OLT100が送信した送信許可を受信する。AP300は、受信した送信許可に含まれる第2の時刻形式へ変換したONU200の送信時刻を示す情報を、第2の時刻形式から、第1の時刻形式へ変換する。AP300は、第1の時刻形式へ変換したONU200の送信時刻を示す情報に基づいて、時刻配信網と同期した第1の時刻形式で、UE400の送信時刻を取得し、取得した送信時刻を設定する。AP300は、設定したUE400の送信時刻を示す情報を、第1の時刻形式から、UE400で解釈可能な第3の時刻形式へ変換する。AP300は、第3の時刻形式へ変換したUE400の送信時刻を示す情報を含む送信許可(TXOP: Transmission Opportunity)を、UE400へ送信する。UE400は、AP300が送信した送信許可を受信する。UE400は、受信した送信許可に含まれる第3の時刻形式へ変換したUE400の送信時刻を示す情報に基づいて、送信時刻を設定する。UE400は、設定した送信時刻にしたがって、上り信号を送信する。
(通信システムの構成)
図1を参照して、通信システム1000を構成するOLT100、ONU200、AP300、及びUE400について順次説明する。
(OLT)
OLT100は、光回線送受信器101と、信号処理部102と、記憶部106とを備える。光回線送受信器101と、信号処理部102とは、バスで接続される。また、信号処理部102と、記憶部106とは、バスで接続される。
光回線送受信器101は、通信モジュールによって実現される。光回線送受信器101には、光ファイバ50が接続される。光回線送受信器101は、ネットワークを経由して、ONU200などの他の装置と通信を行う。また、光回線送受信器101は、UE400が送信し、ONU200が転送した送信要求を受信し、受信した送信要求を、信号処理部102へ出力する。光回線送受信器101は、信号処理部102が出力したONU200の送信時刻を示す情報を含む送信許可を、ONU200へ送信する。また、光回線送受信器101は、UE400が送信し、ONU200が転送した上り信号を受信し、受信した上り信号を、信号処理部102へ出力する。
記憶部106は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ、またはこれらのうち複数が組み合わされたハイブリッド型記憶装置などにより実現される。記憶部106には、信号処理部102により実行されるプログラム107が記憶される。
信号処理部102の全部または一部は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサが記憶部106に格納されたプログラム107を実行することにより実現される機能部(以下、ソフトウェア機能部と称する)である。なお、信号処理部102の全部または一部は、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、またはFPGA(Field-Programmable Gate Array)などのハードウェアにより実現されてもよく、ソフトウェア機能部とハードウェアとの組み合わせによって実現されてもよい。
信号処理部102は、例えば、送信許可部103と、時刻形式変換部105とを備える。
送信許可部103は、光回線送受信器101が出力した送信要求を取得する。送信許可部103は、取得した送信要求に基づいて、時刻配信網と同期した第1の時刻形式で、ONU200の送信時刻を取得し、取得した送信時刻を設定する。具体的には、送信許可部103は、IEEE1588によって同期を確立している。IEEE1588では、基準時刻である1970年1月1日00:00:00に対する1s単位の差分を保持し、更に1ns単位で時間を補正するため、誤差を無視すれば時刻を1ns単位で正確に保持することができる。送信許可部103は、IEEE1588で保持が可能な1ns単位の時刻形式である第1の時刻形式で、ONU200の送信時刻を設定する。送信許可部103は、第1の時刻形式で設定したONU200の送信時刻を示す情報を、時刻形式変換部105へ出力する。
時刻形式変換部105は、送信許可部103が出力したONU200の送信時刻を示す情報を取得する。時刻形式変換部105は、16ns粒度のMPCP(Multi-Point Control Protocol)タイマ、GPONの約12.6ns粒度のタイマなどの特定の通信方式に紐付いた第2の時刻形式と、IEEE1588で用いられるタイムスタンプなどの汎用性の高い第1の時刻形式との間で、送信時刻を変換する。時刻形式変換部105は、ONU200の送信時刻を示す情報を、第1の時刻形式から、第2の時刻形式へ変換する。時刻形式変換部105は、第2の時刻形式へ変換したONU200の送信時刻を示す情報を含む送信許可を、光回線送受信器101へ出力する。
(ONU)
ONU200は、光回線送受信器201と、送信スケジューラ202とを備える。光回線送受信器201と、送信スケジューラ202とは、バスで接続される。
光回線送受信器201は、通信モジュールによって実現される。光回線送受信器201には、光ファイバ50が接続される。光回線送受信器201は、ネットワークを経由して、OLT100などの他の装置と通信を行う。光回線送受信器201は、UE400が送信し、AP300が転送した送信要求を受信し、受信した送信要求を、OLT100へ転送する。光回線送受信器201は、OLT100が送信した送信許可を、送信スケジューラ202へ出力する。光回線送受信器201は、AP210が送信した上り信号を、送信スケジューラ202へ出力する。光回線送受信器201は、送信スケジューラ202が出力した上り信号を、OLT100へ送信する。
送信スケジューラ202は、光回線送受信器201が出力した送信許可を取得する。送信スケジューラ202は、取得した送信許可に含まれるONU200の送信時刻を示す情報に基づいて、送信スケジュールを設定する。送信スケジューラ202は、光回線送受信器201が出力した上り信号を、設定した送信スケジュールにしたがって、光回線送受信器201へ出力する。
(AP)
AP300は、無線送受信器301と、信号処理部302と、記憶部306とを備える。無線送受信器301と、信号処理部302とは、バスで接続される。また、信号処理部302と、記憶部306とは、バスで接続される。
無線送受信器301は、通信モジュールによって実現される。無線送受信器301は、ネットワークを経由して、UE400と通信を行う。無線送受信器301は、UE400が送信した送信要求を、信号処理部302へ出力する。無線送受信器301は、信号処理部302が出力した第3の時刻形式のUE400の送信時刻を示す情報を含む送信許可を、UE400へ送信する。無線送受信器301は、UE400が送信した上り信号を、信号処理部302へ出力する。
記憶部306は、例えば、RAM、ROM、HDD、フラッシュメモリ、またはこれらのうち複数が組み合わされたハイブリッド型記憶装置などにより実現される。記憶部306には、信号処理部302により実行されるプログラム307が記憶される。
信号処理部302の全部または一部は、例えば、CPUなどのプロセッサが記憶部306に格納されたプログラム307を実行することにより実現されるソフトウェア機能部である。なお、信号処理部302の全部または一部は、LSI、ASIC、またはFPGAなどのハードウェアにより実現されてもよく、ソフトウェア機能部とハードウェアとの組み合わせによって実現されてもよい。
信号処理部302は、例えば、送信許可部303と、時刻形式変換部304とを備える。
時刻形式変換部304は、ONU200が出力した第2の時刻形式のONU200の送信時刻を示す情報を含む送信許可を取得する。時刻形式変換部304は、送信許可に含まれる第2の時刻形式のONU200の送信時刻を示す情報を、第2の時刻形式から、第1の時刻形式へ変換する。時刻形式変換部304は、第1の時刻形式へ変換したONU200の送信時刻を示す情報を、送信許可部303へ出力する。
また、時刻形式変換部304は、送信許可部303が出力した第1の時刻形式のUE400の送信時刻を示す情報を取得する。時刻形式変換部304は、16ns粒度のMPCPタイマ、GPONの約12.6ns粒度のタイマなどの特定の通信方式に紐付いた第1の時刻形式と、IEEE1588で用いられるタイムスタンプなどの汎用性の高い第3の時刻形式との間で、送信時刻を変換する。時刻形式変換部304は、第1の時刻形式のUE400の送信時刻を示す情報を、第1の時刻形式から、第3の時刻形式へ変換する。時刻形式変換部304は、第3の時刻形式へ変換したUE400の送信時刻を示す情報を含む送信許可を、無線送受信器301へ出力する。
送信許可部303は、時刻形式変換部304が出力した第1の時刻形式へ変換したONU200の送信時刻を示す情報を取得する。送信許可部303は、取得したONU200の送信時刻を示す情報に基づいて、時刻配信網と同期した第1の時刻形式で、UE400の送信時刻を取得し、取得した送信時刻を設定する。具体的には、送信許可部303は、ONU200の送信時刻が経過する前に、AP300からONU200へ、上り信号を送信するために、UE400が上り信号を送信する時刻を取得し、取得した送信時刻を設定する。送信許可部303は、第1の時刻形式で設定したUE400の送信時刻を示す情報を、時刻形式変換部304へ出力する。
(UE)
UE400は、無線送受信器401と、送信スケジューラ402とを備える。無線送受信器401と、送信スケジューラ402とは、バスで接続される。
無線送受信器401は、通信モジュールによって実現される。無線送受信器401は、ネットワークを経由して、AP300などの他の装置と通信を行う。無線送受信器401は、送信スケジューラ402が出力した送信要求を、AP300へ送信する。無線送受信器401は、AP300が出力した送信許可を示す情報を、送信スケジューラ402へ出力する。無線送受信器401は、送信スケジューラ402が出力した上り信号を送信する。
送信スケジューラ402は、ユーザがUE400を操作することによって、送信するデータが発生した場合に、送信要求を作成し、作成した送信要求を、無線送受信器401へ出力する。また、送信スケジューラ402は、無線送受信器401が出力した送信許可を示す情報を取得し、取得した送信許可を示す情報に含まれるUE400の送信時刻を示す情報に基づいて、送信時刻を設定する。送信スケジューラ402は、設定した送信時刻にしたがって、上り信号を、無線送受信器401へ出力する。
(通信システムの動作)
図2は、第一の実施形態に係る通信システムの動作の一例を示す図である。図2は、主に、OLT100と、AP300との間で実行される通信方法について示す。
(ステップS101) OLT100の送信許可部103は、時刻情報の同期を開始する。具体的には、送信許可部103は、時刻配信網との間で、同期を開始する。
(ステップS102) OLT100の送信許可部103は、時刻配信網との間で、同期ができているか否かを確認する。
(ステップS103) OLT100の送信許可部103は、時刻配信網との間で、同期ができている場合には、ステップS109へ移行する。一方、送信許可部103は、時刻配信網との間で、同期ができていない場合には、ステップS101へ戻り、同期を開始する。ここでは、送信許可部103が、時刻配信網との間で、同期ができている場合について、説明を続ける。
(ステップS104) AP300の送信許可部303は、時刻情報の同期を開始する。具体的には、送信許可部303は、時刻配信網との間で、同期を開始する。
(ステップS105) AP300の送信許可部303は、時刻配信網との間で、同期ができているか否かを確認する。
(ステップS106) AP300の送信許可部303は、時刻配信網との間で、同期ができている場合には、ステップS107へ移行する。一方、送信許可部303は、時刻配信網との間で、同期ができていない場合には、ステップS104へ戻り、同期を開始する。ここでは、送信許可部303が、時刻配信網との間で、同期ができている場合について、説明を続ける。
(ステップS107) AP300の無線送受信器301は、UE400が送信した送信要求を受信する。無線送受信器301は、受信した送信要求を、信号処理部302へ出力する。信号処理部302は、無線送受信器301が出力した送信要求を取得する。
(ステップS108) 信号処理部302は、取得した送信要求を、ONU200へ出力する。ONU200の光回線送受信器201は、信号処理部302が出力した送信要求を、OLT100へ送信する。
(ステップS109) OLT100の光回線送受信器101は、ONU200が送信した送信要求を、受信する。光回線送受信器101は、受信した送信要求を、信号処理部102へ出力する。信号処理部102の送信許可部103は、光回線送受信器101が出力した送信要求を取得する。
(ステップS110) OLT100の送信許可部103は、取得した送信要求に基づいて、時刻配信網と同期した第1の時刻形式で、ONU200の送信時刻を設定する。送信許可部103は、第1の時刻形式で設定したONU200の送信時刻を示す情報を、時刻形式変換部105へ出力する。時刻形式変換部105は、送信許可部103が出力したONU200の送信時刻を示す情報を取得し、取得したONU200の送信時刻を示す情報を、第1の時刻形式から、第2の時刻形式へ変換する。時刻形式変換部105は、第2の時刻形式へ変換したONU200の送信時刻を示す情報を含む送信許可を、光回線送受信器101へ出力する。光回線送受信器101は、時刻形式変換部105が出力した送信許可を送信する。OLT100が送信した送信許可は、ONU200を経由して、AP300へ送信される。
(ステップS111) AP300の信号処理部102の時刻形式変換部304は、ONU200が出力した送信許可を取得する。
(ステップS112) AP300の時刻形式変換部304は、取得した送信許可に含まれるONU200の送信時刻を示す情報を、第2の時刻形式から、第1の時刻形式へ変更する。時刻形式変換部304は、第1の時刻形式へ変更したONU200の送信時刻を示す情報を、送信許可部303へ出力する。送信許可部303は、時刻形式変換部304が出力した第1の時刻形式へ変更したONU200の送信時刻を示す情報を取得し、取得した送信時刻を示す情報に基づいて、UE400の送信時刻を設定する。
その後、送信許可部303は、第1の時刻形式のUE400の送信時刻を示す情報を、時刻形式変換部304へ出力する。時刻形式変換部304は、送信許可部303が出力した第1の時刻形式のUE400の送信時刻を示す情報を取得し、取得した第1の時刻形式のUE400の送信時刻を示す情報を、第1の時刻形式から第3の時刻形式へ変換する。時刻形式変換部304は、第3の時刻形式へ変換したUE400の送信時刻を示す情報を含む送信許可を、無線送受信器301へ出力する。無線送受信器301は、時刻形式変換部304が出力した送信許可を、UE400へ送信する。
図2に示されるフローチャートにおいて、ステップS101−S103の処理と、ステップS104−S106の処理とは、順序を逆にしてもよいし、並行して行われてもよい。
図3は、第一の実施形態に係る通信システムの動作の一例を示すシーケンスチャートである。図3に示される例では、第一の実施形態に係る通信システムを、EPONへ適用した例を示す。EPONにおいてOLT100がONU200に通知する時刻は、IEEE802.3ahに記載の通り、MPCPタイムスタンプと呼ばれ、16ns単位の32bitカウンタ値であり、このカウンタはIEEE1588とは独立に動作する。ここでは、この時刻形式を第2の時刻形式という。このカウンタは70s程度で一周するため、単独で時刻を保持するのは困難である。AP300において、UE400に送信許可を割り当てる際に利用するのは、9μsの時間スロットを基準とした時刻形式であり、ここではこの時刻形式を第3の時刻形式という。
(ステップS201) UE400の送信スケジューラ402は、ユーザがUE400を操作することによって、送信するデータが発生した場合に、送信要求を作成し、作成した送信要求を、無線送受信器401へ出力する。無線送受信器401は、送信スケジューラ402が出力した送信要求を、AP300へ送信する。ここで、送信要求には、通信量を示す情報が含まれてもよい。
(ステップS202) AP300の無線送受信器301は、UE400が送信した送信要求を受信し、受信した送信要求を、信号処理部302へ出力する。信号処理部302は、無線送受信器301が出力した送信要求を取得し、取得した送信要求を、ONU200へ出力する。
(ステップS203) ONU200の光回線送受信器201は、AP300が出力した送信要求を受信し、受信した送信要求を、OLT100へ転送する。
(ステップS204) OLT100の光回線送受信器101は、ONU200が転送した送信要求を受信し、受信した送信要求を、信号処理部102へ出力する。信号処理部102の送信許可部103は、光回線送受信器101が出力した送信要求を取得し、取得した送信要求に基づいて、時刻配信網と同期した第1の時刻形式で、ONU200の送信時刻を設定する。送信許可部103は、第1の時刻形式で設定したONU200の送信時刻を示す情報を、時刻形式変換部105へ出力する。
(ステップS205) OLT100の時刻形式変換部105は、送信許可部103が出力した第1の時刻形式で設定したONU200の送信時刻を示す情報を取得し、取得した第1の時刻形式のONU200の送信時刻を示す情報に基づいて、ONU200の送信時刻を、第1の時刻形式から、第2の時刻形式へ変換する。時刻形式変換部105は、第2の時刻形式へ変換したONU200の送信時刻を示す情報を含む送信許可を、光回線送受信器101へ出力する。ここで、送信許可の一例は、グラント(GRANT)である。GRANTは、MPCPタイムスタンプを基としたスタートタイム(starttime)、及び長さ(length)である。
(ステップS206) OLT100の光回線送受信器101は、時刻形式変換部105が出力した送信許可を取得し、取得した送信許可を、ONU200へ送信する。
(ステップS207) ONU200の光回線送受信器201は、OLT100が送信した送信許可を受信し、受信した送信許可に含まれる第2の時刻形式のONU200の送信時刻を示す情報を、送信スケジューラ202へ出力する。送信スケジューラ202は、光回線送受信器201が出力した第2の時刻形式のONU200の送信時刻を示す情報を取得し、取得した第2の時刻形式のONU200の送信時刻を示す情報に基づいて、ONU200の送信時刻を設定する。光回線送受信器201は、AP300へ、送信許可を送信する。つまり、ONU200は、OLT100が送信したGRANTを、AP300へ転送する。
(ステップS208) AP300の信号処理部302の時刻形式変換部304は、ONU200が出力した送信許可に含まれる第2の時刻形式のONU200の送信時刻を示す情報を取得し、取得した第2の時刻形式のONU200の送信時刻を示す情報に基づいて、第2の時刻形式を、第1の時刻形式へ変換する。時刻形式変換部304は、第1の時刻形式のONU200の送信時刻を示す情報を、送信許可部303へ出力する。
(ステップS209) 送信許可部303は、時刻形式変換部304が出力した第1の時刻形式のONU200の送信時刻を示す情報を取得し、取得した第1の時刻形式のONU200の送信時刻を示す情報に基づいて、UE400の送信時刻を設定する。
(ステップS210) AP300の時刻形式変換部304は、第1の時刻形式のUE400の送信時刻を示す情報に基づいて、第1の時刻形式を、第3の時刻形式へ変換する。時刻形式変換部304は、第3の時刻形式のUE400の送信時刻を示す情報を含む送信許可を、無線送受信器301へ出力する。ここで、送信許可の一例は、TXOPである。
(ステップS211) AP300の無線送受信器301は、時刻形式変換部304が出力した送信許可を取得し、取得した送信許可を、UE400へ送信する。
図3に示されるシーケンスチャートでは、OLT100をEPONのOLTとして、ONU200が送受信するフレーム(GRANT)に付与する時刻を第2の時刻形式とした場合について説明したが、この例に限られない。例えば、OLT100をGPONのOLTとして、ONU200が送受信するフレーム(BWmap)に付与する時刻を、ITU―T G.984シリーズの第2aの時刻形式などの異なる時刻形式を用いるようにしてもよい。
(本実施形態に係る通信システムの効果)
本実施形態に係る通信システムの効果について説明する。本実施形態に係る通信システムの効果について説明するために、従来の通信システムの動作について説明する。
図4は、通信システムの動作の一例を示す図である。
(ステップS301) OLT10の信号処理部12は、時刻情報の同期を開始する。具体的には、信号処理部12は、時刻配信網との間で、同期を開始する。
(ステップS302) OLT10の信号処理部12は、時刻配信網との間で、同期ができているか否かを確認する。
(ステップS303) OLT10の信号処理部12は、時刻配信網との間で、同期ができている場合には、ステップS309へ移行する。一方、信号処理部12は、時刻配信網との間で、同期ができていない場合には、ステップS301へ戻り、同期を開始する。ここでは、信号処理部12が、時刻配信網との間で、同期ができている場合について、説明を続ける。
(ステップS304) AP30の信号処理部34は、時刻情報の同期を開始する。具体的には、信号処理部34は、時刻配信網との間で、同期を開始する。
(ステップS305) AP30の信号処理部34は、時刻配信網との間で、同期ができているか否かを確認する。
(ステップS306) AP30の信号処理部34は、時刻配信網との間で、同期ができている場合には、ステップS307へ移行する。一方、信号処理部34は、時刻配信網との間で、同期ができていない場合には、ステップS304へ戻り、同期を開始する。ここでは、信号処理部34が、時刻配信網との間で、同期ができている場合について、説明を続ける。
(ステップS307) AP30の無線送受信器33は、UE400が送信した送信要求を受信する。無線送受信器33は、受信した送信要求を、信号処理部34へ出力する。信号処理部34は、無線送受信器33が出力した送信要求を取得する。
(ステップS308) AP30の信号処理部34は、取得した送信要求を、ONU20へ送信する。ONU20は、AP30が送信した送信要求を取得し、取得した送信要求を、OLT10へ、送信する。
(ステップS309) OLT10の光回線送受信器11は、ONU20が送信した送信要求を受信する。光回線送受信器11は、受信した送信要求を、信号処理部12へ出力する。信号処理部12は、光回線送受信器11が出力した送信要求を取得する。
(ステップS310) OLT10の信号処理部12は、取得した送信要求に基づいて、時刻配信網と同期した第1aの時刻形式で、ONU20の送信時刻を設定し、設定したONU20の送信時刻を示す情報を含む送信許可を、光回線送受信器11へ出力する。光回線送受信器11は、信号処理部12が出力した送信許可を、ONU20へ送信する。
(ステップS311) AP30の信号処理部34は、第2の時刻形式のUE400の送信時刻を示す情報を含む送信許可を、UE400へ送信する。
図4に示されるフローチャートにおいて、ステップS301−S303の処理と、ステップS304−S306の処理とは、順序を逆にしてもよいし、並行して行われてもよい。
図4に示される通信システムの動作の一例によれば、ONU20は、時刻形式1aで指定された時刻までに、AP30を経由して、UE40から上り信号が送信された場合、つまり時刻形式1aで指定されたONU20の送信時刻よりも、時刻形式2で指定したUE40の送信時刻が早い場合、ONU20が更にOLT10に対して送信要求を行う必要がないため、UE40が送信した上り信号の遅延を低減することができる。しかし、時刻形式1aで指定されるONU20の送信時刻と、時刻形式2で指定されるUE40の送信時刻とは独立であるため、必ずしもこの状態を満足できるとは限らない。
一方、第一の実施形態に係る通信システムによれば、AP300の信号処理部302が、ONU200を介して、OLT100の信号処理部102へ送信要求を通知する。OLT100の送信許可部103は、第1の時刻形式でONU200の送信時刻を設定する。OLT100の時刻形式変換部105は、ONU200が解釈できるように、第1の時刻形式のONU200の送信時刻を、第2の時刻形式へ変換する。
OLT100の時刻形式変換部105は、第2の時刻形式のONU200の送信時刻を示す情報を含む送信許可を、光回線送受信器101へ出力する。光回線送受信器101は、時刻形式変換部105が出力した送信許可を送信する。OLT100が送信した送信許可は、ONU200を経由して、AP300へ送信される。
AP300は、OLT100が送信した送信許可に含まれるONU200の送信時刻を示す情報を、第2の時刻形式から、第1の時刻形式へ変換する。AP300は、第1の時刻形式へ変換したONU200の送信時刻を示す情報に基づいて、UE400の送信時刻を設定する。AP300は、設定したUE400の送信時刻を、第1の時刻形式から、第3の時刻形式へ変換する。AP300は、第3の時刻形式へ変換したUE400の送信時刻を示す情報を含む送信許可を、UE400へ送信する。
AP300の送信許可部303は時刻配信網と同期し、OLT100の送信許可部103は時刻配信網と同期している。よって、AP300の送信許可部303と、OLT100の送信許可部103との間は、同期がとれている。このため、AP300は、OLT100が送信した送信許可に含まれるONU200の送信時刻を把握することができる。AP300は、ONU200の送信時刻に間に合うように、UE400の送信時刻を設定することができる。AP300は、設定したUE400の送信時刻を示す情報を含む送信許可を、UE400へ送信することができる。UE400へ送信する送信許可に含める時刻情報は、例えば、IEEE802.11に規定された32μs単位の8bitの値で指定される第3の時刻形式とする。このように構成することによって、UE400が送信する上り信号の遅延を低減することができる。
AP300の送信許可部303は、ONU200の送信時刻までに、UE400が送信する上り信号が到着するように送信時刻を算出することができる。これにより、UE400が送信した上り信号を、AP300でバッファする必要がなくなるため、AP300のバッファを削減することが可能となる。
前述した実施形態において、AP300、つまり下部側装置に、時刻形式変換部304として、CPUを動作させるプログラムを作成するようにしてもよい。これにより、特定の通信方式に依らずに、下位側のプログラムと上位側のプログラムとを連携・協調させることができる。
本実施形態に係る通信システムによれば、伝送方式に依らずに共通的に時間を扱うための吸収層として時刻形式変換部を設けることで、同一のプログラムを再利用し、低遅延性を達成するプログラムを経済的に開発・保守することができる。
同一の送信許可プログラムによって、複数種類のOLTを動作させることができるため、OLTに一貫性を保つことができ、装置ごとに場合分けされた保守を行わなくて済むため、保守のための学習コストを低く保つことができる。
[第2の実施形態]
(通信システム)
図5は、第二の実施形態に係る通信システムの一例を示す図である。
本実施形態に係る通信システム1000は、前述した第一の実施形態に係る通信システムと同様に、OLT100と、ONU200と、AP300と、UE400とを備える。
通信システム1000は、UE400が送信した上り信号を、AP300と、ONU200を経由して、OLT100に接続された上位ネットワークへ転送する。
上り信号の送信に先立って、AP300は、UE400が送信した送信要求に応じて、時刻配信網と同期した第1の時刻形式で、ONU200の送信時刻を取得し、取得した送信時刻を設定する。AP300は、設定したONU200の送信時刻を示す情報を、第1の時刻形式から、ONU200で解釈可能な第2の時刻形式へ変換する。AP300は、第2の時刻形式へ変換したONU200の送信時刻を示す情報を含む送信許可を、ONU200を経由して、OLT100へ送信する。
OLT100は、AP300が送信した送信許可を受信する。OLT100は、受信した送信許可に含まれる第2の時刻形式へ変換したONU200の送信時刻を示す情報を、第2の時刻形式から、第1の時刻形式へ変換する。OLT100は、第1の時刻形式へ変換したONU200の送信時刻を示す情報に基づいて、ONU200に、UE400が送信した上り信号が到着する時刻(以下、「到着時刻」という)を算出し、算出した到着時刻を取得し、取得した送信時刻を設定する。OLT100は、設定した到着時刻を、第1の時刻形式から、第2の時刻形式へ変換する。OLT100は、第2の時刻形式へ変換した到着時刻を示す情報を含む送信許可を、ONU200へ送信する。ONU200は、OLT100が送信した送信許可を、AP300へ送信する。
AP300は、ONU200が送信した送信許可を受信し、受信した送信許可に含まれる到着時刻を示す情報を、第2の時刻形式から、第1の時刻形式へ変換する。AP300は、第1の時刻形式へ変換した到着時刻を取得し、取得した送信時刻を設定する。AP300は、第1の時刻形式へ変換した到着時刻に、UE400が送信した上り信号が到着するように、UE400の上り信号の送信時刻を取得し、取得した送信時刻を設定する。AP300は、設定したUE400の上り信号の送信時刻を示す情報を、第1の時刻形式から、UE400で解釈可能な第3の時刻形式へ変換する。AP300は、第3の時刻形式へ変換したUE400の送信時刻を示す情報を含む送信許可を、UE400へ送信する。
UE400は、AP300が送信した送信許可を受信する。UE400は、受信した送信許可に含まれる第3の時刻形式へ変換したUE400の送信時刻を示す情報に基づいて、送信時刻を設定する。UE400は、設定した送信時刻にしたがって、上り信号を送信する。
(通信システムの構成)
図5を参照して、通信システム1000を構成するOLT100、ONU200、AP300、及びUE400のうち、第一の実施形態に係る通信システムとは異なるOLT100、及びAP300について順次説明する。
(OLT)
OLT100は、光回線送受信器101と、信号処理部108と、記憶部106とを備える。光回線送受信器101と、信号処理部108とは、バスで接続される。また、信号処理部108と、記憶部106とは、バスで接続される。
光回線送受信器101は、通信モジュールによって実現される。光回線送受信器101には、光ファイバが接続される。光回線送受信器101は、ネットワークを経由して、ONU200などの他の装置と通信を行う。光回線送受信器101は、AP300が送信し、ONU200が転送した送信許可を受信し、受信した通信許可を、信号処理部108へ出力する。光回線送受信器101は、信号処理部108が出力した送信許可を、ONU200へ送信する。また、光回線送受信器101は、UE400が送信し、ONU200が転送した上り信号を受信し、受信した上り信号を、信号処理部108へ出力する。
記憶部106は、例えば、RAM、ROM、HDD、フラッシュメモリ、またはこれらのうち複数が組み合わされたハイブリッド型記憶装置などにより実現される。記憶部106には、信号処理部108によって実行されるプログラム111が記憶される。
信号処理部108の全部または一部は、例えば、CPUなどのプロセッサが記憶部106に格納されたプログラム111を実行することにより実現されるソフトウェア機能部である。なお、信号処理部108の全部または一部は、LSI、ASIC、またはFPGAなどのハードウェアにより実現されてもよく、ソフトウェア機能部とハードウェアとの組み合わせによって実現されてもよい。
信号処理部108は、例えば、送信許可部109と、時刻形式変換部110とを備える。
時刻形式変換部110は、光回線送受信器101が出力した送信許可を取得する。時刻形式変換部110は、第1の時刻形式と、第2の時刻形式との間で、送信時刻を変換する。時刻形式変換部110は、送信許可に含まれる第2の時刻形式のONU200の送信時刻を示す情報を、第2の時刻形式から、第1の時刻形式へ変換する。時刻形式変換部110は、第1の時刻形式へ変換したONU200の送信時刻を示す情報を、送信許可部109へ出力する。
また、時刻形式変換部110は、送信許可部109が出力した到着時刻を示す情報を取得する。時刻形式変換部110は、取得した到着時刻を示す情報を、第1の時刻形式から、第2の時刻形式へ変換する。時刻形式変換部110は、第2の時刻形式へ変換した到着時刻を示す情報を含む送信許可を、光回線送受信器101へ出力する。
送信許可部109は、時刻形式変換部110が出力した第1の時刻形式へ変換したONU200の送信時刻を示す情報を取得する。送信許可部109は、取得した第1の時刻形式へ変換したONU200の送信時刻を示す情報に基づいて、到着時刻を算出し、算出した到着時刻を取得し、取得した送信時刻を設定する。送信許可部109は、設定した到着時刻を示す情報を、時刻形式変換部110へ出力する。
(AP)
AP300は、無線送受信器301と、信号処理部308と、記憶部306とを備える。無線送受信器301と、信号処理部308とは、バスで接続される。また、信号処理部308と、記憶部306とは、バスで接続される。
無線送受信器301は、通信モジュールによって実現される。無線送受信器301は、ネットワークを経由して、UE400と通信を行う。
無線送受信器301は、UE400が送信した送信要求を、信号処理部308へ出力する。無線送受信器301は、ONU200が送信した送信許可を、信号処理部308へ出力する。無線送受信器301は、信号処理部308が出力した第3の時刻形式のUE400の送信時刻を示す情報を含む送信許可を、UE400へ送信する。無線送受信器301は、UE400が送信した上り信号を、信号処理部308へ出力する。
記憶部306は、例えば、RAM、ROM、HDD、フラッシュメモリ、またはこれらのうち複数が組み合わされたハイブリッド型記憶装置などにより実現される。記憶部306には、信号処理部308により実行されるプログラム311が記憶される。
信号処理部308の全部または一部は、例えば、CPUなどのプロセッサが記憶部306に格納されたプログラム311を実行することにより実現されるソフトウェア機能部である。なお、信号処理部308の全部または一部は、LSI、ASIC、またはFPGAなどのハードウェアにより実現されてもよく、ソフトウェア機能部とハードウェアとの組み合わせによって実現されてもよい。
信号処理部308は、例えば、送信許可部309と、時刻形式変換部310とを備える。
送信許可部309は、無線送受信器301が出力した送信要求を取得する。送信許可部309は、取得した送信要求に基づいて、時刻配信網と同期した第1の時刻形式で、ONU200の送信時刻を取得し、取得した送信時刻を設定する。送信許可部309は、第1の時刻形式で設定したONU200の送信時刻を示す情報を、時刻形式変換部310へ出力する。
送信許可部309は、時刻形式変換部310が出力した第1の時刻形式の到着時刻を示す情報に基づいて、その第1の時刻形式の到着時刻に、UE400が送信した上り信号が到着するように、UE400の上り信号の送信時刻を取得し、取得した送信時刻を設定する。送信許可部308は、設定したUE400の上り信号の送信時刻を示す情報を、時刻形式変換部310へ出力する。
時刻形式変換部310は、送信許可部309が出力したONU200の送信時刻を示す情報を取得する。時刻形式変換部310は、第1の時刻形式と、第2の時刻形式とを変換する。時刻形式変換部310は、ONU200の送信時刻を示す情報を、第1の時刻形式から、第2の時刻形式へ変換する。時刻形式変換部310は、第2の時刻形式へ変換したONU200の送信時刻を示す情報を、ONU200へ出力する。
時刻形式変換部310は、ONU200が出力した送信許可に含まれる第2の時刻形式の到着時刻を示す情報を、第2の時刻形式から、第1の時刻形式へ変換する。時刻形式変換部310は、第1の時刻形式へ変換した到着時刻を示す情報を、送信許可部309へ出力する。
時刻形式変換部310は、送信許可部309が出力したUE400の上り信号の送信時刻を示す情報を、第1の時刻形式から、UE400で解釈可能な第3の時刻形式へ変換する。時刻形式変換部310は、第3の時刻形式へ変換したUE400の上り信号の送信時刻を示す情報を含む送信許可を、無線送受信器301へ出力する。
(通信システムの動作)
図6は、第二の実施形態に係る通信システムの動作の一例を示す図である。図6は、主に、OLT100と、AP300との間で実行される通信方法について示す。
ステップS401−S407は、図2のステップS101−S107を適用できる。
(ステップS408) AP300の信号処理部308の送信許可部309は、取得した送信要求に基づいて、時刻配信網と同期した第1の時刻形式で、ONU200の送信時刻を設定する。
(ステップS409) 送信許可部309は、第1の時刻形式で設定したONU200の送信時刻を示す情報を、時刻形式変換部310へ出力する。時刻形式変換部310は、送信許可部309が出力したONU200の送信時刻を示す情報を取得し、取得したONU200の送信時刻を示す情報を、第1の時刻形式から、第2の時刻形式へ変換する。時刻形式変換部310は、第2の時刻形式へ変換したONU200の送信時刻を示す情報を含む送信許可を、ONU200へ出力する。ONU200は、AP300が出力した送信許可を、OLT100へ送信する。
(ステップS410) OLT100の光回線送受信器101は、AP300が送信した送信許可を受信する。光回線送受信器101は、受信した送信許可を、信号処理部108へ出力する。信号処理部108の時刻形式変換部110は、光回線送受信器101が出力した送信許可を取得する。
(ステップS411) 信号処理部108の時刻形式変換部110は、光回線送受信器101が出力した送信許可を取得し、取得した送信許可に含まれるONU200の送信時刻を示す情報を、第2の時刻形式から、第1の時刻形式へ変更する。時刻形式変換部110は、第1の時刻形式へ変更したONU200の送信時刻を示す情報を、送信許可部109へ出力する。送信許可部109は、時刻形式変換部110が出力した第1の時刻形式へ変更したONU200の送信時刻を示す情報を取得し、取得した第1の時刻形式のONU200の送信時刻を示す情報に基づいて、到着時刻を算出し、算出した到着時刻を設定する。時刻形式変換部110は、設定した到着時刻を、第1の時刻形式から、第2の時刻形式へ変換する。時刻形式変換部110は、第2の時刻形式へ変換した到着時刻を示す情報を含む送信許可を、光回線送受信器101へ出力する。光回線送受信器101は、時刻形式変換部110が出力した送信許可を、ONU200へ送信する。
その後、ONU200の光回線送受信器201は、OLT100が送信した送信許可を受信し、受信した送信許可を、AP300へ出力する。AP300は、ONU200が送信した送信許可を受信し、受信した送信許可に含まれる到着時刻を示す情報を、第2の時刻形式から、第1の時刻形式へ変換する。AP300は、第1の時刻形式へ変換した到着時刻を設定する。AP300は、第1の時刻形式へ変換した到着時刻に、UE400が送信した上り信号が到着するように、UE400の上り信号の送信時刻を設定する。AP300は、設定したUE400の上り信号の送信時刻を示す情報を、第1の時刻形式から、UE400で解釈可能な第3の時刻形式へ変換する。AP300は、第3の時刻形式へ変換したUE400の送信時刻を示す情報を含む送信許可を、UE400へ送信する。
図6に示されるフローチャートにおいて、ステップS401−S403の処理と、ステップS404−S406の処理とは、順序を逆にしてもよいし、並行して行われてもよい。
図7は、第二の実施形態に係る通信システムの動作の一例を示すシーケンスチャートである。
ステップS501は、図3のステップS201を適用できる。
(ステップS502) AP300の無線送受信器301は、UEが送信した送信要求を受信し、受信した送信要求を、信号処理部308へ出力する。信号処理部308の送信許可部309は、無線送受信器301が出力した送信要求を取得し、取得した送信要求に基づいて、時刻配信網と同期した第1の時刻形式で、ONU200の送信時刻を設定する。送信許可部309は、第1の時刻形式で設定したONU200の送信時刻を示す情報を、時刻形式変換部310へ出力する。
(ステップS503) AP300の時刻形式変換部310は、送信許可部309が出力した第1の時刻形式で設定したONU200の送信時刻を示す情報を取得し、取得した第1の時刻形式のONU200の送信時刻を示す情報に基づいて、ONU200の送信時刻を、第1の時刻形式から、第2の時刻形式へ変換する。
(ステップS504) 時刻形式変換部310は、第2の時刻形式へ変換したONU200の送信時刻を示す情報を含む送信許可を、ONU200へ出力する。
(ステップS505) ONU200は、AP300が送信した送信許可を受信し、受信した送信許可を、OLT100へ転送する。
(ステップS506) OLT100の光回線送受信器101は、ONU200が転送した送信許可を受信し、受信した送信許可を、信号処理部108へ出力する。信号処理部108の時刻形式変換部110は、光回線送受信器101が出力した送信許可を取得し、取得した送信許可に含まれる第2の時刻形式のONU200の送信時刻を示す情報に基づいて、送信時刻を第2の時刻形式から、第1の時刻形式へ変換する。時刻形式変換部110は、第1の時刻形式へ変換したONU200の送信時刻を示す情報を、送信許可部109へ出力する。
(ステップS507) OLT100の送信許可部109は、時刻形式変換部110が出力した第1の時刻形式のONU200の送信時刻を示す情報に基づいて、到着時刻を算出し、算出した到着時刻を設定する。
(ステップS508) OLT100の送信許可部109は、設定した到着時刻を示す情報を、時刻形式変換部110へ出力する。時刻形式変換部110は、送信許可部109が出力した到着時刻を示す情報を取得し、取得した到着時刻を示す情報を、第1の時刻形式から、第2の時刻形式へ変換する。
(ステップS509) OLT100の時刻形式変換部110は、第2の時刻形式へ変換した到着時刻を示す情報を含む送信許可を、光回線送受信器101へ出力する。光回線送受信器101は、時刻形式変換部110が出力した送信許可を、ONU200へ送信する。
(ステップS510) ONU200の光回線送受信器201は、OLT100が送信した送信許可を受信し、受信した送信許可を、AP300へ出力するとともに、送信スケジューラ202へ出力する。送信スケジューラ202は、光回線送受信器201が出力した送信許可に含まれる到着時刻を示す情報に基づいて、上り信号が到着する時刻を設定する。
(ステップS511) AP300の信号処理部308は、ONU200が出力した送信許可を取得する。信号処理部308の時刻形式変換部310は、ONU200が出力した送信許可を取得し、取得した送信許可に含まれる到着時刻を示す情報を、第2の時刻形式から、第1の時刻形式へ変換する。時刻形式変換部310は、第1の時刻形式へ変換した上り信号が到着する時刻を示す情報を、送信許可部309へ出力する。
(ステップS512) 送信許可部309は、時刻形式変換部310が出力した到着時刻を示す情報を取得し、到着時刻を示す情報に基づいて、その到着時刻に、UE400が送信した上り信号が到着するように、UE400の上り信号の送信時刻を設定する。送信許可部309は、設定したUE400の上り信号の送信時刻を示す情報を、時刻形式変換部310へ出力する。
(ステップS513) 時刻形式変換部310は、送信許可部309が出力したUE400の上り信号の送信時刻を示す情報を、第1の時刻形式から、UE400で解釈可能な第3の時刻形式へ変換する。時刻形式変換部310は、第3の時刻形式へ変換したUE400の上り信号の送信時刻を示す情報を、無線送受信器301へ出力する。
(ステップS514) AP300の無線送受信器301は、時刻形式変換部310が出力した第3の時刻形式へ変換したUE400の上り信号の送信時刻を示す情報を取得し、取得した第3の時刻形式のUE400の上り信号の送信時刻を示す情報を、UE400へ送信する。
本実施形態によれば、AP300が設定したONU200の送信時刻にしたがって、OLT100が、ONU200の送信時刻を設定する。OLT100は、第1の時刻形式へ変換したONU200の送信時刻を示す情報に基づいて、ONU200に、UE400が送信した上り信号が到着する時刻(到着時刻)を算出し、算出した到着時刻を設定する。そして、AP300は、到着時刻に、UE400が送信した上り信号が到着するように、UE400の上り信号の送信時刻を設定する。このように構成することによって、UE400が送信した上り信号の遅延を低減することができる。
上述した実施形態に係るOLT100、ONU200、AP300、及びUE400をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
前述した第一の実施形態及び第二の実施形態において、送信許可部103、及び送信許可部109はOLT送信許可部の一例であり、時刻形式変換部105、及び時刻形式変換部110はOLT時刻形式変換部の一例であり、時刻形式変換部304、及び時刻形式変換部310はAP時刻形式変換部の一例であり、送信許可部303、及び送信許可部309はAP送信許可部の一例である。
10、100…加入者線端局装置, 50…光ファイバ, 11、21、101、201…光回線送受信器, 12…信号処理部, 13…ワイヤードロジック部, 14…第一の中央演算処理部, 16…第一の送信許可プログラム、 20、200…加入者線終端装置, 22、202…送信スケジューラ, 30、300…無線回線終端装置, 31…第二の中央演算処理部, 32…第二の送信許可プログラム, 33、301…無線送受信器, 34、108、308…信号処理部, 40、400…ユーザ端末装置, 41、401…無線送受信器, 42、402…送信スケジューラ, 102、302…信号処理部, 103、303、109、309…送信許可部, 104、304、110、310…時刻形式変換部, 106、306…記憶部, 107、307、111、311…プログラム, 1000…通信システム

Claims (6)

  1. 加入者線端局装置と、加入者線終端装置と、無線回線終端装置とを備え、ユーザ端末装置が送信した上り信号を、前記無線回線終端装置と、前記加入者線終端装置とを経由して、前記加入者線端局装置に接続された上位ネットワークへ転送する通信システムであって、
    前記加入者線端局装置は、
    ユーザ端末装置が送信した送信要求に応じて、時刻配信網と同期した第1の時刻形式で、前記加入者線終端装置の送信時刻を設定するOLT送信許可部と、
    前記加入者線終端装置の前記送信時刻を、前記第1の時刻形式から、前記加入者線終端装置で解釈可能な第2の時刻形式へ変換するOLT時刻形式変換部とを備え、
    前記無線回線終端装置は、
    前記加入者線端局装置が前記第2の時刻形式へ変換した前記送信時刻を、前記第1の時刻形式へ変換するAP時刻形式変換部と、
    前記AP時刻形式変換部が前記第1の時刻形式へ変換した前記送信時刻に基づいて、前記時刻配信網と同期した前記第1の時刻形式で、前記ユーザ端末装置の送信時刻を取得するAP送信許可部とを備え、
    前記AP時刻形式変換部は、前記AP送信許可部が取得した前記ユーザ端末装置の前記送信時刻を、第1の時刻形式から、前記ユーザ端末装置で解釈可能な第3の時刻形式へ変換し、前記第3の時刻形式へ変換した前記ユーザ端末装置の前記送信時刻を示す情報を、前記ユーザ端末装置へ送信する、通信システム。
  2. 加入者線端局装置と、加入者線終端装置と、無線回線終端装置とを備え、ユーザ端末装置が送信した上り信号を、前記無線回線終端装置と、前記加入者線終端装置とを経由して、前記加入者線端局装置に接続された上位ネットワークへ転送する通信システムであって、
    前記無線回線終端装置は、
    ユーザ端末装置が送信した送信要求に応じて、時刻配信網と同期した第1の時刻形式で、前記加入者線終端装置の送信時刻を設定するAP送信許可部と、
    前記加入者線終端装置の前記送信時刻を、前記第1の時刻形式から、前記加入者線終端装置で解釈可能な第2の時刻形式へ変換するAP時刻形式変換部とを備え、
    前記加入者線端局装置は、
    前記無線回線終端装置が前記第2の時刻形式へ変換した前記送信時刻を、前記第1の時刻形式へ変換するOLT時刻形式変換部と、
    前記OLT時刻形式変換部が前記第1の時刻形式へ変換した前記送信時刻に基づいて、前記時刻配信網と同期した前記第1の時刻形式で、前記加入者線終端装置へ、前記ユーザ端末装置が送信した上り信号が到着する時刻を取得するAP送信許可部とを備え、
    前記OLT時刻形式変換部は、前記到着する時刻を、前記第2の時刻形式へ変換し、
    前記AP時刻形式変換部は、前記加入者線端局装置が送信した前記第2の時刻形式へ変換した前記到着する時刻を、前記第2の時刻形式から、前記第1の時刻形式へ変換し、
    前記AP送信許可部は、前記第1の時刻形式へ変換した前記到着する時刻に基づいて、前記到着する時刻に、前記ユーザ端末装置が送信した上り信号が到着するように、前記ユーザ端末装置の送信時刻を取得し、
    前記AP時刻形式変換部は、前記ユーザ端末装置の前記送信時刻を、前記第1の時刻形式から、前記ユーザ端末装置で解釈可能な第3の時刻形式へ変換し、前記第3の時刻形式へ変換した前記ユーザ端末装置の前記送信時刻を示す情報を、前記ユーザ端末装置へ送信する、通信システム。
  3. ユーザ端末装置が送信した上り信号を、加入者線終端装置から受信し、受信した前記上り信号を、上位ネットワークへ転送する加入者線端局装置であって、
    ユーザ端末装置が送信した送信要求に応じて、時刻配信網と同期した第1の時刻形式で、前記加入者線終端装置の送信時刻を設定するOLT送信許可部と、
    前記加入者線終端装置の前記送信時刻を、前記第1の時刻形式から、前記加入者線終端装置で解釈可能な第2の時刻形式へ変換するOLT時刻形式変換部とを備える、加入者線端局装置。
  4. ユーザ端末装置が送信した上り信号を受信し、受信した前記上り信号を、加入者線終端装置を経由して、加入者線端局装置へ送信する無線回線終端装置であって、
    前記加入者線端局装置が第2の時刻形式へ変換した送信時刻を、時刻配信網と同期した第1の時刻形式へ変換するAP時刻形式変換部と、
    前記AP時刻形式変換部が前記第1の時刻形式へ変換した前記送信時刻に基づいて、前記第1の時刻形式で、前記ユーザ端末装置の送信時刻を取得するAP送信許可部とを備え、
    前記AP時刻形式変換部は、前記AP送信許可部が取得した前記ユーザ端末装置の前記送信時刻を、第1の時刻形式から、前記ユーザ端末装置で解釈可能な第3の時刻形式へ変換し、前記第3の時刻形式へ変換した前記ユーザ端末装置の前記送信時刻を示す情報を、前記ユーザ端末装置へ送信する、無線回線終端装置。
  5. ユーザ端末装置が送信した上り信号を、加入者線終端装置から受信し、受信した前記上り信号を、上位ネットワークへ転送する加入者線端局装置であって、
    無線回線終端装置が第2の時刻形式へ変換した送信時刻を、第1の時刻形式へ変換するOLT時刻形式変換部と、
    前記OLT時刻形式変換部が前記第1の時刻形式へ変換した前記送信時刻に基づいて、時刻配信網と同期した前記第1の時刻形式で、前記加入者線終端装置へ、前記ユーザ端末装置が送信した上り信号が到着する時刻を取得するAP送信許可部とを備え、
    前記OLT時刻形式変換部は、前記到着する時刻を、前記第2の時刻形式へ変換する、加入者線端局装置。
  6. ユーザ端末装置が送信した上り信号を受信し、受信した前記上り信号を、加入者線終端装置を経由して、加入者線端局装置へ送信する無線回線終端装置であって、
    ユーザ端末装置が送信した送信要求に応じて、時刻配信網と同期した第1の時刻形式で、前記加入者線終端装置の送信時刻を設定するAP送信許可部と、
    前記加入者線終端装置の前記送信時刻を、前記第1の時刻形式から、前記加入者線終端装置で解釈可能な第2の時刻形式へ変換するAP時刻形式変換部とを備え、
    前記AP時刻形式変換部は、前記加入者線端局装置が送信した前記第2の時刻形式へ変換した前記送信時刻を、前記第2の時刻形式から、前記ユーザ端末装置で解釈可能な第3の時刻形式へ変換し、
    前記AP送信許可部は、前記第1の時刻形式の前記加入者線終端装置へ、前記ユーザ端末装置が送信した上り信号が到着する時刻に基づいて、前記到着する時刻に、前記ユーザ端末装置が送信した上り信号が到着するように、前記ユーザ端末装置の送信時刻を取得し、
    前記AP時刻形式変換部は、前記ユーザ端末装置の前記送信時刻を、前記第1の時刻形式から、前記ユーザ端末装置で解釈可能な第3の時刻形式へ変換し、前記第3の時刻形式へ変換した前記ユーザ端末装置の前記送信時刻を示す情報を、前記ユーザ端末装置へ送信する、無線回線終端装置。
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