JP2019050448A - 端局装置及び通信方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、実施形態の通信システム(通信システム100)のシステム構成例を示す図である。通信システム100には、TDM−PONとモバイル網との連携制御方式が実装されている。
第1廃棄判定処理では、異常検出部222は、中継網70において終端装置30から端局装置20に対して1回の送信周期で送信可能な上り送信データ量の総量の上限値(以下「総量上限値」という。)を取得する。異常検出部222は、次の送信周期で終端装置30から端局装置20に対して送信される予定の上り送信データ量の総量(以下「総量予定値」という。)を取得する。総量予定値は、無線リソース情報に基づいて取得される。総量予定値が総量上限値よりも大きい場合、未送信データが発生してしまう可能性が高い。そのため、異常検出部222は、廃棄指示を帯域割当部23に通知する。一方、総量予定値が総量上限値以下である場合、未送信データが発生してしまう可能性が低い。そのため、異常検出部222は、廃棄指示を帯域割当部23に通知しない。
第2廃棄判定処理では、異常検出部222は、中継網70において終端装置30から端局装置20に対して1回の送信周期で送信可能な上り送信データ量の上限値を、終端装置30毎に取得する。終端装置30毎の上り送信データ量の上限値を、以下の説明では「個別上限値」という。個別上限値は、例えば、終端装置30から端局装置20に1回の送信周期で送信可能な上り送信データ量(PON区間帯域×送信周期)を、予め終端装置30毎に定めた比率に従って分割することによって得られる値であってもよい。個別上限値は、予め終端装置30毎に定めた上限転送レートで1回の送信周期に送信可能なデータ量として得られる値であってもよい。
図5は、第1廃棄信号送信処理における廃棄信号の送信タイミングを示す図である。第1廃棄信号送信処理では、送信周期(TTI)の略最後のタイミング(図5のt1)で終端装置30に廃棄処理が到達するように廃棄信号が送信される。第1廃棄信号送信処理において送信される廃棄信号には、即座に廃棄処理を実行することを示す情報が含まれる。そのため、終端装置30は、廃棄信号を受信すると、即座に廃棄処理を実行する。t1の時刻は、例えば以下の式1のように算出される。
t1=上り送信データの到着時刻+TTI−(α+RTT/2)・・・(式1)
図6は、第2廃棄信号送信処理における廃棄信号の送信タイミングを示す図である。第2廃棄信号送信処理では、廃棄タイミングを示す情報が廃棄信号に含まれる。図6の例では、廃棄タイミングである時刻t1を示す情報が廃棄信号に含まれる。第2廃棄信号送信処理では、終端装置30は、廃棄信号を受信すると、廃棄信号によって示される廃棄タイミングで廃棄処理を実行する。第2廃棄信号送信処理では、廃棄タイミングにおいて終端装置30が廃棄処理を実行可能であれば、どのようなタイミングで廃棄信号が送信されてもよい。図6の例では、中継網送信許可の信号と略同じタイミングで廃棄信号が送信される。
第1帯域割当処理では、帯域割当部23は、中継網70において終端装置30から端局装置20に対して1回の送信周期で送信可能な上り送信データ量の総量の上限値(総量上限値)を、各下位装置40に対して均等に割り当てる。例えば、以下の式2のように各終端装置30への帯域割当量が算出される。
帯域割当量(i)=総量上限値/下位装置40の台数・・・(式2)
第2帯域割当処理では、帯域割当部23は、中継網70において終端装置30から端局装置20に対して1回の送信周期で送信可能な上り送信データ量の総量の上限値(総量上限値)を、各終端装置30に対して、その終端装置30に到着する上り送信データのデータ量の総量(個別予定値)の比率に応じて割り当てる。例えば、以下の式3のように各終端装置30への帯域割当量が算出される。
帯域割当量(i)=総量上限値×個別予定値/総量予定値・・・(式3)
本実施形態の通信システム100は、システム要件に応じた廃棄制御を行うように構成されてもよい。以下、このような構成について具体的に説明する。終端装置30には、少なくとも2つ以上の論理識別子が付与される。また、終端装置30の論理識別子毎に、上り送信データを蓄積するためのバッファが設けられる。論理識別子は、終端装置30が出力する上り送信データの優先度を示す値である。例えば、このような2つの論理識別子が各終端装置30に付与されてもよい。一方の論理識別子は高優先度の上り送信データであることを示し、他方の論理識別子は低優先度の上り送信データであることを示す。終端装置30は、上り送信データを、その上り送信データに与えられた優先度に応じて異なるバッファに蓄積する。
図8は、通信システム100の変形例の構成を示す図である。通信システム100では、図8に示されるように、主信号及び無線リソース情報が同一の通信路で伝送されてもよい。例えば、主信号及び無線リソース情報は時分割多重通信を用いることによって同一の通信路で伝送されてもよい。
本実施形態において、上り送信データの到着時刻は、送信周期(TTI)毎のデータ先頭が終端装置30に到着する時刻として定義されてもよい。
Claims (8)
- 端局装置及び終端装置を介して、上位装置と、無線端末が接続される下位装置と、が通信可能に接続される通信システムにおける端局装置であって、
前記終端装置から前記端局装置に対して1回の送信周期で送信可能な上り送信データ量の上限値を、前記終端装置から1回の送信周期で送信される予定の上り送信データ量である予定値が超えるか否か判定する連携機能部と、
前記予定値が前記上限値を超えると判定された場合に、前記終端装置に対してバッファに蓄積された上り送信データを廃棄することを指示する廃棄信号を送信する帯域割当部と、
を備える端局装置。 - 前記連携機能部は、前記終端装置から前記端局装置に対して1回の送信周期で送信可能な上り送信データ量の総量の上限値である総量上限値を前記上限値として取得し、前記終端装置から前記端局装置に対して1回の送信周期で送信される予定の上り送信データ量の総量である総量予定値を前記予定値として取得する、請求項1に記載の端局装置。
- 前記連携機能部は、前記終端装置から前記端局装置に対して1回の送信周期で送信可能な上り送信データ量の上限値を前記終端装置毎に前記上限値として取得し、前記終端装置から前記端局装置に対して1回の送信周期で送信される予定の上り送信データ量を前記終端装置毎に前記予定値として取得し、前記終端装置毎に前記上限値と前記予定値とを比較する、請求項1に記載の端局装置。
- 前記帯域割当部は、前記送信周期の略最後のタイミングで前記廃棄信号を送信する、請求項1から3のいずれか一項に記載の端局装置。
- 前記帯域割当部は、前記送信周期の略最後のタイミングで廃棄処理が行われるように、前記廃棄処理が行われるタイミングを示す情報を含む廃棄信号を送信する、請求項1から3のいずれか一項に記載の端局装置。
- 前記帯域割当部は、前記廃棄信号を送信する場合、前記終端装置から前記端局装置に対して1回の送信周期で送信可能な上り送信データ量の総量の上限値である総量上限値を前記下位装置の数で均等に割った値に基づいて前記終端装置に帯域を割り当てる、請求項1から5のいずれか一項に記載の端局装置。
- 前記帯域割当部は、前記廃棄信号を送信する場合、各終端装置に到着する上り送信データのデータ量の総量の比率に応じて帯域を割り当てる、請求項1から5のいずれか一項に記載の端局装置。
- 端局装置及び終端装置を介して、上位装置と、無線端末が接続される下位装置と、が通信可能に接続される通信システムにおける端局装置が行う通信方法であって、
前記終端装置から前記端局装置に対して1回の送信周期で送信可能な上り送信データ量の上限値を、前記終端装置から1回の送信周期で送信される予定の上り送信データ量である予定値が超えるか否か判定し、
前記予定値が前記上限値を超えると判定された場合に、前記終端装置に対してバッファに蓄積された上り送信データを廃棄することを指示する廃棄信号を送信する、通信方法。
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