JP2019050448A - 端局装置及び通信方法 - Google Patents

端局装置及び通信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019050448A
JP2019050448A JP2017172390A JP2017172390A JP2019050448A JP 2019050448 A JP2019050448 A JP 2019050448A JP 2017172390 A JP2017172390 A JP 2017172390A JP 2017172390 A JP2017172390 A JP 2017172390A JP 2019050448 A JP2019050448 A JP 2019050448A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal device
uplink transmission
terminal
upper limit
transmission data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017172390A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6787858B2 (ja
Inventor
紘子 野村
Hiroko Nomura
紘子 野村
寛之 鵜澤
Hiroyuki Uzawa
寛之 鵜澤
達也 島田
Tatsuya Shimada
達也 島田
大介 久野
Daisuke Hisano
大介 久野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2017172390A priority Critical patent/JP6787858B2/ja
Publication of JP2019050448A publication Critical patent/JP2019050448A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6787858B2 publication Critical patent/JP6787858B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

【課題】中継網における上り送信のデータ量が上限値を超えてしまう場合であっても、遅延時間の増大を抑制すること。【解決手段】端局装置及び終端装置を介して、上位装置と、無線端末が接続される下位装置と、が通信可能に接続される通信システムにおける端局装置であって、前記終端装置から前記端局装置に対して1回の送信周期で送信可能な上り送信データ量の上限値を、前記終端装置から1回の送信周期で送信される予定の上り送信データ量である予定値が超えるか否か判定する連携機能部と、前記予定値が前記上限値を超えると判定された場合に、前記終端装置に対してバッファに蓄積された上り送信データを廃棄することを指示する廃棄信号を送信する帯域割当部と、を備える端局装置である。【選択図】図2

Description

本発明は、受動光通信網システムにおける通信技術に関する。
FTTH(Fiber To The Home)に代表される光アクセスを提供するサービスにおいて、端局装置と複数の終端装置とが接続された受動光通信網(PON:Passive Optical Network)を用いることによって、経済的なサービス提供が実現されている。特に、時分割多重(TDM:Time Division Multiplexing)方式のPONであるTDM−PONでは、各終端装置から端局装置への上り送信データの送信が端局装置によって集中制御される。
このような集中制御の方式の一つとして、端局装置が、各終端装置からの要求量に基づいて、各終端装置の上り送信データの送信を制御する方式が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この方式では、各終端装置が、自装置に蓄積された上り送信データのデータ量を要求量として端局装置に通知する。端局装置は、通知に基づいて各終端装置に割り当てる帯域を決定する。端局装置は、割り当てる帯域に基づいて、上り送信開始時刻と送信許可量とを含む割当量を決定する。そして、端局装置は、割当量を各終端装置に通知する。各終端装置は、通知された割当量に基づいて、上り送信データの送信を行う。
このような方式では、高い帯域利用効率が得られる一方で、帯域割当のために、全終端装置から要求量を収集しなければならない。そのため、割当量の通知までに時間を要し、上り送信データの送信において遅延(以下「制御遅延」という。)を生じさせることがある。この制御遅延は、特に、LTE(Long Term Evolution)やLTE−Advancedに代表される移動体通信サービス網(以下「モバイル網」という。)などの通信網を、TDM−PONで収容する場合においてボトルネックとなる。これに対し、従来、モバイル網との連携制御によって、このような制御遅延を低減する連携制御方式が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
図9は、TDM−PONとモバイル網との連携制御方式における上り通信の処理の流れを示す図である。なお、以下においては、移動体通信サービスとして、LTEを例にして説明する。LTEでは、上位装置91が、各ユーザ装置95の上り送信データの送信を集中制御するためにスケジューリングを行う。スケジューリング結果は、下位装置94を介して各ユーザ装置95へ送信される。スケジューリング結果は、例えば、国際標準3GPP(Third Generation Partnership Project)で規定されるDCI(Downlink Control Information)によって通知される。DCIには、RBA(Resource Block Assignment)、MCS(Modulation and Coding Scheme)及び時刻情報が含まれる。RBAは、物理リソースブロックの割り当てを示す情報である。MCSは、通信で使用される変調方式を示す情報である。時刻情報は、ユーザ装置95が上り送信データの送信を開始する時刻(上り送信開始時刻)を示す情報である。ユーザ装置95は、通知されたDCIに基づいて上り送信データを送信する。
連携制御方式では、端局装置92は、スケジューリング結果を所定のフォーマットで上位装置91から受信する。スケジューリング結果の通知方式として、例えば、EthernetフレームにおけるTLV(Type Length Value)形式のフォーマットを用いる方式がある。この方式では、各ユーザ装置95のスケジューリング結果が、そのユーザ装置95が接続される下位装置94ごとに束ねられる。束ねられたスケジューリング結果は、EthernetフレームのTLV形式のフォーマットを用いて送信される。以下の説明では、端局装置92が受信するEthernetフレームを「無線リソース情報」と呼ぶ。
端局装置92は、受信した無線リソース情報に基づき、時刻情報及び上り送信データの送信データ量を下位装置94ごとに特定する。端局装置92は、特定された時刻情報及び上り送信データの送信データ量に応じて、各終端装置93に対する割当量(上り送信開始時刻及び送信許可量)を決定する。端局装置92は、決定した割当量を各終端装置93へ通知する。以上の処理により、割当量の決定において、終端装置93からの要求量の収集が不要となる。そのため、上述した制御遅延を低減することができる。
このような連携制御方式では、上位装置91は、送信周期(TTI:Transmission Time Interval)毎に無線リソース情報を端局装置92へN回(Nは任意の整数)に分けて通知する。
特許第3768421号公報 国際公開第2014/077168号
無線リソース情報に基づいた上り送信データの判定結果が、端局装置92と終端装置93との間のネットワーク(中継網:例えばPON)で上り送信データのデータ量の上限値を超過してしまう場合がある。このような場合、従来の連携制御方式では、所定の送信周期(TTI)を跨いで伝送される。
例えば、TTI内でPONにて送信可能な上り送信データのデータ量の上限値が“120”、各終端装置93への上り送信データの到着量の総和が“150”であったと仮定する。この場合、上り送信データの到着量の総和“150”と送信可能な上り送信データのデータ量の上限値“120”との差分に相当する“30”のデータが、TTI内で送信されずに終端装置93のバッファに蓄積される。そして、次のTTIにおいて“30”に相当するデータが送信される。そのため、TTI内で送信されずに蓄積されたデータは、次のTTIにおいて本来送信されるはずであった上り送信データの送信を圧迫してしまう。その結果、PON(中継網)における上り送信データに関する遅延時間が増大してしまうことがあった。
上記事情に鑑み、本発明は、中継網における上り送信データのデータ量が上限値を超えてしまう場合であっても、遅延時間の増大を抑制することができる技術の提供を目的としている。
本発明の一態様は、端局装置及び終端装置を介して、上位装置と、無線端末が接続される下位装置と、が通信可能に接続される通信システムにおける端局装置であって、前記終端装置から前記端局装置に対して1回の送信周期で送信可能な上り送信データ量の上限値を、前記終端装置から1回の送信周期で送信される予定の上り送信データ量である予定値が超えるか否か判定する連携機能部と、前記予定値が前記上限値を超えると判定された場合に、前記終端装置に対してバッファに蓄積された上り送信データを廃棄することを指示する廃棄信号を送信する帯域割当部と、を備える端局装置である。
本発明の一態様は、上記の端局装置であって、前記連携機能部は、前記終端装置から前記端局装置に対して1回の送信周期で送信可能な上り送信データ量の総量の上限値である総量上限値を前記上限値として取得し、前記終端装置から前記端局装置に対して1回の送信周期で送信される予定の上り送信データ量の総量である総量予定値を前記予定値として取得する。
本発明の一態様は、上記の端局装置であって、前記連携機能部は、前記終端装置から前記端局装置に対して1回の送信周期で送信可能な上り送信データ量の上限値を前記終端装置毎に前記上限値として取得し、前記終端装置から前記端局装置に対して1回の送信周期で送信される予定の上り送信データ量を前記終端装置毎に前記予定値として取得し、前記終端装置毎に前記上限値と前記予定値とを比較する。
本発明の一態様は、上記の端局装置であって、前記帯域割当部は、前記送信周期の略最後のタイミングで前記廃棄信号を送信する。
本発明の一態様は、上記の端局装置であって、前記帯域割当部は、前記送信周期の略最後のタイミングで廃棄処理が行われるように、前記廃棄処理が行われるタイミングを示す情報を含む廃棄信号を送信する。
本発明の一態様は、上記の端局装置であって、前記帯域割当部は、前記廃棄信号を送信する場合、前記終端装置から前記端局装置に対して1回の送信周期で送信可能な上り送信データ量の総量の上限値である総量上限値を前記下位装置の数で均等に割った値に基づいて前記終端装置に帯域を割り当てる。
本発明の一態様は、上記の端局装置であって、前記帯域割当部は、前記廃棄信号を送信する場合、各終端装置に到着する上り送信データのデータ量の総量の比率に応じて帯域を割り当てる。
本発明の一態様は、端局装置及び終端装置を介して、上位装置と、無線端末が接続される下位装置と、が通信可能に接続される通信システムにおける端局装置が行う通信方法であって、前記終端装置から前記端局装置に対して1回の送信周期で送信可能な上り送信データ量の上限値を、前記終端装置から1回の送信周期で送信される予定の上り送信データ量である予定値が超えるか否か判定し、前記予定値が前記上限値を超えると判定された場合に、前記終端装置に対してバッファに蓄積された上り送信データを廃棄することを指示する廃棄信号を送信する、通信方法である。
本発明により、中継網における上り送信のデータ量が上限値を超えてしまう場合であっても、遅延時間の増大を抑制することが可能となる。
実施形態の通信システムのシステム構成例を示す図である。 端局装置20の機能構成例を示す概略ブロック図である。 第1廃棄判定処理の流れを示すフローチャートである。 第2廃棄判定処理の流れを示すフローチャートである。 第1廃棄信号送信処理における廃棄信号の送信タイミングを示す図である。 第2廃棄信号送信処理における廃棄信号の送信タイミングを示す図である。 本実施形態の処理の流れを示すシーケンスチャートである。 通信システム100の変形例の構成を示す図である。 TDM−PONとモバイル網との連携制御方式における上り通信の処理の流れを示す図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、実施形態の通信システム(通信システム100)のシステム構成例を示す図である。通信システム100には、TDM−PONとモバイル網との連携制御方式が実装されている。
通信システム100は、上位装置10、端局装置20、複数の終端装置30(30−1〜30−n)及び複数の下位装置40(40−1〜40−n)を備える。上位装置10は、通信システム100の上位ネットワークに相当する上位網60に接続される。上位装置10と端局装置20とは一対一に接続される。端局装置20と複数の終端装置30とは中継網70を介して通信可能に接続される。各下位装置40は、下位網80を介して複数のユーザ装置50に通信可能に接続されてもよい。上位装置10は、端局装置20、中継網70及び複数の終端装置30を介して、複数の下位装置40と通信可能に接続される。中継網70には、中継部71が備えられる。中継部71は、光を分岐する装置である。中継部71は、例えば光スプリッタである。中継部71は、光信号を多重化又は分離する多重化装置であってもよい。中継網70には、例えば受動光通信網(PON)が適用されてもよい。
上位装置10は、複数の下位装置40との間で通信を行うことによって所定の機能を実現する装置である。上位装置10は、例えばモバイル網における基地局装置(BBU:Bas Band Unit)である。
端局装置20は、上位側で中継網70を終端する装置である。端局装置20は、例えば光加入者線端局装置(OLT:Optical Line Terminal)である。端局装置20は、上位装置10から通知される無線割当情報に基づいて、帯域割当を実行する。帯域割当の実行により、端局装置20は、複数の終端装置30に対して上り通信における送信開始時刻と送信許可量とを決定する。
終端装置30は、下位側で中継網70を終端する装置である。終端装置30は、例えば光回線終端装置(ONU:Optical Network Unit)である。終端装置30は、下位装置40と一対一で接続される。
下位装置40は、上位装置10との間で通信を行うことによって所定の機能を実現する装置である。下位装置40は、上位装置10に比べてよりユーザ側に近い位置に設置される装置である。例えば上位装置10がBBUである場合、下位装置40はモバイル網における無線装置(RRH:Remote Radio Head)である。下位装置40は、例えば複数のユーザ装置50を収容する。
ユーザ装置50は、下位装置40に下位網80を介して接続することによって、中継網70及び上位網60を介して他の装置と通信可能に接続される装置である。ユーザ装置50は、例えばスマートフォン、タブレット、コンピュータ等の情報処理装置(無線端末)である。ユーザ装置50は、例えばIoT(Internet of Things)におけるセンサであってもよい。ユーザ装置50は、例えばATM(Automatic Teller Machine)や自動販売機やPOS(Point Of Sale)端末等のビジネス用途の装置であってもよい。ユーザ装置50は、上位装置10から通知されるスケジューリング情報に基づいて、上り送信データの送信を開始する。
図2は、端局装置20の機能構成例を示す概略ブロック図である。端局装置20は、情報処理装置を用いて構成される。端局装置20は、バスで接続されたプロセッサやメモリや補助記憶装置などを備え、中継プログラムを実行する。端局装置20は、上位通信部21、連携機能部22、帯域割当部23及び下位通信部24を備える装置として機能する。なお、端局装置20の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。中継プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。中継プログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
上位通信部21は、通信インタフェースを用いて構成される。上位通信部21は、上位装置10との間で主信号の送受信を行う。
連携機能部22は、PONとモバイル網との連携に必要な処理を行う。連携機能部22は、データ変換処理部221及び異常検出部222を備える。データ変換処理部221は、上位装置10から周期的に通知される無線リソース情報に基づいて、各下位装置40に到達する上り送信データのデータ量及び到着時刻を推定する。異常検出部222は、推定結果(上り送信データのデータ量及び到着時刻)に基づいて、廃棄判定処理を実行する。廃棄判定処理の実行により、上り送信データの廃棄の要否が判定される。異常検出部222は、廃棄が不要と判定した場合、推定結果を帯域割当部23に通知する。異常検出部222は、廃棄が必要と判定した場合、推定結果及び廃棄指示を帯域割当部23に通知する。
帯域割当部23は、推定結果(上り送信データのデータ量及び到着時刻)に基づいて、各終端装置30に対して帯域割当処理を行う。帯域割当処理によって、帯域割当部23は、各終端装置30の上り送信開始時刻及び送信許可量を決定する。帯域割当部23は、決定した上り送信開始時刻及び送信許可量を、下位通信部24を介して各終端装置30に通知する。帯域割当部23は、異常検出部222から廃棄指示の通知を受けている場合には、廃棄信号送信処理を実行する。廃棄信号送信処理の実行により、廃棄信号が各終端装置30に送信される。
下位通信部24は、通信インタフェースを用いて構成される。下位通信部24は、中継網70を介して複数の終端装置30との間で通信を行う。
次に、廃棄判定処理の詳細について説明する。廃棄判定処理では、終端装置30から端局装置20に対して1回の送信周期で送信可能な上り送信データ量の上限値を、終端装置30から1回の送信周期で送信される予定の上り送信データ量が超えるか否か判定される。上限値を予定量が超える場合、送信周期内に送信できずにバッファに蓄積される上り送信データ(以下「未送信データ」という。)が生じる。廃棄判定処理では、このような未送信データの発生の可能性が判定される。未送信データが生じる可能性を示す所定の条件が満たされた場合、廃棄信号が送信される。未送信データが生じる可能性を示す所定の条件が満たされない場合、廃棄信号は送信されない。廃棄判定処理は、上述した未送信データの発生の有無を判定可能であればどのように行われてもよい。以下、廃棄判定処理の2つの具体例について説明する。
(第1廃棄判定処理)
第1廃棄判定処理では、異常検出部222は、中継網70において終端装置30から端局装置20に対して1回の送信周期で送信可能な上り送信データ量の総量の上限値(以下「総量上限値」という。)を取得する。異常検出部222は、次の送信周期で終端装置30から端局装置20に対して送信される予定の上り送信データ量の総量(以下「総量予定値」という。)を取得する。総量予定値は、無線リソース情報に基づいて取得される。総量予定値が総量上限値よりも大きい場合、未送信データが発生してしまう可能性が高い。そのため、異常検出部222は、廃棄指示を帯域割当部23に通知する。一方、総量予定値が総量上限値以下である場合、未送信データが発生してしまう可能性が低い。そのため、異常検出部222は、廃棄指示を帯域割当部23に通知しない。
図3は、第1廃棄判定処理の流れを示すフローチャートである。連携機能部22は、無線リソース情報に基づいて、総量予定値を取得する(ステップS101)。例えば、連携機能部22は、上り送信データの送信要求量の合計値を算出することによって総量予定値を取得する。連携機能部22は、総量予定値が総量上限値以下である場合(ステップS102−NO)、判定結果(上り送信開始時刻及び送信許可量)を帯域割当部23に通知する(ステップS103)。一方、総量予定値が総量上限値より大きい場合(ステップS102−YES)、連携機能部22は、判定結果及び廃棄指示を帯域割当部23に通知する(ステップS104)。
(第2廃棄判定処理)
第2廃棄判定処理では、異常検出部222は、中継網70において終端装置30から端局装置20に対して1回の送信周期で送信可能な上り送信データ量の上限値を、終端装置30毎に取得する。終端装置30毎の上り送信データ量の上限値を、以下の説明では「個別上限値」という。個別上限値は、例えば、終端装置30から端局装置20に1回の送信周期で送信可能な上り送信データ量(PON区間帯域×送信周期)を、予め終端装置30毎に定めた比率に従って分割することによって得られる値であってもよい。個別上限値は、予め終端装置30毎に定めた上限転送レートで1回の送信周期に送信可能なデータ量として得られる値であってもよい。
異常検出部222は、次の送信周期で終端装置30から端局装置20に対して送信される予定の上り送信データ量を、終端装置30毎に取得する。終端装置30毎の上り送信データ量の予定量を、以下の説明では「個別予定値」という。個別予定値は、無線リソース情報に基づいて取得される。個別予定値が個別上限値よりも大きい場合、その終端装置30において未送信データが発生してしまう可能性が高い。そのため、異常検出部222は、終端装置30毎に廃棄指示を帯域割当部23に通知する。帯域割当部23は、廃棄指示が通知された終端装置30(個別予定値が個別上限値を超えた終端装置30)に対して、廃棄信号送信処理を実行する。一方、全ての終端装置30において、個別予定値が個別上限値以下である場合、未送信データが発生してしまう可能性が低い。そのため、異常検出部222は、廃棄指示を帯域割当部23に通知しない。
図4は、第2廃棄判定処理の流れを示すフローチャートである。連携機能部22は、無線リソース情報に基づいて、個別予定値を取得する(ステップS201)。例えば、連携機能部22は、上り送信データの送信要求量を各終端装置30について算出することによって、終端装置30毎に個別予定値を取得する。連携機能部22は、個別予定値と個別上限値とを全ての終端装置30について比較する。全ての終端装置30において個別予定値が個別上限値以下である場合(ステップS202−NO)、連携機能部22は判定結果(上り送信開始時刻及び送信許可量)を帯域割当部23に通知する(ステップS203)。一方、少なくとも1台の終端装置30において、個別予定値が個別上限値より大きい場合(ステップS202−YES)、連携機能部22は、判定結果及び廃棄指示を帯域割当部23に通知する(ステップS204)。
次に、廃棄信号送信処理の詳細について説明する。廃棄指示を通知された帯域割当部23は、廃棄信号送信処理を実行することによって終端装置30に対し廃棄信号を送信する。廃棄信号送信処理では、終端装置30が送信周期の略最後のタイミングで廃棄処理を行うように、廃棄信号を送信する。廃棄信号は、終端装置30に対して、バッファに蓄積されている送信待ちの上り送信データを所定のタイミングで廃棄することを指示する信号である。終端装置30は、廃棄信号を受信すると、廃棄信号にしたがって、バッファに蓄積されている上り送信データを廃棄する。
廃棄処理このように処理が行われることによって、送信周期において可能な限り多くの上り送信データが送信された後に廃棄処理が行われる。そのため、より多くの上り送信データを端局装置20へ送信することが可能となる。廃棄信号送信処理は、終端装置30において送信周期の略最後のタイミングで廃棄処理が行われるのであれば、どのように行われてもよい。以下、廃棄信号送信処理の2つの具体例について説明する。
(第1廃棄信号送信処理)
図5は、第1廃棄信号送信処理における廃棄信号の送信タイミングを示す図である。第1廃棄信号送信処理では、送信周期(TTI)の略最後のタイミング(図5のt1)で終端装置30に廃棄処理が到達するように廃棄信号が送信される。第1廃棄信号送信処理において送信される廃棄信号には、即座に廃棄処理を実行することを示す情報が含まれる。そのため、終端装置30は、廃棄信号を受信すると、即座に廃棄処理を実行する。t1の時刻は、例えば以下の式1のように算出される。
t1=上り送信データの到着時刻+TTI−(α+RTT/2)・・・(式1)
式1において、上り送信データの到着時刻は、無線リソース情報から特定される、下位装置40に上りデータが到着する時刻である。TTIは、送信周期の時間を示す。RTT(Round Trip Time)は、中継網70において終端装置30と端局装置20との間で通信の往復に要する時間(往復遅延時間)を示す。RTTは、例えば所定のデータを端局装置20から終端装置30へ送信することによって測定されてもよい。αは、第1廃棄信号送信処理に伴って生じる処理に要する時間(処理遅延時間)を示す。処理遅延時間には、例えば廃棄信号の生成に要する時間や、廃棄信号の変調処理や廃棄信号の送出処理に要する時間が含まれる。αの値は、設計者や管理者によって端局装置20に対して予め設定されてもよい。図5では、星印のタイミングで、終端装置30(ONU)が廃棄処理を実行する。
(第2廃棄信号送信処理)
図6は、第2廃棄信号送信処理における廃棄信号の送信タイミングを示す図である。第2廃棄信号送信処理では、廃棄タイミングを示す情報が廃棄信号に含まれる。図6の例では、廃棄タイミングである時刻t1を示す情報が廃棄信号に含まれる。第2廃棄信号送信処理では、終端装置30は、廃棄信号を受信すると、廃棄信号によって示される廃棄タイミングで廃棄処理を実行する。第2廃棄信号送信処理では、廃棄タイミングにおいて終端装置30が廃棄処理を実行可能であれば、どのようなタイミングで廃棄信号が送信されてもよい。図6の例では、中継網送信許可の信号と略同じタイミングで廃棄信号が送信される。
第2廃棄信号送信処理におけるt1の時刻は、上述した式1によって算出されてもよい。図6では、星印のタイミングで、終端装置30(ONU)が廃棄処理を実行する。
以上で、廃棄判定処理及び廃棄信号送信処理の詳細についての説明を終える。上述した廃棄判定処理及び廃棄信号送信処理の具体例は、どのように組み合わせて実装されてもよい。例えば、第1廃棄判定処理と第1廃棄信号送信処理とが実装されてもよいし、第1廃棄判定処理と第2廃棄信号送信処理とが実装されてもよいし、第2廃棄判定処理と第1廃棄信号送信処理が実装されてもよいし、第2廃棄判定処理と第2廃棄信号送信処理が実装されてもよい。
なお、廃棄信号送信処理において送信される廃棄信号には、終端装置30において廃棄する上り送信データのデータ量に関する情報が含まれてもよい。廃棄する上り送信データのデータ量に関する情報は、中継網70に接続された終端装置30全体における総データ量に関する情報であってもよいし、各終端装置30における個別のデータ量であってもよい。
次に、帯域割当処理の詳細について説明する。本実施形態の帯域割当部23は、廃棄指示が通知された場合と、廃棄指示が通知されなかった場合とで、異なる帯域割当処理を実行してもよい。例えば、帯域割当部23は、廃棄指示が通知されなかった場合には、従来の方法で帯域割当処理を実行してもよい。一方、帯域割当部23は、廃棄指示が通知された場合には、以下に示す第1帯域割当処理又は第2帯域割当処理を実行してもよい。
(第1帯域割当処理)
第1帯域割当処理では、帯域割当部23は、中継網70において終端装置30から端局装置20に対して1回の送信周期で送信可能な上り送信データ量の総量の上限値(総量上限値)を、各下位装置40に対して均等に割り当てる。例えば、以下の式2のように各終端装置30への帯域割当量が算出される。
帯域割当量(i)=総量上限値/下位装置40の台数・・・(式2)
(第2帯域割当処理)
第2帯域割当処理では、帯域割当部23は、中継網70において終端装置30から端局装置20に対して1回の送信周期で送信可能な上り送信データ量の総量の上限値(総量上限値)を、各終端装置30に対して、その終端装置30に到着する上り送信データのデータ量の総量(個別予定値)の比率に応じて割り当てる。例えば、以下の式3のように各終端装置30への帯域割当量が算出される。
帯域割当量(i)=総量上限値×個別予定値/総量予定値・・・(式3)
次に、本実施形態の全体の処理の流れについて説明する。図7は、本実施形態の処理の流れを示すシーケンスチャートである。図7では、廃棄判定処理として第2廃棄判定処理、廃棄信号送信処理として第1廃棄信号送信処理、帯域割当処理として第1帯域割当処理が実行される。
図7の例では、下位装置数は“3”であり、総量上限値は“120”であり、上位装置10はユーザ装置50に対して“50”のデータ量のデータ送信を許可する。まず、上位装置10は、決定されたを送信開始時刻及び送信許可量を示すスケジューリング情報を送信する(ステップS301)。上位装置10から送信されたスケジューリング情報は、端局装置20、終端装置30、下位装置40を介してユーザ装置50まで中継される(ステップS302〜S304)。
ユーザ装置50は、スケジューリング情報を受信すると、送信開始時刻まで待機する(ステップS305)。端局装置20は、第2廃棄判定処理にて判定を行う。図7の例では、終端装置30における個別上限値が“30”であり、個別予定値が“50”となる。この場合、個別予定値が個別上限値を超えているため、廃棄指示を通知するとの判定結果が得られる(ステップS306)。この場合、端局装置20は、廃棄指示を通知するとの判定結果に応じて、第1帯域割当処理を実行する(ステップS307)。端局装置20は、第1帯域割当処理の結果として、終端装置30による上り通信の送信開始時刻と送信許可量とを決定する。端局装置20は、送信許可量として“40”のデータ量を終端装置30に割り当てる。そして、端局装置20は、上り送信データが終端装置30に到着する時刻(送信開始時刻)にあわせて、データ量“40”を示す中継網送信許可を終端装置30に送信する(ステップS308)。
ユーザ装置50は、送信開始時刻が到来すると、許可されたデータ量である“50”の量の上り送信データを送信する(ステップS309)。データ量“50”の上り送信データは、下位装置40から終端装置30へ中継される(ステップS310)。このようにして、終端装置30には合計“50”のデータが到着する。
ステップS308で受信された中継網送信許可ではデータ量“40”の上り通信が終端装置30に許可されている。そのため、終端装置30は、データ量“40”に相当する上り送信データを端局装置20に送信する(ステップS311)。端局装置20は、この上り送信データを上位装置10へ中継する(ステップS312)。
次のスケジューリング情報送信のタイミングが到来すると、上位装置10は、端局装置20に対して次の送信周期に関するスケジューリング情報を送信する(ステップS313)。上位装置10から送信されたスケジューリング情報は、端局装置20、終端装置30、下位装置40を介してユーザ装置50まで中継される(ステップS314〜S316)。ユーザ装置50は、スケジューリング情報を受信すると、送信開始時刻まで待機する(ステップS317)。端局装置20は、受信されたスケジューリング情報に基づいて帯域割当処理を実行する(ステップS318)。
端局装置20は、送信周期の略最後の所定のタイミングが到来すると、ステップS306における判定結果に応じて、廃棄信号を終端装置30に送信する(ステップS319)。終端装置30は、廃棄信号の受信に応じて時刻t1に廃棄処理を実行する(ステップS320)。
廃棄判定処理を実行し、廃棄指示を通知しないと判定する。端局装置20は、廃棄指示を通知しないとの判定結果に応じて、通常の帯域割当処理を実行する(ステップS318)。端局装置20は、帯域割当処理の結果として、終端装置30による上り送信データの送信開始時刻と送信許可量とを決定する。端局装置20は、上り送信データが終端装置30に到着する時刻(送信開始時刻)にあわせて、送信許可量に応じたデータ量を示す中継網送信許可を終端装置30に送信する(ステップS321)。
ユーザ装置50は、送信開始時刻が到来すると、ステップS316で通知されたスケジューリング情報において許可されたデータ量の上り送信データを送信する(ステップS322)。送信された上り送信データは、下位装置40から終端装置30へ中継される(ステップS323)。この時点では、ステップS310において終端装置30に到達していた上り送信データのうち送信されなかったデータ量“10”の上り送信データは、ステップS320において廃棄されている。そのため、終端装置30の送信バッファには、ステップS322において送信されたデータが格納される。
ステップS321で受信された中継網送信許可によって、上り通信が終端装置30に許可されている。そのため、終端装置30は、許可されたデータ量に応じた上り送信データを端局装置20に送信する(ステップS324)。端局装置20は、この上り送信データを上位装置10へ中継する(ステップS325)。以上で、図7についての説明を終える。
このように構成された通信システム100では、終端装置30において1回の送信周期で送信可能なデータ量以上の上り送信データが下位装置40から受信される場合に、次の送信周期に上り送信データの送信が持ち越されないようにデータが廃棄される。例えば、1回の送信周期で送信可能なデータ量を超えた分の上り送信データが廃棄される。そのため、次の送信周期では、その送信周期でユーザ装置50から送信された上り送信データを送信することができる。その結果、中継網70における上り通信のデータ量が上限値を超えてしまう場合であっても、遅延時間の増大を抑制することが可能となる。
(変形例)
本実施形態の通信システム100は、システム要件に応じた廃棄制御を行うように構成されてもよい。以下、このような構成について具体的に説明する。終端装置30には、少なくとも2つ以上の論理識別子が付与される。また、終端装置30の論理識別子毎に、上り送信データを蓄積するためのバッファが設けられる。論理識別子は、終端装置30が出力する上り送信データの優先度を示す値である。例えば、このような2つの論理識別子が各終端装置30に付与されてもよい。一方の論理識別子は高優先度の上り送信データであることを示し、他方の論理識別子は低優先度の上り送信データであることを示す。終端装置30は、上り送信データを、その上り送信データに与えられた優先度に応じて異なるバッファに蓄積する。
なお、高優先データ及び低優先データは、例えば、端局装置20と終端装置30との間で終端されるデータである。例えば、終端装置30が生成し出力する制御データが高優先度の上り送信データとして取り扱われてもよい。例えば、下位装置40から送信される上り送信データが低優先度の上り送信データとして取り扱われてもよい。例えば、下位装置40から出力される上り送信データにおいて予め付与されている優先度情報(例えば、Class of Service:CoS)に基づいて、上り送信データが高優先と低優先とに分離されてもよい。
端局装置20は、送信周期内で送信しきれずに終端装置30に滞留した上り送信待ちデータを廃棄するように廃棄信号を生成し、終端装置30へ通知する。ただし、この時、各終端装置30に送信される廃棄信号は、低優先度の上り送信データに対してのみである。端局装置20が高優先度の上り送信データと低優先度の上り送信データとで論理識別子を区別するには、例えば、1つ目の論理識別子を終端装置30に通知する際に与えるものを高優先度、2つ目の論理識別子を同一終端装置30に通知する際に与えるものを低優先度としてもよい。また、予め番号でグルーピングしたものが通知されてもよい。
終端装置30は、廃棄通知を端局装置20から受信すると、送信バッファに蓄積された上り送信データを廃棄する。ただし、終端装置30は、廃棄対象となった論理識別子のバッファに蓄積された上り送信データ(例えば低優先度のデータ)のみである。廃棄対象として指示されていない論理識別子の送信バッファに蓄積されたデータは廃棄されない。
図8は、通信システム100の変形例の構成を示す図である。通信システム100では、図8に示されるように、主信号及び無線リソース情報が同一の通信路で伝送されてもよい。例えば、主信号及び無線リソース情報は時分割多重通信を用いることによって同一の通信路で伝送されてもよい。
本実施形態において、上り送信データの到着時刻は、送信周期(TTI)毎のデータ先頭が終端装置30に到着する時刻として定義されてもよい。
10…上位装置、 20…端局装置、 21…上位通信部、 22…連携機能部、 221…データ変換処理部、 222…異常検出部、 23…帯域割当部、 24…下位通信部、 30…終端装置、 40…下位装置、 50…ユーザ装置、 60…上位網、 70…中継網、 71…中継部、 80…下位網

Claims (8)

  1. 端局装置及び終端装置を介して、上位装置と、無線端末が接続される下位装置と、が通信可能に接続される通信システムにおける端局装置であって、
    前記終端装置から前記端局装置に対して1回の送信周期で送信可能な上り送信データ量の上限値を、前記終端装置から1回の送信周期で送信される予定の上り送信データ量である予定値が超えるか否か判定する連携機能部と、
    前記予定値が前記上限値を超えると判定された場合に、前記終端装置に対してバッファに蓄積された上り送信データを廃棄することを指示する廃棄信号を送信する帯域割当部と、
    を備える端局装置。
  2. 前記連携機能部は、前記終端装置から前記端局装置に対して1回の送信周期で送信可能な上り送信データ量の総量の上限値である総量上限値を前記上限値として取得し、前記終端装置から前記端局装置に対して1回の送信周期で送信される予定の上り送信データ量の総量である総量予定値を前記予定値として取得する、請求項1に記載の端局装置。
  3. 前記連携機能部は、前記終端装置から前記端局装置に対して1回の送信周期で送信可能な上り送信データ量の上限値を前記終端装置毎に前記上限値として取得し、前記終端装置から前記端局装置に対して1回の送信周期で送信される予定の上り送信データ量を前記終端装置毎に前記予定値として取得し、前記終端装置毎に前記上限値と前記予定値とを比較する、請求項1に記載の端局装置。
  4. 前記帯域割当部は、前記送信周期の略最後のタイミングで前記廃棄信号を送信する、請求項1から3のいずれか一項に記載の端局装置。
  5. 前記帯域割当部は、前記送信周期の略最後のタイミングで廃棄処理が行われるように、前記廃棄処理が行われるタイミングを示す情報を含む廃棄信号を送信する、請求項1から3のいずれか一項に記載の端局装置。
  6. 前記帯域割当部は、前記廃棄信号を送信する場合、前記終端装置から前記端局装置に対して1回の送信周期で送信可能な上り送信データ量の総量の上限値である総量上限値を前記下位装置の数で均等に割った値に基づいて前記終端装置に帯域を割り当てる、請求項1から5のいずれか一項に記載の端局装置。
  7. 前記帯域割当部は、前記廃棄信号を送信する場合、各終端装置に到着する上り送信データのデータ量の総量の比率に応じて帯域を割り当てる、請求項1から5のいずれか一項に記載の端局装置。
  8. 端局装置及び終端装置を介して、上位装置と、無線端末が接続される下位装置と、が通信可能に接続される通信システムにおける端局装置が行う通信方法であって、
    前記終端装置から前記端局装置に対して1回の送信周期で送信可能な上り送信データ量の上限値を、前記終端装置から1回の送信周期で送信される予定の上り送信データ量である予定値が超えるか否か判定し、
    前記予定値が前記上限値を超えると判定された場合に、前記終端装置に対してバッファに蓄積された上り送信データを廃棄することを指示する廃棄信号を送信する、通信方法。
JP2017172390A 2017-09-07 2017-09-07 端局装置及び通信方法 Active JP6787858B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017172390A JP6787858B2 (ja) 2017-09-07 2017-09-07 端局装置及び通信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017172390A JP6787858B2 (ja) 2017-09-07 2017-09-07 端局装置及び通信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019050448A true JP2019050448A (ja) 2019-03-28
JP6787858B2 JP6787858B2 (ja) 2020-11-18

Family

ID=65905996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017172390A Active JP6787858B2 (ja) 2017-09-07 2017-09-07 端局装置及び通信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6787858B2 (ja)

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006005488A (ja) * 2004-06-15 2006-01-05 Mitsubishi Electric Corp ポイント・トゥ・マルチポイント通信システムの帯域割り当て方法及びポイント・トゥ・マルチポイント通信システムの局側装置
JP2009065575A (ja) * 2007-09-10 2009-03-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光ネットワーク終端装置および光加入者線終端装置ならびに通信制御方法
JP2009527957A (ja) * 2006-02-21 2009-07-30 ノキア シーメンス ネットワークス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト パッシブ・オプティカル・ネットワークにおける集中型輻輳回避
JP2012151557A (ja) * 2011-01-17 2012-08-09 Mitsubishi Electric Corp 通信装置および通信装置における帯域制御方法
WO2014077168A1 (ja) * 2012-11-14 2014-05-22 日本電信電話株式会社 光加入者通信システム、光加入者通信方法、上位装置及び光加入者線終端装置
JP2014103501A (ja) * 2012-11-19 2014-06-05 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 分散型無線通信基地局システム、信号処理装置及び信号処理方法
JP2014165558A (ja) * 2013-02-22 2014-09-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光ネットワークシステム、局側終端装置、及び加入者側終端装置
JP2016001820A (ja) * 2014-06-12 2016-01-07 Kddi株式会社 局側光終端装置及び加入者側光終端装置
JP2017017620A (ja) * 2015-07-03 2017-01-19 日本電信電話株式会社 通信システム及び帯域割当方法
JP2017147618A (ja) * 2016-02-17 2017-08-24 日本電信電話株式会社 端局装置及び帯域割当方法

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006005488A (ja) * 2004-06-15 2006-01-05 Mitsubishi Electric Corp ポイント・トゥ・マルチポイント通信システムの帯域割り当て方法及びポイント・トゥ・マルチポイント通信システムの局側装置
JP2009527957A (ja) * 2006-02-21 2009-07-30 ノキア シーメンス ネットワークス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト パッシブ・オプティカル・ネットワークにおける集中型輻輳回避
JP2009065575A (ja) * 2007-09-10 2009-03-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光ネットワーク終端装置および光加入者線終端装置ならびに通信制御方法
JP2012151557A (ja) * 2011-01-17 2012-08-09 Mitsubishi Electric Corp 通信装置および通信装置における帯域制御方法
WO2014077168A1 (ja) * 2012-11-14 2014-05-22 日本電信電話株式会社 光加入者通信システム、光加入者通信方法、上位装置及び光加入者線終端装置
JP2014103501A (ja) * 2012-11-19 2014-06-05 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 分散型無線通信基地局システム、信号処理装置及び信号処理方法
JP2014165558A (ja) * 2013-02-22 2014-09-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光ネットワークシステム、局側終端装置、及び加入者側終端装置
JP2016001820A (ja) * 2014-06-12 2016-01-07 Kddi株式会社 局側光終端装置及び加入者側光終端装置
JP2017017620A (ja) * 2015-07-03 2017-01-19 日本電信電話株式会社 通信システム及び帯域割当方法
JP2017147618A (ja) * 2016-02-17 2017-08-24 日本電信電話株式会社 端局装置及び帯域割当方法

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
島田 達也 TATSUYA SHIMADA: "低遅延TDM−PONシステム実現に向けた光モバイル連携機能と要件に関する一検討 A study on functions", 電子情報通信学会技術研究報告 VOL.116 NO.293 IEICE TECHNICAL REPORT, vol. 第116巻, JPN6020027692, 3 November 2016 (2016-11-03), JP, pages 7 - 12, ISSN: 0004316198 *

Also Published As

Publication number Publication date
JP6787858B2 (ja) 2020-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20170250777A1 (en) Band control system, band control apparatus and communication apparatus
US9788270B2 (en) Optical-wireless access system
Uzawa et al. Practical mobile-DBA scheme considering data arrival period for 5G mobile fronthaul with TDM-PON
KR102476368B1 (ko) 수동형 광 네트워크의 통합형 동적 대역 할당 방법 및 장치
CN114365459B (zh) 网络控制装置、通信资源分配方法以及通信系统
US10602407B2 (en) Radio network system
KR20160111773A (ko) Tdm-pon에서의 저지연 패킷 전송을 위한 onu, 그의 동작 방법 및 onu 제어 장치
JP6475650B2 (ja) 端局装置及び帯域割当方法
JP6467519B2 (ja) 中継伝送システム、中継伝送方法及び中継伝送装置
JP6450272B2 (ja) 端局装置及び帯域割当方法
JP6404779B2 (ja) 通信システム及び帯域割当方法
JP2018101912A (ja) 端局装置及び帯域割当方法
JP6787858B2 (ja) 端局装置及び通信方法
JP6401677B2 (ja) 端局装置及び帯域割当方法
JP6401670B2 (ja) 端局装置及び通信制御方法
JP6646605B2 (ja) 端局装置及び帯域割当方法
JP6592023B2 (ja) 端局装置及び異常検出方法
JP6626425B2 (ja) Ponシステム、基地局装置、onuおよび伝送方法
WO2019176559A1 (ja) 帯域割当装置及び帯域割当方法
JP6636896B2 (ja) 帯域割当装置
JP6461765B2 (ja) 端局装置及び帯域割当方法
JP6599063B2 (ja) 光通信システム
JP6401678B2 (ja) 端局装置及び帯域割当方法
JP6457372B2 (ja) 伝送システム、伝送方法、伝送装置及び伝送プログラム
JP2018125776A (ja) 端局装置及び割当方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190902

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200804

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201005

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201027

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201029

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6787858

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150