JP2014103501A - 分散型無線通信基地局システム、信号処理装置及び信号処理方法 - Google Patents

分散型無線通信基地局システム、信号処理装置及び信号処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、無線通信基地局の機能がBBUとRRUに分割され物理的に離れた構成である分散型無線通信基地局システムにおいて、BBU−各RRU間のトラヒックが瞬時的に増大することによる、BBU−各RRU間の所要帯域の合計値がPON区間の帯域を超えることを抑制することを目的とする。
【解決手段】BBU2は、自装置及び各RRUの間の通信に対して無線帯域を割り当てる無線帯域割当/符号化率/変調方式決定部201と、自装置及び各RRUの間の通信における所要帯域を算出し、複数のRRUについて所要帯域の合計値を算出する所要帯域算出部209と、算出された所要帯域の合計値が、PONのうちOLT及び光スプリッタの間の通信における帯域の上限値を超えないように、自装置及び各RRUの間の通信に対して量子化ビット数を決定する量子化ビット数決定部210と、を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、無線通信基地局の機能が信号処理部と無線通信部に分割され物理的に離れた構成である、分散型無線通信基地局システム、信号処理装置及び信号処理方法に関する。
セルラーシステムにおいて、セル構成の自由度を向上するため、基地局の機能を信号処理部(BBU:Base Band Unit)とRF部(RRU:Remote Radio Unit)に分割して物理的に離れた構成とする事が検討されている。この時BBU−RRU間において無線信号はRoF(Radio over Fiber)技術により光ファイバを通して伝送される。RoF技術はアナログRoF技術とデジタルRoF技術に大別できるが、近年は伝送品質に優れたデジタルRoF技術の検討が盛んであり、CPRI(Common Public Radio Interface)等の標準団体の下、使用策定が進められている(例えば、非特許文献1を参照)。
以後、BBU−RRU間のデジタルRoF伝送技術を関連技術と呼ぶ。また、BBUで作成した無線信号のI軸Q軸ごとのデジタル信号(IQデータ)を光信号に変換してRRUへ伝送し、RRUで受信した光信号を無線信号に変換して、端末へと送信するリンクを下りリンクと呼ぶ。一方、端末が送信した無線変調信号をRRUで受信し、受信した無線信号を光信号に変換してBBUへ伝送し、BBUで受信した光信号をIQデータに変換して信号の復調を行うリンクを上りリンクと呼ぶ。
また、一つのBBUが複数のRRUを収容する事もできる。これにより、各RRUに必要なBBUを一つに集約する事ができ、運用/設置コストの削減が可能となる。このような形態の一例として、図1に示すように、BBU2及びRRU1−1、1−2、・・・、1−Nの間を、PON(Passive Optical Network)で接続する形態が提案されている。この方式では、OLT(Optical Line Terminal)4及び光スプリッタ7の間の光ファイバ6での帯域は、一定であるが、光スプリッタ7及びONU(Optical Network Unit)3−1、3−2、・・・、3−Nの間の光ファイバ5−1、5−2、・・・、5−Nでの帯域は、ONU3−1、3−2、・・・、3−Nの所要帯域に合わせて変更する事ができる。PONの信号多重方法としては、TDM、WDM、FDM等が採用できる。
動的帯域割当(DBA:Dynamic Bandwidth Allocation)により、PON区間の上りリンク用の帯域を動的に各RRU1へ割り当てる事ができる。DBAでは、各ONU3が送信バッファ量をOLT4へ送信し、OLT4が収集したバッファ量から各ONU3のデータ送信時刻及び時間を計算し、計算した情報を各ONU3に通知し、各ONU3が指定された時刻に指定された時間帯を用いてデータを送信する。これにより、通信トラヒックの少ないBBU2−各RRU1間に割り当てられる帯域幅を少なくし、通信トラヒックの多いBBU2−各RRU1間に割り当てる帯域幅を多くする事ができ、光アクセス区間の帯域を有効に利用できる。
CPRI,"CPRI Specification V5.0",Sep.,2011,http://www.cpri.info/spec.html
関連技術のRRUの構成を図2に示す。RRU1は、上りリンク及び下りリンクに共通して、アンテナ101及び送受切替部102を有する。アンテナ101は、無線信号の送信/受信を行う。送受切替部102は、送信/受信を切り替える。送受切替部102は、TDM、WDM、FDMのいずれにも対応できる。
また、RRU1は、上りリンクのため、増幅器103U、ダウンコンバート部104U、A/D変換部105U、ベースバンドフィルタ部106U、フレーム変換部107U及びE/O変換部108Uを有する。
増幅器103Uは、受信した無線信号の信号電力を信号処理ができるレベルまで増幅する。ダウンコンバート部104Uは、無線信号をダウンコンバートする。A/D変換部105Uは、ダウンコンバートされたアナログ信号をIQデータに変換する。ベースバンドフィルタ部106Uは、IQデータに対してフィルタリング処理を行う。フレーム変換部107Uは、IQデータと制御信号を多重する。E/O変換部108Uは、電気信号を光信号に変換して送信する。
一方、RRU1は、下りリンクのため、O/E変換部108D、フレーム変換部107D、ベースバンドフィルタ部106D、D/A変換部105D、アップコンバート部104D及び増幅器103Dを有する。
O/E変換部108Dは、BBU2から受信した光信号を電気信号に変換する。フレーム変換部107Dは、受信信号から制御信号及びIQデータを取り出す。ベースバンドフィルタ部106Dは、IQデータに対してフィルタリング処理を行う。D/A変換部105Dは、IQデータをアナログ信号に変換する。アップコンバート部104Dは、アナログ信号をアップコンバートする。増幅器103Dは、電力を決められた送信電力まで増幅する。
関連技術のBBUの構成を図3に示す。BBU2は、上りリンク及び下りリンクの信号処理に共通して、無線帯域割当/符号化率/変調方式決定部201を有する。無線帯域割当/符号化率/変調方式決定部201は、図3において後述のチャネル品質情報抽出部208が図4において後述の参照信号等を用いて推定したチャネル品質情報を基に、各端末へチャネル品質の良い無線帯域を割り当てるスケジューリングや、各端末が所要受信品質を満たすような変調方式/符号化率の決定を行う。
また、BBU2は、下りリンクの信号処理のため、FEC符号化部202D、一次変調部203D、マッピング部204D、二次変調部205D、フレーム変換部206D及びE/O変換部207Dを有する。
FEC符号化部202Dは、決定された符号化率を基に、ユーザデータ及び制御情報に対してFEC符号化を行う。一次変調部203Dは、決定された変調方式を基に、ユーザデータ及び制御情報のビット系列を変調する。マッピング部204Dは、一次変調部203Dの出力を所定の無線帯域へマッピングする。二次変調部205Dは、一次変調信号を二次変調する。フレーム変換部206Dは、二次変調部205Dにより出力されるIQデータとBBU2−各RRU1間の制御信号を多重する。E/O変換部207Dは、電気信号を光信号に変換して送信する。
ここで、一次変調は、QPSK、16QAM等のシンボルマッピングであり、二次変調は、CDMA変調のための拡散やOFDM変調のためのIFFTと考える事ができる。また、二次変調が存在せず一次変調のみ存在する場合もありえる。
一方、BBU2は、上りリンクの信号処理のため、O/E変換部207U、フレーム変換部206U、二次復調部205U、デマッピング部204U、一次復調部203U、FEC復号化部202U及びチャネル品質情報抽出部208を有する。
O/E変換部207Uは、光信号を電気信号に変換する。フレーム変換部206Uは、受信信号からBBU2−各RRU1間の制御信号及びIQデータを取り出す。二次復調部205Uは、IQデータに対して二次復調を行う。デマッピング部204Uは、二次復調された信号の所定の無線帯域から信号を取り出す。一次復調部203Uは、デマッピングされた信号に一次復調を行う。FEC復号化部202Uは、一次復調された信号に対してFEC復号化を行う。チャネル品質情報抽出部208は、デマッピングされた信号の一部からチャネル品質情報を取り出す。
ここで、二次復調は、二次変調部205DがIFFT処理を行う場合はFFT処理を指し、二次変調部205Dが拡散処理を行う場合は逆拡散処理を指す。一次復調は、一次変調されたQPSK、16QAM等のシンボルに対して、硬判定/軟判定を行う処理を指す。また、二次変調部205Dが存在しない場合は、二次復調部205Uも存在しない。
LTE(Long Term Evolution)やWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等のセルラーシステムにおいて、端末がユーザデータを送受信するためには、端末固有の通信チャネル(無線帯域)が必要である。この無線帯域の割当は基地局により行われる。
LTEシステムを例に取ると、図4に示すように、基地局は、最小1ms周期でスケジューリングを行い、各端末へ無線帯域割当を行う。無線帯域割当は、リソースブロック(RB:Resource Block)単位で行われ、1RBは、180kHzの周波数領域及び時間領域0.5msで構成される。つまり、システム帯域幅が20MHzの場合には、周波数軸上に110個のRBが存在する。また、1RBの中には、通常のサイクリックプレフィックスを想定すると、7シンボル(サイクリックプレフィックスを入れて、1シンボル71.4μs)が挿入されている。
一方、基地局が端末へ送信する信号には、各端末向けのユーザデータだけでなく、制御情報(スケジューリング情報や、ACK/NACK判定結果等)、端末がチャネル推定を行うための参照信号(全端末向けに送信されるセル固有参照信号や、個別の端末向けに送信されるUE固有参照信号等)、各端末が基地局と同期を取るための同期信号等がある。
CPRIでLTE信号を伝送する場合を例に取ると、システム帯域幅20MHzのシステムに対しては、30.72MHzのサンプリング周波数が用いられ、I軸とQ軸のそれぞれに対するデジタルサンプリングにおいて、上り信号では4〜20ビット、下り信号では8〜20ビットの量子化ビット数が適用される。フレーム変換では、フレーム全体の1/16に制御信号が挿入され、さらに信号が8B/10B符号化された後に伝送される。
ところで、図1において上述のシステムにおいては、PON区間の帯域をBBU2−各RRU1間の最大所要帯域の合計値より小さく設定しても、ほとんどの時間において帯域不足とならない。しかし、BBU2−各RRU1間のトラヒックが瞬時的に増大し、BBU2−各RRU1間の所要帯域の合計値がPON区間の帯域を超える可能性がある。
この時、一部のデータを伝送する事ができない。これは、一部の下りリンクの無線信号が無線端末に届かない、または、一部の上りリンクの無線信号が基地局に届かない事となり、再送要求が発生し、遅延の増大や伝送効率の低下に繋がる。
そこで、前記課題を解決するために、本発明は、無線通信基地局の機能がBBUとRRUに分割され物理的に離れた構成である分散型無線通信基地局システムにおいて、BBU−各RRU間のトラヒックが瞬時的に増大することによる、BBU−各RRU間の所要帯域の合計値がPON区間の帯域を超えることを抑制することを目的とする。
上記目的を達成するために、BBUは、BBU−各RRU間の所要帯域の合計値がPON区間の帯域以下となるように、BBU−各RRU間の伝送に使用される量子化ビット数を、A/D変換又はD/A変換における量子化ビット数から低減することとした。
ただし、量子化ビット数を1ビット低減するごとに、量子化雑音により受信SNR(Signal to Noise Ratio)が6dB劣化するため、無線信号を受信しても復調できない可能性がある。そこで、BBUは、無線信号が所要品質を満たすように、変調方式を低次にするか符号化率を下げることとした。
具体的には、本発明は、無線端末とアナログ無線信号を送受信する基地局の機能が、1つの信号処理装置(BBU:Base Band Unit)と、複数の無線装置(RRU:Remote Radio Unit)と、に分割されている分散型無線通信基地局システムであって、前記BBU及び前記複数のRRUは、デジタル光信号を伝送する光加入者通信ネットワーク(PON:Passive Optical Network)を用いて接続され、前記BBUは、前記PONのうち光加入者線終端装置(OLT:Optical Line Terminal)に接続され、前記各RRUは、前記PONのうち光加入者線ネットワーク装置(ONU:Optical Network Unit)に接続され、前記BBUは、自装置及び前記各RRUの間の通信に対して無線帯域を割り当てる無線帯域割当部と、自装置及び前記各RRUの間の通信における所要帯域を算出し、前記複数のRRUについて前記所要帯域の合計値を算出する所要帯域算出部と、前記所要帯域算出部が算出した前記所要帯域の合計値が、前記PONのうち前記OLT及び光スプリッタの間の通信における帯域の上限値を超えないように、自装置及び前記各RRUの間の通信に対して量子化ビット数を決定する量子化ビット数決定部と、前記量子化ビット数決定部が決定した自装置及び前記各RRUの間の通信における量子化ビット数を前記各RRUに通知する量子化ビット数通知部と、自装置から前記各RRUへの下りデータに対して適用される量子化ビット数を、前記各RRUでのデジタル/アナログ変換における量子化ビット数から、前記量子化ビット数決定部が決定した自装置から前記各RRUへの下り通信における量子化ビット数に変換するBBU側量子化ビット数変換部と、を備え、前記各RRUは、前記量子化ビット数通知部が通知した前記BBU及び自装置の間の通信における量子化ビット数を前記BBUから取得する量子化ビット数取得部、を備えることを特徴とする分散型無線通信基地局システムである。
また、本発明は、前記各RRUは、前記BBUから自装置への下りデータに対して適用される量子化ビット数を、前記量子化ビット数取得部が取得した前記BBUから自装置への下り通信における量子化ビット数から、自装置でのデジタル/アナログ変換における量子化ビット数に復元するRRU側量子化ビット数復元部、をさらに備えることを特徴とする分散型無線通信基地局システムである。
また、本発明は、無線端末とアナログ無線信号を送受信する基地局の機能が、1つの信号処理装置(BBU:Base Band Unit)と、複数の無線装置(RRU:Remote Radio Unit)と、に分割されている分散型無線通信基地局システムであって、前記BBU及び前記複数のRRUは、デジタル光信号を伝送する光加入者通信ネットワーク(PON:Passive Optical Network)を用いて接続され、前記BBUは、前記PONのうち光加入者線終端装置(OLT:Optical Line Terminal)に接続され、前記各RRUは、前記PONのうち光加入者線ネットワーク装置(ONU:Optical Network Unit)に接続され、前記BBUは、自装置及び前記各RRUの間の通信に対して無線帯域を割り当てる無線帯域割当部と、自装置及び前記各RRUの間の通信における所要帯域を算出し、前記複数のRRUについて前記所要帯域の合計値を算出する所要帯域算出部と、前記所要帯域算出部が算出した前記所要帯域の合計値が、前記PONのうち前記OLT及び光スプリッタの間の通信における帯域の上限値を超えないように、自装置及び前記各RRUの間の通信に対して量子化ビット数を決定する量子化ビット数決定部と、前記量子化ビット数決定部が決定した自装置及び前記各RRUの間の通信における量子化ビット数を前記各RRUに通知する量子化ビット数通知部と、を備え、前記各RRUは、前記量子化ビット数通知部が通知した前記BBU及び自装置の間の通信における量子化ビット数を前記BBUから取得する量子化ビット数取得部と、自装置から前記BBUへの上りデータに対して適用される量子化ビット数を、自装置でのアナログ/デジタル変換における量子化ビット数から、前記量子化ビット数取得部が取得した自装置から前記BBUへの上り通信における量子化ビット数に変換するRRU側量子化ビット数変換部と、を備えることを特徴とする分散型無線通信基地局システムである。
また、本発明は、前記BBUは、前記各RRUから自装置への上りデータに対して適用される量子化ビット数を、前記量子化ビット数決定部が決定した前記各RRUから自装置への上り通信における量子化ビット数から、前記各RRUでのアナログ/デジタル変換における量子化ビット数に復元するBBU側量子化ビット数復元部、をさらに備えることを特徴とする分散型無線通信基地局システムである。
また、本発明は、無線端末とアナログ無線信号を送受信する基地局の機能を、複数の無線装置(RRU:Remote Radio Unit)と分担する信号処理装置であって、デジタル光信号を伝送する光加入者通信ネットワーク(PON:Passive Optical Network)のうち、光加入者線終端装置(OLT:Optical Line Terminal)に接続され、自装置及び前記各RRUの間の通信に対して無線帯域を割り当てる無線帯域割当部と、自装置及び前記各RRUの間の通信における所要帯域を算出し、前記複数のRRUについて前記所要帯域の合計値を算出する所要帯域算出部と、前記所要帯域算出部が算出した前記所要帯域の合計値が、前記PONのうち前記OLT及び光スプリッタの間の通信における帯域の上限値を超えないように、自装置及び前記各RRUの間の通信に対して量子化ビット数を決定する量子化ビット数決定部と、自装置から前記各RRUへの下りデータに対して適用される量子化ビット数を、前記各RRUでのデジタル/アナログ変換における量子化ビット数から、前記量子化ビット数決定部が決定した自装置から前記各RRUへの下り通信における量子化ビット数に変換する自装置側量子化ビット数変換部と、を備えることを特徴とする信号処理装置である。
また、本発明は、無線端末とアナログ無線信号を送受信する基地局の機能を、複数の無線装置(RRU:Remote Radio Unit)と分担する信号処理装置であって、デジタル光信号を伝送する光加入者通信ネットワーク(PON:Passive Optical Network)のうち、光加入者線終端装置(OLT:Optical Line Terminal)に接続され、自装置及び前記各RRUの間の通信に対して無線帯域を割り当てる無線帯域割当部と、自装置及び前記各RRUの間の通信における所要帯域を算出し、前記複数のRRUについて前記所要帯域の合計値を算出する所要帯域算出部と、前記所要帯域算出部が算出した前記所要帯域の合計値が、前記PONのうち前記OLT及び光スプリッタの間の通信における帯域の上限値を超えないように、自装置及び前記各RRUの間の通信に対して量子化ビット数を決定する量子化ビット数決定部と、を備えることを特徴とする信号処理装置である。
また、本発明は、前記各RRUから自装置への上りデータに対して適用される量子化ビット数を、前記量子化ビット数決定部が決定した前記各RRUから自装置への上り通信における量子化ビット数から、前記各RRUでのアナログ/デジタル変換における量子化ビット数に復元する自装置側量子化ビット数復元部、をさらに備えることを特徴とする信号処理装置である。
また、本発明は、無線端末とアナログ無線信号を送受信する基地局の機能を、複数の無線装置(RRU:Remote Radio Unit)と分担する、1つの信号処理装置(BBU:Base Band Unit)における信号処理方法であって、自装置は、デジタル光信号を伝送する光加入者通信ネットワーク(PON:Passive Optical Network)のうち、光加入者線終端装置(OLT:Optical Line Terminal)に接続され、自装置及び前記各RRUの間の通信に対して割り当てた無線帯域のもとに、自装置及び前記各RRUの間の通信における所要帯域を算出し、前記複数のRRUについて前記所要帯域の合計値を算出する所要帯域算出ステップと、前記所要帯域算出ステップで算出した前記所要帯域の合計値が、前記PONのうち前記OLT及び光スプリッタの間の通信における帯域の上限値を超えないように、自装置及び前記各RRUの間の通信に対して量子化ビット数を決定する量子化ビット数決定ステップと、自装置から前記各RRUへの下りデータに対して適用される量子化ビット数を、前記各RRUでのデジタル/アナログ変換における量子化ビット数から、前記量子化ビット数決定ステップで決定した自装置から前記各RRUへの下り通信における量子化ビット数に変換する自装置側量子化ビット数変換ステップと、を順に備えることを特徴とする信号処理方法である。
また、本発明は、無線端末とアナログ無線信号を送受信する基地局の機能を、複数の無線装置(RRU:Remote Radio Unit)と分担する、1つの信号処理装置(BBU:Base Band Unit)における信号処理方法であって、自装置は、デジタル光信号を伝送する光加入者通信ネットワーク(PON:Passive Optical Network)のうち、光加入者線終端装置(OLT:Optical Line Terminal)に接続され、自装置及び前記各RRUの間の通信に対して割り当てた無線帯域のもとに、自装置及び前記各RRUの間の通信における所要帯域を算出し、前記複数のRRUについて前記所要帯域の合計値を算出する所要帯域算出ステップと、前記所要帯域算出ステップで算出した前記所要帯域の合計値が、前記PONのうち前記OLT及び光スプリッタの間の通信における帯域の上限値を超えないように、自装置及び前記各RRUの間の通信に対して量子化ビット数を決定する量子化ビット数決定ステップと、を順に備えることを特徴とする信号処理方法である。
また、本発明は、前記各RRUから自装置への上りデータに対して適用される量子化ビット数を、前記量子化ビット数決定ステップで決定した前記各RRUから自装置への上り通信における量子化ビット数から、前記各RRUでのアナログ/デジタル変換における量子化ビット数に復元する自装置側量子化ビット数復元ステップ、を前記量子化ビット数決定ステップの後にさらに備えることを特徴とする信号処理方法である。
この構成によれば、BBUは、BBU−各RRU間の所要帯域の合計値がPON区間の帯域以下となるように、BBU−各RRU間の伝送に使用される量子化ビット数を低減するため、BBU−各RRU間のトラヒックが瞬時的に増大することによる、BBU−各RRU間の所要帯域の合計値がPON区間の帯域を超えることを抑制することができる。
また、本発明は、前記BBUは、前記量子化ビット数決定部が決定した自装置及び前記各RRUの間の通信における量子化ビット数のもとに、自装置及び前記各RRUの間の通信における通信品質が所定品質を満たすように、自装置及び前記各RRUの間の通信に対して変調方式及び符号化率のうち少なくともいずれかを決定する変調方式/符号化率決定部、をさらに備えることを特徴とする分散型無線通信基地局システムである。
また、本発明は、前記量子化ビット数決定部が決定した自装置及び前記各RRUの間の通信における量子化ビット数のもとに、自装置及び前記各RRUの間の通信における通信品質が所定品質を満たすように、自装置及び前記各RRUの間の通信に対して変調方式及び符号化率のうち少なくともいずれかを決定する変調方式/符号化率決定部、をさらに備えることを特徴とする信号処理装置である。
また、本発明は、前記量子化ビット数決定ステップで決定した自装置及び前記各RRUの間の通信における量子化ビット数のもとに、自装置及び前記各RRUの間の通信における通信品質が所定品質を満たすように、自装置及び前記各RRUの間の通信に対して変調方式及び符号化率のうち少なくともいずれかを決定する変調方式/符号化率決定ステップ、を前記量子化ビット数決定ステップの後にさらに備えることを特徴とする信号処理方法である。
この構成によれば、BBUは、無線信号が所要品質を満たすように、変調方式を低次にするか符号化率を下げるため、量子化ビット数を低減することによる、無線信号を受信しても復調できない可能性を抑制することができる。
また、本発明は、前記BBUにおいて、前記無線帯域割当部は、前記変調方式/符号化率決定部が決定した自装置及び前記各RRUの間の通信における変調方式及び符号化率のうち少なくともいずれかのもとに、自装置及び前記各RRUの間の通信における伝送速度が要求速度を満たすように、自装置及び前記各RRUの間の通信に対して無線帯域を割り当てることを特徴とする分散型無線通信基地局システムである。
また、本発明は、前記無線帯域割当部は、前記変調方式/符号化率決定部が決定した自装置及び前記各RRUの間の通信における変調方式及び符号化率のうち少なくともいずれかのもとに、自装置及び前記各RRUの間の通信における伝送速度が要求速度を満たすように、自装置及び前記各RRUの間の通信に対して無線帯域を割り当てることを特徴とする信号処理装置である。
また、本発明は、前記所要帯域算出ステップは、前記変調方式/符号化率決定ステップで決定した自装置及び前記各RRUの間の通信における変調方式及び符号化率のうち少なくともいずれかのもとに、自装置及び前記各RRUの間の通信における伝送速度が要求速度を満たすように、自装置及び前記各RRUの間の通信に対して無線帯域を割り当てることを特徴とする信号処理方法である。
この構成によれば、BBUは、伝送速度が要求速度を満たすように、無線帯域を再び割り当てるため、変調方式を低次にするか符号化率を下げることによる、伝送速度が要求速度を満たさない可能性を抑制することができる。
また、本発明は、前記BBUは、前記所要帯域算出部が算出した自装置及び前記各RRUの間の通信における所要帯域に基づいて、自装置及び前記各RRUの間の通信に対してサンプリング周波数を決定するサンプリング周波数決定部と、前記サンプリング周波数決定部が決定した自装置及び前記各RRUの間の通信におけるサンプリング周波数を前記各RRUに通知するサンプリング周波数通知部と、自装置から前記各RRUへの下りデータに対して適用されるサンプリング周波数を、前記各RRUでのデジタル/アナログ変換におけるサンプリング周波数から、前記サンプリング周波数決定部が決定した自装置から前記各RRUへの下り通信におけるサンプリング周波数に変換するBBU側サンプリング周波数変換部と、をさらに備え、前記各RRUは、前記サンプリング周波数通知部が通知した前記BBU及び自装置の間の通信におけるサンプリング周波数を前記BBUから取得するサンプリング周波数取得部と、前記BBUから自装置への下りデータに対して適用されるサンプリング周波数を、前記サンプリング周波数取得部が取得した前記BBUから自装置への下り通信におけるサンプリング周波数から、前記各RRUでのデジタル/アナログ変換におけるサンプリング周波数に復元するRRU側サンプリング周波数復元部と、をさらに備えることを特徴とする分散型無線通信基地局システムである。
また、本発明は、前記BBUは、前記所要帯域算出部が算出した自装置及び前記各RRUの間の通信における所要帯域に基づいて、自装置及び前記各RRUの間の通信に対してサンプリング周波数を決定するサンプリング周波数決定部と、前記サンプリング周波数決定部が決定した自装置及び前記各RRUの間の通信におけるサンプリング周波数を前記各RRUに通知するサンプリング周波数通知部と、前記各RRUから自装置への上りデータに対して適用されるサンプリング周波数を、前記サンプリング周波数決定部が決定した前記各RRUから自装置への上り通信におけるサンプリング周波数から、前記各RRUでのアナログ/デジタル変換におけるサンプリング周波数に復元するBBU側サンプリング周波数復元部と、をさらに備え、前記各RRUは、前記サンプリング周波数通知部が通知した前記BBU及び自装置の間の通信におけるサンプリング周波数を前記BBUから取得するサンプリング周波数取得部と、自装置から前記BBUへの上りデータに対して適用されるサンプリング周波数を、前記各RRUでのアナログ/デジタル変換におけるサンプリング周波数から、前記サンプリング周波数取得部が取得した自装置から前記BBUへの上り通信におけるサンプリング周波数に変換するRRU側サンプリング周波数変換部と、をさらに備えることを特徴とする分散型無線通信基地局システムである。
また、本発明は、前記所要帯域算出部が算出した自装置及び前記各RRUの間の通信における所要帯域に基づいて、自装置及び前記各RRUの間の通信に対してサンプリング周波数を決定するサンプリング周波数決定部と、自装置から前記各RRUへの下りデータに対して適用されるサンプリング周波数を、前記各RRUでのデジタル/アナログ変換におけるサンプリング周波数から、前記サンプリング周波数決定部が決定した自装置から前記各RRUへの下り通信におけるサンプリング周波数に変換する自装置側サンプリング周波数変換部と、をさらに備えることを特徴とする信号処理装置である。
また、本発明は、前記所要帯域算出部が算出した自装置及び前記各RRUの間の通信における所要帯域に基づいて、自装置及び前記各RRUの間の通信に対してサンプリング周波数を決定するサンプリング周波数決定部と、前記各RRUから自装置への上りデータに対して適用されるサンプリング周波数を、前記サンプリング周波数決定部が決定した前記各RRUから自装置への上り通信におけるサンプリング周波数から、前記各RRUでのアナログ/デジタル変換におけるサンプリング周波数に復元する自装置側サンプリング周波数復元部と、をさらに備えることを特徴とする信号処理装置である。
また、本発明は、前記所要帯域算出ステップで算出した自装置及び前記各RRUの間の通信における所要帯域に基づいて、自装置及び前記各RRUの間の通信に対してサンプリング周波数を決定するサンプリング周波数決定ステップ、を前記量子化ビット数決定ステップと並行してさらに備え、自装置から前記各RRUへの下りデータに対して適用されるサンプリング周波数を、前記各RRUでのデジタル/アナログ変換におけるサンプリング周波数から、前記サンプリング周波数決定ステップで決定した自装置から前記各RRUへの下り通信におけるサンプリング周波数に変換する自装置側サンプリング周波数変換ステップ、を前記自装置側量子化ビット数変換ステップと並行してさらに備えることを特徴とする信号処理方法である。
また、本発明は、前記所要帯域算出ステップで算出した自装置及び前記各RRUの間の通信における所要帯域に基づいて、自装置及び前記各RRUの間の通信に対してサンプリング周波数を決定するサンプリング周波数決定ステップ、を前記量子化ビット数決定ステップと並行してさらに備え、前記各RRUから自装置への上りデータに対して適用されるサンプリング周波数を、前記サンプリング周波数決定ステップで決定した前記各RRUから自装置への上り通信におけるサンプリング周波数から、前記各RRUでのアナログ/デジタル変換におけるサンプリング周波数に復元する自装置側サンプリング周波数復元ステップ、を前記量子化ビット数決定ステップの後にさらに備えることを特徴とする信号処理方法である。
この構成によれば、BBUは、無線帯域に応じてサンプリング周波数を低減するため、BBU−各RRU間のトラヒックが瞬時的に増大することによる、BBU−各RRU間の所要帯域の合計値がPON区間の帯域を超えることを抑制することができる。
本発明は、無線通信基地局の機能がBBUとRRUに分割され物理的に離れた構成である分散型無線通信基地局システムにおいて、BBU−各RRU間のトラヒックが瞬時的に増大することによる、BBU−各RRU間の所要帯域の合計値がPON区間の帯域を超えることを抑制することができる。
分散型無線通信基地局システムの構成を示す図である。 関連技術のRRUの構成を示す図である。 関連技術のBBUの構成を示す図である。 分散型無線通信基地局システムの処理を示す図である。 第1〜3実施形態のRRUの構成を示す図である。 第1〜3実施形態のBBUの構成を示す図である。 第1実施形態の量子化ビット数の低減処理を示す図である。 第2実施形態の量子化ビット数の低減処理を示す図である。 第2実施形態の変調方式/符号化率の決定処理を示す図である。 第3実施形態の量子化ビット数の低減処理を示す図である。 第4実施形態のRRUの構成を示す図である。 第4実施形態のBBUの構成を示す図である。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施の例であり、本発明は以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(第1実施形態)
分散型無線通信基地局システムの構成及び処理は、図1及び図4と同様である。つまり、分散型無線通信基地局システムでは、無線端末とアナログ無線信号を送受信する基地局の機能が、1つのBBU2と、複数のRRU1−1、1−2、・・・、1−Nと、に分割されている。そして、BBU2及び複数のRRU1−1、1−2、・・・、1−Nは、デジタル光信号を伝送するPONを用いて接続される。ここで、BBU2は、PONのうちOLT4に接続され、各RRU1は、PONのうち各ONU3に接続される。
第1実施形態のRRUの構成を図5に示す。第1実施形態のRRU1は、関連技術のRRU1に加えて、上りリンクについて、量子化ビット数情報抽出部109U及び量子化ビット数変換部110Uを有し、下りリンクについて、量子化ビット数情報抽出部109D及び量子化ビット数復元部110Dを有する。
まず、上りリンクについて説明する。量子化ビット数情報抽出部109Uは、後述のフレーム変換部206Dが通知した、自装置1からBBU2への上りリンクにおける量子化ビット数を、BBU2から取得する。具体的には、フレーム変換部107Dは、受信信号から制御信号、IQデータ及び量子化ビット数情報を取り出す。そして、量子化ビット数情報抽出部109Uは、フレーム変換部107Dから、量子化ビット数情報を取得する。量子化ビット数情報抽出部109Uは、量子化ビット数取得部に対応する。
量子化ビット数変換部110Uは、自装置1からBBU2への上りデータに対して適用される量子化ビット数を、自装置1のA/D変換部105Uにおける量子化ビット数から、量子化ビット数情報抽出部109Uが取得した自装置1からBBU2への上りリンクにおける量子化ビット数に変換する。量子化ビット数変換部110Uは、RRU側量子化ビット数変換部に対応する。ここで、PONの上りリンクの所要帯域がPONの上限帯域と比べて大きくなり過ぎない範囲内で、量子化ビット数を増減させることができるが、第1実施形態では、量子化ビット数を低減させる形態を説明する。
次に、下りリンクについて説明する。量子化ビット数情報抽出部109Dは、後述のフレーム変換部206Dが通知した、BBU2から自装置1への下りリンクにおける量子化ビット数を、BBU2から取得する。具体的には、フレーム変換部107Dは、受信信号から制御信号、IQデータ及び量子化ビット数情報を取り出す。そして、量子化ビット数情報抽出部109Dは、フレーム変換部107Dから、量子化ビット数情報を取得する。量子化ビット数情報抽出部109Dは、量子化ビット数取得部に対応する。
量子化ビット数復元部110Dは、BBU2から自装置1への下りデータに対して適用される量子化ビット数を、量子化ビット数情報抽出部109Dが取得したBBU2から自装置1への下りリンクにおける量子化ビット数から、自装置1のD/A変換部105Dにおける量子化ビット数に復元する。量子化ビット数復元部110Dは、RRU側量子化ビット数復元部に対応する。ここで、PONの下りリンクの所要帯域がPONの上限帯域と比べて大きくなり過ぎない範囲内で、量子化ビット数を増減させることができるが、第1実施形態では、量子化ビット数を低減させる形態を説明する。
第1実施形態のBBUの構成を図6に示す。第1実施形態のBBU2は、関連技術のBBU2に加えて、下りリンク及び上りリンクに共通して、所要帯域算出部209及び量子化ビット数決定部210を有し、下りリンクについて、量子化ビット数変換部211Dを有し、上りリンクについて、量子化ビット数復元部211Uを有する。
まず、下りリンクについて説明する。所要帯域算出部209は、自装置2から各RRU1への下りリンクにおける所要帯域を算出し、複数のRRU1について所要帯域の合計値を算出する。具体的には、所要帯域算出部209は、無線帯域割当/符号化率/変調方式決定部201が自装置2から各RRU1への下りリンクに対して割り当てた無線帯域に基づいて、自装置2から各RRU1への下りリンクにおける所要帯域を算出する。
量子化ビット数決定部210は、所要帯域算出部209が算出した所要帯域の合計値が、PONのうちOLT4から光スプリッタ7への下りリンクにおける帯域の上限値を超えないように、自装置2から各RRU1への下りリンクに対して量子化ビット数を決定する。具体的には、量子化ビット数決定部210は、図7において後述の処理を行う。
量子化ビット数変換部211Dは、自装置2から各RRU1への下りデータに対して適用される量子化ビット数を、各RRU1のD/A変換部105Dにおける量子化ビット数から、量子化ビット数決定部210が決定した自装置2から各RRU1への下りリンクにおける量子化ビット数に変換する。量子化ビット数変換部211Dは、BBU側量子化ビット数変換部に対応する。ここで、PONの下りリンクの所要帯域がPONの上限帯域と比べて大きくなり過ぎない範囲内で、量子化ビット数を増減させることができるが、第1実施形態では、量子化ビット数を低減させる形態を説明する。
フレーム変換部206Dは、量子化ビット数決定部210が決定した、自装置2から各RRU1への下りリンクにおける量子化ビット数を、各RRU1に通知する。具体的には、フレーム変換部206Dは、IQデータ、制御信号及び量子化ビット数情報を多重する。フレーム変換部206Dは、量子化ビット数通知部に対応する。
次に、上りリンクについて説明する。所要帯域算出部209は、各RRU1から自装置2への上りリンクにおける所要帯域を算出し、複数のRRU1について所要帯域の合計値を算出する。具体的には、所要帯域算出部209は、無線帯域割当/符号化率/変調方式決定部201が各RRU1から自装置2への上りリンクに対して割り当てた無線帯域に基づいて、各RRU1から自装置2への上りリンクにおける所要帯域を算出する。あるいは、所要帯域算出部209は、各ONU3がOLT4に送信した帯域要求に基づいて、各RRU1から自装置2への上りリンクにおける所要帯域を算出してもよい。
量子化ビット数決定部210は、所要帯域算出部209が算出した所要帯域の合計値が、PONのうち光スプリッタ7からOLT4への上りリンクにおける帯域の上限値を超えないように、各RRU1から自装置2への上りリンクに対して量子化ビット数を決定する。具体的には、量子化ビット数決定部210は、図7において後述の処理を行う。
量子化ビット数復元部211Uは、各RRU1から自装置2への上りデータに対して適用される量子化ビット数を、量子化ビット数決定部210が決定した各RRU1から自装置2への上りリンクにおける量子化ビット数から、各RRU1のA/D変換部105Uにおける量子化ビット数に復元する。量子化ビット数復元部211Uは、BBU側量子化ビット数復元部に対応する。ここで、PONの上りリンクの所要帯域がPONの上限帯域と比べて大きくなり過ぎない範囲内で、量子化ビット数を増減させることができるが、第1実施形態では、量子化ビット数を低減させる形態を説明する。
フレーム変換部206Dは、量子化ビット数決定部210が決定した、各RRU1から自装置2への上りリンクにおける量子化ビット数を、各RRU1に通知する。具体的には、フレーム変換部206Dは、IQデータ、制御信号及び量子化ビット数情報を多重する。フレーム変換部206Dは、量子化ビット数通知部に対応する。
第1実施形態の量子化ビット数の低減処理を図7に示す。量子化ビット数の低減処理は、上りリンク及び下りリンクでほぼ共通している。
所要帯域算出部209は、上りリンク及び下りリンクのそれぞれについて、自装置2及び各RRU1の間の通信における所要帯域を算出し、複数のRRU1について所要帯域の合計値を算出する(ステップS1)。
量子化ビット数決定部210は、上りリンク及び下りリンクのそれぞれについて、所要帯域算出部209が算出した所要帯域の合計値が、PONのうちOLT4及び光スプリッタ7の間の通信における帯域の上限値以下か否かを判定する(ステップS2)。
上りリンク及び下りリンクのそれぞれについて、所要帯域算出部209が算出した所要帯域の合計値が、PONのうちOLT4及び光スプリッタ7の間の通信における帯域の上限値以下であるときについて説明する(ステップS2においてYES)。
量子化ビット数決定部210は、上りリンク及び下りリンクのそれぞれについて、BBU2−各RRU1間の量子化ビット数を、各RRU1のA/D変換部105U及びD/A変換部105Dにおける量子化ビット数に維持し、処理を終了する。
上りリンク及び下りリンクのそれぞれについて、所要帯域算出部209が算出した所要帯域の合計値が、PONのうちOLT4及び光スプリッタ7の間の通信における帯域の上限値を超えるときについて説明する(ステップS2においてNO)。
量子化ビット数決定部210は、上りリンク及び下りリンクのそれぞれについて、BBU2−各RRU1間の量子化ビット数を、各RRU1のA/D変換部105U及びD/A変換部105Dにおける量子化ビット数から、p(p=1、2、3、・・・)ビットだけ低減する(ステップS3)。そして、BBU2は、ステップS1、S2を繰り返す。
いずれのBBU2−各RRU1間の通信に対して、量子化ビット数を低減するかは、任意に選択することができる。例えば、BBU2−各RRU1間の通信のうちから、ランダムに選択してもよく、優先度の高い情報の含まれない通信を選択してもよく、無線区間のダイバーシチ利用の有無により選択してもよい。
以上に説明したように、BBU2は、BBU2−各RRU1間の所要帯域の合計値がPON区間の帯域以下となるように、BBU2−各RRU1間の伝送に使用される量子化ビット数を、A/D変換又はD/A変換における量子化ビット数から低減する。
下りリンクについては、BBU2は、D/A変換における量子化ビット数から、自装置2が決定した量子化ビット数に、量子化ビット数を低減する。そして、各RRU1は、BBU2が決定し自装置1に通知された量子化ビット数から、D/A変換における量子化ビット数に、量子化ビット数を復元する。D/A変換部105D及びベースバンドフィルタ部106Dが、BBU2からRRU1への下りリンクにおける量子化ビット数及び元々の量子化ビット数にともに対応することができるように構成されていても良い。そして、量子化ビット数復元部110Dは、省かれるようにしても良く、D/A変換部105D及びベースバンドフィルタ部106Dは、量子化ビット数情報をBBU2からフレーム変換部107Dを介して通知されるようにしても良い。つまり、D/A変換部105D及びベースバンドフィルタ部106Dが、量子化ビット数の復元を実行しても良い。
上りリンクについては、各RRU1は、A/D変換における量子化ビット数から、BBU2が決定し自装置1に通知された量子化ビット数に、量子化ビット数を低減する。そして、BBU2は、自装置2が決定した量子化ビット数から、A/D変換における量子化ビット数に、量子化ビット数を復元する。二次復調部205Uが、RRU1からBBU2への上りリンクにおける量子化ビット数及び元々の量子化ビット数にともに対応することができるように構成されていても良い。そして、量子化ビット数復元部211Uは、省かれるようにしても良く、二次復調部205Uは、量子化ビット数情報を量子化ビット数決定部210から通知されるようにしても良い。つまり、二次復調部205Uが、量子化ビット数の復元を実行しても良い。
このように、無線通信基地局の機能がBBU2とRRU1に分割され物理的に離れた構成である分散型無線通信基地局システムにおいて、BBU2−各RRU1間のトラヒックが瞬時的に増大することによる、BBU2−各RRU1間の所要帯域の合計値がPON区間の帯域を超えることを抑制することができる。
(第2実施形態)
分散型無線通信基地局システムの構成及び処理は、図1及び図4と同様である。RRU1の構成は、図5と同様である。BBU2の構成は、図6とほぼ同様である。
第1実施形態では、量子化ビット数を1ビット低減するごとに、量子化雑音により受信SNRが6dB劣化するため、無線信号を受信しても復調できない可能性がある。そこで、第2実施形態では、第1実施形態に加えて、BBU2は、無線信号が所要品質を満たすように、変調方式を低次にするか符号化率を下げる。
無線帯域割当/符号化率/変調方式決定部201は、量子化ビット数決定部210が決定した自装置2及び各RRU1の間の通信における量子化ビット数のもとに、自装置2及び各RRU1の間の通信における通信品質が所定品質を満たすように、自装置1及び各RRU2の間の通信に対して変調方式及び符号化率のうち少なくともいずれかを決定する。
第2実施形態の量子化ビット数の低減処理を図8に示す。量子化ビット数の低減処理は、上りリンク及び下りリンクでほぼ共通している。ステップS11、S12、S13は、それぞれ、ステップS1、S2、S3と同様である。
上りリンク及び下りリンクのそれぞれについて、量子化ビット数が低減されたことにより(ステップS13)、所要帯域算出部209が算出した所要帯域の合計値が、PONのうちOLT4及び光スプリッタ7の間の通信における帯域の上限値以下になったときには(ステップS12においてYES)、以下の処理を行う。
無線帯域割当/符号化率/変調方式決定部201は、図9に示すように、量子化ビット数が低減されたことより受信SNRが劣化したことを考慮して、チャネル品質情報に基づいて新たに受信SNRを予測し直し、無線信号が所要品質(例えば、誤り率)を満たすように、変調方式を低次にするか符号化率を下げる(ステップS14)。
このように、BBU2は、無線信号が所要品質を満たすように、変調方式を低次にするか符号化率を下げるため、量子化ビット数を低減することによる、無線信号を受信しても復調できない可能性を抑制することができる。
(第3実施形態)
分散型無線通信基地局システムの構成及び処理は、図1及び図4と同様である。RRU1の構成は、図5と同様である。BBU2の構成は、図6とほぼ同様である。
第2実施形態では、変調方式を低次にするか符号化率を下げることにより、図9に示したように、周波数利用効率(ビット数/1シンボル)が劣化して、伝送速度が要求速度を満たさない可能性がある。そこで、第3実施形態では、第2実施形態に加えて、BBU2は、伝送速度が要求速度を満たすように、無線帯域を再び割り当てる。
第3実施形態の量子化ビット数の低減処理を図10に示す。量子化ビット数の低減処理は、上りリンク及び下りリンクでほぼ共通している。ステップS22、S23、S24、S25は、それぞれ、ステップS11、S12、S13、S14と同様である。
無線帯域割当/符号化率/変調方式決定部201は、ステップS25で決定した自装置2及び各RRU1の間の通信における変調方式及び符号化率のうち少なくともいずれかのもとに、自装置2及び各RRU1の間の通信における伝送速度が要求速度を満たすように、自装置2及び各RRU1の間の通信に対して無線帯域を再び割り当てる(ステップS28)。そして、BBU2は、ステップS22〜S25、S28を繰り返す。
ただし、以上の繰り返しの動作は収束しない可能性もあるため、最大の繰り返しの回数jth(jth=1、2、3、・・・)を決定しておく必要がある(ステップS21、S26、S27)。つまり、ステップS28は、jth回のみ繰り返される。
このように、BBU2は、伝送速度が要求速度を満たすように、無線帯域を再び割り当てるため、変調方式を低次にするか符号化率を下げることによる、伝送速度が要求速度を満たさない可能性を抑制することができる。
(第4実施形態)
分散型無線通信基地局システムの構成及び処理は、図1及び図4と同様である。第1〜第3実施形態では、量子化ビット数を低減している。第4実施形態では、第1〜第3実施形態に加えて、サンプリング周波数を低減している。
第4実施形態のRRUの構成を図11に示す。第4実施形態のRRU1は、第1〜第3実施形態のRRU1に加えて、上りリンクについて、圧縮情報抽出部111U及び圧縮部112Uを有し、下りリンクについて、伸長情報抽出部111D及び伸長部112Dを有する。
まず、上りリンクについて説明する。圧縮情報抽出部111Uは、フレーム変換部206Dが通知した、自装置1からBBU2への上りリンクにおけるサンプリング周波数を、BBU2から取得する。具体的には、フレーム変換部107Dは、受信信号から制御信号、IQデータ、量子化ビット数情報及びサンプリング周波数情報を取り出す。そして、圧縮情報抽出部111Uは、フレーム変換部107Dから、サンプリング周波数情報を取得する。圧縮情報抽出部111Uは、サンプリング周波数取得部に対応する。
圧縮部112Uは、自装置1からBBU2への上りデータに対して適用されるサンプリング周波数を、自装置1のA/D変換部105Uにおけるサンプリング周波数から、圧縮情報抽出部111Uが取得した自装置1からBBU2への上りリンクにおけるサンプリング周波数に変換する。圧縮部112Uは、RRU側サンプリング周波数変換部に対応する。ここで、PONの上りリンクの所要帯域がPONの上限帯域と比べて大きくなり過ぎない範囲内で、サンプリング周波数を増減させることができるが、第4実施形態では、サンプリング周波数を低減させる形態を説明する。
次に、下りリンクについて説明する。伸長情報抽出部111Dは、フレーム変換部206Dが通知した、BBU2から自装置1への下りリンクにおけるサンプリング周波数を、BBU2から取得する。具体的には、フレーム変換部107Dは、受信信号から制御信号、IQデータ、量子化ビット数情報及びサンプリング周波数情報を取り出す。そして、伸長情報抽出部111Dは、フレーム変換部107Dから、サンプリング周波数情報を取得する。伸長情報抽出部111Dは、サンプリング周波数取得部に対応する。
伸長部112Dは、BBU2から自装置1への下りデータに対して適用されるサンプリング周波数を、伸長情報抽出部111Dが取得したBBU2から自装置1への下りリンクにおけるサンプリング周波数から、自装置1のD/A変換部105Dにおけるサンプリング周波数に復元する。伸長部112Dは、RRU側サンプリング周波数復元部に対応する。ここで、PONの下りリンクの所要帯域がPONの上限帯域と比べて大きくなり過ぎない範囲内で、サンプリング周波数を増減させることができるが、第4実施形態では、サンプリング周波数を低減させる形態を説明する。
第4実施形態のBBUの構成を図12に示す。第4実施形態のBBU2は、第1〜第3実施形態のBBU2に加えて、下りリンク及び上りリンクに共通して、圧縮/伸長制御部212を有し、下りリンクについて、圧縮部213Dを有し、上りリンクについて、伸長部213Uを有する。
まず、下りリンクについて説明する。圧縮/伸長制御部212は、所要帯域算出部209が算出した自装置2から各RRU1への下りリンクにおける所要帯域に基づいて、自装置2から各RRU1への下りリンクに対してサンプリング周波数を決定する。圧縮/伸長制御部212は、サンプリング周波数決定部に対応する。
圧縮部213Dは、自装置2から各RRU1への下りデータに対して適用されるサンプリング周波数を、各RRU1のD/A変換部105Dにおけるサンプリング周波数から、圧縮/伸長制御部212が決定した自装置2から各RRU1への下りリンクにおけるサンプリング周波数に変換する。圧縮部213Dは、BBU側サンプリング周波数変換部に対応する。ここで、PONの下りリンクの所要帯域がPONの上限帯域と比べて大きくなり過ぎない範囲内で、サンプリング周波数を増減させることができるが、第4実施形態では、サンプリング周波数を低減させる形態を説明する。
フレーム変換部206Dは、圧縮/伸長制御部212が決定した、自装置2から各RRU1への下りリンクにおけるサンプリング周波数を、各RRU1に通知する。具体的には、フレーム変換部206Dは、IQデータ、制御信号、量子化ビット数情報及びサンプリング周波数情報を多重する。フレーム変換部206Dは、サンプリング周波数通知部に対応する。
次に、上りリンクについて説明する。圧縮/伸長制御部212は、所要帯域算出部209が算出した各RRU1から自装置2への上りリンクにおける所要帯域に基づいて、各RRU1から自装置2への上りリンクに対してサンプリング周波数を決定する。圧縮/伸長制御部212は、サンプリング周波数決定部に対応する。
伸長部213Uは、各RRU1から自装置2への上りデータに対して適用されるサンプリング周波数を、圧縮/伸長制御部212が決定した各RRU1から自装置2への上りリンクにおけるサンプリング周波数から、各RRU1のA/D変換部105Uにおけるサンプリング周波数に復元する。伸長部213Uは、BBU側サンプリング周波数復元部に対応する。ここで、PONの上りリンクの所要帯域がPONの上限帯域と比べて大きくなり過ぎない範囲内で、サンプリング周波数を増減させることができるが、第4実施形態では、サンプリング周波数を低減させる形態を説明する。
フレーム変換部206Dは、圧縮/伸長制御部212が決定した、各RRU1から自装置2への上りリンクにおけるサンプリング周波数を、各RRU1に通知する。具体的には、フレーム変換部206Dは、IQデータ、制御信号、量子化ビット数情報及びサンプリング周波数情報を多重する。フレーム変換部206Dは、サンプリング周波数通知部に対応する。
まず、圧縮処理として、送信停止を行う場合、つまり、サンプリング周波数を0に決定する場合を考える。圧縮/伸長制御部212は、無線端末に割り当てられた無線帯域が存在しない場合、当該BBU2−RRU1間の通信に対して、送信停止命令を出す、つまり、サンプリング周波数を0に決定する。圧縮部213D及び伸長部213Uは、当該BBU2−RRU1間の通信について、信号伝送を行わない。
次に、圧縮処理として、サンプリング周波数を低減する場合を考える。圧縮/伸長制御部212は、無線帯域割当情報を基に、どの程度サンプリング周波数を低減できるか算出し、圧縮部213D及び伸長部213Uに命令を出す。圧縮部213Dは、D/A変換におけるサンプリング周波数から、命令を出されたサンプリング周波数に、サンプリング周波数を低減する。伸長部213Uは、命令を出されたサンプリング周波数から、A/D変換におけるサンプリング周波数に、サンプリング周波数を復元する。
ただし、サンプリング周波数の低減により、折り返し成分が発生する。そこで、各RRU1において、ベースバンドフィルタ部106D、106Uは、それぞれ、伸長情報抽出部111D及び圧縮情報抽出部111Uから、サンプリング周波数情報を取得し、フィルタ係数を変更し、折り返し成分を除去する必要がある。
このように、BBU2は、無線帯域に応じてサンプリング周波数を低減するため、BBU2−各RRU1間のトラヒックが瞬時的に増大することによる、BBU2−各RRU1間の所要帯域の合計値がPON区間の帯域を超えることを抑制することができる。
本発明に係る分散型無線通信基地局システム、信号処理装置及び信号処理方法は、CPRI規格でLTE信号を伝送する場合等において、BBU−各RRU間のトラヒックが瞬時的に増大することによる、BBU−各RRU間の所要帯域の合計値がPON区間の帯域を超えることを抑制することを目的として、適用することができる。
1、1−1、1−2、1−N:RRU
2:BBU
3、3−1、3−2、3−N:ONU
4:OLT
5、5−1、5−2、5−N:光ファイバ
6:光ファイバ
7:光スプリッタ
101:アンテナ
102:送受切替部
103U:増幅器
104U:ダウンコンバート部
105U:A/D変換部
106U:ベースバンドフィルタ部
107U:フレーム変換部
108U:E/O変換部
109U:量子化ビット数情報抽出部
110U:量子化ビット数変換部
111U:圧縮情報抽出部
112U:圧縮部
103D:増幅器
104D:アップコンバート部
105D:D/A変換部
106D:ベースバンドフィルタ部
107D:フレーム変換部
108D:O/E変換部
109D:量子化ビット数情報抽出部
110D:量子化ビット数復元部
111D:伸長情報抽出部
112D:伸長部
201:無線帯域割当/符号化率/変調方式決定部
202D:FEC符号化部
203D:一次変調部
204D:マッピング部
205D:二次変調部
206D:フレーム変換部
207D:E/O変換部
202U:FEC復号化部
203U:一次復調部
204U:デマッピング部
205U:二次復調部
206U:フレーム変換部
207U:O/E変換部
208:チャネル品質情報抽出部
209:所要帯域算出部
210:量子化ビット数決定部
211D:量子化ビット数変換部
211U:量子化ビット数復元部
212:圧縮/伸長制御部
213D:圧縮部
213U:伸長部

Claims (22)

  1. 無線端末とアナログ無線信号を送受信する基地局の機能が、1つの信号処理装置(BBU:Base Band Unit)と、複数の無線装置(RRU:Remote Radio Unit)と、に分割されている分散型無線通信基地局システムであって、
    前記BBU及び前記複数のRRUは、デジタル光信号を伝送する光加入者通信ネットワーク(PON:Passive Optical Network)を用いて接続され、
    前記BBUは、前記PONのうち光加入者線終端装置(OLT:Optical Line Terminal)に接続され、前記各RRUは、前記PONのうち光加入者線ネットワーク装置(ONU:Optical Network Unit)に接続され、
    前記BBUは、
    自装置及び前記各RRUの間の通信に対して無線帯域を割り当てる無線帯域割当部と、
    自装置及び前記各RRUの間の通信における所要帯域を算出し、前記複数のRRUについて前記所要帯域の合計値を算出する所要帯域算出部と、
    前記所要帯域算出部が算出した前記所要帯域の合計値が、前記PONのうち前記OLT及び光スプリッタの間の通信における帯域の上限値を超えないように、自装置及び前記各RRUの間の通信に対して量子化ビット数を決定する量子化ビット数決定部と、
    前記量子化ビット数決定部が決定した自装置及び前記各RRUの間の通信における量子化ビット数を前記各RRUに通知する量子化ビット数通知部と、
    自装置から前記各RRUへの下りデータに対して適用される量子化ビット数を、前記各RRUでのデジタル/アナログ変換における量子化ビット数から、前記量子化ビット数決定部が決定した自装置から前記各RRUへの下り通信における量子化ビット数に変換するBBU側量子化ビット数変換部と、を備え、
    前記各RRUは、
    前記量子化ビット数通知部が通知した前記BBU及び自装置の間の通信における量子化ビット数を前記BBUから取得する量子化ビット数取得部、を備える
    ことを特徴とする分散型無線通信基地局システム。
  2. 前記各RRUは、
    前記BBUから自装置への下りデータに対して適用される量子化ビット数を、前記量子化ビット数取得部が取得した前記BBUから自装置への下り通信における量子化ビット数から、自装置でのデジタル/アナログ変換における量子化ビット数に復元するRRU側量子化ビット数復元部、をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の分散型無線通信基地局システム。
  3. 前記BBUは、
    前記所要帯域算出部が算出した自装置及び前記各RRUの間の通信における所要帯域に基づいて、自装置及び前記各RRUの間の通信に対してサンプリング周波数を決定するサンプリング周波数決定部と、
    前記サンプリング周波数決定部が決定した自装置及び前記各RRUの間の通信におけるサンプリング周波数を前記各RRUに通知するサンプリング周波数通知部と、
    自装置から前記各RRUへの下りデータに対して適用されるサンプリング周波数を、前記各RRUでのデジタル/アナログ変換におけるサンプリング周波数から、前記サンプリング周波数決定部が決定した自装置から前記各RRUへの下り通信におけるサンプリング周波数に変換するBBU側サンプリング周波数変換部と、をさらに備え、
    前記各RRUは、
    前記サンプリング周波数通知部が通知した前記BBU及び自装置の間の通信におけるサンプリング周波数を前記BBUから取得するサンプリング周波数取得部と、
    前記BBUから自装置への下りデータに対して適用されるサンプリング周波数を、前記サンプリング周波数取得部が取得した前記BBUから自装置への下り通信におけるサンプリング周波数から、前記各RRUでのデジタル/アナログ変換におけるサンプリング周波数に復元するRRU側サンプリング周波数復元部と、をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の分散型無線通信基地局システム。
  4. 無線端末とアナログ無線信号を送受信する基地局の機能が、1つの信号処理装置(BBU:Base Band Unit)と、複数の無線装置(RRU:Remote Radio Unit)と、に分割されている分散型無線通信基地局システムであって、
    前記BBU及び前記複数のRRUは、デジタル光信号を伝送する光加入者通信ネットワーク(PON:Passive Optical Network)を用いて接続され、
    前記BBUは、前記PONのうち光加入者線終端装置(OLT:Optical Line Terminal)に接続され、前記各RRUは、前記PONのうち光加入者線ネットワーク装置(ONU:Optical Network Unit)に接続され、
    前記BBUは、
    自装置及び前記各RRUの間の通信に対して無線帯域を割り当てる無線帯域割当部と、
    自装置及び前記各RRUの間の通信における所要帯域を算出し、前記複数のRRUについて前記所要帯域の合計値を算出する所要帯域算出部と、
    前記所要帯域算出部が算出した前記所要帯域の合計値が、前記PONのうち前記OLT及び光スプリッタの間の通信における帯域の上限値を超えないように、自装置及び前記各RRUの間の通信に対して量子化ビット数を決定する量子化ビット数決定部と、
    前記量子化ビット数決定部が決定した自装置及び前記各RRUの間の通信における量子化ビット数を前記各RRUに通知する量子化ビット数通知部と、を備え、
    前記各RRUは、
    前記量子化ビット数通知部が通知した前記BBU及び自装置の間の通信における量子化ビット数を前記BBUから取得する量子化ビット数取得部と、
    自装置から前記BBUへの上りデータに対して適用される量子化ビット数を、自装置でのアナログ/デジタル変換における量子化ビット数から、前記量子化ビット数取得部が取得した自装置から前記BBUへの上り通信における量子化ビット数に変換するRRU側量子化ビット数変換部と、を備える
    ことを特徴とする分散型無線通信基地局システム。
  5. 前記BBUは、
    前記各RRUから自装置への上りデータに対して適用される量子化ビット数を、前記量子化ビット数決定部が決定した前記各RRUから自装置への上り通信における量子化ビット数から、前記各RRUでのアナログ/デジタル変換における量子化ビット数に復元するBBU側量子化ビット数復元部、をさらに備える
    ことを特徴とする請求項4に記載の分散型無線通信基地局システム。
  6. 前記BBUは、
    前記所要帯域算出部が算出した自装置及び前記各RRUの間の通信における所要帯域に基づいて、自装置及び前記各RRUの間の通信に対してサンプリング周波数を決定するサンプリング周波数決定部と、
    前記サンプリング周波数決定部が決定した自装置及び前記各RRUの間の通信におけるサンプリング周波数を前記各RRUに通知するサンプリング周波数通知部と、
    前記各RRUから自装置への上りデータに対して適用されるサンプリング周波数を、前記サンプリング周波数決定部が決定した前記各RRUから自装置への上り通信におけるサンプリング周波数から、前記各RRUでのアナログ/デジタル変換におけるサンプリング周波数に復元するBBU側サンプリング周波数復元部と、をさらに備え、
    前記各RRUは、
    前記サンプリング周波数通知部が通知した前記BBU及び自装置の間の通信におけるサンプリング周波数を前記BBUから取得するサンプリング周波数取得部と、
    自装置から前記BBUへの上りデータに対して適用されるサンプリング周波数を、前記各RRUでのアナログ/デジタル変換におけるサンプリング周波数から、前記サンプリング周波数取得部が取得した自装置から前記BBUへの上り通信におけるサンプリング周波数に変換するRRU側サンプリング周波数変換部と、をさらに備える
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の分散型無線通信基地局システム。
  7. 前記BBUは、
    前記量子化ビット数決定部が決定した自装置及び前記各RRUの間の通信における量子化ビット数のもとに、自装置及び前記各RRUの間の通信における通信品質が所定品質を満たすように、自装置及び前記各RRUの間の通信に対して変調方式及び符号化率のうち少なくともいずれかを決定する変調方式/符号化率決定部、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の分散型無線通信基地局システム。
  8. 前記BBUにおいて、
    前記無線帯域割当部は、前記変調方式/符号化率決定部が決定した自装置及び前記各RRUの間の通信における変調方式及び符号化率のうち少なくともいずれかのもとに、自装置及び前記各RRUの間の通信における伝送速度が要求速度を満たすように、自装置及び前記各RRUの間の通信に対して無線帯域を割り当てる
    ことを特徴とする請求項7に記載の分散型無線通信基地局システム。
  9. 無線端末とアナログ無線信号を送受信する基地局の機能を、複数の無線装置(RRU:Remote Radio Unit)と分担する信号処理装置であって、
    デジタル光信号を伝送する光加入者通信ネットワーク(PON:Passive Optical Network)のうち、光加入者線終端装置(OLT:Optical Line Terminal)に接続され、
    自装置及び前記各RRUの間の通信に対して無線帯域を割り当てる無線帯域割当部と、
    自装置及び前記各RRUの間の通信における所要帯域を算出し、前記複数のRRUについて前記所要帯域の合計値を算出する所要帯域算出部と、
    前記所要帯域算出部が算出した前記所要帯域の合計値が、前記PONのうち前記OLT及び光スプリッタの間の通信における帯域の上限値を超えないように、自装置及び前記各RRUの間の通信に対して量子化ビット数を決定する量子化ビット数決定部と、
    自装置から前記各RRUへの下りデータに対して適用される量子化ビット数を、前記各RRUでのデジタル/アナログ変換における量子化ビット数から、前記量子化ビット数決定部が決定した自装置から前記各RRUへの下り通信における量子化ビット数に変換する自装置側量子化ビット数変換部と、
    を備えることを特徴とする信号処理装置。
  10. 前記所要帯域算出部が算出した自装置及び前記各RRUの間の通信における所要帯域に基づいて、自装置及び前記各RRUの間の通信に対してサンプリング周波数を決定するサンプリング周波数決定部と、
    自装置から前記各RRUへの下りデータに対して適用されるサンプリング周波数を、前記各RRUでのデジタル/アナログ変換におけるサンプリング周波数から、前記サンプリング周波数決定部が決定した自装置から前記各RRUへの下り通信におけるサンプリング周波数に変換する自装置側サンプリング周波数変換部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の信号処理装置。
  11. 無線端末とアナログ無線信号を送受信する基地局の機能を、複数の無線装置(RRU:Remote Radio Unit)と分担する信号処理装置であって、
    デジタル光信号を伝送する光加入者通信ネットワーク(PON:Passive Optical Network)のうち、光加入者線終端装置(OLT:Optical Line Terminal)に接続され、
    自装置及び前記各RRUの間の通信に対して無線帯域を割り当てる無線帯域割当部と、
    自装置及び前記各RRUの間の通信における所要帯域を算出し、前記複数のRRUについて前記所要帯域の合計値を算出する所要帯域算出部と、
    前記所要帯域算出部が算出した前記所要帯域の合計値が、前記PONのうち前記OLT及び光スプリッタの間の通信における帯域の上限値を超えないように、自装置及び前記各RRUの間の通信に対して量子化ビット数を決定する量子化ビット数決定部と、
    を備えることを特徴とする信号処理装置。
  12. 前記各RRUから自装置への上りデータに対して適用される量子化ビット数を、前記量子化ビット数決定部が決定した前記各RRUから自装置への上り通信における量子化ビット数から、前記各RRUでのアナログ/デジタル変換における量子化ビット数に復元する自装置側量子化ビット数復元部、
    をさらに備えることを特徴とする請求項11に記載の信号処理装置。
  13. 前記所要帯域算出部が算出した自装置及び前記各RRUの間の通信における所要帯域に基づいて、自装置及び前記各RRUの間の通信に対してサンプリング周波数を決定するサンプリング周波数決定部と、
    前記各RRUから自装置への上りデータに対して適用されるサンプリング周波数を、前記サンプリング周波数決定部が決定した前記各RRUから自装置への上り通信におけるサンプリング周波数から、前記各RRUでのアナログ/デジタル変換におけるサンプリング周波数に復元する自装置側サンプリング周波数復元部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項11又は12に記載の信号処理装置。
  14. 前記量子化ビット数決定部が決定した自装置及び前記各RRUの間の通信における量子化ビット数のもとに、自装置及び前記各RRUの間の通信における通信品質が所定品質を満たすように、自装置及び前記各RRUの間の通信に対して変調方式及び符号化率のうち少なくともいずれかを決定する変調方式/符号化率決定部、
    をさらに備えることを特徴とする請求項9から13のいずれかに記載の信号処理装置。
  15. 前記無線帯域割当部は、前記変調方式/符号化率決定部が決定した自装置及び前記各RRUの間の通信における変調方式及び符号化率のうち少なくともいずれかのもとに、自装置及び前記各RRUの間の通信における伝送速度が要求速度を満たすように、自装置及び前記各RRUの間の通信に対して無線帯域を割り当てる
    ことを特徴とする請求項14に記載の信号処理装置。
  16. 無線端末とアナログ無線信号を送受信する基地局の機能を、複数の無線装置(RRU:Remote Radio Unit)と分担する、1つの信号処理装置(BBU:Base Band Unit)における信号処理方法であって、
    自装置は、デジタル光信号を伝送する光加入者通信ネットワーク(PON:Passive Optical Network)のうち、光加入者線終端装置(OLT:Optical Line Terminal)に接続され、
    自装置及び前記各RRUの間の通信に対して割り当てた無線帯域のもとに、自装置及び前記各RRUの間の通信における所要帯域を算出し、前記複数のRRUについて前記所要帯域の合計値を算出する所要帯域算出ステップと、
    前記所要帯域算出ステップで算出した前記所要帯域の合計値が、前記PONのうち前記OLT及び光スプリッタの間の通信における帯域の上限値を超えないように、自装置及び前記各RRUの間の通信に対して量子化ビット数を決定する量子化ビット数決定ステップと、
    自装置から前記各RRUへの下りデータに対して適用される量子化ビット数を、前記各RRUでのデジタル/アナログ変換における量子化ビット数から、前記量子化ビット数決定ステップで決定した自装置から前記各RRUへの下り通信における量子化ビット数に変換する自装置側量子化ビット数変換ステップと、
    を順に備えることを特徴とする信号処理方法。
  17. 前記所要帯域算出ステップで算出した自装置及び前記各RRUの間の通信における所要帯域に基づいて、自装置及び前記各RRUの間の通信に対してサンプリング周波数を決定するサンプリング周波数決定ステップ、
    を前記量子化ビット数決定ステップと並行してさらに備え、
    自装置から前記各RRUへの下りデータに対して適用されるサンプリング周波数を、前記各RRUでのデジタル/アナログ変換におけるサンプリング周波数から、前記サンプリング周波数決定ステップで決定した自装置から前記各RRUへの下り通信におけるサンプリング周波数に変換する自装置側サンプリング周波数変換ステップ、
    を前記自装置側量子化ビット数変換ステップと並行してさらに備える
    ことを特徴とする請求項16に記載の信号処理方法。
  18. 無線端末とアナログ無線信号を送受信する基地局の機能を、複数の無線装置(RRU:Remote Radio Unit)と分担する、1つの信号処理装置(BBU:Base Band Unit)における信号処理方法であって、
    自装置は、デジタル光信号を伝送する光加入者通信ネットワーク(PON:Passive Optical Network)のうち、光加入者線終端装置(OLT:Optical Line Terminal)に接続され、
    自装置及び前記各RRUの間の通信に対して割り当てた無線帯域のもとに、自装置及び前記各RRUの間の通信における所要帯域を算出し、前記複数のRRUについて前記所要帯域の合計値を算出する所要帯域算出ステップと、
    前記所要帯域算出ステップで算出した前記所要帯域の合計値が、前記PONのうち前記OLT及び光スプリッタの間の通信における帯域の上限値を超えないように、自装置及び前記各RRUの間の通信に対して量子化ビット数を決定する量子化ビット数決定ステップと、
    を順に備えることを特徴とする信号処理方法。
  19. 前記各RRUから自装置への上りデータに対して適用される量子化ビット数を、前記量子化ビット数決定ステップで決定した前記各RRUから自装置への上り通信における量子化ビット数から、前記各RRUでのアナログ/デジタル変換における量子化ビット数に復元する自装置側量子化ビット数復元ステップ、
    を前記量子化ビット数決定ステップの後にさらに備える
    ことを特徴とする請求項18に記載の信号処理方法。
  20. 前記所要帯域算出ステップで算出した自装置及び前記各RRUの間の通信における所要帯域に基づいて、自装置及び前記各RRUの間の通信に対してサンプリング周波数を決定するサンプリング周波数決定ステップ、
    を前記量子化ビット数決定ステップと並行してさらに備え、
    前記各RRUから自装置への上りデータに対して適用されるサンプリング周波数を、前記サンプリング周波数決定ステップで決定した前記各RRUから自装置への上り通信におけるサンプリング周波数から、前記各RRUでのアナログ/デジタル変換におけるサンプリング周波数に復元する自装置側サンプリング周波数復元ステップ、
    を前記量子化ビット数決定ステップの後にさらに備える
    ことを特徴とする請求項18又は19に記載の信号処理方法。
  21. 前記量子化ビット数決定ステップで決定した自装置及び前記各RRUの間の通信における量子化ビット数のもとに、自装置及び前記各RRUの間の通信における通信品質が所定品質を満たすように、自装置及び前記各RRUの間の通信に対して変調方式及び符号化率のうち少なくともいずれかを決定する変調方式/符号化率決定ステップ、
    を前記量子化ビット数決定ステップの後にさらに備えることを特徴とする請求項16から20のいずれかに記載の信号処理方法。
  22. 前記所要帯域算出ステップは、前記変調方式/符号化率決定ステップで決定した自装置及び前記各RRUの間の通信における変調方式及び符号化率のうち少なくともいずれかのもとに、自装置及び前記各RRUの間の通信における伝送速度が要求速度を満たすように、自装置及び前記各RRUの間の通信に対して無線帯域を割り当てる
    ことを特徴とする請求項21に記載の信号処理方法。
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