JP2020162152A - 光送信器および光通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】光通信システムで用いる変調方式を伝送条件に応じて切り替えることができる構成とすると、消費電力が増大し、制御が複雑になる、という課題を解決する光送信器および光通信方法を提供する。【解決手段】光送信器100は、入力されたデジタル信号a1〜amを、複数の符号化方式のうちの一の符号化方式を使って符号化し、出力する符号化器110と、光搬送波を使ったデジタル信号の光伝送に応じて、符号化方式の生成多項式、拘束長および符号化率のうちの少なくとも一を設定することにより、一の符号化方式を特定する符号化制御部と、入力された符号化信号を変調シンボルに対応付けて出力するマッピング器と、入力されたシンボル対応信号を使って光搬送波を変調する光変調器と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、光送信器および光通信方法に関し、特に、デジタル信号を用いて光符号化変調を行う光送信器および光通信方法に関する。
光ファイバを用いた光通信システムにおいては、長距離かつ大容量の通信を行うため、受信感度の向上と光ファイバ1本当たりの周波数利用効率を高めることが重要である。光通信では、伝送距離の拡大と周波数利用効率の向上はトレードオフの関係にあるため、必要とされる伝送距離と通信容量に応じて、到達可能な伝送距離と周波数利用効率が異なる種々の変調方式を切り替えて使用することが提案されている。到達可能な伝送距離と周波数利用効率が異なる変調方式としては、例えば、BPSK(binary phase shift keying)、QPSK(quadrature phase shift keying)、8QAM(quadrature amplitude modulation)、16QAMなどがある。
このように変調方式を切り替えて使用する光送信器の一例が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された関連する光送信器は、クライアント収容部、可変フレームマッピング部、可変符号化部、光変調部、および通信方式設定部を備える。
クライアント収容部は、クライアントから送信されるクライアント信号を終端する。可変フレームマッピング部は、クライアント収容部によって終端されたクライアント信号を所定の伝送フレームに収容する。このとき、可変フレームマッピング部は、通信方式設定部により選択された通信方式に応じてマッピングを行う。
可変符号化部は、可変フレームマッピング部により生成される伝送フレームを搬送するための変調信号を生成する。このとき、可変符号化部は、通信方式設定部により選択された通信方式に応じて変調信号を生成する。光変調部は、可変符号化部により生成される変調信号から変調光信号を生成して出力する。このとき、光変調部は通信方式設定部により選択された通信方式に応じて変調光信号を生成する。
通信方式設定部は、光送信器が提供する複数の通信方式の中からクライアント信号の速度に対応する通信方式を選択する。そして、通信方式設定部は選択した通信方式を表す通信方式情報を、可変フレームマッピング部、可変符号化部、光変調部に通知する。
このように、関連する光送信器はクライアント信号の速度に応じた通信方式でクライアント信号を送信する構成としている。そのため、クライアント速度が遅い場合であっても、無駄な信号の伝送量が少なく、伝送効率が改善するとしている。
また、関連技術としては、特許文献2〜4に記載された技術がある。
特開2011−250291号公報(段落「0016」〜「0025」) 特開2003−087345号公報 特開2009−105748号公報 特表2011−514736号公報
Leonardo D. Coelho and Norbert Hanik,"Global Optimization of Fiber-Optic Communication Systems using Four-Dimensional Modulation Formats," in European Conference on Optical Communications(ECOC2011),Technical Digest,paper Mo.2.B.4. J.Renaudier, A. Voicila, O.Bertran−Pardo, O. Rival, M. Karlsson, G. Charlet, and S.Bigo,"Comparison of Set−Partitioned Two−Polarization 16QAM Formats with PDM−QPSK and PDM−8QAM for Optical Transmission Systems with Error−Correction Coding",in European Conference on Optical Communications(ECOC2012),Technical Digest,paper We.1.C.5.
上述した関連する光送信器のように、一個の光送信器でBPSK、QPSK、8QAM、16QAM等の複数の変調方式を切り替えて使用する場合、複数の変調方式に対応した複数方式のアルゴリズムやビット精度を有する信号処理回路を実装する必要が生じる。そのため、光送信器および光受信器の消費電力が増大し、また制御が複雑になるという問題があった。
このように、光通信システムで用いる変調方式を伝送条件に応じて切り替えることができる構成とすると、消費電力が増大し、制御が複雑になるという問題があった。
本発明の目的は、上述した課題である、光通信システムで用いる変調方式を伝送条件に応じて切り替えることができる構成とすると、消費電力が増大し、制御が複雑になる、という課題を解決する光送信器および光通信方法を提供することにある。
本発明の光送信器は、入力されたデジタル信号を、複数の符号化方式のうちの一の符号化方式を使って符号化し、出力する符号化器と、光搬送波を使ったデジタル信号の光伝送に応じて、符号化方式の生成多項式、拘束長、および符号化率のうちの少なくとも一を設定することにより、一の符号化方式を特定する制御器と、入力された符号化信号を変調シンボルに対応付けて出力するマッピング器と、入力されたシンボル対応信号を使って光搬送波を変調する光変調器と、を有する。
本発明の光通信方法は、入力されたデジタル信号を、複数の符号化方式のうちの一の符号化方式を使って符号化して、出力し、光搬送波を使ったデジタル信号の光伝送に応じて、符号化方式の生成多項式、拘束長、および符号化率のうちの少なくとも一を設定することにより、一の符号化方式を特定し、入力された符号化信号を変調シンボルに対応付けて出力し、入力されたシンボル対応信号を使って光搬送波を変調する。
本発明の光送信器および光通信方法によれば、光通信システムで用いる変調方式を伝送条件に応じて切り替えることができる構成とした場合であっても、低消費電力化および制御の容易化を図ることができる。
本発明の第1の実施形態に係る光送信器の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る光送信器の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る光送信器において、符号化方式として16QAM信号にセット分割法を用いた場合について説明するためのコンステレーション図であり、通常の16QAM変調によるコンステレーション図である。 本発明の第2の実施形態に係る光送信器において、符号化方式として16QAM信号にセット分割法を用いた場合について説明するためのコンステレーション図であり、SP8−16QAM変調によるコンステレーション図である。 本発明の第3の実施形態に係る光送信器の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係る光送信器が備える畳み込み符号化器の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係る光送信器の動作を説明するためのコンステレーション図である。 本発明の第4の実施形態に係る光通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第5の実施形態に係る光送信器の構成を示すブロック図である。 本発明の第5の実施形態に係る光送信器が備える符号化器の構成を示すブロック図である。 本発明の第5の実施形態に係る光送信器が備える第2の符号化器の動作を説明するための論理式である。 本発明の第5の実施形態に係る光送信器の動作を説明するための16QAMのコンステレーション図である。 本発明の第5の実施形態に係る光送信器の動作を説明するための12QAMのコンステレーション図である。 本発明の第5の実施形態に係る光送信器の動作を説明するための、X偏波およびY偏波における12QAMのコンステレーション図である。 本発明の第5の実施形態に係る光送信器の動作を説明するための、X偏波およびY偏波における12QAMの別のコンステレーション図である。 本発明の第5の実施形態に係る光送信器の動作を説明するための、X偏波およびY偏波における12QAMのさらに別のコンステレーション図である。 本発明の第5の実施形態に係る光送信器の動作を説明するための、X偏波およびY偏波における12QAMのさらに別のコンステレーション図である。
以下に、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、図面中の矢印の向きは一例を示すものであり、ブロック間の信号の向きを限定するものではない。
〔第1の実施形態〕
図1は、本発明の第1の実施形態に係る光送信器100の構成を示すブロック図である。光送信器100は、符号化器110、符号化制御部120、マッピング部130、および光変調部140を有する。
符号化器110は、光搬送波により所定の伝送条件で伝送するデジタル信号を、複数の符号化方式のうちの一の符号化方式で符号化する。符号化制御部120は、複数の符号化方式の中から、所定の伝送条件に対応した所定の符号化方式を選択し、符号化器110を所定の符号化方式で動作させる。マッピング部130は、符号化器110が出力する出力ビット信号を変調シンボルに対応付ける。そして光変調部140は、マッピング部130が出力するシンボル信号に基づいて光搬送波を変調する。
次に、本実施形態による光送信器100の動作について説明する。
光送信器100に入力されたmビットのデジタル信号a〜aは、符号化器110に入力される。符号化器110は、符号化制御部120によって設定された符号化方式に基づいて符号化し、出力ビット信号であるnビットのビット列b〜bを出力する。マッピング部130はビット列b〜bをシンボルマッピングし、シンボル信号であるS、S、・・・、Sのp個(次元)のデータ列を光変調部140に出力する。
光変調部140は、S、S、・・・、Sの各データに基づいて光変調を行い、光符号化変調された送信光信号を出力する。ここで、光変調部140は図示していないD/A変換器(digital−to−analog converter)、変調器ドライバ、光変調器、光源などを含んで構成される。
符号化器110は図1に示すように、符号化方式1から符号化方式kのk個の符号化方式から選択して所定の符号化方式を設定することが可能である。ここで符号化器110は、畳み込み符号化方式における生成多項式、拘束長、および符号化率のうち少なくとも一が異なる複数の畳み込み符号化方式のいずれかで符号化を行う構成とすることができる。このとき、符号化制御部120は、生成多項式、拘束長、および符号化率のうちの少なくとも一を設定することにより、所定の符号化方式を選択する。すなわち、符号化制御部120は個々の通信に必要とされる伝送距離、伝送容量などの所定の伝送条件に応じて、好適な符号化方式を符号化方式1から符号化方式kの中から選択して設定することが可能である。
上述した伝送条件として、伝送容量、伝送距離、誤り率、および光信号対雑音比のうちの少なくとも一個を用いることができる。
光変調部140を駆動するシンボル信号、すなわちS、S、・・・、Sのデータ列としては、光搬送波の光位相(I成分およびQ成分)、偏波(X偏波成分およびY偏波成分)、波長、および時間の次元のうちの少なくとも一の次元による信号を用いることができる。また、これらの複数の次元を組み合せることによって、より高次元の光符号化変調を行うことが可能である。
光変調部140を構成する光変調器は、ニオブ酸リチウム(LiNbO)などの強誘電体材料および半導体材料のいずれかを含んで構成される。このような光変調器を、単一で、または複数個組み合わせて用いることにより、デジタル信号を、偏波多重、波長多重、および時分割多重の少なくとも一により多重して伝送することが可能である。
次に、本実施形態による光通信方法について説明する。
本実施形態の光通信方法においては、まず、光搬送波により所定の伝送条件で伝送するデジタル信号を、所定の伝送条件に対応した所定の符号化方式を選択して符号化する。そして、このとき符号化したビット信号を変調シンボルに対応付けてシンボル信号を生成する。最後に、このシンボル信号に基づいて光搬送波を変調した光変調信号を生成する。
上述したように、本実施形態の光送信器100および光通信方法においては、所定の伝送条件に対応した所定の符号化方式を選択して符号化する構成としている。このような構成としたことにより、符号化方式を変更することのみにより、所定の伝送条件に対応した好適な変調方式を選定することができる。そのため、デジタル信号処理の変更を最小限にすることが可能である。その結果、光通信システムで用いる変調方式を伝送条件に応じて切り替えることができる構成とした場合であっても、低消費電力化および制御の容易化を図ることができる。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図2は、本発明の第2の実施形態に係る光送信器200の構成を示すブロック図である。
光送信器200は、符号化器110、符号化制御部120、マッピング部230、および光変調部140を有する。本実施形態による光送信器200が備えるマッピング部230は、セット分割部231とシンボル選択部232を備えた構成とした。その他の構成は、第1の実施形態による光送信器100と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
セット分割部231は、変調シンボルを複数のサブセットに分割し、出力ビット信号に基づいて複数のサブセットのうちの一のサブセットを選択する。シンボル選択部232は、セット分割部231が選択した選択サブセットに含まれる変調シンボルから、出力ビット信号に基づいて一の変調シンボルを選択し、選択した変調シンボルに出力ビット信号を対応付ける。
次に、本実施形態に係る光送信器200の動作について説明する。
符号化器110は、光送信器200に入力されたmビットのデジタル信号a〜aを入力する。そして、符号化制御部120によって設定された符号化方式に基づいて符号化した後に、出力ビット信号であるnビットのビット列b〜bを出力する。
ビット列b〜bはマッピング部230においてシンボルマッピングされた後、例えば、X偏波の光位相成分であるXI−ch、XQ−ch、およびY偏波の光位相成分であるYI−ch、YQ−chのデータ列として光変調部140に入力される。光変調部140はXI−ch、XQ−ch、YI−ch、およびYQ−chの各データに基づいて光変調を行い、光符号化変調された送信光信号を出力する。
ここで、セット分割部231は、2次元またはさらに高次のQAM変調のコンステレーションを、セット分割法に基づいてL個の部分コンステレーション(状態)に分割する。そして、ビット列b〜bのうち符号化されたαビットを用いて、上述のL個の部分コンステレーション(状態)のうち1つを選択する。そして、シンボル選択部232はビット列b〜bのうち符号化されていないβビットを用いて選択された部分コンステレーションの中から好適な一つのシンボルを選択し、XI−ch、XQ−ch、YI−ch、YQ−chに対応するデータを出力する。
なお、上述したセット分割(SP:set−partitioning)法とは、シンボル点から最隣接点を間引くことにより最小符号間距離を拡大する手法である。例えば、非特許文献1には、位相情報と偏波情報の4次元信号空間にマッピングしたシンボルに対して、セット分割によるシンボル分割を行ったSP−16QAM変調が開示されている。セット分割によってシンボル間距離が拡大するので、受信感度を向上させることができる。
次に、符号化器110の動作について、具体的に説明する。
図3A、3Bは、符号化方式として2次元での16QAM信号に上述したセット分割法を用いた場合について説明するためのコンステレーション図である。図3Aは、通常の16QAMのコンステレーション図であり、最小シンボル間距離はdminである。図3Bは、図3Aに示した16QAMのコンステレーションから一個置きにシンボルを間引いたSP8−16QAM符号化変調によるシンボルマッピングを示すコンステレーション図である。この場合、最小シンボル間距離が21/2minに拡大するので、これにより受信感度が向上することが分かる。
ここで、図3Bに示したSP8−16QAM符号化方式においては、シンボルを間引いているため符号化率rは1/2に半減する。そのため伝送レートは低下する。したがって、伝送レート(容量)が重要となるアプリケーションに対しては、符号化制御部120は図3Aに示した通常の16QAMによる符号化方式を選択することが可能である。一方、長距離伝送が必要なアプリケーションに対しては、符号化制御部120は図3Bに示したSP8−16QAMによる符号化方式を選択することができる。このように、符号化制御部120は間引きをしない通常の16QAM(SP16−16QAM)、上述したSP8−16QAM、SP8−16QAMからさらにシンボルを間引いたSP4−16QAMなどから伝送条件に対応した符号化方式を選択することができる。
上記説明では簡単のため、単純なI−Q平面上の2次元16QAMでのセット分割について説明した。これに限らず、偏波多重(polarization multiplexing:PM)によるX偏波およびY偏波の2次元を加えて拡張した4次元PM−16QAMなどを用いることも可能である。
4次元PM−16QAMの場合、X偏波(XI,XQ)に対する16シンボルとY偏波(YI,YQ)に対する16シンボルのそれぞれとの組み合わせでシンボル点を作れるので、256(=16×16)個のシンボル点が存在する。したがって、通常の間引きをしないPM−16QAMはSP256−PM−16QAMと記載でき、そこから一個置きに間引くとSP128−PM−16QAMが得られ、さらに間引いていくとSP64−PM−16QAM、SP32−PM−16QAM等が得られる。
この場合、符号化制御部120は例えばSP32−PM−16QAM、SP128−PM−16QAM等の符号化方式を選択することが可能である。すなわち、符号化器110の符号化方式(符号化方式1〜符号化方式k)として、PM−16QAM、SP32−PM−16QAM、SP128−PM−16QAM等を対応させることができる。
そして、セット分割部231は、出力ビット信号(ビット列b〜b)に基づいて、光搬送波の偏波状態のうちの一に対応する変調シンボルを選択することにより、一のサブセットを選択する。
上述した符号化方式1から符号化方式kは、それぞれ受信感度と符号化率を異なる設定とすることができるので、必要とされる伝送距離と伝送容量に応じて好適な符号化方式を用いた変調方式を選択することが可能となる。
また、通常の16QAM変調によるコンステレーションをベースとして、符号化器110の符号化方式を符号化方式1から符号化方式kまで変更するだけで好適な変調方式を選定することができる。そのため、デジタル信号処理の変更を最小限にすることが可能である。その結果、光通信システムで用いる変調方式を伝送条件に応じて切り替えることができる構成とした場合であっても、低消費電力化および制御の容易化を図ることができる。さらに、光変調器などの物理インタフェースをそれぞれの符号化方式において共有化することができるため、部品点数を削減することができる。これによっても、コストの低減および制御の容易化を図ることが可能となる。
次に、本実施形態による光通信方法について説明する。
本実施形態の光通信方法においては、まず、光搬送波により所定の伝送条件で伝送するデジタル信号を、所定の伝送条件に対応した所定の符号化方式を選択して符号化する。そして、このとき符号化したビット信号を変調シンボルに対応付けてシンボル信号を生成する。最後に、このシンボル信号に基づいて光搬送波を変調した光変調信号を生成する。
ここで、上述したシンボル信号を生成する際に、変調シンボルを複数のサブセットに分割し、ビット信号に基づいて複数のサブセットのうちの一のサブセットを選択する。そして、選択した選択サブセットに含まれる変調シンボルから、ビット信号に基づいて一の変調シンボルを選択し、選択した変調シンボルにビット信号を対応付ける構成とすることができる。
本実施形態の光通信方法によれば、光通信システムで用いる変調方式を伝送条件に応じて切り替えることができる構成とした場合であっても、低消費電力化および制御の容易化を図ることができる。
〔第3の実施形態〕
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図4は、本発明の第3の実施形態に係る光送信器300の構成を示すブロック図である。
本実施形態の光送信器300においては、符号化器は畳み込み符号化器310とした。畳み込み符号化器310は、畳み込み符号化方式における生成多項式、拘束長、および符号化率のうち少なくとも一が異なる複数の畳み込み符号化方式のいずれかで符号化を行う。なお、図2に示した第2の実施形態による光送信器200と同一の構成には同一符号を付して、その説明を省略する。
以下に、本実施形態に係る光送信器300の動作について説明する。
畳み込み符号化器310は、光送信器300に入力されたmビットのデジタル信号a〜aを入力する。そして、符号化制御部120によって設定された符号化方式に基づいて符号化した後に、出力ビット信号であるnビットのビット列b〜bを出力する。
マッピング部230はビット列b〜bをシンボルマッピングし、シンボル信号であるS、S、・・・、Sのp個(次元)のデータ列を光変調部140に出力する。光変調部140は、S、S、・・・、Sの各データに基づいて光変調を行い、光符号化変調された送信光信号を出力する。
ここで、畳み込み符号化器310は、生成多項式、拘束長、符号化率等がそれぞれ異なる符号化方式1から符号化方式kのk個の符号化方式から一個を選択して設定することが可能な構成とした。符号化制御部120は、必要とされる伝送距離、伝送容量に応じた好適な符号化方式を、符号化方式1から符号化方式kの中から選択する。そして、畳み込み符号化器310が、選択した符号化方式で動作するように設定する。
図5に、畳み込み符号化器310の一例として、拘束長が4、符号化率が2/3である畳み込み符号化器の構成を示す。図5に示した畳み込み符号化器310は、入力aおよび入力aに対して符号化を行い、符号化ビットb〜bを出力する。また、入力a〜aに対しては、非符号化のままb〜bとして出力する。
図6に、光位相(I、Q)と偏波(X、Y)を用いた4次元PM−16QAM変調に対して、図5に示した畳み込み符号化器310による畳み込み符号化を施した場合のセット分割の例を示す。図6では簡単のため、X偏波に対するコンステレーションのみを記載しているが、実際にはY偏波に対するコンステレーションと組み合わせた4次元コンステレーションとなる。図6に示したように、2回のセット分割によりS1からS8の8個の状態(部分コンステレーション)が存在することになる。そして、S1からS8のそれぞれの状態に対してY偏波のコンステレーションが組み合わされた4次元(I,Q,X,Y)コンステレーションとなるので、各状態には2=32のシンボル点が含まれる。
次に、畳み込み符号化器310を用いた場合におけるシンボル選択部232の動作について説明する。
シンボル選択部232はまず、図5に示した畳み込み符号化器310によって畳み込み符号化されたb〜bの3ビットを用いて8状態(S1〜S8)のうち1個の状態を選択する。さらに、非符号化ビットである5ビット(b〜b)を用いて、選択した8状態のうち一つの状態に含まれる32シンボルのうちの1シンボルを選択する。
これにより、畳み込み符号化により符号系列間の最小二乗距離を拡大し、セット分割法により分割された状態内の信号間距離の二乗距離以上にすることが可能になる。したがって、拘束長と符号化率が異なる複数の畳み込み符号化方式を備えた畳み込み符号化器310の設定を変更するだけで、PM−16QAM変調をベースとしながら、必要となる伝送距離と伝送容量に応じた変調方式を選択することが可能となる。なお、拘束長と符号化率に替えて、生成多項式を設定することによって畳み込み符号化方式を決定することとしてもよい。
以上説明したように、本実施形態の光送信器300によれば、光通信システムで用いる変調方式を伝送条件に応じて切り替えることができる構成とした場合であっても、低消費電力化および制御の容易化を図ることができる。
〔第4の実施形態〕
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。図7は、本発明の第4の実施形態に係る光通信システム1000の構成を示すブロック図である。
光通信システム1000は、光変調信号を通信路(光伝送媒体)600に送出する光送信器100と、通信路600を伝搬した光変調信号を受信する光受信器400を有する。
光送信器100は、符号化器110、符号化制御部120、マッピング部130、および光変調部140を備える。光送信器100の構成および動作は、第1の実施形態による光送信器と同様であるので、詳細な説明は省略する。
光受信器400は、光電変換部410、デマッピング部420、復号化器430、および復号化制御部440を備える。
光電変換部410は、光変調信号を受信し電気信号に変換して受信信号を出力する。デマッピング部420は、受信信号をデマッピングし受信ビット信号を出力する。復号化器430は、受信ビット信号を入力し、複数の復号化方式のうちの一の復号化方式で復号化する。そして、復号化制御部440は、複数の復号化方式の中から所定の復号化方式を選択し、復号化器430を所定の復号化方式で動作させる。
次に、本実施形態による光通信システム1000の動作について説明する。なお、光送信器100が光符号化変調された光信号を出力する動作は、第1の実施形態における場合と同様であるので、その説明は省略する。
光送信器100が備える光変調部140から出力された光信号は、通信路600を通って、光受信器400が備える光電変換部410で受信される。光電変換部410は受信した光信号を電気信号に変換し、受信信号をXI−ch、XQ−ch、YI−ch、およびYQ−chの各レーンのデジタル信号として出力する。ここで、光電変換部は図示していない90°ハイブリッド、フォトダイオード、トランスインピーダンスアンプ、およびA/D変換器(analog−to−digital converter)などを含んで構成される。
デマッピング部420は、XI−ch、XQ−ch、YI−ch、およびYQ−chのデータ列についてシンボル識別を行い、受信ビット信号としてnビットのビット列c〜cを出力する。ビット列c〜cは複数の復号化方式を備える復号化器430に入力される。
復号化器430は復号化制御部440の設定に従って、複数の復号化方式のうち1つの復号化方式を選択する。復号化器430は、復号化したビット列であるmビットのビット列d〜dを出力する。ここで、上述した復号化方式として、最尤復号であるビタビ復号方式や、より長い拘束長の畳み込み符号に対しては逐次復号方式などを用いることができる。
光通信システム1000は、光ネットワーク制御部450をさらに有する構成とすることができる。光ネットワーク制御部450は、所定の伝送条件に対応した所定の符号化方式と所定の復号化方式を決定し、符号化制御部120と復号化制御部440に同期して通知する。
次に、光ネットワーク制御部450の動作について、さらに詳細に説明する。
光ネットワーク制御部450は、システム運用側から要求される伝送条件である伝送距離、伝送容量などの通信品質情報に基づいて、好適な符号化方式および復号化方式を選択する。そして、その選択結果を符号化制御部120と復号化制御部440に同期して通知する。具体的には、光ネットワーク制御部450は、符号化制御部120に生成多項式、拘束長、符号化率などの設定を指示し、復号化制御部440に拘束長、符号長、軟判定ビット数などの設定を指示する。このとき、符号化制御部120と復号化制御部440の設定変更を同期して行うことにより、好適な受信状態を維持することができる。
なお、光ネットワーク制御部450は、上述した制御に用いる通信品質情報をシステム運用側から取得する必要は必ずしもない。例えば、光信号対雑音比や誤り率などの情報を用いて、好適な符号化方式および復号化方式を選択することも可能である。
次に、本実施形態による光通信方法について説明する。
本実施形態の光通信方法においては、まず、光搬送波により所定の伝送条件で伝送するデジタル信号を、所定の伝送条件に対応した所定の符号化方式を選択して符号化する。そして、このとき符号化したビット信号を変調シンボルに対応付けてシンボル信号を生成する。このシンボル信号に基づいて光搬送波を変調した光変調信号を生成する。
次に、この光変調信号を受け付け、電気信号に変換した受信信号を生成する。そして、受信信号をデマッピングして受信ビット信号を生成する。最後に、受信ビット信号を、複数の復号化方式の中から所定の復号化方式を選択して復号化する。
上述したように、本実施形態の光通信システム1000および光通信方法によれば、光通信システムで用いる変調方式を伝送条件に応じて切り替えることができる構成とした場合であっても、低消費電力化および制御の容易化を図ることができる。
〔第5の実施形態〕
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。図8は、本発明の第5の実施形態に係る光送信器500の構成を示すブロック図である。
光送信器500は、符号化器510、符号化制御部120、マッピング部530、および光変調部140を有する。本実施形態による光送信器500は、符号化器510およびマッピング部530の構成および動作が第1の実施形態による光送信器100が備える符号化器110およびマッピング部130と異なる。その他の構成および動作は、第1の実施形態による光送信器100と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
以下では、符号化器510が、符号化方式1、符号化方式2、および符号化方式3にそれぞれ対応した第1の符号化器511、第2の符号化器512、および第3の符号化器513を備える場合について説明する。このとき、符号化制御部120は、符号化方式1〜符号化方式3の中から、通信に必要とされる伝送距離、伝送容量などの所定の伝送条件に応じて最適な符号化方式を選択し、符号化器510、マッピング部530、および光変調部140の動作方式を設定する。
次に、符号化器510およびマッピング部530の動作について詳細に説明する。
図9に、符号化器510の構成を示す。符号化器510は上述したように、3個の符号化器、すなわち、第1の符号化器511、第2の符号化器512、および第3の符号化器513を備える。これらの符号化器は、入力ビット数が順に5ビット、6ビット、7ビットである構成とした。なお、第1の符号化器511および第3の符号化器513の構成および動作については非特許文献2に説明があるので、ここではそれらの詳細な説明は省略する。
第2の符号化器512は、6ビットの入力b1〜b6の排他的論理和を算出し、b7として出力する。次に、第2の符号化器512が備える4次元エンコーダ512Eが、b1〜b7の7ビットの入力を8ビットの出力に変換する。図10に、4次元エンコーダ512Eの具体的な論理式を示す。
マッピング部530は、符号化器510の8ビットの出力を入力とし、符号化利得が得られるようにシンボルに割り当てる。ここで選択されるシンボルは、4次元シンボル空間に属しているものとする。本実施形態においては、4次元信号空間として光搬送波の光位相(I成分およびQ成分)、偏波(X偏波成分およびY偏波成分)を用いるものとし、シンボルマッピングしたシンボル信号を光変調部140に出力する。
シンボルの割り当ては、具体的には図11に示したマッピングシンボルを用いて行う。マッピング部530は符号化器510が出力するB1〜B4のビットを用いてX偏波における送信シンボルを割り当て、B5〜B8のビットを用いてY偏波における送信シンボルを割り当てる。このときマッピング部530は、図12に示すように、16QAMの四隅の点が除かれた12QAMとなるようにシンボルを割り当てる。同図からわかるように、12QAMの信号点は振幅の大きい8点と振幅の小さい4点に分けられる。
さらに、本実施形態の光送信器500においては、符号化器510は、光変調部140によって変調された光信号の振幅が光搬送波の2種の偏波(X偏波、Y偏波)間において相関を有するように符号化を行う構成とした。そして、マッピング部530は、少なくとも一方の偏波において、最大振幅となる信号点にシンボルを割り当てる構成とした。
図13Aから図13Dに示したX偏波およびY偏波における12QAMのコンステレーション図を用いて、マッピング部530の動作をさらに詳細に説明する。図13Aから図13Cに示すように、X偏波のシンボルとY偏波のシンボルの間には、振幅について以下のような相関がある。すなわち、図13Aに示す場合は、X偏波およびY偏波のいずれにおいても振幅が大きいシンボル点を有している。また、図13Bに示す場合は、X偏波においては振幅が小さいシンボル点を有し、Y偏波においては振幅が大きいシンボル点を有する。これとは逆に、図13Cに示す場合は、X偏波においては振幅が大きいシンボル点を有し、Y偏波においては振幅が小さいシンボル点を有している。ただし、図13Dに示すようなX偏波およびY偏波のいずれにおいても振幅が小さいシンボル点しか含まない場合は除かれる。このように、マッピング部530が、少なくとも一方の偏波において、最大振幅となる信号点にシンボルを割り当てる構成、すなわち図13Dに示したシンボル配置を除いた構成とすることにより、隣接点の数を減少させることができる。これにより、ビット誤り率を低減することができる。
図13A、図13B、および図13Cに示した場合における信号点は、それぞれ64(=8×8)点、32(=4×8)点、32(=8×4)点となり、合計で128点の4次元シンボル点となる。ただし、第2の符号化器512においてパリティビットを生成したことによって4次元セット分割が行われ、シンボル点が半分に間引かれているため、第2の符号化器512およびマッピング部530が生成するシンボル点は64点となる。これは従来のPM−8QAMと同等である。
ここで、送信シンボルの1偏波あたりの送信電力をEsとすると、Esはすべてのシンボルについて振幅の2乗の平均を取ったものであるので、16QAMでは信号点間距離は0.63Es1/2である。これに対して、12QAMの場合には、信号点間距離は0.71Es1/2に拡大する。これは16QAMのシンボル点の4個の隅のシンボルを除いたことによる効果である。
さらに、第2の符号化器512において4次元セット分割を行ったことにより、12QAMの4次元信号点間距離は21/2倍の1.0Es1/2となり、従来のPM−8QAMにおける信号点間距離0.92Es1/2より大きくなる。そのため、12QAMとすることにより、PM−8QAMと同等以上の性能が得られる。
上述したように、本実施形態による第2の符号化器512を用いて、光搬送波の2種の偏波間において振幅に相関を持たせることにより、受信感度を向上させることが可能である。なお、偏波間において振幅に相関を持たせる構成は、他のQAM信号に対してはもちろん、あらゆるシンボル配置に対して適用可能であることは言うまでもない。また、上述した図13Dに示した場合を除く構成に替えて、図13AにしたX偏波およびY偏波のいずれにおいても振幅が大きいシンボル点を有する場合を除く構成にも適用可能である。
次に、本実施形態による光通信方法について説明する。
本実施形態の光通信方法においては、まず、光搬送波により所定の伝送条件で伝送するデジタル信号を、所定の伝送条件に対応した所定の符号化方式を選択して符号化する。そして、このとき符号化したビット信号を変調シンボルに対応付けてシンボル信号を生成する。最後に、このシンボル信号に基づいて光搬送波を変調した光変調信号を生成する。
上述したように、本実施形態の光送信器500および光通信方法においては、所定の伝送条件に対応した所定の符号化方式を選択して符号化する構成としている。このような構成としたことにより、符号化方式を変更することにより、所定の伝送条件に対応した好適な変調方式を選定することができる。
また、符号化方式を切り替えた場合であっても、ベースとなるシンボル配置は変化しないので、デジタル信号処理の変更を最小限にすることが可能である。その結果、光通信システムで用いる変調方式を伝送条件に応じて切り替えることができる構成とした場合であっても、低消費電力化および制御の容易化を図ることができる。これとともに、ビット誤り率を低減し伝送距離を延伸させる効果を得ることができる。さらに、光変調器などの物理インタフェースをそれぞれの符号化方式において共有化することができるため、部品点数を削減することができる。これによっても、コストの低減および制御の容易化を図ることができる。
以上、上述した実施形態を模範的な例として本発明を説明した。しかしながら、本発明は、上述した実施形態には限定されない。即ち、本発明は、本発明のスコープ内において、当業者が理解し得る様々な態様を適用することができる。
100、200、300、500 光送信器
110、510 符号化器
120 符号化制御部
130、230、530 マッピング部
140 光変調部
231 セット分割部
232 シンボル選択部
310 畳み込み符号化器
400 光受信器
410 光電変換部
420 デマッピング部
430 復号化器
440 復号化制御部
450 光ネットワーク制御部
511 第1の符号化器
512 第2の符号化器
512E 4次元エンコーダ
513 第3の符号化器
600 通信路
1000 光通信システム

Claims (10)

  1. 入力されたデジタル信号を、複数の符号化方式のうちの一の符号化方式を使って符号化し、出力する符号化器と、
    光搬送波を使った前記デジタル信号の光伝送に応じて、前記符号化方式の生成多項式、拘束長、および符号化率のうちの少なくとも一を設定することにより、前記一の符号化方式を特定する制御器と、
    入力された前記符号化信号を変調シンボルに対応付けて出力するマッピング器と、
    入力された前記シンボル対応信号を使って前記光搬送波を変調する光変調器と、
    を有する光送信器。
  2. 請求項1に記載した光送信器において、
    前記複数の符号化方式は、受信感度と符号化率が互いに異なる
    光送信器。
  3. 請求項1または2に記載した光送信器において、
    前記符号化器は、前記入力されたデジタル信号のビット数を異なるビット数に変換する第2の符号化器を含む
    光送信器。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載した光送信器において、
    前記光搬送波は、前記符号化器がパリティビットを生成することによって生じる4次元信号空間として用いられる、光位相成分および偏波成分を有する
    光送信器。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載した光送信器において、
    前記マップされた信号は、前記光搬送波の光位相、偏波、波長、および時間の次元のうちの少なくとも一の次元による信号からなる
    光送信器。
  6. 請求項5に記載した光送信器において、
    前記符号化器は、前記光変調器によって変調された光信号の振幅が前記光搬送波の二種の偏波状態の間において相関を有するように符号化を行う
    光送信器。
  7. 請求項6に記載した光送信器において、
    前記マッピング器は、前記振幅が少なくとも一方の前記偏波状態において最大となる信号点にシンボルを割り当てる
    光送信器。
  8. 請求項6に記載した光送信器において、
    前記マッピング器は、前記二種の偏波状態のいずれにおいても振幅が小さいシンボル点しか含まない場合は除いて、シンボルを割り当てる
    光送信器。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載した光送信器において、
    前記制御器は、前記符号化器、前記マッピング器、および前記光変調器の動作方式を設定する
    光送信器。
  10. 入力されたデジタル信号を、複数の符号化方式のうちの一の符号化方式を使って符号化して、出力し、
    光搬送波を使った前記デジタル信号の光伝送に応じて、前記符号化方式の生成多項式、拘束長、および符号化率のうちの少なくとも一を設定することにより、前記一の符号化方式を特定し、
    入力された前記符号化信号を変調シンボルに対応付けて出力し、
    入力された前記シンボル対応信号を使って前記光搬送波を変調する
    光通信方法。
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