JP6886114B2 - 光伝送システム、光送信装置および光受信装置 - Google Patents
光伝送システム、光送信装置および光受信装置 Download PDFInfo
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[変換規則]
AD≡0(mod(1+(D−1)(D−2)/2))のときは、なにもしない。
AD≡G(mod(1+(D−1)(D−2)/2))のとき、
Aa→Aa+0.5
Ab→Ab+0.5
と変換する。
ここで、
AD:グループ番号(AD=0,1,…,N−1)、
(D−1)(D−2)/2:D−1次元ユークリッド空間内の任意の2つの基底(チャンネル軸)が張る平面の、定義可能な数、
G:基底a(チャンネルa軸)と基底b(チャンネルb軸)で張られる平面、
D:最も信号品質劣化の大きいチャンネル、
である。
なお、「M1≡M2(mod M0)」(M0,M1,M2は整数)は、M1をM0で割った剰余がM2をM0で割った剰余に等しいことを示しており、0≦M2<M0の場合には、「M1 mod M0=M2」のように表記することもある。
前記非対称変換部は、以下の変換規則に基づいてシンボル位置を変換する。
[変換規則]
A3≡0(mod4)のとき、
B=(A1,A2,A3)
A3≡1(mod4)のとき、
B=(A1+0.5,A2,A3)
A3≡2(mod4)のとき、
B=(A1+0.5,A2+0.5,A3)
A3≡3(mod4)のとき、
B=(A1,A2+0.5,A3)
と変換する。
[変換規則]
A4≡0(mod8)のとき、
B=(A1,A2,A3,A4)
A4≡1(mod8)のとき、
B=(A1+0.5,A2,A3,A4)
A4≡2(mod8)のとき、
B=(A1+0.5,A2+0.5,A3,A4)
A4≡3(mod8)のとき、
B=(A1,A2+0.5,A3,A4)
A4≡4(mod8)のとき、
B=(A1,A2+0.5,A3+0.5,A4)
A4≡5(mod8)のとき、
B=(A1+0.5,A2+0.5,A3+0.5,A4)
A4≡6(mod8)のとき、
B=(A1+0.5,A2,A3+0.5,A4)
A4≡7(mod8)のとき、
B=(A1,A2,A3+0.5,A4)
と変換する。
[変換規則]
A5≡0(mod16)のとき、
B=(A1,A2,A3,A4,A5)
A5≡1(mod16)のとき、
B=(A1,A2,A3,A4+0.5,A5)
A5≡2(mod16)のとき、
B=(A1,A2,A3+0.5,A4+0.5,A5)
A5≡3(mod16)のとき、
B=(A1,A2,A3+0.5,A4,A5)
A5≡4(mod16)のとき、
B=(A1,A2+0.5,A3+0.5,A4,A5)
A5≡5(mod16)のとき、
B=(A1,A2+0.5,A3+0.5,A4+0.5,A5)
A5≡6(mod16)のとき、
B=(A1,A2+0.5,A3,A4+0.5,A5)
A5≡7(mod16)のとき、
B=(A1+0.5,A2+0.5,A3,A4+0.5,A5)
A5≡8(mod16)のとき、
B=(A1+0.5,A2+0.5,A3+0.5,A4+0.5,A5)
A5≡9(mod16)のとき、
B=(A1+0.5,A2+0.5,A3+0.5,A4,A5)
A5≡10(mod16)のとき、
B=(A1+0.5,A2,A3+0.5,A4,A5)
A5≡11(mod16)のとき、
B=(A1+0.5,A2,A3+0.5,A4+0.5,A5)
A5≡12(mod16)のとき、
B=(A1+0.5,A2,A3,A4+0.5,A5)
A5≡13(mod16)のとき、
B=(A1+0.5,A2,A3,A4,A5)
A5≡14(mod16)のとき、
B=(A1+0.5,A2+0.5,A3,A4,A5)
A5≡15(mod16)のとき、
B=(A1,A2+0.5,A3,A4,A5)
と変換する。
以下、光伝送システムの送信部の構成について説明する。
図3に、第1の実施形態による光伝送システムの送信部構成を示す。図3に示すように、第1の実施形態による光伝送システムの送信部1aは、シンボルマッピング部11と、非対称変換部12と、ビット割り当て部13と、規格化部14と、DA(Digital to Analog:デジタル−アナログ)変換部15と、光強度変調器16(16−1、16−2)と、レーザ光源17(17−1、17−2)と、波長合波器18と、を含んで構成される。
B=(0,0)
B=(1,0)
B=(2,0)
B=(3,0)
[グループ1]
B=(0,1)
B=(1,1)
B=(2,1)
B=(3,1)
[グループ2]
B=(0,2)
B=(1,2)
B=(2,2)
B=(3,2)
[グループ3]
B=(0,3)
B=(1,3)
B=(2,3)
B=(3,3)
B=(0,0)
B=(1,0)
B=(2,0)
B=(3,0)
[グループ1]
B=(0.5,1)
B=(1.5,1)
B=(2.5,1)
B=(3.5,1)
[グループ2]
B=(0,2)
B=(1,2)
B=(2,2)
B=(3,2)
[グループ3]
B=(0.5,3)
B=(1.5,3)
B=(2.5,3)
B=(3.5,3)
次に、送信部1aは、ビット割り当て部13にて各シンボルにビットを割り当てる。ここでは、送信部1aは、16(=24)シンボルにビットを割り当てるため、4ビットを16個のシンボルに割り当てる。この際、送信部1aは、上下左右に隣接するシンボル(チャンネル軸方向に隣接するシンボル)とのハミング距離が2、かつ、斜めに隣接するシンボルとのハミング距離が1になるようにビット割り当てを行う。
次に、送信部1aは、規格化部14において、各基底(ここでは各チャンネル軸)の最大強度を1に規格化する。すなわち、送信部1aは、A1の値を1/3.5倍し、A2の値を1/3倍する。これにより、以下に示す16個のシンボルが生成され、図6に示すシンボル配置が実現される。
B=(0,0)
B=(1/3.5,0)
B=(2/3.5,0)
B=(3/3.5,0)
[グループ1]
B=(0.5/3.5,1/3)
B=(1.5/3.5,1/3)
B=(2.5/3.5,1/3)
B=(1,1/3)
[グループ2]
B=(0,2/3)
B=(1/3.5,2/3)
B=(2/3.5,2/3)
B=(3/3.5,2/3)
[グループ3]
B=(0.5/3.5,1)
B=(1.5/3.5,1)
B=(2.5/3.5,1)
B=(1,1)
次に、送信部1aは、DA変換部15において、A1のデジタル信号をアナログ信号に変換し、A2のデジタル信号をアナログ信号に変換する。送信部1aは、DA変換部15から送出されるアナログ信号を用いて、光強度変調器16(16−1、16−2)によってレーザ光源17(17−1、17−2)から送出された光に強度変調を施す。これにより、アナログ信号と同様の光強度変調信号が生成される。各光信号は、波長合波器18によって合波され、光ファイバ伝送路へ送出される。
以下、光伝送システムの受信部の構成について説明する。
図7に、第1の実施形態による光伝送システムの受信部構成を示す。図7に示すように、第1の実施形態による光伝送システムの受信部2aは、波長分波器21と、受光器22(22−1、22−1)と、AD(Analog to Digital:アナログ−デジタル)変換部23(23−1、23−2)と、規格化部24(24−1、24−2)と、増倍部25(第1増倍部25−1、第2増倍部25−2)と、FIR(Finite Impulse Response:有限インパルス応答)フィルタ部26(26−1、26−2)と、シンボルマッピング部27と、シンボル判定部28と、ビット抽出部29と、を含んで構成される。
FIRフィルタ部26−1からの出力とFIRフィルタ部26−2からの出力をそれぞれyi(i=1,2)とすると、yi(i=1,2)は、それぞれ以下の式(1)で表される。
各タップ係数の更新値(更新後の値と更新前の値の差分)Δhij(i=1,2)は、|e|2に対する最急降下法に基づき、以下の式(3)のとおりとなる。ここで、(n−j)はxiの引数である。式(3)の導出には、式(1)および式(2)が用いられる。
以下、本発明の第2の実施形態による光伝送システムについて、図面を参照しながら説明する。以下に、2チャンネル4値信号を多次元符号化変調した際のビット割り当て手順を示す。手順の模式図を図12に示す。
B=(0,0)のシンボルにビット0101を割り当てる。
[手順2]
0101の最初の2bitを固定し、シンボル(0,0)から右上に向かって、01→00→10→11と割り当てる。
[手順3]
次に、0101の最後の2bitを固定し、シンボル(0,0)から左上に向かって01→00と割り当てる。ここで、(0,0)に対する左上のシンボルは(7,1)である。
[手順4]
0001の最初の2bitを固定し、シンボル(7,1)から右上に向かって、01→00→10→11と割り当てる。
[手順5]
一周してシンボル(7,1)に戻ってきたら、0001の最後の2bitを固定し、左上のシンボルに向かって00→10と割り当てる。ここで、(7,1)に対する左上のシンボルは(6,2)である。
[手順6]
1001の最初の2bitを固定し、シンボル(6,2)から右上に向かって、01→00→10→11と割り当てる。
[手順7]
一周してシンボル(6,2)に戻ってきたら、1001の最後の2bitを固定し、左上のシンボルに向かって10→11と割り当てる。ここで、(6,2)に対する左上のシンボルは(5,3)である。
[手順8]
1101の最初の2bitを固定し、シンボル(5,3)から右上に向かって、01→00→10→11と割り当てる。
以下、本発明の第3の実施形態による光伝送システムについて、図面を参照しながら説明する。
以下、光伝送システムの送信部(以下、「送信部1c」という)の構成について説明する。第3の実施形態による光伝送システムの送信部構成は、図3に示した第1の実施形態による光伝送システムの送信部構成と同様である。
B=(0,0)
B=(1,0)
…
B=(N−1,0)
[グループ1]
B=(0,1)
B=(1,1)
…
B=(N−1,1)
………
[グループN−1]
B=(0,N−1)
B=(1,N−1)
…
B=(N−1,N−1)
B=(0,0)
B=(1,0)
…
B=(N−1,0)
[グループ1]
B=(0.5,1)
B=(1.5,1)
…
B=(N−1+0.5,1)
………
[グループN−1]
B=(0.5,N−1)
B=(1.5,N−1)
…
B=(N−1+0.5,N−1)
次に、送信部1cは、ビット割り当て部13にて各シンボルにビットを割り当てる。ここでは、送信部1cは、N2シンボルにビットを割り当てるため、2Log(N)ビットをN2個のシンボルに割り当てる。ここで、対数の底は2である。この際、送信部1cは、上下左右に隣接するシンボル(チャンネル軸方向に隣接するシンボル)とのハミング距離が2、かつ、斜めに隣接するシンボルとのハミング距離が1になるようにビット割り当てを行う。
B=(0,0)
B=(1/(N−0.5),0)
…
B=((N−1)/(N−0.5),0)
[グループ1]
B=(0.5/(N−0.5),1/(N−1))
B=(1.5/(N−0.5),1/(N−1))
…
B=(1,1/(N−1))
………
[グループN−1]
B=(0.5/(N−0.5),1)
B=(1.5/(N−0.5),1)
…
B=(1,1)
次に、送信部1cは、DA変換部15において、A1のデジタル信号をアナログ信号に変換し、A2のデジタル信号をアナログ信号に変換する。送信部1cは、DA変換部15から送出されるアナログ信号を用いて、光強度変調器16(16−1、16−2)によってレーザ光源17(17−1、17−2)から送出された光に強度変調を施す。これにより、アナログ信号と同様の光強度変調信号が生成される。各光信号は、波長合波器18によって合波され、光ファイバ伝送路へ送出される。
以下、光伝送システムの受信部(以下、「受信部2c」という)の構成について説明する。第3の実施形態による光伝送システムの受信部構成は、図7に示した第1の実施形態による光伝送システムの受信部構成と同様である。
FIRフィルタ部26−1からの出力とFIRフィルタ部26−2からの出力をそれぞれyi(i=1,2)とすると、yi(i=1,2)は、それぞれ上記の式(1)で表される。
以下、本発明の第4の実施形態による光伝送システムについて、図面を参照しながら説明する。
以下、光伝送システムの送信部の構成について説明する。
図13に、第4の実施形態による光伝送システムの送信部構成を示す。図13に示すように、第4の実施形態による光伝送システムの送信部1dは、シンボルマッピング部11と、非対称変換部12と、ビット割り当て部13と、規格化部14と、DA変換部15と、光強度変調器16(16−1、16−2、…、16−D)と、レーザ光源17(17−1、17−2、…、17−D)と、波長合波器18と、を含んで構成される。
以下、光伝送システムの受信部の構成について説明する。
図14に、第3の実施形態による光伝送システムの受信部構成を示す。図14に示すように、第4の実施形態による光伝送システムの受信部2dは、波長分波器21と、受光器22(22−1、22−2、…、22−D)と、AD変換部23(23−1、23−2、…、23−D)と、規格化部24(24−1、24−2、…、24−D)と、増倍部25(第1増倍部25−1、第2増倍部25−2、…、第D増倍部25−D)と、FIRフィルタ部26(26−1、26−2、…、26−D)と、シンボルマッピング部27と、シンボル判定部28と、ビット抽出部29と、を含んで構成される。
FIRフィルタ部26−iからの出力をyi(i=1,2,…,D)とすると、yi(i=1,2,…,D)は、それぞれ以下の式(5)で表される。
以下、本発明の第5の実施形態による光伝送システムについて、図面を参照しながら説明する。
第4の実施形態による光伝送システムは、1つのチャンネルが他のD−1チャンネルの信号品質劣化を肩代わりすることによって全体の信号品質を平準化し、光伝送システム全体における信号品質を改善する。一方、以下に説明する第5の実施形態による光伝送システムは、1チャンネルの信号品質劣化を残りのD−1チャンネルが肩代わりすることによって全体の信号品質を平準化し、光伝送システム全体における信号品質を改善することを特徴とする。
以下、光伝送システムの送信部(以下、「送信部1e」という)の構成について説明する。第5の実施形態による光伝送システムの送信部構成は、図13に示した第4の実施形態による光伝送システムの送信部構成と同様である。
B=(A1,A2,…,0)
[AD=1の場合:グループ1]
B=(A1,A2,…,1)
………
[AD=N−1の場合:グループN−1]
B=(A1,A2,…,N−1)
AD≡0(mod(1+(D−1)(D−2)/2))のときは、なにもしない。
AD≡G(mod(1+(D−1)(D−2)/2))のときは、
Aa→Aa+0.5
Ab→Ab+0.5
と変換する。
上記変換規則に基づく具体的な変換例を以下に示す。非対称変換部12にて変換が行われる前のシンボルは、B=(A1,A2,A3,A4)となる。ここで、A1,A2,A3,A4=0,1,2,3であるため、シンボルの数は256個である。
グループ0に対しては、以下のようにシンボルを変換する。
B=(A1,A2,A3,0)→B=(A1,A2,A3,0)
グループ1に対しては、以下のようにシンボルを変換する。
B=(A1,A2,A3,1)→B=(A1+0.5,A2+0.5,A3,1)
グループ2に対しては、以下のようにシンボルを変換する。
B=(A1,A2,A3,2)→B=(A1+0.5,A2,A3+0.5,2)
グループ3に対しては、以下のようにシンボルを変換する。
B=(A1,A2,A3,3)→B=(A1,A2+0.5,A3+0.5,3)
上記変換規則に基づく具体的な変換例を以下に示す。非対称変換部12にて変換が行われる前のシンボルは、B=(A1,A2,A3)となる。ここで、Ad=0,1,2,3(d=1,2,3)であるため、シンボルの数は64個である。
グループ0に対しては、以下のようにシンボルを変換する。
B=(A1,A2,0)→B=(A1,A2,0)
グループ1に対しては、以下のようにシンボルを変換する。
B=(A1,A2,1)→B=(A1+0.5,A2+0.5,1)
グループ2に対しては、以下のようにシンボルを変換する。
B=(A1,A2,2)→B=(A1,A2,2)
グループ3に対しては、以下のようにシンボルを変換する。
B=(A1,A2,3)→B=(A1+0.5,A2+0.5,3)
以下、光伝送システムの受信部(以下、「受信部2e」という)の構成について説明する。第5の実施形態による光伝送システムの受信部構成は、図14に示した第4の実施形態による光伝送システムの受信部構成と同様である。
以下、本発明の第6の実施形態による光伝送システムについて、図面を参照しながら説明する。
第4の実施形態による光伝送システムは、1つのチャンネルが他のD−1チャンネルの信号品質劣化を肩代わりすることによって全体の信号品質を平準化し、光伝送システム全体における信号品質を改善する。一方、以下に説明する第6の実施形態による光伝送システムは、上述した第5の実施形態による光伝送システムと同様に、1チャンネルの信号品質劣化を残りのD−1チャンネルが肩代わりすることによって全体の信号品質を平準化し、光伝送システム全体における信号品質を改善することを特徴とする。
以下、光伝送システムの送信部(以下、「送信部1f」という)の構成について説明する。第6の実施形態による光伝送システムの送信部構成は、図13に示した第4の実施形態による光伝送システムの送信部構成において、D=3とした場合と同様である。
B=(A1,A2,0)
[AD=1の場合:グループ1]
B=(A1,A2,1)
………
[AD=N−1の場合:グループN−1]
B=(A1,A2,N−1)
A3≡0(mod4)のとき、
B=(A1,A2,A3)
A3≡1(mod4)のとき、
B=(A1+0.5,A2,A3)
A3≡2(mod4)のとき、
B=(A1+0.5,A2+0.5,A3)
A3≡3(mod4)のとき、
B=(A1,A2+0.5,A3)
と変換する。
以下、光伝送システムの受信部(以下、「受信部2f」という)の構成について説明する。第6の実施形態による光伝送システムの受信部構成は、図14に示した第4の実施形態による光伝送システムの受信部構成において、D=3とした場合と同様である。
以下、本発明の第7の実施形態による光伝送システムについて、図面を参照しながら説明する。
第4の実施形態による光伝送システムは、1つのチャンネルが他のD−1チャンネルの信号品質劣化を肩代わりすることによって全体の信号品質を平準化し、光伝送システム全体における信号品質を改善する。一方、以下に説明する第7の実施形態による光伝送システムは、上述した第5の実施形態による光伝送システムと同様に、1チャンネルの信号品質劣化を残りのD−1チャンネルが肩代わりすることによって全体の信号品質を平準化し、光伝送システム全体における信号品質を改善することを特徴とする。
以下、光伝送システムの送信部(以下、「送信部1g」という)の構成について説明する。第7の実施形態による光伝送システムの送信部構成は、図13に示した第4の実施形態による光伝送システムの送信部構成において、D=4とした場合と同様である。
B=(A1,A2,A3,0)
[AD=1の場合:グループ1]
B=(A1,A2,A3,1)
………
[AD=N−1の場合:グループN−1]
B=(A1,A2,A3,N−1)
A4≡0(mod8)のとき、
B=(A1,A2,A3,A4)
A4≡1(mod8)のとき、
B=(A1+0.5,A2,A3,A4)
A4≡2(mod8)のとき、
B=(A1+0.5,A2+0.5,A3,A4)
A4≡3(mod8)のとき、
B=(A1,A2+0.5,A3,A4)
A4≡4(mod8)のとき、
B=(A1,A2+0.5,A3+0.5,A4)
A4≡5(mod8)のとき、
B=(A1+0.5,A2+0.5,A3+0.5,A4)
A4≡6(mod8)のとき、
B=(A1+0.5,A2,A3+0.5,A4)
A4≡7(mod8)のとき、
B=(A1,A2,A3+0.5,A4)
と変換する。
以下、光伝送システムの受信部(以下、「受信部2g」という)の構成について説明する。第7の実施形態による光伝送システムの受信部構成は、図14に示した第4の実施形態による光伝送システムの受信部構成において、D=4とした場合と同様である。
以下、本発明の第8の実施形態による光伝送システムについて、図面を参照しながら説明する。
第4の実施形態による光伝送システムは、1つのチャンネルが他のD−1チャンネルの信号品質劣化を肩代わりすることによって全体の信号品質を平準化し、光伝送システム全体における信号品質を改善する。一方、以下に説明する第8の実施形態による光伝送システムは、上述した第5の実施形態による光伝送システムと同様に、1チャンネルの信号品質劣化を残りのD−1チャンネルが肩代わりすることによって全体の信号品質を平準化し、光伝送システム全体における信号品質を改善することを特徴とする。
[送信部の構成]
以下、光伝送システムの送信部(以下、「送信部1h」という)の構成について説明する。第8の実施形態による光伝送システムの送信部構成は、図13に示した第4の実施形態による光伝送システムの送信部構成において、D=5とした場合と同様である。
B=(A1,A2,A3,A4,0)
[AD=1の場合:グループ1]
B=(A1,A2,A3,A4,1)
………
[AD=N−1の場合:グループN−1]
B=(A1,A2,A3,A4,N−1)
A5≡0(mod16)のとき、
B=(A1,A2,A3,A4,A5)
A5≡1(mod16)のとき、
B=(A1,A2,A3,A4+0.5,A5)
A5≡2(mod16)のとき、
B=(A1,A2,A3+0.5,A4+0.5,A5)
A5≡3(mod16)のとき、
B=(A1,A2,A3+0.5,A4,A5)
A5≡4(mod16)のとき、
B=(A1,A2+0.5,A3+0.5,A4,A5)
A5≡5(mod16)のとき、
B=(A1,A2+0.5,A3+0.5,A4+0.5,A5)
A5≡6(mod16)のとき、
B=(A1,A2+0.5,A3,A4+0.5,A5)
A5≡7(mod16)のとき、
B=(A1+0.5,A2+0.5,A3,A4+0.5,A5)
A5≡8(mod16)のとき、
B=(A1+0.5,A2+0.5,A3+0.5,A4+0.5,A5)
A5≡9(mod16)のとき、
B=(A1+0.5,A2+0.5,A3+0.5,A4,A5)
A5≡10(mod16)のとき、
B=(A1+0.5,A2,A3+0.5,A4,A5)
A5≡11(mod16)のとき、
B=(A1+0.5,A2,A3+0.5,A4+0.5,A5)
A5≡12(mod16)のとき、
B=(A1+0.5,A2,A3,A4+0.5,A5)
A5≡13(mod16)のとき、
B=(A1+0.5,A2,A3,A4,A5)
A5≡14(mod16)のとき、
B=(A1+0.5,A2+0.5,A3,A4,A5)
A5≡15(mod16)のとき、
B=(A1,A2+0.5,A3,A4,A5)
と変換する。
B=(A1,A2,A3+0.5,A4+0.5,A5)
以下、光伝送システムの受信部(以下、「受信部2h」という)の構成について説明する。第8の実施形態による光伝送システムの受信部構成は、図14に示した第4の実施形態による光伝送システムの受信部構成において、D=5とした場合と同様である。
上述した第1の実施形態〜第8の実施形態による光伝送システムの受信部は、シンボル判定部28において、前記受信信号と各シンボル点とのユークリッド距離を算出し、最も値の小さいシンボルを最近接シンボルとみなし、判定後のシンボルとした。一方、以下に説明する第9の実施形態による光伝送システムの受信部(以下、「受信部2i」という)は、シンボル判定部28において、受信信号の尤度が最も大きいシンボルを最近接シンボルS=(s1,s2,…,sD)とし、判定後のシンボルとする。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、光伝送システムに内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
Claims (13)
- 光ファイバ伝送路を介して接続される送信部と受信部の間で、D個のチャンネルを介して光信号を伝送する光伝送システムにおいて、
前記送信部は、
DチャンネルのN値信号A1,A2,…,ADを、D次元ユークリッド空間上に、D次元正方格子状にマッピングするシンボルマッピング部と、
マッピングされたシンボルを各チャンネル軸に対して非対称なシンボル配置に変換する非対称変換部と、
各シンボルにビットを割り当てるビット割り当て部と、
各チャンネルの最大強度を1に規格化する規格化部と、
チャンネルdのN値信号であるAd(d=1,2,…,D)のデジタル信号をアナログ信号に変換するDA変換部と、
前記DA変換部から送出される前記アナログ信号を用いて、レーザ光源から送出された光に変調を施すことで、前記アナログ信号と同様の光変調信号を生成する光変調器と、
を備え、
前記受信部は、
各チャンネルの光信号を直接検波もしくはコヒーレント検波することでアナログ電気信号を生成する受光器と、
各アナログ電気信号を各デジタル信号に変換するAD変換部と、
各デジタル信号の最大強度を1に規格化する規格化部と、
最も信号品質劣化の小さいチャンネルであるチャンネル1のデジタル信号をN−1倍する第1増倍部と、
チャンネルd(d=2,3,…,D)のデジタル信号をそれぞれ2(N−0.5)倍するD−1個の第2増倍部と、
任意のタップ数を有し、デジタルフィルタ処理を施すFIRフィルタ部と、
D次元ユークリッド空間に受信信号をマッピングするシンボルマッピング部と、
前記受信信号と各シンボル点とのユークリッド距離が最小となるシンボル、もしくは受信信号の尤度が最大となるシンボルを、判定後のシンボルとするシンボル判定部と、
前記送信部によって設定されたビット割り当てに基づいて、判定後のシンボルSからビット情報を抽出し、送信ビット列を復元するビット抽出部と、
を備える光伝送システム。 - 光ファイバ伝送路を介して接続される光受信装置へ、D個のチャンネルを介して光信号を送信する光送信装置において、
DチャンネルのN値信号A 1 ,A 2 ,…,A D を、D次元ユークリッド空間上に、D次元正方格子状にマッピングするシンボルマッピング部と、
マッピングされたシンボルを各チャンネル軸に対して非対称なシンボル配置に変換する非対称変換部と、
各シンボルにビットを割り当てるビット割り当て部と、
各チャンネルの最大強度を1に規格化する規格化部と、
チャンネルdのN値信号であるA d (d=1,2,…,D)のデジタル信号をアナログ信号に変換するDA変換部と、
前記DA変換部から送出される前記アナログ信号を用いて、レーザ光源から送出された光に変調を施すことで、前記アナログ信号と同様の光変調信号を生成する光変調器と、
を備え、
前記非対称変換部は、A1以外の成分の和が奇数となるシンボルに対してシンボル位置をB=(A1+0.5,A2,…,AD)に変換する
光送信装置。 - 光ファイバ伝送路を介して接続される請求項2に記載の光送信装置から、D個のチャンネルを介して光信号を受信する光受信装置において、
各チャンネルの光信号を直接検波もしくはコヒーレント検波することでアナログ電気信号を生成する受光器と、
各アナログ電気信号を各デジタル信号に変換するAD変換部と、
各デジタル信号の最大強度を1に規格化する規格化部と、
最も信号品質劣化の小さいチャンネルであるチャンネル1のデジタル信号をN−1倍する第1増倍部と、
チャンネルd(d=2,3,…,D)のデジタル信号をそれぞれ2(N−0.5)倍するD−1個の第2増倍部と、
任意のタップ数を有し、デジタルフィルタ処理を施すFIRフィルタ部と、
D次元ユークリッド空間に受信信号をマッピングするシンボルマッピング部と、
前記受信信号と各シンボル点とのユークリッド距離が最小となるシンボル、もしくは受信信号の尤度が最大となるシンボルを、判定後のシンボルとするシンボル判定部と、
前記光送信装置によって設定されたビット割り当てに基づいて、判定後のシンボルSからビット情報を抽出し、送信ビット列を復元するビット抽出部と、
を備える光受信装置。 - 光ファイバ伝送路を介して接続される光受信装置へ、D個のチャンネルを介して光信号を送信する光送信装置において、
DチャンネルのN値信号A 1 ,A 2 ,…,A D を、D次元ユークリッド空間上に、D次元正方格子状にマッピングするシンボルマッピング部と、
マッピングされたシンボルを各チャンネル軸に対して非対称なシンボル配置に変換する非対称変換部と、
各シンボルにビットを割り当てるビット割り当て部と、
各チャンネルの最大強度を1に規格化する規格化部と、
チャンネルdのN値信号であるA d (d=1,2,…,D)のデジタル信号をアナログ信号に変換するDA変換部と、
前記DA変換部から送出される前記アナログ信号を用いて、レーザ光源から送出された光に変調を施すことで、前記アナログ信号と同様の光変調信号を生成する光変調器と、
を備え、
前記非対称変換部は、以下の変換規則に基づいてシンボル位置を変換する
光送信装置。
[変換規則]
AD≡0(mod(1+(D−1)(D−2)/2))のときは、なにもしない。
AD≡G(mod(1+(D−1)(D−2)/2))のとき、
Aa→Aa+0.5
Ab→Ab+0.5
と変換する。
ここで、
AD:グループ番号(AD=0,1,…,N−1)、
(D−1)(D−2)/2:D−1次元ユークリッド空間内の任意の2つの基底(チャンネル軸)が張る平面の、定義可能な数、
G:基底a(チャンネルa軸)と基底b(チャンネルb軸)で張られる平面、
D:最も信号品質劣化の大きいチャンネル、
である。 - 光ファイバ伝送路を介して接続される請求項4に記載の光送信装置から、D個のチャンネルを介して光信号を受信する光受信装置において、
各チャンネルの光信号を直接検波もしくはコヒーレント検波することでアナログ電気信号を生成する受光器と、
各アナログ電気信号を各デジタル信号に変換するAD変換部と、
各デジタル信号の最大強度を1に規格化する規格化部と、
チャンネルd(d=1,2,…,D−1)のデジタル信号をそれぞれ2(N−0.5)倍するD−1個の第1増倍部と、
最も信号品質劣化の大きいチャンネルであるチャンネルDのデジタル信号をN−1倍する第2増倍部と、
任意のタップ数を有し、デジタルフィルタ処理を施すFIRフィルタ部と、
D次元ユークリッド空間に受信信号をマッピングするシンボルマッピング部と、
前記受信信号と各シンボル点とのユークリッド距離が最小となるシンボル、もしくは受信信号の尤度が最大となるシンボルを、判定後のシンボルとするシンボル判定部と、
前記光送信装置によって設定されたビット割り当てに基づいて、判定後のシンボルSからビット情報を抽出し、送信ビット列を復元するビット抽出部と、
を備える光受信装置。 - 光ファイバ伝送路を介して接続される光受信装置へ、D個のチャンネルを介して光信号を送信する光送信装置において、
DチャンネルのN値信号A 1 ,A 2 ,…,A D を、D次元ユークリッド空間上に、D次元正方格子状にマッピングするシンボルマッピング部と、
マッピングされたシンボルを各チャンネル軸に対して非対称なシンボル配置に変換する非対称変換部と、
各シンボルにビットを割り当てるビット割り当て部と、
各チャンネルの最大強度を1に規格化する規格化部と、
チャンネルdのN値信号であるA d (d=1,2,…,D)のデジタル信号をアナログ信号に変換するDA変換部と、
前記DA変換部から送出される前記アナログ信号を用いて、レーザ光源から送出された光に変調を施すことで、前記アナログ信号と同様の光変調信号を生成する光変調器と、
を備え、
D=3の場合において、
前記非対称変換部は、以下の変換規則に基づいてシンボル位置を変換する
光送信装置。
[変換規則]
A3≡0(mod4)のとき、
B=(A1,A2,A3)
A3≡1(mod4)のとき、
B=(A1+0.5,A2,A3)
A3≡2(mod4)のとき、
B=(A1+0.5,A2+0.5,A3)
A3≡3(mod4)のとき、
B=(A1,A2+0.5,A3)
と変換する。 - 光ファイバ伝送路を介して接続される請求項6に記載の光送信装置から、D個のチャンネルを介して光信号を受信する光受信装置において、
各チャンネルの光信号を直接検波もしくはコヒーレント検波することでアナログ電気信号を生成する受光器と、
各アナログ電気信号を各デジタル信号に変換するAD変換部と、
各デジタル信号の最大強度を1に規格化する規格化部と、
チャンネルd(d=1,2)のデジタル信号を2(N−0.5)倍する2個の第1増倍部と、
最も信号品質劣化の大きいチャンネルであるチャンネル3のデジタル信号をN−1倍する第2増倍部と、
任意のタップ数を有し、デジタルフィルタ処理を施すFIRフィルタ部と、
3次元ユークリッド空間に受信信号をマッピングするシンボルマッピング部と、
前記受信信号と各シンボル点とのユークリッド距離が最小となるシンボル、もしくは受信信号の尤度が最大となるシンボルを、判定後のシンボルとするシンボル判定部と、
前記光送信装置によって設定されたビット割り当てに基づいて、判定後のシンボルSからビット情報を抽出し、送信ビット列を復元するビット抽出部と、
を備える光受信装置。 - 光ファイバ伝送路を介して接続される光受信装置へ、D個のチャンネルを介して光信号を送信する光送信装置において、
DチャンネルのN値信号A 1 ,A 2 ,…,A D を、D次元ユークリッド空間上に、D次元正方格子状にマッピングするシンボルマッピング部と、
マッピングされたシンボルを各チャンネル軸に対して非対称なシンボル配置に変換する非対称変換部と、
各シンボルにビットを割り当てるビット割り当て部と、
各チャンネルの最大強度を1に規格化する規格化部と、
チャンネルdのN値信号であるA d (d=1,2,…,D)のデジタル信号をアナログ信号に変換するDA変換部と、
前記DA変換部から送出される前記アナログ信号を用いて、レーザ光源から送出された光に変調を施すことで、前記アナログ信号と同様の光変調信号を生成する光変調器と、
を備え、
D=4の場合において、
前記非対称変換部は、以下の規則に基づいてシンボル位置を変換する
光送信装置。
[変換規則]
A4≡0(mod8)のとき、
B=(A1,A2,A3,A4)
A4≡1(mod8)のとき、
B=(A1+0.5,A2,A3,A4)
A4≡2(mod8)のとき、
B=(A1+0.5,A2+0.5,A3,A4)
A4≡3(mod8)のとき、
B=(A1,A2+0.5,A3,A4)
A4≡4(mod8)のとき、
B=(A1,A2+0.5,A3+0.5,A4)
A4≡5(mod8)のとき、
B=(A1+0.5,A2+0.5,A3+0.5,A4)
A4≡6(mod8)のとき、
B=(A1+0.5,A2,A3+0.5,A4)
A4≡7(mod8)のとき、
B=(A1,A2,A3+0.5,A4)
と変換する。 - 光ファイバ伝送路を介して接続される請求項8に記載の光送信装置から、D個のチャンネルを介して光信号を受信する光受信装置において、
各チャンネルの光信号を直接検波もしくはコヒーレント検波することでアナログ電気信号を生成する受光器と、
各アナログ電気信号を各デジタル信号に変換するAD変換部と、
各デジタル信号の最大強度を1に規格化する規格化部と、
チャンネルd(d=1,2,3)のデジタル信号を2(N−0.5)倍する3個の第1増倍部と、
最も信号品質劣化の大きいチャンネルであるチャンネル4のデジタル信号をN−1倍する第2増倍部と、
任意のタップ数を有し、デジタルフィルタ処理を施すFIRフィルタ部と、
4次元ユークリッド空間に受信信号をマッピングするシンボルマッピング部と、
前記受信信号と各シンボル点とのユークリッド距離が最小となるシンボル、もしくは受信信号の尤度が最大となるシンボルを、判定後のシンボルとするシンボル判定部と、
前記光送信装置によって設定されたビット割り当てに基づいて、判定後のシンボルSからビット情報を抽出し、送信ビット列を復元するビット抽出部と、
を備える光受信装置。 - 光ファイバ伝送路を介して接続される光受信装置へ、D個のチャンネルを介して光信号を送信する光送信装置において、
DチャンネルのN値信号A 1 ,A 2 ,…,A D を、D次元ユークリッド空間上に、D次元正方格子状にマッピングするシンボルマッピング部と、
マッピングされたシンボルを各チャンネル軸に対して非対称なシンボル配置に変換する非対称変換部と、
各シンボルにビットを割り当てるビット割り当て部と、
各チャンネルの最大強度を1に規格化する規格化部と、
チャンネルdのN値信号であるA d (d=1,2,…,D)のデジタル信号をアナログ信号に変換するDA変換部と、
前記DA変換部から送出される前記アナログ信号を用いて、レーザ光源から送出された光に変調を施すことで、前記アナログ信号と同様の光変調信号を生成する光変調器と、
を備え、
D=5の場合において、
前記非対称変換部は、以下の規則に基づいてシンボル位置を変換する
光送信装置。
[変換規則]
A5≡0(mod16)のとき、
B=(A1,A2,A3,A4,A5)
A5≡1(mod16)のとき、
B=(A1,A2,A3,A4+0.5,A5)
A5≡2(mod16)のとき、
B=(A1,A2,A3+0.5,A4+0.5,A5)
A5≡3(mod16)のとき、
B=(A1,A2,A3+0.5,A4,A5)
A5≡4(mod16)のとき、
B=(A1,A2+0.5,A3+0.5,A4,A5)
A5≡5(mod16)のとき、
B=(A1,A2+0.5,A3+0.5,A4+0.5,A5)
A5≡6(mod16)のとき、
B=(A1,A2+0.5,A3,A4+0.5,A5)
A5≡7(mod16)のとき、
B=(A1+0.5,A2+0.5,A3,A4+0.5,A5)
A5≡8(mod16)のとき、
B=(A1+0.5,A2+0.5,A3+0.5,A4+0.5,A5)
A5≡9(mod16)のとき、
B=(A1+0.5,A2+0.5,A3+0.5,A4,A5)
A5≡10(mod16)のとき、
B=(A1+0.5,A2,A3+0.5,A4,A5)
A5≡11(mod16)のとき、
B=(A1+0.5,A2,A3+0.5,A4+0.5,A5)
A5≡12(mod16)のとき、
B=(A1+0.5,A2,A3,A4+0.5,A5)
A5≡13(mod16)のとき、
B=(A1+0.5,A2,A3,A4,A5)
A5≡14(mod16)のとき、
B=(A1+0.5,A2+0.5,A3,A4,A5)
A5≡15(mod16)のとき、
B=(A1,A2+0.5,A3,A4,A5)
と変換する。 - 光ファイバ伝送路を介して接続される請求項10に記載の光送信装置から、D個のチャンネルを介して光信号を受信する光受信装置において、
各チャンネルの光信号を直接検波もしくはコヒーレント検波することでアナログ電気信号を生成する受光器と、
各アナログ電気信号を各デジタル信号に変換するAD変換部と、
各デジタル信号の最大強度を1に規格化する規格化部と、
チャンネルd(d=1,2,3,4)のデジタル信号を2(N−0.5)倍する4個の第1増倍部と、
最も信号品質劣化の大きいチャンネルであるチャンネル5のデジタル信号をN−1倍する第2増倍部と、
任意のタップ数を有し、デジタルフィルタ処理を施すFIRフィルタ部と、
5次元ユークリッド空間に受信信号をマッピングするシンボルマッピング部と、
前記受信信号と各シンボル点とのユークリッド距離が最小となるシンボル、もしくは受信信号の尤度が最大となるシンボルを、判定後のシンボルとするシンボル判定部と、
前記光送信装置によって設定されたビット割り当てに基づいて、判定後のシンボルSからビット情報を抽出し、送信ビット列を復元するビット抽出部と、
を備える光受信装置。 - 前記ビット割り当て部は、チャンネル軸方向以外の方向に隣接するシンボルとのハミング距離が1となるようにビット割り当てを行う
請求項2、請求項4、請求項6、請求項8、および請求項10のうちいずれか一項に記載の光送信装置。 - 前記ビット割り当て部は、D次元ユークリッド空間上に配置したシンボルをチャンネルD以外のチャンネル軸で張られたD−1次元ユークリッド空間に射影し、D−1次元ユークリッド空間上で隣接するシンボルとのハミング距離が1となるようにビット割り当てを行う
請求項2、請求項4、請求項6、請求項8、および請求項10のうちいずれか一項に記載の光送信装置。
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