JP4958984B2 - 帯域割当装置および帯域割当方法 - Google Patents
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Description
図1において、PONシステムは、局に設置されるOLT11と、各ユーザ宅にそれぞれ設置される複数m個のONU12と、OLT11と複数m個のONU12を1:mに接続する光ファイバ13および光スプリッタ14とにより構成される。OLT11には外部のネットワーク15が接続される。なお、OLT11とONU12との間をPON区間といい、PON区間とOLT11との接続点をPON−I/Fという。
Tr=T2−T0
であり、ONUにおける待機時間Twは
Tw=T1−T0
であるので、フレームが往復する伝送遅延時間RTTは、
RTT=Tr−Tw=(T2−T0)−(T1−T0)=T2−T1
となる。
図3において、OLTは各ONUに割り当てる帯域として、ONU1に時刻t1〜t2を、ONU2に時刻t2〜t3を、ONU3に時刻t3〜t4を設定する。なお、時刻t1〜t4は、OLT(PON制御回路)におけるローカル時刻である。
t1−(ONU1のRTT)
に設定する。ONU2,ONU3の送信開始時刻についても同様に、
t2−(ONU2のRTT)
t3−(ONU3のRTT)
に設定する。これにより、各ONUからの上り信号は、衝突せずにそれぞれ帯域割当した時刻にOLTに到着することになる。
図4において、OLTは、PON−I/Fから順番にPON側送受信回路21、MPCP制御を行うPON制御回路22、ブリッジ回路23および外部ネットワーク側送受信回路24を備えた構成である。OLTが各ONUに割り当てる送信開始時刻およびRTTは、PON制御回路22のローカル時刻を基準に設定される。
(1) 上り1G・下り1G(1G対称)
(2) 上り10G・下り10G(10G対称)
(3) 上り1G・下り10G(10G非対称)
の3通りの組み合わせのうち、いずれか2種類、もしくは3種類すべてが混在した構成を1つのPONにおいて同時に使用可能であるように配慮されている。このとき、下りは1Gと10Gで別波長を使用するが、上りは1Gと10Gで同じ波長を使用する。
図5において、デュアルレート対応のOLTは、上りの伝送レート1G・10Gに対応して、PON側1G送受信回路21−1およびPON側10G送受信回路21−2、1G−PON制御回路22−1および10G−PON制御回路22−2、ブリッジ回路23、外部ネットワーク側1G送受信回路24−1および外部ネットワーク側10G送受信回路24−2を備える。なお、1G−PON制御回路22−1および10G−PON制御回路22−2には、共通のMPCP制御を行う共通制御回路25が接続される。
(t2−δu10)−(t2−δu1) =δu1−δu10
となる。なお、δu1<δu10 の場合には相対的な遅延の値は負になる。この場合は、上り10GのONUの送信開始時刻を遅くすることになる。
ONU1:OLTの時刻−(ONU1のRTT)
ONU2:OLTの時刻−(ONU2のRTT)−(δu1−δu10)
となるように設定する。
12 ONU(光加入者線ネットワーク装置)
13 光ファイバ
14 光スプリッタ
15 外部のネットワーク
21 PON側送受信回路
22 PON制御回路
23 ブリッジ回路
24 外部ネットワーク側送受信回路
25 共通制御回路
Claims (4)
- 1対多で接続されるOLTと複数のONUとの間で、それぞれの往復の伝送遅延時間(以下、RTTという)を測定し、各ONUがOLTに送信する上り信号の送信開始時刻としてOLTの設定時刻からそれぞれのRTTを差し引いた時刻を設定する帯域割当装置において、
前記OLTと前記複数のONUとの間の信号伝送は、少なくとも2種類の伝送レートのいずれかで行われる構成であり、
前記各ONUに設定する前記上り信号の送信開始時刻として、前記OLTの設定時刻からそれぞれのRTTを差し引いた時刻に、さらに前記各ONUの上り信号の伝送レートに応じた送受信回路の処理遅延時間を調整して設定する手段を備え、前記各ONUと前記OLTとの間のPON区間で前記上り信号の衝突を回避する構成である
ことを特徴とする帯域割当装置。 - 請求項1に記載の帯域割当装置において、
前記ONUから前記OLTに送信する上り信号および前記OLTから前記ONUに送信する下り信号の伝送レートがともに1Gbit/s であるONUと、下り信号および上り信号の伝送レートがともに10Gbit/s であるONUと、下り信号の伝送レートが10Gbit/s で上り信号の伝送レートが1Gbit/s であるONUのうち、少なくとも上り信号の伝送レートの異なる2種類のONUが混在する場合に、前記OLTの送受信回路は1Gbit/s および10Gbit/s の各伝送レートの上り信号をそれぞれ処理する構成である
ことを特徴とする帯域割当装置。 - 1対多で接続されるOLTと複数のONUとの間で、それぞれの往復の伝送遅延時間(以下、RTTという)を測定し、各ONUがOLTに送信する上り信号の送信開始時刻としてOLTの設定時刻からそれぞれのRTTを差し引いた時刻を設定する帯域割当方法において、
前記OLTと前記複数のONUとの間の信号伝送は、少なくとも2種類の伝送レートのいずれかで行われる構成であり、
前記各ONUに設定する前記上り信号の送信開始時刻として、前記OLTの設定時刻からそれぞれのRTTを差し引いた時刻に、さらに前記各ONUの上り信号の伝送レートに応じた送受信回路の処理遅延時間を調整して設定し、前記各ONUと前記OLTとの間のPON区間で前記上り信号の衝突を回避する
ことを特徴とする帯域割当方法。 - 請求項3に記載の帯域割当方法において、
前記ONUから前記OLTに送信する上り信号および前記OLTから前記ONUに送信する下り信号の伝送レートがともに1Gbit/s であるONUと、下り信号および上り信号の伝送レートがともに10Gbit/s であるONUと、下り信号の伝送レートが10Gbit/s で上り信号の伝送レートが1Gbit/s であるONUのうち、少なくとも上り信号の伝送レートの異なる2種類のONUが混在する場合に、前記OLTの送受信回路は1Gbit/s および10Gbit/s の各伝送レートの上り信号をそれぞれ処理する
ことを特徴とする帯域割当方法。
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JP2010020248A JP4958984B2 (ja) | 2010-02-01 | 2010-02-01 | 帯域割当装置および帯域割当方法 |
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