JP5661664B2 - 分岐光アクセスシステムおよび方法 - Google Patents
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Description
図10において、PONシステムは、局側のOLTとユーザ側の複数のONUが光ファイバおよび光スプリッタを介して接続される構成である。
ONUは、UNI側にTDM端末と接続されるTDM−IFおよびデータ通信端末と接続されるEthernet(登録商標)−IFを備え、OLT側にOLT側PON−IFと接続するPON−IFを備える。TDM−IFおよびEthernet−IFとPON−IFはL2SWを介して接続される。L2SWは、TDM−IFおよびEthernet−IFからの信号をPON−IFへ転送し、PON−IFからの信号をTDM−IFまたはEthernet−IFへ転送する。
図11において、OLTとONUは、DISCOVERY GATEフレームとRESISTER REQUESTフレームをやりとりしてRTT計測および時刻同期をとり、OLTはRESISTER REQUESTフレームを応答したONUに対して固有のLLIDを割り当て、RESISTERフレームで当該ONUに通知する。続いて、OLTは当該ONUに対して、次フレームの送信開始時刻(GST:Grant Start Time)を記載したGATEフレームを送信し、それを受信したONUが当該GSTにRESISTER ACKフレームを送信し、それをOLTが受信すると、OLTとONUとのリンクが確立する。以上が DISCOVERYプロセスである。
図12において、各ONUには、 125μsec 周期の固定的なタイムスロットが割り当てられ、各タイムスロットごとに送信が可能になっている。すなわち、各ONUでの送信待ちによる最大遅延は 125μsec となる。
図1において、OLTとONUは DISCOVERYプロセスにより時刻同期をとってリンクを確立する。OLTは、リンクを確立したONUのMACアドレスに基づきOLT内のデータベースを参照し、当該ONUにおけるクライアント信号のCES化周期、サービス種別(TDM系(LD/DA/HSD)かEthernet系)等の帯域割当を行うための情報を取得する。さらにOLTは、当該ONUのサービス種別がTDM系の場合にそのCES化周期に応じて、ONUにバッファリングされる時間が最小になる送信開始時刻(GST:Grant Start Time)と送信許可量(GL:Grant Length)を決定する。ここで、他のONUで使用しているタイムスロットと重複しないタイムスロットに対するGST1を決定し、当該ONUに対してCES化周期と、GST1およびGLを含む送信許可を通知する。
図3は、TDM回線のみの場合の帯域割当例1を示す。ここでは、CES化周期が 500μs,1ms,2ms のTDM回線を収容する場合を考える。なお、CES化周期 500μs は、規定の最小CES化周期 125μs の4倍であり、本実施例の最小CES化周期となる。CES化周期 500μs のONU1が初めに登録され、CES化周期1ms のONU2,ONU3およびONU4、CES化周期2ms のONU5の順に追加されるとする。この時の手順を以下に示す。
(2) ONU2を追加するときは、既に収容されているONU1のCES化周期と異なるので、ONU1に割り当てたTSに隣接するTSに、CES化周期1ms ごとにONU2のTSを割り当てる。ここでは、GSTが12.5μs,1012.5μs,2012.5μs,…の順に更新される。
(3) ONU3を追加するときは、すでに収容されているONU2のCES化周期1ms と同じため、ONU2のGSTから最小CES化周期分( 500μs )ずらしてONU3のTSを割り当てる。ここでは、GSTが 512.5μs,1512.5μs,…の順に更新される。
(4) ONU4を追加するときは、すでに収容されているONU2,ONU3のCES化周期1ms と同じため、ONU2,ONU3のGSTから最小CES化周期分( 500μs )ずらしてTSを割り当てようとするが空きTSがない。この場合には、例えばONU2に割り当てたTSに隣接するTSに、CES化周期1ms ごとにONU4のTSを割り当てる。ここでは、GSTが25μs,1025μs,2025μs,…の順に更新される。
(5) ONU5を追加するときは、すでに既に収容されているONU1〜ONU4のCES化周期と異なるので、例えばONU3に割り当てたTSに隣接するTSに、CES化周期2ms ごとにONU5のTSを割り当てる。ここでは、GSTが 525μs,2525μs,…の順に更新される。
図4は、TDM回線とEthernet回線が混在する場合の帯域割当例2を示す。ここでは、図3の帯域割当例1と同様のONU1〜ONU5に、Ethernet系のONU6が加わるものとする。
図5は、TDM回線とEthernet回線が混在する場合の帯域割当例3を示す。ここでは、図4の帯域割当例2と同様のONU1〜ONU6に、Ethernet系のONU7が加わるものとする。
図6は、本発明におけるONUおよびOLTのPON−IFの構成例を示す。ここでは、図10 に示すPONシステムにおけるONUおよびOLTのPON−IFを抽出して示す。
図8において、帯域割当処理部26は、 DISCOVERYプロセスを経てリンクを確立したONUのMACアドレスに基づき、回線情報記憶部27からサービス種別、CES化周期、契約帯域等の回線情報を読み出し(S1)、これらの回線情報を元に必要TS数を算出し(S2)、帯域管理情報記憶部28から利用可能なTSを検索する(S3)。
図9において、ONUは電源を入れて起動すると(S21)、 Discoveryプロセスを実行してOLTと時刻同期をとる(S22)。そして、OLTからCES化周期、GST、GLが通知されると(S23,S24)、ONUはGSTからCES化周期を逆算してCES化開始時刻を決定し(S25)、当該CES化開始時刻からCES化処理を開始する(S26,S27)。CES化処理で生成されたパケットは、指定されたGSTでOLTに向けて送信される。
OLT 端局装置
11 TDM回線終端部
12 Ether 回線終端部
13 CES化処理部
14 フレーム保持部
15 フレーム送信部
16 送信指示部
17 フレーム受信部
18 制御信号生成/処理部
21 フレーム受信部
22 フレーム保持部
23 フレーム処理部
24 フレーム送信部
25 制御信号生成/処理部
26 帯域割当処理部
27 回線情報記憶部
28 帯域管理情報記憶部
Claims (6)
- それぞれサービス種別に応じたCES化周期でTDM信号をパケット信号に変換する複数の終端装置と、
前記複数の終端装置に対して前記パケット信号を送信する帯域をそれぞれ割り当て、前記複数の終端装置との間で前記パケット信号の多重化伝送を行う端局装置と
を備えた分岐光アクセスシステムにおいて、
前記端局装置は、前記終端装置のCES化周期に応じた周期で、前記パケット信号を送信する送信開始時刻および送信許可量を含む帯域を通知し、前記終端装置からの送信を許可する手段を備え、
前記終端装置は、前記端局装置から通知される送信許可の周期に同期して前記TDM信号をパケット信号に変換して送信する手段を備えた
ことを特徴とする分岐光アクセスシステム。 - それぞれサービス種別に応じたCES化周期でTDM信号をパケット信号に変換する複数の終端装置と、
前記複数の終端装置に対して前記パケット信号を送信する帯域をそれぞれ割り当て、前記複数の終端装置との間で前記パケット信号の多重化伝送を行う端局装置と
を備えた分岐光アクセスシステムにおいて、
前記端局装置は、前記終端装置のCES化周期と、前記パケット信号を送信する送信開始時刻および送信許可量を含む帯域を通知し、前記終端装置からの送信を許可する手段を備え、
前記終端装置は、前記端局装置から通知される前記送信開始時刻を基準に前記CES化周期に同期して前記TDM信号をパケット信号に変換し、前記CES化周期で更新される送信開始時刻で送信する手段を備えた
ことを特徴とする分岐光アクセスシステム。 - 請求項1または請求項2に記載の分岐光アクセスシステムにおいて、
前記終端装置は、前記送信開始時刻から前記CES化周期を逆算してCES化開始時刻を決定し、前記CES化周期でTDM信号から変換されたパケット信号を前記送信開始時刻で送信する構成である
ことを特徴とする分岐光アクセスシステム。 - 複数の終端装置でそれぞれサービス種別に応じたCES化周期でTDM信号をパケット信号に変換し、端局装置から前記複数の終端装置に対して前記パケット信号を送信する帯域をそれぞれ割り当て、前記複数の終端装置との間で前記パケット信号の多重化伝送を行う分岐光アクセス方法において、
前記端局装置は、前記終端装置のCES化周期に応じた周期で、前記パケット信号を送信する送信開始時刻および送信許可量を含む帯域を通知し、前記終端装置からの送信を許可し、
前記終端装置は、前記端局装置から通知される送信許可の周期に同期して前記TDM信号をパケット信号に変換して送信する
ことを特徴とする分岐光アクセス方法。 - 複数の終端装置でそれぞれサービス種別に応じたCES化周期でTDM信号をパケット信号に変換し、端局装置から前記複数の終端装置に対して前記パケット信号を送信する帯域をそれぞれ割り当て、前記複数の終端装置との間で前記パケット信号の多重化伝送を行う分岐光アクセス方法において、
前記端局装置は、前記終端装置のCES化周期と、前記パケット信号を送信する送信開始時刻および送信許可量を含む帯域を通知し、前記終端装置からの送信を許可し、
前記終端装置は、前記端局装置から通知される前記送信開始時刻を基準に前記CES化周期に同期して前記TDM信号をパケット信号に変換し、前記CES化周期で更新される送信開始時刻で送信する
ことを特徴とする分岐光アクセス方法。 - 請求項4または請求項5に記載の分岐光アクセス方法において、
前記終端装置は、前記送信開始時刻から前記CES化周期を逆算してCES化開始時刻を決定し、前記CES化周期でTDM信号から変換されたパケット信号を前記送信開始時刻で送信する
ことを特徴とする分岐光アクセス方法。
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