JP2017204822A - 光集線ネットワークシステム、光伝送装置及び光伝送方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図9は、従来のPONを適用したリング型NWとしての光集線NWシステム(システム)10である。このシステム10は、物理的に独立した上位装置としての複数の光伝送装置11,12と、物理的に独立した下位装置としての複数の光伝送装置13,14とが、光多重分離装置16,17,18,19を介して、信号伝送路としての1本の光ファイバ20によりリング状に接続されて構成される。なお、光伝送装置11,12を上位装置11,12、光伝送装置13,14を下位装置13,14とも称す。
<実施形態の構成>
図1は、本発明の実施形態に係る光集線ネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
図1に示す光集線ネットワークシステム(システム)40は、前述のPON(Passive Optical Network)を適用したリング型ネットワークを構成するものである。このシステム40は、物理的に独立した上位装置としての複数の光伝送装置41,42と、物理的に独立した下位装置としての複数の光伝送装置43,44とが、光多重分離装置46,47,48,49を介して、信号伝送路としての1本の光ファイバ50によりリング状に接続されて構成されている。なお、光伝送装置41,42を上位装置41,42、光伝送装置43,44を下位装置43,44とも称す。また、上位装置41,42は請求項記載の上位の光伝送装置を構成し、下位装置43,44は請求項記載の下位の光伝送装置を構成する。
次に、OSU51,52の構成を図2を参照して説明する。但し、各OSU51,52は同構成であり、図2には一方の構成のみを示している。OSU51,52は、バッファ部81と、波長分波部82と、可変ATT(アッテネータ)部83と、光バースト受信部84(BRX)と、信号分離部85と、制御情報受信部86と、カウンタ管理部87と、遅延測定部88と、セレクタ部89と、クロック同期部90と、内部クロック部91と、帯域割当部92と、TS(タイムスロット)制御部93と、光送信部94(TX)とを備えて構成されている。
光バースト受信部84は、上記の減衰された他OSU51からの連続信号Y11aと、ONU54からのバースト信号Y12とを受信して信号分離部85へ出力する。
次に、ONU53,54の構成を図3を参照して説明する。各ONU53,54は同構成であり、図3には一方の構成のみを示している。ONU53,54は、バッファ部71と、光受信部72(RX)と、信号分離部73と、制御情報受信部74と、クロック同期部75と、カウンタ管理部76と、TS制御部77と、光バースト送信部78(BTX)とを備えて構成されている。
信号分離部73は、その受信された連続信号Y11を、データi6と制御信号j3とに分離し、制御信号j3を制御情報受信部74へ、データi6をバッファ部71へ出力する。
カウンタ管理部76は、OSU51からの基準タイミングである基準値c2を、クロック同期部75からのクロック信号ck3に従い、インクリメントして得られるカウンタ値g2を、TS制御部77及び光バースト送信部78へ出力する。
次に、OSU51,52に備えられた本特徴の送信制御部60について、図4を参照して説明する。但し、OSU51の送信制御部60を代表して説明する。OSU51のTX(図2の光送信部94が該当)は、送信制御部60を備え、送信制御部60の出力側にP/S(パラレル/シリアル)変換部94aと、TXドライバ94bとを備える。送信制御部60は、セレクタ60aと、バースト付加部60bと、マルチプレクサ60cと、アイドル付加部60dとを備えて構成されている。セレクタ60aの入力側には、バッファ部81(図2参照)が接続されている。
次に、図5を参照して、本特徴の受信処理部62について詳細に説明する。受信処理部62は、OSU52(又は51)のBRXと光多重分離装置47(又は46)との間に接続されている。この受信処理部62は、波長フィルタ62a(図2の波長分波部82に該当)と、可変ATT部62b(図2の可変ATT部83に該当)と、バーストアンプ62cと、光カプラ62dとを備えて構成されている。
次に、光集線ネットワークシステム40による光伝送動作を、図7に示すシーケンス図を参照して説明する。
以上説明したように、実施形態の光集線ネットワークシステム40は、図1に示すように、外部装置55,56との間で送受信される信号を終端し、制御主体となる光回線終端装置としての複数のOSU51,52と、制御主体に対して客体となる光回線終端装置としての複数のONU53,54とが光ファイバ50で環状に接続された構成において、OSU51,52間通信と、ONU53,54とOSU51,52間通信とを並行して行うようになっている。以下、本発明の特徴について説明する。
41,42,43,44 光伝送装置
46,47,48,49 光多重分離装置
50 光ファイバ
51,52 OSU
53,54 ONU
55,56,57,58 外部装置
60 送信制御部
60a セレクタ
60b バースト付加部
60c マルチプレクサ
60d アイドル付加部
62 受信処理部
62a 波長フィルタ
62b,66 可変ATT部
62c バーストアンプ
62d 光カプラ
64 信号レベル判定部
71 バッファ部
72 光受信部
73 信号分離部
74 制御情報受信部
75 クロック同期部
76 カウンタ管理部
77 TS制御部
78 光バースト送信部
81 バッファ部
82 波長分波部
83 可変ATT部
84 光バースト受信部
85 信号分離部
86 制御情報受信部
87 カウンタ管理部
88 遅延測定部
89 セレクタ部
90 クロック同期部
91 内部クロック部
92 帯域割当部
93 TS制御部
94 光送信部
Claims (8)
- 外部装置との間で送受信される信号を終端し、制御主体となる光回線終端装置としての複数のOSUと、前記制御主体に対して客体となる光回線終端装置としての複数のONUとが光伝送路で接続された構成において、OSU間通信と、ONUとOSU間通信とを並行して行う光集線ネットワークシステムであって、
前記OSU間通信を1対1のOSU間で行う際に、前記光伝送路を経由して一方から他方のOSUへ送信されてきた連続信号と、前記ONUから送信され、前記連続信号と異なる波長のバースト信号との双方を受信して分離し、この分離後の連続信号のパワーが、同分離後のバースト信号のパワーの半分以下となるように、当該連続信号及び当該バースト信号のパワーを可変処理する受信処理部を、前記OSUの外部又は内部に備える
ことを特徴とする光集線ネットワークシステム。 - 前記OSUは、
通信対象のOSU間の距離又は遅延時間を測定し、当該測定された距離又は遅延時間を基に、前記連続信号に重畳された他OSUからのデータを、前記ONUからのバースト信号に重複しないように受信可能とする、前記他OSUにおける送信タイミングを求める送信タイミング導出部を備え、
前記送信タイミング導出部で求められた前記送信タイミングが、前記他OSUへ送信されて当該他OSUに設定されるようにした
ことを特徴とする請求項1に記載の光集線ネットワークシステム。 - 前記OSUは、
前記設定された送信タイミングに応じて、前記ONUからのバースト信号の受信タイミングに対応する前記連続信号のタイムスロット以外の、タイムスロットに、受信側のOSU宛データを割り当てる
ことを特徴とする請求項2に記載の光集線ネットワークシステム。 - 前記OSUは、
他OSUへ送信する連続信号に、当該他OSUに配備されるバースト受信機で検出可能なバーストヘッダを付加する送信制御部
を備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の光集線ネットワークシステム。 - 前記OSUは、
前記受信処理部から前記バースト受信機への入力信号のパワーの平均値を求めて閾値とし、当該入力信号のレベルが当該閾値以上の場合に「1」、当該閾値未満の場合に「0」と判定する信号レベル判定部
を備えることを特徴とする請求項4に記載の光集線ネットワークシステム。 - 外部装置との間で送受信される信号を終端し、制御主体となる光回線終端装置としての複数の上位の光伝送装置と、前記制御主体に対して客体となる光回線終端装置としての複数の下位の光伝送装置とが、光伝送路で接続された構成において、他の上位の光伝送装置と通信を行うと共に、下位の光伝送装置と通信を行う上位の光伝送装置であって、
前記上位の光伝送装置間通信を1対1の上位の光伝送装置間で行う際に、前記光伝送路を経由して一方から他方の上位の光伝送装置へ送信されてきた連続信号と、前記下位の光伝送装置から送信され、前記連続信号と異なる波長のバースト信号との双方を受信して分離し、この分離後の連続信号のパワーが、同分離後のバースト信号のパワーの半分以下となるように、当該連続信号及び当該バースト信号のパワーを可変処理する受信処理部
を備えることを特徴とする光伝送装置。 - 他の前記上位の光伝送装置へ送信する連続信号に、当該上位の光伝送装置に配備されるバースト受信機で検出可能なバーストヘッダを付加する送信制御部
を備えることを特徴とする請求項6に記載の光伝送装置。 - 外部装置との間で送受信される信号を終端し、制御主体となる光回線終端装置としての複数の上位の光伝送装置と、前記制御主体に対して客体となる光回線終端装置としての複数の下位の光伝送装置とが、光伝送路で接続された構成において、他の上位の光伝送装置と通信を行うと共に、下位の光伝送装置と通信を行う上位の光伝送装置による光伝送方法であって、
前記上位の光伝送装置は、
前記上位の光伝送装置間通信を1対1の上位の光伝送装置間で行う際に、前記光伝送路を経由して一方から他方の上位の光伝送装置へ送信されてきた連続信号と、前記下位の光伝送装置から送信され、前記連続信号と異なる波長のバースト信号との双方を受信して分離するステップと、
前記分離後の連続信号のパワーが、同分離後のバースト信号のパワーの半分以下となるように、当該連続信号及び当該バースト信号のパワーを可変処理するステップと
を実行することを特徴とする光伝送方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023243028A1 (ja) * | 2022-06-16 | 2023-12-21 | 日本電信電話株式会社 | 光tdm伝送装置、同期方法、および、同期プログラム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002185485A (ja) * | 2000-12-18 | 2002-06-28 | Mitsubishi Electric Corp | 光リングネットワークシステム、光ノード装置および光リングネットワークシステム冗長化方法 |
JP2007184908A (ja) * | 2005-12-09 | 2007-07-19 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光伝送システム |
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2016
- 2016-05-13 JP JP2016097076A patent/JP6506209B2/ja active Active
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WO2023243028A1 (ja) * | 2022-06-16 | 2023-12-21 | 日本電信電話株式会社 | 光tdm伝送装置、同期方法、および、同期プログラム |
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