JP2013172412A - 分岐光アクセスシステムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】低遅延化の要求が厳しい専用線などのTDM信号をCES化して伝送するPONシステムにおいて、動的帯域割当方式が有するDBA遅延およびバッファ遅延による遅延増加を抑える。
【解決手段】それぞれサービス種別に応じたCES化周期でTDM信号をパケット信号に変換する複数の終端装置と、複数の終端装置に対してパケット信号を送信する帯域をそれぞれ割り当て、複数の終端装置との間でパケット信号の多重化伝送を行う端局装置とを備えた分岐光アクセスシステムにおいて、端局装置は、終端装置のCES化周期に応じた周期で、パケット信号を送信する送信開始時刻および送信許可量を含む帯域を通知し、終端装置からの送信を許可する手段を備え、終端装置は、端局装置から通知される送信許可の周期に同期してTDM信号をパケット信号に変換して送信する手段を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、局側の端局装置(OLT:Optical Line Terminal )とユーザ側の終端装置(ONU:Optical Network Unit)の間を、光ファイバおよび光スプリッタを用いて接続した受動型光ネットワーク(PON:Passive Optical Network )システムにおいて、ONUでTDM信号をパケット化して伝送する際の遅延を低減する分岐光アクセスシステムおよび方法に関する。
図10は、PONシステムの構成例を示す。
図10において、PONシステムは、局側のOLTとユーザ側の複数のONUが光ファイバおよび光スプリッタを介して接続される構成である。
ONUは、UNI側にTDM端末と接続されるTDM−IFおよびデータ通信端末と接続されるEthernet(登録商標)−IFを備え、OLT側にOLT側PON−IFと接続するPON−IFを備える。TDM−IFおよびEthernet−IFとPON−IFはL2SWを介して接続される。L2SWは、TDM−IFおよびEthernet−IFからの信号をPON−IFへ転送し、PON−IFからの信号をTDM−IFまたはEthernet−IFへ転送する。
OLTは、NNI側に回線交換網と接続されるTDM−IFおよびパケット交換網と接続されるEthernet−IFを備え、ONU側にONU側PON−IFと接続するPON−IFを備える。TDM−IFおよびEthernet−IFとPON−IFはL2SWを介して接続される。L2SWは、TDM−IFおよびEthernet−IFからの信号をそれぞれ宛先となるPON−IFへ転送し、PON−IFからの信号をTDM−IFまたはEthernet−IFへ転送する。
ONUのPON−IFとOLTのPON−IFとの間は、各ONUの送信フレーム量と帯域割当アルゴリズム(DBA:Dynamic Bandwidth Allocation)に従って各ONUに帯域割当を行う動的帯域割当方式(非特許文献1)、または各ONUに固定の帯域割当を行う固定帯域割当方式(非特許文献2)に基づき、TDM信号およびEthernet信号がそれぞれONUごとに割り当てられた帯域(タイムスロット)で時分割多重伝送される。
図11は、動的帯域割当方式の帯域割当処理例を示す。
図11において、OLTとONUは、DISCOVERY GATEフレームとRESISTER REQUESTフレームをやりとりしてRTT計測および時刻同期をとり、OLTはRESISTER REQUESTフレームを応答したONUに対して固有のLLIDを割り当て、RESISTERフレームで当該ONUに通知する。続いて、OLTは当該ONUに対して、次フレームの送信開始時刻(GST:Grant Start Time)を記載したGATEフレームを送信し、それを受信したONUが当該GSTにRESISTER ACKフレームを送信し、それをOLTが受信すると、OLTとONUとのリンクが確立する。以上が DISCOVERYプロセスである。
ONUとのリンクが確立したOLTは、ONUの上りフレームの送信開始時刻GST0を記載したGATEフレームを送信する。ONUはGATEフレームを受信すると、指定されたGST0まで送信待機となり、上りデータをパケット化してバッファに蓄積する。そして、OLTから指定されたGST0までに蓄積したフレーム量を計算し、当該GST0になったときにREPORTフレームで蓄積フレーム量をOLTに通知する。この期間がパケット化に要する遅延(以下に示す「CES化遅延」)である。
OLTは、当該ONUからREPORTフレームで通知される蓄積フレーム量と他のONUの使用帯域をもとに、DBAに従って当該ONUに割り当てる帯域(送信開始時刻GST1と送信許可量GL)を計算し、当該ONUに対してGATEフレームで通知する。この期間が帯域割当に要する「DBA遅延」である。当該ONUは、GATEフレームで指定された送信開始時刻GST1と送信許可量GLに基づいて蓄積した上りフレームを送信する。この期間が帯域割当から上りフレームを送信するまでに要する「バッファ遅延」である。このとき、前回のREPORTフレームの送信後の蓄積フレーム量を通知するREPORTフレームをOLTに送信し、次の帯域割当を要求する。
図12は、固定帯域割当方式の帯域割当処理例を示す。
図12において、各ONUには、 125μsec 周期の固定的なタイムスロットが割り当てられ、各タイムスロットごとに送信が可能になっている。すなわち、各ONUでの送信待ちによる最大遅延は 125μsec となる。
近年、TDM信号をパケット化する技術(CES: Circuit Emulation Service, 非特許文献3)が標準化され、STM(Synchronous Transfer Mode)専用線などTDM方式を採用しているシステムに採用され始めている。しかし、TDM方式に比べてCES方式はパケット化に要するCES化周期( 125μsec 〜8msec )だけ遅延が増大することや、パケット伝送に特有の遅延揺らぎが発生する。これは、専用線など低遅延化への要望(例:エンド−エンド回線で10msec 以下)が厳しいサービスで用いる場合の課題となっている。
そのため、TDM信号をCES化して伝送するPONシステムに動的帯域割当方式を適用する場合、CES化遅延以外の遅延を極力低減しなければならない。しかし、一般的に帯域割当制御時に約1msec 程度のDBA遅延や、帯域割当で通知された送信開始時刻まで送信できないバッファ遅延が生じる動的帯域割当方式は、専用線のような低遅延化への要求が厳しいサービスへの利用が困難な場合がある。
一方、固定帯域割当方式は、上りトラヒックの有無に依らず固定的に上り帯域を割り当てる方式であり、一定の周期で繰り返しONUに上り送信機会を与える。しかし、TDM信号をパケット化するCES化周期はサービスごとにいろいろあり、割り当てられている 125μsec 周期の固定帯域に比べて長い、例えば1msec の場合は、図12に示すONU1のように帯域が割り当てられている8タイムスロットに1回の割合で送信されることになる。すなわち、未使用のタイムスロットが生じてしまい、フレームへの信号収容効率が低下することになる。
本発明は、低遅延化の要求が厳しい専用線などのTDM信号をCES化して伝送するPONシステムにおいて、動的帯域割当方式が有するDBA遅延およびバッファ遅延による遅延増加を抑えることができる分岐光アクセスシステムおよび方法に関する。
第1の発明は、それぞれサービス種別に応じたCES化周期でTDM信号をパケット信号に変換する複数の終端装置と、複数の終端装置に対してパケット信号を送信する帯域をそれぞれ割り当て、複数の終端装置との間でパケット信号の多重化伝送を行う端局装置とを備えた分岐光アクセスシステムにおいて、端局装置は、終端装置のCES化周期に応じた周期で、パケット信号を送信する送信開始時刻および送信許可量を含む帯域を通知し、終端装置からの送信を許可する手段を備え、終端装置は、端局装置から通知される送信許可の周期に同期してTDM信号をパケット信号に変換して送信する手段を備える。
第2の発明は、それぞれサービス種別に応じたCES化周期でTDM信号をパケット信号に変換する複数の終端装置と、複数の終端装置に対してパケット信号を送信する帯域をそれぞれ割り当て、複数の終端装置との間でパケット信号の多重化伝送を行う端局装置とを備えた分岐光アクセスシステムにおいて、端局装置は、終端装置のCES化周期と、パケット信号を送信する送信開始時刻および送信許可量を含む帯域を通知し、終端装置からの送信を許可する手段を備え、終端装置は、端局装置から通知される送信開始時刻を基準にCES化周期に同期してTDM信号をパケット信号に変換し、CES化周期で更新される送信開始時刻で送信する手段を備える。
第1または第2の発明の分岐光アクセスシステムにおいて、終端装置は、端局装置から通知される送信開始時刻とCES化周期からCES化開始時刻を決定し、CES化周期でTDM信号から変換されたパケット信号を送信開始時刻で送信する構成である。
第3の発明は、複数の終端装置でそれぞれサービス種別に応じたCES化周期でTDM信号をパケット信号に変換し、端局装置から複数の終端装置に対してパケット信号を送信する帯域をそれぞれ割り当て、複数の終端装置との間でパケット信号の多重化伝送を行う分岐光アクセス方法において、端局装置は、終端装置のCES化周期に応じた周期で、パケット信号を送信する送信開始時刻および送信許可量を含む帯域を通知し、終端装置からの送信を許可し、終端装置は、端局装置から通知される送信許可の周期に同期してTDM信号をパケット信号に変換して送信する。
第4の発明は、複数の終端装置でそれぞれサービス種別に応じたCES化周期でTDM信号をパケット信号に変換し、端局装置から複数の終端装置に対してパケット信号を送信する帯域をそれぞれ割り当て、複数の終端装置との間でパケット信号の多重化伝送を行う分岐光アクセス方法において、端局装置は、終端装置のCES化周期と、パケット信号を送信する送信開始時刻および送信許可量を含む帯域を通知し、終端装置からの送信を許可し、終端装置は、端局装置から通知される送信開始時刻を基準にCES化周期に同期してTDM信号をパケット信号に変換し、CES化周期で更新される送信開始時刻で送信する。
第3または第4の発明の分岐光アクセス方法において、終端装置は、端局装置から通知される送信開始時刻とCES化周期からCES化開始時刻を決定し、CES化周期でTDM信号から変換されたパケット信号を送信開始時刻で送信する。
本発明は、終端装置におけるバッファ遅延が最小となるようにCES化完了時刻と送信開始時刻が同期し、CES化完了とともにパケット信号が終端装置から端局装置へ送信される。すなわち、端局装置で終端装置の送信開始時刻と送信許可量を決めた後は動的帯域割当処理を行わず、終端装置のサービス種別に対するCES化周期に応じた送信許可周期でパケット信号を繰り返し送信することができ、従来の動的帯域割当方式のようなDBA遅延は発生しない。また、送信開始時刻からCES化周期を逆算してCES化を開始し、送信開始時刻の直前にCES化を完了することにより、バッファ遅延も最小限に抑えることができる。
本発明の分岐光アクセスシステムにおける帯域割当処理例を示す図である。 本発明の分岐光アクセスシステムにおける帯域割当処理例を示す図である。 TDM回線のみの場合の帯域割当例1を示す図である。 TDM回線と Ether回線が混在する場合の帯域割当例2を示す図である。 TDM回線と Ether回線が混在する場合の帯域割当例3を示す図である。 本発明におけるONUおよびOLTのPON−IFの構成例を示す図である。 OLTのPON−IFが備えるDBの例を示す図である。 帯域割当処理部26における帯域割当処理手順例を示すフローチャートである。 ONUのCES化開始時刻の算出処理手順例を示すフローチャートである。 PONシステムの構成例を示す図である。 動的帯域割当方式の帯域割当処理例を示す図である。 固定帯域割当方式の帯域割当処理例を示す図である。
図1は、本発明の分岐光アクセスシステムにおける帯域割当処理例を示す。
図1において、OLTとONUは DISCOVERYプロセスにより時刻同期をとってリンクを確立する。OLTは、リンクを確立したONUのMACアドレスに基づきOLT内のデータベースを参照し、当該ONUにおけるクライアント信号のCES化周期、サービス種別(TDM系(LD/DA/HSD)かEthernet系)等の帯域割当を行うための情報を取得する。さらにOLTは、当該ONUのサービス種別がTDM系の場合にそのCES化周期に応じて、ONUにバッファリングされる時間が最小になる送信開始時刻(GST:Grant Start Time)と送信許可量(GL:Grant Length)を決定する。ここで、他のONUで使用しているタイムスロットと重複しないタイムスロットに対するGST1を決定し、当該ONUに対してCES化周期と、GST1およびGLを含む送信許可を通知する。
ONUは、到着するクライアント信号がTDM信号の場合にCES化する。このとき、OLTから通知されるGSTからCES化周期を逆算してCES化開始時刻を決定し、TDM信号のCES化を開始する。これにより、ONUにおけるバッファ遅延が最小となるようにCES化完了時刻とGSTが同期し、CES化完了とともにCES化信号が送信される。このように本発明における帯域割当は、従来の動的帯域割当方式のように、ONUから蓄積フレーム量の通知を受けてOLTが帯域割当を行うのと違って、DBA遅延は発生せず、バッファ遅延も最小限になる。
OLTは、CES化周期分だけシフトしたGST2,GST3,…を順次更新し、CES化周期と同じ送信許可周期でONUへ繰り返し通知する。これにより、ONUは動的帯域割当制御を行わずに、TDM信号をCES化した信号をCES化周期で繰り返しOLTへ送信することができる。OLTに接続される複数のONUに対しても、図2に示すように、各ONUのCES化周期と送信許可周期が同期し、各ONUからCES化完了とともにCES化信号が送信される。なお、各ONUが複数のCES化周期に対応する場合は、OLTから通知されるCES化周期でTDM信号のCES化を行う。
なお、OLTがONUに対してCES化周期と同じ周期で送信許可を繰り返し通知する代わりに、ONUが最初に通知されたCES化周期、GST、GLに基づき、その後は装置内クロックでCES化周期をカウントして自律的に次のGSTを更新し、TDM信号をCES化した信号をCES化周期で繰り返しOLTへ送信するようにしてもよい。
このように、本発明における帯域割当制御は、送信許可周期が固定であるために従来の固定帯域割当制御に近いが、CES化周期に応じた送信許可周期であることから、従来の固定帯域割当方式が有していた割当帯域とCES化周期のミスマッチによるフレームへの信号収容効率の低下を改善することができる。これは、図2に示すように、各ONUのCES化周期に応じた帯域割当を行い際に、他のONUで使用しているタイムスロットと重複しないタイムスロットを割り当てることにより可能となる。以下、図3〜図5を参照して具体的に説明する。
本発明では、TDM信号を一定周期でCES化した固定帯域を有するパケット信号と、Ethernet信号のようなトラフィックがバースト的に変化する動的帯域を有するパケット信号の両方を取り扱うことを想定している。OLTに時刻同期した各ONUは、ONUに収容したこれらのクライアント信号をOLTに割り当てられた帯域(GST,GL)で送信する。ここで、各ONUに割り当てられる帯域の最小単位を「タイムスロット(TS)」と定義する。本実施例では、各TSの大きさは固定とし、1500byteのパケットを1Gbps で伝送した場合に必要な12.5μs 程度と仮定する。
(帯域割当例1)
図3は、TDM回線のみの場合の帯域割当例1を示す。ここでは、CES化周期が 500μs,1ms,2ms のTDM回線を収容する場合を考える。なお、CES化周期 500μs は、規定の最小CES化周期 125μs の4倍であり、本実施例の最小CES化周期となる。CES化周期 500μs のONU1が初めに登録され、CES化周期1ms のONU2,ONU3およびONU4、CES化周期2ms のONU5の順に追加されるとする。この時の手順を以下に示す。
(1) ONU1は送信許可周期の初めのTSに割り当て、ONU1のCES化周期 500μs ごとに当該TSを割り当てる。ここでは、0, 500μs,1000μs,…の順にGSTが更新される。
(2) ONU2を追加するときは、既に収容されているONU1のCES化周期と異なるので、ONU1に割り当てたTSに隣接するTSに、CES化周期1ms ごとにONU2のTSを割り当てる。ここでは、GSTが12.5μs,1012.5μs,2012.5μs,…の順に更新される。
(3) ONU3を追加するときは、すでに収容されているONU2のCES化周期1ms と同じため、ONU2のGSTから最小CES化周期分( 500μs )ずらしてONU3のTSを割り当てる。ここでは、GSTが 512.5μs,1512.5μs,…の順に更新される。
(4) ONU4を追加するときは、すでに収容されているONU2,ONU3のCES化周期1ms と同じため、ONU2,ONU3のGSTから最小CES化周期分( 500μs )ずらしてTSを割り当てようとするが空きTSがない。この場合には、例えばONU2に割り当てたTSに隣接するTSに、CES化周期1ms ごとにONU4のTSを割り当てる。ここでは、GSTが25μs,1025μs,2025μs,…の順に更新される。
(5) ONU5を追加するときは、すでに既に収容されているONU1〜ONU4のCES化周期と異なるので、例えばONU3に割り当てたTSに隣接するTSに、CES化周期2ms ごとにONU5のTSを割り当てる。ここでは、GSTが 525μs,2525μs,…の順に更新される。
このように、異なるCES化周期をもつONUのクライアント信号は隣接するTSに割り当て、同じCES化周期をもつONUのクライアント信号は最小CES化周期分ずらしたTSが空きTSであれば当該TSに割り当て、または当該TSが空きTSでなければ隣接するTSに割り当てることにより、従来の固定帯域割当方式が有していた割当帯域とCES化周期のミスマッチによるフレームへの信号収容効率の低下を改善することができる。
また、CES化周期やGST、GL等の回線・帯域管理情報はOLTのデータベースで管理されており、後から回線を追加するときに参照される。
(帯域割当例2)
図4は、TDM回線とEthernet回線が混在する場合の帯域割当例2を示す。ここでは、図3の帯域割当例1と同様のONU1〜ONU5に、Ethernet系のONU6が加わるものとする。
Ethernet系サービスは広帯域なサービスメニューを用意していることがあるため、多くのTSを使用する可能性がある。ONU6には、必要帯域に応じて複数TSを連続して割り当て可能とする。この時、TSごとに区切って上り帯域を割り当てるとガードタイムによる伝送効率低下を招くため、連続的に送信許可を与えるものとする。
また、Ethernet系サービスはトラフィックの発生が不規則であるため、ONUでのバッファ遅延が増える懸念があるが、他のONUに割り当てられていない空き帯域を割り当て、クライアント信号がONUに到着すると遅延無くOLTに転送可能とする。ただし、遅延揺らぎに敏感なユーザに対してはTSを定期的に配置する。また、中継ネットワークで帯域が制限されている場合、アクセス区間でも中継ネットワークで確保されている帯域と同量の帯域を提供する、ONUで上り方向への転送を制限する等、パケット廃棄が起こらない措置をとるものとする。
(帯域割当例3)
図5は、TDM回線とEthernet回線が混在する場合の帯域割当例3を示す。ここでは、図4の帯域割当例2と同様のONU1〜ONU6に、Ethernet系のONU7が加わるものとする。
TDM系サービスが追加される場合、図3の帯域割当例1と同様の方法で、それまでEthernet系サービスが占有していたTSの一部を開放して割り当てる。
一方、Ethernet系サービスが追加される場合、バースト的に到着するパケットのバッファ遅延を低減するため、ONU6とONU7に交互に帯域を割り当てる。この時、Ethernet系サービスのSLAなど品質規定を満足するTSの配置とする。
このように、新規回線が追加された場合は契約帯域、遅延品質規定を満足する範囲で、占有していた帯域を一旦開放して他の回線の追加収容を可能とする。
(ONUおよびOLTのPON−IFの構成例)
図6は、本発明におけるONUおよびOLTのPON−IFの構成例を示す。ここでは、図10 に示すPONシステムにおけるONUおよびOLTのPON−IFを抽出して示す。
図6において、ONU側のPON−IFは、下り方向(NNIからUNI方向)、上り方向(UNIからNNI方向)通信の主信号フレームそれぞれに対応するTDM回線終端部11およびEther 回線終端部12を備える。TDM回線終端部11で終端された主信号フレームは、CES化処理部13でOLTから指定されたCES化周期でCES化処理が行われる。Ether 回線終端部12およびCES化処理部13から出力されるCES化された主信号フレームはフレーム保持部14に格納され、OLTより指定されたGSTにフレーム送信部15から遅延なくOLTに送信される。ONUの装置内時刻はOLTと同期しており、送信指示部16でOLTより指示されたGSTに正確にフレームを送信可能である。
また、OLTから送信された主信号フレームおよび制御信号フレーム(CES化周期、GSTおよびGLを伝送するフレーム)はフレーム受信部17で受信されたのち、フレーム保持部14に格納される。制御信号フレームは制御信号生成/処理部18で処理され、CES化処理部13および送信指示部16を制御する。TDM系の主信号フレームは、CES化処理部13でパケット信号からTDM信号に変換され、TDM回線終端部11からユーザ端末に転送される。Ether 系の主信号フレームは、Ether 回線終端部12からユーザ端末に転送される。
OLT側のPON−IFは、ONU側のPON−IFから受信した主信号フレームおよび制御信号フレームはフレーム受信部21を介してフレーム保持部22に格納される。主信号フレームはフレーム処理部23を介してL2SWに出力される。
ONUからの制御信号フレームは制御信号生成/処理部25で処理され、ONUのMACアドレスや時刻情報など帯域割当処理に必要な情報が帯域割当処理部26を介してDBの回線情報記憶部27に記憶される。帯域割当処理部26は、DBの帯域管理情報記憶部28から利用可能なTSを検索し、サービス種別に応じてCES化周期および割当帯域(GST,GL)、TS配置を決定する。制御信号生成/処理部25から出力される制御信号フレームおよびL2SWからフレーム処理部23を介して入力する主信号フレームは、フレーム保持部22を介してフレーム送信部24からONUに送信される。
回線情報記憶部27の一例を図7(1) に示す。ONUに対応するLLID、MACアドレス、サービス種別、契約帯域、CES化周期が設定される。帯域管理情報記憶部28の一例を図7(2) に示す。ONUに対応するLLID、RTT、GL、使用TS数、GSTが設定される。
図8は、OLTの帯域割当処理部26における帯域割当処理手順例を示す。
図8において、帯域割当処理部26は、 DISCOVERYプロセスを経てリンクを確立したONUのMACアドレスに基づき、回線情報記憶部27からサービス種別、CES化周期、契約帯域等の回線情報を読み出し(S1)、これらの回線情報を元に必要TS数を算出し(S2)、帯域管理情報記憶部28から利用可能なTSを検索する(S3)。
既存回線の有無を判断し(S4)、既存回線がなければ任意のTSを割り当てる(S5)。図3の帯域割当例1のONU1に割り当てるTSに相当する。一方、既存回線があれば既存回線のサービス種別に応じてTSの割当を行う(S6)。
ここで、既存回線がTDM回線のみであれば追加回線のサービス種別を判断し(S7)、追加回線がEther 回線であれば空きTSを連続して割り当てる(S8)。図4の帯域割当例2のONU6に割り当てるTSに相当する。
既存回線がTDM回線のみであり、追加回線がTDM回線であればそのCES化周期が既存回線と同じか否かを確認する(S9)。既存回線と異なるCES化周期のTDM回線を追加する場合は、既存回線に割り当てられているTSの前後のTSを割り当てる(S10)。図3の帯域割当例1では、ONU2やONU4に割り当てるTSに相当する。
既存回線がTDM回線のみであり、追加回線がTDM回線であり、そのCES化周期が既存回線と同じであれば、既存回線を収容しているTSからPONシステム収容の回線の中で最小CES化周期(図3の帯域割当例1では 500μs )だけずらしたTSに空きがあるか否かを探索する(S11)。空きTSの探索は、最小CES化周期ずつずらしながら最大CES化周期(同2ms )に渡って行う。最小CES化周期ずらしたTSに空きがあれば、CES化周期が同じ既存回線に割り当てのTSから最小CES化周期ずらしたTSを割り当てる(S12)。図3の帯域割当例1では、ONU3やONU5に割り当てるTSに相当する。一方、最小CES化周期ずらしたTSに空きがなければ、既存回線に割り当てられているTSの前後のTSを割り当てる(S10)。
既存回線がTDM回線とEther 回線であれば追加回線のサービス種別を判断し(S13)、追加回線がEther 回線であれば、既存のEther 回線が占有しているTSの一部を開放し、既存のEther 回線と交互にTSを割り当てる(S14)。図5の帯域割当例3のONU7に割り当てるTSに相当する。既存回線がTDM回線とEther 回線であり、追加回線がTDM回線であれば、既存のEther 回線が占有しているTSの一部を開放し(S15)、ステップS9以降の処理を行う。
既存回線がEther 回線のみであれば追加回線のサービス種別を判断し(S16)、追加回線がEther 回線であれば、既存のEther 回線が占有しているTSの一部を開放し、既存のEther 回線と交互にTSを割り当てる(S17)。既存回線がEther 回線のみであり、追加回線がTDM回線であれば、既存のEther 回線が占有しているTSの一部を開放して割り当てる(S18)。
以上の処理において、Ether 回線のTSの一部を開放する場合は、契約帯域や品質規定を損なわない場合に限る。
ステップS5、S8、S10、S12、S14、S17によるTS割当が完了すると、追加回線に割り当てたTSから当該ONUのGST、GLを算出し(S19)、帯域管理情報記憶部28を更新して帯域割当処理を終了する。そして、追加回線がTDM回線であれば当該ONUにCES化周期、GST、GLを通知し、追加回線がEther 回線であれば当該ONUにGST、GLを通知する。
図9は、ONUのCES化開始時刻の算出処理手順例を示す。
図9において、ONUは電源を入れて起動すると(S21)、 Discoveryプロセスを実行してOLTと時刻同期をとる(S22)。そして、OLTからCES化周期、GST、GLが通知されると(S23,S24)、ONUはGSTからCES化周期を逆算してCES化開始時刻を決定し(S25)、当該CES化開始時刻からCES化処理を開始する(S26,S27)。CES化処理で生成されたパケットは、指定されたGSTでOLTに向けて送信される。
ONU 終端装置
OLT 端局装置
11 TDM回線終端部
12 Ether 回線終端部
13 CES化処理部
14 フレーム保持部
15 フレーム送信部
16 送信指示部
17 フレーム受信部
18 制御信号生成/処理部
21 フレーム受信部
22 フレーム保持部
23 フレーム処理部
24 フレーム送信部
25 制御信号生成/処理部
26 帯域割当処理部
27 回線情報記憶部
28 帯域管理情報記憶部

Claims (6)

  1. それぞれサービス種別に応じたCES化周期でTDM信号をパケット信号に変換する複数の終端装置と、
    前記複数の終端装置に対して前記パケット信号を送信する帯域をそれぞれ割り当て、前記複数の終端装置との間で前記パケット信号の多重化伝送を行う端局装置と
    を備えた分岐光アクセスシステムにおいて、
    前記端局装置は、前記終端装置のCES化周期に応じた周期で、前記パケット信号を送信する送信開始時刻および送信許可量を含む帯域を通知し、前記終端装置からの送信を許可する手段を備え、
    前記終端装置は、前記端局装置から通知される送信許可の周期に同期して前記TDM信号をパケット信号に変換して送信する手段を備えた
    ことを特徴とする分岐光アクセスシステム。
  2. それぞれサービス種別に応じたCES化周期でTDM信号をパケット信号に変換する複数の終端装置と、
    前記複数の終端装置に対して前記パケット信号を送信する帯域をそれぞれ割り当て、前記複数の終端装置との間で前記パケット信号の多重化伝送を行う端局装置と
    を備えた分岐光アクセスシステムにおいて、
    前記端局装置は、前記終端装置のCES化周期と、前記パケット信号を送信する送信開始時刻および送信許可量を含む帯域を通知し、前記終端装置からの送信を許可する手段を備え、
    前記終端装置は、前記端局装置から通知される前記送信開始時刻を基準に前記CES化周期に同期して前記TDM信号をパケット信号に変換し、前記CES化周期で更新される送信開始時刻で送信する手段を備えた
    ことを特徴とする分岐光アクセスシステム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の分岐光アクセスシステムにおいて、
    前記終端装置は、前記端局装置から通知される前記送信開始時刻と前記CES化周期からCES化開始時刻を決定し、前記CES化周期でTDM信号から変換されたパケット信号を前記送信開始時刻で送信する構成である
    ことを特徴とする分岐光アクセスシステム。
  4. 複数の終端装置でそれぞれサービス種別に応じたCES化周期でTDM信号をパケット信号に変換し、端局装置から前記複数の終端装置に対して前記パケット信号を送信する帯域をそれぞれ割り当て、前記複数の終端装置との間で前記パケット信号の多重化伝送を行う分岐光アクセス方法において、
    前記端局装置は、前記終端装置のCES化周期に応じた周期で、前記パケット信号を送信する送信開始時刻および送信許可量を含む帯域を通知し、前記終端装置からの送信を許可し、
    前記終端装置は、前記端局装置から通知される送信許可の周期に同期して前記TDM信号をパケット信号に変換して送信する
    ことを特徴とする分岐光アクセス方法。
  5. 複数の終端装置でそれぞれサービス種別に応じたCES化周期でTDM信号をパケット信号に変換し、端局装置から前記複数の終端装置に対して前記パケット信号を送信する帯域をそれぞれ割り当て、前記複数の終端装置との間で前記パケット信号の多重化伝送を行う分岐光アクセス方法において、
    前記端局装置は、前記終端装置のCES化周期と、前記パケット信号を送信する送信開始時刻および送信許可量を含む帯域を通知し、前記終端装置からの送信を許可し、
    前記終端装置は、前記端局装置から通知される前記送信開始時刻を基準に前記CES化周期に同期して前記TDM信号をパケット信号に変換し、前記CES化周期で更新される送信開始時刻で送信する
    ことを特徴とする分岐光アクセス方法。
  6. 請求項4または請求項5に記載の分岐光アクセス方法において、
    前記終端装置は、前記端局装置から通知される前記送信開始時刻と前記CES化周期からCES化開始時刻を決定し、前記CES化周期でTDM信号から変換されたパケット信号を前記送信開始時刻で送信する
    ことを特徴とする分岐光アクセス方法。
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