JP5822857B2 - 光通信システム及び帯域割当方法 - Google Patents

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Description

本発明は、親局装置と複数の子局装置が接続される光通信システムにおいて、親局装置が複数の子局装置に上り通信の帯域割当を行う帯域割当方法に関する。
Passive Optical Network (PON)として知られる、親局装置と複数の子局装置がスプリッタを通して接続される光通信システムでは、各子局装置から親局装置への上り通信帯域を制御することにより、各子局装置から親局装置への上りデータの衝突を起こさないようにする、動的帯域割当方式が採用されている。
動的帯域割当方式において、たとえば、Gigabit Ethernet(登録商標) PON (GE−PON)では、Multi Point Control Protocol (MPCP)が用いられる(非特許文献1を参照)。
動的帯域割当方式において、各子局装置から親局装置への送信要求通知、親局装置から各子局装置への送信許可通知、各子局装置から親局装置への上りデータ送信、が周期的に繰り返されており、一連の繰り返しの最少単位は、帯域割当周期と呼ばれる。
ここで、動的帯域割当方式において、上りデータは、各子局装置に入力されるタイミングによっては、帯域割当周期分だけ各子局装置に蓄積されてから親局装置に送信される。このため、通常の動的帯域割当方式において、遅延揺らぎが品質に影響しやすい通信サービスと遅延揺らぎが品質に影響しにくい通信サービスが混在する通信システムでは、高い帯域利用効率を維持しながら低い遅延ゆらぎを達成することができない。遅延揺らぎが品質に影響しやすい通信サービスとして、たとえば、IP電話サービスが挙げられる。
そこで、図1のような動的帯域割当方式を採用する。つまり、各帯域割当周期の先頭において、固定帯域を割り当て、各帯域割当周期の残りにおいて、動的帯域を割り当てる。そして、遅延揺らぎが品質に影響しやすい通信サービスについて、固定帯域を割り当て、遅延揺らぎが品質に影響しにくい通信サービスについて、動的帯域を割り当てる。このように、固定帯域割当と動的帯域割当を、時間の経過に連れて交互に行う。
このため、図1のような動的帯域割当方式において、遅延揺らぎが品質に影響しやすい通信サービスと遅延揺らぎが品質に影響しにくい通信サービスが混在する通信システムでも、高い帯域利用効率を維持しながら低い遅延ゆらぎを達成することができる。
技術基礎講座「GE−PON技術」、"第1回 PONとは"、NTT技術ジャーナル2005.8、pp.71−74.
しかし、図1のような動的帯域割当方式では、遅延揺らぎが品質に影響しやすい通信サービスが、時間帯によらず一定の利用率を見込める通信サービスでなければ、各帯域割当周期の先頭において必ず固定帯域を割り当てることは、帯域利用効率を上げるための動的帯域割当の時間を制限し、帯域利用効率の低下の要因となる。
ところで、一般的に、動的帯域割当と固定帯域割当を行う以外に、親局装置に接続される各子局装置の台数の増減を定期的に確認するために、ディスカバリーゲートと呼ばれる、親局装置からの同報通知を行い、ディスカバリーウィンドウと呼ばれる、新規子局装置からのレジスタリクエストを受け付ける期間を設ける。
ディスカバリーウィンドウを設ける方式として、図2、3に示す動的帯域割当方式が挙げられる。図2、3において、上側は図1と同様であり、下側はそれぞれに特有である。
図2に示す動的帯域割当方式では、第n帯域割当周期及び第(n+1)帯域割当周期の間に、ディスカバリーウィンドウを割り当てる。すると、遅延揺らぎが品質に影響しにくい通信サービスについては、図1の場合とほぼ同様な動的帯域が割り当てられる。しかし、遅延揺らぎが品質に影響しやすい通信サービスについては、図1の場合より遅延揺らぎが大きくなる。つまり、図2の場合でも、図1の場合の課題は、解決されない。
図3に示す動的帯域割当方式では、第n帯域割当周期の前半及び後半に、動的帯域及びディスカバリーウィンドウをそれぞれ割り当てる。すると、遅延揺らぎが品質に影響しやすい通信サービスについては、図1の場合とほぼ同様に遅延揺らぎが小さくなる。しかし、遅延揺らぎが品質に影響しにくい通信サービスについては、図1の場合より小さな動的帯域が割り当てられる。つまり、図3の場合でも、図1の場合の課題は、解決されない。
そこで、前記課題を解決するために、本発明は、遅延揺らぎが品質に影響しやすい通信サービスが、時間帯によらず一定の利用率を見込める通信サービスでなくても、遅延揺らぎが品質に影響する程度が異なる通信サービスが混在する通信システムでも、高い帯域利用効率を維持しながら低い遅延ゆらぎを達成することを目的とする。
上記目的を達成するために、親局装置は、ディスカバリー期間において、親局装置に接続される各子局装置の台数の増減を定期的に確認するのみならず、遅延ゆらぎの抑制の必要度が高いと判別された上りデータの送信を許可することとした。
具体的には、本発明は、親局装置と複数の子局装置がスプリッタを通して接続される光通信システムであって、各子局装置は、遅延ゆらぎの抑制の必要度に応じて、上りデータを分別するデータ判別部と、遅延ゆらぎの抑制の必要度が低いと判別された上りデータと、遅延ゆらぎの抑制の必要度が高いと判別された上りデータと、について、各子局装置内のデータ蓄積量に基づく送信要求量を前記親局装置に通知する送信要求量通知部と、遅延ゆらぎの抑制の必要度が低いと判別された上りデータと、遅延ゆらぎの抑制の必要度が高いと判別された上りデータと、について、前記親局装置から通知された送信許可量に基づいて前記親局装置に送信する上りデータ送信部と、を備え、前記親局装置は、遅延ゆらぎの抑制の必要度が低いと判別された上りデータについて、送信許可量が各子局装置毎に及び各割当期間毎に動的に割り当てられる動的帯域割当期間における送信許可量を、各子局装置から通知された送信要求量に基づいて各子局装置に通知し、遅延ゆらぎの抑制の必要度が高いと判別された上りデータについて、前記親局装置に接続される各子局装置の台数の増減が定期的に確認されるディスカバリー期間における送信許可量を、各子局装置から通知された送信要求量に基づいて各子局装置に通知する帯域割当制御部、を備えることを特徴とする光通信システムである。
また、本発明は、親局装置が複数の子局装置に上り通信の帯域割当を行う帯域割当方法であって、各子局装置は、遅延ゆらぎの抑制の必要度に応じて、上りデータを分別し、各子局装置は、遅延ゆらぎの抑制の必要度が低いと判別された上りデータと、遅延ゆらぎの抑制の必要度が高いと判別された上りデータと、について、各子局装置内のデータ蓄積量に基づく送信要求量を前記親局装置に通知し、前記親局装置は、遅延ゆらぎの抑制の必要度が低いと判別された上りデータについて、送信許可量が各子局装置毎に及び各割当期間毎に動的に割り当てられる動的帯域割当期間における送信許可量を、各子局装置から通知された送信要求量に基づいて各子局装置に通知し、遅延ゆらぎの抑制の必要度が高いと判別された上りデータについて、前記親局装置に接続される各子局装置の台数の増減が定期的に確認されるディスカバリー期間における送信許可量を、各子局装置から通知された送信要求量に基づいて各子局装置に通知し、各子局装置は、遅延ゆらぎの抑制の必要度が低いと判別された上りデータと、遅延ゆらぎの抑制の必要度が高いと判別された上りデータと、について、前記親局装置から通知された送信許可量に基づいて前記親局装置に送信することを特徴とする帯域割当方法である。
この構成によれば、ディスカバリー期間が定期的に設定され、遅延ゆらぎの抑制の必要度が高い上りデータがディスカバリー期間に送信される。さらに、各帯域割当周期が動的帯域割当に利用され、図1〜3の場合と比較して固定帯域割当に利用されていない。よって、遅延揺らぎが品質に影響する程度が異なる通信サービスが混在する通信システムでも、高い帯域利用効率を維持しながら低い遅延ゆらぎを達成することができる。
また、本発明は、前記データ判別部は、送信許可量が各子局装置毎に各割当期間によらず固定で割り当てられる固定帯域割当の適用の有無に応じて、上りデータを分別し、前記上りデータ送信部は、固定帯域割当の適用がされるべきと判別された上りデータについて、各子局装置毎に割り当てられた固定帯域に基づいて前記親局装置に送信することを特徴とする光通信システムである。
また、本発明は、各子局装置は、送信許可量が各子局装置毎に各割当期間によらず固定で割り当てられる固定帯域割当の適用の有無に応じて、上りデータを分別し、各子局装置は、固定帯域割当の適用がされるべきと判別された上りデータについて、各子局装置毎に割り当てられた固定帯域に基づいて前記親局装置に送信することを特徴とする帯域割当方法である。
この構成によれば、ディスカバリー期間が定期的に設定され、遅延ゆらぎの抑制の必要度が高い上りデータがディスカバリー期間に送信される。さらに、各帯域割当周期が動的帯域割当に利用され、図1〜3の場合と比較して固定帯域割当に利用される程度が低い。よって、遅延揺らぎが品質に影響する程度が異なる通信サービスが混在する通信システムでも、高い帯域利用効率を維持しながら低い遅延ゆらぎを達成することができる。
また、本発明は、前記ディスカバリー期間の発生頻度は、遅延ゆらぎの抑制の必要度が高いと判別された上りデータについての送信要求量及び遅延ゆらぎ許容量のうち、少なくともいずれかに応じて動的に切り替えられることを特徴とする光通信システムである。
また、本発明は、前記ディスカバリー期間の発生頻度は、遅延ゆらぎの抑制の必要度が高いと判別された上りデータについての送信要求量及び遅延ゆらぎ許容量のうち、少なくともいずれかに応じて動的に切り替えられることを特徴とする帯域割当方法である。
この構成によれば、遅延ゆらぎの抑制の必要度が高い上りデータについて、送信要求量が大きいほど又は遅延ゆらぎ許容量が小さいほど、ディスカバリー期間の発生頻度が高く設定される。よって、遅延揺らぎが品質に影響しやすい通信サービスが、時間帯によらず一定の利用率を見込める通信サービスでなくても、本発明はさらに有利である。
なお、上記各発明は、可能な限り組み合わせることができる。
本発明により、遅延揺らぎが品質に影響しやすい通信サービスが、時間帯によらず一定の利用率を見込める通信サービスでなくても、遅延揺らぎが品質に影響する程度が異なる通信サービスが混在する通信システムでも、高い帯域利用効率を維持しながら低い遅延ゆらぎを達成することが可能となる。
従来技術の上り帯域割当のタイムチャートである。 従来技術の上り帯域割当及びディスカバリーのタイムチャートである。 従来技術の上り帯域割当及びディスカバリーのタイムチャートである。 本願発明の上り帯域割当及びディスカバリーのタイムチャートである。 実施形態1の光通信システムの構成を示す図である。 実施形態1の上り帯域割当及びディスカバリーのタイムチャートである。 実施形態2の光通信システムの構成を示す図である。 実施形態2の上り帯域割当及びディスカバリーのタイムチャートである。 実施形態3の上り帯域割当及びディスカバリーのタイムチャートである。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施の例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(本願発明の概要)
本願発明の上り帯域割当及びディスカバリーのタイムチャートを図4に示す。本発明では、帯域割当周期及びディスカバリーウィンドウ(Discovery Window:DW)が、周期的に設定される。具体的には、各ディスカバリーウィンドウが、図4のように4回の帯域割当周期を挟み、周期的に設定される。
親局装置は、ディスカバリーウィンドウにおいて、親局装置に接続される各子局装置の台数の増減を定期的に確認するのみではない。つまり、親局装置は、ディスカバリーウィンドウにおいて、遅延ゆらぎの抑制の必要度が高いと判別された上りデータの送信を許可する。そして、親局装置は、帯域割当周期において、遅延ゆらぎの抑制の必要度が低いと判別された上りデータの送信を許可する。なお、親局装置は、固定帯域割当を行わなくてもよく(実施形態1)、固定帯域割当を行ってもよい(実施形態2)。
このように、ディスカバリーウィンドウが定期的に設定され、遅延ゆらぎの抑制の必要度が高い上りデータがディスカバリー期間に送信されている。そして、各帯域割当周期が動的帯域割当に利用され、図1〜3の場合と比較して、固定帯域割当に利用されていないか(実施形態1)、固定帯域割当に利用される程度が低い(実施形態2)。
よって、遅延揺らぎが品質に影響する程度が異なる通信サービスが混在する通信システムでも、高い帯域利用効率を維持しながら低い遅延ゆらぎを達成することができる。そして、遅延揺らぎが品質に影響しやすい通信サービスが、時間帯によらず一定の利用率を見込める通信サービスでなくても、本発明は適用可能である。
(実施形態1)
実施形態1の光通信システムの構成を図5に示す。親局装置1と複数の子局装置2−1、2−2、2−3、・・・、2−nが、スプリッタ3を通して接続される。
各子局装置2は、ONU(Optical Network Unit)であり、データ判別部21、動的帯域割当データ保持部22、DW割当データ保持部23、光送受信部24及び送信要求量通知部25を有する。
データ判別部21は、遅延ゆらぎの抑制の必要度に応じて、上りデータを分別する。具体的には、データ判別部21は、上りデータを動的帯域割当によって送るのか、上りデータをディスカバリーウィンドウで送るのか、を判別する。
動的帯域割当データ保持部22は、データ判別部21から送られた動的帯域割当期間での送信データを、光送受信部24に決められたタイミングで送るまで保持する。
DW割当データ保持部23は、データ判別部21から送られたディスカバリーウィンドウでの送信データを、光送受信部24に決められたタイミングで送るまで保持する。
送信要求量通知部25は、遅延ゆらぎの抑制の必要度が低いと判別された上りデータと、遅延ゆらぎの抑制の必要度が高いと判別された上りデータと、について、各子局装置2内のデータ蓄積量に基づく送信要求量を親局装置1に通知する。
光送受信部24は、遅延ゆらぎの抑制の必要度が低いと判別された上りデータと、遅延ゆらぎの抑制の必要度が高いと判別された上りデータと、について、親局装置1から通知された送信許可量に基づいて親局装置1に送信する。具体的には、光送受信部24は、動的帯域割当データ保持部22から送られた動的帯域割当期間での送信データと、DW割当データ保持部23から送られたディスカバリーウィンドウでの送信データを、光信号に変換し親局装置1へ送信する。光送受信部24は、上りデータ送信部に対応する。
親局装置1は、OLT(Optical Line Terminal)であり、光送受信部11、上位ネットワークインターフェース12及び帯域割当制御部13を有する。
光送受信部11は、各子局装置2から伝送された光信号を、電気信号に変換し上位ネットワークインターフェース12へ送信する。上位ネットワークインターフェース12は、光送受信部1から送られた電気信号を、上位ネットワークへ送信する。光送受信部11は、ディスカバリーウィンドウの各タイミングで受光する予定である各子局装置2からの光信号に対して、最適な出力を生成するように、増幅器の制御を行うことも可能である。
帯域割当制御部13は、遅延ゆらぎの抑制の必要度が低いと判別された上りデータについて、動的帯域割当期間(この割当期間では、送信許可量が各子局装置2毎に及び各割当期間毎に動的に割り当てられる。)における送信許可量を、各子局装置2から通知された送信要求量に基づいて各子局装置2に通知する。
帯域割当制御部13は、遅延ゆらぎの抑制の必要度が高いと判別された上りデータについて、ディスカバリーウィンドウ(このウィンドウでは、親局装置に接続される各子局装置2の台数の増減が定期的に確認される。)における送信許可量を、各子局装置2から通知された送信要求量に基づいて各子局装置2に通知する。
実施形態1の上り帯域割当及びディスカバリーのタイムチャートを図6に示す。図6では、親局装置1が子局装置2−1、2−2に帯域割当を行っているところに、子局装置2−3が新規に追加された場合において、帯域割当方法を示す。
Rは送信要求通知、Gは送信許可通知、Dは動的帯域割当データ、DGはディスカバリーゲート、DWDはDW割当データ、LJDは低ジッタデータ、RRはレジスタリクエストを表す。親局装置1及び各子局装置2の時間軸において、Tx及びRxは送信及び受信を表す。各装置の送受信データを結ぶ矢印は、送信元及び送信先を示す。
第n帯域割当周期において、子局装置2−1、2−2は、親局装置1に、送信要求通知Rを送信する。ここで、送信要求通知Rには、動的帯域割当データ保持部22及びDW割当データ保持部23での上りデータ蓄積量に関する情報が含まれる。
親局装置1は、第n帯域割当周期及び第(n+1)帯域割当周期の間に、ディスカバリーウィンドウを設定する。そこで、親局装置1は、送信要求通知Rに含まれるDW割当データ保持部23での上りデータ蓄積量に関する情報に基づいて、子局装置2−1、2−2に、ディスカバリーゲートDGを送信する。ここで、ディスカバリーゲートDGには、ディスカバリーウィンドウでの各子局装置2の送信開始時刻及び送信許可量に関する情報が含まれる。そして、親局装置1は、ディスカバリーゲートDGの同報通知を行う。
ここで、子局装置2−3は、第n帯域割当周期までには、親局装置1に接続され、且つ、第n帯域割当周期まででは、親局装置1に未登録である。
ディスカバリーウィンドウにおいて、子局装置2−1、2−2は、ディスカバリーゲートDGに含まれる各子局装置2の送信開始時刻及び送信許可量に関する情報に基づいて、親局装置1に、DW割当データDWDを低ジッタデータLJDとして送信する。ディスカバリーウィンドウにおいて、子局装置2−3は、ディスカバリーゲートDGに含まれる登録指示に基づいて、親局装置1に、レジスタリクエストRRを送信する。
図6では、子局装置2−1、2−2からの低ジッタデータLJDが親局装置1に到着する時間と、子局装置2−3からのレジスタリクエストRRが親局装置1に到着する時間は、重なっていない。ここで、レジスタリクエストRRが、低ジッタデータLJDと衝突する可能性も存在する。しかし、レジスタリクエストRRは、今回のディスカバリーウィンドウで喪失したとしても、次回のディスカバリーウィンドウで喪失しなければよい。
第(n+1)帯域割当周期において、親局装置1は、送信要求通知R及びレジスタリクエストRRに含まれる動的帯域割当データ保持部22での上りデータ蓄積量に関する情報に基づいて、子局装置2−1、2−2、2−3に、送信許可通知Gを送信する。ここで、送信許可通知Gには、帯域割当周期での各子局装置2の送信開始時刻及び送信許可量に関する情報が含まれる。以降の動的帯域割当の手順は、本願と従来で同様である。
(実施形態2)
実施形態2の光通信システムの構成を図7に示す。実施形態2の上り帯域割当及びディスカバリーのタイムチャートを図8に示す。実施形態1、2の相違点について説明する。
データ判別部21は、送信許可量が各子局装置2毎に各割当期間によらず固定で割り当てられる固定帯域割当の適用の有無に応じて、上りデータを分別する。具体的には、データ判別部21は、上りデータを動的帯域割当によって送るのか、上りデータを固定帯域割当によって送るのか、上りデータをディスカバリーウィンドウで送るのか、を判別する。
固定帯域割当データ保持部26は、データ判別部21から送られた固定帯域割当期間での送信データを、光送受信部24に決められたタイミングで送るまで保持する。
光送受信部24は、固定帯域割当の適用がされるべきと判別された上りデータについて、各子局装置2毎に割り当てられた固定帯域に基づいて親局装置1に送信する。具体的には、光送受信部24は、固定帯域割当データ保持部26から送られた固定帯域割当期間での送信データを、光信号に変換し親局装置1へ送信する。
子局装置2−1からの固定帯域割当データCDは、各帯域割当周期の先頭領域に割り当てられる。隣接帯域割当周期間にディスカバリーウィンドウが入るときには、隣接帯域割当周期間にディスカバリーウィンドウが入らないときより、ディスカバリーウィンドウの時間だけ、固定帯域割当データCDの送信間隔が大きくなる。
(実施形態3)
実施形態3の上り帯域割当及びディスカバリーのタイムチャートを図9に示す。ディスカバリーウィンドウの発生頻度は、遅延ゆらぎの抑制の必要度が高いと判別された上りデータについての送信要求量及び遅延ゆらぎ許容量のうち、少なくともいずれかに応じて動的に切り替えられる。図9の上下では、ディスカバリーウィンドウの発生頻度が異なる。
具体的には、遅延ゆらぎの抑制の必要度が高い上りデータについて、送信要求量が大きいほど又は遅延ゆらぎ許容量が小さいほど、ディスカバリーウィンドウの発生頻度が高く設定される。よって、遅延揺らぎが品質に影響しやすい通信サービスが、時間帯によらず一定の利用率を見込める通信サービスでなくても、本発明はさらに有利である。
図9の上側では、各ディスカバリーウィンドウが、4回の帯域割当周期を挟み、周期的に設定され、DW割当データ要求量が小さいほど、又は、遅延ゆらぎ許容量が大きいほど、有利である。図9の下側では、各ディスカバリーウィンドウが、2回の帯域割当周期を挟み、周期的に設定され、DW割当データ要求量が大きいほど、又は、遅延ゆらぎ許容量が小さいほど、有利である。当然、ディスカバリーウィンドウの発生頻度が、図9の上下以外の3種類以上の状態をとる帯域割当方式も、設計可能である。
本発明は、低遅延ゆらぎが要求される通信サービスと遅延ゆらぎが許容される通信サービスが混在した、1対多の光通信システムに適用することができる。
1:親局装置
2、2−1、2−2、2−3、2−n:子局装置
3:スプリッタ
11:光送受信部
12:上位ネットワークインターフェース
13:帯域割当制御部
21:データ判別部
22:動的帯域割当データ保持部
23:DW割当データ保持部
24:光送受信部
25:送信要求量通知部
26:固定帯域割当データ保持部

Claims (6)

  1. 親局装置と複数の子局装置がスプリッタを通して接続される光通信システムであって、
    各子局装置は、
    遅延ゆらぎの抑制の必要度に応じて、上りデータを分別するデータ判別部と、
    遅延ゆらぎの抑制の必要度が低いと判別された上りデータと、遅延ゆらぎの抑制の必要度が高いと判別された上りデータと、について、各子局装置内のデータ蓄積量に基づく送信要求量を前記親局装置に通知する送信要求量通知部と、
    遅延ゆらぎの抑制の必要度が低いと判別された上りデータと、遅延ゆらぎの抑制の必要度が高いと判別された上りデータと、について、前記親局装置から通知された送信許可量に基づいて前記親局装置に送信する上りデータ送信部と、
    を備え、
    前記親局装置は、
    遅延ゆらぎの抑制の必要度が低いと判別された上りデータについて、送信許可量が各子局装置毎に及び各割当期間毎に動的に割り当てられる動的帯域割当期間における送信許可量を、各子局装置から通知された送信要求量に基づいて各子局装置に通知し、遅延ゆらぎの抑制の必要度が高いと判別された上りデータについて、前記親局装置に接続される各子局装置の台数の増減が定期的に確認されるディスカバリー期間における送信許可量を、各子局装置から通知された送信要求量に基づいて各子局装置に通知する帯域割当制御部、
    を備えることを特徴とする光通信システム。
  2. 前記データ判別部は、送信許可量が各子局装置毎に各割当期間によらず固定で割り当てられる固定帯域割当の適用の有無に応じて、上りデータを分別し、
    前記上りデータ送信部は、固定帯域割当の適用がされるべきと判別された上りデータについて、各子局装置毎に割り当てられた固定帯域に基づいて前記親局装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光通信システム。
  3. 前記ディスカバリー期間の発生頻度は、遅延ゆらぎの抑制の必要度が高いと判別された上りデータについての送信要求量及び遅延ゆらぎ許容量のうち、少なくともいずれかに応じて動的に切り替えられることを特徴とする請求項1又は2に記載の光通信システム。
  4. 親局装置が複数の子局装置に上り通信の帯域割当を行う帯域割当方法であって、
    各子局装置は、遅延ゆらぎの抑制の必要度に応じて、上りデータを分別し、
    各子局装置は、遅延ゆらぎの抑制の必要度が低いと判別された上りデータと、遅延ゆらぎの抑制の必要度が高いと判別された上りデータと、について、各子局装置内のデータ蓄積量に基づく送信要求量を前記親局装置に通知し、
    前記親局装置は、遅延ゆらぎの抑制の必要度が低いと判別された上りデータについて、送信許可量が各子局装置毎に及び各割当期間毎に動的に割り当てられる動的帯域割当期間における送信許可量を、各子局装置から通知された送信要求量に基づいて各子局装置に通知し、遅延ゆらぎの抑制の必要度が高いと判別された上りデータについて、前記親局装置に接続される各子局装置の台数の増減が定期的に確認されるディスカバリー期間における送信許可量を、各子局装置から通知された送信要求量に基づいて各子局装置に通知し、
    各子局装置は、遅延ゆらぎの抑制の必要度が低いと判別された上りデータと、遅延ゆらぎの抑制の必要度が高いと判別された上りデータと、について、前記親局装置から通知された送信許可量に基づいて前記親局装置に送信する
    ことを特徴とする帯域割当方法。
  5. 各子局装置は、送信許可量が各子局装置毎に各割当期間によらず固定で割り当てられる固定帯域割当の適用の有無に応じて、上りデータを分別し、
    各子局装置は、固定帯域割当の適用がされるべきと判別された上りデータについて、各子局装置毎に割り当てられた固定帯域に基づいて前記親局装置に送信する
    ことを特徴とする請求項4に記載の帯域割当方法。
  6. 前記ディスカバリー期間の発生頻度は、遅延ゆらぎの抑制の必要度が高いと判別された上りデータについての送信要求量及び遅延ゆらぎ許容量のうち、少なくともいずれかに応じて動的に切り替えられることを特徴とする請求項4又は5に記載の帯域割当方法。
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