JP5329530B2 - 加熱システム - Google Patents

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Description

本発明は、軌道の転轍器に適用可能な電気的に作動する加熱部品を備える、軌道の転轍器のための加熱システムに関する。
軌道の転轍ポイントに氷雪がない状態を保つべく現在使用されている周知の転轍器用ヒータにはいくつかの問題がある。これは、現在使用されているヒータは、軌道レールと、転轍器の既存の側線(switch blade)、摩擦プレート及び支持クリートとの間に形成された隙間に氷雪がない状態を保つべく制御されていないため、雪が降っている場合、鉄道輸送のアクセスのしやすさが大きく低下することを意味する。
周知のヒータは、主にレールの基部に嵌合させるプレート式加熱素子と呼ばれるヒータバーの形態をしており、軌道レールを+10℃乃至+12℃の温度に加熱することにより、ある程度の放射熱が得られ、それによって側線と軌道レールとの間の表面に氷がない状態を保つことを企図している。既存のヒータの素子電圧は、超低電圧の範囲内の電圧ではない。既存のヒータは、約3mの長さを有し、600W、900W及び1200Wの3つの異なる電力を発生させることができる。現在の加熱システムの場合、短絡が発生することがあり、短絡により信号システムなどの故障を引き起こしている。また、ヒータが損傷を受けることにより、金属部品に突然電気が流れるようになるという危険性があり、その場合、金属部品に高電圧が生じるため非常に危険である。関係職員は、重大な安全リスク及び問題として、このことを経験している。転轍器の加熱を必要とする現在のシステムは、15〜20年前から存在している。このシステムは、大量のエネルギを必要とするが、大量の雪を処理できない。前記周知のシステムは、いくつかの例外を除いて基本的に世界中で使用されている。
また、更なる転轍器用ヒータも以前から知られており、そのようなものは、例えば、米国特許第4,391,425A号明細書、ドイツ国特許第4325002A1号明細書、米国特許第4,656,333A号明細書、米国特許第5,004,190A号明細書、特開2000−038702号公報、特開平8−105001号公報、特開平9−025603号公報、特開2000−058234号公報、特開平7−102501号公報、及び特開平9−025603号公報にそれぞれ記載されている。前記周知のシステム及びヒータも軌道レールを加熱するよう機能するものであり、温水を用いて作動させるものもある。転轍器から氷雪を除去するブラシ及びバーナも見出されている。
従って、本発明の主な目的は、主として軌道レールと転轍器が加熱される周知の転轍器用ヒータにおいて発生している問題を解決することであり、軌道レールと転轍器の可動側線との間の転轍器に隣接する領域に降ってきて又は入ってきて転轍器用ヒータと既に接触している雪を溶かすように機能する転轍器用ヒータを提供することであり、更に、構造及び機能の両方において単純で安全な装置を提供することである。
加えて、本発明の目的は、必要に応じて転轍器の所望の部品にヒータを接続させることができる加熱システムを提供することである。
前記目的は、本発明に係る加熱システムを用いることによって達成される。本発明にかかる加熱システムは、本質的に、電気ヒータ素子が転轍器に沿って延在する分岐ネットワークの電気接続部と選択的に接続可能に構成され、前記転轍器の長さ方向に沿って延在する関連する電流供給バーに対して、所望の数の軌道レール基部用加熱プレート、摩擦プレート用ヒータ及び支持クリート用ヒータを接続させることを意図しているという点で特徴付けられる。
本発明に係る加熱システムの概略接続図である。 転轍器の様々な部品の接続を示す図である。 電流供給バーを異なる方向から示す図である。 加熱システムを備える転轍器の斜視図である。 加熱システムを備える転轍器の斜視図である。 加熱システムを備える転轍器の斜視図である。 転轍器の摩擦ブロック及び支持クリート上のヒータ及び締結器具を有する加熱システムの一部を示す図である。 転轍器の摩擦ブロック及び支持クリート上のヒータ及び締結器具を有する加熱システムの一部を示す図である。 転轍器の摩擦ブロック及び支持クリート上のヒータ及び締結器具を有する加熱システムの一部を示す図である。 転轍器の摩擦ブロック及び支持クリート上のヒータ及び締結器具を有する加熱システムの一部を示す図である。 転轍器の摩擦ブロック及び支持クリート上のヒータ及び締結器具を有する加熱システムの一部を示す図である。 軌道レールに沿って据え付けられた電流供給バーを示す図である。 転轍器の摩擦プレート上のヒータを示す図である。 転轍器の摩擦プレート上のヒータを示す図である。 転轍器の摩擦プレート上のヒータを示す図である。 電流供給バーへの接続を示す図である。 電流供給バーへの接続を示す図である。 摩擦プレート上のヒータを示す図である。 加熱システムに含まれるヒータの分解図である。 加熱システムに含まれるヒータの接続図である。 加熱システムに含まれるヒータの接続図である。 加熱システムに含まれるヒータの接続図である。 摩擦ブロック用ヒータを示す図である。 摩擦ブロック用ヒータを示す図である。 摩擦ブロック用ヒータを示す図である。 摩擦ブロック用ヒータを示す図である。 摩擦ブロック用ヒータを示す図である。 摩擦ブロック用ヒータを示す図である。 摩擦ブロック用ヒータの別の例を示す図である。 加熱システムに含まれるヒータの更なる例の分解図及び接続図である。 加熱システムに含まれるヒータの更なる例の分解図及び接続図である。 加熱システムに含まれるヒータの更なる例の分解図及び接続図である。 加熱システムに含まれるヒータの更なる例の分解図及び接続図である。
本発明について複数の好適な実施形態を用いて添付の図面を参照して以下に説明する。
本発明に係る加熱システムの目的は、必要に応じて、加熱する必要のある様々な部品に対して所望のヒータを接続させることができることに加えて、転轍器の可動側線と固定された軌道レールとの間に形成された隙間や転轍器における氷雪に曝されたその他の場所において氷雪が積もる危険性を防止する或いは少なくとも低減することである。このことは、発生した熱をヒータの表面に向けるという目的で、ヒータ下側にてヒータが断熱されていることにより可能となっている。本発明は内密に試験してきた。また本発明の機能は、厳しい寒さの中及び激しい降雪の中の両方においてそれぞれ効果が得られたので、十分に満足のいくものである。従って、転轍器の可動側線と該転轍器の軌道レールとの間の領域、及びヒータが係合されるその他の場所に氷雪がない状態が保たれる。
装置1は、線路3及びそれに接続する転轍器4のためのヒータ2を備える。ヒータ2は、サポート5上に敷設可能な電気的に作動するパネル形状の加熱部品7を含み、加熱部品7は、サポート5に対して断熱材9によって断熱されるように構成され、それによってヒータ2の遊端部表面11に向かって熱を供給し、それによって転轍器4のピボット自在に敷設された可動側線13、14と隣接する軌道レール15との間、及び転轍器4のピボット自在に敷設された可動側線13、14と前記転轍器の他の部分との間に積もる氷雪を減少させる。
ヒータ2は、複合材料183に包囲され且つその中に埋められた電気的に作動するヒータ素子16から形成され、また前記ヒータには、前記ヒータの内側向きに形成された加熱部品の加熱領域の下側19の面に沿って断熱材9が取り付けられている。
地面5に敷設可能な加熱部品7は、一般的なユニットで形成されることがあり、そのようにすることで転轍器4の所定の位置への配置を容易にする。
この点に関して、その敷設可能な加熱部品7は、摩擦ブロック22の両側を囲むようにして嵌合する凹部21を有しており、転轍器の側線13、14が摩擦ブロック22に対して隣接するように構成され、転轍器の側線13、14が軌道レールのウェブ部8に近接して接続するように配置される位置と、転轍器の側線13、14が軌道レールのウェブ部8から離間するように配置される位置との異なる切替位置の間をそれぞれ移動することができるようにする。従って、ヒータ2は、金属製の複数の固定用舌状具24を用いて軌道レール15に取り付け可能に構成された櫛状の形状で形成することができる。固定用舌状具24は、軌道レール15及び各敷設可能な加熱部品7の下側に収容可能であり、且つ軌道レール基部23及び加熱部品縁部のそれぞれに弾性的に噛み合わせられる。
水平な加熱部品7には、ヒータ2の外部温度を検知するように構成されたセンサが接続され、加熱部品7に接続された制御装置を介して、所望の程度に雪/氷を融解することができるようにするために加熱部品7に所要の電力が供給され、それによって転轍器が氷雪で覆われないようにすることができる。前記制御装置は、例えば、GSMネットワーク又は任意の他の内部ネットワークを介して遠隔制御及びモニタできるように構成されることが好ましい。前記制御装置は、超低電圧と呼ばれる好ましくは48Vの低電圧で作動するように構成される。また変圧器は、電圧の変換を行うように構成される。
ヒータ2は、ガラス繊維及びポリエステルなどのプラスチックからなる複合材料183から形成され、且つ複合材料183の中に埋められた炭素系又は他の適切な抵抗材料7を有し、ヒータ2内部で発生した熱が、ヒータから外部への方向19には断熱された状態で、ヒータの遊端部を内側方向25に向かって加熱するように構成されている。
ヒータの特徴及び機能は以下のとおりである。ヒータ2は、長さ29、30、31がそれぞれ約2mの長さで製造され、且つ側線13、14がその上方にて移動する摩擦ブロック22のための凹部を備える一体構造で製造され、且つ設置場所における据え付けが容易である。前記ヒータは、前記側線の下側且つ前記側線と軌道レールとの間に配置される水平な部品2から構成される。
ポイント切替に応じてブロック22に沿って移動する側線13、14が、ブロック22に対して摺動するとき、側線13、14によって雪が引きずられないようにするために、ヒータ100はまた、プレート形状の摩擦ブロック22を加熱するべく係合するようにも構成されている。図13〜14では、摩擦ブロック22の上側に重ねられた摩擦プレート22A用ヒータ100の例を示し、またヒータ100が、既存のキャビティ108内にどのように収容されるかを示している。
図11では、ヒータ2と、軌道レール15の下側及び周知の方法で軌道3が取り付けられたスリーパ33同士の間の隙間を通って電流供給バー110に接続する電気ケーブル32とがどのように接続されるのかを示す。また電気ケーブル32は、異なるヒータ2、100、300のための電気接続部105、106、106bから構成される分岐ネットワーク191に含まれる。
ヒータの部品には、該ヒータの表面温度を検知するセンサがある。前記ヒータの表面温度が設定値未満のとき、制御装置は、ヒータ表面が氷雪で覆われない状態を保つのに必要な所要の電力を供給する。前記制御装置は、その構成に応じて、複数のユニットを制御する。前記制御装置は、低電圧である好ましくは48Vの超低電圧で作動するように構成される。変圧器は、例えば、230Vの電源電圧から48Vの前記超低電圧への変換をなすように構成される。温度−地理的領域により、表面が氷雪で覆われない状態を保つのに必要な所要の電力が決定される。スウェーデン西部及びストックホルムの場合の指標値としては、約160〜250W/mが必要とされる。
転轍器の様々な部品のためのヒータは、軌道レール基部23、摩擦ブロック22(摩擦プレートと呼ばれることもある)、及び支持クリート104上に存在し得る雪を除去することができるように、これらの部品に対して十分な電力を生成する。転換する必要がある転轍器と接続しているヒータを取り外す必要はない。ヒータは、鉄道、地下鉄及び路面電車に使用されている様々な種類の既存の線路に適合させることもできる。最も一般的なレールは50kgレールであるが、高速鉄道や重量のある鉄道輸送が行われる場所では60kgレールが用いられる。
図6〜9は、転轍器の長さ方向に沿って分散して転轍器に配置された支持クリート104用ヒータ300の例を示す。支持クリート104用ヒータ103は、例えば、支持クリート104の下側104A又は上側104Bなどの位置に選択的に配置することができる。支持クリート104の機能は、隣接するレール15に向かって水平方向に移動する側線13、14の水平方向の移動を制限することである。
本発明によれば、軌道3の転轍器4のための加熱システム190には、転轍器4に適用可能且つ転轍器4に沿って延在する分岐ネットワーク191と選択的に容易に接続可能な電気的に作動するヒータ2、10、300が備えられている。分岐ネットワーク191は、軌道レール基部23を加熱するための加熱プレート7の形態をしたヒータ2、ポイント切替動作に応じて側線13、14が沿って移動する摩擦ブロック22のためのヒータ100、及び前記側線の水平方向への回動を制限する支持クリート104のためのヒータ103のうちの所望の数のヒータと接続するように構成された複数の電気接続部105、106、106bから形成されている。電気接続部105、106、106bは、前記転轍器の長さ方向Lに沿って延在するように構成された電流供給バー110と接続される。
この点に関して、転轍器の各部分における、ヒータ2、100、103を含むグループI、ヒータ2、100、300を含むグループII、及びヒータ100、300を含むグループIIIは、転轍器近傍に配置される共通の制御箱111と接続される。各グループI、II、IIIのための個々の電流供給バー110は、前記軌道に固定され且つ制御箱111と個々に接続される。
ヒータ2;100、103;300は、複合材料183に包囲され且つその中に埋められた電気的に作動するヒータ素子7;107から形成され得る。前記ヒータ素子には、前記ヒータの内側向きに形成された加熱部品の加熱領域又は前記ヒータ素子の両面7A、7Bの下側の面に沿って断熱材が取り付けられ、前記ヒータ素子の縁部7Cに沿ってシーリング材を有し、また摩擦プレートの形状に合わせて形成された開放部21を有している。
すなわち、敷設可能なヒータ2は、側線13、14が軌道レールのウェブ部8に近接して接続する位置及び側線13、14が軌道レールのウェブ部8から離間する位置に配置されるよう構成された異なる切替位置の間を移動できるように、側線13、14が隣接するよう構成された摩擦ブロック22の両側を囲むようにして嵌合する凹部21を有する。
従って、ヒータ2は、例えば、噛み合い部によりヒータ2及びその端部2Aを軌道レール基部23に固定させる噛み合い締結クランプ24を用いて軌道レール15に取り付けられるように構成された櫛状プレート7から形成される。例えば、図12を参照されたい。
水平な加熱部品7には、ヒータ2の表面温度を検知するように構成されたセンサが接続され、それに接続された制御装置(図示せず)を介して、所望の程度の雪/氷の融解をもたらすことができるようにするために加熱部品7に所要の電力が供給され、それによって転轍器4が氷雪で覆われない状態を保つ。更に前記制御装置は、例えば、GSMネットワーク又は他の内部ネットワークを介して遠隔制御及びモニタできることが好ましい。前記制御装置は、前述したように、ヒータ2及び他のヒータの素子電圧から電圧を下げた、好ましくは48Vの超低電圧で作動するように構成することができる。そして、変圧器は、前記電圧の変換を行うように構成される。前記制御装置は、転轍器−加熱システムの様々な部品に十分な電力を供給するという目的を有する。
摩擦プレート用ヒータ300は、弾性のあるレッグ部380を有する金属プレート379に管状素子307を取り付けることによって形成される。管状素子307の目的は、管状素子307が金属プレート379で支持されていることにより、摩擦プレートの鉄材に熱を供給することである。前記摩擦プレートの加熱を提供するために、管状ヒータ307と摩擦プレートの鉄材とを直接的に接触させることが重要である。これは、摩擦プレート22の内部に形成された空間381において、前記管状素子の前記弾性のあるレッグ部により、管状ヒータ307が摩擦プレート22の材料に対して押し付けられることによってもたらされる。従って、図面では管状ヒータ307が摩擦プレートの鉄材の下側になるように示されているが、管状ヒータ307は摩擦プレートの鉄材に面し且つ隣接するように配置される。他の適用方法も可能であり得る。
また、摩擦プレート用ヒータ100は、対になって組み立てられた鋼板又はアルミニウム板179、180から形成することもでき、該対になった板の間に挟まれ且つ電気ケーブル181と接続された電熱線107を有し、ヒータ100の縁部に沿ってシール182を有する。摩擦プレート用ヒータ100の例を図28に示す。しかし、前述の摩擦プレート用ヒータ300は、より良い方法でより大きい電力及び熱を提供するので、摩擦プレート用ヒータ300の方が、摩擦プレート用ヒータ100よりも好ましい。
支持クリート用ヒータ103は、電気加熱プレートから形成され、各支持クリート104の上側104B又は下側104Aに取り付けられる。好ましくは、ヒータ103は、噛み合いクランプ178、179によって固定される。
電流供給バー110は、軌道レール15に対してクランプ可能な部分が形成され、また電線を包囲している。供給バー110を軌道レールに固定するための適切なクランプ177を図11に示す。またクランプ177は、配線を固定するように構成することもできる。
供給バー110とヒータとの間の接続手段175は、例えば、図16に示すようなオス及びメスコネクタなどのコネクタから形成され、供給バー110の嵌合式カップリング部176及び制御箱111のそれぞれと容易に相互接続させることができる。
図13では、配線及びヒータを固定し、且つそれらを効果的に保護する板金プレート500を示す。
本発明の機能及び特徴を上記説明及び図面の内容から理解されたい。
当然ながら、本発明は前述の実施形態や添付図面に示す実施形態に限定されるわけではない。特許請求の範囲で定義される本発明の保護範囲を逸脱することなく、特に様々な部品の特徴に関して又は同等の技術を用いることによって様々な変更をすることができる。

Claims (9)

  1. 電気的に作動する複数のヒータ素子(2、100、103、300)を備える、軌道(3)の転轍器(4)のための加熱システム(190)であって、
    電力を供給するための分岐ネットワーク(191)を構成する複数の電気接続部(105、106、106b)と、
    前記転轍器(4)の長さ方向(L)に沿って延在し、前記複数のヒータ素子に接続可能に構成された複数の電流供給バー(110)であって、前記複数の電気接続部のそれぞれは、対応する前記電流供給バー(110)に電気的に接続されている、該電流供給バー(110)とを含み、
    前記複数のヒータ素子(2、100、103、300)のそれぞれは、前記電気接続部と、前記電流供給バー(110)を介して選択的に接続可能に構成され、
    前記複数のヒータ素子(2、100、103、300)は、
    前記転轍器の側線(13、14)と隣接する軌道レール(15)との間に積もる氷雪を減少させるべく軌道レール基部(23)を加熱するための、所望の数の軌道レール基部用ヒータ(2)
    前記転轍器の摩擦プレート(22)を加熱するための、所望の数の摩擦プレート用ヒータ(100、300)と、
    前記転轍器の支持クリート(104)を加熱するための、所望の数の支持クリート用ヒータ(103)とを含み
    前記軌道レール基部(23)用ヒータ(2)は、その表面に熱が供給されるように構成された加熱用の櫛状プレート(7)を含み、前記櫛状プレート(7)は、前記軌道レール(15)及び前記軌道レール基部(23)用ヒータ(2)の下側から延在する、弾性材料からなる複数の締結具(24)を、前記軌道レールの基部(23)及び前記櫛状プレート(7)の縁部の両方に、それらを押さえつけるように弾性的に係合させることによって、前記軌道レール(15)に固定的に取り付けられ、
    前記摩擦プレート用ヒータ(300)は、弾性のあるレッグ部(380)上の金属プレート(379)に取り付けられた管状ヒータ素子(307)によって形成され、前記摩擦プレート(22)の内部に形成された空間(381)内に、前記レッグ部の弾性により前記管状ヒータ素子(307)が摩擦プレート材料に押し付けられるように配置され
    前記支持クリート用ヒータ(103)は、加熱プレートから形成され、前記各支持クリート(104)の上側又は下側に取り付けられることを特徴とする加熱システム。
  2. 前記複数の電気接続部は、制御して電力を供給する共用の制御箱(111)と接続されていることを特徴とする請求項1に記載の加熱システム。
  3. 前記電流供給バー(110)への電力供給は、前記制御箱(111)により個別に制御されることを特徴とする請求項2に記載の加熱システム。
  4. 前記軌道レール基部用ヒータ(2)の前記櫛状プレート(7)は、複合材料(183)に包囲され且つその中に埋められた電気的に作動するヒータ素子(16)から形成され、該軌道レール基部用ヒータ(2)はさらに、前記櫛状プレート(7)の下側の面に沿って取り付けられた断熱材を有していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の加熱システム。
  5. 前記軌道レール基部用ヒータ(2)は、摩擦ブロック(22)の両側を囲むようにして嵌合する凹部(8)を有し、
    前記側線(13、14)が前記軌道レールのウェブ部に近接して接続する位置及び前記側線(13、14)が前記軌道レールの前記ウェブ部から離間される位置のそれぞれ異なる切替位置の間の移動のために、前記側線(13、14)が前記摩擦ブロックに対して隣接するように配置されることを特徴とする請求項に記載の加熱システム。
  6. 前記軌道レール基部用ヒータの動作を制御するために、前記軌道レール基部用ヒータ(2)の表面温度を検知するように構成されたセンサが接続されることを特徴とする請求項4若しくは5に記載の加熱システム。
  7. 前記軌道レール基部用ヒータ(2)は、ガラス繊維及びプラスチックからなる複合材料を含み、且つ該ヒータ内に埋められた炭素系抵抗材料を有し、前記軌道レール基部用ヒータ(2)内部で発生した熱が、前記軌道レール基部用ヒータ(2)から外部への方向には断熱された状態で、前記ヒータの部品を内側方向に向かって加熱するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の加熱システム。
  8. 前記供給バー(110)は、前記軌道レールに対してクランプ可能な部分が形成され、また電線を包囲していることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の加熱システム。
  9. 前記供給バーと前記ヒータとの間の接続手段は、コネクタから形成されることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の加熱システム。
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