JP5329441B2 - 歯止め機構を備えた用手補助腹腔鏡シール組立体 - Google Patents

歯止め機構を備えた用手補助腹腔鏡シール組立体 Download PDF

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Description

開示の内容
〔発明の背景〕
1.発明の分野
本発明は、腹腔鏡装置に関する。具体的には、本発明は、腹腔鏡処置の間、補助的な手の使用を可能にする腹腔鏡シール組立体に関する。
2.関連技術の説明
多くの場合、腹腔鏡処置の間、患者の内部に位置付けられた器具を操作するかたちで、患者の内部に外科医が自身の手を配することが望ましい。このようなことが生じるときには、外部環境を患者の内部部分から隔離することが望ましい。例えば、用手補助腹腔鏡処置が腹腔の内部で実施されるとき、腹圧の喪失を最小限にして手のやり取り(hand exchanges)を実施することが望ましい。
よって、腹圧が害されるだろうという不安のない用手補助腹腔鏡処置を可能にする皮膚据付可能なシールに対する必要性が存在する。本発明はそのような用具を提供する。
〔発明の概要〕
したがって、用手補助腹腔鏡処置を可能にするためのシール組立体を提供することが、本発明の目的である。シール組立体は、ハウジングの内部に位置付けられたシールを有するシールキャップを含む。ハウジングは、相対的な回転運動のために上部シールリングを支持するトラックを有する下部シールリングを含み、シールは、開いた向きと閉じた向きとの間の回転のために、上部シールリングと下部シールリングとの間で支持される。トラックは、基礎部材によって接続された内側直立環状壁および外側直立環状壁を含む。歯止め機構が、下部シールリングに対する上部シールリングの運動を制御する。歯止め機構は、歯止め面に係合するよう向き設定された歯止めアームを含み、歯止め面は、内側直立環状壁と外側直立環状壁との間に位置付けられる。歯止め面は、シール組立体の中央から外方に延びる。
歯止めアームが上部シールリングに連結され、歯止め面が下部シールリングに連結され、歯止め面は、歯止め面がシール組立体の中央から外方に延びるように、外側直立環状壁の外面に沿って固定される、シール組立体を提供することもまた、本発明の目的である。
歯止めアームは、上部シールリングが下部シールリングに対して第1の方向に回転するときに歯止め面に係合するように、成形され寸法決めされ、上部シールリングが下部シールリングに対して第2の方向に回転するときに、歯止め面の下に乗る、シール組立体を提供することもまた、本発明の別の目的である。
歯止めアームは、上部シールリングが下部シールリングに対して第2の方向に回転する際に歯止め面の下に乗るよう成形され寸法決めされた先細遠位端部を含む、シール組立体を提供することもまた、本発明のさらなる目的である。
下部シールリング上に第1および第2の歯止め面を含む、シール組立体を提供することは、本発明の別の目的である。
シールが絞り型シール(iris seal)である、シール組立体を提供することは、本発明のさらに別の目的である。
下部シールリング上に第1および第2の歯止め面を含む、シール組立体を提供することは、本発明のなおも別の目的である。
下部シールリングに対して上部シールリングを付勢するバネを含む、シール組立体を提供することは、本発明の別の目的である。
シールキャップから延びる開創器を含む、シール組立体を提供することは、さらに本発明の目的である。
ハウジングが、下部シールリングに取り外し可能に固定される取り付けリングを含み、取り付けリングと下部シールリングとの間に開創器を位置付けることによって、開創器の選択的な取り付けを可能にする、シール組立体を提供することは、本発明のなおもさらなる目的である。
下部シールリングが、取り付けリングに沿って形成された内方に面する少なくとも1つの凹部の内部に置かれるよう成形され寸法決めされた、外方に延びる少なくとも1つのフランジを含む、シール組立体を提供することもまた、本発明のさらなる目的である。
シールの上端部が上部シールリングに接続され、シールの下端部が下部シールリングに接続される、シール組立体を提供することもまた、本発明の目的である。
上部シールリングに固定された人間工学的カバー部材を含み、人間工学的カバー部材が、シールを開閉するための上部シールリングの改良された扱いおよびねじりをもたらす、曲線状の外面を含む、シール組立体を提供することもまた、本発明の別の目的である。
シールが絞り型シールである、シール組立体を提供することは、本発明のさらなる目的である。
絞り型シールが、上部シールリングおよび下部シールリングをつなぐ折り重なり構成で(in a folded configuration)構築される、シール組立体を提供することも、本発明のさらなる目的である。
絞り型シールがゴム様部材で構成される、シール組立体を提供することもなお、本発明のさらなる目的である。
上部シールリングに固定された曲線状のリングを含み、曲線状のリングが、使用者の指を受容するよう成形され寸法決めされた一連の凹部を備えて形成された内周部を含む、シール組立体を提供することもまた、本発明の目的である。
外側直立環状壁が、下部シールリングに沿う所望の場所で歯止め面を選択的に受容するよう成形され寸法決めされた複数の凹部を含む、シール組立体を提供することもまた、本発明のさらなる目的である。本発明の他の目的および利点は、本発明のある実施形態を示す添付図面と合わせて考慮すれば、以下の詳細な説明から明らかとなるであろう。
〔好ましい実施形態の説明〕
本発明の詳細な実施形態が、本明細書に開示されている。しかしながら、開示された実施形態は、専ら本発明の例であって、様々な形態で具現化されてよいことが理解されるべきである。したがって、本明細書に開示された詳細事項は、制限的なものとして解釈されるべきではなく、本発明を如何に作成および/または使用するかを当業者に教示するための基準として専ら解釈されるべきである。
図1〜図11を参照すると、用手補助腹腔鏡処置を可能にするためのシール組立体10が開示されている。シール組立体10は、概して、絞り型シールキャップ12および開創器14を用いて、用手補助腹腔鏡処置が実施される間の手のやり取り中に、腹圧が害されないことを確実にする。よって、本発明の好ましい実施形態によると、シール組立体10は、シールキャップ12の内部に収容された絞り型シール16を含む。絞り型シール16は、中央アクセス開口46を含み、処置を実施する外科医または他の医療従事者により進められる(described)ように体腔へのアクセスを可能にする。結果として、絞り型シール16は、外科医の手首がシール組立体10を通して挿入されるとその手首の周囲に気密バリアを作るよう成形され寸法決めされ、また、手がシール組立体10を通して挿入されていないときには、腹部内腔と外部環境との間に気密バリアを作る。以下により詳細に論じられるように、絞り型シール16、および、ひいては中央アクセス開口46の調節は、このように高度に制御されたるかたちで、体腔へのアクセスをもたらす。
様々な図面を参照すると、シールキャップ12は、ハウジング18の内部に位置付けられた絞り型シール16を含む。ハウジング18は、熱可塑性エラストマーSANTOPRENEまたは他の同種の材料など、軟らかい手触りの材料(soft textured material)で作成され、絞り型シール16を同心的に支持する。好ましい実施形態によるとSANTOPRENEが開示されているが、本発明の精神を逸脱することなく、他のハウジング材料が使用されてもよい。
先行の用手補助腹腔鏡シール組立体と同様に、本シール組立体10のハウジング18は、最初に切開部を作って切開部の上に開創器14およびシールキャップ12を位置付けることによって、患者個人の腹壁20に固定される。その後、最終的にシールキャップ12に連結されることになる開創器14は、シールキャップ12と開創器14との間に腹壁20がある状態で、体腔の中へと挿入される。次に、シールキャップ12が開創器14に接続されるが、これは、開創器14とシールキャップ12との間に腹壁20が弾性をもって保持された状態で、シールキャップ12を腹壁20の外側にしっかりと接続および支持するかたちでなされる。
より具体的には、従来の標準的な病院処置にしたがって、皮膚が清浄であり乾燥していることを確かめつつ、手術部位が準備される。その後、切開部位の上にテンプレートが配され、無菌の皮膚用マーカーを使用して、テンプレートの上に切開線が標識される。当業者であれば認識するであろうように、手袋のサイズが切開部のサイズに影響する。例えば、外科医の手袋のサイズが7であれば、6.5〜7.0cmの切開部が、通常、適切である。その後、標識された切開線に沿って切開部が作成される。その後、開創器14および本シール組立体10を設置する前に、外科医の手を腹部に挿入して切開部サイズが確認される。切開部が小さすぎる場合、切開部は、開創器14および本シール組立体10の配置に対して切開部の中央位置を維持するように、各端部で必要に応じて延ばされる。その後、開創器14の下部開創器リング22が切開部を通して挿入される。人の指を使用して、開創器14は、腹膜下に平らに置かれ、その領域をさっとなでて(swept)開創器14が組織層の間にないことを確実にする。その後、シールキャップ12が、取り付けリング24により開創器14に取り付けられ(取り付けリング24は剛性であってよいが、それに限ったことではない)、シール組立体10が空気(pneumo)を維持しながら患者の腹部に固定されることを確実にするよう調節がなされる。当業者であれば間違いなく認識するであろうように、開創器は既定の長さのものであっても、または、調節可能な長さの開創器であってもよい。いずれの場合でも、開創器14は、腹壁の厚さに適合して安定性および空気を維持しなければならない。上記で簡単に論じられたように、本シール組立体10は、取り付けリング24を提供され、この取り付けリング24は、ハウジング18の残りの部分から取り外し可能であり、開創器14の本シールキャップ12への選択的な取り付けを可能にする。
本発明の好ましい実施形態によると、取り付けリング24は、参照によって本明細書に組み込まれる、共通に所有される「Hand Assisted Laparoscopic Device」と題する米国特許出願第11/607,118号に開示されるものと実質的に同じである。しかしながら、当業者であれば間違いなく認識するであろうように、本発明の精神を逸脱することなく、他の開創器取り付け技術が用いられてよい。
好ましい実施形態によると、絞り型シール16は、回転可能なシールであり、選択的に開いて、外科医の手がシールを通って通過するのを可能にし、手または器具26がシール組立体10を通して挿入されているか否かに関わらず、腹部内腔と外部環境との間に気密バリアを作るかたちで自動的に閉じる。具体的には、絞り型シール16が支持されるハウジング18は、以下により詳細に論じられるかたちでの相対的な回転運動のために、上部シールリング32を支持するトラック30を有する下部シールリング28を含む。
以下により詳細に論じられるように、絞り型シール16の上端部34は、上部シールリング32に持続的に接続される。絞り型シール16の下端部36は、下部シールリング28に持続的に接続される。上部シールリング32および下部シールリング28は、絞り型シール16の開閉を可能にするかたちでの相対的な回転運動のために共に接続される。好ましい実施形態によると、上部シールリング32および下部シールリング28は、下部シールリング28に位置する少なくとも3つのスナップタブ38によって接続され、このスナップタブ38は、上部シールリング32の内側エッジに沿う凹部40に係合するよう成形され寸法決めされる。
人間工学的カバー部材42は、上部シールリングに固定される。人間工学的カバー部材42は、曲線状の外面(contoured outer surface)44を含み、本発明による絞り型シール16を開閉するための上部シールリング32の改良された扱いおよびねじりをもたらす。好ましい実施形態によると、人間工学的カバー部材42は、上部シールリング32にしっかりと固定された別個の部品であり、よって、人間工学的カバー部材42に加えられる回転力は、絞り型シール16の開閉のために、上部シールリング32に伝えられる。しかしながら、当業者であれば間違いなく認識するであろうように、人間工学的カバー部材42は、上部シールリング32と一体形成されてよく、これも本発明の精神の内にとどまる。
図4、図5、図6、図7および図8を参照すると、以下により詳細に論じられるように、絞り型シール16は、上部シールリング32と下部シールリング28との間に固定される。上部シールリング32は、上部シールリング32と下部シールリング28との間の回転運動を促進するかたちで、下部シールリング28のトラック30の内部に支持される。このように、下部シールリング28に対する上部シールリング32の回転運動は、本シール組立体10を通して片手で手を挿入するように(for one-hand insertion of a hand)絞り型シール16の開閉を制御するために利用される。
絞り型シール16は、上部シールリング32と下部シールリング28との間に据え付けられ、上部シールリング32が既定の方向に回転すると、絞り型シール16の中央アクセス開口46が開いて、外科医に、彼の手を通過させるための中央アクセス開口26を提供する。上部シールリング32、および、ひいては絞り型シール16は、自動的に逆方向に回転することになり、中央アクセス開口46は、外科医の手首または器具の周りでしっかりと閉じることになる。つまり、上部シールリング32および絞り型シール16は、中央アクセス開口46が絞り型シール16の内部に作られている、開いた向き(図5、図6および図8を参照)と、絞り型シール16が、使用者の手が挿入された状態で使用者の手首の周りに巻きついているか、または、絞り型シール16が使用されていないときに実質的に完全に閉じている、閉じた向き(図4および図7を参照)との間を動かされる。
絞り型シール16の開閉は、上部シールリング32および下部シールリング28を実質的に張った構成でつなぐ折り重なり構成で(in a folded configuration)絞り型シール16を構築することによって、達成される。よって、上部シールリング32の第1の方向への回転は、結果として、折り重なりを外方に引っ張って絞り型シール16の中央アクセス開口46を開くかたちで、絞り型シール16に沿って張りを増加させる。
好ましい実施形態によると、絞り型シール16は、ゴム様部材で構成される。ゴム様部材は、上部セクション52および下部セクション54を備えた円筒形セクションの形状で構築され、この上部セクション52および下部セクション54は、中央セクション62より広い直径を有する(それによって、組み立てられると図7および図8に示されるような断面をもたらす)。以下の開示に基づいて認識されるであろうように、ゴム様部材での構築により、実質的に平坦な絞り型シール16が作られ、この絞り型シール16は、上部シールリング32および下部シールリング28が互いに対して反対方向に回転するときに、閉じたり、開いたりする。
好ましい実施形態によると、ゴム様部材は、0.025インチ(0.635mm)未満の厚さを有する薄いフィルムから形成され、天然ゴム、合成ゴム、ポリ塩化ビニル、ケイ素および様々なエラストマー(例えばウレタン、ポリイソプレン、シリコーン)など弾力性を有する材料から作成される。上記に簡単に言及されたように、ゴム様部材は、円筒形状に先細となっており、中央セクション56に、既定の断面積を有する中央アクセス開口46を含む。ゴム様部材は、開口の直径が、ゴム様部材の上部セクションおよび下部セクションから中央セクション56の方向へと減少するように、成形される。さらには、絞り型シール16の上端部52および下端部54は、上部シールリング32の溝58および下部シールリング28の溝60の中に適合し、その中においてOリング62、64で保持されるが、この絞り型シール16の上端部52および下端部54は、上部シールリング32および下部シールリング28からの取り外しが可能である。好ましい実施形態によると、Oリングは、絞り型シールに一体化され、部品および材料コストを最小化する。このような、ゴム様部材の取り外し可能な構造を理由に、使用されるゴム様部材が破損または摩耗したとき、新しい部材に容易に取り替えることができる。この技術は、再利用可能な装置にとって有用であろう。
図4、図5、図6、図7および図8を参照すると、絞り型シール16の閉じた状態および開いた状態をそれぞれ示した平面図および断面図が提示されている。図6および図8は、腔の内部を見るために、または、器具もしくは手を、絞り型シール16を通して挿入するために、完全に開いた向きにある絞り型シール16を示しており、図5は、シールを通過している手の周りに密封が所望されるときの、シールを通して手を通過させるのに十分な、部分的に開いた向きを示している。
この開いた状態は、上部シールリング32が、絞り型シール16の閉じた状態から、例えば15°など既定の角度だけ回転したときに作られ、中央アクセス開口46が作られる。
代替の実施形態によると、図12を参照すると、上部シールリング132、および、ひいては絞り型シール116の改良された手動による運動は、上部シールリング132の上面に固定された、曲線状のリング180の提供によって達成される。曲線状のリング180は、実質的に環状であり、内周部182および外周部184を含む。外周部184は、実質的に滑らかであり、上部シールリングの外形に一致する。しかしながら、内周部182は、本シール組立体110を使用しようとする医療従事者の指を受容するよう成形され寸法決めされた一連の凹部186を備えて形成される。具体的には、一連の凹部186は、本シール組立体110の使用を望む個人が、自身の指を凹部186に置いて、曲線状のリング180、および、曲線状のリング180が強固に取り付けられている上部シールリング132、ならびに、ひいては絞り型シール116を、片方の手のみで回転させ得るように、成形され寸法決めされる。絞り型シール116が開いた向きにある間、使用者は、絞り型シール116の中に自身の手を単に滑り込ませて、最小限の通気の喪失を伴って外科処置を進めることができる。この特徴により、手のやり取りの間、医師の他方の手は、自由でありかつ妨げられず、外科医は自身の処置への集中および片手の空いた状況を維持することが可能になる。
好ましい実施形態によると、上部シールリング32が下部シールリング28に対し開いた向きに回転して、その後に解放されると、上部シールリング32は、直ちに閉じた向きに戻るように、バネ50により下部シールシング28に対して付勢される。よって、外科医は、人間工学的カバー部材42の曲線状の面、曲線状のリング180との係合により(図12を参照して示される実施形態によると)、または、絞り型シール16との係合によって直接、下部シールリング28に対して上部シールリング32を回転させて、絞り型シール16を、閉じた向きから開いた向きに動かして、外科医の手が絞り型シール16を通過するよう中央アクセス開口46を開くことができる。ひとたび外科医の手が絞り型シール16を通過すると、上部シールリング32、人間工学的カバー部材42、曲線状のリング180、および/または絞り型シール16は解放され、バネ50の動作が、上部シールリング32および絞り型シール16を、閉じた向きに戻るよう動かすことが可能となる。
外科医のなかには、自己閉鎖装置を使用して開いた向きを維持することを希望するものもあるので、下部シールリング28および絞り型シール16に対して上部シールリング32を開いた向きから閉じた向きに動かすバネ付勢動作を外科医が制御する必要がある、歯止め機構48が開発されてきた。
好ましい実施形態によると、図3〜図11を参照すると、上部シールリング32は、中央アクセス開口46を開く下部シールリング28に対する運動のためバネ50が下部シールリング28に対して上部シールリング32を付勢した状態で、下部シールリング28のトラック30の内部に置かれる。しかしながら、歯止め機構48が、上部シールリング32と下部シールリング28との間に位置付けられている。歯止め機構48は、上部シールリング32に固定された歯止めアーム66を含み、この歯止めアーム66は、下部シールリング28上の、複数の歯止め歯部70a、70bから構成される上向きに面する第1の歯止め面68aおよび第2の歯止め面68bに係合するように向き設定されており、上部シールリング32が開いた向きに動かされると、下部シールリング28に対して上部シールリング32を保持するよう機能する。実際に、歯止めアーム66は、上部シールリング32が第1の方向(例えば、好ましい実施形態によると、上方から見たときの時計回り)に回転するとき、第1の歯止め面68aの歯止め歯部70aおよび第2の歯止め面68bの歯止め歯部70bに係合するよう成形され寸法決めされている。しかしながら、ひとたび、歯止めアーム66が第1の歯止め面68aの後方端部72aおよび第2の歯止め面68bの後方端部72bを越えて動くように、上部シールリング32が回転すると、上部シールリング32が第1の方向とは反対の第2の方向に回転する際に、歯止めアーム66は第1の歯止め面68aおよび第2の歯止め面68bの下を自由に動くことができる。
このことは、先細遠位端部76を備えた歯止めアーム66を提供することによって達成され、この先細遠位端部76は、上部シールリング32が下部シールリング28に対して第2の方向に回転する際に第1の歯止め面68aおよび第2の歯止め面68bの下に乗るように、第1の歯止め面68aおよび第2の歯止め68bのそれぞれの後方端部72a、72b上の同様の先細面78a、78bによって付勢される。しかしながら、上部シールリング32が第1の方向に回転するときは、歯止めアーム66の遠位端部76は、第1の歯止め面68aおよび第2の歯止め面68bの上面の上に乗るよう付勢され、よって、遠位端部76は様々な歯止め歯部70a、70bに係合して下部シールリング28に対する上部シールリング32の運動を制御する。
好ましい実施形態によると、トラック30は、環状基礎部材30cによって接続された内側直立環状壁30aおよび外側直立環状壁30bを含む。上記で論じられたように、歯止め機構48は、上部シールリング32に連結された歯止めアーム66を含む。歯止めアーム66は、下部シールリング28に連結された第1の歯止め面68aおよび第2の歯止め面68bに係合するよう向き設定される。第1の歯止め面68aおよび第2の歯止め面68bは、外側直立環状壁30bの外面から延びるよう固定され、第1の歯止め面68aおよび第2の歯止め面68bは、シール組立体10の中央から外方に延びる。
本発明の好ましい実施形態によると、第1の歯止め面68aおよび第2の歯止め面68bが提供される。医療従事者が体腔へのアクセスを得るために自身の手を通過させることができる絞り型シール16の比較的小さな開口を提供するように、上部シールリング32および下部シールリング28が向き設定されるとき、第1の歯止め面68aは、歯止めアーム66に係合する。この構成は、使用者が、本シール組立体10を通過させようとする同じ手で、下部シールリング28に対して上部シールリング32を回転させることができる、片手相互作用(single hand interactions)にとって特に都合がよい。具体的には、歯止め機構48の成果として、使用者は、例えば、図5に示されるように、自身の左手を使用して、絞り型シール16をわずかにまたは部分的に開くかたちで、下部シールリング28に対して上部シールリング32を回転させることができる。この位置にあるとき、歯止めアーム66が第1の歯止め面68aの上を動く際に生成される可聴クリック音およびわずかな抵抗力が、停止位置に到達したという指示を使用者に提供することになる。この時点で、使用者は、絞り型シール16が閉じた向きに急激に戻るだろうという不安なしに、上部シールリング32を解放することができる。それどころか、歯止め機構48は、上部シールリング32および下部シールリング28を互いに対して保持し、使用者が、絞り型シール16に作られた中央アクセス開口46の中に自身の手を滑り込ませるのを可能にする。使用者が絞り型シール16の中に自身の手を押し込むと、外方の力が、下部シールリング28に対する上部シールリング32のわずかな回転をもたらすが、この回転は、歯止めアーム66を第1歯止め面68aから解除し、絞り型シール16を閉じた向きに戻るよう動かすためのバネ50の付勢を受けて上部シールリング32が下部シールリング28に対して回転するのを可能にし、使用者の手首/前腕の周りに絞り型シール16をしっかり巻きつけるようになされる。よって、使用者が自身の腕をシール組立体10の外に引き出すと、絞り型シール16は、自動的に閉じて、体腔を外部環境から密封するようになる。
第2の歯止め面68bは、中央アクセス開口46がより大きく開いた構成にある状態でシール組立体10がロックされるようにし、体腔へのより完全なアクセスを可能にする。当業者であれば間違いなく理解するであろうように、時には、体腔への大きなアクセス開口を提供することが望ましい。よって、本シール組立体10は、第2の歯止め面68bを提供され、この第2の歯止め面68bは、図6に示されるように、絞り型シール16がより完全に開くと、上部シールリング32および下部シールリング28の互いに対するロックをもたらす。第1の歯止め面68aと同様に、上部シールリング32および下部シールリング28が、この場合、絞り型シール16に比較的大きな開口を提供する特定の向きに向き設定されるとき、第2の歯止め面68bが、歯止めアーム66に係合する。使用者は、下部シールリング28に対して上部シールリング32を回転させて、図5に示されるような小さい開口を上回る開口を絞り型シール16に作る。ひとたび第1の歯止め面68aが通過されると(第1の一連の可聴クリック音によって指示されるように)、歯止めアーム66が第2の歯止め面78bの上を動く際に生成される可聴クリック音が、停止位置に到達したという指示を使用者に提供することになる。この時点で、使用者は、絞り型シール16が閉じるだろうという不安なしに上部シールリング32を解放することができ、所望のかたちで体腔へのアクセスのための大きな開口を利用し始めることができる。使用者がもはやこのアクセスを必要としないときは、使用者は、単純に、下部シールリング28に対して上部シールリング32を第1の方向にわずかに回転させて、絞り型シール16を少しだけさらに開けばよく、この時点で、歯止めアーム66は第2の歯止め面68bから解除されることになり、絞り型シール16を閉じた向きに戻すよう動かすためのバネ50の付勢を受けて下部シールリング28に対して上部シールリング32が回転するのを可能にする。
代替の実施形態によると、図13および図14を参照すると、上部シールリング232は、中央アクセス開口246を開閉する下部シールリング268に対する運動のためバネ250が下部シールリング268に対して上部シールリング232を付勢した状態で、下部シールリング268のトラック230の内部に置かれる。より具体的には、好ましい実施形態によると、トラック230は、環状基礎部材230cによって接続された内側直立環状壁230aおよび外側直立環状壁230bを含む。上記に論じられたように、歯止め機構が、上部シールリング232に連結された歯止めアーム266を含んでいる。歯止めアーム266は、下部シールリング228に連結された第1の歯止め面268aおよび第2の歯止め面268bに係合するよう向き設定される。第1の歯止め面268aおよび第2の歯止め面268bは、内側直立環状壁230aの外面に固定され、よって、第1の歯止め面268aおよび第2の歯止め面268bは、内側直立環状壁230aと外側直立環状壁230bとの間に位置付けられる。当業者であれば間違いなく理解するであろうように、本発明の精神から逸脱することなく、歯止め面は、外側直立環状壁の内面に固定されて、内側直立環状壁と外側直立環状壁との間に留まることもできることが、意図される。
歯止め機構248は、上部シールリング232と下部シールリング268との間に位置付けられる。歯止め機構248は、上部シールリング232に固定された歯止めアーム266を含む。歯止めアーム266は、下部シールリング268上の、複数の歯止め歯部270a、270bから構成される第1の歯止め面268aおよび第2の歯止め面268bに係合するように向き設定さる。この相互作用は、上部シールリング232が開いた向きに動かされると、下部シールリング268に対して上部シールリング232を保持するよう機能する。つまり、歯止め機構248は、上部シールリング232および下部シールリング268を閉じた向きに戻るよう強制する際のバネ250の動作を制御する。歯止めアーム266は、第1の方向(例えば、好ましい実施形態によると、上方から見たときの時計回り)に回転するとき、第1の歯止め面268aの歯止め歯部270a、および第2の歯止め面268bの歯止め歯部270bに係合するよう成形され寸法決めされている。しかしながら、ひとたび、歯止めアーム266が第1の歯止め面268aの後方端部272aおよび第2の歯止め面268bの後方端部272bを越えて動くように、上部シールリング232が回転すると、上部シールリング232が、上部シールリング232および下部シールリング268を閉じた向きへと強制するバネ250の付勢動作をうけて、第1の方向とは反対の第2の方向に回転する際、歯止めアーム266は、第1の歯止め面268aおよび第2の歯止め面268bを通り越して自由に動くことができる。
このことは、切り欠きセクション274および先細遠位端部276を備えた歯止めアーム266を提供することによって達成され、この先細遠位端部276は、上部シールリング232が下部シールリング268に対して第2の方向に回転する際に第1の歯止め面268aおよび第2の歯止め面268bの下に乗るように、第1の歯止め面268aおよび第2の歯止め面268bのそれぞれの後方端部272a、272b上の同様の先細面278a、278bによって付勢される。しかしながら、上部シールリング232が第1の方向に回転するときは、歯止めアーム266の遠位端部276は、第1の歯止め面268aの上面290aおよび第2の歯止め面268bの上面290bの上に乗るよう付勢され、よって、遠位端部276は様々な歯止め歯部270a、270bに係合して下部シールリング268に対する上部シールリング232の運動を制御する。
図13および図14に示される本実施形態によると、第1の歯止め面268aおよび第2の歯止め面268b、ならびに、結果的に、歯止め歯部270a、270bは、上部シールリング232が乗るトラック230に沿って内方に延びるよう向き設定される。第1の歯止め面268aおよび第2の歯止め面268bを内方に面するかたちで提供することによって、シール組立体の設置面積(footprint)は、小さくされることができ、より簡素化された、使用者にとって使い勝手のよい装置が可能となる。
好ましい実施形態によると、第1の歯止め面268aおよび第2の歯止め面268bが提供される。医療従事者が体腔へのアクセスを得るために自身の手を通過させることができる絞り型シール216に比較的小さい開口を提供するように(例えば図5を参照)、上部シールリング232および下部シールリング268が向き設定されるとき、歯止めアーム266は、第1の歯止め面268aに係合する。この構成は、使用者が、本シール組立体210を通過させようとする同じ手で、下部シールリング268に対して上部シールリング232を回転させることができる、片手相互作用にとって特に都合がよい。具体的には、歯止め機構の成果として、使用者は、例えば、自身の左手を使用して、絞り型シール216をわずかに開くかたちで、下部シールリング268に対して上部シールリング232を回転させることができる。この位置にあるとき、内部に向き設定された第1の歯止め面268aの上を歯止めアーム266が動く際に生成される可聴クリック音およびわずかな抵抗力が、停止位置に到達したという指示を使用者に提供することになる。次に、使用者は、絞り型シール216がバネ250の制御を受けて閉じた向きに急激に戻るだろうという不安なしに、上部シールリング232を解放することができる。それどころか、歯止め機構248は、上部シールリング232および下部シールリング268を互いに対して保持し、使用者が、絞り型シール216の開口の中に自身の手を滑り込ませるのを可能にする。使用者が絞り型シール216の中に自身の手を押し込むと、絞り型シール216を通過する手の外方の力が、歯止めアーム266を第1の歯止め面268aから解除するかたちで、下部シールリング268に対する上部シールリング232のわずかな回転をもたらす。これにより、上部シールリング232は、絞り型シール216を閉じた向きに戻るよう動かすためのバネ250の付勢を受けて、下部シールリング268に対して回転することが可能になり、使用者の手首/前腕の周りに絞り型シール16をしっかり巻きつける。よって、使用者が自身の腕をシール組立体210から引き出すと、絞り型シール216は、自動的に閉じて、体腔を外部環境から密封するようになる。第2の歯止め面268bは、より大きく開いた構成にある状態でシール組立体210がロックされるようにし、体腔へのより完全なアクセスを可能にする。当業者であれば間違いなく理解するであろうように、時には、体腔への大きなアクセス開口を提供することが望ましい。よって、本シール組立体210は、第2の歯止め面268bを提供され、この第2の歯止め面268bは、先行の実施形態を参照して図6に示されるように、絞り型シール216がより完全に開くとき、上部シールリング232および下部シールリング268の互いに対するロックをもたらす。第1の歯止め面268aと同様に、上部シールリング232および下部シールリング268が、この場合、絞り型シール216に比較的大きな開口を提供する特定の向きに向き設定されるとき、第2の歯止め面268bが、歯止めアーム266に係合する。使用者は、下部シールリング268に対して上部シールリング232を回転させて、図5に示されるような小さい開口を上回る開口を絞り型シール216に作る。ひとたび第1の歯止め面268aが通過されると(第1の一連の可聴クリック音によって指示されるように)、歯止めアーム266が第2の歯止め面268bの上を動く際に生成される可聴クリック音が、停止位置に到達したという指示を使用者に提供することになる。この時点で、使用者は、絞り型シール216がバネ250の制御を受けて閉じるだろうという不安なしに、上部シールリング232を解放することができ、所望のかたちで体腔へのアクセスのための大きな開口を利用し始めることができる。使用者がもはやこのアクセスを必要としないときは、使用者は、単純に、下部シールリング268に対して上部シールリング232を第1の方向にわずかに回転させて、絞り型シール216を開けばよく、この時点で、歯止めアーム266は、第2の歯止め面268bから解除されることになり、絞り型シール216を閉じた向きに戻すよう動かすためのバネ250の付勢を受けて下部シールリング268に対して上部シールリング232が回転するのを可能にする。
代替の実施形態によると、図15、図16、図17および図18を参照して示されるように、歯止め面368a、368bが、下部シールリング328の外側直立環状壁330bの外面392に沿って形成され、上部シールリング332の下向きに延びたフランジに沿って内部に延びるバネアーム366に係合する。外面392に沿って歯止め歯部370a、370bを提供することによって、用具は、より容易に成型され、ここでもまた、比較的小さい設置面積を提供する。本実施形態の機能性は、図13および図14に関して上記された実施形態と実質的に同一である。
さらに、本実施形態によると、下部シールリング328は、外側直立環状壁330bにその円周を囲うように事前形成された複数の凹部396を備えて形成される。よって、本シール組立体310の組立は、使用者または製造業者が、下部シールリング328の円周を囲う所望の場所に、1つまたは複数の歯止め面368a、368bを選択的に位置付けるのを可能にすることによって、改良されている。歯止め面368a、368bは、当業者によく知られたスナップロック取り付けによって所望の場所において凹部369の内部に固定される。これにより、シール組立体310の開く回転の調節およびシール組立体310によって提供されるロック位置の調節が可能になる。
好ましい実施形態が示され説明されてきたが、本発明をそのような開示内容によって制限する意図はなく、むしろ、本発明の精神および範囲に属するあらゆる改変および代替の構造が網羅されることが意図されていることを理解されたい。
〔実施の態様〕
(1) 用手補助腹腔鏡処置を可能にするシール組立体において、
ハウジングの内部に位置付けられたシールを含むシールキャップであって、前記ハウジングは、相対的な回転運動のために上部シールリングを支持するトラックを有する下部シールリングを含み、前記シールは、開いた向きと閉じた向きとの間の回転のために前記上部シールリングと前記下部シールリングとの間で支持され、前記トラックは、基礎部材によって接続された内側直立環状壁および外側直立環状壁を含む、シールキャップと、
前記下部シールリングに対する前記上部シールリングの運動を制御する歯止め機構であって、前記歯止め機構は、歯止め面に係合するよう向き設定された歯止めアームを含み、前記歯止め面は、前記内側直立環状壁と前記外側直立環状壁との間に位置付けられる、歯止め機構と、
を具備する、シール組立体。
(2) 実施態様1に記載のシール組立体において、
前記歯止めアームは、前記上部シールリングに連結され、前記歯止め面は、前記下部シールリングに連結される、シール組立体。
(3) 実施態様2に記載のシール組立体において、
前記歯止めアームは、前記上部シールリングが前記下部シールリングに対して第1の方向に回転するときに前記歯止め面に係合するよう、成形され寸法決めされ、前記上部シールリングが前記下部シールリングに対して第2の方向に回転するときに、前記歯止め面の下に乗る、シール組立体。
(4) 実施態様3に記載のシール組立体において、
前記歯止めアームは、前記上部シールリングが前記下部シールリングに対して前記第2の方向に回転する際に前記歯止め面の下に乗るよう成形され寸法決めされた先細遠位端部を含む、シール組立体。
(5) 実施態様4に記載のシール組立体において、
前記下部シールリング上における第1および第2の歯止め面、
をさらに含む、シール組立体。
(6) 実施態様2に記載のシール組立体において、
前記シールは、絞り型シールである、シール組立体。
(7) 実施態様1に記載のシール組立体において、
前記下部シールリング上における第1および第2の歯止め面、
をさらに含む、シール組立体。
(8) 実施態様1に記載のシール組立体において、
前記下部シールリングに対して前記上部シールリングを付勢するバネ、
をさらに含む、シール組立体。
(9) 実施態様1に記載のシール組立体において、
前記シールキャップから延びる開創器、
をさらに含む、シール組立体。
(10) 実施態様9に記載のシール組立体において、
前記ハウジングは、前記下部シールリングに取り外し可能に固定される取り付けリングをさらに含み、前記取り付けリングと前記下部シールリングとの間に前記開創器を位置付けることによって、前記開創器の選択的な取り付けを可能にする、シール組立体。
(11) 実施態様10に記載のシール組立体において、
前記下部シールリングは、前記取り付けリングに沿って形成された内方に面する少なくとも1つの凹部の内部に置かれるよう成形され寸法決めされた、外方に延びる少なくとも1つのフランジを含む、シール組立体。
(12) 実施態様1に記載のシール組立体において、
前記シールの上端部は、前記上部シールリングに接続され、前記シールの下端部は、前記下部シールリングに接続される、シール組立体。
(13) 実施態様1に記載のシール組立体において、
前記上部シールリングに固定された人間工学的カバー部材、
をさらに含み、
前記人間工学的カバー部材は、前記シールを開閉するための前記上部シールリングの改良された扱いおよびねじりをもたらす、曲線状の外面を含む、シール組立体。
(14) 実施態様1に記載のシール組立体において、
前記シールは、絞り型シールである、シール組立体。
(15) 実施態様14に記載のシール組立体において、
前記絞り型シールは、前記上部シールリングおよび前記下部シールリングをつなぐ折り重なり構成で構築される、シール組立体。
(16) 実施態様14に記載のシール組立体において、
前記絞り型シールは、ゴム様部材で構成される、シール組立体。
(17) 実施態様1に記載のシール組立体において、
前記上部シールリングに固定された曲線状のリング、
をさらに含み、
前記曲線状のリングは、使用者の指を受容するよう成形され寸法決めされた一連の凹部を備えて成形された内周部を含む、シール組立体。
(18) 実施態様1に記載のシール組立体において、
前記歯止めアームは、前記上部シールリングが前記下部シールリングに対して第1の方向に回転するときに前記歯止め面に係合するよう、成形され寸法決めされ、前記上部シールリングが前記下部シールリングに対して第2の方向に回転するときに、前記歯止め面の下に乗る、シール組立体。
(19) 実施態様18に記載のシール組立体において、
前記歯止めアームは、前記上部シールリングが前記下部シールリングに対して前記第2の方向に回転する際に前記歯止め面の下に乗るよう成形され寸法決めされた先細遠位端部を含む、シール組立体。
(20) 実施態様19に記載のシール組立体において、
前記下部シールリング上における第1および第2の歯止め面、
をさらに含む、シール組立体。
(21) 用手補助腹腔鏡処置を可能にするシール組立体において、
ハウジングの内部に位置付けられたシールを含むシールキャップであって、前記ハウジングは、相対的な回転運動のために上部シールリングを支持するトラックを有する下部シールリングを含み、前記シールは、開いた向きと閉じた向きとの間の回転のために前記上部シールリングと前記下部シールリングとの間で支持され、前記トラックは、基礎部材によって接続された内側直立環状壁および外側直立環状壁を含む、シールキャップと、
前記下部シールリングに対する前記上部シールリングの運動を制御する歯止め機構であって、前記歯止め機構は、歯止め面に係合するよう向き設定された歯止めアームを含み、前記歯止め面は、前記シール組立体の中央から外方に延びる、歯止め機構と、
を具備する、シール組立体。
(22) 実施態様21に記載のシール組立体において、
前記歯止めアームは、前記上部シールリングに連結され、前記歯止め面は、前記下部シールリングに連結され、前記歯止め面は、前記歯止め面が前記シール組立体の前記中央から外方に延びるように、前記外側直立環状壁の外面に沿って固定される、シール組立体。
(23) 実施態様22に記載のシール組立体において、
前記歯止めアームは、前記上部シールリングが前記下部シールリングに対して第1の方向に回転するときに前記歯止め面に係合するよう、成形され寸法決めされ、前記上部シールリングが前記下部シールリングに対して第2の方向に回転するときに、前記歯止め面の下に乗る、シール組立体。
(24) 実施態様23に記載のシール組立体において、
前記歯止めアームは、前記上部シールリングが前記下部シールリングに対して前記第2の方向に回転する際に前記歯止め面の下に乗るよう成形され寸法決めされた先細遠位端部を含む、シール組立体。
(25) 実施態様24に記載のシール組立体において、
前記下部シールリング上における第1および第2の歯止め面、
をさらに含む、シール組立体。
(26) 実施態様21に記載のシール組立体において、
第1および第2の歯止め面、
をさらに含む、シール組立体。
(27) 実施態様21に記載のシール組立体において、
前記下部シールリングに対して前記上部シールリングを付勢するバネ、
をさらに含む、シール組立体。
(28) 実施態様21に記載のシール組立体において、
前記シールキャップから延びる開創器、
をさらに含む、シール組立体。
(29) 実施態様28に記載のシール組立体において、
前記ハウジングは、前記下部シールリングに取り外し可能に固定される取り付けリングをさらに含み、前記取り付けリングと前記下部シールリングとの間に前記開創器を位置付けることによって、前記開創器の選択的な取り付けを可能にする、シール組立体。
(30) 実施態様29に記載のシール組立体において、
前記下部シールリングは、前記取り付けリングに沿って形成された内方に面する少なくとも1つの凹部の内部に置かれるよう成形され寸法決めされた、外方に延びる少なくとも1つのフランジを含む、シール組立体。
(31) 実施態様21に記載のシール組立体において、
前記シールの上端部は、前記上部シールリングに接続され、前記シールの下端部は、前記下部シールリングに接続される、シール組立体。
(32) 実施態様21に記載のシール組立体において、
前記上部シールリングに固定された人間工学的カバー部材、
をさらに含み、
前記人間工学的カバー部材は、前記シールを開閉するための前記上部シールリングの改良された扱いおよびねじりをもたらす、曲線状の外面を含む、シール組立体。
(33) 実施態様21に記載のシール組立体において、
前記シールは、絞り型シールである、シール組立体。
(34) 実施態様33に記載のシール組立体において、
前記絞り型シールは、前記上部シールリングおよび前記下部シールリングをつなぐ折り重なり構成で構築される、シール組立体。
(35) 実施態様33に記載のシール組立体において、
前記絞り型シールは、ゴム様部材で構成される、シール組立体。
(36) 実施態様21に記載のシール組立体において、
前記上部シールリングに固定された曲線状のリング、
をさらに含み、
前記曲線状のリングは、使用者の指を受容するよう成形され寸法決めされた一連の凹部を備えて成形された内周部を含む、シール組立体。
(37) 実施態様21に記載のシール組立体において、
前記外側直立環状壁は、前記下部シールリングに沿う所望の場所で前記歯止め面を選択的に受容するよう成形され寸法決めされた複数の凹部を含む、シール組立体。
(38) 実施態様21に記載のシール組立体において、
前記歯止めアームは、前記上部シールリングが前記下部シールリングに対して第1の方向に回転するときに前記歯止め面に係合するよう、成形され寸法決めされ、前記上部シールリングが前記下部シールリングに対して第2の方向に回転するときに、前記歯止め面の下に乗る、シール組立体。
(39) 実施態様38に記載のシール組立体において、
前記歯止めアームは、前記上部シールリングが前記下部シールリングに対して前記第2の方向に回転する際に前記歯止め面の下に乗るよう成形され寸法決めされた先細遠位端部を含む、シール組立体。
(40) 実施態様39に記載のシール組立体において、
前記下部シールリング上における第1および第2の歯止め面、
をさらに含む、シール組立体。
本用手補助腹腔鏡シール組立体の斜視図である。 取り付けリングおよび開創器がシールキャップから解除された状態の、用手補助腹腔鏡シール組立体の斜視図である。 本シール組立体のシールキャップの分解組立図である。 本用手補助腹腔鏡シール組立体の動作のうち、閉じた位置を示す、部分断面上面図である。 本用手補助腹腔鏡シール組立体の動作のうち、手を挿入するための、部分的に開いた向きを示す、部分断面上面図である。 本用手補助腹腔鏡シール組立体の動作のうち、観察するためおよびより大きな器具を挿入するための、完全に開いた向きを示す、部分断面上面図である。 図4の線7−7に沿った断面図である。 図6の線8−8に沿った、器具が透視図で示された、断面図である。 本発明による歯止め機構の詳細図である。 本発明による歯止め機構の詳細図である。 本発明による歯止め機構の詳細図である。 代替の実施形態によるシール組立体の斜視図である。 代替の歯止め機構の分解組立斜視図である。 代替の歯止め機構の断面図である。 別の歯止め機構によるなおも別の歯止め機構の斜視図である。 別の歯止め機構によるなおも別の歯止め機構の分解組立斜視図である。 別の歯止め機構によるなおも別の歯止め機構の上面図である。 別の歯止め機構によるなおも別の歯止め機構の断面図である。

Claims (10)

  1. 用手補助腹腔鏡処置を可能にするシール組立体において、
    ハウジングの内部に位置付けられたシールを含むシールキャップであって、前記ハウジングは、相対的な回転運動のために上部シールリングを支持するトラックを有する下部シールリングを含み、前記シールは、開いた向きと閉じた向きとの間の回転のために前記上部シールリングと前記下部シールリングとの間で支持され、前記トラックは、基礎部材によって接続された内側直立環状壁および外側直立環状壁を含む、シールキャップと、
    前記下部シールリングに対する前記上部シールリングの運動を制御する歯止め機構であって、前記歯止め機構は、歯止め面に係合するよう向き設定された歯止めアームを含み、前記歯止め面は、前記内側直立環状壁と前記外側直立環状壁との間に位置付けられる、歯止め機構と、
    を具備し、
    前記歯止めアームは、前記上部シールリングに連結され、前記歯止め面は、前記下部シールリングに連結され、
    前記外側直立環状壁は、事前形成された複数の凹部を有し、
    前記歯止め面は、前記複数の凹部の内の所望の凹部に、選択的に取り付けられ、前記歯止め面は、前記外側直立環状壁の外側に延出している、シール組立体。
  2. 請求項1に記載のシール組立体において、
    前記歯止め面は、スナップロック取り付けによって、前記所望の凹部に取付けられる、シール組立体。
  3. 請求項2に記載のシール組立体において、
    前記歯止めアームは、前記上部シールリングが前記下部シールリングに対して第1の方向に回転するときに前記歯止め面に係合するよう、成形され寸法決めされ、前記上部シールリングが前記下部シールリングに対して第2の方向に回転するときに、前記歯止め面の下に乗る、シール組立体。
  4. 請求項3に記載のシール組立体において、
    前記歯止めアームは、前記上部シールリングが前記下部シールリングに対して前記第2の方向に回転する際に前記歯止め面の下に乗るよう成形され寸法決めされた先細遠位端部を含む、シール組立体。
  5. 請求項4に記載のシール組立体において、
    前記下部シールリング上における第1および第2の歯止め面、
    をさらに含む、シール組立体。
  6. 請求項2に記載のシール組立体において、
    前記シールは、絞り型シールである、シール組立体。
  7. 請求項1に記載のシール組立体において、
    前記下部シールリング上における第1および第2の歯止め面、
    をさらに含む、シール組立体。
  8. 請求項1に記載のシール組立体において、
    前記下部シールリングに対して前記上部シールリングを付勢するバネ、
    をさらに含む、シール組立体。
  9. 請求項1に記載のシール組立体において、
    前記シールキャップから延びる開創器、
    をさらに含む、シール組立体。
  10. 請求項9に記載のシール組立体において、
    前記ハウジングは、前記下部シールリングに取り外し可能に固定される取り付けリングをさらに含み、前記取り付けリングと前記下部シールリングとの間に前記開創器を位置付けることによって、前記開創器の選択的な取り付けを可能にする、シール組立体。
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