JP2009261970A - イントロデューサー密閉アセンブリ - Google Patents

イントロデューサー密閉アセンブリ Download PDF

Info

Publication number
JP2009261970A
JP2009261970A JP2009157347A JP2009157347A JP2009261970A JP 2009261970 A JP2009261970 A JP 2009261970A JP 2009157347 A JP2009157347 A JP 2009157347A JP 2009157347 A JP2009157347 A JP 2009157347A JP 2009261970 A JP2009261970 A JP 2009261970A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
gimbal
sealing
assembly
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009157347A
Other languages
English (en)
Inventor
Robert C Smith
シー. スミス ロバート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Covidien LP
Original Assignee
Tyco Healthcare Group LP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US10/264,556 external-priority patent/US20040066008A1/en
Application filed by Tyco Healthcare Group LP filed Critical Tyco Healthcare Group LP
Publication of JP2009261970A publication Critical patent/JP2009261970A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/34Trocars; Puncturing needles
    • A61B17/3462Trocars; Puncturing needles with means for changing the diameter or the orientation of the entrance port of the cannula, e.g. for use with different-sized instruments, reduction ports, adapter seals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/34Trocars; Puncturing needles
    • A61B17/3498Valves therefor, e.g. flapper valves, slide valves

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

【課題】患者の体内への外科用器具の導入を可能にする新規な構成のバルブシステムを提供する。
【解決手段】アクセスデバイスとともに使用するための密閉アセンブリは、中心長手方向軸、内壁および外壁を規定する密閉ハウジング110を備える。内壁は、密閉ハウジングを通しての使用器具の通り抜けを可能とするための長手方向軸開口部を規定する。ジンバル台104は、密閉ハウジングの内壁と外壁との間で規定された空間の中に、少なくとも部分的に収容される。ジンバル台は、外科用器具の実質的に密閉された受容のための開口部を規定する密閉部材を備える。ジンバル台は、外科用器具の角度調節において外科用器具の密閉された受容を実質的に維持しつつ中心長手方向軸の周りで角移動するように適合される。
【選択図】図3

Description

(背景)
(1.技術分野)
本開示は、患者の体内への外科的使用器具の導入を可能にするように適合されたバルブシステムに関連する。特に、本開示は、患者の体内への挿入のために意図されるイントロデューサーによる使用のための、そしてそれと密閉係合させて器具を受容するための、バルブシステムに関連する。
(2.関連技術の説明)
最小限の侵襲性である腹腔鏡検査の手順は、一般に、身体に挿入される任意の使用器具が密閉されることを必要とする、すなわち、供給は、気体および/または液体が、例えば、外科手術領域が吸入法で治療される外科的手順におけるような、内視鏡検査の切開を通じて身体に入るかまたは身体から出ないことを保証するように行なわなければならない。そのような手順のために、腹腔(peritonealcavity)のような解剖学的体腔の中へのチューブの導入は、トロカールおよびカニューレアセンブリを組込むシステムの使用により通常実施される。カニューレが、腹腔の内部と直接連絡するので、内側の腹腔(abdominalcavity)に到達する、患者の身体の開口部(opening)の中へのカニューレの挿入は、腹腔と外気との間の液漏れしないインターフェースを維持するように適合されるべきである。体腔の内部領域の空気整合性を維持する必要に照らして、広範囲の外科的使用器具の導入を可能にし、そして体腔の内部領域の空気整合性を維持する、カニューレのための密閉アセンブリは、望ましい。この点では、そのような密閉することの要求を達成するための先行技術において、多くの試みが存在してきた。しかしながら、従来の密閉アセンブリで遭遇した困難は、広範囲な大きさの使用器具を収容することが不可能であることである。さらに、カニューレの中の使用器具の角度調節および/または操作は、密閉整合性を維持することに対する困難をしばしば呈示する。
(要旨)
従って、本開示は、外科医が外科的処置において様々な直径の器具を効率的に利用することを可能にする、密閉アセンブリを提供する。この密閉アセンブリは、ジンバル様アセンブリに据え付けられる開口部を備えた(apertured)弾性密閉部材を提供することにより、複数のアダプターが様々な直径の器具を収容する必要性を除去し、それにより、密閉部材の開口部(aperture)との使用器具の整列を促進する。
好ましい実施形態では、アクセスデバイス(access device)による使用のための密閉アセンブリは、中心長手方向軸を規定する密閉ハウジング(seal housing)を備える。密閉ハウジングは、内壁および外壁を備える。内壁は、密閉ハウジングを通しての使用器具の通り抜けを可能とするための長手方向軸開口部(opening)を規定する。ジンバル台(gimbalmount)は、密閉ハウジングの内壁と外壁との間で規定された空間の中に、少なくとも部分的に収容される。ジンバル台は、外科用器具の実質的に密閉された受容のための開口部(aperture)を規定する密閉部材を備える。ジンバル台は、外科用器具の角度調節において外科用器具の密閉された受容を実質的に維持しつつ中心長手方向軸の周りで角移動するように適合される。ジンバル台は、好ましくはほぼ半球形の配置(hemisphericalconfiguration)を規定する。
密閉ハウジングは、ジンバル台に近接して位置し、そして密閉ハウジングを通じての液体の通り抜けを最小限にするように適合されるスカート型密閉部(skirt seal)を備え得る。スカート型密閉部は、ジンバル台に接触するように延伸し得、そしてジンバル台をほぼ近位の方向に付勢し得る。スカート型密閉部は、ジンバル台を密閉ハウジングの内壁に押し付けて付勢するような寸法にされそして構成される。好ましくは、密閉ハウジングの内壁は、遠位アーチ形表面(distalarcuate surface)をジンバル台の対応する内部アーチ形表面(inner arcuate surface)と接触する関係で規定する。
好ましい密閉部材は、弾力性部材(resilient member)およびその弾力性部材に対して並列となる保護層(protective layer)を備える。密閉部材の保護層は、外科用器具の通り抜けの間に開口部(aperture)を規定する密閉部材の部分を保護するために、少なくとも部分的に開口部(aperture)の中に延伸する。保護層は、織物材料を含み得る。
密閉ハウジングは、器具が密閉アセンブリの中にそしてカニューレアセンブリを通して挿入される場合に実質的に液漏れしない密閉を提供するために、カニューレアセンブリに分離可能に据え付けられるように適合される。
代わりとなる実施形態では、アクセスデバイスとともに使用するための密閉アセンブリは、中心長手方向軸を規定しかつ近位末端および遠位末端を有する、密閉ハウジングを備える。密閉ハウジングは、その密閉ハウジングを通しての使用器具の通り抜けを可能とするための開口部(opening)を規定する内壁を備える。ジンバル台が、この密閉ハウジングの中に配置される。このジンバル台は、密閉ハウジングの中での回転軸の周りの角移動のために適合される。ジンバル台は、外科用器具の密閉された受容のための開口部(aperture)を規定する密閉部(seal)を備える。スカート型部材(skirtmember)が、ジンバル台の周辺部分と係合可能であり、そして密閉ハウジングに対して近位の方向にジンバル台を付勢するような寸法にされる。密閉ハウジングは、ジンバル台と接触する関係にある、遠位角度調節表面(distalangulating surface)を規定する。好ましくは、ジンバル台は、密閉ハウジングの遠位角度調節表面に対応してそれと接触する関係にある、内部表面(interiorsurface)を規定する。この内部表面は、ジンバル台の角移動に際して遠位角度調節表面を横断する。ジンバル台はまた、ほぼ半球形の配置を規定し得る。
別の実施形態では、アクセスデバイスとともに使用するための密閉アセンブリは、外科用器具の通り抜けを可能にするための中心長手方向軸、および長手方向軸通路を規定する密閉ハウジングと、密閉ハウジング内に配置されたほぼ半球形の密閉要素(sealelement)とを備える。密閉要素は、外科用器具の密閉された受容のための密閉軸(seal axis)および開口部(aperture)を規定する。密閉要素は、密閉ハウジングの中の角移動が外科用器具の角移動を受け入れるように適合され、それにより密閉軸が、密閉ハウジングの中心長手方向軸と交差する。
密閉アセンブリは、カニューレアセンブリと会合するように適合される。カニューレアセンブリは、典型的には、管状カニューレと、中にカニューレ密閉アセンブリ(cannulaseal assembly)が位置するカニューレハウジングとを備える。カニューレ密閉アセンブリは、典型的には、外科用器具がない状態で液漏のない密閉を提供するように適合される構造を提供する。適切なカニューレ密閉アセンブリは、ばね装填フラッパーバルブ(flappervalve)、ラッパ型バルブ(trumpet valve)、またはダックビル型バルブ(duck bill valve)などを備える。本発明の密閉アセンブリは、任意の適切な手段(例えば、バヨネットロック(bayonetlock))により、カニューレハウジングと会合し得る。
使用において、密閉アセンブリは、外科医が、それを通して利用し得る器具の大きさにおける柔軟性を望む任意の時点において、カニューレアセンブリと会合し得る。従って、例えば、外科医が、内視鏡検査の外科的手順において15mmのカニューレアセンブリを利用していて、そしてそのカニューレアセンブリを通して5〜15mmの大きさの範囲の器具を使用する柔軟性を持つことが有利となり得たと決定する場合、密閉アセンブリは、カニューレアセンブリに固定され得る。その後、直径が5〜15mmにわたる器具が、効率的にそれを通って導入され得る。円筒状ガイド壁(cylindricalguide wall)は、器具を弾性密閉部材の開口部(aperture)に向かってガイドする。ジンバル台は、器具の挿入および操作に応じて、ハウジングに対して自身の角度を再位置決めする。
いったん器具が体腔の中で使用されていれば、そのジンバル様構造により収容されるハウジングに対するジンバル台の移動もまた、密閉の維持を促進する。特に、器具が操作される場合、弾性密閉部材は、ハウジングに対するジンバル台の移動を通じて半径方向および横軸方向に自身を再位置決めし、それによりその弾性密閉部材が器具シャフトの周りの液漏れしない密閉を維持することを確実にする。
より特定すれば、本願発明は以下の項目に関し得る。
(項目1)
アクセスデバイスとともに使用するための密閉アセンブリであって、以下:
中心長手方向軸を規定する密閉ハウジングであって、上記密閉ハウジングが内壁および外壁を備え、上記内壁が上記密閉ハウジングを通しての使用器具の通り抜けを可能にするための長手方向軸開口部(longitudinalopening)を規定する、密閉ハウジング;ならびに
上記密閉ハウジングの上記内壁と上記外壁との間で規定される空間の中に少なくとも部分的に収容されるジンバル台であって、上記ジンバル台が外科用器具の実質的に密閉された受容のための開口部(aperture)を規定する密閉部材を備え、上記ジンバル台が上記外科用器具の角度調節において上記外科用器具の密閉された受容を実質的に維持しつつ上記中心長手方向軸の周りで角移動するように適合される、ジンバル台、
を備える密閉アセンブリ。
(項目2)
項目1に記載の密閉アセンブリであって、ここで上記密閉ハウジングがスカート型密閉部を備え、上記スカート型密閉部が上記ジンバル台の周りに位置し、上記密閉ハウジングを通しての液体の通り抜けを最小限にするように適合される、密閉アセンブリ。
(項目3)
項目2に記載の密閉アセンブリであって、ここで上記スカート型密閉部が上記ジンバル台と接触するように延伸し、上記スカート型密閉部が上記ジンバル台をほぼ近位の方向に付勢するように適合される、密閉アセンブリ。
(項目4)
項目3に記載の密閉アセンブリであって、ここで上記スカート型密閉部が上記ジンバル台を上記密閉ハウジングの上記内壁の一部に押し付けて付勢するような寸法にされそして構成される、密閉アセンブリ。
(項目5)
項目4に記載の密閉アセンブリであって、ここで上記内壁が遠位アーチ形表面を上記ジンバル台の対応する内部アーチ形表面と接触する関係で規定する、密閉アセンブリ。
(項目6)
項目1に記載の密閉アセンブリであって、ここで上記密閉部材が弾力性部材および上記弾力性部材に対して並列となる保護層を備える、密閉アセンブリ。
(項目7)
項目6に記載の密閉アセンブリであって、ここで上記密閉部材の上記保護層が上記外科用器具の通り抜けの間に上記開口部(aperture)を規定する上記密閉部材の部分を保護するために、少なくとも部分的に上記開口部(aperture)の中に延伸する、密閉アセンブリ。
(項目8)
項目6に記載の密閉アセンブリであって、ここで上記保護層が織物材料を含む、密閉アセンブリ。
(項目9)
項目1に記載の密閉アセンブリであって、ここで上記密閉ハウジングが、上記器具が上記密閉アセンブリの中にそして上記カニューレアセンブリを通して挿入される場合に実質的に液漏れしない密閉を提供するために、カニューレアセンブリに分離可能に据え付けられるように適合される、密閉アセンブリ。
(項目10)
項目1に記載の密閉アセンブリであって、ここで上記ジンバル台がほぼ半球形の配置を規定する、密閉アセンブリ。
(項目11)
アクセスデバイスとともに使用するための密閉アセンブリであって、以下:
中心長手方向軸を規定しかつ近位末端および遠位末端を有する密閉ハウジングであって、上記密閉ハウジングが上記密閉ハウジングを通しての使用器具の通り抜けを可能とするための開口部(opening)を規定する内壁を備える、密閉ハウジング;
上記密閉ハウジングの中に配置されるジンバル台であって、上記ジンバル台が上記密閉ハウジングの中での回転軸の周りの角移動のために適合され、上記ジンバル台が外科用器具の密閉された受容のための開口部(aperture)を規定する密閉部を備える、ジンバル台;および
上記ジンバル台の周辺部分と係合可能であるスカート型部材であって、上記スカート型部材が上記密閉ハウジングに対して近位の方向に上記ジンバル台を付勢するような寸法にされる、スカート型部材
を備える密閉アセンブリ。
(項目12)
項目11に記載の密閉アセンブリであって、ここで上記密閉ハウジングが遠位角度調節表面を規定し、上記遠位角度調節表面が上記ジンバル台と接触する関係にある、密閉アセンブリ。
(項目13)
項目12に記載の密閉アセンブリであって、ここで上記ジンバル台が上記密閉ハウジングの上記遠位角度調節表面に対応する内部表面を規定し、そしてそれと接触する関係で、上記内部表面が上記ジンバル台の角移動に際して遠位角度調節表面を横断する、密閉アセンブリ。
(項目14)
項目13に記載の密閉アセンブリであって、ここで上記ジンバル台がほぼ半球形の配置を規定する、密閉アセンブリ。
(項目15)
項目14に記載の密閉アセンブリであって、ここで上記密閉ハウジングがカニューレアセンブリと会合する、密閉アセンブリ。
(項目16)
項目15に記載の密閉アセンブリであって、ここで上記密閉アセンブリが上側ハウジング部位および下側ハウジング部位を備え、そして上記スカート型部材が上記下側ハウジング部位と会合する、密閉アセンブリ。
(項目17)
項目16に記載の密閉アセンブリであって、ここで上記スカート型部材が上記下側ハウジング部位の上部表面に配置される、密閉アセンブリ。
(項目18)
項目16に記載の密閉アセンブリであって、ここで上記下側ハウジング部位が上記カニューレアセンブリに固定され、そして上記上側ハウジング部位が上記下側ハウジング部位の中の少なくとも一つと分離可能に取り付け可能である、密閉アセンブリ。
本開示の前述の特徴は、以上の好ましい実施形態の詳細な説明を参照することにより、より容易に明確となり、そしてよりよく理解される。好ましい実施形態は、図面に関連して本明細書中の上記に記載される:
図1は、本開示の原理に従うカニューレアセンブリの斜視図である; 図2は、本開示の原理に従う密閉アセンブリの斜視図である; 図3は、図1のカニューレアセンブリおよび密閉アセンブリの分解された部品を含む斜視図である; 図4は、カニューレアセンブリおよび密閉アセンブリの側方断面図である; 図5は、密閉アセンブリのジンバル台の上面斜視図である; 図6は、密閉アセンブリのジンバル台の底面斜視図である; 図7は、ジンバル台の断面図である; 図8は、ジンバル台の断面図である; 図9は、ジンバル台の構成要素を示す斜視図である; 図10は、密閉ハウジングの中のジンバル台の移動の範囲を示す斜視図である; 図11は、密閉ハウジングの中のジンバル台の移動の範囲を示す斜視図である; 図12は、密閉ハウジングの中のジンバル台の移動の範囲を示す斜視図である; 図13は、内腔にアクセスするカニューレアセンブリおよび密閉アセンブリならびにそこに導入された器具を示す図である;ならびに 図14は、外科用器具の一定範囲の移動を示すカニューレアセンブリおよび密閉アセンブリの側方断面図である。
(好ましい実施形態の詳細な説明)
本開示の密閉アセンブリは、単独またはカニューレアセンブリに対して内側の密閉システムと組み合わせることのいずれかで、カニューレアセンブリを通しての器具の挿入の前に、間に、および後に、患者の体腔と外気との間の実質的な密閉を提供する。さらに、本発明の密閉アセンブリは、挿入された場合に緊密なガスシールを各器具に供給することにより、直径が(例えば5mm〜15mmで)変わる器具を収容することが可能である。本密閉アセンブリの柔軟性は、単一の外科的処置の間に様々な直径を有する種々の器具がしばしば必要となる内視鏡外科的手順を大幅に促進する。
密閉アセンブリは、トロカールアセンブリおよび/またはカニューレアセンブリを通す挿入に適合される種々の型の使用器具の導入ならびに操作を考慮し、一方で、その使用器具の周りの液漏れしないインターフェースを維持して外科的手順の空気整合性を気体および/または液体の漏出から保護することを企図する。特に、この密閉アセンブリは、密閉軸の周りの外科用器具の角度方向の操作を提供する。本開示のこの特徴は、体腔への/体腔からの気体および/または液体の流入ならびに流出を望ましいように最小限にする。使用器具の例としては、クリップアプライヤー(clipapplier)、捕捉器具(grasper)、解剖器具、開創器(retractor)、ホッチキス(stapler)、レーザー探針(laser probe)、写真デバイス、内視鏡および腹腔鏡(laproscope)、管などが挙げられる。そのような器具は、本明細書中ではまとめて「器具(instrument)あるいは使用器具(instrumentation)」と呼ばれ得る。
以下の記載において、伝統的なものとして、用語「近位の」とは、オペレーターに最も近い器具の部分を参照し、他方、用語「遠位の」とは、オペレーターから遠い器具の部分を参照する。
ここで図面(それらの図面の中で同じ数字は、いくつかの図を通して同一または実質的に同様の部品を識別する)を参照することで、図1〜2は、カニューレアセンブリ200に据え付けられた本開示の密閉アセンブリ100を例示する。カニューレアセンブリ200は、体腔にアクセスすることの意図された目的に適した任意の従来のカニューレであり得、そしてそこを通して器具の導入を可能にし得る。カニューレアセンブリ200は、腹腔に、適切な気体、例えばCOを吸入されてその中の内臓から体腔壁を立ち上げる、腹腔鏡手術での使用に特に適合される。代表的には、カニューレアセンブリ200は、カニューレアセンブリ200の通路の中に位置することが可能な鋭くとがった器具である閉塞具アセンブリ(obturatorassembly)(示さず)とともに使用される。閉塞具アセンブリは、腹壁を貫通させるために利用され、そしてその後引き続いてカニューレアセンブリから取り除かれて、手順を実施するために利用される外科的使用器具の導入を可能にする。
カニューレアセンブリ200は、カニューレスリーブ(cannula sleeve)202および、そのスリーブ202の末端に据え付けられたカニューレハウジング204を備える。カニューレスリーブ202は、スリーブ202の長さ部分に沿って延伸する長手方向軸「a」を規定する。スリーブ202は、さらに外科的使用器具の通り抜けを可能にするような寸法にされた内側の長手方向軸通路を規定する。スリーブ202は、ステンレス鋼または重合体材料などのような他の強固な材料から形成され得る。スリーブ202は、透明であり得または不透明であり得る。スリーブ202の直径は、変化し得るが、しかし本開示の密閉アセンブリ100をとともに使用するために典型的には10〜15mmの範囲である。
カニューレハウジング204は、二つの構成要素、具体的には、図3〜4の中で示されるようなカニューレスリーブ202の近位の末端に取り付けられるフランジ(flange)206およびメインハウジング(mainhousing)208を備える。メインハウジング208は、ハウジングフランジ206の外面上で放射状に配置された舌部(tongue)210およびメインハウジング208の内面の中の対応する凹部212からなる差込みカップリング(bayonetcoupling)を通してハウジングフランジ206と接続可能である。舌部210は、凹部212の中に受容可能である。その後、ハウジングフランジ206およびメインハウジング208は、回転されて舌部210を凹部212の中に確実にロックする。他の従来の手段、例えば、スナップ適合(snapfit)、超音波溶接(ultrasonic welding)または、当業者に想像される他の手段(例えば接着手段が挙げられる)は、ハウジングフランジ206とメインハウジング208とを接続するために取り込まれ得る。メインハウジング208は、ユーザの指による握りエンゲージメントのような寸法にされかつ整えられた、直径上で対向したハウジンググリップ(housinggrip)214をさらに備える。二つの構成要素として示されそして記載されたが、カニューレハウジング204は、単一の構成要素であり得かつ任意の前述の手段によりカニューレスリーブ202に取り付けられる。
図1〜2とともに、図3を参照して、カニューレハウジング204は、図の中で示されるように、密閉された配置に向かって遠位および内向きにテーパ状となるダックビル型バルブあるいはゼロ閉鎖バルブ(zeroclosure valve)216を備える。バルブ216は、外科的使用器具の通り抜けを可能にするために開き、かつ使用器具がない場合に閉じる。バルブ216は、好ましくは内腔の中の注入気体により及ぼされる力にさらすことに対して閉じるように適合される。単一もしくは複数のスリットバルブ配置(slitvalve arrangement)、ラッパ型バルブ、フラッパーバルブなどを含む他のゼロ閉鎖バルブが、企図される。
ここで図1〜2とともに、図3〜4を参照して、密閉アセンブリ100は、詳細に議論され得る。密閉アセンブリ100は、参照番号102として一般に認識される密閉ハウジング、およびその密閉ハウジング102の中に配置されるジンバル台104を備える。密閉ハウジング102は、そのアセンブリの密閉構成要素を収容しそして密閉アセンブリ100の外側バルブ(outervalve)または密閉体(seal body)を規定する。密閉ハウジング102は、中心の密閉ハウジング軸「b」を規定し、その軸「b」は好ましくはカニューレスリーブ202の軸「a」と平行であり、さらに詳細には、カニューレの軸「a」と一致する。密閉ハウジング102は、三つの収容する構成要素、すなわち近位ハウジング構成要素、遠位ハウジング構成要素および内部ハウジング構成要素(それぞれ、106、108、110)をそれぞれ組込み、それらは、一緒に組み立てられた場合、密閉ハウジング102を形成する。ハウジング構成要素106、108、110の組み立ては、カニューレハウジング204に関して議論された任意の前述の接続手段により実施され得る。さらに、密閉ハウジング102は、図10〜12の中で別々に示されるように、構成要素106、108によって形成された上側ハウジング部位109、および構成要素110によって形成された下側ハウジング部位を有すると見なされ得る。
近位ハウジング構成要素106は、内側ガイド壁112およびその内側ガイド壁112の半径方向で外側に配置される外壁114を規定する。内側ガイド壁112は、外科用器具を受容しかつ密閉ハウジング102の中でその器具を横方向に制限するような寸法にされる、中心の通り抜け116を規定する。内側ガイド壁112は、配置においてほぼ円筒状であり、遠位アーチ形表面118で終端となる。外壁114は、それの遠位末端に隣接する第一の環状凹部および第二の環状凹部120、122を規定する。凹部120、122は、対応する構造、すなわち、遠位ハウジング構成要素108の環状の唇(lip)124、126を受容して、二つの構成要素の接続を容易にする。評価されるように、近位ハウジング構成要素106はまた、安全に構成要素を接続するために、構成要素106、108の相対的な回転の際、遠位ハウジング構成要素108の対応する構造に係合するロッキングタブを組込み得る。
内部ハウジング構成要素110は、遠位ハウジング構成要素108の内側の中に配置され、差込みカップリングによって、遠位ハウジング構成要素108に固定して連結可能である。そのようなカップリングは、内部ハウジング構成要素110の外面上で対応して配置された溝あるいは凹部130の中に受容されるために半径方向で内部に寄りかかる半径方向に配置された舌部128を備える。遠位ハウジング構成要素と内部ハウジング構成要素108、110のカップリングは、それにより構成要素の単純な回転を通じて提供される。
引き続いての図3および4の参照で、密閉アセンブリ100は、内部ハウジング構成要素110の近位末端の周囲に、または密閉ハウジングの内部ハウジング構成要素(より低い構成要素を構成する)の上部の表面上で据え付けられるスカート型密閉部132をさらに備える。スカート型密閉部132は、密閉アセンブリ102を通じて注入気体の損失を最小限にすることに機能する。スカート型密閉部132は、ジンバル台104ともまた係合しそして、ジンバル台を議論され得るような近位ハウジング106の内側ガイド壁112に対して近位の方向で付勢する役目を果たす。スカート型密閉部132は、好ましくは、適切にジンバル台104に付勢するのに十分なばね様の特性を提供するために、適切なエラストマーの材料などから作製される。
特に図4の参照で、ジンバル台104は、近位ハウジング構成要素106の内壁112と外壁114との間で規定された環状空間(annular space)134の中に収容される。ジンバル台104は、密閉軸「b」に対してジンバル台104の角度調節を可能にする方法で据え付けられる。特に、ジンバル台104は、環状空間134の中に規定された一連の運動を通じて回転中心軸「c」の周りに角移動することが自由である。環状止め(annularstop)136は、環状空間134内で延び得る。環状止め136は、望まれる場合、ジンバル台104の角度調節の程度を制限するために位置する。ジンバル台104の移動の範囲は、以下でより詳しく議論され得る。
ここで図4とともに、図5〜9を参照して、ジンバル台104の構成要素は、さらに詳細に議論され得る。ジンバル台104は、第一ジンバルハウジングおよび第二ジンバルハウジング138、140ならびに、それらのハウジング138、140の間に据え付けられる弾性密閉部材142を備える。好ましい配置では、第一ジンバルハウジングおよび第二ジンバルハウジング138、140ならびに密閉部材142は、各々示されるようなほぼ半球形の配置を規定する。第一ジンバルハウジング138は、好ましくは、第二ジンバルハウジング140の中に据えられて、スナップ適合接続などを通じて第二ジンバルハウジング140に締め付けられる。好ましくは、第一ジンバルハウジング138は、ハウジング構成要素134の外面上で半径方向に配置された複数の据え付け脚(mountingleg)144を備える。脚144は、密閉アセンブリ200の軸「b」との一般的に交差する関係で延伸する、ロック表面(locking surface)146を規定する。同様に、第二ジンバルハウジング140は、そのハウジング140の内側の周りに配置した複数の対応するロック移動止め(lockingdetent)148を備える。第一ジンバルハウジング138の第二ジンバルハウジング140の中への挿入において、据え付け脚144は、ロック移動止め148に沿ってスライドし、それにより、移動止め148を取り除くことにおいて、据え付け脚146のロック表面146が、第一ジンバルハウジング138を安全に係合して、第一ジンバルハウジング138を第二ジンバルハウジング140および弾性密閉部材142の中に、それらの構成要素の間にサンドイッチ関係で固定する。評価されるように、第一ジンバルハウジング138は、十分に弾性で挿入において変形して据え付け脚144がロック移動止め148を取り除きかつ移動止め148と係合する最初の位置に戻ることを可能にし得る。
上記に言及されるように、ジンバル台104の密閉部材142は、第一ジンバルハウジング138と第二ジンバルハウジング140との間に挟まれた関係の中で保持される。密閉部材142は、好ましくは弾性中心材料(例えば、ポリイソプレンもしくは天然ゴム)を含み、織物の第一層150および第二層152が、その弾性の中心材料のそれぞれ近位表面および遠位表面上にしみ込んでいる。織物は、任意の適切な織物、例えば、Millikenより入手可能な約20%のLYCRAおよび約80%のNYLONを含んでいるSPANDEXであり得る。適切な密閉部材または密閉タイプ(sealtype)は、同一人に譲渡された米国特許出願番号第09/449,368号(1999年11月24日出願)に開示され、その内容は参考として本明細書に援用される。密閉部材142は、外科用器具の密閉された受容のための中心の開口部(aperture)154を規定する。好ましい配置では、第一層150は、開口部(aperture)154の中に延伸するかまたはオーバーラップするよう配置される。この方法では、織物(それは弾性材料に比べてより強い)は、外科用器具を密閉部材142の開口部(aperture)154を通して通路上で係合し、それにより開口部(aperture)を規定する弾性材料を保護するように位置する。これにより、器具による弾性材料の穴開き、貫通、裂傷の潜在性を有意に最小限にする。その代わりに、密閉部材142の近位表面上の追加の織物層151は、開口部(aperture)154の中に布で覆うように重ねて配置され得る。密閉部材142は、環状の凹部156を、その密閉部材142の遠位表面、すなわち、第二織物層152の内に備える。凹部156は、第一ジンバルハウジング138と第二ジンバルハウジング140との間の密閉部材142の固定化を促進するための第二ジンバルハウジング140の出っ張り(ledge)158を受容する。
密閉部材142は、含浸された織物配置として開示されるが他の密閉タイプが使用され得て本開示の目的を達成し得ることが、理解される。さらに、図6は、層153へと成型するツールによりプレスされた、環状の凹部153、155を例示する。一つ以上の同様の凹部は、密閉部材142の製造の間に織物のポジショニングを支援するために、層150に押され得る。
ここで図4とともに、図10〜12を参照して、ジンバル台104は、内壁112と外壁114の間で規定された環状空間134の中で自由に動いて、密閉軸「b」に対する器具の角度調節を可能にし、一方でその周りの密閉を維持する。特に、ジンバル台104は、密閉アセンブリ100の軸と一致する、回転中心「c」の周りの回転移動のために適合される。この点では、密閉部材142の開口部(aperture)154の軸は、器具の角度調節の間に、密閉アセンブリ100の軸「b」と交差する。角度調節の間に、ジンバル台104は、近位ハウジング106の遠位アーチ形表面118に沿って、かつスカート型密閉部132に沿って、密閉ハウジング102だけに接する。特に、第一ジンバルハウジング138のアーチ形内表面は、内壁112の遠位アーチ形表面118に沿って、それらと接触する関係で(スカート型密閉部132のベアリングの影響下で)乗って、ジンバル台104が密閉ハウジング102の中で旋回することが可能となる。好ましくは、ジンバル台104の密閉ハウジングの任意の他の構成要素との他の接触がなく、それにより、角度調節移動に対する抵抗が、実質的に最小限となる。潤滑剤は、角度調節を促進するために、遠位アーチ形表面118と第一ジンバルハウジング138の内表面との間で提供され得る。
好ましい配置では、ジンバル台104は、密閉軸「b」に対して約25°(25°を含む)の、より好ましくは22.5°の角度を経て角移動または回転する。環状止め136は、さらに、軸「b」に対して約19°(19°を含む)の角度である一対のある程度の運動により角度調節を制限し得る。
密閉アセンブリ100は、種々の方法でカニューレアセンブリ200と会合されるかまたは連結され得る。好ましい実施形態では、密閉アセンブリ100の密閉ハウジング102およびカニューレアセンブリ200のカニューレハウジング204は、例えば、バヨネットロックなどの機械的な手段を通じて分離可能に互いに係合するように適合される。以前に議論されたように、近位ハウジング構成要素106および遠位ハウジング構成要素108は、カニューレアセンブリ200に直接据え付け可能な上部ハウジング構成要素109を規定し得る。その代わりに、低部ハウジング構成要素を規定する内部ハウジング部分110は、上部ハウジング構成要素109と独立してカニューレアセンブリ200に直接据え付けられ得る。特に、ジンバル台104を収容する低部ハウジング構成要素110は、カニューレアセンブリに、残りのハウジング構成要素と独立して据え付けられ得る。その後、その上部ハウジングは、必要な場合、低部ハウジングまたはカニューレアセンブリ200に据え付けられ得る。さらにもっと、上部ハウジング構成要素109は、低部ハウジング構成要素110の非存在下でカニューレアセンブリ200に据え付けられ得る。密閉アセンブリ100をカニューレアセンブリ200に接続する他の手段は、当業者にとって容易に明らかとなる。
ここで図13〜14を参照して、密閉アセンブリ100およびカニューレアセンブリ200の外科用器具の導入に伴う使用は、議論される。密閉アセンブリ100は、ガス注入された腹腔の中に以前に導入されたカニューレアセンブリ200に据え付けられる。器具は、密閉ハウジング102の中で内部の円筒状ガイド壁112の通路116を通して密閉アセンブリ100の中に挿入される。もし器具の軸がカニューレアセンブリ200の軸「a」または密閉アセンブリ100の軸「b」に完全に並列しない場合には、外科用器具は、内側ガイド壁112および/または密閉部材142の内表面と接触する。密閉部材142との接触により、ジンバル台104が密閉ハウジング102の中で旋回することが生じ、それによりへ開口部(aperture)154を外科用器具と整列させる。開口部(aperture)154は、必要な場合に、器具の直径を収容するように延伸する。その器具は、カニューレハウジング204の中へさらに遠位に進み、ダックビル型バルブ216およびカニューレスリーブ202を通り抜けて、体腔の中へ通り抜ける。器具が遠位に通過するにつれ、ジンバル台104は、密閉ハウジング102に対してさらに旋回することが自由となる。さらに、外科医が体腔の中で器具を操作する場合、ジンバル台104は、ハウジング102に対して旋回することが自由となり、それにより密閉部材142がそれを通じて通り抜ける器具との密閉係合を維持することが可能となる。
本発明が特に示され、かつ好ましい実施形態に関して記述された一方、形式および詳細における種々の改変ならびに変更は、本発明の範囲および精神から逸脱せずそこに行われ得ることは、当業者に理解される。従って、上で示唆されるような改変は、それに制限されず、本発明の範囲内であるとみなされるべきである。
100 密閉アセンブリ
102 密閉ハウジング
104 ジンバル台
106 近位ハウジング構成要素
118 近位ハウジングの遠位アーチ形表面
132 スカート型密閉部
138 第一ジンバルハウジング
140 第二ジンバルハウジング
142 密閉部材
144 据え付け脚
154 開口部
204 カニューレハウジング

Claims (1)

  1. アクセスデバイスとともに使用するための密閉アセンブリであって、以下:
    中心長手方向軸を規定する密閉ハウジングであって、該密閉ハウジングが内壁および外壁を備え、該内壁が該密閉ハウジングを通しての使用器具の通り抜けを可能にするための長手方向軸開口部(longitudinalopening)を規定する、密閉ハウジング;ならびに
    該密閉ハウジングの該内壁と該外壁との間で規定される空間の中に少なくとも部分的に収容されるジンバル台であって、該ジンバル台が外科用器具の実質的に密閉された受容のための開口部(aperture)を規定する密閉部材を備え、該ジンバル台が該外科用器具の角度調節において該外科用器具の密閉された受容を実質的に維持しつつ該中心長手方向軸の周りで角移動するように適合される、ジンバル台、
    を備える密閉アセンブリ。
JP2009157347A 2002-05-10 2009-07-01 イントロデューサー密閉アセンブリ Pending JP2009261970A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US37965102P 2002-05-10 2002-05-10
US10/264,556 US20040066008A1 (en) 2002-10-04 2002-10-04 Introducer seal assembly

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004502852A Division JP4365781B2 (ja) 2002-05-10 2003-04-24 イントロデューサー密閉アセンブリ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009261970A true JP2009261970A (ja) 2009-11-12

Family

ID=29423232

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004502852A Expired - Lifetime JP4365781B2 (ja) 2002-05-10 2003-04-24 イントロデューサー密閉アセンブリ
JP2009157347A Pending JP2009261970A (ja) 2002-05-10 2009-07-01 イントロデューサー密閉アセンブリ

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004502852A Expired - Lifetime JP4365781B2 (ja) 2002-05-10 2003-04-24 イントロデューサー密閉アセンブリ

Country Status (7)

Country Link
EP (1) EP1503680B1 (ja)
JP (2) JP4365781B2 (ja)
AU (2) AU2003237108B2 (ja)
CA (1) CA2484321C (ja)
DE (1) DE60330661D1 (ja)
ES (1) ES2338224T3 (ja)
WO (1) WO2003094760A2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013515563A (ja) * 2009-12-23 2013-05-09 アルコン リサーチ, リミテッド 眼科用の弁付きトロカールカニューレ
US8968249B2 (en) 2002-05-10 2015-03-03 Covidien Lp Introducer seal assembly
JPWO2013065292A1 (ja) * 2011-10-31 2015-04-02 鈴木 裕 医療用拡張器および医療用拡張器セット
CN108784797A (zh) * 2018-06-29 2018-11-13 杭州康基医疗器械股份有限公司 穿刺器固定装置及穿刺器组件

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040066008A1 (en) 2002-10-04 2004-04-08 Smith Robert C. Introducer seal assembly
AU2004214616B2 (en) * 2003-09-30 2009-11-12 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Improved trocar housing/stop-cock assembly
US8206411B2 (en) 2003-09-30 2012-06-26 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Trocar housing/stop-cock assembly
US8070767B2 (en) * 2005-01-28 2011-12-06 Tyco Healthcare Group Lp Optical penetrating adapter for surgical portal
US7582071B2 (en) * 2005-03-28 2009-09-01 Tyco Healthcare Group Lp Introducer seal assembly
US7931624B2 (en) * 2005-04-05 2011-04-26 Tyco Healthcare Group Lp Introducer seal assembly with low profile gimbal seal
US8118783B2 (en) 2008-01-30 2012-02-21 Tyco Healthcare Group Lp Access assembly with spherical valve
US8092430B2 (en) 2008-03-03 2012-01-10 Tyco Healthcare Group Lp Single port device with multi-lumen cap
US8206357B2 (en) * 2009-03-26 2012-06-26 Tyco Healthcare Group Lp Articulating surgical portal apparatus with spring
US10299778B2 (en) * 2012-05-15 2019-05-28 Covidien Lp Surgical access device including gimbal mount cooperating with bellows
US9486242B2 (en) 2012-05-15 2016-11-08 Covidien Lp Surgical access device including gimbal seal with self-centering mechanism
US9901372B2 (en) 2013-02-21 2018-02-27 Covidien Lp Surgical access device including gimbal mount cooperating with bellows attached to proximal wall of seal housing
JP6633558B2 (ja) * 2017-01-31 2020-01-22 京セラ株式会社 トロカール装置
CN107348998A (zh) * 2017-07-14 2017-11-17 苏州朗特斯医疗科技有限公司 一种鱼眼式单孔多通道穿刺器
US11357542B2 (en) 2019-06-21 2022-06-14 Covidien Lp Valve assembly and retainer for surgical access assembly

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5720759A (en) * 1993-07-14 1998-02-24 United States Surgical Corporation Seal assembly for accommodating introduction of surgical instruments
WO2002041795A2 (en) * 2000-11-06 2002-05-30 Tyco Healthcare Group Lp Surgical sealing apparatus

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4448449A (en) * 1981-05-04 1984-05-15 Halling Horace P Flexible piping joint and method of forming same
JPH0266816A (ja) * 1988-08-31 1990-03-06 Yazaki Corp グロメット
US5342315A (en) * 1993-04-12 1994-08-30 Ethicon, Inc. Trocar seal/protector assemblies
US5820600A (en) * 1996-05-14 1998-10-13 Innerdyne, Inc. Adjustable introducer valve
US5792113A (en) * 1996-12-12 1998-08-11 Ethicon Endo-Surgerym Inc. Universal seal for a trocar
WO1998050093A1 (en) * 1997-05-02 1998-11-12 United States Surgical Corporation Trocar seal system
EP1745810B1 (en) * 1997-05-28 2009-07-08 United States Surgical Corporation Trocar seal system
US6113106A (en) * 1997-11-03 2000-09-05 Freudenberg-Nok General Partnership Gimballed mechanical face seal

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5720759A (en) * 1993-07-14 1998-02-24 United States Surgical Corporation Seal assembly for accommodating introduction of surgical instruments
WO2002041795A2 (en) * 2000-11-06 2002-05-30 Tyco Healthcare Group Lp Surgical sealing apparatus

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8968249B2 (en) 2002-05-10 2015-03-03 Covidien Lp Introducer seal assembly
JP2013515563A (ja) * 2009-12-23 2013-05-09 アルコン リサーチ, リミテッド 眼科用の弁付きトロカールカニューレ
JPWO2013065292A1 (ja) * 2011-10-31 2015-04-02 鈴木 裕 医療用拡張器および医療用拡張器セット
CN108784797A (zh) * 2018-06-29 2018-11-13 杭州康基医疗器械股份有限公司 穿刺器固定装置及穿刺器组件
CN108784797B (zh) * 2018-06-29 2024-05-07 杭州康基医疗器械有限公司 穿刺器固定装置及穿刺器组件

Also Published As

Publication number Publication date
CA2484321A1 (en) 2003-11-20
ES2338224T3 (es) 2010-05-05
WO2003094760A3 (en) 2003-12-24
AU2003237108B2 (en) 2008-10-09
WO2003094760A2 (en) 2003-11-20
AU2008261180B2 (en) 2011-06-09
JP4365781B2 (ja) 2009-11-18
EP1503680A2 (en) 2005-02-09
EP1503680B1 (en) 2009-12-23
CA2484321C (en) 2011-06-21
DE60330661D1 (de) 2010-02-04
JP2005524482A (ja) 2005-08-18
AU2008261180A1 (en) 2009-01-22
AU2003237108A1 (en) 2003-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009261970A (ja) イントロデューサー密閉アセンブリ
US8968249B2 (en) Introducer seal assembly
JP5132072B2 (ja) 低プロフィールジンバルシールを備えるイントロデューサーシールアセンブリ
US10111685B2 (en) Method and structure for selectively locking portions of a seal assembly
EP2263575B1 (en) Introducer seal assembly
JP2013052289A (ja) 枠アセンブリを備えた外科用入り口装置
US9486242B2 (en) Surgical access device including gimbal seal with self-centering mechanism
AU2011205165A1 (en) Introducer seal assembly

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Effective date: 20100625

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110721

A521 Written amendment

Effective date: 20111013

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120220

A02 Decision of refusal

Effective date: 20120717

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02