JP5328406B2 - レーザ加工方法、レーザ加工装置及びソーラパネル製造方法 - Google Patents

レーザ加工方法、レーザ加工装置及びソーラパネル製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5328406B2
JP5328406B2 JP2009036679A JP2009036679A JP5328406B2 JP 5328406 B2 JP5328406 B2 JP 5328406B2 JP 2009036679 A JP2009036679 A JP 2009036679A JP 2009036679 A JP2009036679 A JP 2009036679A JP 5328406 B2 JP5328406 B2 JP 5328406B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
laser light
branching
laser beam
workpiece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009036679A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010188395A (ja
Inventor
正樹 荒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi High Technologies Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi High Technologies Corp filed Critical Hitachi High Technologies Corp
Priority to JP2009036679A priority Critical patent/JP5328406B2/ja
Priority to CN2010101101552A priority patent/CN101811229B/zh
Priority to TW099103789A priority patent/TWI381899B/zh
Publication of JP2010188395A publication Critical patent/JP2010188395A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5328406B2 publication Critical patent/JP5328406B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、レーザ光を用いて薄膜等を加工するレーザ加工方法、レーザ加工装置及びソーラパネル製造方法に係り、特に1本のレーザ光を複数に分岐して加工を行なう際の各レーザ光間のピッチ幅を可変することのできるレーザ加工方法、レーザ加工装置及びソーラパネル製造方法に関する。
従来、ソーラパネルの製造工程では、透光性基板(ガラス基板)上に透明電極層、半導体層、金属層を順次形成し、形成後の各工程で各層をレーザ光で短冊状に加工してソーラパネルモジュールを完成している。このようにしてソーラパネルモジュールを製造する場合、ガラス基板上の薄膜に例えば約10mmピッチでレーザ光でスクライブ線を形成している。このスクライブ線の線幅は約30μmで、線と線の間隔は約30μmとなるような3本の線で構成されている。レーザ光でスクライブ線を形成する場合、通常は定速度で移動するガラス基板上にレーザ光を照射している。これによって、深さ及び線幅の安定したスクライブ線を形成することが可能である。レーザ光を用いた加工方法においてレーザ光を複数に分岐して加工を行なうものについては、特許文献1に記載のようなものが知られている。
特開2004−141929号公報
特許文献1に記載のレーザ加工方法では、1本のレーザ光を位相格子を用いて複数のレーザ光に分岐し、分岐された複数のレーザ光をワークに照射している。また、同時に照射される複数のレーザ光の分岐方向とレーザ光の走査方向とのなす角度θを大きくして、照射エリアの幅を狭くしていき、複数の照射を繋げて、幅広の除去部を形成している。しかし、特許文献1に記載のレーザ加工方法では、位相格子を用いてレーザ光を分岐しているので、分岐されたレーザ光間のピッチ幅を約10mm程度とすることは非常に困難であり、ソーラパネルの製造工程に特許文献1の記載の技術を応用することは困難であった。
また、特許文献1に記載のレーザ加工方法の場合は、単体素子である位相格子を回転するだけで簡単にレーザ光の分岐方向とレーザ光の走査方向とのなす角度θを可変制御することができる。しかし、ソーラパネル製造工程においては、レーザ発生装置から出射されるレーザ光を複数のハーフミラー及び反射ミラーなどを用いてピッチ幅が約10mm程度のレーザ光に分岐しているので、レーザ光の分岐方向とレーザ光の走査方向とのなす角度θを可変制御することは、困難であり、実現されていなかったのが現状である。
本発明の目的は、上述の点に鑑みてなされたものであり、レーザ光をハーフミラー及び反射ミラーを用いて複数のレーザ光に分岐し、その分岐方向とレーザ光の走査方向とのなす角度を可変制御することのできるレーザ加工方法、レーザ加工装置及びソーラパネル製造方法を提供することである。
本発明に係るレーザ加工方法の第1の特徴は、レーザ光をハーフミラー及び反射ミラーからなる分岐手段を用いて複数のレーザ光に分岐し、分岐された複数のレーザ光をワークに対して相対的に移動させながら照射することによってワークに所定の加工を施すレーザ加工方法であって、前記ワークの加工面に対して垂直に向かう垂直レーザ光を前記分岐手段を用いて複数のレーザ光に分岐すると共に前記垂直レーザ光の進行方向を中心軸として前記分岐手段を回転させることによって、前記レーザ光の分岐方向と前記レーザ光の前記ワークに対する相対的な移動方向とのなす角度を可変制御することにある。
レーザ発生装置から出射されたレーザ光は、最終的にワークの加工面に垂直に照射される。この発明では、ハーフミラー及び反射ミラーからなる分岐手段をこの垂直に向かう垂直レーザ光の途中に設けてレーザ光を分岐している。このとき、分岐手段の回転中心軸と垂直レーザ光の進行方向とを一致させて、分岐手段全体を回転できるように構成することによって、分岐方向とレーザ光の走査方向とのなす角度を容易に可変制御することができる。
本発明に係るレーザ加工方法の第2の特徴は、前記第1の特徴に記載のレーザ加工方法において、前記レーザ光の光路中に位相型回折光学素子手段を配置して前記レーザ光をトップハット強度分布に変換し、変換後のレーザ光を前記ワークに照射すると共に前記レーザ光の分岐方向と前記レーザ光の相対的な移動方向とのなす角度が回転制御された場合でも前記レーザ光の相対的な移動方向に対して前記位相型回折光学素子手段は回転させないようにしたことにある。
一般的に、ソーラパネル製造工程においては、レーザ光としてガウスビームを使用し、ビーム径を規定の幅にしぼり、基板を移動させて、スクライブ加工を行なっている。レーザ光としてガウスビームを用いると、加工形状がすり鉢状になり、中央部の膜が飛び過ぎるという問題があり、また、スクライブ加工を行なった場合、レーザ光をパルス照射しているため、スクライブ線の両側稜線が波打ってしまうという問題がある。そこで、レーザ光の光路中に、位相型回折光学素子(DOE:Diffractive Optical Element)を配置して、ガウスビームをトップハット(TopHat)ビームに変換して、レーザ光をワークに照射するようにした。DOEは、レーザ光の配光特性を変換/整形する機能を持つ素子であり、主にレーザ光のガウシアン強度分布をフラットトップ(トップハット)強度分布に変換し、レーザー加工などの精度向上に使われるものである。このDOEを使用することによって、レーザ光の照射形状はほぼ正方形状とすることができ、スクライブ線の両側稜線を滑らかに形成することができる。ところが、レーザ光の分岐方向とレーザ光の走査方向とのなす角度を可変制御した場合、照射形状がほぼ正方形状であることから、スクライブ線の両側稜線がガウシアン強度分布の場合よりも逆に波打ってしまう可能性がある。そこで、この発明では、レーザ光の分岐方向とレーザ光の走査方向とのなす角度を可変制御した場合でも、レーザ光の相対的な移動方向に対して位相型回折光学素子手段は回転させないようにした。これによって、スクライブ線の両側稜線を滑らかに形成することができる。
本発明に係るレーザ加工方法の第3の特徴は、前記第2の特徴に記載のレーザ加工方法において、前記位相型回折光学素子手段を前記分岐手段によって分岐される前のレーザ光の光路中に配置して前記レーザ光をトップハット強度分布に変換し、変換後のレーザ光が前記ワークに照射されるまでのそれぞれの光路長が同じになるように前記レーザ光を複数に分岐して前記ワークに照射するようにしたことにある。
この発明では、分岐前のレーザ光の光路中に位相型回折光学素子手段を配置してレーザ光をトップハット強度分布に変換し、変換後のレーザ光をハーフミラーや反射ミラーからなる分岐手段によって複数のレーザ光に分岐すると共に変換後の複数のレーザ光がワークに照射されるまでのそれぞれの光路長が互いに等しくなるようにレーザ光をワークまで導いて照射している。これによって、分岐された複数のレーザ光毎に位相型回折光学素子(DOE)を設けなくても、トップハットビームに変換された複数のレーザ光を基板に照射することができる。また、DOEを分岐前に一個設ければよいので、レーザ光の分岐方向とレーザ光の走査方向とのなす角度を可変制御した場合でも、この一個のDOEだけが回転しないようにすればよくなり、構成を簡略化することができる。
本発明に係るレーザ加工装置の第1の特徴は、ワークを保持する保持手段と、前記ワークの加工面に対して垂直に向かう垂直レーザ光をハーフミラー及び反射ミラーを用いて複数のレーザ光に分岐する分岐手段と、前記分岐手段によって分岐された複数のレーザ光を前記保持手段に保持されたワークに対して相対的に移動させながら照射することによってワークに所定の加工を施す制御手段と、前記分岐手段を前記垂直レーザ光の進行方向を中心軸として回転制御することによって、前記レーザ光の分岐方向と前記レーザ光の前記ワークに対する相対的な移動方向とのなす角度を可変制御する回転制御手段とを備えたことにある。これは、前記レーザ加工方法の第1の特徴に対応したレーザ加工装置の発明である。
本発明に係るレーザ加工装置の第2の特徴は、前記レーザ光をトップハット強度分布に変換する位相型回折光学素子手段を前記レーザ光の光路中に配置し、前記位相型回折光学素子手段による変換後のレーザ光を前記ワークに照射すると共に前記レーザ光の分岐方向と前記レーザ光の相対的な移動方向とのなす角度が回転制御された場合でも前記レーザ光の相対的な移動方向に対して前記位相型回折光学素子手段は回転しないように構成したことにある。これは、前記レーザ加工方法の第2の特徴に対応したレーザ加工装置の発明である。
本発明に係るレーザ加工装置の第3の特徴は、前記位相型回折光学素子手段が、前記分岐手段によって分岐される前のレーザ光の光路中に配置して前記レーザ光をトップハット強度分布に変換され、前記分岐手段は、前記位相型回折光学素子手段による変換後のレーザ光が前記ワークに照射されるまでのそれぞれの光路長が同じになるように前記レーザ光を複数に分岐して前記ワークに照射することにある。これは、前記レーザ加工方法の第3の特徴に対応したレーザ加工装置の発明である。
本発明に係るソーラパネル製造方法の特徴は、前記第1、第2若しくは第3の特徴に記載のレーザ加工方法又は前記第1、第2若しくは第3の特徴に記載のレーザ加工装置を用いて、ソーラパネルを製造することにある。これは、前記レーザ加工方法又は前記レーザ加工装置のいずれか1を用いて、ソーラパネルを製造するようにしたものである。
本発明によれば、レーザ光をハーフミラー及び反射ミラーを用いて複数のレーザ光に分岐し、その分岐方向とレーザ光の走査方向とのなす角度を可変制御することができるという効果がある。
本発明の一実施の形態に係るレーザ加工装置の概略構成を示す図である。 図1の光学系部材の詳細構成を示す図である。 図1の検出光学系部材の構成を示す模式図である。 制御装置の処理の詳細を示すブロック図である。 図3のパルス抜け判定手段の動作の一例を示す図である。 図5の高速フォトダイオードから出力される波形の一例を示す図である。 図1の光学系部材を下側(ワーク側)から見た図である。 光学系部材の回転量とスクライブ線のピッチ幅との関係を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係るレーザ加工装置の概略構成を示す図である。このレーザ加工装置は、ソーラパネル製造装置のレーザ光加工処理(レーザスクライブ)工程を行なうものである。
図1のソーラパネル製造装置は、台座10、XYテーブル20、レーザ発生装置40と、光学系部材50、アライメントカメラ装置60、リニアエンコーダ70、制御装置80及び検出光学系部材等によって構成されている。台座10上には台座10のX軸方向及びY軸方向(XY平面)に沿って駆動制御されるXYテーブル20が設けられている。
XYテーブル20は、X方向及びY方向へ移動制御される。なお、XYテーブル20の駆動手段としては、ボールネジやリニアモータ等が用いられるが、これらの図示は省略してある。XYテーブル20の上側にはレーザ加工の対象となるワーク1が保持されている。また、台座10の上には光学系部材を保持しながらY軸方向にスライド駆動されるスライドフレーム30が設けられている。XYテーブル20は、Z軸を回転軸としてθ方向に回転可能に構成されている。なお、スライドフレーム30によりY軸方向の移動量が十分に確保できる場合には、XYテーブル20は、X軸方向の移動だけを行なう構成であってもよい。この場合、XYテーブル20はX軸テーブルの構成でもよい。
スライドフレーム30は、台座10上の四隅に設けられた移動台に取り付けられている。スライドフレーム30は、この移動台によってY方向へ移動制御される。ベース板31と移動台との間には除振部材(図示せず)が設けられている。スライドフレーム30のベース板31には、レーザ発生装置40、光学系部材50及び制御装置80が設置されている。光学系部材50は、ミラーやレンズの組み合わせで構成され、レーザ発生装置40で発生したレーザ光を4系列に分割してXYテーブル20上のワーク1上に導くものである。なお、レーザ光の分割数は4系列に限るものではなく、2系列以上であればよい。
アライメントカメラ装置60は、XYテーブル20上であってワーク1の両端部(X軸方向の前後縁部)付近の画像を取得する。このアライメントカメラ装置60で取得された画像は、制御装置80に出力される。制御装置80は、アライメントカメラ装置60からの画像を、ワーク1のIDデータと共にデータベース手段に格納し、これ以降のワーク1のアライメント処理に利用する。
リニアエンコーダ70は、XYテーブル20のX軸移動テーブルの側面に設けられたスケール部材と検出部で構成される。リニアエンコーダ70の検出信号は、制御装置80に出力される。制御装置80は、リニアエンコーダ70からの検出信号に基づいてXYテーブル20のX軸方向の移動速度(移動周波数)を検出し、レーザ発生装置40の出力(レーザ周波数)を制御する。
光学系部材50は、図示のように、ベース板31の下面側に設けられている。レーザ発生装置40から出射されるレーザ光を光学系部材50に導くためのミラー33,35がベース板31上に設けられている。レーザ発生装置40から出射されたレーザ光は、ミラー33によってミラー35へ向かって反射され、ミラー35は、ミラー33からの反射レーザ光をベース板31に設けられた貫通穴を介して光学系部材50に導く。なお、レーザ光発生装置40から出射されたレーザ光は、ベース板31に設けられた貫通穴から光学系部材50に対して上側から導入されるように構成されれば、どのような構成のものであってもよい。例えば、レーザ発生装置40を貫通穴の上側に設け、貫通穴を介して光学系部材50に直接レーザ光を導くようにしてもよい。
図2は、光学系部材50の詳細構成を示す図である。実際の光学系部材50の構成は、複雑であるが、ここでは説明を簡単にするために図示を簡略化して示している。図2は、光学系部材50の内部を図1の−X軸方向から見た図である。図2に示すようにベース板31にはミラー35で反射されたレーザ光を光学系部材50内に導入するための貫通穴37を有する。この貫通穴37の直下には、ガウシアン強度分布のレーザ光をトップハット強度分布のレーザ光に変換する位相型回折光学素子(DOE:Diffractive Optical Element)500が設けられている。
DOE500によってトップハット強度分布のレーザ光(トップハットビーム)に変換されたレーザ光はハーフミラー511によって反射ビームと透過ビームにそれぞれ分岐され、反射ビームは右方向のハーフミラー512に向かって、透過ビームは下方向の反射ミラー524に向かって進む。ハーフミラー511で反射したビームは、ハーフミラー512によってさらに反射ビームと透過ビームに分岐され、反射ビームは下方向の反射ミラー522に向かって、透過ビームは右方向の反射ミラー521に向かって進む。ハーフミラー512を透過したビームは反射ミラー521によって反射され、下方向の集光レンズ541を介してワーク1に照射される。ハーフミラー512で反射したビームは、反射ミラー522,523によって反射され、下方向の集光レンズ542を介してワーク1に照射される。ハーフミラー511を透過したビームは、反射ミラー524によって反射され、左方向に向かって進む。反射ミラー524で反射したビームは、ハーフミラー513によって反射ビームと透過ビームに分岐され、反射ビームは下方向の反射ミラー526に向かって、透過ビームは左方向の反射ミラー528に向かって進む。ハーフミラー513で反射したビームは、反射ミラー526,527によって反射され、下方向の集光レンズ543を介してワーク1に照射される。ハーフミラー513を透過したビームは反射ミラー528によって反射され、下方向の集光レンズ544を介してワーク1に照射される。
DOE500によって変換されたトップハットビームは、上述のハーフミラー511〜513及び反射ミラー521〜528によって、透過・反射されて集光レンズ541〜544に導かれる。このとき、DOE500から各集光レンズ541〜544までの光路長は等しくなるように設定されている。すなわち、ハーフミラー511で反射したビームがハーフミラ512を透過して反射ミラー521で反射して集光レンズ541に到達するまでの光路長、ハーフミラー511で反射したビームがハーフミラー512、反射ミラー522,523でそれぞれ反射して集光レンズ542に到達するまでの光路長、ハーフミラー511を透過したビームが反射ミラー523、ハーフミラー513、反射ミラー526,527でそれぞれ反射して集光レンズ543に到達するまでの光路長、ハーフミラー511を透過したビームが反射ミラー523で反射してハーフミラー513を透過して反射ミラー528で反射して集光レンズ544に到達するまでの光路長は、それぞれ等しい距離である。これによって、ビームが分岐される直前にDOE500を配置しても、トップハット強度分布のレーザ光を集光レンズ541〜544に同様に導くことが可能となる。
シャッター機構531〜534は、光学系部材50の各集光レンズ541〜544から出射されるレーザ光がワーク1から外れた場合にレーザ光の出射を遮蔽するものである。オートフォーカス用測長システム52,54は、図示していない検出光照射用レーザとオートフォーカス用フォトダイオードとから構成され、検出光照射用レーザから照射された光の中でワーク1の表面から反射した反射光を受光し、その反射光量に応じて光学系部材50内の集光レンズ541〜544を上下に駆動し、ワーク1に対する高さ(集光レンズ541〜544のフォーカス)を調整する。なお、フォーカス調整用駆動機構は図示していない。
図3は、検出光学系部材の構成を示す模式図である。検出光学系部材は、図1及び図3に示すように、ビームサンプラ92,93、高速フォトダイオード94及び光軸検査用CCDカメラ96から構成される。ビームサンプラ92,93は、光学系部材50内に導入されるレーザ光の光路中に設けられている。この実施の形態では、レーザ発生装置40と反射ミラー33との間に設けられている。ビームサンプラ92,93はレーザ光の一部(例えば、レーザ光の約1割程度又はそれ以下の光量)をサンプリングして外部に分岐出力する素子である。高速フォトダイオード94は、ビームサンプラ92で分岐出力されたレーザ光の一部(サンプリングビーム)を受光面のほぼ中央付近で受光するように配置される。高速フォトダイオード94によって検出されたレーザ光の強度に対応した出力信号は、制御手段80に出力される。光軸検査用CCDカメラ96は、ビームサンプラ93で分岐出力されたレーザ光の一部(サンプリングビーム)を受光面のほぼ中央付近で受光するように配置される。光軸検査用CCDカメラ96によって撮像された映像は、制御手段80に出力される。なお、光軸検査用CCDカメラ96は、高速フォトダイオード94に照射されるレーザ光の位置を示す画像を取り込み、その画像を制御手段80に出力するようにしてもよい。
制御装置80は、リニアエンコーダ70からの検出信号に基づいてXYテーブル20のX軸方向の移動速度(移動周波数)を検出し、レーザ発生装置40の出力(レーザ周波数)を制御し、高速フォトダイオード94及び光軸検査用CCDカメラ96から出力される信号に基づいてレーザ発生装置40から出射されるレーザ光のパルス抜けを検出したり、レーザ光の光軸ずれ量に基づいてレーザ発生装置40の出射条件を制御したり、光学系部材50内のレーザ光を導入するための反射ミラー33,35の配置等をフィードバック制御する。
図4は、制御装置80の処理の詳細を示すブロック図である。制御装置80は、分岐手段81、パルス抜け判定手段82、アラーム発生手段83、基準CCD画像記憶手段84、光軸ずれ量計測手段85及びレーザコントローラ86から構成される。分岐手段81は、リニアエンコーダ70の検出信号(クロックパルス)を分岐して後段のレーザコントローラ86に出力する。
パルス抜け判定手段82は、高速フォトダイオード94からのレーザ光強度に対応した出力信号(ダイオード出力)と分岐手段81から出力される検出信号(クロックパルス)とを入力し、それに基づいてレーザ光のパルス抜けを判定する。図5は、パルス抜け判定手段82の動作の一例を示す図である。図5において、図5(A)は分岐手段81から出力される検出信号(クロックパルス)の一例、図5(B)は高速フォトダイオード94から出力されるレーザ光強度に対応した出力信号(ダイオード出力)の一例、図5(C)はパルス抜け判定手段82がパルス抜け検出時に出力するアラーム信号の一例をそれぞれ示す。
図5に示すように、パルス抜け判定手段82は、分岐手段81からのクロックパルスの立ち下がり時点をトリガ信号として、ダイオード出力値が所定のしきい値Th以上であるか否かの判定を行い、ダイオード出力値がしきい値Thよりも小さい場合には、ハイレベル信号をアラーム発生手段83に出力する。アラーム発生手段83は、パルス抜け判定手段82からの信号がローレベルからハイレベルに変化した時点でパルス抜けが発生したことを示すアラームを外部に報知する。アラームの報知は、画像表示、発音等の種々の方法で行なう。アラームの発生によって、オペレータはパルス抜けが発生したことを認識することができる。また、このアラームが頻繁に発生する場合には、レーザ発生装置の性能が劣化したか又は寿命になったことを意味する。
基準CCD画像記憶手段84は、図4に示すような基準CCD画像84aを記憶している。この基準CCD画像84aは、光軸検査用CCDカメラ96の受光面の中央にレーザ光が受光した状態の画像を示すものである。光軸検査用CCDカメラ96からは、図4に示すような被検査画像85aが出力される。光軸ずれ量計測手段85は、光軸検査用CCDカメラ96からの被検査画像85aを取り込み、これと基準CCD画像84aとを比較し、光軸のずれ量を計測し、そのずれ量をレーザコントローラ86に出力する。例えば、図4に示す被検査画像85aのような画像が光軸検査用CCDカメラ96から出力された場合には、光軸ずれ量計測手段85は、両者を比較して、X軸及びY軸方向のずれ量を計測し、それをレーザコントローラ86に出力する。レーザコントローラ86は、被検査画像85aと基準CCD画像84aとが一致するように、レーザ光の光軸に関係する装置、すなわちレーザ発生装置40の出射条件や光学系部材50内にレーザ光を導入するための反射ミラー33,35の配置等をフィードバックして調整する。
上述の実施の形態では、レーザ光の光軸ずれ及びパルス抜けを検査する場合について説明したが、図6に示すように高速フォトダイオード94からの出力波形に基づいてレーザ光のパルス状態を検査するようにしてもよい。例えば、図6では、レーザ光のパルス幅及びパルス高さを計測し、これらに異常が発生した場合にはアラームを発生するようにしてもよい。なお、レーザ光のパルス幅は、高速フォトダイオード94からの出力波形が所定値以上になっている期間が所定の範囲にある場合を正常とし、この範囲よりも大きかったり小さい場合にはパルス幅異常と判定し、アラームを出力する。また、レーザ光のパルス高さは、高速フォトダイオード94からの出力波形の最大値が許容範囲内に存在する場合を正常とし、この許容範囲よもも大きかったり小さい場合にはパルス高さ異常と判定し、アラームを出力する。このように、レーザ光を常時サンプリングしているので、リアルタイムでパルス幅、パルス高さ(パワー)などのレーザ光の品質を管理することができる。上述のようなパルス抜けが頻発するようになったら、レーザ発生装置40の劣化あるいは寿命と判断できる。
図7は、図1の光学系部材を下側(ワーク側)から見た図である。図7は、光学系部材50とベース板31の一部を示している。図7(A)は、図1に示す光学系部材50とベース板31との位置関係を示す図であり、図に示すように、光学系部材50の端面(図の上側端部)とベース板31の端面(図の上側端部)とが一致している。図7(B)は、光学系部材50が貫通穴37の中心を回転軸としてベース板31に対して左回りに約30度回転した状態を示す図である。図7(C)は、光学系部材50が貫通穴37の中心を回転軸としてベース板31に対して左回りに約45度回転した状態を示す図である。
この実施の形態に係るソーラパネル製造装置においては、光学系部材50がレーザ光の導入穴である貫通穴37の中心を回転軸として、自在に回転可能に構成されている。すなわち、分岐手段である光学系部材50は、図2の反射ミラー35からDOE500を通過してハーフミラー511に向かう垂直レーザ光の進行方向を中心軸として回転制御されている。これによって、レーザ光の分岐方向とレーザ光のワークに対する相対的な移動方向(図7の垂直方向)とのなす角度θを自在に可変制御することができる。なお、光学系部材50の回転駆動手段としては、ボールネジやリニアモータ等の既存の技術が用いられるが、これらの図示は省略する。
図7に示すように、レーザ光の分岐方向とレーザ光の走査方向(図7の垂直方向)とのなす角度を可変制御した場合でも、レーザ光の相対的な移動方向に対してDOE500は回転しないように構成している。すなわち、DOE500を使用することによって、レーザ光の照射形状は、図7の集光レンズ541〜544内に示したように、点線正方形のような照射形状を示すことになる。従って、光学系部材50の回転制御と共にDOE500を回転させると、集光レンズ541〜544内の点線正方形もその回転量に応じて回転するようになる。この状態でレーザ光を走査照射すると、スクライブ線の両側稜線に正方形の角が位置するようになり、稜線が波打ち形状を示すようになる。そこで、この実施の形態のように、光学系部材50を回転制御しても、DOE500は回転させないような構成とすることで、図7(B)及び図7(C)に示すように、走査方向(図7の垂直方向)と集光レンズ541〜544内の点線正方形の左右両辺とが一致し、スクライブ線の両側稜線を極めて滑らかに形成することができ、また、光学系部材50を回転させてスクライブ線のピッチを適宜制御した場合でも滑らかな稜線のスクライブ線を形成することが可能となる。なお、上述の実施の形態では、DOEをレーザ光の光路中に1つだけ設ける場合について説明したが、DOEを分岐後の各集光レンズの直前にそれぞれ設けてもよい。この場合でも、光学系部材50を回転制御しても各DOEは回転させないように構成する必要がある。DOE500は、光学系部材50とは分離した形でベース板31に直結して設けることによって、光学系部材50の回転から独立させることが可能である。
図8は、光学系部材の回転量とスクライブ線のピッチ幅との関係を示す図である。図8(A)は図7(A)に示すように光学系部材50が回転していない状態、図8(B)は図7(B)に示すように光学系部材50が約30度回転した状態、図8(C)は図7(C)に示すように光学系部材50が約45度回転した状態でそれぞれレーザスクライブ加工処理を行なった場合のスクライブ線の状態を示す図である。図8(A)の場合のスクライブ線のピッチをP0とすると、図8(B)の場合のピッチP30はP0×cos30°となり、図8(C)の場合のピッチP45はP0×cos45°となる。このように、この実施の形態に係るソーラパネル製造装置は、光学系部材50の回転角度を適宜調整することによって、スクライブ線のピッチ幅を所望の値に適宜可変調整することができる。
上述の実施の形態では、パルス抜けの発生だけを見ているが、パルス抜けが発生した箇所の座標データ(位置データ)を取得して記憶することによって、スクライブ線のリペア処理を行なうことが可能となる。
上述の実施の形態では、光軸検査用CCDカメラ96を用いてビームサンプラ93で分岐出力されたレーザ光の一部(サンプリングビーム)を直接受光して、それを画像処理することによって、光軸ずれを検査する場合について説明したが、高速フォトダイオード94の受光面の中央にレーザ光が受光した状態を示す画像を被検査画像として光軸検査用CCDカメラ96あるいは分割型フォトダイオードで取得することによって光軸ずれを検査するようにしてもよい。
上述の実施の形態では、レーザ光の光軸ずれ及びパルス抜けを検査する場合について説明したが、光軸ずれ、パルス抜け、パルス幅及びパルス高さのそれぞれを適宜組み合わせてレーザ光の状態を検査するようにしてもよい。
上述の実施の形態では、薄膜の形成されたワーク1の表面からレーザ光を照射して薄膜にスクライブ線(溝)を形成する場合について説明したが、ワーク1の裏面からレーザ光を照射して、ワーク表面の薄膜にスクライブ線を形成するようにしてもよい。
上述の実施の形態では、ソーラパネル製造装置を例に説明したが、本発明はELパネル製造装置、ELパネル修正装置、FPD修正装置などのレーザ加工を行なう装置にも適用可能である。
1…ワーク
10…台座
20…XYテーブル
30…スライドフレーム
31…ベース板
33,35…反射ミラー
37…貫通穴
40…レーザ発生装置
50…光学系部材
500…位相型回折光学素子(DOE)
511〜513…ハーフミラー
521〜528…反射ミラー
531〜534…シャッター機構
541〜544…集光レンズ
52,54…オートフォーカス用測長システム
60…アライメントカメラ装置
70…リニアエンコーダ
80…制御装置
81…分岐手段
82…パルス抜け判定手段
83…アラーム発生手段
84…基準CCD画像記憶手段
85…光軸ずれ量計測手段
86…レーザコントローラ
92,93…ビームサンプラ
94…高速フォトダイオード
96…光軸検査用CCDカメラ

Claims (6)

  1. レーザ光をハーフミラー及び反射ミラーからなる分岐手段を備えた光学系部材を用いて複数のレーザ光に分岐し、分岐された複数のレーザ光をワークに対して相対的に移動させながら照射することによってワークに所定の加工を施すレーザ加工方法であって、
    前記ワークの加工面に対して垂直に向かう垂直レーザ光を前記分岐手段を用いて複数のレーザ光に分岐すると共に前記垂直レーザ光の進行方向を中心軸として前記光学系部材を回転させることによって、前記レーザ光の分岐方向と前記レーザ光の前記ワークに対する相対的な移動方向とのなす角度を可変制御し、
    前記光学系部材内の前記レーザ光の光路中に位相型回折光学素子手段を配置して前記レーザ光をトップハット強度分布に変換し、変換後のレーザ光を前記ワークに照射すると共に前記レーザ光の分岐方向と前記レーザ光の相対的な移動方向とのなす角度が回転制御された場合でも前記レーザ光の相対的な移動方向に対して前記位相型回折光学素子手段は回転させないようにしたことを特徴とするレーザ加工方法。
  2. 請求項1に記載のレーザ加工方法において、前記光学系部材内に導入される前の前記レーザ光の光路中に設けられたビームサンプラ手段を用いて前記レーザ光の一部をサンプリングし、前記ビームサンプラ手段によってサンプリングされた前記レーザ光を光電変換手段を用いて受光し、受光した前記レーザ光強度に対応した前記光電変換手段からの信号に基づいて前記レーザ光のパルス幅、パルス高さ及びパルス抜けの少なくとも1つを検査することを特徴とするレーザ加工方法。
  3. 請求項1又は2に記載のレーザ加工方法において、前記位相型回折光学素子手段を前記分岐手段によって分岐される前のレーザ光の光路中に配置して前記レーザ光をトップハット強度分布に変換し、変換後のレーザ光が前記ワークに照射されるまでのそれぞれの光路長が同じになるように前記レーザ光を複数に分岐して前記ワークに照射することを特徴とするレーザ加工方法。
  4. ワークを保持する保持手段と、
    前記ワークの加工面に対して垂直に向かう垂直レーザ光をハーフミラー及び反射ミラーを用いて複数のレーザ光に分岐する分岐手段を備えた光学系部材と、
    前記分岐手段によって分岐された複数のレーザ光を前記保持手段に保持されたワークに対して相対的に移動させながら照射することによってワークに所定の加工を施す制御手段と、
    前記光学系部材を前記垂直レーザ光の進行方向を中心軸として回転制御することによって、前記レーザ光の分岐方向と前記レーザ光の前記ワークに対する相対的な移動方向とのなす角度を可変制御する回転制御手段と
    前記光学系部材内の前記レーザ光の光路中に配置され、前記レーザ光をトップハット強度分布に変換する位相型回折光学素子手段であって、変換後のレーザ光を前記ワークに照射すると共に前記レーザ光の分岐方向と前記レーザ光の相対的な移動方向とのなす角度が回転制御された場合でも前記レーザ光の相対的な移動方向に対して回転しないように構成された前記位相型回折光学素子手段と
    を備えたことを特徴とするレーザ加工装置。
  5. 請求項4に記載のレーザ加工裝置において、
    前記光学系部材内に導入される前の前記レーザ光の光路中に設けられ、前記レーザ光の一部をサンプリングするビームサンプラ手段と、
    前記ビームサンプラ手段によってサンプリングされた前記レーザ光を受光し、受光した前記レーザ光強度に対応した信号を出力する光電変換手段と、
    前記光電変換手段からの信号に基づいて前記レーザ光のパルス幅、パルス高さ及びパルス抜けの少なくとも1つを検査する検査手段と
    を備えたことを特徴とするレーザ加工装置。
  6. 請求項4又は5に記載のレーザ加工装置において、前記位相型回折光学素子手段は、前記分岐手段によって分岐される前のレーザ光の光路中に配置されて前記レーザ光をトップハット強度分布に変換、前記分岐手段は、前記位相型回折光学素子手段による変換後のレーザ光が前記ワークに照射されるまでのそれぞれの光路長が同じになるように前記レーザ光を複数に分岐して前記ワークに照射することを特徴とするレーザ加工装置。
JP2009036679A 2009-02-19 2009-02-19 レーザ加工方法、レーザ加工装置及びソーラパネル製造方法 Expired - Fee Related JP5328406B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009036679A JP5328406B2 (ja) 2009-02-19 2009-02-19 レーザ加工方法、レーザ加工装置及びソーラパネル製造方法
CN2010101101552A CN101811229B (zh) 2009-02-19 2010-01-26 激光加工方法、激光加工装置以及太阳能电池板制造方法
TW099103789A TWI381899B (zh) 2009-02-19 2010-02-08 雷射加工方法、雷射加工裝置以及太陽能面板製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009036679A JP5328406B2 (ja) 2009-02-19 2009-02-19 レーザ加工方法、レーザ加工装置及びソーラパネル製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010188395A JP2010188395A (ja) 2010-09-02
JP5328406B2 true JP5328406B2 (ja) 2013-10-30

Family

ID=42815024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009036679A Expired - Fee Related JP5328406B2 (ja) 2009-02-19 2009-02-19 レーザ加工方法、レーザ加工装置及びソーラパネル製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5328406B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI519372B (zh) * 2011-07-19 2016-02-01 三星鑽石工業股份有限公司 雷射加工裝置
JP6139292B2 (ja) * 2012-11-06 2017-05-31 株式会社東芝 欠陥補修装置及び欠陥補修方法
CN107695544A (zh) * 2017-10-24 2018-02-16 袁卉 激光打孔方法及装置
CN110883436A (zh) * 2019-12-20 2020-03-17 武汉华工激光工程有限责任公司 实现大幅面多路激光并行刻划的方法和装置
CN115815821B (zh) * 2022-12-08 2023-08-11 深圳铭创智能装备有限公司 激光加工连续图形的装置与方法及电子器件蚀刻装置与方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002178323A (ja) * 2000-12-12 2002-06-26 Taiyo Yuden Co Ltd セラミックグリーンシートの加工装置
JP2002231986A (ja) * 2001-02-07 2002-08-16 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 集積型薄膜太陽電池の製造方法
JP2003112278A (ja) * 2001-09-28 2003-04-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加工装置及びその加工方法
JP4765378B2 (ja) * 2005-04-08 2011-09-07 パナソニック株式会社 レーザ加工装置
JP2007184421A (ja) * 2006-01-06 2007-07-19 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 太陽電池モジュールの製造方法及び太陽電池モジュール
US8624157B2 (en) * 2006-05-25 2014-01-07 Electro Scientific Industries, Inc. Ultrashort laser pulse wafer scribing
GB0622232D0 (en) * 2006-11-08 2006-12-20 Rumsby Philip T Method and apparatus for laser beam alignment for solar panel scribing

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010188395A (ja) 2010-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011156574A (ja) レーザ加工用フォーカス装置、レーザ加工装置及びソーラパネル製造方法
JP2013202658A (ja) レーザの光軸アライメント方法およびそれを用いたレーザ加工装置
US20110198322A1 (en) In-line metrology methods and systems for solar cell fabrication
JP5328406B2 (ja) レーザ加工方法、レーザ加工装置及びソーラパネル製造方法
JP2017107201A (ja) 動的オートフォーカスシステム
TWI381899B (zh) 雷射加工方法、雷射加工裝置以及太陽能面板製造方法
US20100155379A1 (en) Illumination methods and systems for laser scribe detection and alignment in thin film solar cell fabrication
JP2008215829A (ja) 較正用治具、較正方法、及び該方法を用いたレーザ加工装置
JP5268749B2 (ja) 基板状態検査方法及びレーザ加工装置並びにソーラパネル製造方法
JP5371514B2 (ja) レーザ光状態検査方法及び装置並びにソーラパネル製造方法
TWI428654B (zh) 自動聚焦模組與其方法
TWI414384B (zh) 雷射加工方法、雷射加工裝置及太陽電池板製造方法
JP5349352B2 (ja) レーザ光状態検査方法及び装置、レーザ加工方法及び装置並びにソーラパネル製造方法
JP2010188396A (ja) レーザ加工方法、レーザ加工装置及びソーラパネル製造方法
JP2007285953A (ja) 深さ測定装置
JP5460068B2 (ja) レーザ光状態検査方法及び装置並びにソーラパネル製造方法
JP5371534B2 (ja) レーザ加工方法、レーザ加工装置及びソーラパネル製造方法
JP2011177771A (ja) レーザ加工方法及びレーザ加工装置並びにソーラパネル製造方法
JP2010264461A (ja) レーザ加工方法、レーザ加工装置及びソーラパネル製造方法
KR101554389B1 (ko) 레이저 가공장치
JP5234648B2 (ja) レーザ加工方法、レーザ加工装置及びソーラパネル製造方法
JP2011161492A (ja) レーザ加工状態検査方法及び装置レーザ加工方法及び装置並びにソーラパネル製造方法
JP5234652B2 (ja) レーザ加工状態検査装置、レーザ加工装置及びソーラパネル製造方法
KR101170963B1 (ko) 투과 조명용 테이블
US8093540B2 (en) Method of focus and automatic focusing apparatus and detecting module thereof

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130305

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130307

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130501

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130723

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130723

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees