JP5327720B2 - 電動機制御装置の選定装置および発注装置、電動機制御装置の選定方法および発注方法、選定機能または発注機能を有するコンピュータプログラムおよびその記憶媒体 - Google Patents
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Description
さらに、ユーザ端末1010は、選択したメーカA社ないしメーカC社のメーカ端末1030、1040、1050からネットワーク1100と製品情報サービス会社端末1020経由で、CADデータを入手できる。
メーカは、それぞれメーカ端末を用いて、製品情報サービス会社端末1020〜1050から、あるユーザが選択した製品の品番とそのメーカの名称を入手することができる。
選択されたメーカはそのユーザ情報を入手することもできる。
ユーザ端末1010は、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置である。このユーザ端末10は、製品情報サービス会社端末1020がネットワーク1100上に提供している数値計算プログラムにアクセスして取り込み、この数値計算プログラムを実行できる。
製品情報サービス会社端末1020は、ネットワーク1100上に提供しているメーカ・製品情報にアクセスし、このメーカ・製品情報を画面に表示する機能を備えている。図15はメーカ・製品情報の一例であり、メーカ・製品情報として、サーボーモータの選択計算(ボールねじ駆動)の場合を示しており、左欄には条件、右欄には、計算結果を示している。
製品情報サービス会社端末1020は、製品情報サービス会社により使用され、ワークステーション・サーバなどの情報処理装置によって構成される。製品情報サービス会社端末1020は、数値計算プログラムを内蔵しており、ユーザの操作によりユーザ端末1010が送出した要求により、ユーザ端末1010に要求された数値計算プログラムを送出する機能を備えている。製品情報サービス会社端末1020は、メーカA社、メーカB社、メーカC社の製品の品番・仕様・形状データを内蔵しており、ユーザ端末1010から送出された計算結果に相応する製品を選ぶ機能を備えている。
製品情報サービス会社端末1020は、ユーザ端末1010から送出されるユーザ自身の情報を受け取り、メーカA社の使用するメーカ端末1030、メーカB社の使用するメーカ端末1040、メーカC社の使用するメーカ端末1050に送出する機能を備えている。製品情報サービス会社端末1020は、メーカ端末1030、メーカ端末1040、メーカ端末1050から送出されるCADデータを、ユーザ端末1010に送出する機能を備えている。
ユーザと製品情報サービス会社と、メーカA社、メーカB社、メーカC社は、ユーザ端末10と製品情報サービス会社端末1020とメーカA社のメーカ端末1030、メーカB社のメーカ端末1040、メーカC社のメーカ端末1050を用いて、ネットワーク1100を介してデータの授受を行う。
図16は、従来の第2例である特許文献2の実施形態に係る電動機駆動装置の制御パラメータ設定支援装置の概略構成を示すブロック図である。パラメータ設定支援装置2010は、表示装置2011、キーボード2012、マウス2013、通信装置2014、処理装置2015、主メモリ2016、固定ディスク装置2017、及びリムーバブルディスク装置2018を備えている。
このような構成を有する制御パラメータ設定支援装置を用いることにより、キーボード2012及びマウス2013を用いて表示装置2011上で制御パラメータの変更設定を行う。変更されたパラメータの設定値を含むデータを通信装置2014及び通信ケーブル2020を介して電動機駆動装置2050へ転送することができる。
従来の第2例のパラメータ設定支援装置2010(パラメータ設定支援ソフトウェア)は、電動機や電動機駆動装置に関する豊富な知識や経験を持ち合わせていないユーザ(操作者)が安全かつ適切なパラメータの設定を行うことができるように、制御パラメータの設定を支援する。
図17は処理装置2015が行う処理の概略を示すフローチャートである。
以上のように、従来の第2例である特許文献2の電動機駆動装置の制御パラメータ設定方法及び設定支援装置によれば、電動機の用途や動作条件等に関する質問に回答していくだけで、変更すべき制御パラメータとその推奨値が自動的に求まる。このため、知識と経験が乏しいユーザであっても、安全かつ適切なパラメータ設定を行うことができる。
図18は従来の第3例である特許文献3のモータ駆動制御装置の形態に係るモータ駆動制御装置に用いられるローダの機能ブロック図である。図19に示すローダは、メインメニュー3501と、システム設定部3502と、試運転部3503と、パラメータ編集部3504と、モニタ/トレース部3505と、メカアナリシス部3506とを備える。それに加え、メカモデル作成部3101と、運転パターン入力部3102と、駆動仕様入力部3103と、メカ動作解析部3104と、制御パラメータ入力部3105とを備えて構成されている。
メカ動作解析部3104は、モータ駆動装置モデル3201と、モータモデル3202と、モータ負荷機械モデル3203との各シミュレーション用モデルと、運転パターン生成部3204と、位置変化出力部3205とを備えて構成されている。
モータモデル3202は、モータ3402を制御装置3409上にソフトウェアによってモデル化して作成したものである。モータ負荷機械モデル3203は、モータ負荷機械3405を制御装置3409上にソフトウェアによってモデル化して作成したものであり、モータモデル3202、動力伝達部3216と、機構部力学モデル3217とを備えて構成されている。
以上のように、従来の第3例である特許文献3のモータ駆動制御装置は、実際のモータ駆動装置3401、モータ3402、モータ負荷機械3405の各々のシミュレーション用モデルをソフトウェアによって作成する。さらに、モータ負荷機械3405の機構部3403のモデルを作成し、駆動仕様を入力した後、モータ駆動装置モデル3201に制御パラメータを入力して機構部力学モデル3217をシミュレーション動作させ、機構部力学モデル3217の先端の速度及び位置の変化を計算する。
図20は従来の第4例である特許文献4におけるモータ容量選定方法のフローチャートである。図において、ステップ4001は選定ソフトダウンロード起動、ステップ4002はステップ4011の機構要素の組み合わせデータ入力とステップ4012の運転パターン設定、ステップ4003は、ステップ4013と同内容であるモータシリーズ選択・実行と、判定・結果表示と、内容詳細表示がある。それ以降のステップは、処理選択により、オプション表示とCADデータ作成・保存に別れ、印刷・保存に至る。
ステップ4001では、選定ソフトをパソコンにダウンロードして選択ソフトを利用可能にする。ステップ4002では、顧客は選定ソフトが標準装備している機構要素を呼び出して任意に組合せた機構ブロックを構成する。本選定ソフトは、顧客が所望する機構要素を自由に設計し、別の場所(例えば、別タブ表示した場所)に、設計した新規機構要素として保存させる。
この新規機構要素は、標準の機構要素と同様に「画像」、「個別入力項目」、「計算式」で構成され、後から呼び出して新たな機構ブロックを構成するときに利用できる。これにより、顧客は標準の機構要素同士の組合せに限定されることなく、所望の運転パターンを構成することが可能となる。
そして、所望する運転パターンの機構ブロックが決定されると、各機構要素ごとに顧客が各機構要素諸基と運転パターンを入力して所望の運転パターンの設定が完了する。
ステップ4003では、選定ソフトにあらかじめ保存されたデータベースの中から機能、性能、エンコーダ分解能などを考慮しながら選択する。選択後に判定ボタンをクリックすると、選定ソフトによる演算が実行され判定結果を表示する。
判定結果の表示を検討して、モータ容量を確定すると、確定したサーボモータ品番に対応したサーボアンプ品番が表示される。サーボモータ品番とサーボアンプ品番の組合せが確定すると、以降の処理選択が可能になる。例えば、オプション表示、CADデータなどの保存、印刷が利用できる。
なお、CADデータについては、2つのフォーマット(2次基CADおよび3次基CADデータ)に対応、保存するファイルの拡張子は選択(2次基CADとして、*.dwgなど、3次基CADとして、*.stp/*.satなど、共通として、*.dxf/*.jpg/*.bmp/*.tif/*.mi/*.xmlなど)できるようにしている。
また、電動機制御装置や機械要素の入力を特性データベースや機構条件特性データベースから行うことができ、入力の手間を省いて効率化することができる。
また、機械システムとして成り立つかを評価した結果を、能力に対する余裕度として出力することができ、利用する機械システムの安全性・信頼性を考慮して、電動機制御装置や機械要素を選定することができる。
また、電動機制御装置の周辺機器を含めて選定することができる。
また、電動機制御装置の選定装置、電動機制御装置の発注装置、電動機制御装置の選定方法、電動機制御装置の発注方法をコンピュータで利用することができる。
2 検出部
3 指令器
4 制御器
5 機械
10 選定演算部
11 入力部
12 出力部
13 機構条件入力部
14 指令設定部
15 モニタ部
16 評価部
21 特性データベース
22 機構条件特性データベース
23 周辺機器データベース
29 発注装置
101 電動機モデル
151 カップリング・モデル
152 ギア・モデル
153 ボールねじ・モデル
1010 ユーザ端末
1020 製品情報サービス自社端末
1030、1040、1050 メーカ端末
1100 ネットワーク
2011 表示装置
2012 キーボード
2013 マウス
2014 通信装置
2015 処理装置
2016 主メモリ
2017 固定ディスク装置
2018 リムーバブルディスク装置
2020 通信ケーブル
2050 電動機駆動装置
3501 メインメニュー
3502 システム設定部
3503 試運転部
3504 パラメータ編集部
3505 モニタトレース部
3506 メカアナリシス部
3101 メカモデル作成部
3102 運転パターン入力部
3103 駆動仕様入力部
3104 メカ動作解析部
3105 制御パラメータ入力部
3201 モータ駆動装置モデル
3202 モータモデル
3203 モータ負荷機械モデル
3204 運転パターン生成部
3205 位置変化出力部
3211 位置制御部
3212 速度制御部
3213 トルク制御部
3214 位置計算部
3215 速度計算部
3216 動力伝達部
3217 機構部力学モデル
図2は本発明の第1実施例の形態を示す電動機制御装置の選定装置の構成図である。図2のように、電動機制御装置の選定装置はパーソナル・コンピュータにて実現できる。
ST01は、特性データベースもしくは機構条件特性データベースを入手するステップ、ST10は、電動機の要素や機械要素を機構条件として入力するステップ、ST20は、各要素のいずれかの運転パターンを使用条件として設定するステップである。また、ST30は、物理量を少なくとも1つを算出するステップ、ST40は、電動機制御装置もしくは機械システムとして成り立つかを評価するステップ、ST50は、電動機制御装置の選定演算を行うステップ、ST02は、周辺機器を選定するステップである。
特性データベースもしくは機構条件特性データベースを入手するステップST01は、電動機制御装置の特性を持つ特性データベース21や、機構条件である電動機制御装置で動作する機械システムの機械要素の機構条件特性データベース22a、22bを入手するステップである。DVD−ROMやCD−ROMで特性データベース21もしくは機構条件特性データベース22を入手する。特性データベース21、機構条件特性データベース22をホームページやFTPサーバからダウンロードして入手しても良い。
なお、電動機制御装置の選定装置、電動機制御装置の選定方法の機能を有するコンピュータプログラムをDVD−ROMやCD−ROM、ダウンロードして入手して良い。
図4は本発明の第1実施例の機構条件入力部への入力例を示す図である。図4において、 101は電動機モデル、151はカップリング・モデル、152は減速機・モデル、153はボールねじ・モデル、15はモニタ部(15a、15b、15c)である。実際の電動機制御装置で動作する機械システムとして、電動機と機械要素のカップリング、減速機、ボールねじを用いる状況を機構条件入力部13にて模擬的に再現する。
ここで、機械要素は機構条件特性データベース22a、22bから選択することができる。
モニタ部15aは電動機モデル101の出力もしくはカップリング・モデル151への入力をモニタすることを示す。モニタ15bは、減速機・モデル152の出力もしくはボールねじ・モデル153への入力、モニタ部15cはボールねじ・モデル153の出力をモニタすることを示す。モニタ部15bは回転運動に関する物理量、モニタ部15cは並進運動に関する物理量をモニタする。これらのモニタ部15は、ステップST20での入力と、ステップST10の構成から決定される値をステップST30で参照することになる。
ST20では図5のように位置指令速度と位置指令を既に観察できたが、ST10、ST20で入力して各条件によって推定される加速度・加加速度やトルク・推力も観察できる。また、各物理量の単位を変更しても良い。
モニタ部15は物理的な量を出力するために、選定演算部10は入力した機構条件から負荷側の総慣性モーメントを算出する動作を行う。リニア型の電動機1を選定する場合は総質量を算出する。総慣性モーメントもしくは総質量を用いて、各モニタ部15の物理的な量を出力する。
各機械要素の仕様に合わない選択を行っていれば、本ステップで把握できる。モニタ部15の出力を評価部16に入力し、機構条件特性データベース22を参照して機械システムとして成り立つかを評価する。ボールねじの許容速度を図4のモニタ部15bが超えていれば、警告を発する。こうして、電動機制御装置を選定するだけでなく、事前に機械システムとして成り立つ各機械要素へ選択をし直すことができる。
図6は本発明の第1実施例の電動機特性を示す図である。特性データベース21には図6のような電動機特性を備えており、図4、図5のようにST10、ST20で入力して各条件で生じる速度とトルクを推定し、図6のような電動機特性を参照して、必要な電動機を選択する。電動機を決定し、組み合わせて用いる制御器を決定する。
電動機制御装置は、実効トルク、走行トルク、最大回転数、慣性モーメント比などによって機器の容量性能が違うために、利用条件にあった容量を選定する必要がある。利用条件が異なると図7(a)(b)(c)のように選定候補に対する余裕度が変わる。ここで、余裕度は、数値の横に表示された棒グラフで示している。
図7(a)(b)では慣性モーメント比に対して1つの電動機で余裕度が無く不適合を示している。図7(c)では慣性モーメント比の他に、2つの電動機とも最大回転数に余裕度が無いが、図6のようなトルクー速度曲線に当てはめると、定格トルクが下がる定格回転数以上の条件で利用できれば、不適合にはならない。
なお、図7では余裕度を棒グラフで示したが、文字や記号を用いても良い。また、慣性モーメント比に余裕度が無くとも別の条件で使えるようになっていても良い。不適合な項目は表示しないようにしても良い。
利用者が電動機を選定すると、制御器も決まる。制御器を選定するための条件を入力しても良い。
図8は本発明の第1実施例の電動機と制御器と周辺機器を示す図である。図8(a)のように、電動機制御装置を動作させるには、電動機1と制御器4を接続する電動機主回路ケーブル、検出部ケーブルが必要である。図8(b)は電動機主回路ケーブル、図8(c)は検出部ケーブルを示す図である。
また、必要に応じて(1CN)〜(8CN)のような制御器4のコネクタに接続する周辺機器を選定する。
選定演算部10は、特性データベース21に含まれる周辺機器情報を参照し、電動機1と制御器4を組み合わせて用いる際に使用する周辺機器を選定する。
図4に示したモニタ部15をそれぞれ設定するようにしたが、電動機要素や機械要素のすべてに予めモニタ部15の機能を含めていても良い。電動機要素や機械要素の中に入力と出力の双方のモニタ部15を備え、例えば、ボールねじ要素153には回転と並進の物理量のモニタができるようにしていても良い。
また、電動機の要素や機械要素を機構条件として入力するステップST10で、電動機を確定して設定し、次に周辺機器を選定するステップST02に進み、選定演算部10が周辺機器データベース23を参照して図8のような、周辺機器を選定しても良い。
図9において、29は発注装置である。機構条件特性データベース22は、電動機制御装置の選定装置の手元にある機構条件特性データベース22aと、A社の環境にある機構条件特性データベース22bと、B社の環境にある機構条件特性データベース22cとがある。図10は本発明の第2実施例の形態を示す電動機制御装置の選定装置および発注装置の構成図である。
図11は本発明の第2実施例を示す電動機制御装置の選定方法および発注方法を示す手順である。図11において、ST100は選定した電動機制御装置、もしくは、機構条件に入力した機械部品を、ネットワーク経由で発注するステップである。
さらに、図11において、電動機制御装置、もしくは、機構条件に入力した機械部品を、ネットワーク経由で発注するステップST100を備えた点が第1の実施例とは異なる。また、機構条件特性データベース22がA社とB社の環境にあるため、機構条件特性データベース22b、22cを入手するステップST01は、A社とB社の環境にある機構条件特性データベース22とのアクセスを有効にすることであり、機構条件特性データベース22への参照は、情報が必要なステップST40、ST50、ST02となる点が第1の実施例とは異なる。
選定された電動機制御装置、機械部品、周辺機器を予め決められたあて先に発注する。発注装置29に予め発注先を登録しておき、供給業者ごとに電動機制御装置、機械部品、周辺機器を発注する。
電子ファイルに選定結果を出力し、ネットワーク経由で供給業者に送れば良い。
図12はフルクローズド制御を行う構成図である。図13はリニアモータ駆動の構成図である。
図12のようにフルクローズド制御を行うには、制御器4にフルクローズド制御の機能が必要なので、電動機制御装置の選定演算を行うステップST50にて、条件入力を加えて、第1の実施例の図7のような電動機の候補に組み合わせ可能な制御器4を選定して良い。
図13はリニアモータが必要なので、電動機の要素や機械要素を機構条件として入力するステップST10で、電動機の要素を選択する際に、リニアモータを選択すれば良い。
また、フルクローズド制御の検出部2b、リニアモータの検出部2は、周辺機器を選定するステップST02で選定しても良い。
Claims (17)
- 機械を駆動する電動機と、前記電動機を制御する電動機制御装置とを選定する選定装置であって、
前記電動機及び前記電動機制御装置の定格を含む仕様を格納した電動機制御特性データベースと、
前記機械を構成する機械要素の諸元を格納した機構条件特性データベースと、
少なくも、前記電動機を制御する際の運転パターンを含む使用条件、前記電動機及び前記機械を有する機械システムの機構条件を設定入力する入力部と、
設定入力した前記使用条件及び前記機構条件と、前記機構条件特性データベースとに基づいて、前記使用条件及び前記機構条件が前記機械システムとして適当か否かを評価する評価部と、
前記評価部における評価結果と前記電動機制御特性データベースとに基づいて、前記電動機制御装置を選定する選定演算部と、
少なくも、前記使用条件、前記機構条件、前記選定演算部における選定結果、を表示するモニタ部と、を備えた選定装置。 - 前記電動機制御特性データベースが、前記電動機及び前記電動機制御装置の組合せで用いる周辺機器の種類を含む仕様を、更に格納した請求項1記載の選定装置。
- 前記電動機制御特性データベース及び前記機構条件特性データベースが、それぞれのデータベースを少なくとも1つ記憶された記憶媒体、または前記選定装置に接続したネットワーク経由で入手できるものである請求項1または2記載の選定装置。
- 前記評価部が、前記機械要素の諸元に基づく閾値と、前記使用条件または前記機構条件から算出するトルクを含む物理量とに基づいて評価する請求項1−3のいずれか1項に記載の選定装置。
- 前記評価部が、不適当と評価した場合、前記使用条件または前記機構条件の再設定入力要求を前記モニタ部に表示させる請求項1−4のいずれか1項に記載の選定装置。
- 前記選定演算部が、選定する前記電動機または前記電動機制御装置の仕様に対する余裕度を前記モニタ部に表示させる請求項1−5のいずれか1項に記載の選定装置。
- 請求項1−6のいずれか1項に記載の前記選定装置における設定入力または選定した、前記電動機、前記電動機制御装置、前記機械要素、前記周辺機器のうち少なくとも1つを、前記選定装置に接続したネットワーク経由で発注する発注装置。
- コンピュータを、請求項1−6のいずれか1項に記載の前記選定装置、または請求項7記載の発注装置として機能させるためのコンピュータプログラム。
- 請求項8記載の前記コンピュータプログラムを格納した記憶媒体。
- 機械を駆動する電動機と、前記電動機を制御する電動機制御装置とを選定する選定方法であって、
前記電動機及び前記機械を有する機械システムの機構条件を入力する第1入力ステップと、
前記電動機を制御する際の運転パターンを含む使用条件を入力する第2入力ステップと、
設定入力した前記使用条件及び前記機構条件に基づいて、前記使用条件及び前記機構条件が前記機械システムとして適当か否かを評価する評価ステップと、
前記評価ステップにおける評価結果に基づいて前記電動機制御装置を選定する選定ステップと、を備えた選定方法。 - 少なくとも、前記使用条件、前記機構条件、前記選定ステップにおける選定結果、を都度表示する表示ステップを備えた請求項10記載の選定方法。
- 前記選定ステップが、選定する前記電動機または前記電動機制御装置の仕様に対する余裕度を、前記表示ステップで表示させる請求項10または11記載の選定方法。
- 前記評価ステップが、前記機械を構成する機械要素の諸元に基づく閾値と、前記使用条件または前記機構条件から算出するトルクを含む物理量とに基づいて評価する請求項10−12のいずれか1項に記載の選定方法。
- 前記選定ステップが、前記電動機及び前記電動機制御装置の組合せで用いる周辺機器を、更に選定する請求項10−13のいずれか1項に記載の選定方法。
- 請求項10−14のいずれか1項に記載の前記選定方法における入力または選定した、前記電動機、前記電動機制御装置、前記機械要素、前記周辺機器のうち少なくとも1つを、ネットワーク経由で発注するステップを備えた発注方法。
- コンピュータに、請求項10−14のいずれか1項に記載の前記選定方法、または請求項15記載の発注方法を実行させるためのコンピュータプログラム。
- 請求項16記載の前記コンピュータプログラムを格納した記憶媒体。
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