JP2010193687A - 電動機制御装置の選定装置、電動機制御装置の選定方法および該機能を有するコンピュータプログラムおよび記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 電動機制御装置を利用条件に合わせて選定し、利用条件として入力する機構条件と、運転パターンなどが電動機制御装置の容量に対してどのように影響するかを知ることができるようにする。
【解決手段】電動機制御装置の選定装置において、電動機容量感度表示部(8)と、電動機容量感度演算部(9)と、選定演算部(10)と、機構条件入力部13と、指令設定部(14)と、特性データベース(21)を備え、使用条件の各種入力値に従い選定される電動機制御装置の容量の傾向を演算し、結果を出力する。
【選択図】図1
【解決手段】電動機制御装置の選定装置において、電動機容量感度表示部(8)と、電動機容量感度演算部(9)と、選定演算部(10)と、機構条件入力部13と、指令設定部(14)と、特性データベース(21)を備え、使用条件の各種入力値に従い選定される電動機制御装置の容量の傾向を演算し、結果を出力する。
【選択図】図1
Description
本発明は、半導体製造装置や工作機械などの位置決め装置あるいは産業用ロボットに用いられる電動機および制御器等からなる電動機制御装置に関する。また、電動機制御装置や構成する機械部品の使用条件と、電動機制御装置の特性を備えた特性データベースと、から適した容量の電動機制御装置を選定する電動機制御装置の選定装置に関する。また、電動機制御装置の選定方法および、該機能を有するコンピュータプログラムおよび記憶媒体に関する。
従来のモータ容量選定方法は、顧客の所望する運転パターンに最適なモータ容量が選定でき、周辺情報が一度に入手できる方法を提供するために、要素を組合せ、機構要素にデータを入力して所望の運転パターンを設定するステップ1002を有している。また、選定ソフトにあらかじめ保存されたデータベースからモータシリーズを選定し、選定ソフトを実行して判定結果を表示するステップ1003とを備えている。また、ステップ1002の機構要素を組合せる際に、選定ソフトに標準装備した機構要素に加えて、顧客が独自に設計した新たな機構要素を、ダウンロードした選定ソフトに保存可能するものもある(例えば、特許文献1参照)。
また、従来の電動機駆動装置の制御パラメータ設定方法及び設定支援装置は、知識と経験が豊富でないユーザでも安全かつ適切なパラメータ設定を行うことができる制御パラメータ設定方法及び設定支援装置を提供するため次のようなことを行っている。まず、用途選択ダイアログボックスが表示され(#2101)、ユーザが用途の選択を行う(#2102)。この後、電動機の種類や動作条件等に関する質問のダイアログボックスが表示される(#2103)。あらかじめ複数の選択肢が回答として用意されている場合は選択肢が表示され(#2105)、選択入力が行われる(#2106)。そうでない場合は、数値入力欄が表示され(#2107)、数値入力(#2108)が行われた後入力された数値がどの領域に属するかが判断される(#2109)。ユーザの選択入力又は数値入力にしたがってテーブルが参照され、変更すべきパラメータとその推奨値が求められる(#2110)。すべての質問についての解答が完了するまで、ステップ#2103〜#2110の処理が繰り返されるものもある(例えば、特許文献2参照)。
また、従来のモータ駆動制御装置は、モータ負荷機械の先端の動作を低コストで容易に確認することによって実際の制御パラメータを適正に調整することができる。また、その制御パラメータを最適化するために、メカ動作解析部3104において、実際のモータ駆動装置、モータ、モータ負荷機械の各々のシミュレーション用モデルをソフトウェアによって作成すると共にモータ負荷機械の機構部のモデルを作成する。駆動仕様入力部3103によって必要なモデルに駆動仕様を入力した後、運転パターン入力部3102によってモータ駆動装置モデルに運転パターン等の制御パラメータを入力して機構部力学モデルをシミュレーション動作させ、メカ動作解析部3104において、機構部力学モデルの先端の速度及び位置の変化を計算するものもある(例えば、特許文献3参照)。
従来の第1例である特許文献1のモータ容量選定方法について説明する。
図17は従来の第1例である特許文献1におけるモータ容量選定方法のフローチャートである。図において、ステップ1001は選定ソフトダウンロード起動、ステップ1002はステップ1011の機構要素の組み合わせデータ入力とステップ1012の運転パターン設定、ステップ1003は、ステップ1013と同内容であるモータシリーズ選択・実行と、判定・結果表示と、内容詳細表示があり、それ以降のステップは、処理選択により、オプション表示とCADデータ作成・保存に別れ、印刷・保存に至る。
ステップ1001では、選定ソフトをパソコンにダウンロードして選択ソフトを利用可能にする。ステップ1002では、顧客は選定ソフトが標準装備している機構要素を呼び出して任意に組合せた機構ブロックを構成する。本選定ソフトは、顧客が所望する機構要素を自由に設計し、別の場所(例えば、別タブ表示した場所)に、設計した新規機構要素として保存させる。
図17は従来の第1例である特許文献1におけるモータ容量選定方法のフローチャートである。図において、ステップ1001は選定ソフトダウンロード起動、ステップ1002はステップ1011の機構要素の組み合わせデータ入力とステップ1012の運転パターン設定、ステップ1003は、ステップ1013と同内容であるモータシリーズ選択・実行と、判定・結果表示と、内容詳細表示があり、それ以降のステップは、処理選択により、オプション表示とCADデータ作成・保存に別れ、印刷・保存に至る。
ステップ1001では、選定ソフトをパソコンにダウンロードして選択ソフトを利用可能にする。ステップ1002では、顧客は選定ソフトが標準装備している機構要素を呼び出して任意に組合せた機構ブロックを構成する。本選定ソフトは、顧客が所望する機構要素を自由に設計し、別の場所(例えば、別タブ表示した場所)に、設計した新規機構要素として保存させる。
この新規機構要素は、標準の機構要素と同様に「画像」、「個別入力項目」、「計算式」で構成され、後から呼び出して新たな機構ブロックを構成するときに利用できる。これにより、顧客は標準の機構要素同士の組合せに限定されることなく、所望の運転パターンを構成することが可能となる。
選定ソフトが標準装備している機構要素の一部は以下である。回転運動を直線運動に変換する機構としては、ボールネジ/ナット、ベルトコンベア、ピニオン/ラックなどがあり、取り付け方向で水平機構および垂直機構が選択できる。回転運動を回転運動に変換する機構としては、カップリング、減速機、ギヤ、タイミングベルトなどである。回転負荷としては、イナーシャ負荷、偏心円柱イナーシャ、回転外力、回転摩擦要素などがある。
そして、所望する運転パターンの機構ブロックが決定されると、各機構要素ごとに顧客が各機構要素諸元と運転パターンを入力して所望の運転パターンの設定が完了する。
ステップ1003では、選定ソフトにあらかじめ保存されたデータベースの中から機能、性能、エンコーダ分解能などを考慮しながら選択する。選択後に判定ボタンをクリックすると、選定ソフトによる演算が実行され判定結果を表示する。
選定ソフトが標準装備している機構要素の一部は以下である。回転運動を直線運動に変換する機構としては、ボールネジ/ナット、ベルトコンベア、ピニオン/ラックなどがあり、取り付け方向で水平機構および垂直機構が選択できる。回転運動を回転運動に変換する機構としては、カップリング、減速機、ギヤ、タイミングベルトなどである。回転負荷としては、イナーシャ負荷、偏心円柱イナーシャ、回転外力、回転摩擦要素などがある。
そして、所望する運転パターンの機構ブロックが決定されると、各機構要素ごとに顧客が各機構要素諸元と運転パターンを入力して所望の運転パターンの設定が完了する。
ステップ1003では、選定ソフトにあらかじめ保存されたデータベースの中から機能、性能、エンコーダ分解能などを考慮しながら選択する。選択後に判定ボタンをクリックすると、選定ソフトによる演算が実行され判定結果を表示する。
このステップ1003の判定結果の表示において、選定ソフトが算出した運転パターンにおける実効トルクまたは走行トルクの1つと、選定したシリーズの中から瞬時最大トルクを満足する全モータの定格トルクとをそれぞれ比較して、余裕度で表示(例えば、○=2倍以上、△=1〜1.5倍、×=1以下など)する。これにより、安全係数を考慮した選定が可能となる。このとき、当然のことながら余裕度を1以上にする必要がある。
判定結果の表示を検討して、モータ容量を確定すると、確定したサーボモータ品番に対応したサーボアンプ品番が表示される。サーボモータ品番とサーボアンプ品番の組合せが確定すると、以降の処理選択が可能になる。例えば、オプション表示、CADデータなどの保存、印刷が利用できる。
なお、CADデータについては、2つのフォーマット(2次元CADおよび3次元CADデータ)に対応、保存するファイルの拡張子は選択(2次元CADとして、*.dwgなど、3次元CADとして、*.stp/*.satなど、共通として、*.dxf/*.jpg/*.bmp/*.tif/*.mi/*.xmlなど)できるようにしている。
判定結果の表示を検討して、モータ容量を確定すると、確定したサーボモータ品番に対応したサーボアンプ品番が表示される。サーボモータ品番とサーボアンプ品番の組合せが確定すると、以降の処理選択が可能になる。例えば、オプション表示、CADデータなどの保存、印刷が利用できる。
なお、CADデータについては、2つのフォーマット(2次元CADおよび3次元CADデータ)に対応、保存するファイルの拡張子は選択(2次元CADとして、*.dwgなど、3次元CADとして、*.stp/*.satなど、共通として、*.dxf/*.jpg/*.bmp/*.tif/*.mi/*.xmlなど)できるようにしている。
従来の第2例である特許文献2の電動機駆動装置の制御パラメータ設定方法及び設定支援装置について説明する。
図18は、従来の第2例である特許文献2の実施形態に係る電動機駆動装置の制御パラメータ設定支援装置(以下、単にパラメータ設定支援装置という)の概略構成を示すブロック図である。パラメータ設定支援装置2010は、表示装置2011、キーボード2012、マウス2013、通信装置2014、処理装置2015、主メモリ2016、固定ディスク装置2017、及びリムーバブルディスク装置2018を備えている。
このような構成を有する制御パラメータ設定支援装置を用いることにより、キーボード2012及びマウス2013を用いて表示装置2011上で制御パラメータの変更設定を行い、変更されたパラメータの設定値を含むデータを通信装置2014及び通信ケーブル2020を介して電動機駆動装置2050へ転送することができる。
本形態のパラメータ設定支援装置2010(パラメータ設定支援ソフトウェア)は、電動機や電動機駆動装置に関する豊富な知識や経験を持ち合わせていないユーザ(操作者)が安全かつ適切なパラメータの設定を行うことができるように、制御パラメータの設定を支援する。
図18は、従来の第2例である特許文献2の実施形態に係る電動機駆動装置の制御パラメータ設定支援装置(以下、単にパラメータ設定支援装置という)の概略構成を示すブロック図である。パラメータ設定支援装置2010は、表示装置2011、キーボード2012、マウス2013、通信装置2014、処理装置2015、主メモリ2016、固定ディスク装置2017、及びリムーバブルディスク装置2018を備えている。
このような構成を有する制御パラメータ設定支援装置を用いることにより、キーボード2012及びマウス2013を用いて表示装置2011上で制御パラメータの変更設定を行い、変更されたパラメータの設定値を含むデータを通信装置2014及び通信ケーブル2020を介して電動機駆動装置2050へ転送することができる。
本形態のパラメータ設定支援装置2010(パラメータ設定支援ソフトウェア)は、電動機や電動機駆動装置に関する豊富な知識や経験を持ち合わせていないユーザ(操作者)が安全かつ適切なパラメータの設定を行うことができるように、制御パラメータの設定を支援する。
図19は処理装置2015が行う処理の概略を示すフローチャートである。
以上のように、従来の第2例である特許文献2の電動機駆動装置の制御パラメータ設定方法及び設定支援装置によれば、知識と経験が豊富でないユーザであっても、電動機の用途や動作条件等に関する質問に回答していくだけで、変更すべき制御パラメータとその推奨値が自動的に求まるので、安全かつ適切なパラメータ設定を行うことができる。
以上のように、従来の第2例である特許文献2の電動機駆動装置の制御パラメータ設定方法及び設定支援装置によれば、知識と経験が豊富でないユーザであっても、電動機の用途や動作条件等に関する質問に回答していくだけで、変更すべき制御パラメータとその推奨値が自動的に求まるので、安全かつ適切なパラメータ設定を行うことができる。
従来の第3例である特許文献3のモータ駆動制御装置について説明する。
図20は従来の第3例である特許文献3のモータ駆動制御装置の形態に係るモータ駆動制御装置に用いられるローダの機能ブロック図である。図20に示すローダは、メインメニュー3501と、システム設定部3502と、試運転部3503と、パラメータ編集部3504と、モニタ/トレース部3505と、メカアナリシス部3506とに加え、メカモデル作成部3101と、運転パターン入力部3102と、駆動仕様入力部3103と、メカ動作解析部3104と、制御パラメータ入力部3105とを備えて構成されている。
メカ動作解析部3104は、図21に示すように、モータ駆動装置モデル3201と、モータモデル3202と、モータ負荷機械モデル3203との各シミュレーション用モデルと、運転パターン生成部3204と、位置変化出力部3205とを備えて構成されている。
モータ駆動装置モデル3201は、モータ駆動装置3401を制御装置3409上にソフトウェアによってモデル化して作成したものであり、位置制御部3211と、速度制御部3212と、トルク制御部3213と、位置計算部3214と、速度計算部3215とを備えて構成されている。
モータモデル3202は、モータ3402を制御装置3409上にソフトウェアによってモデル化して作成したものである。モータ負荷機械モデル3203は、モータ負荷機械3405を制御装置3409上にソフトウェアによってモデル化して作成したものであり、モータモデル3202、動力伝達部3216と、機構部力学モデル3217とを備えて構成されている。
図20は従来の第3例である特許文献3のモータ駆動制御装置の形態に係るモータ駆動制御装置に用いられるローダの機能ブロック図である。図20に示すローダは、メインメニュー3501と、システム設定部3502と、試運転部3503と、パラメータ編集部3504と、モニタ/トレース部3505と、メカアナリシス部3506とに加え、メカモデル作成部3101と、運転パターン入力部3102と、駆動仕様入力部3103と、メカ動作解析部3104と、制御パラメータ入力部3105とを備えて構成されている。
メカ動作解析部3104は、図21に示すように、モータ駆動装置モデル3201と、モータモデル3202と、モータ負荷機械モデル3203との各シミュレーション用モデルと、運転パターン生成部3204と、位置変化出力部3205とを備えて構成されている。
モータ駆動装置モデル3201は、モータ駆動装置3401を制御装置3409上にソフトウェアによってモデル化して作成したものであり、位置制御部3211と、速度制御部3212と、トルク制御部3213と、位置計算部3214と、速度計算部3215とを備えて構成されている。
モータモデル3202は、モータ3402を制御装置3409上にソフトウェアによってモデル化して作成したものである。モータ負荷機械モデル3203は、モータ負荷機械3405を制御装置3409上にソフトウェアによってモデル化して作成したものであり、モータモデル3202、動力伝達部3216と、機構部力学モデル3217とを備えて構成されている。
以上のように、従来の第3例である特許文献3のモータ駆動制御装置は、実際のモータ駆動装置3401、モータ3402、モータ負荷機械3405の各々のシミュレーション用モデルをソフトウェアによって作成すると共に、モータ負荷機械3405の機構部3403のモデルを作成する。さらに、駆動仕様を入力した後、モータ駆動装置モデル3201に制御パラメータを入力して機構部力学モデル3217をシミュレーション動作させ、機構部力学モデル3217の先端の速度及び位置の変化を計算する。
従来の第1例である特許文献1のモータ容量選定方法は、顧客の所望する運転パターンに最適なモータ容量が選定でき、周辺情報が一度に入手できる方法となっていて、機械構成要素や運転パターンといった利用条件が電動機に対してどのような影響があるか理解し、評価・判定して、選定することができないという問題があった。
従来の第2例である特許文献2の電動機駆動装置の制御パラメータ設定方法及び設定支援装置は、知識と経験が豊富でないユーザでも安全かつ適切なパラメータ設定を行うことができる制御パラメータ設定方法及び設定支援装置となっている。このため電動機駆動装置の選定をすることができないので、電動機駆動装置の選定時に判明する使用用途に関わる問題点を把握できないという問題があった。
従来の第3例である特許文献3のモータ駆動制御装置は、モータ負荷機械の先端の動作を低コストで容易に確認することによって実際の制御パラメータを適正に調整することができ、また、その制御パラメータを最適化するようになっていて、電動機の容量を選定することができない問題があった。電動機制御装置に対して、機械構成要素や運転パターンといった利用条件が電動機に対してどのような影響があるか理解し、評価・判定して、選定することができないという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、電動機制御装置を選定する際に必要な、機械要素などの機構条件と、各要素のいずれかの運転パターン、その他の前記使用条件である入力値が、選定される電動機の容量の大きさや価格に対してどのように影響するかを把握しながら、電動機制御装置と使用条件とを含めて最適化し、電動機制御装置を選定することができる電動機制御装置の選定装置、電動機制御装置の選定方法および該機能を有するコンピュータプログラムおよび記憶媒体を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、機械を駆動する電動機と、前記電動機または前記機械の動作量である位置および/または速度を検出する検出部と、指令信号を発生する指令部と、指令信号に基づいて前記電動機を駆動する制御器と、を備え、前記指令信号と前記動作量が一致するように前記制御器にフィードバックループを構成した電動機制御装置を、使用条件と、前記電動機制御装置の特性データベースと、から選定する、電動機制御装置の選定装置であって、前記使用条件と電動機制御装置の前記特性データベースとから前記電動機制御装置の選定演算を行う選定演算部と、前記電動機制御装置の選定結果ほかを出力する出力部と、機械要素を機構条件として入力する機構条件入力部と、各要素のいずれかの運転パターンを設定する指令設定部と、さらにその他の前記使用条件を入力する入力部と、を備えた電動機制御装置の選定装置において、前記選定演算部に備えた各種の入力値に従い選定される前記電動機制御装置の容量の傾向を示す電動機容量感度演算部と、前記出力部に備えた前記電動機容量感度演算部の出力を表示する電動機容量感度表示部と、を備えたことを特徴とする電動機制御装置の選定装置とするものである。
請求項1に記載の発明は、機械を駆動する電動機と、前記電動機または前記機械の動作量である位置および/または速度を検出する検出部と、指令信号を発生する指令部と、指令信号に基づいて前記電動機を駆動する制御器と、を備え、前記指令信号と前記動作量が一致するように前記制御器にフィードバックループを構成した電動機制御装置を、使用条件と、前記電動機制御装置の特性データベースと、から選定する、電動機制御装置の選定装置であって、前記使用条件と電動機制御装置の前記特性データベースとから前記電動機制御装置の選定演算を行う選定演算部と、前記電動機制御装置の選定結果ほかを出力する出力部と、機械要素を機構条件として入力する機構条件入力部と、各要素のいずれかの運転パターンを設定する指令設定部と、さらにその他の前記使用条件を入力する入力部と、を備えた電動機制御装置の選定装置において、前記選定演算部に備えた各種の入力値に従い選定される前記電動機制御装置の容量の傾向を示す電動機容量感度演算部と、前記出力部に備えた前記電動機容量感度演算部の出力を表示する電動機容量感度表示部と、を備えたことを特徴とする電動機制御装置の選定装置とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、機械を駆動する電動機と、前記電動機または前記機械の動作量である位置および/または速度を検出する検出部と、指令信号を発生する指令部と、指令信号に基づいて前記電動機を駆動する制御器と、を備え、前記指令信号と前記動作量が一致するように前記制御器にフィードバックループを構成した電動機制御装置を、使用条件と、前記電動機制御装置の特性データベースと、から選定する、電動機制御装置の選定装置であって、前記使用条件と前記電動機制御装置の特性データベースとから前記電動機制御装置の前記使用条件を入力する入力部と、前記電動機制御装置の選定結果ほかを出力する出力部と、機械要素を機構条件として入力する機構条件入力部と、各要素のいずれかの運転パターンを設定する指令設定部と、さらにその他の前記使用条件を入力する入力部と、を備えた電動機制御装置の選定装置において、前記選定演算部に備えた各種の入力値に従い選定される前記電動機制御装置の価格の傾向を演算する価格感度演算部と、前記電動機制御装置もしくは前記周辺機器の価格を予め記憶した価格記憶装置と、前記出力部に備えた前記価格感度演算部の出力を表示する価格感度表示部と、を備えたことを特徴とする電動機制御装置の選定装置とするものである。
また、請求項3に記載の発明は、機械を駆動する電動機と、前記電動機または前記機械の動作量である位置および/または速度を検出する検出部と、指令信号を発生する指令部と、指令信号に基づいて前記電動機を駆動する制御器と、を備え、前記指令信号と前記動作量が一致するようにフィードバックループを構成した電動機制御装置を、使用条件と、前記電動機制御装置の特性データベースと、から選定する電動機制御装置の選定装置であって、前記電動機制御装置の選定結果ほかを出力する出力部と、機械要素を機構条件として入力する機構条件入力部と、各要素のいずれかの運転パターンを設定する指令設定部と、さらにその他の前記使用条件を入力する入力部と、を備えた電動機制御装置の選定装置において、予め前記電動機を入力する電動機入力部と、前記使用条件と、選定された前記電動機制御装置の特性データベースとから、選定された前記電動機制御装置の使用可否判断と、使用可とするための使用条件の変更部を判定する判定判断・条件変更感度演算部と、使用条件の変更部を、前記入力部もしくは前記機構条件入力部もしくは前記指令設定部への入力値と、電動機制御装置の容量への影響度として表示する使用条件感度表示部と、を備えたことを特徴とする電動機制御装置の選定装置とするものである。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1もしくは請求項3のいずれかに記載の電動機制御装置の選定装置において、前記電動機容量感度表示部は、前記出力部に、前記入力部の数値入力値と、前記電動機制御装置の容量と、の大小関係の傾向を出力することを特徴とするものである。
また、請求項5に記載の発明は、請求項2に記載の電動機制御装置の選定装置において、前記価格感度表示部は、前記出力部に、前記入力部の数値入力値と、前記電動機制御装置の価格と、の大小関係の傾向を出力することを特徴とするものである。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1−3のいずれかに記載の電動機制御装置の選定装置において、記電動機制御装置を使用するための接続品などの周辺機器データベースと、選定した前記電動機制御装置に従い前記周辺機器を前記周辺機器データベースから選定する周辺機器選定装置と、を更に備えたことを特徴とするものである。
また、請求項5に記載の発明は、請求項2に記載の電動機制御装置の選定装置において、前記価格感度表示部は、前記出力部に、前記入力部の数値入力値と、前記電動機制御装置の価格と、の大小関係の傾向を出力することを特徴とするものである。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1−3のいずれかに記載の電動機制御装置の選定装置において、記電動機制御装置を使用するための接続品などの周辺機器データベースと、選定した前記電動機制御装置に従い前記周辺機器を前記周辺機器データベースから選定する周辺機器選定装置と、を更に備えたことを特徴とするものである。
また、請求項7に記載の発明は、機械を駆動する電動機と、前記電動機または前記機械の動作量である位置および/または速度を検出する検出部と、指令信号を発生する指令部と、指令信号に基づいて前記電動機を駆動する制御器と、を備え、前記指令信号と前記動作量が一致するように前記制御器にフィードバックループを構成した電動機制御装置を、使用条件と、前記電動機制御装置の特性データベースと、から選定する電動機制御装置の選定方法であって、機械要素を機構条件と、運転パターンと、その他の条件を前記使用条件として入力するステップと、前記使用条件と前記電動機制御装置の特性データベースとから前記電動機制御装置の選定演算を行うステップと、を備えた電動機制御装置の選定方法において、選定演算を行う前記ステップに前記使用条件の各種入力値に従い選定される前記電動機制御装置の容量の傾向を演算し、結果を出力するステップと、を備えたことを特徴とする電動機制御装置の選定方法とするものである。
また、請求項8に記載の発明は、機械を駆動する電動機と、前記電動機または前記機械の動作量である位置および/または速度を検出する検出部と、指令信号を発生する指令部と、指令信号に基づいて前記電動機を駆動する制御器と、を備え、前記指令信号と前記動作量が一致するように前記制御器にフィードバックループを構成した電動機制御装置を、使用条件と、前記電動機制御装置の特性データベースと、から選定する電動機制御装置の選定方法であって、機械要素を機構条件と、運転パターンと、その他の条件を前記使用条件として入力するステップと、前記使用条件と前記電動機制御装置の特性データベースとから前記電動機制御装置の選定演算を行うステップと、を備えた電動機制御装置の選定方法において、前記電動機制御装置もしくは前記周辺機器の価格を予め記憶するステップと、各種の入力値に従い選定される前記電動機制御装置の価格の傾向を演算し、結果を出力するステップと、を備えたことを特徴とする電動機制御装置の選定方法とするものである。
また、請求項9に記載の発明は、機械を駆動する電動機と、前記電動機または前記機械の動作量である位置および/または速度を検出する検出部と、指令信号を発生する指令部と、指令信号に基づいて前記電動機を駆動する制御器と、を備え、前記指令信号と前記動作量が一致するように前記制御器にフィードバックループを構成した電動機制御装置を、使用条件と、前記電動機制御装置の特性データベースと、から選定する電動機制御装置の選定方法であって、機械要素である機構条件と、運転パターン、その他の条件を前記使用条件として入力するステップと、を備えた電動機制御装置の選定方法において、予め選定された前記電動機制御装置を入力するステップと、前記使用条件と、選定された前記電動機制御装置の特性データベースとから、選定された前記電動機制御装置の使用可否判断と、使用可とするための使用条件の変更を判定するステップと、前記使用条件の入力もしくは変更を、電動機制御装置の容量への影響度として演算し、出力するステップと、を備えたことを特徴とする電動機制御装置の選定方法とするものである。
また、請求項10に記載の発明は、請求項7もしくは請求項9のいずれかに記載の電動機制御装置の選定方法において、前記電動機制御装置の容量の傾向を演算し、結果を出力する前記ステップは、前記使用条件を入力した数値と、前記電動機制御装置の容量と、の大小関係の傾向を出力するステップとを備えたことを特徴とするものである。
また、請求項11に記載の発明は、請求項8に記載の電動機制御装置の選定方法において、前記電動機制御装置の価格の傾向を演算し、結果を出力する前記ステップは、前記使用条件を入力した数値と、前記電動機制御装置の価格と、の大小関係の傾向を出力するステップとを備えたことを特徴とするものである。
また、請求項12に記載の発明は、請求項7−9のいずれかに記載の電動機制御装置の選定方法において、前記電動機制御装置を使用するための接続品などの周辺機器データベースを備え、選定した前記電動機制御装置に従い前記周辺機器を前記周辺機器データベースから選定するステップをさらに備えたことを特徴とするものである。
また、請求項11に記載の発明は、請求項8に記載の電動機制御装置の選定方法において、前記電動機制御装置の価格の傾向を演算し、結果を出力する前記ステップは、前記使用条件を入力した数値と、前記電動機制御装置の価格と、の大小関係の傾向を出力するステップとを備えたことを特徴とするものである。
また、請求項12に記載の発明は、請求項7−9のいずれかに記載の電動機制御装置の選定方法において、前記電動機制御装置を使用するための接続品などの周辺機器データベースを備え、選定した前記電動機制御装置に従い前記周辺機器を前記周辺機器データベースから選定するステップをさらに備えたことを特徴とするものである。
また、請求項13に記載の発明は、請求項1から6のいずれかに記載の電動機制御装置の選定装置の機能を有するコンピュータプログラムおよび記憶媒体とするものである。
また、請求項14に記載の発明は、請求項7から12のいずれかに記載の電動機制御装置の選定方法の機能を有するコンピュータプログラムおよび記憶媒体とするものである。
また、請求項14に記載の発明は、請求項7から12のいずれかに記載の電動機制御装置の選定方法の機能を有するコンピュータプログラムおよび記憶媒体とするものである。
請求項1と請求項7に記載の発明によると、電動機制御装置を選定する際に必要な、機械要素などの機構条件と、各要素のいずれかの運転パターン、その他の前記使用条件である入力値が、選定される電動機の容量の大きさへどのように影響するかを把握しながら、電動機制御装置を選定することができ、機械要素や運転パターンや使用条件を過不足無く最適にできる。つまり、電動機制御装置と使用条件とを含めて最適化できる。
また、請求項2と請求項8に記載の発明によると、電動機制御装置を選定する際に必要な、機械要素などの機構条件と、各要素のいずれかの運転パターン、その他の前記使用条件である入力値が、選定される電動機制御装置の価格へどのように影響するかを把握しながら、電動機制御装置を選定することができ、価格条件に応じた電動機制御装置および使用条件を過不足無く最適にできる。
また、請求項3と請求項9に記載の発明によると、選定した電動機制御装置に対し、要素や機械要素などの機構条件と、各要素のいずれかの運転パターン、その他の前記使用条件である入力値がどのように影響するか把握でき、選定した電動機制御装置に対し、機構条件と、運転パターンと、その他の前記使用条件とを過不足無く最適にできる。つまり、電動機制御装置を変えずに、使用条件を最適化できる。
また、請求項4と請求項10に記載の発明によると、数値入力値が電動機制御装置の容量の大きさに対する影響を入力と同時に把握することができ、機械要素や運転パターンや使用条件を過不足無く最適にできる。
また、請求項5と請求項11に記載の発明によると、数値入力値が電動機制御装置の価格に対する影響を入力と同時に把握することができ、価格条件に応じた電動機制御装置および使用条件を過不足無く最適にできる。
また、請求項6と請求項12に記載の発明によると、選定した電動機制御装置に応じた接続品などの周辺機器を選定することができる。
また、請求項5と請求項11に記載の発明によると、数値入力値が電動機制御装置の価格に対する影響を入力と同時に把握することができ、価格条件に応じた電動機制御装置および使用条件を過不足無く最適にできる。
また、請求項6と請求項12に記載の発明によると、選定した電動機制御装置に応じた接続品などの周辺機器を選定することができる。
また、請求項13と請求項14に記載の発明によると、電動機制御装置の選定装置および電動機制御装置の選定方法をコンピュータで利用することができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
実際の電動機制御装置には様々な機能や手段が内蔵されているが、図には本発明に関係する機能や手段のみを記載し説明することとする。また、以下同一名称には極力同一符号を付け重複説明を省略する。
実際の電動機制御装置には様々な機能や手段が内蔵されているが、図には本発明に関係する機能や手段のみを記載し説明することとする。また、以下同一名称には極力同一符号を付け重複説明を省略する。
図1は、本発明の第1実施例を示す電動機制御装置の選定装置の構成図である。図において、8は電動機容量感度表示部、9は電動機容量感度演算部、10は選定演算部、11は入力部、12は出力部、13は機構条件入力部、14は指令設定部、21は特性データベース、23は周辺機器データベース、24は周辺機器選定装置となっている。
図2は本発明の第1実施例の形態を示す電動機制御装置の選定装置の構成図である。図2のように、図1のような電動機制御装置の選定装置はパーソナル・コンピュータにて実現できる。
図2は本発明の第1実施例の形態を示す電動機制御装置の選定装置の構成図である。図2のように、図1のような電動機制御装置の選定装置はパーソナル・コンピュータにて実現できる。
図3は本発明の第1実施例を示す電動機制御装置の選定方法を示すフローチャートである。図3において、ST01は機械要素である機構条件と、運転パターンと、その他の条件を使用条件として入力するステップ、ST02は使用条件の各種入力値に従い選定される前記電動機制御装置の容量の傾向を演算し、結果を出力するステップ、ST03は使用条件と電動機制御装置の特性データベースとから電動機制御装置の選定演算を行うステップ、ST04は選定した電動機制御装置に従い前記周辺機器を前記周辺機器データベースから選定するステップである。
本発明が第1の従来技術と異なる部分は、使用条件の各種入力値に従い選定される前記電動機制御装置の容量の傾向を演算し、結果を出力するステップST02を備えた部分である。また、電動機容量感度表示部8と電動機容量感度演算部9とを備えた部分である。
本発明が第2の従来技術と異なる部分は、電動機容量感度表示部8、電動機容量感度演算部9、選定演算部10、機構条件入力部13、指令設定部14、特性データベース21、周辺機器データベース23、周辺機器選定装置24とを備えた部分である。第2の従来技術では、用途や動作条件等に関する質問に回答して制御パラメータを設定しており、電動機制御装置の選定を行うものでは無い。
本発明が第3の従来技術と異なる部分は、選定演算部10、機構条件入力部13、指令設定部14、特性データベース21、周辺機器データベース23、周辺機器選定装置24とを備えた部分である。第3の従来技術はモータ駆動制御装置の動作シミュレーションを行うものであり、電動機制御装置の選定を行うものでは無い。
電動機制御装置の選定の第一の目的は、電動機が駆動する負荷機械を動作させるために必要なトルクを出力できる電動機と制御器を選択することである。その他、電動機が負荷エネルギーに回される際の回生エネルギーの消費確認や外付け回生抵抗の選択や、異常時の運転中の非常停止の際の運動エネルギーの消費のためのダイナミックブレーキ回路の適・不適判断、使用する電動機と制御器を接続する専用ケーブル等の周辺機器選定、制御器を制御する指令部の選定などがある。このために、図3の処理を行う。
図4は本発明の第1実施例を示す電動機制御装置の構成図である。図4において、1は電動機、2は検出部、3は制御器、4は指令部、5は機械である。図4は電動機制御装置の構成を一般化して記載したが、機械5は、ボールねじ機構や、減速器、プーリ等様々な利用がありえる。機械5を電動機1で駆動するためには、電動機1の出力軸まわりの機械5の慣性モーメントを動作指令通りに駆動するトルクが必要になる。減速比やボールねじ機構のねじピッチは機械5の慣性モーメントの大きさに反映されるパラメータである。また、電動機1の動かし方(動作パターン)も選定のパラメータである。
電動機1を動作させる角加速度αで、機械5と電動機1の慣性モーメントJを動作させるために必要なトルクTは、式(1)から求める。
電動機1を動作させる角加速度αで、機械5と電動機1の慣性モーメントJを動作させるために必要なトルクTは、式(1)から求める。
T=J・α (1)
実際には摩擦によるトルク損出分や減速機構の効率・損出分、総合的な機構の効率・損出分等も考慮するため、機械5のパラメータのほか、電動機1を動作させる角加速度α等、多くのパラメータが電動機制御装置の選定条件に関わる。
実際には摩擦によるトルク損出分や減速機構の効率・損出分、総合的な機構の効率・損出分等も考慮するため、機械5のパラメータのほか、電動機1を動作させる角加速度α等、多くのパラメータが電動機制御装置の選定条件に関わる。
図5は本発明の第1実施例を示す電動機制御装置の構成例を示す図である。図5において、51は減速器機構、52はボールねじ機構、53は負荷錘である。
実際に電動機制御装置を使用する条件を図5の構成とし、ステップST01にて機構条件を入力する。なお、ボールねじ機構52のねじピッチや減速器機構51の減速比によって負荷錘53の慣性モーメントは変化する。
実際に電動機制御装置を使用する条件を図5の構成とし、ステップST01にて機構条件を入力する。なお、ボールねじ機構52のねじピッチや減速器機構51の減速比によって負荷錘53の慣性モーメントは変化する。
本発明の実施手順は図3の処理となる。
機械要素である機構条件と、運転パターンと、その他の条件を使用条件として入力するステップST01は、電動機制御装置で動作する機械システムが構成される機械要素を機構条件として入力する。また、電動機制御装置で動作する機械システムをどのように動作させるかを設定する処理である。
機械要素である機構条件と、運転パターンと、その他の条件を使用条件として入力するステップST01は、電動機制御装置で動作する機械システムが構成される機械要素を機構条件として入力する。また、電動機制御装置で動作する機械システムをどのように動作させるかを設定する処理である。
図6は本発明の第1実施例の機構条件入力部への入力例を示す図である。図6(a)において、101は減速器機構モデル、102はボールねじ機構モデルである。図6(b)はボールねじ機構モデル102のパラメータ入力例である。(イ)はボールねじ機構モデル102への負荷質量、(ロ)はボールねじ機構モデル102のテーブル質量、(ハ)は、ボールねじ機構モデル102自体の慣性モーメントとピッチ(リード)、(ニ)は減速器機構101モデルの減速比である。図6には表記せず省略しているが、減速器機構モデル101にも慣性モーメント、減速器効率等のパラメータ入力が必要である。図5のような実際の電動機制御装置で動作する機械システムとして、減速器機構51、ボールねじ機構52、負荷錘53を図6のように機構条件入力部13にて模擬的に再現する。図5の負荷錘53は、図6(b)の負荷質量1)への質量パラメータ入力で再現できる。
選定演算部10および電動機容量感度演算部9は、これらの入力値から、機構条件である電動機1に対する慣性モーメントを算出する。
例えば、図5のような条件では、負荷錘53とテーブルなど(図6の入力項目(イ)(ロ)部分の慣性モーメント(直進運動分)Jt、ボールねじの慣性モーメント(回転運動分)Jb、減速器やカップリング等の慣性モーメント(回転運動分)Jeとすれば、合計される負荷の慣性モーメントJLは次式(2)のようにそれぞれの和となる。
電動機1は自身の慣性モーメントJmと負荷の慣性モーメントJLの和Jを駆動するトルクTが必要になる。Jは式(3)の通りである。
例えば、図5のような条件では、負荷錘53とテーブルなど(図6の入力項目(イ)(ロ)部分の慣性モーメント(直進運動分)Jt、ボールねじの慣性モーメント(回転運動分)Jb、減速器やカップリング等の慣性モーメント(回転運動分)Jeとすれば、合計される負荷の慣性モーメントJLは次式(2)のようにそれぞれの和となる。
電動機1は自身の慣性モーメントJmと負荷の慣性モーメントJLの和Jを駆動するトルクTが必要になる。Jは式(3)の通りである。
JL=Jt+Jb+Je (2)
J=JL+Jm (3)
J=JL+Jm (3)
質量(図6の入力項目(イ)(ロ)をM、減速比をR(電動機R回転で1回転を出力、図6の入力項目(ニ))、ボールねじピッチをPb、ボールねじ材料の密度をρ、ボールねじ直径をDb、ボールねじ長さをLbとすると、Jt、Jbはそれぞれ次式(4)(5)となる。
減速器やカップリング等の慣性モーメントJeを、上記のように、質量と外径から関係式を使って求めても良いし、減速器やカップリングのメーカ公表値を使って直接値を入力してよい。
図7は本発明の第1実施例の指令設定部への入力例を示す図である。これは電動機制御装置で動作する機械システムをどのように動作させるかを設定する処理である。最終的に電動機1をどのように動かすかを指定するために、電動機1もしくは機械要素の動作パターンを指令設定部14に入力する。ボールねじ機構102のテーブル部など各機械要素の動作を指定する。図7はテーブル部の位置指令速度を指令開始・加速開始時間t2、加速終了時間t3、定速完了・減速開始時間t8、減速・指令完了時間t9、待機完了時間t10と、最大速度Rvを指令設定部14に設定している。図7には図示していないが、これらは入力値として動作パターンを編集・修正できるようになっている。
図7の動作パターンが図5のボールねじ機構102のテーブル部の動作パターンであれば、減速比とボールねじピッチをパラメータとする伝達経路の特性が掛かった電動機1の動作パターンに換算される。
なお、図7は指令設定部14に位置指令速度を設定したが、位置指令位置を設定しても良い。また、指令設定部14に電動機1の動作パターンを直接設定しても良い。
指令設定部14に動作パターンを設定することで、電動機1の角加速度α(図7のt1−t2間もしくは減速域のt8-t9間)を設定したことになる。
図7の動作パターンが図5のボールねじ機構102のテーブル部の動作パターンであれば、減速比とボールねじピッチをパラメータとする伝達経路の特性が掛かった電動機1の動作パターンに換算される。
なお、図7は指令設定部14に位置指令速度を設定したが、位置指令位置を設定しても良い。また、指令設定部14に電動機1の動作パターンを直接設定しても良い。
指令設定部14に動作パターンを設定することで、電動機1の角加速度α(図7のt1−t2間もしくは減速域のt8-t9間)を設定したことになる。
使用条件の各種入力値に従い選定される電動機制御装置の容量の傾向を演算し、結果を出力するステップST02は、前ステップST01で入力した利用条件が、どのように変われば選定される電動機制御装置の容量が変わるかを演算し、これを出力して選定時に確認を行う処理である。
図8は本発明の第1実施例の電動機容量感度表示部の出力例を示す図である。入力値を変更すれば、電動機の容量が大きくなるか小さくなるか一目瞭然となるように、入力値の大小と容量の大小が対になるように表示されている。これは、図6に一部を示したように、負荷質量1)やテーブル質量2)や慣性モーメント3)を増やせば、容量が増える傾向にあることを示す。また、ボールねじ機構のピッチが増えれば容量が減る傾向にあることを示す。
これは、図6に示した機構条件入力部13への入力値が、電動機に対する慣性モーメントJをどのように変化させる傾向にあるかがわかれば、容量が大きいほど大きなトルクを発生する電動機を選定することになる。
これは、図6に示した機構条件入力部13への入力値が、電動機に対する慣性モーメントJをどのように変化させる傾向にあるかがわかれば、容量が大きいほど大きなトルクを発生する電動機を選定することになる。
使用条件と電動機制御装置の特性データベースとから電動機制御装置の選定演算を行うステップST03は、入力した使用条件に合わせて、選定演算部10が特性データベース21を参照して電動機制御装置を選定する。電動機制御装置は、実効トルク、走行トルク、最大回転数、慣性モーメント比などによって機器の容量性能が違うために、利用条件にあった容量を選定する必要がある。
特性データベース21には電動機特性を備えており、選定演算部10が各条件で生じる速度とトルクを推定し、必要な電動機を選択する。電動機1を決定し、組み合わせて用いる制御器4を決定する。利用者が電動機1を選定すると、制御器4も決まる。制御器4を選定するための条件を入力しても良い。
特性データベース21には電動機特性を備えており、選定演算部10が各条件で生じる速度とトルクを推定し、必要な電動機を選択する。電動機1を決定し、組み合わせて用いる制御器4を決定する。利用者が電動機1を選定すると、制御器4も決まる。制御器4を選定するための条件を入力しても良い。
選定した電動機制御装置に従い前記周辺機器を前記周辺機器データベースから選定するステップST04は、電動機と制御器を組み合わせて用いる際に使用する周辺機器を選定する。電動機制御装置を稼動するために必要な周辺機器を選定するステップである。
電動機制御装置を動作させるには、電動機1と制御器4を接続する電動機主回路ケーブル、検出部ケーブルが必要である。
周辺機器選定装置24は、周辺機器データベース23に含まれる周辺機器情報を参照し、電動機1と制御器4を組み合わせて用いる際に使用する電動機主回路ケーブル、検出部ケーブルなどの周辺機器を選定する。また、必要に応じて制御器4のコネクタに接続する周辺機器を選定する。
電動機制御装置を動作させるには、電動機1と制御器4を接続する電動機主回路ケーブル、検出部ケーブルが必要である。
周辺機器選定装置24は、周辺機器データベース23に含まれる周辺機器情報を参照し、電動機1と制御器4を組み合わせて用いる際に使用する電動機主回路ケーブル、検出部ケーブルなどの周辺機器を選定する。また、必要に応じて制御器4のコネクタに接続する周辺機器を選定する。
以上のように、電動機制御装置を利用条件に合わせて選定し、かつ、周辺機器も選定することができる。
このときに、利用条件として入力する機構条件と、運転パターンなどが電動機制御装置の容量に対してどのように影響するかを知ることができる。
このときに、利用条件として入力する機構条件と、運転パターンなどが電動機制御装置の容量に対してどのように影響するかを知ることができる。
図9は本発明の第2実施例を示す電動機制御装置の選定装置の構成図である。図9において、18は価格感度演算部、19は価格感度表示部、22は価格記憶装置である。
図10は本発明の第2実施例を示す電動機制御装置の選定方法を示すフローチャートである。図10において、ST10は電動機制御装置もしくは周辺機器の価格を予め記憶するステップ、ST12は各種の入力値に従い選定される電動機制御装置の価格の傾向を
演算し、出力するステップである。
図10は本発明の第2実施例を示す電動機制御装置の選定方法を示すフローチャートである。図10において、ST10は電動機制御装置もしくは周辺機器の価格を予め記憶するステップ、ST12は各種の入力値に従い選定される電動機制御装置の価格の傾向を
演算し、出力するステップである。
本発明が第1実施例と異なるのは、電動機容量感度表示部8、電動機容量感度演算部9の代わりに、価格感度演算部18、価格感度表示部22、価格記憶装置22を備えた点である。また、第1実施例のステップST02の代わりに、各種の入力値に従い選定される電動機制御装置の価格の傾向を演算し、出力するステップST12の手順を備え、加えて、電動機制御装置もしくは周辺機器の価格を予め記憶するステップST10を備えている。
電動機制御装置の選定の第一の目的は、第1実施例と同様であり、このために利用条件として機構条件と、運転パターンなどを入力する。
本実施例は、選定される電動機制御装置の使用条件に対する購入価格への影響を知らせるものである。
本実施例は、選定される電動機制御装置の使用条件に対する購入価格への影響を知らせるものである。
本発明の実施手順は図10の処理となる。
以上のために、まず電動機制御装置もしくは周辺機器の価格を予め記憶するステップST10の処理を行う。価格記憶装置22に各容量・各製品シリーズの価格を予め記憶させて置く。期間限定の価格を入力できるようにしても良い。
以上のために、まず電動機制御装置もしくは周辺機器の価格を予め記憶するステップST10の処理を行う。価格記憶装置22に各容量・各製品シリーズの価格を予め記憶させて置く。期間限定の価格を入力できるようにしても良い。
次に、機械要素である機構条件と、運転パターンと、その他の条件を使用条件として入力するステップST01は、第1実施例と同様に、電動機制御装置で動作する機械システムが構成される機械要素を機構条件として入力する。
各種の入力値に従い選定される電動機制御装置の価格の傾向を演算し、出力するステップST12では、ステップST01にて入力した利用条件が、どのように変われば選定される電動機制御装置の価格が変わるかを演算し、これを出力して選定時に確認を行う処理である。電動機容量感度演算部9は、価格記憶装置22に記憶した各容量・各製品シリーズの価格を用いて、電動機制御装置に対する価格の傾向を算出し、電動機容量感度表示部8にて、利用条件の変化に対する価格の変化の傾向を表示する。
図11は本発明の第2実施例を示す価格感度表示部の出力例を示す図である。入力値を変更すれば、電動機の価格が高くなるか低くなるかを一目瞭然となるように、入力値の大小と価格の高低が対になるように表示されている。これは、第1実施例の図6で、入力値の大小と容量の大小が対になるように表示されているのと同様に、容量の大小の代わりに価格の高低が表示される。
負荷質量(イ)やテーブル質量(ロ)や慣性モーメント(ハ)を増やせば、容量が増え、その結果価格記憶装置22に記憶した価格が変わるので、この傾向を電動機容量感度演算部9が算出して電動機容量感度表示部8に表示する。
負荷質量(イ)やテーブル質量(ロ)や慣性モーメント(ハ)を増やせば、容量が増え、その結果価格記憶装置22に記憶した価格が変わるので、この傾向を電動機容量感度演算部9が算出して電動機容量感度表示部8に表示する。
使用条件と電動機制御装置の特性データベースとから電動機制御装置の選定演算を行うステップST03は、第1実施例と同様に、入力した使用条件に合わせて、選定演算部10が特性データベース21を参照して電動機制御装置を選定する。
また、選定した電動機制御装置に従い前記周辺機器を前記周辺機器データベースから選定するステップST04は、第1実施例と同様に、電動機と制御器を組み合わせて用いる際に使用する周辺機器を選定する。電動機制御装置を稼動するために必要な周辺機器を選定する。
また、選定した電動機制御装置に従い前記周辺機器を前記周辺機器データベースから選定するステップST04は、第1実施例と同様に、電動機と制御器を組み合わせて用いる際に使用する周辺機器を選定する。電動機制御装置を稼動するために必要な周辺機器を選定する。
以上のように、電動機制御装置を利用条件に合わせて選定し、かつ、周辺機器も選定することができる。
このときに、利用条件として入力する機構条件と、運転パターンなどが電動機制御装置の価格に対してどのように影響するかを知ることができる。
このときに、利用条件として入力する機構条件と、運転パターンなどが電動機制御装置の価格に対してどのように影響するかを知ることができる。
図12は本発明の第3実施例を示す電動機制御装置の選定装置の構成図である。図12において、15は電動機入力部、16は判定判断・条件変更感度演算部である。
図13は本発明の第3実施例を示す電動機制御装置の選定方法を示すフローチャートである。図13において、ST21は予め選定された前記電動機制御装置を入力するステップである。ST22は使用条件と、選定された電動機制御装置の特性データベースとから、選定された電動機制御装置の使用可否判断と、使用可とするための使用条件の変更を判定するステップである。ST23は使用条件の入力もしくは変更を、電動機制御装置の容量への影響度として演算し、出力するステップである。
図13は本発明の第3実施例を示す電動機制御装置の選定方法を示すフローチャートである。図13において、ST21は予め選定された前記電動機制御装置を入力するステップである。ST22は使用条件と、選定された電動機制御装置の特性データベースとから、選定された電動機制御装置の使用可否判断と、使用可とするための使用条件の変更を判定するステップである。ST23は使用条件の入力もしくは変更を、電動機制御装置の容量への影響度として演算し、出力するステップである。
本発明が第1実施例と異なるのは、電動機容量感度表示部8と電動機容量感度演算部9の代わりに、判定判断・条件変更感度演算部16を備えた部分である。また、第1実施例のステップST02,ステップST03,ステップST04の代わりに、予め選定された前記電動機制御装置を入力するステップST21、使用条件と、選定された電動機制御装置の特性データベースとから、選定された電動機制御装置の使用可否判断と、使用可とするための使用条件の変更を判定するステップST22, 使用条件の入力もしくは変更を、電動機制御装置の容量への影響度として演算し、出力するステップST23を備えた部分である。
本発明が第2実施例と異なるのは、価格感度演算部18の代わりに判定判断・条件変更感度演算部16を備え、価格感度表示部19の代わりに使用条件感度表示部17を備えた部分である。さらに、電動機入力部15を第3実施例に備えているが、価格記憶装置22を備えていない点である。なお、第3実施例には周辺機器データベース23と周辺機器選定装置24を図示せず省略している。また、第3実施例には、第2実施例のステップST10を備えていない。
さらに、第2実施例のステップST12、ステップST03, ST04の代わりに、第3実施例には、予め選定された前記電動機制御装置を入力するステップST21、使用条件と、選定された電動機制御装置の特性データベースとから、選定された電動機制御装置の使用可否判断と、使用可とするための使用条件の変更を判定するステップST22, 使用条件の入力もしくは変更を、電動機制御装置の容量への影響度として演算し、出力するステップST23を備えている。
さらに、第2実施例のステップST12、ステップST03, ST04の代わりに、第3実施例には、予め選定された前記電動機制御装置を入力するステップST21、使用条件と、選定された電動機制御装置の特性データベースとから、選定された電動機制御装置の使用可否判断と、使用可とするための使用条件の変更を判定するステップST22, 使用条件の入力もしくは変更を、電動機制御装置の容量への影響度として演算し、出力するステップST23を備えている。
第1実施例と第2実施例の第1の目的は、機械要素である機構条件と、運転パターンと、その他の条件を使用条件として入力して、使用条件に見合う、必要なトルクを出力できる電動機と制御器を選択することである。
しかしながら、第3実施例では、使用する電動機や制御器の組み合わせを予め決めておき、使用条件として入力した機構条件や運転パターンで、予め決めた電動機と制御器を使用できるか否かの判断を行う。予め決めた電動機と制御器が使用条件に対して不十分であれば使用条件を変更する。ここで、使用条件を変更するために、第1実施例で電動機容感度表示部8が、動機制御装置の容量に対してどのように影響するかをしめしたように、第3実施例では、使用条件感度表示部17が、機構条件や運転パターンをどのように変えれば、予め決めた電動機と制御器を使用できる条件になるかを示すものである。
しかしながら、第3実施例では、使用する電動機や制御器の組み合わせを予め決めておき、使用条件として入力した機構条件や運転パターンで、予め決めた電動機と制御器を使用できるか否かの判断を行う。予め決めた電動機と制御器が使用条件に対して不十分であれば使用条件を変更する。ここで、使用条件を変更するために、第1実施例で電動機容感度表示部8が、動機制御装置の容量に対してどのように影響するかをしめしたように、第3実施例では、使用条件感度表示部17が、機構条件や運転パターンをどのように変えれば、予め決めた電動機と制御器を使用できる条件になるかを示すものである。
本発明の実施手順は図13の処理となる。
機械要素である機構条件と、運転パターンと、その他の条件を使用条件として入力するステップST01は、第1実施例と同様に、電動機制御装置で動作する機械システムが構成される機械要素を機構条件として入力する。また、電動機制御装置で動作する機械システムをどのように動作させるかを設定する処理である。
機械要素である機構条件と、運転パターンと、その他の条件を使用条件として入力するステップST01は、第1実施例と同様に、電動機制御装置で動作する機械システムが構成される機械要素を機構条件として入力する。また、電動機制御装置で動作する機械システムをどのように動作させるかを設定する処理である。
予め選定された前記電動機制御装置を入力するステップST21では、電動機入力部15に予め電動機1や組み合わせて用いる制御器4を設定する処理を行う。
なお、ステップST01とステップST21は処理の順序が入れ替わっても良い。
なお、ステップST01とステップST21は処理の順序が入れ替わっても良い。
使用条件と、選定された電動機制御装置の特性データベースとから、選定された電動機制御装置の使用可否判断と、使用可とするための使用条件の変更を判定するステップST22では、判定判断・条件変更感度演算部16が、前処理ステップST01とステップST21で入力された条件に対して、必要なトルクを発生でき、使用できる組み合わせかを判定する。この判定結果を出力部12に出力する。
この判定結果が、使用できる組み合わせであれば、変更点無く利用できるので、処理を完了して良い。
この判定結果が、使用できる組み合わせであれば、変更点無く利用できるので、処理を完了して良い。
使用できる組み合わせでなければ、使用条件の変更が必要となるため、ステップST22の処理を継続する。また、使用できる組み合わせであっても、予め選定した電動機1が十分なトルクを発生でき、利用条件に十分余裕があれば処理を続けても良い。
現状、電動機1や制御器4の能力を超えると判定された場合には、利用条件の変更が必要である。機構条件入力部13や指令設定部14に入力された数値に対して、電動機1や制御器4の能力内の条件とするための傾向を使用条件感度表示部17に表示する。
図14は本発明の第3実施例を示す電動機制御装置の選定装置のステップST22での使用条件感度表示部の出力例を示す図である。各利用条件の入力値に対して、矢印で大小を表示し、電動機1や制御器4の能力内の条件とするための傾向を表示する。第1実施例の図6のような、機構条件入力部13の(イ)〜(ニ)に対して、図14のように傾向を表示する。第1実施例の図7のような、指令設定部14の加減速時間(t2−t3,t8−t9)や最高速度Rvに相当する入力項目についでも、図14のように傾向を表示する。
なお、予め選定した電動機1が十分なトルクを発生でき、利用条件に十分余裕がある場合は、余裕が無いときと逆方向の表示が使用条件感度表示部17に現れる。
図14は本発明の第3実施例を示す電動機制御装置の選定装置のステップST22での使用条件感度表示部の出力例を示す図である。各利用条件の入力値に対して、矢印で大小を表示し、電動機1や制御器4の能力内の条件とするための傾向を表示する。第1実施例の図6のような、機構条件入力部13の(イ)〜(ニ)に対して、図14のように傾向を表示する。第1実施例の図7のような、指令設定部14の加減速時間(t2−t3,t8−t9)や最高速度Rvに相当する入力項目についでも、図14のように傾向を表示する。
なお、予め選定した電動機1が十分なトルクを発生でき、利用条件に十分余裕がある場合は、余裕が無いときと逆方向の表示が使用条件感度表示部17に現れる。
使用条件の入力もしくは変更を、電動機制御装置の容量への影響度として演算し、出力するステップST23では、判定判断・条件変更感度演算部16が、具体的に現在の設定値をどのように変えたら、電動機1や制御器4の能力内の条件となるかを、使用条件感度表示部17に表示する。図15は本発明の第3実施例を示す電動機制御装置の選定装置のステップST23での使用条件感度表示部の出力例を示す図である。各利用条件の入力値が特定されたら、図15のように、現在値100を5とするように使用条件感度表示部17に表示される。一項目だけを5に設定すれば電動機1や制御器4の能力内の条件となるように判定判断・条件変更感度演算部16が算出する。但し当然ながら実際の変更項目は複数で良い。1つの項目を電動機1や制御器4の能力内の条件となるように変更すれば、他の項目も変更後に対して現在の設定値を変えたら良いか判定判断・条件変更感度演算部16が算出し、使用条件感度表示部17に表示する。
なお、図15には変更後の値を絶対値で示したが、変更量の相対値を示すようにしても良い。
なお、図15には変更後の値を絶対値で示したが、変更量の相対値を示すようにしても良い。
以上のように、電動機制御装置が能力内で使用できるように、利用条件を変更することが簡単になる。利用条件として機構条件や運転パターンがどのように影響するか判断できる。
なお、第1実施例から第3実施例まで、図4・図5のような回転型の電動機1を用いたセミクローズ制御を行う構成として説明したが、回転型の電動機1を用いたフルクローズ制御型でも良いし、リニア型の電動機1を用いた構成でも良い。図16は本本発明の電動機制御装置のその他の形態を示す構成図である。図16(a)はフルクローズ制御型であり、電動機1の動作量を検出する検出部2aと、機械5の動作量を検出する検出部2bを備えている。図16(b)はリニア型の電動機1を用いた構成である。
図16の構成の場合でも、第1実施例から第3実施例と同様な処理が可能である。
図16の構成の場合でも、第1実施例から第3実施例と同様な処理が可能である。
電動機制御装置を選定するために、機械要素も入力し、運転パターンに見合う電動機制御装置の容量やコストを評価することによって選定することができるので、電動機制御装置を用いた機械システムの設計支援という用途にも適用できる。電動機制御装置を選定することによって容量選定の意味が今まで以上に操作者に伝わることができ、さらに周辺機器の選定もできるので、抜け漏れの無く電動機制御装置の選定精度を向上させるという用途にも適用できる。
1 電動機
2 検出部
3 指令器
4 制御器
5 機械
8 電動機容量感度表示部
9 電動機容量感度演算部
10 選定演算部
11 入力部
12 出力部
13 機構条件入力部
14 指令設定部
15 電動機入力部
16 判定判断・条件変更感度演算部
17 使用条件感度表示部
18 価格感度演算部
19 価格感度表示部
21 特性データベース
22 価格記憶装置
23 周辺機器データベース
24 周辺機器選定装置
30 コンピュータ
51 減速器機構
52 ボールねじ機構
53 負荷錘
101 減速機構モデル
102 ボールねじ機構モデル
2 検出部
3 指令器
4 制御器
5 機械
8 電動機容量感度表示部
9 電動機容量感度演算部
10 選定演算部
11 入力部
12 出力部
13 機構条件入力部
14 指令設定部
15 電動機入力部
16 判定判断・条件変更感度演算部
17 使用条件感度表示部
18 価格感度演算部
19 価格感度表示部
21 特性データベース
22 価格記憶装置
23 周辺機器データベース
24 周辺機器選定装置
30 コンピュータ
51 減速器機構
52 ボールねじ機構
53 負荷錘
101 減速機構モデル
102 ボールねじ機構モデル
Claims (14)
- 機械を駆動する電動機と、前記電動機または前記機械の動作量である位置および/または速度を検出する検出部と、指令信号を発生する指令部と、指令信号に基づいて前記電動機を駆動する制御器と、を備え、前記指令信号と前記動作量が一致するように前記制御器にフィードバックループを構成した電動機制御装置を、使用条件と、前記電動機制御装置の特性データベースと、から選定する、電動機制御装置の選定装置であって、前記使用条件と電動機制御装置の前記特性データベースとから前記電動機制御装置の選定演算を行う選定演算部と、前記電動機制御装置の選定結果ほかを出力する出力部と、機械要素を機構条件として入力する機構条件入力部と、各要素のいずれかの運転パターンを設定する指令設定部と、さらにその他の前記使用条件を入力する入力部と、を備えた電動機制御装置の選定装置において、
前記選定演算部に備えた各種の入力値に従い選定される前記電動機制御装置の容量の傾向を示す電動機容量感度演算部と、
前記出力部に備えた前記電動機容量感度演算部の出力を表示する電動機容量感度表示部と、
を備えたことを特徴とする電動機制御装置の選定装置。 - 機械を駆動する電動機と、前記電動機または前記機械の動作量である位置および/または速度を検出する検出部と、指令信号を発生する指令部と、指令信号に基づいて前記電動機を駆動する制御器と、を備え、前記指令信号と前記動作量が一致するように前記制御器にフィードバックループを構成した電動機制御装置を、使用条件と、前記電動機制御装置の特性データベースと、から選定する、電動機制御装置の選定装置であって、前記使用条件と前記電動機制御装置の特性データベースとから前記電動機制御装置の前記使用条件を入力する入力部と、前記電動機制御装置の選定結果ほかを出力する出力部と、機械要素を機構条件として入力する機構条件入力部と、各要素のいずれかの運転パターンを設定する指令設定部と、さらにその他の前記使用条件を入力する入力部と、を備えた電動機制御装置の選定装置において、
前記選定演算部に備えた各種の入力値に従い選定される前記電動機制御装置の価格の傾向を演算する価格感度演算部と、
前記電動機制御装置もしくは前記周辺機器の価格を予め記憶した価格記憶装置と、
前記出力部に備えた前記価格感度演算部の出力を表示する価格感度表示部と、
を備えたことを特徴とする電動機制御装置の選定装置。 - 機械を駆動する電動機と、前記電動機または前記機械の動作量である位置および/または速度を検出する検出部と、指令信号を発生する指令部と、指令信号に基づいて前記電動機を駆動する制御器と、を備え、前記指令信号と前記動作量が一致するようにフィードバックループを構成した電動機制御装置を、使用条件と、前記電動機制御装置の特性データベースと、から選定する電動機制御装置の選定装置であって、前記電動機制御装置の選定結果ほかを出力する出力部と、機械要素を機構条件として入力する機構条件入力部と、各要素のいずれかの運転パターンを設定する指令設定部と、さらにその他の前記使用条件を入力する入力部と、を備えた電動機制御装置の選定装置において、
予め前記電動機を入力する電動機入力部と、
前記使用条件と、選定された前記電動機制御装置の特性データベースとから、選定された前記電動機制御装置の使用可否判断と、使用可とするための使用条件の変更部を判定する判定判断・条件変更感度演算部と、
使用条件の変更部を、前記入力部もしくは前記機構条件入力部もしくは前記指令設定部への入力値と、電動機制御装置の容量への影響度として表示する使用条件感度表示部と、
を備えたことを特徴とする電動機制御装置の選定装置。 - 前記電動機容量感度表示部は、前記出力部に、前記入力部の数値入力値と、前記電動機制御装置の容量と、の大小関係の傾向を出力することを特徴とする請求項1もしくは請求項3のいずれかに記載の電動機制御装置の選定装置。
- 前記価格感度表示部は、前記出力部に、前記入力部の数値入力値と、前記電動機制御装置の価格と、の大小関係の傾向を出力することを特徴とする請求項2に記載の電動機制御装置の選定装置。
- 前記電動機制御装置を使用するための接続品などの周辺機器データベースと、選定した前記電動機制御装置に従い前記周辺機器を前記周辺機器データベースから選定する周辺機器選定装置と、を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電動機制御装置の選定装置。
- 機械を駆動する電動機と、前記電動機または前記機械の動作量である位置および/または速度を検出する検出部と、指令信号を発生する指令部と、指令信号に基づいて前記電動機を駆動する制御器と、を備え、前記指令信号と前記動作量が一致するように前記制御器にフィードバックループを構成した電動機制御装置を、使用条件と、前記電動機制御装置の特性データベースと、から選定する電動機制御装置の選定方法であって、機械要素である機構条件と、運転パターンと、その他の条件を前記使用条件として入力するステップと、
前記使用条件と前記電動機制御装置の特性データベースとから前記電動機制御装置の選定演算を行うステップと、を備えた電動機制御装置の選定方法において、
選定演算を行う前記ステップに前記使用条件の各種入力値に従い選定される前記電動機制御装置の容量の傾向を演算し、結果を出力するステップと、
を備えたことを特徴とする電動機制御装置の選定方法。 - 機械を駆動する電動機と、前記電動機または前記機械の動作量である位置および/または速度を検出する検出部と、指令信号を発生する指令部と、指令信号に基づいて前記電動機を駆動する制御器と、を備え、前記指令信号と前記動作量が一致するように前記制御器にフィードバックループを構成した電動機制御装置を、使用条件と、前記電動機制御装置の特性データベースと、から選定する電動機制御装置の選定方法であって、機械要素である機構条件と、運転パターンと、その他の条件を前記使用条件として入力するステップと、
前記使用条件と前記電動機制御装置の特性データベースとから前記電動機制御装置の選定演算を行うステップと、を備えた電動機制御装置の選定方法において、
前記電動機制御装置もしくは前記周辺機器の価格を予め記憶するステップと、
各種の入力値に従い選定される前記電動機制御装置の価格の傾向を演算し、結果を出力するステップと、
を備えたことを特徴とする電動機制御装置の選定方法。 - 機械を駆動する電動機と、前記電動機または前記機械の動作量である位置および/または速度を検出する検出部と、指令信号を発生する指令部と、指令信号に基づいて前記電動機を駆動する制御器と、を備え、前記指令信号と前記動作量が一致するように前記制御器にフィードバックループを構成した電動機制御装置を、使用条件と、前記電動機制御装置の特性データベースと、から選定する電動機制御装置の選定方法であって、機械要素である機構条件と、運転パターン、その他の条件を前記使用条件として入力するステップと、
を備えた電動機制御装置の選定方法において、
予め前記電動機を入力するステップと、
前記使用条件と、選定された前記電動機制御装置の特性データベースとから、選定された前記電動機制御装置の使用可否判断と、使用可とするための使用条件の変更を判定するステップと、
前記使用条件の入力もしくは変更を、電動機制御装置の容量への影響度として演算し、出力するステップと、
を備えたことを特徴とする電動機制御装置の選定方法。 - 前記電動機制御装置の容量の傾向を演算し、結果を出力する前記ステップは、前記使用条件を入力した数値と、前記電動機制御装置の容量と、の大小関係の傾向を出力するステップとを備えたことを特徴とする請求項7もしくは請求項9のいずれかに記載の電動機制御装置の選定方法。
- 前記電動機制御装置の価格の傾向を演算し、結果を出力する前記ステップは、前記使用条件を入力した数値と、前記電動機制御装置の価格と、の大小関係の傾向を出力するステップとを備えたことを特徴とする請求項8に記載の電動機制御装置の選定方法。
- 前記電動機制御装置を使用するための接続品などの周辺機器データベースを備え、選定した前記電動機制御装置に従い前記周辺機器を前記周辺機器データベースから選定するステップをさらに備えたことを特徴とする請求項7−9のいずれかに記載の電動機制御装置の選定方法。
- 請求項1から6のいずれかに記載の電動機制御装置の選定装置の機能を有するコンピュータプログラムおよび記憶媒体。
- 請求項7から12のいずれかに記載の電動機制御装置の選定方法の機能を有するコンピュータプログラムおよび記憶媒体。
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JP2009038130A JP2010193687A (ja) | 2009-02-20 | 2009-02-20 | 電動機制御装置の選定装置、電動機制御装置の選定方法および該機能を有するコンピュータプログラムおよび記憶媒体 |
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2009
- 2009-02-20 JP JP2009038130A patent/JP2010193687A/ja active Pending
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