JP5326573B2 - 超電導テープおよび超電導テープの製造方法 - Google Patents

超電導テープおよび超電導テープの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、超電導テープおよび超電導テープの製造方法に関し、たとえば許容張力が高く、かつ接続抵抗が低い超電導テープおよび超電導テープの製造方法に関する。
従来、たとえばBi2223相などを有する酸化物超電導体を銀などのシース部で被覆した多芯線からなるテープ状の超電導線材(超電導テープ)は、液体窒素温度での使用が可能であり、比較的高い臨界電流密度が得られること、長尺化が比較的容易であることから、超電導コイルやマグネットへの応用が期待されている。
たとえば超電導コイルを製造する際に超電導テープはコイル状に巻かれ、このとき超電導テープには大きな張力(曲げ応力)が加わる。このため、超電導テープには、超電導体の性能を維持できる最大の張力である大きな許容張力が要求されている。超電導テープにおいては、シース部が許容張力を確保する役割や、セラミックである超電導体に可撓性を持たせる役割を果たしている。
しかし、シース部は超電導体との電気的接触を良好にする役割をも果たしているので、シース部の材料を自由に選択することはできず、超電導テープの許容張力を向上することには限度があった。そこで、超電導テープの機械的強度を向上し得る技術が、たとえば米国特許第5,801,124号明細書(特許文献1)および米国特許第6,649,280号明細書(特許文献2)に開示されている。特許文献1および2には、超電導テープの一方または両方の主面にステンレス鋼の薄板を貼り付け、超電導テープとステンレス鋼とを半田で接合した構造が開示されている。
米国特許第5,801,124号明細書 米国特許第6,649,280号明細書
しかしながら、上記特許文献1および2の超電導テープを長尺化するために超電導テープ同士を接続する場合には、超電導テープに貼り付けられたステンレス鋼の薄板同士を接続した時の抵抗(接続抵抗)が高くなるという問題があった。ここで、接続抵抗を低減するためには、それぞれの超電導テープにおける接続部分においてステンレス鋼の薄板と超電導テープとの半田による接合を解いて、それぞれの超電導テープを直接接続する方法が考えられる。しかしこの方法を採用する場合には、接続するための作業が煩雑であるため、超電導テープを劣化させる危険性が高いという問題や、接続部分での強度が低下するという問題があった。そのため、超電導テープ同士を接続することは難しかった。
また、ステンレス鋼の薄板よりも接続抵抗が低い黄銅などの固溶強化型銅合金の薄板を用いる場合には、固溶強化型銅合金はステンレス鋼に比べて機械的強度が低いので、ステンレス鋼の薄板を備えた超電導テープと比べて許容張力が低いという問題があった。すなわち、固溶強化型銅合金の薄板を備えた超電導テープがステンレス鋼の薄板を備えた超電導テープと同程度の許容張力に耐え得るためには、固溶強化型銅合金の薄板の厚さを大きくする必要がある。固溶強化型銅合金の薄板の厚さを大きくすると、接続抵抗が高くなるとともに、固溶強化型銅合金の薄板を含む断面積当たりの臨界電流密度が低下してしまう。
そこで、本発明の目的は、高い許容張力を維持するとともに、低い接続抵抗を維持する超電導テープおよび超電導テープの製造方法を提供することである。
本発明の超電導テープは、超電導体を有するテープ状の本体部と、本体部の少なくとも一方の表面側に形成された析出硬化型銅合金、または錫(Sn)と銅(Cu)との合金よりなる補強部とを備えている。
本発明の超電導テープの製造方法は、超電導体を有するテープ状の本体部を準備する工程と、本体部の少なくとも一方の表面側に析出硬化型銅合金、または錫と銅との合金よりなる補強部を形成する工程とを備えている。
本発明者は、超電導体を有するテープ状の本体部の表面に形成される補強部として、高い許容張力を維持できるとともに、低い接続抵抗を維持できる材料を鋭意研究した結果、析出硬化型銅合金、または錫と銅との合金を用いることを見出した。析出硬化型銅合金、および、錫と銅との合金はステンレス鋼に近い機械的強度を有しており、かつ超電導テープを使用する低温環境でステンレス鋼と比べておよそ2桁低い比抵抗を有している。そのため、本発明の超電導テープおよび超電導テープの製造方法によれば、高い許容張力を維持するとともに、低い接続抵抗を維持することができる。また、高い許容張力を維持できるので、補強部の厚みを抑制できるため、臨界電流密度の低下を抑制できる。
上記超電導テープにおいて好ましくは、析出硬化型銅合金は、銀(Ag)、クロム(Cr)およびジルコニウム(Zr)よりなる群から選ばれた少なくとも1種の物質と銅との合金よりなる。
上記超電導テープの製造方法において好ましくは、形成する工程は、銀、クロムおよびジルコニウムよりなる群から選ばれた少なくとも1種の物質と銅との合金からなる析出硬化型銅合金よりなる補強部を準備する工程を含む。
銀、クロムおよびジルコニウムよりなる群から選ばれた少なくとも1種の物質と銅との合金は特に低抵抗であるため、接続抵抗を低減できる。
上記超電導テープにおいて好ましくは、本体部と補強部との間に形成された半田層をさらに備えている。
上記超電導テープの製造方法において好ましくは、本体部と補強部との間に半田層を形成する工程をさらに備えている。
これにより、本体部と補強部とをより確実に接合できる。また、ステンレス鋼の薄板を超電導テープに貼り付けるために通常用いられる半田層は、強酸性のフラックスを含んでいるのに対して、本発明の析出硬化型銅合金、または錫と銅との合金よりなる補強部と本体部との接合に用いられる半田層は、強酸性のフラックスを含んでいなくても補強部と本体部とを接合できる。そのため、補強部と本体部とを半田層を用いて接合した場合であっても、接合後に強酸性のフラックスが残留しないので、時間の経過とともに超電導テープの内部で腐食が起こることを防止できる。さらに、超電導テープを製造するための設備の腐食が起こることを防止できる。
なお、本明細書において「析出硬化型銅合金」とは、添加元素または添加元素と銅からなる金属間化合物を時効処理によって析出させることによって高強度化した銅合金を意味し、高強度でかつ低抵抗が得られることが特長である。また、「固溶強化型銅合金」とは、添加元素が銅に固溶した状態の銅合金を意味する。この固溶強化型銅合金は、たとえば銅と亜鉛との合金である黄銅が挙げられる。
本発明の超電導テープおよび超電導テープの製造方法によれば、高い許容張力を維持できるとともに、低い接続抵抗を維持できる。
本発明の実施の形態1における超電導テープの構成を概略的に示す部分断面斜視図である。 本発明の実施の形態1における超電導テープの製造方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2における超電導テープの構成を概略的に示す部分断面斜視図である。 本発明の実施の形態2における超電導テープの製造方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3における超電導テープの構成を概略的に示す部分断面斜視図である。 本発明の実施の形態4における超電導テープの構成を概略的に示す部分断面斜視図である。 本発明の実施の形態5における超電導テープの構成を概略的に示す部分断面斜視図である。 実施例における接続抵抗の測定方法を説明するための断面図である。
符号の説明
1a,1b,1c,1d,1e 超電導テープ、3 超電導体、3a,7a 上面、4 中間層、5 シース部、6 基板、6b,7b 下面、7 本体部、9 補強部、11 半田層、x ラップ。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照符号を付し、その説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における超電導テープの構成を概略的に示す部分断面斜視図である。図1に示すように、本実施の形態における超電導テープ1aは、本体部7と、補強部9とを備えている。補強部9は、本体部7の上面7a側に配置されており、本体部7の長手方向に沿って配置されている。
本体部7はテープ状であり、長手方向に延びる複数本の超電導体3と、複数の超電導体3の全周を被覆するシース部5とを有している。シース部5は超電導体3に接触している。複数本の超電導体3の各々は、たとえばBi−Pb−Sr−Ca−Cu−O系の組成を有するビスマス系超電導体が好ましく、特に、(ビスマスと鉛):ストロンチウム:カルシウム:銅の原子比がほぼ2:2:2:3の比率で近似して表されるBi2223相を含む材質が最適である。シース部5の材質は、たとえば銀や銀合金よりなっている。
補強部9は、析出硬化型銅合金、または錫と銅との合金よりなる。析出硬化型銅合金は、たとえば、ベリリウム銅、クロム銅、チタン銅、ジルコニウム銅、クロムチタン銅、クロムジルコニウム銅、クロムジルコニウムチタン銅などが挙げられる。液体窒素の温度以下の低温で低抵抗が得られることと、超電導テープ1aを半田で接続する時の熱によって強度が低下しない耐熱性を持っていることとから、銀、クロム、錫およびジルコニウムよりなる群から選ばれた少なくとも1種の物質と銅との合金よりなることが好ましく、錫と銅との合金、銀が添加された銅、クロム銅、ジルコニウム銅およびクロムジルコニウム銅を用いることがより好ましい。
補強部9は、本体部7よりも機械的強度が高いため、超電導テープ1aの機械的強度を向上して、高い許容張力を維持する役割を果たしている。
なお、上記においては本体部7が複数本の超電導体3を有している構造(多芯線)である場合について説明したが、本体部7は1本の超電導体のみを有している構造(単芯線)であってもよい。
ここで、超電導テープ1aの具体的寸法の一例を示すと、補強部9の厚さ(図中縦方向の長さ)は0.02mmであり、幅(図中横方向の長さ)は4.3mmである。本体部7の厚さは0.22mmであり、幅は4.2mmである。
図2は、本発明の実施の形態1における超電導テープの製造方法を示すフローチャートである。続いて、本実施の形態における超電導テープ1aの製造方法について、図1および図2を用いて説明する。
図1および図2に示すように、まず、超電導体3を有するテープ状の本体部7を準備する(ステップS10)。具体的には、Bi、Pb、Sr、CaおよびCuが所定の組成比となるように、酸化物あるいは炭酸化物の原料粉を混合する。この混合粉に熱処理と粉砕とを繰り返すことにより、Bi2223相とBi2212相と非超電導相とから構成される前駆体粉末が作製される。次に、この前駆体粉末を金属管に充填する。その後、前駆体粉末が金属管に充填されたものに対して伸線加工を行なう。この際には伸線加工と中間軟化処理とを繰り返し、前駆体フィラメントを芯材として金属管で被覆されたクラッド線となる。次に、複数のクラッド線を束ねて再び金属管に嵌合する。これにより、たとえば55芯を有する多芯線が作製される。次に多芯線に対して伸線加工を施す。これにより、Bi2223相を含む酸化物超電導体の前駆体粉末をシース部5で被覆した形態を有する線材が作製される。その後、この多芯線に対して複数回の圧延加工と熱処理とを繰り返す。この熱処理は酸素雰囲気中で行なわれ、雰囲気中の酸素分圧は0.01MPa以下とされる。その結果、前駆体粉末が変化し、超電導体3となる。また、圧延加工により線材がテープ状となる。以上の工程により、超電導体3と、超電導体3の全周を被覆するシース部5とを有するテープ状の本体部7が形成される。
次に、本体部7の少なくとも一方の表面側に析出硬化型銅合金、または錫と銅との合金よりなる補強部を形成する(ステップS20)。具体的には、析出硬化型銅合金、または錫と銅との合金よりなる板状の補強部9を準備する。その後、本体部7の上面7a側に補強部9を配置して、本体部7と補強部9とを接合する。本体部7と補強部9とを接合する方法は、特に限定されず、熱や圧力を加えるなど一般公知の方法を採用できる。以上の工程(ステップS10、ステップS20)により、図1に示す超電導テープ1aが得られる。
形成する工程(ステップS20)は、銀、クロム、錫およびジルコニウムよりなる群から選ばれた少なくとも1種の物質と銅との合金よりなる補強部9を準備する工程を含んでいることが好ましい。
以上説明したように、本実施の形態における超電導テープ1aは、超電導体3を有するテープ状の本体部7と、本体部7の少なくとも一方の表面側に形成された析出硬化型銅合金、または錫と銅との合金よりなる補強部9とを備えている。
また本実施の形態における超電導テープ1aの製造方法は、超電導体3を有するテープ状の本体部7を準備する工程(S10)と、本体部7の少なくとも一方の表面側に析出硬化型銅合金、または錫と銅との合金よりなる補強部9を形成する工程(S20)とを備えている。
本実施の形態の超電導における超電導テープ1aおよびその製造方法によれば、析出硬化型銅合金および錫と銅との合金はステンレス鋼と同程度の機械的強度を有しているので、析出硬化型銅合金、または錫と銅との合金よりなる補強部9を本体部7上に形成することによって、高い許容張力を維持できる。そのため、所要の許容張力を得るために、補強部9の厚みを大きくする必要がないので、超電導テープ1aの臨界電流密度の低下を抑制できる。さらに、析出硬化型銅合金および錫と銅との合金はステンレス鋼よりも高い電気伝導率を有しているので、複数の超電導テープ1aにおける補強部9同士を接続したときの低い接続抵抗を維持できる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における超電導テープの構成を概略的に示す部分断面斜視図である。図3に示すように、本実施の形態における超電導テープ1bは、基本的には実施の形態1における超電導テープ1aと同様の構成を備えているが、本体部7と補強部9との間に形成された半田層11をさらに備えている点においてのみ異なる。
半田層11は、本体部7と補強部9とを接合できる材料であれば特に限定されず、たとえばSn−Pb(鉛)共晶半田、Sn−Cu系あるいはSn−Ag−Cu系のPbフリー半田など一般公知の半田を用いることができる。半田層11の厚さは、たとえば2.0μm〜5.0μmである。
図4は、本発明の実施の形態2における超電導テープの製造方法を示すフローチャートである。続いて、本実施の形態における超電導テープ1bの製造方法について、図3および図4を用いて説明する。
図3および図4に示すように、まず、超電導体3を有するテープ状の本体部7を準備する(ステップS10)。ステップS10は、実施の形態1と同様であるので、その説明を繰り返さない。
次に、半田層11を形成する(ステップS30)。具体的には、本体部7上に、たとえばメッキ法や蒸着法などで半田層11を形成する。
なお、ステップS30では、本体部7上に半田層11を形成するステップに限定されない。たとえば、補強部9を準備して、補強部9において本体部7と対向する面に半田層11を形成してもよい。また、本体部7において補強部9と対向する面、および補強部9において本体部7と対向する面の両方にそれぞれ半田層11となるべき層を形成してもよい。
次に、補強部9を形成する(ステップS20)。具体的には、たとえば、本体部7または補強部9上に形成された半田層11に熱を加えて、硬化させることにより、本体部7と補強部9とを接合する。
ステップS20とステップS30とは上述した方法に特に限定されない。上記ステップS20およびステップS30を実質的に同時に行なうことが好ましい。具体的には、本体部7と補強部9とを半田層11の材料が溶融された溶融半田槽を通過させ、その後、これらを一体化させるために集合ダイスを通して、半田層11を介して本体部7と補強部9とを接合する。このとき、本体部7および補強部9は接合部以外の面も半田層11でめっきされるので、耐蝕性が改善され、端末における半田による接続が容易になる。
この場合のステップS30では、半田層11とともにフラックスを用いてもよい。すなわち、たとえば、本体部7と補強部9とを溶融半田槽に入れる前に、フラックス槽を通過させて補強部9の表面を活性化させる。フラックスは、補強部9との接合性が良好になる材料であることが好ましい。また、シース部5や製造設備に悪影響を及ぼさないことを目的として、非強酸性のフラックスを用いることが好ましい。このようなフラックスとして、たとえば有機酸系フラックス、樹脂系フラックスなどが挙げられる。
以上説明したように、本実施の形態における超電導テープ1bによれば、本体部7と補強部9との間に形成された半田層11をさらに備えている。また本実施の形態における超電導テープ1bの製造方法によれば、本体部7と補強部9との間に半田層11を形成する工程(ステップS30)をさらに備えている。半田層11により、本体部7と補強部9とをより確実に接合できる。
ここで、ステンレス鋼の薄板を超電導テープに貼り付けるために通常用いられる半田層は、強酸性のフラックスの残渣を含んでいる。その理由として、ステンレス鋼の表面には含有するクロムと空気中の酸素とが結合してなるクロム酸化物の不動態膜が形成されており、このクロム酸化物の不動態膜と半田層との濡れ性が悪いため、容易に超電導テープとステンレス鋼とを接合することができなかった。超電導テープを容易に製造するために、強酸性のフラックスを用いることでクロム酸化物の不動態膜を除去することができる。しかし、この場合には接合後に残留したフラックスが原因となって、時間の経過とともに超電導テープの本体部が腐食するという問題があった。この接合部の内部に残留するフラックスは接合後に外部から洗浄しても除去することはできなかった。
一方、本実施の形態の析出硬化型銅合金、または錫と銅との合金よりなる補強部9にはステンレス鋼に見られるような強固な不動態膜は形成されないので、半田層11を用いて接合する際に強酸性のフラックスを用いる必要がない。そのため、補強部9と本体部7との接合に用いられる半田層11は、強酸性のフラックスを含んでいなくても析出硬化型銅合金および錫と銅との合金の表面に形成される不動態を除去できる。そのため、補強部9と本体部7とを半田層11を用いて接合した場合であっても、接合後に強酸性のフラックスが残留しないので、時間の経過とともにシース部5に腐食が起こることを防止できる。また、超電導テープ1bを製造するための設備の腐食が起こることを防止できる。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3における超電導テープの構成を概略的に示す部分断面斜視図である。図5に示すように、本実施の形態における超電導テープ1bは、基本的には実施の形態1における超電導テープ1aと同様の構成を備えているが、本体部7の全周を覆うように形成された半田層11と、本体部7の下面7b側に配置されている補強部9とをさらに備えている点においてのみ異なる。
本実施の形態における超電導テープ1cの製造方法は、基本的には実施の形態2における超電導テープ1bの製造方法と同様であるが、半田層11を形成するステップS30において本体部7の全周を覆うように半田層11を形成する点においてのみ異なる。
具体的には、半田層11を形成するステップS30では、本体部7の全周を覆うように半田層11を形成する。
なお、本実施の形態では半田層11が本体部7の全周に形成されている場合について示したが、補強部9が本体部7の上面7a側および下面7b側に配置される場合には、半田層11は少なくとも本体部7の上面7aおよび下面7bに形成されていればよい。
以上説明したように、本実施の形態における超電導テープ1cおよびその製造方法によれば、半田層11が本体部7の全周に形成され、補強部9が本体部7の上面7a側および下面7b側に配置されている。本体部7の上面7a側と下面7b側とにそれぞれ補強部9が配置されることにより、超電導テープ1cの機械的強度が一層向上される。そのため、許容張力を向上できる。
(実施の形態4)
図6は、本発明の実施の形態4における超電導テープの構成を概略的に示す部分断面斜視図である。図6に示すように、本実施の形態における超電導テープ1bは、基本的には実施の形態2における超電導テープ1bと同様の構成を備えているが、本体部7が薄膜系テープである点においてのみ異なる。
図6に示すように、本実施の形態の本体部7は、基板6と、基板6上に接して設けられた中間層4と、中間層4上に接して設けられた超電導体3よりなる層とを有している。
基板6は、たとえばステンレス鋼、ニッケル合金(たとえばハステロイ)、または銀合金などの金属よりなっている。中間層4は、たとえばイットリア安定化ジルコニア、酸化セリウム、酸化マグネシウムまたはチタン酸ストロンチウムなどよりなっている。なお、中間層4は省略されてもよい。
超電導体3はたとえばRE123系超電導体よりなっている。RE123系超電導体とは、RExBayCuz7-dにおいて、0.7≦x≦1.3、1.7≦y≦2.3、2.7≦z≦3.3であることを意味する。また、RE123系超電導体のREとは、希土類元素およびイットリウム元素の少なくともいずれかを含む材質を意味する。また、希土類元素としては、たとえばネオジム(Nd)、ガドリニウム(Gd)、ホルミニウム(Ho)、サマリウム(Sm)などが含まれる。RE123系超電導線材は、液体窒素温度(77.3K)での臨界電流密度がビスマス系の超電導線材よりも高いという利点を有している。また、低温下および一定磁場下における臨界電流値が高いという利点を有している。一方で、RE123系超電導体はビスマス系超電導体のようにシース部で被覆することができないので、配向金属基板上に気相法のみまたは液相法のみによって超電導体(超電導薄膜材料)を成膜する方法で製造される。
また、本体部7は、超電導体3よりなる層上に安定化層(図示せず)をさらに有していてもよい。安定化層は、超電導体3の表面保護のために設けられる層であり、たとえば銀や銅などよりなっている。
補強部9は、半田層11を介して、超電導体3からなる層の上面3a側に設けられている。析出硬化型銅合金、または錫と銅との合金よりなる補強部9は超電導体3からなる層との電気的接続を良好にできるためである。なお、補強部9は、基板6の下面6b側に設けられていてもよい。
本実施の形態における超電導テープ1dの製造方法は、基本的には実施の形態2の超電導テープ1bと同様であるが、本体部を準備する工程(ステップS10)においてのみ異なる。
具体的には、基板6を準備する。その後、たとえば蒸着法により、基板6上に中間層4を形成する。次いで、たとえば蒸着法により、中間層4上に超電導体3からなる層を形成する。
以上説明したように、本実施の形態における超電導テープ1dおよびその製造方法によれば、本体部7として、薄膜系テープを用いている。薄膜系テープを用いた本体部7を備える超電導テープ1dは、析出硬化型銅合金、または錫と銅との合金よりなる補強部9を備えているので、高い許容張力を維持できるとともに、低い接続抵抗を維持できる効果を同様に有している。本発明の本体部7を構成する超電導体3に特に制限はなく、任意の超電導材料を用いることができる。よって、用途に応じて超電導体を選択できる。
(実施の形態5)
図7は、本発明の実施の形態5における超電導テープの構成を概略的に示す部分断面斜視図である。図7に示すように、本実施の形態における超電導テープ1eは、基本的には実施の形態3における超電導テープ1cと同様の構成を備えているが、本体部7が薄膜系テープを用いている点においてのみ異なる。また、本実施の形態における超電導テープ1eは、基本的には実施の形態4における超電導テープ1dと同様の構成を備えているが、本体部7の全周を覆うように形成された半田層11と、本体部7の上面7a側および下面7b側に配置されている補強部9とをさらに備えている点においてのみ異なる。
本実施の形態における超電導テープ1eの製造方法は、基本的には実施の形態3における超電導テープ1cの製造方法と同様の構成を備えているが、本体部7を準備する工程(ステップS10)において薄膜系テープを準備する点においてのみ異なる。また、本実施の形態における超電導テープ1eの製造方法は、基本的には実施の形態4における超電導テープ1dの製造方法と同様の構成を備えているが、半田層11を形成する工程(ステップS30)において半田層11が本体部7の全周を覆うように形成される点と、補強部9を形成する工程(ステップS20)において本体部7の上面7a側および下面7b側に補強部9を形成する点においてのみ異なる。
本実施の形態における超電導テープ1eおよびその製造方法によれば、本体部7を構成する超電導体3として薄膜系テープを用い、補強部9は本体部7の上面7a側および下面7b側に補強部9が形成されている。薄膜系テープを本体部7として用いた場合においても、機械的強度をさらに向上することにより許容張力を向上できる超電導テープ1eが得られる。
本実施例では、析出硬化型銅合金、または錫と銅との合金よりなる補強部を備えることによる効果について調べた。具体的には、本発明例1、比較例1および比較例2の各々の超電導テープを作成し、それぞれの超電導テープの許容張力および接続抵抗を測定した。
(本発明例1)
本発明例1では、図5に示す実施の形態3における超電導テープ1cの製造方法に従って、超電導テープ1cを製造した。具体的には、本体部7を準備する工程(ステップS10)では、Bi2223相を主相とし、残部がBi2212相および非超電導相からなる超電導体3と、銀からなるシース部5とを有するテープ状の本体部7を準備した。本体部7の厚さは0.22mmであり、幅は4.2mmであった。
次に、補強部9を形成する工程(ステップS20)および半田層11を形成する工程(ステップS30)では、まず、析出硬化型銅合金として97%の銅と3%の銀よりなる補強部9を2枚準備した。2枚の補強部9の厚さは0.02mmであり、幅は4.3mmであった。これらを有機酸系フラックス槽、99.3%のSnと0.7%の銅よりなる半田を溶融させた溶融半田槽を通過させた。その後、一体化させるために集合ダイスに通して、本体部7の上面7aと下面7bとにそれぞれ半田層11を介して補強部9を接合した。半田層11の厚さは約3μmであった。
(本発明例2)
本発明例2の超電導テープは、本発明例1において補強部が銅に錫を0.15%添加した銅合金よりなる点において異なっていた。補強部を形成する工程では、厚さは0.02mmであり、幅は4.3mmの錫と銅との合金のテープを用いた。
(比較例1)
比較例1の超電導テープは、本発明例1において本体部を準備する工程(ステップS10)のみ実施した。そのため、厚さは0.22mmであり、幅は4.2mmの補強部9および半田層11を備えていない超電導テープを得た。
(比較例2)
比較例2の超電導テープは、本発明例1において補強部がステンレスからなる点およびフラックスとして無機酸系フラックスを用いた点において異なっていた。補強部を形成する工程では、厚さは0.02mmであり、幅は4.3mmのステンレステープを用いた。
(比較例3)
比較例3の超電導テープは、本発明例1において補強部が黄銅(34%の銅および66%の亜鉛からなる黄銅2種のC2680)からなる点において異なっていた。補強部を形成する工程では、厚さは0.02mmであり、幅は4.3mmの黄銅テープを用いた。
(測定方法)
本発明例1、本発明例2、比較例1および比較例2の超電導テープについて、許容張力および接続抵抗を測定した。許容張力は、室温にて、張力を加える前の超電導テープの臨界電流値に対して、95%の臨界電流値となった時の張力を測定した。
図8は、実施例における接続抵抗の測定方法を説明するための断面図である。なお、図8は、本発明例1の超電導テープ1cの接続抵抗を測定する状態を示す。図8に示すように、本発明例1、本発明例2、比較例1および比較例2の2枚の超電導テープの端を、ラップxを50mmとなるように重ねて接続した。その状態で、77Kにて、抵抗値を接続抵抗として測定した。その結果を表1に示す。
Figure 0005326573
(測定結果)
表1に示すように、本発明例1および本発明例2の超電導テープの許容張力は、比較例1および3よりも大きく、かつ比較例2に次いで高い値であった。また、本発明例1および本発明例2の超電導テープの接続抵抗は、比較例2よりも大きく低減でき、かつ比較例1と同程度であった。
以上より、本実施例によれば、析出硬化型銅合金、または錫と銅との合金よりなる補強部を備えることにより、高い許容張力を維持でき、低い接続抵抗を維持できることが確認できた。また、本発明例1および本発明例2の補強部の厚みと、比較例2の補強部の厚みとは同じであったことから、超電導テープが補強部9を備えていることによる断面積当たりの臨界電流密度の低下を抑制できることが確認できた。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の超電導テープは、ビスマス系の超電導材料を含む超電導テープに関連する技術として特に適している。

Claims (6)

  1. 超電導体を有するテープ状の本体部と、
    前記本体部の少なくとも一方の表面側に形成された析出硬化型銅合金、または錫と銅との合金よりなる補強部とを備えた、超電導テープ。
  2. 前記析出硬化型銅合金は、銀、クロムおよびジルコニウムよりなる群から選ばれた少なくとも1種の物質と銅との合金よりなる、請求項1に記載の超電導テープ。
  3. 前記本体部と前記補強部との間に形成された半田層をさらに備えた、請求項1に記載の超電導テープ。
  4. 超電導体を有するテープ状の本体部を準備する工程と、
    前記本体部の少なくとも一方の表面側に析出硬化型銅合金、または錫と銅との合金よりなる補強部を形成する工程とを備えた、超電導テープの製造方法。
  5. 前記形成する工程は、銀、クロムおよびジルコニウムよりなる群から選ばれた少なくとも1種の物質と銅との合金からなる前記析出硬化型銅合金よりなる前記補強部を準備する工程を含む、請求項4に記載の超電導テープの製造方法。
  6. 前記本体部と前記補強部との間に半田層を形成する工程をさらに備えた、請求項4に記載の超電導テープの製造方法。
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