JP5325702B2 - 照明カバー - Google Patents

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Description

本発明は、照明カバーに関し、さらに詳しくは、耐衝撃性と全光線透過率と曲げ強度に優れ、さらに傷付き防止性を飛躍的に向上したポリカーボネート樹脂材料からなる照明カバーに関する。
ポリカーボネート樹脂は、透明性、耐熱性ならびに耐衝撃性に優れた樹脂であり、車両部品材料、電気電子機器材料、住宅材料、その他の工業分野における部品製造用材料等に幅広く利用されている。また、無機ガラスに比較して軽量で、成形性や成形品の形状の自由度が高く、生産性にも優れているので、各種照明器具の照明カバーの部材として好適に使用されている。
しかし、ポリカーボネート樹脂は、ガラスに比べると表面硬度が低いため、耐擦傷性が劣り、布で拭いたり手荒に扱うと表面に傷がつきやすく、傷付き防止性に優れることが望まれる。
従来、この耐擦傷性の改良のためには、ポリカーボネート樹脂成形品の表面に各種コーティングを施すことが行なわれているが、コーティング等の処理では、加工のためのコストと手間を要することから、ポリカーボネート樹脂組成物の配合組成を改良することにより、ポリカーボネート樹脂成形品自体に耐擦傷性を付与することが望まれる。
従来、ポリカーボネート樹脂組成物の耐擦傷性を高める技術としては、ポリカーボネート樹脂にシリコーンオイルを配合したもの(特許文献1)、シリコーン化合物等の摺動性充填剤を配合したもの(特許文献2)、ビフェニル化合物、ターフェニル化合物、ポリカプロラクトン等の反可塑剤を配合したもの(特許文献3)、炭素数16〜22の飽和一価脂肪酸のモノグリセリドをポリカーボネート樹脂100重量部当たり0.01〜0.2重量部配合したもの(特許文献4)などが提示されているが、耐擦傷性、透明性、低ガス性(成形時のガス発生の問題がない)のすべてにおいて、十分に満足し得るものではなかった。
また、ポリカーボネート樹脂に硬度の高い無機化合物を配合する方法も知られているが、表面硬度の改良効果が僅かであり、また透光度を低下させるので、照明カバーには適用できない。
したがって、LEDの照明カバーとして必要な、長期間に亘る耐傷付き性の優れたポリカーボネート樹脂製照明カバーの開発が望まれていた。
特開2004−210889号公報 特開2007−51233号公報 特開2007−326938号公報 特公平2−48081号公報
本発明の目的は、上記従来技術の問題点に鑑み、耐衝撃性と全光線透過率と曲げ強度に優れ、さらに傷付き防止性を飛躍的に向上したポリカーボネート樹脂材料からなる照明カバーを提供することにある。
本発明者らは、上記課題を達成すべく、鋭意検討を重ねた結果、ポリカーボネート樹脂に有機スルホン酸ホスホニウム塩を配合することによって、耐衝撃性と全光線透過率と曲げ強度に優れ、傷付き防止性が飛躍的に向上することを見出し、本発明を完成させるに至った。前述したように、ポリカーボネート樹脂の耐擦傷性向上のためには、ハードコートする等の手法しかなかったが、驚くべきことに、通常はポリカーボネート樹脂に帯電防止効果を発現させる目的のために使用される有機スルホン酸ホスホニウム塩であるが、これを単にポリカーボネート樹脂に配合するだけで、耐擦傷性が向上することは驚くべきことであり、さらには透明性にも優れることから、これを照明カバーに適用することにより、上記課題が見事に達成されることとなった。
すなわち、本発明の第1の発明によれば、アルキルベンゼンスルホン酸テトラブチルホスホニウム塩を含有するポリカーボネート樹脂組成物からなることを特徴とする照明カバーが提供される。
本発明の照明カバーによれば、耐衝撃性と全光線透過率と曲げ強度に優れ、傷付き防止性を飛躍的に向上した照明カバーを得ることができる。
本発明の実施例において、耐擦傷性の評価に適用したキズ断面積の測定方法を説明する図であり、(a)図は縦断面図、(b)図は平面図、(c)図は表面粗さ計の測定チャートの例を示す図である。
以下、本発明について実施形態及び例示物等を示して詳細に説明するが、本発明は、以下に示す実施形態及び例示物等に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において任意に変更して実施できる。
[1.概要]
本発明の照明カバーは、アルキルベンゼンスルホン酸テトラブチルホスホニウム塩を含有するポリカーボネート樹脂組成物からなることを特徴とする。
[2.ポリカーボネート樹脂(A)]
本発明に使用する樹脂材料のポリカーボネート樹脂(A)としては、芳香族ポリカーボネート樹脂、脂肪族ポリカーボネート樹脂、芳香族−脂肪族ポリカーボネート樹脂が挙げられるが、好ましくは、芳香族ポリカーボネート樹脂であり、具体的には、芳香族ジヒドロキシ化合物をホスゲン又は炭酸のジエステルと反応させることによって得られる熱可塑性芳香族ポリカーボネート重合体又は共重合体が用いられる。
該芳香族ジヒドロキシ化合物としては、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(ビスフェノールA)、テトラメチルビスフェノールA、α,α’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジイソプロピルベンゼン、ハイドロキノン、レゾルシノール、4,4’−ジヒドロキシジフェニルなどが挙げられる。また、ジヒドロキシ化合物の一部として、上記の芳香族ジヒドロキシ化合物にスルホン酸テトラアルキルホスホニウムが1個以上結合した化合物、又はシロキサン構造を有する両末端フェノール性OH基含有のポリマーもしくはオリゴマー等を併用すると、難燃性の高いポリカーボネート樹脂を得ることができる。
本発明で用いるポリカーボネート樹脂(A)の好ましい例としては、ジヒドロキシ化合物として2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、又は2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンと他の芳香族ジヒドロキシ化合物とを併用したポリカーボネート樹脂が挙げられる。本発明では、(A)成分として、2種以上のポリカーボネート樹脂を併用しても良い。
本発明で用いるポリカーボネート樹脂(A)の分子量は、溶媒としてメチレンクロライドを用い、温度25℃で測定された溶液粘度より換算した粘度平均分子量で、通常14,000〜30,000、好ましくは18,000〜29,000である。粘度平均分子量がこの範囲であると、成形性が良く、且つ機械的強度の大きい成形品を与える樹脂組成物が得られる。ポリカーボネート樹脂(A)の最も好ましい分子量範囲は22,000〜28,000である。
ポリカーボネート樹脂の製造方法は、特に限定されるものではなく、ホスゲン法(界面重合法)及び溶融法(エステル交換法)のいずれの方法で製造したポリカーボネート樹脂も使用することができる。また、溶融法で製造したポリカーボネート樹脂に、末端のOH基量を調整する後処理を施したポリカーボネート樹脂を使用するのも好ましい。
さらに、本発明で用いるポリカーボネート樹脂(A)は、バージン原料としてのポリカーボネート樹脂のみならず、使用済みの製品から再生されたポリカーボネート樹脂、いわゆるマテリアルリサイクルされたポリカーボネート樹脂であっても良い。
[有機スルホン酸ホスホニウム塩(B)]
本発明においてポリカーボネート樹脂に配合される有機スルホン酸ホスホニウム塩(B)は、下記一般式(1)で表される有機スルホニウム基と、下記一般式(2)で表されるホスホニウムカチオンからなる化合物である。
Figure 0005325702
ここで、式(1)中、Rは、炭素数1〜20のアルキル基、アリール基又はアルキルアリール基である。
Figure 0005325702
ここで、式(2)中、R、R、R、及びRは、水素原子、炭素数1〜10のアルキル基、アリール基又はアルキルアリール基であり、これらは同一であっても異なっていてもよい。)
上記一般式(1)および一般式(2)で示される有機スルホン酸ホスホニウム塩(B)の配合量は、ポリカーボネート樹脂100質量部に対し、好ましくは0.1〜5質量部、好ましくは0.5〜4.5質量部、更に好ましくは1.0〜4質量部、特に好ましくは1.5〜3.5質量部である。0.1質量部未満では、耐傷付き性改良の効果は得られにくく、5質量部を越えると透明性や機械的強度が低下し、成形品表面にシルバーや剥離が生じて外観不良を引き起こし易い。
前記一般式(1)中のRは、炭素数1〜20のアルキル基、アリール基又はアルキルアリール基であるが、これらの中でも、透明性や耐熱性、ポリカーボネート樹脂への相溶性の観点からアルキル基又はアルキルアリール基の方が好ましく、炭素数が、好ましくは5〜20、特に、10〜15のアルキル基で置換されたアルキルベンゼン又はアルキルナフタリン環から誘導される基が好ましい。また、一般式(2)中のR〜Rは、水素原子、炭素数1〜10のアルキル基又はアリール基であるが、好ましくは炭素数2〜8のアルキルであり、更に好ましくは3〜6のアルキル基であり、特に、ブチル基が好ましい。
なお、ここでアルキル基は、直鎖状であっても分岐状であっても、(一部)環状であっても良い。
有機スルホン酸ホスホニウム塩(B)の具体例としては、ドデシルスルホン酸テトラブチルホスホニウム、ドデシルベンゼンスルホン酸テトラブチルホスホニウム、ドデシルベンゼンスルホン酸トリブチルオクチルホスホニウム、ドデシルベンゼンスルホン酸テトラオクチルホスホニウム、オクタデシルベンゼンスルホン酸テトラエチルホスホニウム、ジブチルベンゼンスルホン酸トリブチルメチルホスホニウム、ジブチルナフチルスルホン酸トリフェニルホスホニウム、ジイソプロピルナフチルスルホン酸トリオクチルメチルホスホニウム等が好ましく挙げられる。中でも、ポリカーボネートとの相溶性の点で、ドデシルベンゼンスルホン酸テトラブチルホスホニウムが、特に好ましい。
[光拡散剤(C)]
ポリカーボネート樹脂には、さらに、光拡散剤を配合することが好ましい。
光拡散剤は、微粒子状の無機又は有機粒子であり、例えばガラス微粒子、ポリスチレン樹脂、(メタ)アクリル樹脂、シリコーン樹脂等の有機微粒子があげられ、有機微粒子が好ましく、光拡散効果の点から微粒子は球状であるものが好ましい。
微粒子状の光拡散剤の好ましい平均粒径は0.1〜50μmであり、より好ましくは0.5〜30μmであり、特には1〜20μmのものである。
このような有機微粒子としては、ポリカーボネート樹脂の成形温度まで加熱してもポリカーボネート樹脂中に溶融しない、架橋した有機微粒子が好ましく、具体的には架橋した、(メタ)アクリル樹脂、シリコーン樹脂の有機微粒子である。具体例として、部分架橋したポリメタクリル酸メチルのポリマー微粒子、架橋シリコン樹脂粒子、シリコーンゴムをシリコーンレジンで被覆したシリコーンゴムパウダー等が挙げられる。
光拡散剤の好ましい含有量は、ポリカーボネート樹脂100質量部に対して、1〜10質量部であり、1〜6質量部がより好ましい。光拡散剤の配合割合が0.1質量部より少ないと、光拡散性が不足し高輝度のLED光源が透けて見えやすく、眩しさ低減効果が不十分となり、光拡散剤の配合量が多すぎると必要な照明輝度が得られなくなる。
[その他の添加剤]
本発明のポリカーボネート樹脂組成物は、本発明の効果を損なわない範囲で、更に種々の添加剤を含有していても良い。このような添加剤としては、熱安定剤、酸化防止剤、離型剤、紫外線吸収剤、難燃剤、染顔料、蛍光増白剤、滴下防止剤、帯電防止剤、防曇剤、滑剤、アンチブロッキング剤、流動性改良剤、可塑剤、分散剤、抗菌剤などが挙げられる。
・・熱安定剤
熱安定剤としては、例えばリン系化合物が挙げられる。リン系化合物としては、公知の任意のものを使用できる。具体例を挙げると、リン酸、ホスホン酸、亜燐酸、ホスフィン酸、ポリリン酸などのリンのオキソ酸;酸性ピロリン酸ナトリウム、酸性ピロリン酸カリウム、酸性ピロリン酸カルシウムなどの酸性ピロリン酸金属塩;リン酸カリウム、リン酸ナトリウム、リン酸セシウム、リン酸亜鉛など第1族または第10族金属のリン酸塩;有機ホスフェート化合物、有機ホスファイト化合物、有機ホスホナイト化合物などが挙げられる。
なかでも、トリフェニルホスファイト、トリス(モノノニルフェニル)ホスファイト、トリス(モノノニル/ジノニル・フェニル)ホスファイト、トリス(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)ホスファイト、モノオクチルジフェニルホスファイト、ジオクチルモノフェニルホスファイト、モノデシルジフェニルホスファイト、ジデシルモノフェニルホスファイト、トリデシルホスファイト、トリラウリルホスファイト、トリステアリルホスファイト、2,2−メチレンビス(4,6−ジ−tert−ブチルフェニル)オクチルホスファイト等の有機フォスファイトが好ましい。
熱安定剤の含有量は、ポリカーボネート樹脂100質量部に対して、通常0.001質量部以上、好ましくは0.01質量部以上、より好ましくは0.03質量部以上であり、また、通常1質量部以下、好ましくは0.7質量部以下、より好ましくは0.5質量部以下である。熱安定剤が少なすぎると熱安定効果が不十分となる可能性があり、熱安定剤が多すぎると効果が頭打ちとなり経済的でなくなる可能性がある。
・・酸化防止剤
酸化防止剤としては、例えばヒンダードフェノール系酸化防止剤が挙げられる。その具体例としては、ペンタエリスリトールテトラキス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、オクタデシル−3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、チオジエチレンビス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、N,N’−ヘキサン−1,6−ジイルビス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニルプロピオナミド)、2,4−ジメチル−6−(1−メチルペンタデシル)フェノール、ジエチル[[3,5−ビス(1,1−ジメチルエチル)−4−ヒドロキシフェニル]メチル]ホスフォエート、3,3’,3’’,5,5’,5’’−ヘキサ−tert−ブチル−a,a’,a’’−(メシチレン−2,4,6−トリイル)トリ−p−クレゾール、4,6−ビス(オクチルチオメチル)−o−クレゾール、エチレンビス(オキシエチレン)ビス[3−(5−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−m−トリル)プロピオネート]、ヘキサメチレンビス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、1,3,5−トリス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−1,3,5−トリアジン−2,4,6(1H,3H,5H)−トリオン,2,6−ジ−tert−ブチル−4−(4,6−ビス(オクチルチオ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)フェノール等が挙げられる。
なかでも、ペンタエリスリトールテトラキス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、オクタデシル−3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネートが好ましい。
酸化防止剤の含有量は、ポリカーボネート樹脂100質量部に対して、通常0.001質量部以上、好ましくは0.01質量部以上であり、また、通常1質量部以下、好ましくは0.5質量部以下である。酸化防止剤の含有量が前記範囲の下限値以下の場合は、酸化防止剤としての効果が不十分となる可能性があり、酸化防止剤の含有量が前記範囲の上限値を超える場合は、効果が頭打ちとなり経済的でなくなる可能性がある。
・・離型剤
離型剤としては、例えば、脂肪族カルボン酸、脂肪族カルボン酸とアルコールとのエステル、数平均分子量200〜15000の脂肪族炭化水素化合物、ポリシロキサン系シリコーンオイルなどが挙げられる。
脂肪族カルボン酸としては、例えば、飽和または不飽和の脂肪族一価、二価または三価カルボン酸を挙げることができる。ここで脂肪族カルボン酸とは、脂環式のカルボン酸も包含する。これらの中で好ましい脂肪族カルボン酸は炭素数6〜36の一価または二価カルボン酸であり、炭素数6〜36の脂肪族飽和一価カルボン酸がさらに好ましい。かかる脂肪族カルボン酸の具体例としては、パルミチン酸、ステアリン酸、カプロン酸、カプリン酸、ラウリン酸、アラキン酸、ベヘン酸、リグノセリン酸、セロチン酸、メリシン酸、テトラリアコンタン酸、モンタン酸、アジピン酸、アゼライン酸などが挙げられる。
脂肪族カルボン酸とアルコールとのエステルにおける脂肪族カルボン酸としては、例えば、前記脂肪族カルボン酸と同じものが使用できる。一方、アルコールとしては、例えば、飽和または不飽和の一価または多価アルコールが挙げられる。これらのアルコールは、フッ素原子、アリール基などの置換基を有していてもよい。これらの中では、炭素数30以下の一価または多価の飽和アルコールが好ましく、炭素数30以下の脂肪族又は脂環式飽和一価アルコールまたは脂肪族飽和多価アルコールがさらに好ましい。
かかるアルコールの具体例としては、オクタノール、デカノール、ドデカノール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、グリセリン、ペンタエリスリトール、2,2−ジヒドロキシペルフルオロプロパノール、ネオペンチレングリコール、ジトリメチロールプロパン、ジペンタエリスリトール等が挙げられる。
脂肪族カルボン酸とアルコールとのエステルの具体例としては、蜜ロウ(ミリシルパルミテートを主成分とする混合物)、ステアリン酸ステアリル、ベヘン酸ベヘニル、ベヘン酸ステアリル、グリセリンモノパルミテート、グリセリンモノステアレート、グリセリンジステアレート、グリセリントリステアレート、ペンタエリスリトールモノパルミテート、ペンタエリスリトールモノステアレート、ペンタエリスリトールジステアレート、ペンタエリスリトールトリステアレート、ペンタエリスリトールテトラステアレート等が挙げられる。
数平均分子量200〜15000の脂肪族炭化水素としては、例えば、流動パラフィン、パラフィンワックス、マイクロワックス、ポリエチレンワックス、フィッシャ−トロプシュワックス、炭素数3〜12のα−オレフィンオリゴマー等が挙げられる。なお、ここで脂肪族炭化水素としては、脂環式炭化水素も含まれる。
これらの中では、パラフィンワックス、ポリエチレンワックスまたはポリエチレンワックスの部分酸化物が好ましく、パラフィンワックス、ポリエチレンワックスがさらに好ましい。
また、前記の脂肪族炭化水素の数平均分子量は、好ましくは5000以下である。
離型剤の含有量は、ポリカーボネート樹脂100質量部に対して、通常0.001質量部以上、好ましくは0.01質量部以上であり、また、通常2質量部以下、好ましくは1質量部以下である。離型剤の含有量が前記範囲の下限値以下の場合は、離型性の効果が十分でない場合があり、離型剤の含有量が前記範囲の上限値を超える場合は、耐加水分解性の低下、射出成形時の金型汚染などが生じる可能性がある。
・・紫外線吸収剤
紫外線吸収剤としては、例えば、酸化セリウム、酸化亜鉛などの無機紫外線吸収剤;ベンゾトリアゾール化合物、ベンゾフェノン化合物、サリシレート化合物、シアノアクリレート化合物、トリアジン化合物、オギザニリド化合物、マロン酸エステル化合物、ヒンダードアミン化合物などの有機紫外線吸収剤などが挙げられる。これらの中では有機紫外線吸収剤が好ましく、ベンゾトリアゾール化合物がより好ましい。有機紫外線吸収剤を選択することで、本発明のポリカーボネート樹脂組成物の透明性や機械物性が良好なものになる。
ベンゾトリアゾール化合物の具体例としては、例えば、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−3’,5’−ビス(α,α−ジメチルベンジル)フェニル]−ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−tert−ブチル−フェニル)−ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−tert−ブチル−5’−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−tert−ブチル−フェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール)、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−tert−アミル)−ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−tert−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2,2’−メチレンビス[4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−6−(2N−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノール]等が挙げられ、なかでも2−(2’−ヒドロキシ−5’−tert−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2,2’−メチレンビス[4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−6−(2N−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノール]が好ましく、特に2−(2’−ヒドロキシ−5’−tert−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾールが好ましい。
紫外線吸収剤の含有量は、ポリカーボネート樹脂100質量部に対して、通常0.01質量部以上、好ましくは0.1質量部以上であり、また、通常3質量部以下、好ましくは1質量部以下である。紫外線吸収剤の含有量が前記範囲の下限値以下の場合は、耐候性の改良効果が不十分となる可能性があり、紫外線吸収剤の含有量が前記範囲の上限値を超える場合は、モールドデボジット等が生じ、金型汚染を引き起こす可能性がある。
・・難燃剤
難燃剤としては、例えば、ハロゲン系難燃剤、リン系難燃剤、金属塩系難燃剤、無機フィラー系難燃剤が挙げられる。これらの中では、金属塩系難燃剤が好ましく、有機金属塩化合物がより好ましく、有機スルホン酸金属塩化合物が特に好ましい。有機スルホン酸金属塩化合物を選択することで、本発明のポリカーボネート樹脂組成物の透明性や機械物性、熱物性が良好なものになる。このような、有機スルホン酸金属塩化合物の中では、トリフルオロメタンスルホン酸カリウム、パーフルオロブタンスルホン酸カリウム等の含フッ素脂肪族スルホン酸アルカリ金属塩や、ジフェニルスルホン−3−スルホン酸カリウム、ベンゼンスルホン酸ナトリウム、(ポリ)スチレンスルホン酸ナトリウム、(ポリ)スチレンスルホン酸カリウム、パラトルエンスルホン酸ナトリウム、パラトルエンスルホン酸カリウム、パラトルエンスルホン酸セシウム、((分岐)ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、トリクロロベンゼンスルホン酸ナトリウム等の芳香族スルホン酸アルカリ金属塩を好適に用いることができる。
難燃剤の含有量は、ポリカーボネート樹脂100質量部に対して、通常0.01質量部以上、好ましくは0.03質量部以上であり、また、通常20質量部以下、好ましくは10質量部以下である。難燃剤の含有量が前記範囲の下限値以下の場合は、難燃性の改良効果が不十分となる可能性があり、難燃剤の含有量が前記範囲の上限値を超える場合は、透明性や機械物性、熱物性の低下を招く可能性がある。
さらに、難燃剤に金属塩化合物を選択する場合には、通常0.05質量部以上、1質量部以下とすることが特に好ましい。このような範囲とすることで、本発明のポリカーボネート樹脂組成物の熱安定性、湿熱安定性が良好なものとなる。
[ポリカーボネート樹脂組成物の製造方法]
本発明のポリカーボネート樹脂組成物の製造方法に制限はなく、公知のポリカーボネート樹脂組成物の製造方法を広く採用でき、ポリカーボネート樹脂及び有機スルホン酸ホスホニウム、並びに、必要に応じて配合されるその他の成分を、例えばタンブラーやヘンシェルミキサーなどの各種混合機を用い予め混合した後、バンバリーミキサー、ロール、ブラベンダー、単軸混練押出機、二軸混練押出機、ニーダーなどの混合機で溶融混練する方法が挙げられる。
[照明カバーへの成形]
上記のポリカーボネート樹脂組成物は、以下に詳記する各照明カバーに応じた任意の形状に成形される。照明カバーの成形体を製造する方法は、特に限定されず、各照明カバーの形状に対応した成形法で、ポリカーボネート樹脂組成物に採用されている成形法を任意に採用できる。その例を挙げると、射出成形法、超高速射出成形法、射出圧縮成形法、二色成形法、ガスアシスト等の中空成形法、断熱金型を使用した成形法、急速加熱金型を使用した成形法、発泡成形(超臨界流体も含む)、インサート成形、IMC(インモールドコーティング成形)成形法、押出成形法、シート成形法、熱成形法、回転成形法、積層成形法、プレス成形法などが挙げられる。また、ホットランナー方式を使用した成形法を用いることも出来る。
[照明カバー]
照明カバーとしては、特にその形状や用途に制限はなく、各種の照明灯・照明器具のカバーとして使用できる、例えば、蛍光ランプや白熱電球のカバーやランプシェード、浴室灯、シャンデリア、スタンド、ブラケット、行燈、シーリングライト、ペンダント型ライト、ガレージライト、軒下灯、門柱灯、ポーチライト、ガーデンライト、エントランスライト、足元灯、階段灯、誘導灯、防犯灯、ダウンライト、ベースライト、電飾看板、サイン灯等のカバー、及び自動車、自動二輪車等をはじめとする車両用灯具向けのカバー等に好適に用いることができる。
特に、LEDや有機EL等の放熱量の少ない光源を用いる照明器具に好適に用いることができる。
LED照明における照明カバーの好ましい態様としては、多数のLEDを光源とし、これを実装するプリント基板等の基板を設け、これを覆う形の照明カバーとする。LEDを実装する基板は、好ましくは長尺状であり、照明カバーバーもこれに対応した長尺状の略円筒状に形成し、この円筒状照明カバーに長尺状LED基板を収容する。さらに好ましい態様として、この両端部に現行の蛍光灯照明器具のソケットに装着するための口金を配設して、現行の蛍光管仕様に適合する構造にしたものは、既存の蛍光灯照明器具に装着可能なLED照明灯として、使用することが可能であり、利用価値が高い。
以下、実施例を示して本発明について更に具体的に説明する。ただし、本発明は以下の実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において任意に変更して実施できる。
なお、実施例及び比較例で用いた測定・評価法は、以下のとおりである。
[輝度評価]
JIS K−7136に準拠し、上述の平板状試験片を試験片とし、ヘイズメーター(日本電色工業社製「NDH−2000型」)で、3mm厚における全光線透過率(単位:%)を測定した。数値が高いほど、輝度が高いことを意味し、照明カバーとして用いる場合に好ましい。
[機械強度評価]
(1)耐衝撃性
ASTM D256に準拠して、下記するアイゾット衝撃試験片(ノッチ付き)を試験片とし、23℃の温度でアイゾット衝撃強度(単位:J/m)を測定した。数値が大きいほど、耐衝撃性が優れていることを意味し、照明カバーとして用いる場合に好ましい。
(2)曲げ強度、曲げ弾性率
ASTM D790に準拠して、下記する曲げ試験片を試験片とし、23℃の温度で曲げ強度(単位:MPa)及び、曲げ弾性率(単位:MPa)を測定した。曲げ強度、曲げ弾性率は共に、数値が大きいほど、剛性が優れていることを意味し、長尺状照明カバーとして用いる場合に好ましい。
[傷付き防止性評価]
(1)ビッカース表面硬度
下記する平板状試験片を試験片とし、Akashi微小硬さ試験機HM−124を用いて、試験力:9.807N、時間:10secの条件にてビッカース硬度を測定した。数値が大きいほど、傷付き防止性に優れていることを意味し、照明カバーとして用いる場合に好ましい。
ビッカース硬度は、対面角θが136°の正四角錐のダイヤモンド圧子で試料に試験力Fを加え、生じたくぼみの対角線長さの平均値dから求まるくぼみの表面積Sで試験力を割った値、F/Sで求められ、下記式(1)に記載の算出式にて与えられる。
Figure 0005325702
ここで、上記式(1)において、
HV:ビッカース硬度
k:定数(k=1/gn=1/9.806650≒0.102)
F:試験力(N)
S:くぼみの表面積(mm
d:くぼみの2方向の対角線長さの平均(mm)
θ:ダイヤモンド圧子の対面角(136°)
gn:標準重力加速度
をそれぞれ意味する。
(2)キズ断面積
耐擦傷性の評価として、以下のようにして、傷断面積を測定した。
図1(a)および図1(b)は、その測定方法に使用した治具を説明するため図であり、図1(a)は縦断面図、図1(b)は平面図である。図1(a)に示す如く、10mmφの平滑底面を有する円柱状治具1に、グラス拭き用ポリエステル布2を張り付け、1.5kgの荷重をかけて、ストローク巾100mm、速度50回/分、200往復の条件で、ASTMダンベル試験片に対して往復摺動試験を行い、試験後の試験片3の摺動面の中央部分について、表面粗さ計を用いて厚さ方向の断面におけるキズの断面積を算出した。
図1(c)は、その算出結果のチャートを示す図である。試験片3には、図1(c)に示すように、多数のキズが往復方向に付くので、これらのキズにより形成される溝の横断面の合計の断面積を算出した。
試験は5本の試験片に対して同一条件で行い、5本の試験片で求められたキズ断面積のうち、最大のものと最小のものを除き、残る3つの値の平均値を求め、この平均値をキズ断面積とした。数値が小さいほど、傷付き防止性に優れていることを意味し、照明カバーとして用いる場合に好ましい。
[実施例1]
ポリカーボネート樹脂(三菱エンジニアリングプラスチックス社製、商品名:「ユーピロンS−3000、粘度平均分子量:21,000」100質量部と、アルキル基としてドデシル基を主成分とするアルキルベンゼンスルホン酸テトラブチルホスホニウム塩0.5質量部とを、タンブラーにて20分混合した後、1ベントを備えた日本製鋼所社製(TEX30HSST)に供給し、スクリュー回転数200rpm、吐出量15kg/時間、バレル温度280℃の条件で混練し、ストランド状に押出された溶融樹脂を水槽にて急冷し、ペレタイザーを用いてペレット化し、ポリカーボネート樹脂組成物のペレットを得た。なお、前記アルキルベンゼンスルホン酸ホスホニウム塩は、前記ポリカーボネート樹脂と予備混合した10質量%マスターバッチを使用し、上述の配合量となるよう配合した。
[試験片作製]
上述の製造方法で得られたペレットを120℃で5時間乾燥させた後、名機製作所製のM150AII−SJ型射出成形機を用いて、シリンダー温度280℃、金型温度80℃、成形サイクル50秒の条件で射出成形を行い、長さ100mm、幅50mm、厚さ1−2−3mmの3段平板状試験片、3.2mm厚のアイゾット衝撃試験片、6.4mm厚の曲げ試験片、及びASTMダンベル試験片を成形した。このような方法で作製した成形品を、上記した評価用の試験片として用いて評価を行った。
[実施例2]
アルキルベンゼンスルホン酸テトラブチルホスホニウム塩の配合量を1.6質量部とした他は、実施例1と同様にして、評価を行った。
[実施例3]
アルキルベンゼンスルホン酸テトラブチルホスホニウム塩の配合量を3質量部とした他は、実施例1と同様にして、評価を行った。
[比較例]
アルキルベンゼンスルホン酸テトラブチルホスホニウム塩を配合することなく、ポリカーボネート樹脂100質量部のみを使用した以外は、実施例1と同様にして、評価を行った。
これらの結果を表1に示す。
Figure 0005325702
実施例1〜3及び比較例からわかるように、ポリカーボネート樹脂に、有機スルホン酸ホスホニウム塩を配合することにより、耐衝撃性を低下させることなく、全光線透過率、曲げ強度、ビッカース硬度を向上させることができ、布による傷付き防止性をも飛躍的に向上させることができる。
本発明の照明カバーは、耐衝撃性と全光線透過率と曲げ強度に優れ、さらに傷付き防止性を飛躍的に向上したポリカーボネート樹脂製照明カバーとして、各種照明機器に広く利用することができ、産業上の利用性は非常に高い。
1:円柱状治具
2:ポリエステル布
3:試験片

Claims (1)

  1. アルキルベンゼンスルホン酸テトラブチルホスホニウム塩を含有するポリカーボネート樹脂組成物からなることを特徴とする照明カバー。
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