JP5325644B2 - 旋盤のチャック装置及びその芯出し方法 - Google Patents
旋盤のチャック装置及びその芯出し方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5325644B2 JP5325644B2 JP2009097105A JP2009097105A JP5325644B2 JP 5325644 B2 JP5325644 B2 JP 5325644B2 JP 2009097105 A JP2009097105 A JP 2009097105A JP 2009097105 A JP2009097105 A JP 2009097105A JP 5325644 B2 JP5325644 B2 JP 5325644B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chuck
- workpiece
- slit
- centering
- lathe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Gripping On Spindles (AREA)
Description
上記スリット上には、嵌め込んで締め付けたり緩めたりして進退させることで該スリットの間隔を拡縮させるテーパネジが締結可能な芯出し用ネジ穴が形成されている。
上記チャックベース部がスライド移動する複数のチャック移動用レールと、
上記チャック把持部に形成された固定用ボルト挿通孔に挿通されて上記チャックベース部に形成された固定用ネジ穴に締結される固定用ボルトとを備え、
上記チャック把持部のうち少なくとも1つには、上記固定用ボルト挿通孔を横切り、該チャック把持部の上記ワークに当接するワーク当接部と、その他の部分とを区切る有底のスリットが形成され、該スリットが形成された上記固定ボルト挿通孔には、嵌め込んで締め付けたり緩めたりして進退させることで該スリットの間隔を拡縮させるテーパネジが締結可能に構成されている。
上記複数のチャック爪の少なくとも1つに、該チャック爪の上記ワークに当接するワーク当接部と残りの部分とを区切る有底のスリットを形成すると共に、該スリット上にネジ穴加工を施す準備工程と、
上記チャック爪を同時にスライド移動させて上記ワークを把持する把持工程と、
上記ネジ穴に上記テーパネジを嵌め込んで進退させて上記スリットを拡縮させることで、上記チャック爪に把持されたワークの芯出しをする芯出し工程とを含む。
上記チャック把持部に形成され、上記チャック固定用ボルトが挿通される固定用ボルト挿通孔に、該固定用ボルト挿通孔を横切り、上記ワーク当接部と残りの部分とを区切る有底のスリットを形成すると共に、該スリットが形成された固定用ボルト挿通孔にテーパネジを締結可能なネジ加工を施す準備工程と、
上記チャック把持部を該チャックベース部に固定した状態で、該チャックベース部を同時に移動させて上記ワークを上記ワーク当接部で把持する把持工程と、
上記ネジ加工を施したボルト挿通孔に上記テーパネジを嵌め込んで進退させて上記スリットを拡縮させることで、上記チャック爪に把持されたワークの芯出しをする芯出し工程とを含む。
次に、本実施形態にかかる旋盤のチャック装置1におけるワークWの芯出し方法について説明する。
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
2 チャック爪
4 チャック移動用レール
5 チャックベース部
6 チャック把持部
7 ワーク当接部
8 固定用ボルト挿通孔
9 チャック固定用ボルト
10a 固定用ネジ穴
12 スリット
13 テーパネジ
14 芯出し用ネジ穴
W ワーク
X 回転軸線
Claims (4)
- 旋盤加工されるワークの回転軸線に対して垂直方向に同時にスライド移動して該ワークを把持又は開放する複数のチャック爪を有する旋盤のチャック装置において、
上記複数のチャック爪のうち少なくとも1つには、該チャック爪の上記ワークに当接するワーク当接部と、残りの部分とを区切る有底のスリットが形成され、
上記スリット上には、嵌め込んで締め付けたり緩めたりして進退させることで該スリットの間隔を拡縮させるテーパネジが締結可能な芯出し用ネジ穴が形成されている
ことを特徴とする旋盤のチャック装置。 - 旋盤加工されるワークの回転軸線に対して垂直方向に同時にスライド移動するチャックベース部と、該チャックベース部に対して着脱可能に構成されて該ワークに当接して把持するチャック把持部とを有する複数のチャック爪を備えた旋盤のチャック装置において、
上記チャックベース部がスライド移動する複数のチャック移動用レールと、
上記チャック把持部に形成された固定用ボルト挿通孔に挿通されて上記チャックベース部に形成された固定用ネジ穴に締結される固定用ボルトとを備え、
上記チャック把持部のうち少なくとも1つには、上記固定用ボルト挿通孔を横切り、該チャック把持部の上記ワークに当接するワーク当接部と、その他の部分とを区切る有底のスリットが形成され、該スリットが形成された上記固定ボルト挿通孔には、嵌め込んで締め付けたり緩めたりして進退させることで該スリットの間隔を拡縮させるテーパネジが締結可能に構成されている
ことを特徴とする旋盤のチャック装置。 - 複数のチャック爪を旋盤加工されるワークの回転軸線に対して垂直方向に同時にスライド移動させて該ワークを把持又は開放する旋盤のチャック装置におけるワークの芯出し方法において、
上記複数のチャック爪の少なくとも1つに、該チャック爪の上記ワークに当接するワーク当接部と残りの部分とを区切る有底のスリットを形成すると共に、該スリット上にネジ穴加工を施す準備工程と、
上記チャック爪を同時にスライド移動させて上記ワークを把持する把持工程と、
上記ネジ穴に上記テーパネジを嵌め込んで進退させて上記スリットを拡縮させることで、上記チャック爪に把持されたワークの芯出しをする芯出し工程とを含む
ことを特徴とする旋盤のチャック装置の芯出し方法。 - 旋盤加工されるワークの回転軸線に対して垂直方向に延びる複数のチャック移動用レール上をそれぞれスライド移動可能なチャックベース部にチャック固定用ボルトによってチャック把持部を取り付け、各チャックベース部を同時にスライド移動させて該チャック把持部のワーク当接部に上記ワークを当接させて把持する旋盤のチャック装置におけるワークの芯出し方法であって、
上記チャック把持部に形成され、上記チャック固定用ボルトが挿通される固定用ボルト挿通孔に、該固定用ボルト挿通孔を横切り、上記ワーク当接部と残りの部分とを区切る有底のスリットを形成すると共に、該スリットが形成された固定用ボルト挿通孔にテーパネジを締結可能なネジ加工を施す準備工程と、
上記チャック把持部を該チャックベース部に固定した状態で、該チャックベース部を同時に移動させて上記ワークを上記ワーク当接部で把持する把持工程と、
上記ネジ加工を施したボルト挿通孔に上記テーパネジを嵌め込んで進退させて上記スリットを拡縮させることで、上記チャック爪に把持されたワークの芯出しをする芯出し工程とを含む
ことを特徴とする旋盤のチャック装置の芯出し方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009097105A JP5325644B2 (ja) | 2009-04-13 | 2009-04-13 | 旋盤のチャック装置及びその芯出し方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009097105A JP5325644B2 (ja) | 2009-04-13 | 2009-04-13 | 旋盤のチャック装置及びその芯出し方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010247247A JP2010247247A (ja) | 2010-11-04 |
JP5325644B2 true JP5325644B2 (ja) | 2013-10-23 |
Family
ID=43310189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009097105A Active JP5325644B2 (ja) | 2009-04-13 | 2009-04-13 | 旋盤のチャック装置及びその芯出し方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5325644B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5003924B1 (ja) * | 2011-08-03 | 2012-08-22 | 耕一 吉田 | チャック |
CN102534957A (zh) * | 2011-12-02 | 2012-07-04 | 常熟市浩通市政工程有限公司 | 梭织机卡盘爪 |
CN102817137B (zh) * | 2012-08-22 | 2014-06-25 | 浙江引力纺织机械有限公司 | 带载荷提刀机构的提花机梭口快速调节装置 |
CN108555326A (zh) * | 2018-03-02 | 2018-09-21 | 沈阳飞机工业(集团)有限公司 | 自定心拉紧式四爪防松卡盘 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10166208A (ja) * | 1996-12-06 | 1998-06-23 | Howa Mach Ltd | チャックの把握爪 |
JP4004108B2 (ja) * | 1997-08-08 | 2007-11-07 | 有限会社 光南精機 | チャック用生爪 |
JP2006326744A (ja) * | 2005-05-25 | 2006-12-07 | Kawamoto Tekko:Kk | 旋盤用チャック機構のチャック爪 |
JP4273218B2 (ja) * | 2007-07-09 | 2009-06-03 | 和秀 小林 | チャック機構、爪材、及び旋盤 |
-
2009
- 2009-04-13 JP JP2009097105A patent/JP5325644B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010247247A (ja) | 2010-11-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI441709B (zh) | 工件夾持治具 | |
JP6159331B2 (ja) | 調整可能なクランピング装置 | |
US7313853B2 (en) | Tap process for hard workpieces | |
JP2008264983A (ja) | 5軸加工機用マシンバイス | |
TWI574773B (zh) | 筒夾夾頭、夾頭裝置及加工製品之製造方法 | |
JP5325644B2 (ja) | 旋盤のチャック装置及びその芯出し方法 | |
US20140361500A1 (en) | Expandable arbor, clamping system and method of clamping one of a workpiece and a tool to a machine | |
CN207103885U (zh) | 一种内涨式夹具 | |
US10458459B2 (en) | Precision holding and locating pin | |
JP2007054948A (ja) | ダイヤフラムチャック | |
JP4326185B2 (ja) | 締め付け装置 | |
US8262095B2 (en) | Chuck | |
JP6593700B2 (ja) | 既存穴の拡径用ドリルの芯出し方法及びそれに用いる治具 | |
JP5280328B2 (ja) | 締結装置、締結方法および締結解除方法 | |
KR20090128157A (ko) | 선반용 죠를 가공하기 위한 죠 고정장치 | |
CN202428233U (zh) | 一种镗孔车端面机床夹具 | |
TW202015838A (zh) | 組合式銑切夾持裝置 | |
JP3163325U (ja) | ラブチャック | |
JP5823793B2 (ja) | ファスナ及び固定対象物の固定方法 | |
KR100489621B1 (ko) | 공작물 소재 피딩장치 | |
JP4582732B2 (ja) | ワーク固定装置 | |
CN210878646U (zh) | 一种便于翻转定位的工装夹具 | |
JP3187564U (ja) | ラブチャック | |
JP2005271163A (ja) | チャック装置 | |
JP3732836B2 (ja) | コレット取付け用アダプター |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120130 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20120130 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20120130 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130614 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130625 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130722 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5325644 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |