JP5322361B2 - 電気駆動式浄水ユニット用シーリング手段およびその製造方法 - Google Patents

電気駆動式浄水ユニット用シーリング手段およびその製造方法 Download PDF

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Description

この発明は、電気駆動式浄水装置に関し、とりわけ、これら装置のシーリングを容易にする新規なシール手段に関する。
電気透析または電気脱イオンといった電気駆動式の膜プロセスにより水を浄化(精製)するフィルタプレス型の浄水装置は、イオン交換膜により仕切られた複数の個別チャンバを備えている。典型的には、各チャンバは、一方の側では溶存するカチオン種を優先的に透過させるために配置された膜(カチオン交換膜)により、そして他方の側では溶存するアニオン種を優先的に透過させるために配置された膜(アニオン交換膜)により画成されている。
浄化(精製)される水は、通常希釈チャンバと呼ばれる一つのチャンバ内に入る。流れを装置内に通すことにより、希釈チャンバ中の荷電種はイオン交換膜に向かって移動し、これを通り抜け、一般に濃縮チャンバとして知られる隣接チャンバ内に入る。これらのメカニズムの結果として、希釈チャンバを出る水は実質的に脱塩される。イオン交換膜を透過して濃縮チャンバ内にる荷電種は、濃縮チャンバを通って流れる別の水流により濃縮チャンバから流し出される。
このために、上述の装置は、交互に配置された希釈チャンバおよび濃縮チャンバを備えている。加えて、それら装置の両末端には、それぞれ陰極及び陽極を収納している陰極チャンバおよび陽極チャンバが設けられており、それにより希釈チャンバを通って流れる水の浄化(精製)をするのに必要な電流を与える。
関連するカチオン交換膜およびアニオン交換膜の分離を維持するために、上述の浄水装置の交互に配置したカチオン交換膜およびアニオン交換膜の間にスペーサが設けられる。したがって、典型的な電気駆動式浄水装置の希釈チャンバおよび濃縮チャンバのそれぞれは、交互に配置されたカチオン交換膜およびアニオン交換膜の間に挟まれたスペーサを備えている。
これら装置の希釈チャンバおよび濃縮チャンバからの感知可能な漏洩を防ぐためには、イオン交換膜間に挟まれた上述の構成は、実質上水密のシールを形成しなければならない。このために、スペーサとイオン交換膜とは、合わせてプレスされ、既知のコネクタで所定位置に固定される。残念なことに、これのみでは適切なシール特性が得られていない。
電気駆動式浄水装置のシール特性を向上させるために、様々な試みが行われてきた。例えば、スペーサのいずれかの側にイオン交換膜を接合するのに接着剤を使用することは、知られている。残念なことに、典型的な運転条件に曝された結果、それにより形成されたシールは漏洩しやすく、それにより貴重な精製水を減損を招く。これは、IX膜の本来持つ水分透過性から、および機械的シール特性の貧弱さの故に、生じるものである。
また別に、隣接するスペーサの対向する平らな表面と係合するために、スペーサのいずれかの面にOリング型の弾性シール部を有するスペーサを設けることが知られている。カチオン交換膜およびアニオン交換膜がスペーサの両面にプレスされ、選択透過性の隔壁として機能する。この構成では、スペーサ、そのOリング型シール部、およびイオン交換膜が、その中に含まれる水溶液媒体中のイオン種がスペーサの面に実質的に直交する方向に移動でき、いずれかのイオン交換膜を透過できる空間を画成する。残念なことに、装置の組立て中に、イオン交換膜を関連スペーサに対して所望の整合(位置合わせ)を維持するのは困難であることが知られている。さらに、運転中およびそれに伴う装置内における比較的高い内部圧または圧力差に曝されるために、イオン交換膜は、移動してそれらの関係スペーサに対する所望位置から外れてくる。そのような所望位置の維持ができないと、関係チャンバのシーリングを損なうかも知れない。
浄水装置の組立て中にイオン交換膜の動きを制限する試みとして、イオン交換膜に、固定の棒状構造体を受ける整合孔(位置合せ孔)が設けられてきた。しかし、これは別の潜在的な漏洩の原因となり、したがって装置のシーリングを損なう。
既知のスペーサを構成する材料もまた、この構成のシール特性に対して不都合であると分かっている。射出成形による大量生産を容易にするため、スペーサは、典型的には、ポリプロピレンなどの熱可塑性材料から製造される。残念なことに、それら熱可塑性材料は、応力緩和または圧縮硬化を起こしやすい。結果として、時間の経過に伴い、比較的高い内部圧力に曝されるために、このようなスペーサ、および特にそれらのOリング型シール部は、弾力性を失い、それにより隣接表面との適切なシールを維持する能力を損なう。
課題を解決するための手段
一つの局面では、この発明は、開口部を画成する内周縁および内周縁に形成された凹部(窪み)のある表面を有する外周部を持つ第一のスペーサと、その凹部内に適合する外縁部を有するイオン交換膜を備えてなる電気駆動式膜プロセス装置を提供する。凹部は、内周縁に沿って連続である。イオン交換膜は、イオン交換膜が凹部に嵌め込まれたときに、上面が外周部面より低くなく垂直に配置される上面を持つことができる。スペーサは、熱可塑性加硫物類、熱可塑性エラストマオレフィン類およびフルオロポリマ類からなる群から選択された材料で構成される。このスペーサは、濃縮チャンバスペーサ(Cスペーサ)であることもできるし、または希釈チヤンバスペーサ(Dスペーサ)であることもできる。
別の局面では、この発明は、複数のボスを持つスペーサと、ボスを受けるための複数の対応する受け穴を持つイオン交換膜とを備えてなる電気駆動式膜プロセス装置を提供する。スペーサは、さらに、開口部を画成する内周縁およびイオン交換膜を嵌め込むたに内周縁に形成された凹部をのある表面を有する外周部を備えることができ、その場合、ボスは凹部からそれに対して実質上垂直に突き出している。
さらに別の局面では、この発明は、本質的にポリプロピレンまたはポリエチレンからなるプラスチック製メッシュと、プラスチックメッシュを取り囲む外周部とを備えてなり、その外周部が熱可塑性加硫物類および熱可塑性エラストマオレフィン類からなる群から選択された材料で構成されている、電気駆動式膜プロセス装置のスペーサを提供する。
さらなる局面では、この発明は、イオン交換膜により隔てられた第一のスペーサおよび枠部材を有する電気駆動式浄水装置を提供し、そこにおいて、第一のスペーサは、そこから垂下する起立したシール部を有し、枠部材は、シール部を受けるための溝を有している。シール部は、Oリングまたはシール突条であることができる。枠部材は、第二のスペーサ、または陰極端枠または陽極端枠であることができる。
別の局面では、この発明は、イオン交換膜により隔てられた第一のスペーサおよび枠部材を有する電気駆動式膜プロセス装置を提供し、そこにおいて、第一のスペーサは、水溶液を流すための第一の貫通穴を有する第一の面を備えており、、枠部材は、第二の面、第二の面を通って第一の貫通穴と連通している第二の貫通孔、および第二の表面から垂下し第二の貫通穴を囲んでいる連続フランジを備えており、当該フランジは第一の貫通穴を囲む第一の表面の一部を挟み付けている。第二の貫通穴は、D流を容易にすることができる。
さらなる局面では、この発明は、第一の開口部を画成する第一の内周縁および第一の内周縁に形成された凹部のある表面を有する第一の外周部と、第一の開口部を横切って延び第一の内周縁に接合されたメッシュとを有する第一のスペーサと、第二の開口部を画成する第二の内周縁のある表面を有する第二の外周部を有する第二のスペーサと、凹部内に嵌め合わされ第一の開口部を跨いで延び、第一の内周縁の内向きに第二の外周部に係合する表面部を有するイオン交換膜と、第二のスペーサの第二の外周部から垂下しイオン交換膜の表面部をメッシュに対して押しつけ、それによりメッシュの座屈の可能性を防止または軽減するリッジとを備えてなる電気駆動式膜プロセス装置を備えてなる電気駆動式膜プロセス装置を提供する。
さらに別の局面では、この発明は、内周縁を有する外周部と該内周縁に結合したメッシュとを備えてなる薄いプラスチック部品を射出成形する方法を提供し、その方法は、(a)第一の内部表面およびその第一の内部表面から垂下する第一の連続リッジを有するキャビティと、第二の内部表面およびその第二の内部表面から垂下し第一の連続リッジに連続する第二の連続リッジを有するコアとを有する金型を提供するステップと、(b)メッシュの相対する辺を二つのリッジの間に挟んで流れ隔壁を形成するステップとを含んでいる。キャビティは、さらに第一の内部表面から垂下する吊下げピンを含むことができる。この点では、この方法は、さらに、(a)のステップの後で(b)のステップの前に、メッシュを吊下げピンから吊り下げるステップを含むことができる。
この発明は、添付図面を参照してよりよく理解されるであろう。
この発明は、電気透析ユニットまたは電気脱イオンユニットのような、フィルタプレス型の電気駆動式浄水装置のスペーサを提供する。電気脱イオンユニットは、濃縮チャンバ内にイオン交換樹脂を入れたユニットを含んでいる。この発明のスペーサは、また、他のフィルタプレス型の電気駆動式膜プロセス装置にも使用することができる。この発明の範囲内に入る他の電気駆動式膜プロセスの例は、塩分離である。以下、この発明を電気駆動式浄水装置に関して説明する。
図1を参照して、典型的な電気駆動式浄水装置2は、交互に並んだアニオン交換膜4およびカチオン交換膜6を備えている。交互のカチオン交換膜およびアニオン交換膜の間にスペーサ10および100が設けられ、交互に配置される希釈チャンバ(「Dチャンバ」)と濃縮チャンバ(「Cチャンバ」)を画成するのに役だっている。電極チャンバ、すなわち陰極230を持つ陰極チャンバおよび陽極232を持つ陽極チャンバが、ユニットの末端に設けられており、それぞれはその片側においてスペーサ10により、そして反対側において末端板200aまたは200bにより、囲まれている。浄水装置を組み立てるには、アニオン交換膜、カチオン交換膜および関係するスペーサのそれぞれ、並びに端板200aおよび200bを合わせて押しつけ、実質的に水密の構造を創る。
DチャンバとCチャンバのそれぞれに対しては、異なるスペーサが用意されている。この点で、Dチャンバスペーサ、または「Dスペーサ」は、−チャンバを画成するのに役立つ。同様に、Cチャンバスペーサ、または「Cスペーサ」は、Cチャンバを画成するのに役立つ。
図2aおよび2bを参照して、Cスペーサ10は、第一の側面14および反対側の第二の側面15を有し、そして開口部16を画成する、薄くて、実質上平らな弾性材料の連続外周部12を備えている。この点では、Cスペーサは、額縁型の形状構成を有する。Cスペーサ10は、電気駆動式浄水ユニットにおける典型的な運転条件に耐えることができながら、有意な応力緩和の傾向にない材料で構成されている。とりわけ、Cスペーサの材料は、許容範囲の電気的絶縁特性を有し、高および低pHレベルに対して化学的に抵抗性でなければならない。この点で、好適な材料の例には、熱可塑性加硫物類、熱可塑性エラストマオレフィン、およびフルオロポリマが含まれる。Cスペーサ10は、射出成形または圧縮成形により製造できる。
第一の側面14は、カチオン交換膜6のようなイオン交換膜に対して押しつけることができる。同様に、反対側の第二の側面15は、アニオン交換膜4のような第二のイオン交換膜に対して押しつけることができる。一つの実施態様では、Cスペーサ10の側面に係合するイオン交換膜は、また、以下に記載の具合にDスペーサ100(図4参照)の側面にも係合する。図3は、イオン交換膜4または6の一つの側面を示しており、一つの側面の特徴は、反対側の側面の特徴と同じであると理解される。さらに、図3は、この発明のアニオン交換膜4またはカチオン交換膜のいずれかを表している。別の実施態様では、Cスペーサ10の一つの側面に係合するイオン交換膜は、また陰極端末板または陽極端末版(陽極端末板が図6に示されている)などの電極端版200(図6参照)の一側面とも、下記に説明する具合で、係合している。
注目すべきは、第一および第二のイオン交換膜をCスペーサ10の第一および第二の側部に押しつけることにより、Cチャンバを形成する。Cチャンバ10の外周部の内周縁18は、Cチャンバを通って流れる水溶液の流路として機能する空間16を画成するのに役立つ。
Cチャンバ内には空間的に離れている第一および第二の貫通穴が設けられており、Cチャンバへのおよびからの流れを容易にしている。実施態様の一つでは、第一及び第二の貫通穴を、第一および第二のイオン交換膜の一方または両方の内に形成でき(図3参照)、Cチャンバへの、またはCチャンバからの、流れを容易にしている。この点では、第一の貫通穴4aまたは6aを介して、Cチャンバ内に導かれ、第二の貫通穴4bまたは6bを通ってCチャンバから排出される(Cチャンバへの供給流およびCチャンバからの排出流を、以後「C流」と称する)。
Cチャンバへの流入およびCチャンバからの流出に変化をもたらすために、別の構成も採れることが分かる。例えば、Cスペーサ外周部12は、貫通穴およびチャンネルで形成され、前記チャンネルが貫通穴とCチャンバと間の液連通を容易にする。この点で、水溶液は、Cスペーサ外周部内の入口貫通穴を介して供給され、Cスペーサ外周部内に形成された第一の組のチャンネルを通ってCチャンバ内に流入し、次いで、合わさってCスペーサ外周部内に形成された排出貫通穴を通っての排出を容易にするCスペーサ外周部内に形成された第二の組のチャンネルを通ってCチャンバから出る。
第一の貫通穴20および第二の貫通穴22は、Cスペーサ外周部の表面を通り抜けて延びている。第一の貫通穴は、Dチャンバから排出される精製水の液通路を提供し、第二の貫通穴は、Cチャンバへ供給される精製(浄化)されるべき水の液通路を提供する(Dチャンバへの供給流およびDチャンバからの排出流を、以後「D流」と称する)。以下に記載するように、C流をD流から隔離するための手段が設けられている。
C−スペーサ10の外周部には、貫通穴24、25aおよび25bも設けられている。孔24a、24bは、位置合わせロッドを受けるように適合しており、浄水装置の組立てに際しDスペーサ10を位置合わせするのを助ける。孔25aおよび25bは、陽極チャンバ及び陰極チャンバから排出される水溶液を流すように適合している。
一つの実施態様では、Cスペーサ10は、さらに、外周部12の内周縁18に結合し、外周部12の内周縁18により画成される空間16にわたって延びるプラスチック製のスクリーンまたはメッシュ26を備えていることができる。メッシュ26は、外周部12の内周片縁18と一体にまたは内周片縁18上に被包されて作製することができる。メッシュ26は、さらに、アニオン交換膜をカチオン交換膜から隔てるのに役立つ。メッシュ26は、両面の不織布の高流量メッシュであることができる。あるいは、メッシュ26は、織られていてもよい。好適な材料には、ポリプロピレンおよびポリエチレンが含まれる。濃縮チャンバにイオン交換樹脂が備えられている場合には、樹脂そのものが間隔を開ける機能を提供するであろうから、メッシュは必要ないであろう。
一つの実施態様では、メッシュ26は、第一層および第三層が20/1000インチの厚さを有し1インチ当たり16ストランドであることを特徴とし、第一層および第三層の間に挟まれている第二層が30/1000インチの厚さを有し1インチ当たり15ストランドであることを特徴とする、ポリプロピレンメッシュの三つの共面層を有している。好ましくは、メッシュの第一および第三の層は、第二の層に比べより薄く、より強固に織られていることを特徴とする。こうすることで、より強固な織りを持つより薄い外側層が膜に所望の支えを与えがら、所望の水圧特性を得ることができる(水流が主に中央の第二層を横切るため)。別の実施態様では、第二層は第一層および第三層とは異なる色またはシェーディングを特徴とし、これによりたやすく認識し、第二層と第一層と第三層とを区別することができ、組立てが容易になる。
Cスペーサ10がアニイオン交換膜をカチオン交換膜から隔てるためにメッシュ26を含む場合には、メッシュ26は、高温において安定で、高および低のpH環境に対して化学的に耐性である材料で構成されなければならない。外周部12とメッシュ26の両方を含む一体的部品の製造に関しては、外周部12を構成する材料は、メッシュ26を構成する材料と融和性(適合性)がなければならない。この点で、Cスペーサ10の溶融プロセスを容易にするために、外周部12は、好ましくは、メッシュの劣化を起こさない温度で溶融処理可能な材料で構成される。この点で、メッシュがポリプロピレンまたはポリエチレンで構成されている場合は、許容可能な材料には、熱可塑性加硫物類および熱可塑性エラストマオレフィンが含まれる。
図2に示す実施態様では、メッシュ26と外周部12との間に不連続部またはギャップ28が設けられており、該不連続部28は、イオン交換膜の第一および第二貫通穴に対応している。これら不連続部28は、浄水ユニットの組立てに際し、Cスペーサ10に対しイオン交換膜を適切に位置合わせするための視覚的補助を提供する。
Cスペーサの側面は、さらに、その中に形成された凹部30を有し、その凹部はイオン交換膜を嵌め合わせるのに適合している。イオン交換膜が凹物30内に嵌め込まれたとき、イオン交換膜の露出面は、外周部12の面と面一になるか、または外周部12の表面より僅かに持ち上がる。一つの実施態様では、外周部12の内周縁18に沿ってかつ外周部12の第一および第二の両側面上に連続した凹部30が設けられている。浄水装置の組立ての際には、イオン交換膜の外縁は、外周部12の第一の面上にある凹部30に嵌め込まれ、そしてカチオン交換膜が外周部12の第二の面上にある凹部30に位置決めされる。凹部30は、一旦イオン交換膜とCスペーサ10が圧着され、そして一旦イオン交換膜が水和され膨潤すると、イオン交換膜と外周部間およびイオン交換膜とメッシュ間に比較的強固な嵌め込み配置が容易にできるような大きさに作られている。
Cスペーサ10の側面は、さらに、イオン交換膜の対応する受け穴8に嵌まり込むことができる複数のボス32を含んでいる。Dスペーサ100または電極端末板200には、ボス32の挿入を受けるために対応する受け穴を設けることができる。一つの実施態様では、ボス32は、外周部12の第一及び第二の両表面上で外周部12の内周縁18に沿って延びている。より好ましくは、ボス32は、凹部30の表面から実質上それに垂直に突き出している。浄水装置の組立てに際して、外周部12の第一の表面上のボス32は、アニオン交換膜4およびDスペーサ100または電極端末板200内の対応する嵌合受け穴8に合わせられる。次いで、アニオン交換膜4および第一のDスペーサ100の受け穴8は、対応するボス32に嵌め合わされる。同様に、外周部12上にあるボス32は、カチオン交換膜6および第二のDスペーサ100または電極端末板200にある対応受け穴8と合わされる。次いで、カチオン交換膜6および第二のDスペーサ100または電極端末板200の受け穴は、対応するボス32に嵌め合わされる。イオン交換膜4または6の受け穴は、ボス32にきつく嵌り合う大きさに作られている。一つの実施態様では、受け穴8は、ボス32の直径の約75%より大きくない大きさに作られる。
図15および16を参照して、一つの実施態様では、ボス32は、放射状に突き出したアンダカット33を含む。さらに、ボス32の側壁面35は、頂部平面37からアンダカット33に向かって外向きにテーパが付き、または広がっており、膜4または6にある受け穴8を通してボス32の挿入を容易にすることができる。
Dスペーサ100または電極端末板200の第一の対応溝に嵌め込むために、Cスペーサ10の側面には起立する第二(副)シール部34も設けられている。一つの実施態様では、第二シール部34は、Cスペーサの表面から一体で突き出した連続のOリングまたは凸条である。第二シール部34は、外周部12の表面から垂下している。一つの実施態様では、第二シール部34は、外周部12の第一および第二の両側面に設けられている。第一の側面上にある第二シール部34および第二の側面上にある第二シール部34は、第一のDスペーサ100および第二のDスペーサ100または電極端末板200の溝内にそれぞれ嵌まり合う。浄水装置の組立て時に、第二シール部34は、Dスペーサ100および電極端末板200の溝内に嵌め込まれ、または挿入される。
図17を参照して、一つの実施態様では、第二シール部34は、約3:2の幅:高の比を特徴とする。別の実施態様では、幅:高さの比は、約1.25:1ないし2:1である。
図4aおよび4bを参照して、Dスペーサ100は、第一の側面104および反対側の第二の側面105を有し、開口部106を画成する薄いプラスチック材料の連続外周部102を備えている。Cスペーサ10の上記実施態様に備えられたシール特徴を補い、したがってCチャンバおよびDチャンバ100の両方のシーリングを改善するために、Dスペーサ100は、Cスペーサ10よりも硬い材料で作られる。Dスペーサ100に好適な材料には、ポリエチレンおよびポリプロピレンが含まれる。
Dスペーサ100の第一の側面は、カチオン交換膜6などのイオン交換膜に対して押圧することができる。同様に、Dスペーサ100の第二の側面は、アニオン交換膜4などの第二のイオン交換膜に対して押圧することができる。一つの実施例においては、Dスペーサ100の側面と係合しているイオン交換膜のうちの一つが、Cスペーサ10の側面ともまた上述の要領で係合する。
注目すべきは、第一および第二のイオン交換膜をDスペーサ100の第一および第二の側面に押し付けて、Dチャンバ101を形成する。Dスペーサ外周部102の内周縁108は、Dチャンバ101を通って流れる水溶液の流路として働くスペースを画成する助けとなる。
Dスペーサには、第一の貫通穴110および第二の貫通穴112が形成されていて、それぞれDチャンバにおける水溶液の供給用および排出用の流路を画成する。浄水装置を組み立てたとき、Dスペーサ100の第一の貫通穴110および第二の貫通穴孔112の位置は、それぞれCスペーサ10の第一の貫通穴20および第二の貫通穴22の位置に対応する。この点で、Dスペーサ100の第一の貫通穴110および第二の貫通穴112は、それぞれCスペーサ10の第一の貫通穴20および第二の貫通穴22と連通する。運転に際し、水溶液は、Dスペーサ100の第一の貫通穴110から供給され、Dチャンバを通って流れて浄化され、次いでDスペーサ100の第二の貫通穴112を介して排出される。
一つの実施例では、Dスペーサ100の第一および第二の貫通孔110および112は、Dスペーサ100の外周部102に形成されている。第一の貫通穴110を通ってDチャンバ入る精製(浄化)すべき水の流れを容易にするために、第一の複数のチャンネル114が外周部102を通って形成されており、第一の貫通穴110とDチャンバとの間の連通をさせている。同様に、第二の複数のチャンネル116が外周部102を通って形成されており、第二の貫通穴112とDチャンバとの間の連通をさせ、それによりDチャンバからの精製水の排出を容易にしている。
Dスペーサ100には、それぞれ複数のチャンネル114および116と関わる第一および第二の貫通穴110および112が設けられていて、Dチャンバに出入する水流に影響を与えると述べてきたけれども、Dチャンバに出入する水溶液の供給と排出のため他の手段を設けてもよいことが分かる。例えば、精製すべき水は、イオン交換膜に形成された第一の貫通穴を介して直接Dチャンバに導入されてもよい。同様に、精製水は、イオン交換膜に形成された第二の貫通穴を通って直接Dチャンバから排出されてもよい。この点で、Dチャンバに出入する流れは、Cチャンバについて上述したのと同様の要領で、経路が決められる。
Dスペーサ外周部102の表面を通って第三の貫通穴118が延び、Cチャンバから排出される水溶液の流路を提供する。さらに、Cチャンバに水溶液を供給するため、第四の貫通穴120がDスペーサ外周部の表面を通って延びる。Dスペーサ外周部の第三の貫通穴118および第四の貫通穴120の位置は、Cチャンバへの出入流を容易にするため、Cチャンバに形成された第一および第二の貫通穴とそれぞれ連通する。図3に示す実施態様において、Dスペーサ外周部102の第三および第四の貫通穴118および120は、Cスペーサ外周部112に押し付けられたイオン交換膜内に形成された第一および第二の貫通穴とそれぞれ連通する。運転中は、水溶液は、Dスペーサ外周部102の第三の貫通穴118およびイオン交換膜中の第一の貫通穴を介して、Cチャンバに供給される。当該水溶液は、次いで、当該Cチャンバを通って流れ、Cスペーサ10に対し押圧されたイオン交換膜を通して移動するイオン種を与えられ、イオン交換膜中の第二の貫通穴およびDスペーサ外周部102にある第四の貫通穴を介してCチャンバから排出される。
Dスペーサ100の外周部には、貫通孔122a、122b、123aおよび123bもまた設けられている。孔122aおよび122bは、浄水ユニットを組み立てる際にDスペーサ100の位置合わせを助ける位置合わせロッドを受けるのに適合している。孔123aおよび123bは、陽極チャンバおよび陰極チャンバから排出される水溶液を流すのに適合している。
上述したように、Dスペーサ100の側面には、Cスペーサ10に係合するボス32の挿入を受けるために受け穴124が設けられている。さらに、Dスペーサ外周部102の側面には、第二シール部34の挿入を受けるために、溝126もまた設けられている。一実施態様において、受け穴124および溝126は、Dスペーサ外周部102の第一および第二の側面の双方に設けられている。
第一のフランジ128および第二のフランジ130を、Dスペーサ100の外周部102の側面から垂下させて、Dスペーサ100の第一の貫通穴110および第二の貫通穴112をそれぞれ取り囲ませることができる。浄水装置を組み立てたとき、第一のフランジ128は、Cスペーサ10の第一の貫通穴20を囲むCスペーサ外周部12の一部と係合して挟み込む。同様に、第二のフランジ130は、Cスペーサ外周部12の第二の貫通穴22を囲むCスペーサ10の一部と係合して挟み込む。一実施態様において、第一および第二のフランジ128および130が、Dスペーサ100の両側面に設けられていて、Dスペーサ100の各々の側でCスペーサ10に隣接して係合して挟み込む。
Dスペーサ100の外周部102の側面から突き出させて、第一の起立リッジ132および第二の起立リッジ134を設けることができる。第一および第二の起立リッジ132および134は、水溶液がDチャンバ101からDスペーサ100の第三および第四の貫通穴118および120に進入するのを防止または軽減するため設けられている。Dチャンバ101の中の水溶液は、Dスペーサ100に隣接するイオン交換膜がDスペーサ外周部102から外れると、第三および第四の貫通穴118および120の何れかの中に漏れることがあり、それによりDチャンバ101の中の液が第三および第四の貫通穴118および120の何れかに流れる流路を創生し、それによりD流がC流と混合する危険性をもたらす。イオン交換膜がDスペーサ外周部102から外れる可能性を少なくするためには、一つまたは複数の浅い起立リッジを戦略的にDスペーサ外周部102上に設けて(図4に示す実施態様においては、二つの浅い起立リッジ132および134が設けてある)、ユニットを組み立てたとき、イオン交換膜の側面をCスペーサメッシュ26に対して係合させて押しつけ、それによりイオン交換膜とDスペーサ100との間にいっそう効果的なシールを提供する。
より詳しくは、浅い起立リッジ132および134は、Dスペーサ外周部102の上に位置されて、Cスペーサ外周部12に対しては着座せずDスペーサの外周部102に係合する第二の側面部分(以後、表面部という)の位置に対向する位置で、イオン交換膜の第一の側面の一部を押圧している。さらに、起立リッジは、必ず、表面部の、イオン交換膜の貫通穴とDスペーサ外周部102の内周縁との間に配置された部分を押しつけなければならない。ユニットを組み立てたとき、イオン交換膜の第二の側面の部分は、イオン交換膜の第一の側面とDスペーサ外周部102の側面との間の接触により、Cスペーサ外周部12に対して、特にCスペーサ外周部12の凹部30に対して固く押圧される。イオン交換膜のCスペーサ凹部30に対して固く押圧されていない部分は、Cスペーサメッシュ26に対向して配置される。メッシュ26は、座屈その他の変形を受けるので、メッシュ26に対向して配置されたイオン交換膜は、凹部30に対して押圧されたイオン交換物質の部分よりも、Dスペーサの外周部102の表面から外れ易い。Dスペーサ外周部102の内周縁でこの係合外れが起こり、Dスペーサ外周部面に沿って貫通穴118または120までつながった場合は、Dチャンバ101と貫通穴118および120との間に液体連通が生じ、D流とC流との混合の可能性が生じる。上述のように、浅い起立リッジ132および134を設けることにより、メッシュ26の座屈が防止または軽減され、この流路が形成される危険性が緩和される。好ましくは、この浅い起立リッジは、イオン交換膜の両辺の縁の間の表面部全体にわたっている。
一実施態様においては、浅い起立リッジ132および134を、Dスペーサ外周部102の第一の側および第二の側の両方に上述の位置に設ける。このようにして、イオン交換膜は、Cスペーサメッシュ26の両側に対して押圧され、これによりCスペーサメッシュ26の座屈に抵抗している。
フランジ136および138をもまた設けてあり、Dスペーサ外周部102の側面から突き出し、孔123aおよび123bを取り囲む。同様に、貫通穴118および120の周りにDスペーサ外周部102から突き出したフランジ140および142をもまた設ける。浄水装置を組み立てたとき、フランジ126、128、140および142がCスペーサ10の一部分と係合して挟み込む。このようにして、フランジ126および128は、イオン交換膜がDスペーサ外周部102の表面から外れ、上述のように、それによりDチャンバ101からの流路を形成した場合に、D流がC流と混合するのを防止または軽減する。他方、フランジ140および142は、Cスペーサ外周部12に対するフランジ128および130のシーリングを良くするのを促進する。フランジ140および142がないと、貫通穴110および118または112および120の周りのシーリング造作が完全に垂直に揃わず、これがこれら貫通穴のシーリングを圧縮することがある。
浄水装置が電気脱イオンユニットである場合は、イオン交換樹脂をDチャンバ内に設けて、Dスペーサ10のそれぞれの側に設けたアニオン交換膜およびカチオン交換膜の間に置く。代案として、電気透析ユニットなどイオン交換樹脂が必要でない場合は、Dスペーサ100のそれぞれの側に配置されたイオン交換膜の間隔をあける目的で、上述のCスペーサ10に設けたのと殆ど同じ要領で、メッシュを設けることができる。
Dスペーサ100の上述の実施態様は、電気的に駆動される浄水装置においてCスペーサ10として使用することができることが分かる。同様に、Cスペーサ10の上述の実施態様は、そのような装置においてDスペーサ100として使用することができる。
図6を参照して、陰極端末板200aまたは陽極端末板200bなどの電極端末板200(陽極端末板200b)は、第一の側面202と、それに対向する第二の側面(図示せず)を有する硬くて、中実個体のプラスチック材料を備えている。第一の側面200は、内側の凹部208を画成する内周縁206を有する外周部204を含む。第二の側面は、実質的に平面とすることが出来る。Cスペーサ10の上述の実施態様に設けられたシーリング造作を補い、したがってCチャンバおよび電極チャンバのシーリングを改善するため、電極端末板200は、Cスペーサ10よりも硬い材料で作成する。電極端末板200用に適切な材料には、ポリエチレンおよびポリプロピレンが含まれる。
第一の側面202は、カチオン交換膜6またはアニオン交換膜4などのイオン交換膜に対して押圧することができる。一実施態様においては、第一の側面202に対して押圧されたイオン交換膜は、Cスペーサ10の側面に対してもまた押圧される。注目すべきは、イオン交換膜を電極端末板200の第一の側面に対して押圧することにより、陰極チャンバまたは陽極チャンバなどの電極チャンバが形成される。
上述のように、そして電極端末板200の第一の側面202のDスペーサ100についても同様の具合に、Cスペーサ10に係合するボス32の挿入を受け入れる受け穴210を設ける。さらに、電極端末板200の第一の側面に溝212も設けて、第二シール部34の挿入を受け入れる。
図6に示す電極端末板200の場合のように、電極端末板の中に貫流穴214および216を設けてD流を促進するときは、第一のフランジ218および第二のフランジ220を電極端末板200の外周部204の第一の側面から突き出して、電極端末板200の貫流穴214および216を取り囲ませることができる。浄水装置を組み立てるとき、第一のフランジ218は、Cスペーサ10の第一の貫流穴20を囲むCスペーサ10外周部の部分と係合して挟み込む。同様に、第二のフランジ220は、Cスペーサ外周部12の第二の貫流穴22を囲むCスペーサ10の部分と係合して挟み込む。これはD流とC流との混合の防止または軽減に役立つ。
図2に戻ると、そこに示したスペーサの実施態様は、射出成形により製造することができる。外周部12が、熱可塑性加硫物類などの熱溶融処理可能なプラスチックである場合は、射出成形により外周部をメッシュ上まで被せて成型するのが好適である。
Cスペーサ10がメッシュ26を外周部12と重ねて成型される場合は、在来方法を用いてメッシュ26を先ず形成し、次いで金型300のキャビティプレート302とコアプレート304との間に挿む。図7を参照して、メッシュ26をプレート302と304との間に挿んで、金型300を締める直前に、メッシュ26に張力を掛け、メッシュ26が実質上平面になって金型300を合わせて締めたとき弛まないようにする。この点で、張力は矢印301で示す軸に沿って掛けなければならない。このような張力がない場合は、金型300を合わせて締めたとき、メッシュ26は巻いた形のまま留まることになる。これでは、Cスペーサ10に丸まったメッシュ部26を生じることとなり、Cスペーサ10が隣接構成部品に対して効果的なシーリングを形成するのがいっそう難しくなる。
図7、8、9および10を参照して、一実施態様において、金型300は、スプループレート306,キャビティ板302,およびコア板304を含む三つ割プレート金型である。射出成型機316を設けて、スプルー/ランナープレート306内のスプルー308を通して供給材料を注入する。スプルー308は、キャビティプレート302の外部表面311として形成されたランナーシステム310(図8を参照)と連通する貫通穴を含んでいる。ランナーは、キャビティプレート302を通って開けられた複数のゲート314(図9を参照)を通して、キャビティ302の内部と連通する。
金型300の個々のプレート302、304および306を一緒に締め付けたとき、射出成型機316によりスプルー308を通して注入された供給材料は、ランナーシステム310を通って流れ、ゲート314を経由してインプレッション318および320に向けられる。一旦、キャビティプレート302内に入ると、注入された供給物質がキャビティプレート302およびコアプレート304それぞれの内部表面322および324に形成されたインプレッション318および320を満たし、それらのインプレッションは、Cスペーサ外周部12の形状と相補的な関係にある。インプレッションを満たす際に、供給材料は、コアプレート302およびキャビティプレート304の間にクランプされたメッシュ26を通って流れる。
Cスペーサ10の内周縁18を画成するのを助けるため、連続リッジ326がキャビティプレート302の内部表面322から垂下しており、そこで供給材料流入が阻止されるスペース328を画成する。同様に、相補的な関係のリッジ330がコアプレート304の内部表面324から垂下して、そこでも供給材料の流入が阻止されるスペース328を画成する。この結果、キャビティプレート302とコアプレート304が合わせて締められると、リッジ326および330がメッシュ26の対向する両側を挟み付けて、それにより注入供給材料の流れに対する隔壁を創生する。そうすることで、このような装置構成は、メッシュ26が接合されるCスペーサ外周部12の内周縁18の創生を容易にする。
図2に示すCスペーサ実施態様を射出成形するには、コアプレート302およびキャビティプレート304を、合わせて締め、それによりメッシュ26をその間に挟み付ける。住友SH220A(商標)射出成型機などの在来の射出成型機械を使用することができる。射出成形を始めるには、熱可塑性加硫物類などのCスペーサ外周部製造のため使用する材料を、天井ホッパから機械のバレルの中に滴下し、そこで回転スクリューを用いて成型する。スクリューは、材料自体がスクリューとノズルの間で前に出ている間、後ろ向きに駆動する。材料通過路に沿う温度は、材料がスクリューに入る場所の約380°Fから金型300すぐ上流の(直前の)400°Fまで変化する。
金型300の充填を始めるには、スクリュー回転を停止して、ノズル334、スプルー308および金型ゲートを通してスクリュー軸の方向に溶融プラスチックを前に押し出す。金型300が満たされると、注入圧力を保って、その部品をパックする。温度がバレル内部より比較的低いため、金型300の内部で材料の収縮が起こる。その結果、絶えず圧力を掛けて、収縮によって生じる残留容積を埋めなければならない。部品が適切にパックされて冷却されたとき、金型300を開ける。エジェクタピン336を働かせて、それにより部品を解放する。
図11、12、13および14は、メッシュ26に外周部12を重ねて成型してCスペーサ10を形成するのに用いることのできる第二の金型400を示す。まず、メッシュ26を、在来法を用いて成型し、次いで金型400のキャビティプレート402とコアプレート404との間に挿し挟む。詳説すると、キャビティプレート402の内部表面422から垂下する吊下げピン401の上にメッシュ26を吊り下げる。そのため、メッシュ26には、吊下げピン401を受ける貫通穴を設ける。一実施態様においては、金型400を用いる射出成型によりインプレッション418および420の中に外周部12が形成されると、メッシュ26が外周部12の中に目立つほど突き出さない寸法に、メッシュ26を打ち抜く。この点で、別の実施態様において、メッシュ26は、第二シール部34の形成を生じるインプレッション418および420の形状をまたいでは延びない。コアプレート404の内部表面424には、凹部405が設けられていて、金型400を締め合わせたとき、吊下げピンを受け入れて収容する。
図11、12、13および14を参照して、一実施態様においては、金型400は、スプループレート406,キャビティプレート402、およびコアプレート404を含む三つ割りプレート金型である。スプループレート406のスプルー408を通して供給材料を注入するため、射出成形機械416が備えられている。スプルー408は、キャビティプレート402の外部表面として形成されたランナーシステム410(図14を参照)と連通する貫通穴を含む。ランナーは、キャビティプレート402を通して開けられた複数のゲート414(図12を参照)を通してキャビティ402の内部と連通する。
金型400の個々のプレート402、404および406を合わせて締め付けたとき、射出成型機416によりスプルー408を通して注入された供給材料は、ランナーシステム410を通って流れ、ゲート414を経由してインプレッション418および420に向けられる。キャビティプレート402の内部に入ると、注入された供給物質は、キャビティプレート402およびコアプレート404それぞれの内部表面422および424に形成されたインプレッション418および420を満たす。これらのインプレッションは、Cスペーサ外周部12の形状と相補的な関係にある。インプレッションを満たす際に、供給材料は、コアプレート402およびキャビティプレート404の間にクランプされたメッシュ26を通って流れる。
Cスペーサ10の内周縁18を画成するのを助けるため、連続リッジ426がキャビティプレート402の内部表面422から垂下しており、メッシュ26の横に突き当たって内部スペース428を画成し、供給材料がその中に入らないように阻止される。同様に、連続リッジ426に続いている相補的な関係のリッジ430がコアプレート404の内部表面424から垂下して、メッシュ26の反対側に突き当たり、内部スペース428を画成し、そこでも供給材料がその中に流入しないように阻止される。この結果、キャビティプレート302とコアプレート304が締め合わされると、対向する連続リッジ426および430がメッシュ26の対向する側を挟み付けて、それにより注入供給材料の流れに対する隔壁を創生する。そうすることで、このような装置構造は、メッシュ26が接合されるCスペーサ外周部12の内周縁18の創生を容易にする。
金型400を用いることにより、上述の金型300を用いるときとほとんど同じ要領で、図2に示すCスペーサの実施態様の射出成型を達成することができる。
ここに記述したこの発明の実施例において、請求項により定義するこの発明の範囲および限界から逸脱することなく、変更を行うことができることは、もちろん理解されるであろう。
この発明の電気駆動式浄水ユニットの分解斜視図である。 この発明のCスペーサの片面の平面図である。 線A−Aに沿って取った図2aのCスペーサの断面立面図である。 この発明のイオン交換膜の斜視図である。 この発明のDスペーサの片面の平面図である。 図4aに示したDスペーサの立面図である。 この発明のDスペーサの片面の平面図であり、部的に断面として、その中に形成される流路を図解している。 この発明の陽極端部枠の片面の平面図である。 開いた状態の型を図解しており、射出成形のためにそのキャビティプレートとコアプレートの間にメッシュを挟んで示す。 図7に示す型のキャビティプレートの外側の平面図である。 図7に示す型のキャビティプレートの内側の平面図である。 図7に示す型のコアプレートの内側の平面図である。 第二の開いた状態の型を図解しており、この発明のスペーサを射出成形するためにそのキャビティプレートとコアプレートの間にメッシュを挟んで示す。 図11に示す型のキャビティプレートの内側の平面図である。 図11に示す型のコアプレートの内側の平面図である。 図11に示す型のキャビティプレートの外側の平面図である。 Cスペーサのボスの実施態様の図解である。 Cスペーサのボスの別の実施態様の図解である。 Cスペーサの第二シール部の実施態様の図解である。

Claims (8)

  1. 複数のボスを有するスペーサと、
    前記ボスを受け入れるため対応する複数の受け穴を有するイオン交換膜と
    を備えてなる電気駆動式膜プロセス装置であって、
    前記スペーサが、開口部を画成する内周縁のある表面を有する外周部と、前記イオン交換膜を固定するため前記内周縁に形成された凹部とをさらに有してなり、前記ボスが前記凹部からそれに実質上垂直に突き出しており、前記ボスの少なくとも1つが放射状に突き出したアンダカットを含むことを特徴とする装置
  2. 請求項に記載の電気駆動式膜プロセス装置において、前記外周部が、熱可塑性加硫物類、熱可塑性エラストマオレフィン類およびフルオロポリマ類からなる群から選ばれた材料で構成されていることを特徴とする装置。
  3. 請求項に記載の電気駆動式膜プロセス装置において、前記外周部が熱可塑性加硫物類で構成されていることを特徴とする装置。
  4. 請求項に記載の電気駆動式膜プロセス装置において、前記スペーサが濃縮チャンバスペーサ(Cスペーサであることを特徴とする装置。
  5. 請求項に記載の電気駆動式膜プロセス装置において、前記スペーサが希釈チャンバスペーサDスペーサであることを特徴とする装置
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の電気駆動式膜プロセス装置において、前記ボスの少なくとも1つが放射状に突き出したアンダカットを含んでいて、該ボスの側壁面が頂部平面からアンダカットに向かって外向きにテーパが付いているか又は広がっていることを特徴とする装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の電気駆動式膜プロセス装置において、前記受け穴が前記ボスにきつく嵌り合う大きさに作られていることを特徴とする装置
  8. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の電気駆動式膜プロセス装置において、前記受け穴が前記ボスの直径の75%以下の大きさに作られることを特徴とする装置。
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