JP5321811B2 - 給紙装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、給紙装置及び画像形成装置に関する。
近年、電子写真複写機、レーザビームプリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置では、環境への配慮、省資源を目的として、片面に画像を記録済みの転写紙を再度給紙トレイに積載し裏側へも画像を作成する両面印刷ができるものが増えている。この転写紙への両面印刷の増加により、オペレーターによる転写紙積載の不備や、転写紙そのもののカール等による画像形成装置の給紙部で不送りや、給紙部での紙詰りが格段に増加している。このように、画像形成装置の給紙部での紙詰りが生じた場合、ジャム処理スペースが狭いことから、ジャム処理に手間取るのが一般的であり、給紙トレイを装置本体から取り外し、装置本体のカバー部材の一部に設けた開口から転写紙を取り出せるようにして、ジャム処理を容易化するという潜在要望がある。
これに対処するため、給紙トレイを取り外せるようにすると、ジャム処理は容易化されるが、オペレーターが転写紙を取り出す際、手指が装置本体内部の給紙コロに接触する可能性がある。特に給紙コロは対をなして回転して、ニップを形成して転写紙を機械下流へ搬送するものであるので、誤って手指を挟んだ状態で給紙コロが回転すると引き込まれ危険である。このため、上記危険を回避する対策を施すことなく給紙トレイを装置本体から取り外せるようにすることはできない。
この対策として、給紙トレイのセット状態をセンサやプッシュスイッチ等で検知し、用紙トレイが引き抜かれた給紙口の給紙コロを動かさないようにすることが考えられるが、これは、機械の制御が正常に働かない状態では、給紙コロ駆動用の電流の遮断が確実にできるとは限らず確実な対策とはいえない。
特許文献1には、紙詰まり時にオペレーターの安全上の問題を生じさせることなく給紙トレイを装置本体より取り外し、容易にジャム処理できるようにするため、給紙トレイが装置本体より取り外し可能に形成され、同給紙トレイが装置本体より取り外されたときに画像形成装置の動作を停止し、給紙トレイが装着されたときに動作可能とするインターロックスイッチを設けた画像形成装置が記載されている。
しかしながら、上述した特許文献1に記載のものは、用紙を補給するために給紙トレイを装置本体から引き出す動作では作動せず、ジャム処理するために装置本体から取り外すと電気的に断絶されるインターロック機構を配置し、これによって電気的断絶を行うものであり、取り付けられるインターロック機構は高価であり、装置の価格が上昇するという問題がある。
そこで本発明では、安価な手段で、オペレーターが給紙コロ対に指を挟まれる事態を防止することを目的とする。
請求項1の発明は、用紙を収納すると共に装置本体に取り付け取り外し可能な用紙収容部と、前記用紙収容部に収容された用紙を装置本体内に給送する給紙ローラと、前記用紙収容部と前記給紙ローラとの間に配置され前記用紙収納部からの用紙が前記給紙ローラに移送可能な第1位置と、前記給紙ローラの用紙収納部側に配置され前記用紙収納部側からのアクセスを遮蔽する第2位置と、に位置変更可能な保護部材と、前記用紙収容部を装置本体に取り付けたとき前記保護部材を前記第2位置から第1位置に移動させる一方、前記用紙収容部を装置本体から取り外したとき前記保護部材を前記第1位置から第2位置に移動させる駆動手段と、を備え、前記駆動手段は、前記用紙収納部に用紙収納部の移動方向に沿って形成された突起部を備え、前記保護部材は、前記突起部が上方から接触する接触部として水平方向に延設された底壁部を備え、前記用紙収納部を取り付けた状態で前記突起部が前記底壁部を下方へ押下して前記保護部材を前記第1位置に配置する一方、前記用紙収納部を取り外した状態で前記突起部が前記底壁部から外れて前記保護部材を前記第2位置に配置し、前記保護部材は、前記底壁部から立設された遮蔽壁部を備え、前記突起部は、前記底壁部に接触して前記遮蔽壁部を上下方向に移動させる斜面部を備える、ことを特徴とする給紙装置である。
請求項2の発明は、請求項1記載の給紙装置において、前記装置本体には、用紙収容部に収納された用紙を一枚ずつ前記給紙ローラに移送するピックアップローラを備え、前記保護部材は前記ピックアップローラと前記給紙ローラとの間に配置されることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項又は記載の給紙装置において、前記保護部材を前記第2位置に向け付勢する付勢手段を備えることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1乃至のいずれか記載の給紙装置を備えることを特徴とする画像形成装置である。
本発明に係る給紙装置及び画像形成装置によれば、給紙ローラと前記用紙収納部からの用紙が前記給紙ローラに移送可能な第1位置と、前記給紙ローラの用紙収納部側に配置され前記用紙収納部側からのアクセスを遮蔽する第2位置と、に位置変更可能な保護部材と、前記用紙収容部を装置本体に取り付けたとき、前記保護部材を前記第1位置から第2位置に移動させる駆動手段を備えるので、用紙収納部を装置本体から取り外したとき保護部材が給紙ローラの用紙収納部側を覆うことができ、オペレーターが給紙コロ対に指を挟まれる事態を、安価な手段で防止することすることができる。
実施例に係る画像形成装置を示す断面図である。 図1に示した画像形成装置における画像形成部の概略を示す断面図である。 図1に示す画像形成装置のフレームFを開放した状態の部分断面図である。 給紙装置における給紙トレイの収納状態を示す斜視図である。 実施例に係る給紙装置において給紙トレイが取り付けられた状態を示す模式図である。 実施例に係る給紙装置において給紙トレイが取り外された状態を示す模式図である。 実施例に係る給紙装置において給紙トレイが取り外された状態を示す斜視図である。
本発明では、給紙装置は、用紙を収納すると共に装置本体に取り付け取り外し可能な用紙収容部と、前記用紙収容部に収容された用紙を装置本体内に給送する給紙ローラと、用紙収容部に収納された用紙を一枚ずつ前記給紙ローラに移送するピックアップローラと、前記用紙収容部と前記ピックアップローラとの間に配置され、前記給紙ローラと前記用紙収納部からの用紙が前記給紙ローラに移送可能な第1位置と、前記給紙ローラの用紙収納部側に配置され前記用紙収納部側からのアクセスを遮蔽する第2位置と、に位置変更可能な保護部材と、前記用紙収容部を装置本体に取り付けたとき前記保護部材を前記第2位置から第1位置に移動させる一方、前記用紙収容部を装置本体から取り外したとき前記保護部材を前記第1位置から第2位置に移動させる駆動手段と、前記保護部材を前記第2位置に向け付勢する付勢手段とを備える。前記保護部材は、前記接触部として水平方向に延設された底壁部を備えると共にこの底壁部から立設された遮蔽壁部を備え、前記突起部は、前記底壁部に接触して前記遮蔽壁部を上下方向に移動させる斜面部を備える。駆動手段は、前記保護部材の底壁部と前記保護部材の底壁部と前記付勢手段とで構成される。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態の画像形成装置は、いわゆるタンデム方式を採用したフルカラープリンタの適用例である。まず、このフルカラープリンタ100の内部構成について図1、図2に基づいて説明する。図1は実施例に係る画像形成装置の概略を示す断面図、図2は図1に示した画像形成装置における画像形成部の概略を示す断面図である。フルカラープリンタ100の装置の内部には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の各色の画像を形成するための画像形成手段として4個の画像形成部1Y、1C、1M、1Bkが配置され、各画像形成部1Y、1C、1M、1Bkには、潜像担持体であるドラム状の感光体2Y,2M,2C,2Bkが設けられ、これらは図中左右方向に等間隔で離間させて並列に配設されている。そしてフルカラープリンタ100の動作時に、不図示の駆動源により、矢印方向に回転する。上記感光体2Y,2M,2C,2Bkの周囲には、現像装置など、電子写真方式の画像形成装置に必要な部材、装置が配備され、4箇所に画像形成部として構成されているが、作像する画像のトナー色に対応させるよう、便宜上各作像装置を示す番号の後ろに、その色を表すY(イエロー)、C(シアン)、M(マゼンタ)、Bk(ブラック)を添え字として附すことにする。特に一般的説明では、これらの添え字を省略する場合もある。また、4個の画像形成部1Y、1C、1M、1Bkは、いずれも同じ構成となっている。
図2に示すイエロー画像用の感光体2Yを備える画像形成部1Yに着目すると、感光体2Yの周囲には静電写真プロセスに従い帯電ローラ4aYを備えた帯電装置4Y、現像ローラ5aY、現像ブレード5bY、スクリュー5cY等を有する現像装置5Y、クリーニングブラシ3aY、クリーニングブレード3bY、回収スクリュー3bY等を備えるクリーニング装置3Y等の作像部材が順に配設されている。
この感光体2Yは例えば直径30〜120mm程度のアルミニウム円筒表面に光導電性物質である有機半導体層を設けた層構造よりなる。他の感光体2C,2M,2Bkについても、その周囲に配備される部材は同様である。即ち、作像に用いるトナーの色が異なるだけである。尚、感光体としてはベルト状のものを用いることも可能である。
図1に示すように、上記感光体2Y,2C,2M,2Bkの下方には色毎の画像データ対応のレーザ光を、帯電手段で一様に帯電済みの各感光体2の表面に走査し、静電潜像を形成するための露光装置8が設けられている。各帯電装置4と各現像装置5との間には、この露光装置8により照射するレーザ光が感光体に向けて入り込むように、細長いスペースが感光体2の回転軸の方向に確保されている。
この例の露光装置8は、レーザ光源、ポリゴンミラー等を用いたレーザスキャン方式の露光装置で、不図示の4個の半導体レーザから、形成すべき画像データに応じて変調したビーム光としてレーザ光8Y,8C,8M,8Bkを発する。露光装置8は金属或いは樹脂製の筐体により、光学部品、制御用部品を収納し、上面の出射口には、透光性の防塵部材を備えている。実施例は1個の筐体で構成されているが、複数の露光装置を、各画像形成部に個別に設けることもできる。上記レーザを採用する露光装置のほかに、公知のLEDアレイと結像手段とを組み合わせた露光装置も採用できる。
イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の各色トナーは、各色を扱う現像装置5Y、5C、5M、5Bkで消費されると、不図示のトナー検知手段により検知され、フルカラープリンタ100の上部に備える各色のトナーを収納しているトナーカートリッジ40Y,40C,40M,40Bkから、不図示の供給手段により、各現像装置5に供給される。各トナーカートリッジの外殻は、樹脂或いは紙からなる容器で、一部に排出口を備え、フルカラープリンタ100の装着部TSに容易に着脱でき、装着したとき、この排出口がフルカラープリンタ100本体に設けた個別のトナー補給手段と結合する。各色のトナーカートリッジ40が誤って装着されて別の色を扱う現像装置にトナーが補給されないよう、装着部TSとトナーカートリッジ40の形状が対をなすようにするなど、誤装着防止手段が設けてある。
現像装置5には、トナーとキャリヤの攪拌、搬送用のスクリュー5cが2本備えてある。現像装置5がフルカラープリンタ100に装着されているとき、上記トナー補給手段の一端が、図で左側のスクリュー5cの上部に接続されている。スクリュー5cによりトナーは、矢印方向に回転する現像ローラ5aに供給されるが、ブレード5bにより、現像ローラ5a表面のトナー層の厚みが所定の厚みになるよう規制される。現像ローラ5aは、ステンレスやアルミニウム製の円筒で、回転可能に且つ感光体との距離が正規に確保されるように現像装置のフレームに支持され、内部には所定の磁力線が構成されるようにマグネットが備えてある。レーザビームにより各感光体2の表面に形成された色毎の静電潜像は、所定の色のトナーを扱う現像装置5により現像され、顕像となる。
感光体2Y,2C,2M,2Bkの上部には、中間転写ユニット6が配備されている。複数の支持ローラ6b,6c,6d、6eにより支持・張架された像担持体としての中間転写ベルト6aが矢印方向に走行するよう、支持ローラ6bが回転する。この中間転写ベルト6aは無端状で、各感光体の現像工程後の一部が接触するように張架、配置されている。ベルト内周部には各感光体に対向させて一次転写ローラ7Y,7C,7M,7Kが設けられている。
中間転写ベルト6aの外周部には、ローラ6eに対向する位置にベルトクリーニング装置6hが設けられている。このベルトクリーニング装置6hは中間転写ベルト6aの表面に残留する不要なトナーや、紙粉などの異物を拭い去る。このクリーニング装置6hに対向するローラ6eは、中間転写ベルト6aにテンションを与える機構を備える。常に適切なベルトテンションを確保するため移動するが、対向するクリーニング装置も連動して移動が可能となっている。
尚、この中間転写ベルト6aは、例えば、基体の厚さが50〜600μmの樹脂フィルム或いはゴムを基体とするベルトであって、各感光体2が担持するトナー像を、一次転写ローラ7に印加するバイアスにより静電的にベルト表面に転写を可能とする抵抗値を有する。尚上記の中間転写ベルト6aに関連する部材は、中間転写ユニット6として構成してあり、フルカラープリンタ100に着脱が可能となっている。中間転写ベルトの一つの実施形態として、中間転写ベルト6aは、ポリアミドにカーボンを分散し、その体積抵抗値は、106〜1012Ωcm程度に抵抗が調整されたものである。ベルトの走行を安定させるためのベルト寄り止めリブを、ベルト片側或いは両側端部に設けてある。
一次転写ローラ7は芯金たる金属ローラの表面に、導電性ゴム材料を被覆したもので、芯金部に、不図示の電源からバイアスが印加される。導電性ゴム材料はウレタンゴムにカーボンが分散され、体積抵抗105Ωcm程度に抵抗が調整されている。尚、ゴム層を有さない金属ローラも採用が可能である。
上記中間転写ベルト6aの外周で、支持ローラ6bの近傍には、二次転写ローラ14aが設けてある。二次転写ローラ14aは芯金たる金属ローラの表面に、導電性ゴムを被覆したもので、芯金部に、電源14bからバイアスが印加される。上記ゴムにはカーボンが分散されており、体積抵抗は107Ωcm程度に抵抗が調整されたものである。中間転写ベルト6aと二次転写ローラ14aの間に記録媒体(以下用紙S)を通過させながら、バイアスを印加することで中間転写ベルト6aが担持するトナー画像が用紙Sに静電的に転写される。
露光装置8の下方にはフルカラープリンタ100本体に付属した給紙装置50が配置され、この給紙装置50には複数段、例えば2段の給紙トレイ9A,9Bが引き出し可能に配設されている。これらの給紙トレイ内に収納された用紙Sは、対応するピックアップローラ10A,10Bの回転により選択的に送り出され、給紙ローラ対11A、11Bと、搬送ローラ対12A、12Bにより給紙搬送経路P1に送られる。給紙搬送経路P1には、二次転写部へ用紙Sを送り出す給送タイミングをとるため、レジストローラ対13が設けてある。用紙Sは、レジストローラ対13から、中間転写ベルト6aと二次転写ローラ14aで構成される二次転写部に向けて搬送される。
図中右側に設けてある手差し給紙装置25は使用しないとき、回動させてフルカラープリンタ100本体一部のフレームFに収納が可能である。手差し給紙装置25に収納された最上位の用紙Sは、給紙ローラ26により給紙され、確実に一枚だけ搬送されるように分離手段27で分離され、搬送ローラ対22、24により搬送路P1を経て前記一対のレジストローラ対13に送られる。
二次転写部の上方には加熱手段を有する定着装置15が設けられている。この例では、ヒータを内蔵したローラ15a、15bから構成されているが、ベルトを採用したタイプ、また加熱の方式もIHを採用したものなど、適宜採用できる。切り換えガイドG1は回動可能で、図示の状態では、定着の終了した用紙を排紙路P3に案内し、一対の排紙ローラ16により、フルカラープリンタ100上部の排紙スタック部Tに排紙、スタックさせる。
このフルカラープリンタ100は、用紙の両面に自動的に画像を形成することができるよう、用紙の反転、再給紙のための搬送路やローラを備えている。具体的には、フレームFの内部にスイッチバック路P5と再給紙路P6を備え、給紙路P1へ片面に画像形成を終えた用紙を搬送させるよう、切り換えガイドG1、G2や反転可能のローラ18aや反転可能のローラ22等を備えている。反転可能の駆動ローラ22には、ローラ23と24が当接しており、このローラ22が時計方向に回転するとき、ローラ24と協働して手差し給紙装置25からの用紙搬送を行い、反時計方向に回転するとき、ローラ23と協働してレジストローラ対13の方向に用紙を再給紙させる。
切り換えガイドG1が図示の状態から時計方向に回動すると、定着の終了した用紙は、ローラ対17により搬送路P4に案内され、切り換えガイドG2を経てローラ18a、18bへと搬送され、一旦スイッチバック路P5に送られる。ローラ18aが半時計方向に回転し、且つ切り換えガイドG2が半時計方向に回動することで、用紙は再給紙路P6に送られる。ローラ対15c、20及び14c、21により搬送される用紙はさらにローラ対22、23に搬送され、レジストローラ対13に到達する。
図1に示した装置は、下部に別の給紙装置60を備えている。この例では2個の給紙カセット9C、9Dを備えているが、さらに個数を増やしたタイプのものも採用でき、用紙収納数を多くした給紙トレイを内蔵したタイプでもよい。定着装置の上方で、ローラ対17の搬送方向下流にある第3切り換えガイドG3が、図1の状態から反時計方向に回動し、定着後の用紙を案内し、排紙路P8に搬送させ、図示していない別の排紙装置に排出させることができる。この別の排出装置としては、例えば数段の排紙トレイを有するビントレイである。
このような構成のフルカラープリンタ100において、用紙Pの片面に画像を形成する片面印刷時の動作について説明する。まず、露光装置8の作動により半導体レーザから出射されたイエロー用の画像データ対応のレーザ光8Yが、帯電ローラ4aYにより一様帯電された感光体2Yの表面に照射されることにより静電潜像が形成される。
この静電潜像は現像ローラ5aYによる現像処理を受けてイエロートナーで現像され、可視像となり、感光体2Yと同期して移動する中間転写ベルト6a表面に一次転写ローラ7Yによる転写作用を受けて一次転写される。このような潜像形成、現像、一次転写動作は感光体2C,2M,2Bkでもタイミングをとって順次同様に行われる。この結果、中間転写ベルト6aの表面上には、イエローY、シアンC、マゼンタM、及びブラックBkの各色トナー画像が、順次重なり合った4色トナー画像として担持され中間転写ベルト6aとともに矢印の方向に移動される。一方感光体2の表面は、クリーニング装置3により、残存するトナーや異物がクリーニングされる。
中間転写ベルト6a上に形成された4色トナー画像は、中間転写ベルト6aと同期して搬送される用紙S上に、二次転写ローラ14aによる転写作用を受けて転写される。そして、中間転写ベルト6a側ではその表面が、ベルトクリーニング装置6hによりクリーニングされ、次の作像・転写工程に備える。画像が転写された用紙Pは、定着装置15による定着作用を受け、排紙ローラ16により排紙スタック部Tに、画像面が下向き(フェースダウン)で排紙される。
このような構成において、用紙Sの両面に画像を形成する両面記録時の動作について説明する。上記のとおりの動作により、まず用紙SPの片面に画像を中間転写ベルト6aから転写し、定着装置15を通過した用紙を、第1切り換えガイドG1によりローラ対17へ向けて案内する。ローラ対17の搬送路下流に設けてある第3切り換えガイドと搬送路P4を経て、図1の回動位置にある第2切り換えガイドG2の上方に進む用紙は、搬送路P5へ、ローラ18aと18bで搬送されるが、反転可能の駆動ローラ18aは、時計方向に回転する。ローラ対19も正逆転が可能なローラで、用紙を一旦スイッチバック搬送路P5に受け入れた後逆転させ、用紙を逆送させる。そのときは、第2の切り換えガイドG2は、図の姿勢から反時計方向に回動し、いままで用紙後端であったほうを先端としてローラ対15c、20と14c、21により搬送路P4に向け搬送させる。あとは上記のようにレジストローラ対13に到達させる。レジストローラ対13でタイミングをとって、片面に画像を有している用紙Sを再度、二次転写ローラ14aのある二次転写部に向けて搬送させることにより、中間転写ベルト6a上のトナー画像が用紙Sの他面側に転写される。
上記用紙の第2面に形成すべき画像は、この用紙Sが所定のところまで搬送されたとき、開始される作像工程により順次形成される。この場合の作像工程もまた前述の片面印刷時のフルカラートナー画像形成と同様であり、このフルカラートナー画像を中間転写ベルト6a上に担持させる。ただし、用紙は搬送路で前後が反転されているため、最初に作像されたときに対し、用紙搬送方向で逆から作像されるよう、露光装置から出射される画像データの作成が制御、実行される。
このようにして両面にフルカラートナー像が転写された用紙Sは再度、定着装置15による定着処理を経て排紙ローラ16により排紙スタック部T上に排紙される。両面作像の効率を上げるため、搬送路には同時に数枚の用紙を搬送させることができる。用紙の表、裏に形成すべき画像の形成タイミングは制御手段(不図示)により実行される。
ちなみに、本実施の形態においては、感光体2上に形成されるトナー像の極性はマイナスであり、一次転写ローラ7にプラスの電荷を与えることで感光体2上のトナー像は中間転写ベルト6a表面に転写される。また、二次転写ローラ14aにプラスの電荷を与えることで中間転写ベルト6a表面のトナー像が、用紙Sに転写される。
尚、これらの片面印刷、両面印刷動作に関して、フルカラー印刷を実行させる例で説明したが、ブラックによるモノクロ印刷時にあっては、使用されない感光体が存在する。使用されない感光体2Y、2C、2M或いは現像装置5Y,5C,5Mを稼動させないだけでなく、これらの使用されない感光体と中間転写ベルト6aとを非接触に保つための機構を備えている。本実施形態では、ローラ6dと一次転写ローラ7Y、7C及び7Mを支持する内部フレーム6fを、軸6gを中心に回動可能に支持し、感光体から遠ざかる方向(図1で時計方向)に回動させることにより、感光体2Kだけが中間転写ベルト6aと接触して、作像工程を実行することにより、ブラックトナーによるモノクロ画像を作成する。寿命向上の点で有利である。
メンテナンスや部品交換等の必要性が生じた場合には、不図示の外装カバー等を開放し、メンテナンスを行うが、図2に示した画像形成部1を構成する部材をユニット化し、プロセスカートリッジとして交換すると都合がよい。図2に示す画像形成部1をプロセスカートリッジとして構成したとき、フルカラープリンタ100への装着用のガイド部や把手を設けて着脱を容易なものとする。その他プロセスカートリッジの特性や稼動の状況を記憶する記憶装置(例えばICタグ)などを備えておくと、保守の指針となり好都合である。
さらに、中間転写ベルト6に関してメンテナンスや交換等をする場合、ベルトと感光体を離間させ、中間転写ユニットを引き出すようにもできる。
図3は図1に示す画像形成装置の部分断面図である。これは、フルカラープリンタ100が図1の状態からフレームFを開放した状態を示している。下方の回動軸Faを回動中心として、上方を開放可能な構造にしてある。開放に先立ち、図示していないロックレバーの操作により、開放させることにより、ほとんどの搬送路が開放できるため、ジャムした用紙の処置が容易にできる。搬送路P2とP5を両側に形成した二次転写ユニット14は、ローラ23の中心を回動中心としており、フレームFを図3のように開放したとき、二次転写ローラ14aが中間転写ベルト6aから離れ、且つローラ14cがローラ21と離れるように、二次転写ユニット14に回動習性を与えてある。この二次転写ユニット14は、内部に電源14bを備え、ケース外部は用紙の搬送機能を有したユニットである。定着装置15も搬送用ローラ15cと搬送用のガイド面を有しており、一部が搬送路P6を構成している。この定着装置15は、図3の状態で、図の右方に引き出し可能に支持されている。従って定着装置内部で発生した用紙ジャムの処理も容易にできる。
図4は給紙装置における給紙トレイの収納状態を示す斜視図である。上述したフルカラープリンタ100において給紙トレイ9A乃至9Dは基本的に同一の構成を備えているので、添え字A乃至Dを除去した符号で説明する。給紙トレイ9は、給紙装置50の筐体32に固定された2本のガイドレール28,28上を摺動する構成になっている。また、給紙トレイ9を斜めに持ち上げることで、ガイドレール28,28のストッパーが外れ、装置本体から取り外し可能になっており、ジャム紙処理時に、給紙トレイ9を取り外して除去することが可能になっている。
図5は実施例に係る給紙装置において給紙トレイが取り付けられた状態を示す模式図、図6は実施例に係る給紙装置において給紙トレイが取り外された状態と示す模式図、図7は実施例に係る給紙装置において給紙トレイが取り外された状態を示す斜視図である。
本例に係る給紙装置には給紙トレイ9の取り付け取り外し動作に連動してピックアップローラ10と給紙ローラ対11との間に出没する保護部材29が配置されている。保護部材29は底壁部29aとこの底壁部29aの端部から立ち上がる遮蔽壁部29bとから構成され、筐体32に第1位置Aと第2位置Bとの間を上下動可能に且つ圧縮スプリングとして使用されるコイルスプリング30で上方(第2位置B)に向け付勢されて配置されている。ここで、前記第1位置は、ピックアップローラ10からの用紙が給紙ローラ対11に進入できる位置(図5、図7参照)であり、前記第2位置Bは、遮蔽壁部29bが給紙ローラ対11のニップを覆い給紙トレイ9設置側から手指などが挿入されるのを遮断する位置(図6、図7参照)である。尚、図7では、コイルスプリング30、筐体32の記載は省略している。
また、給紙トレイ9には側面9aに、給紙トレイ9のガイドレール28,28に沿う抜き差し方向に突起部31が取り付けられている。保護部材29の奥側には、奥側にいくに従って上昇する傾斜を備えた斜面部31aが形成され、この斜面部31aは底面部31bに連続している。
給紙トレイ9がガイドレール28,28に沿って挿入されると、突起部31も奥側に移動し(図7中矢印C)、突起部31の斜面部31aが保護部材29の底壁部29aに接触して押下し、保護部材29はコイルスプリング30に抗して第1位置Aまで移動する(同矢印D)。この状態で、さらに挿入を続け給紙トレイ9が装置本体に完全に挿入された状態では、図5に示すように、給紙トレイ9に設けられた突起部31の底面部31bが保護部材29の底壁部29aの上面に接触して、保護部材29はコイルスプリング30の不勢力に抗して第1位置Aに保持される。本例では駆動手段は、前記突起部31と前記保護部材29の底壁部29aと前記コイルスプリング30とで構成されている。
一方、給紙トレイ9を装置本体から引き抜かれると、図6に示すように、突起部31は保護部材29から引き抜かれ、保護部材29はコイルスプリング30の付勢力によって、底壁部29aが突起部31の斜面部31aに沿って上昇し、前記第2位置Bへと移動する。
従って本例では、給紙トレイ9を挿入した状態では、保護部材29は突起部31の斜面部31aで押し下げられ第1位置Aに位置し、給紙トレイ9からの用紙はピックアップローラ10から給紙ローラ対11に送出される。
一方、用紙のジャムを解消するため、給紙トレイ9を装置本体から引き抜いた状態では、保護部材29は第2位置Bに配置されることとなり、給紙ローラ対11のニップに外部から接触することができなくなり、給紙ローラ対11に指等が接触する事態を防止することができる。
通常、装置本体に設けられたセット検知(図示していない)によって給紙トレイ9のセット状態を認識できていて、例えば、一の給紙トレイ9Aが引き抜かれた状態では、給紙トレイ9A以外の給紙口からは給紙できるが、給紙トレイ9Aからは給紙できない。しかし、不測の事態で装置本体が制御不能に陥って給紙ローラ対11A用の給紙モータが回転したとしても、保護部材が第二位置に位置しており、給紙ローラ対11Aのニップは保護されていて接触できないので、オペレーターの給紙ローラ対11Aへの接触を防止できる。
また、本例によれば、給紙トレイを引き抜くことで、防護部材が給紙ローラ対への接触を防ぐので、装置が制御不能に陥り給紙モータが回転したとしても給紙ローラ対には触れることができず、オペレーターの給紙ローラ対への接触を防止できる。
尚、上記例では保護部材29を移動させる駆動手段として、給紙トレイ9に配置した突起部31を保護部材29の底壁部29aに直接移動させると共にコイルスプリング30を使用する機構を示したが、これは他の機構によって実現してもよい。
1 画像形成部
1Y、1C、1M、1Bk 画像形成部
2 感光体
2Y,2M,2C,2Bk 感光体
3 クリーニング装置
3Y クリーニング装置
3aY クリーニングブラシ
4 帯電装置
4Y 帯電装置
4aY 帯電ローラ
5 現像装置
5Y、5C、5M、5Bk 現像装置
5a 現像ローラ
5aY 現像ローラ
5b ブレード
5bY 現像ブレード
5c スクリュー
5cY スクリュー
6 中間転写ユニット
6a 中間転写ベルト
6b,6c,6d、6e 支持ローラ
6f 内部フレーム
6g 軸
6h ベルトクリーニング装置
7 一次転写ローラ
7Y,7C,7M,7K 一次転写ローラ
8 露光装置
8Y,8C,8M,8Bk レーザ光
9a 側面
9 給紙トレイ
9A乃至9D 給紙トレイ
9C、9D 給紙カセット
10 ピックアップローラ
10A,10B ピックアップローラ
11 給紙ローラ対
11A、11B 給紙ローラ対
12A、12B 搬送ローラ対
13 レジストローラ対
14 二次転写ユニット
14a 二次転写ローラ
14b 電源
14c ローラ
15 定着装置
15a、15b ローラ
15c 搬送用ローラ
16 排紙ローラ
17 ローラ対
18a,18b 駆動ローラ
25 給紙装置
26 給紙ローラ
27 分離手段
28 ガイドレール
29 保護部材
29a 底壁部
29b 遮蔽壁部
30 コイルスプリング
31 突起部
31a 斜面部
32 筐体
40 トナーカートリッジ
40Y,40C,40M,40Bk トナーカートリッジ
50 給紙装置
60 給紙装置
100 フルカラープリンタ
特開2001−88952号広報

Claims (4)

  1. 用紙を収納すると共に装置本体に取り付け取り外し可能な用紙収容部と、 前記用紙収容部に収容された用紙を装置本体内に給送する給紙ローラと、 前記用紙収容部と前記給紙ローラとの間に配置され前記用紙収納部からの用紙が前記給紙ローラに移送可能な第1位置と、前記給紙ローラの用紙収納部側に配置され前記用紙収納部側からのアクセスを遮蔽する第2位置と、に位置変更可能な保護部材と、
    前記用紙収容部を装置本体に取り付けたとき前記保護部材を前記第2位置から第1位置に移動させる一方、前記用紙収容部を装置本体から取り外したとき前記保護部材を前記第1位置から第2位置に移動させる駆動手段と、
    を備え、
    前記駆動手段は、前記用紙収納部に用紙収納部の移動方向に沿って形成された突起部を備え、
    前記保護部材は、前記突起部が上方から接触する接触部として水平方向に延設された底壁部を備え、
    前記用紙収納部を取り付けた状態で前記突起部が前記底壁部を下方へ押下して前記保護部材を前記第1位置に配置する一方、前記用紙収納部を取り外した状態で前記突起部が前記底壁部から外れて前記保護部材を前記第2位置に配置し、
    前記保護部材は、前記底壁部から立設された遮蔽壁部を備え、
    前記突起部は、前記底壁部に接触して前記遮蔽壁部を上下方向に移動させる斜面部を備える、
    ことを特徴とする給紙装置。
  2. 前記装置本体には、用紙収容部に収納された用紙を一枚ずつ前記給紙ローラに移送するピックアップローラを備え、前記保護部材は前記ピックアップローラと前記給紙ローラとの間に配置されることを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
  3. 記保護部材を前記第2位置に向け付勢する付勢手段を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の給紙装置。
  4. 請求項1乃至のいずれかに記載の給紙装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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