JP2009091142A - ローラ加圧機構、シート状部材の搬送機構及び画像形成装置 - Google Patents

ローラ加圧機構、シート状部材の搬送機構及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 搬送ローラ対の加圧力を大きく設定することなく搬送負荷の大きなシート状部材の搬送を可能とするローラ加圧機構、シート状部材の搬送機構及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】 搬送ローラ対12Aは、駆動ローラ12aと従動ローラ12bとが、固定案内板PGとガイド板33とによって形成された給紙搬送路P1を挟んで対向配置されて構成されている。従動ローラ12bは、スプリング35によって駆動ローラ12aに押圧付勢されてガイド板33に支持されている。ガイド板33は、従動ローラ12bを支持する位置より記録紙Sの搬送移動方向下流側の裏面で、支持軸36によって揺動可能に支持されている。これにより、搬送される記録紙Sの先端がガイド板33の下流側を押圧して揺動操作し、従動ローラ12bの駆動ローラ12aへの圧接力を増大させるように構成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、シート状部材の搬送機構等に用いられるローラ加圧機構に関する。また、複写機、プリンタおよびファクシミリ等の画像形成装置に用いられるシート状部材の搬送機構及びそれを用いた画像形成装置に関するものである。
近時、複写機,プリンタおよびファクシミリ等の画像形成装置では、異なるサイズの記録紙を収容する複数の記録紙収容容器を備え、それらの中から所望のサイズの記録紙を選択して画像形成することができるようになっている。
そのような画像形成装置では、記録紙収容容器から画像形成部位まで、搬送機構を備えた給紙搬送路が形成されており、記録紙は搬送機構によって給紙搬送路を搬送されるようになっている。
このような搬送機構としては、モータ等の回転駆動手段によって回転駆動される駆動ローラに、従動可能な従動ローラを所定の力で圧接し、これら両ローラ(駆動ローラおよび従動ローラ)によって形成された搬送ローラ対の間に記録紙を挟んで搬送する構成が一般的である。
ここで、前述のごとく複数の記録紙収容容器を備え、その中から記録紙を選択的に搬送する構成では、給紙搬送路及び搬送機構が複雑で長くなる。その結果、給紙搬送路内で記録紙が紙詰まり(いわゆるジャム)を生ずると、その解消が面倒となる。
そこで、給紙搬送路を開放可能とし、その開放に伴って駆動ローラから従動ローラが離間する構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示の構成は、画像形成装置に付設されて画像形成部に用紙を送り込む給紙装置であって、前記画像形成部に送り込まれるべき用紙を搬送するための用紙搬送路と、この用紙搬送路の一面に沿う状態に設けられた固定ガイド板と、前記用紙搬送路の他面に沿う状態かつ前記固定ガイド板から離間すべく回動可能に設けられた可動ガイド板と、前記固定ガイド板側に設けられた駆動ロ−ラと、前記可動ガイド板側かつ可動ガイド板と一体に回動変位し得る状態に設けられ前記駆動ロ−ラに対して接離可能な従動ロ−ラと、この従動ロ−ラが設けられた前記可動ガイド板を前記固定ガイド板から離間させる方向に回動変位するように付勢する付勢部材と、前記可動ガイド板に対向して回動可能に設けられた扉体と、この扉体の裏面側かつ前記扉体の開閉動作に伴って回動変位する状態に設けられ前記扉体の閉動作により前記可動ガイド板を前記付勢部材の付勢力に抗して前記用紙搬送路に沿う位置に保持させ従動ロ−ラを駆動ロ−ラに転接させる加圧部材と、を具備してなり、これによって、可動ガイド板の開閉動作および従動ロ−ラの駆動ロ−ラに対する接離動作が扉体の開閉動作に連動して行えるというものである。
特開平5−213476号公報
ところで、上記のごとき搬送ローラ対を用いた搬送機構において、物性の異なる複数種類のシート状部材を搬送する必要がある場合には、それら搬送対象のシート状部材の内で最も搬送負荷の大きなもの(例えば最も厚いもの)に対応した構成としなければならない。
大きな搬送負荷に対応可能とするためには、搬送ローラ対の加圧力(駆動ローラへの従動ローラの圧接力)を大きくすることで大きな搬送力を得ることが通常一般的に行われる。このような構成では、搬送負荷の小さなシート状部材の搬送に対しては、搬送ローラ対の加圧力が必要以上に大きい状態となる。
また、大きな搬送負荷に対応する他の構成として、搬送路の曲率を大きくして極力直線的に構成し、搬送負荷を低減することも行われる。
しかしながら、搬送ローラ対の加圧力を大きく設定すると、紙詰まり解消時等に従動ローラを退避させて搬送路を開放するように構成した場合、搬送路を閉ざす際に大きな操作力が必要となる。また、画像形成装置の画像形成部より下流側に位置する記録紙搬送機構では、大きな加圧力によって画像形成後の記録紙にローラ痕が付いたり、電子写真方式の画像形成装置の場合では画像剥がれやローラにトナーが固着する等の不具合を生ずるおそれがある。
さらに、搬送路の曲率を大きくして搬送負荷の低減を図る構成では、搬送路が直線的となることから装置全体の大型化を招来するおそれがある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、搬送ローラ対の加圧力を大きく設定することなく搬送負荷の大きなシート状部材の搬送を可能とするローラ加圧機構、シート状部材の搬送機構及び画像形成装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、以下の特徴を有している。
本発明のローラ加圧機構は、回転駆動される駆動ローラと従動ローラとの間にシート状部材を挟んで搬送する搬送ローラ対において、前記駆動ローラに従動ローラを圧接させる加圧機構であって、前記駆動ローラと従動ローラとに挟まれて搬送されるシート状部材が当接し当該当接力で前記従動ローラを前記駆動ローラに押圧付勢する操作部材を備えることを特徴とする。
ここで、上記操作部材は、上記シート状部材の移動方向を案内する案内部材を構成していることを特徴とすることができる。
本発明のシート状部材の搬送機構は、回転駆動される駆動ローラと、前記駆動ローラに加圧手段によって所定の押圧力で圧接される従動ローラと、前記駆動ローラと従動ローラとに挟まれて搬送されるシート状部材を案内する案内部材と、を備え、前記シート状部材の前記案内部材への当接力で、前記従動ローラを前記駆動ローラに押圧付勢するように構成されていることを特徴とする。
ここで、上記案内部材は、上記加圧手段を介して上記従動ローラを支持すると共に当該従動ローラより上記シート状部材の搬送方向下流側で揺動可能に設けられており、前記シート状部材の当接によって前記従動ローラを前記駆動ローラに押圧する方向に揺動操作されるように構成されていることを特徴とすることができる。
また、上記案内部材は、上記シート状部材の屈曲した移動経路を形成していることを特徴とすることができる。
更に、上記案内部材によって案内される上記シート状部材の移動経路は、上記従動ローラが外側となる方向に屈曲していることを特徴とすることができる。
本発明の画像形成装置は、シート状部材に画像を形成する画像形成部と、前記シート状部材を搬送する搬送路と、を備え、前記搬送路は、上記のいずれかに記載のシート状部材の搬送機構を備えることを特徴とする。
ここで、上記搬送路は、上記駆動ローラと上記従動ローラとを離間させて開放可能に構成されていることを特徴とすることができる。
また、上記画像形成装置は、上記シート状部材の表裏両面に画像形成するように構成されていることを特徴とすることができる。
本発明によれば、搬送ローラ対に挟まれて搬送されるシート状部材によって搬送ローラ対の加圧力が大きくなるため、搬送ローラ対の加圧力を予め大きく設定することなく搬送負荷の大きなシート状部材の搬送が可能となる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を、図面に基づいて説明する。ただし、これらは一実施形態にすぎず、本発明の特許請求の範囲を限定するものではない。
図1は、本発明の一構成例を適用した画像形成装置100の概略を示す中央断面図である。図2は、その画像形成部の概略を示す中央断面図である。図3は、図1の状態から可動フレームFを揺動開放した状態を示す断面図である。
図示画像形成装置100は、シート状部材としての記録紙の表裏両面にフルカラーで画像形成が可能なフルカラープリンタである。
画像形成装置100の内部には、4個の画像形成部1Y,1C,1M,1Bkが図中左右方向に所定の間隔で並列に配設されている。なお、以下の説明では、作像する画像のトナー色に対応させるよう、便宜上各作像装置を示す番号の後ろに、その色を表わすY(イエロー)、C(シアン)、M(マゼンタ)、Bk(ブラック)を添え字として附すことにする。特に一般的説明では、これらの添え字を省略する場合もある。
画像形成部1Y,1C,1M,1Bkの上側には、中間転写ユニット6が配設されている。その中間転写ユニット6の上側には、トナーカートリッジ装着部TSが設けられており、ここに各色のトナーを収納しているトナーカートリッジ40Y,40C,40M,40Bkが装着されている。
画像形成部1Y,1C,1M,1Bkの下側には、露光装置8が設けられている。
露光装置8の下側には、それぞれ記録紙を収容する2段の給紙カセット9A,9Bが引出し可能に配設されている。図1では、その下側に更に別の給紙装置50を備えている。
給紙カセット9A,9B及び給紙装置50の図1中右側に、記録紙搬送路P1が略鉛直に形成されている。
記録紙搬送路P1の図1中右上には、両面画像形成の際に用いられるスイッチバック搬送路P5及び再搬送路P6等を備える両面画像形成機構70が構成されている。
また、記録紙搬送路P1の上側には、定着装置15が配置されている。この定着装置15は上面側に突出しており、その図中左側の装置上面には、排紙スタック部Tが形成されている。
そして、画像形成装置100は、給紙カセット9A,9B又は給紙装置50に収容された記録紙Sを、記録紙搬送路P1を介して搬送し、その記録紙Sに、画像形成部1Y,1C,1M,1Bkによって形成された画像(トナー像)を、中間転写ユニット6を介して転写し、定着装置15で記録紙Sにトナー像を定着させて排紙スタック部Tに排出する。なお、給紙搬送路P1の形成部位の外面側に、手差し給紙装置25が開閉可能に設けられており、この手差し給紙装置25から供給した記録紙Sに画像形成をすることもできるようになっている。
以下、各部の構成を詳細に説明する。
画像形成部1(1Y,1C,1M,1Bk)は、それぞれ潜像担持体であるドラム状の感光体2(感光体2Y,2C,2M,2Bk)を備えている。これら感光体2は、画像形成装置100の動作時には、図示しない駆動源によって駆動されて図中矢印で示す方向に回転する。
図2は、イエロー画像用の感光体2Yを備える画像形成部1Yの拡大断面図であるが、画像形成部1Y,1C,1M,1Bkの構成は、現像に用いるトナーの色が異なるだけで機構的には同一であり、以下、この図2に示す画像形成部1Yに基づいて画像形成部1の構成を説明する。なお、トナー色を示す添え字(Y)は省略する。
感光体2は、例えば直径30〜120mm 程度のアルミニウム円筒表面に光導電性物質である有機半導体層が形成されて構成されている。なお、感光体としては、このような構成に限らず、ベルト状のものを用いることも可能である。
感光体2の周囲には、電子写真方式の画像形成に必要な部材、装置が配備されている。即ち、静電写真プロセスに従って帯電ローラ4aを備えた帯電装置4、現像装置5、クリーニングブラシ3a,クリーニングブレード3b及び回収スクリュー3b等を備えるクリーニング装置3が、感光体2の回転方向に沿って順に配設されている。
帯電装置4と現像装置5との間には、後述する露光装置8から照射されるレーザ光が感光体2に向けて入り込むように、細長いスペースが感光体2の回転軸の方向に確保されている。
現像装置5は、現像ローラ5aと、現像ブレード5b及びトナーとキャリヤの攪拌,搬送用の2本のスクリュー5cとを備えている。
この現像装置5が画像形成装置100に装着されている状態では、後述するトナーカートリッジ40とつながるトナー供給手段の一端が、図中左側のスクリュー5cの上部に接続されている。
現像ローラ5aは、ステンレスやアルミニュウム製の円筒で、回転可能にかつ感光体との距離が正規に確保されるように現像装置5のフレームに支持され、内部には所定の磁力線を構成するようにマグネットが備えられている。
現像装置5では、トナーは、スクリュー5cによって矢印方向に回転する現像ローラ5aに供給されるが、ブレード5bにより、現像ローラ5a表面のトナー層の厚みが所定の厚みになるよう規制される。
そして、現像装置5は、レーザビームにより感光体2の表面に形成された静電潜像をトナーによって現像し、顕像とする。
現像装置5の内部のトナーが消費されると、不図示のトナー検知手段によりトナー不足が検知され、画像形成装置100の上部に備えられたトナーカートリッジ40から、トナーが図示しない供給手段を介して供給されるようになっている。
トナーカートリッジ40は、外殻が樹脂あるいは紙からなる容器で、一部に排出口を備え、画像形成装置100のトナーカートリッジ装着部TSに容易に着脱でき、装着したとき、この排出口が画像形成装置100の本体に設けた個別のトナー補給手段と結合する。ここで、トナーカートリッジ装着部TSに誤った色のトナーカートリッジ40が装着されて現像装置5に異なる色のトナーが補給されてしまうことがないよう、装着部TSとトナーカートリッジ40の形状が対をなすようにするなど、誤装着防止手段が設けてある。
画像形成部1Y,1C,1M,1Bkの下側に配置された露光装置8は、画像形成部1Y,1C,1M,1Bkの各感光体2Y,2C,2M,2Bkに各色毎の画像データと対応するレーザ光で、一様に帯電された各感光体2Y,2C,2M,2Bkの表面を走査し、それぞれに静電潜像を形成する。
図1に示す露光装置8は、レーザ光源、ポリゴンミラー等を用いたレーザスキャン方式の露光装置で、図示しない4個の半導体レーザから、形成すべき画像データに応じて変調したビーム光8Y,8C,8M,8Bkを発する。露光装置8は、金属あるいは樹脂製の筐体に光学部品及び制御用部品を収容しており、上面のレーザ出射口には透光性の防塵部材を備えている。なお、この例は1個の筐体で構成されているが、複数の露光装置を各画像形成部1Y、1C、1M、1Bkに個別に設けることもできる。また、露光装置8は、レーザを用いるものの他に、公知のLEDアレイと結像手段とを組合せたものを採用してもよい。
画像形成部1Y,1C,1M,1Bkの上側に配置された中間転写ユニット6は、複数のローラ6b,6c,6d,6eに張架された像担持体としての中間転写ベルト6aを備えている。
中間転写ベルト6aは、無端状のベルトで、ローラ6bの回転によって図中矢印で示す方向に周回走行駆動されるようになっている。なお、上記の中間転写ベルト6aに関連する部材は、中間転写ユニット6として構成してあり、画像形成装置100に着脱が可能となっている。
ここで、中間転写ベルト6aは、例えば、基体の厚さが50〜600μmの樹脂フィルム或いはゴムを基体とするベルトであって、各画像形成部1の感光体2が担持するトナー像を、一次転写ローラ7に印加するバイアスにより静電的にベルト表面に転写を可能とする抵抗値を有する。たとえば、一つの実施形態として、ポリアミドにカーボンを分散し、その体積抵抗値は、10〜1012Ωcm程度に抵抗が調整されたものである。
また、中間転写ベルト6aには、走行を安定させるためのベルト寄り止めリブが、片側あるいは両側端部に設けられている。
中間転写ベルト6aの張架(周回)経路は、各感光体2Y,2C,2M,2Bkの現像工程後の一部が接触するように設定されている。その接触部と対応する内周側には、各感光体2Y,2C,2M,2Bkに対向させて一次転写ローラ7Y,7C,7M,7Kが設けられている。この各感光体2Y,2C,2M,2Bkと一次転写ローラ7Y,7C,7M,7Kとの対向部が一次転写部である。
一次転写ローラ7は、一つの実施形態として、芯金たる金属ローラの表面に、導電性ゴム材料を被覆したもので、芯金部に、図示しない電源からバイアスが印加される。導電性ゴム材料はウレタンゴムにカーボンが分散され、体積抵抗10Ωcm程度に抵抗が調整されている。なお、ゴム層を有さない金属ローラも採用可能である。
中間転写ベルト6aの外周部には、ローラ6eに対向する位置にクリーニング装置6hが設けられている。このクリーニング装置6hはベルト6aの表面に残留する不要なトナーや、紙粉などの異物を拭い去る。このクリーニング装置6hに対向するローラ6eは、ベルト6aにテンションを与える機構を備える。常に適切なベルトテンションを確保するため移動するが、対向するクリーニング装置も連動して移動が可能となっている。
上記中間転写ベルト6aの外周の、支持ローラ6bと対向する位置には、二次転写ローラ14aが配置されている。
二次転写ローラ14aは、芯金たる金属ローラの表面に、導電性ゴムを被覆したもので、芯金部に、電源14bからバイアスが印加される。上記ゴムにはカーボンが分散されており、体積抵抗は10Ωcm程度に抵抗が調整されたものである。
そして、中間転写ベルト6aと二次転写ローラ14aの間にシート状部材である記録媒体(以下記録紙S)を通過させながら、バイアスを印加することで中間転写ベルト6aが担持するトナー画像が記録紙Sに静電的に転写される。この二次転写ローラ14aと中間転写ベルト6aの対向部が、二次転写部である。
この二次転写ローラ14aは、後述する可動フレームFに枢着された二次転写ユニット14に設けられている。
露光装置8の下側に配置された給紙カセット9A,9Bは、記録紙Sを収容する容器で、引出し可能に配設されている。
給紙カセット9A,9Bの給紙側には、給紙ローラ10A,10Bと分離手段11A、11Bとが配設されている。
そして、給紙カセット9A,9B内に収納された記録紙Sは、対応する給紙ローラ10A,10Bの回転により選択的に送り出され、分離手段11A,11Bによって一枚毎に分離されて給紙搬送路P1に送られるようになっている。
給紙搬送路P1は、装置本体側の固定案内板31と、その外側に位置する可動フレームFに設けられた可動案内板32とによって所定の間隔に形成されている。
また、給紙搬送路P1は、給紙カセット9A,9Bと対応して搬送ローラ対12(12A,12B)を備えている。
搬送ローラ対12は、図示しない駆動源によって回転駆動される駆動ローラ12aと、この駆動ローラ12aに接触配置されて従動する従動ローラ12bとにより構成されている。
駆動ローラ12aは装置本体側(即ち固定案内板31の側)に設けられている。また、従動ローラ12bは可動フレームF側(可動案内板32の側)に設けられており、図示しない付勢手段によって駆動ローラ12aに向かって付勢されている。
なお、搬送ローラ対12には、本願発明に係るローラ加圧機構の一構成例が適用されているが、詳しくは後述する。
給紙搬送路P1の上端部は、二次転写ローラ14aが中間転写ベルト6aと対向する二次転写部に至っており、その上端近傍に二次転写部へ記録紙Sを送り出す給送タイミングをとるための一対のレジストローラ対13を備えている。
そして、記録紙Sを、レジストローラ対13から、中間転写ベルト6aと二次転写ローラ14aで構成される二次転写部に向けて搬送することができるようになっている。
可動フレームFは、当該画像形成装置100の本体の図中右側面に、その下端で回転軸Faによって揺動可能に枢着されている。これにより、可動フレームFは、回転軸Faを中心として上端側を外側に(図中時計回りに)揺動可能となっている。通常は、図示しないロック機構によって閉鎖状態に固定され、図示しない解除レバーの操作によってロックを解除することで、図3に示すような開放状態にすることができるようになっている。
この可動フレームFの装置本体側には、二次転写ユニット14が設けられており、この二次転写ユニット14と装置本体との間に、給紙搬送路P1が形成されている。また、二次転写ユニット14と可動フレームFとの間には、後述する両面画像形成機構70の再搬送路P6が形成されている。
二次転写ユニット14は、内部に電源14bを備えるユニットであり、外面で搬送路(給紙搬送路P1及び再搬送路P6)を形成する。
この二次転写ユニット14は、その下端部位に配設されたローラ23の中心を回動中心として揺動可能となっている。そして、可動フレームFが開放側に揺動すると、その揺動に連動して、図3に示すように給紙搬送路P1と再搬送路P6とを共に開放する姿勢に揺動するように構成されている。これにより、可動フレームFの開放時には、二次転写ローラ14aが中間転写ベルト6aから離れ、かつローラ14cがローラ21と離れる状態となるようになっている。
上記のごとき可動フレームFの構成により、可動フレームFを揺動させることでほとんどの搬送路(給紙搬送路P1及び再搬送路P6)が開放されるため、当該搬送路における紙詰まりに対する処置を極めて容易に行うことができる。
二次転写部の上方に配置された定着装置15は、この例では、ヒータを内蔵したローラ15a,15bから構成されている。
また、定着装置15は、搬送用ローラ15cを備えており、外面の一部が再搬送路P6を構成している。
更に、この定着装置15は、図3に示す可動フレームFを開放させ状態で、図の右方に引き出し可能となっている。これにより、定着装置15の内部で発生した紙詰まりの処理も容易にできるようになっている。
なお、定着装置15は、この例に限らずベルトを採用したタイプ、また加熱の方式もIHを採用したものなど適宜採用可能なものである。
両面画像形成機構70は、スイッチバック搬送路P5と再搬送路P6とを備え、更に、記録紙搬送路P1へ片面に画像形成を終えた用紙を搬送させるように切り換えるための、切り換えガイドG1,G2、反転可能のローラ18a及び反転可能のローラ22等を備えている。
スイッチバック搬送路P5は可動フレームFの内部に形成されており、再搬送路P6は可動フレームFと二次転写ユニット14と定着装置15の間に形成されている。
反転可能の駆動ローラ22には、ローラ23と24とが当接しており、このローラ22が時計方向に回転するとき、ローラ24と協働して手差し給紙装置25からの記録紙搬送をおこない、反時計方向に回転するとき、ローラ23と協働してレジストローラ13の方向に記録紙Sを再給紙させることができるようになっている。
切り換えガイドG1は、定着装置15からの排紙部位に回動可能に設けられており、排出された記録紙Sの移動経路を規定する。即ち、図示の状態では、定着の終了した記録紙Sを排紙路P3に案内し(片面画像形成の場合)、図示の状態から時計方向に回動すると、定着の終了した記録紙Sを、ローラ対17を介して搬送路P4に案内する(両面画像形成の場合)ようになっている。
排紙路P3に案内された記録紙Sは、一対の排紙ローラ16により画像形成装置100の上面の排紙スタック部Tに排出される。
一方、搬送路P4に案内された記録紙Sは、切り換えガイドG2を経てローラ18a,18bへと搬送され、一旦スイッチバック搬送路P5に送られる。ローラ18aが半時計方向に回転し、かつ切り換えガイドG2が半時計方向に回動することで、記録紙Sは再搬送路P6に送られる。ローラ対15c,20及び14c,21により搬送される記録紙Sはさらにローラ対22,23に搬送され、レジストローラ対13に到達するようになっている。
なお、ローラ対17の記録紙搬送方向下流には、第3切り換えガイドG3が設けられている。この第3切り換えガイドG3は、図1の状態から反時計方向に回動し、定着後の記録紙Sを案内し、排紙路P8に搬送させて、図示していない別の排紙装置に排出させることができる。この別の排出装置としては、例えば数段の排紙トレイを有するビントレイ等がある。
可動フレームFの図中右側に設けられている手差し給紙装置25は、収納された最上位の記録紙Sを、給紙ローラ26により給紙し、分離手段27で分離し、搬送ローラ対22、24により記録紙搬送路P1に送られるように構成されている。この手差し給紙装置25は、使用しないときには回動させて可動フレームFに収納し得るようになっている。
給紙装置50は、上記の給紙カセット9A,9Bと同様に、2個の給紙カセット9C,9Dを備え、その給紙側に給紙ローラ10C,10Dと分離手段11C、11Dとを備えている。なお、図1に示す例では2個の給紙カセット9C,9Dを備えたものであるが、さらに個数を増やしたタイプのものも採用でき、記録紙収納数を多くした給紙カセットを内蔵したタイプでもよい。
次に、上記のごとく構成された画像形成装置100の動作を説明する。
記録紙Sの片面に画像を形成する際(片面画像形成時)には、まず、露光装置8の作動により半導体レーザから出射されたイエロー用の画像データ対応のレーザ光8Yで、帯電ローラ4aYにより一様帯電された感光体2Yの表面を走査する。これにより、感光体2Yの表面に静電潜像が形成される。
感光体2Yの表面に形成された静電潜像は、現像ローラ5aYによる現像処理を受けてイエロートナーで現像されて可視像(トナー像)となり、感光体2Yと同期して移動する中間転写ベルト6aの表面に一次転写ローラ7Yによる転写作用で一次転写される。このような潜像形成、現像、一次転写動作は感光体2C,2M,2Bkでもタイミングをとって順次同様に行われる。
このようにして、中間転写ベルト6aの表面上には、イエローY、シアンC、マゼンタM、及びブラックBkの各色トナー画像が、順次重なり合った4色トナー画像として担持され、中間転写ベルト6aの周回移動によって図中矢印の方向に移動する。一方、感光体2Yの表面は、クリーニング装置3によって残存するトナーや異物がクリーニングされる。
中間転写ベルト6a上に形成された4色トナー画像は、中間転写ベルト6aと同期して搬送される記録紙S上に、二次転写部において二次転写ローラ14aによる転写作用を受けて転写される。
記録紙Sにトナー像を転写した後の中間転写ベルト6aの表面は、ベルトクリーニング装置6hによってクリーニングされ、次の作像・転写工程に備える。
画像が転写された記録紙Sは、定着装置15による定着作用を受け、排紙ローラ16により排紙スタック部Tに、画像面が下向き(フェースダウン)で排紙される。
記録紙Sの両面に画像を形成する両面画像形成時には、まず、上記の片面画像形成の動作によって記録紙Sの片面(表面)に画像を形成する。そして、中間転写ベルト6aからトナー像が転写されて定着装置15を通過した(定着作用後の)記録紙Sを、第1切り換えガイドG1によりローラ対17へ向けて案内する。記録紙Sは、ローラ対17の搬送路下流に設けてある第3切り換えガイドG3と搬送路P4を経て、図1の回動位置にある第2切り換えガイドG2の上方に進み、ローラ18aと18bとでスイッチバック搬送路P5へと搬送される。この時、反転可能の駆動ローラ18aは、時計方向に回転する。ローラ対19も正逆転が可能なローラで、駆動ローラ18aとローラ対19とを、記録紙Sを一旦スイッチバック搬送路P5に受け入れた後逆転させて、記録紙Sを逆送させる。その際には、第2の切り換えガイドG2は、図の姿勢から反時計方向に回動し、いままで後端であったほうを先端としてローラ対15c、20と14c、21により搬送路P6に向け搬送させる。あとは上記のようにレジストローラ対13に到達させる。レジストローラ対13でタイミングをとって、片面に画像が形成された記録紙Sを再度、二次転写部に向けて搬送し、これによって中間転写ベルト6a上のトナー画像を記録紙Sの裏面側に転写する。
上記記録紙Sの裏面に形成すべき画像は、この記録紙Sが所定のところまで搬送された時、開始される作像工程により順次形成される。この場合の作像工程もまた前述の片面画像形成時のフルカラートナー画像形成と同様であり、このフルカラートナー画像を中間転写ベルト6a上に担持させる。ただし、記録紙Sはスイッチバック搬送路P5を介して前後が反転されているため、最初の作像の前後方向に対して用紙搬送方向で逆側から作像されるよう、露光装置8から出射される画像データの作成が制御,実行される。
このようにして両面にフルカラートナー像が転写された記録紙Sは再度、定着装置15による定着処理を経て排紙ローラ16により排紙スタック部T上に排出される。
両面作像の効率を上げるため、搬送路には同時に数枚の用紙を搬送させることができる。
記録紙Sの表裏面に形成すべき画像の形成タイミングは、図示しない制御手段により実行される。
ちなみに、本実施の形態においては、感光体2上に形成されるトナー像の極性はマイナスであり、一次転写ローラ7にプラスの電荷を与えることで感光体2上のトナー像は中間転写ベルト6a表面に転写される。また、二次転写ローラ14aにプラスの電荷を与えることで中間転写ベルト6a表面のトナー像が、記録紙Sに転写されるようになっているものである。
なお、上記説明では、片面画像形成、両面画像形成の動作を、共にフルカラーの画像形成を例として説明したが、ブラックのみによるモノクロの画像形成時にあっては、他の色(Y,C,M)の画像形成部1Y,1C,1Mは使用されない。ここで、本画像形成装置100は、使用されない画像形成部1Y,1C,1Mを稼動させないだけでなく、これらの使用されない感光体2Y,2C,2Mと中間転写ベルト6aとを非接触に保つための機構を備えている。本実施形態では、ローラ6dと一次転写ローラ7Y、7Cおよび7Mを支持する内部フレーム6fを、軸6gを中心に回動可能に支持し、感光体2Y,2C,2Mから遠ざかる方向(図1で時計方向)に回動させることにより、感光体2Bkだけが中間転写ベルト6aと接触した状態とする。そして、この状態で作像工程を実行することにより、ブラックトナーによるモノクロ画像を作成するものである。これにより感光体2Y,2C,2Mを含む画像形成部1Y,1C,1Mの寿命を向上できる。
また、画像形成装置100の構成は、上記に限定されるものではない。
例えば、メンテナンスや部品交換等の必要性が生じた場合には、図示しない外装カバー等を開放してメンテナンスを行うこととなる、図2に示した画像形成部1を構成する部材をユニット化し、プロセスカートリッジとして交換すると都合がよい。その場合には、プロセスカートリッジの画像形成装置100本体への装着用のガイド部や把手を設けて着脱を容易なものとする。さらに、プロセスカートリッジの特性や稼動の状況を記憶する記憶装置(例えばICタグ)などを備えておくと、保守の指針となり好都合である。
更に、中間転写ベルトユニット6 に関してメンテナンスや交換等をする場合、ベルトと感光体を離間させ、中間転写ベルトユニットを引出すようにもできる。
ここで、給紙搬送路P1に設けられた搬送ローラ対12Aは、前述のごとく本発明の一構成例であるローラ加圧機構を備えており、次に、このローラ加圧機構について説明する。
図4は、搬送ローラ対12Aの拡大図である。また、図5は、比較対象としての従来構成の搬送ローラ対12Aを示す拡大図である。なお、本発明はこの搬送ローラ対12Aに限らず他の搬送ローラ対に適用しても良いものである。
搬送ローラ対12Aは、図示しない駆動源によって回転駆動される駆動ローラ12aと、この駆動ローラ12aに接触配置されて従動する従動ローラ12bとが、給紙搬送路P1を挟んで対向配置されて構成されている。
駆動ローラ12aは、装置本体側(即ち固定案内板PGの側)に、その周面を給紙搬送路P1内に所定量突出させて設けられている。
従動ローラ12bは、駆動ローラ12aに向かって付勢された状態で、可動フレームF側に位置するガイド板33に支持されている。即ち、ガイド板33の裏面側に装着された断面形状U字状の支持金具34の内部に、加圧手段としてのスプリング35が収容されており、このスプリング35が従動ローラ12bの軸心を給紙搬送路P1側に所定の力で押圧付勢している。なお、ガイド板33は図1に示す可動案内板32の一部を形成するものである。
また、ガイド板33は、従動ローラ12bを支持する位置より、図中矢印PGで示す記録紙Sの搬送移動方向下流側の裏面で、支持軸36によって揺動可能に支持されている。この支持軸36の位置は、従動ローラ12bを支持する位置に近い方が好ましい。
給紙搬送路P1は、固定案内板PGとガイド板33とによって形成され、駆動ローラ12aを内側として所定の曲率で屈曲して形成されている。
このような構成により、従動ローラ12bの駆動ローラ12aへの圧接力で記録紙Sを搬送ローラ対12の間に挟み、駆動ローラ12aの回転によって記録紙Sを搬送する。その際、搬送される記録紙Sは、先端がガイド板33の下流側に当接して移動案内される一方、ガイド板33を当接力F1で押圧する。この記録紙Sの当接力F1によって、ガイド板33は、支持軸36を中心として揺動操作されることとなり、その結果、従動ローラ12bの駆動ローラ12aへの圧接力を増大させる力F2が作用する。搬送される記録紙Sのコシが強い場合には、記録紙Sがガイド板33に当接する力F1が大きくなるため、より圧接力が大きくなる。つまり、搬送される記録紙Sのコシに応じて、従動ローラ12bの駆動ローラ12aへの圧接力を変化させることができるものである。この構成では、ガイド板33は操作部材であると共に案内部材である。
一方、図5に示す従来構成の搬送ロール対12A´は、駆動ローラ12a´と従動ローラ12b´とが、内側案内板31´と外側案内板32´とで形成された屈曲した給紙搬送路P1´を挟んで配置されている。従動ローラ12b´は、駆動ローラ12a´に向けてスプリング35´によって付勢されている。
このような構成では、搬送される記録紙Sの先端が外側案内板32´に当接すると、記録紙Sはそのコシで駆動ローラ12a´をスプリング35´による付勢方向と反対に押圧し、従動ローラ12b´の駆動ローラ12a´への加圧を打ち消す方向に作用する。即ち、記録紙Sのコシが強ければ強いほど、従動ローラ12b´の駆動ローラ12a´に対する加圧力が小さくなり、搬送負荷に対して搬送力が減少するためスリップ率が増大し、搬送ができなくなる場合がある。
このような問題に対し、従来は、従動ローラ12b´の駆動ローラ12a´への加圧力を大きくする(スプリング35´による付勢力を強くする)ことで対応していたが、上記した本構成例の画像形成装置100の場合のように、可動フレームFを揺動させて給紙搬送路P1を開放する際に、駆動ローラ12a´から従動ローラ12b´が離間する場合には、可動フレームFを閉ざす際の操作力が増大し、また、搬送ローラ対12´の大きな加圧力に起因して記録紙Sにローラ痕がつく場合がある。さらに、給紙搬送路P1の曲率を大きくして搬送負荷の低減を図る構成では、給紙搬送路P1が直線的となることから装置全体の大型化を招来するおそれがある。
これに対して本構成では、初期状態における搬送ローラ対12の加圧力は、コシの弱い記録紙Sを搬送する際に必要な最小限に設定しても、搬送される記録紙Sのコシに応じて加圧力が増大して搬送駆動力が増加するため、円滑に搬送することができる。これにより、給紙搬送路P1を閉ざす際の操作力の増大や記録紙Sにローラ痕が付着するといった不具合を生ずることが無い。また、給紙搬送路を直線化することによって装置全体の大型化を招来することもない。
なお、本発明は上記構成例に限定されるものではなく、適宜変更可能なものである。
本発明の一実施の形態を適用した画像形成装置の構成概略図である。 その画像形成部の拡大図である。 図1の状態から可動フレームを揺動開放した状態を示す図である。 本願発明の一構成例である搬送ローラ対を示す拡大図である。 比較対象としての従来構成の搬送ローラ対を示す拡大図である。
符号の説明
1Y,1C,1M,1Bk 画像形成部
12 搬送ローラ対
12a 駆動ローラ
12b 従動ローラ
33 ガイド板(操作部材,案内部材)
35 スプリング(加圧手段)
100 画像形成装置
F1 当接力
P1 給紙搬送路
S 記録紙(シート状部材)

Claims (9)

  1. 回転駆動される駆動ローラと従動ローラとの間にシート状部材を挟んで搬送する搬送ローラ対において、前記駆動ローラに従動ローラを圧接させる加圧機構であって、
    前記駆動ローラと従動ローラとに挟まれて搬送されるシート状部材が当接し当該当接力で前記従動ローラを前記駆動ローラに押圧付勢する操作部材を備える
    ことを特徴とするローラ加圧機構。
  2. 上記操作部材は、上記シート状部材の移動方向を案内する案内部材を構成している
    ことを特徴とする請求項1に記載のローラ加圧機構。
  3. 回転駆動される駆動ローラと、
    前記駆動ローラに加圧手段によって所定の押圧力で圧接される従動ローラと、
    前記駆動ローラと従動ローラとに挟まれて搬送されるシート状部材を案内する案内部材と、を備え、
    前記シート状部材の前記案内部材への当接力で、前記従動ローラを前記駆動ローラに押圧付勢するように構成されている
    ことを特徴とするシート状部材の搬送機構。
  4. 上記案内部材は、上記加圧手段を介して上記従動ローラを支持すると共に当該従動ローラより上記シート状部材の搬送方向下流側で揺動可能に設けられており、前記シート状部材の当接によって前記従動ローラを前記駆動ローラに押圧する方向に揺動操作されるように構成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載のシート状部材の搬送機構。
  5. 上記案内部材は、上記シート状部材の屈曲した移動経路を形成している
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載のシート状部材の搬送機構。
  6. 上記案内部材によって案内される上記シート状部材の移動経路は、上記従動ローラが外側となる方向に屈曲している
    ことを特徴とする請求項5に記載のシート状部材の搬送機構。
  7. シート状部材に画像を形成する画像形成部と、
    前記シート状部材を搬送する搬送路と、を備え、
    前記搬送路は、請求項3乃至6のいずれかに記載のシート状部材の搬送機構を備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  8. 上記搬送路は、上記駆動ローラと上記従動ローラとを離間させて開放可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 上記画像形成装置は、上記シート状部材の表裏両面に画像形成するように構成されている
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の画像形成装置。
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