JP5321037B2 - 車両用駆動装置の油圧制御装置 - Google Patents

車両用駆動装置の油圧制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、駆動用モータを備えた車両用駆動装置の油圧制御装置に関し、自動車の駆動技術の分野に属する。
従来より、駆動源としてモータとエンジンとを搭載し、選択的にいずれかを用いることにより駆動輪を駆動する、いわゆるハイブリッド車両が知られている。例えば特許文献1に記載されているハイブリッド車両は、エンジンと自動変速機を介して連結されている、駆動輪を駆動する駆動軸に対して、モータがクラッチにより接続されるまたは切り離されるように構成されている。
このようにモータを駆動源として使用する場合、モータが駆動輪側からの負荷を受けて高熱を発して高温状態になるので、該モータを冷却する必要がある。そのため、例えば特許文献2に記載されているように、モータは、電動式オイルポンプから供給される作動油により冷却されるようになっている。なお、この電動式オイルポンプは、モータの冷却専用でなく、所定の被潤滑箇所にも潤滑を目的として作動油を供給している。
特開2006−335190号公報 特開2008−230281号公報
ところで、電動式オイルポンプから供給される作動油で高温状態のモータを冷却するにあたり、常時モータに対して作動油を供給する方法と、モータが高温状態になったときに作動油を供給する方法とが考えられる。しかしながら、前者の場合、モータの冷却が必要でないときにも作動油が供給されることになり、電動式オイルポンプが無駄に電力を消費することになる。一方、後者は、モータが高温状態であるか否かを検出する手段が必要で、それに加えて電動式オイルポンプがモータ以外にも作動油を供給している場合、その油圧制御や油圧系統の構成が複雑になる。
そこで、本発明は、断続手段を介して駆動輪を駆動するモータを搭載し、電動式オイルポンプから供給される作動油が油圧やモータの冷却など複数の目的に利用される車両において、該モータの作動油による冷却を必要なときのみに制限することができ、且つそのための油圧制御や油圧系統の構成が簡易な車両用駆動装置の油圧制御装置を提供することを課題とする。
上述の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、駆動輪を駆動するモータと、該モータと駆動輪とを断続する油圧式の断続手段とを備えた車両用駆動装置の油圧制御装置であって、
電動式オイルポンプと、
前記断続手段に締結用油圧を供給する断続制御用油路と、
前記モータに冷却用作動油を供給するモータ冷却用油路と、
前記電動式オイルポンプの吐出側のメイン油路と前記断続制御用油路及びモータ冷却用油路との間に介設され、該メイン油路と断続制御用油路とを遮断している状態では該メイン油路とモータ冷却用油路とを遮断し、該メイン油路と断続制御用油路とを連通させて断続手段に締結用油圧を供給している状態で該メイン油路とモータ冷却用油路とを連通させる作動油供給制御手段とを有し、
前記作動油供給制御手段は、
前記メイン油路の油圧を調整して前記断続手段に供給する油圧調整弁と、
前記油圧調整弁で調整された油圧がパイロット圧として供給され、該油圧が前記断続手段を締結する油圧以上のときに、前記メイン油路とモータ冷却用油路とを連通させる切換弁とで構成されていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、駆動輪を駆動するモータと、該モータと駆動輪とを断続する油圧式の断続手段とを備えた車両用駆動装置の油圧制御装置であって、
電動式オイルポンプと、
前記断続手段に締結用油圧を供給する断続制御用油路と、
前記モータに冷却用作動油を供給するモータ冷却用油路と、
前記電動式オイルポンプの吐出側のメイン油路と前記断続制御用油路及びモータ冷却用油路との間に介設され、該メイン油路と断続制御用油路とを遮断している状態では該メイン油路とモータ冷却用油路とを遮断し、該メイン油路と断続制御用油路とを連通させて断続手段に締結用油圧を供給している状態で該メイン油路とモータ冷却用油路とを連通させる作動油供給制御手段とを有し、
前記作動油供給制御手段は、
パイロット圧に応じて、前記メイン油路と断続制御用油路およびモータ冷却用油路とを遮断した状態と、該メイン油路と断続制御用油路およびモータ冷却用油路とを連通した状態との切換えを行う切換弁と、
該切換弁に対する前記パイロット圧を制御するON−OFFソレノイドバルブとで構成されていることを特徴とする。
さらに、請求項3に記載の発明は、駆動輪を駆動するモータと、該モータと駆動輪とを断続する油圧式の断続手段とを備えた車両用駆動装置の油圧制御装置であって、
電動式オイルポンプと、
前記断続手段に締結用油圧を供給する断続制御用油路と、
前記モータに冷却用作動油を供給するモータ冷却用油路と、
前記電動式オイルポンプの吐出側のメイン油路と前記断続制御用油路及びモータ冷却用油路との間に介設され、該メイン油路と断続制御用油路とを遮断している状態では該メイン油路とモータ冷却用油路とを遮断し、該メイン油路と断続制御用油路とを連通させて断続手段に締結用油圧を供給している状態で該メイン油路とモータ冷却用油路とを連通させる作動油供給制御手段と、
エンジンによって駆動されて自動変速機内の所定箇所に作動油を供給する機械式オイルポンプとを有し、
該機械式オイルポンプの吐出側のメイン油路と前記電動式オイルポンプの吐出側のメイン油路とが、後者の油路から前者の油路へのみ作動油を流す逆止弁を備えた連絡用油路により接続されていることを特徴とする。
さらにまた、請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の車両用駆動装置の油圧制御装置において、
前記電動式オイルポンプは、作動油の吐出量が調整可能に構成されていることを特徴とする。
加えて、請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の車両用駆動装置の油圧制御装置において、
前記メイン油路から分岐して所定の被潤滑箇所に作動油を供給する潤滑用油路が設けられ、
該潤滑用油路にオリフィスが備えられていることを特徴とする。
加えてまた、請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか1項に記載の車両用駆動装置の油圧制御装置において、
前記モータと前記断続手段との間にプラネタリギヤセットで構成される減速手段が設けられており、
前記断続手段は、該プラネタリギヤセットの所定の回転要素を固定する油圧式ブレーキで構成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、作動油供給制御手段により、電動式オイルポンプの吐出側のメイン油路と、断続手段に締結用油圧を供給する断続制御用油路とが遮断されている状態では、すなわち断続手段がモータと駆動輪とを切り離しているときは、モータが駆動輪側からの負荷を受けず高熱を発しないものとして、メイン油路とモータ冷却用油路とが遮断され、該モータに電動式オイルポンプから作動油が供給されない。
一方、作動油供給制御手段により、メイン油路と断続制御用油路とが連通されている場合、すなわち断続手段が締結用油圧の供給を受けてモータと駆動輪とを接続しているときは、モータが駆動輪側から負荷を受けて高熱を発するものとして、メイン油路とモータ冷却用油路とが連通され、該モータに電動式オイルポンプから作動油が供給され、該モータがその作動油により冷却される。
このように簡易な制御と構成とにより、モータの冷却が必要なときのみ、電動式オイルポンプから該モータに対して作動油が供給される。
また、この発明によれば、断続手段に供給される油圧が油圧調整弁により該断続手段がモータと駆動輪とを接続する油圧以上に調整されると、その調整された油圧をパイロット圧として供給された切換弁がメイン油路とモータ冷却用油路とを連通させる。このような油圧調整弁と切換弁からなる簡易な構成により、モータは、断続手段が該モータと駆動輪とを接続してしばらくしてから、冷却され始める。これにより、接続直後でまだ冷却が必要でない低温状態にモータがあるときに、該モータに作動油が無駄に供給されることが抑制される。
また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様、断続手段がモータと駆動輪とを切り離しているときは、メイン油路とモータ冷却用油路とが遮断されて、該モータに電動式オイルポンプから作動油が供給されず、断続手段がモータと駆動輪とを接続しているときは、該モータに電動式オイルポンプから作動油が供給されて、該モータがその作動油により冷却され、このように、モータの冷却が必要なときのみ、電動式オイルポンプから該モータに対して作動油が供給される。
そして、この発明によれば、ON―OFFソレノイドバルブがパイロット圧の供給を開始すると、そのパイロット圧の供給を受けた切換弁が、メイン油路と断続制御用油路およびモータ冷却用油路とを連通する。このようなON−OFFソレノイドバルブと切換弁からなる簡易な構成により、電動式オイルポンプから断続手段に締結用油圧が供給されると同時に、電動式オイルポンプからモータに冷却用作動油が供給される。これにより、モータが、駆動輪と接続される前からその温度が高いために、接続直後に高温状態になることが抑制される。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様、断続手段がモータと駆動輪とを切り離しているときは、メイン油路とモータ冷却用油路とが遮断されて、該モータに電動式オイルポンプから作動油が供給されず、断続手段がモータと駆動輪とを接続しているときは、該モータに電動式オイルポンプから作動油が供給されて、該モータがその作動油により冷却され、このように、モータの冷却が必要なときのみ、電動式オイルポンプから該モータに対して作動油が供給される。
そして、この発明によれば、電動式オイルポンプから、自動変変速機内の、該自動変速機に設けられてエンジンによって駆動される機械式オイルポンプから作動油が供給される所定箇所に、電動式オイルポンプから自動変速機側へのみ作動油を流す逆止弁が備えられた連絡用油路を介して作動油が供給される。これにより、エンジンが停止していても、自動変速機内の所定箇所に作動油が供給される。
さらにまた、請求項4に記載の発明によれば、電動式オイルポンプが、作動油の吐出量が調整可能に構成されている。これにより、断続手段の締結、解放動作を微妙に調整することができ、ショックを抑制しつつモータと駆動輪との接続、切り離しを円滑に行うことができる。
加えて、請求項5に記載の発明によれば、メイン油路から分岐して所定の被潤滑箇所に作動油を供給する潤滑用油路が設けられ、この油路にオリフィスが備えられる。オリフィスにより、被潤滑箇所に供給される作動油量が必要以上量になることが抑制され、断続手段に供給される油圧の低下が抑制される。また、冷却に必要な量の作動油が確実に該モータに供給される。
加えてまた、請求項6に記載の発明によれば、モータと断続手段との間にプラネタリギヤセットで構成された減速手段が設けられ、該断続手段がプラネタリギヤセットの所定の回転要素を固定する油圧式ブレーキで構成される。これにより、簡単な構成でモータと駆動輪とを確実に切り離すことができる。
なお、断続手段を油圧式ブレーキでなく油圧式クラッチで構成すると、モータと駆動輪とを確実に切り離すために、断続手段は、締結油圧室内の残留作動油に遠心力が作用することにより起こる不作為の締結を防止するために遠心バランス室を設けた、油圧式ブレーキより複雑な構成の油圧式クラッチでなければならない。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係る、ハイブリッド車両の構成を簡略的に示している。
図1に示すハイブリッド車両10は、一方の駆動源であるエンジン12と、エンジン12の出力軸に連結された第1モータ14と、入力軸がエンジン12の出力軸に連結されるとともに出力軸が駆動軸16に連結され、エンジン12と駆動軸16とを断接する第1断接手段でもある自動変速機18と、他方の駆動源である第2モータ20と、モータ20の回転を減速する減速機22と、減速機22と駆動軸16とを断続する第2断続手段24とを有する。また、第1モータ14と第2モータ20とに電力を供給するバッテリ26を有する。
エンジン12は、駆動源として選択されたとき(例えば、走行状態に応じて車両制御装置が選択したとき、または運転者が駆動源として選択したとき)、自動変速機18、駆動軸16、差動装置28、車軸30と順に介して駆動輪32を駆動する。
第1モータ14は、バッテリ26から電力の供給を受けてエンジン12をクランキングするスタータとして機能する。また、減速回生時(特にエンジンブレーキが使用される時)、駆動輪32により駆動軸16などを介して駆動されて発電し、バッテリ26を充電する。
自動変速機18は、運転者が要求する変速段に応じてエンジン12の回転を、増速して、または減速して、若しくはそのまま駆動軸16に伝達する。また、ニュートラル状態になることにより、エンジン12と駆動軸16とを切り離す、断接手段として機能する。
第2モータ20は、駆動源として選択されたとき、バッテリ26から電力の供給を受けて、減速機22、締結状態(動力伝達状態)の第2断続手段24、駆動軸16、差動装置28、車軸30と順に介して駆動輪32を駆動する。また、減速回生時、駆動輪32により駆動軸16などを介して駆動されて発電し、バッテリ26を充電する。
また、この第2モータ20は、減速機22、第2断続手段24と一体にされて、モータユニットMUとして構成されている。
図2にモータユニットMUの部分断面図を示す。
このモータユニットMUにおいて、減速機22は、サンギヤ22a、ピニオン22b、キャリア22c、およびリングギヤ22dからなるプラネタリギヤセットで構成されており、そのプラネタリギヤセットのサンギヤ22aが第2モータ20の回転子20aに連結されている。また、プラネタリギヤセットのキャリア22cは、減速機22の出力軸22eに連結されている。
また、モータユニットMUにおいて、第2断続手段24は、油圧式のブレーキで構成されており、減速機22を構成するプラネタリギヤセットのリングギヤ22dとモータユニットハウジングMUaとを断接可能に連結する。
この第2断続手段24を構成する油圧式ブレーキが油圧の供給を受けてリングギヤ22dをモータユニットハウジングMUaに締結する状態では、第2モータ20の回転子20aに連結されたサンギヤ22aの回転がピニオン22bを介して減速されてキャリア22cに伝達され、このキャリア22cと連結された減速機22の出力軸22eが回転する。そして駆動輪32に回転(駆動力)が伝達される。
一方、この第2断続手段24を構成する油圧式ブレーキがリングギヤ22dとモータユニットハウジングMUaとを切り離した状態では、第2モータ20の回転子20aに連結されたサンギヤ22aの回転が、キャリア22cに伝達されずピニオン22bを介してリングギヤ22dに伝達される。そしてリングギヤ22dは空回転する。
さらに、モータユニットMUには、詳細は後述するが、第2モータ20を冷却し、また第2断続手段24を構成する油圧式ブレーキに締結用油圧を供給するためのコントロールバルブユニット(請求の範囲に記載の「作動油供給制御手段」に対応。)CVUが取り付けられている。
ここからは、本発明に係る、第2モータ20を含む油圧系統について説明する。
図3は、第2モータ20を冷却するための作動油を供給する油圧系統を概略的に示している。
この油圧系統は、油圧源として電動式オイルポンプ50を有し、コントロールバルブユニットCVUを構成するリニアソレノイドバルブ(請求の範囲に記載の「油圧調整弁」に対応。)52とシフトバルブ(請求の範囲に記載の「切換弁」に対応。)54とを含み、第2モータ20を作動油によって冷却する以外に、第2断続手段24を構成する油圧式ブレーキに締結用油圧を供給し、またモータユニットMUなどのギヤやシャフト、軸受などの被潤滑部56に潤滑油として作動油を供給するように構成されている。
電動式オイルポンプ50は、ストレーナ58を介してオイルパン60に貯留する作動油を取込み、その取込んだ作動油をメイン油路62内に吐出するように構成されている。また、電動式オイルポンプ50は、作動油の吐出量が調整可能に構成されており、その吐出量はコントローラ64によって制御される。
リニアソレノイドバルブ52は、その入力ポート52aがメイン油路62に接続されており、入力ポート52aを介して入力された油圧を調整し、その調整した油圧を出力ポート52bを介して出力するように構成されている。その出力ポート52bは、第2断続手段(油圧式ブレーキ)に締結用油圧を供給するとともに、シフトバルブ54にパイロット圧を供給する断続制御用油路66に接続されている。
また、リニアソレノイドバルブ52は、入力ポート52aを介して入力された油圧を、コントローラ64から送られた信号(電流)に対応する油圧に調整して出力ポート52bを介して出力するように構成されている。このリニアソレノイドバルブ52の出力特性を、図4に示す。図4に示すように、入力電流Iと出力圧Pは、線形(リニア)の関係にあり、入力電流Iが高電流になると、出力圧Pも高圧になる。
シフトバルブ54は、その入力ポート54aがメイン油路62に接続されており、入力ポート54aを介して流入した作動油を、その流量を調整して出力ポート54bを介して流出するように構成されている。その出力ポート54bは、第2モータ20に冷却のために作動油を供給するモータ冷却用油路68に接続されている。
また、シフトバルブ54には、断続制御用油路66と接続し、リニアソレノイドバルブ52が調整した油圧がパイロット圧として入力されるパイロット圧用ポート54cを備えており、このポート54cに入力されたパイロット圧に応じた流量の作動油を出力ポート54bから出力する。
具体的には、図5のシフトバルブ54の出力特性に示すように、パイロット圧用ポート54cに入力されるパイロット圧がPを超えると、入力ポート54aと出力ポート54bとを連通し始め、それ以後パイロット圧が高圧になると出力流量が増加するように、シフトバルブ54は構成されている。なお、油圧Pは、第2断続手段24を構成する油圧式ブレーキがプラネタリギヤセットのリングギヤ22dをモータユニットハウジングMUaに締結する油圧P以上の油圧に設定されている。
被潤滑部56には、メイン油路62から分岐した潤滑用油路70を介して電動式オイルポンプ50から作動油が供給される。その潤滑用油路70には、被潤滑部56に必要以上の作動油が流れ入らないように、オリフィス72が備えられている。このオリフィス72により、第2断続手段24に供給される油圧が、最低限必要な油圧より低下することが抑制され、また、第2モータ20に対して、冷却に必要な量の作動油が確実に供給される。
この図3に示す油圧系統によれば、電動式オイルポンプ50がコントローラ64によって始動されると、電動式オイルポンプ50がオイルパン60に貯留する作動油をメイン油路62に吐出し始める。そして、潤滑用油路70を介して被潤滑部56に作動油が供給される。
次に、コントローラ64がリニアソレノイドバルブ52に対して信号(電流)を入力すると、リニアソレノイドバルブ52がメイン油路62と断続制御用油路66とを連通し、断続制御用油路66に油圧を供給し始める。
そこから、コントローラ64がリニアソレノイドバルブ52への入力電流を上昇させると、リニアソレノイドバルブ52によって断続制御用油路66内の油圧が上昇する。そして、その油圧がPに達すると、第2断続手段24を構成する油圧式ブレーキがプラネタリギヤセットのリングギヤ22dをモータユニットハウジングMUaに締結する、すなわち第2モータ20と駆動軸16とが接続される。
さらに、コントローラ64がリニアソレノイドバルブ52への入力電流を上昇させると、リニアソレノイドバルブ52により、断続制御用油路66内の油圧がPを超えてPに上昇する。そして、シフトバルブ54がその油圧をパイロット圧として受けて、メイン油路62とモータ冷却用油路68とを連通する。これにより、第2モータ20に作動油が供給され、第2モータ20が冷却され始める。
本実施形態によれば、作動油供給制御手段(コントロールバルブユニットCVU)を構成するリニアソレノイドバルブ52とシフトバルブ54とにより、電動式オイルポンプ54の吐出側のメイン油路62と、第2断続手段(油圧式ブレーキ)24に締結用油圧を供給する断続制御用油路66とが遮断されている状態では、すなわち第2断続手段24が第2モータ20と駆動軸16とを切り離しているときは、第2モータ20が駆動軸側からの負荷を受けず高熱を発しないものとして、メイン油路62とモータ冷却用油路68とが遮断され、第2モータ20に電動式オイルポンプ50から作動油が供給されない。
一方、メイン油路62と断続制御用油路66とが連通されている場合、すなわち第2断続手段24が締結用油圧の供給を受けて第2モータ20と駆動軸16とを接続しているときは、第2モータ20が駆動軸側から負荷を受けて高熱を発するものとして、メイン油路62とモータ冷却用油路68とが連通され、第2モータ20に電動式オイルポンプ50から作動油が供給され、第2モータ20がその作動油により冷却される。
このような簡易な制御と構成とにより、第2モータ20の冷却が必要なときのみ、電動式オイルポンプ50から第2モータ20に対して作動油が供給される。
また、第2断続手段24に供給される油圧がリニアソレノイドバルブ52により該第2断続手段24が第2モータ20と駆動軸16とを締結する油圧P以上に調整されると、その調整された油圧をパイロット圧として供給されたシフトバルブ54がメイン油路62とモータ冷却用油路68とを連通させる。そのため、第2モータ20は、第2断続手段24が第2モータ20と駆動軸16とを接続してしばらくしてから、冷却され始める。これにより、接続直後でまだ冷却が必要でない低温状態で第2モータ20があるときに、第2モータ20に作動油が無駄に供給されることが抑制される。
さらに、減速機22がプラネタリギヤセットで構成され、第2断続手段24がこのプラネタリギヤセットのリングギヤ22dを固定する油圧式ブレーキで構成されているため、簡単な構成で第2モータ20と駆動軸16とを確実に切り離すことができる。
(第2の実施形態)
本実施形態は、第1の実施形態と略同一であるが、コントロールバルブユニットが異なる。
図3に示すように第1の実施形態のコントロールバルブユニットCVUがリニアソレノイドバルブ52とシフトバルブ54とで構成されているのに対し、図6に示すように本実施形態のコントロールバルブユニットCVU2は、ON―OFFソレノイドバルブ152と、シフトバルブ154とで構成されている。残りの油圧系統部分は、第1の実施形態と同様である。
ON−OFFソレノイドバルブ152は、コントローラ64によって制御され、メイン油路62と、シフトバルブ154のパイロット圧用ポート154aと接続されたパイロット圧供給用油路174とを連通する、または遮断するように構成されている。
シフトバルブ154は、メイン油路62と接続された2つの入力ポート154b、154cを備え、また、パイロット圧用ポート154aにパイロット圧が入力されると、入力ポート154bと連通される出力ポート154dと、入力ポート154cと連通される出力ポート154eとを備える。図6は、非連通状態を示し、図7は連通状態を示している。出力ポート154dは断続制御用油路66に接続され、出力ポート154eはモータ冷却用油路68に接続されている。
また、パイロット圧供給用油路174とモータ冷却用油路68には、オリフィス176、178が備えられている。
この図6に示す油圧系統によれば、電動式オイルポンプ50がコントローラ64によって始動されると、電動式オイルポンプ50がオイルパン60に貯留する作動油をメイン油路62に吐出し始める。そして、潤滑用油路70を介して被潤滑部56に供給される。
次に、コントローラ64がON−OFFソレノイドバルブ152に対してON信号を入力すると、ON−OFFソレノイドバルブ152がメイン油路62とパイロット圧供給用油路174とを連通する。
ON−OFFソレノイドバルブ152がメイン油路62とパイロット圧供給用油路174とを連通すると略同時に、これによりシフトバルブ154がパイロット圧の供給を受けて、メイン油路62と断続制御用油路66およびモータ冷却用油路68とを連通する。そして、第2断続手段24を構成する油圧式ブレーキがプラネタリギヤセットのリングギヤ22dをモータユニットハウジングMUaに締結する(図2参照。)、すなわち第2モータ20と駆動軸16とが接続される。それと同時に、第2モータ20に作動油が供給され、第2モータ20が冷却され始める。
本実施形態によれば、ON―OFFソレノイドバルブ152がパイロット圧の供給を開始すると、そのパイロット圧の供給を受けたシフトバルブ154が、メイン油路62と断続制御用油路66およびモータ冷却用油路68とを連通する。これにより、電動式オイルポンプ50から第2断続手段24に締結用油圧が供給されると同時に、電動式オイルポンプ50から第2モータ20に冷却用作動油が供給される。これにより、第2モータ20が、駆動軸16と接続される前からその温度が高いために、接続直後に高温状態になることが抑制される。
以上、上述の2つの実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、電動式オイルポンプ50は、作動油の吐出量の調整が不可能であってもよい。ただし、作動油の吐出量の調整が可能な方が、第2断続手段24の締結、解放動作を微妙に調整することができ、ショックを抑制しつつ第2モータ20と駆動軸16との接続、切り離しを円滑に行うことができる。なお、第2の実施形態の場合、第1の実施形態のように油圧を調整するリニアソレノイドバルブのような油圧調整弁が設けられていないので、電動式オイルポンプは、作動油の吐出量が調整可能なものが好ましい。
また、上述の実施形態の場合、電動式オイルポンプ50が作動油を供給する供給先は、第2モータ20、第2断続手段24、および被潤滑部56であったが、これに限らない。
例えば第1の実施形態の場合、図8に示すように、電動式オイルポンプ50から、自動変変速機18内の、自動変速機18に設けられてエンジン12によって駆動される機械式オイルポンプ18aから作動油が供給される、クラッチやブレーキなどの摩擦要素18b、トルクコンバータ18c、およびシャフトや軸受などの被潤滑部18dに作動油を供給してもよい。これにより、エンジン20が停止していてもこれらに作動油が供給される。
ただし、図8に示すように、メイン油路62と機械式オイルポンプ18aの吐出側の油路18eとを連絡する連絡用油路282に、電動式オイルポンプ側から自動変速機側にのみ作動油を流す逆止弁284を備える必要がある。これにより、機械式オイルポンプ18aが吐出した作動油が電動式オイルポンプ側に流れ、自動変速機のクラッチなどの摩擦要素に供給する油圧が不足することが抑制される。
さらに、上述の実施形態の場合、第2断続手段24は、図2に示すように油圧式ブレーキで構成されているが、クラッチで構成してもよい。ただし、第2断続手段24を油圧式クラッチで構成すると、第2モータ20と駆動軸16とを確実に切り離すために、第2断続手段24は、締結油圧室内の残留作動油に遠心力が作用することにより起こる不作為の締結を防止するために遠心バランス室を設けた、油圧式ブレーキより複雑な構成の油圧式クラッチでなければならない。
最後に、上述の実施形態の場合、駆動源としてエンジン12と第2モータ20とを搭載したハイブリッド車両であったが、これに限らない。本発明は、駆動輪を駆動するモータと、該モータと駆動輪とを断続する油圧式の断続手段とを備えた車両であれば、実施可能である。
以上のように、本発明は、断続手段を介して駆動輪を駆動するモータを搭載し、電動式オイルポンプから供給される作動油が油圧やモータの冷却など複数の目的に利用される車両において、該モータの作動油による冷却を必要なときのみに制限することができ、且つそのための油圧制御や油圧系統の構成を簡易なものにすることができる。したがって、モータを駆動源とする車両の分野において好適に利用される可能性がある。
本発明の第1の実施形態に係るハイブリッド車両の概略的な構成図である。 図1のモータユニットMUの部分断面図である。 第1の実施形態に係る油圧系統を概略的に示す図である。 図3に示すリニアソレノイドバルブの出力特性を示す図である。 図3に示すシフトバルブの出力特性を示す図である。 第2の実施形態に係る油圧系統を概略的に示す図である。 図6に示すシフトバルブの連結状態を示す図である。 別の実施形態の油圧系統を概略的に示す図である。
符号の説明
20 モータ(第2モータ)
24 断続手段(第2断続手段)
50 電動式オイルポンプ
62 メイン油路
66 断続制御用油路
68 モータ冷却用油路
CVU 作動油供給制御手段(コントロールバルブユニット)

Claims (6)

  1. 駆動輪を駆動するモータと、該モータと駆動輪とを断続する油圧式の断続手段とを備えた車両用駆動装置の油圧制御装置であって、
    電動式オイルポンプと、
    前記断続手段に締結用油圧を供給する断続制御用油路と、
    前記モータに冷却用作動油を供給するモータ冷却用油路と、
    前記電動式オイルポンプの吐出側のメイン油路と前記断続制御用油路及びモータ冷却用油路との間に介設され、該メイン油路と断続制御用油路とを遮断している状態では該メイン油路とモータ冷却用油路とを遮断し、該メイン油路と断続制御用油路とを連通させて断続手段に締結用油圧を供給している状態で該メイン油路とモータ冷却用油路とを連通させる作動油供給制御手段とを有し、
    前記作動油供給制御手段は、
    前記メイン油路の油圧を調整して前記断続手段に供給する油圧調整弁と、
    前記油圧調整弁で調整された油圧がパイロット圧として供給され、該油圧が前記断続手段を締結する油圧以上のときに、前記メイン油路とモータ冷却用油路とを連通させる切換弁とで構成されていることを特徴とする車両用駆動装置の油圧制御装置。
  2. 駆動輪を駆動するモータと、該モータと駆動輪とを断続する油圧式の断続手段とを備えた車両用駆動装置の油圧制御装置であって、
    電動式オイルポンプと、
    前記断続手段に締結用油圧を供給する断続制御用油路と、
    前記モータに冷却用作動油を供給するモータ冷却用油路と、
    前記電動式オイルポンプの吐出側のメイン油路と前記断続制御用油路及びモータ冷却用油路との間に介設され、該メイン油路と断続制御用油路とを遮断している状態では該メイン油路とモータ冷却用油路とを遮断し、該メイン油路と断続制御用油路とを連通させて断続手段に締結用油圧を供給している状態で該メイン油路とモータ冷却用油路とを連通させる作動油供給制御手段とを有し、
    前記作動油供給制御手段は、
    パイロット圧に応じて、前記メイン油路と断続制御用油路およびモータ冷却用油路とを遮断した状態と、該メイン油路と断続制御用油路およびモータ冷却用油路とを連通した状態との切換えを行う切換弁と、
    該切換弁に対する前記パイロット圧を制御するON−OFFソレノイドバルブとで構成されていることを特徴とする車両用駆動装置の油圧制御装置。
  3. 駆動輪を駆動するモータと、該モータと駆動輪とを断続する油圧式の断続手段とを備えた車両用駆動装置の油圧制御装置であって、
    電動式オイルポンプと、
    前記断続手段に締結用油圧を供給する断続制御用油路と、
    前記モータに冷却用作動油を供給するモータ冷却用油路と、
    前記電動式オイルポンプの吐出側のメイン油路と前記断続制御用油路及びモータ冷却用油路との間に介設され、該メイン油路と断続制御用油路とを遮断している状態では該メイン油路とモータ冷却用油路とを遮断し、該メイン油路と断続制御用油路とを連通させて断続手段に締結用油圧を供給している状態で該メイン油路とモータ冷却用油路とを連通させる作動油供給制御手段と、
    エンジンによって駆動されて自動変速機内の所定箇所に作動油を供給する機械式オイルポンプとを有し、
    該機械式オイルポンプの吐出側のメイン油路と前記電動式オイルポンプの吐出側のメイン油路とが、後者の油路から前者の油路へのみ作動油を流す逆止弁を備えた連絡用油路により接続されていることを特徴とする車両用駆動装置の油圧制御装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の車両用駆動装置の油圧制御装置において、
    前記電動式オイルポンプは、作動油の吐出量が調整可能に構成されていることを特徴とする車両用駆動装置の油圧制御装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の車両用駆動装置の油圧制御装置において、
    前記メイン油路から分岐して所定の被潤滑箇所に作動油を供給する潤滑用油路が設けられ、
    該潤滑用油路にオリフィスが備えられていることを特徴とする車両用駆動装置の油圧制御装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の車両用駆動装置の油圧制御装置において、
    前記モータと前記断続手段との間にプラネタリギヤセットで構成される減速手段が設けられており、
    前記断続手段は、該プラネタリギヤセットの所定の回転要素を固定する油圧式ブレーキで構成されていることを特徴とする車両用駆動装置の油圧制御装置。
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