JP5320973B2 - 光ファイバ伝送路測定装置および光ファイバ伝送路測定システム - Google Patents

光ファイバ伝送路測定装置および光ファイバ伝送路測定システム Download PDF

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Description

本発明は、光ファイバ伝送路の測定を行う光ファイバ伝送路測定装置および光ファイバ伝送路の測定を行う光ファイバ伝送路測定システムに関する。
近年、一般家庭においても光ファイバによるネットワーク接続、携帯電話などの普及により光ネットワーク網の容量増加が求められている。また、基幹網においては、1波当りの伝送容量が40Gbps/100Gbpsと高速化、大容量化している。
一方、光ファイバにおける伝送速度は、光の波長毎に異なるため、伝送距離が伸びるにつれ、光のパルス波形が鈍る波長分散が生じる。大容量・長距離の光伝送を実現するWDM(Wavelength Division Multiplex)システムなどで、波長分散によるパルス広がりが生じると、受信レベルを著しく劣化させてシステムに有害な影響を及ぼすことになる。このため、光ファイバ伝送路で生じた分散を抑制するために、波長分散を等価的にゼロに(キャンセル)する分散補償が行われる。
分散補償に関わる属性には、局間のファイバの長さ、分散量、分散スロープなどがあるが、光通信ネットワークを構築する際には、分散補償がなされる上でこれら各属性値がネットワークデザイン通りの条件を満たしていることが必要である。
また、光伝送装置のフィールド敷設時や保守時には、局間のファイバの長さ、分散量、分散スロープといった複数の属性値を、任意に測定してモニタできることが必要である。
従来の光ファイバ伝送路の測定技術として、監視装置から信号を送信し、ループバックされた信号の遅延時間を測定して、光ファイバ長を測定する技術が提案されている(特許文献1)。
特開平5−22323号公報(段落番号〔0007〕〜〔0010〕,第1図)
光ファイバの長さや分散量の測定を行う場合、OTDR(Optical Time Domain Reflectometer)測定器が一般的に使用されている。
図20はOTDRを利用した測定系を示す図である。測定したい光ファイバFの一端にOTDR100が配置される。OTDR100は、光ファイバFに向けて試験光パルスを送出し、反射端からの戻り光の時間や強度などを測定する。
OTDRの測定原理は、基本的に反射を利用するものなので、従来のOTDRを使用した光ファイバの測定では、光ファイバが長距離に渡る場合(例えば、100kmを超える場合)、または光ファイバ中の光損失が大きい場合などでは、遠端からの反射光が弱く、正確な測定が困難になるといった問題があった。
また、OTDRを使用する測定では、システムを一旦止める必要があった。図21はシステムの運用停止が必要となることを説明するための図である。光伝送装置101〜104が光ファイバでリング状に接続されている。
このようなシステムで、光伝送装置103と光伝送装置104とをつなぐ光ファイバF1の長さを、OTDRを用いて測定しようとすると、例えば、光伝送装置104にOTDR100を設置し、光伝送装置103に接続する光ファイバF1を解放することで(光コネクタを外して)反射端を生成する必要がある。このようにOTDRのような光測定器を使用する場合は、システムの運用を停止しなければならず、保守効率が悪いといった問題があった。
さらに、従来の光ファイバ伝送路測定は、自動化されていないために、測定したい箇所において、OTDR等の光測定器の接続や設定などをマニュアル操作で逐一行うことになり、保守性だけでなく利便性にも欠けるといった問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、OTDRのような特別な光測定器を使用せずに、自動的な光伝送路測定を可能にして、保守効率の向上を図った光ファイバ伝送路測定装置および光ファイバ伝送路測定システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、対向装置と光ファイバ伝送路で接続され、光ファイバ伝送路の測定を行う光ファイバ伝送路測定装置が提供される。この光ファイバ伝送路測定装置は、前記光ファイバ伝送路の測定に使用する測定用パケットを生成して、前記光ファイバ伝送路を介して前記対向装置へ送信する送信部と、前記光ファイバ伝送路を介して前記対向装置から折り返し戻ってきた前記測定用パケットを検出する受信部と、前記測定用パケットの生成から検出するまでに要する時間であるパケット伝送時間を計測する計測部と、前記光ファイバ伝送路の測定制御に使用する分散補償ファイバの長さ情報を格納し、前記パケット伝送時間にもとづいて、少なくとも前記光ファイバ伝送路の長さに関する、前記光ファイバ伝送路の測定制御を行う測定部と、を備え、前記送信部は、前記測定用パケットを電気/光変換して、光主信号に多重化し、電気/光変換された前記測定用パケットが、前記光主信号に多重化されて前記光ファイバ伝送路上を流れる場合、前記受信部に含まれる分波部は、電気/光変換された前記測定用パケットと、前記光主信号とを分波し、前記測定部は、分散補償ファイバが前記分波部の入力段、または出力段のいずれか一方に配置されている場合に応じて前記分散補償ファイバの長さ情報を選定して、前記光ファイバ伝送路の測定制御を行う。
特別な光測定器を使用せずに、自動的な光ファイバ伝送路測定を可能にして、保守効率の向上を図る。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は光ファイバ伝送路測定システムの構成例を示す図である。光ファイバ伝送路測定システム1は、測定装置10と対向装置3を有し、光ファイバ伝送路(下り光ファイバFdと上り光ファイバFu)で接続する(図の左から右方向への流れを下り、右から左方向の流れを上りとする)。
測定装置10は、送信部1a、受信部1b、計測部1c、測定部1dから構成される。また、送信部1aは、測定用パケット生成部11、挿入部12、電気/光変換部(E/O)13、合波部14から構成され、受信部1bは、分波部15、光/電気変換部(O/E)16、測定用パケット検出部17から構成される。
測定用パケット生成部11は、測定用パケットを生成する。挿入部12は、監視制御信号に測定用パケットを挿入してパケット挿入信号を生成する。E/O13は、パケット挿入信号を光信号に変換して、光監視制御信号を生成する。合波部14は、光主信号に光監視制御信号を多重化して光多重化信号を生成し、下り光ファイバFdを介して、対向装置3へ送信する。
分波部15は、上り光ファイバFuを介して、対向装置3から送信された光多重化信号を受信して、光主信号と光監視制御信号とに分波する。O/E16は、光監視制御信号を電気信号に変換して、パケット挿入信号を再生する。測定用パケット検出部17は、再生したパケット挿入信号から、対向装置3から折り返し戻ってきた測定用パケットを検出する。
計測部1cは、測定用パケットの生成から検出するまでに要する処理時間であるパケット伝送時間を計測する。測定部1dは、パケット伝送時間にもとづいて、光ファイバ伝送路の長さや分散量といった光ファイバ伝送路の測定制御を行う。
対向装置3は、折り返し部3aを含み、折り返し部3aは、下り光ファイバFdを流れてきた測定用パケットを受信し、上り光ファイバFuを通じて、測定用パケットを測定装置10へ折り返し出力する。
ここで、光ファイバ伝送路測定システム1をWDMシステムに適用する場合、光監視制御信号は、実際にはOSC(Optical Supervisor Channel)信号に該当するものである。WDM通信では、光主信号の他に、1MHz〜150MHz程度のOSCと呼ばれる監視制御用の光信号があり、OSC信号によって装置内の運用状態やエラー情報などを他局へ通知したりする。
光ファイバ伝送路測定システム1では、このOSC信号に測定用パケットを重畳して対向側へ送信し、折り返し戻ってきた測定用パケットからパケット伝送時間を計測することにより、運用中であっても顧客サービスに何ら影響を与えずに光ファイバ伝送路の測定を実現するものである。
なお、図の光ファイバ伝送路測定システム1では、説明をわかりやすくするために、測定側の機能と対向側の機能とに分けて示しているが、実際には、両方の機能をそれぞれの装置が持っているものである(すなわち、測定装置10が対向装置3の機能を有し、対向装置3が測定装置10の機能を有する。以降に説明するすべての装置形態について同様のことが当てはまる)。
次に光ファイバ伝送路測定システム1が適用されるWDMネットワークについて詳しく説明する。図2はWDMネットワークを示す図である。WDMネットワーク200は、WDM通信を行うリングネットワークであり、光挿入・分岐(Add/Drop)機能であるOADM(Optical Add Drop Multiplexer)を含む端局221〜226が光ファイバFでリング状に接続される。
また、中継アンプ(In-Line Ampli?re)を含む中継局231〜236が端局間に配置しており、端局222と端局223の間に中継局231、232が配置し、端局223と端局224との間に中継局233が配置し、端局224と端局225との間に中継局234、235が配置し、端局226と端局221との間に中継局236が配置している。さらに、端局222にはLAN/WAN241が接続し、端局223にはアクセス網242が接続し、端局226にはアクセス網243が接続する。
図中の太線矢印に示される信号伝送のAdd/Dropについて説明すると、アクセス網242から端局223へ向けて信号が送出され、中継局232は、リング状を反時計回りに流れてきた信号を増幅して出力する。
端局223は、中継局232からの出力信号に、アクセス網242からの信号をAddして多重化(波長多重化)する。多重化信号は、中継局233、端局224、中継局234、235、端局225の順に経由して、端局226に到達する。端局226では、受信した多重化信号から、リング内に流すべき信号と、アクセス網243へDropすべき信号とを分離(波長分離)し、アクセス網243に所定の信号をDropする。
次にOADMの内部構成について説明する。図3、図4はOADMの内部構成を示す図である。OADM20は、アンプ部21、22、OADM部23、24、制御部25、DCF(Dispersion Compensation Fiber:分散補償ファイバ)26−1、26−2、OSC部2c、2、カプラC1、C2から構成される。
また、OADM部23、24には、リングネットワークを流れるWDMの波長多重化信号にAddすべき光信号を送信し、またはリングネットワークからDropされた光信号を受信するトリビュタリのOLC(Optical Line Card)201が接続する。さらに、制御部25には、保守端末202が接続可能である。
アンプ部21は、OSCカプラ21a−1およびプリアンプ21b−1を含むプリアンプモジュール21−1と、OSCカプラ21a−2およびポストアンプ21b−2を含むポストアンプモジュール21−2とから構成される。
アンプ部22は、OSCカプラ22a−1およびポストアンプ22b−1を含むポストアンプモジュール22−1と、OSCカプラ22a−2およびプリアンプ22b−2を含むプリアンプモジュール22−2とから構成される。
OADM部23は、Demux23a、23b、光スイッチ23c−1〜23c−n、VOA(Variable Optical Attenuator:可変光減衰器)23d−1〜23d−n、Mux23eから構成される。
OADM部24は、Demux24a、24b、光スイッチ24c−1〜24c−n、VOA24d−1〜24d−n、Mux24eから構成される。OSC部2cは、O/E2c−1、E/O2c−2を含み、OSC部2は、E/O13、O/E16を含む。
制御部25は、CPU、メモリ(データベース)、I/O(入出力)インタフェースなどから構成され、図1の測定部1dの機能を含む。また、OADM20の各構成ブロックの全体制御を行う。
構成ブロック制御として例えば、OSC部2c、2で受信されたOSC信号のモニタを行い(OSC信号のO/E変換後の電気信号のモニタを行い)、または自局の装置状態をOSC部2c、2に通知してOSC信号の生成を指示する。
また、アンプ部21、22内の各アンプに対して、ALC(Auto Level Control)やAGC(Auto Gain Control)といったアンプ設定制御を行う。さらにOADM部23、24内の光スイッチに対して、Thru側光信号とAdd側光信号とのスイッチ切り替え指示を行ったり、VOAに対してレベル調整指示を行ったりする。
なお、光ファイバ伝送路の測定結果は、保守端末202に表示される。また、保守端末202のユーザインタフェースを通じて、制御部25(測定部1d)に光ファイバ伝送路測定指示が設定される。
また、OADM20の装置状態(運用状態やエラー状態等)が、保守端末202に表示され、保守端末202のユーザインタフェースを通じて、制御部25に所定の運用情報等が設定されたりする。
OADM20の下り方向の動作について説明する。なお、説明しやすいように、波長多重されている光主信号をWDM主信号と呼び、WDM主信号にOSC信号が合波したものをWDM信号と呼ぶことにする。
下り光ファイバFd−1を流れてきたWDM信号は、DCF26−1に入力して分散補償される。OSCカプラ21a−1は、分散補償後のWDM信号から、WDM主信号とOSC信号とを分岐する。
OSC信号は、OSC部2cへ入力し、O/E2c−1により電気信号に変換されて、制御部25でモニタされる。また、WDM主信号は、プリアンプ21b−1へ入力し、プリアンプ21b−1は、WDM主信号を増幅する。
カプラC1は、増幅後のWDM主信号を2分岐し、一方のWDM主信号をOADM部23へ送出し、他方のWDM主信号をOADM部24へ送出する。OADM部23のDemux23aは、WDM主信号を波長単位に分離し、単一波長の光信号をOLC201へDropする。
OADM部24のDemux24bは、WDM主信号を波長単位に分離する。光スイッチ24c−1〜24c−nは、分離された波長毎に設けられ、Demux24bから出力した単一波長の光信号(Thru側)と、OLC201から送信された光信号(Add側)とをスイッチングして(出力切り替えを行って)、いずれかの光信号を出力する。
VOA24d−1〜24d−nは、分離された波長毎に設けられ、光スイッチ24c−1〜24c−nから出力された波長毎にレベル制御を行い、例えば、すべての波長の光信号を同一レベルに調整して出力する。Mux24eは、レベル調整後のn波の光信号を多重化して、新たなWDM主信号を生成する。
ポストアンプ22b−1は、Mux24eから出力されたWDM主信号を増幅する。また、OSC部2は、制御部25から通知された自局に関する運用監視情報などを、E/O13により光に変換してOSC信号を生成する。
OSCカプラ22a−1は、ポストアンプ22b−1で増幅されたWDM主信号と、OSC部2から送信されたOSC信号とを合波してWDM信号を生成し、下り光ファイバFd−2を介して、リングネットワーク上へ送信する。
OADM20の上り方向の動作について説明する(信号の流れが逆向きになるだけで動作は下り方向と同じである)。上り光ファイバFu−1を流れてきたWDM信号は、DCF26−2に入力して分散補償される。OSCカプラ22a−2は、分散補償後のWDM信号から、WDM主信号とOSC信号とを分岐する。
OSC信号は、OSC部2へ入力し、O/E16により電気信号に変換されて、制御部25でモニタされる。WDM主信号は、プリアンプ22b−2へ入力し、プリアンプ22b−2は、WDM主信号を増幅する。
カプラC2は、増幅後のWDM主信号を2分岐し、一方のWDM主信号をOADM部24へ送出し、他方のWDM主信号をOADM部23へ送出する。OADM部24のDemux24aは、WDM主信号を波長単位に分離し、単一波長の光信号をOLC201へDropする。
OADM部23のDemux23bは、WDM主信号を波長単位に分離する。光スイッチ23c−1〜23c−nは、分離された波長毎に設けられ、Demux23bから出力した単一波長の光信号(Thru側)と、OLC201から送信された光信号(Add側)とをスイッチングして(出力切り替えを行って)、いずれかの光信号を出力する。
VOA23d−1〜23d−nは、分離された波長毎に設けられ、光スイッチ23c−1〜23c−nから出力された波長毎にレベル制御を行い、例えば、すべての波長の光信号を同一レベルに調整して出力する。Mux23eは、レベル調整後のn波の光信号を多重化して、新たなWDM主信号を生成する。
ポストアンプ21b−2は、Mux23eから出力されたWDM主信号を増幅する。また、OSC部2cでは、制御部25から通知された自局に関する運用監視情報などを、E/O2c−2により光に変換してOSC信号を生成する。
OSCカプラ21a−2は、ポストアンプ21b−2で増幅されたWDM主信号と、OSC部2cから送信されたOSC信号とを合波してWDM信号を生成し、上り光ファイバFu−2を介して、リングネットワーク上へ送信する。
次に端局のOADM20内に測定装置10の機能を適用し、中継局に対向装置3の機能を適用した場合の構成・動作について説明する。図5はOADMに測定装置10の機能を適用した場合の構成を示す図であり、図6は中継局に対向装置3の機能を適用した場合の構成を示す図である。
OADM20−1は、測定装置10の機能を有し(説明に必要な構成要素のみ図に示す)、OSC部2―1(図4のOSC部2に該当)は、送信バッファ10a、測定用パケット生成部11、挿入部12、I/F(インタフェース部)10b、送信FIFO(First In First Out)10c、E/O13、O/E16、受信FIFO10e、I/F10f、受信バッファ10g、測定用パケット検出部17、計測部1cから構成される。
制御部25−1(図3の制御部25に該当)は、測定部1dを含み、測定部1dは、測定制御部1d−1、データベース1d−2を含む。ポストアンプモジュール22−1、プリアンプモジュール22−2およびDCF26−2は、図4と同じ構成要素である。
また、OSCカプラ22a−1は、図1の合波部14に対応し、OSCカプラ22a−2は、図1の分波部15に対応するものである。なお、測定装置10の送信部1aと受信部1bに該当するブロックを、わかりやすいように点線で囲んでいる。
中継局内の中継部30は、OSCカプラ31a、O/E31b、受信FIFO31c、I/F31d、受信バッファ31e、OSCカプラ32a、E/O32b、送信FIFO32c、I/F32d、送信バッファ32e、折り返し部3a、制御部35から構成される。また、折り返し部3aは、測定用パケット抽出部3a−1、クロック乗せ変え部3a−2、挿入部3a−3から構成される。なお、制御部35は、中継局内の構成要素の全体制御を行う。
光ファイバ伝送路測定に関連する各構成要素の動作について説明する。OSC部2−1内の送信バッファ10aは、制御部25−1から送信された監視制御信号(OSC信号を光に変換する前の元信号)d0をバッファリングする。測定用パケット生成部11は、測定用パケットpを生成する。挿入部12は、バッファリング後の監視制御信号d0に測定用パケットpを挿入して、パケット挿入信号d1を生成する。
パケット挿入信号d1は、I/F10bを介して、送信FIFO10cへ送信されて蓄積される。E/O13は、送信FIFO10cから出力されたパケット挿入信号d1を光に変換して光監視制御信号(測定用パケットpを含むOSC信号であり、OSC信号d2とする)を生成する。
OSCカプラ22a−1は、ポストアンプ22b−1で増幅されたWDM主信号と、OSC信号d2とを合波してWDM信号を生成し、下り光ファイバFd−2を介して、対向の中継局へ送信する。
中継局の中継部30において、OSCカプラ31aは、WDM信号をWDM主信号とOSC信号d2とに分岐する。O/E31bは、OSC信号d2を電気に変換し、パケット挿入信号d1を生成する。受信FIFO31cは、パケット挿入信号d1を蓄積する。
受信FIFO31cから出力されたパケット挿入信号d1は、I/F31dを介して、測定用パケット抽出部3a−1へ送信され、測定用パケット抽出部3a−1は、パケット挿入信号d1から測定用パケットpを抽出する。
受信バッファ31eは、測定用パケットpが除去された監視制御信号d0をバッファリングした後、後段処理部へ送信する。クロック乗せ変え部3a−2は、測定用パケットpのクロック乗せ変えを行う(中継部30で使用されているクロック周波数に変換する)。
送信バッファ32eは、前段から送信された監視制御信号d0−1のバッファリングを行う。挿入部3a−3は、バッファリング後の監視制御信号d0−1にクロック乗せ変え後の測定用パケットpを挿入して、パケット挿入信号d1−1を生成する。
パケット挿入信号d1−1は、I/F32dを介して、送信FIFO32cへ送信され、送信FIFO32cは、パケット挿入信号d1−1を蓄積する。E/O32bは、送信FIFO32cから出力されたパケット挿入信号d1−1を光に変換して、測定用パケットpを含むOSC信号d2−1を生成する。OSCカプラ32aは、WDM主信号とOSC信号d2−1とを合波してWDM信号を生成し、上り光ファイバFu−1を介して端局へ送信する。
OADM20−1内のDCF26−2は、WDM信号を受信して分散補償を行う。OSCカプラ22a−2は、分散補償後のWDM信号をWDM主信号とOSC信号d2−1とに分岐する。O/E16は、OSC信号d2−1を電気に変換し、パケット挿入信号d1−1を生成する。受信FIFO10eは、パケット挿入信号d1−1を蓄積する。
受信FIFO10eから出力されたパケット挿入信号d1−1は、I/F10fを介して受信バッファ10gへ送信され、受信バッファ10gは、パケット挿入信号d1−1をバッファリングする。
測定用パケット検出部17は、パケット挿入信号d1−1の中から測定用パケットpを検出する。また、測定用パケットpが除去された監視制御信号d0−1は、制御部25−1へ送信する。
計測部1cは、測定用パケット生成部11で測定用パケットpが生成された時間と、測定用パケット検出部17で測定用パケットpが検出された時間とにもとづいて、パケット伝送時間を計測し、測定部1dへ送信する。データベース1d−2は、パケット伝送時間および光ファイバ伝送路測定に必要なパラメータ値を格納し、測定制御部1d−1は、データベース1d−2で格納した各種情報を用いて、光ファイバ伝送路の測定制御を行う。
次に光ファイバ伝送路測定として、光ファイバ長を測定する際の動作について詳しく説明する。なお、測定用パケットpがDCFを通過するか否かで測定制御が異なることになる。測定用パケットpがDCFを通過するときには、DCFの長さ情報が必要となり、測定用パケットpがDCFを通過しないときには、DCFの長さ情報は不要となる。
図5では、DCF26−2は、OSCカプラ22a−2の入力段に配置され、測定用パケットpはDCF26−2を通過することになるので、DCFの長さ情報を使用する光ファイバ長測定となる。
また、測定用パケットpがDCFを通過しない場合というのは、例えば、プリアンプ22b−2内にDCFが内蔵されているDCF内蔵型のプリアンプなどを使用する場合であり、このとき、測定用パケットpはDCF(プリアンプ)に入力するまえにOSCカプラ22a−2で分岐されるので、DCFの長さ情報を使用しない、光ファイバ長測定が適用されることになる。
図7は光ファイバ長の測定前の準備動作を示すフローチャートである。
〔S1〕保守者は、測定側(OADM20−1)の保守端末202に、測定開始コマンドを入力する。OADM20−1の制御部25−1は、測定開始コマンドを認識し、通常のOSC信号によって、測定側から対向側(中継部30)へ、折り返し設定要求が送信される。
〔S2〕中継部30(制御部35)は、測定用パケットpの折り返し設定を行うとともに、折り返し時間T2を測定側のOADM20−1へ転送する(折り返し時間T2の転送には、中継局で生成したOSC信号で転送することになる)。なお、折り返し時間T2とは、測定用パケットpが中継部30に到達してから、上り光ファイバFu−1から送出するまでの折り返し処理に要する時間である。
〔S3〕データベース1d−2は、転送された折り返し時間T2を登録する。
〔S4〕データベース1d−2は、測定用パケットpの生成から下り光ファイバFd−2へ送出するでに要する処理時間と、測定用パケットpがOADM20−1に到達してから検出されるまでに要する処理時間との総和であるパケット処理時間T1を登録する。
〔S5〕データベース1d−2は、上り光ファイバFu−1側に設けられている分散補償ファイバ(DCF26−2)に関する各種パラメータを登録する。DCF26−2の分散補償パラメータとしては、例えば、分散量、分散係数、分散量ばらつき、DCF長およびDCF長の製造ばらつき等がある。
〔S6〕測定用パケットpがDCFを通過しない装置構成の場合はステップS7へいき、測定用パケットpがDCFを通過する装置構成の場合はステップS8へいく。
〔S7〕分散補償パラメータを使用しない、光ファイバ長測定の準備が完了する。
〔S8〕分散補償パラメータを使用する、光ファイバ長測定の準備が完了する。
なお、図5では、DCF26−2は、OSCカプラ22a−2の入力段に配置され、測定用パケットpはDCF26−2を通過することになるので、分散補償パラメータを用いる光ファイバ長測定となる。
図8はパケット伝送時間を計測する際の動作を示すフローチャートである。
〔S11〕測定用パケット生成部11は、測定用パケットpを生成する。
〔S12〕計測部1cは、測定用パケットpの生成時にタイマカウンタをスタートする(スタート時間t1とする)。
〔S13〕測定用パケット検出部17は、折り返し戻ってきたパケット挿入信号d1−1の中から測定用パケットpを検出する。
〔S14〕計測部1cは、測定用パケットpの検出時にタイマカウンタをストップする(ストップ時間t2とする)。
〔S15〕計測部1cは、ストップ時間t2からスタート時間t1を引いて、パケット伝送時間(パケット伝送時間Ttotalとする)を求める。
図9は分散補償パラメータを不要とする光ファイバ長測定の動作を示すフローチャートである。測定用パケットpがDCFを通過しない構成のときの測定フローである。
〔S21a〕測定制御部1d−1は、データベース1d−2からパケット伝送時間Ttotalを読み出す。
〔S22a〕測定制御部1d−1は、測定用パケットpが下り光ファイバFd−2および上り光ファイバFu−1を伝送するときの伝送時間Tfiberを算出する。算出式は、以下の式(1a)となる。
Tfiber=Ttotal−(T1+T2)・・・(1a)
〔S23a〕測定制御部1d−1は、下り光ファイバFd−2の長さと上り光ファイバFu−1の長さ(光ファイバの往復長)Lfiberを算出する。算出式は、光ファイバ内の光速度をVとすると、以下の式(2)となる。ただし、V=C0/ngであり、C0は真空中の光速度、ngは群屈折率である。
Lfiber=Tfiber×V=Tfiber×C0/ng・・・(2)
図10は分散補償パラメータを使用する光ファイバ長測定の動作を示すフローチャートである。図5のような、測定用パケットpがDCF26−2を通過する構成のときの測定フローである。
〔S21b〕測定制御部1d−1は、データベース1d−2からパケット伝送時間Ttotalを読み出す。
〔S22b〕測定制御部1d−1は、測定用パケットpが下り光ファイバFd−2および上り光ファイバFu−1並びにDCF26−2を伝送するときの伝送時間Tfiberを以下の式(1b)で算出する。
Tfiber=Ttotal−(T1+T2)・・・(1b)
〔S23b〕測定制御部1d−1は、下り光ファイバFd−2および上り光ファイバFu−1の長さ(光ファイバの往復長)並びにDCF26−2の長さであるLtotalを以下の式(3)で算出する。
Ltotal=Tfiber×C0/ng・・・(3)
〔S24〕測定制御部1d−1は、データベース1d−2から分散補償パラメータの中のDCF長さ情報を読み出す。
〔S25〕測定制御部1d−1は、下り光ファイバFd−2および上り光ファイバFu−1の長さ(光ファイバの往復長)Lfiberを、DCF長さ情報をLdとして以下の式(4)で算出する。なお、Ld=Ldcf+ΔLdcfであり、LdcfはDCF26−2の長さ、ΔLdcfはDCF26−2の製造ばらつき長さである。
Lfiber=Ltotal−Ld=Ltotal−(Ldcf+ΔLdcf)・・・(4)
なお、上記のステップS22aの式(1a)中の時間Ttotalおよび時間T1に関しては、測定用パケットのDCF通過時間は含まれてはいないが、ステップS22bの式(1b)中の時間Ttotalおよび時間T1に関しては、測定用パケットのDCF26−2の通過時間は含まれていることになる。
次に監視制御信号に測定用パケットpが挿入されたパケット挿入信号のフォーマットについて説明する。OSC信号は、SDH/SONET(Synchronous Digital Hierarchy/Synchronous Optical Network)に準拠したフレーム構成を有し、測定用パケットpは、SDH/SONETフレームのペイロード部分にPoS(Packet on SONET)フレームとして挿入することができる。すなわち、SDH/SONETフレームに測定用パケットが挿入されたものがパケット挿入信号である。
図11はSONETフレームのフォーマットを示す図である。測定用パケットpは、PoSフレームとしてSONETフレームのペイロード部分に挿入される。なお、測定用パケットpは、任意のビット配列であり、例えば、タイムスタンプや装置名のユニークデータなどを使用する。
以上説明したように、光ファイバ伝送路測定システム1では、OSC信号に測定用パケットを重畳させて、対向側で折り返すことで、パケット伝送時間を求めて、光ファイバ長を測定する構成としたので、システム運用中であっても何らサービスを停止することなく、光ファイバ長の測定を行うことが可能になる。また、OTDRの光測定器を不要とする自動測定であるため(ユーザが測定開始時に保守端末202に測定開始コマンドを投入するだけで光ファイバ長が自動測定される)、保守効率を格段に向上させることが可能になる。
次に光ファイバ長測定の変形例について説明する。光ファイバ長測定の変形例は、片道分の光ファイバ長を測定するものである。上述した光ファイバ長測定では、上り/下りの往復の光ファイバ長を求めており、片道分について知りたい場合は往復長の平均を取ることになる(往復長Lfiberを2で割った値を上り/下り光ファイバのそれぞれの長さとする)。
実際の光ネットワークにおいて、上り/下りの光ファイバ長に大きな差があることは稀なので、実用上は上記で説明した光ファイバ長測定で十分であるケースが多いが、片道の光ファイバ長をより正確に測定したいような場合には、以下に示す変形例によって測定することになる。
図12、図13は片道分の光ファイバ長測定を行う変形例の構成を示す図である。なお、図5、図6と同じ構成には同じ符号をつけてそれらの説明は省略する。OADM20−2に対し、OSC部2−2のE/O13の出力段に、測定側カプラ(カプラ10h)が設けられる。また、測定側光スイッチ(光スイッチ10i)が上り光ファイバFu−1の入力端に設けられる。
中継部30−2は、あらたに到着時間差検出部30bの機能を有し、また、対向側光スイッチ(光スイッチ30a)が上り光ファイバFu−1の出力端に設けられる。さらに、O/E33b、受信FIFO33c、I/F33dが設けられる。
カプラ10hは、E/O13から出力されたOSC信号d2を2分岐し、一方をOSCカプラ22a−1へ送信し、他方を光スイッチ10iへ送信する。光スイッチ10iは、測定制御部1d−1のスイッチング指示にもとづき、スイッチ方向を送信状態または受信状態に切り替える。
光スイッチ10iにおいて、送信状態のスイッチ切り替え時は、カプラ10hから分岐されたOSC信号d2を、上り光ファイバFu−1を介して中継局へ送信する。また、受信状態のスイッチ切り替え時は、中継局から送信されたWDM信号を受信してDCF26−2へ送信する。
なお、光スイッチ10iの通常運用時のスイッチ状態は、受信状態であり、片道分の光ファイバ長測定を行う際の測定用パケット到着時間差検出時のみ、送信状態にスイッチングされる。
中継部30−2の光スイッチ30aは、制御部35のスイッチング指示にもとづき、スイッチ方向を送信状態または受信状態に切り替える。光スイッチ30aにおいて、送信状態のスイッチ切り替え時は、OSCカプラ32aから出力されたWDM信号をOADM20−2へ送信する。
また、受信状態のスイッチ切り替え時は、OADM20−2から送信されたOSC信号d2(光スイッチ10iから出力されるOSC信号である)を受信してO/E33bへ送信する。なお、光スイッチ30aの通常運用時のスイッチ状態は、送信状態であり、片道分の光ファイバ長測定を行う際の測定用パケット到着時間差検出時のみ、受信状態にスイッチングされる。
図14は片道分の光ファイバ長測定の動作を示すフローチャートである。
〔S31〕光スイッチ10iは、送信状態へスイッチングし、光スイッチ30aは、受信状態へスイッチングする。なお、光スイッチ10i、30aのスイッチ設定は、保守端末202を通じて設定することができる。
すなわち、保守端末202からスイッチ設定コマンドを投入すると、測定制御部1d−1の制御により、光スイッチ10iは所定のスイッチ状態に切り替わる。また、光スイッチ30aに関しては、OADM20−2(端局)内で生成されたOSC信号に、光スイッチ30aのスイッチ設定情報が挿入されて中継局へ伝送され、中継部30−2内の制御部35が、伝送されたOSC信号の内容を認識して、光スイッチ30aを所定のスイッチ状態に設定する。
〔S32〕E/O13は、測定用パケットpを含むOSC信号d2を出力し、OSC信号d2は、カプラ10hで2分岐される。
〔S33〕分岐された一方のOSC信号d2(第1の光監視制御信号に該当)は、OSCカプラ22a−1を介して下り光ファイバFd−2を介して中継局へ送信される。
〔S34〕分岐された他方のOSC信号d2(第2の光監視制御信号に該当)は、光スイッチ10iを介して上り光ファイバFu−1を介して中継局へ送信される。
〔S35〕下り光ファイバFd−2を介して伝送された測定用パケットおよび上り光ファイバFu−1を介して伝送された測定用パケットが、到着時間差検出部30bに到着する。
すなわち、下り光ファイバFd−2を介して伝送されたOSC信号d2に関し、OSC信号d2は、OSCカプラ31aを介してO/E31bへ送信され、O/E31bで電気のパケット挿入信号d1に変換されて、パケット挿入信号d1は、受信FIFO31cで蓄積される。
受信FIFO31cから出力したパケット挿入信号d1は、I/F31dを介して、測定用パケット抽出部3a−1へ入力し、抽出された測定用パケット(第1の測定用パケットに該当し、測定用パケットp1とする)は、到着時間差検出部30bに入力する。
一方、上り光ファイバFu−1を介して伝送されたOSC信号d2に関し、OSC信号d2は、光スイッチ30aを介して、O/E33bへ送信され、O/E33bで電気のパケット挿入信号d1に変換されて、パケット挿入信号d1は、受信FIFO33cで蓄積される。
受信FIFO33cから出力したパケット挿入信号d1は、I/F33dを介して、到着時間差検出部30bに入力し、到着時間差検出部30bは、パケット挿入信号d1から測定用パケット(第2の測定用パケットに該当し、測定用パケットp2とする)を抽出する。
〔S36〕到着時間差検出部30bは、測定用パケットp1、p2の到着時間差ΔTの検出と、先着した光ファイバルートの検出(上り光ファイバまたは下り光ファイバのどちらの光ファイバの測定用パケットが先に到着したかの検出)を行う。
〔S37〕光スイッチ30aは、送信状態へスイッチングし、光スイッチ10iは、受信状態へスイッチングする。なお、上述のように、測定用パケットの到着時間差検出時のみ、光スイッチ10iは送信状態、光スイッチ30aは受信状態となるので、それ以外の場合は、光スイッチ10iは受信状態、光スイッチ30aは送信状態となって通常運用状態に戻る。
〔S38〕中継部30−2(制御部35)は、ステップS36の検出結果を、中継局で生成したOSC信号を用いて、上り光ファイバFu−1を通じて端局のOADM20−2へ通知する。
〔S39〕測定制御部1d−1は、上り光ファイバFu−1と下り光ファイバFd−2との距離差をΔLとした際に、下り光ファイバの長さLaおよび上り光ファイバの長さLbを、通知された検出結果ΔTにもとづいて、以下の式(5a)、(5b)で算出する。
なお、Lfiberは、上述の式(2)または式(4)で求めた、下り光ファイバFd−2および上り光ファイバFu−1の往復長である。また、検出結果からLa>LbならばΔL=La−Lbを使用し、Lb>LaならばΔL=Lb−Laを使用する。
ΔL=ΔT×V=La−Lb(La>Lb)=Lb−La(Lb>La)
・・・(5a)
Lfiber=La+Lb・・・(5b)
ここで、片道の光ファイバ長の測定では、上り光ファイバFu−1からも中継局へ向けて測定用パケットp2を送信し、中継局において測定用パケットp1、p2の到着時間差を検出させるので、この時間帯においては、上り光ファイバFu−1を使用した通常のサービスは停止となる。
ただし、この停止時間(上り光ファイバFu−1に測定用パケットp2が流れて到着時間差が検出されるまでの時間)は、非常にわずかな時間で済むものなので、通常のサービスに顕著な支障を与えるようなことはない(ちなみに、従来の光測定器を使用した場合は、測定器の設置・データ設定などで必要な測定を行うのに時間がかかり、サービス停止時間が長くなる)。
次に分散量の測定について説明する。上述した光ファイバ長測定で光ファイバ長を測定できれば、光ファイバ種毎の平均分散量から、光ファイバの平均分散量を求めることが可能になる。図15は分散量の測定動作を示すフローチャートである。
〔S41〕データベース1d−2は、下り光ファイバFd−2および上り光ファイバFu−1に使用する光ファイバ種類の平均分散量(dfiberとする)を登録する。例えば、光ファイバとしてSMF(Single Mode Fiber)を使用するならば、SMFの平均分散量17ps/nm/kmが登録される。
〔S42〕下り光ファイバFd−2および上り光ファイバFu−1の長さ(光ファイバの往復長)Lfiberを算出する場合はステップS43へいき、下り光ファイバFd−2および上り光ファイバFu−1それぞれの片道の長さを算出する場合はステップS45へいく。
〔S43〕測定制御部1d−1は、上述の式(2)または式(4)により、光ファイバ往復長Lfiberを算出する。
〔S44〕測定制御部1d−1は、平均分散量dfiberをデータベース1d−2から読み出し、上り光ファイバFu−1および下り光ファイバFd−2それぞれの平均分散量Dを、以下の式(6a)で算出する。
D=Lfiber×dfiber/2・・・(6a)
〔S45〕測定制御部1d−1は、上述の式(5a)、(5b)により、下り光ファイバFd−2の長さLaと、上り光ファイバFu−1の長さLbを算出する。
〔S46〕測定制御部1d−1は、平均分散量dfiberをデータベース1d−2から読み出し、下り光ファイバFd−2の平均分散量Daを、以下の式(6b−1)で算出し、上り光ファイバFu−1の平均分散量Dbを、以下の式(6b−2)で算出する。
Da=La×dfiber・・・(6b−1)
Db=Lb×dfiber・・・(6b−2)
次に分散量測定の変形例について説明する。上記では、光ファイバ伝送路に使用する光ファイバ種類の平均分散量を用いて、分散量を求めたが、変形例の場合は、光ファイバ伝送路に異なる波長を流して、波長の到達時間差にもとづいて、分散量を求めるものである。
図16、図17は分散量測定を行う変形例の構成を示す図である。OADM20−3内のOSC部2−3は、出力波長の可変機能(波長可変LD(Laser Diode))を持つE/O13aを有する。
E/O13aは、光通信に使用される波長範囲の最短波長より短い波長である波長λ1と、光通信に使用される波長範囲の最長波長より長い波長である波長λ2とを出力する。その他の構成は図12と同じである。また、図17の中継局の構成は図13と同じである。
図18、図19は分散量の測定動作を示すフローチャートである。
〔S51〕光スイッチ10iは、送信状態へスイッチングし、光スイッチ30aは、受信状態へスイッチングする。
〔S52〕E/O13aは、測定用パケットpを含む、波長λ1のOSC信号d2(OSC信号d2(λ1)とする)を出力し、OSC信号d2(λ1)は、カプラ10hで2分岐される。
〔S53〕分岐された一方のOSC信号d2(λ1)は、OSCカプラ22a−1を介して下り光ファイバFd−2を介して中継局へ送信される。
〔S54〕分岐された他方のOSC信号d2(λ1)は、光スイッチ10iを介して上り光ファイバFu−1を介して中継局へ送信される。
〔S55〕下り光ファイバFd−2を介して伝送された波長λ1の測定用パケット(測定用パケットp1(λ1)とする)と、上り光ファイバFu−1を介して伝送された波長λ1の測定用パケット(測定用パケットp2(λ1)とする)が、到着時間差検出部30bに到着する。なお、到着時間差検出部30bに到着するまでの処理の流れは、上述のステップS35と同じなので説明は省略する。
〔S56〕到着時間差検出部30bは、測定用パケットp1(λ1)、p2(λ1)の到着時間差ΔTλ1の検出を行う。
〔S57〕E/O13aは、測定用パケットpを含む、波長λ2のOSC信号d2(OSC信号d2(λ2)とする)を出力し、OSC信号d2(λ2)は、カプラ10hで2分岐される。
〔S58〕分岐された一方のOSC信号d2(λ2)は、OSCカプラ22a−1を介して下り光ファイバFd−2を介して中継局へ送信される。
〔S59〕分岐された他方のOSC信号d2(λ2)は、光スイッチ10iを介して上り光ファイバFu−1を介して中継局へ送信される。
〔S60〕下り光ファイバFd−2を介して伝送された波長λ2の測定用パケット(測定用パケットp1(λ2)とする)と、上り光ファイバFu−1を介して伝送された波長λ2の測定用パケット(測定用パケットp2(λ2)とする)が、到着時間差検出部30bに到着する。なお、到着時間差検出部30bに到着するまでの処理の流れは、上述のステップS35と同じなので説明は省略する。
〔S61〕到着時間差検出部30bは、測定用パケットp1(λ2)、p2(λ2)の到着時間差ΔTλ2の検出を行う。
〔S62〕到着時間差検出部30bは、到着時間差ΔTλ1と、到着時間差ΔTλ2との差分ΔTλを求める。
〔S63〕光スイッチ30aは、送信状態へスイッチングし、光スイッチ10iは、受信状態へスイッチングする。
〔S64〕中継部30−2(制御部35)は、ステップS62の算出結果を、中継局で生成したOSC信号を用いて、上り光ファイバFu−1を通じて端局のOADM20−3へ通知する。
〔S65〕分散量Dfiberは、式(7a)のように、異なる波長の波長変化量dλと、異なる波長の到着遅延時間の変化量dTλとの平均変化率(遅延時間の波長微分)で表せる。
Dfiber(ps/nm)=dTλ/dλ・・・(7a)
したがって、測定制御部1d−1は、波長λ1と波長λ2との波長差をΔλとした際に、下り光ファイバFd−2および上り光ファイバFu−1の分散量Dfiberを以下の式(7b)で算出する。
Dfiber(ps/nm)=ΔTλ/Δλ・・・(7b)
なお、分散スロープSfiberは、分散量の波長微分であるから、式(8)で算出できる。
Sfiber(ps/nm2)=Dfiber/Δλ・・・(8)
上記では、E/O13aに波長可変機能を持たせたが、他の構成例として、波長λ1を発振する固定波長発振のE/Oと、波長λ2を発振する固定波長発振のE/Oとを持たせて、相互に出力を切り替える制御を行う構成としてもよい。
(付記1) 対向装置と光ファイバ伝送路で接続された光ファイバ伝送路測定装置において、
前記光ファイバ伝送路の測定に使用する測定用パケットを生成して、前記光ファイバ伝送路を介して前記対向装置へ送信する送信部と、
前記光ファイバ伝送路を介して前記対向装置から折り返し戻ってきた前記測定用パケットを検出する受信部と、
前記測定用パケットの生成から検出するまでに要する時間であるパケット伝送時間を計測する計測部と、
前記パケット伝送時間にもとづいて、少なくとも前記光ファイバ伝送路の長さに関する、前記光ファイバ伝送路の測定制御を行う測定部と、
を有することを特徴とする光ファイバ伝送路測定装置。
(付記2) 前記送信部は、
前記測定用パケットを生成する測定用パケット生成部と、
監視制御信号に前記測定用パケットを挿入してパケット挿入信号を生成する挿入部と、
前記パケット挿入信号の電気/光変換を行って、光監視制御信号を生成する電気/光変換部と、
光主信号に前記光監視制御信号を多重化して光多重化信号を生成し、下り光ファイバを介して、前記対向装置へ送信する合波部と、
を有し、
前記受信部は、
上り光ファイバを介して、前記対向装置から送信された前記光多重化信号を受信して、前記光主信号と前記光監視制御信号とを分波する分波部と、
前記光監視制御信号の光/電気変換を行って、前記パケット挿入信号を再生する光/電気変換部と、
再生した前記パケット挿入信号から、前記対向装置から折り返し戻ってきた前記測定用パケットを検出する測定用パケット検出部と、
を有することを特徴とする付記1記載の光ファイバ伝送路測定装置。
(付記3) 前記上り光ファイバを通じて伝送される前記光多重化信号の分散補償を行う分散補償ファイバをさらに有し、
前記測定部には、
前記測定用パケットを生成してから前記下り光ファイバへ出力するまでに要する処理時間と、前記上り光ファイバを流れてきた前記測定用パケットを受信してから前記測定用パケットを検出するまでに要する処理時間と、の総和であるパケット処理時間と、
前記対向装置で前記測定用パケットが受信されて折り返し出力されるまでに要する時間である折り返し時間と、
前記分散補償ファイバの長さ情報とが記憶されており、
前記パケット伝送時間をTtotal、前記パケット処理時間をT1、前記折り返し時間をT2、前記光ファイバ伝送路中の光速度をVとした際に、
前記分散補償ファイバが前記分波部の出力段に配置して、前記測定用パケットが前記分散補償ファイバを通過しない場合は、前記下り光ファイバおよび前記上り光ファイバの両方の長さである光ファイバ往復長Lfiberを、
Lfiber=(Ttotal−(T1+T2))×V
で算出し、
前記分散補償ファイバが前記分波部の入力段に配置して、前記測定用パケットが前記分散補償ファイバを通過する場合は、前記長さ情報をLdとした際に、前記下り光ファイバおよび前記上り光ファイバの両方の長さである光ファイバ往復長Lfiberを、
Lfiber=(Ttotal−(T1+T2))×V−Ld
で算出することを特徴とする請求項2記載の光ファイバ伝送路測定装置。
(付記4) 光ファイバ伝送路の測定を行う光ファイバ伝送路測定システムにおいて、
測定装置と対向装置とが前記光伝送路で接続し、
前記測定装置は、
前記光ファイバ伝送路の測定に使用する測定用パケットを生成して、前記光ファイバ伝送路を介して前記対向装置へ送信する送信部と、
前記光ファイバ伝送路を介して前記対向装置から折り返し戻ってきた前記測定用パケットを検出する受信部と、
前記測定用パケットの生成から検出するまでに要する時間であるパケット伝送時間を計測する計測部と、
前記パケット伝送時間にもとづいて、少なくとも前記光ファイバ伝送路の長さに関する、前記光ファイバ伝送路の測定制御を行う測定部と、
を有し、
前記対向装置は、前記測定用パケットを前記測定装置へ折り返し出力する折り返し部を有する、
ことを特徴とする光ファイバ伝送路測定システム。
(付記5) 前記送信部は、
前記測定用パケットを生成する測定用パケット生成部と、
監視制御信号に前記測定用パケットを挿入してパケット挿入信号を生成する挿入部と、
前記パケット挿入信号の電気/光変換を行って、光監視制御信号を生成する電気/光変換部と、
光主信号に前記光監視制御信号を多重化して光多重化信号を生成し、下り光ファイバを介して、前記対向装置へ送信する合波部と、
を有し、
前記受信部は、
上り光ファイバを介して、前記対向装置から送信された前記光多重化信号を受信して、前記光主信号と前記光監視制御信号とを分波する分波部と、
前記光監視制御信号の光/電気変換を行って、前記パケット挿入信号を再生する光/電気変換部と、
再生した前記パケット挿入信号から、前記対向装置から折り返し戻ってきた前記測定用パケットを検出する測定用パケット検出部と、
を有することを特徴とする付記4記載の光ファイバ伝送路測定システム。
(付記6) 前記測定装置は、前記上り光ファイバを通じて伝送される前記光多重化信号の分散補償を行う分散補償ファイバをさらに有し、
前記測定部は、
前記測定用パケットを生成してから前記下り光ファイバへ出力するまでに要する処理時間と、前記上り光ファイバを流れてきた前記測定用パケットを受信してから前記測定用パケットを検出するまでに要する処理時間と、の総和であるパケット処理時間をあらかじめ登録し、
前記対向装置で前記測定用パケットが受信されて折り返し出力されるまでに要する時間である折り返し時間をあらかじめ登録し、
前記分散補償ファイバの長さ情報をあらかじめ登録し、
前記パケット伝送時間をTtotal、前記パケット処理時間をT1、前記折り返し時間をT2、前記光ファイバ伝送路中の光速度をVとした際に、
前記分散補償ファイバが前記分波部の出力段に配置して、前記測定用パケットが前記分散補償ファイバを通過しない場合は、前記下り光ファイバおよび前記上り光ファイバの両方の長さである光ファイバ往復長Lfiberを、
Lfiber=(Ttotal−(T1+T2))×V
で算出し、
前記分散補償ファイバが前記分波部の入力段に配置して、前記測定用パケットが前記分散補償ファイバを通過する場合は、前記長さ情報をLdとした際に、前記下り光ファイバおよび前記上り光ファイバの両方の長さである光ファイバ往復長Lfiberを、
Lfiber=(Ttotal−(T1+T2))×V−Ld
で算出することを特徴とする付記5記載の光ファイバ伝送路測定システム。
(付記7) 前記測定装置は、前記電気/光変換部で生成された前記光監視制御信号を2分岐する測定側カプラと、前記上り光ファイバの入力端に配置する測定側光スイッチとをさらに有し、
前記対向装置は、前記上り光ファイバの出力端に配置する対向側光スイッチと、前記下り光ファイバを介して前記対向装置へ流れてきた第1の測定用パケットおよび前記上り光ファイバを介して流れてきた第2の測定用パケットの到着時間差を検出する到着時間差検出部とをさらに有し、
前記測定側光スイッチが前記対向装置から送信された信号を受信する受信状態にスイッチングし、かつ前記対向側光スイッチが前記測定装置へ信号を送信する送信状態にスイッチングした、通常運用時のスイッチ状態の場合に、
前記測定部は、前記光ファイバ往復長Lfiberを求め、
前記測定側光スイッチが前記対向装置へ信号を送信する送信状態にスイッチングし、かつ前記対向側光スイッチが前記測定装置から送信された信号を受信する受信状態にスイッチングした、測定用パケット到着時間差検出時のスイッチ状態の場合に、
前記測定装置は、前記測定側カプラで分岐した一方の第1の光監視制御信号を、前記下り光ファイバを通じて前記対向装置へ送信し、前記測定側カプラで分岐した他方の第2の光監視制御信号を、前記測定側光スイッチを介して前記上り光ファイバを通じて前記対向装置へ送信し、
前記到着時間差検出部は、前記第1の光監視制御信号に含まれる前記第1の測定用パケットと、前記第2の光監視制御信号に含まれる前記第2の測定用パケットとの到着時間差ΔTと、先着した光ファイバルートとを検出し、
前記測定部は、前記上り光ファイバと前記下り光ファイバとの距離差をΔLとした際に、前記下り光ファイバの長さLaおよび前記上り光ファイバの長さLbを、
ΔL=ΔT×V=La−Lb(La>Lb)=Lb−La(Lb>La)
Lfiber=La+Lb
で算出することを特徴とする付記6記載の光ファイバ伝送路測定システム。
(付記8) 前記測定部は、
前記上り光ファイバと前記下り光ファイバの光ファイバ種別毎の平均分散量をあらかじめ登録しておき、
前記平均分散量をdfiberとした際に、前記上り光ファイバと前記下り光ファイバそれぞれの分散量Dを、
D=Lfiber×dfiber/2
で算出し、
または、前記下り光ファイバの分散量Daおよび前記上り光ファイバの分散量Dbを
Da=La×dfiber、Db=Lb×dfiber
で算出することを特徴とする付記7記載の光ファイバ伝送路測定システム。
(付記9) 前記電気/光変換部は、出力波長の可変機能を有し、光通信に使用される波長範囲の最短波長より短い波長である波長λ1と、前記波長範囲の最長波長より長い波長である波長λ2とを出力し、
前記測定側光スイッチが前記対向装置へ信号を送信する送信状態にスイッチングし、かつ前記対向側光スイッチが前記測定装置から送信された信号を受信する受信状態にスイッチングした、測定用パケット到着時間差検出時のスイッチ状態の場合に、
前記測定装置は、波長λ1の前記第1の光監視制御信号を、前記下り光ファイバを通じて前記対向装置へ送信し、波長λ1の前記第2の光監視制御信号を、前記上り光ファイバを通じて前記対向装置へ送信し、
前記到着時間差検出部は、前記第1の光監視制御信号に含まれる、波長λ1の前記第1の測定用パケットと、前記第2の光監視制御信号に含まれる、波長λ1の前記第2の測定用パケットの到着時間差ΔTλ1を検出し、
前記測定装置は、波長λ2の前記第1の光監視制御信号を、前記下り光ファイバを通じて前記対向装置へ送信し、波長λ2の前記第2の光監視制御信号を、前記上り光ファイバを通じて前記対向装置へ送信し、
前記到着時間差検出部は、前記第1の光監視制御信号に含まれる、波長λ2の前記第1の測定用パケットと、前記第2の光監視制御信号に含まれる、波長λ2の前記第2の測定用パケットの到着時間差ΔTλ2を検出して、前記到着時間差ΔTλ1と前記到着時間差ΔTλ2との差分ΔTλを算出し、
前記測定部は、波長λ1と波長λ2との波長差をΔλとした際に、前記下り光ファイバおよび前記上り光ファイバの分散量Dfiberを
Dfiber=ΔTλ/Δλ
で算出することを特徴とする付記7記載の光ファイバ伝送路測定システム。
光ファイバ伝送路測定システムの構成例を示す図である。 WDMネットワークを示す図である。 OADMの内部構成を示す図である。 OADMの内部構成を示す図である。 OADMに測定装置の機能を適用した場合の構成を示す図である。 中継局に対向装置の機能を適用した場合の構成を示す図である。 光ファイバ長の測定前の準備動作を示すフローチャートである。 パケット伝送時間を計測する際の動作を示すフローチャートである。 分散補償パラメータを不要とする光ファイバ長測定の動作を示すフローチャートである。 分散補償パラメータを使用する光ファイバ長測定の動作を示すフローチャートである。 SONETフレームのフォーマットを示す図である。 片道分の光ファイバ長測定を行う変形例の構成を示す図である。 片道分の光ファイバ長測定を行う変形例の構成を示す図である。 片道分の光ファイバ長測定の動作を示すフローチャートである。 分散量の測定動作を示すフローチャートである。 分散量測定を行う変形例の構成を示す図である。 分散量測定を行う変形例の構成を示す図である。 分散量の測定動作を示すフローチャートである。 分散量の測定動作を示すフローチャートである。 OTDRを利用した測定系を示す図である。 システムの運用停止が必要となることを説明するための図である。
符号の説明
1 光ファイバ伝送路測定システム
1a 送信部
1b 受信部
1c 計測部
1d 測定部
3 対向装置
3a 折り返し部
10 測定装置
11 測定用パケット生成部
12 挿入部
13 E/O
14 合波部
15 分波部
16 O/E
17 測定用パケット検出部
Fd 下り光ファイバ
Fu 上り光ファイバ

Claims (8)

  1. 対向装置と光ファイバ伝送路で接続された光ファイバ伝送路測定装置において、
    前記光ファイバ伝送路の測定に使用する測定用パケットを生成して、前記光ファイバ伝送路を介して前記対向装置へ送信する送信部と、
    前記光ファイバ伝送路を介して前記対向装置から折り返し戻ってきた前記測定用パケットを検出する受信部と、
    前記測定用パケットの生成から検出するまでに要する時間であるパケット伝送時間を計測する計測部と、
    前記光ファイバ伝送路の測定制御に使用する分散補償ファイバの長さ情報を格納し、前記パケット伝送時間にもとづいて、少なくとも前記光ファイバ伝送路の長さに関する、前記光ファイバ伝送路の測定制御を行う測定部と、
    を備え、
    前記送信部は、前記測定用パケットを電気/光変換して、光主信号に多重化し、
    電気/光変換された前記測定用パケットが、前記光主信号に多重化されて前記光ファイバ伝送路上を流れる場合、
    前記受信部に含まれる分波部は、電気/光変換された前記測定用パケットと、前記光主信号とを分波し、
    前記測定部は、分散補償ファイバが前記分波部の入力段、または出力段のいずれか一方に配置されている場合に応じて前記分散補償ファイバの長さ情報を選定して、前記光ファイバ伝送路の測定制御を行う、
    ことを特徴とする光ファイバ伝送路測定装置。
  2. 前記送信部は、
    前記測定用パケットを生成する測定用パケット生成部と、
    監視制御信号に前記測定用パケットを挿入してパケット挿入信号を生成する挿入部と、
    前記パケット挿入信号の電気/光変換を行って、光監視制御信号を生成する電気/光変換部と、
    前記光主信号に前記光監視制御信号を多重化して光多重化信号を生成し、下り光ファイバを介して、前記対向装置へ送信する合波部と、
    を有し、
    前記受信部は、
    上り光ファイバを介して、前記対向装置から送信された前記光多重化信号を受信して、前記光主信号と前記光監視制御信号とを分波する分波部と、
    前記光監視制御信号の光/電気変換を行って、前記パケット挿入信号を再生する光/電気変換部と、
    再生した前記パケット挿入信号から、前記対向装置から折り返し戻ってきた前記測定用パケットを検出する測定用パケット検出部と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の光ファイバ伝送路測定装置。
  3. 前記上り光ファイバを通じて伝送される前記光多重化信号の分散補償を行う前記分散補償ファイバをさらに有し、
    前記測定部には、
    前記測定用パケットを生成してから前記下り光ファイバへ出力するまでに要する処理時間と、前記上り光ファイバを流れてきた前記測定用パケットを受信してから前記測定用パケットを検出するまでに要する処理時間と、の総和であるパケット処理時間と、
    前記対向装置で前記測定用パケットが受信されて折り返し出力されるまでに要する時間である折り返し時間と、
    前記分散補償ファイバの長さ情報とが記憶されており、
    前記パケット伝送時間をTtotal、前記パケット処理時間をT1、前記折り返し時間をT2、前記光ファイバ伝送路中の光速度をVとした際に、
    前記分散補償ファイバが前記分波部の出力段に配置して、前記測定用パケットが前記分散補償ファイバを通過しない場合は、前記下り光ファイバおよび前記上り光ファイバの両方の長さである光ファイバ往復長Lfiberを、
    Lfiber=(Ttotal−(T1+T2))×V
    で算出し、
    前記分散補償ファイバが前記分波部の入力段に配置して、前記測定用パケットが前記分散補償ファイバを通過する場合は、前記長さ情報をLdとした際に、前記下り光ファイバおよび前記上り光ファイバの両方の長さである光ファイバ往復長Lfiberを、
    Lfiber=(Ttotal−(T1+T2))×V−Ld
    で算出することを特徴とする請求項2記載の光ファイバ伝送路測定装置。
  4. 光ファイバ伝送路の測定を行う光ファイバ伝送路測定システムにおいて、
    測定装置と対向装置とが前記光ファイバ伝送路で接続し、
    前記測定装置は、
    前記光ファイバ伝送路の測定に使用する測定用パケットを生成して、前記光ファイバ伝送路を介して前記対向装置へ送信する送信部と、
    前記光ファイバ伝送路を介して前記対向装置から折り返し戻ってきた前記測定用パケットを検出する受信部と、
    前記測定用パケットの生成から検出するまでに要する時間であるパケット伝送時間を計測する計測部と、
    前記光ファイバ伝送路の測定制御に使用する分散補償ファイバの長さ情報を格納し、前記パケット伝送時間にもとづいて、少なくとも前記光ファイバ伝送路の長さに関する、前記光ファイバ伝送路の測定制御を行う測定部と、
    を有し、
    前記対向装置は、前記測定用パケットを前記測定装置へ折り返し出力する折り返し部を有し、
    前記送信部は、前記測定用パケットを電気/光変換して、光主信号に多重化し、
    電気/光変換された前記測定用パケットが、前記光主信号に多重化されて前記光ファイバ伝送路上を流れる場合、
    前記受信部に含まれる分波部は、電気/光変換された前記測定用パケットと、前記光主信号とを分波し、
    前記測定部は、分散補償ファイバが前記分波部の入力段、または出力段のいずれか一方に配置されている場合に応じて前記分散補償ファイバの長さ情報を選定して、前記光ファイバ伝送路の測定制御を行う、
    ことを特徴とする光ファイバ伝送路測定システム。
  5. 前記送信部は、
    前記測定用パケットを生成する測定用パケット生成部と、
    監視制御信号に前記測定用パケットを挿入してパケット挿入信号を生成する挿入部と、
    前記パケット挿入信号の電気/光変換を行って、光監視制御信号を生成する電気/光変換部と、
    前記光主信号に前記光監視制御信号を多重化して光多重化信号を生成し、下り光ファイバを介して、前記対向装置へ送信する合波部と、
    を有し、
    前記受信部は、
    上り光ファイバを介して、前記対向装置から送信された前記光多重化信号を受信して、前記光主信号と前記光監視制御信号とを分波する分波部と、
    前記光監視制御信号の光/電気変換を行って、前記パケット挿入信号を再生する光/電気変換部と、
    再生した前記パケット挿入信号から、前記対向装置から折り返し戻ってきた前記測定用パケットを検出する測定用パケット検出部と、
    を有することを特徴とする請求項4記載の光ファイバ伝送路測定システム。
  6. 前記測定装置は、前記上り光ファイバを通じて伝送される前記光多重化信号の分散補償を行う前記分散補償ファイバをさらに有し、
    前記測定部は、
    前記測定用パケットを生成してから前記下り光ファイバへ出力するまでに要する処理時間と、前記上り光ファイバを流れてきた前記測定用パケットを受信してから前記測定用パケットを検出するまでに要する処理時間と、の総和であるパケット処理時間をあらかじめ登録し、
    前記対向装置で前記測定用パケットが受信されて折り返し出力されるまでに要する時間である折り返し時間をあらかじめ登録し、
    前記分散補償ファイバの長さ情報をあらかじめ登録し、
    前記パケット伝送時間をTtotal、前記パケット処理時間をT1、前記折り返し時間をT2、前記光ファイバ伝送路中の光速度をVとした際に、
    前記分散補償ファイバが前記分波部の出力段に配置して、前記測定用パケットが前記分散補償ファイバを通過しない場合は、前記下り光ファイバおよび前記上り光ファイバの両方の長さである光ファイバ往復長Lfiberを、
    Lfiber=(Ttotal−(T1+T2))×V
    で算出し、
    前記分散補償ファイバが前記分波部の入力段に配置して、前記測定用パケットが前記分散補償ファイバを通過する場合は、前記長さ情報をLdとした際に、前記下り光ファイバおよび前記上り光ファイバの両方の長さである光ファイバ往復長Lfiberを、
    Lfiber=(Ttotal−(T1+T2))×V−Ld
    で算出することを特徴とする請求項5記載の光ファイバ伝送路測定システム。
  7. 前記測定装置は、前記電気/光変換部で生成された前記光監視制御信号を2分岐する測定側カプラと、前記上り光ファイバの入力端に配置する測定側光スイッチとをさらに有し、
    前記対向装置は、前記上り光ファイバの出力端に配置する対向側光スイッチと、前記下り光ファイバを介して前記対向装置へ流れてきた第1の測定用パケットおよび前記上り光ファイバを介して流れてきた第2の測定用パケットの到着時間差を検出する到着時間差検出部とをさらに有し、
    前記測定側光スイッチが前記対向装置から送信された信号を受信する受信状態にスイッチングし、かつ前記対向側光スイッチが前記測定装置へ信号を送信する送信状態にスイッチングした、通常運用時のスイッチ状態の場合に、
    前記測定部は、前記光ファイバ往復長Lfiberを求め、
    前記測定側光スイッチが前記対向装置へ信号を送信する送信状態にスイッチングし、かつ前記対向側光スイッチが前記測定装置から送信された信号を受信する受信状態にスイッチングした、測定用パケット到着時間差検出時のスイッチ状態の場合に、
    前記測定装置は、前記測定側カプラで分岐した一方の第1の光監視制御信号を、前記下り光ファイバを通じて前記対向装置へ送信し、前記測定側カプラで分岐した他方の第2の光監視制御信号を、前記測定側光スイッチを介して前記上り光ファイバを通じて前記対向装置へ送信し、
    前記到着時間差検出部は、前記第1の光監視制御信号に含まれる前記第1の測定用パケットと、前記第2の光監視制御信号に含まれる前記第2の測定用パケットとの到着時間差ΔTと、先着した光ファイバルートとを検出し、
    前記測定部は、前記上り光ファイバと前記下り光ファイバとの距離差をΔLとした際に、前記下り光ファイバの長さLaおよび前記上り光ファイバの長さLbを、
    ΔL=ΔT×V=La−Lb(La>Lb)=Lb−La(Lb>La)
    Lfiber=La+Lb
    で算出することを特徴とする請求項6記載の光ファイバ伝送路測定システム。
  8. 前記測定部は、
    前記上り光ファイバと前記下り光ファイバの光ファイバ種別毎の平均分散量をあらかじめ登録しておき、
    前記平均分散量をdfiberとした際に、前記上り光ファイバと前記下り光ファイバそれぞれの分散量Dを、
    D=Lfiber×dfiber/2
    で算出し、
    または、前記下り光ファイバの分散量Daおよび前記上り光ファイバの分散量Dbを
    Da=La×dfiber、Db=Lb×dfiber
    で算出することを特徴とする請求項7記載の光ファイバ伝送路測定システム。
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