JP4695990B2 - 光ネットワーク、ノード装置、および経路計算サーバ - Google Patents
光ネットワーク、ノード装置、および経路計算サーバ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4695990B2 JP4695990B2 JP2006019835A JP2006019835A JP4695990B2 JP 4695990 B2 JP4695990 B2 JP 4695990B2 JP 2006019835 A JP2006019835 A JP 2006019835A JP 2006019835 A JP2006019835 A JP 2006019835A JP 4695990 B2 JP4695990 B2 JP 4695990B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dispersion
- node
- link
- node device
- network side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Optical Communication System (AREA)
Description
(光パス候補1)ノード装置501→ノード装置503→ノード装置504
(光パス候補2)ノード装置501→ノード装置505→ノード装置504
(光パス候補3)ノード装置501→ノード装置502→ノード装置505→ノード装置504
の3通りである。
光パス候補1の分散量=α512+α516
光パス候補2の分散量=α513+α516
光パス候補3の分散量=α511+α514+α516
を算出し、算出した分散量を可変分散補償器のパラメータ設定に用いることができる。
(1)可変分散補償の技術は盛んに研究され年々進歩しており、光ネットワークを構成するノード装置がインフラとして継続的に使用されるうちに性能が格段に向上した分散補償器が入手可能になると予想されること。
(2)可変分散補償の技術が様々であることから、分散補償能力が高く高価な分散補償器と分散補償能力が低く安価な分散補償器とが使い分けられると想定されること。
の2点から、可変の分散補償器を柔軟に制御することは難しい。
図1〜図9を用いてこの発明の実施の形態1を説明する。図1は、この発明における光ネットワークの構成の一例を示す図である。図1において、光ネットワークは、ノード装置101〜105を備えている。ノード装置101とノード装置102との間はリンク301で接続され、ノード装置101とノード装置104との間はリンク303で接続され、ノード装置102とノード装置103との間はリンク302で接続され、ノード装置102とノード装置104との間はリンク306で接続され、ノード装置102とノード装置105との間はリンク307で接続され、ノード装置103とノード装置105との間はリンク305で接続され、ノード装置104とノード装置105との間はリンク304で接続されている。ノード装置101はルータ201,202を収容しており、ノード装置103はルータ203,204を収容しており、ルータ201からルータ203への短距離の光パスは、ノード装置101からノード装置102を介してノード装置103への光パス351であり、ルータ201からルータ203への長距離の光パスは、ノード装置101からノード装置104,105を介してノード装置103への光パス352である。すなわち、光パス351と光パス352とは、終端ノードは同じだが経路の異なる光パスである。また、ノード装置101〜105およびルータ201〜204は、それぞれ制御プレーンインターフェース(以下、制御プレーンIFとする)によって、ルーティングプロトコルやシグナリングプロトコルを伝達する制御プレーン251と接続されている。
(光パス候補1)ノード装置101→ノード装置102→ノード装置103
(光パス候補2)ノード装置101→ノード装置102→ノード装置104→ノード装置105→ノード装置103
(光パス候補3)ノード装置101→ノード装置102→ノード装置105→ノード装置103
(光パス候補4)ノード装置101→ノード装置104→ノード装置105→ノード装置103
などがある。経路選択部1115は、リンク情報テーブル1112に基づいて例えば上記4つの光パス候補を抽出する。経路選択部1115は、抽出した光パス候補1〜4のそれぞれのコストを算出し、算出したコストが最も小さい光パス候補1〜4を光パスとして選択する。
光パス候補1のコスト=リンク301のコスト+リンク302のコスト=20
光パス候補2のコスト=リンク301のコスト+リンク306のコスト+リンク304のコスト+リンク305のコスト=60
光パス候補3のコスト=リンク301のコスト+リンク307のコスト+リンク305のコスト=50
光パス候補4のコスト=リンク303のコスト+リンク304のコスト+リンク305のコスト=50
であるので、経路選択部1115は、光パス候補1、すなわち光パス351を選択する。
図10〜図14を用いてこの発明の実施の形態2を説明する。この実施の形態2のノード装置が適用される光ネットワークの構成は、先の図1に示した実施の形態1の光ネットワークとほぼ同じであるが、ノード装置101〜105の代わりにノード装置101a〜105aを備えている。図10は、この実施の形態2のノード装置101aの構成を示すブロック図である。図10に示したノード装置101aは、先の図2に示した実施の形態1のノード装置101から電気スイッチ141が削除され、光パス設定処理部111の代わりに光パス設定処理部111aを備えている。すなわち、ノード装置101aは、クライアント側光送受信部131−1〜131−iとネットワーク側光送受信部151−1〜151−iが予め対応付けられている。なお、図2に示した実施の形態1のノード装置101と同じ機能を持つ構成部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
先の実施の形態1においては、起点となるノード装置が自身と終点となるノード装置との間の光パスを選択し、選択した光パスの分散量に応じたネットワーク側光送受信部を選択するようにしたが、光ネットワーク内に経路計算サーバを備え、経路計算サーバが光パスを選択するようにしてもよい。
先の実施の形態1〜3は、リンクの分散量をリンクを構成する光ファイバの種別と距離、あるいは測定に基づいて定義している。一方、現時点にて分散補償ファイバといった固定の分散補償手段を内蔵し全光での信号転送が可能な固定分散補償ノードを備えた光ネットワークがある。先の実施の形態1〜3のノード装置と固定分散補償ノードの両者を組み合わせたハイブリッド光ネットワークを想定すると、実施の形態1〜3のノード装置を端点ノード装置として固定分散補償ノードを経由する光パスを設定する場合が考えられる。この場合、固定分散補償ノードが提供する分散補償能力を考慮に入れて光パスの分散量を求め、端点ノードの光送受信部の選択へ反映させる必要があるが、実施の形態1〜3の手順におけるルーティング情報の広告には固定分散補償ノードの分散補償能力の情報は含まれておらず、経路情報データベース1111にて固定分散補償ノードの分散補償能力の情報が共有されない。そのため、光パス設定時の選択に固定分散補償ノード装置を利用できないという問題が生じる。
先の実施の形態1〜4においては、ノード装置101〜105,101a〜105aのネットワーク側光送受信部151−1〜151−iの分散補償能力として、ネットワーク側光送受信部151−1〜151−iが有する可変分散補償器が補償可能な最大の分散補償値を広告したが、様々な可変分散補償技術が研究され技術によって可変分散補償が適用可能な波長範囲などのパラメータが異なることが想定される。そのため、分散補償能力として広告する情報に補償可能な波長範囲、補償可能な最小の波長間隔、可変分散補償器の設定に要する時間などを追加して拡充し、分散補償能力が異なる複数の可変分散補償器を有するネットワーク側光送受信部151−1〜151−iを選択するようにすることも可能である。
先の実施の形態1〜5においては、リンクの分散量およびノード装置101〜105,101a〜105aが内蔵するネットワーク側光送受信部151−1〜151−iが有する可変分散補償器の分散補償能力をルーティングプロトコルによって広告するようにしたが、分散量に加えて各種の光伝送の劣化要因、たとえば、高次分散や偏波分散に起因するリンク毎の劣化量と、それらの劣化要因についてノード装置101〜105,101a〜105aが内蔵するネットワーク側光送受信部151−1〜151−iが有する可変分散補償器の分散補償能力を表すパラメータを広告するようにしてもよい。
111,111a 光パス設定処理部
121,122,123,124 リンク
131−1,131−2,131−i−1,131−i クライアント側光送受信部
141 電気スイッチ
151−1,151−2,151−i−1,151−i ネットワーク側光送受信部
161 光スイッチ
171,172 波長多重分離部
181,182 ネットワークIF
191 制御インタフェース
201,202,203,204 ルータ
251 制御プレーン
301,302,303,304,305,306,307 リンク
351,352 光パス
401 固定分散補償ノード装置
411,412 分散補償ファイバ
421,422 光アンプ
1111 経路情報データベース
1112 リンク情報テーブル
1113,1113a 分散補償能力情報テーブル
1114 プロトコル処理部
1115 経路選択部
1116 制御部
Claims (22)
- 可変分散補償器を有するネットワーク側光送受信部を複数備える複数のノード装置が、リンクによって接続され、前記ノード装置は前記ネットワーク側光送受信部ごとに前記可変分散補償器を備え、前記ノード装置として自装置が備える前記可変分散補償器の分散補償能力が少なくとも2種類の分散補償能力であるノード装置を含む光ネットワークにおいて、
前記ノード装置は、
自装置が備えるネットワーク側光送受信部と対応付けて前記ネットワーク側送受信部が備える可変分散補償器の分散補償能力を保持するとともに広告し、また、自装置が収容するリンクごとの分散値を保持するとともに広告するプロトコル処理部と、
自装置が光パスの起点となる場合に、自装置が収容するリンクごとの分散値と他のノード装置から受信した前記分散値とに基づいて光パスの分散値を算出し、自装置が備えるネットワーク側光送受信部の分散補償能力と算出した分散量とに基づいてネットワーク側光送受信部を選択し、他のノード装置から受信した前記分散補償能力と算出した分散量とに基づいて当該パスの終点ノードのネットワーク側光送受信部を選択する経路選択部と、
自装置が光パスの起点となる場合、自装置のネットワーク側光送受信部として選択された自装置のネットワーク側光送受信部を光パスに用いることを設定し、自装置以外の起点ノードから送信された光パスの設定を要求する光パス設定要求に基づいて自装置が光パスの終点ノードとなる場合、当該光パスの設定時に起点ノードより通知されたネットワーク側光送受信部を光パスに用いることを設定する制御部と、
を備え、
前記プロトコル処理部は、光パスの起点となる場合、光パスの設定時に前記終点送受信部として選択されたネットワーク側光送受信部を当該パスの終点ノードへ通知する、
ことを特徴とする光ネットワーク。 - 前記ノード装置は、
各リンクに対応付けて、当該リンクの端点となるノード装置を識別するためのノード番号と、当該リンクのコスト、未使用帯域、および分散量とが登録されるリンク情報テーブルと、
前記光ネットワーク内の各ノード装置のノード番号および当該ノード番号が示すノード装置のネットワーク側光送受信部に対応付けて、当該ネットワーク側光送受信部が有する可変分散補償器の分散補償能力が登録される分散補償能力情報テーブルと、
をさらに備え、
前記経路選択部は、光パス設定要求によって光パスの起点ノード装置となる場合、前記リンク情報テーブルに基づいて、少なくとも1つのリンクからなる光パスを選択し、選択した光パスの分散量を算出し、自装置のノード番号および当該ノード番号が示すノード装置のネットワーク側光送受信部に対応付けて前記分散補償能力情報テーブルに登録されている分散補償能力の値が、算出した分散量以上であって、かつ算出した分散量に最も近いネットワーク側光送受信部と、前記光パスの終点となるノード装置のノード番号および当該ノード番号が示すノード装置のネットワーク側光送受信部に対応付けて前記分散補償能力情報テーブルに登録されている分散補償能力の値が、算出した分散量以上であって、かつ算出した分散量に最も近いネットワーク側光送受信部とを選択し、選択した光パス、選択した自装置のネットワーク側光送受信部のネットワーク側光送受信部番号、当該光パスの終点となるノード装置のノード番号および選択した終点となるノード装置のネットワーク側光送受信部を示すネットワーク側光送受信部番号を含む選択結果を出力し、
前記プロトコル処理部は、自装置が収容するリンクに対応付けて、当該リンクの端点となるノード装置を識別するためのノード番号、当該リンクのコスト、未使用帯域、および分散量を含むリンク情報と、自装置のノード番号、当該ノード番号が示すノード装置のネットワーク側光送受信部を識別するためのネットワーク側光送受信部番号、および当該ネットワーク側光送受信部番号が示すネットワーク側光送受信部が有する可変分散補償器の分散補償能力を含む分散補償能力情報を他のノード装置に広告するとともに、前記選択結果を受けた場合には、前記選択結果に基づいて光パスの終点となるノード装置に対して選択した終点となるノード装置のネットワーク側光送受信部を示すネットワーク側光送受信部番号を含む光パス設定要求を通知し、他のノード装置から広告されたリンク情報を受信した場合には受信したリンク情報を前記リンク情報テーブルに登録し、他のノード装置から広告された分散補償能力情報を受信した場合には受信した分散補償能力情報に基づいてノード番号およびネットワーク側光送受信部番号と当該ネットワーク側光送受信部が有する可変分散補償器の分散補償能力との対応を前記分散補償情報テーブルに登録する、
ことを特徴とする請求項1に記載の光ネットワーク。 - 前記プロトコル処理部は、
自装置のリンク情報テーブルが更新された場合にリンク情報を広告し、自装置の分散補償能力情報テーブルが更新された場合に分散補償能力情報を広告すること、
を特徴とする請求項1または2に記載の光ネットワーク。 - 前記経路選択部は、
選択した自装置のネットワーク側光送受信部が有する可変分散補償器および選択した前記終点となるノード装置のネットワーク側光送受信部が有する可変分散補償器の設定パラメータを算出し、
前記プロトコル処理部は、
前記経路選択部が算出した設定パラメータを含めた光パス設定要求を通知し、
前記制御部は、
自装置が起点となるノード装置の場合には、前記経路選択部が選択した自装置のネットワーク側光送受信部が有する可変分散補償器に前記経路部が算出した設定パラメータを設定し、自装置が終点となるノード装置の場合には、受信した光パス設定要求に基づいて選択されたネットワーク側光受信部が有する可変分散補償器に設定パラメータを設定すること、
を特徴とする請求項1、2または3に記載の光ネットワーク。 - 前記プロトコル処理部は、
前記リンク情報、分散補償能力情報をルーティングプロトコルに基づいて広告し、また光パス設定要求を光パスを設定するシグナリングプロトコルに基づいて通知することを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の光ネットワーク。 - 前記プロトコル処理部は、
自装置が備える可変分散補償器の分散補償能力の波長範囲、最小の波長間隔、当該可変分散補償器の設定に要する時間の少なくとも1つをさらに含めた分散補償能力情報を広告し、他のノード装置から当該ノード装置が備える可変分散補償器の分散補償能力の波長範囲、最小の波長間隔、当該可変分散補償器の設定に要する時間の少なくとも1つをさらに含めた分散補償能力情報を受信した場合には、受信した分散補償能力情報に含まれる可変分散補償器の分散補償能力の波長範囲、最小の波長間隔、当該可変分散補償器の設定に要する時間を前記分散補償能力情報テーブルに登録し、
前記経路選択部は、
可変分散補償器の分散補償能力の波長範囲、最小の波長間隔、当該可変分散補償器の設定に要する時間を含めて起点および終点のノード装置のネットワーク側光送受信部を選択すること、
を特徴とする請求項1〜5の何れか一つに記載の光ネットワーク。 - 前記プロトコル処理部は、
リンクの高次分散または偏波分散に起因するリンク毎の劣化量と、当該リンクの劣化量に対して自装置が有する可変分散補償器の分散補償能力を表すパラメータとをさらに含めたリンク情報を広告し、他のノード装置からリンクの高次分散または偏波分散に起因するリンク毎の劣化量と、当該リンクの劣化量に対して当該ノード装置が有する可変分散補償器の分散補償能力を表すパラメータとを含むリンク情報を受信した場合には、受信したリンク情報に含まれるリンクの高次分散または偏波分散に起因するリンク毎の劣化量と、当該リンクの劣化量に対して当該ノード装置が有する可変分散補償器の分散補償能力を表すパラメータとを前記リンク情報テーブルに登録し、
前記経路選択部は、
リンクの高次分散または偏波分散に起因するリンク毎の劣化量と、当該リンクの劣化量に対して当該ノード装置が有する可変分散補償器の分散補償能力を含めて起点および終点のノード装置のネットワーク側光送受信部を選択すること、
を特徴とする請求項1〜6の何れか1つに記載の光ネットワーク。 - 可変分散補償器を有するネットワーク側光送受信部を複数備える複数のノード装置と、これら複数のノード装置を統括的に管理する経路計算サーバとを備え、複数のノード装置はリンクによって接続されるとともに、前記経路サーバと制御プレーンによって接続され、前記ノード装置は前記ネットワーク側光送受信部ごとに前記可変分散補償器を備え、前記ノード装置として自装置が備える前記可変分散補償器の分散補償能力が少なくとも2種類の分散補償能力であるノード装置を含む光ネットワークにおいて、
前記ノード装置は、
自装置が備えるネットワーク側光送受信部と対応付けて前記ネットワーク側送受信部が備える可変分散補償器の分散補償能力を広告し、また、自装置が収容するリンクごとの分散値を広告するプロトコル処理部と、
光パス設定要求を受けると、光パス設定通知を制御プレーンを介して起点および終点となるノード装置のノード番号を含む光パス設定通知を前記経路計算サーバに送信し、前記経路計算サーバから選択結果を受信した場合には受信した選択結果に基づいて、自装置のネットワーク側光送受信部を光パスに用いることを設定し、自装置以外の起点ノードから送信された光パスの設定を要求する光パス設定要求に基づいて自装置が光パスの終点ノードとなる場合、当該光パスの設定時に起点ノードより通知されたネットワーク側光送受信部を光パスに用いることを設定する制御部と、
を備え、
前記プロトコル処理部は、前記経路計算サーバから選択結果を受信した場合には、前記選択結果に基づいて光パスの終点ノードに対して選択された終点ノードのネットワーク側光送受信部を当該パスの終点ノードへ通知し、
前記経路計算サーバは、
光パスを選択し、前記ノード装置から受信した前記分散値に基づいて選択した光パスの分散値を算出し、当該光パスの起点ノードから受信した前記分散補償能力と算出した分散量とに基づいて起点ノードのネットワーク側光送受信部を選択し、当該光パスの終点ノードから受信した前記分散補償能力と算出した分散量とに基づいて終点ノードのネットワーク側光送受信部を選択し、選択した光パス、選択した起点ノード装置のネットワーク側光送受信部、当該光パスの終点ノード装置のノード番号および終点ノード装置の選択したネットワーク側光送受信部を含む選択結果を起点ノードへ送信する経路選択部、
を備える、
ことを特徴とする光ネットワーク。 - 前記ノード装置は、
各リンクに対応付けて、当該リンクの端点となるノード装置を識別するためのノード番号と、当該リンクのコスト、未使用帯域、および分散量とが登録されるリンク情報テーブルと、
前記光ネットワーク内の各ノード装置のノード番号および当該ノード番号が示すノード装置のネットワーク側光送受信部に対応付けて、当該ネットワーク側光送受信部が有する可変分散補償器の分散補償能力が登録される分散補償能力情報テーブルと、
をさらに備え、
前記制御部は、光パス設定要求を受けると、光パス設定通知を制御プレーンを介して起点および終点となるノード装置のノード番号を含む光パス設定通知を前記経路計算サーバに送信するとともに、前記経路計算サーバから選択結果を受信した場合には受信した選択結果に基づいて、自装置のネットワーク側光送受信部を光パスに用いることを設定するとともに、前記リンク情報テーブルおよび分散補償能力情報テーブルを更新し、他のノード装置が通知する光パス設定要求を受けた際に、自装置が終点ノードである場合には受信した光パス設定要求に含まれるネットワーク側光送受信部番号が示すネットワーク側光送受信部を光パスに用いることを設定し、
前記プロトコル処理部は、自装置が収容するリンクに対応付けて、当該リンクの端点となるノード装置を識別するためのノード番号、当該リンクのコスト、未使用帯域、および分散量を含むリンク情報と、自装置のノード番号、当該ノード番号が示すノード装置のネットワーク側光送受信部を識別するためのネットワーク側光送受信部番号、および当該ネットワーク側光送受信部番号が示すネットワーク側光送受信部が有する可変分散補償器の分散補償能力を含む分散補償能力情報を他のノード装置および前記経路選択サーバに広告するとともに、前記選択結果を受けた場合には、前記選択結果に基づいて光パスの終点となるノード装置に対して選択した終点となるノード装置のネットワーク側光送受信部を示すネットワーク側光送受信部番号を含む光パス設定要求を通知し、他のノード装置から広告されたリンク情報を受信した場合には受信したリンク情報を前記リンク情報テーブルに登録し、他のノード装置から広告された分散補償能力情報を受信した場合には受信した分散補償能力情報に基づいてノード番号およびネットワーク側光送受信部番号と当該ネットワーク側光送受信部が有する可変分散補償器の分散補償能力との対応を前記分散補償情報テーブルに登録し、
前記経路計算サーバは、
各リンクに対応付けて、当該リンクの端点となるノード装置を識別するためのノード番号と、当該リンクのコスト、未使用帯域、および分散量とが登録されるリンク情報テーブルと、
前記光ネットワーク内の各ノード装置のノード番号および当該ノード番号が示すノード装置のネットワーク側光送受信部に対応付けて、当該ネットワーク側光送受信部が有する可変分散補償器の分散補償能力が登録される分散補償能力情報テーブルと、
各ノード装置から広告されたリンク情報を受信した場合には受信したリンク情報を自装置のリンク情報テーブルに登録し、各ノード装置から広告された分散補償能力情報を受信した場合には受信した分散補償能力情報に基づいてノード番号およびネットワーク側光送受信部番号と当該ネットワーク側光送受信部が有する可変分散補償器の分散補償能力との対応を自装置の分散補償情報テーブルに登録するプロトコル処理部と、
をさらに備え、
前記経路選択部は、前記光パス設定通知を受信すると、自装置内のリンク情報テーブルに基づいて、少なくとも1つのリンクからなる光パスを選択し、選択した光パスの分散量を算出し、起点となるノード装置のノード番号および当該ノード番号が示すノード装置のネットワーク側光送受信部に対応付けて前記分散補償能力情報テーブルに登録されている分散補償能力の値が、算出した分散量以上であって、かつ算出した分散量に最も近いネットワーク側光送受信部と、前記光パスの終点となるノード装置のノード番号および当該ノード番号が示すノード装置のネットワーク側光送受信部に対応付けて前記分散補償能力情報テーブルに登録されている分散補償能力の値が、算出した分散量以上であって、かつ算出した分散量に最も近いネットワーク側光送受信部とを選択し、選択した光パス、選択した起点となるノード装置のネットワーク側光送受信部のネットワーク側光送受信部番号、当該光パスの終点となるノード装置のノード番号および選択した終点となるノード装置のネットワーク側光送受信部を示すネットワーク側光送受信部番号を含む選択結果を起点となるノード装置に送信する、
ことを特徴とする請求項8に記載の光ネットワーク。 - 前記ノード装置のプロトコル処理部は、
自装置のリンク情報テーブルが更新された場合にリンク情報を広告し、自装置の分散補償能力情報テーブルが更新された場合に分散補償能力情報を広告すること、
を特徴とする請求項8または9に記載の光ネットワーク。 - 前記経路計算サーバの経路選択部は、
選択した起点となるノード装置のネットワーク側光送受信部が有する可変分散補償器および選択した終点となるノード装置のネットワーク側光送受信部が有する可変分散補償器の設定パラメータを算出し、算出した設定パラメータを含む選択結果を起点となるノード装置に送信し、
前記起点となるノード装置のプロトコル処理部は、
前記選択結果に含まれる設定パラメータを含めた光パス設定要求通知をし、
前記起点となるノード装置の制御部は、
前記選択結果に含まれる起点となるノード装置のネットワーク側光送受信部が有する可変分散補償器の設定パラメータを、選択された自装置のネットワーク側光送受信部が有する可変分散補償器に設定し、他のノード装置から受信した光パス設定要求を受信した際に、自装置が終点となるノード装置の場合には、受信した光パス設定要求に基づいて選択されたネットワーク側光受信部が有する可変分散補償器に設定パラメータを設定すること、
を特徴とする請求項8、9または10に記載の光ネットワーク。 - 前記ノード装置のプロトコル処理部は、
前記リンク情報、分散補償能力情報をルーティングプロトコルに基づいて広告し、また光パス設定要求を光パスを設定するシグナリングプロトコルに基づいて通知することを特徴とする請求項8〜11の何れか一つに記載の光ネットワーク。 - 前記ノード装置のプロトコル処理部は、
リンクの高次分散または偏波分散に起因するリンク毎の劣化量と、当該リンクの劣化量に対して自装置が有する可変分散補償器の分散補償能力を表すパラメータとをさらに含めたリンク情報を広告し、他のノード装置からリンクの高次分散または偏波分散に起因するリンク毎の劣化量と、当該リンクの劣化量に対して当該ノード装置が有する可変分散補償器の分散補償能力を表すパラメータとを含むリンク情報を受信した場合には、受信したリンク情報に含まれるリンクの高次分散または偏波分散に起因するリンク毎の劣化量と、当該リンクの劣化量に対して当該ノード装置が有する可変分散補償器の分散補償能力を表すパラメータとを自装置のリンク情報テーブルに登録し、
前記経路計算サーバのプロトコル処理部は、
各ノード装置からリンクの高次分散または偏波分散に起因するリンク毎の劣化量と、当該リンクの劣化量に対して当該ノード装置が有する可変分散補償器の分散補償能力を表すパラメータとを含むリンク情報を受信した場合には、受信したリンク情報に含まれるリンクの高次分散または偏波分散に起因するリンク毎の劣化量と、当該リンクの劣化量に対して当該ノード装置が有する可変分散補償器の分散補償能力を表すパラメータとを自装置のリンク情報テーブルに登録し、
前記経路計算サーバの経路選択部は、
リンクの高次分散または偏波分散に起因するリンク毎の劣化量と、当該リンクの劣化量に対して当該ノード装置が有する可変分散補償器の分散補償能力を含めて起点および終点のノード装置のネットワーク側光送受信部を選択すること、
を特徴とする請求項8〜12の何れか1つに記載の光ネットワーク。 - 前記ノード装置のプロトコル処理部は、
リンクの高次分散または偏波分散に起因するリンク毎の劣化量と、当該リンクの劣化量に対して自装置が有する可変分散補償器の分散補償能力を表すパラメータとをさらに含めたリンク情報を広告し、他のノード装置からリンクの高次分散または偏波分散に起因するリンク毎の劣化量と、当該リンクの劣化量に対して当該ノード装置が有する可変分散補償器の分散補償能力を表すパラメータとを含むリンク情報を受信した場合には、受信したリンク情報に含まれるリンクの高次分散または偏波分散に起因するリンク毎の劣化量と、当該リンクの劣化量に対して当該ノード装置が有する可変分散補償器の分散補償能力を表すパラメータとを自装置のリンク情報テーブルに登録し、
前記経路計算サーバのプロトコル処理部は、
各ノード装置からリンクの高次分散または偏波分散に起因するリンク毎の劣化量と、当該リンクの劣化量に対して当該ノード装置が有する可変分散補償器の分散補償能力を表すパラメータとを含むリンク情報を受信した場合には、受信したリンク情報に含まれるリンクの高次分散または偏波分散に起因するリンク毎の劣化量と、当該リンクの劣化量に対して当該ノード装置が有する可変分散補償器の分散補償能力を表すパラメータとを自装置のリンク情報テーブルに登録し、
前記経路計算サーバの経路選択部は、
リンクの高次分散または偏波分散に起因するリンク毎の劣化量と、当該リンクの劣化量に対して当該ノード装置が有する可変分散補償器の分散補償能力を含めて起点および終点のノード装置のネットワーク側光送受信部を選択すること、
を特徴とする請求項8〜13の何れか1つに記載の光ネットワーク。 - 分散補償能力が固定の固定分散補償器と、
自装置が収容するリンクの分散量から前記固定分散補償器によって相殺されるリンクの分散量を差し引いたリンクの分散量を算出し、算出したリンクの分散量を含むリンク情報を広告するプロトコル処理部と、
を備える固定分散補償ノード装置、
をさらに備えることを特徴とする請求項1〜14の何れか1つに記載の光ネットワーク。 - 光ネットワークに適用されるノード装置であって、
前記光ネットワークにおいてリンクによって他のノード装置と接続され、
可変分散補償器を有する複数のネットワーク側光送受信部と、
自装置が備えるネットワーク側光送受信部と対応付けて前記ネットワーク側送受信部が備える可変分散補償器の分散補償能力を保持するとともに広告し、また、自装置が収容するリンクごとの分散値を保持するとともに広告するプロトコル処理部と、
自装置が光パスの起点となる場合に、自装置が収容するリンクごとの分散値と他のノード装置から受信した前記分散値とに基づいて光パスの分散値を算出し、自装置が備えるネットワーク側光送受信部の分散補償能力と算出した分散量とに基づいてネットワーク側光送受信部を選択し、他のノード装置から受信した前記分散補償能力と算出した分散量とに基づいて当該パスの終点ノードのネットワーク側光送受信部を選択する経路選択部と、
自装置が光パスの起点となる場合、自装置のネットワーク側光送受信部として選択された自装置のネットワーク側光送受信部を光パスに用いることを設定し、自装置以外の起点ノードから送信された光パスの設定を要求する光パス設定要求に基づいて自装置が光パスの終点ノードとなる場合、当該光パスの設定時に起点ノードより通知されたネットワーク側光送受信部を光パスに用いることを設定する制御部と、
を備え、
前記ネットワーク側光送受信部ごとに前記可変分散補償器を備え、自装置が備える前記可変分散補償器の分散補償能力が少なくとも2種類の分散補償能力であり、
前記プロトコル処理部は、光パスの起点となる場合、光パスの設定時に前記終点送受信部として選択されたネットワーク側光送受信部を当該パスの終点ノードへ通知する、
ことを特徴とするノード装置。 - 各リンクに対応付けて、当該リンクの端点となるノード装置を識別するためのノード番号と、当該リンクのコスト、未使用帯域、および分散量とが登録されるリンク情報テーブルと、
前記光ネットワーク内の各ノード装置のノード番号および当該ノード番号が示すノード装置のネットワーク側光送受信部に対応付けて、当該ネットワーク側光送受信部が有する可変分散補償器の分散補償能力が登録される分散補償能力情報テーブルと、
をさらに備え、
前記経路選択部は、光パス設定要求によって光パスの起点ノード装置となる場合、前記リンク情報テーブルに基づいて、少なくとも1つのリンクからなる光パスを選択し、選択した光パスの分散量を算出し、自装置のノード番号および当該ノード番号が示すノード装置のネットワーク側光送受信部に対応付けて前記分散補償能力情報テーブルに登録されている分散補償能力の値が、算出した分散量以上であって、かつ算出した分散量に最も近いネットワーク側光送受信部と、前記光パスの終点となるノード装置のノード番号および当該ノード番号が示すノード装置のネットワーク側光送受信部に対応付けて前記分散補償能力情報テーブルに登録されている分散補償能力の値が、算出した分散量以上であって、かつ算出した分散量に最も近いネットワーク側光送受信部とを選択し、選択した光パス、選択した自装置のネットワーク側光送受信部のネットワーク側光送受信部番号、当該光パスの終点となるノード装置のノード番号および選択した終点となるノード装置のネットワーク側光送受信部を示すネットワーク側光送受信部番号を含む選択結果を出力し、
前記プロトコル処理部は、自装置が収容するリンクに対応付けて、当該リンクの端点となるノード装置を識別するためのノード番号、当該リンクのコスト、未使用帯域、および分散量を含むリンク情報と、自装置のノード番号、当該ノード番号が示すノード装置のネットワーク側光送受信部を識別するためのネットワーク側光送受信部番号、および当該ネットワーク側光送受信部番号が示すネットワーク側光送受信部が有する可変分散補償器の分散補償能力を含む分散補償能力情報を他のノード装置に広告するとともに、前記選択結果を受けた場合には、前記選択結果に基づいて光パスの終点となるノード装置に対して選択した終点となるノード装置のネットワーク側光送受信部を示すネットワーク側光送受信部番号を含む光パス設定要求を通知し、他のノード装置から広告されたリンク情報を受信した場合には受信したリンク情報を前記リンク情報テーブルに登録し、他のノード装置から広告された分散補償能力情報を受信した場合には受信した分散補償能力情報に基づいてノード番号およびネットワーク側光送受信部番号と当該ネットワーク側光送受信部が有する可変分散補償器の分散補償能力との対応を前記分散補償情報テーブルに登録する、
ことを特徴とする請求項16に記載のノード装置。 - 光ネットワークに適用されるノード装置であって、
前記光ネットワークにおいてリンクによって他のノード装置と接続されるとともに制御プレーンによって経路計算サーバに接続され、
可変分散補償器を有する複数のネットワーク側光送受信部と、
自装置が備えるネットワーク側光送受信部と対応付けて前記ネットワーク側送受信部が備える可変分散補償器の分散補償能力を広告し、また、自装置が収容するリンクごとの分散値を広告するプロトコル処理部と、
光パス設定要求を受けると、光パス設定通知を制御プレーンを介して起点および終点となるノード装置のノード番号を含む光パス設定通知を前記経路計算サーバに送信し、前記経路計算サーバから起点ノードへ送信された光パスと当該光パスの起点のードおよび終点ノードの光ネットワーク送受信部との選択結果を受信した場合には、受信した選択結果に基づいて自装置のネットワーク側光送受信部を光パスに用いることを設定し、自装置以外の起点ノードから送信された光パスの設定を要求する光パス設定要求に基づいて自装置が光パスの終点ノードとなる場合、当該光パスの設定時に起点ノードより通知されたネットワーク側光送受信部を光パスに用いることを設定する制御部と、
を備え、
前記ネットワーク側光送受信部ごとに前記可変分散補償器を備え、自装置が備える前記可変分散補償器の分散補償能力が少なくとも2種類の分散補償能力である、
ことを特徴とするノード装置。 - 前記光ネットワークにおいてリンクによって他のノード装置と接続されるとともに制御プレーンによって経路計算サーバに接続され、
各リンクに対応付けて、当該リンクの端点となるノード装置を識別するためのノード番号と、当該リンクのコスト、未使用帯域、および分散量とが登録されるリンク情報テーブルと、
をさらに備え、
前記制御部は、光パス設定要求を受けると、光パス設定通知を制御プレーンを介して起点および終点となるノード装置のノード番号を含む光パス設定通知を前記経路計算サーバに送信するとともに、前記経路計算サーバから選択結果を受信した場合には受信した選択結果に基づいて、自装置のネットワーク側光送受信部を光パスに用いることを設定するとともに、前記リンク情報テーブルおよび分散補償能力情報テーブルを更新し、他のノード装置が通知する光パス設定要求を受けた際に、自装置が終点ノードである場合には受信した光パス設定要求に含まれるネットワーク側光送受信部番号が示すネットワーク側光送受信部を光パスに用いることを設定し、
前記プロトコル処理部は、自装置が収容するリンクに対応付けて、当該リンクの端点となるノード装置を識別するためのノード番号、当該リンクのコスト、未使用帯域、および分散量を含むリンク情報と、自装置のノード番号、当該ノード番号が示すノード装置のネットワーク側光送受信部を識別するためのネットワーク側光送受信部番号、および当該ネットワーク側光送受信部番号が示すネットワーク側光送受信部が有する可変分散補償器の分散補償能力を含む分散補償能力情報を他のノード装置および前記経路選択サーバに広告するとともに、前記選択結果を受けた場合には、前記選択結果に基づいて光パスの終点となるノード装置に対して選択した終点となるノード装置のネットワーク側光送受信部を示すネットワーク側光送受信部番号を含む光パス設定要求を通知し、他のノード装置から広告されたリンク情報を受信した場合には受信したリンク情報を前記リンク情報テーブルに登録し、他のノード装置から広告された分散補償能力情報を受信した場合には受信した分散補償能力情報に基づいてノード番号およびネットワーク側光送受信部番号と当該ネットワーク側光送受信部が有する可変分散補償器の分散補償能力との対応を前記分散補償情報テーブルに登録する、
ことを特徴とする請求項18に記載のノード装置。 - 請求項16〜19のいずれか1つに記載のノード装置を備える光ネットワークに適用されるノード装置であって、
分散補償能力が固定の固定分散補償器と、
自装置が収容するリンクの分散量から前記固定分散補償器によって相殺されるリンクの分散量を差し引いたリンクの分散量を算出し、算出したリンクの分散量を含むリンク情報を広告するプロトコル処理部と、
を備える固定分散補償ノード装置。 - 請求項18に記載のノード装置を複数備える光ネットワークに適用される経路計算サーバであって、
光パスを選択し、前記ノード装置から広告された分散値に基づいて選択した光パスの分散値を算出し、当該光パスの起点ノードから広告された起点のードが備えるネットワーク送受信部の可変分散補償器の分散補償能力と算出した分散量とに基づいて起点ノードのネットワーク側光送受信部を選択し、当該光パスの終点ノードから広告された終点ノードが備えるネットワーク送受信部の可変分散補償器の前記分散補償能力と算出した分散量とに基づいて終点ノードのネットワーク側光送受信部を選択し、選択した光パス、選択した起点ノード装置のネットワーク側光送受信部、当該光パスの終点ノード装置のノード番号および終点ノード装置の選択したネットワーク側光送受信部を含む選択結果を起点ノードへ送信する経路選択部、
を備える、
ことを特徴とする経路計算サーバ。 - 請求項19に記載のノード装置を複数備える光ネットワークに適用される経路計算サーバであって、
各リンクに対応付けて、当該リンクの端点となるノード装置を識別するためのノード番号と、当該リンクのコスト、未使用帯域、および分散量とが登録されるリンク情報テーブルと、
前記光ネットワーク内の各ノード装置のノード番号および当該ノード番号が示すノード装置のネットワーク側光送受信部に対応付けて、当該ネットワーク側光送受信部が有する可変分散補償器の分散補償能力が登録される分散補償能力情報テーブルと、
前記光パス設定通知を受信すると、自装置内のリンク情報テーブルに基づいて、少なくとも1つのリンクからなる光パスを選択し、選択した光パスの分散量を算出し、起点となるノード装置のノード番号および当該ノード番号が示すノード装置のネットワーク側光送受信部に対応付けて前記分散補償能力情報テーブルに登録されている分散補償能力の値が、算出した分散量以上であって、かつ算出した分散量に最も近いネットワーク側光送受信部と、前記光パスの終点となるノード装置のノード番号および当該ノード番号が示すノード装置のネットワーク側光送受信部に対応付けて前記分散補償能力情報テーブルに登録されている分散補償能力の値が、算出した分散量以上であって、かつ算出した分散量に最も近いネットワーク側光送受信部とを選択し、選択した光パス、選択した起点となるノード装置のネットワーク側光送受信部のネットワーク側光送受信部番号、当該光パスの終点となるノード装置のノード番号および選択した終点となるノード装置のネットワーク側光送受信部を示すネットワーク側光送受信部番号を含む選択結果を起点となるノード装置に送信する経路選択部と、
各ノード装置から広告されたリンク情報を受信した場合には受信したリンク情報を自装置のリンク情報テーブルに登録し、各ノード装置から広告された分散補償能力情報を受信した場合には受信した分散補償能力情報に基づいてノード番号およびネットワーク側光送受信部番号と当該ネットワーク側光送受信部が有する可変分散補償器の分散補償能力との対応を自装置の分散補償情報テーブルに登録するプロトコル処理部と、
を備えることを特徴とする経路計算サーバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006019835A JP4695990B2 (ja) | 2006-01-27 | 2006-01-27 | 光ネットワーク、ノード装置、および経路計算サーバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006019835A JP4695990B2 (ja) | 2006-01-27 | 2006-01-27 | 光ネットワーク、ノード装置、および経路計算サーバ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007201953A JP2007201953A (ja) | 2007-08-09 |
JP4695990B2 true JP4695990B2 (ja) | 2011-06-08 |
Family
ID=38456062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006019835A Expired - Fee Related JP4695990B2 (ja) | 2006-01-27 | 2006-01-27 | 光ネットワーク、ノード装置、および経路計算サーバ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4695990B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5320973B2 (ja) * | 2008-10-22 | 2013-10-23 | 富士通株式会社 | 光ファイバ伝送路測定装置および光ファイバ伝送路測定システム |
JP5371607B2 (ja) * | 2009-07-27 | 2013-12-18 | 株式会社日立製作所 | Wdm伝送システム |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003234823A (ja) * | 2002-02-07 | 2003-08-22 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ルーティング方法及び装置と光通信ネットワーク |
JP2004172783A (ja) * | 2002-11-19 | 2004-06-17 | Fujitsu Ltd | 波長分割多重光伝送ネットワークシステムにおける経路の伝送可否検証システム |
JP2004363816A (ja) * | 2003-06-03 | 2004-12-24 | Japan Telecom Co Ltd | 経路制御方法 |
WO2005032076A1 (ja) * | 2003-09-29 | 2005-04-07 | Fujitsu Limited | 光ネットワークにおけるパス最適化方法及びパス最適化を実現する光伝送ノード |
-
2006
- 2006-01-27 JP JP2006019835A patent/JP4695990B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003234823A (ja) * | 2002-02-07 | 2003-08-22 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ルーティング方法及び装置と光通信ネットワーク |
JP2004172783A (ja) * | 2002-11-19 | 2004-06-17 | Fujitsu Ltd | 波長分割多重光伝送ネットワークシステムにおける経路の伝送可否検証システム |
JP2004363816A (ja) * | 2003-06-03 | 2004-12-24 | Japan Telecom Co Ltd | 経路制御方法 |
WO2005032076A1 (ja) * | 2003-09-29 | 2005-04-07 | Fujitsu Limited | 光ネットワークにおけるパス最適化方法及びパス最適化を実現する光伝送ノード |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007201953A (ja) | 2007-08-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9392348B2 (en) | Path computation element protocol (PCEP) operations to support wavelength switched optical network routing, wavelength assignment, and impairment validation | |
US8488963B2 (en) | Link diversity and load balancing across digital and optical express-thru nodes | |
US8244127B2 (en) | Quality of service in an optical network | |
US20030147645A1 (en) | Optical network, optical cross-connect apparatus, photonic-IP network, and node | |
CN102484753A (zh) | 光通信网络中的物理降级的表示 | |
EP3289735B1 (en) | Transport software defined networking (sdn) logical to physical topology discovery | |
US9276697B2 (en) | Network evaluation apparatus and network evaluation method | |
JP4520097B2 (ja) | 動的な制御を行う光通信路の分散補償方法 | |
JP4695990B2 (ja) | 光ネットワーク、ノード装置、および経路計算サーバ | |
Salvadori et al. | Signalling-based architectures for impairment-aware lightpath set-up in GMPLS networks | |
JP4757776B2 (ja) | 光ネットワークシステム | |
JP2006074698A (ja) | 光伝送システムの伝送品質補償方法及び光伝送システム | |
JP4745097B2 (ja) | 光伝送システムおよび光伝送方法 | |
Azodolmolky et al. | DICONET NPOT: An impairments aware tool for planning and managing dynamic optical networks | |
JP5599699B2 (ja) | 光ネットワーク制御システムおよび方法 | |
JP4757742B2 (ja) | リング型光伝送システム | |
JP6022975B2 (ja) | 光ネットワークの制御装置、通信装置及び制御方法 | |
JP2011097146A (ja) | Roadmネットワークに光バースト信号を収容するための方法及び装置 | |
JP4959533B2 (ja) | 光ネットワーク | |
Salvadori et al. | Distributed optical control plane for dynamic lightpath establishment in translucent optical networks based on reachability graph | |
Hayashi et al. | Novel impairment-aware traffic engineering in all-optical networks | |
Pages et al. | Techniques and benefits of energy-aware load-distribution in multi-domain translucent wavelength switched optical networks |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080623 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100914 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100921 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101118 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110222 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110228 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140304 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |