JP4745097B2 - 光伝送システムおよび光伝送方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のノードが光ファイバを介して接続されるデータ伝送網と、データ伝送網に連携する制御ネットワークとを有する光伝送システムおよび光伝送方法に関する。
現在の光ネットワークでは、光ファイバの分散によって生じる信号の歪みを補償するために、事前の詳細設計(具体的には、ノード間の波長分散量の測定結果)に基づいて、隣接ノード間の波長分散量に応じた分散補償ファイバを、各ノードに搭載している。つまり、すべての隣接ノード間で、波長分散量が零となるように分散補償を行っていることになる。
しかしながら、このような補償においては、複数のノードを中継していく1つの光パスに対して、リンク単位(ここでは、ノード間をリンクと呼んでいる)に複数回の分散補償を行っていることとなり、分散補償コストが多大となる。
そのため、各ノード間(リンク単位)の波長分散量を測定し、その情報をノード間で交換、あるいは波長分散量管理サーバに通知して、リンク単位の波長分散量を累積することにより、光パス全体の波長分散量を求めているものがある(例えば、特許文献1、2参照)。
その結果、複数のノードを中継する1つの光パスに対しては、累積した波長分散量を補償するための分散補償だけを行えばよいため、リンク単位に分散補償するよりも、分散補償コストが低減できる。
特開2003−121303号公報 特開2004−274238号公報
しかしながら、従来技術には次のような課題がある。今後、ビットレートが高速化(たとえば、10Gb/sから、40Gb/s〜160Gb/sに高速化)すると、より高精度な分散補償が必要となってくる。そこで、ノードが収容しているリンクの数と同じだけ、波長分散量を測定する機能を実現しようとすると、高精度で高価な波長分散量を測定する機能が、リンクの数だけ必要となり、光伝送システム全体のコストが高くなるといった問題が生じる。
また、たとえリンク単位に高精度な波長分散量を測定したとしても、リンク単位の波長分散量を累積する過程で、その誤差も累積されてしまう。また、リンク単位の測定では、光パスの中継ノードにおいて、リンク間をクロスコネクトするために挿入される光スイッチ等の光デバイス等の波長分散量も無視できない。また、ネットワーク建設時や網構成変更時に、新たなリンクの波長分散量を自動的に測定できないと、新たなリンクを使用した光パスの設定ができないこととなる。
本発明は上述のような課題を解決するためになされたもので、リンク単位の波長分散量の測定の低コスト化を実現する光伝送システムおよび光伝送方法を得ることを目的とする。
本発明に係る光伝送システムは、複数のノードが光ファイバを介して接続されたデータ伝送網と、データ伝送網に連携する制御ネットワークとを有し、隣接ノード間での波長分散量の測定結果に基づいて、複数のノードを中継する1つの光パスの波長分散量が零となるように分散補償を行って通信制御を行うにあたり、波長分散量の測定をノード間単位、および光パス単位の二段階で行う光伝送システムであって、複数のノードのそれぞれは、ノード間の波長分散量の測定を行う際に、光ファイバで接続された隣接ノードの中から1つの測定対象隣接ノードを選択する選択手段と、選択手段で選択された測定対象隣接ノードとの間の波長分散量を測定する1つの波長分散量測定部と、制御ネットワークを介した測定対象隣接ノードとの通信に基づいて、選択手段を測定対象隣接ノードに選択設定して測定パスを確立させ、波長分散量測定部に対して波長分散量の測定を指示し、測定完了後に選択手段の選択設定を解除するノード制御部とを備え、ノード間単位における波長分散量の測定による第一段階においては、複数のノードのそれぞれのノード制御部は、測定対象隣接ノードの選択を順次切り替えることで、自身のノードに隣接するすべての隣接ノードとの間の波長分散量を順次測定して自ノード波長分散量管理テーブルを作成し、制御ネットワークを介して自ノード波長分散量管理テーブルの情報をシステム内の他のすべてのノードへ通知するとともに、システム内の他のすべてのノードから通知されたそれぞれの自ノード波長分散量管理テーブルの情報と自身の自ノード波長分散量管理テーブルの情報とを統合して全ノード波長分散量管理テーブルを作成し、光パス単位における波長分散量の測定による第二段階においては、複数のノードのそれぞれは、全ノード波長分散量管理テーブルの情報に基づいて、複数のノードのうち光伝送システムの始点のエッジ部分に位置する始点エッジノードから終点のエッジ部分に位置する終点エッジノードまでの光パスのうちの空いているパスの中から、波長分散量の合計である累積波長分散量が最小となる光パスを最適な光パスとして選択し、選択した最適な光パスを測定用の光パスとして設定することで始点エッジノードから終点エッジノードまでの詳細な波長分散量を測定し、測定した詳細な波長分散量が零となるように分散補償を行って最適な光パスを用いた通信制御を行うものである。
また、本発明に係る光伝送システムの光伝送方法は、複数のノードが光ファイバを介して接続されたデータ伝送網と、データ伝送網に連携する制御ネットワークとを有し、隣接ノード間での波長分散量の測定結果に基づいて、複数のノードを中継する1つの光パスの波長分散量が零となるように分散補償を行って通信制御を行うにあたり、波長分散量の測定をノード間単位、および光パス単位の二段階で行う光伝送システムの光伝送方法であって、第1のノードと第2のノード間の波長分散量の測定を行う際に、第1のノードから第2のノードに対して、制御ネットワークを介して波長分散量測定リクエストを送信するステップと、波長分散量測定リクエストに応じて第2のノードから第1のノードに対して、制御ネットワークを介して波長分散量測定OKレスポンスを送信するステップと、波長分散量測定OKレスポンスに応じて、第1のノード内において、第1のノードに接続された隣接ノードの中から第2のノードを選択して測定パスを確立するステップと、第1のノードから第2のノードに対して、制御ネットワークを介して波長分散量測定開始リクエストを送信するステップと、波長分散量測定開始リクエストに応じて、第2のノード内において、第2のノードに接続された隣接ノードの中から第1のノードを選択して測定パスを確立するステップと、第2のノードから第1のノードに対して、制御ネットワークを介して波長分散量測定開始OKレスポンスを送信するステップと、波長分散量測定開始OKレスポンスに応じて第1のノードから第2のノードに対して、第1のノードおよび第2のノード間の光ファイバを介して波長分散量測定用の信号パターンを送信するステップと、第2のノードにおいて、受信した信号パターンに基づいて波長分散量を計測するステップと、第2のノードから第1のノードに対して、制御ネットワークを介して、計測した波長分散量を送信するステップと、第2のノードで計測された波長分散量の受信に応じて、第1のノード内において、第2のノードとの間の測定パスを解除するステップと、第1のノードから第2のノードに対して、制御ネットワークを介して波長分散量測定完了リクエストを送信するステップと、波長分散量測定完了リクエストに応じて、第2のノード内において、第1のノードとの間の測定パスを解除するステップと、第2のノードから第1のノードに対して、制御ネットワークを介して波長分散量測定完了OKレスポンスを送信するステップとを備え、ノード間単位における波長分散量の測定による第一段階において、複数のノードのそれぞれは、測定対象隣接ノードの選択を順次切り替えることで、自身のノードに隣接するすべての隣接ノードとの間の波長分散量を順次測定して自ノード波長分散量管理テーブルを作成するステップと、自ノード波長分散量管理テーブルの情報を制御ネットワークを介してシステム内の他のすべてのノードへ通知するステップと、システム内の他のすべてのノードから通知されたそれぞれの自ノード波長分散量管理テーブルの情報と自身の自ノード波長分散量管理テーブルの情報とを統合して全ノード波長分散量管理テーブルを作成するステップとを備え、光パス単位における波長分散量の測定による第二段階において、複数のノードのそれぞれは、全ノード波長分散量管理テーブルの情報に基づいて、複数のノードのうち光伝送システムの始点のエッジ部分に位置する始点エッジノードから終点のエッジ部分に位置する終点エッジノードまでの光パスのうちの空いているパスの中から、波長分散量の合計である累積波長分散量が最小となる光パスを最適な光パスとして選択するステップと、選択した最適な光パスを測定用の光パスとして設定することで始点エッジノードから終点エッジノードまでの詳細な波長分散量を測定するステップと、測定した詳細な波長分散量が零となるように分散補償を行って最適な光パスを用いた通信制御を行うステップとを備えるものである。
本発明によれば、コアノードに選択手段に相当する光スイッチを搭載し、波長分散量を測定すべき所望のノードを選択できる結果、波長分散量を測定する波長分散量測定部は、ノードに1つだけ備えるだけでよく、リンク単位の波長分散量の測定の低コスト化を実現する光伝送システムおよび光伝送方法を得ることができる。
以下、本発明の光伝送システムの好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
なお、本発明においては、光通信のEnd−to−End間(送信端と受信端)を光パスと呼び、その途中のエッジノード、コアノードからなるノード群のノード間をリンクと呼んでいる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における光伝送システムの構成図である。この図1において、エッジノード1、2は、光伝送システムのエッジ部分に位置するノードである。また、コアノード3、4、5は、光伝送システムのコア部分に位置するノードである。そして、エッジノード1、2およびコアノード3、4、5は、光ファイバ6a〜6eを介して、図1に示すように接続され、光伝送システムのデータ伝送網を構成している。
クライアント装置7、8は、光伝送システムのデータ伝送網のエッジ部分に位置するエッジノード1、2にそれぞれ接続される装置であり、実際には、ルータあるいはスイッチ等に相当する。さらに、制御ネットワーク9は、各ノードおよびクライアント装置7、8に接続され、相互に必要なデータを送受信して光伝送システムの制御を可能とするネットワークである。
次に、エッジノード1、2の詳細構成について説明する。図2は、本発明の実施の形態1におけるエッジノードの詳細構成図である。エッジノードの代表として、エッジノード1の構成を示しているが、エッジノード2も同様の構成を有することとなる。
図2において、エッジノード1は、クライアント収容部11、波長分散量測定部12、光合分波器13、およびノード制御部14で構成される。また、図示していないが、エッジノード2は、同様に、クライアント収容部21、波長分散量測定部22、光合分波器23、およびノード制御部24で構成されることとなる。
クライアント収容部11は、クライアント装置7を収容し、所望の光信号により光伝送システム内の相手ノードと通信する。波長分散量測定部12は、必要に応じて、相手ノードとの間の波長分散量の測定を行う。
光合分波器13は、クライアント収容部11および波長分散量測定部12から送信される異なる波長の光信号を、光ファイバ6aへ合波する、あるいは、逆に光ファイバ6a内を伝搬してきた複数波長の光信号を、波長ごとにクライアント収容部11を介してクライアント装置7へ、そして波長分散量測定部12へ分波する。
さらに、ノード制御部14は、制御ネットワーク9に接続され、接続先である他のノードおよびクライアント装置7、8とデータの送受信を行うとともに、エッジノード1の統括制御を行う。
次に、コアノード3、4、5の詳細構成について説明する。図3は、本発明の実施の形態1におけるコアノードの詳細構成図である。コアノードの代表として、コアノード3の構成を示しているが、コアノード4、5も同様の構成を有することとなる。
図3において、コアノード3は、光スイッチ31、波長分散量測定部32、光合分波器33、およびノード制御部34で構成される。また、図示していないが、コアノード4は、同様に、光スイッチ41、波長分散量測定部42、光合分波器43、およびノード制御部44で構成され、コアノード5も、同様に、光スイッチ51、波長分散量測定部52、光合分波器53、およびノード制御部54で構成される。ここで光スイッチ31、41、51は選択手段に相当する。
コアノード3は、図1に示したように、クライアント装置7、8とは直接接続されず、エッジノード1およびコアノード4、5と光ファイバ6a、6b、6cを介してそれぞれ接続されている。
光スイッチ31は、光合分波器33で分波された光信号を交換するとともに、波長分散量測定部32からの光信号を所望の光ファイバへ入れるための選択手段である。波長分散量測定部32は、コアノード3内に1つ存在し、波長分散量を測定する。光合分波器33は、光ファイバ単位に存在し、光信号を対応する光ファイバに合波する、あるいは対応する光ファイバを介した光信号を分波する。
従って、コアノード3内の波長分散量測定部32は、エッジノード1との接続に用いられる光ファイバ6aの波長分散量、コアノード4との接続に用いられる光ファイバ6bの波長分散量、そしてコアノード5との接続に用いられる光ファイバ6cの波長分散量を、光スイッチ31の切り換え動作により、1台で計測する。さらに、ノード制御部34は、制御ネットワーク9に接続され、接続先である他のノードおよびクライアント装置7、8とデータの送受信を行うとともに、コアノード3の統括制御を行う。
次に、全体動作について説明する。あらかじめ各ノードには、制御ネットワーク9を介して、隣接ノードと通信するための情報(たとえばIPアドレス等)が設定されているものとする。たとえば、コアノード3には、隣接ノードとしてエッジノード1、コアノード4、コアノード5の情報が設定されている。
各ノードは、ノード間の光ファイバの波長分散量を測定するため、制御ネットワークを介して、隣接ノードへの波長分散量測定リクエストを送信する。波長分散量測定リクエストを受信したノードは、波長分散量を測定可能な状態であれば、波長分散量測定OKレスポンスを返信する。波長分散量を測定可能な状態でない場合、たとえば、他のノードとの間で波長分散量の測定中の場合には、波長分散量測定NGレスポンスを返信する。
このような一連の測定手順を、コアノード3が、コアノード4との間の光ファイバ6bの波長分散量を測定する場合を例に、具体的に説明する。図4は、本発明の実施の形態1におけるコアノード間の波長分散量の測定手順を示した図であり、コアノード3、4間における測定手順を例示している。
各ノード間におけるこの測定手順は、それぞれのノードのノード制御部が制御ネットワーク9を介して行うこととなる。以下の説明においては、コアノード3のノード制御部34とコアノード4のノード制御部44との相互処理が中心となるが、説明を簡略化するために、ノード制御部の記載を省いてコアノード3およびコアノード4と記載して説明する。
まず始めに、コアノード3は、波長測定量を測定したいタイミングにおいて、コアノード4に対して波長分散量測定リクエストを送信する(ステップS401)。コアノード4は、他のノードと波長分散量の測定をしておらず、波長分散量の測定が可能な状態であれば、波長分散量測定OKレスポンスをコアノード3に返信する(ステップS402)。
このレスポンスを受けたコアノード3は、波長分散量測定部32を光ファイバ6bに接続するように光スイッチ31を設定する(ステップS403)。さらに、コアノード3は、波長分散量測定開始リクエストをコアノード4へ送信する(ステップS404)。
波長分散量測定開始リクエストを受信したコアノード4は、コアノード3のスイッチング動作と同様に、波長分散量測定部42を、光ファイバ6bに接続するように光スイッチ41を設定する(ステップS405)。さらに、コアノード4は、測定開始設定を行い、波長分散量測定開始OKレスポンスを返信する(ステップS406)。
次に、波長分散量測定開始OKレスポンスを受信したコアノード3は、波長分散量測定部32を制御して、コアノード4との間の光ファイバ6bの波長分散量の測定を開始する(ステップS407)。
波長分散量の測定は、たとえば、測定用の固定波長L1と、測定用の固定波長L2を使用し、特定の信号パターンを、光ファイバ6bを介して同時に送信し、受信側の波長分散量測定部42で、その信号パターンの受信時間差を測定することにより実施する。従って、このステップS407の処理だけは、制御ネットワーク9ではなく、光ファイバ6bを介して行うこととなる。
コアノード4の波長分散量測定部42によって測定された波長分散量は、波長分散量測定結果通知メッセージとして、制御ネットワーク9を介してコアノード3へ通知される(ステップS408)。
コアノード3は、波長分散量測定結果通知メッセージを受信すると、波長分散量の測定が完了したものと判断し、光スイッチ31を設定して、波長分散量測定部32と光ファイバ6bとの接続を解除する(ステップS409)。さらに、コアノード3は、波長分散量測定完了リクエストをコアノード4に送信する(ステップS410)。
コアノード4は、波長分散量測定完了リクエストを受信すると、コアノード3のスイッチング動作と同様に、光スイッチ41を設定して、波長分散量測定部42と光ファイバ6bとの接続を解除する(ステップS411)。さらに、コアノード4は、コアノード3に対して、波長分散量測定完了OKレスポンスを送信する(ステップS412)。
このような一連の処理により、コアノード3とコアノード4は、光スイッチの切り換え動作と連動して、ノード内に1台設けられた波長分散量測定部を用いて、両ノード間の光ファイバ6bの波長分散量を測定することができる。
光伝送システムを構成する全ノードは、上記のように隣接する各ノードに対して、順次、波長分散量測定リクエストを送信しつつ、全ノード間の光ファイバの波長分散量を測定する。その結果、各ノードは、自ノードに接続されている1以上の光ファイバの波長分散量を知ることができる。
図5は、本発明の実施の形態1における各ノードが有する波長分散量管理テーブルの例示図であり、コアノード3を例に示したものである。コアノード3は、エッジノード1およびコアノード4、5と光ファイバ6a、6b、6cを介してそれぞれ接続されていることから、コアノード3に固有の波長分散量管理テーブルには、これら3つの接続に対応するそれぞれの波長分散量が含まれている。
たとえば、コアノード3のポートP31は、エッジノード1のポートP13と光ファイバ接続されており、その波長分散量は、D31であることを示している。さらに、備考は、両ノードが光ファイバ6aで接続されていることを示している。
次に、各ノードのノード制御部は、制御ネットワーク9を介して、光伝送システム内の全ノードへ自ノードの波長分散量管理テーブルの内容を通知する。その結果、光伝送システム内のそれぞれのノードは、すべてのノードのテーブルを統合した波長分散量管理テーブルを得ることができる。図6は、本発明の実施の形態1における光伝送システム内のすべてのノードを統合した波長分散量管理テーブルである。
次に、各ノード間のリンク単位で求めた波長分散量に基づいて、クライアント装置7が、クライアント装置8へ光パスを設定する場合について説明する。クライアント装置7は、エッジノード1に対して、制御ネットワーク9を介して、クライアント装置8までの光パス設定要求を伝える。エッジノード1内のノード制御部14は、すべてのノードのテーブルを統合した波長分散量管理テーブルを用いて、空いているパスの中からエッジノード2までの最適な光パス(たとえば、波長分散量の合計が最小となる光パス)を計算・選択する。
次に、ノード制御部14は、選択した光パスの、より詳細な波長分散量を測定するため、エッジノード1からエッジノード2までの測定用光パスを設定する。測定用光パス設定時には、波長分散量の測定が短時間で行えるように、あらかじめエッジノード1からエッジノード2までの光パスの累積波長分散量を、エッジノード2に通知する。
なお、累積波長分散量は、波長分散量管理テーブルより求めることができ、たとえば、エッジノード1からエッジノード2までの光パスが、コアノード3、4を経由する場合の累積波長分散量D12は、D13+D34+D42となる。
また、光パスの選択や設定は、IETF(Internet Engineering Task Force)で標準化が進められているGMPLS(Generalized Multi−Protocol Label Switching)技術によるルーティング、シグナリングにより実現される。
エッジノード1は、エッジノード2との間に、測定用の光パスが設定されると、図4と同様な手順を用いて、光パスの波長分散量を測定する。測定が完了すると、エッジノード1は、エッジノード2までの測定用の光パスを解放し、測定用光パスと同じ経路で通信用の光パスを設定する。
エッジノード1とエッジノード2は、クライアント装置を収容するクライアント収容部11、21において、測定した光パスの波長分散量を用いた分散補償を行い、通信を行う。この結果、クライアント装置7とクライアント装置8間における分散補償された光パスが実現できる。
以上のように、実施の形態1によれば、コアノードに光スイッチを搭載することにより、複数のノードの中から波長分散量を測定すべき所望のノードを選択できる。この結果、波長分散量を測定する波長分散量測定部は、ノードに1つだけ備えていればよく、測定用のコストを抑えることが可能となる。
さらに、波長分散量の測定を、リンク単位と光パス単位の二段階にすることができる。すなわち、光パス単位の測定前に、リンク単位の測定結果を累積した波長分散量がわかっているので、測定範囲を絞り込むことが可能となり、測定時間を短くすることができる。
なお、上述の実施の形態においては、送信端ノードから、累積波長分散量の通知を行っているが、受信端ノード側でも求めることができる。具体的には、設定された光パス経路から、自ノードの波長分散量管理テーブルを用いて、累積波長分散量を求めることができる。
また、上述の実施の形態においては、コアノードにはクライアント収容部がなかったが、コアノードとエッジノードが融合したノードにおいても、同様の効果が得られる。
また、上述の実施の形態においては、波長分散量の測定を、送信側と受信側における2つの波長分散量測定部を用いて行っていたが、光スイッチで折り返すことにより、1つの波長分散量測定部でも、同様の効果が得られる。
また、上述の実施の形態においては、波長分散量の測定手順として、図4に記載する手順について記載したが、IETFで標準化が進められているリンク管理プロトコル(LMP:Link Management Protocol)の手順を拡張することでも実現でき、同様の効果が得られる。
また、上述の実施の形態においては、ノード間の波長分散量の測定タイミングについては記載していなかったが、例えば、ノード立上げ時に、隣接する全ノードに対して、順次、波長分散量測定リクエストを送信することにより、自動的に、波長分散量の測定が可能となる。
また、上述の実施の形態においては、隣接ノードとの光ファイバが接続されていることを前提に記載したが、光ファイバの接続状態を監視し、ファイバが接続されると波長分散量の測定を開始することにより、新たな光ファイバの波長分散量を、自動的に測定することが可能となる。
また、上述の実施の形態においては、ノード間の波長分散量の測定について、一度だけ測定する場合について記述したが、定期的に波長分散量を測定することにより、光ファイバの交換などで、波長分散量に大きな変化が発生しても、自動的に対応することが可能となる。
本発明の実施の形態1における光伝送システムの構成図である。 本発明の実施の形態1におけるエッジノードの詳細構成図である。 本発明の実施の形態1におけるコアノードの詳細構成図である。 本発明の実施の形態1におけるコアノード間の波長分散量の測定手順を示した図である。 本発明の実施の形態1におけるコアノードが有する波長分散量管理テーブルの例示図である。 本発明の実施の形態1における光伝送システム内のすべてのノードの波長分散量管理テーブルである。
符号の説明
1、2 エッジノード、3、4、5 コアノード、6a〜6e 光ファイバ、7、8 クライアント装置、9 制御ネットワーク、11、21 クライアント収容部、12、22 波長分散量測定部、13、23 光合分波器、14、24 ノード制御部、31、41、51 光スイッチ(選択手段)、32、42、52 波長分散量測定部、33、43、53 光合分波器、34、44、54 ノード制御部。

Claims (4)

  1. 複数のノードが光ファイバを介して接続されたデータ伝送網と、前記データ伝送網に連携する制御ネットワークとを有し、隣接ノード間での波長分散量の測定結果に基づいて、複数のノードを中継する1つの光パスの波長分散量が零となるように分散補償を行って通信制御を行うにあたり、前記波長分散量の測定をノード間単位、および光パス単位の二段階で行う光伝送システムであって、
    前記複数のノードのそれぞれは、
    ノード間の波長分散量の測定を行う際に、前記光ファイバで接続された隣接ノードの中から1つの測定対象隣接ノードを選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択された前記測定対象隣接ノードとの間の波長分散量を測定する1つの波長分散量測定部と、
    前記制御ネットワークを介した前記測定対象隣接ノードとの通信に基づいて、前記選択手段を測定対象隣接ノードに選択設定して測定パスを確立させ、前記波長分散量測定部に対して波長分散量の測定を指示し、測定完了後に前記選択手段の選択設定を解除するノード制御部と
    を備え
    前記ノード間単位における波長分散量の測定による第一段階においては、前記複数のノードのそれぞれの前記ノード制御部は、測定対象隣接ノードの選択を順次切り替えることで、自身のノードに隣接するすべての隣接ノードとの間の波長分散量を順次測定して自ノード波長分散量管理テーブルを作成し、前記制御ネットワークを介して前記自ノード波長分散量管理テーブルの情報をシステム内の他のすべてのノードへ通知するとともに、システム内の他のすべてのノードから通知されたそれぞれの自ノード波長分散量管理テーブルの情報と自身の自ノード波長分散量管理テーブルの情報とを統合して全ノード波長分散量管理テーブルを作成し、
    光パス単位における波長分散量の測定による第二段階においては、前記複数のノードのそれぞれは、前記全ノード波長分散量管理テーブルの情報に基づいて、前記複数のノードのうち前記光伝送システムの始点のエッジ部分に位置する始点エッジノードから終点のエッジ部分に位置する終点エッジノードまでの光パスのうちの空いているパスの中から、波長分散量の合計である累積波長分散量が最小となる光パスを最適な光パスとして選択し、選択した前記最適な光パスを測定用の光パスとして設定することで前記始点エッジノードから前記終点エッジノードまでの詳細な波長分散量を測定し、測定した前記詳細な波長分散量が零となるように分散補償を行って前記最適な光パスを用いた通信制御を行う
    ことを特徴とする光伝送システム。
  2. 請求項1に記載の光伝送システムにおいて、
    前記ノード制御部は、ノード立ち上げ時に、すべての隣接ノードの中から1つの測定対象隣接ノードを順次選択して前記波長分散量計測手段に波長分散量の計測を実行させることにより、前記すべての隣接ノードとの間の波長分散量を順次取得することを特徴とする光伝送システム。
  3. 請求項1に記載の光伝送システムにおいて、
    前記ノード制御部は、システム内の他のノードとの接続状態を定期的に監視して隣接ノードを確認し、前記接続状態に変化が生じた際には、接続状態変化後のすべての隣接ノードの中から1つの測定対象隣接ノードを順次選択して前記波長分散量計測手段に波長分散量の計測を実行させることにより、前記すべての隣接ノードとの間の波長分散量を順次取得することを特徴とする光伝送システム。
  4. 複数のノードが光ファイバを介して接続されたデータ伝送網と、前記データ伝送網に連携する制御ネットワークとを有し、隣接ノード間での波長分散量の測定結果に基づいて、複数のノードを中継する1つの光パスの波長分散量が零となるように分散補償を行って通信制御を行うにあたり、前記波長分散量の測定をノード間単位、および光パス単位の二段階で行う光伝送システムの光伝送方法であって、
    第1のノードと第2のノード間の波長分散量の測定を行う際に、
    前記第1のノードから前記第2のノードに対して、前記制御ネットワークを介して波長分散量測定リクエストを送信するステップと、
    前記波長分散量測定リクエストに応じて前記第2のノードから前記第1のノードに対して、前記制御ネットワークを介して波長分散量測定OKレスポンスを送信するステップと、
    前記波長分散量測定OKレスポンスに応じて、前記第1のノード内において、前記第1のノードに接続された隣接ノードの中から前記第2のノードを選択して測定パスを確立するステップと、
    前記第1のノードから前記第2のノードに対して、前記制御ネットワークを介して波長分散量測定開始リクエストを送信するステップと、
    前記波長分散量測定開始リクエストに応じて、前記第2のノード内において、前記第2のノードに接続された隣接ノードの中から前記第1のノードを選択して測定パスを確立するステップと、
    前記第2のノードから前記第1のノードに対して、前記制御ネットワークを介して波長分散量測定開始OKレスポンスを送信するステップと、
    前記波長分散量測定開始OKレスポンスに応じて前記第1のノードから前記第2のノードに対して、前記第1のノードおよび前記第2のノード間の光ファイバを介して波長分散量測定用の信号パターンを送信するステップと、
    前記第2のノードにおいて、受信した前記信号パターンに基づいて波長分散量を計測するステップと、
    前記第2のノードから前記第1のノードに対して、前記制御ネットワークを介して、計測した前記波長分散量を送信するステップと、
    前記第2のノードで計測された前記波長分散量の受信に応じて、前記第1のノード内において、前記第2のノードとの間の測定パスを解除するステップと、
    前記第1のノードから前記第2のノードに対して、前記制御ネットワークを介して波長分散量測定完了リクエストを送信するステップと、
    前記波長分散量測定完了リクエストに応じて、前記第2のノード内において、前記第1のノードとの間の測定パスを解除するステップと、
    前記第2のノードから前記第1のノードに対して、前記制御ネットワークを介して波長分散量測定完了OKレスポンスを送信するステップと
    を備え
    前記ノード間単位における波長分散量の測定による第一段階において、前記複数のノードのそれぞれは、
    測定対象隣接ノードの選択を順次切り替えることで、自身のノードに隣接するすべての隣接ノードとの間の波長分散量を順次測定して自ノード波長分散量管理テーブルを作成するステップと、
    前記前記自ノード波長分散量管理テーブルの情報を前記制御ネットワークを介してシステム内の他のすべてのノードへ通知するステップと、
    システム内の他のすべてのノードから通知されたそれぞれの自ノード波長分散量管理テーブルの情報と自身の自ノード波長分散量管理テーブルの情報とを統合して全ノード波長分散量管理テーブルを作成するステップと
    を備え、
    光パス単位における波長分散量の測定による第二段階において、前記複数のノードのそれぞれは、
    前記全ノード波長分散量管理テーブルの情報に基づいて、前記複数のノードのうち前記光伝送システムの始点のエッジ部分に位置する始点エッジノードから終点のエッジ部分に位置する終点エッジノードまでの光パスのうちの空いているパスの中から、波長分散量の合計である累積波長分散量が最小となる光パスを最適な光パスとして選択するステップと、
    選択した前記最適な光パスを測定用の光パスとして設定することで前記始点エッジノードから前記終点エッジノードまでの詳細な波長分散量を測定するステップと、
    測定した前記詳細な波長分散量が零となるように分散補償を行って前記最適な光パスを用いた通信制御を行うステップと
    を備える
    ことを特徴とする光伝送システムの光伝送方法。
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