JP5317567B2 - 電気光学装置および電子機器 - Google Patents

電気光学装置および電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP5317567B2
JP5317567B2 JP2008197473A JP2008197473A JP5317567B2 JP 5317567 B2 JP5317567 B2 JP 5317567B2 JP 2008197473 A JP2008197473 A JP 2008197473A JP 2008197473 A JP2008197473 A JP 2008197473A JP 5317567 B2 JP5317567 B2 JP 5317567B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating substrate
conductive
electro
optical device
conductive tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008197473A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010032955A (ja
Inventor
康憲 大西
大介 中西
Original Assignee
株式会社ジャパンディスプレイウェスト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ジャパンディスプレイウェスト filed Critical 株式会社ジャパンディスプレイウェスト
Priority to JP2008197473A priority Critical patent/JP5317567B2/ja
Publication of JP2010032955A publication Critical patent/JP2010032955A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5317567B2 publication Critical patent/JP5317567B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、絶縁基板の一方面側に画素電極および信号線が配置された電気光学装置、および該電気光学装置を備えた電子機器に関するものである。
電気光学装置は、絶縁基板の一方面側に画素電極および信号線が配置された構造を有していることが多い。また、電気光学装置では、絶縁基板の他方面側に絶縁部材が重ねて配置された構造を有していることが多い。例えば、代表的な電気光学装置である透過型あるいは半透過反射型液晶装置では、素子基板用の第1絶縁基板、あるいは対向基板用の第2絶縁基板にバックライト装置の導光板や各種光学シートなどの絶縁部材が重ねて配置されている。
かかる電気光学装置では、素子基板や対向基板の基体、導光板、光学シートがいずれも絶縁性であることから帯電に起因する不具合が発生しやすい。そこで、第1絶縁基板の全面あるいは略全面に薄い帯電防止用導電膜を形成した構成が提案されている(特許文献1参照)。
かかる特許文献に記載の構成では、第1絶縁基板の端部において、異方性導電テープによって導電ケーブルの一方端が帯電防止用導電膜に接着されており、かかる導電ケーブルの他方端は、回路基板のグランドパターンに電気的接続されている。
特開2001−147441号公報
しかしながら、絶縁基板に形成した帯電防止用導電膜は、極めて薄くてシート抵抗が高いため、小さな異方性導電テープで導電ケーブルを接続しただけでは、絶縁基板の帯電を解消するのは困難である。
また、素子基板あるいは対向基板に形成した共通電極に所定周波数の共通電位を印加した際、素子基板あるいは対向基板に重ねて配置した導光板や各種光学シートなどが帯電し、高周波ノイズを発生させることもある。かかる事象を解消するには、素子基板あるいは対向基板において、導光板や各種光学シートが位置する裏面側に帯電防止用導電膜を形成する必要があるが、導電膜にグランド電位を印加しようにもスペース的な制約が大きくて導電ケーブルや回路基板を近くに配置できないという問題点がある。
上記問題点に鑑みて、本発明の課題は、絶縁基板に形成した帯電防止用導電膜を狭いスペース内で確実に定電位に保持することのできる電気光学装置および電子機器を提供することにある。
次に本発明の課題は、新たな部材を追加することなく、絶縁基板に形成した帯電防止用導電膜を狭いスペース内で確実に定電位に保持することのできる電気光学装置および電子機器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る電気光学装置では、一方面側に画素電極および信号線が配置された第1絶縁基板と、前記第1絶縁基板の他方面に形成された導電膜と、前記第1絶縁基板の少なくとも1辺に沿って前記導電膜に貼付された導電テープと、前記第1絶縁基板の一方面側に対向配置された第2絶縁基板と、前記第1絶縁基板と前記第2絶縁基板との間に保持された液晶と、前記第1絶縁基板を保持する支持体と、前記第1絶縁基板の他方面側に配置された絶縁部材と、を具備してなり、前記導電テープは、少なくとも一方の面に導電性の接着剤層が形成された両面テープであって、前記第1絶縁基板と前記支持体とを固定しており、前記絶縁部材は、バックライト装置の導光板と、当該導光板と前記第1絶縁基板との間に配置された光学シートと、を含んでおり、前記導電膜は、前記導電テープを介して定電位に保持されている。
本発明において、「電気光学装置」とは、液晶装置や有機エレクトロルミネッセンス装置のように電気信号に基づいて光を変調する装置や、イメージセンサのように、光信号を電気信号に変換する装置のことを意味する。
本発明では、第1絶縁基板の帯電を防止するにあたって、第1絶縁基板の裏面(画素電極および信号線が配置される側とは反対側)の全面あるいは略全面に帯電防止用の導電膜を形成し、かかる導電膜は、第1絶縁基板の少なくとも1辺に沿って、当該導電膜に貼付された導電テープを介して定電位に保持されている。このため、導電膜のシート抵抗が高い場合でも、導電テープが導電膜の広い範囲にわたって貼付されているので、導電膜全体を確実に定電位に保持することができる。このため、第1絶縁基板が帯電することを確実に防止することができる。
本発明を適用した液晶装置は、前記第1絶縁基板の一方面側に対向配置された第2絶縁基板と、前記第1絶縁基板と前記第2絶縁基板との間に保持された液晶と、前記第1絶縁基板の他方面側に配置された絶縁部材と、を具備してなり、前記絶縁部材は、バックライト装置の導光板と、当該導光板と前記第1絶縁基板との間に配置された光学シートと、を含んでいる。かかる液晶装置では、導電膜および導電テープによって第1絶縁基板の帯電が防止されているので、絶縁部材が帯電することがない。
本発明において、前記第1絶縁基板を保持する支持体を更に含み、前記導電テープは、少なくとも一方の面に導電性の接着剤層が形成された両面テープであって、前記第1絶縁基板と前記支持体とを固定している構成を有する。このように構成することによって、第1絶縁基板と支持体との固定を行なう両面テープを利用して導電膜を定電位に保持するため、新たな部材(テープ)を追加する必要がない。
本発明において、前記支持体は、金属ケースを含み、前記導電テープは、前記金属ケースに貼付されている構成を採用することができる。このように構成すると、導電テープをそのまま金属ケースに貼付するだけでよく、導電ケーブルなどを用いる必要がない。それ故、作業効率を向上することができるとともに、部品点数の削減を図ることができる。
本発明において、前記導電テープは、少なくとも、前記第1絶縁基板の1辺と、前記第1絶縁基板の他辺に沿って貼付されていることが好ましい。このように構成すると、導電テープが導電膜の広い範囲にわたって貼付されているので、導電膜全体を確実に定電位に保持することができる。
本発明において、前記1辺と前記他辺とは隣接しており、前記1辺に沿う前記導電テープと、前記他辺に沿う前記導電テープとは、分離してなることが好ましい。このように構成すると、2辺の各々に対して短冊状の導電テープを貼ればよく、隣接する2辺に沿って折れ曲がった形状の導電テープを用いる必要がない。それ故、導電テープの貼付が容易である。
本発明において、前記第1絶縁基板に接続された配線基板を更に備え、前記配線基板にはグランドパターンが形成されており、前記導電テープは、前記グランドパターンに貼付されている構成を採用してもよい。このように構成すると、導電テープをそのまま配線基板に貼付するだけでよく、導電ケーブルなどを用いる必要がない。それ故、作業効率を向上することができるとともに、部品点数の削減を図ることができる。
本発明を適用した電気光学装置は、モバイルコンピュータ、携帯電話、カーナビゲーション、パーソナルコンピュータなどの電子機器に用いられる。
図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の説明で参照する図においては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならしめてある。
[実施の形態1]
(電気光学装置の全体構成)
図1および図2は各々、本発明の実施の形態1に係る電気光学装置の平面図および分解斜視図である。図3(a)、(b)は各々、本発明の実施の形態1に係る電気光学装置を、図1のA1−A1′線、およびB1−B1′線に相当する位置で切断したときの様子を模式的に示す断面図である。図4(a)、(b)は各々、本発明の実施の形態1に係る電気光学装置を、図1のC1−C1′線、およびD1−D1′線に相当する位置で切断したときの様子を模式的に示す断面図である。なお、図1には、後述する導電テープの貼付範囲を右下がりの斜線が3本一組になって付されている領域として示してある。
図1および図2に示すように、本形態の電気光学装置100(液晶装置)は、透過型あるいは半透過反射型の液晶パネル1と、この液晶パネル1の背面側に配置された照明装置8とを有しており、照明装置8および液晶パネル1は支持体9に保持されている。支持体9は、矩形枠状の樹脂ケース91と、この樹脂ケース91を外側で保持する箱状の金属ケース92とからなる。樹脂ケース91は、4つの側板部917のうち、配線基板としてのフレキシブル基板7の引き出し側に位置する1つの側板部917に切り欠き914が形成され、残り3つの側板部917の内側に、液晶パネル1を上面で受ける段部911が形成されている。樹脂ケース91において、フレキシブル基板7の引き出し側に位置する側板部917の近傍は、段部911の途切れ部分915になっており、段部911が形成されていない。金属ケース92は、矩形の底板部925と、底板部925の外縁で起立する4つの側板部927とを備えており、フレキシブル基板7の引き出し側に位置する1つの側板部927には切り欠き924が形成されている。かかる金属ケース92はグランド電位に保持されている。
液晶パネル1は、素子基板11と、この素子基板11の第1面11a(一方面)に対向配置された対向基板12と、基板周縁部で素子基板11と対向基板12とを貼り合わせる矩形枠状のシール材13とを備えており、素子基板11、対向基板12およびシール材13により形成された空間内に保持された電気光学物質としての液晶14が保持されている。また、素子基板11は、対向基板12の端部より突出する張り出し領域18を備えている。本形態において、素子基板11および対向基板12はいずれも、基体がガラスなどの透光性の絶縁基板110、120である。
素子基板11において対向基板12に対向する第1面11a上には島状のITO(Indium Tin Oxide)膜やIZO(Indium Zinc Oxide)膜からなる画素電極16や、画素スイッチング素子、走査線やデータ線などの信号線(図示せず)などが形成され、画素電極16を覆うようにポリイミドなどからなる配向膜(図示せず)が形成されている。
本形態において、液晶パネル1は、インプレンスイッチング(以下、IPS(In Plane Switching)という)方式や、フリンジフィールドスイッチング(以下、FFS(Fring Field Switching)という)方式の液晶パネルであり、横電界により液晶14を駆動する。従って、素子基板11にはITO膜やIZO膜からなる共通電極17も形成されている。このため、対向基板12において素子基板11と対向する第1面12aには、共通電極17が形成されていない。なお、対向基板12の第1面12aにはカラーフィルタ(図示せず)などが形成されることもある。
IPS方式の場合、画素電極16と共通電極17が横方向で対向する構成が採用され、FFS方式の場合、画素電極16および共通電極17は誘電体膜を挟んで上下の異なる層に形成される構成が採用される。但し、本形態で参照する図面では、FFS方式の場合もIPS方式と同様、画素電極16と共通電極17が横方向で対向するように模式的に示してある。
かかる液晶パネル1において、対向基板12では、素子基板11と対向する第1面12aとは反対側の第2面12bに上側偏光板15aが重ねて配置され、素子基板11では、対向基板12と対向する第1面11aとは反対側の第2面11b(素子基板11の他方面)に下側偏光板15bが重ねて配置されている。
このように構成した電気光学装置100では、照明装置8から出射された光が素子基板11の側から入射し、かかる入射光を光変調して対向基板12の側から出射して画像を表示する。
図1、図2および図3(a)、(b)に示すように、素子基板11の張り出し領域18には、駆動用IC98が異方性導電フィルムなどにより実装されており、張り出し領域18の端部に形成された端子190には、フレキシブル基板7の本体部分78に形成された端子741が接続されている。このため、外部から供給される各種信号や電源を、フレキシブル基板7を介して液晶パネル1に入力することができる。
フレキシブル基板7では、その本体部分78から帯状部分72が延びており、かかる帯状部分72の先端部には、長手方向を液晶パネル1の幅方向に向けた光源実装部71が形成されている。光源実装部71には、光源実装端子751が形成されており、光源実装端子751には、照明装置8の点状光源3が実装されている。従って、点状光源3には、フレキシブル基板7を介して光源駆動用電圧が供給される。なお、フレキシブル基板7において、点状光源3が実装されている面側には、表面実装型のキャパシタなど電子部品35も実装されている。
フレキシブル基板7は多層基板あるいは両面基板であり、光源実装部71を点状光源3が実装されている側とは反対側からみたとき、光源実装端子751と平面視で重なる領域には、光源実装端子751との間にポリイミド層などの絶縁層70が介在する導電パターン742が形成されている。導電パターン742はベタのグランドパターンであり、所定領域にわたって隙間なく一面に形成されている。このため、導電パターン742は、点状光源3に対する遮光用、電磁シールド用、あるいは放熱用に利用される。フレキシブル基板7において、導電パターン742および端子741は、フレキシブル基板7のフィルム基材からなる絶縁層70の一方面側に形成され、光源実装端子751は絶縁層70の他方面側に形成されている。本形態において、点状光源3は表面実装型の白色LEDであり、フレキシブル基板7の光源実装部71の面に対して平行な方向に出射光軸Lを向けて所定の間隔で複数、実装されている。
(照明装置8の全体構成)
照明装置8は、液晶パネル1の素子基板11に光放出面である第1面6aを向ける略矩形の導光板6と、導光板6の端部6eに沿うように配置された白色LEDからなる複数の点状光源3とを有している。さらに、照明装置8は、導光板6において第1面6aとは反対側の第2面6bに重ねて配置された反射シート27と、導光板6の第1面6aに重ねて配置された複数枚の光学シートとを有している。本形態では、かかる複数枚の光学シートとして、導光板6の側から液晶パネル1に向かって、矩形状の散乱板23、矩形状のプリズムシート24、矩形状のプリズムシート25、矩形状の散乱板26が順に重ねて配置されている。導光板6は、点状光源3から出射された光を液晶パネル1の面内に均一に照射するためのものであり、アクリル樹脂やポリカーボネートなどの透光性材料からなる。散乱板23、26は、表示画面内の光の輝度をより均一化させるためのものである。プリズムシート24、25は、出射光の配向角を調整し、正面の輝度を向上させるためのものである。
導光板6の端部6eには、その辺に沿って所定の間隔に切り欠き状の光源配置穴61が形成されており、その内壁の1つが、点状光源3から出射された光が入射する光入射部61aになっている。従って、フレキシブル基板7において、光源実装部71の点状光源3が実装されている側の面が下向きとなるように帯状部分72を折り曲げて、導光板6の端部6eにおいて第1面6aの側に光源実装部71を重ねると、複数の点状光源3は各々、光出射面3aを光入射部61aに向けて光源配置穴61に配置される。その際、導光板6の端部6eに沿って、下面に粘着剤層が形成された遮光シート29が貼られ、遮光シート29の上面には両面テープ21が配置される。このため、フレキシブル基板7の光源実装部71は、両面テープ21および遮光シート29を介して導光板6の端部6eに固定される。遮光シート29には、導光板6の光源配置穴61と平面視で重なる位置に矩形の開口部291が形成されている。従って、遮光シート29の上にフレキシブル基板7の光源実装部71を重ねると、開口部291を介して複数の点状光源3が各々、光源配置穴61に配置される。
(帯電対策)
図5(a)、(b)は各々、本発明の実施の形態1に係る電気光学装置を、図1のE1−E1′線、およびF1−F1′線に相当する位置で切断したときの様子を模式的に示す断面図である。
図1〜図4を参照して説明したように、本形態の電気光学装置100において、素子基板11および対向基板12はいずれも基体が透光性の絶縁基板110、120からなる。また、素子基板11の第2面11b側に配置された下側偏光板15b、散乱板26、プリズムシート25、プリズムシート24、散乱板23などの光学シート、および導光板6は絶縁部材である。このため、素子基板11、下側偏光板15b、散乱板26、プリズムシート25、プリズムシート24、散乱板23および導光板6はいずれも帯電しやすい。また、電気光学装置100において反転駆動を行うために、素子基板11に形成した共通電極17に所定周波数の信号を印加すると、素子基板11、下側偏光板15b、散乱板26、プリズムシート25、プリズムシート24、散乱板23、導光板6の帯電状態が共通電極17の電位に連動して変化する。ここで、素子基板11は対向基板12と貼り合わされ、下側偏光板15bは素子基板11に接着されているため、帯電状態が周期的に変化しても振動することはない。これに対して、散乱板26、プリズムシート25、プリズムシート24、散乱板23および導光板6は、接着された状態にないため、振動する。しかも、振動が10〜25kHzの可聴域であると、高周波のノイズ音となってしまう。
そこで、本形態では、図2、図3(a)、(b)、図4(a)、(b)に示すように、素子基板11の第2面11bには、その全面あるいは略全面に、帯電防止用導電膜として、ITO膜などの導電性透光膜からなる裏面側導電膜19が形成されている。また、素子基板11の第2面11bでは、裏面側導電膜19に対して、素子基板11の3つの辺に沿うように導電テープ28が貼付されている。
導電テープ28は、導電性粘着剤層を金属フィルムの両面に形成した両面テープであり、一方の面が素子基板11の第2面11bに形成された裏面側導電膜19に接着しているとともに、素子基板11の張り出し領域18の裏面側で、フレキシブル基板7の光源実装部71に形成された導電パターン742(グランドパターン)に接着している。このため、素子基板11の第2面11bに形成した裏面側導電膜19は、常にグランド電位(定電位)に保持されるため、素子基板11の基体たる絶縁基板110、下側偏光板15b、散乱板26、プリズムシート25、プリズムシート24、散乱板23および導光板6が帯電することがない。
かかる導電テープ28では、金属フィルムとして、例えば、導電性粘着剤層として、銅、ニッケル、それらの合金、あるいはカーボンなどの導電性粉体を粘着剤に分散させた層が用いられ、金属フィルムとしては、銅、ニッケル、ステンレス、アルミニウムあるいはそれらの合金などといった金属製のフィルムが用いられる。
図4(b)および図5(a)、(b)に示すように、導電テープ28は、素子基板11を樹脂ケース91に固定する機能も担っている。すなわち、導電テープ28の一方の面は、素子基板11の第2面11bに形成された裏面側導電膜19に接着しているとともに、導電テープ28の他方の面は、樹脂ケース91の内側に形成した段部911の上面にも接着している。
本形態において、導電テープ28は、図1および図2に示すように、素子基板11の第2面11bにおいて、張り出し領域18が位置する一方の端部を除く3辺に沿う3つの帯状部分28a、28b、28cからなり、隣接する帯状部分28a、28c同士、および隣接する帯状部分28b、28cは繋がっている。このため、導電テープ28は、帯状部分28a、28b、28cが一体に繋がった1枚のテープからなる。
ここで、素子基板11の裏面側導電膜19と導電テープ28とは直接、接している必要があるとともに、素子基板11の第2面11bには下側偏光板15bが接着されている。そこで、下側偏光板15bについては、導電テープ28で囲まれた領域内に配置できる大きさに設定してあり、導電テープ28は、素子基板11の第2面11bにおいて下側偏光板15bの周りを囲むように配置されている。
(電気光学装置100の組み立て方法)
本形態の電気光学装置100を組み立てるには、まず、液晶パネル1の両面に上側偏光板15aおよび下側偏光板15bを接着しておく。
また、樹脂ケース91の内側に導光板6や、光学シート(散乱板23、26、プリズムシート24、25)を積層した後、導光板6の端部6eを覆うように遮光シート29を重ねる。次に、遮光シート29の上に両面テープ21を貼る。次に、フレキシブル基板7において、光源実装部71の点状光源3が実装されている側の面が下向きとなるように帯状部分72を折り曲げて、導光板6の端部6eにおいて第1面6aに光源実装部71を重ねる。そして、光源実装部71を両面テープ21に押し付け、光源実装部71を両面テープ21および遮光シート29を介して導光板6の端部6eに固定する。
その結果、照明装置8が完成するので、その上に、両面に上側偏光板15aおよび下側偏光板15bを貼った液晶パネル1を重ねれば、樹脂ケース91によって照明装置8および液晶パネル1が支持された状態となる。従って、樹脂ケース91を金属ケース92の内側に収納すれば、電気光学装置100の組み立てが完了する。その際、樹脂ケース91の段部911の上面に導電テープ28を接着しておくとともに、導電テープ28の端部をフレキシブル基板7の導電パターン742に接着しておく。そして、樹脂ケース91の段部911の上面に液晶パネル1を載置すれば、液晶パネル1において素子基板11の第2面に形成されていた裏面側導電膜19に導電テープ28が接着されることになる。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、素子基板11の第2面11b(絶縁基板110の裏面側)に重ねて配置された絶縁部材(下側偏光板15b、散乱板26、プリズムシート25、プリズムシート24、散乱板23、導光板6)の帯電を防止するにあたって、まず、素子基板11の第2面11b(絶縁基板110の裏面側)の全面あるいは略全面に帯電防止用の裏面側導電膜19を形成する。また、裏面側導電膜19を、絶縁基板110の3辺に沿って裏面側導電膜19に貼付された導電テープ28を介してグランド電位(定電位)に保持する。このため、裏面側導電膜19のシート抵抗が高い場合でも、導電テープ28が裏面側導電膜19の広い範囲にわたって貼付されているので、裏面側導電膜19全体を確実に定電位に保持することができる。従って、絶縁基板110および絶縁部材(下側偏光板15b、散乱板26、プリズムシート25、プリズムシート24、散乱板23、導光板6)が帯電することを確実に防止することができる。それ故、素子基板11に形成した共通電極17に所定周波数の共通電位を印加して反転駆動を行なった際、素子基板11に重ねて配置した絶縁部材(下側偏光板15b、散乱板26、プリズムシート25、プリズムシート24、散乱板23、導光板6)が帯電して振動することがないので、高周波ノイズの発生を確実に防止することができる。
また、本形態では、導電テープ28を直接、フレキシブル基板7の導電パターン742に接着するため、狭いスペース内で裏面側導電膜19をグランド電位に保持することができるとともに、専用の導電ケーブルを用いる必要がない。
また、導電テープ28は、両面に導電性の接着剤層が形成された両面テープであって、素子基板11(絶縁基板110)と支持体9(樹脂ケース91)との固定に用いられている。言い換えると、素子基板11(絶縁基板110)と支持体9(樹脂ケース91)との固定に用いられている両面テープを導電テープ28に変更した構成である。それ故、新たな部材を追加する必要が一切ない。
[実施の形態2]
図6は、本発明の実施の形態2に係る電気光学装置において、導電テープ28とフレキシブル基板7との接続構造を示す断面図であり、図1のD1−D1′線に相当する位置で電気光学装置を切断したときの断面図に相当する。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付して図示し、それらの説明を省略する。
図6に示すように、本形態の電気光学装置100でも、素子基板11の第2面11bには、その全面あるいは略全面に、帯電防止用導電膜として、ITO膜などの導電性透光膜からなる裏面側導電膜19が形成されている。また、素子基板11の第2面11bでは、裏面側導電膜19に対して、素子基板11の3つの辺に沿うように導電テープ28が貼付されている。本形態でも、導電テープ28は、導電性粘着剤層を金属フィルムの両面に形成した両面テープであり、一方の面が素子基板11の第2面11bに形成された裏面側導電膜19に接着している。
ここで、フレキシブル基板7の光源実装部71には、図3(a)、(b)および図4(a)を参照して説明した点状光源3が実装されている面と同一の面側に導電パターン752(グランドパターン)が形成されており、かかる導電パターン752に、導電テープ28の一方の面が接着している。
また、導電テープ28は、実施の形態1と同様、素子基板11を樹脂ケース91に固定する機能も担っており、導電テープ28の他方の面は、樹脂ケース91の内側に形成した段部911の上面にも接着している。その他の構成は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
このように構成した場合でも、素子基板11の第2面11b(絶縁基板110の裏面側)の全面あるいは略全面に形成された帯電防止用の裏面側導電膜19は、絶縁基板110の3辺に沿うように裏面側導電膜19に貼付された導電テープ28を介してグランド電位(定電位)に保持されている。このため、裏面側導電膜19のシート抵抗が高い場合でも、導電テープ28が裏面側導電膜19の広い範囲にわたって貼付されているので、裏面側導電膜19全体を確実に定電位に保持することができる。従って、絶縁基板110および絶縁部材(下側偏光板15b、散乱板26、プリズムシート25、プリズムシート24、散乱板23、導光板6)が帯電することを確実に防止することができる。それ故、共通電極17に所定周波数の共通電位を印加した場合でも、絶縁部材(下側偏光板15b、散乱板26、プリズムシート25、プリズムシート24、散乱板23、導光板6)が帯電して振動することがないので、高周波ノイズの発生を確実に防止することができるなど、実施の形態1と同様な効果を奏する。
[実施の形態3]
図7は、本発明の実施の形態3に係る電気光学装置において、導電テープ28とフレキシブル基板7との接続構造を示す断面図であり、図1のD1−D1′線に相当する位置で電気光学装置を切断したときの断面図に相当する。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付して図示し、それらの説明を省略する。
図7に示すように、本形態の電気光学装置100でも、素子基板11の第2面11bには、その全面あるいは略全面に、帯電防止用導電膜として、ITO膜などの導電性透光膜からなる裏面側導電膜19が形成されている。また、素子基板11の第2面11bでは、裏面側導電膜19に対して、素子基板11の3つの辺に沿うように導電テープ28が貼付されている。本形態でも、導電テープ28は、導電性粘着剤層を金属フィルムの両面に形成した両面テープであり、一方の面が素子基板11の第2面11bに形成された裏面側導電膜19に接着している。
ここで、フレキシブル基板7の本体部分78には、端子741と同一の面側に導電パターン782(グランドパターン)が形成されており、かかる導電パターン782に、導電テープ28の一方の面が接着している。
また、導電テープ28は、実施の形態1と同様、素子基板11を樹脂ケース91に固定する機能も担っており、導電テープ28の他方の面は、樹脂ケース91の内側に形成した段部911の上面にも接着している。その他の構成は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
このように構成した場合でも、素子基板11の第2面11b(絶縁基板110の裏面側)の全面あるいは略全面に形成された帯電防止用の裏面側導電膜19は、絶縁基板110の3辺に沿うように裏面側導電膜19に貼付された導電テープ28を介してグランド電位(定電位)に保持されている。このため、裏面側導電膜19のシート抵抗が高い場合でも、導電テープ28が裏面側導電膜19の広い範囲にわたって貼付されているので、裏面側導電膜19全体を確実に定電位に保持することができる。従って、絶縁基板110および絶縁部材(下側偏光板15b、散乱板26、プリズムシート25、プリズムシート24、散乱板23、導光板6)が帯電することを確実に防止することができる。それ故、共通電極17に所定周波数の共通電位を印加した場合でも、絶縁部材(下側偏光板15b、散乱板26、プリズムシート25、プリズムシート24、散乱板23、導光板6)が帯電して振動することがないので、高周波ノイズの発生を確実に防止することができるなど、実施の形態1と同様な効果を奏する。
[実施の形態4]
図8は、本発明の実施の形態4に係る電気光学装置において、導電テープ28と金属ケース92との接続構造を示す断面図であり、図1のD1−D1′線に相当する位置で電気光学装置を切断したときの断面図に相当する。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付して図示し、それらの説明を省略する。
図8に示すように、本形態の電気光学装置100でも、素子基板11の第2面11bには、その全面あるいは略全面に、帯電防止用導電膜として、ITO膜などの導電性透光膜からなる裏面側導電膜19が形成されている。また、素子基板11の第2面11bでは、裏面側導電膜19に対して、素子基板11の3つの辺に沿うように導電テープ28が貼付されている。本形態でも、導電テープ28は、導電性粘着剤層を金属フィルムの両面に形成した両面テープであり、一方の面が素子基板11の第2面11bに形成された裏面側導電膜19に接着している。
本形態において、金属ケース92はグランド電位に保持されており、かかる金属ケース92の側板部927の一部は、樹脂ケース91の切り欠き914から直接、内側に露出している構成になっている。そこで、本形態では、金属ケース92の側板部927の内面側に導電テープ28の一方の面を接着してある。
また、導電テープ28は、実施の形態1と同様、素子基板11を樹脂ケース91に固定する機能も担っており、導電テープ28の他方の面は、樹脂ケース91の内側に形成した段部911の上面にも接着している。その他の構成は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
このように構成した場合でも、素子基板11の第2面11b(絶縁基板110の裏面側)の全面あるいは略全面に形成された帯電防止用の裏面側導電膜19は、絶縁基板110の3辺に沿うように裏面側導電膜19に貼付された導電テープ28を介してグランド電位(定電位)に保持されている。このため、裏面側導電膜19のシート抵抗が高い場合でも、導電テープ28が裏面側導電膜19の広い範囲にわたって貼付されているので、裏面側導電膜19全体を確実に定電位に保持することができる。従って、絶縁基板110および絶縁部材(下側偏光板15b、散乱板26、プリズムシート25、プリズムシート24、散乱板23、導光板6)が帯電することを確実に防止することができる。それ故、共通電極17に所定周波数の共通電位を印加した場合でも、絶縁部材(下側偏光板15b、散乱板26、プリズムシート25、プリズムシート24、散乱板23、導光板6)が帯電して振動することがないので、高周波ノイズの発生を確実に防止することができるなど、実施の形態1と同様な効果を奏する。
[実施の形態5]
図9(a)、(b)、(c)は各々、本発明の実施の形態5に係る電気光学装置の平面図、この電気光学装置において樹脂ケース91に貼付する前の導電テープ28の説明図、および樹脂ケース91に導電テープ28を貼付する様子を示す説明図である。
上記実施の形態では、3つの帯状部分28a、28b、28cが一体に繋がった導電テープ28を用いたが、図9(a)に示すように、導電テープ28は、素子基板11の3つの辺に貼付された3つの帯状部分28a、28b、28cが隣接する帯状部分同士が分割されている。
本形態では、樹脂ケース91において相対向する段部911の上に導電テープ28の帯状部分28a、28bを貼付するには、図9(b)に示すように、相対向する段部911の対向距離も長い剥離シート280(保護シート)の両端に帯状部分28a、28bが支持されている導電テープ28を準備する。そして、図9(c)に示すように、剥離シート280を撓ませてその両端部を段部911の上で側板部917に当接させて位置を合わせ、帯状部分28a、28bを段部911の上面に接着した後、剥離シート280を除去する。このように構成すると、帯状部分28a、28bを段部911の上面に容易かつ高い位置精度で貼付することができる。
また、図示を省略するが、帯状部分28cについても、帯状部分28a、28bと同様、剥離シート280に支持された状態で貼付すればよい。その際、剥離シート280において、帯状部分28cが位置する端部も段部911の上で側板部917に当接させて位置を合わせれば、帯状部分28cについても段部911の上面に容易かつ高い位置精度で貼付することができる。
ここで、帯状部分28a、28cの端部同士が一部重なっているとともに、帯状部分28b、28cの端部同士が一部重なった状態にすれば、帯状部分28a、28b、28cが一体に繋がった導電テープ28を用いた場合と同様な効果を奏する。
これに対して、帯状部分28a、28cの端部の間、帯状部分28b、28cの端部の間に隙間が存在しても、帯状部分28a、28b、28cのシート抵抗を裏面側導電膜19のシート抵抗よりも低く設定しておけば、帯状部分28a、28b、28cが一体に繋がった導電テープ28を用いた場合と略同様な効果を奏する。
[他の実施の形態]
上記実施の形態では、導電テープ28を介して裏面側導電膜19をグランド電位に保持したが、グランド電位以外の定電位に保持してもよい。この場合、電気光学装置100で用いられている定電位を用いれば、別途、電源回路を設ける必要がないという利点がある。
上記実施の形態では、裏面側導電膜19を素子基板11の3つの辺に沿うように貼付したが、1辺あるいは2辺に沿うように導電テープ28を貼付すれば、帯電防止を行なうことができる。
上記実施の形態では、両面に導電性の接着剤層が形成された両面テープを用いたが、図6に示す構成あるいは図8に示す構成の場合には、導電テープ28の一方面側の導電性のみを利用している。このような場合には、片面のみに導電性の接着剤層が形成され、他方の面に絶縁性の接着剤層が形成された両面テープを用いてもよい。
また、図6に示す構成、あるいは図8に示す構成の場合には、導電テープ28の一方面側の導電性のみを利用しているので、片面のみに導電性の接着剤層が形成され、他方の面には接着剤層が形成されていない片面テープを用い、素子基板11との樹脂ケース91との接着は、導電性の接着層を備えていない両面テープを導電テープと樹脂ケース91との間に挿入してもよい。
上記実施の形態では、導電テープ28が素子基板11との樹脂ケース91とを接着する機能を担っていたが、導電テープ28によって素子基板11と光学シートとを接着してもよい。
上記実施の形態では、液晶14をIPS方式やFFS方式で駆動する液晶パネル1を用いた例を説明したが、液晶14をTN(Twisted Nematic)方式、ECB(Electrically Controlled Birefringence)方式、あるいはVAN(Vertical Aligned Nematic)方式で駆動する液晶パネル1を用いた電気光学装置100に本発明を適用してもよい。この場合でも、素子基板11および対向基板12のうち、照明装置8の側に、共通電極が形成された対向基板12が位置する場合、共通電極に所定周波数の共通電位を印加すると、上記実施の形態で説明した帯電に起因する高周波ノイズが発生するが、本発明を適用すれば、かかる高周波ノイズの発生を防止することができる。
上記実施の形態では、液晶パネル1を用いた電気光学装置100に本発明を適用した例を説明したが、有機エレクトロルミネッセンス装置やイメージセンサなどの電気光学装置において、画素電極や配線が配置されている側とは反対側に絶縁部材が配置されているような電気光学装置において帯電の影響を阻止する目的で本発明を適用してもよい。
[電子機器への搭載例]
次に、上述した実施形態に係る電気光学装置100を適用した電子機器について説明する。図10(a)に、電気光学装置100を備えたモバイル型のパーソナルコンピュータの構成を示す。パーソナルコンピュータ2000は、表示ユニットとしての電気光学装置100と本体部2010を備える。本体部2010には、電源スイッチ2001及びキーボード2002が設けられている。図10(b)に、電気光学装置100を備えた携帯電話機の構成を示す。携帯電話機3000は、複数の操作ボタン3001及びスクロールボタン3002、並びに表示ユニットとしての電気光学装置100を備える。スクロールボタン3002を操作することによって、電気光学装置100に表示される画面がスクロールされる。図10(c)に、電気光学装置100を適用した情報携帯端末(PDA:Personal Digital Assistants)の構成を示す。情報携帯端末4000は、複数の操作ボタン4001及び電源スイッチ4002、並びに表示ユニットとしての電気光学装置100を備える。電源スイッチ4002を操作すると、住所録やスケジュール帳といった各種の情報が電気光学装置100に表示される。
なお、電気光学装置100が適用される電子機器としては、図10に示すものの他、デジタルスチルカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、銀行端末などの電子機器などが挙げられる。そして、これらの各種電子機器の表示部として、前述した電気光学装置100が適用可能である。
本発明の実施の形態1に係る電気光学装置の平面図である。 本発明の実施の形態1に係る電気光学装置の分解斜視図である。 (a)、(b)は各々、本発明の実施の形態1に係る電気光学装置を、図1のA1−A1′線、およびB1−B1′線に相当する位置で切断したときの様子を模式的に示す断面図である。 (a)、(b)は各々、本発明の実施の形態1に係る電気光学装置を、図1のC1−C1′線、およびD1−D1′線に相当する位置で切断したときの様子を模式的に示す断面図である。 (a)、(b)は各々、本発明の実施の形態1に係る電気光学装置を、図1のE1−E1′線、およびF1−F1′線に相当する位置で切断したときの様子を模式的に示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係る電気光学装置において、導電テープとフレキシブル基板との接続構造を示す断面図である。 本発明の実施の形態3に係る電気光学装置において、導電テープとフレキシブル基板との接続構造を示す断面図である。 本発明の実施の形態4に係る電気光学装置において、導電テープと金属ケースとの接続構造を示す断面図である。 (a)、(b)、(c)は各々、本発明の実施の形態5に係る電気光学装置の平面図、この電気光学装置において樹脂ケースに貼付する前の導電テープの説明図、および樹脂ケースに導電テープを貼付する様子を示す説明図である。 本発明に係る入力機能付き表示装置を用いた電子機器の説明図である。
符号の説明
1・・液晶パネル(電気光学パネル)、3・・点状光源、6・・導光板(絶縁部材)、7・・フレキシブル基板(配線基板)、8・・照明装置、9・・支持体、11・・素子基板、12・・対向基板、14・・液晶、15a・・上側偏光板、15b・・下側偏光板、16・・画素電極、17・・共通電極、19・・帯電防止用の裏面側導電膜(導電膜)、23、26・・散乱板(絶縁部材)、24、25・・プリズムシート(絶縁部材)、28・・導電テープ、28a、28b、28c・・導電テープの帯状部分、742、752、782・・導電パターン(グランドパターン)、91・・樹脂ケース、92・・金属ケース、100・・電気光学装置(液晶装置)、911・・樹脂ケースの段部、917・・樹脂ケースの側板部、927・・金属ケースの側板部、110・・素子基板の基体たる絶縁基板(第1絶縁基板)、120・・対向基板の基体たる絶縁基板(第2絶縁基板)

Claims (6)

  1. 一方面側に画素電極および信号線が配置された第1絶縁基板と、
    前記第1絶縁基板の他方面に形成された導電膜と、
    前記第1絶縁基板の少なくとも1辺に沿って前記導電膜に貼付された導電テープと、
    前記第1絶縁基板の一方面側に対向配置された第2絶縁基板と、
    前記第1絶縁基板と前記第2絶縁基板との間に保持された液晶と、
    前記第1絶縁基板を保持する支持体と、
    前記第1絶縁基板の他方面側に配置された絶縁部材と、を具備してなり、
    前記導電テープは、少なくとも一方の面に導電性の接着剤層が形成された両面テープであって、前記第1絶縁基板と前記支持体とを固定しており、
    前記絶縁部材は、バックライト装置の導光板と、当該導光板と前記第1絶縁基板との間に配置された光学シートと、を含んでおり、
    前記導電膜は、前記導電テープを介して定電位に保持されている電気光学装置。
  2. 前記支持体は、金属ケースを含み、
    前記導電テープは、前記金属ケースに貼付されている請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記導電テープは、少なくとも、前記第1絶縁基板の1辺と、前記第1絶縁基板の他辺に沿って貼付されている請求項1または2に記載の電気光学装置。
  4. 前記1辺と前記他辺とは隣接しており、
    前記1辺に沿う前記導電テープと、前記他辺に沿う前記導電テープとは、分離してなる請求項3に記載の電気光学装置。
  5. 前記第1絶縁基板に接続された配線基板を更に備え、
    前記配線基板にはグランドパターンが形成されており、
    前記導電テープは、前記グランドパターンに貼付されている請求項1乃至4の何れか一項に記載の電気光学装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項に記載の電気光学装置を備えている電子機器。
JP2008197473A 2008-07-31 2008-07-31 電気光学装置および電子機器 Expired - Fee Related JP5317567B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008197473A JP5317567B2 (ja) 2008-07-31 2008-07-31 電気光学装置および電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008197473A JP5317567B2 (ja) 2008-07-31 2008-07-31 電気光学装置および電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010032955A JP2010032955A (ja) 2010-02-12
JP5317567B2 true JP5317567B2 (ja) 2013-10-16

Family

ID=41737470

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008197473A Expired - Fee Related JP5317567B2 (ja) 2008-07-31 2008-07-31 電気光学装置および電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5317567B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5512761B2 (ja) * 2012-08-10 2014-06-04 株式会社小松製作所 モニタ装置およびこれを備えた作業車両

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0553299U (ja) * 1991-12-13 1993-07-13 住友ベークライト株式会社 銅電極付き液晶表示素子用透明シールド部材
JP2000147470A (ja) * 1998-11-06 2000-05-26 Sony Corp 液晶表示装置
JP2001147441A (ja) * 1999-11-19 2001-05-29 Nec Corp 横電界液晶表示装置
JP2001305971A (ja) * 2000-04-19 2001-11-02 Seiko Epson Corp 表示装置
JP3908075B2 (ja) * 2002-04-12 2007-04-25 株式会社日立製作所 液晶表示装置
JP2006201359A (ja) * 2005-01-19 2006-08-03 Nec Lcd Technologies Ltd 液晶表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010032955A (ja) 2010-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10359658B2 (en) Electro-optical device and electronic equipment
JP4962145B2 (ja) 電気光学装置の製造方法
JP4670967B2 (ja) 実装構造体、照明装置および液晶装置
US8643798B2 (en) Electro-optic device and electronic apparatus
JP4600449B2 (ja) 液晶装置、電子機器
JP2008145686A (ja) 液晶装置、電子機器
JP2010102919A (ja) 照明装置、電気光学装置および電子機器
JP5086662B2 (ja) 表示装置
JP2011103221A (ja) 照明装置、電気光学装置および照明装置の製造方法
JP2009020272A (ja) 電気光学装置及び電子機器
JP2009216810A (ja) 電気光学装置及び電子機器
JP2010170922A (ja) 照明装置、液晶装置および電子機器
JP2006195316A (ja) 電気光学装置および電子機器
JP5518536B2 (ja) 電気光学装置および電子機器
JP2009186971A (ja) 電気光学装置及び電子機器
JP5317567B2 (ja) 電気光学装置および電子機器
JP5203085B2 (ja) 電気光学装置および電子機器
JP5271653B2 (ja) 液晶装置および電子機器
JP2010085549A (ja) 液晶装置および電子機器
JP2009020273A (ja) 電気光学装置の製造方法及び電気光学装置並びに電子機器
JP2007264688A (ja) タッチパネル、電気光学装置及び電子機器
US20180252859A1 (en) Lighting device and display device
JP2010204331A (ja) 液晶装置および電子機器
KR20110016794A (ko) 백라이트 유닛 및 이를 구비한 액정표시장치
KR20080043051A (ko) 표시 패널 및 이를 구비하는 표시 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100526

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100526

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110516

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20120330

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130104

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20130328

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130702

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130709

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5317567

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees