JP5316285B2 - 電力増幅器用バイアス回路 - Google Patents

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Description

この発明は、電力増幅器用バイアス回路に関し、特に携帯電話等の移動体通信用の電力増幅器に用いる電力増幅器用バイアス回路に関する。
現在、CDMA(Code Division Multiple Access:符号分割多重接続)をはじめとする携帯電話用電力増幅器として、GaAs−HBT電力増幅器(Heterojunction Bipolar Transistor:ヘテロ接合バイポーラトランジスタ)が広く用いられている。図25は、GaAs−HBT電力増幅器モジュールの回路例である。図25(a)で点線枠内がGaAsチップであり、それ以外の回路素子はモジュール基板上にチップ部品や線路によって形成されている。
図で、INはRF信号入力端子、OUTはRF出力信号端子、Vc1、Vc2は初段及び終段用トランジスタのコレクタ電源端子、Vcbは初段及び終段用トランジスタのバイアス回路の電源端子、Vrefはバイアス回路の入力電圧端子である。Tr1、Tr2はヘテロ接合バイポーラトランジスタ、Rb1、Rb2、Rb12、Rb22は抵抗、C1〜C4、C21〜C23、Cd1、Cd2、Cdbは容量、L1、L2はインダクタ、L11、L21〜L23は特定の電気長を有する線路でインダクタとして作用する。
図25(b)は、Tr2とそのバイアス回路部の具体的な回路構成例である。Tr1とそのバイアス回路部も回路的には同様である。図25(b)において、Trb1〜Trb5はHBT、Rbb1〜Rbb6は抵抗、Vrefbはバイアス回路の入力電圧端子(外部から与えられる基準電圧端子)、Vcbはバイアス回路のコレクタ電源端子、Vboはバイアス回路の出力端子である。このバイアス回路は電力増幅器のTr1及びTr2のアイドル電流(無RF信号入力時のバイアス電流)を温度変化に対して一定に保つように動作する。動作についてのこれ以上の詳細は、特開2004−343244号公報に開示されている。
図25に示した電力増幅器のバイアス回路の正常な動作には、Trb4、Trb5からなるダイオード接続トランジスタの縦積み2段部や終段Tr2とTrb1からなる2段縦積み部に代表されるように、HBTの持つ障壁電圧の2倍を超える基準電圧Vrefが必要とされる。即ち、GaAs系HBTの場合、約1.25〜1.30Vの障壁電圧と抵抗Rbb1における電圧降下分(約0.2〜0.3V)を考慮すると、約2.7〜2.9VのVrefが必要となる。
しかし、Vrefを、HBTの障壁電圧の2倍未満、例えば2.5Vまで低下させると、常温でもアイドル電流が流れなくなり図25のバイアス回路は実用上そのまま使用することができなくなる。このアイドル電流が流れなくなる問題は、低温ほど顕著となる。これは、デバイス材料で決定される障壁電圧は、温度が低いほど大きくなるためである。一般に、この障壁電圧は、約−1〜−2mV/℃の傾きを有している。
上記問題を解決するために考案されたVref=2.4〜2.5Vの低電圧動作で動作可能なバイアス回路を、図26に示す。この回路において、Tr2a、Tr2bはパワートランジスタ、Trb1〜Trb6はバイアス用トランジスタ、Rbb1〜Rbb13は抵抗、C4、Ca、Cd2は容量を示す。
Tr2aは、直接抵抗Rbb9を介して電流を注入する経路(電流駆動)と、Trb1、Trb2からなるエミッタフォロワを介して電流を供給する経路(電圧駆動)の両方を有している。一方、Tr2bは、抵抗Rbb13を介して電流を注入する経路(電流駆動)だけを有している。図26のバイアス回路を用いることにより、Vref=2.4〜2.5Vの低電圧において電力増幅動作が可能となる。回路動作についてのこれ以上の詳細は、特開2007−134768号公報や特開2007−318463号公報に開示されている。
特開2004−274433号公報 特開2006−270146号公報 特開2005−217557号公報 特開2004−343244号公報 特開2007−134768号公報 特開2007−318463号公報 特開2009−55096号公報
基地局が比較的密集している都市部では、主に中低出力動作が行われる。中低出力動作時の効率向上は、携帯電話機の通話時間にとって重要である。このため、近年、高出力動作(27dBm程度)時に加えて中低出力動作(〜18dBm程度)時での効率向上が重要となってきている。
中低出力動作時の効率向上の手段として、増幅用トランジスタのコレクタ電圧Vcを出力電力に応じて下げる方法がある。また、例えば特開2009−55096号公報の段落0007に記述されているように、中低出力動作時の歪特性を満足しやすくするためには、出力電力に応じて各段の増幅用トランジスタのアイドル電流を最適化した方がよい。このため、増幅用トランジスタのコレクタ電圧Vcに応じて、アイドル電流を制御できるバイアス回路が望ましい。しかしこの点に関し本願発明者が鋭意研究を進めたところ、GaAs−HBT電力増幅器において、中低出力動作時に増幅用トランジスタのアイドル電流を保ったままコレクタ電圧を下げた場合に、歪特性が満足されにくいという問題点が見出された。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、増幅用トランジスタのコレクタ電圧に応じてアイドル電流を制御することにより、低歪特性を実現することができる電力増幅器用バイアス回路を提供することを目的とする。
本発明は、上記の目的を達成するため、電力増幅器用バイアス回路であって、
第1の増幅用トランジスタのベースに接続された電圧駆動バイアス回路と、
前記電圧駆動バイアス回路と並列に設けられ、前記第1の増幅用トランジスタのベースに接続された電流駆動バイアス回路と、
前記第1の増幅用トランジスタのコレクタ電圧に応じて、前記第1の増幅用トランジスタのベースに入力されるバイアス電流を制御するアイドル電流制御回路と、
を備え、
前記電圧駆動バイアス回路および前記電流駆動バイアス回路は、外部からリファレンス電圧が与えられるリファレンス電圧入力端子に接続され、
前記電圧駆動バイアス回路は、前記第1の増幅用トランジスタのベースに前記リファレンス電圧に応じたバイアス電流を供給する第1のトランジスタと、
前記第1のトランジスタのエミッタと前記第1の増幅用トランジスタのベースとの間に第1の抵抗を介してコレクタが接続され、エミッタが接地された第2のトランジスタと、
前記リファレンス電圧入力端子に第2の抵抗を介してベースが接続され、前記第2のトランジスタのベースに、前記リファレンス電圧に応じたバイアス電流を供給する第3のトランジスタと、を有し、
前記電流駆動バイアス回路は、一端が前記リファレンス電圧入力端子に接続され、他端が前記第1の増幅用トランジスタのベースに接続された第3の抵抗を有し、
前記アイドル電流制御回路は、前記電圧駆動バイアス回路および前記電流駆動バイアス回路の並列回路と前記第1の増幅用トランジスタのベースとの間にコレクタが接続され、前記第1の増幅用トランジスタのコレクタ電圧に応じた電流がベースに入力される第1の制御部トランジスタを有し、
前記アイドル電流制御回路が、さらに、コレクタが前記第1の制御部トランジスタのベースに接続し、ベースに前記第1の増幅用トランジスタの前記コレクタ電圧に応じた電圧が入力される第2の制御部トランジスタを備え、
前記アイドル電流制御回路が、さらに、前記コレクタ電圧に応じた電圧をゲートに受け、前記第2の制御部トランジスタのベースに前記コレクタ電圧に応じたバイアス電流を供給する第1の電界効果トランジスタを有することを特徴とする
本発明によれば、アイドル電流制御回路が、増幅用トランジスタのコレクタ電圧に応じてアイドル電流を制御することができる。よって、中低出力動作時に増幅用トランジスタのコレクタ電圧を下げた場合に、出力電力に応じた適切なアイドル電流とすることができる。このように増幅用トランジスタのコレクタ電圧に応じてアイドル電流を調節することにより、低歪特性を実現することができる。
本発明の実施の形態1のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路を示す回路図である。 本発明の実施の形態1のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路のアイドル電流の模式図である。 本発明の実施の形態2のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路におけるアイドル電流制御回路を示す回路図である。 本発明の実施の形態2のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路のアイドル電流の模式図である。 本発明の実施の形態3のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路におけるアイドル電流制御回路を示す回路図である。 本発明の実施の形態3のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路のアイドル電流の模式図である。 本発明の実施の形態4のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路におけるアイドル電流制御回路を示す回路図である。 本発明の実施の形態4のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路のアイドル電流の模式図である。 本発明の実施の形態5のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路におけるアイドル電流制御回路を示す回路図である。 本発明の実施の形態6のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路におけるアイドル電流制御回路を示す回路図である。 本発明の実施の形態7のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路におけるアイドル電流制御回路を示す回路図である。 本発明の実施の形態7のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路のアイドル電流の模式図である。 本発明の実施の形態8のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路におけるアイドル電流制御回路を示す回路図である。 本発明の実施の形態8のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路のアイドル電流の模式図である。 本発明の実施の形態9のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路におけるアイドル電流制御回路を示す回路図である。 本発明の実施の形態9のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路のアイドル電流の模式図である。 本発明の実施の形態10のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路におけるアイドル電流制御回路を示す回路図である。 本発明の実施の形態10のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路のアイドル電流の模式図である。 本発明の実施の形態11のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路におけるアイドル電流制御回路を示す回路図である。 本発明の実施の形態11のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路のアイドル電流の模式図である。 本発明の実施の形態12のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路におけるよるアイドル電流制御回路を示す回路図である。 本発明の実施の形態12のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路のアイドル電流の模式図である。 本発明の実施の形態13のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路におけるアイドル電流制御回路を示す回路図である。 本発明の実施の形態13のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路のアイドル電流の模式図である。 従来のGaAs−HBT電力増幅器とそのバイアス回路の構成例である。 低Vref動作可能なGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路の構成例である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路を示す回路図である。本実施の形態1に係る電力増幅器およびそのバイアス回路の構成例が示されている。この回路は、GaAs−HBT(ヘテロ接合バイポーラトランジスタ)を用いて構成されている。図25および図26に示した回路図と共通する構成については同一の符号を付し、説明を省略する。また、本実施の形態では2段増幅器の後段のバイアス回路を例に説明をするが、初段のバイアス回路に適用しても同等の効果を得られる。
図1に示した回路構成では、エミッタフォロワに代表される電圧駆動バイアス回路と、基準電圧入力から高抵抗を介してベースに直接電流を印加する電流駆動バイアス回路とが、並列に設けられている。つまり、電圧駆動バイアス回路と電流駆動バイアス回路とを並列に設けた併用バイアス回路が構成されている。この併用バイアス回路により、第1の増幅用のトランジスタ(以下、「Tr2a」と記す)が駆動される。また、Tr2aと並列に、第2の増幅用トランジスタ(以下、「Tr2b」と記す)が設けられている。このTr2bは、電流駆動バイアス回路のみにより駆動される。
図1の回路は、Tr2aのベースに接続された電圧駆動バイアス回路(Trb1〜Trb3を含む回路)を有している。また、この電圧駆動バイアス回路と並列に、Tr2aのベースに接続された電流駆動バイアス回路(Rbb9を含む回路)が設けられている。これらの電圧駆動バイアス回路および電流駆動バイアス回路は、外部からリファレンス電圧が与えられるリファレンス電圧入力端子(以下、「Vrefb」と記す)に接続されている。
図1において、Trb1〜Trb3はヘテロ接合バイポーラトランジスタ(HBT)、Rbb1〜Rb22は抵抗素子、Vcb、Vcb2、Vrefb、Vc2は電圧入力端子(電源端子)、Ca、C4は容量素子を示す。
次に、図1の電圧駆動バイアス回路の構成について説明する。この電圧駆動バイアス回路は、第1〜第3のトランジスタ(Trb1〜Trb3)、抵抗素子を有している。
上記第1のトランジスタ(以下、単に「Trb1」と記す)のベースは、Rbb1、Rbb6を介してVrefbに接続されている。Trb1のエミッタは、Tr2aのベースに接続する。Tr2aのベースには、リファレンス電圧に応じたバイアス電流が供給される。
上記第2のトランジスタ(以下、単に「Trb2」と記す)のコレクタは、Trb1のエミッタとTr2aのベースとの接続点に、第1の抵抗Rbb5(以下、単に「Rbb5」と記す)を介して接続されている。
上記第3のトランジスタ(以下、単に「Trb3」と記す)のベースは、第2の抵抗Rbb1(以下、単に「Rbb1」と記す)、およびRbb2を介してVrefbに接続されている。また、Trb3のエミッタはTrb2のベースに接続され、Trb2に対して、リファレンス電圧に応じたバイアス電流を供給することができる。
次に、図1の電流駆動バイアス回路について説明する。この電流駆動バイアス回路は、第3の抵抗(以下、単に「Rbb9」と記す)を有している。Rbb9の一端はVrefbに接続され、他端はTr2aのベースに接続されている。
Rbb9とTrb1との接続点(Vbo)と、Tr2aのベースとの間には、第4の抵抗Rb22(以下、単に「Rb22」と記す)が設けられている。そして上述した電圧駆動バイアス回路から供給される電流Ib21と、電流駆動バイアス回路から供給される電流Ib22は、Rb22を経由して、Tr2aのベースに供給される。
次に、図1に示した電圧駆動バイアス回路および電流駆動バイアス回路の動作について説明する。電圧駆動バイアス回路のTrb1は、ベースに印加される電圧が所定の閾値電圧(Vth1)未満である際には、オンしない。つまりVrefbから印加されるベース電圧が、Trb1の動作する閾値電圧(Vth1)未満である際には、Trb1はオンしない。そして、VrefbからRbb9を経由して、すなわち電流駆動バイアス回路を介して、Tr2aのベースに第1の電流(Ib22)が供給される。
電圧駆動バイアス回路のTrb1は、ベースに印加される電圧が上記Vth1以上である際にはオンし、エミッタからIb21が流れる。そして、Trb1のエミッタからTr2aにIb21が供給される。すなわち、Vrefbから印加されるベース電圧がVth1以上である際には、第1の電流(Ib22)に加えて、Vrefbから電圧駆動回路を介して、Tr2aのベースに第2の電流(Ib21)が供給される。
さらに、図1に示した回路は、Tr2aと並列に、Tr2bが設けられている。このTr2bのベースと、Vrefbとの間には、第2増幅素子側抵抗Rbb13(以下、単に「Rbb13」と記す)が接続されている。Tr2a、Tr2bのコレクタは、それぞれ電源端子Vc2に接続されている。これらのトランジスタのベースは、容量素子Caを介して互いに接続されている。
Tr2bのベースには、VrefbからRbb13を介して第3の電流(Ib23)が供給され、Tr2bのベース電圧が、Tr2bの動作する閾値電圧(Vth2)以上である際には、このトランジスタがオンする。つまり、Tr2bは、リファレンス電圧に応じたバイアス電流によりオン・オフする。
以上説明した内容は、図26にも示した、低Vref動作可能なバイアス回路と共通している。
実施の形態1にかかる図1の電力増幅器用バイアス回路は、低Vref動作可能なバイアス回路に、Vc2によるアイドル電流制御回路10を付加した構成を有している。図1において、Trx1〜Trx3はアイドル電流制御回路10のトランジスタ(説明の便宜上、「制御部トランジスタ」とも称す)、Rx1〜Rx6は抵抗(説明の便宜上、「制御部抵抗」とも称す)、Dx1〜Dx2はショットキーバリアダイオードである。
アイドル電流制御回路10は、第1の制御部トランジスタTrx1(以下、単に「Trx1」と記す)を備えている。Trx1のコレクタは、電圧駆動バイアス回路および電流駆動バイアス回路の並列回路とTr2aのベースとの間、具体的にはRb22とTr2aのベースとの間に接続する。アイドル電流制御回路10は、第2の制御部トランジスタTrx2(以下、単に「Trx2」と記す)を備えている。Trx2のコレクタは、Trx1のベースに接続している。これにより、Trx2のベースにはTr2aのコレクタ電圧Vc2に応じた電流が供給されるので、Trx1のベースにはTr2aのコレクタ電圧Vc2に応じた電流が供給される。
アイドル電流制御回路10は、第1の制御部抵抗Rx1(以下、単に「Rx1」と記す)と、第2の制御部抵抗Rx2(以下、単に「Rx2」と記す)とを備えている。Rx1は、一端がTrx1のコレクタに接続し、他端がRb22とTr2aのベースとの間に接続している。Rx2は、Rx1と同様に一端がTrx1のコレクタに接続し、他端がRbb13とTr2bのベースとの間に接続している。また、Rx1およびRx2と、Trx1との間には、ショットキーバリアダイオードDx1が設けられている。
図2は、本発明の実施の形態1のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路を適用した増幅用トランジスタのアイドル電流の模式図である。増幅用トランジスタのコレクタ電圧Vc2がTrx2の閾値電圧(約1.3V)以下の場合、Trx2がオフする。Vref(2.4〜2.5V)はTrx1とDx2がオンする電圧(約1.3+0.7V)より高いため、電流Ix1が流れてTrx1がオンする。そのため、抵抗Rx1やRx2を介して、Tr2aやTr2bのベースからGNDへ向けて、電流が引き抜かれる。その結果、Tr2a、Tr2bのアイドル電流が下がる。
この低Vc2時のアイドル電流は、抵抗Rx1やRx2の値を変えることにより、任意の大きさに設定できる。すなわち、中低出力動作時(低Vc2動作時)におけるアイドル電流の大きさが所望の大きさに最適化されるように、抵抗Rx1やRx2の値を設計することができる。
一方、Vc2の電圧がTrx2の閾値電圧以上の場合は、Trx2がオンしてコレクタ電流が流れる。抵抗Rx4で電圧降下するので、Trx2のコレクタ端(すなわちTrx1のベース端)の電圧が下がり、Trx1はオンしない。したがって前述の動作とは逆にTr2a、Tr2bのベースから電流が引き抜かれないため、アイドル電流は下がらない。
以上の回路動作の結果、実施の形態1の電力増幅器用バイアス回路を適用した場合のアイドル電流特性は、図2のようになる。本実施の形態を用いた場合、Vc2を1.3V以下(Trx2の閾値電圧以下)に下げた場合にアイドル電流を任意の値に下げることができる。このように、バイアス電流制御回路10により中低出力動作時(低Vc2動作時)のアイドル電流を最適化できるので、低歪特性を実現できる。
以上説明したように、実施の形態1によれば、アイドル電流制御回路10が、増幅用トランジスタTr2aのコレクタ電圧Vc2に応じてアイドル電流Ic2を制御する。中低出力動作時に増幅用トランジスタTr2aのコレクタ電圧Vc2を下げた場合に、出力電力に応じた適切なアイドル電流とすることができる。このように増幅用トランジスタTr2aのコレクタ電圧Vc2に応じてアイドル電流Ic2を調節することにより、低歪特性を実現することができる。その結果、実施の形態1によれば、低Vref(2.4〜2.5V)で電力増幅動作が可能なバイアス回路を同じGaAsチップ上に集積化したHBT電力増幅器において、増幅用トランジスタのコレクタ電圧に応じてアイドル電流を最適化することにより低歪特性を実現することができる。実施の形態1によれば、低Vc2時のアイドル電流を、抵抗Rx1やRx2の値を変えることにより、任意の大きさに設定できる。よって、中低出力動作時(低Vc2動作時)におけるアイドル電流を所望の大きさに最適化することができる。
実施の形態2.
図3は、本発明の実施の形態2のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路におけるアイドル電流制御回路を示す回路図である。図3の回路図は、本発明の実施の形態2のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路の回路図のうち、増幅用トランジスタのコレクタ電圧Vc2によるアイドル電流制御回路10を抜き出したものである。実施の形態2は、実施の形態1の電力増幅器用バイアス回路のうち、Vc2によるアイドル電流制御回路10のVc2端子側にFET(Field Effect Transistor:電界効果型トランジスタ)を追加した点に特徴を有している。以下、実施の形態2の構成のうち、実施の形態1の構成と異なる点を中心に説明を行う。
図3に示すように、実施の形態2にかかるアイドル電流制御回路10は、第1のFET(Field Effect Transistor:電界効果トランジスタ)であるFx1を備えている。実施の形態2では、Fx1がディプレッションモードのFET(閾値電圧が負)である。Fx1のゲートは、抵抗Rx7を介してコレクタ電圧Vc2に接続されている
図4は、本発明の実施の形態2のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路を適用した増幅用トランジスタのアイドル電流の模式図である。実施の形態2を用いた場合、実施の形態1と比較して、アイドル電流が切り替わる電圧をFx1(第1の電界効果トランジスタ)のゲート−ソース間電圧(ソースに対してゲートは負電圧)だけ低電圧側にシフトさせることができる。
なお、実施の形態2では、Fx1がディプレッションモードのFET(閾値電圧が負)の場合を述べている。これに代えて、エンハンスメントモードのFET(閾値電圧が正)を用いることもできる。その場合は、図4とは逆にアイドル電流が切り替わる電圧を高電圧側にシフトさせることができる。
実施の形態3.
図5は、本発明の実施の形態3のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路におけるアイドル電流制御回路を示す回路図である。図5の回路図は、本発明の実施の形態3のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路の回路図のうち、増幅用トランジスタのコレクタ電圧Vc2によるアイドル電流制御回路10を抜き出したものである。実施の形態3は、実施の形態2の電力増幅器用バイアス回路のうち、Vc2によるアイドル電流制御回路10のVc2端子側にショットキーバリアダイオードDx3を追加したことを特徴とする(図5参照)。
具体的には、実施の形態3では、図5に示すように、ショットキーバリアダイオードDx3がFx1とRx5との間に挿入されている。Dx3のアノードがFx1のソースと接続し、Dx3のカソードがTrx2のベースに接続している。
図6は、本発明の実施の形態3のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路を適用した増幅用トランジスタのアイドル電流の模式図である。実施の形態3を用いた場合、実施の形態2と比較して、アイドル電流が切り替わる電圧をショットキーバリアダイオードのオン電圧(約0.7V)だけ高電圧側にシフトすることができる。
実施の形態4.
図7は、本発明の実施の形態4のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路におけるアイドル電流制御回路を示す回路図である。図7の回路図は、本発明の実施の形態4のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路の回路図のうち、増幅用トランジスタのコレクタ電圧Vc2によるアイドル電流制御回路10を抜き出したものである。実施の形態4は、実施の形態2の電力増幅器用バイアス回路のうち、Vc2によるアイドル電流制御回路10のVc2端子側に接続されたFET(Fx1)のソースにシャント抵抗Rx8(以下、単に「Rx8」と記す)を追加したこと(図7)を特徴とする。
図8は、本発明の実施の形態4のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路を適用した増幅用トランジスタのアイドル電流の模式図である。実施の形態4を用いた場合、実施の形態2と比較して、シャント抵抗Rx8の抵抗値に応じた電流が流れることによりFx1のソース電圧が下がる。このため、Rx8の抵抗値に応じてアイドル電流が切り替わる電圧が高電圧側へシフトする。したがって、Rx8の抵抗値を適切に設定することにより、実施の形態2のアイドル電流が切り替わる電圧の値以上の範囲で、アイドル電流が切り替わる電圧を任意の値に設定することができる。
実施の形態5.
図9は、本発明の実施の形態5のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路におけるアイドル電流制御回路を示す回路図である。図9の回路図は、本発明の実施の形態5のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路の回路図のうち、増幅用トランジスタのコレクタ電圧Vc2によるアイドル電流制御回路10を抜き出したものである。図9において、Rx9、Rx10は薄膜金属(例えば、NiCr)で作られた抵抗、Rx11、Rx12は半導体層(例えばベース層)で作られた抵抗(以下「エピ抵抗」と呼ぶ)である。実施の形態5は、実施の形態1の電力増幅器用バイアス回路のうち、アイドル電流制御回路10の第1の制御部抵抗Rx1、第2の制御部抵抗Rx2を、それぞれ、エピ抵抗と薄膜金属抵抗を組み合わせて製作したことを特徴とする。
実施の形態5によれば、Rx1(第1の制御部抵抗)、Rx2(第2の制御部抵抗)に相当する抵抗を、薄膜金属抵抗とエピ抵抗との組み合わせにより得ることができる。エピ抵抗は正の温度係数をもつが、その一方で、NiCr抵抗の抵抗値は温度に依存しない。よって、実施の形態5の構成によれば、Rx1、Rx2に相当する抵抗値の温度特性を制御することができる。したがって、低Vc2動作時の増幅用トランジスタのアイドル電流の温度特性を最適化することができる。
実施の形態6.
図10は、本発明の実施の形態6のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路におけるアイドル電流制御回路を示す回路図である。図10の回路図は、本発明の実施の形態6のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路の回路図のうち、増幅用トランジスタのコレクタ電圧Vc2によるアイドル電流制御回路10を抜き出したものである。実施の形態6にかかるアイドル電流制御回路10は、実施の形態5にかかるアイドル電流制御回路10のうち、ダイオードDx1が削除されている。
実施の形態6にかかるアイドル電流制御回路10は、第2の電界効果トランジスタFx2(以下、単に「Fx2」と記す)を備えている。Fx2のゲートは、抵抗Rx13を介してVref端子に接続している。また、Fx2のソースおよびドレインを介して、Trx1のベースに接続するRx3と、Trx2のコレクタとが接続する。
実施の形態6では、実施の形態5の構成からダイオードDx1が削除され、抵抗Rx3とトランジスタTrx2のコレクタ間にFETが挿入されている。実施の形態6を用いた場合、ダイオードDx1を削除すれば、Rx1(第1の制御部抵抗)、Rx2(第2の制御部抵抗)に相当する抵抗値を、実施の形態5よりも大きくすることができる。これにより、実施の形態5よりもRx1、Rx2に相当する抵抗値の温度制御性が向上する。
一方、ダイオードDx1を削除しただけでは、Vc2からRx5、Trx2、Rx3、Trx1、Rx1(あるいはRx2)、Tr2a(あるいはTr2b)を介してリーク電流が流れてしまう。そこで、実施の形態6では、FET(Fx2)が挿入されている。ここで、リーク電流とはVref=0V、Vc2≠0Vのときの電力増幅器の消費電流である。実施の形態6によれば、Fx2(第2の電界効果トランジスタ)がリーク電流を抑制することができるので、リーク電流の弊害を抑制しつつダイオードDx1を削除することができる。
以上説明したように、実施の形態6によれば、リーク電流を抑制しつつ、Rx1、Rx2に相当する抵抗値の温度制御性を向上させることができる。
実施の形態7.
図11は、本発明の実施の形態7のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路におけるアイドル電流制御回路を示す回路図である。図11の回路図は、本発明の実施の形態7のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路の回路図のうち、増幅用トランジスタのコレクタ電圧Vc2によるアイドル電流制御回路10を抜き出したものある。実施の形態7にかかるアイドル電流制御回路10の特徴的構成は、第3の制御部抵抗Rx14(以下、単に「Rx14」と記す)である。Rx14は、Trx2のエミッタと、第3の制御部トランジスタ(以下、単に「Trx3」と記す)のコレクタの間に介在している。Trx3のコレクタはTrx2のエミッタと接続し、Trx3のベースはVrefと接続している。
図12は、本発明の実施の形態7のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路を適用した増幅用トランジスタのアイドル電流の模式図である。実施の形態7を用いた場合、Rx14により、増幅用トランジスタのコレクタ電圧Vc2に対してTrx2のコレクタ電流の立ち上がりがなまる。その結果、アイドル電流を二値的ではなくアナログ的に制御できる。
実施の形態8.
図13は、本発明の実施の形態8のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路におけるアイドル電流制御回路を示す回路図である。図13の回路図は、本発明の実施の形態8のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路の回路図のうち、増幅用トランジスタのコレクタ電圧Vc2によるアイドル電流制御回路10を抜き出したものである。実施の形態8は、実施の形態1の電力増幅器用バイアス回路のうち、Vc2によるアイドル電流制御回路10のVc2端子側にトランジスタと抵抗(Rx15)を追加したことを特徴とする。
図13に示すように、実施の形態8にかかるアイドル電流制御回路10は、第4の制御部抵抗Rx15(以下、単に「Rx15」と記す)と、第4の制御部トランジスタTrx4(以下、単に「Trx4」と記す)とを備えている。Trx4は、コレクタおよびベースがVc2と接続し、かつ、コレクタおよびベースがTrx2のベースと接続している。Rx15は、一端がTrx4のコレクタおよびベースと接続し、他端がVc2と接続している。実施の形態8では、上記のTrx4とRx15からなるカレントミラー回路によって、Trx2が駆動される。
図14は、本発明の実施の形態8のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路を適用した増幅用トランジスタのアイドル電流の模式図である。
実施の形態1においてはVc2でTrx2のベース電圧を制御している。このため、Trx2の閾値電圧付近でTrx2のコレクタ電流が急峻に変化する。その結果、増幅用トランジスタのアイドル電流も急峻に変化する。
これに対して、実施の形態8では、Trx4とRx15からなるカレントミラー回路でTrx2を駆動する。このため、Trx2のコレクタ電流はVc2に対して線形に変化する。したがって、抵抗Rx15の抵抗値を適切に設定すれば、緩やかに増幅用トランジスタのアイドル電流を変化させることができる。よって、アイドル電流をアナログ的に制御できる。また、Vc2に対するアイドル電流の傾きを実施の形態7よりも小さくすることができるので、制御性が良いという特徴がある。
実施の形態9.
図15は、本発明の実施の形態9のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路におけるアイドル電流制御回路を示す回路図である。図15の回路図は、本発明の実施の形態9のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路の回路図のうち、増幅用トランジスタのコレクタ電圧Vc2によるアイドル電流制御回路10を抜き出したものである。実施の形態9にかかるアイドル電流制御回路10は、実施の形態8の回路構成のうち、Trx2のコレクタとRx3の間に、第5の制御部抵抗Rx16(以下、単に「Rx16」と記す)と、第5の制御部トランジスタTrx5(以下、単に「Trx5」と記す)を追加したことを特徴とする。
Rx16は、Trx2のコレクタとTrx1のベースに接続するRx3との間に、直列に挿入されている。Trx5は、コレクタおよびベースが、Rx16とTRx3との間に接続している。これにより、Rx16及びTrx5は、Trx1を駆動するカレントミラー回路を構成する。
図16は、本発明の実施の形態9のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路を適用した増幅用トランジスタのアイドル電流の模式図である。実施の形態9において、Trx2のコレクタ電流はVc2に対して線型に変化する(実施の形態8にて説明)ため、Trx2のコレクタ端の電圧も線型に変化する。Rx16及びTrx5はTrx1を駆動するカレントミラー回路なので、Trx1のコレクタ電流はTrx2のコレクタ端の電圧に対して線形に変化する。したがって、Trx1のコレクタ電流はVc2に対して線形に変化する。結果、図16のように線形性に優れたアイドル電流のアナログ制御が可能となる。
実施の形態10.
図17は、本発明の実施の形態10のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路におけるアイドル電流制御回路を示す回路図である。図17の回路図は、本発明の実施の形態10のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路の回路図のうち、増幅用トランジスタのコレクタ電圧Vc2によるアイドル電流制御回路10を抜き出したものである。実施の形態10は、実施の形態6の電力増幅器用バイアス回路に対して、Rx1〜Rx3、Rx13、Trx1およびFx2で構成される回路をもう一組(「Rx1´〜Rx3´」「Rx13´」、「Trx1´」、「Fx2´」と記す)追加したことを特徴とする。
図17において、Rx1´〜Rx3´及びRx13´は抵抗、Trx1´はトランジスタ、Fx2´はFETである。Rx1´〜Rx3´、Rx13´、Trx1´およびFx2´は、Trx1と並列に接続する回路を構成している。以下、Rx1´〜Rx3´、Rx13´、Trx1´およびFx2´からなるこの回路を、Trx1に並列接続すると言う意味で、便宜上「並列回路」とも称す。並列回路は、Rb22とTr2aのベースとの間の接続点(以下、「第1接続点」と称す)と、Trx1のベースとTrx2コレクタとの間の接続点(以下、「第2接続点」と称す)とに接続する。Trx1´は、コレクタが第1接続点と接続し、ベースが第2接続点と接続する。Fx2´は、Trx1´のベースと第2接続点との間に設けられ、Vx1´に応じてTrx1´のベースと第2接続点との間の電気的接続を切り替えるスイッチング素子として機能する。また、図17の回路図に示すように、Vx1とVx1´は、Fx2及びFx2´を制御するための電圧が入力される端子を示す。
図18は、本発明の実施の形態10のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路を適用した増幅用トランジスタのアイドル電流の模式図である。実施の形態10において、Fx2をオンさせてFx2´をオフさせるような電圧をVx1、Vx1´に印加すると(例えばVx1=Vref、Vx1´=0V)、Trx1´のコレクタ電流は流れずにTrx1のコレクタ電流だけが流れる。したがって、低Vc2時のアイドル電流はRx1及びRx2の抵抗値で決定される。
次に、Fx2をオフさせてFx2´をオンさせるような電圧をVx1、Vx1´に印加すると(例えば、Vx1=0V、Vx1´=Vref)、Trx1のコレクタ電流は流れずにTrx1´のコレクタ電流だけが流れる。したがって、低Vc2時のアイドル電流はRx1´及びRx2´の抵抗値で決定される。
このように、実施の形態10を用いた場合、低Vc2時のアイドル電流をVx1、Vx1´に印加する電圧に応じて変更することができる。さらに、Fx2及びFx2´を共にオンさせるような電圧をVx1、Vx1´に印加すると(例えばVx1=Vx1´=Vref)、Trx1及びTrx1´においてコレクタ電流が流れる。したがって、低Vc2時のアイドル電流を、前記の2つの状態とは別の値に設定することも可能である。なお、図18では、具体的構成例として、Rx1<Rx1´、Rx2<Rx2´の場合を示した。
なお、実施の形態10では、実施の形態6に対して、Rx1´〜Rx3´、Rx13´、Trx1´、およびFx2´で構成される回路を一組追加した。ここで、Rx1〜Rx3、Rx13、Trx1およびFx2の回路を、複数組追加しても良い。この場合にも、追加した回路中のそれぞれのFx2(Fx2´、Fx2´´、Fx2´´´・・・)のベース電圧のオン・オフの組み合わせに応じて、より多くのバリエーションで、低Vc2時のアイドル電流を変更することができる。
実施の形態11.
図19は、本発明の実施の形態11のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路におけるアイドル電流制御回路を示す回路図である。図19の回路図は、本発明の実施の形態11のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路の回路図のうち、増幅用トランジスタのコレクタ電圧Vc2によるアイドル電流制御回路10を抜き出したものである。実施の形態11にかかる電力増幅器用バイアス回路は、実施の形態10の電力増幅器用バイアス回路のVx1及びVx1´を印加していた端子を、Vx1´を省略しつつ切替電圧生成回路110に置換したことを特徴とする。実施の形態11では、Fx2、Fx2´のそれぞれのゲートへの電圧入力が、この切替電圧生成回路110によって実現される。
切替電圧生成回路110は、Vx1およびVrefと接続する。また、切替電圧生成回路110は、Rx13を介してFx2と接続し、Rx13´を介してFx2´と接続している。図19において、Rx17〜Rx21は抵抗、Trx6〜Trx8はトランジスタ(切替電圧生成用トランジスタ)である。Trx6は、ベースがRx17を介してVx1と接続し、コレクタがVrefと接続するとともにコレクタがRx13´を介してFx2´に接続する。Trx8は、コレクタがVrefと接続するとともにコレクタがRx13を介してFx2に接続する。Trx7は、ベースがRx19を介してVx1と接続し、コレクタがVrefと接続するとともにこのコレクタがTrx8のベースに接続する。切替電圧生成回路110は、Vx1の電圧に応じて、high−levelがVrefの電圧と、low−levelが約0.2Vの電圧と、を発生させる。
図20は、本発明の実施の形態11のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路を適用した増幅用トランジスタのアイドル電流の模式図である。実施の形態11にかかるRx17〜Rx21、Trx6〜Trx8で構成される切替電圧生成回路110は、Vx1の電圧に応じて、high−levelがVrefの電圧を、low−levelが約0.2Vの電圧を、それぞれ発生させる。これにより、Vx1の1つだけで、低Vc2時のアイドル電流を切り替えるための電圧パターンの切替を行うことができる。これは、実施の形態10においてVx1、Vx1´の2電源が必要とされることとは対照的である。例えば、Vx1=High(例えば1.4V以上)であれば、Fx2がオンしFx2´がオフする。これにより、Rx1及びRx2を介して、増幅用トランジスタTr2a、Tr2bのベースから電流が引き抜かれる。なお、図20ではRx1<Rx1´と、Rx2<Rx2´の場合を示した。
以上説明したように、実施の形態11によれば、Vx1の入力電圧の変更によって、2つの電界効果トランジスタFx2、Fx2´に対して、低Vc2時のアイドル電流を切り替えるための電圧パターンの切替を行うことができる。したがって、Vx1の電圧値の変更によって、Trx1側とTrx1´側のいずれを介してTr2aのベースから電流を引抜くかを切り換えることができる。
実施の形態12.
図21は、本発明の実施の形態12のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路におけるアイドル電流制御回路を示す回路図である。図21の回路図は、本発明の実施の形態12のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路の回路図のうち、増幅用トランジスタのコレクタ電圧Vc2によるアイドル電流制御回路10を抜き出したものである。図21において、Rx22〜Rx27は抵抗、Fx3〜Fx4はFETである。
実施の形態12は、実施の形態6の電力増幅器用バイアス回路のうちRx1(第1の制御部抵抗)及びRx2(第2の制御部抵抗)を、それぞれ、複数の抵抗とFETで構成している。Rx1は、直列に接続された複数の抵抗(Rx22、Rx23)からなる。Rx2は、直列に接続された複数の抵抗(Rx24、Rx25)からなる。Fx3は、Rx22、Rx23のうちR22に並列に接続している。Fx4は、Rx24、Rx25のうちR24に並列に接続している。
図22は、本発明の実施の形態12のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路を適用した増幅用トランジスタのアイドル電流の模式図である。実施の形態12によれば、Vx1の電圧に応じて、Fx3及びFx4を、オン又はオフすることができる。よって、実施の形態1の抵抗Rx1、Rx2に相当する抵抗値を変更することができる。この結果、Vx1の電圧に応じて、低Vc2時のアイドル電流を変えることができる。
実施の形態13.
図23は、本発明の実施の形態13のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路におけるアイドル電流制御回路を示す回路図である。図23の回路図は、本発明の実施の形態13のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路の回路図のうち、増幅用トランジスタのコレクタ電圧Vc2によるアイドル電流制御回路10を抜き出したものである。図23において、Rx28〜Rx29は抵抗、Fx5はFETである。実施の形態13は、実施の形態6の電力増幅器用バイアス回路のうち、Trx1のエミッタ側にRx28、Fx5、Rx29を用いた回路を追加していることを特徴とする。
実施の形態13にかかるアイドル電流制御回路10は、第6の制御部抵抗Rx28(以下、単に「Rx28」と記す)、第3切替用電界効果トランジスタFx5(以下、単に「Fx5」と記す)を備えている。Rx28の一端はTrx1のエミッタに接続し、Rx28の他端は接地されている。Fx5は、Rx28に並列にソース、ドレインが接続し、ベースは抵抗Rx29を介してVx1に接続している。
図24は、本発明の実施の形態13のGaAs−HBT電力増幅器用バイアス回路を適用した増幅用トランジスタのアイドル電流の模式図である。実施の形態13を用いた場合、Vx1の電圧に応じてFx5がオン又はオフするので、実施の形態1の抵抗Rx1、Rx2に相当する抵抗値を変えることができる。この結果、低Vc2時のアイドル電流をVx1の電圧に応じて変えることができる。
10 アイドル電流制御回路
Trx1〜Trx5 トランジスタ(制御部トランジスタ)
Rx1〜Rx6 抵抗(制御部抵抗)
Fx1、Fx2、Fx3、Fx4 電界効果トランジスタ
Rx8 シャント抵抗
Dx1、Dx3 ショットキーバリアダイオード
Ic2 アイドル電流
Vc2 コレクタ電圧
Vref リファレンス電圧
Tr2a 増幅用トランジスタ
Tr2b 増幅用トランジスタ

Claims (13)

  1. 第1の増幅用トランジスタのベースに接続された電圧駆動バイアス回路と、
    前記電圧駆動バイアス回路と並列に設けられ、前記第1の増幅用トランジスタのベースに接続された電流駆動バイアス回路と、
    前記第1の増幅用トランジスタのコレクタ電圧に応じて、前記第1の増幅用トランジスタのベースに入力されるバイアス電流を制御するアイドル電流制御回路と、
    を備え、
    前記電圧駆動バイアス回路および前記電流駆動バイアス回路は、外部からリファレンス電圧が与えられるリファレンス電圧入力端子に接続され、
    前記電圧駆動バイアス回路は、前記第1の増幅用トランジスタのベースに前記リファレンス電圧に応じたバイアス電流を供給する第1のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタのエミッタと前記第1の増幅用トランジスタのベースとの間に第1の抵抗を介してコレクタが接続され、エミッタが接地された第2のトランジスタと、
    前記リファレンス電圧入力端子に第2の抵抗を介してベースが接続され、前記第2のトランジスタのベースに、前記リファレンス電圧に応じたバイアス電流を供給する第3のトランジスタと、を有し、
    前記電流駆動バイアス回路は、一端が前記リファレンス電圧入力端子に接続され、他端が前記第1の増幅用トランジスタのベースに接続された第3の抵抗を有し、
    前記アイドル電流制御回路は、前記電圧駆動バイアス回路および前記電流駆動バイアス回路の並列回路と前記第1の増幅用トランジスタのベースとの間にコレクタが接続され、前記第1の増幅用トランジスタのコレクタ電圧に応じた電流がベースに入力される第1の制御部トランジスタを有し、
    前記アイドル電流制御回路が、さらに、コレクタが前記第1の制御部トランジスタのベースに接続し、ベースに前記第1の増幅用トランジスタの前記コレクタ電圧に応じた電圧が入力される第2の制御部トランジスタを備え、
    前記アイドル電流制御回路が、さらに、前記コレクタ電圧に応じた電圧をゲートに受け、前記第2の制御部トランジスタのベースに前記コレクタ電圧に応じたバイアス電流を供給する第1の電界効果トランジスタを有することを特徴とする電力増幅器用バイアス回路。
  2. 前記アイドル電流制御回路が、アノードが前記電界効果トランジスタのソースに接続し、カソードが前記第2の制御部トランジスタのベースに接続するショットキーバリアダイオードを有することを特徴とする請求項に記載の電力増幅器用バイアス回路。
  3. 前記第1の電界効果トランジスタの前記ソースと接続するシャント抵抗を有することを特徴とする請求項に記載の電力増幅器用バイアス回路。
  4. 前記第1の増幅用トランジスタと並列に設けられた第2の増幅用トランジスタのベースと、前記リファレンス電圧入力端子とを接続する第2増幅素子側抵抗を備え、
    前記第2の増幅用トランジスタのベースには、前記リファレンス電圧入力端子から前記第2増幅素子側抵抗を介して電流が供給され、前記第2の増幅用トランジスタのベース電圧が前記第2の増幅用トランジスタの動作する閾値電圧以上である際には、前記第2の増幅用トランジスタがオンし、
    さらに、前記アイドル電流制御回路が、
    一端が前記第1の制御部トランジスタの前記コレクタに接続し、他端が前記電圧駆動バイアス回路および前記電流駆動バイアス回路の並列回路と前記第1の増幅用トランジスタのベースとの間に接続する第1の制御部抵抗と、
    一端が前記第1の制御部トランジスタの前記コレクタに接続し、他端が前記第2増幅素子側抵抗と前記第2の増幅用トランジスタのベースとの間に接続する第2の制御部抵抗と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の電力増幅器用バイアス回路。
  5. 前記第1の制御部抵抗と前記第2の制御部抵抗のうち少なくとも一方は、一端が前記第1の制御部トランジスタの前記コレクタに接続し他端が前記第1の増幅用トランジスタのベースと接続する薄膜金属抵抗と、前記第1の増幅用トランジスタまたは前記第2の増幅用トランジスタの半導体層の抵抗成分であるエピ抵抗と、の直列回路であることを特徴とする請求項4に記載の電力増幅器用バイアス回路。
  6. 第1の増幅用トランジスタのベースに接続された電圧駆動バイアス回路と、
    前記電圧駆動バイアス回路と並列に設けられ、前記第1の増幅用トランジスタのベースに接続された電流駆動バイアス回路と、
    前記第1の増幅用トランジスタのコレクタ電圧に応じて、前記第1の増幅用トランジスタのベースに入力されるバイアス電流を制御するアイドル電流制御回路と、
    を備え、
    前記電圧駆動バイアス回路および前記電流駆動バイアス回路は、外部からリファレンス電圧が与えられるリファレンス電圧入力端子に接続され、
    前記電圧駆動バイアス回路は、前記第1の増幅用トランジスタのベースに前記リファレンス電圧に応じたバイアス電流を供給する第1のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタのエミッタと前記第1の増幅用トランジスタのベースとの間に第1の抵抗を介してコレクタが接続され、エミッタが接地された第2のトランジスタと、
    前記リファレンス電圧入力端子に第2の抵抗を介してベースが接続され、前記第2のトランジスタのベースに、前記リファレンス電圧に応じたバイアス電流を供給する第3のトランジスタと、を有し、
    前記電流駆動バイアス回路は、一端が前記リファレンス電圧入力端子に接続され、他端が前記第1の増幅用トランジスタのベースに接続された第3の抵抗を有し、
    前記アイドル電流制御回路は、前記電圧駆動バイアス回路および前記電流駆動バイアス回路の並列回路と前記第1の増幅用トランジスタのベースとの間にコレクタが接続され、前記第1の増幅用トランジスタのコレクタ電圧に応じた電流がベースに入力される第1の制御部トランジスタを有し、
    前記アイドル電流制御回路が、さらに、コレクタが前記第1の制御部トランジスタのベースに接続し、ベースに前記第1の増幅用トランジスタの前記コレクタ電圧に応じた電圧が入力される第2の制御部トランジスタを備え、
    前記アイドル電流制御回路が、さらに、ゲートが前記リファレンス電圧入力端子に接続し、ソースおよびドレインを介して前記第1の制御部トランジスタのベースと前記第2の制御部トランジスタの前記コレクタとを接続させる第2の電界効果トランジスタを有することを特徴とする電力増幅器用バイアス回路。
  7. 第1の増幅用トランジスタのベースに接続された電圧駆動バイアス回路と、
    前記電圧駆動バイアス回路と並列に設けられ、前記第1の増幅用トランジスタのベースに接続された電流駆動バイアス回路と、
    前記第1の増幅用トランジスタのコレクタ電圧に応じて、前記第1の増幅用トランジスタのベースに入力されるバイアス電流を制御するアイドル電流制御回路と、
    を備え、
    前記電圧駆動バイアス回路および前記電流駆動バイアス回路は、外部からリファレンス電圧が与えられるリファレンス電圧入力端子に接続され、
    前記電圧駆動バイアス回路は、前記第1の増幅用トランジスタのベースに前記リファレンス電圧に応じたバイアス電流を供給する第1のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタのエミッタと前記第1の増幅用トランジスタのベースとの間に第1の抵抗を介してコレクタが接続され、エミッタが接地された第2のトランジスタと、
    前記リファレンス電圧入力端子に第2の抵抗を介してベースが接続され、前記第2のトランジスタのベースに、前記リファレンス電圧に応じたバイアス電流を供給する第3のトランジスタと、を有し、
    前記電流駆動バイアス回路は、一端が前記リファレンス電圧入力端子に接続され、他端が前記第1の増幅用トランジスタのベースに接続された第3の抵抗を有し、
    前記アイドル電流制御回路は、前記電圧駆動バイアス回路および前記電流駆動バイアス回路の並列回路と前記第1の増幅用トランジスタのベースとの間にコレクタが接続され、前記第1の増幅用トランジスタのコレクタ電圧に応じた電流がベースに入力される第1の制御部トランジスタを有し、
    前記アイドル電流制御回路が、さらに、コレクタが前記第1の制御部トランジスタのベースに接続し、ベースに前記第1の増幅用トランジスタの前記コレクタ電圧に応じた電圧が入力される第2の制御部トランジスタを備え、
    前記アイドル電流制御回路が、さらに、
    コレクタが前記第2の制御部トランジスタのエミッタと接続し、ベースが前記リファレンス電圧入力端子に接続する第3の制御部トランジスタと、
    一端が前記第2の制御部トランジスタの前記エミッタと接続し、他端が前記第3の制御部トランジスタの前記コレクタと接続する第3の制御部抵抗と、
    を有することを特徴とする電力増幅器用バイアス回路。
  8. 第1の増幅用トランジスタのベースに接続された電圧駆動バイアス回路と、
    前記電圧駆動バイアス回路と並列に設けられ、前記第1の増幅用トランジスタのベースに接続された電流駆動バイアス回路と、
    前記第1の増幅用トランジスタのコレクタ電圧に応じて、前記第1の増幅用トランジスタのベースに入力されるバイアス電流を制御するアイドル電流制御回路と、
    を備え、
    前記電圧駆動バイアス回路および前記電流駆動バイアス回路は、外部からリファレンス電圧が与えられるリファレンス電圧入力端子に接続され、
    前記電圧駆動バイアス回路は、前記第1の増幅用トランジスタのベースに前記リファレンス電圧に応じたバイアス電流を供給する第1のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタのエミッタと前記第1の増幅用トランジスタのベースとの間に第1の抵抗を介してコレクタが接続され、エミッタが接地された第2のトランジスタと、
    前記リファレンス電圧入力端子に第2の抵抗を介してベースが接続され、前記第2のトランジスタのベースに、前記リファレンス電圧に応じたバイアス電流を供給する第3のトランジスタと、を有し、
    前記電流駆動バイアス回路は、一端が前記リファレンス電圧入力端子に接続され、他端が前記第1の増幅用トランジスタのベースに接続された第3の抵抗を有し、
    前記アイドル電流制御回路は、前記電圧駆動バイアス回路および前記電流駆動バイアス回路の並列回路と前記第1の増幅用トランジスタのベースとの間にコレクタが接続され、前記第1の増幅用トランジスタのコレクタ電圧に応じた電流がベースに入力される第1の制御部トランジスタを有し、
    前記アイドル電流制御回路が、さらに、コレクタが前記第1の制御部トランジスタのベースに接続し、ベースに前記第1の増幅用トランジスタの前記コレクタ電圧に応じた電圧が入力される第2の制御部トランジスタを備え、
    前記アイドル電流制御回路が、
    前記コレクタ電圧に応じた電圧をコレクタおよびベースに受け、かつ、該コレクタおよび該ベースが前記第2の制御部トランジスタのベースと接続する第4の制御部トランジスタと、
    一端が前記第4の制御部トランジスタのコレクタおよびベースと接続し、他端に前記コレクタ電圧を受ける第4の制御部抵抗と、
    を有することを特徴とする電力増幅器用バイアス回路。
  9. 第1の増幅用トランジスタのベースに接続された電圧駆動バイアス回路と、
    前記電圧駆動バイアス回路と並列に設けられ、前記第1の増幅用トランジスタのベースに接続された電流駆動バイアス回路と、
    前記第1の増幅用トランジスタのコレクタ電圧に応じて、前記第1の増幅用トランジスタのベースに入力されるバイアス電流を制御するアイドル電流制御回路と、
    を備え、
    前記電圧駆動バイアス回路および前記電流駆動バイアス回路は、外部からリファレンス電圧が与えられるリファレンス電圧入力端子に接続され、
    前記電圧駆動バイアス回路は、前記第1の増幅用トランジスタのベースに前記リファレンス電圧に応じたバイアス電流を供給する第1のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタのエミッタと前記第1の増幅用トランジスタのベースとの間に第1の抵抗を介してコレクタが接続され、エミッタが接地された第2のトランジスタと、
    前記リファレンス電圧入力端子に第2の抵抗を介してベースが接続され、前記第2のトランジスタのベースに、前記リファレンス電圧に応じたバイアス電流を供給する第3のトランジスタと、を有し、
    前記電流駆動バイアス回路は、一端が前記リファレンス電圧入力端子に接続され、他端が前記第1の増幅用トランジスタのベースに接続された第3の抵抗を有し、
    前記アイドル電流制御回路は、前記電圧駆動バイアス回路および前記電流駆動バイアス回路の並列回路と前記第1の増幅用トランジスタのベースとの間にコレクタが接続され、前記第1の増幅用トランジスタのコレクタ電圧に応じた電流がベースに入力される第1の制御部トランジスタを有し、
    前記アイドル電流制御回路が、さらに、コレクタが前記第1の制御部トランジスタのベースに接続し、ベースに前記第1の増幅用トランジスタの前記コレクタ電圧に応じた電圧が入力される第2の制御部トランジスタを備え、
    前記アイドル電流制御回路が、
    前記第2の制御部トランジスタの前記コレクタと、前記第1の制御部トランジスタのベースと、の間に直列に設けられた第5の制御部抵抗と、
    コレクタおよびベースが前記第5の制御部抵抗と前記第1の制御部トランジスタのベースの間に接続する第5の制御部トランジスタと、
    を有することを特徴とする電力増幅器用バイアス回路。
  10. 第1の増幅用トランジスタのベースに接続された電圧駆動バイアス回路と、
    前記電圧駆動バイアス回路と並列に設けられ、前記第1の増幅用トランジスタのベースに接続された電流駆動バイアス回路と、
    前記第1の増幅用トランジスタのコレクタ電圧に応じて、前記第1の増幅用トランジスタのベースに入力されるバイアス電流を制御するアイドル電流制御回路と、
    を備え、
    前記電圧駆動バイアス回路および前記電流駆動バイアス回路は、外部からリファレンス電圧が与えられるリファレンス電圧入力端子に接続され、
    前記電圧駆動バイアス回路は、前記第1の増幅用トランジスタのベースに前記リファレンス電圧に応じたバイアス電流を供給する第1のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタのエミッタと前記第1の増幅用トランジスタのベースとの間に第1の抵抗を介してコレクタが接続され、エミッタが接地された第2のトランジスタと、
    前記リファレンス電圧入力端子に第2の抵抗を介してベースが接続され、前記第2のトランジスタのベースに、前記リファレンス電圧に応じたバイアス電流を供給する第3のトランジスタと、を有し、
    前記電流駆動バイアス回路は、一端が前記リファレンス電圧入力端子に接続され、他端が前記第1の増幅用トランジスタのベースに接続された第3の抵抗を有し、
    前記アイドル電流制御回路は、前記電圧駆動バイアス回路および前記電流駆動バイアス回路の並列回路と前記第1の増幅用トランジスタのベースとの間にコレクタが接続され、前記第1の増幅用トランジスタのコレクタ電圧に応じた電流がベースに入力される第1の制御部トランジスタを有し、
    前記アイドル電流制御回路が、さらに、コレクタが前記第1の制御部トランジスタのベースに接続し、ベースに前記第1の増幅用トランジスタの前記コレクタ電圧に応じた電圧が入力される第2の制御部トランジスタを備え、
    前記アイドル電流制御回路が、
    前記第1の制御部トランジスタと並列に接続するように、前記電圧駆動バイアス回路および前記電流駆動バイアス回路の並列回路と前記第1の増幅用トランジスタのベースとの間の第1接続点と、前記第1の制御部トランジスタのベースと前記第2の制御部トランジスタの前記コレクタとの間の第2接続点とに接続する並列回路を有し、
    前記並列回路は、
    コレクタが前記第1接続点と接続し且つベースが前記第2接続点と接続する、少なくとも1つの並列接続制御部トランジスタと、
    前記少なくとも1つの前記並列接続制御部トランジスタのベースと、前記第2接続点との間にそれぞれ設けられ、外部信号に応じて前記ベースと前記第2接続点との間の電気的接続を切り替えるスイッチング素子と、
    を有することを特徴とする電力増幅器用バイアス回路。
  11. 第1の増幅用トランジスタのベースに接続された電圧駆動バイアス回路と、
    前記電圧駆動バイアス回路と並列に設けられ、前記第1の増幅用トランジスタのベースに接続された電流駆動バイアス回路と、
    前記第1の増幅用トランジスタのコレクタ電圧に応じて、前記第1の増幅用トランジスタのベースに入力されるバイアス電流を制御するアイドル電流制御回路と、
    を備え、
    前記電圧駆動バイアス回路および前記電流駆動バイアス回路は、外部からリファレンス電圧が与えられるリファレンス電圧入力端子に接続され、
    前記電圧駆動バイアス回路は、前記第1の増幅用トランジスタのベースに前記リファレンス電圧に応じたバイアス電流を供給する第1のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタのエミッタと前記第1の増幅用トランジスタのベースとの間に第1の抵抗を介してコレクタが接続され、エミッタが接地された第2のトランジスタと、
    前記リファレンス電圧入力端子に第2の抵抗を介してベースが接続され、前記第2のトランジスタのベースに、前記リファレンス電圧に応じたバイアス電流を供給する第3のトランジスタと、を有し、
    前記電流駆動バイアス回路は、一端が前記リファレンス電圧入力端子に接続され、他端が前記第1の増幅用トランジスタのベースに接続された第3の抵抗を有し、
    前記アイドル電流制御回路は、前記電圧駆動バイアス回路および前記電流駆動バイアス回路の並列回路と前記第1の増幅用トランジスタのベースとの間にコレクタが接続され、前記第1の増幅用トランジスタのコレクタ電圧に応じた電流がベースに入力される第1の制御部トランジスタを有し、
    前記アイドル電流制御回路が、
    コレクタが前記第1の制御部トランジスタのベースに接続し、ベースに前記第1の増幅用トランジスタの前記コレクタ電圧に応じた電圧が入力される第2の制御部トランジスタと、
    ソースおよびドレインを介して前記第1の制御部トランジスタのベースと前記第2の制御部トランジスタの前記コレクタとを接続させる制御部電界効果トランジスタと、
    前記第1の制御部トランジスタと並列に接続するように、前記電圧駆動バイアス回路および前記電流駆動バイアス回路の並列回路と前記第1の増幅用トランジスタのベースとの間の第1接続点と、前記第1の制御部トランジスタのベースと前記第2の制御部トランジスタの前記コレクタとの間の第2接続点とに接続する並列回路と、を有し、
    前記並列回路は、
    コレクタが前記第1接続点と接続し且つベースが前記第2接続点と接続する、少なくとも1つの並列接続制御部トランジスタと、
    前記少なくとも1つの前記並列接続制御部トランジスタのベースと、前記第2接続点との間にそれぞれ設けられ、ゲートに入力される電圧に応じて前記ベースと前記第2接続点との間の電気的接続を切り替える切替用電界効果トランジスタと、を有し、
    さらに、
    外部から電圧信号を入力可能な信号入力端子と、
    ベースが前記信号入力端子と接続し、コレクタが前記リファレンス電圧入力端子および前記制御部電界効果トランジスタのゲートに接続する第1の切替電圧生成用トランジスタと、
    コレクタが前記リファレンス電圧入力端子および前記切替用電界効果トランジスタの前記ゲートに接続する第2の切替電圧生成用トランジスタと、
    ベースが前記信号入力端子と接続し、コレクタが前記リファレンス電圧入力端子および前記第2の切替電圧生成用トランジスタのベースに接続する第3の切替電圧生成用トランジスタと、
    を備えることを特徴とする電力増幅器用バイアス回路。
  12. 前記第1の制御部抵抗は、直列接続する複数の抵抗であって前記第1の制御部トランジスタの前記コレクタと前記電圧駆動バイアス回路および前記電流駆動バイアス回路の並列回路と前記第1の増幅用トランジスタのベースとの間を接続する第1抵抗群を含み、
    前記第2の制御部抵抗は、直列接続する複数の抵抗であって前記第1の制御部トランジスタの前記コレクタと前記第2増幅素子側抵抗と前記第2の増幅用トランジスタのベースとの間を接続する第2抵抗群を含み、
    かつ、
    ソースおよびドレインが前記第1抵抗群の一部の抵抗に並列に接続する第1切替用電界効果トランジスタと、
    ソースおよびドレインが前記第2抵抗群の一部の抵抗に並列に接続する第2切替用電界効果トランジスタと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項に記載の電力増幅器用バイアス回路。
  13. 前記アイドル電流制御回路は、
    一端が前記第1の制御部トランジスタのエミッタに接続し、他端が接地された第6の制御部抵抗と、
    ソースおよびドレインが前記第6の制御部抵抗に並列に接続する第3切替用電界効果トランジスタと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の電力増幅器用バイアス回路。
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