JP5316056B2 - プラズマ点火装置を備える内燃機関 - Google Patents

プラズマ点火装置を備える内燃機関 Download PDF

Info

Publication number
JP5316056B2
JP5316056B2 JP2009033067A JP2009033067A JP5316056B2 JP 5316056 B2 JP5316056 B2 JP 5316056B2 JP 2009033067 A JP2009033067 A JP 2009033067A JP 2009033067 A JP2009033067 A JP 2009033067A JP 5316056 B2 JP5316056 B2 JP 5316056B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plasma
ignition
air
ignition device
energy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009033067A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010190061A (ja
Inventor
辰夫 小林
徳士 黒仁田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2009033067A priority Critical patent/JP5316056B2/ja
Publication of JP2010190061A publication Critical patent/JP2010190061A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5316056B2 publication Critical patent/JP5316056B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

本発明は、プラズマ点火装置を備える内燃機関に関する。
内燃機関において、点火装置により気筒内全体の均質混合気又は気筒内の一部に存在する成層混合気を確実に着火させなければならない。しかしながら、点火ギャップに火花を発生させる一般的な点火装置は、混合気の一点を着火させるものであり、それほど高い着火能力を有してはいない。
着火能力に優れた点火装置として、プラズマジェットを噴射するプラズマ点火装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。プラズマ点火装置は、絶縁体側壁により形成されたチャンバと、チャンバの一端側に配置された中心電極と、チャンバの他端側に配置された接地電極とを具備し、中心電極と接地電極との間に電圧を印加して発生させた放電によってチャンバ内のガスをプラズマ化させ、こうしてチャンバ内の高温高圧のプラズマをプラズマジェットとしてチャンバと気筒内とを連通する噴孔から噴射するものであり、略円柱形状のプラズマジェットに接触する混合気の広範囲部分を同時に着火させることによって、高い着火能力を提供することができる。
特開平06−066236 特開2006−037869 特開平06−066236 特開2008−121489 特開平08−232824 特開2000−018141 特開平02−245477
しかしながら、低負荷時又は始動時のように圧縮行程末期の筒内温度が比較的低いと、混合気の着火容易性が低下し、プラズマジェットによっても気筒内の混合気を良好に着火させることができなくなることがある。それにより、混合気の着火容易性が低いほどチャンバ内へ与えるプラズマエネルギを大きくすることによりプラズマジェットの温度を高くし、その着火能力を向上させることが考えられる。しかしながら、プラズマエネルギを大きくし過ぎると、中心電極及び接地電極の消耗を促進させ、また、プラズマジェットの到達距離が長くなり過ぎて、プラズマジェットの先端が点火時期のピストン頂面へ到達して冷却され、混合気の着火に寄与しなくなるために、プラズマジェットの着火能力は反って低下することがある。
従って、本発明の目的は、点火時期における混合気の着火容易性が低い時にも、電極消耗を促進することなく、混合気の良好な着火を実現可能とするプラズマ点火装置を備える内燃機関を提供することである。
本発明による請求項1に記載のプラズマ点火装置を備える内燃機関は、プラズマ点火装置による点火直前に前記プラズマ点火装置の噴孔近傍の混合気を加熱する加熱手段を具備し、点火時期における混合気の着火容易性が低いほど、前記プラズマ点火装置においてプラズマを発生させるためのプラズマエネルギを徐々に大きくし、プラズマエネルギがプラズマエネルギ上限値を超える時には、プラズマエネルギを前記プラズマエネルギ上限値として前記加熱手段による前記プラズマ点火装置の噴孔近傍の混合気の加熱を開始し、前記着火容易性が低いほど、前記加熱手段の加熱エネルギを徐々に大きくすることを特徴とする。
本発明による請求項に記載のプラズマ点火装置を備える内燃機関は、請求項に記載のプラズマ点火装置を備える内燃機関において、前記加熱手段の加熱エネルギが加熱エネルギ上限値を超える時には、加熱エネルギを前記加熱エネルギ上限値として、前記着火容易性が低いほど、前記プラズマ点火装置の噴孔近傍の混合気の空燃比を理論空燃比へ徐々に近づけることを特徴とする。
本発明による請求項1に記載のプラズマ点火装置を備える内燃機関によれば、プラズマ点火装置による点火直前にプラズマ点火装置の噴孔近傍の混合気を加熱する加熱手段を具備しているために、点火時期における混合気の着火容易性が低い時にも、プラズマ点火装置においてプラズマを発生させるためのプラズマエネルギを過剰に大きくして、電極消耗を促進したり、プラズマジェットの先端が点火時期のピストン頂面へ到達してプラズマジェットの着火能力を反って低下させたりすることなく、混合気の良好な着火を実現することができる。
また、点火時期における混合気の着火容易性が低いほど、プラズマ点火装置においてプラズマを発生させるためのプラズマエネルギを徐々に大きくし、プラズマエネルギがプラズマエネルギ上限値を超える時には、プラズマエネルギをプラズマエネルギ上限値として加熱手段によるプラズマ点火装置の噴孔近傍の混合気の加熱を開始し、混合気の着火容易性が低いほど、加熱手段の加熱エネルギを徐々に大きくするようになっている。それにより、電極消耗を促進させることがなく、また、プラズマジェットの先端が点火時期のピストン頂面へ到達してプラズマジェットの着火能力が反って低下することのないプラズマエネルギ上限値までは、点火時期における混合気の着火容易性が低いほど、プラズマエネルギを徐々に大きくしてプラズマジェットの着火能力を向上させ、加熱手段による混合気の加熱より効率的に混合気の良好な着火を実現し、プラズマエネルギがプラズマエネルギ上限値を超える時には、プラズマエネルギをプラズマエネルギ上限値として、加熱手段によるプラズマ点火装置の噴孔近傍の混合気の加熱を開始して混合気の良好な着火を実現している。
本発明による請求項に記載のプラズマ点火装置を備える内燃機関によれば、請求項に記載のプラズマ点火装置を備える内燃機関において、加熱手段の加熱エネルギが例えば時間的に定められる加熱エネルギ上限値を超える時には、加熱エネルギを加熱エネルギ上限値として、混合気の着火容易性が低いほど、プラズマ点火装置の噴孔近傍の混合気の空燃比を理論空燃比へ近づけて着火容易性を向上させることにより、混合気の良好な着火を実現するようになっている。
本発明による内燃機関に取り付けられるプラズマ点火装置を示す概略縦断面図である。 本発明による内燃機関の概略縦断面図である。 混合気の着火容易性に対して良好な着火を実現するのに必要とされるプラズマ点火装置のプラズマエネルギとの関係を示すグラフである。 混合気の良好な着火を実現するために本発明による内燃機関において実施される制御を示すフローチャートである。
図1は本発明による内燃機関に取り付けられるプラズマ点火装置を示す概略縦断面図である。同図において、1は点火装置の軸線方向に延在するように絶縁体2の側壁により形成されてプラズマを生成する円柱状のチャンバであり、3はチャンバ1の基端側に配置された中心電極であり、4はチャンバ1の先端側に配置された接地電極である。5はチャンバ1と気筒内とを連通する噴孔である。6は接地電極4を電気的及び機械的に固定すると共に絶縁体2を覆う金属製のハウジングである。
本実施形態においては、噴孔5は接地電極4に形成されているが、これは本発明を限定するものではなく、絶縁体2とハウジング6とを貫通するように形成することも可能であり、また、接地電極4又は絶縁体2の形状によってはハウジング6だけを貫通するように形成することも可能である。
中心電極3及び接地電極4は、耐熱性と高い導電性とを有する金属、例えば、ステンレス等の鉄系金属、ニッケル系金属、又は、イリジウム系金属又はイリジウム合金とすることができる。中心電極3に対して接地電極4を絶縁するための絶縁体2の材質は、セラミックス(例えばアルミナセラミックス)とすることが好ましい。7は絶縁体2とハウジング6との間の隙間を密閉するための金属ガスケットである。8は中心電極3に電気的及び機械的に接続された導体である。
チャンバ1内のガスをプラズマ化させるには、先ずは、中心電極3と接地電極4との間に高電圧を印加し、絶縁体2の側壁内面上に沿面放電S1を発生させる。こうして、チャンバ1内の沿面放電近傍のガス(混合気又は既燃ガス)をプラズマ化してイオン及び電子が生成されると、プラズマ化されたガスを通って比較的低い電圧での気中放電が可能となり、次いで、この気中放電S2を発生させる。
こうして、気中放電S2によってチャンバ1内のガスの大部分がプラズマ化されると、チャンバ1内のガスは高温高圧となってプラズマジェットとして噴孔5から噴射される。もちろん、沿面放電又は気中放電だけによりチャンバ内のガスをプラズマ化させるようにしても良い。本実施形態において、中心電極3及び接地電極4は、いずれも円筒形状を有し、互いに対向するリング形状面を有しているために、それぞれのリング形状面の外周エッジ及び内周エッジを沿面放電及び気中放電に別々に使用することができ、各エッジ部の消耗を抑制することができる。
ところで、例えば、機関始動時のように筒内温度が低い場合及び低負荷時のように吸入空気量が少ない場合には、圧縮行程末期の点火時期における混合気の温度が低くなるために、混合気の着火容易性が低くなる。こうして、混合気の着火容易性が低くなると、そのままでは、プラズマジェットによる混合気の良好な着火が不可能となるために、プラズマ点火装置においてプラズマを発生させるためのプラズマエネルギを増大し、プラズマジェットの温度を高めてプラズマジェットの着火能力を高めることが必要となる。ここで、プラズマエネルギとは、放電電流Iと放電電圧Vと放電時間tとの積である。
図3は、点火時期における混合気の着火容易性Aに対して良好な着火を実現するのに必要とされるプラズマエネルギPErを示すグラフであり、着火容易性Aが低くなるほど、必要プラズマエネルギPErが大きくなる。しかしながら、プラズマエネルギをプラズマエネルギ上限値PEmより大きくすると、プラズマ点火装置の中心電極3及び接地電極4の消耗が促進され、又は、プラズマジェットの到達距離が長くなって、先端が点火時期のピストン頂面へ到達してプラズマジェットの着火能力が反って低下してしまう。
図2は、本発明によるプラズマ点火装置を備える内燃機関の概略縦断面図である。同図において、10は気筒上部略中心に配置されたプラズマ点火装置であり、20は一対の吸気弁30を介して気筒内へ通じる一対の吸気ポートであり、40は一対の排気弁50を介して気筒内へ通じる一対の排気ポートである。60は気筒上部周囲の吸気ポート側に配置されて気筒内へ直接的に燃料を噴射する燃料噴射弁である。70はピストンであり、80はプラズマ点火装置10の噴孔近傍の混合気を加熱するためのグロープラグである。
本内燃機関において成層燃焼を実施する場合には、燃料噴射弁60は、圧縮行程後半にピストン70の頂面に形成されたキャビティ71内へ燃料を噴射する。こうしてキャビティ71内へ噴射された燃料は、キャビティ71の底面に沿って進行しながら気化して、キャビティ71の終端壁によって上昇してプラズマ点火装置10の下側に成層混合気Mを形成する。この成層混合気Mは、プラズマ点火装置10により点火時期においてピストン頂面へ向けて噴射されるプラズマジェットPにより着火される。
本内燃機関において均質燃焼を実施する場合には、燃料噴射弁60は、吸気行程中に気筒内へ燃料を噴射する。こうして気筒内へ噴射された燃料は、圧縮行程末期の点火時期までに気筒内に均質混合気を形成する。この均質混合気は、プラズマ点火装置10により点火時期においてピストン頂面へ向けて噴射されるプラズマジェットPにより着火される。
図4は、プラズマジェットにより成層混合気又は均質混合気を良好に着火させるための本内燃機関において実施される制御を示すフローチャートであり、点火毎に実施される。先ず、ステップ101において、今回の燃焼が成層燃焼及び均質燃焼のいずれであっても、点火時期におけるプラズマ点火装置10の噴孔近傍の混合気の着火容易性Aが推定される。着火容易性Aは、筒内圧力が高いほど高くなり、混合気温度が低いほど低くなり、混合気の空燃比が理論空燃比に近いほど高くなる。それにより、例えば、筒内圧力センサにより点火時期直前の筒内圧力を測定し、混合気温度を、吸気系において測定された吸気温度と、吸気弁の閉弁時期を考慮した実圧縮比とに基づき推定し、気化していない燃料量を考慮してプラズマ点火装置10の噴孔近傍の均質混合気又は成層混合気の実空燃比を推定し、これらに基づき、今回の燃焼が成層燃焼であるか均質燃焼であるかもを考慮して今回の燃焼の混合気の着火容易性Aを推定する。
また、前回の燃焼速度を回転センサの出力又は筒内圧力センサの出力に基づき推定し、前回のプラズマジェットにより着火燃焼させた前回の燃焼速度から前回燃焼させた混合気の着火容易性A’を推定し、前回燃焼させた混合気と今回燃焼させる混合気とにおいて、着火容易性はそれほど変化しないとして、前回燃焼させた混合気の着火容易性A’を今回燃焼させる混合気の着火容易性Aとしたり、前回燃焼させた混合気の着火容易性A’を僅かに補正(前回の燃焼と今回の燃焼との違いに基づく補正)して今回燃焼させる混合気の着火容易性Aとしたりしても良い。
ステップ102において、ステップ101において推定された今回の混合気の着火容易性Aに基づき図3に示すグラフ等を使用して混合気を良好に着火させるのに必要なプラズマエネルギPErが算出される。次いで、ステップ103において、ステップ102において算出されたプラズマエネルギPErが前述したプラズマエネルギ上限値PEm以下であるか否かが判断される。この判断が肯定される時には、ステップ104において、プラズマエネルギPEはステップ102において算出された必要プラズマエネルギPErとされ、ステップ105において、以下に説明する加熱エネルギHEは0とされ、すなわち、プラズマ点火装置10のプラズマエネルギPEだけを制御し、今回の燃焼の混合気を良好に着火させるのに必要最小限のプラズマエネルギを有するプラズマジェットPによって混合気を良好に着火させる。
一方、ステップ102において算出されたプラズマエネルギPErが前述したプラズマエネルギ上限値PEmを越える時には、ステップ103の判断が否定され、点火直前において、グロープラグ80のような加熱手段によってプラズマ点火装置10の噴孔近傍の混合気を加熱し、混合気の着火容易性Aを高める。それにより、ステップ106において、今回の混合気の着火容易性Aを、上限値PEmのプラズマエネルギを有するプラズマジェットが良好に着火させることができる着火容易性Atまで向上させるのに必要な加熱エネルギHErが算出される。この必要加熱エネルギHErは今回の混合気の着火容易性Aが低いほど大きくなる。
次いで、ステップ107において、ステップ106において算出された必要加熱エネルギHErが例えばグロープラグの最大通電時間又はバッテリ電圧等により定めされる加熱エネルギ上限値HEm以下であるか否かが判断される。この判断が肯定される時には、ステップ108において、プラズマエネルギPEはプラズマエネルギ上限値PEmとされ、ステップ109において、加熱エネルギHEは必要最小限の加熱エネルギHErとされ、上限値PEmのプラズマエネルギを有するプラズマジェットPによって、グロープラグ80による加熱により着火容易性を上限値PEmのプラズマエネルギを有するプラズマジェットが良好に着火させることができる着火容易性Atまで高められた混合気を良好に着火させる。
一方、ステップ106において算出された加熱エネルギHErが前述した加熱エネルギ上限値HEmを越える時には、ステップ107の判断が否定され、ステップ110において燃料噴射弁60により追加燃料噴射を実施する。この追加燃料噴射は、成層燃焼の場合には、圧縮行程後半の燃料噴射量を増量することとなり、均質燃焼の場合には、圧縮行程後半において追加燃料を噴射することとなる。それにより、点火時期におけるプラズマ点火装置10の噴孔近傍の混合気の空燃比を理論空燃比へ近づけて着火容易性Aを向上させる。
それにより、ステップ111において、プラズマエネルギPEはプラズマエネルギ上限値PEmとされ、ステップ112において、加熱エネルギHEは加熱エネルギ上限値HEmとされるが、上限値PEmのプラズマエネルギを有するプラズマジェットPによって、グロープラグ80による加熱により及び空燃比を理論空燃比へ近づけることにより着火容易性を上限値PEmのプラズマエネルギを有するプラズマジェットが良好に着火させることができる着火容易性Atまで高められた混合気を良好に着火させる。
本実施形態においては、点火時期のプラズマ点火装置の噴孔近傍の混合気の空燃比が理論空燃比よりリーンであることを前提としたが、空燃比がリッチ過ぎて混合気の着火容易性が低下することもある。この場合には、次回の燃焼に際して吸気量を増大させて次回の燃料の混合気の着火容易性を向上させるようにしても良い。
本実施形態において、プラズマ点火装置10の噴孔近傍の混合気を加熱するための加熱手段はグロープラグ80としたが、これは本発明を限定するものではなく、例えば、図1に示すように、噴孔5の近傍に配置された電気ヒータ9を加熱手段として使用するようにしても良い。図1のプラズマ点火装置において、電気ヒータ9は噴孔5が形成された接地電極4の回りに配置されており、それにより、低温始動時に電気ヒータ9を作動して接地電極4を加熱することにより、チャンバ1内が低温である時にも放電開始電圧の上昇を抑制することができる。
1 チャンバ
2 絶縁体
3 中心電極
4 接地電極
5 噴孔
9 電気ヒータ
10 プラズマ点火装置
80 グロープラグ

Claims (2)

  1. プラズマ点火装置による点火直前に前記プラズマ点火装置の噴孔近傍の混合気を加熱する加熱手段を具備し、点火時期における混合気の着火容易性が低いほど、前記プラズマ点火装置においてプラズマを発生させるためのプラズマエネルギを徐々に大きくし、プラズマエネルギがプラズマエネルギ上限値を超える時には、プラズマエネルギを前記プラズマエネルギ上限値として前記加熱手段による前記プラズマ点火装置の噴孔近傍の混合気の加熱を開始し、前記着火容易性が低いほど、前記加熱手段の加熱エネルギを徐々に大きくすることを特徴とするプラズマ点火装置を備える内燃機関。
  2. 前記加熱手段の加熱エネルギが加熱エネルギ上限値を超える時には、加熱エネルギを前記加熱エネルギ上限値として、前記着火容易性が低いほど、前記プラズマ点火装置の噴孔近傍の混合気の空燃比を理論空燃比へ徐々に近づけることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ点火装置を備える内燃機関。
JP2009033067A 2009-02-16 2009-02-16 プラズマ点火装置を備える内燃機関 Expired - Fee Related JP5316056B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009033067A JP5316056B2 (ja) 2009-02-16 2009-02-16 プラズマ点火装置を備える内燃機関

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009033067A JP5316056B2 (ja) 2009-02-16 2009-02-16 プラズマ点火装置を備える内燃機関

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010190061A JP2010190061A (ja) 2010-09-02
JP5316056B2 true JP5316056B2 (ja) 2013-10-16

Family

ID=42816375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009033067A Expired - Fee Related JP5316056B2 (ja) 2009-02-16 2009-02-16 プラズマ点火装置を備える内燃機関

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5316056B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5834681B2 (ja) * 2011-09-20 2015-12-24 マツダ株式会社 火花点火式直噴エンジン及び火花点火式直噴エンジンの制御方法
DE112012003727B4 (de) 2011-09-07 2019-08-08 Mazda Motor Corporation Benzineinspritzmotor und Verfahren zur Kontrolle des Benzineinspritzmotors

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS599102Y2 (ja) * 1980-02-22 1984-03-22 日産自動車株式会社 内燃機関のプラズマ点火装置
JPS57116164A (en) * 1981-01-12 1982-07-20 Nissan Motor Co Ltd Method of igniting internal combustion engine
JPS6053794B2 (ja) * 1981-02-24 1985-11-27 日産自動車株式会社 内燃機関用プラズマ点火装置
JPS62129514A (ja) * 1985-11-30 1987-06-11 Isuzu Motors Ltd 内燃機関の燃焼室
JPH0794814B2 (ja) * 1989-03-18 1995-10-11 株式会社日立製作所 エンジンの点火制御装置
JPH0666236A (ja) * 1992-08-20 1994-03-08 Honda Motor Co Ltd プラズマジェット点火装置
JPH0628266U (ja) * 1992-09-09 1994-04-15 日産ディーゼル工業株式会社 スパークアシスト方式アルコールエンジン
JPH08232824A (ja) * 1994-11-28 1996-09-10 Toshiyasu Suzuki 点火用放電ギャップ手段、点火配電手段、シーズド 型グロー・プラグ、コイル型グロー・プラグ、点火 用放電ギャップ手段および点火配電手段
JP2000018141A (ja) * 1998-07-03 2000-01-18 Honda Motor Co Ltd 筒内圧センサを用いた点火エネルギー制御装置
JP4337679B2 (ja) * 2004-07-28 2009-09-30 株式会社デンソー 筒内直接噴射式内燃機関の点火制御装置
JP4963404B2 (ja) * 2006-11-10 2012-06-27 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010190061A (ja) 2010-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5257168B2 (ja) 内燃機関の着火制御装置
US9638146B2 (en) Gasoline direct-injection engine
JP2010037949A (ja) 内燃機関用バリア放電装置
WO2016075358A1 (en) A prechamber assembly adaptable in a cylinder head of an internal combustion engine and a cylinder head
EP3234348A1 (en) An ignition assembly and a method of igniting a combustible fuel mixture in a combustion chamber of an internal combustion piston engine
JP2016217224A (ja) 内燃機関の点火装置
JP5316056B2 (ja) プラズマ点火装置を備える内燃機関
JP6583748B2 (ja) 着火促進方法、着火促進装置およびエンジン
JP6281368B2 (ja) 直噴エンジンの制御装置
US20100212631A1 (en) Combustion engine and method of controlling a combustion engine
JP2010242739A (ja) ガスエンジンのための点火システム、当該点火システムを備えるガスエンジンおよび当該ガスエンジンを駆動する方法
JP2010065558A (ja) 内燃機関の燃焼安定化装置
JP6645168B2 (ja) 点火プラグ
CN207664441U (zh) 一种内燃机新型点火装置
JP2010144618A (ja) プラズマ点火装置
JP5035262B2 (ja) プラズマ点火装置を備える内燃機関
JP5040894B2 (ja) プラズマ点火装置を備える内燃機関
JP6149765B2 (ja) 直噴ガソリンエンジンの制御装置
JP2010185317A (ja) プラズマ点火装置
JP2010209837A (ja) プラズマ点火装置
JP7056229B2 (ja) 予混合圧縮着火式エンジンの制御装置
JP7003731B2 (ja) 低温プラズマの生成方法及び圧縮着火式エンジン
JP2010223051A (ja) プラズマ点火装置
JP2007170300A (ja) 副室式エンジン
KR200238879Y1 (ko) 가솔린직접분사식점화기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121002

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130611

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130624

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees