JP5313611B2 - ホールソー - Google Patents

ホールソー Download PDF

Info

Publication number
JP5313611B2
JP5313611B2 JP2008252557A JP2008252557A JP5313611B2 JP 5313611 B2 JP5313611 B2 JP 5313611B2 JP 2008252557 A JP2008252557 A JP 2008252557A JP 2008252557 A JP2008252557 A JP 2008252557A JP 5313611 B2 JP5313611 B2 JP 5313611B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole saw
metal plate
cutting
blade body
cutting blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008252557A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010082725A (ja
Inventor
裕行 松原
Original Assignee
株式会社コンセック
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社コンセック filed Critical 株式会社コンセック
Priority to JP2008252557A priority Critical patent/JP5313611B2/ja
Publication of JP2010082725A publication Critical patent/JP2010082725A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5313611B2 publication Critical patent/JP5313611B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Drilling Tools (AREA)

Description

本発明は、コンクリートやレンガの構造物或いはコンクリートパネル等(以下、これらを単にコンクリート構造物という)の表面を覆う金属板穴あけ加工を行うのに用いるホールソーに関する。
図1は、下記特許文献1に開示される従来のホールソーの代表的な例を示すもので、ホーソー1は円筒状のボデー2と、該ボデー先端の切り刃3からなる円筒状刃物4と、該円筒状刃物4に取付けられるホールソー取付部5と、ホールソー取付部5に取付けられるシャンク部6と、ホールソー取付部5に取付けられ、穴あけ時にセンターのガイドピンとして用いられるセンターガイドドリル7を備えている。
特開2007−290112号
前述する従来のホールソー1は、ボデー2の肉厚が1mm前後と薄いため、
(1)剛性不良により長く伸ばすと強度不足にな
(2)ボデー2にチューブを継ぎ足して延長したくても、ボデー2の肉厚が薄いため、連結用のネジを形成することができない、
(3)表面が金属板で覆われるコンクリート構造物に穴あけ加工を行う場合、ホールソーにより金属板に穴あけ後、コアビットによりコンクリート構造物に穴あけ加工を行うが、ホールソーによって形成され金属板の切削溝が細いため、ホールソーよりも厚みのあるコアビットを通すことができず、そのため円形に切り抜かれたコア状の金属板を取り除かねばならないが、金属板がコンクリート構造物内の鉄筋などに取着されていると、金属板を剥がすことができない、
などの不具合がある。
本発明は、前述する不具合を解消することができるホールソーを提供することを目的とする。
請求項1に係わる発明は、表面が金属板で覆われるコンクリート構造物にコアビットによる穴あけ加工を行う前に表面の金属板に穴あけ加工を行うのに用いるホールソーであって、一側外周にネジが形成される円筒状のシャンク部と、該シャンク部の他端に固着され、二重管構造を構成する円筒状の内刃ボデー及び外刃ボデーを有し、各ボデーの先端にはそれぞれ切り刃が設けられることを特徴とし、
請求項2に係わる発明のホールソーは、請求項1に係わる発明のホールソーにおいて、内刃ボデーの切り刃が外刃ボデーの切り刃より筒軸方向に突出することを特徴とする。
請求項3に係わる発明のホールソーは、請求項1又は2に係わる発明のホールソーがコアドリルにコアビットに付け替えて取付けられることを特徴とする。
請求項1に係わる発明のホールソーによると、シャンク部は一側にネジが形成され、同じ厚みのチューブを継ぎ足して長く延ばして使用することができること、ネジを形成することができない従来のホールソーに比べ、ネジが形成できるほど厚肉であるため剛性が増し、長く形成しても、また同じ厚みのチューブを継ぎ足しても強度を維持することができること、金属への穴あけ加工は、コアドリルのような高出力の固定式ドリルを用いて行われるが、ホールソーが従来のものに比べ剛性を有しているため、振動や騒音を生じにくく、またコアドリルのパワーに負けてボデーが変形する、といった弊害を生じにくいこと、表面が金属板で覆われるコンクリート構造物に穴あけ加工を行う場合、ホールソーを用いて金属板に穴あけを行ったのち、コンクリート構造物への穴あけ加工に用いるコアビットを用いてコンクリート構造物への穴あけを行うが、内外二重の刃先を備えたホールソーで形成された金属板の切削溝は広いため、環状の切削溝によって形成されるコア状の金属板を取り除くことなく、コアビットを用いて、或いはホールソーをコアビットに付け替えてコンクリート構造物への穴あけを支障なく続行することができること等の効果を奏する。
請求項2に係わる発明によると、切込時の切り刃のブレを少なくすることができる。すなわち内外の切り刃が筒軸方向に揃って同じ位置にあると、切込時に両切り刃が同時に被削材に当たることから、切り刃のブレが大きくなり、切り刃が安定するまで切込むのにかなりな時間を要するのに対し、本発明のように内側の切り刃を外側の切り刃より筒軸方向に突出させると、先ず内側の切り刃が金属板に当たって食い込むため、切り刃のブレが少なくなり、比較的短時間で切り刃を安定させることができること、外側の切り刃が切込みを開始する時点では、内側の切り刃が金属板に食い込んで回転中心が固定された状態となり、内側の切り刃がガイドとなって外側の切り刃による被削材への切込みがスムースに行えるようになること等の効果を奏する。
請求項3に係わる発明によると、ホールソーとコアビットの付け替えを行うことにより、同じコアドリルを用いてコンクリート構造物や金属の穴あけ加工を行うことができる。
以下、本発明の実施形態のホールソーについて図面により説明する。
図2は、本発明に係わるホールソー11の正面図、図3は同側面図、図4は同断面図で、円筒状のシャンク部12は一側外周にネジ13が形成され、図5に示すコアドリル用コアビットのカップリング14にコアビットに替えて捩込んで取付けられるか、或いは図6に示すようにカップリング14とコアビット16をチューブ17を介して連結した連結式コアビット15のコアビット16に替えてチューブ17に捩込んで取付けられるようになっている(図7)。
シャンク部12は他端に円筒状の内刃ボデー18と外刃ボデー19が固着されて、両ボデー18及び19が二重管構造を構成している。そして各ボデー18及び19の先端には切り刃21及び22が形成され、内刃ボデー18の切り刃21は外刃ボデー19の切り刃22より筒軸方向に突出している。
本実施形態のホールソーによると、シャンク部11はほぼ内刃ボデー18と外刃ボデー19の肉厚を合わせた肉厚を有し、片方のボデー18又は19のみの肉厚を有する従来のホールソーに比べ、肉厚がほぼ倍増するため剛性が増すと共に、ネジ12を形成することができ、そのため長く伸ばしたり、チューブ17に捩じ込んで継ぎ足しても強度を維持することが可能で、したがって厚みのある金属への穴あけ加工が可能となり、コアドリルのような高出力の固定式ドリルに取付けて用いても、振動や騒音を生じにくく、また高出力のドリルのパワーに負けてボデーが変形する、といった弊害も生じないこと、表面が金属板で覆われるコンクリート構造物に穴あけ加工を行う場合、金属板に形成される切削溝の幅を広くできるため、金属板を取付けたままでコアビットを用いてコンクリート構造物への穴あけ加工を行うことができること、金属板への切込時には両切り刃が同時に被削材に当たるよりも片側の切り刃だけが金属板に当たる方が切込み易く、ブレも少なくなるが、本実施形態では内側の切り刃が先に金属板に当たって食い込むため、切り刃のブレが少なくなり、切込時、比較的短時間で切り刃を安定させることができること、外側の切り刃が切込みを開始する時点では、内側の切り刃が金属板に食い込んで回転中心が固定された状態となり、内側の切り刃がガイドとなって外側の切り刃による被削材への切込みがスムースに行えるようになること、図1に示す従来のホールソーのようなセンターガイドドリル7が不要であること等の効果を奏する。また本発明者らの実験によると、内外の切り刃に段差を設けることにより、段差を設けないホールソーに比べ、切粉の排出がスムースに行えることが確認された。
従来のホールソーの斜視図。 本発明に係わるホールソーの正面図。 同側面図。 同断面図。 ホールソーをコアビットのカップリングに取付けた斜視図。 連結式コアビットの斜視図。 ホールソーを連結式コアビットのコアビットに替えて取付けた斜視図。
11・・ホールソー
12・・シャンク部
13・・ネジ
14・・カップリング
15・・連結式コアビット
16・・コアビット
17・・チューブ
18・・内刃ボデー
19・・外刃ボデー
21、22・・切り刃

Claims (3)

  1. 表面が金属板で覆われるコンクリート構造物にコアビットによる穴あけ加工を行う前に表面の金属板に穴あけ加工を行うのに用いるホールソーであって、一側外周にネジが形成される円筒状のシャンク部と、該シャンク部の他端に固着され、二重管構造を構成する円筒状の内刃ボデー及び外刃ボデーを有し、各ボデーの先端にはそれぞれ切り刃が設けられることを特徴とするホールソー。
  2. 前記内刃ボデーの切り刃が外刃ボデーの切り刃より筒軸方向に突出することを特徴とする請求項1記載のホールソー。
  3. コアドリルにコアビットに付け替えて取付けられることを特徴とする請求項1又は2記載のホールソー。
JP2008252557A 2008-09-30 2008-09-30 ホールソー Active JP5313611B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008252557A JP5313611B2 (ja) 2008-09-30 2008-09-30 ホールソー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008252557A JP5313611B2 (ja) 2008-09-30 2008-09-30 ホールソー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010082725A JP2010082725A (ja) 2010-04-15
JP5313611B2 true JP5313611B2 (ja) 2013-10-09

Family

ID=42247195

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008252557A Active JP5313611B2 (ja) 2008-09-30 2008-09-30 ホールソー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5313611B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102609691B1 (ko) * 2019-07-18 2023-12-05 박도준 홀 커터

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0230255Y2 (ja) * 1985-12-30 1990-08-15
JPS63163913U (ja) * 1987-04-15 1988-10-26
JPH0650090Y2 (ja) * 1991-05-08 1994-12-21 エイド技研工業株式会社 穿孔ドリルのビット
JP5249517B2 (ja) * 2006-03-31 2013-07-31 株式会社ニコテック ホールソー

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010082725A (ja) 2010-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101130496B1 (ko) 다기능 절삭 공구
JP2007290112A (ja) ホールソー及び前記ホールソーにおけるアサリ曲げ加工方法
JP2006055941A (ja) 鋳抜き穴加工用ドリル
JP6383092B2 (ja) ドリル
JP2011200963A (ja) 穴明け工具
JP2002144124A (ja) 小型ドリル
JP5313611B2 (ja) ホールソー
JP2009255202A (ja) 深穴切削用ドリルヘッド
JP2009255209A (ja) ダブルマージン付きドリル
JP2008087433A (ja) コアビット
JP5184282B2 (ja) コアビット
JP2010144506A (ja) 削岩機用ドリルヘッド
JP2010253573A (ja) 穴明け工具
JP2005161434A (ja) ドリル
JP2010017817A (ja) 繊維強化プラスチック用ドリル
JP2008023607A (ja) ガンドリル及びこれに取付けられるドリル本体
JP2007333026A (ja) パイロットレングス付きドリルねじ
JP2008188720A (ja) ガンドリル
JP2007290105A (ja) エンドミル
JP2004345081A (ja) 回転式切削工具
JP7470993B2 (ja) ドリル
JP2010110847A (ja) インサート式ドリル
JP2005022012A (ja) ドリル
JP2005138258A (ja) ドリル
JP5593910B2 (ja) ドリル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130702

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130704

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5313611

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250