JP5312385B2 - インナーウェア - Google Patents

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Description

本発明は、ブラジャーの下に着用されるインナーウェアに関する。
一般的なブラジャーには、バストを支えるためのストラップが設けられている。また矯正用のブラジャーには、バストを寄せて持ち上げるためのワイヤーがカップ下部のパネル内に挿入されている。このようなストラップやワイヤーは、ブラジャーの主要な部分を形成する生地に比べて硬いため、ブラジャーを着用したユーザに対して不快感を与えるものとなる。
特許文献1には、ブラジャーを着用したときのユーザの不快感を軽減するためのインナーウェアとして、ブラジャーの下に着用するボディーサポータが提案されている。このボディーサポータの上に矯正用ブラジャーを着用した場合には、ブラジャーのワイヤーやストラップがボディーサポータの上に位置するため、ユーザがブラジャーから受ける不快感が軽減される。
特開2006‐193833号公報
ところで、上記ボディーサポータの前面には同サポータの生地同士を互いに接続および離間するためのフックアイが設けられている。フックアイが設けられている箇所は、ボディーサポータを構成する他の部位の生地よりも硬いため、ユーザがフックアイと肌との接触により不快感を覚えることが考えられる。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ブラジャー着用時の不快感を軽減することのできるインナーウェアを提供することにある。
(1)本手段の一形態は、「インナーウェアであって、ブラジャーの下に着用され、生地同士を接続および離間するための係止部材を含むことなく形成され、バストに対応する部分に形成される開口部と、ブラジャーのストラップに対応する部分に形成される上部保護部と、ブラジャーのパネルに対応する部分に形成される下部保護部と、前記上部保護部の一部および前記下部保護部の一部を構成し、弱伸縮性生地よりも伸縮性の強い強伸縮性生地を含み、バストを下方外側から持ち上げて内側に寄せるバスト矯正部と、前記下部保護部の一部を構成し、弱伸縮性生地よりも伸縮性の強い強伸縮性生地を含み、胸部側面を外側から内側に向けて押す側部矯正部と、前記上部保護部の一部および前記下部保護部の一部を構成し、前記バスト矯正部と前記側部矯正部との間に形成され、前記バスト矯正部の強伸縮性生地および前記側部矯正部の強伸縮性生地よりも伸縮性が弱い弱伸縮性生地により形成される前面中間部とを有し、前記前面中間部は、右側の前記バスト矯正部の外側周囲を取り囲む右側前面中間部、左側の前記バスト矯正部の外側周囲を取り囲む左側前面中間部、および前記右側前面中間部と前記左側前面中間部とを互いに接続する中央前面中間部を有し、前記下部保護部の一部を構成する部分としての前記右側前面中間部、前記左側前面中間部、および前記中央前面中間部のうちの上方部分において、複数枚の弱伸縮性生地が重ね合わせられ、前記下部保護部の一部を構成する部分としての前記中央前面中間部のうちの下方部分が、前記右側前面中間部、前記左側前面中間部、および前記中央前面中間部のうちの上方部分よりも少ない枚数の弱伸縮性生地により形成されるインナーウェア」を含む。
インナーウェアによれば、上部保護部が設けられているため、ユーザがインナーウェアおよびブラジャーを着用したとき、ブラジャーのストラップは上部保護部の上に位置する。また、下部保護部が設けられているため、ユーザがインナーウェアおよびブラジャーを着用したとき、ブラジャーのパネルは下部保護部の上に位置する。また、開口部が設けられているため、ユーザがインナーウェアを着用したとき、バストがブラジャーのカップにより直接的に保持される。また、係止部材を含むことなく構成されているため、ユーザがインナーウェアを着用したときに係止部材と肌との接触により不快感を覚えることはない。すなわち、本インナーウェアによれば、ブラジャー着用時の不快感を軽減することができる。
また、インナーウェアによれば、バストを下方外側から持ち上げて内側に寄せるためのバスト矯正部が設けられているため、ブラジャー着用時の不快感を軽減することに加えてバストの形を整えることもできる。
一般に、ブラジャーを着用したときには、胸部側面の脂肪がパネルの外側にはみ出すことにともない脂肪の段が形成されやすい。インナーウェアによれば、胸部側面を外側から内側に向けて押すための側部矯正部が設けられているため、胸部側面の脂肪が内側に押さえ込まれる。従って、ブラジャーを着用したときに胸部側面に脂肪の段が形成されることを抑制することができる。
また、本インナーウェアによれば、下部保護部には複数枚の生地が重ね合わせられた構造が採用されているため、ユーザが本インナーウェアおよびブラジャーを着用したとき、ブラジャーのパネルに対応する部分の肌は複数枚の生地により覆われる。従って、パネル内のワイヤーがユーザに与える不快感をより軽減することができる。
(2)上記手段の一形態は、「前記前面中間部は、胸部の下部中央に対応する部分に前記中央前面中間部のうちの下方部分を有する」を含む。
(3)本手段の一形態は、「インナーウェアであって、ブラジャーの下に着用され、生地同士を接続および離間するための係止部材を含むことなく形成され、バストに対応する部分に形成される開口部と、ブラジャーのストラップに対応する部分に形成される上部保護部と、ブラジャーのパネルに対応する部分に形成される下部保護部と、前記上部保護部の一部および前記下部保護部の一部を構成し、弱伸縮性生地よりも伸縮性の強い強伸縮性生地を含み、バストを下方外側から持ち上げて内側に寄せるバスト矯正部と、前記下部保護部の一部を構成し、弱伸縮性生地よりも伸縮性の強い強伸縮性生地を含み、胸部側面を外側から内側に向けて押す側部矯正部と、前記上部保護部の一部および前記下部保護部の一部を構成し、前記バスト矯正部と前記側部矯正部との間に形成され、前記バスト矯正部の強伸縮性生地および前記側部矯正部の強伸縮性生地よりも伸縮性が弱い弱伸縮性生地により形成される前面中間部とを有し、前記前面中間部は、右側の前記バスト矯正部の外側周囲を取り囲む右側前面中間部、左側の前記バスト矯正部の外側周囲を取り囲む左側前面中間部、および前記右側前面中間部と前記左側前面中間部とを互いに接続する中央前面中間部を有し、前記上部保護部の一部を構成する部分としての前記右側前面中間部および前記左側前面中間部において、複数枚の弱伸縮性生地が重ね合わせられるインナーウェア」を含む。
本インナーウェアによれば、上部保護部には複数枚の生地が重ね合わせられた構造が採用されているため、ユーザが本インナーウェアおよびブラジャーを着用したとき、ブラジャーのストラップに対応する部分の肌は複数枚の生地により覆われる。従って、ストラップがユーザに与える不快感をより軽減することができる。
(4)上記手段の一形態は、「前記インナーウェアは、互いに縫い合わせられた生地の端が人体の表面とは反対側に向けて倒された構成を有する」を含む。
本インナーウェアによれば、生地の端が体表面とは反対側に向けて倒されているため、ユーザが同ウェアを着用したときに生地の端が肌に触れることが抑制される。従って、インナーウェアの着心地をより良いものにすることができる。
(5)上記手段の一形態は、「前記上部保護部は、肩よりも下方に対応する部分に形成される肩下部、および肩の上部に対応する部分に形成される肩上部を有し、前記肩下部において複数枚の生地が重ね合わせられ、前記肩上部において複数枚の生地が重ね合わせられ、前記肩上部を構成する複数枚の生地の少なくとも1枚の生地として前記肩下部を構成する複数枚の生地よりも厚手の生地を有する」を含む。
本インナーウェアによれば、ブラジャーのストラップから肌に対してより大きな力が加えられる肩上部に厚手の生地が設けられているため、ストラップがユーザに与える不快感をより軽減することができる。
(6)上記手段の一形態は、「前記バスト矯正部は、前記強伸縮性生地により形成されるバスト矯正表生地、および前記強伸縮性生地よりも伸縮性が弱い弱伸縮性生地により形成されるバスト矯正裏生地を有し、前記バスト矯正裏生地の表側に前記バスト矯正表生地が重ね合わせられた二重構造を有する」を含む。
本インナーウェアによれば、バスト矯正部には強伸縮性生地および弱伸縮性生地が重ね合わせられた二重構造が採用されているため、同矯正部が1枚の生地により構成される場合と比べて、バストの形を整える効果をより高めることができる。
(7)上記手段の一形態は、「前記側部矯正部は、前記強伸縮性生地により形成される側部矯正表生地、および前記強伸縮性生地よりも伸縮性が弱い弱伸縮性生地により形成される側部矯正裏生地を有し、前記側部矯正裏生地の表側に前記側部矯正表生地が重ね合わせられた二重構造を有する」を含む。
本インナーウェアによれば、側部矯正部には強伸縮性生地および弱伸縮性生地が重ね合わせられた二重構造が採用されているため、同矯正部が1枚の生地により構成される場合と比べて、胸部側面に脂肪の段が形成されることを抑制する効果をより高めることができる。
(8)上記手段の一形態は、「前記インナーウェアは、上肢を露出する形状を有し、肩から胸部の下部までを覆う上衣としての構成を有する」を含む。
本インナーウェアは、上肢を露出する形状の上衣として構成されるため、半袖被服の下に着用することができる。
本発明のインナーウェアの一実施形態について、同ウェアの正面構造を示す正面図。 同実施形態のインナーウェアについて、その背面構造を示す背面図。 同実施形態のインナーウェアについて、ユーザに着用された状態の正面構造を示す正面図。 同実施形態のインナーウェアについて、ユーザに着用された状態の背面構造を示す背面図。 同実施形態のインナーウェアについて、ユーザに着用された状態の側面構造を示す側面図。 同実施形態のインナーウェアについて、ユーザに着用された状態かつ同ウェアの上にブラジャーが着用された状態の正面構造を示す正面図。 同実施形態のインナーウェアについて、ユーザに着用された状態かつ同ウェアの上にブラジャーが着用された状態の背面構造を示す背面図。 同実施形態のインナーウェアについて、ユーザに着用された状態かつ同ウェアの上にブラジャーが着用された状態の側面構造を示す側面図。 本発明のインナーウェアのその他の実施形態について、ユーザに着用された状態の正面構造を示す正面図。 本発明のインナーウェアのその他の実施形態について、(a)はユーザに着用された状態の正面構造を示す正面図、(b)はユーザに着用された状態の背面構造を示す背面図。 本発明のインナーウェアのその他の実施形態について、ユーザに着用された状態の正面構造を示す正面図。
図1〜図8を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
本実施形態では、上肢を覆う部分を含まないランニングタイプのインナーウェアとして本発明を具体化した一例を示している。なお、図1〜図8では、インナーウェア1を構成する各生地同士の縫い目を実線で、また生地の裏側に縫い付けられた別の生地の縫い目を破線で示している。以降の説明において、「生地の裏側」は各生地において人体と向き合う側を、「生地の表側」は各生地において裏側とは反対側をそれぞれ示すものとする。また、「内側」は人体の左右方向において体軸側を、「外側」は人体の左右方向において体軸側とは反対側をそれぞれ示すものとする。
図1および図2に示されるように、インナーウェア1は、主にブラジャーのストラップに対応する部分を覆う上部保護部10と、主にブラジャーのパネルに対応する部分を覆う下部保護部20とを含む。
上部保護部10は、人体の前面においてブラジャーのストラップが人体に与える不快感を軽減するための前面上部保護部11と、人体の背面においてブラジャーのストラップが人体に与える不快感を軽減するための背面上部保護部12と、肩においてブラジャーのストラップが人体に与える不快感を軽減するための肩保護部13とを含む。また、上部保護部10および下部保護部20の前面においてこれら保護部10,20にまたがり設けられてバストの形を整えるためのバスト矯正部14の一部も含む。
下部保護部20は、人体の前面においてブラジャーのパネルが人体に与える不快感を軽減するための前面下部保護部21と、人体の背面においてブラジャーのパネルが人体に与える不快感を軽減するための背面下部保護部22とを含む。また、前面下部保護部21および背面下部保護部22にまたがり設けられて腋下の脂肪を外側から内側に押し付けるための側部矯正部23も含む。
インナーウェア1は以下の各生地により構成されている。
・人体の前面において肩下方およびバスト外側およびバスト下部を覆うように形成された前面U字表生地31。
・前面U字表生地31と同じ形状に形成されて前面U字表生地31の裏側に重ね合わせられた状態で同生地31に縫い付けられる前面U字裏生地32。
・バストの外側下方の部分の形状に対応して形成されたバスト矯正表生地33。
・バスト矯正表生地33と同じ形状に形成されてバスト矯正表生地33の裏側に重ね合わせられた状態で同生地33に縫い付けられるバスト矯正裏生地34。
・人体の肩を覆うように形成された肩表生地35。
・肩表生地35と同じ形状に形成されて肩表生地35の裏側に重ね合わせられた状態で同生地35に縫い付けられる肩裏生地36。
・人体の腋下の側面およびその周囲を覆うように形成された側部矯正表生地37。
・側部矯正表生地37と同じ形状に形成されて側部矯正表生地37の裏側に重ね合わせられた状態で同生地37に縫い付けられる側部矯正裏生地38。
・人体の前面において胸部の下部中央を覆うように形成された中下生地39。
・人体の背面において背中の上部から下部までを覆うように形成された背面生地41。
バスト矯正裏生地34としては、人体の左側に設けられる左バスト矯正裏生地34Lと、人体の右側に設けられる右バスト矯正裏生地34Rとが各別に設けられている。
肩表生地35としては、人体の左側に設けられる左肩表生地35Lと、人体の右側に設けられる右肩表生地35Rとが各別に設けられている。
肩裏生地36としては、人体の左側に設けられる左肩裏生地36Lと、人体の右側に設けられる右肩裏生地36Rとが各別に設けられている。
側部矯正裏生地38としては、人体の左側に設けられる左側部矯正裏生地38Lと、人体の右側に設けられる右側部矯正裏生地38Rとが各別に設けられている。
バスト矯正表生地33としては、人体の左側に設けられる左バスト矯正表生地33Lと、人体の右側に設けられる右バスト矯正表生地33Rとが各別に設けられている。
側部矯正表生地37としては、人体の左側に設けられる左側部矯正表生地37Lと、人体の右側に設けられる右側部矯正表生地37Rとが設けられている。
各生地の伸縮性の関係および厚みの関係を以下に示す。
・各生地31〜41のうちバスト矯正表生地33および側部矯正表生地37を除いた残りの生地としては、一般のインナーウェアに用いられる生地と同程度の伸縮性を有する弱伸縮性生地が用いられている。
・バスト矯正表生地33および側部矯正表生地37としては、弱伸縮性生地よりも強い伸縮性を有する強伸縮性生地が用いられている。
・バスト矯正表生地33と側部矯正表生地37とは互いに同じ伸縮性を有する。
・肩表生地35の厚さは肩裏生地36および前面U字表生地31および前面U字裏生地32および背面生地41の厚さよりも厚い。
インナーウェア1のより詳細な構造について説明する。
上部保護部10は、前面上部保護部11と背面上部保護部12と肩保護部13とバスト矯正部14の一部とにより構成されている。下部保護部20は、前面下部保護部21と背面下部保護部22と側部矯正部23とバスト矯正部14の一部とにより構成されている。
インナーウェア1の前面には、バストを露出させるための前面開口部15が形成されている。インナーウェア1の背面には、背中の上部を露出させるための背面開口部16が形成されている。
インナーウェア1において、前面開口部15を形成する各生地の縁、すなわち前面U字表生地31および前面U字裏生地32およびバスト矯正表生地33およびバスト矯正裏生地34および前面の肩表生地35および前面の肩裏生地36の縁と、背面開口部16を形成する各生地の縁、すなわち背面の肩表生地35および背面の肩裏生地36および背面生地41の縁とには、これら生地と折り返して縫い合わせられた内側縫合部51が設けられている。また、肩まわりの開口部を形成する各生地の縁、すなわち前面U字表生地31および前面U字裏生地32および肩表生地35および肩裏生地36および側部矯正表生地37および側部矯正裏生地38および背面生地41の縁には、これら生地と折り返して縫い合わせられた横側縫合部52が設けられている。また、胴回りの開口部を形成する各生地の縁、すなわち前面U字表生地31および前面U字裏生地32および側部矯正表生地37および側部矯正裏生地38および中下生地39および背面生地41の縁には、これら生地と折り返して縫い合わせられた下側縫合部53が設けられている。
図1に示されるように、前面上部保護部11は、前面U字表生地31および前面U字裏生地32のうちの肩周りの開口部の下端よりも上側の部分と、バスト矯正表生地33およびバスト矯正裏生地34のうちの肩周りの開口部の下端よりも上側の部分と、肩表生地35および肩裏生地36のうちの前面の部分とにより構成されている。すなわち前面上部保護部11は、前面U字表生地31および前面U字裏生地32が重ね合わせられた二重構造の部分を含む。前面上部保護部11の左右方向の幅は、一般のブラジャーに設けられているストラップの左右方向の幅よりも大きい。
図2に示されるように、背面上部保護部12は、背面生地41のうちの肩周りの開口部の下端よりも上側の部分と、肩表生地35および肩裏生地36の背面側の部分とにより構成されている。
図1および図2に示されるように、肩保護部13は、肩表生地35および肩裏生地36により構成されている。すなわち肩保護部13は、肩表生地35および肩裏生地36が重ね合わせられた二重構造を有する。
図1に示されるように、バスト矯正部14は、バスト矯正表生地33およびバスト矯正裏生地34により構成されている。すなわちバスト矯正部14は、バスト矯正表生地33およびバスト矯正裏生地34が重ね合わせられた二重構造を有する。
図1に示されるように、前面下部保護部21は、前面U字表生地31および前面U字裏生地32のうちの肩周りの開口部の下端よりも下側の部分と、バスト矯正表生地33およびバスト矯正裏生地34のうちの肩周りの開口部の下端よりも下側の部分と、側部矯正表生地37および側部矯正裏生地38の前面側の部分と、中下生地39とにより構成されている。
図2に示されるように、背面下部保護部22は、背面生地41のうちの肩周りの開口部の下端よりも下側の部分と、側部矯正表生地37および側部矯正裏生地38の背面側の部分とにより構成されている。
図1および図2に示されるように、側部矯正部23は、側部矯正表生地37および側部矯正裏生地38により構成されている。すなわち側部矯正部23は、側部矯正表生地37および側部矯正裏生地38が重ね合わせられた二重構造を有する。
インナーウェア1の上記各生地の縫い合わせ部分においては、生地が折り返された状態、すなわち生地が外側に向けて倒された状態で生地同士が縫い合わせられている。言い換えると、生地の端が人体とは反対側を向くように生地同士が縫い合わせられている。
図3〜図5に、インナーウェア1を着用した人体の上半身の一部を示す。
前面上部保護部11は、人体の前面において、肩100下方からバスト210外側下方までを覆う。背面上部保護部12は、人体の背面において、肩100下方から背中上部401までを覆う。肩保護部13は、胸部上部201の上方から背中上部401の上方まで、すなわち肩100を覆う。バスト矯正部14は、バスト210の外側上部から下側の一部までを覆う。
前面下部保護部21は、図中の一点鎖線のアンダーバストライン220から胸部200の下端までの部分を覆う。背面下部保護部22は、背中中部402から背中400の下端までの部分を覆う。側部矯正部23は、人体の前面のうち胸部中部202から胸部200の下端までの部分と、人体の背面のうち背中中部402から背中400の下端までの部分と、人体の側面の部分(腋下の部分)とを覆う。
インナーウェア1を着用した人体に作用する力について説明する。
バスト210には、図3〜図5において矢印ZAで示される力、すなわちバスト210の外側下部から内側上部に向かう力がバスト矯正部14により加えられる。このようにバスト210に加えられる力は、バスト210を外側から内側に寄せる力として、かつバスト210を下側から上側に持ち上げる力として作用する。
胸部中部202および胸部下部203の側面(背中中部402および背中下部403の側面)には、図3〜図5において矢印ZBで示される力、すなわち胸部中部202および胸部下部203の側面(背中中部402および背中下部403の側面)の外側から内側に向かう力が側部矯正部23により加えられる。このように胸部中部202および胸部下部203の側面(背中中部402および背中下部403の側面)に加えられる力は、胸部中部202および胸部下部203の側面(背中中部402および背中下部403の側面)を外側から内側に押すための力として作用する。
図6〜図8を参照して、インナーウェア1およびブラジャー600のそれぞれが人体に着用された状態においてのインナーウェア1とブラジャー600との関係について説明する。
ブラジャー600は、ブラジャー600の位置を安定させるためのストラップ610と、バスト210を保持するためのカップ630と、人体の前面および背面にまたがり設けられてストラップ610およびカップ630を支持するパネル620とを含む。
ストラップ610は、人体の前面において胸部上部201に対応するストラップ前部611と、人体の背面に対応するストラップ後部612と、人体の肩100に対応するストラップ肩部613とを含む。このブラジャー600では、ストラップ前部611がカップ630に縫い付けられている。この他に、ストラップ前部611がパネル前部621に縫い付けられるタイプのブラジャーもある。
パネル620は、人体の前面の胸部中部202および胸部下部203に対応するパネル前部621と、人体の背面において背中中部402および背中下部403に対応するパネル後部622と、人体の側部に対応するパネル横部623とを含む。
パネル前部621においてバスト210に対応する部位には、バスト210を外側下方から内側に寄せて持ち上げるためのワイヤー640が設けられている。
パネル後部622にはストラップ後部612が縫い付けられている。パネル後部622において背中中部402と対応する部位には、パネル後部622の左側の生地と右側の生地とを互いに接続および離間するためのフックアイ650が設けられている。
着用時のインナーウェア1およびブラジャー600の関係を以下に示す。
ストラップ前部611は、前面上部保護部11の上に位置する。ストラップ後部612は、背面上部保護部12の上に位置する。ストラップ肩部613は、肩保護部13の上に位置する。パネル前部621は、前面下部保護部21の上に位置する。パネル後部622は、背面下部保護部22の上に位置する。パネル横部623は、側部矯正部23の上に位置する。ワイヤー640は、前面下部保護部21の上に位置する。フックアイ650は、背面下部保護部22の上に位置する。なお、ストラップ前部611がパネル前部621に縫い付けられたブラジャーを着用した場合にも同様に、ストラップ前部611は前面上部保護部11の上に位置する。
本実施形態によれば以下の効果を奏することができる。
(1)インナーウェア1には上部保護部10が設けられているため、ユーザがインナーウェア1およびブラジャー600を着用したとき、ストラップ610が上部保護部10の上に位置する。また、インナーウェア1には下部保護部20が設けられているため、ユーザがインナーウェア1およびブラジャー600を着用したとき、パネル620が下部保護部20の上に位置する。また、インナーウェア1には前面開口部15が設けられているため、ユーザがインナーウェア1およびブラジャー600を着用したとき、バスト210がブラジャー600のカップ630により直接的に保持される。また、インナーウェア1には生地同士を接続および離間するための係止部材が含まれていないため、ユーザがインナーウェア1およびブラジャー600を着用したとき、係止部材と肌との接触によりユーザが不快感を覚えることはない。すなわち、インナーウェア1によればブラジャー600着用時の不快感を軽減することができる。
(2)インナーウェア1の各生地の縫い合わせ部分においては、生地が折り返された状態、すなわち生地が外側に向けて倒された状態で生地同士が縫い合わせられている。これにより、ユーザがインナーウェア1を着用したときの生地の端が肌に触れることが抑制されるため、同ウェア1の着心地をより良いものにすることができる。
(3)インナーウェア1の前面下部保護部21には、前面U字表生地31および前面U字裏生地32が重ね合わせられた二重構造が採用されている。これにより、ユーザがインナーウェア1およびブラジャー600を着用したとき、ブラジャー600のパネル前部621に対応する部分の肌が2枚の生地により覆われるため、パネル前部621内のワイヤー640がユーザに与える不快感をより軽減することができる。
(4)インナーウェア1の前面上部保護部11には、前面U字表生地31および前面U字裏生地32が重ね合わせられた二重構造が採用されている。これにより、ユーザがインナーウェア1およびブラジャー600を着用したとき、ブラジャー600のストラップ前部611に対応する部分の肌が2枚の生地により覆われるため、ストラップ前部611がユーザに与える不快感をより軽減することができる。
(5)インナーウェア1の肩保護部13には、前面上部保護部11を構成する前面U字表生地31よりも厚手の生地が設けられている。これにより、ストラップ肩部613がユーザに与える不快感をより軽減することができる。
(6)インナーウェア1には、バスト210を外側下方から持ち上げて内側に寄せるためのバスト矯正部14が設けられている。これにより、ブラジャー600着用時のユーザに与える不快感を軽減することに加えて、バスト210の形を整えることもできる。
(7)インナーウェア1のバスト矯正部14には、バスト矯正表生地33およびバスト矯正裏生地34が重ね合わせられた二重構造が採用されている。これにより、同矯正部14が1枚の生地により構成される場合と比べて、バスト210の形を整える効果をより高めることができる。
(8)インナーウェア1には、胸部200側面を外側から内側に向けて押すための側部矯正部23が設けられている。これにより、腋下230およびその付近の側面の脂肪が内側に押さえ込まれるため、ブラジャー600を着用したときに腋下230およびその付近の側面に脂肪の段が形成されることを抑制することができる。
(9)インナーウェア1の側部矯正部23には、側部矯正表生地37および側部矯正裏生地38が重ね合わせられた二重構造が採用されている。これにより、同矯正部23が1枚の生地により構成される場合と比べて、腋下230およびその付近の側部に脂肪の段が形成されることを抑制する効果をより高めることができる。
(10)インナーウェア1は、上肢を露出する形状の上衣として構成されている。これにより、半袖被覆の下に着用することができる。
(11)インナーウェア1の前面下部保護部21の左右方向の中間には、弱伸縮性生地としての1枚の中下生地39が設けられている。これにより、中下生地39として強伸縮性生地が採用されている場合および弱伸縮性生地が2枚設けられている場合と比較して、ユーザがインナーウェア1を着用したときに同部分に加えられる圧迫感を小さくすることができる。
(12)インナーウェア1の背面上部保護部12および背面下部保護部22は、弱伸縮性生地としての1枚の背面生地41により構成されている。これにより、背面生地41として強伸縮性生地が用いられている場合および弱伸縮性生地が2枚設けられている場合と比較して、ユーザがインナーウェア1を着用したときに背中400に加えられる圧迫感を小さくすることができる。
(13)インナーウェア1のバスト矯正部14のバスト矯正裏生地34には、強伸縮性生地よりもやわらかい弱伸縮性生地が用いられている。これにより、バスト矯正裏生地34として強伸縮性生地が用いられている場合と比較して、ユーザがインナーウェア1を着用したときの着心地をより良いものにすることができる。
(14)インナーウェア1の側部矯正部23の側部矯正裏生地38には、強伸縮性生地よりもやわらかい弱伸縮性生地が用いられている。これにより、側部矯正裏生地38として強伸縮性生地が用いられている場合と比較して、ユーザがインナーウェア1を着用したときの着心地をより良いものにすることができる。
(15)インナーウェア1の肩保護部13の肩裏生地36には、強伸縮性生地よりもやわらかい弱伸縮性生地が用いられている。これにより、肩裏生地36として強伸縮性生地が用いられている場合と比較して、ユーザがインナーウェア1を着用したときの着心地をより良いものにすることができる。
(その他の実施形態)
なお、本発明の実施態様は上記実施形態に限られるものではなく、例えば以下に示すように変更することもできる。また以下の各変形例は、上記実施形態についてのみ適用されるものではなく、異なる変形例同士を互いに組み合わせて実施することもできる。
・上記実施形態では、図1および図3に示される形状の前面開口部15をインナーウェア1に形成したが、前面開口部15の形状を次のように変更することもできる。すなわち、図9(a)に示されるように、胸部上部201を覆うように形成された生地Xを前面開口部15の上部に設けることもできる。また図9(b)に示されるように、バスト210の間を含めた胸部200の前面を覆う生地X1、およびこの生地X1を前面上部保護部11に接続するための生地X2を前面開口部15に設けることもできる。この場合には、図6に示されるバスト210の内側下方に位置するワイヤー640と肌との間に生地X1が位置するため、ワイヤー640がユーザに与える不快感を軽減することができる。
・上記実施形態では、図3〜図5に示されるように、胸部200下端(背中400下端)と対応する部位に下部保護部20の下端を設けたが、下部保護部20の下端の位置を変更することもできる。例えば、図10(a)に示されるように、腹部300(人体の背面においては腰部500)の中間部に対応するところに下部保護部20の下端を設けることもできる。この場合には、側部矯正部23が腹部300の側面を覆うため、腹部300の側面に脂肪の段が形成さえること抑制することができる。
・上記実施形態では、図4および図5に示されるように、背中上部401から背中中部402に向かうにつれて左右方向の幅が次第に小さくなる背面開口部16を背面上部保護部12に設けているが、次のように変更することもできる。すなわち、図10(b)に示されるように、背面開口部16を省略して背中400の全体を覆うように背面上部保護部12を形成することもできる。
・上記実施形態のインナーウェア1に対して、図11(a)に示されるようにバスト210を保持するカップYを追加することもできる。この場合にもインナーウェア1の上にブラジャー600を着用することができる。
・上記実施形態では、上肢を覆う部分を含まないランニングタイプの下着としてインナーウェア1を形成しているが、上肢を覆う部分を含むタイプの下着としてインナーウェア1を形成することもできる。例えば、図11(b)に示されるように、半袖を含むTシャツタイプの下着とすることもできる。また、肩100から手首までの部分を覆う袖を長袖タイプの下着とすることもできる。
・上記実施形態では、図1および図3に示されるように中下生地39を含めて前面下部保護部21を形成しているが、図11(c)に示されるように中下生地39を省略して前面下部保護部21を形成することもできる。この場合には、前面U字表生地31として中下生地39に対応する部位を含めた形状のものが用いられる。
・上記実施形態では、前面上部保護部11および前面下部保護部21の構造として、それぞれ前面U字表生地31および前面U字裏生地32が重ね合わせられた二重構造を採用したが、前面U字表生地31および前面U字裏生地32のいずれか一方を省略して前面上部保護部11を構成することもできる。また、前面U字表生地31および前面U字裏生地32にさらに別の生地を縫い合わせて三重以上の構造とすることもできる。
・上記実施形態では、前面上部保護部11および前面下部保護部21の構造として、それぞれ2枚の弱伸縮性生地が重ね合わせられた二重構造を採用したが、次のように変更することもできる。すなわち、少なくとも一方の弱伸縮性生地を薄手の強伸縮性生地または厚手の弱伸縮性生地または厚手の強伸縮性生地に変更することもできる。
・上記実施形態では、肩保護部13の構造として、肩表生地35および肩裏生地36が重ね合わせられた二重構造を採用したが、肩表生地35および肩裏生地36のいずれか一方を省略して肩保護部13を構成することもできる。また、肩表生地35および肩裏生地36にさらに別の生地を縫い合わせて三重以上の構造とすることもできる。
・上記実施形態では、肩保護部13の構造として、薄手の弱伸縮性生地と厚手の弱伸縮性生地とが重ね合わせられた二重構造を採用したが、次のように変更することもできる。すなわち、薄手の弱伸縮性生地を薄手の強伸縮性生地または厚手の弱伸縮性生地または厚手の強伸縮性生地に変更することもできる。また、厚手の弱伸縮性生地を薄手の強伸縮性生地または厚手の強伸縮性生地または薄手の弱伸縮性生地に変更することもできる。また、これら生地の変更を組み合わせて行うこともできる。
・上記実施形態では、バスト矯正部14の構造として、バスト矯正表生地33およびバスト矯正裏生地34が重ね合わせられた二重構造を採用したが、バスト矯正裏生地34を省略してバスト矯正部14を構成することもできる。また、バスト矯正表生地33およびバスト矯正裏生地34にさらに別の生地を縫い合わせて三重以上の構造とすることもできる。
・上記実施形態では、側部矯正部23の構造として、側部矯正表生地37および側部矯正裏生地38が重ね合わせられた二重構造を採用したが、側部矯正裏生地38を省略して側部矯正部23を構成することもできる。また、側部矯正表生地37および側部矯正裏生地38にさらに別の生地を縫い合わせて三重以上の構造とすることもできる。
・上記実施形態では、バスト矯正部14および側部矯正部23を含めてインナーウェア1を構成したが、これら矯正部のうち少なくとも一方を省略してインナーウェア1を構成することもできる。
・上記実施形態では、肩保護部13を含めて上部保護部10を構成しているが、肩保護部13を上部保護部10から省略することもできる。この場合には、前面U字表生地31および背面生地41の少なくとも一方を延長することにより肩100を覆う部分を形成することができる。
・上記実施形態では、側部矯正部23を構成する生地(側部矯正表生地37および側部矯正裏生地38)の左右方向の幅を胸部中部202から胸部下部203に向けて次第に大きくしているが、各生地の左右方向の幅はこれに限られるものではない。例えば、上下方向の全体にわたり一定の大きさとすることもできる。
・上記実施形態では、前面U字表生地31および前面U字裏生地32およびバスト矯正裏生地34および肩表生地35および肩裏生地36および側部矯正裏生地38および中下生地39および背面生地41の伸縮性を互いに同じものとしたが、これら生地のうちの少なくとも2つの間において伸縮性の強弱を互いに異なるものにすることもできる。
・上記実施形態では、バスト矯正表生地33および側部矯正表生地37の伸縮性を互いに同じものとしたが、バスト矯正表生地33の伸縮性を側部矯正表生地37の伸縮性よりも大きくすることもできる。また反対に、側部矯正表生地37の伸縮性をバスト矯正表生地33の伸縮性よりも大きくすることもできる。
・上記実施形態では、弱伸縮性生地として一般のインナーウェアに用いられる生地と同程度の伸縮性を有するものを採用したが、強伸縮性生地よりも小さい伸縮性を有するものであれば、一般のインナーウェアに用いられる生地よりも大きい伸縮性を有する生地を弱伸縮性生地として用いることもできる。
・上記実施形態では、複数の生地を縫い合わせてインナーウェア1を編成したが、インナーウェア1の編成方法はこれに限られない。すなわち、インナーウェア1の全体を一体的に編成した一体編成品とすることもできる。この場合、複数段階の緊締力を有するパワーネット生地をインナーウェア1の生地の中に一体的に編成することもできる。
・上記実施形態では、インナーウェア1を非立体成型品として編成したが、編成組織をなす一方の編地および他方の編地を弾性糸で連結して立体編成した立体成型品としてインナーウェア1を編成することもできる。
・上記実施形態では、単一のインナーウェア1として本発明のインナーウェアを具体化したが、複数の上半身用被服を組み合わせたものとして本発明のインナーウェアを具体化することもできる。すなわち、本発明のインナーウェア1を上衣の裏側に縫い付け、これを本発明のインナーウェアを具体化した一態様とすることもできる。なお、このような形態で本発明を実施することのできる上衣の一例としては、トレーニングウェア、ヨットパーカ、スモック、プルオーバー、Tシャツ及びトレーナが挙げられる。
1…インナーウェア、10…上部保護部、11…前面上部保護部(肩下部)、12…背面上部保護部、13…肩保護部(肩上部)、14…バスト矯正部、15…前面開口部、16…背面開口部、20…下部保護部、21…前面下部保護部、22…背面下部保護部、23…側部矯正部、31…前面U字表生地、32…前面U字裏生地、33…バスト矯正表生地、33L…左バスト矯正表生地、33R…右バスト矯正表生地、34…バスト矯正裏生地、34L…左バスト矯正裏生地、34R…右バスト矯正裏生地、35…肩表生地、35L…左肩表生地、35R…右肩表生地、36…肩裏生地、36L…左肩裏生地、36R…右肩裏生地、37…側部矯正表生地、37L…左側部矯正表生地、37R…右側部矯正表生地、38…側部矯正裏生地、38L…左側部矯正裏生地、38R…右側部矯正裏生地、39…中下生地、41…背面生地、51…内側縫合部、52…横側縫合部、53…下側縫合部、100…肩、200…胸部、201…胸部上部、202…胸部中部、203…胸部下部、210…バスト、220…アンダーバストライン、230…腋下、300…腹部、400…背中、401…背中上部、402…背中中部、403…背中下部、500…腰部、600…ブラジャー、610…ストラップ、611…ストラップ前部、612…ストラップ後部、613…ストラップ肩部、620…パネル、621…パネル前部、622…パネル後部、623…パネル横部、630…カップ、640…ワイヤー、650…フックアイ。

Claims (8)

  1. インナーウェアであって、
    ブラジャーの下に着用され、
    生地同士を接続および離間するための係止部材を含むことなく形成され、
    バストに対応する部分に形成される開口部と、
    ブラジャーのストラップに対応する部分に形成される上部保護部と、
    ブラジャーのパネルに対応する部分に形成される下部保護部と、
    前記上部保護部の一部および前記下部保護部の一部を構成し、弱伸縮性生地よりも伸縮性の強い強伸縮性生地を含み、バストを下方外側から持ち上げて内側に寄せるバスト矯正部と、
    前記下部保護部の一部を構成し、弱伸縮性生地よりも伸縮性の強い強伸縮性生地を含み、胸部側面を外側から内側に向けて押す側部矯正部と、
    前記上部保護部の一部および前記下部保護部の一部を構成し、前記バスト矯正部と前記側部矯正部との間に形成され、前記バスト矯正部の強伸縮性生地および前記側部矯正部の強伸縮性生地よりも伸縮性が弱い弱伸縮性生地により形成される前面中間部と
    有し、
    前記前面中間部は、
    右側の前記バスト矯正部の外側周囲を取り囲む右側前面中間部、左側の前記バスト矯正部の外側周囲を取り囲む左側前面中間部、および前記右側前面中間部と前記左側前面中間部とを互いに接続する中央前面中間部を有し、
    前記下部保護部の一部を構成する部分としての前記右側前面中間部、前記左側前面中間部、および前記中央前面中間部のうちの上方部分において、複数枚の弱伸縮性生地が重ね合わせられ、
    前記下部保護部の一部を構成する部分としての前記中央前面中間部のうちの下方部分が、前記右側前面中間部、前記左側前面中間部、および前記中央前面中間部のうちの上方部分よりも少ない枚数の弱伸縮性生地により形成される
    インナーウェア。
  2. 前記前面中間部は、
    胸部の下部中央に対応する部分に前記中央前面中間部のうちの下方部分を有する
    請求項1に記載のインナーウェア。
  3. インナーウェアであって、
    ブラジャーの下に着用され、
    生地同士を接続および離間するための係止部材を含むことなく形成され、
    バストに対応する部分に形成される開口部と、
    ブラジャーのストラップに対応する部分に形成される上部保護部と、
    ブラジャーのパネルに対応する部分に形成される下部保護部と、
    前記上部保護部の一部および前記下部保護部の一部を構成し、弱伸縮性生地よりも伸縮性の強い強伸縮性生地を含み、バストを下方外側から持ち上げて内側に寄せるバスト矯正部と、
    前記下部保護部の一部を構成し、弱伸縮性生地よりも伸縮性の強い強伸縮性生地を含み、胸部側面を外側から内側に向けて押す側部矯正部と、
    前記上部保護部の一部および前記下部保護部の一部を構成し、前記バスト矯正部と前記側部矯正部との間に形成され、前記バスト矯正部の強伸縮性生地および前記側部矯正部の強伸縮性生地よりも伸縮性が弱い弱伸縮性生地により形成される前面中間部と
    を有し、
    前記前面中間部は、
    右側の前記バスト矯正部の外側周囲を取り囲む右側前面中間部、左側の前記バスト矯正部の外側周囲を取り囲む左側前面中間部、および前記右側前面中間部と前記左側前面中間部とを互いに接続する中央前面中間部を有し、
    前記上部保護部の一部を構成する部分としての前記右側前面中間部および前記左側前面中間部において、複数枚の弱伸縮性生地が重ね合わせられる
    インナーウェア。
  4. 前記インナーウェアは、
    互いに縫い合わせられた生地の端が人体の表面とは反対側に向けて倒された構成を有する
    請求項1〜3のいずれか一項に記載のインナーウェア。
  5. 前記上部保護部は、
    肩よりも下方に対応する部分に形成される肩下部、および肩の上部に対応する部分に形成される肩上部を有し、前記肩下部において複数枚の生地が重ね合わせられ、前記肩上部において複数枚の生地が重ね合わせられ、前記肩上部を構成する複数枚の生地の少なくとも1枚の生地として前記肩下部を構成する複数枚の生地よりも厚手の生地を有する
    請求項1〜4のいずれか一項に記載のインナーウェア。
  6. 前記バスト矯正部は、
    前記強伸縮性生地により形成されるバスト矯正表生地、および前記強伸縮性生地よりも伸縮性が弱い弱伸縮性生地により形成されるバスト矯正裏生地を有し、前記バスト矯正裏生地の表側に前記バスト矯正表生地が重ね合わせられた二重構造を有する
    請求項1〜5のいずれか一項に記載のインナーウェア。
  7. 前記側部矯正部は、
    前記強伸縮性生地により形成される側部矯正表生地、および前記強伸縮性生地よりも伸縮性が弱い弱伸縮性生地により形成される側部矯正裏生地を有し、前記側部矯正裏生地の表側に前記側部矯正表生地が重ね合わせられた二重構造を有する
    請求項1〜6のいずれか一項に記載のインナーウェア。
  8. 前記インナーウェアは、
    上肢を露出する形状を有し、肩から胸部の下部までを覆う上衣としての構成を有する
    請求項1〜7のいずれか一項に記載のインナーウェア。
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